ゼンリン地図「無断複製」 パイオニア子会社を提訴へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030619-00000177-kyodo-soci 住宅地図のゼンリン(北九州市)は19日、大手音響機器メーカー
「パイオニア」(東京)の子会社が、カーナビ用ソフト制作にゼンリンの
地図を大量に無断コピーして利用していたことを確認した、と発表した。
裁判所の証拠保全決定を得て調査した結果という。ゼンリンは
「明白な著作権侵害で損害は計り知れない」としており、今夏にも
この子会社に損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こす方針。
ゼンリンによると、この子会社はソフト制作会社「インクリメント・ピー(IPC)」(東京)。
IPC製ソフトの地図にゼンリンの地図と同じ間違いが数多く見つかるなど
無断複製の疑いがあったため、IPC東北開発センター(盛岡市)での
証拠保全を盛岡地裁に申し立て、認められた。
これに基づいて17日、東北開発センターに立ち入り調査した結果、
ゼンリンの住宅地図が大量にコピーされていたほか、パソコン用地図
ソフトも複製され、100台以上のパソコンで使用可能になっていたという。
(共同通信)[6月19日19時40分更新]