雪道でスタック

話せば長いことながら、昨日ぷらっと田島の方へドライブ。
もちろん一人。
田島という場所は、塩原の先で尾頭トンネルを抜けて福島へ
そこが田島。尾頭トンネルは、故渡辺美智男衆議院議員の功績
で開通し、その入り口に銅像があるとか。
まだ、見たことはないが・・・。

どうも山道が好きなのですぐに脇道にそれる癖がある。
悲劇はそこから始まった。

しばらくいくと雪がまだ少し積もっている場所がある。しかし、
スタッドレス。大丈夫だろう。

次号へつづく。
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------------打ち切り終了-------------

山道だが、舗装道路。
峠を越して下り坂、途中すこし雪は積もっていたがここまで何とか来れた。
北側斜面の下り、雪が積もっている。大丈夫か、しかし、もうバックはできない。
行くしかない。とまった。動けなくなった。
うーーーーん。前にも後ろにもいけない。むなしくタイヤは空回りするだけ。
これは困った。かなりあせる。
山道のため、車などは来る様子がない。どうする。
現在地もわからない。大々ピンチ。

しかし、うれしいことに携帯が通じることがわかった。
どこに電話をすればいいのだ。
時間は、午後４時半頃、幸い日は長くなった。まだ明るい。

どうしても抜けられない。
そうだ、１１９番に電話すれば何とかなるかもしれない。
１１９番へ電話、がなかなかでないぞ。
出た。人生で初めての１１９番。向こうから火事ですか救急ですか。
いえーーー、車が雪ではまって動けなくなったんです。

次号へつづく。
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DAT落ちの速さを競うスレはここですか？

１１９番へ電話したところからです。

電話口から「車が動けなくなったのですか。それでは、ＪＡＦへ連絡して下さい。」
「これから電話番号を教えますね。電話番号は、0242-32-0110です。」
「携帯からなら＃８１３９でも繋がります。」
「怪我人はいないのですね。はい、いません。それならＪＡＦへお願いします。」

ＪＡＦへ電話する。プルルルルーーー。
はい、ＪＡＦです。車が雪にはまって動けなくなったのです。
場所はどこですか。よくわかりせん。しかし、カーナビを見る限り近くに男女沢と
いうのがあります。地名はさんずいに奥と書いてあと田んぼの田というとこらが近く
にあります。
え、さんずいになんですか。奥です。え、何という字でしょう。

よくわかりません。私も山道へ迷い込んできたので、正確に場所はわかりません。
来た道順を教えてようとするがわからない。
えーっ、田島の方から白河・甲子へ抜ける道を途中で左に曲がりまっすぐきて・・。
えーっ、今は田島ですか？。会津ですか。
私もよくわからないのです。

次号へつづく。
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それでは、ちょっと待って下さい。現地の人にきいてみますからと言って、向こうから
チャイムの音、おいおい、こちらは携帯でそんなに電池は持たないよ。
先ほどの１１９番とのやりとりでも結構時間を費やしたし、電池の容量をみるともう
電池マークが一本になっている。
ようやく出た。男女川というのはあるが男女沢というのはない。
近くに民家はないかとのこと、いやいや民家はないずっと下っていくと５件ほど民家が
あるがそこではないか。
場所の違うところへ行くとすぐに２〜３時間は経ってしまうとのことで、そういう事体
になったら今日中にはそちらつけない。
場所がなんとかわからないか。
とりあえず、電池が持たないかもしれないので、とりあえず切ることにし、民家の見え
るところまで動いてみることにする。

次号へつづく。
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つまらないので


------------打ち切り終了-------------

もと来た道を徒歩で後戻りする。しばらくするとはるか下の方に川がみえ、家がみえる。
どうも見覚えがあるような光景だ、これはもしかすると「搭のへつり」の上にいるのでは？。
その感は、あとでわかったことだが当たりだった。
搭のへつりは、昨年１０月に初めていったことがある場所だ。

上から大声で叫ぶが聞こえない。返事があったら場所だけを尋ねようと思ったが、だめだ。
仕方なく、もと来た道を走ったり、歩いたりで急いだ。
暗くなったら、まずい。

ようやく民家が見えた。道を歩いている老人がいる。
すみません、ここの場所はどこですか。車が峠を越した先で雪で動けなくなったのです。

ここけ、ここは「ごしょが部落」だ。

次号へつづく。
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真・スレッドストッパー。。。(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ

「ごしょが部落」ということがわかったので、すばやくその場でＪＡＦに電話する。

プルルルー、はいＪＡＦです。先ほどの河内です。
ごしょが部落だそうです。
こちらはてっきり電話の先は地元の人がでてると思いごしょが部落
だそうです。
えっつ、ごしょが部落、その前の地名は、その場でその老人に尋ねる、
老人はごしょが部落でいえばわかる。
いえあの、知らない人に説明するには・・・。
ごしょが部落でわかる、何町のごしょが部落ですか。「いくた」だ。
そうやく先ほどの感じの読み方がわかった。いくただ。

ＪＡＦの人に伝える。いくたのごしょ部落、待ち会う場所が欲しいので、
家の名前がわかりますか。
ちょっと、くだった所に見えてる家があったので、老人に尋ねると、その家
は「佐藤さん」だとのこと、そのことをＪＡＦの人に伝える。
解りました。その人の家の前で待ってて下さいとのこと。
簡単に書いているが、本当はもっと長いやり取りがこの老人とはあった。

次号へつづく。
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ところで、お客さんはＪＡＦに入っていますか。
いいえ、入っていません。
それでは、２万円ほどかかりますがいいですか。現金その時払いです。
えっつ、だめだっといっても雪解けまで待てないし。
待てよ、つい先日、その場でＪＡＦに入ればいいということを聞いたな。
ようし、「でもその場でＪＡＦに入ればいいでしょう。」
それでは駄目です。現金でお願いします。あた。

ちょっと、下って佐藤さんの家の前で待つことにする。
やはり外は寒い。
しばらく待っていたら段々お腹が冷えてきて、お腹が痛くなってきた。
おーー、早くきてくれーー。
ちょっと下っただけなのに、この場所は携帯が入らない。

次号へつづく。
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外で待っているのも限界だ。
電話を借りに佐藤さんの家を尋ねる。ガラガラすみませーーん。
車が雪にはまって動けなくなったので電話を貸して頂けないですか。
おやま、雪で車がですか。
人のよさそうな老人夫婦がコタツに入っている。
そこだと寒いでしょ、コタツに入ってお茶でものみなはれ。

あったかいお茶をごちそうになりコタツに入らさせてもらった。
あったかいお茶を飲んだせいか、お腹の痛いのもとれた。
電話をかりＪＡＦにする。
どのくらいかかるのですか。
地元の業者に頼んだのでそんなに時間はかからないと思うとのこと。
なんだ、ＪＡＦが来るのではないのか。

次号へつづく。
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しばらくすると、外に四駆が到着。大きな車であることは事実だが、
果たしてこれで大丈夫かな。２人乗務している。
その予想は的中するのだか・・・・。

佐藤さんにお礼を言ってその四駆に乗る。

現場に到着。
これはちょっと無理だな。と一言。

ちょっと、ワイヤーが短い。
そのため、その四駆も雪に入ってしまっている。
ましてや下り坂。

とりあえず、引っ張ってみるか。はいよ。
うーん、うーーん、うーーん。駄目だ。

次号へつづく。
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それどころか、ワイヤーを外しても四駆さえも上がらなくなってしまった。
空しく、スリップを繰り返すだけ。左側には溝がある。
そこに落ちれば四駆といえどももう上がらないだろう。
へたすればこの３人でここで夜を明かすか、また徒歩で下までか。
運転者を交代してかろうじて脱出。

これはだめだな。

四駆で引っ張っても上がらなかったため、一人が除雪車を取りに行こうか。とのこと。
お宅はここで待つと問い掛けられたため、いえいえここにいても寒いだけなので
一緒に行きますと返事。

それから、四駆で町まで戻る。
その車の中で、「あなたＪＡＦから２万円と言われただろう。」
ええ、そうです。
しかし、除雪車をもっていったのではその値段では上がらないよ。
え、あがらないと言われても一体いくらになるのかな？。
気になってしょうがない。

次号へつづく。
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キャッシュと言われても今日はいつになく多く財布の中に３万円入っている。
それ以上になったら後日振り込むのかな。
どうにかいまあるお金でやってもらえないかな。

もう、日も暮れだした。
本当に、大丈夫かな。

その会社につき会社名は（有）Ｔ車体という。
一人が準備に取り掛かった。

私は、お茶を出され、すみません免許証を見せて下さい。
ここに記入して下さい。と言われるままに記入などをする。

準備ができたようだ。
外に出てみると大きなトラックの荷台に一台除雪車がのっている。
あーー、これでやるのか。
一人が「もうこれで大丈夫だ」という。

次号へつづく。
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まともに読んでる香具師いるのか？

確かに、小型ブルで太い丸っこいタイヤにチェーンが巻かれている。
さあ、トラックに乗った乗った。

トラックに乗っていくが部落のちょっと先にいった坂道のところでこの除雪車を降ろした。
ここから先はまだ長い。
トラックはここまでらしい。

降ろした除雪車は一人乗り、一人は前のスコップ部分に乗る。
私も一人乗りのシートに横にしがみつき進む。
ガタゴト、ガタゴト。上下左右に大きくゆれる。食べたものが出そうだ。
あまりに振動にすみません。
私、歩きますからといって、降りて歩くことにした。

ようやく現地に到着。
もうだいぶ暗くなりかけてきた。

次号へつづく。
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まず、手前の雪をどける。
うーん、うーん。自分の車の手前で先のスコップのようなものを持ち上げ
すくいあげた雪を横に捨てる。
おいおい、車、傷つけないでくれよ。

ようやく手前の雪がなくなった。
さあ、引っ張るか。
ギアは、ニュートラでいいからとのこと。

ガチンという音がし、車が動いた。
やった。ようやく脱出ができる。
ついに、脱出したーーー。

次号へつづく。
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来る途中の曲がり角にも雪が残っているため、除雪車が先頭で雪をのけて
くれる。

かろうじて脱出だ。
一人はこちらの車にのり、除雪車を運んだトラックのところまでたどり着いた。

よかったね。
はい、ありがとうございます。
何かかき出した、ついにお金の請求か。

料金だが、ＪＡＦで言った倍はもらわないと。
はっ、いえあのその。
今財布に３万円しかないのですが、これでなんとかならないですか。
まけてくんなはれ。
うーん、と考えていたが、一言しょうがないな。

次号へつづく。
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よかった。
よかったと言っても３万円。予期せぬ出費、いたーーー。

夜もとっぷりと暮れました。
いつもはそばぐらいのお土産を持ってかえるのだが、今回はなにもなしか。

ということで、車が雪でスリップ-->ＪＡＦ-->３万円のコースでした。

皆さん、雪道には気をつけましょう。

次号へつづく。
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>>16
とりあえず、ｵﾁまでは見る

まだあるのか…
以後完全放置でお願いします。

カレーライスを考える

"カレーライス"…オレは２７年間、ずっとこれが不思議だったの。

でね、ホントのことを言うと、今のは誇張した表現でさ。
実は社会人になってから"カレーライス"という言葉を知ったから、
不思議に思ったのは１０何年間だけなのね。

んで、更にホントのことを言うと、別に"カレーライス"って不思議でもなんでもなかったの。
だって、"カレーにご飯を入れたもん"だと勝手に決めつけてたからさ。
ほらみそ汁をご飯にかけることをネコマンマっていうでしょ。あれのカレー版。
さすがに茶碗にカレーをかけるとこぼれちゃうから、ご飯をカレーにいれると思ってたのよ。
「なんか変な食べ方があるんだなぁ」って思ってたわけ。

ところがこの前、藤沢でカレーを食べてたら、カウンタの隣に座ってた人が「カレーライス」を注文したのよ。
おれは内心で拍手大喝采したよ。だってさ、ついに念願のカレーライスがみれるんだもん。
オレ的に歴史的瞬間だよね。今までが縄文時代だとすると弥生時代に突入って感じ。

オレはワクワクして、隣の人の注文が来るのを待ってたの。わざと食べるペースを落としてさ。
そしたら、隣にできたのは”カレーとご飯”なんだよ！！

「あぁーあ、店員さん。注文間違えちゃってるよ。これはカレーとライスじゃん。
この人が頼んだのはカレーライス！！」と思ったんだけど、隣の人は黙々と食べるんだよ。

ウソだろぉー！！！　もしかして、カレーライスって”カレーとライスが一緒にでてくるだけ”なの？

>>21
オチなんてあるのか？

もう寝込みそうだったよ。もちろん、誇張表現ね。でも、ショックはホントだったの。
豪邸の２階の窓に映る令嬢の横顔に惹かれてたら、
実はアシュラ男爵だったみたいな感じ。涙がでるかと思ったよ。…ここもウソだけど。

でも、カレーとライスなんて主食同士じゃんって思ったんだけど、これはカレーをオカズにみたてる。
すなわち、ご飯が主でカレーが従という関係なんだよ、きっと…と考えて一度は自分を納得させたの。

ところが、翌日、ゲストブックに展開された大食い談義をみて、オレはぶっとんだのよ！！！　大ショック！！　
例えばね…
関西人はよくうどんとご飯で食べるっすね。 おいらも好きです。 ほかにもお好み焼きでご飯とか、
スパゲティでご飯とか（おいらだけか！？）好きです。

えっ？！　お好み焼きでゴハン？

おいらも、米食い師でし。おかずは、少しでも良いけど、米はタップリ無いとダメなの。当然、定食に時はライス大盛り。
「チャーハンをおかずに、米を食う」…当然です。王道です(笑)。

あぅ？！　チャーハンでゴハン？

オイラの知り合いにも、カツ丼をおかずにご飯を食べる人がいましゅ。 彼は、結婚式の余興で、
小泉今日子の「見逃してくれよ」のメロディで、
♪カツ丼おかずにご飯を食べても♪ ♪（いいじゃん）見逃してくりよぅ（いいじゃん）見逃してくりよぅ♪ と、
歌われていました。

はひっ？！　カツ丼でゴハン？

歴史は常に書き換えられてゆく。何か一線を越えて歩みだしてしまった人類の行く末を暗示してるみたいでしょ。
だってチャーハンも、カツ丼もゴハンモノな訳で、言い換えれば…

ゴハンでゴハンを食う

と言うことになるわけで、これは何やら

血で血を洗う！

とか

目には目を！！

とかのように、実は猛烈にバイオレンスな行為なのではないでしょうか？
　更に、ゴハンにしてみればこれは共食い行為とも言えるわけで、まさに情けをかけるなら、
フリカケをかけろ！！と言うべき戦場訓がまかりとおる世紀末米戦争に突入してるのよ！！

しかし、３０何年も生きてきたのに、”ゴハンでゴハンを食う”なんて考えたこともなかったとは…。

こんなことじゃイカン！！　そう思ったオレはとりあえず洗面所に行って手を洗ってみたの。これで…

手で手を洗う！！

という行為は実現できたわけで、字面上は”ゴハンでゴハンを食う”にちょっと近づいた気がするからさ。
気持ちが少し楽になったのね。んで、今度は右足で左足を踏んでみたの。

足で足を踏む！！

…これはボツ。語呂が悪いんだもん。しょうがないから、湯飲みを流し台にもってくついでに、中に残ってた茶で、
ちょっと湯飲みの中をこすってみたの。これなら…

茶で茶を洗う！！

ことになり、ちょっと”血で血を洗う”に近いじゃん。
この行為はオレが、もしカトちゃんだったら、

茶が茶で茶を洗う！！

ことになるわけで、韻の上では”ゴハンでゴハンを食う”に勝ってるじゃん。オレは自分がカトちゃんではないことを呪った。

これがオレの限界なのか！！？

だが、負けないぜ！！　オレはついに本日、”ゴハンでゴハンを食う”を越える食い方を社食にて決行することにしたのである！！

食堂到着時刻は１２：４０分…丁度、昼食ラッシュが一段落し、食堂が空いている時間帯だ。

オレは、慎重にメニューを選んだ。選択したのはカキフライ定食である。

カウンタでカキフライ定食を受け取り、席についたオレは、軽く息を整えた。これから歴史的な瞬間が訪れるのだ。

いつもなら、オレは茶碗を左におき、右にオカズを配置する。これは物心がついたときからの習慣である。もちろん、
レストランとかで逆に並べられると速攻で並べ替える。
つまり、自分にとって左側はゴハンの場所…すなわち主食の場所なのである。

だが、今日はそんなことでは終わらせない。オレは決意を固めると、ゴハンとオカズの位置を逆転した。
つまり、主食であるゴハンの位置にオカズがきたわけだ。
この行為により、オカズはゴハンとして機能し、ゴハンはオカズとなった。すなわち…

オカズをゴハンにゴハンのオカズを食う

ことになったのだ！！！　まさにオカズ下克上！！

だが、泣き叫ぶのはまだ早いぜ！！　この上、オレは更に箸を左手に持ち替えたのだ。
つまり利き腕さえも逆転し、日頃、日陰の身に甘んじていたオレの左手は、
はじめて”箸を握る”というスポットライトを浴びることになったのである。

まさに歴史的瞬間なり！！！

私はゆっくりとカキフライをつまんだ。左手で箸を使うのは思ったよりも難しい。
手がぷるぷると震える。もう少しだ。もう少しで食える…

ポトリッ！

カキフライは箸をすりぬけて床に落ちた。

結論…メシは利き腕で食え！

こないだ、鱸（すずき）の塩焼きを食べた。おいしゅうございました。
円谷選手じゃないので、感謝の言葉はここまでにしておくが、この鱸というのも、
いわゆる「出世魚」と呼ばれるものである。ちっちゃいとき（といっても30センチ以下であるが）は、
「せいご」。それから、「ふっこ」になって、でっかくなると「すずき」と呼ばれる。鮮度が良ければ、
刺身とか、あらいに向いている魚である。「出世魚」なんて、まるで、どこぞのOSとか、
マシンみたいだが、あれは、「出世」とは呼ばんと思うぞ。「出世魚」に失礼であろう。
この鱸の皮も、季節を感じさせるおいしさを持つので、個人的には塩焼きが好きだ。
なかなかにでっかいので、まるごと買うのは勇気が要るのであるが、頭やアラは、
たいへんおいしい潮汁になるのでオススメである。奉書焼きにするほど手の込んだことは、
できないが、塩焼きでじゅうぶんにごちそうである。アラを椀物のだしに使ったり、
かなり充実感のある贅沢な食事になる。

おかずの話　　　　果たして、人間は「どこまで、ご飯のおかずとして許せるか」という話をしましょうか。
もっとも、「よくやる」持ちネタみたいなもんなのですがね。
たとえば、「ラーメン・ライス」。これを受け付けない人もいるでしょうが、
サルマタケを食うのに比べれば、すでに認知されてますよね、たぶん。
だって、うちの近所のラーメン屋は、ランチタイムだと、ライスサービスですから。
さて「焼きそば・ライス」というのも、それほど強い抵抗を感じる人は、
実は少ないんじゃないかと思います。「焼きそばパン」なんてものがあるくらいなんだから、
ノープロブレムでしょ。「焼きそば定食」なんてものがあるって話だって聞いたことがある。
それと同じ文脈で、「スパゲティ・ナポリタンとご飯」。これは、もちろん、大丈夫でしょう。
お弁当の脇に入ってたりするくらいだから、あたり前田のクラッカーですね（失礼）。
そのむかし、池袋駅にスナックセンターという立ち食いコングロマリットみたいなもんがありまして、
ここのスパゲティとピラフのコーナーが好きだったものです。
わたしは、もっぱらピラフを注文していたのですが（トマトソースがかかってたりして微妙にうまかった）、
ほとんどの人が、スパゲティでしたね。んで、
注文する時に、「ミート！」とか「ナポリ！」とか言って注文するのが、
実に奇妙で楽しかったものです。
「とんでもねえ注文のモンクだなあ」とか笑って、
それを聞きたさゆえにわざわざ池袋まで行ってたりしたもんです。
「ナポリって、どーゆう喰いモンなんじゃい？」ってかんじですよ。

おっと、閑話休題。
さて、次は「お好み焼きとご飯」。これは関東の人間は、完全にアウトでしようが、
関西の人間には当然の組み合わせ、というところ。
たぶん、関東の人間は、粉を食うためにお好み焼きを食べてるんで、
そういう印象になっちゃうんでしょうな。でも、おかずとして成立することは「事実」なのであるからして、
オーライでしょう。そもそも、そのお好み焼きの「質の問題」だって説もあるにはあるのですがね。
そして、ここからは、ウルトラ・ディープ・ゾーンに突入致します。
知人の父親がおりまして、この人というのが、とにかく「ご飯がなければダメ」という人でして、
んで、やったのが、「チャーハンとご飯」。いや、嘘じゃなくて、ホントの話。
焼飯をおかずにしてご飯を食べていたのだそうです。
ここまでは、なんとか我慢して、信じることができるのだけれども（そ、そっかなあ……）、
次は、ちょっと超絶。
そのお父さんは、「カレーライスとご飯」というのも、やるそうなのです。
いや、マジで。「カレーライス」をおかずにして、
お茶碗のご飯を食べるんですと。

>>21
しらん
無ければ延々と書いてもらおう

ヲチは無いとみた

いろいろと大変だったね。

レス版まちがった

>>24ね

ラーメンライスを考える

"ラーメンライス"…オレは２７年間、ずっとこれが不思議だったの。

でね、ホントのことを言うと、今のは誇張した表現でさ。
実は社会人になってから"ラーメンライス"という言葉を知ったから、
不思議に思ったのは１０何年間だけなのね。

んで、更にホントのことを言うと、別に"ラーメンライス"って不思議でもなんでもなかったの。
だって、"ラーメンにご飯を入れたもん"だと勝手に決めつけてたからさ。
ほらみそ汁をご飯にかけることをネコマンマっていうでしょ。あれのラーメン版。
さすがに茶碗にラーメンをかけるとこぼれちゃうから、ご飯をラーメンにいれると思ってたのよ。
「なんか変な食べ方があるんだなぁ」って思ってたわけ。

ところがこの前、藤沢でラーメンを食べてたら、カウンタの隣に座ってた人が「ラーメンライス」を注文したのよ。
おれは内心で拍手大喝采したよ。だってさ、ついに念願のラーメンライスがみれるんだもん。
オレ的に歴史的瞬間だよね。今までが縄文時代だとすると弥生時代に突入って感じ。

オレはワクワクして、隣の人の注文が来るのを待ってたの。わざと食べるペースを落としてさ。
そしたら、隣にできたのは”ラーメンとご飯”なんだよ！！

「あぁーあ、店員さん。注文間違えちゃってるよ。これはラーメンとライスじゃん。
この人が頼んだのはラーメンライス！！」と思ったんだけど、隣の人は黙々と食べるんだよ。

>1
満足したら削除依頼出してきてね。

ウソだろぉー！！！　もしかして、ラーメンライスって”ラーメンとライスが一緒にでてくるだけ”なの？

もう寝込みそうだったよ。もちろん、誇張表現ね。でも、ショックはホントだったの。
豪邸の２階の窓に映る令嬢の横顔に惹かれてたら、
実はアシュラ男爵だったみたいな感じ。涙がでるかと思ったよ。…ここもウソだけど。

でも、ラーメンとライスなんて主食同士じゃんって思ったんだけど、これはラーメンをオカズにみたてる。
すなわち、ご飯が主でラーメンが従という関係なんだよ、きっと…と考えて一度は自分を納得させたの。

ところが、翌日、ゲストブックに展開された大食い談義をみて、オレはぶっとんだのよ！！！　大ショック！！　
例えばね…
関西人はよくうどんとご飯で食べるっすね。 おいらも好きです。 ほかにもお好み焼きでご飯とか、
スパゲティでご飯とか（おいらだけか！？）好きです。

えっ？！　お好み焼きでゴハン？

おいらも、米食い師でし。おかずは、少しでも良いけど、米はタップリ無いとダメなの。当然、定食に時はライス大盛り。
「チャーハンをおかずに、米を食う」…当然です。王道です(笑)。

あぅ？！　チャーハンでゴハン？

オイラの知り合いにも、カツ丼をおかずにご飯を食べる人がいましゅ。 彼は、結婚式の余興で、
小泉今日子の「見逃してくれよ」のメロディで、
♪カツ丼おかずにご飯を食べても♪ ♪（いいじゃん）見逃してくりよぅ（いいじゃん）見逃してくりよぅ♪ と、
歌われていました。

はひっ？！　カツ丼でゴハン？

歴史は常に書き換えられてゆく。何か一線を越えて歩みだしてしまった人類の行く末を暗示してるみたいでしょ。
だってチャーハンも、カツ丼もゴハンモノな訳で、言い換えれば…

ゴハンでゴハンを食う

と言うことになるわけで、これは何やら

血で血を洗う！

とか

目には目を！！

とかのように、実は猛烈にバイオレンスな行為なのではないでしょうか？
　更に、ゴハンにしてみればこれは共食い行為とも言えるわけで、まさに情けをかけるなら、
フリカケをかけろ！！と言うべき戦場訓がまかりとおる世紀末米戦争に突入してるのよ！！

しかし、３０何年も生きてきたのに、”ゴハンでゴハンを食う”なんて考えたこともなかったとは…。

こんなことじゃイカン！！　そう思ったオレはとりあえず洗面所に行って手を洗ってみたの。これで…

手で手を洗う！！

という行為は実現できたわけで、字面上は”ゴハンでゴハンを食う”にちょっと近づいた気がするからさ。
気持ちが少し楽になったのね。んで、今度は右足で左足を踏んでみたの。

足で足を踏む！！

…これはボツ。語呂が悪いんだもん。しょうがないから、湯飲みを流し台にもってくついでに、中に残ってた茶で、
ちょっと湯飲みの中をこすってみたの。これなら…

茶で茶を洗う！！

ことになり、ちょっと”血で血を洗う”に近いじゃん。
この行為はオレが、もしカトちゃんだったら、

茶が茶で茶を洗う！！

ことになるわけで、韻の上では”ゴハンでゴハンを食う”に勝ってるじゃん。オレは自分がカトちゃんではないことを呪った。

これがオレの限界なのか！！？

だが、負けないぜ！！　オレはついに本日、”ゴハンでゴハンを食う”を越える食い方を社食にて決行することにしたのである！！

食堂到着時刻は１２：４０分…丁度、昼食ラッシュが一段落し、食堂が空いている時間帯だ。

オレは、慎重にメニューを選んだ。選択したのはカキフライ定食である。

カウンタでカキフライ定食を受け取り、席についたオレは、軽く息を整えた。これから歴史的な瞬間が訪れるのだ。

いつもなら、オレは茶碗を左におき、右にオカズを配置する。これは物心がついたときからの習慣である。もちろん、
レストランとかで逆に並べられると速攻で並べ替える。
つまり、自分にとって左側はゴハンの場所…すなわち主食の場所なのである。

だが、今日はそんなことでは終わらせない。オレは決意を固めると、ゴハンとオカズの位置を逆転した。
つまり、主食であるゴハンの位置にオカズがきたわけだ。
この行為により、オカズはゴハンとして機能し、ゴハンはオカズとなった。すなわち…

オカズをゴハンにゴハンのオカズを食う

ことになったのだ！！！　まさにオカズ下克上！！

だが、泣き叫ぶのはまだ早いぜ！！　この上、オレは更に箸を左手に持ち替えたのだ。
つまり利き腕さえも逆転し、日頃、日陰の身に甘んじていたオレの左手は、
はじめて”箸を握る”というスポットライトを浴びることになったのである。

まさに歴史的瞬間なり！！！

私はゆっくりとカキフライをつまんだ。左手で箸を使うのは思ったよりも難しい。
手がぷるぷると震える。もう少しだ。もう少しで食える…

ポトリッ！

カキフライは箸をすりぬけて床に落ちた。

結論…メシは利き腕で食え！

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ほれ、次さっさと書け

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
俺様用・しおり
　 ∧＿∧ 　　
　（　・∀・）＜　こんなの読めるか！！　　　　　　
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

削除以来しますた

1000まで書けない>>1はヘタレって結論でＯＫ？

(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ

内容がｼｮﾎﾞｲだけに読むの辛ひ

(´-`).｡oO（>>49は読んだんだ）

倒錯コピペやめれ

>>49
1行目だけ読むと楽だよ

ageてるヤシも1と同罪。

>>53
ｽﾏｿ、ミスった