【思ひで】忘れられないあの車との別れ【思ひで】

このエントリーをはてなブックマークに追加
つい先日、愛車だったスカイライン(R33GTS)を手放しました。

 あのクルマが僕の手元に来たのは去年の12月末。本当に年内ギリギリの納車だった
ことを覚えています。オーディオも変えたし、スピーカーも変えたし、かっこいいアルミ
も履いてスポーツタイヤも履きました。会社へも毎日クルマで行きましたし、
週末は必ずと言って良いほど1人でドライブにいきました。
仕事をしていない時間のうち、ほとんどをあのクルマの中で過ごしていたと思います。

 惚れた女の子をデートに誘ったのもあのクルマでした。
 その子との初めてのデートで雪が降ってしまって、リアタイヤがズルズル滑って
怖かったのを覚えています。(彼女は雪を眺めて嬉しそうにしていましたが^^;)
 彼女ともあちこちにドライブも行きました。帰りが遅くなってよく怒られたっけ(^^;
 まぁ、最終的にはふられてしまいましたが、今となってはよい想い出です。

 でも、そんな想い出いっぱいのクルマは、今はもう手元にありません。
 車庫に行ってもそこに車はなく、ただの空きスペースになってしまっています。
 今まで、それこそ当たり前のように、毎日まいにち乗っていた車が無くなってしまうと、
なんだか心にぽっかり穴があいたような、寂しい気持ちになります。
 大事な何かを無くしてしまったような、寂しくて泣きたくなるような、そんな気持ちです。
 無くなるのはわかっていたはずなのに、いざ無くなってしまうと、今まで実感できなかった
寂しさが急に襲ってきた、という感じです。

 でも今回は、いつもと違い綺麗なままの姿で引き取られていったので少し気が楽です。
また別の誰かの手に渡ってその人に愛さるのかなと思うと、なんだかホッとします。

最初に乗ったサニーも最後は信号待ちで後ろから追突されて廃車になったし、
その後で乗ったブルーバードも、よくある右直事故で廃車になってしまいました。
そんな悲しい別れは嫌なので、今回は無事に手元を離れていったのが、せめてもの救いだと思います。