ウトロ不法占拠 行政による買取要求から転換。在日が自力買取で解決目指す
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005072200095&genre=C4&area=K20 在日コリアンが住む京都府宇治市伊勢田町のウトロ町内会は22日までに、
立ち退きを求められている土地を買い取る方針を決めた。行政に土地買い取り
などを求めてきた従来の方針を転換、自力での土地問題解決を目指す。
26日に開く住民集会で負担できる額を確定する。
ウトロ地区の土地約2万1000平方メートルをめぐる訴訟は、2000年に最高裁で
住民の敗訴が確定。所有者の西日本殖産が土地立ち退きを求めていた。
土地の所有権は昨年1月、大阪市内の個人名義となっている。
住民には高齢者や生活保護世帯が多いため、買い取りへ費用を負担できる世帯は
半数前後で、負担できる総額と土地所有者が提示した額には隔たりがあるとみられる。
また、土地所有権をめぐっては、現在の名義人と西日本殖産関係者が大阪高裁で係争中。