癌闘病ブログ 35

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448がんと闘う名無しさん
「半沢直樹」の後番組ということで、注目度は今クール一番だった木村拓哉主演「安堂ロイド」(日曜21時〜、TBS)。
しかし、第3話にして初回視聴率19.2%から6ポイントダウン、13.2%まで下落してしまった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

楽天マー君の好投で盛り上がりをみせた日本シリーズが裏番組。
前日の第1戦に続き世間の注目度が高まり、視聴率を奪われる要素はあった。

その点はTBSも想定内だったろうが、そこは、転んでもキムタクドラマ。視聴率が下がる一方、ネット上では実況スレッドが乱立。
放送と同時にちゃちゃを入れたり、小ネタのまとめサイトが雨後のタケノコ状態で、カルト的な盛り上がりを見せている。

確かにクビをかしげる内容ばかりだ。殺された主人公の沫嶋黎士と、沫嶋そっくりの容姿になるようプログラミングされ、
クライアントの要望で敵を殺害する悪魔のOSが搭載されたロイド。

キムタクはあくまで沫嶋黎士絡みの1人2役を演じているのだが、例えば第3話のロイドが遠い過去の記憶にうなされ、
沫嶋とは関係のない回想シーンでもキムタクが武装して登場したり、沫嶋は「外食しない」設定のはずなのに、恋人役の柴咲コウと焼き肉屋デートを楽しむシーンがあったり……。

コラムニストの桧山珠美氏もこう言う。

「100年後の未来からやってきたアンドロイドのくせに殺害手段は現実的なピストルやナイフ。
ヒトがタクシーで移動するのと同じ時間をかけて瞬間移動してみたり、とにかく次回の視聴につなげようと必死で“謎解きのエサ”をまき散らかしている印象です。

今後の放送で視聴者が消化不良の要素がきちんと回収できることを願うばかりですが、
ドラマというより脳トレだと割り切り、突っ込みどころを探す方が視聴法としては賢明かもしれません……」

「間違い探し」や「脳トレ」の声も視聴率が「半沢直樹」の“半返し”では言い訳できない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131030-00000006-nkgendai-ent