>>48だが
うちは肝ガンの足が速くて、発見の時見落としかねない点が2個ぐらいだったのが、大学病院
へ紹介を受けて検査した時には肝臓全体に無数の点が広がってたため3ヶ月もてばいい方だと、
関係した医師全員に言われてたが、肝ガンが消えることで1年半もった。
死んだすぐには、抗がん剤を切る決断をどこかの時期にしなければいけなかったのかもしれないと
後悔もしたが、骨髄抑制や吐き気等の副作用がまったくなく、胃ガンの進行を
ある程度はくいとめていると思われたし、抗がん剤を切ったとたん、あの足の速かった肝ガンが
再発したらおしまいなので、いけるところまでいこうという選択にも、かなりの妥当性があった。
末期にベネフィットとリスクをはかりにかけて、抗がん剤を切ることもまた一つの選択だと思うが
どちらにしていても、大きな差が出たかどうかは、疑わしい。
ネットで緩和ケアマニュアルを読んだが、ガン患者の苦痛は、実際の苦痛だけでなく、苦痛を受ける
かもしれないという恐怖がかなりのウェイトを占めるらしい。主観的な苦痛の緩和はプラセボが
効果を最大限に発揮する分野なので(だから健康食品業者はサンプルを配りまくるんだと思う)、
有効性を一切認めずプラセボと断言する立場であっても、緩和という効果をもたらし、その効果と
費用と身体的負担を勘案して妥当性が認められる場合には、頭から否定してかかる必然性はないと思う。
白血球がまったく減らなかったことで、抗がん剤服用を続けられたので、丸山に白血球増加効果が
あるなら、実効の点でも意味のあることだったと思うしね。
G-CSFは、高価で副作用も大きく頻繁長期に使えず、適応判断が厳しい。