すい臓癌 膵臓癌

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1がんと闘う名無しさん
すい臓がんは発見しづらいがんの1つで、近年の臓器別がん死亡数では第5位になっています。

・症状
すい臓癌に特徴的な症状はあまりありません.
病院を訪れる理由を調べますと,最も多いのは上腹部痛や胃のあたりの不快感,なんとなくお腹の調子がよくない,食欲がない,などという一般的な消化器症状です.
この他に,体重の減少なども見られます.すい臓癌は背中が痛くなるとよく言われますが,必ずしもそうとは限りません.
比較的特徴的なものとして黄疸があります.これは皮膚や白目が黄色くなったり,身体がかゆくなったり,尿の色が濃くなったりします.
黄疸は,膵頭部にがんができて,胆管がつまった時におこるのですが,癌以外でも胆石や肝炎などが原因になります.

・検査、診断
すい臓がんは、すい臓が体の奥深くにあるほか、特有の症状がないために発見が難しいがんです。
しかし、最近ではCTなどの画像検査法の進歩により、2cm以内の小さながんも発見できるようになって来ました。
すい臓癌の診断は、血液検査、腫瘍マーカー、超音波(エコー)検査、CT、PETCT検査、転移や細胞組織の検査などがあります。

・治療
どのような治療を行うかは,すい臓癌の病期と全身状態によって選択されます.
癌が膵臓あるいはその近辺に限局している場合は,切除手術あるいは手術を中心とした集学的治療を行います.
癌の範囲は限局しているけれども切除できない理由がある場合には,化学療法か放射線療法と化学療法の組み合わせなどが行われます.
バイパス手術を組み合わせることもあります.がんが広い範囲にある場合には抗がん剤による治療を行います.
すい臓癌に使われる抗がん剤は、ジェムザール、TS-1などです.
全身状態があまりよくないため,患者さんの負担が大きすぎると考えられる場合には,痛みのコントロールや栄養の管理など対症療法を中心とした治療を行います.

・生存率と余命

先ず、各ステージによって生存率や余命は変わってきます。

■例1 ステージ1で手術をした場合
がん細胞の大きさが2センチ未満でリンパ節転移がなく、
すい臓意外にがん細胞がなくて手術をした場合
現在の5年生存率は60%と高い数字です(すい臓がんで)

■例2 ステージ4Bで手術をした場合
手術をしても再発するケースが非常に多く、1年以内に
死亡することがほとんどです。

■例3 すい臓がんと診断され手術出来ない場合
余命6ヶ月から1年、長くて2年、一番長く生きた人で3年といわれています。

ステージ3での5年生存率は26%
ステージ4Aでの5年生存率は15%です。
2がんと闘う名無しさん:2009/10/27(火) 13:40:00 ID:yUKUjBtg
>>1
3がんと闘う名無しさん
父が膵癌と診断された時には、すでに肝転移もありステージ4の状態。それから4ヶ月、抗がん剤も意味を無くし使用中止… 痛みで体をよじらせ苦痛に歪む顔を少しでも楽にしてあげたくて、パッチとモルヒネで痛みを麻痺させ点滴で睡眠導入剤を入れ寝かせてあげる事しか出来ません…