早大生限定　友達いないスレ　ｐａｒｔ２

我々は１が何故このようなスレをたてたのかという
疑問を解決するため、１の故郷であるモンゴルに向かった。
｢まだ世界にこんなところがあったのか…｣
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。

小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、
そして彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
高度成長だの、神武景気だの、オリンピックだので浮かれていた
我々は改めてモンゴルの現状を噛み締めていた。

ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
｢娘が申し訳ありません｣と我々に何度も土下座して詫びた。

我々はこの時初めて１を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、モンゴルの貧しさが全て悪かったのだ。
我々は１の母親から貰った馬頭琴を手に、
打ちひしがれながら日本へと帰路についた。