村上春樹っぽく今日の出来事を報告するスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1学生さんは名前がない
大学を出たばかりの駆け出しの僕は九月二十六日、
誰かが運転するトラックとマクドナルド新宿西口店の前ですれ違った。
雑誌の扉に載っている短い詩のような出来事だ。
「あのトラックはこの先誰かを轢くだろうか」
僕は考えた。
「さあ、わからないな」と彼は言った。
それは難しい命題のようでもあったし、大した問題ではないようでもあった。
2学生さんは名前がない:2013/09/26(木) 20:49:43.57 ID:0f3KyELS0
昔の仲間に会って、何かの拍子にぼっちの話が出ることがある。
彼らもやはりぼっちの名前を覚えていない。
ほら、昔さ、学内を高速で移動する男の子がいたじゃないか、なんて名前だっけ、
すっかり忘れちゃったな、今どうしているんだろうね。

―昔、あるところに、学内を高速で移動する男の子がいた。
それが彼の名前だ。
3マイクロソフ太郎 ◆8/SHnv14oA :2013/09/26(木) 21:11:05.81 ID:xu2i+GMF0
瞼に射し込む違和感が朝を強いる。
まるで硬質のゴムのように柔軟性を失った全身を伸ばすと、
僕は夏季休暇のおわりを迎え入れ、いわば直前の過去からそうしていたかのように早起きをした。
4エッチ村上:2013/09/26(木) 21:31:30.63 ID:m84lV7xj0
やれやれ、僕は(xvideosを観ながら)射精した。
5パースレーン:2013/09/26(木) 23:36:38.77 ID:T+BBV+fN0
「パンクした キンヨウのあさはあいてる」と疑問符のない質問を彼女はした。
「あいてる」と自転車屋は答えた。
やれやれ、まるで手旗信号で話をしているみたいだ、と自転車屋は思った。
6学生さんは名前がない:2013/09/27(金) 11:06:52.40 ID:T7MOa8naP
春樹っぽい文章って簡単なようで難しい
7学生さんは名前がない:2013/09/27(金) 11:11:44.85 ID:tQdw60aK0
読んだことないからわかんない
8学生さんは名前がない:2013/09/27(金) 14:34:00.14 ID:14QMhmJ80
僕は射精したくらいしか知らないって人は多いと思う
9学生さんは名前がない:2013/09/27(金) 15:09:03.29 ID:tWlyQ3rq0
僕はスプライトを飲んだ。
1960年代のアメリカの象徴だ。
10学生さんは名前がない:2013/09/27(金) 15:20:57.47 ID:T7MOa8naP
>>8
そもそも
やれやれ、僕は射精した
なんてフレーズあったっけ?

あとID並び替えたら1Q84ですね
11学生さんは名前がない:2013/09/27(金) 15:29:42.63 ID:dP23gLA10
昔あった、ドストエフスキーで会話するスレが面白かった
12学生さんは名前がない:2013/09/28(土) 01:44:29.68 ID:wJpsA0x30
戸愚呂風に会話するスレ好き
13スイートコーン:2013/09/28(土) 02:32:01.64 ID:40IVTJKT0
羊をめぐる冒険読んで寝ようっと。
おやすみ。
14学生さんは名前がない:2013/10/01(火) 06:41:35.75 ID:fFT07uhp0
このクソスレを
読んでいる内に
パスタを少しだけ
茹ですぎてしまった

まあいい
僕がアルデンテだ、と
強く思えば
アルデンテに
思えなくもない
15学生さんは名前がない:2013/10/01(火) 14:05:34.60 ID:AycBMMOc0
村上春樹の要素、パスタしかねえ
16学生さんは名前がない:2013/10/02(水) 13:28:18.07 ID:cmtSztPN0
「リア充と大生民に違いがないと困る?」
「どうかな」
「もしどうしても違いが欲しいなら適当に考えてくれればいいわ」
「例えば?」
「非童貞と童貞」
「正社員とニート」
「レギュラーと補欠」
「車移動と自転車」
「マンションと実家」

「美容院と床屋」僕は負けないように辛うじてそう付け加えた。二人は顔を見合わせて満足そうに笑った。
17学生さんは名前がない:2013/10/02(水) 15:12:42.00 ID:Dao809uIi
俺は返事をせず、彼女の話の続きを待った。

↑このパターン1Q84に10回くらいでてきた
18学生さんは名前がない:2013/10/07(月) 12:58:13.03 ID:3fnqyL1Yi
もうすっかり落ちただろうと思っていたのだが、まだスレッドは存在していた。
どこかの誰かが僕の反応を見るために仕掛けたことなのかもしれない。
やれやれ。
19学生さんは名前がない:2013/10/08(火) 01:00:59.72 ID:PUjCOdlb0
澄んだ空の下で、そろそろ日が暮れかかっていたころ、男がやってきた。男は服を着ていなかった。
「僕はチョコを食べなければいけないんだ。そしてそれは今じゃなくちゃいけない。
こんな格好で来るのが無作法なことは知ってる。けど今じゃなくちゃいけないんだ。」
そう男はいった。男の人って裸が好きなのかしら。そう私は思った。

「いいのよ。ここにおいてあるチョコはみんな売られるためにあるんだから。
服を着ないで来るお客さんは初めてで、少し驚いてしまったけれど。」
できるだけゆっくりと、私はそういった。男ははにかみながら100円硬貨を出し、私は微笑みながらチョコを手渡した。

「踊るんだ。みんなが感心するほどうまく、踊るんだ。」
そう。みんな踊っている。終わりまで、踊り続けなければいけない。それは決まっていることなんだ。

そして警察官が来た。背は低いが屈強そうな男だ。彼は言った。
「外の世界は服を着ないで出歩いちゃダメなんだ。誰かがそう決めたんだと思う。窮屈だけれどね。」
そう。彼には彼の踊り方があるのだ。みんなが違う踊り方をして、肩をぶつけ合い、足を踏んづけあう。
やれやれ。私はそう思ったし、二人の顔もそう語っていた。みな等しく、疲れている。
20学生さんは名前がない
これは踊る小人?