「恋人殺した」阪大生逮捕=遺棄容疑、山中に女性遺体―広島県警
時事通信 7月14日(日)4時9分配信
若い女性の遺体を広島県呉市の山中に遺棄したとして、広島県警捜査1課と呉署
などは14日未明、死体遺棄容疑で大阪市福島区の大阪大学1年の男子学生(19)を逮捕した。
男子学生は「恋人を殺した」と12日に自首し、県警は供述通り遺体を発見した。
県警によると、男子学生は「間違いありません」と容疑を認めているという。
遺体は広島市安佐北区の少女(16)とみられる。県警は身元の確認を急ぐとともに、
死因や動機のほか、他に関与した人物がいないかについても調べる。
逮捕容疑は6月下旬、呉市栃原町の山中に女性の遺体を遺棄した疑い。
県警によると、男子学生は12日午後1時すぎ、家族らに連れられ広島東署に自首した。
「恋人を殺し、山中に遺棄した」などと話したため、県警は男子学生の案内で栃原町の灰ケ峰
(標高737メートル)を捜索。13日午後5時すぎ、若い女性の遺体を発見した。
遺体は車が通れる山道から20メートルほど離れた雑木林の斜面で見つかった。
埋められてはおらず、身元を示すような物はなかった。
遺体は傷みがひどく、県警はDNA型鑑定で身元確認を進めている。