1 :
学生さんは名前がない:
〜お断り〜
私は元ネタ作者ではありません
続きが書きたくて書いた通りすがりの玄人DTです
いろいろとあれなんで気に障ったら所詮DTかってスルーしてもらえたら嬉しいなって
実はスレ立てすら始めてのまったくの素人だったりするかもしれません
ちなみに元ネタの4分の1の長さです 2区は短めなのねってことで?
vipで・・・・
これ前も立ってた気がする
既出かー スレチだし… 俺どうしようもないねorz
あーおわりって書いてあったから続き書いてみたけどいろいろ勘違いだなぁ
ま、いっか… vipに爆撃してくっかw
く〜 スレ立てられないしw
せっかく4時間かけて書いたのにな
大した内容じゃないんだけどさー またの機会か…
イヒヒ
しね
10 :
学生さんは名前がない:2012/05/15(火) 01:47:40.89 ID:F9GdaBAx0
実は女パターンだろ
11 :
学生さんは名前がない:2012/05/15(火) 03:20:28.21 ID:dTgEIWHo0
1だけど、まぁ勝手に書き進めていいならそうしちゃうよなw
さっきvipでやったけどそっこう格納されたわww
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1337004137/ 実は割とまじめに書いたってのが本当のオチだから読めたら読んでみてよw
今日ちょっと書き足して、俺の大事な計6時間の結晶を是非ww
あと俺も一応っていうか普通に大学生なんでこの書き込みも大目に見てくれよなw
マジでw今日だって研究室の軋轢に精神的に辛いんだからwこれ以上俺をいじめるなww
てかさーレポート適当にやったらガチで怒られたんだけどww
ほんとなんだよあいつクソみてーな講義晒しやがって
それそうおうのレポートだっつーのww
おっと、人を傷つけるくらいなら、傷つけられた方がいい…
なぜなら、自分の魂が穢れてしまうことこそが最も悲しいことだから…
的なねwどこかの哲学者がそんなこと言ってたよねwwまあいいやw寝るか
トイ
i三i
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l _」!_, -‐'てi ! / ヽ ヽ
/ ノ / ヽ _,. -‐'´ l l
l l l l / ` ー- 、___ノ /
そのレスの臭さからいく気がなくなる
我ながら深夜特有のテンションきめーな
てかいらない授業取り過ぎて発狂寸前なんだよw
もう書いちゃえよ☆
>>15 背中を押してくれるの!?嬉しいわ!
こんな気持ち初めて!体が軽い!あなたと二人で叩かれるなら、
もう!!なにも!!!こわく… ない!!!!!
ゆう「あの…」
男「なんだ」
ゆう「あなたのお名前は…」
男「ああ… しゅんって呼んでくれ」
ゆう「しゅんさん… ですか」
ゆう「私、ゆうって名乗りましたっけ」
男「あ、いや… たまたま例のナンバーに対応した名簿を見つけて…」
ゆう「あ、そうですか…」
ゆう「これからどうしますか」
男「うーん… 恐らくここは日本でも相当栄えていたところだろう」
男「ここが破壊され尽くしたということは、世界中が惨憺たる状況となっているかもしれない」
男「もしくは放射能の問題から、ここに限って立ち入り禁止区域として放置されているだけかもしれない」
男「こうなると人間社会と呼べるものが地球上に今現在あるのかどうかも疑問だな」
ゆう「私…そういう意味でいったんじゃないのですが…」
男「え… まぁ… 確かに生き続ける意味があっての社会だよな…」
ゆう「はい… だから…」
男「やっぱ死にたいのか」
ゆう「…」
男「だよな」
男「一度死ねると思ったんだもんな、俺たち」
ゆう「でも死ねませんでした」
男「ああ」
ゆう「そして、奇跡的な確率で生き残りました」
男「そうだな」
ゆう「うちに自殺センターから手紙が来たときのお母さんの顔が忘れられません」
ゆう「もう思い出すことなんてないと思ったら、皮肉にもお母さんが死んだあとに思い出すことになりました」
ゆう「世界で一番憎かったはずなのに…」
男「そうか…」
男「俺なんか、世界で一番憎い人間が死んだと思うとすっきりするけどな」
男「というか人間が、欲にまみれた人間そのものが心の底から憎かった」
男「そんで、誰もかもが死んでしまったら、今度は孤独で死にそうになった」
男「滑稽だろ」
ゆう「…」
男「挙句さっき俺は社会がまだどこかに生き残ってるんじゃないかと探した」
男「社会に殺された人間すら、社会がなきゃ生きられないほどちっぽけで無力なんだよ」
男「なら選ぶのは当然自殺ってなるわけだ」
ゆう「…」
男「あ、わりいな」
男「身にしみてわかってるやつに言っても仕方ないよな」
ゆう「いいえ、私としゅんさんは違った境遇で違った生き方をしてきました」
ゆう「辿り着いたところが同じだっただけで、語って仕方がないなんてことはないと思います」
男「そういってくれると嬉しいな」
男「でもな、社会に適さなかった者がどうやって生きて行けばいいんだろうな」
男「死ねないなら生き続けなければならないって、酷すぎやしないか」
ゆう「だから欲ってあるんだと思います」
男「まぁ、正しいわな」
ゆう「自分の欲を満たすために争いは絶えないんです」
ゆう「人間が二人いたらそこには争いが生まれる」
ゆう「争わないためには欲を捨てるしかないんです」
男「そんなの無理だな」
ゆう「はい、なにも食べられないのは死ぬより辛いですもの」
ゆう「でも、人並みに食べられて、過ごせて、接せられるなら、これ以上の欲なんて私にはありません」
ゆう「ところが現実はそんな人間が馬鹿を見る」
男「だな」
ゆう「いじめられないためにいじめるんです」
ゆう「仲間外れにされたくなくて、ちょっとでも違うなにかを持ってる人間を真っ先に仲間外れにする」
ゆう「誰よりも優位に立ちたくて、奪われる前に奪ってしまう」
ゆう「最終的に、殺されたくなくて殺してしまう」
ゆう「きっとしゅんさんも同じです」
男「え…」
ゆう「私が有害だと感じたら、私のこと殺してくれるかもしれませんね」
男「やめろよ!」
ゆう「…」
男「…わるい」
男「間違っちゃいない」
男「恐怖で心が壊れたら人だって平気で殺すだろう… だから、壊れる前に壊した… 自分をな」
ゆう「…」
男「自分自身も憎かったからな… でもその前に親だけは殺してしまいたいほど憎かった」
男「あーあ… 殺しちまってもよかったかもな」
男「そんで死刑になった方がこんな目に遭わずに済んだのにな」
男「でもそんな行為こそが俺のもっとも憎むべきことだし、できるわけねぇよ」
男「… 妹だけは守ってやりたいと思ってたんだよ」
男「でも駄目だったな」
男「いわゆる虐待死だよ…」
男「事故死って聞かされたけど、あれは嘘だ…」
男「俺はたまたま体が丈夫だっただけ…」
男「そんで今もなお俺は生かされてるわけで、わけわかんねぇよな…」
男「神様ってやつはどれだけ俺を苦しめたいんだろうな」
ゆう「…」
男「神かぁ… むしろいて欲しいよな」
ゆう「そうですか」
男「ああ、だってさ、なんで今俺勝手に苦しんでるわけ」
男「誰かに苦しめられてるんだろって話、で誰かっていうのが神ってこと」
男「だったら憎むべきは神じゃん」
男「怒りのぶつけようはないかもしれないけど、憎むべき相手がいるだけでもマシなんじゃないかってさ」
男「考えようによれば、生きることを天命とした俺らが、自ら死を選ぶっていうのはまさに神への反逆じゃん」
男「ってまあ結局はむなしく失敗なわけなんだけどな」
ゆう「そうですね…」
ゆう「しゅんさんは私のことどう思ってるんですか」
男「どうって… 仲間っていうか… なんていうんだろうな」
ゆう「そうですか」
ゆう「私はいいと思いますよ」
男「え、なにが…」
ゆう「アダムとイブでも」
男「は… いや、ゆうがそんなこと言うとは思わなかったけど…」
男「俺は一度生きることを諦めたんだ、そんな勇気は… ない…」
ゆう「勇気ですか」
ゆう「勇気って必要ですか、私は争う勇気も、生きる勇気すらありません」
ゆう「それでも人類の業がここにあるというのなら、私は逆らうつもりもありません」
男「ゆうはそれに逆らって死を選んだんじゃないのか」
ゆう「私は私の死を含めて業だと思ってます」
ゆう「でもそれは果たされませんでした」
ゆう「そして今私たち二人は改めて死を選ぼうとしていません」
ゆう「むしろ生きようとしています」
男「ゆう… お前…」
ゆう「突然私が変なこと言って困ってますか」
男「あ、いや…」
ゆう「それもそうですよね」
ゆう「わかりませんもんね」
ゆう「私だってわからないんですよ…」
ゆう「私は男ですか、女ですか」
男「えっと…」
ゆう「私はこの疑問を自分自身ですら解決できずに苦しみながら生きてきました」
男「いいよ…」
ゆう「誰もが私を女だと思っていましたが私だけはそう思えませんでした」
男「もういいって… 言いたくないことは言わなくて…」
ゆう「いいんです、本当は言えないことの方が辛いんです」
ゆう「今まで言える人なんていませんでしたが、しゅんさんになら言ってもいいと思いました」
男「…」
ゆう「しゅんさんは私のこと男と女どちらだと思いましたか」
男「男かと」
ゆう「そうですか」
ゆう「私も自分のことは男だと思ってます」
ゆう「ところが社会は私を女として扱うのです」
ゆう「両親にも女らしさってやつを徹底させられました」
ゆう「私も女であろうと努力しました」
ゆう「でも無理でした」
ゆう「だって私は誰が何と言おうと女じゃないんですから」
ゆう「明らかにおかしいですよね」
ゆう「なんでそんなことで苦しまなくちゃいけないんでしょうか…」
男「そんなことってことは…」
ゆう「大きくなって自分の疑問を解決する力もついてきて、やっと原因が分かりました」
ゆう「でも原因がわかったからといって解決できるかというと、到底無理な話でした」
ゆう「社会を変えなくちゃいけないんですから」
ゆう「ただただ他者の視線を怖がることしかできませんでした」
ゆう「そして逃げて、逃げて… 憎んで… 逃げて…」
ゆう「ついには家からでることを拒みました… 立ち向かえませんよ独りじゃ…」
ゆう「私はこのままずっと苦しむのだと思いました」
ゆう「でもセンターができて社会は変わった…」
男「ああ」
ゆう「唯一解決できる方法を提示してくれたのです」
ゆう「私は迷わず選びました… 死を…」
男「でも叶わなかったと… お互いに…」
ゆう「はい」
男「いや… でもそれをなぜ…」
ゆう「しゅんさんは今私のことを女だと思ってるわけですよね」
男「…」
ゆう「私は人一倍他人の視線には敏感なんです… 特にそういう部分では」
ゆう「途中から変わったのに気付きました」
男「なら俺こそ憎悪するべき対象じゃないのか」
ゆう「そうですね」
男「なら…」
ゆう「死んだからだと思います… 社会が」
ゆう「私たち二人から始まる社会、元い人類なら、すこし希望を持ってもいいのかもしれないと思ったんです」
男「…」
男「ゆう…」
ゆう「おかしいですよね」
男「ううん…」
男「死ぬ前にお前に会えてよかったと思えたから…」
ゆう「…」
男「はは… もう俺たち生まれたときからおかしかったんだよ」
男「だってどうしようもできないんだもんな… 誰も助けちゃくれねぇんだ」
男「助けを求めることすらさせてくれねぇ」
ゆう「…」
男「俺は絶対に許さない…」
男「俺もこう見えて相当歪んでんだ」
ゆう「そんなこと…」
男「だからさ… 俺はすべてに抗うよ」
男「俺たちを残したやつらの意図、天命、男女の業ってやつにもな…」
ゆう「…」
男「なんだ、がっかりでもしたか…」
男「でもあれだろ… だったら殺してもらった方がいいんじゃないのか」
ゆう「……くっ…」
男「お、おい… なに… 泣いてるのか…」
ゆう「…」
男「お前らしくない…」
ゆう「希望なんて嘘でした…」
男「え…」
ゆう「希望じゃないんです、ただの欲望です」
男「な、だから、一旦落ちつけよ…」
ゆう「無駄です!」
男「!」
ゆう「なにもかも無駄なんだ!!」
男「お、おい…」
ゆう「ほら、世界に二人だけ!」
ゆう「誰よりも人の苦しみを分かり合える二人だけ!」
ゆう「ねぇ抱いてよ!!」
ゆう「骨が折れたっていい、どうしたっていい、抱きしめてよ!」
ゆう「なんで抗うの! なんで」
ゆう「ぼくじゃ駄目なの!」
男「だから、ゆうの為にならないっていうか…」
ゆう「ぼくのためってなんだよ!」
ゆう「いやならいやって言えばいいじゃないか!」
男「…」
ゆう「もう殺してよ! 痛くてもいい、苦しくてもいい!」
ゆう「早く死なしてよ!」
男「…」
ゆう「ぼくを殺せ!!!」
ゆう「うっ…」
男「…」
37 :
学生さんは名前がない:2012/05/16(水) 01:30:08.67 ID:MqPxj7Dz0
書き溜めワロタ
男「やっぱ馬鹿だな俺…」
男「俺はお前がいてくれて助かった…」
男「なのに俺は、目の前で助けを求めてるやつに気付くこともできなかった…」
男「なにがすべてに抗うだよな」
男「なにと戦ってるんだって話だよ…」
男「俺さ」
男「妹のことさ」
男「いつも手を引いて逃げてたんだ…」
男「泣いちゃ駄目だって言ってさ…」
男「でもさ」
男「俺間違ってた…」
男「俺も泣きたかったんだよ」
男「泣いてよかったんだ」
男「抱きしめてやりたかった」
男「でもしてやれなかった…」
男「知らなかったんだよ」
男「心臓が近いだけでこんなにも救われるなんてさ」
男「ありがとな…」
ゆう「私こそ…」
男「やめやめ、そんな演技」
男「さっきのゆう、かっこよかったぜ…」
男「惚れちまったな俺…」
ゆう「あ、いや、自分でも抑えられなくて…」
男「別に抑える必要なんてないさ」
男「惚れた男になら俺は殺されてもいいんだぜ」
ゆう「ふふ」
男「なにかおかしいか」
ゆう「うん、全部」
男「はは、そうだな」
うん悪くないと思うんだよねw
レポート書く間も惜しんで書いただけはあると思うんだw
でもこれ以上はヤル以外に思いつかないからここまでだな…