ストライクウィッチーズにおける思想史的考察 魔女狩りの可能性と現実世界での革命の比較から

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研究の場、あるいは巷間を問わず、ネウロイ大戦終結後の魔女狩りの可能性が盛んに言及されているが、
501のメンバーを見るだけでも魔女は支配階級(貴族)、知識階級(学者、医者)、文化的エリート(音楽家)、そして言うまでもなく軍部にまで入り込んでいる
さらにアブラハムの宗教が支配原理となっていないことから天賦人権的平等思想も根付いていないと考えられる
多くの国が帝政ないし王政を維持していることがその裏付けになろう
このような状況で果たして魔女狩りは起こりうるだろうか
あったとしても1期でのマロリーのように思想的裏付けのない単なる権力闘争に終始するだろう

しかしSW世界でも現実の清教徒革命と同様に、1649年ブリタニアが一時共和制に移行の後に王政復古を果たしている[1]
また1830年にガリア七月革命が起こっていることにも留意が必要だ

このようにSW世界における思想史ないし政治史の多くが謎のままであり、資料のほとんどが図書館やデジタルアーカイブに(合法的な方法では)収蔵されておらず、
アクセスが容易ではないというのがストライクウィッチーズ学の現状であり、
進取の気迫溢れる研究者や学徒の集う大学生活板での知識の共有と議論と研究を通じてSW世界の子細をより明らかにしていこうというのが本スレの趣旨である

便宜的に魔女狩りを副題としたが、ストライクウィッチーズ学の範疇であれば研究テーマは自由である


[1] ストライクウィッチーズ世界と実世界の比較年表 http://www37.atwiki.jp/strike_witches/pages/150.html
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おやすミーナ隊長