院試スレ

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33学生さんは名前がない
最初で最後の書き込みです。

結論から言うと落ちました。
僕みたいな私立大学生が旧帝国大学を受けようっていうこと自体、身の程知らずな話だったんです。
旧帝国大学一本で自大学は出願すらしていませんでした。
私の人生はどうやらここでトドメを刺されたようです、いえ本当の終わりは受験戦争に参加しなかった4年前に既に訪れていたのです。
それでも私は大学時代「まだ院がある」と、自らに言い聞かせ、それを糧にだましだまし生きてきました。
私は生まれてこのかた、人様に認められるような努力をしたことがありませせん。若さを持てあましていた私は何かがむしゃらになるものが欲しかったのです。
そうして終ぞ、私は努力を経験すること無く、終えるようです。

父さん、母さん産んでくれて、そして今まで育ててくれて本当にありがとうございました。
あなた方の愛情、それが私にとって一番の宝物でした。決してお二人への恨みなどは御座いません、私の死は私個人の思うところによるものです。
妹へ、最後まで友人に自慢できるような兄になれなくてごめんな。これまで優しくしてやれずにごめん、幼少の頃、もっと優しくしてやれば良かったと今更ながら思います。

そして私の人生に携わってくれた友人、先生、先輩、後輩、バイト先の社員さん、本当にありがとうございました。
私自身、自らの終焉により皆様と関われなくなることが残念でなりません。
何のお知らせも出来ずに消え去る私をお許しください。


それではみなさん、さようなら。