中島「ワカメちゃん ほら、いつものだよ」

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1学生さんは名前がない
注射器を手に取り、自分の腕に注射するワカメ 
腕は注射痕だらけだ

ワカメ「ぁぁああぁあああ! この感覚! 素敵!!」

中島「じゃあ今日は諭吉さん5枚な」

2学生さんは名前がない:2010/01/15(金) 07:29:11 ID:JeUxF3n30
    / ̄ ̄ ヽ,       
   /        ',    
   .l  {0} /¨`ヽ}0},   
  .l     ヽ._.ノ  ',  
  リし   `ー'′  ',),
 /しし        ::::i ))
 ししん       ::::|ん)
  し/i    、  ::::/U/ 
    \_   _) ::/ 
      ヽニノ'´
3ディックウィッチ:2010/01/15(金) 07:29:49 ID:heGkUerLO
だからパンツ見せびらかせて稼いでんのか!
4学生さんは名前がない:2010/01/15(金) 10:48:42 ID:iev3Ra2+P
タラちゃんとかクソチビだから常にパンツしか見えないのでは
5学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 02:58:04 ID:AjZ1PgZc0

2
6学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 03:13:57 ID:AjZ1PgZc0
j
7学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 03:14:03 ID:AjZ1PgZc0
:
8学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 03:14:10 ID:AjZ1PgZc0
:
9学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 03:14:18 ID:AjZ1PgZc0
i
10学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 03:14:24 ID:AjZ1PgZc0
i
11学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 03:15:33 ID:Mjpt56KW0
hl
12学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 16:48:29 ID:zq8vEhZDP
続きまだ?
13学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 16:50:32 ID:5ESr1Q4f0
隣のサブローさんにも売ってるんじゃないか?
14学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 17:03:27 ID:1pXrTWQMO
中島「はい、サブローさんの分ですよ」
サブ「腕が震えて自分じゃできないんだ」
中島「僕がしてあげますからじっとしててください」
サブ「………」
中島「動いたら危ないですよ」
サブ「あ、あああああ!きたきた!これだよこれ!」
中島「はは、いい顔だ、サブローさん」
サブ「さあ、中島くん…」
中島「サブローさんも好きな人ですねえ」
サブ「頼むよ、どうにかなっちゃいそうだ」
中島「しょうのない人だ、力抜いてください」
サブ「ん………ぁ…」
中島「くっ…キツ………」
サブ「はぁあああああう!!!い、イイよ!イイ!」
中島「これがそんなにいいんですか、本当に淫乱な人だ」
サブ「ひいああああ!!!凄いよ中島くぅううううん」
15肝尾田新人:2010/01/16(土) 17:14:01 ID:x3MzYIl70
薬物の悦びを覚えたワカメは更なる悦びを求めて、中島に縋った。
ワカメ「ねぇっ! もっとちょうだい!」
ナカジ「しょうがないなぁ…じゃあ、20枚くれたらいいよ」
ワカメ「えっ、そんな大金…」
ナカジ「それじゃあ、ダメだよw」
ワカメ「…分かったわ…」

家に帰ったワカメはカツオの貯金箱、サザエのヘソクリ、フネの積み立てタンス貯金まで掻き集めた。
罪悪感などない。あの快楽が欲しい。その一心だった。
ワカメ「どういうことなの…2000円もないじゃない!!」
ワカメ「…!!」
ワカメは波平の給料日が今日であることを思い出した。
は欲しているのだ。あの悦びに出会えると思うと次第に昂奮していった。
ワカメは台所から包丁を持ち出し、今夜きっと波平が通るであろう、裏路地の暗闇の中に消えていった。



16肝尾田新人:2010/01/16(土) 17:39:08 ID:x3MzYIl70
ナミヘ「うぃっく…ん〜♪」
波平だ。一人。マスオもいない。しかもかなり酔っている様子。
これはチャンス。もう今しかない。
ワカメは波平の後を静かにつけ、暗い人通りのない角を曲がったところで背後から包丁を突き刺した。
波平は酔いが覚めるより早く、吐血と嘔吐をしながら、もがき苦しみ前に突っ伏した。
素早く波平の懐の中に手を入れ、給料袋らしきものを探した。
ワカメ「…ハァハァ…っ…どこ?…ん…」ガサゴソ ガサゴソ
ワカメ掴み取ったのは給料袋ではなく、リボンの付いた小包袋だった。
ワカメ「これは…」
ワカメは今日が自分の誕生日であることを思い出した。
良く見るとリボンの隙間に「ワカメへ」と波平の文字で書かれていた。
ワカメ「…父さん…」
ワカメは包丁を落とし、冷め冷めと泣き出した。

ナミヘ「…ハァハァ…ワ、ワカメか…ぐぅぅ…」
ワカメ「…っ、父さん…わ、わたし…ヒ、ヒグッ…エグッ」
ナミヘ「…グゥ…と…父さん、ハァハァ…暴漢に刺されちゃったよ…」
ワカメ「……父さん…父さん…わたし、ごめんなさい…あの…ヒグッ…エグ…」
ナミヘ「ワカ…メは無事か…? な、何ともないか…?」
ワカメ「うぅっ…わたしが…ああ…」
ナミヘ「ははっ、…そうか、ワカメが無事ならそれでいい…」
波平は息絶えた。享年54歳。

17学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 17:46:56 ID:VrtBc3LI0
wktk
18学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 18:26:18 ID:YEkbOBrn0
けっこう楽しいな
19肝尾田新人:2010/01/16(土) 20:29:27 ID:x3MzYIl70
磯野家で何やら事件が起きたらしい。
門前にはパトカーが並んで止まり、近所の人々が人垣を作っていた。
うちの母親と父親も駆け寄っていった。
不気味な笑みが薄く開いたカーテンの隙間から覗かせていた。
甚六「…くくく」
プルルル。ガチャ。
甚六「―もしもし」
花沢「そちら方は上手く行きましたかしら?」
甚六「はい。今、大変なことになってますよ…くくく」
花沢「そう。わかったわ。ありがとう」
甚六「…くくく」
花沢「くふふふふ…」
甚六「はーっはっはっはっはwwww」
花沢「あはははははははwwwwww」

花沢「(磯野家が一家離散すれば磯野君は私という存在無しでは生きられなくなる筈よ)」
甚六「(…本当にこの女の言う通りにすれば、かおりちゃんと付き合えるのだろうな?)」


20肝尾田新人:2010/01/16(土) 20:49:39 ID:x3MzYIl70
花沢の実家は地元の中堅不動産屋である。
ふとしたキッカケから花沢の父親が麻薬の裏売買に関わっていることを知った。
予てから意中のカツオに猛アタックするも、花沢の思いは届かず、カオリや早川といったビッチに靡いてしまうカツオを、どうにか自分の方へ振り向かせたいと考えていた。
そして思い付いたのである。
カツオを自分の物にする方法。抜け目ない作戦。
磯野家を陥れ、家族を失っていくカツオの悲しみを優しく癒し、カツオを自分無しで生きられないようにするための。
花沢「…この白い粉が役立ちそうね」
花沢は粉を入った袋をお手玉のように弄んだ。

花沢はカツオの親友である中島に話を持ち掛けた。
こいつはカツオと親友の振りをしているが、実は心の中ではカツオを物凄く嫌っている。
そして中島は磯野家に出入りするノリスケの妻、タイコに淡い恋心を寄せてもいた。
脈はありそうだ。利用できる物は利用しよう。
中島「…で、でも、そんなことしたら…犯罪じゃ…」
花沢「犯罪? どうして? 成功すればタイコさんは中島君の物になるのよ?」
中島「…で、でも…」
花沢「…じゃあ、あなたのお祖父さんがどうなってもいいの?」
中島「じっ、祖父ちゃんは関係ないだろ?!」
花沢「私の家は不動産屋だけれど、それは表向きの話で、裏では暴力団と密接な繋がりがあるのよ」
花沢「あなたの家なんて簡単に潰すことだって出来るのよ?」
中島「…うぅっ…」
花沢「いいじゃない!! あなたさえ協力してくれれば何もかも上手く行くの!」
中島「……」
花沢「小耳に挟んだのだけれど、タイコさん、離婚したいそうよ」
中島「…え」
花沢「チャンスじゃない!! タイコさんが中島君の物になるのよ!!」
中島「…僕のもの…」
中島「や、やらせてください…」
21学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 21:05:26 ID:WBn/oHBQ0
期待
22肝尾田新人:2010/01/16(土) 21:25:26 ID:x3MzYIl70
花沢の包囲網は中島だけに留まらず、磯野家の隣人、浪人生の甚六も視野に入れらていた。
ある日の午後。公園にて予備校をサボっている甚六。
甚六「ふぁ〜、何か面白いことないかな〜」
甚六「まーた予備校サボっちゃったし…、今年も浪人かな〜」
甚六「ん!?」
甚六の視線の先には犬の散歩をしているカオリの姿。
甚六「…ゴクリ」
夏場のこの季節、薄着のうえに、肩を出したキャミソールが少女の魅力を引き立ていた。
犬に引かれて伸び縮みする二の腕に微かに見えた脇の下。
まだ男を知らないその純真な横顔。そして何よりカオリの可愛らしさ。
甚六はロリコンだった。
甚六「!?」
甚六「…(くそっ! もう勃ってやがる!!)」
甚六「(あんな娘とやりてぇ!! ってか僕まだ童貞だしよ〜! 糞おお!!)」

木の陰から現れたのは花沢。
花沢「出来ますよ?」
甚六「!!?」
花沢「カオリちゃんとえっち…」
甚六「あははっ、な、何を言ってるのか僕にはさっぱり分からないな〜」
花沢「テント張ってるのが何よりの証拠じゃないんですか?w」
甚六「…こ、これはっ!!」
花沢「私の言う通りにすれば叶いますよ? どうしますか?」
甚六「…ゴクリ」
――
こうして花沢は年上の浪人生をも懐柔したのである。
23学生さんは名前がない:2010/01/16(土) 21:29:26 ID:WBn/oHBQ0
花澤が喪黒に見えるw
24学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 00:11:43 ID:bLbgQeQ60
続きは?
25学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 11:57:27 ID:3L4EZuiY0
面白いw
期待
26学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 12:16:44 ID:w+c8zUbl0
ふ、ふふん・・・期待しといてやるか
27学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 12:28:25 ID:CE/IaBnAP
花沢さんww
28学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 12:55:43 ID:lIo9oCfv0
期待
29学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 12:56:37 ID:5h3pfQON0
続きマダー?
30学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 20:01:09 ID:8fxfZlUS0
期待
31肝尾田新人:2010/01/17(日) 21:51:41 ID:2Fox8OD00
花沢は順調に外堀を埋めていった。
磯野家の一件は新聞でも大きく取り上げられていたが、波平がワカメに刺されたことは伏せられていた。
波平は搬送先の病院で亡くなった。警察には「娘に」とは言わなかったのだろう。
表記には「54歳会社員、暴漢に刺殺さる」とだけあるのみだった。
ワカメは事件から十数日経った今も学校に来ておらず、噂では事件のショックで精神に変調を来たし、どこかの精神病院に入院したと囁かれていた。
カツオもずっと学校へ来ていなかったが、今日、久しぶりに登校してきた。
クラスの誰もがカツオを気遣い、心ばかりの慰めの言葉を掛けた。
当のカツオはあっけらかんと快活に振舞い、いつもと変わらぬ様子だったが、やはり無理をしているようでもあった。
カオ「…磯野君…大変だったわね……グス」
カツ「あははっ…、カオリちゃん…ありがとう。心配してくれるんだね」
早川「磯野君…私たちに出来ることがあったら何でも言って」
カツ「早川さんも…」
西原「元気出せよ! みんなお前の味方だからさ!!」
橋本「そうだよ! また野球しようぜ!!」
中島「…イソノ…」
カツ「橋本…西原…みんな…」
橋本「そうだよ! また野球しようぜ!!」
橋本「そうだよ! また野球しようぜ!!」

クラスメートの全員がカツオを取り囲み、思い思いの言葉を交わしていた。
一方、クラスの隅で花沢は悶々としていた。
花沢「(くっ…これじゃあ、私が磯野君に近付けないじゃない!!)」
花沢「(中島君もちゃっかり輪の中に入ってるし!!)」
いつもの花沢ならお節介なほどに入り込んでいくが、今日は違う。
いつものようにカツオに接することが出来ないのだ。
いや待てよ。花沢は考えた。
こういう感じの慰めは一対一の方が効果がある。
今は皆に取り囲まれているカツオだが、一人でいる時の方が本音を言ってくれるかもしれない。
花沢「(私の胸で泣けばいい。私は磯野君の優しい止り木になるわ…)」

32肝尾田新人:2010/01/17(日) 21:52:57 ID:2Fox8OD00
放課後。
花沢はカツオと二人きりになる機を狙って後を付けた。
夕暮れ時。人気の無い校舎裏。
体育館の裏に早足で向かっていくカツオ。
花沢「…?」

カオ「磯野君…可哀想な磯野君…」
カツ「カオリちゃん…慰めてくれるんだね…」
カオ「んっちゅぱ…んぐっ…ハァハァ…ぺろぺろ…」
カツ「チュパ…んぐっ…ん、レロレロ」

花沢「な"っ…?!!」
花沢「(ん"ん"ん"ん"ん"ん"〜〜!!!)」
33学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 21:57:13 ID:8PqsKXfQP
おもしろい
34学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 22:48:10 ID:3L4EZuiY0
いいなw
35学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 23:13:10 ID:bLbgQeQ60
ワカメが犯人だってわかってないなら「伏せられていた」はおかしくね?
36肝尾田新人:2010/01/17(日) 23:24:11 ID:2Fox8OD00
>>35

そうだね。
「露見しなかった」等にするべきだった。
警察の捜査でワカメが犯人ではないかと疑われるとかはSSなので省略。
37学生さんは名前がない:2010/01/17(日) 23:26:44 ID:3L4EZuiY0
そのうち書いてくれ
38学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 01:15:04 ID:Y/gcx+GP0
期待
39学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 01:29:38 ID:+ILoKqJtO
もう純粋な目でサザエさん見れない
40学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 02:14:10 ID:nbPD5l8W0
期待あげ
41肝尾田新人:2010/01/18(月) 02:27:52 ID:kON/4Aqh0
花沢の自室。深夜。
思いもせぬカツオとカオリの逢瀬を目撃してしまった花沢は怒り狂っていた。
花沢「くうぅ〜!! 私というものがありながら!!」
花沢「大体、何よ!! あの糞ビッチ!! 私の磯野君に色目なんか使って!!」
花沢「―! そうだわ…いい事思い付いた」

プルルル。ガチャ。
甚六「…はい。伊佐坂ですが」
花沢「もしもし。花沢ですが――あ、甚六さん?」
甚六「うん、僕だけど」
花沢「カオリちゃんの件、明日にでもセッティングするわ」
甚六「えぇっ! 本当?」
花沢「近くのマンションにとっても良い空き部屋があるの」
甚六「…でも、騒がれたりしないかな?」
花沢「あはははww大丈夫よ。まだ新築で誰も入ってないの。頑丈なSRC構造だから防音設備も万全よ」
甚六「で、でも…どうやってカオリちゃんを連れて来るっていうんだい?」
花沢「なぁに? 甚六さん、あなた気が小さいのねぇ?ww」
花沢「大丈夫よ。首尾良くやるわ――でも、その代わり…」
甚六「な、何?」
花沢「ウキエさんに協力してもらいたいの」
甚六「ウキエに?!」
花沢「そう。交換条件よ。どうかしら?」
甚六「…わかった。君に従うよ!」
二秒で即答。性欲には勝てなかったようだ。
花沢「ふふwじゃあ、明日、楽しみにしていてね☆」
甚六「…ゴクリ」
42学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 02:38:22 ID:PEr8Mjpz0
これは名作の予感!
43学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 02:40:26 ID:qU7KPhR80
こんな時間にマーイレボリューション
44肝尾田新人:2010/01/18(月) 03:04:28 ID:kON/4Aqh0
その翌日。
カオリには適当に理由を付けて例のマンションに来るように言った。
カオリはビッチの雌犬なのだ。花沢はこれから彼女に起こるであろう不幸を嘲笑った。
カオ「へぇ〜綺麗な眺めじゃない」
花沢「でしょ? 夜景はもっと綺麗なのよ」
カオ「わぁ〜ステキ〜」
花沢「そうだ! 今日、泊まって行きなさいよ?」
カオ「えっ? 良いの?」
このマンションの一室はモデルルームとして使われていたため、家具だの家電だのが残っている。
最新型の薄型テレビもある。ベッドもフカフカだし、冷蔵庫の中には幾らかの食料もあった。
最も睡眠薬入りの飲み物は今日になってから持ち込まれたものだが…。
花沢「喉渇いたでしょ? ジュースでもどうぞ」
カオ「あ。ありがと〜ぉ^^」
花沢「どう? おいしい?」
カオ「…あれ? 何だか…少し眠くなって…き…」
花沢「疲れるのよ。少し休みなさいよ」
カオ「…ん…ムニャムニャ」パタン
花沢「…ふふw」

甚六「…カオリちゃん…ハァハァ」
花沢「そんなにガッつかなくともカオリちゃんは逃げないわよw」
甚六「…ハァハァ…大丈夫なんだろうね、本当に…本当に?」
花沢「それじゃあ――私はお邪魔のようだから外に出ているわ」
花沢「終わったら、声を掛けてちょうだい」
花沢はそう言うと部屋から出た。
花沢が出て行ったのを確認した甚六は、
「…ハァハァ…ムラムラ…カ、カオリ…カオリちゃあああん!!」
「ハァハァ…キレイな太もも…触るよ…ハァハァ…」
45学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 03:10:55 ID:/kUn+zPZ0
神様!
46肝尾田新人:2010/01/18(月) 03:50:58 ID:kON/4Aqh0
甚六はカオリの太ももを少し舐めると、緊張した手付きでスカートの中に手を伸ばした。
白い綿の少女らしいおぱんちゅを履いていると思いきや、どこかの通販で買ったのだろうか、大人っぽいエロくて可愛い下着を着けていた。
甚六「こ、こここんなエッチなパンツを!? けしからん!!」
しかしおぱんちゅなど、ずり下げてしまえばただの布。おまんまんが露になれば不用なのだ。
甚六「わぁ〜☆ すごぉい…ハァハァ」
甚六は目を見開いた。
カオリの女性器はまだ幼い少女の雰囲気を保ちながらも、恥丘に沿って生え揃った恥毛が見事なハーモニーを奏でていた。
まだピンクの色をしている。上から見るとWの形をしている。
ぎこちなく、しかし優しく滑らかにカオリのおまんまんを弄りながら、反対の手で自らのペニスを刺激した。
甚六「はっ…はうあうあ…うっ!!」
二秒であった。甚六はロリコンでかつ早漏なのだ。
次に甚六はペニスをカオリのおまんまんに擦り付けながら、前のめりに彼女の乳と唇を貪った。
カオ「…ん…ムニャムニャ」
甚六「…ちゅぱー…レロレロ…ぷちゅぷちゅ…ハァハァ」
甚六「ぺろぺろ…ちゅぽ、ちゅぽ…ぶちゅーっ…ちゅっぽん…レロレロ…ハァハァ」

それはさながら一人人形遊びに興じる童貞のキモオタのようだった。

47学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 04:11:33 ID:Y/gcx+GP0
神!
48肝尾田新人:2010/01/18(月) 06:00:27 ID:kON/4Aqh0
昨日のサザエさん、何かカツオと花沢さんが相撲してたww
小学5年生で肌の触れ合いを経験するカツオ。
こいつぁ、リア充だろ。
49学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 20:52:56 ID:Y/gcx+GP0
続き
50肝尾田新人:2010/01/18(月) 21:44:03 ID:kON/4Aqh0
ジー。ジジジジジ。微かな機械音がする。
ビデオカメラのレンズがドアの隙間から光を発していた。
画面には甚六がカオリをひたすら犯している様子が映っている。
花沢「……(甚六さんも間抜けねwまぁ、これでより確実な口止めと更なる脅しのネタが出来たわ)」
花沢「……(カオリちゃんも可哀想w良い格好ねww)」

花沢は急にビデオカメラを止め、部屋の中に入っていった。
甚六「はっ!? …まだ待ってくれないか? 今、…ハァハァ…良い所なんだ…」
花沢「良いの。続けてちょうだい」
甚六「…?!」
花沢は後ろに隠してあったビデオカメラを甚六に見せ付けた。
花沢「浪人生が小学生の女の子を犯したと知れたら、どうなるかしら? それも大作家の伊佐坂先生の息子だと知れたら?」
甚六「…ぐぅ…嵌めたな!!」
甚六は花沢に掴みかかったが、花沢の腕力の方が上で、甚六は壁に追いやれた。
二人はバタバタと揉み合いながら、
花沢「落ち着きなさいよ…これであなたも立派な共犯て事よ!!」
甚六「…糞おお!!」
甚六はビデオカメラを取り上げ、壊そうとしたが、
花沢「それを壊しても無駄よ。さっきPCで動画を転送したの、私の自宅にね」
花沢「ネットに流せば、誰かがまたコピーして動画はずっと消えないわ」
甚六「…ぐっ!!」
花沢「今までは交換条件ということでお互いに中立的な関係だったけれど…」
花沢「もうこれからは、甚六さん…あなたは私の下僕なのよ!!」
そう言い放つと、花沢は甚六を突き飛ばした。

花沢「もう十分楽しめたでしょう? カオリちゃんと」
花沢「たっぷりと働いてもらうわよwwwあはははwww」
甚六「うっう…ううぅぅぅ…」
51学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 21:49:48 ID:Y/gcx+GP0
来たーーーー!
52学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 22:00:35 ID:nIxFCqfr0
ワッフルワッフル
53学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 22:02:39 ID:nbPD5l8W0
花沢さん強すぎwww
そういえば花沢さんと他の女の子の絡みって見たことないな
54学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 22:17:48 ID:Of9Z16do0
これが才能ってやつか
55肝尾田新人:2010/01/18(月) 22:25:20 ID:kON/4Aqh0
数時間後。甚六はいない。
カオリはベットの上で目を覚ました。
カオ「ムニャムニャ…ん…!」
花沢「あら、カオリちゃん、起きたかしら?」
カオ「あれ…私…どうして」
花沢「ごめんなさ〜い>< 実はあのジュース、間違って出しちゃったの〜><」
カオ「え?」
花沢「父ちゃん、不眠症でお医者さんから睡眠薬を処方されてるんだけど、いつもジュースに溶かして飲む癖があるのよ〜」
花沢「そのジュースとお客様の物を間違えちゃったみたい><」
カオ「そうなの? 何か急に眠くなってきたから―」
花沢「でしょー? 私も何か変だなって思ったんだけど、いやいや本当にごめんね〜><」
カオ「…んっ!?」
花沢「…どうしたの?」
カオ「…何だか、お股のとこがヌルヌルするんだけど…//」
花沢「…あはははっwwカオリちゃん、もしかしてそれORIMONOじゃない??」
カオ「おりもの…?」
花沢「そうそう!! 保健の授業で習ったじゃない?! 生理になる前の現象だって」
カオ「…じゃあ、私もついに大人の身体になるってことぉ?」
花沢「そうよ〜! すごいじゃない、おめでとう〜!」
カオ「わぁ〜☆ ステキ〜」

花沢の機転の良さと強引なこじ付けで何とか本人にはバレずには済んだ。
あんな気持ち悪い浪人生の性欲の餌食になっていたことを。悲劇を。
でも決して花沢はカオリを気の毒に思っているわけではない。
いや、寧ろ面白がっているのだ。心の底から。
花沢「次はお赤飯ねww(馬鹿で助かったわ)」
カオ「わぁ〜☆ お赤飯ステキ〜」
56学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 22:39:37 ID:gzxQeHHJO
素晴らしい
57学生さんは名前がない:2010/01/18(月) 23:43:21 ID:OiDNIblVP
読み応えがありますね
58学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 00:00:36 ID:eRNYh/TH0
花沢は何に魂を売ってしまったんだ
59学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 00:52:43 ID:JUy4+mqO0
60ディックウィッチ:2010/01/19(火) 00:58:19 ID:kBk198dkO
本物の鬼才w
61学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 01:17:56 ID:Yn5eucV50
おもしろい
62肝尾田新人:2010/01/19(火) 02:15:51 ID:Fivci3t10
花沢は甚六に磯野家の様子を監視させ、随時報告するように強いた。
次の作戦を遂行するために。
花沢「―で、何か変わったことは?」
甚六「…はい、只今から報告致します…」
花沢「余程、私が怖いのねw」
甚六「…いや、ああの…えとえと…ブルブル」
花沢「何しているの? 時間が勿体無いわ。早く言ってちょうだい」
甚六「はひぃ!!」
甚六「…実は最近、マスオさんが少し変なんです…」
花沢「どういうこと?」
甚六「マスオさん、真っ直ぐ家に帰らず、近所をぶらぶらしてから帰るそうです…」
甚六「今日も家の周りを10周位してから家に入っていきました」
花沢「まぁwあんなことになっちゃったわけだから、帰り難いのよ――でもぉ」
花沢「私の思った通りだわぁ〜w」
甚六「…?」
花沢「これから言うことを良く聞いてもらえる?」
―――


63肝尾田新人:2010/01/19(火) 02:17:28 ID:Fivci3t10
伊佐坂家。ウキエの自室。
コンコンコン。ガチャ。
ウキ「…きゃ!? 何よ兄さん、勝手に入ってこないでよ!!」
甚六「ご、ごごめん…」
ウキ「何? 私、忙しいんだけど…」
甚六「す、少し話さないか」
ウキ「?」
甚六は出来るだけ自然な振る舞いを心がけ、ウキエと磯野家のことについて話し合った。
事件のこと。波平のこと。ワカメのこと。特にワカメとは小さい頃に遊んだことがあるウキエは、時折、涙を浮かべて見せた。
ウキ「…うっうっ…本当にワカメちゃん、可哀想…小父さんもまだ若いのに…」
甚六「うん…」
甚六はこんな時でも、ウキエのミニなスカートから伸びる太ももや豊かな乳の膨らみをチラチラ見ては、あのカオリちゃんのとの猥褻を思い返して、勃起してしまっていた。
甚六「で…だ。マスオさんのことなんだけど…」
ウキ「マスオさん?」
甚六「最近、家に帰り難いみたいで、いつも外をウロ付いてるんだ」
甚六「だからウキエがちょっと行って、話し相手になってやればいいと思うんだけど…」
ウキ「まぁ! 兄さんも気が利いたことを言うのね☆」
甚六「うん…いつもお世話に…なってるしね…」
ウキ「分かったわ。明日のハチの散歩の時間にマスオさんに声を掛けてみるわ」
64肝尾田新人:2010/01/19(火) 02:21:49 ID:Fivci3t10
また同じ門の前に来てみたものの、どうも家の中に入る気がしない。
マスオは深い溜息を吐きながら、また何度目かの踵を返した。
波平の死、ワカメの入院以来、すっかり磯野家は雰囲気が変わってしまった。
空気が重いのだ。フネは絶えず悲しみに暮れ、サザエからはあの明るい笑顔が消えて、タラオは癇癪を起こすようになった。
それでもまだカツオが皆のことを気遣って、明るく振舞っているのが救いだった。
が、もう波平は戻ってこない。ワカメも壊れてしまった。
と、そんなことを考えながら家の門前まで来ると、そのまま家を通り過ぎたりしてまうのだ。
マスオ「…ハァ…」
マスオ「…どうしたもんかなぁ」
マスオが外の塀に寄り掛りながら、煙草を吸っていると、
「マスオさん…?」
と若い女の声がした。
隣人の伊佐坂先生の娘のウキエだった。
ハチの散歩中らしい。
マスオ「あぁ、お隣の…」
ウキエ「どうされたんですか?」
マスオ「あはは…ちょっとね…」
ウキエ「あの…もし私で良かったら、何でも話して下さい。聞くくらいは出来ると思いますから…」
マスオ「ウキエさん――」
―――
65ディックウィッチ:2010/01/19(火) 02:22:34 ID:kBk198dkO
うきーー//ww
66学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 02:27:12 ID:DFwYjKgf0
タラヲ氏ね
67学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 04:13:34 ID:fARBReIx0
さあ!次!
68肝尾田新人:2010/01/19(火) 06:35:46 ID:Fivci3t10
この日を境にマスオはウキエと会うようになった。
穴子から飲みに誘われても断り続けている。流石に怪しまれるだろうか。
家に帰るまでの僅か30分の立ち話。それは会社帰りの密かな楽しみとなっていた。
そして意識するようになっていた。サザエに申し訳ないと思いながらも、マスオはウキエを求めていた。
マスオ「僕の結婚は失敗だったんだ…」
ウキエ「え? そんな…私は理想の夫婦だと思いますよ…」
マスオ「いいや…今ハッキリと分かったんだ」
マスオ「僕はウキエさん、…君が好きになってしまったんだ!!」
マスオ「もうこの気持ちはどうしようもない!!」
ウキエ「…マスオさん、…い、いけませんわ!」
マスオはウキエを熱く抱き締めた。
純情一途なマスオの不器用に震える様をウキエは可愛らしく思った。
ウキエもマスオを意識していたのかもしれない。マスオの気持ちを全く拒んでいない。
ウキエがマスオに唇を許したとき、二人の激しい愛撫が始まった。
マスオ「んはぁ…ちゅっちゅ…んんっ、ぶちゅ…れろれろ」
ウキエ「レロレロ…ちゅぽちゅぽ…んっ、くちゅう…れろれろ」
マスオ「切ないよ、ウキエ…ハァハァ」
マスオ「どんなに愛しても好きでいても僕らの関係は決して許されないんだ…」
ウキエ「ああっ…マスオさん!!」
マスオ「僕と一緒に遠くへ逃げよう!!」
ウキエ「ああっ…ステキ…どこまでも付いていくわ!!」
二人は甘い情欲の世界に墜ちていった。

パシャ。パシャ。パシャ。
高速でカメラのシャーターが切られた。
しかし二人はまるで気付いていないようだった。
69学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 06:37:16 ID:fARBReIx0
おもすれ
70学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 07:40:57 ID:CaFuwgTa0
才能あるな
71学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 07:48:57 ID:hXxk7Jdb0
花沢クルー!!!!!!1
72学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 08:05:52 ID:MVoFFsBy0
このスレのためだけに大生板に来てます
73学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 08:08:28 ID:fARBReIx0
まだかね?
74学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 09:27:13 ID:5ZzaPNgNO
>タラオは癇癪を起こすようになった

バロスwww
75学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 18:15:08 ID:7ibpkTiG0
あげとこ
76学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 18:37:50 ID:iMVV6IMgP
他板でみました
77学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 18:39:02 ID:+bAuN9LN0
パクリ乙
78学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 18:43:58 ID:DFwYjKgf0
vipのはこっちより遅いからむこうがコピペ
79肝尾田新人:2010/01/19(火) 18:46:27 ID:Fivci3t10
何だ?
他の板にこれがコピペされてんのか?
知らなかった。
これは俺が書いた物だよ。パクリではないよ。
80学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 18:53:21 ID:iMVV6IMgP
こっちのほうが先ですからね
81学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 18:57:56 ID:+bAuN9LN0
>>79
誤解してた、スマン
82肝尾田新人:2010/01/19(火) 19:00:55 ID:Fivci3t10
規制された
83学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 19:01:44 ID:ju93h30h0
vipperかよ
84学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 19:28:37 ID:dDiBIdcA0
続き
85肝尾田新人:2010/01/19(火) 19:50:19 ID:Fivci3t10
翌日の昼間。
玄関で掃き掃除をしていたサザエは、ポストの中に何やら投函されているのに気付いた。
無造作に放り込まれた白い封筒。宛名も差出人も書かれていない。
サザエ「…あら、…何かしら?」
サザエ「…これは!?」
中に入っていたのは、マスオとウキエが熱い抱擁をする写真。抱擁の果てにお互いの恥部を弄り合い、蕩ける水飴のような口づけを交わす写真だった。
サザエは衝撃を覚えるよりも早く、息を静めて押し黙った。
サザエ「……」

その日の夕方、サザエはマスオを駅まで迎えに行った。
サザエ「あなた〜」
マスオ「サ、サザエ…!?」
サザエ「買い物で近くまで来たものだから」
マスオ「…そ、そうかい?」
サザエ「家に帰ったら話があるの…」
マスオ「え”ぇ″っ…?!」
サザエ「今日は…真っ直ぐ帰りましょう…ね!」
マスオ「……」
それから二人は一言も会話をせずに帰宅した。途中、ハチの散歩をしながら、不自然に磯家の門前を行ったり来たりするウキエと鉢合わせになった。
ウキエ「…!!」
マスオ「…あっ…!」
サザエ「さっ、早く行きましょう、あなた!!」
マスオはサザエに腕を掴まれながら玄関の中に引き摺られていった。
ウキエはこれから磯野家に起こる修羅場、いや、自分もその当事者なのだということを考えた途端、怖ろしくなって足を震わした。
86肝尾田新人:2010/01/19(火) 19:52:21 ID:Fivci3t10
ガラガラガラガラ。ガシャン。
けたたましい音で閉められたドアがサザエの抑圧された怒りを解放した。
マス「…サ、サザエ…?」
サザ「……あ」
サザ「あなたーっ!! 何、こんな大変な時に浮気なんかしてんのよーっ!!!」
サザエは奇声にも似た叫び声を発すると、瞬時にマスオの首根っこを掴んだ。
サザエはマスオの首を締め上げながら、
サザ「うぎーーっ!! 悔しいわーっ!! それも何よおお? お隣のウキエさんとだなんてー!!!」
サザ「ぎゃあああああああ!!! ブッ殺してやるわあああっ!!」
マス「…ぐ、苦しい…サザエ…落ち着い…ぐえええ」
サザ「これが落ち着いていられるもんですかぁあああ!!」
マス「おっおげええええっ…」
87肝尾田新人:2010/01/19(火) 19:54:16 ID:Fivci3t10
二人の異変に気付いたフネとカツオ。玄関に駆け付けた。
フネ「な、何ですか?! 二人とも!!」
カツ「姉さん!! …やめてよ!!」
止めに入ろうとするフネだったが、サザエの怒りは凄まじく、娘の振り上げた腕に当たって、激しく吹っ飛ばされた。
フネ「…うっつ!!」ドタッ
フネは玄関の靴箱の角に頭をぶつけて気を失った。
カツ「か、母さん…!! ちょっと、ねぇ!!」
タラ「わああああん!! うるさいですうう!!! ああああん!!」
カツ「タ、タラちゃん…こっちに来ちゃダメだ…!」
カツオは、泣き叫ぶタラオに両親の惨事を見せまいと抱き締めて、視界を伏せさせた。
しかしサザエの怒りは未だに鎮まらない。
サザ「あああああ!! もう離婚よぉぉぉ!! 離婚!!!」
サザ「私がどんなに尽くしてきたと思ってるのよおおお?!」
マス「く、くげぇえええっ…」
タラ「わあああああん!! ママが怒ってるですううう!!」
サザ「うっせええええっ!! ビービー泣くんじゃねえよ!! クソガキがよおおっ!!」
タラ「…ひっ!!」
タラ「…う、っうわあああああああああん!!」
マス「もえぇぇっ、…もええ…」
サザ「もうこの家はお終いよ!! あはははははははwwwwww」
カツ「やめてよ! やめてったら!! 姉さんってば!!」

カツ「ぼ、僕は…どうすれば…父さん…グズッ」
88学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 20:06:43 ID:2//A0SQu0
今大生で一番熱いスレ
89学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 20:14:16 ID:DFwYjKgf0
カツオの健気さに泣いた
90学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 20:24:23 ID:dDiBIdcA0
つづき
91学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 20:25:23 ID:/XUNYBFdO
タラオうぜえ
92学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 20:28:11 ID:5ZzaPNgNO
>マス「もえぇぇっ、…もええ…」

大丈夫なのかマスオwww
93肝尾田新人:2010/01/19(火) 20:41:15 ID:Fivci3t10
同日。同時刻。
受話器を持ちながら、部屋の窓から磯野家の修羅場の声を聴いていた甚六。
甚六「―でも、流石にあの写真を撮って、送り付けたのは不味かったのでは…」
花沢「あははwwこれで良いのよ」
花沢「まぁ…そんなことよりも、あなたの家も大変なんじゃないの?」
甚六「…ウキエ…ですか?」
花沢「そう。修羅場は伊佐坂家にも訪れるわw」
甚六「く…」
花沢「大丈夫よ〜w甚六さんは私が守ってあげるわ!」
甚六「えぇっ? ほ、本当かい?」
花沢「ええ」
花沢「だって、…ふふ。伊佐坂先生もこちら側の人間なのだから…」
甚六「…ど、どういうこと?」
花沢「買ってるのよ、私から」
甚六「な、何を?」
花沢「ふふ。とぉっても良い薬を、よ」
甚六「まさか…父さんが…」

伊佐坂一物。有名小説家の彼はかつて無い程のスランプの真っ只中にいた。
最近では部屋から一歩も出ず、カーテンも締め切っている。イライラがピークに達すると突然奇声を上げ、部屋の中で暴れては、就寝中の家族を驚かしていた。
伊佐坂「…書きたい…でも、書けない…」
伊佐坂「だけども…ハァハァ…今はこれだけが私を癒してくれる頼みの…綱…」
伊佐坂「っはぁああーっ…くううっ…いいっ」
伊佐坂もまたワカメと同じように薬物に溺れていた。
いつも着流しを羽織っている伊佐坂は腕が露になることなく、また家族の誰もがそれに気付いていないようだった。あの鬱陶しくも目敏い編集者のノリスケでさえも。
94肝尾田新人:2010/01/19(火) 20:42:33 ID:Fivci3t10
同日。同時刻。
伊佐坂家。一階の洋間。
オカル「…それはどういうことなの、ウキエ!!」
ウキエ「ううっ…私が全部悪いの…私がマスオさんと…グズッ…」
オカル「そんなことフネさんたちに知れたら…! あぁっ…どうしましょう!! 作家・伊佐坂一物の名誉に傷が付いてしまうわ!! ああっ!!」
オカルは旧友のフネの家庭が崩壊していく心配よりも、夫の立場を気にして取り乱した。
ウキエ「…うぅ…」
オカル「と、とにかく…この事は…まだ他の誰にも言わないで!」
ウキエ「…ああっ…マスオさん…うぅっ…」

甚六は二階の階段の踊り場から顔を出し、一階の様子を、ついにうちにも修羅場の火種が飛んできたことを確認すると、電話口の花沢に告げた。
甚六「…ウキエが母さんに言ったみたいです」
花沢「そう。あなたは堂々としていればいいわ。変に動いちゃダメよ」
甚六「…あの、本当に大丈夫なんでしょうか…」
花沢「私を誰だと思ってるの? 花沢花子よ!! この町を裏から牛耳る花沢不動産の娘よ!!」
甚六「…」

花沢「(これでなおのこと磯野君は心の拠り所を求めているに違いないわ!!)」
花沢「チェックメイトよ!!」
95学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 20:46:00 ID:5ZzaPNgNO
素晴らしすぎるだろこれは
96学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 20:55:09 ID:MVoFFsBy0
このスレは大生板のオアシス
97学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 21:01:24 ID:c+o/bVvW0
1は何者なんだ?
98学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 21:08:01 ID:ju93h30h0
時系列がおかしくないか?
99学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 21:14:09 ID:miJSqbOj0
伊佐坂先生までもw
100肝尾田新人:2010/01/19(火) 21:15:50 ID:Fivci3t10
>>98

多分、おかしいとしたら>>20>>22の間だと思う。
他にも要所要所で切って、日時を明確にするべきだったが、この>>1は、実は俺ではない。
>>1が立てたスレに、>>15から書いている。
最初は>>15>>16しか書いていなかったが、続けざまに以降を書くようになった。
そのため、最初から話の構成を決めていた訳でなく、思い付くままに書いているんだ。
どうか悪しからずご了承を。
101学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 21:22:21 ID:byNnT12X0
時系列の細かいことまでは気にしなくてもいいでしょ
わざと逆で書いたり、後付けの説明で使ったりもするんだから。
102学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 21:23:03 ID:SXRxoj+H0
面白いわね・・・
103肝尾田新人:2010/01/19(火) 21:32:20 ID:Fivci3t10
数日後の早朝。
マスオは物置小屋で首を吊って死んでいた。享年29歳。
発見したのはサザエで、マスオの悲しそうに顔を歪めた死に顔を見ると、すぐさま崩れ落ちた。
遺書には震えた走り書きの文字で、
『ごめんなさい。全て僕の所為です。お隣のお嬢さんを誘ってしまったのは僕です。
ウキエさんには何の罪もありません。ごめんなさい。ごめんなさい。全て僕の所為です。
僕はサザエと出会えて、結婚できて幸せだった。
タラちゃん、僕の子として生まれ来てくれてありがとう。
お義父さん、お義母さん、カツオ君、ワカメちゃん、…みんな皆、ありがとう。
素晴らしい家族に恵まれた。迷惑を掛けて本当にすみません。
先立つ不幸をお許し下さい。ごめんなさい。』
と、あった。
所々に手の汗か、涙の跡か、湿って滲んだ部分があった。
ウキエのことについても近所には漏らぬように徹し、磯野家と伊佐坂家で内々に処理した。
通夜、葬儀には沢山の人々が来てくれた。波平の急死から間もなく起こった不幸に、人々は磯野家の残された人々を不憫がった。

三度、磯野家を襲った醜聞に、不謹慎にも密かに心を躍らせた人物がいた。
伊佐坂一物だ。彼は波平の死、ワカメの精神崩壊と入院、そして婿養子のマスオの自殺、これらに鋭いインスピレーションを得たのである。
伊佐坂は創作意欲に駆られていた。麻薬の力も相成ってテンションはアゲアゲだった。
マスオの葬儀への参加も程ほどに済まし、すぐに自室の机に向かった。
伊佐坂「ひゃあああああ!! 書けちゃうううう!!」
伊佐坂「これだ! これだよ!! 私が本当に書きたかったものは!!」
伊佐坂「あひゃあああああ!! すんごいのおおお〜☆」
伊佐坂「でゅっでゅっでゅっ〜♪ シュワッシュワァ〜♪ シュワッシュワァ〜♪」
伊佐坂は甚六からニコニコ動画というものがあるのを教わっていた。
そしていつも執筆時には動画を視聴していた。
104学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 21:52:01 ID:iWSugpNC0
ハンパねぇ!このスレまじハンパねー
105学生さんは名前がない:2010/01/19(火) 22:27:53 ID:Hzko0NMU0
wktk
106学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 00:33:46 ID:ePYMv39z0
あげ
107学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 00:54:01 ID:jJSviGCf0
書いてる奴サザエさん見てねぇだろ
108学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 06:52:56 ID:9TBqSpal0
期待!
109学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 07:01:58 ID:apOp2sp+0
期待アゲ
110学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 11:53:18 ID:1XlCePru0
このスレは…いいスレだ
111学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 11:55:15 ID:i47mknYJO
ともきスレ、親父やめてやスレのようなココロオドルスレ
112学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 13:11:46 ID:QFqVqbzuO
>>103
ひだまりスケッチ三期とかwwwwwwww
年の割に流行に敏感なんだな
113学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 13:12:41 ID:1ycA5vHm0
今の大生板も捨てたもんじゃないな
114学生たんは名前がない:2010/01/20(水) 13:30:33 ID:cpgRcyaW0
伊佐坂一物ってwww
名前が下ネタかよwww
115学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 16:39:55 ID:XTMKyE9Q0
肝尾田新人の言う麻薬というのは、実はこのスレなんじゃねえか・・・?

早く話が読みたくて、手が震えてきたよ俺・・
早く続きをくれ・・・・続きをくれ・・・・
116学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 16:46:59 ID:xOnOCxBI0
文系のひとや読書家のひとから見たらたいしたことない(?)のかな
こんな文章書けるやつ単純に尊敬するわ・・・早く続きを・・・

117学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 17:11:35 ID:gmvv3Za50
読書なんか普段しないけど表現のつたなさは感じる
でもこの場合重要なのはそこじゃなくてキャラクターやストーリー
118学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 17:11:39 ID:UGiTRkYr0
学部も趣味も関係ないだろ
119烏 ◆KFdTM75xM6 :2010/01/20(水) 17:25:13 ID:RK8yacZR0
ぼくたち高齢も期待してます
120学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 19:17:25 ID:9GEAod/D0
あげ
121学生さんは名前がない:2010/01/20(水) 21:12:07 ID:9TBqSpal0
期待上げ
122学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 00:58:17 ID:zrb6/KlfO

123学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 04:09:02 ID:PsQeZ3bv0
期待
124学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 04:16:25 ID:t3pjZNYd0
125学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 04:21:12 ID:VKJq1PgB0
このクオリティ…
1が大場つぐみじゃないともはや説明がつかない
126学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 09:17:00 ID:lri5UJ6W0
まだか
127学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 12:44:46 ID:zrb6/KlfO
あひひん
128学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 12:49:44 ID:fxuM5V65O
おまいら持ち上げすぎなんじゃね?
気楽に書いてもらった方がいいだろ、こういうのは
129学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 13:34:33 ID:2Dodog1N0
  
130学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 15:04:07 ID:Sueuj3/Z0
いいから続き早くしろ
131学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 17:15:36 ID:Re0y+xIhO
行き詰まったのか?
もともと>>1とキモオタ新人は違う人みたいだから誰かおもしろく書ける自信あれば書いちゃえば?
132学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 20:08:01 ID:1/6Na3QN0
誰でもいいから続き書きなさいよ
133学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 20:31:02 ID:zrb6/KlfO
場面は変わってアナゴ家

アナゴ「まさかフグタ君がこうなるとはな…」

アナゴ妻「浮気が原因らしいわよ」

アナゴ「あのフグタ君が浮気とはなぁ。世の中何があるかわからん。」
アナゴ妻「・・・まさかあんたは浮気してないでしょうね?」

アナゴ「ブズブビッ!!!!!!」(お茶を吹き出す)

アナゴ妻「図星ねあんた!?毎日帰りが遅いと思ったら!!いったいどこのおん・・・


アナゴ妻の背中から滴る血

バタッ


アナゴ「き、君は!?」


花沢「・・・・」


アナゴ「君はたしか!カツオ君の同級生の!!なななんで妻をいきなり!?どういうことだ!!警察を呼ぶぞ!」


花沢「アナゴさん。あなたにとって妻の死は好都合のはずよ?フフ」

アナゴ「!!!」
134学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 20:33:36 ID:psnQrnSbO
アナゴ「!!!!!!!!」
135学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 20:48:09 ID:zrb6/KlfO
写真をちらつかせる花沢

アナゴ「そ、それは・・・!」


花沢「あなたとサザエさんの浮気現場の写真よ。ざっと30枚はあるかしら。フフフ。」

アナゴ「ぐっ・・」


花沢「あなたは以前からサザエさんと不倫関係にあった。あなたにとって突然のマスオさんの死は願ってもない朗報だった。あとは…あとはこの妻を何とかするだけだった。そうすれば邪魔者はいなくなる。そうよね?アナゴさん?」


アナゴ「…何が目的だ?」


花沢「なーにあなたにはちょっと協力してもらうだけよ。バラされたくなかったら協力することね。フフッ」


アナゴ「くっ・・・しかし、この妻の死はどうするつもりかね?」

花沢「妻の死は泥棒に鉢合わせて刺されたことにでもすればいいわ。私が家から逃げる泥棒を見たことにしてあげましょう。」


アナゴ「で、何をすればいい?」


花沢「それは・・・
136学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 21:01:29 ID:zrb6/KlfO
とあるHOTELの一室

ハァハァハァ!!!!
アンアンアン!!!
きしむベッド。荒い息遣い。
重なり合うアナゴとサザエ。
二人の関係をはばむ邪魔者はもういない。
その事実を祝うかのようにその夜二人は愛し合った。


−−−−−−−−−−


シュボ!タバコに火を付けるアナゴ

アナゴ「ふーっ・・・よかったよ、サザエ」

サザエ「まぁ、あなたこそ今日はやけに硬かったわね。ウフフ」

アナゴ「これで俺たちは晴れて結ばれる。結婚しようサザエ。」

サザエ「ええ・・」

ギュッ。抱きしめ合う二人

アナゴ「サザエ」

サザエ「なに?」

アナゴ「一つ頼みがある」
137学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 21:03:27 ID:Q+80DXLN0
規制に巻き込まれたか
138学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 22:13:07 ID:WxBafO0e0
アナゴさんとサザエが浮気してたなら
マスオが浮気してもサザエは発狂しなくね
139学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 22:14:01 ID:isEEOz9/0
マイナーキャラがでてくるよりは良いと思う
140学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 22:15:02 ID:Vf7Yty4m0
中島はメジャーリーガーになるのに
141学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 22:16:30 ID:uX2htgSy0
サザエってそういう人間だろ。
作者はよく観察してるなと感心させられる。
142学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 22:34:00 ID:zrb6/KlfO
アナゴ「カツオ君とやらせてくれ!!!」

サザエ「最初からそれが目的だったのね!」

アナゴ「カツオ君のアナを僕のアナゴで封鎖したいんだ!キリッ」

ガチャ!
カツオ登場

カツオ「僕もだよアナゴさん」

アナゴ「カツオ君///」


二人は永遠の愛を誓い合った


THE END
143学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 22:51:32 ID:1/6Na3QN0
なにこれひどい
144学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 22:53:30 ID:psnQrnSbO
>>142
こんな汚点を一生背負って生きるなんて…
145学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 22:53:31 ID:fxuM5V65O
仕方ない、肝尾田のカムバックを待とう
規制かなんか知らんが
146学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 22:56:51 ID:sw6rLOBi0
続きカモーン
147学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 23:38:50 ID:lLJP54tt0
148学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 23:44:43 ID:zrb6/KlfO
書けもしない奴らがわめきやがってwwwwwwwwwwwワロス
149学生さんは名前がない:2010/01/21(木) 23:48:48 ID:gyA7PiRuO
ID:zrb6/KlfO
150学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 00:34:59 ID:D9Wy0tMc0
>>142
>>148
こ   れ   だ    か    ら   も    し   も   し    は
151学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 01:01:16 ID:xYbXeZng0
なんだよ伸びてると思ったらニセモノかよwww
ろくでもねぇもん書くな。>>1さんと月とすっぽんの差だな
保守すんのはいいけどつまんねぇことかくな
152学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 01:08:25 ID:0Gxj+lYW0
もしもしさんかっこいいです
153学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 01:27:07 ID:o4DAsgPSO
>>142はもっと評価されるべき
154学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 01:41:43 ID:PR814BJ/0
>>147
ピップのが後じゃねえか。
さすがゆとり軍団はパクリがお上手。
155学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 01:43:30 ID:PR814BJ/0
本スレ(´∀`∩)↑age↑
156学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 13:20:27 ID:wLC/9B5X0
>>154
ごめんなさい
157学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 19:00:12 ID:7MsueSbY0
158学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 21:01:55 ID:IzjXIsFv0
もう続きは来ないかな・・
終了なら終了で一言ほしいな・・・
159学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 21:41:06 ID:o4DAsgPSO
いやだから>>142が本物なわけで
160学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 21:42:03 ID:G5hzDhaD0
引き際はわきまえなよ・・・
161学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 21:46:55 ID:+AK6qk2j0
162肝尾田新人:2010/01/22(金) 23:28:04 ID:1jI9ClcT0
すいませんでした。
規制中でした。
163肝尾田新人:2010/01/22(金) 23:28:46 ID:1jI9ClcT0
うわあああああ。
書き込めるようになったぞ。
164学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 23:31:22 ID:Mr2szUC20
期待保守
165肝尾田新人:2010/01/22(金) 23:32:55 ID:1jI9ClcT0
まさかまだ落ちてないとは思って無かったです。
それにビップ板にも転載されてるとは知らなかったです。
途中放棄みたいな感じになって申し訳ない。
こんなに見てくれる人がいるとは、思いも寄りません。
保守、支援ありがとうござます。
今から続きを書こうと思います。
また良かったら、見てやってください。

肝尾田新人
166学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 23:33:49 ID:G5hzDhaD0
肝尾田先生の次回作にご期待下さい!!
167肝尾田新人:2010/01/22(金) 23:36:00 ID:1jI9ClcT0
さて、こうなると、いよいよ磯野家に対する周囲の不信感が高まってきた。
明るく楽しい近所でも評判の家族を襲った相次ぐ不幸に心を痛める者も多かったが、中には卑しい疑惑を向けるものまた多かった。
買い物に出掛けたサザエはいつもそんな好奇の目に晒されていた。
サザエ「…あの、このお魚頂けるかしら」
魚 屋「へ? へい…ど、どれにいたしやしょう?」
主婦A「…っ! ちょっとあれ磯野さん家の奥さんよ〜!」ヒソヒソ
主婦B「あら、ヤダッ! もう大丈夫なのかしら〜?」ヒソヒソ ヒソヒソ
主婦A「なんでも、旦那さんのマスオさん、ずっと女を囲ってたそうなのよ〜!」ヒソヒソ
主婦C「違うわよ〜。会社の同僚とデキてたって聞いたわよ? 
しかも男の! 聞いた話だと、何か唇の厚い中分けの人だって!」ヒソヒソ
主婦A「それ完全にホモってことじゃないww」ヒソヒソ
主婦B「それ私も聞いたわ! ぶるあああって言う人でしょ〜やだぁ!w」ヒソヒソ ヒソヒソ
サザエが魚屋から出てくると、この主婦等三人と目が合った。
サザエ「…どうも。こんにちは…」
主婦達「……」
主婦A「あ、あら〜…サザエさん…どうも〜」
主婦B「あははは…こんにちは〜」
主婦達は軽く挨拶を交わすと、気不味さからそそくさと立ち去った。
サザエ「…うぅっ…グスッ」
―――
168学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 23:36:48 ID:t5sO+B5r0
ちょうど来てた!支援!
169肝尾田新人:2010/01/22(金) 23:36:51 ID:1jI9ClcT0
一方、カツオの通う学校では子どもらしい素直な気遣いがあった。
生徒A「――5年の磯野ってさー」
生徒B「近くにいると不幸が伝染するかもしれねーよな?www」
花 沢「ちょっと!! あんたたち、今、磯野君の陰口言ってたでしょ!!」
花沢は一目散にカツオの陰口を言う生徒に駆けていくと、物凄い勢いで掴み掛かり、5メートルくらい投げ飛ばした。
カオリ「そうよ! 酷いわ! 謝って、磯野君に謝って!」
早 川「花子、少し落ち着いて」
西 原「お前等は何も考えないで言ったかもしれないけど、磯野は傷付いてんだよ! 分かれよ!!」
中 島「そうだ!! そうだ!!」
橋 本「そうだよ!! また野球しようつってんだよ!!」
そんなクラスメートの遣り取りを物陰から見ていたカツオは温かい涙を頬に浸した。
カツオ「…みんな。僕を庇ってくれるんだ…ありがとう…」
170学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 23:37:42 ID:WW4+UIr70
ktkr
171肝尾田新人:2010/01/22(金) 23:37:48 ID:1jI9ClcT0
全ては花沢の思惑通りだった。
次第に目立つようになっていった、近所の人々の磯野家に対する心無い言葉も花沢の予想するところで、それこそが彼女の思惑の真髄だった。
花沢は近所の家を一軒一軒訪ねて、磯野家に対する差別的な発言や考えを控えて、温かい目で見守ってやってくれとお願いして回った。それはまるで善人の、誠実で慈悲深い、人情に溢れた活動だった。
磯野家のためなら、どんなに骨を折ろうとも構わないという健気さをアピールしたのだ。
花沢のこんな活動は、必ずや磯野家やカツオの耳に入り、自分の存在が磯野家にとって、カツオにとって無くてはならない存在になると踏んでいたのである。
だが…、いくら花沢がカツオに尽くそうとも、カツオは花沢の愛を受け入れようとしなかった。
大空カオリがいたからだ。
花 沢「…くっ!! カオリちゃんめ!! 憎い!! 憎いわあっ!!」
花 沢「…こうなったら…もう…!」

―――
甚 六「えっ!? カオリちゃんを…!!」
花 沢「…そうよ。殺るのよ…」
甚 六「そっ、そんなこと、…きょ、協力できるわけ無いだろ!?」
甚 六「人殺しなんて僕は――」
花 沢「バラされたいんか?!! おぉ? なぁ!! おんどれりゃーっ!! 
あの画像ばら撒かれたいんか?!! 捕まりたいのんか?! ゴラァッ!! 甚六!!」
甚 六「…ひいっ」ビクッ
花 沢「殺らないと、私たちもヤバイのよ…」
甚 六「…え?」
花 沢「甚六さんに犯されたこと、カオリちゃん、薄々感付いているみたいなの…」
甚 六「…えっ?! それは…」ガクガク ブルブル
甚 六「ぼ、僕も捕まっちゃうの?! 嫌だ! 僕は…捕まりたくない!!」ガクガク ブルブル
花 沢「じゃあ! 私の申し出は断れない筈よ!!」
花 沢「甚六さんは車を出してくれるだけでいいの――だから」
172肝尾田新人:2010/01/22(金) 23:40:50 ID:1jI9ClcT0
中島は花沢の行動を密かに探っていた。
何故ならワカメを薬物で陥れた一件以来、何の指示も無ければ、また何の見返りも与えられていなかったからである。
探りを入れていた中島は甚六も自分たちの共犯であることを知った。
それも甚六は自分よりも後に加わったくせに、早々と報酬(カオリちゃん身体)を得ていたことも。
中島は憤った。
中 島「何だい! 花沢さんの奴! 
____僕は危険を顧みずにワカメちゃんを陥れる作戦に快く協力してやったのに!!」
中 島「甚六さんも隅に置けないんだ!! あのカオリちゃんと…」
中 島「ああ…タイコさん…あなたの大人の魅力溢れる豊満な身体に包まれたい…」
中 島「はぁぁ…タイコさん…――ん!!?」
中島は視線の先に花沢と甚六を認めた。
花沢と甚六は何か大きな布で巻かれた荷包みを車に積んでいた。甚六は辺りをキョロキョロしていて、落ち着きの無い様子だった。
中 島「…(何をやってるんだ…二人とも…?)」
車は繁華街とは反対方向の郊外へ走っていった。
173学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 23:43:21 ID:PR814BJ/0
これはw支援
174学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 23:44:46 ID:Z1NAdmQtP
しえん
175学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 23:46:16 ID:Z1NAdmQtP
しえん
176肝尾田新人:2010/01/22(金) 23:47:30 ID:1jI9ClcT0
深夜、車中にて。もう日付も変わる頃だ。
地元を出てからもう5時間が経つ。
今は中央道を抜け、Y県H市の某山林の中を走っている。
カオリ「ン”ーン”ー!!」モゾモゾ モゾモゾ
甚 六「…もうすぐ…着くけど…」
花 沢「…苦しそうだから、目隠しとガムテープだけ取ってあげるわ…」
カオリ「ん”ん”っ…ビリリッ…んはっ…いやーっ、下ろして!! お家に帰してよー!!」
花 沢「…カオリちゃん」
カオリ「はっ花子!!? …これは、これはどういうことなの?! 何で? え、えぇ!?」
涙目のカオリ。声を震わして、驚愕に表情を凍らせていた。
助手席に座っていた花沢はカオリがこちらを向くと目を反らして、
「…全部、あなたが悪いのよ…」
カオリは反射的に、
「わ、私が悪いって何が…私が何をしたの…?!」
と、訊き返した。花沢は再びカオリの方を見て、彼女に顔を近付けて睨むと、
「あんたが磯野君を取ったんじゃない…私の磯野君をををを……」
と、恐ろしいほどに低い声で言った。
カオリは花沢の鬼気迫るものに戦慄を覚えて言葉を失った。
甚 六「…あっ…」
花 沢「何? どうして急に止まったの?」
甚 六「…もうここで…道が終わりみたいですが…」
花 沢「丁度いいわ…。ここで殺りましょう!」
カオリ「!!!?」
177肝尾田新人:2010/01/22(金) 23:50:17 ID:1jI9ClcT0
カオリ「いや!! 離して!! いやーっ!!」
甚 六「ほ、ほら、そんなに騒がないでよ! カオリちゃん!」
花 沢「大丈夫よ!! ここは山奥!! 人っ子一人いないわ! どんなに叫んだって誰も助けに来やしないのよ!!」
甚六は暴れようとするカオリを後ろから羽交い絞めにし、地面にねじ伏せようとしたが、カオリと肌が触れ、あの時のことを瞬時に思い出した。いや、あの時のカオリは寝ていた。
だが、今はリアルに感じる吐息と、生きた少女の生々しい声、男の粗暴な腕を拒む女という柔な性が、またとない性欲の上昇を甚六に齎した。
甚 六「わっ、わあああああああ!!」
カオリ「?!」
花 沢「?!」
甚 六「ね、ねぇ?? ハァハァ…さ、最期に一発良いかなぁ?? ハァハァ…ねぇ??
___実はね…ハァハァ…、この前のエッチのとき…ま、まだ本番はしてなかったんだよ…!」
カオリ「…い…やぁ…」ガクガク ブルブル
花 沢「ちょっと、甚六さん、あなた何を言って――!!?」
甚 六「じゃあ、このカチンカチンになったチンポどうしてくれるって言うんだよおお!!!」
自分の勃起したペニスを指差し、猛々しく逆切れした甚六。
カオリ「ねぇ、お願い!! 花子、助けて!!」
カオリ「私は磯野君なんか好きじゃないのよ!! ただ磯野君が可哀想で…だから!!」
花 沢「!!」
花 沢「……ちょっと…それ、どういうこと?」
カオリ「磯野君を慰めてあげようとしただけで……本当は好きでも何でも…ヒグッ…エグッ…」
花 沢「ふざけないでよおおおおお!!!」
甚 六「…ひっ…」ビクッ
花 沢「あんたは磯野君の純粋な気持ちを蹂躙していたのね!! 益々、許せないわ!!」
花 沢「おい、甚六!!!」
甚 六「はひぃ!!」ビクッ
花 沢「さぁーさ、思う存分に楽しんでちょうだい♪」
178学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 23:52:27 ID:IzjXIsFv0
wkwk
179学生さんは名前がない:2010/01/22(金) 23:53:28 ID:fipKK6Wb0
支援
じゃねぇよ糞vipperかよオメーはよぉ
180肝尾田新人:2010/01/23(土) 00:00:30 ID:E8wWY0am0
甚 六「はぁぁぁん!! すごぉい!! やっぱり処女は良いなぁーっ!!」
カオリ「やぁあああっ!! やめてぇっ!! …ひぎぃっ…いやぁ、痛い、痛いよぉ…!!」
甚 六「ああ!! 出ひゃうぅ!! 出ちゃうよ、カオリちゃああん!!」
カオリ「やめてーっ! 痛いから動かしちゃ、嫌ぁぁあああ!!」
甚 六「――っくぅ!! うっ!!」ドピュ ドピュ ピュ
カオリ「いやああ!! 何?? 熱いのがー?! あっあっあっー!!」
甚 六「……ハァハァ…ハァハァ…」

甚六とカオリの情事の後、花沢は持っていた拳銃でカオリを射殺した。
大空カオリ。享年11歳。
某山林は自殺スポットしても有名な場所で、人を殺して隠しても、そうそう見つかるような場所ではなかった。二人はカオリの死体を窪み地になっている所に遺棄して、木や葉っぱ、付近に散乱したゴミなどで覆い隠した。
これで誰にも見つかるまい。
花沢はほくそ笑むと同時に胸を撫で下ろした。
181学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 00:40:51 ID:j5N2uRKj0
ぶぅるるるるらァァッ!
182学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 00:44:06 ID:/w2G59eg0
バトルロワイヤルみたいだ・・・
183肝尾田新人:2010/01/23(土) 01:41:20 ID:E8wWY0am0
後日、学校ではカオリの突然の失踪に全校集会が開かれた。
クラスでは学級のアイドル的存在の彼女がいなくなったことで、特に男子生徒や、仲の良い友達は悲しんでいる様子だった。
早 川「ああっ…、グスッ…カオリちゃん……エグッ…今どこで何をしているの…?」
カツオ「カオリちゃん…、早くクラスに戻って来ておくれよ……」
西 原「きっと戻って来るって!! 皆、そんなにしんみりするなよ…!」
中 島「…カオリちゃん」
橋 本「…また…野球…しよう……ぜ」
皆がカオリの行方を心配し、その安否を気遣っていた。そして彼女も。
花 沢「うわあああああん!! カオリちゃん…!! 
___わたし、私…カオリちゃんの身に何かあったら…と思うと…、うわああああん!!」
大声で咽び泣いて見せた花沢。それは少し大袈裟かもしれなかった。だが、この演技こそが彼女の見せる表現のアリバイなのだった。
それに引っ掛かった周囲は花沢に優しく声を掛けるだろう。何の疑いもなく、ほら。
早 川「…グスッ…大丈夫よ、花子…。カオリちゃんはきっと戻ってくるわ…」
西 原「そうさ! 戻ってくるとも!! 皆で無事を祈ろう!!」
橋 本「そうだよ! また野r(ry」
花 沢「うぅっ…絶対にそうよね? カオリちゃん、絶対に無事でいるわよね??」
中島はただ一人、そんな大袈裟な素振りを見せる花沢を静観していた。
こいつは何か知っている。数日前に花沢と甚六を見掛けたことも気に掛かっている。
もしや…と、中島は思った。
中 島「……」
184学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 01:46:21 ID:CLR5cQBXO
(⌒⌒)
∧_∧ ( )
(・ω・`) ノノ~′
(⊃⌒*⌒⊂)
/_ノωヽ_)
185学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 01:55:37 ID:mgWaqdK00
きたあああ
186学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 02:00:08 ID:TbIbOetL0
橋本wwwwww
187学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 02:01:38 ID:utOgmFf5O
スレタイがチンポのことに見えるのは俺だけなんだろうか………
188学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 02:24:18 ID:L1YX59Oj0
鬼才wwwww

今後もよろしくお願いします・・・
189学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 02:46:34 ID:PxgbiSY20
橋本ちょっと黙れwww
190学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 04:35:44 ID:nxdY9cce0
包茎っていや?
191肝尾田新人:2010/01/23(土) 04:57:55 ID:E8wWY0am0
ようつべで「サザエさん」を観て来た。
書いてるものと全く違う話だということを知った。
しかしカオリちゃんはマジで可愛い。
デスクトップの壁紙にした。
192学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 07:53:05 ID:pbuxfO1V0
橋本ワロス
193学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 12:41:48 ID:E38a7gY+O
 
194学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 12:49:39 ID:ANqryn7p0
こう煩雑じゃね?
195肝尾田新人:2010/01/23(土) 12:55:27 ID:E8wWY0am0
色々と盛り込みすぎたから、これから少し分かり難くなるかもしれない。
196学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 14:09:25 ID:o4VS97Ae0
イイヨーイイヨー どんどんお願いします
197学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 14:24:37 ID:qTmVxhKK0
>>191
だから>>107で指摘してるだろ。
198学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 14:26:34 ID:9P0T/TnX0
あwww正解っすwwwさすがっすねwww
とか言って欲しいの?
199肝尾田新人:2010/01/23(土) 14:35:29 ID:E8wWY0am0
>>197

「サザエさん」は日本の古き良き家庭や、今では失ってしまった地域の人々との触れ合いを描いた素晴らしい作品でした。
200学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 15:12:19 ID:qtxbMUhE0
つうかこんな有名な作品なのに内容知らなかったんだな
201肝尾田新人:2010/01/23(土) 15:50:56 ID:E8wWY0am0
放課後。
中島は花沢を呼び出した。
花 沢「なぁに? 中島君が私に用なんてw」
中 島「この前さ…」
花 沢「?」
中 島「…甚六さんとさ」
花 沢「…う!!」
花 沢「…それがどうかしたの?」
中 島「車でね…」
花 沢「く、車で…?」
中島のいやらしい陰湿な攻めに痺れを切らした花沢は急に快活になった。
花 沢「…あぁー、この前ね。偶々、甚六さんと会ってー。
___久々に会ったもんだから、長々と話し込んじゃってねぇー、あははははww」
中 島「それ本当?」
花 沢「お前…見てたな、全部」
すると急に中島は横柄な態度を取るようになった。
中 島「あーあーあー。甚六さんばかりイイ思いしちゃってー…、ズルイよなぁ…―」
中 島「カオリちゃんとあんなことや、こぉーんなことだってしてるんだからなぁ…―ねぇ?」
花 沢「何が望み?」
中 島「僕とのプロミスー、まさかフォゲットしてないよねぇ?」
中島はニヤリと笑うと、花沢の肩にポンと手を乗せた。
202肝尾田新人:2010/01/23(土) 15:51:36 ID:E8wWY0am0
その日の深夜。花沢の自室。
花沢は頭を掻き毟り、力任せに部屋の物に当り散らした。
バリン。ガシャン。ドガン。ガンッ。
花 沢「糞おおおおお!! なっかじまあああああ!!
___この私が、この花沢花子が、あんな刈り上げ糞眼鏡なんかに強請られるなんてーっ!!」
花 沢「…こ、これでは私の華麗な計画が台無しになってしまうわ…ゼェゼェ…」
花 沢「侮っていた。…もう少し早く手を打っておくべきだった……ブツブツ」

プルルルル。ガチャ。
花 沢「…はい。花沢で――」
甚 六「たっ、たた大変ですぅ!! うちの親父の書いた小説に…――」
花 沢「な、何ですって?!」
―――
203肝尾田新人:2010/01/23(土) 15:52:53 ID:E8wWY0am0
花 沢「――それじゃ、今、伊佐坂先生が書いてる小説が?」
甚 六「…はい! 今の荒廃した磯野家を題材にしているみたいなんです…!」
花 沢「磯野君の小父さんやワカメちゃん、自殺したマスオさんも出てくるのね…?」
甚 六「そうです! それよりも問題は…!!」
甚 六「問題は推理サスペンス物で、犯人が僕や花沢さんっぽいって設定なんですよ!!」
花 沢「!!」
甚 六「が、我欲のために“薬物”で周囲を陥れる悪女とか、…その手下の浪人生とか!!」
花 沢「………」
甚 六「小説の登場人物が、…僕らの関係を暗に示してるっていうか…―」
花 沢「そんなの偶然よ! っか、考え過ぎじゃないの?!」
甚 六「勿論、架空の人物に架空の物語ですよ!! 偶然かもしれません!! 偶然―」
甚 六「でも…でもこれがもし出版されたら、…誰かに気付かれでもしたら……僕たち…」
花 沢「時間の問題…」
花 沢「疑われて、捕まるのも時間の問題ということになるわね…!!」
甚 六「…いっ」
甚 六「嫌だああ!! 強姦殺人なんて嫌だああ!! 僕、死刑になりたくないよおお!!!」
電話の向こうでビービーと泣き出だす甚六には構わず、花沢はこれから自分がどう出るか、頭の中で冷徹な計算を繰り広げていた。
花 沢「…わかったわ。伊左坂先生には私から話してみるわ!」
甚 六「…ヒック…エグッ…グズズ…ふえぇ…?」
花 沢「私に任せなさい! きっと大丈夫よ! 上手く行かせてみせるわ!!」
204肝尾田新人:2010/01/23(土) 15:54:10 ID:E8wWY0am0
これは困ったことになった。
翌日、花沢は伊佐坂と薬の受け渡しを兼ねて、伊佐坂家を訪問した。
ウキエは学校。甚六は予備校へ。オカルはフネとお芝居を観に行ったらしい。
大抵、二人が会うのは午後で、伊佐坂家の家族が外出中という条件の揃う時であり、その時には原稿を待つ編集者たちもいないといった珍しい日であった。
暗がりの書斎。カーテンの隙間から僅かに光が差す。床には書き損じの原稿が多々。
伊佐坂「ささっ、…中へ入ってくれたまえ。待っていたよ、君が来るのを…」
花 沢「今回は運び屋が捕まったみたいで、そんなに量を多く持ってきてないのだけれど―」
伊佐坂「構わない。構わない。また…持ってきてくれるのなら……」
伊佐坂は花沢の説明を聞き終わる前に彼女が持ってきた覚せい剤を手に取り、腕捲りをすると、素早く注射針を腕に押し当てた。
花 沢「…よっぽど、これが好きなんですね」
伊佐坂「はぁあああ! きたぁぁああ!! くうぅぅっ!!」
伊佐坂「ハァハァ…でもねぇ…ハァハァ…くうぅ、最近は…スランプも…抜け…出して、順調に書ける…ようになったんだよ! …この薬の…はうぁっ…お陰かな……」
花 沢「…それは良かったですね」
伊佐坂「それに…ゆのっちも私を応援してくれているんだ…!」
花 沢「(ゆのっち?)」
花 沢「お知り合いか誰かですか?」
伊佐坂は徐にノートパソコンの画面を花沢の方に向けた。画面には何やらアニメの動画が流れている。頭にバッテンの付いた小さな体躯の少女がメインで映っていた。
伊佐坂「彼女は…天使なんだよ…守ってあげたいくらいに小さくて可愛い…天使…ハァハァ」
伊佐坂「そんなゆのっちはひだまり荘というアパートに住んでいてね……」
花 沢「……(アニメの話? 二次元の少女を真顔で語るなんて…この人……気持ち悪っ)」
伊佐坂「…美術科のある高校に通ってて…ルームメイトにはヒロさんという炊事係がいて…」
伊佐坂「それがまた肉厚でエロ・ティックな身体をしているんだ……そしてなずなずが――」
花 沢「あのー、それ長いですか? …差し支えなければ、もう話を戻しても良いでしょうか?」
伊佐坂「!?」
―――
205肝尾田新人:2010/01/23(土) 15:57:13 ID:E8wWY0am0
伊佐坂「…ふむ。君は流石だ。今、私の書いているものを一言で言い当てるなんて…」
花 沢「ええ。要領と勘は人一倍良いもので」
伊左坂「まだ誰にも話してないに、いやぁ、不思議だなぁ…」
花 沢「ええ。スランプ中の作家なら身の回りに起きたことをまず書くと思いましたから…」
伊左坂「うーむ。大したものだ」
花 沢「でも、…先生の書いた小説の中の“薬物”というワードが危ないのです!!
___世間は確実に先生が薬をやっていると思うでしょう!! …考えても見てください? 
___こんなにリアルな描写の薬物依存、…やっている本人にしか分からない筈です!!
___引いては先生にその疑いが掛かり、今まで築き上げてきたものは全てパア!!
___地位も名誉も富も、…作家、伊佐坂一物の名は地の底に落ちてしまうんですよ!!!」
花沢は捲くし立てるように言った。伊左坂の表情も次第に曇ってきた。
だが余計なことは言わない。花沢はあくまで“薬物”のところにだけに焦点を当てた。
麻薬のブローカー以外の、例えば甚六と共謀し、カオリを殺害したこと、中島を使ってワカメを陥れたこと、マスオを自殺に追い込んだことなど、多くの悪事が露呈する恐れがあったからだ。
それに伊左坂が甚六の犯罪や、最もまだ何にも気付いていないのが救いだった。
まさか小説で息子の犯罪を無意識のうちに暴き出していたとは夢にも思わなかったろう。
206肝尾田新人:2010/01/23(土) 15:57:55 ID:E8wWY0am0
伊佐坂「ぐぬぬ…。でも…これはどうしても書きたい話なんだ…」
伊佐坂「それと…君、私の名前はイチモツじゃなくて…難物だよ…」
花 沢「おっと! ―それは失礼」
花 沢「ではこう言い直したほうがいいでしょう。この小説原稿を破棄するのと、この薬のどっちを取るのか、と」
伊佐坂「私が小説を書くのを止めない限り、この薬は売って貰えないということなのか…?」
花 沢「残念ですが…」
伊佐坂「ははっ…、だ、第一、私の書いた小説云々で君の悪事がバレるわけじゃなかろう?」
花 沢「君の? まだ分かってないのですね? あなたも同じ穴の狢じゃありませんか?」
花 沢「脅すのは好きじゃないんですが…まぁ、そういうことになっちゃいますね」
伊左坂「…!!」
伊佐坂「ま、待ってくれ!! 
___小説家が小説を書くというのは麻薬と同じくらい中毒性があるんだ!!
___打たずにはいられない麻薬があるように、書かなくてはいられないものなんだ!!
___込み上げるほどの情熱が、突き上げるような衝動が、私にペンを走らせてくれた!!
___だから、小説だけは…、これだけは!!」
花 沢「それでは薬の方は今日で最後ということですね?」
伊佐坂「あっ、ま、待ってくれ…!」
花 沢「それでは例の小説の原稿は破棄していただけますね?」
伊佐坂「…くっ、分かった。もう書くのを止めよう。編集者にも別の原稿を渡すよ…」
花 沢「……(ふぅー)」
207肝尾田新人:2010/01/23(土) 15:59:14 ID:E8wWY0am0
伊佐坂は花沢との約束をあっさり破った。
例の小説の原稿を書き上げ、編集者の波野のり助に手渡した。
伊佐坂「…(くっ、この作品をどうしても世に出したいんだ…!)」
伊佐坂「…まぁ、別から買えばいいか……」
のり助「んっ、何か言いましたか?」
伊佐坂「…いや…何でも…」
のり助「いやぁー、先生! これ、久しぶりの新作じゃないですか!
___ようやくスランプから脱却したんですね? いやぁー、良かったー。あははは」
伊佐坂「…うむ」
のり助は伊佐坂から渡された原稿を見るなり、表情を強張らせた。
のり助「…!? こ、これは…もしかして磯野家を題に…取ったのですか…?!」
伊佐坂「…そうだが」
のり助「ひっ、酷いじゃないですか、先生!!」
のり助「磯野家は僕にとっても家族同然なんですよ!! こんな風に書かれちゃ…」
伊佐坂「…い、嫌なら、もう君のところでは書かんよ!!」
のり助「そ、そんな…」
伊佐坂「大体、何も君等一族の名前を出したわけじゃない! 皆、架空の話だよ…」
伊佐坂「…少々、参考にはさせてもらったが…」
のり助「…わ…分かりました…。…推敲と変更点は後でFAXします…」

社に戻ったのり助は伊佐坂の原稿のチェックに取り掛かった。
主人公の女はある目的から知人の一家を崩壊へと導くが、中々、その目的が達成しないことから、次々と新たな悪事に手を染めていくという物語だった。女は麻薬の売人でもあり、いつも手下の浪人生を従えていた。人の弱味に漬け込み、非道な行いをする女と書かれている。
伊佐坂の久々の原稿。伯父の一家の悲劇を題材にしたのは気に障ったが、読み進めるうちにのり助は物語の妙にリアルなものを感じていた。
磯野家でご馳走が出れば、その時を狙って透かさず登場していた目敏いのり助。
早くも甚六の懸念が顕現したのかもしれない。
のり助「…ん!!」
のり助「まさか…これは……」
―――
208学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 15:59:49 ID:jocQRKx10
がんばれ肝尾田
209肝尾田新人:2010/01/23(土) 16:05:50 ID:E8wWY0am0
お付き合い下さいまして、ありがとうございます。
読み難い、分かり難いところが多いかも知れないです。
次はタイコが登場します。
自分はそろそろ寝ます。12時前後に書き込みを再会します。


210学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 16:07:13 ID:jocQRKx10
おつおつ
211学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 17:21:22 ID:/XFmw6+d0
魅惑の団地妻タイコがついに登場か・・・
期待せざるを得ない
212学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 18:04:56 ID:nTRGEMiU0
期待!
213学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 19:17:19 ID:EXyulMhI0
ho
214学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 19:34:11 ID:uDK9eoK/0
これは期待
215学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 20:24:39 ID:t5deCZpL0
期待してます
216学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 21:54:22 ID:EXyulMhI0
気体
217学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 22:59:16 ID:rhfPKlwfP
レポート書く気が失せたw
218学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 23:00:49 ID:rhfPKlwfP
レポート書く気が失せたw
219学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 23:02:22 ID:rhfPKlwfP
大事なことなので2回言いました
220学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 23:03:44 ID:yVQa4+xT0
煽りまで全部お前が発言してんじゃねーよw
221学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 23:26:45 ID:H4RE1WJ70
期待あげ!
222肝尾田新人:2010/01/23(土) 23:48:15 ID:E8wWY0am0
花沢はタイコが欲求不満からセフレを探しているという情報を手に入れた。
すぐさま中島にそれを告げ、次いで円滑に事を行うための指示をした。
花沢は中島に幼児プレイをするように言ったのだ。
中島は兄と祖父の三人暮らし。母親とは幼い頃に死に別れた。そんな愛情に飢えた家庭環境をタイコが知れば、心優しい彼女は中島を憐れに思って、必ず胸を貸して甘えさせてくれるに違いないというのだ。
タイコ「中島君はお紅茶でよかったかしら?」
中 島「は、はい…」
タイコ「せっかく遊びに来てくれたのにイクラが寝ちゃって…ごめんなさいね」
中 島「い、いえ。そんなお気になさらずに…」
タイコ「じゃあ、二人で何かお話でもしましょうか^^」
中 島「はい…あ、あの…僕――」
タイコ「?」
中 島「僕…、お母さんとかいなくて…、そのタイコさんを見てると、…その……」
中 島「死んだお母さんを思い出すんです……」
タイコ「……中島君」
タイコ「…よかったら、こっちにいらっしゃい」
中 島「…え…//」ドキッ
中島はタイコの豊満な胸の中に包まれた。タイコは心地良い声で子守唄を歌いながら、優しく中島の頭を撫でた。そして中島のペニスは180度の勃起を観測した。
中 島「(…おっぱい…柔らかい…ハァハァ…ハァハァ)」
タイコ「〜♪ …!!?」
中 島「(あっ、やばい、気付かれたかも…ふへへへ)」
タイコ「…中島君、…あなた?!」
中 島「ばぶーっ! ばぶばぶぅ! ママァ! おちんちんが突っ張ってて痛いよぉ!!」
タイコ「…な、中島君…」
中島の豹変に驚いたタイコだが、彼女は今、それよりも理性と本能の狭間で葛藤していた。
夫・のり助がインポになって半年。若い婦人の身体は性に飢えて火照っていたのだ。
オナニーも幼い息子がいる前では憚られた。
目の前の中島に母性本能をくすぐられてもいた。
でも相手は小学生。しかも親戚の子の友達。そんな男の子に手を出したと周囲に知れたら、もうこの街では暮らしていけない。
衣服の上からタイコの乳にむしゃぶり付いた中島。
タイコ「…んっ、ああっ! だ、だめよ、中島君!! イクラが起きちゃうわ!」
タイコ「あっ、ああーっ!!」
223学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 23:58:02 ID:Hr/T4HNmO
くっ・・・漏れの一番好きなシチュエーションを持ってくるとは。
これは期待せざるをえない。
224学生さんは名前がない:2010/01/23(土) 23:59:22 ID:qC4oHWTt0
きたきたきたあああああッ!!!1
225学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 00:04:48 ID:T/dG8SZS0
期待
226学生たんは名前がない:2010/01/24(日) 01:16:33 ID:tKEHJTUM0
ノリスケインポかよwww
227学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 01:19:11 ID:tEAaw5jg0
ノリスケインポ糞ワロタ
228学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 01:19:51 ID:ZomD3HCT0
きたいあげ
229肝尾田新人:2010/01/24(日) 01:35:11 ID:h5eZZWJU0
波野家からは婦人の甘い声が漏れていた。
タイコは中島を台所の椅子に座らせ、突っ張って盛り上がった彼の短パンに手を掛けた。
中島は昂奮で涎を垂らした。タイコも顔を赤らめてボーっと中島のペニス一点を見つめている。
中 島「ばぶぅばーぶぅ!! 何か、おちんちんがビクンビクンってするよ、ママァ!!」
タイコ「……よしよし、い、いま気持ちよくしてあげますからねー…」
中 島「(はははっ、…すっげぇや!!)」
タイコは優しい手付きでホックを外し、チャックを下ろすと、ブリーフに包まれた中島のペニスを引っ張り出した。
タイコ「…まぁ! 半分くらい剥けてるのね!」
中 島「ばぶばぶぅ! あーん、何かおちんちんのとこが変だよ、ママァ!!」
タイコは「今、楽にしてあげる」と言い終わる前にペニスを口に含んだ。
抜群のフェラテク。のみならず、タイコは器用に両乳房を用いて中島のペニスを刺激している。
中島はすぐに果てた。
中 島「…ハァハァ…ハァハァ……」
タイコ「……ハァハァ」
タイコはサイドボードの中からコンドームの入った箱を取り出した。そして淫靡な息を漏らしながら、ゆっくりとスカートをたくし上げた。
タイコ「…ふふ、もっといい事しましょうか…」
中 島「…タ、タイコさん…」

四十八手の一つ背面座位。椅子に座る中島の上に腰を下ろす形で挿入を誘った。
タイコ「…あっ、あぁ、挿ってくわ…あ…」ニュル ジュポポ
中 島「…はっ…くぅぅ、…んっ」ジュッポ ジュポ
タイコ「ねぇ、…おちんち…ん…んぁ、先、擦れても痛くない?」チュク クチュクチュ
中 島「」
中島は眼前の太くて丸いタイコの尻に釘付けになると同時に、忽ち理性というものを失った小猿のような淫猥な本能を露にした。

230学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 02:23:03 ID:FsX9QdkW0
背面座位とか言葉だけでエレクトする
231学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 02:43:33 ID:cQIVzcDT0
エロいの書いても、サスペンス書いても優秀だな・・・すげぇ
将来は小説家ですか?w

今後もお願いします
232肝尾田新人:2010/01/24(日) 04:22:39 ID:h5eZZWJU0
磯野家。午前。
のり助は久しぶりに磯野家を訪問していた。
サザエ「え? 伊佐坂先生の様子?」
のり助「ええ。何か変わった事などありませんか?」
サザエ「んー。…あ! そうだわ!」
のり助「何ですか?」
サザエ「つい一昨日なんだけど、伊佐坂先生、お散歩中みたいだったの!」
サザエ「それで挨拶しようと声を掛けたんだけど…」
サザエ「何か視点が定まってないっていうか、虚ろな表情でフラフラしてたのよ…」
のり助「え? それは本当ですか?」
フ ネ「そういえば私もオカルさんから妙な事を聞きましたね…」
のり助「妙な事…?」
フ ネ「何でも、伊佐坂先生。ここ最近、様子がおかしいらしいのよ」
のり助「どう、おかしいんです?」
フ ネ「オカルさんが書斎を掃除しているとき、睡眠薬のような白い粉が出てきたらしくて…」
フ ネ「それもお医者さんになんて掛ってないのに、変だわねって言ってたのよ」
のり助「…うーん」

のり助は直感で察した。
やはり伊佐坂は裏で麻薬の類をやっている。
元々はほのぼの恋愛小説家だった伊佐坂が、スランプを空けて書いた新作が推理サスペンス物の、しかも“麻薬”にキーワードにした穏やかでない作品だったこと。
作中の妙にリアルな描写、そしてその人間関係。これは何かある。
そんな確信を得ると、のり助は磯野家を後にした。
のり助「…先生、一体、どうしちゃったっていうんですか…」
のり助「…!?」

磯野家の門を出たのり助は、伊佐坂家の戸口の前でウロウロする人物と遭遇した。
三河屋の三郎だ。
のり助「…あの、どうかされましたか?」
三 郎「あ…、確かのり助さん…ですよね?」
のり助「そうですが…―」
233学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 04:27:41 ID:3kQ2Zt8X0
そういやサブちゃんが未登場だったか
234学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 05:43:18 ID:SWbNXwPP0
あげ
235学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 05:45:53 ID:SWbNXwPP0
上がってなかったw
期待上げ
236肝尾田新人:2010/01/24(日) 07:11:48 ID:h5eZZWJU0
のり助は三郎と少し話した。
三 郎「ああ…いや、伊佐坂先生の家に花沢不動産のお嬢さんが出入りしてるみたいなんです…」
のり助「え…、それが何か?」
三 郎「ええ。…あの実は変な噂がありまして…」
三郎は近所で実しやかに囁かれている変な噂をのり助に話した。
どうやら花沢不動産の主人は裏で麻薬の売買をしているというらしいのだ。何故、彼が伊佐坂邸の中を覗いていたのかというと、花沢の娘・花子が何やら定期的に物を届けに来るらしいという。
それも不自然な装いで、だというのだ。
三 郎「僕、一度だけ花沢のお嬢さんが伊佐坂先生の家から入ってくのを見た事があるんです…」
のり助「え…、それは本当かい?」
三 郎「何か大きなリュックを背負ってて…」
三 郎「その日は先生以外は皆さん、外出されていたそうで…あ、これは奥様から聞きました」
三 郎「で…、それで出てきた所で声を掛けようとしたんですが、すごい早足で逃げるように行ってしまったんです…」
のり助「…やっぱり!」
のり助「ありがとうございます、三郎さん!」
三 郎「って、あれ、の、のり助さん?」

237肝尾田新人:2010/01/24(日) 07:12:46 ID:h5eZZWJU0
のり助は伊佐坂の家に駆け込んでいった。
張り飛ばすように伊佐坂の家の玄関を開け放ったのり助。
のり助「失礼します!!」
オカル「まぁ、のり助さ―ちょ、どうされたんですか? あ、勝手に、ああっ」
のり助「先生!! ちょっと宜しいでしょうか!!」
伊佐坂の書斎に飛び込んだのり助は、暗室のソファーに腰を下ろして煙草を燻らす伊佐坂を問い詰めた。
伊佐坂「――なっ! どうしたんだね、のり助君!! 今日は締め切りじゃ…」
のり助「ちょっと見せてもらえますか、腕を!!」
伊佐坂「あっ、な、何を!! やめなさい、のり助君!!」
のり助は伊佐坂の腕を掴むと、裾を捲って腕の関節を確認した。
伊佐坂の腕には無数の注射の跡があった。これは…。
のり助「こ、これは!? 先生、まさか、薬をやって…!!」
伊佐坂「…ぐぅぅ…」
のり助「先生、どうしてこんなことを!!?」
伊佐坂「……むぅぅ」
オカル「ど、どうされたんですか?! 落ち着いてくださいませ、のり助さん!!」
オカル「ひ、ひぇっ…」
オカルはのり助に引っ張られた伊佐坂の腕の先を見た途端、卒倒した。
238肝尾田新人:2010/01/24(日) 07:13:26 ID:h5eZZWJU0
のり助「…まさかと思いますが、花沢のお嬢さんから買っていたんですか?」
伊佐坂「!!」
のり助「どうなんですか!!」
伊佐坂「……そうだ…彼女から買っていたんだ…」
のり助「…そんな!」
のり助「じゃ、じゃあ、例の小説の仲の悪女っていうモデルも…」
伊佐坂「そうだ…」
のり助「それじゃあ、磯野家の人々を陥れたのも彼女だって言うんですか??」
のり助「何か知ってるんなら、全て話してくださいよ!!」
伊佐坂「そ、それは知らんよ! そこは私の妄想の範疇で…小説のオリジナルだよ!!」
のり助「…お願いです…、自首してください!」
伊佐坂「嫌だああ! 自首などするか!! 捕まってしまったら私の作家生命は終わる!!」
伊佐坂「かっ、金が欲しいなら幾らでもやる!! だ、だから見逃しておくれよ、のり助君!!」
のり助「ふざけないで下さい!!」
のり助は伊佐坂の胸座を掴んで、目に涙を溜め込みながら訴えた。

予備校から帰宅した甚六。
何やら家の様子が変だ。玄関前には三河屋の三郎が家の中を覗き込んでいて、家の中からはのり助と思しき男の怒鳴り声が聞こえた。これは何か不味い予感がする。
一先ず甚六は助けを求めて花沢の下に駆け出した。
甚 六「(…や、やばいよ…やばいよ!)」
―――
239学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 07:19:09 ID:sal3Rp/Y0
のりすけカッコよすぎwww
240学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 07:55:22 ID:SWbNXwPP0
のりすけインポなのにやるなwww
241学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 10:24:02 ID:h5eZZWJU0
花 沢「な、何ですって?!」
甚 六「ハァハァ…、は、はい、今さっき家に帰ってみたら…」
プルプルと震え出した花沢は、鬼のような形相で一点を見つめ、いきなり壁を殴り付けた。
花 沢「くっ…糞おお!! これじゃあ、もうここで詰みが確定なの??」
花 沢「そんなの嫌だわ!! 私は磯野君と…磯野君とぉぉぉぉ…!!」
花沢につられて甚六も慌てふためいた。
甚 六「ど、どうしましょう?? 僕達…あっ、僕…わああああああああああ!!」
甚 六「嫌だああ!! 僕、捕まりたくない…!! 僕まだリカちゃんともしたかったのに!!」
花 沢「うるせぇんだよ、甚六っ!!」
甚 六「わっ…ぐへぇっ…」
花沢は甚六をどついた。その弾みで甚六は道路の上に転がり、電信柱に頭をぶつけて伸びた。
花 沢「(冷静になって! 考えるのよ!! 私なら出来る筈!! 私なら…―)」
花 沢「(もう…ダメだわ…! ど、どうしたら良いの??」」
花 沢「…あぁ…もう…逃げるしか…」

もう日も落ちる時間帯だ。蝉が煩わしく鳴いていた。
花沢は自宅に戻ると貯金通帳や現金、パスポートなど掻き集め、逃亡する準備を整えると、すぐに家を出た。ポケットの中には護身用の拳銃が入っている。カオリを銃殺したやつだ。
甚六を放ったらかしにし、一人だけで逃げるらしい。果たして当てはあるのか。
花 沢「(父ちゃん…母ちゃん……うぅ…)」
花沢は薄暗くなった町内を走った。だれにも気付かれず、この町から出るつもりらしい。
学校とも、友達とも、あの愛しいカツオにさえ別れを告げないで。
花 沢「…ふふ…あはは…」
花沢はおどけたように泣き笑った。
242肝尾田新人:2010/01/24(日) 10:24:48 ID:h5eZZWJU0
のり助「花沢さんのお嬢さんだね…!!」
民家の暗がりの塀伝いに身を潜めていた花沢は、誰かから手を掴まれて、街頭の明かりの前に身を晒された。
花 沢「…!! なっ!!」
のり助「…逃げる…つもりだったんじゃないだろうね?」
のり助の後ろには三河屋の三郎や近所の大人達がいた。そして大人達に囲まれて縛り上げられている甚六がいた。
のり助「自首して欲しい。そうすればまだ罪も軽くなる…」
のり助「甚六君が…全て…素直に話してくれたよ。…マスオさんのことも…君の失踪したお友達の事も…」
花 沢「なぁっ!! …じ」
花 沢「甚六―っ!! てめぇ、裏切りやがったな!!!!」
甚 六「…あっ、み、皆、こ、この人が僕を脅して、それで弱味を握られていて…」
甚 六「だ、だから…、僕は悪くない!! 全部、嫌々、やらされていたんですぅぅ!!」
花 沢「ち、ちくしょおおお!!!!!」

花沢はポケットの中から拳銃を取り出して、のり助たちに銃口を向けた。
のり助や周囲の大人達は、後退りをしている。
花 沢「動いたら、こ、殺すぞぉ!! あっああああああ!!」
のり助「お、落ち着きなさい! そ、そんなことしてなんになるんだ!!」
花 沢「のり助さん…ハァハァ…、あなた他人の心配なんてしている余裕はあるの…?」
のり助「な、何?!」
花 沢「今頃、タイコさん、…ハァハァ…淫らな娼婦になってるかもしれないのに…??」
花 沢「…あなたが欲求不満の妻を放ったらかしにしてるから…ふふふ―」
花 沢「…若いボーイフレンドと危うい火遊びの最中かもしれないわよ……!!!」
のり助「な、何だってーっ!!」
周囲達「…ざわ……ざわ…ざわ…ざわ……」
のり助「タ、タイコーっ!!」
のり助は妻の名前を叫ぶと、花沢を振り切って走って行ってしまった。
花 沢「あなたたち、私に手を出したら撃ち殺すわよ!!」

花沢は銃を構えながら少しずつ周囲と距離を置き、ダッシュで逃げ出した。
243学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 10:29:10 ID:THoEwfsdO
きた―゜∀゜∀∀∀
244学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 10:41:47 ID:P6QWbvUxO
これ花沢さん最後カツオに殺されそうだな
245学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 11:35:43 ID:M+QpUX/20
ノリスケ=船越
246学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 12:32:20 ID:cQIVzcDT0
早くもクライマックスみたいだな
のりすけかっけぇw

>>甚 六「嫌だああ!! 僕、捕まりたくない…!! 僕まだリカちゃんともしたかったのに!!」
クソワロタwwwwwwww
247学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 13:56:01 ID:Wu9o1l+sO
>>245
糊介=船越英一郎
中島=大森南朋
花沢=星野真理
勝男=藤井隆
甚六=岸部一徳
サザエ=木村多江
マスオ=田中哲司
ワカメ=大河内奈々子
カオリ=仲間由紀恵(友情出演)


今のところこんな感じで脳内劇場やってる
248学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 13:57:31 ID:l1IfAiHWP
小学生だぞww無理があるwww
249肝尾田新人:2010/01/24(日) 13:58:55 ID:h5eZZWJU0
確かに拳銃や麻薬を持たすのは無理があるね。
250肝尾田新人:2010/01/24(日) 14:04:59 ID:h5eZZWJU0
もう全てお終いよ。何もかも。こうなったら、どこまででも逃げてやるわ。
商店街の裏通りを通り抜け、どこかでタクシーを拾ってしまおう。
花沢は直走っていた。が、そのとき。
カツオ「…あれ? 花沢さんじゃないか?」
花 沢「!! い、磯野君?!」
カツオ「どうしたんだい? そんなに急いで? 何か急用? 大荷物みたいだけど」
花 沢「…いや…あの…」
カツオ「あはははww変な花沢さんだなぁ〜w」
花 沢「……」
花沢は思った。カツオと会えるのもこれで最後かもしれない。
まだちゃんとした形で想いを伝えていなかった。言うなら、きっと今しかない。
花 沢「あの…磯野君…!」
カツオ「何だい?」
花 沢「わ、私…い、磯野君のことが好き…なの…!! ず、ずっと前から!!」
カツオ「え…!?」
カツオ「……」
花 沢「……」ドキドキ ドキドキ
カツオ「嬉しいよ、花沢さん」
花 沢「…え!?」
カツオ「花沢さんは僕や僕の家族のために色々と尽くしてくれる…」
カツオ「家が憂き目に遭ってるとき、身体を張って近所に取り入ってくれたろう」
カツオ「学校でも、いつも僕を味方してくれて…とても感謝してるよ」
花 沢「……磯野君」
カツオ「へへっ…// 照れ臭いけど、お嫁さんにするならカオリちゃんよりも、やっぱり花沢さんかな//」
カツオ「姉さんたちも花沢さんなら大歓迎だって!!」
カツオは照れ笑いをしながら言い切った。それは花沢を心から信頼している表情だった。
それとは対照的に花沢は悲しそうに表情を歪ました。
251学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 14:17:37 ID:Wnpo5ur40
これはいいシーンwwww
252学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 14:18:22 ID:gF8z4XRT0
なんとw
253学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 14:36:04 ID:vrD9hhhXO
期待
254学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 14:40:31 ID:CNFWEnmR0
交わらぬ愛
255学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 14:42:14 ID:l1IfAiHWP
カツヲ、かっこいい
256学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 15:17:20 ID:GoJ8iud5O
追いついた・・・
おもしろくて一気に読んでしまった
続きに期待
257:2010/01/24(日) 15:20:57 ID:hn+1+Nzi0
ワシのスレでなにさらしとんえん
258肝尾田新人:2010/01/24(日) 15:23:01 ID:h5eZZWJU0
>>257

あなたが>>1の方か。
あなたが書いた話の続きを書いてるうちに、何だか大掛かりな事になってしまった。
259:2010/01/24(日) 15:24:53 ID:hn+1+Nzi0
許す
260学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:00:39 ID:7Hc04dyc0
>>250
感動したけど
カオリちゃんの名前を出すのは
不謹慎すぎるだろ・・・・・・・・・・・
261学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:02:07 ID:THoEwfsdO
>>259こまけぇこたぁいいんだよ
262学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:18:40 ID:77MyHMVo0
>>14でサブちゃんは薬とアナルセックスをしてるわけだが
これは無視の方向でいいんだよな?w
263学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:22:56 ID:jKs0btIW0
>>262
こまけぇこたぁい・・・・いいのか?
264肝尾田新人:2010/01/24(日) 16:26:05 ID:h5eZZWJU0
>>262
自分は>>15から書き込んでいますが、>>14は恐らく違う人の書き込みだと思われます。
265学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:32:22 ID:OuvzDes7O
中島「ハァハァ…タイコままぁ!!!!!!!!!!」
ドピュドピュドピュ
ちょうど中島が果てたその時、勢いよく家のドアを開ける音がした。

ダダダダダ!
ノリスケ「タイコ!何やってるんだ!!?」
タイコ「セックスよ?見ればわかるでしょ。」
ノリスケ「な…なぜ」

タイコ「あなたがインポだからよ。中島君のは固くてよかったわ。さすが若いわね。フフ」
ノリスケ「ち、ちくしょう!」

ガサゴソ
おもむろにズボンを脱ぎ出すノリスケ。人目を憚らずノリスケはオナニーを始めた。事件を忘れ、彼は興奮していた。妻の淫らな姿に。理性を押さえることが出来なかった。
シコシコシコシコ!
無情にも彼のそれは新婚時代を彷彿とさせるほど固くなっていた。
ノリスケ「うぉおおおお!イクぅうううううう!!!!」
266肝尾田新人:2010/01/24(日) 16:33:53 ID:h5eZZWJU0
おっ
新しいのが来てる
267学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:35:50 ID:CNFWEnmR0
>>265
こ    れ    だ    か     ら     も  し  も  し    は
268学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:37:19 ID:2QqYWZY10
タイコwwwww
269学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:41:14 ID:OuvzDes7O
わずか数十秒だった。
ノリスケのザーメンがフローリングに散乱した。それは色濃く、鮮やかな白色をしていた。

ノリスケ「ハァハァハァ…」
タイコ「あなた…」
中島「ノリスケさん。あまりの悲惨な状況に頭がおかしくなったんですか?www」
ノリスケ「うるさい!この糞ガキ…よくも…よくもタイコにこんな事を!!」
中島「僕よりあなたの奥さんを責めるべきでは?w誘ってきたのは彼女のほうですよw」
タイコ「!!!」
ノリスケ「ま!…本当かタイコ?」
タイコ「…い…いや」



パンパン!!
その時、二発の銃声が波野家に響いた。
倒れる中島。
270肝尾田新人:2010/01/24(日) 16:43:55 ID:h5eZZWJU0
誰が登場するんだwwwwwww
271学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:49:06 ID:OuvzDes7O
ノリスケ「!!?」
タイコ「え…!?」

イクラ「ハーイ!バブー」

そこには拳銃を片手に無邪気な笑顔を見せるイクラの姿があった。

中島「ハァハァ・・くっ…その銃は!僕が花沢さんから渡されたもしもの時の護身用の銃!」

イクラにとってそれは恰好のおもちゃに見えた。倒れ、血を流す中島を見て笑うイクラ。

中島「ちくしょ・・・」

中島 享年11歳

ノリスケ「イクラ・・!」
タイコ「イクラ…」
272肝尾田新人:2010/01/24(日) 16:50:17 ID:h5eZZWJU0
ばぶぅ、こえええぞww
273学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:52:24 ID:0frdJKQCO
これは酷い…
274学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 16:58:07 ID:OuvzDes7O
銃声によって我にかえったノリスケとタイコ。
そう、二人には守るべき子がいた。ほんの数日前までの平穏な日々を二人は思いだしていた。

ノリスケ「何をしているんだ俺は…イクラという大事な息子をほったらかして、他人の磯野家の事件に首を突っ込んで…」
タイコ「そう、私たちにはイクラがいるわ…やり直しましょう…3人でもう一度幸せな家庭を築きましょうあなた…」

涙を流し、抱き合う2人

そんな誓いはすぐに崩れ去った。奇しく愛する息子によって。
パンパン!
ノリスケとタイコを撃ち抜くイクラ。
ノリスケ「ぐはッ!!イ、イクラ…!」
タイコ「グッ…。」

イクラ「ハーイ♪バーブー」
275肝尾田新人:2010/01/24(日) 16:58:54 ID:h5eZZWJU0
イクラ、パネェww
276学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:00:26 ID:77MyHMVo0
肝尾田いるんなら早く続き書けよ
こんなのほっとけ
277学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:00:41 ID:0frdJKQCO
悪魔の子か…
278学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:03:25 ID:FsX9QdkW0
肝尾田まってるぞ
279学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:07:53 ID:OuvzDes7O
その時のイクラには家族を想う感情など皆無であった。
彼は手に入れた最高のおもちゃに夢中であった。人を撃つ喜び、苦しみ悶える姿を見る喜び、ただそれだけを求めていた。

イクラ「(次は…タラオでも殺るかwwwwちょっと年上だからって調子に乗りやがってあのクソガキ!殺してやる…キャハハハハハハ)」

ピンポーン

インターホンが鳴った。タイコと世間話でもしようと訪れたサザエとそれに連れられてきたタラオであった。

サザエ「タイコさーん?いないのかしら?」
ガチャ
サザエ「あら、鍵が開いてるわ。」
タラオ「イクラちゃーん遊ぼうですー。」
ダダダダ
サザエ「あ、こらタラちゃん!勝手に入ったらダメよぅ」

イクラ「!(タラオの野郎!調度いい…w)」
280学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:10:56 ID:0frdJKQCO
イクラ=チャッキー
281学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:13:22 ID:OuvzDes7O
タラオ「イクラちゃーんいるですかー?遊ぶですー」

イクラ「ハーイー♪(遊ぶだと?あぁ遊んでやるよwたっぷりとなwww)」

リビングルームに入るサザエとタラオ。そこには無惨な死体が3体転がっていた。

サザエ「!!!!!ギャー!!!!!!!!」
タラオ「いいいくらちゃんこれはどーしたですか!?」

イクラ「バーブー?」
拳銃を背中の後ろに隠すイクラ
282肝尾田新人:2010/01/24(日) 17:18:40 ID:h5eZZWJU0
花沢は自分の愚かさに気付いた。
何て私は馬鹿なの。今まで私は何て酷い事をして来たのだろうか。
花沢は壮絶な後悔に襲われた。それは落雷が大木を穿つような凄まじい衝撃だった。
何も非道なやり方でカツオを手に入れようとしなくとも、カツオはちゃんと自分を想ってくれていたではないか。杞憂だった。
花沢は泣き崩れた。
花 沢「うぅっ…うわああああああああ〜!!」
カツオ「ど、どうしたの、花沢さん?! 花沢さん?! ねぇ?」
花 沢「…ヒック…グズ…うぅ…い、磯野君…」
カツオは不器用に花沢の肩に手を掛け、そっと抱き寄せようとした。
カツオ「花沢さん、ちょっと変だよ。急に泣き出すなんて!」
花 沢「わ、私――」

大人A「いたぞー!! こっちだー!!」
大人B「おまわりさーん!! ここにいましたーっ!!」
花 沢「あっ!!!」
カツオ「花沢さん??」
花 沢「さよなら…磯野君…」
花沢はカツオの手を振り払って、来た方向と反対方向へ駆け出した。
零れ落ちた涙が風に靡かれ、切なくきらめいていた。
283肝尾田新人:2010/01/24(日) 17:20:40 ID:h5eZZWJU0
花沢は朝日が丘の駅でタクシーに乗った。
行き先を告げず、「早く出して!!」とせがんだ若い女の客に運転手は違和感を覚えた。
環状線から東名高速に乗り、途中海老名ICで下りると、逆方向に伸びる中央道に入った。
車内ではラジオからニュースが流れてきた。
花 沢「すいません…、音楽にしてもらえるかしら…?」
運転手「はい…」
花 沢「FMがいいわ! 早くして!」
運転手「…おや、おかしいな。…ダイアルの調子が……」

ジジジジジ。ガガガ。ジージー。ジジジ…ガガ…。
――緊急ニュース速報です。
只今入りました情報に寄りますと、警視庁○○署は、東京都世●谷区●新町在住の大空カオリさん(11)の失踪事件に絡み、大空さんとは同級生で、同町内の不動産屋の長女・花沢花子容疑者(11)を、殺人及び、麻薬取締法違反の容疑で緊急指名手配しました。
花沢容疑者、今日の午後5時頃から行方が分かっておらず、逃亡した可能性が高いと見て捜査を続けています。また近隣住民の話では――

花 沢「ブフォーッ!! うぇうぇうぇっ!!?」
運転手「朝日が丘って地元じゃないですかぁ!? 嫌っすねぇ!! きめっすねぇ!!」
花 沢「……ハァハァ…ハァハァ」
運転手「…お、お客さん…?」
花 沢「も、もうここでいいわ! 下ろしてちょうだい!!」
284学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:22:05 ID:OuvzDes7O
サザエはあまりのショックに倒れ込み、気絶してしまった。

イクラ「よぅ、タラオ」
タラオ「!!?イクラちゃん喋れるですか!?」
イクラ「今までは喋らなければ何しても許されてきたからな。わざとバブバブ言ってたんだよw大人は馬鹿だぜまったくw」
タラオ「…イクラちゃん、この三人はいったい誰が殺したですか…?」
イクラ「あ?俺に決まってんだろwwwww」

チャカ
銃をタラオに向けるイクラ

タラオ「!!!な、なにを考えてるですか!」
イクラ「お前も死んどけ」

パン!
285学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:26:13 ID:0frdJKQCO
このクオリティーの差
286学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:27:14 ID:B2wvK3/EO
ネットでも空気読めない人って…
287学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:29:45 ID:OuvzDes7O
イクラ「うッ…お、お前!」
タラオ「甘いですよ。イクラちゃん」

引き金を引いたのはタラオのほうだった。

磯野家の事件を独自に捜査していたタラオは。黒幕が花沢であることに早々とたどり着いていた。証拠を見つけるために花沢家に侵入したタラオは、2丁の拳銃を押収していた。
その押収品がまさかこんな形で役に立つとはタラオも思っていなかった。
288そ〜なの☆ ◆X7JUSOnaNo :2010/01/24(日) 17:31:09 ID:FNZot+Sm0
なぜか絶望の世界を思い出した。
289肝尾田新人:2010/01/24(日) 17:44:17 ID:h5eZZWJU0
確かにイクラのが黒幕っぽいかも。

>>288
名前だけ聞いたことあるよ。ネット小説でしょ?

290学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:54:31 ID:l1IfAiHWP
>>283
十一歳って指名手配できんのか?
291学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:55:51 ID:n0UYB8RU0
現実と架空の話を混同されても困るよ厨房
292学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 17:56:38 ID:THoEwfsdO
>>290こまけぇこたぁいいんだよ

民主党が少年法改正すればおk
293肝尾田新人:2010/01/24(日) 17:58:07 ID:h5eZZWJU0
>>290
フィクションだから、そこは見逃して。
294肝尾田新人:2010/01/24(日) 18:01:27 ID:h5eZZWJU0
引き寄せられていた、いや、それは偶然なのだろうか。花沢がタクシーを降りた場所は、あのカオリを殺害したY県H市の某山林の入口に程近い私道だった。
花 沢「……ハァハァ…ゼェゼェ…ハッ…ハッ」
花 沢「…ハッ…ハァハァ…」
花沢は息を切らし、森の奥へ奥へと入っていった。
西の空には陽が沈み、それを覆うように碧い空が被さっていった。緩やかに。
大分、森の中へ入ってきた。無我夢中だった。すると、もう目の前の道は消えていた。
花 沢「…ここで、私はカオリちゃん殺したのね……」
花 沢「…カオリちゃん…本当は大切な…私の友達だったのに…」
花 沢「…うっ…うぅっ…〜〜〜っ!!」
花 沢「カオリちゃん…カオリちゃん……うぅっ〜!!」
花沢は逃亡で疲れたのか、そこに腰を下ろして荷物を枕代わりにすると、いつのまにか眠ってしまっていた。
295肝尾田新人:2010/01/24(日) 18:02:10 ID:h5eZZWJU0
花沢は夢を見ていた。
小学校の低学年の頃の夢だった。
カオリは東京のとある町から転校してきた。児童なのにも関わらず艶やか女の雰囲気があり、それが最も同学年の男子達には「可愛い」「清楚なお嬢様」といった好印象を与えていた。
そんなカオリはよく男子からちょっかいを出されて、泣いていた。
カオリ「…う、うわあぁぁん!!」
男子A「ぐへへっ、カオリちゃん、パンツ見せろよ〜」
男子B「ほーら、スカート捲ってやるぜ!!」
カオリ「きゃ!! 嫌ぁああ!!」
ダッダッダという足音がすると同時に、
花 沢「こらーっ!! あんたたちーっ!!」
男子A「うわ、花沢ブー子だ!w」
男子B「やべぇ、殺されちゃうよww」
花 沢「何ですってー!!!」
花沢は男子Aに腹パンチを素早く決めると、続いて男子Bにラリアットを咬ました。
男子は負け犬の遠吠えを吐き捨てながら、お互いに縺れ合って去っていった。
花 沢「今度、カオリちゃんをいじめたら、あんた等の前歯へし折ってやるからな!!!」
カオリ「………//」
花 沢「もう大丈夫よ、カオリちゃん」
カオリ「花沢さんって強くて格好良いのね、ステキ^^」
カオリのニコりと笑った顔は確かに可愛かった。
296学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 18:13:26 ID:zB5yMSmZ0
その語花沢は男子Aと男子Bが転がってる方に向くと
Aのほうの腹に蹴りをぶち込んだ
咳き込むA。しかし構わずAの腹に蹴りをぶち込み続ける花沢
血を吐いて白目をむくAを見て逃げるB
しかし、Bのほうも捕まえられてしまう。
泣き叫ぶBをうるさそうにみる花沢、そして人差し指を立て、NO1の形を作ると
Bの右目に指を突っ込んだのだ

B「ぎゃああああああああああああああああ」
花沢「わ〜水晶体がとろとろ〜もう一丁いっとく?」

花沢は更に追い討ちをかけるように左目にも指をぶち込んだ

B「あああああああああああああああもうパンツ見えないよパンツみえないよ」

花沢「甘えるな!何さ両目くらい、ヘレンケラーは目が見えなかったのに加えて耳も聞こえなかったのよ
男が泣くな!」

B「ス、スンマセン」

このBが後の魔界三大妖怪の一人黄泉であり、伸びているAが雷禅である。
297肝尾田新人:2010/01/24(日) 18:32:15 ID:h5eZZWJU0
そろそろサザエさんが始まる時間ですね。
298学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 18:34:49 ID:lLHlPXUX0
しれっと続き書くのワロタw
299学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 18:35:03 ID:THoEwfsdO
このスレと 「姉さん、それはタラちゃんじゃないよ」スレを見た俺にはもうサザエさんを直視することはできない
300肝尾田新人:2010/01/24(日) 18:37:52 ID:h5eZZWJU0
それから二人は友達になった。
一つ学年が上がると同じクラスになり、三日と空けずに会っては、どこかへ遊びに行ったり、楽しいおしゃべりをしたり、友達という時間を謳歌した。時には喧嘩もした。けれど、ちゃんと仲直りをして、その都度に友情を深めていった。
だけど…、――。
だけど私の想いを寄せていた幼馴染の磯野君はカオリちゃんのことが好きだった。
きっと発端はそれだった。年が上がるにつれ、カオリちゃんを妬ましく思うようになった。
カオリ「ど、どうしたの、花沢さん…?! 急に冷たくだするなんて…」
花 沢「…悪いわね…今日は忙しいのよ…」
わざと距離を置いてみたりもしたわ。でも卑屈に考えれば考えるほど、自分が惨めになっていくようで堪らなかった。
いつからかカオリちゃんを貶めても、自分が磯野君によく想われたいって考えるようになった。
いつからか、いつからか――。

と、そこで夢は覚めた。

朝だ。ここは深い森。朝靄の立ち込める不気味な朝だった。
辺りを見渡せば、木、木、木だらけ。薄緑の幕が一体に広がっていた。
ポケットの中に何かの感触を覚えた。拳銃だ。
花沢は拳銃を持ったまま、更に奥に進んだ。窪み地になった所にゴミや葉っぱが無造作に敷かれていた。
花 沢「…カオリちゃん」
花沢は覆っているものを跳ね除け、下にいるカオリを探した。
土と歯に埋もれたカオリだが、まだ腐食しておらず、可愛らしい顔のまま残っていた。
花 沢「ごめんね…ごめんね…うぅっ…」
花 沢「カオリちゃん…磯野君……」

花沢は自分の拳銃を頭につき付けると引き金を引いた。
森の中にドオンという音が木霊した。それは一瞬の出来事だった。
花沢花子。享年11歳。


中島「ワカメちゃん、ほら、いつものだよ」「完」
301学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 18:38:52 ID:PuwcNpgD0
サザエさんみてるけど、これおもいだしてしまうwww
302学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 18:39:34 ID:qprKS/6P0
>>296
不覚にも落ちに噴いたw
303肝尾田新人:2010/01/24(日) 18:46:22 ID:h5eZZWJU0
窓を空けましょ ルルル♪
読んでみましょう サザエさん♪ 
明るい窓のお向かいさん♪ 
にこにこ顔出す 愉快な家族♪

うちと同じね 仲良しね♪
私も サザエさん あなたもサザエさん♪
笑う声まで同じね ワッハッハッハ 同じね♪

エンディングです
304肝尾田新人:2010/01/24(日) 18:49:19 ID:h5eZZWJU0
長丁場に付き合っていただきまして、ありがとうございます。
読みに所、解かり難い所、多々あったと思いますが、何とか完成しました。
色々と感想をもらえて良かったです。
では。

肝尾田新人
305学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 18:49:33 ID:qprKS/6P0
>>303
306学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 19:04:57 ID:lLHlPXUX0
>>303
それは再放送版のOPだろ
307学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 19:16:08 ID:vl5HLasE0
>>303

エンディングでせつなくなった
カツオとタラちゃんとフネとサザエはどうやって生きていくんだろう・・・
308学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 19:29:36 ID:M+QpUX/20
生命保険と遺族年金で細々と生活する磯野家
サザエはパートに出てフルタイム勤務を週6日
家事を全てフネに任せるが、労働者と主婦業の確執で度々衝突するようになる
カツオは進学を諦め、中卒のまま鉄工所に就職
タラヲはそんな家族の援助と奨学金を得て大学へ進学
波平らの死後、教育について強く諭されることが無くなったためサボりがちだったが
大学の一見楽な授業システムを目の当たりにしモラトリアムに呑まれ留年を繰り返す
4留した後カツオの説得により中退
近所の商店でパートタイマーとして働くも、1ヶ月で行かなくなる
現在ニート
309学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 19:33:40 ID:lLHlPXUX0
マスオの生命保険だけで楽々暮らせるだろ。
310学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 19:36:12 ID:vl5HLasE0
アナゴさんに養ってもらうという手もある
311学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 19:42:21 ID:Wu9o1l+sO
A「…じま、…中島……おぃ中島!」
中島「…あぁ!…悪い、何の話だっけ?」
夕日に染まったオフィスで中島は同僚の呼び掛けに応える。
A「人の声も聞こえない位何の考え事だ?」
柔らかな苦笑いで同僚はコーヒーを差し出す。

中島「いや…もう15年も経つのかってね……」
A「…何が?」

同僚の問いには答えず、コーヒーを啜りながら中島は開封済みの封筒を見つめていた。

中島「いつまでもこのままって訳にもいかねえよな……」


肝尾田新人先生が描く衝撃の新章
再び動き出した運命が彼等を翻弄する

こうご期待
312学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 20:08:37 ID:gw1y9EzCi
新章www
313学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 20:14:47 ID:tEAaw5jg0
>>303
乙!

途中で糞携帯が荒らしてきてウザかったな
314学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 20:23:12 ID:91bZLJEjO
>>303

すごくよかった
315学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 20:26:59 ID:OMxJp0TM0
肝尾田乙

途中の空気読まずはうざかった
こいつがvipにスレたてたんだろうな
316学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 20:37:22 ID:THoEwfsdO
>>303乙です

>>311新章ww
今度は俺が書いてみたいww
317学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 20:49:33 ID:evZ7kb9p0
>>303


ID:OuvzDes7O
こいつは中学生かなんかだろうな
屑すぎる
318学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 20:59:25 ID:SI84wPjx0
肝尾田新人の人気に嫉妬するものの面白い話を書く能力がないので頑張ってウケを狙ってみたものの滑ったんですね
319学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 21:18:29 ID:cQIVzcDT0
ついに終わったか・・・小説家なれwおまえ

新章はネタ?期待してます^^
320学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 21:28:46 ID:lOLG7AWQ0
面白かった
お疲れ♪
321学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 21:30:13 ID:AoXohloA0
まあ他の人間の顛末とかは
ちょっくら気にならなくもないけどな
322学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 21:49:14 ID:91bZLJEjO
どす黒いイクラもきらいじゃないけどなw
だが肝尾田のは感動的ですらあるレベル
プロの所業と言わざるを得ない
323学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 21:58:20 ID:0ArYJ+9D0
肝尾田とか哲学堂とかセンスええねん
324学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 22:05:22 ID:cQIVzcDT0
次回作はありまふか?
325学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 22:54:04 ID:cQIVzcDT0
今日のサザエさんと肝尾田氏のサザエさんのギャップがすごすぎてワロタ
326学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 23:01:01 ID:1QrrMuf50
続編希望!!
花沢さんは最後死ななかったことにして、カツオのために更生するって
話で続編はどう?
327学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 23:01:58 ID:olb8kWsy0
確実に死刑じゃね
328そ〜なの☆ ◆X7JUSOnaNo :2010/01/24(日) 23:03:48 ID:FNZot+Sm0
まとめwikiつくれや
329学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 23:05:36 ID:vl5HLasE0
いや花沢さんはもう休ませてあげろよ・・・・
330学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 23:07:00 ID:jyDE0Hjj0
更正も死刑も何も花沢は死んだんだろ?
331学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 23:20:47 ID:m96JJQOA0
中島から話を再度展開してほしいな
332学生さんは名前がない:2010/01/24(日) 23:23:07 ID:vl5HLasE0
中島におぼれていくタイコさんでもいいな
333学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 00:05:30 ID:sJTs14NSO
そう言うと、中島はすぐに部屋を出て行った。

中島はごく普通の家庭を築いていた。妻も、子供も。幸せだった。ただ彼がまだ売人という点を除いては。

朝出かける時はいつも、妻には会社に行くと言っておきながら、売人が集まる古い雑居ビルに行った。

彼の仕事も少し変わった。彼には部下ができ、部下は、受け渡しやら、ほぼ全ての業務をこなしてくれていた。彼は命令を出すだけだった。

そしていつものように暇になり、椅子にぎぃっともたれかかると考え出してしまう。


あの15年前のことを。
334カナダアキラ:2010/01/25(月) 00:08:01 ID:sJTs14NSO
>>333
>>311の続きです
335肝尾田新人:2010/01/25(月) 00:08:45 ID:p3mD0ZfP0
>>333
15年後の話かぁ

336311:2010/01/25(月) 00:10:06 ID:ExksLQ6JO
続編採用して頂いて恐悦至極でございます
337カナダアキラ:2010/01/25(月) 00:15:36 ID:sJTs14NSO
>>335>>336
というか僕が書いてもいいんでしょうか…?
338肝尾田新人:2010/01/25(月) 00:17:41 ID:p3mD0ZfP0
>>335
どうぞ、どうぞ
皆でまた盛り上がっちゃって下さい^^
339肝尾田新人:2010/01/25(月) 00:18:29 ID:p3mD0ZfP0
あべ、間違えた

>>337
どうぞ、どうぞ
皆でまた盛り上がっちゃって下さい^^
340肝尾田新人:2010/01/25(月) 00:40:19 ID:p3mD0ZfP0
じゃあ、俺はSSストーリーを書こうかな。
中島×タイコのシュチュエーションを思い付くだけ考えてみる。
・・・・・
341カナダアキラ:2010/01/25(月) 00:42:23 ID:sJTs14NSO

花沢が死んだ後、マスコミはこぞって報道した。「仲の良かった友達が何故?」「驚愕麻薬の売買少女!」「浪人生と少女による猟奇的事件」

この事件の発覚とのり助の証言により、伊佐坂難物、甚六の親子は逮捕。甚六の方は無期懲役、難物は懲役7年となった。
有名作家の逮捕ということもあり、テレビも毎日のように事件のことを流し続けた。

事件の発覚を聞いた、磯野家は驚き、悲しんだ。サザエは夫を死に追いやってしまったことを悔やみ、
カツオは自分が花沢の想いに気付かなかったことを嘆き、カオリ、花沢二人の死は自分にあると責任を感じて不登校になってしまっていた。
フネ、タラオはそんな二人を見て、よりいっそう悲しみが募るだけであった。
342学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 00:46:55 ID:sJTs14NSO
>>338本当ですか!ありがとうございます。肝尾多さんには届かないと思いますが、読者の皆様よろしくお願いします。
343肝尾田新人:2010/01/25(月) 00:51:18 ID:p3mD0ZfP0
>>341
そんな畏まらなくても良いですよ^^
俺は、>>1さんの続きを勝手に書いただけで、話だって思い付きを纏めたものですから、本格的に書こうとするあなたの方が小説にお詳しい筈ですよ。
頑張ってください。
344学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 01:02:01 ID:DG+Symw20
>>342
続編書いてくれるんだね!大いに期待してます^^
345学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 04:20:17 ID:odqS0KRD0
良スレ
346学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 07:01:48 ID:+iNXF3Nz0
ここほんとに大生か?って思っちゃうような空気だな
347学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 08:54:44 ID:AgFW7d7ZO
なんか痛い流れだなあ

終わったスレなら落とせよ
VIPでやれ
348:2010/01/25(月) 08:55:43 ID:niKrMGcK0
もしもし()
349学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 12:34:09 ID:GQxy1iOVO
パソコンで本腰入れて2ちゃんする奴(笑)
350:2010/01/25(月) 12:38:11 ID:niKrMGcK0
もしもし()
351学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 16:29:36 ID:b1/WBoCm0
このもしもしってちょっと前に勝手に続き書き出したもしもしなんじゃね
352学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 18:47:11 ID:ITodEfXj0
誰かこの二人のキャットファイト小説でも書いてくれない? 

http://13.dtiblog.com/p/pickup2/file/fukada04.jpg
http://blog-imgs-15-origin.fc2.com/w/a/l/wallpapermania/20090824222841aa9.jpg
加藤あいと深田恭子なんだが昔は仲良かったけど今は犬猿みたいだ
353学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 18:49:05 ID:A8wjDCpX0
ちょwww携帯厨いるか?
これwwww
http://uuuppp.ath.cx/up10/download/1264386411634657.evIATT
354学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 18:49:10 ID:ITodEfXj0
355学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 19:39:02 ID:GQxy1iOVO
パソコン(笑)
356学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 21:05:25 ID:s8q2245G0
どんどん話に引き込まれた 肝尾田さんすげえ
357学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 22:00:49 ID:CUy/HvJj0
ここでネタばらし
肝尾田新人=おれぁどうていさん
ちがうか
358肝尾田新人:2010/01/25(月) 22:33:27 ID:p3mD0ZfP0
>>357
2007年頃はそんなに2chをやってなかったよ。
調べたら、おれぁどうていさんってひとはウィキまであるんだね。
359学生さんは名前がない:2010/01/25(月) 22:53:21 ID:ZjG+ycMrP
今の学生にも深田恭子とか加藤あいって需要あるのか?
360学生さんは名前がない:2010/01/26(火) 00:19:28 ID:tM710mKU0
誰それ
361学生さんは名前がない:2010/01/26(火) 00:46:34 ID:yfRDLEqR0
>>352
>>354 
加藤あいの方がおっぱいが大きいんだな
362肝尾田新人:2010/01/26(火) 00:48:09 ID:Q8wXu4af0
小学校の時にやってたTVドラマで始めて深田恭子を見た。
前にもスレが立ったけど、こんなにも長く深田恭子が芸能界に残るとは思ってなかった。
363学生さんは名前がない:2010/01/26(火) 00:57:29 ID:R3WkEfRZP
ふかきょんふとすぎわろたwww
364学生さんは名前がない:2010/01/26(火) 01:54:20 ID:yfRDLEqR0
肝尾田先生 
このスレ落とすの勿体ないから>>352のリクでも挑戦してみては? 
365肝尾田新人 ◆WPqeIznKPXkS :2010/01/26(火) 04:27:33 ID:Q8wXu4af0
>>364
ちょっと難しいな。
加藤あいも深田恭子もあまり良くは知らないしな。
366学生さんは名前がない:2010/01/26(火) 19:23:59 ID:VcW+WpzIO
あ?お前ら俺様の作品にまだ酔いしれてんのか?wwwwww
367学生さんは名前がない:2010/01/26(火) 21:16:12 ID:bJPRtoFb0
ほんとこの電話www
368学生さんは名前がない:2010/01/26(火) 22:58:55 ID:c5fK9TseQ
ドラえもんでなんか書いてほすぃ
369肝尾田新人 ◆WPqeIznKPXkS :2010/01/27(水) 01:44:51 ID:Qh64tnW50
おっ、まだ落ちてなかったぞ。
370けじらみ:2010/01/27(水) 01:46:11 ID:UVHWuTgoO
きたい
371学生さんは名前がない:2010/01/27(水) 02:12:44 ID:U43JXgubO
そんなに言うなら俺が続きを書いてやってもいいんだぜ?
372学生さんは名前がない:2010/01/27(水) 10:10:53 ID:hvIeMr1vP
じゃあかけや
373学生さんは名前がない:2010/01/27(水) 18:15:24 ID:51xNBn6SO
加藤あいと深田恭子の話しが読みたい
>>352
>>354
深田恭子はポッチャリしてるけどおっぱいは加藤あいの方がデカイね
374肝尾田新人 ◆WPqeIznKPXkS :2010/01/27(水) 18:22:53 ID:Qh64tnW50
ベンゾウ「キデレツぐん、うんこもれちゃっただすぅ…」
ベンゾウ「変えの下着(すたぎ)持ってねぇっすか?」
375学生さんは名前がない:2010/01/27(水) 18:27:05 ID:uu92AQb/0
俺も加藤あいちゃんには興味がある 
376肝尾田新人 ◆WPqeIznKPXkS :2010/01/27(水) 20:16:23 ID:Qh64tnW50
>>375
加藤あいって最近見ないけど、どうしたんだろうか。
377学生さんは名前がない:2010/01/27(水) 20:19:34 ID:fXGikn2B0
俺も阿藤快ちゃんには興味がある
378肝尾田新人 ◆WPqeIznKPXkS :2010/01/27(水) 20:20:22 ID:Qh64tnW50
なんというアナグラムwww
379学生さんは名前がない:2010/01/27(水) 21:10:14 ID:eZFyrF5N0
深田恭子の方が体重あるけど加藤あいって運動神経抜群らしいから 
加藤あいが勝つと思うよ
380学生さんは名前がない:2010/01/27(水) 21:27:14 ID:hvIeMr1vP
>>379
なんのバトル?
381学生さんは名前がない:2010/01/28(木) 00:59:59 ID:JoIQu35CO
時間
382のぴ太 ◆VQKJgiezS6 :2010/01/28(木) 03:55:24 ID:ope5KPtCO
ある日の真夜中、いつもの空き地のドカンの中から何やら声がかすかに聞こえてくる

注射器を手に取り、自分の腕に注射する出来杉
腕は注射痕だらけだ

出来杉「ぁぁああぁあああ! この感覚! キター!!」

ジャイアン「じゃあ今日は諭吉さん5枚な」

出来杉は気が昂る中、マジックテープの財布をバリバリと音を鳴らして諭吉を5枚取り出しジャイアンに渡した

ジャイアン「サンキュー、それと今日の宿題も写させてくれよ」

出来杉は再びマジックテープの財布をバリバリと鳴らし、ジャイアンにノートを渡した

ジャイアン「心の友よ〜!」
383学生さんは名前がない:2010/01/28(木) 04:05:25 ID:UshFOCTvO
>>382
ノートが入る財布ってどんな財布だよ
384のぴ太 ◆VQKJgiezS6 :2010/01/28(木) 04:20:27 ID:ope5KPtCO
先生「剛田君!!最近の君はきちんと宿題をやってきて本当に偉い!先生凄く嬉しい!この調子で頑張りたまえ!!」

ジャイアン「はい、これからも頑張ります!」

たけしは満面の笑みで答えた

先生「それに比べて…野比君!!君は今日も宿題をやって来てないのかね!?毎日毎日遅刻してきて恥を知りなさい!全く…剛田君を見習いなさい」

のび太「すいません…」

スネ夫「最近のジャイアン付き合い悪いけど勉強やってたんだ…気持ち悪!」

スネ夫は最近、ジャイアンに野球を無理やり誘われなくて嬉しいような寂しいような気持ちだった
スネ夫は何か悪い物でも食べたのではないかと思っていた

しずか「最近のたけしさん素敵ね!のび太さんも頑張らないと」

のび太「しずかちゃん……!?」

のび太は驚愕した

のび太「ドラえも〜〜ん!」
385学生さんは名前がない:2010/01/28(木) 04:31:47 ID:LSixc6ucO
機体上げ
386女子恋
このスレわろた