ライトノベルを執筆する大学生

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1学生さんは名前がない
設定が邪気眼で申し訳ありません。
2学生さんは名前がない:2009/04/06(月) 20:15:20 ID:1AKe31o+0
              _,. -―――- 、
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         /: /: : 八: :!: : :|\: : : : ヽ: : : :',: : :.',
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     {! 从: i'´ ̄::::>、 `ー '  イ!V /: : /: / |: :/
 _人_    /N::::_:::::/::| ` r ' //:/: /‐く  V     ウンタン♪ ウンタン♪
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3学生さんは名前がない:2009/04/06(月) 20:18:43 ID:NFTKuT8FO
最近夜な夜な構想を練ってるわ
でも何も出てこない
4学生さんは名前がない:2009/04/06(月) 20:22:12 ID:Mjm5rKcR0
よし設定だけでもあげてくれ
5学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 02:45:29 ID:P+5r2NNPO

6あまりに無能 ◆Munouwet.s :2009/04/07(火) 02:46:33 ID:RzvMIyuKO
設定だけなら考えてるのになかなか形にできない
7仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/07(火) 02:53:19 ID:BQnWB6R8O
設定だけ考えついたと思ったら既存の作品のまんまだった
8学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 04:51:08 ID:PN2VFL200
ラノベに欠かせない要素何よ?
9学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 04:52:17 ID:mn/T2/nZ0
いつまでも心が中二病であること
10学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 04:55:41 ID:PN2VFL200
それは読者の心構えちゃうか?
11学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 05:12:29 ID:F17akt00O
クールな受け答え
12今日もラフランス ◆T8NPzwQbrU :2009/04/07(火) 05:14:25 ID:cbDOqlOuO
13学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 05:20:48 ID:9SZJsk+o0
パンチラ
ハーレム
中二設定
14学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 05:24:00 ID:sNgOw4woO
美少女が家に来る
or
美少女の家に行く
15学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 05:44:52 ID:F17akt00O
美少女が家に来るって設定の方がラノベっぽい
受け身な主人公が多いし
16学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 15:36:22 ID:P+5r2NNPO
基本的に池沼の美少女に振り回される展開だよね
この設定を組み込んだ話をいかに上手く創るか・・・
17あまりに無能 ◆Munouwet.s :2009/04/07(火) 20:30:12 ID:RzvMIyuKO
なんかこんな話書けばいいんじゃね?
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%82%A4%E7%B3%BB
18学生さんは名前がない:2009/04/07(火) 21:47:04 ID:aReQ5Ma20
古代世界を舞台にした冒険小説を書こうと思ったが、考証が難しそうだからやめた。
19学生さんは名前がない:2009/04/08(水) 00:04:03 ID:aReQ5Ma20
日本刀を武器にして戦うのは古すぎるだろうか。
20学生さんは名前がない:2009/04/08(水) 05:56:54 ID:hb04G+8E0
いや、古すぎて新しいということもある
21仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/08(水) 13:56:15 ID:NKUGaAzGO
調べるのが楽しくなって結局書かなくなる
22学生さんは名前がない:2009/04/08(水) 18:30:33 ID:UG/J68JSO
こういうのってやっぱりオチまで全部考えた上で書くもんなの?
23学生さんは名前がない:2009/04/08(水) 18:31:46 ID:yEFyc37g0
人による
24学生さんは名前がない:2009/04/08(水) 18:38:22 ID:hb04G+8E0
見切り発車で行こうぜ
25田中:2009/04/08(水) 22:02:54 ID:igdd9Jxu0
ピアノ消えた?
26学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 00:39:55 ID:FV3y03mp0
>>21
あるある。
27学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 00:43:18 ID:LDO3ZXRaO
創造的がまるでない
28学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 00:58:15 ID:rfUB1Lr3O
寝る前に布団の中でチマチマ考えるが、いつのまにかただの妄想になってる
29学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 20:26:25 ID:Bt27FxEb0
お色気展開を満載にしようと思っているが、
毎回PCの前でしこって醒めてしまうので書けない。
30仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/09(木) 20:29:58 ID:IfJcRYb7O
童貞なら色気やエロ描写が不自然と言われたことがあるよな
31学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 20:30:10 ID:erdY4NfXO
SFっぽいの書きたいけどいかんせん知識が……
32学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 20:33:13 ID:wnL70Yv20
大学で勉強マジおすすめ
33学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 20:39:25 ID:Bt27FxEb0
古代ファンタジーのために科学史ばかり勉強していたら留年しかけた法学部生ですが何か。
34学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 21:13:08 ID:Eujxk+TtP
単純にSF小説借りてきて読めば結構参考になると思う
ラノベじゃなくて普通の小説な
35学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 21:25:36 ID:I4lSIAvM0
test
36黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/09(木) 21:27:06 ID:I4lSIAvM0
>>25
 一ヶ月近くアクセス規制受けてた。
一ヶ月ぶりに書き込めたわ(涙)
37学生さんは名前がない:2009/04/09(木) 21:44:54 ID:fOgIZWUY0
検察官が主人公で法廷を舞台にした作品を考えたが、直ぐに諦めた
38田中:2009/04/09(木) 22:07:23 ID:wSOZyQjr0
俺も一か月近くアク禁だったわ。
ピアノの新作wktk。
39黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/09(木) 22:16:31 ID:I4lSIAvM0
 新作の1話書いたけど、お世辞にも良いとは言えない。
前の短編を100としたら、謙遜なしで15くらい。

 優しく上品でわずかに哲学を感じさせるのが書きたいんだけどな…
前の続きも書いてるけど。
40学生さんは名前がない:2009/04/10(金) 11:40:26 ID:KMD7/LahO
41田中:2009/04/10(金) 19:51:57 ID:V1KuW9iM0
書く時間も読む時間も全くないのにこのスレを保守する時間はあるという
42田中:2009/04/11(土) 02:15:57 ID:6OqYoFzF0
43学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 02:17:42 ID:4/G5JEclO
44学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 02:19:36 ID:txVj8BQ5O
よし、今日も寝る前に構想を練るか^^
45学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 03:11:36 ID:a0j9Eb8x0
ハルヒとかシャナとか禁書とかあの内容でバカ売れだぜ?
こりゃやるしかねえよな
46学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 03:14:32 ID:zGvNewMrO
でも恥ずかしくて人に言えない
47学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 03:18:21 ID:eMOEO8SEP
ハルヒと禁書はともかくシャナは無駄に設定作りこまれてるな
まあ売れてるのはキャラ萌えのおかげだろうけど
48学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 03:26:27 ID:LCNaSQ7G0
( ´_J`)<萌えキャラ、至難の技
49学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 11:51:39 ID:txVj8BQ5O
ゼロ魔なんていろんな作品からパクってきてこねくり回したような感じだもんな!
50学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 11:55:09 ID:NdipgerLO
でも実際書いてみるとシャナや禁書、ゼロ魔以下のものしか書けないっていう
キャラ萌えだけだろうが作品に何かしら魅力を出すのってむずいね
51田中:2009/04/11(土) 13:10:39 ID:6OqYoFzF0
禁書はともかく、シャナとゼロ魔はかなり計算されて作られてるぞ。
52学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 15:07:35 ID:EkaYbGedO
電撃リトルリーグが終わってメジャーに変わったようだけど、
携帯なので細かい文字がみれないので、
誰か何文字以内か教えてください…

電撃リトルリーグは、2000字以内だったが、今回も同じでしょうか…
53田中:2009/04/11(土) 15:14:26 ID:6OqYoFzF0
2000文字以内
しかしこれ参加資格あるぞ
54学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 15:17:54 ID:EkaYbGedO
ありがとうございます

えぇ! 参加資格!!
どんな参加資格ですか…?
55学生さんは名前がない:2009/04/11(土) 15:20:42 ID:EkaYbGedO
あぁ……リトルリーグで受賞してないと、だめなんですね…
オワタ
56田中:2009/04/11(土) 22:45:29 ID:6OqYoFzF0
57学生さんは名前がない:2009/04/12(日) 00:00:06 ID:gEC6V2/W0
>>51
どう計算されとるんや?
ラノベ初級者の俺に教えてくりゃれ
58田中:2009/04/12(日) 00:03:06 ID:6OqYoFzF0
読んでいて狙ってるなーって部分結構あるだろ?
59学生さんは名前がない:2009/04/12(日) 00:04:39 ID:K8q/DFKb0
なるほどな
それはあるぜ
60学生さんは名前がない:2009/04/12(日) 00:05:39 ID:RA1quq+WO
小説で検索しても出ないと思ったら
電撃に間に合わなかったので、えんために出します
61鹿児島 ◆4a2rKfkfJU :2009/04/12(日) 00:09:49 ID:+hahZuE60
僕も久しぶりにネタが思い浮かんだから書こうかな
62田中:2009/04/12(日) 00:11:03 ID:Zx9ZUsEU0
鹿児島wktk
63黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/12(日) 00:13:37 ID:sQyJXymv0
 短編の集まりでの募集は受け付けてないとこあるけど、
同じ学校が舞台で二人の主人公がいるんだけどその二人は全く絡まないまま
終わっていく話はアウトかな?
 それで出そうと思ってるんだけど。
64学生さんは名前がない:2009/04/12(日) 00:15:04 ID:kCGX7/Fd0
きょうび双子ネタなんて流行らないよなぁ
顔クリソツな姉弟の学園ストーリーなんて、誰も読まんよなぁ・・・
65黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/12(日) 00:15:51 ID:sQyJXymv0
 ミントな僕らは良かったけどな。
66鹿児島 ◆4a2rKfkfJU :2009/04/12(日) 00:16:22 ID:+hahZuE60
>>62
ちなみにストーカーにあっている主人公がそのストーカーに恋をして
ストーカーのストーカーになるというラブコメです
67田中:2009/04/12(日) 00:17:48 ID:Zx9ZUsEU0
双子に流行り廃りなんてないと思う。
らきすたも普通に人気あったし大丈夫じゃね。
ラノベなら、それだけじゃインパクトに欠けるかもしれないけど。
68学生さんは名前がない:2009/04/12(日) 00:18:57 ID:RA1quq+WO
>>64
双子が陳腐かどうかはわからんが
ラノベは奇抜なアイデアを重視するからなあ
一般の小説なら話は全然変わってくるだろうけど
69学生さんは名前がない:2009/04/12(日) 00:20:21 ID:RA1quq+WO
>>63
いいんじゃね?
そもそも小説にルールなんて元々ないはずだし
審査員うけするかはわかんないけど
70黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/12(日) 00:23:00 ID:sQyJXymv0
 >>69
 ありがとう。
直接絡む以外はなるべく共通点作るつもりだし、
一つの話だけど二人が絡まないだけって考えた方がいいかもね。
それでいくわ。
71田中:2009/04/12(日) 00:23:58 ID:Zx9ZUsEU0
>>62
わりと僕好みの設定だwktk

>>63
2人が直接絡まなくても、中間に第三者や何らかの事件を挟めばいいんじゃね?
72黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/12(日) 00:25:37 ID:sQyJXymv0
 >>71
まあ上手にバランスとってやってみるよ。
73学生さんは名前がない:2009/04/12(日) 11:10:04 ID:7pT7kohl0
先週電撃大賞応募した!
目標は一次通過!
74仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/12(日) 12:17:23 ID:UCQFsXfxO
10日だったか
75田中(40):2009/04/12(日) 21:57:26 ID:Zx9ZUsEU0
報告よろ
76イサキ☆れもねーど ◆LyPmfh00yY :2009/04/13(月) 01:50:03 ID:T/vdw2320
40歳だったのか…
77田中:2009/04/13(月) 02:07:36 ID:9riW1pZr0
勉強スレの40時間を消し忘れただけだww
78学生さんは名前がない:2009/04/13(月) 02:09:09 ID:s+M4Cr6i0
そろそろ親に楽させてやれよ・・・
79田中:2009/04/13(月) 02:16:01 ID:9riW1pZr0
まぁ、そろそろ24だから、おっさんと言えばおっさんだなぁ……。
80黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/13(月) 02:54:39 ID:GqkfOPwO0
 40歳ワロタ
81学生さんは名前がない:2009/04/14(火) 05:30:26 ID:LlS6L+1M0
ここ本気で作家を目指している人もいるのか?
82黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/14(火) 13:08:35 ID:92Emu8c90
 本気でっていうか、
まあ出版されて少しでも多くの人に読んでもらえればと思ってる。
83学生さんは名前がない:2009/04/14(火) 20:37:50 ID:Z/QHOw7fO
84仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/15(水) 08:36:42 ID:49mdvgy50
早急にペンネームが必要になりました。
85学生さんは名前がない:2009/04/15(水) 08:44:07 ID:jnvoc14IP
>>86
名字

>>87
名前
86学生さんは名前がない:2009/04/15(水) 08:44:43 ID:u9ljBO920
武者小路
87田中:2009/04/15(水) 20:00:05 ID:lWz1HWkF0
ロボ
88あまりに無能 ◆Munouwet.s :2009/04/15(水) 20:10:02 ID:JHIV9/WEO
サネアツZ
89学生さんは名前がない:2009/04/15(水) 20:32:15 ID:MknRGgeq0
なんとコテハンの多いスレ!
90学生さんは名前がない:2009/04/15(水) 20:34:10 ID:YdAsfp3hO
武者小路ロボ
91田中:2009/04/16(木) 00:54:42 ID:WCCT2rCq0
保守るぜ!!


みのりんみたいなキャラって書きにくいな……。
92黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/16(木) 02:26:01 ID:pPh9dm530
 夜中にひっそりと書き込み。
茅原実里? 
声優の声をイメージしてキャラを書いたことは何回かあったわ。
93学生さんは名前がない:2009/04/16(木) 02:36:24 ID:k36LvVy70
そっちのみのりんじゃない気がします
94黒鍵と白鍵 ◆9zGkkDlZ7U :2009/04/16(木) 03:00:59 ID:pPh9dm530
 無知でごめんなさい。
95田中:2009/04/16(木) 23:10:02 ID:WCCT2rCq0
とらドラのみのりんだ……。
まぁ、ラノベ読みじゃないなら知らなくても仕方ない。
96田中:2009/04/17(金) 04:41:01 ID:lEtNmSl50
97田中:2009/04/17(金) 16:17:32 ID:lEtNmSl50
98学生さんは名前がない:2009/04/17(金) 16:19:11 ID:YFwT3HfFO
ちょんまげじゃない時代の昔の日本の武士とかもののけてきなやつが読みたい
99学生さんは名前がない:2009/04/17(金) 16:19:19 ID:E9IOHyc80
ウィザーズブレインおもすれー
100学生さんは名前がない:2009/04/17(金) 16:21:35 ID:3nHA/mxrO
出来たら続きが読みたいかを頼む。

「和也の視点」

あらすじ
和也は小さい頃から何でも出来た少年だった。
出来過ぎていると行った方がいいかも知れない。
例を挙げると、どれだけ適当に書いてもテストは高得点。普通に喋ってるつもりなのにみんなには尊敬のカリスマ性。
和也本人はそんな人生が激しく嫌だった。
自分の努力がまったく認められないからだ。努力の度合いなど無視した。完璧な人生。
それは和也をつまらないと思わせるのには充分だった。

ある日の通学途中、和也は駅に落ちてる学生証を拾う。
その学生証の持ち主は和也とまったく正反対に何をやっても努力に報われない梨恵のものだった。
自分とまったく正反対の梨恵に和也は興味を持つが・・・・・。
101学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 02:05:20 ID:Ed6xvpRUO
>>100
個人的にはいい感じ。どちらかと言えば普通に読みたいね
実際に読むかは別として
102学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 03:34:57 ID:Ed6xvpRUO
しかし、人類は衰退しました、おもしれーな
普通にこれ、かなりレベル高いだろ
最近読んだ小説でも、伊坂幸太郎、宮部みゆき、東野圭吾、森見なんかより数段面白い
103学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 04:13:42 ID:GMxB+XwM0
( ´_J`)<です・ます調がちょっと読みにくかった
    まだ1巻の途中だけども
104学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 04:26:38 ID:8IupdUPQ0
ロミオならAURAもおすすめ
105学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 05:19:42 ID:+lg9A7qg0
俺の中のラノベはオーフェン、フルメタで止まってるわ。
106学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 05:43:23 ID:Ed6xvpRUO
AURAはまあまあだった。こっちのほうが人気高い気がするけど
個人的にはずっと人退のほうが良かった。今のところ、これまで読んだ小説の中で
間違いなく十指に入るね。特に妖精が素晴らしい

フルメタそういえば読んだことないな。読んでみよう
107StarLightBreaker ◆NANOHA2Mhs :2009/04/18(土) 05:44:29 ID:YldUJFrr0
ラノベを語ってもいいの?
108StarLightBreaker ◆NANOHA2Mhs :2009/04/18(土) 05:46:24 ID:YldUJFrr0
人類は〜は二巻までしか読んでない。
リーダビリティがないっていうか続きが気にならない
109学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 05:59:16 ID:Ed6xvpRUO
確かによく考えたら、ライトノベルを書くスレだった
でも過疎だしいっか
もちろん書いてるけどね
110StarLightBreaker ◆NANOHA2Mhs :2009/04/18(土) 06:04:45 ID:YldUJFrr0
ラノベを書いたり読んだりするスレでいいよね
過疎だし
111イサキ☆れもねーど ◆LyPmfh00yY :2009/04/18(土) 06:06:54 ID:fJh6xowO0
人類は衰退しましたは1巻が一番おもろい
112学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 07:42:43 ID:Wcx1mMC+0
でもロミオ信者は必ず二巻以降の迷走した話が好きってんだから手がつけられない
113学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 07:46:18 ID:Wcx1mMC+0
>>100
あらすぎにキャッチャー的なものが足りないし、ラノベっぽさが足りないので読者ウケしないと思う
114100:2009/04/18(土) 16:40:45 ID:+yiAz3yKO
>>101 >>113
貴重な意見有難うございます。m(_ _)m
やはり、授業中に適当に書くとアラがありますね。
今見たら、死にたいって思いました。○| ̄|_

また、何かいい感じのものが出来たら書き込みしたいと思いますのでそん時はよろしくお願いします。
115学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 17:29:37 ID:ZZLKsVke0
授業中に書いたからとか言い訳するのは見苦しいですぞ
いつ書こうがそれがお前のマックスちゃうんかと
116学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 19:25:22 ID:DdyB/g2o0
特殊能力バリバリ使って地味に戦うSF書きたい
117学生さんは名前がない:2009/04/18(土) 21:26:27 ID:UmYUVYbq0
自分で色々と特殊能力を考えたつもりになっても、調べてみると大体
既存の作品の登場人物と被ってるからなぁ……
118田中:2009/04/19(日) 04:00:37 ID:UxfNpiOg0
特殊能力が被ってるくらいならまだいい。
物語の根本にかかわる設定がかぶってると……。
119学生さんは名前がない:2009/04/19(日) 04:12:24 ID:AmXFqaAkO
かぶってても、ありきたりな話しでも、いいと思うな
それをいかに自分独自のものに仕上げるか
それが重要だと思います
120仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/19(日) 04:18:23 ID:F5XKMAtjO
色々パクりでも読ませたもん勝ちという話です
漫画も小説も
121田中:2009/04/19(日) 04:20:24 ID:UxfNpiOg0
ミステリーでタネが有名作と被ってたら、どうしようもないけどな。
122学生さんは名前がない:2009/04/19(日) 04:25:18 ID:AmXFqaAkO
そんなに、ひねくれた感じでなく、
もっと楽観的に考えていいと思います
123学生さんは名前がない:2009/04/19(日) 04:27:20 ID:l7TpW18zO
>>121
金田一もごめんなさいして結局連載続いてるし
なんとでもなるのかもね
124あまりに無能 ◆Munouwet.s :2009/04/19(日) 17:37:26 ID:nGvB90OkO
パクリとか被りよりも、人を引き付けられる内容かどうかが重要だと思うな。
興味を引くって意味でも、結局オリジナリティは必要だろうけど。
125仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/19(日) 17:42:40 ID:F5XKMAtjO
ハリポタ+あずまんが+ギャルゲー=

西遊記+イケメン+イケメン=

126100:2009/04/19(日) 23:04:41 ID:WbiQR07yO
調子乗ってプロローグ書いてみました。
もしよかったら読んでみてください。
m(_ _)m

「和也の視点」 1-1

僕の嫌いな言葉。「やれば、出来る。」
一体、誰が言い始めたのか。
その考えは努力で達成感を乗り越えて初めて手に入れることの出来る言葉だ。
生まれてこの方努力というものをしたことがない僕は全く分からない。努力のつもりはある。学校のテスト前にはそれなりにやった自信があるし。嫌いな食べ物だって少なくなるように努力した。
だが、やればやるほど思い知らせるのはどれも出来すぎると言うこと。自意識過剰とかではなく本当に出来過ぎるのだ。
テスト勉強のヤマがハズレても高得点。
嫌いな食べ物はいつの間にか大好物。
ウンザリだった。もはや、誰かにはめられているとしか思えない。周りは尊敬の目で自分を見てくる。
最初は喜んだよ?人生は楽だとも思った。だけど次第に楽すぎることに気づいた。何やっても結果は同じ。歳が重ねるにつれて飽きがくる。時々、狂いそうになる。
こんなの止めて欲しかった。周りの友達と同じように苦労や努力がしたかったし、達成感も分かち合いたかった。でも、現実は変わらず皆と違って決められるコース。適当に努力のフリをして友達と一緒に疑似的な達成感を味わう。
それが一生続くのかと思うとぞっとする。正直、勘弁してほしかった。
127学生さんは名前がない:2009/04/19(日) 23:10:08 ID:bhPIX/WyO
これは本格的なJJラノベですね
期待
128113:2009/04/19(日) 23:22:02 ID:Z/s0qOGp0
おおっ・・・このスタートでどう落とし前をつけるのか非常に気になるな
どっか壊れてる人間の価値観ってそれだけで面白く読めるもんだし
129学生さんは名前がない:2009/04/20(月) 00:05:06 ID:w/9Qsmna0
語りなのか独白なのかどっちかにしろよ
130あまりに無能 ◆Munouwet.s :2009/04/20(月) 20:43:56 ID:5LyOnkoSO
あげ
131100:2009/04/20(月) 22:15:50 ID:XYBH95j7O
書いててプロローグ少し長いかなとも思いましたがとりあえず1-3までプロローグで。

「和也の視点」 1-2

今日もいつもと同じように退屈な1日。
古典の授業は大体予習の範疇だったし。
遅刻もなく学校に到着。
刺激を求めても何かが邪魔をしてるように考えてしまう。神に怒りさえ覚えそうな気だ。

そんなくだらないことを考えながら駅のホームで1人で電車を待つ。
友達がいないわけではないが、残念ながら自分の方面に一緒の友達がいない。
逆に学校では必ず自分に誰かがいてたまに鬱陶しくも感じる。
だからこそこの時間が幸せに感じるのかも知れない。

ふと、下を見ると定期入れが白線ギリギリの位置に落ちていた。拾ってみると家の学校の顔写真付き生徒証も入っていた。
名前を見ると「塚坂梨恵」と書いてある。
幸いにもこの名前も顔写真も僕は知っている。
隣のクラスの塚坂さん。特に会話はしたことはないが友達の何人かが可愛らしいと話していた。
今、駅に届けるのが普通だろう。
自分の頭の答えもそれが答えだった。

しかし、本当に自分でも何故だか分からないが駅には届けずにブレザーに乱暴に突っ込んだ。
今、考えるとそれは大きな、もしかしたら人生初の大きなミスかも知れない。
132学生さんは名前がない:2009/04/20(月) 22:36:22 ID:ZWSatIe70
あるべき所に「、」が置かれていないから、とっても読みづらいのだが……
演出だとしたらごめん。
133学生さんは名前がない:2009/04/20(月) 22:38:27 ID:unlK2VOh0
やる気があるみたいなので今回は辛めな批評をさせてもらおう

まず予習した場所が授業に出ることと、真面目に登校して遅刻しないのは当たり前。
そんなことでいちいち怒られてたら神様も迷惑だろう。あと学校に到着する前に古典の授業を受けるな。
続く文章は一見すると若干言葉足らずで日本語でおkな箇所が目立つ。駅で周りに友達がいないのは残念なのか幸せなのか。
それからここはただのイチャモンだが俺基準だと読点が少なく感じる。
次の段落は誤変換か、家の漢字が違う。参考までに俺だったら「ふと下を見ると、」にする。
>自分の頭の答えもそれが答えだった。
それはなんだツッコミ待ちか?
全体として、もう一度文章を見直して読み辛い個所が無いか確かめましょうって感じ。

あ、読んでほしいってだけならうるさく言ってゴメンな
134学生さんは名前がない:2009/04/20(月) 22:43:41 ID:unlK2VOh0
今気づいたけど電話で書いてるんだな・・・それなら推敲が甘いのも納得。よく頑張った
135学生さんは名前がない:2009/04/20(月) 22:47:03 ID:yQ4HZk9O0
古典の授業は大体予習の範疇だったし。
遅刻もなく学校に到着。

授業受けてから登校するとかすげーな。通信教育か
136学生さんは名前がない:2009/04/20(月) 23:27:57 ID:unlK2VOh0
「俺だったらこう書く!」ってのを勢いで作ってみたんだが、さすがに図々しいので自粛中。
100が貼ってもいいって言ってくれたら貼ろうと思う
137学生さんは名前がない:2009/04/20(月) 23:31:05 ID:xnXuoapuO
大丈夫、書いて四苦八苦してれば上達してくるよ
138学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 00:04:21 ID:L6m9ik0O0
>>136
俺ならこうするとか言って実際に文章起こすその心意気が既に図々しいから貼って良いよ
139学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 00:10:43 ID:0RxO8Q/I0
それもそうだ
140学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 00:13:17 ID:0RxO8Q/I0
今日もいつもと変わらない、退屈な一日だった。
実は今朝、退屈な毎日にちょっと刺激を加えてみようと思い立ち、わざと五分だけ寝坊してみた。
結果は同じだ。乗り遅れる予定だった電車が、その日だけダイヤの乱れでぴったり五分遅れて発車。
おかげで普通に間に合ってしまった。
ちなみに、一限目の古典で抜き打ちテストがあった。
遅れた電車の中で暇つぶしに眺めていた参考書の範囲が、そのまま出題されていた。

刺激を求めても、必ず何らかの超自然的な偶然が邪魔をする。
それが僕の人生だ。ひょっとしたら神かなんかに愛されているのかもしれない。
そうだとしたら、そいつを手酷く振ってやりたいと思う。
そうすればきっと、僕にも人並みの苦労が舞い降りてくれるに違いないのだから……。

夕陽の差す駅のホーム。そんなくだらないことを考えながら、一人で帰りの電車を待っている。
友達がいないわけじゃないが、そいつらは僕とは別方向に帰っていくから、この時間だけは僕一人だった。
逆に言うと、学校では周囲に必ず誰かがいることになる。
いや――厳密には、それは取り巻きって表現した方が近いのかもしれない。
決して悪いやつらではないのだが、鬱陶しく感じることも多いのだ。
だからこそ、駅のホームで電車を待つこの時間は、僕にとってそれなりに幸せな時間となっていた。
141学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 00:15:28 ID:0RxO8Q/I0
しかし。
ふと下を見ると、誰かの赤い定期入れが、白線ギリギリの位置に落ちている。
僕はなんとなく、ついそれを拾ってしまったのだ。
そこには定期と一緒に学校の生徒証も入っていて、顔写真も貼ってある。
続けて名前の欄を見ると、「塚坂梨恵」の文字。
幸いにも僕は、この名前にも顔写真にも見覚えがあった。
隣のクラスの塚坂さん。
直接話したことはないのだが、友達の何人かが可愛いと話していたのを思い出す。
ここに落ちているということは、こちら側のホームで電車を待っていた彼女の落とし物なのだろう。
落としたばかりということもあり得るが、辺りを見まわしてみても塚坂さんはいない。
ならば、もう僕にできることは残っていなかった。
今すぐ駅員に届けるのが、模範的な高校生というものだろう。
自分の頭の冷静な部分も、そうするべきだと言っている。

本当に、自分でも何故だか分からない。
僕はその赤い定期入れを、自分のブレザーのポケットに強引に突っ込んだ。
今考えると、それは大きなミス。
――もしかしたら人生初の、大きな大きなミスだったのだ。
142100:2009/04/21(火) 02:38:53 ID:5HQNSWTxO
改行が多すぎてエラーが出たので2分割します。
スイマセン(´・ω・`)

「和也の視点」1-3

次の日。
僕は朝のホームルームが始まる前に塚坂さんのクラスに行き、適当なクラスの人に頼んで塚坂さんを廊下に呼んでもらった。
他クラスの男子が呼び出したという事もあってか、塚坂さんと話していた周りの友達は軽くざわめいてた。
出来るだけ気にしないようにして塚坂さんに廊下に出てもらい会話する。
「えーと、塚坂梨恵さん?」
「・・・・はい。えっと、私に何か用?」
塚坂さんは明らかに警戒していた。
初対面でいきなり呼び出したのは、失礼だったかも知れない。
「いきなり、ゴメン。昨日の夕方に駅でこれ拾ったんだけど・・・・。」
昨日拾った赤い定期入れを渡す。すると、彼女は一瞬だけビックリした顔して。
「・・・・・ありがとう。それ、確かに私のだ。」
「ごめんね。同じ学校だったから駅の人に渡すより学校で渡そうと思って。」
作り笑顔で謝る。
「・・・ううん、ありがとう。この定期入れ結構気に入ってるから、無くしたって分かった時はショックだったけど、見つかって本当に良かった。」
彼女は月のように緩やかに微笑んだ。
それはいつまでも見たくなるような笑顔だった。
143100:2009/04/21(火) 02:42:05 ID:5HQNSWTxO
「じゃあ、僕はこれで。」
僕はクラスに帰ろうとする。そう言えば急いで来たから、まだ一時間目の用意をしていない。
クラスに戻ろうとすると、塚坂さんに「待って。」と言われ。
「ねえ、携帯のアドレス交換しない?コレも何かの縁だし。」
赤い携帯が塚坂さんのポケットから出てくる。今時の女の子にしては珍しく、ストラップ等は何もなかった。
「ああ、いいよ。」
お互いに赤外線でアドレスを交換した。
「じゃあ、後でメールするから。じゃね。」
「了解。」
塚坂さんはクラスに戻って行った。塚坂さんが周りの友達に色々聞かれているのが見えた。
さ、僕も戻らないと。
僕は自分のクラスに戻って行った。


プロローグはこれで全てです。
次からは和也と梨恵が絡み始めます。

たくさんの貴重な意見有難うございます。
俺だったら、こう書くみたいな人もいて嬉しいです。こんな駄文で良かったら好きなように書いて下さい。m(_ _)m
こっちも読んでてとても参考になります。
144学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 04:17:35 ID:tevdJEgk0
規制なんでひさびさにひとつ代理レスで。
ttp://www8.uploader.jp/user/minori/images/minori_uljp03049.jpg
145学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 05:07:45 ID:DLhyw8v00
( ´_J`)<かぎかっこくらい、改行した方が…
146学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 05:53:24 ID:Ajp726AQO
もっと書けば上達上達
147学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 09:07:06 ID:0RxO8Q/I0
語り文章の途中にかぎかっこを入れるやり方はたまに見るし別に変じゃないと思うよ。
でも「」の中の文末の。を省略しないのはわざとじゃないならやめといた方がいい
148学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 09:12:45 ID:0RxO8Q/I0
あ・・・145は144へのレスだったのか。勘違った
149学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 10:45:11 ID:L6m9ik0O0
>>144
世にも奇妙な物語のあらすじを読んでいる感じ。
悪い意味でね。読みやすいけど惹きつけるものがない。
150田中:2009/04/21(火) 19:43:51 ID:K+iRqW+I0
この人は、批評してほしい人?
151学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 20:12:33 ID:6DmlzjNa0
>>150
144です。推敲ほとんどしていない駄文ですが、是非お願いします。
>>149
3枚+1行にしようと固執したので、ちょっと描写不足がひどいですかね。精進します。
ショートショートをやろうとするとどうしてもブラウン・星あたりの寓話に語り口調筒井キャラを一人投げ込む形になってしまう。

ラノベスレじゃスレ違いですかね・・・。
152学生さんは名前がない:2009/04/21(火) 20:16:54 ID:0RxO8Q/I0
ほとんどの住人は故:物語書いてる大学生スレの人だろうしラノベじゃなくても大丈夫だろ
俺が思うに>>144はSSというよりナンセンス文学に近い。オチが無いからな
153田中:2009/04/21(火) 20:29:30 ID:K+iRqW+I0
一応オチてはいると思う。しかも三段くらい。
序盤のひきが弱いかな。あと、終盤の描写が微妙かな。
個人的には、こーゆーの嫌いじゃない。
154100:2009/04/21(火) 22:11:07 ID:5HQNSWTxO
「和也の視点」2-1


そういや、和也さ〜。朝どこ行ってたの?」
昼休み、僕は机を三角形にし、男友達達と三人でお弁当を食べてたらふいに河崎に聞かれた。
「・・・・昨日、駅で隣のクラスの人の落とし物を駅で拾ったから、届けてた」
当たり障りのないように答える。
すると、隣で焼きそばパンをほうばってた中野が
「ほー。そりゃあ和也にしては珍しいことを」「え?何が?」
意味が分からず僕は聞き返す。
「いやさ、和也ならそんなん駅に渡すじゃん?自分で私に行くなんて珍しいなってな」
イチゴパックのジュースを飲みながら答える中野。
「あ〜確かに完全無欠な和也さまがご自分で届けるとは珍しいかも」
茶化しが入ってはいたが、河崎の理屈は確かに当たっていた。
いつもの僕なら迷わす駅に渡すはずだ。なのになぜ、あんな行動をしてしまったんだろう?
「・・別に、ただの気まぐれさ」
気まぐれ以外に理由なんかない。自分に言い聞かせるように最後のご飯の喉に入れる。
塚坂さんとアドレスを交換したのは朝だったが、昼休みまでメールは来なかった。もしかしたら、アドレス交換は単なる社交辞令なのかも知れないな。

結局、放課後になってもメールは来なかった。そして僕自身もメールのことは、頭から忘れかけていた。
155あまりに無能 ◆Munouwet.s :2009/04/22(水) 19:47:47 ID:hRO6AJh6O
みんなもっと書こうぜ
156100:2009/04/22(水) 19:54:37 ID:+Oqbca+4O
続きを書いていいんですか?
157あまりに無能 ◆Munouwet.s :2009/04/22(水) 20:00:28 ID:hRO6AJh6O
放置したらスレ落ちちゃうんだし書いていいんじゃね?
158学生さんは名前がない:2009/04/22(水) 20:12:02 ID:qnnjzMam0
俺も他人の批判でよければいくらでも書き込むけど
159学生さんは名前がない:2009/04/22(水) 20:16:45 ID:qnnjzMam0
100の書く小説は文章技法は拙いけど決して見てて不快になるようなもんじゃないよ
むしろそっからどう話を作るつもりなのか続きを読みたい。できてるなら書いてほしい
160仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/22(水) 22:16:49 ID:fVyoBiB+O
「おーい。電車、来ちまうぜ」
階段を上がることを止め、ふり返ると榎本は言った。
「ちょっと、待って」
トランクに体の重心を奪われながらも、急ぎ足のまま上を見上げ、竜雄は返事をする。
竜雄が階段に足をかけ始めるのを見ると、榎本はまた前に向き直り、僅かとなった段を進んでいった。

「次の電車が来るまで、あと15分だな」
「う、うん。ごめんね」
ホームで待っていた榎本の場所に竜雄がつくまでに、電車は発車してしまっていた。
自身の身体の弱さに、竜雄は恥ずかしさと申し訳なさで頭が一杯だった。
「ま、仕方ないわ。そこで座って待つか」
榎本の口調は生き生きしている。竜雄はトランクを引きながらついていった。
「来月から、もう高校生なんだよなー」
榎本は楽しそうに、一人で笑った。
─── 榎本って、笑うと目がなくなるんだよね。
榎本はズボンのポケットから携帯を取り出すといじり出した。
「ほら、これ。掲示板な。たまに覗きにこいよ」
榎本は得意そうに掲示板のアドレスを送信してくれた。

電車が到着して、閉まるドアを背にしながら、竜雄は榎本と正面から向かいあう形になった。
二人の間には、ドアの窓から入り込む夕日に、ホコリが浮かんでいるのだけが見える。
─── 今度からは、もう見えないんだ。
電車に揺られ、昼間にあった卒業式の様子などを話しながら、竜雄はそんなことを思うと、言葉が繋がらなくなった。
「どうしたんだよ」突然下を向いた竜雄に、榎本は、いつものように微笑んで聞いた。
そのときだ。竜雄の胸が急に苦しくなってきて、特大のパチンがきたの ───。


っていう話を児童文学に出したい。

161100:2009/04/22(水) 23:09:05 ID:+Oqbca+4O
有難うございます。頑張れる所まで頑張ってみます。

「和也の視点」2-2
夜になると僕は家で晩御飯のカレーを食べ終えて、部屋に戻って本を読んみながら最近の気に入ってる文芸書を読みながら学校で買ったペットボトルの紅茶の残りを読むのが最近のお気に入りだ。
 紅茶をすべて飲んでペットボトルをリビングに捨て行くついでにトイレに行った。トイレで用を足した後、目線の端で着信ランプがチカチカと光る携帯電話に目がいった。
おそらく、部屋を出ている間にメールが来たのだろう。誰かと思い二つ折りの携帯電話を開くと塚坂さんからだった。
ー塚坂ですー
 今日は有難う。実はこないだ定期を買ったばかりだったから、定期を失くしたことを親に言えなくて今日の投稿は実費で行ったの。
家から学校までキップ代が高いから明日からどうしようって困ってたところだったから井上君に渡された時はホントによかった。^^
でも、あの後は友達に聞かれて大変でした。「井上君と知り合いなの?」とか、「アドレス私にも教えてくれない?」とか(もちろん、アドレスは教えてないから安心して)井上君人気あるんだね。
今度、学校で飲み物くらい奢るから。
お休みなさい。
                                 ー塚坂 梨恵ー

 丁寧ににお礼が書かれた。メールを読んで僕はあの時,駅員に渡さずに直接、自分で渡してよかった。っと思った。
162田中:2009/04/23(木) 03:11:20 ID:qxvyRXH30
とりあえず保守
163学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 12:46:27 ID:sLFvEoNa0
100の人はラノベを書いて、それを紙の原稿にして投稿することを予定してるの?
それともただ思いついた物語を趣味で書いてるだけ?
164100:2009/04/23(木) 15:18:16 ID:EyBkoE8MO
>>163
「和也の視点」は特に何かに投稿する気はないです。
大学の講義中の暇つぶしだったんで。何かに投稿ほど真剣に推敲もしていません。
一応、話は最後まで考えてはいます。
しかし、「和也の視点」を書くことで、荒らしのようなものになってしまうのは避けたいので、言ってくださればいつでも止めます。
m(_ _)m
165あまりに無能 ◆Munouwet.s :2009/04/23(木) 20:29:26 ID:olKVqCcHO
荒らしにはならないと思う。ライトノベルを執筆する人のスレなわけだし。
俺もネタがあれば書きたい
166学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:19:18 ID:sLFvEoNa0
なんかないかと探してみたら高校生の時書いてた長編がフラッシュメモリに入ってたw
今見ると未熟で恥ずかしいけどここに連載でもしようかな。自分でも内容全然覚えてないから新鮮だ
167学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:37:31 ID:sLFvEoNa0
じゃあ連貼りする。どんな批判でもいいから感想ちょーだいね
168学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:41:04 ID:sLFvEoNa0
   第一話  タイトル未定
「この度はAY航空をご利用いただきありがとうございました」
 機内アナウンスの声に僕は目を覚ました。どうやらもう着陸態勢に入ってしまったらしく、
シートベルト着用のランプが点灯している。僕は寝ている間にずれてしまった姿勢を直して、
窓の外に広がる大地を見下ろした。
       ◇
 旅は僕の趣味だ。
 旅は日常からの脱却であり、未知の探求である。旅の途中に生じる責任
(例えば突然雨に降られたり、公園で寝ているところを通報されたり、路銀が尽きたり)は、すべて自分にある。
だから旅人は、いつだって自分がどうしたいか、自分の価値観では何を最優先するべきか、などを踏まえて
思慮深く行動するようになる。それは日常とも既知とも離れたところにいるありのままの自分が、
いったいどれほどのものであるかをか確認するということになるため、
多くの人は「旅はその人を成長させる」と言うのだ――
 ――なんていう誰かの言葉は、こと僕の旅に関しては無縁だった。
169学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:43:13 ID:sLFvEoNa0
 旅行中、たまにこの言葉を思い出して感心する事もあるが、最近の僕が海外旅行を繰り返しているのはそんな高尚な目的ではなく、
単純にいろんな景色や歴史を知るのが好きになったからだ。
 この地で新しい景色を見るのを楽しみにしながら、僕は荷物を詰め込んだバックパックを背負って閑散とした空港に降り立つ。
 十数人の職員と数人の利用客が歩いているだけの小さな空港は、残念ながら他のヨーロッパの空港とほとんど変わらない。
特に目新しいものが無かったので、僕はとりあえず外に出た。
太陽が丁度真上から勇ましく照り付けてきて、少し気分が悪くなる。
でもそのくらいは、始めて訪れた国への期待感で忘れられる程度だ。
「それにしても、人いないなぁ……」
 空港の外も、両手で数えられる程度の人がまばらに歩いているだけだった。
元々この辺りは鉄道の盛んな地域だし、飛行機に乗ること自体が少ないのかもしれない。
170学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:45:18 ID:sLFvEoNa0
 機内で読んだパンフレットによると、空港の近くに古い城があるらしい。
行動力と順応性なら誰にも負けない僕としては、宿の心配をする前に是非とも行っておきたいところだった。

 空港のすぐ横の店で自転車をレンタルして、大体の方向と直感だけを頼りにして城へ向かう。
この辺りは一本の大きな道路と民家がちらほら、道路の両側に見渡す一面でライ麦が風にたなびいていた。
 こういう景色は田舎でないとなかなか見られない。
僕は昔、水田ばかりの郊外に住んでいたので、こういった景色には既視感があって、
見知らぬ外国に故郷があるような不思議な感覚になる。興奮と安心感とが同居する感じだ。
 そんなライ麦畑だけでも満足だというのに、僕は長く続く道の向こうに建物が密集する市街地を見つけてしまった。
遠目にもわかるその美しい景観に我を忘れる。
 東欧の中でも特にこの国は、中世ドイツ人による建造物がそのまま残されているらしい。
『地球の歩き方』によると、当時の牢獄がそのままカフェテリアになっていたりしていて、
他の建物もそういった町の景観に合わせて造られているのもあり、
「セピア色の写真では味わえない鮮やかな中世があなたを待っている」のだという。
171学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:47:01 ID:sLFvEoNa0
 まさしくその通りだった。本当に素晴らしい。
そうやって遠くばかり見ていたせいで、自転車用の側道から自動車用の本道へ段差を越えて落っこちてしまった。
車は一台も通っていないのでなんてことはなかったが、自分の注意力の無さに反省しながら自転車を持ち上げて側道へ戻す。
 ふと見ると、左側のライ麦畑に通った一本道、そのずっと向こうの山の上に城らしき影がみえた。
おそらくあれが目的の城なのだろう。
通ってきた道路をそのまま行けば「楽しく美味しく美しい市街地」に出るのだが、
先に城に行くと決めていたので僕はそのライ麦畑の道を進むことにした。
 一応地図を見て現在地を確認する。
城へは市街地を通って行く道もあるが、やはりライ麦畑を通るのが城への近道だった。
知らない土地では迷わないように一番大きな道を進むのが旅のセオリーだけれど、こういった
地元の人間がよく使いそうな「車は通れるけれど狭い道」にはその土地の人々の生活が染み付いていてそれなりに楽しい。
自由にこういった道を選べるのが、パック旅行と旅との決定的な違いだと思う。
172学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:50:02 ID:sLFvEoNa0
       ◇ 
麦畑の道を抜けると、意外なことに民家や小売店が建ち並ぶ道へ出た。
ちょうどあの大きな道路からは見え辛い位置に住宅街があったようで、道路も車がすれ違える程度に広がっている。
並んだ家々には落ち着いた美しさがあって興味深かったので、僕は自転車から降りて
御上りさんのようにキョロキョロしながら歩いた。
 そのうち、一人の現地の女性と出会った。
海外で現地の言葉がわからないとき、一番よく通じるのが英語だ。
現にこの国の若い人はほとんど英語が話せるらしいので、僕は英語で挨拶をした。
「こんにちはー」
 人懐っこい童顔には自信があったけれど、しかし女性の返答は返ってこなかった。
 そればかりか、女性は僕を見て、目を見開き、口を半開きにして驚いていた。
 確かに突然声をかけられたら誰でも驚くとは思うが、さすがにこれは驚きすぎだ。
これでは道で観光客に声をかけられた顔と言うより、家に帰ったら布団の上でヘビがとぐろを巻いて寝ていた時の顔だ。
そう、去年の僕が体験したような。
 あんまり長い間表情を強張らせているので僕が困っていると、突然女性は悲鳴を上げて、その場から走り去った。
来た方向へ戻って行ったようだった。
173学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:52:41 ID:sLFvEoNa0

 それから首をかしげて道を歩きながら、現地の人七人くらいとすれ違がったが、どうも様子が変だった。
七人中五人が、僕を見るなり逃げ出した。
残りの二人はまったくそんなことはなく、観光客と現地人として、いたってフレンドリーに僕たちは挨拶をした。
 この違いは、どうやら相手の眼の色によって異なるのようだと、僕は十六人目の少女に逃げられたところでやっと気が付いた。
 まず、眼の色が灰色や茶色の人は、普通だ。
こっちを見て「ああ、外国人旅行者なんだな」と軽く納得をして、目が合えば小さく会釈をする。
 問題は青い眼をした人達で、なぜか僕を見た瞬間に幽霊でも見たかのように驚いて逃げ出す。
出会う青い眼の人、全員が同じ反応をした。
 あまりにも不自然なので、自分がここを歩いていたら突然逮捕されたりするんじゃないかと不安になる。
174学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:53:45 ID:sLFvEoNa0

 一応、いくつか仮説を立てた。
 その一、良くは知らないがこの地域に住む青眼の人の風習として「リアクションは大きく」
「外国人(アジア人)とは関わるな」というのがある。
 その二、僕の後ろにそれはもう絶叫モノの幽霊がいて、現代科学では解明できない作用で青目の人にだけ見える。
 その三、たまたま目の青い人だけがたまたま逃げた。
 その四、気のせい。
 やはりどれも違う気がする。
175学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:55:25 ID:sLFvEoNa0
 眼の色と言えば、実は僕の眼は紫だ。
スミレ色といえば綺麗だが、実際はデンプンを加えたヨウ素液をさらに濁らしたような色の混じり方をしていて、
僕はあまり好きじゃない。
しかも夜に光を反射して紫に光ることがあるらしく、友達に冗談交じりで「気持ちわりぃ」と言われたことがある。
このことと、背が小さいことが僕のコンプレックスだ。
176学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:56:53 ID:sLFvEoNa0

 ふと気が付くと目的地だった城の方向がわからなくなっていた。
 辺りを見回すと、男の子が一人でサッカーボールを使って遊んでいたので、
彼の眼の色が茶色なのを確かめてから、僕はその男の子に話しかけた。
「道に迷ったんだけど、ティリント城はどっちかわかる?」
 男の子は壁に跳ね返ったボールを受け止めてから僕を見て、
「あー!」
 と、大きな声で僕を指さした。
「お兄ちゃん、虐殺者(マーダー)でしょう? こんな所にいて大丈夫?」
177学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 21:59:20 ID:sLFvEoNa0
 そのとき、僕の関心はその意味不明な言葉より、彼が流暢な日本語を喋ったことに向けられた。
「キミ、日本語話せるんだ。日本人なの?」
「ううん。違うよ」
 そう言って否定する。そもそも、男の子の髪は金髪だった。
 会話が止まってしまったので、僕はもう一度質問をした。
「そうだ、ティリント城はどっち?」
 男の子は、そういえばそんなこと言われたな、といった顔をして、この道の先を見た。
「ちょっと先の分かれ道を左に行って、ずっとまっすぐ。
 お城はここから見えにくいけど、木のトンネルみたいなとこ抜けたらすぐだよ」
「わかった。ありがとう」
 お礼を言うと、僕はここまで手で押していた自転車にまたがった。

「気をつけてね」
 本当に心配そうに言っていたのが、かなり怖くて嫌だった。
       ◇
178学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 22:02:35 ID:sLFvEoNa0
とりあえずここまで?

やっぱ長げえな・・・語りばっかでほとんど進んでないし
長編の連載って2chに向かないんだろうか。かといって他所にうpする気も起きないけど
179学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 22:15:24 ID:JNfO0tbo0
( ´_J`)<この先に期待、
180学生さんは名前がない:2009/04/23(木) 22:18:03 ID:sLFvEoNa0
ドモ。
181100:2009/04/23(木) 22:40:20 ID:EyBkoE8MO
「和也の視点」2-3


あの日の塚坂さんからのお礼のメールから僕たちはメル友になった。
毎日、晩御飯を食べてから寝るまでの時間に彼女からメールが来る。他愛もない内容で、それに返信する僕のメールも他愛の内容だった。しだいにメールの時間が楽しみになっていた。

今日は塚坂さんからメールは来なかった。いつも来る時間帯にこない。勿論、お互いにメールを毎日しようとは言ってない。最後あたりにはよく、またね。と書くがそれは必ずしも明日の約束には繋がらないことは分かっていた。
僕は楽しみにしていたおやつを取り上げられたような小さな子供も気持ちになる。
しかし、こんな日もあるさ。と思い、僕は本も読まずに紅茶も飲まずに寝た。

 次の日の朝、いつものよう一時間目の授業の準備をしていると「和也〜。お客さん〜」
河崎に呼び出されて僕は廊下の方を見た。すると、塚坂さんがこっちを向いて軽く会釈していた。



「どうしたの?」
何だか今日の塚坂さんは元気がないようなので、僕は心配した。
「・・・・・・・あのね。今日の放課後ヒマかな?」
「別に予定はないけど?」
「じゃあさ、ちょっとお茶しない?話があるの?」
僕は塚坂さんが心配になり「分かった」
と了承した。
「ありがとう。じゃあ、放課後に迎えに行くから。じゃね」
塚坂さんは早歩きで教室に戻っていった。
182田中:2009/04/24(金) 12:42:20 ID:4Qi3aXmf0
>>178
結構書きなれてる人かしらん?
普通に読みやすいし、普通に続きが気になる。
183178:2009/04/24(金) 20:02:30 ID:ttGFMhqL0
数年間ブランク挟んだけど書き始めてもう7年経つわ
最近では大生のスレでエロゲのシナリオ書いたりもしたっけ・・・
184学生さんは名前がない:2009/04/24(金) 21:19:40 ID:ttGFMhqL0
>>177
       ◇
「これはすごい!」
 城に着いた瞬間、僕のマニアック・ボルテージは最高潮まで達する。
道で会った男の子の意味深な言葉など、あっという間に忘れてしまった。
「いやあ、やっぱり素晴らしい! 今までマリエン橋からのノイシュヴァンシュタイン城の眺めが一番だと思ってたけど、
 このティリント城の機能美には胸を打たれるね! やっぱり城はホーウェンシュヴァンガウみたいな造形美も必要だけ
 ど何より大切なのは防御力でしょうその点このティリント城は非の打ち所が無い日本の山城のようにあらゆる方向への
 対処がなされているそうだ違うところはこの石垣の直立具合が西洋らしいと言ったららしいかな!」
 とまあ、こんな感じ。
 都合の良いことに城は誰でも入れるように開放してあったので、僕は城内の探検を続けながらすっかり悦に入っていた。
シーズンオフであることが影響してか、城内には僕以外の観光客は一人もいなかったから、
僕は安心して僕の後ろにいるかもしれない幽霊にこの城がいかに素晴らしいかの解説を続けることができるのだ。
185学生さんは名前がない:2009/04/24(金) 21:23:07 ID:ttGFMhqL0

 城の中は管理人が真面目に仕事をしていないらしく、ボロボロの赤絨毯が砂埃で薄汚れていた。
これはこれで廃城っぽくて良い雰囲気だ。
ボロいが元は立派だったろうその城を、僕は鼻歌交じりに歩き回る。
玉座の間の次に台所へ行き、台所の次に図書室へ行った。
なんとも素晴らしいことに、図書室の蔵書は当時のまま残してあるではないか。
僕は、読めもしない言語で書かれている本を手当り次第手に取り、図や挿絵を眺めて楽しんだ。

 しかしその後、誰かの寝室へ迷い込んだ僕は、そこの本棚に今も残っていた本を見て凍りつくことになる。
『帝君』『真陰流謄本』『海山卿』
 その部屋にある本は、すべて昔の日本語で書かれた本だった。
 洋風の装丁にも関わらず、題名も中身もすべて日本語で書かれていた。中身は黄ばんだ紙でできている。
 不気味だ。この寝室、全体の雰囲気は他と大して変わらないのに、
その本だけは今もまったく色褪ずにいるかのような存在感がある。
実は本の持ち主が当時からずっとここで暮らしていて、侵入者である僕は彼に見つかると
大きな鉈か何かで追いかけまわされ殺されてしまうのかもしれない。
 そんなイメージが突然襲ってきて、気がつくと僕は逃げるようにその場所を飛び出していた。
186学生さんは名前がない:2009/04/24(金) 21:26:03 ID:ttGFMhqL0
       ◇
 薄汚れた階段や破れたカーペットの廊下を歩きながら、僕は自分を無理やり納得させようと考えていた。
 古い本。日本語の本。それがあったのは寝室。つまりは城に住んでいた人の所有物だろう。
 しかし、それがいつ頃のことなのかまではわからない。
 この城が建てられたのは中世だ。それから今までの間に城の所有者は何度か変わったかもしれないし、
ずっと変わらなかったのかもしれないから、誰がどう使っていたって不思議じゃないだろう。
 ただし、どうして日本語の本が必要だったのか。それがまったく想像できなかった。
 この国のある辺りは、第二次世界大戦が終わるまで何度も領土争いに巻き込まれ、その後も紛争が長く続いていた。
こうやって各国から旅行が許されるようになったのも、実は最近の話だ。
その間、日本とは国交すら持たれていないのに――。
「大昔に……日本人が漂流してきたことがあるとか?」
 それを助けた城主が、日本人を客人として城に迎え入れた。
客人は当然日本語しかわからないので、日本語の本を欲しがった。
あるいは、最初から持っていた。可能性としてはありそうな話だ。
 それなら怖くないし、むしろロマンがある。だから僕はその説を採用することにした。
187学生さんは名前がない:2009/04/24(金) 21:31:02 ID:ttGFMhqL0
 僕がぼんやりと歩きながら城の屋上にある庭園までたどりついた頃にはもう、
僕の中からあの部屋で生じた恐怖心がすっかり消え去っていた。
帰りにまた寄ってみてもいいかもしれないという気さえする。
 そして僕は、屋上庭園の中心に立ち尽くす。
 この城が周囲よりもかなり高い場所に切り立っていたおかげで、この場所からは中世の街並みが一望できた。
 壮観だ。錆びていたが、庭園にはイスとテーブルも備え付けられている。
城主の気分になって午後の紅茶でも味わいたいと思えるような、実に優雅な場所だった。

 ――真正面に、でかでかと地面から生えている石版さえなければ。
 場にそぐわないその石版には、手のひらの形をした穴が開いていて、
そこにはまたしても日本語で、何かが書かれている。

『数多煌く星の輝き 心を包む月の光
                    万物を照らす太陽 そのすべてを識る者に力を』
188学生さんは名前がない:2009/04/24(金) 21:34:56 ID:ttGFMhqL0
「あはははは!」
 僕は声を出して笑った。
 さすがにここまで来ると、今まで奇妙に思っていた出来事のタネはわかってしまう。
 きっとこの国は、日本人旅行者が多いのだ。
 おそらく七月、いや八月ごろに日本人観光客が大挙して押し寄せてくるため、
それを町ぐるみで色んな仕掛けを用意して歓迎しているのだろう。
たぶん経済的に未熟なこの国には、外貨がそれだけ貴重なのだ。
 途中の道で驚いて逃げた人たちは、シーズンオフにやってきた僕を楽しませる準備ができていなかったので、
慌てて打ち合わせに向かった。そうに違いない。そうでなければ、僕を見て逃げる理由がわからない。
 日本人がよく来るのなら、町の少年が日本語を話せてもおかしくはない。
彼の親は、息子をバイリンガルに育てようとしている町一番のスパルタ教師だったのだ。
 あの寝室にあった意味深な古書も、日本人に親しみを持たせるためにわざと置いてあるのだろうし、
この石版もおそらく日本語ペラペラのツアーガイドが旅行者たちに
「大昔からある石版です! どうぞ皆さんここに手を当ててください! きっと何かの御利益がありますよ!」
と紹介し、旅行者たちはへらへらしながらとりあえず手を当てるのだ。

 なぁんだ。
 僕が楽しみ方を間違えていたんだ。こういうのはみんなと一緒にへらへらしながら
参加したほうが面白い。ああでも、古代東欧に生きた日本人の亡霊に怯えるなんて
普通はできないだろうから、僕はラッキーだったのかも。
 僕は屋上で一人笑いながら、せっかくだからと石版の穴に手のひらを突っ込んだ。
 

ちくりとした痛みの後。
大量の、紫の光が噴き出してきて。
僕は――、気を失った。
       ◇
189学生さんは名前がない:2009/04/24(金) 21:40:12 ID:ttGFMhqL0
つづく(?)
190100:2009/04/25(土) 04:41:40 ID:WmPFXjhLO
「和也の視点」2-4

放課後に塚坂さんと、駅前の小さな喫茶店に行った。たまに、帰りによることはあっても女の子と行くのは初めてなので多少緊張した。

奥の席に座った後、お互いにアイスコーヒーを注文する。
「話って何?」
唐突に聞いてしまったことに多少罪悪感はあったが、長引かせるのは相手に悪いし。
「・・・・・・・・あ、うん。実はね。昨日、メール送れなかったでしょ?ごめんね」
「大丈夫。少し疲れてたから。ゆっくり寝たかったし」
正直、嘘だが僕は安心させるように笑顔で言う。
「・・・そっか。あのね、昨日から携帯が無くなっちゃったの。それで、メールは出来なかったんだけど・・・」
「あ、そうだったんだ。よかった、実は風邪でも引いたのかと思って心配してたんだ」
塚坂さんはしゅんとうつむいて小さく「ごめんね」っと言った。
約束をしてはいないけれど、ほぼ毎晩メールをくれた塚坂さん。昨日はメールが来なくって心配だったけど、ちゃんと理由もはなしてくれてよかった。
だが、おかしくないか?そんなことなら朝の教室言えばいいんだし、わざわざ放課後にアポ取って言うほどのことじゃない。
「それで、携帯を無くしたことを言いたくて放課後空いてるって聞いてきたの?」
「……ううん、違うの。実は無くしたのは携帯だけじゃなくて、定期入れも無くしたの」
「定期入れも?」
191田中:2009/04/26(日) 01:27:48 ID:4REoVbaj0
>>183
あなただったのか……あのときはまともに進行役できなくてすまなかった。
192100:2009/04/26(日) 13:10:31 ID:O6WHcMlkO
「和也の視点」2-5

「……うん」
定期入れと携帯を無くすなんて可愛そうだな……。
「そうか、それはさいなんだったね」
塚坂さんは少し照れたように笑いながら
「……うん。そうなの私って昔からよくつまんないドジばっかりで。気をつけてはいるんだけどね……」
羨ましいな。
気をつけないといけない人生があるのは、僕のつまんない人生とは違うんだろうな。
「それでね、井上君に頼みがあるんだけど、一緒に定期入れを探してくれないかな?出来れば、携帯も」
「え?」
軽く頭痛が起きた。たまに他人が常識暦にありえない行動をする時、こういった頭痛は起きる。多分、自分の中では処理しきれないからだろう。
僕の様子を見て塚坂さんもあせったんだろう。
「……ごめんね。でも、井上君なら探せるかなって思って」
「ううん、僕でよかったら探すことに協力はするよ」
他人行儀の笑顔で答えてみせる。
こうして、僕と塚坂さんの無くしもの探しが始まった。
193学生さんは名前がない:2009/04/26(日) 18:03:37 ID:8+nSoMXl0
>>191
いいんだ。あれは誰のせいでもないよ。今考えると最初から無理な企画だった…

>>192
>「……ごめんね。でも、井上君なら探せるかなって思って」
これちょっとワロタw なんてあつかましいヒロイン
しかし和也はなんで問答無用で尽くしっぱなしなんだ? 可愛いから?
手伝うと決める前になんでそんな無くしまくるのかもうちょっと突っ込んだほうが自然に見えたかな
194100:2009/04/27(月) 18:32:06 ID:6wW1hhjYO
「和也の視点」2-6

話し合いで気づくといつの間にか、大分時間がたったみたいで日が暮れていた。
「そろそろ、帰ろうか?」
「うん。そうだね」
僕たちは会計を済ませて店を出る。
「……今日は有難う。井上君に相談して本当に良かった」
塚坂さんが僕に向けて微笑んで言った。
僕は頬を赤くしながら
「……い、いや。こんなことなら、全然大丈夫だから!」
「うん、本当に有難う。じゃね」

次の日

昨日のことを河崎と中野に話すと
「「その話はおかしいだろ?」」
二人揃って同じことを言われた。
「何が?」
僕は聞き返す。
中野が
「まず、なんで無くしたものを探すのにお前に頼む?わざわざ、クラスが離れているお前に頼む必要などないだろう?クラスメイトにでも頼むのが自然だ」
「さら〜に」
河崎が
「それを、あっさり了解する和也様をおかしいわけっすよ〜。いつもの和也様なら、中野と同じことを言う〜。絶対言う〜。和也様らしくないぜ〜」
二人に言われて僕は唖然とした。そうだ、なぜ手伝おうとしたんだろう?いつもの僕なら、中野の言うとおりにするはずだ。
まして、塚坂さんとはメールこそするが、学校では基本的に会話はない。せいぜい、廊下ですれ違って軽く挨拶ぐらいだ。
だが、僕は考えを巡らせるばかりで明確な答えが浮かばず
「……ま、気まぐれだよ。定期入れも僕が前に見つけたことがあるし、そこからじゃないか?」
曖昧な答えしか出来なかった。
195田中:2009/04/28(火) 17:18:04 ID:SC9AjnYY0
書く時間があるときは、書く気がしないのに、
書く時間がないときに限って、書きたくなる。

まぁ、執筆に限った話じゃないが。
196仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/29(水) 10:32:43 ID:1a4EVTO+O
197田中:2009/04/29(水) 21:27:03 ID:Ar+joTOy0
過疎か……。
198学生さんは名前がない:2009/04/29(水) 21:35:30 ID:hVHtHOA40
載せてもリアクション薄いからな
ここより専門板のほうが話せるやつ多いし
199学生さんは名前がない:2009/04/29(水) 22:38:24 ID:7PNLkvsUP
面白けりゃレス付くよ
200学生さんは名前がない:2009/04/30(木) 00:05:21 ID:7f3PgbyhO
まあ、専門板ほどガチじゃないしねえ
201田中:2009/04/30(木) 00:10:55 ID:Wex+bZBO0
ラノベ板も創文板も創発板もろくなスレがないと思うけど。
同人ノウハウ板が一番マシという……。
202学生さんは名前がない:2009/04/30(木) 00:27:33 ID:7f3PgbyhO
電撃にもえんためにも間に合わなかった自分に嫌気がさす
203学生さんは名前がない:2009/04/30(木) 00:35:19 ID:xEDx1YAY0
>>201
創作全般で言えば同人ノウハウ板も悪くないけど文サロのレーベルスレが比較的まとも
204100:2009/04/30(木) 01:08:49 ID:5xJ5izgcO
「和也の視点」2-7



放課後になって僕と塚坂さんはお互い自動販売機で飲み物を買って、空き教室で話し合っていた。
パックのイチゴジュースを飲む塚坂さんの話を聞く
「まず、最後に定期入れと携帯電話を使ったのはいつ?」
「うんとね、定期入れは一昨日の夕方かな。帰りはあったし。携帯電話もやっぱり一昨日の夜かな」
「じゃあ、昨日と今日の通学は自腹?」
僕がきくと塚坂さんは静かにうつむき
「……うん。だから、お金だいぶピンチなの」
「そうなんだ。それは早く見つけないとね」
とりあえず、笑顔で応対する。
「とりあえず、定期入れは駅に行って職員に聞くのが一番かな?最悪、交番ってのもあるけど……」
「携帯電話は?」
「携帯電話は電話会社に連絡したら、回線止めて悪用は防げるよ。それに、契約会社にもよるけど、保障サービスとかがあれば、ほぼ無償で同じ機種をくれるはず……」
205学生さんは名前がない:2009/04/30(木) 17:59:44 ID:7f3PgbyhO
電撃以外で、言い方あれだけど
いい新人賞って何かな?
206仏と性癖 ◆matsuriqaE :2009/04/30(木) 19:24:24 ID:s0Qnnq+GO
そこでガガガですよ
言い方あれだけど、入賞者のレベルが
207田中:2009/05/01(金) 03:47:56 ID:WzaWPYiD0
最近元気のあるSDとか、萌え重視ならMFとか……。

>>203
文サロは悪くないね。
208学生さんは名前がない:2009/05/01(金) 07:13:16 ID:6XDcHkePO
スーパーダッシュは元気なんだらうか
悪くはない気がするが、有名作が少ない気も
209100:2009/05/01(金) 17:13:19 ID:7Snua3HCO
「和也の視点」2-8(1)

改行多いって・・・・・・

「そう。だから、携帯電話はすぐに解決できる。問題は定期の方だね……」
僕は少し言葉を詰まらせる。
「……最悪の場合は定期は買ってしまえばいいのだけど、定期入れは何ともならないな」
塚坂さんがしょんぼりした顔で下を向いている。
「……あのさ、同じ定期入れを買うとかは?」
「……ありがとう。でも、ダメなの。あの定期入れは売ってるトコもうないと思うし」
「そんなに古いものなの?」
思わず、尋ねてみる。見た感じはきれいだったけど……。
「うん。あれは小学校の頃に貰ったヤツだから」
「小学校?」
随分、古いヤツを使ってるんだな。僕は関心していると。
「卒業式とかで記念に何か作ったりしない?あの定期入れはその時に貰ったものだから。大事にしてたのに……」
本当に大事にしているのは、キレイな状態だった定期入れを見れば分かる。僕は余計に何とか見つけてあげたくなった。
「とりあえず、駅に行こう。もしかしたら、すぐ見つかるかも」
笑顔で塚坂さんに言うと、塚坂さんはこくりと頷いた。
210100:2009/05/01(金) 17:15:09 ID:7Snua3HCO
「和也の視点」2-8(2)


僕たちは、塚坂さんの最寄りの駅に着いてサービスセンターに行った。
中に入ると受付らしい駅員の人が話しかけてきた。
「どうしました?」
「……あの、一昨日に定期入れを無くしちゃったんです。ここに届いていませんか?」
「はい。少々お待ちください」
「おかけください」と言われ椅子に座りながら待つ。受付の駅員は、パソコンを触って検索していた。しばらくすると
「一昨日の忘れ物で定期入れは一件ありますね」
「本当ですか!?」
塚坂さんが見たことのないテンションで身を乗り出していた。
僕と塚坂さんの顔が向き合い喜ぶ顔になる。
「……ですが、一昨日の定期入れに関してはすでに、持ち主が来て持って行ったと記録があります」
「…………そうですか」
塚坂さんが途端に暗い顔になる。
「はい。残念ですが、一昨日には他に定期入れの忘れ物はございませんね」
パソコンの画面をスライドさせて僕たちに見せてくれる。残念そうに見ていると、違和感を感じた。赤い定期入れだったからだ。
しかし、赤い定期入れなんて世の中にたくさんあるし。
これが塚坂さんの定期入れという可能性はないだろうと横目で塚坂さんを見ると塚坂さんがつぶやいた。
「これ……あたしのだ」
「え!?本当!?」
「うん!間違いないよ!この角の傷は、前に家の階段でつけちゃったんだし」
僕たちの会話を聞いた駅員さんがキーボードを触り詳しく検索した。


結果、それは間違いなく塚坂さんの定期入れということが分かった。
じゃあ、持って行ったのは一体誰なんだ……
211学生さんは名前がない:2009/05/01(金) 19:17:22 ID:uNbK/LDii
( ´_J`)<定期入れフラグ、なるほど
212学生さんは名前がない:2009/05/02(土) 12:30:13 ID:mfyn1Rv10
アク禁解除ktkr

またお題出して執筆ってのやらないかい?
213学生さんは名前がない:2009/05/02(土) 13:07:53 ID:fWuONOfXP
前回自分で適当に題出しといて、単語一個からパッと話ができることがあって面白かった。じゃあ久々に出すか。

お題「眼鏡」
形式自由(数レス程度のショートショートから長文まで)、一応GW最終(5/6)あたりに締め。
折りを見てもっと早く次の題を出すかもしれませんが。GWすることねえ。
214学生さんは名前がない:2009/05/02(土) 16:01:20 ID:VoGSh2bL0
 国立医科学眼鏡センターでは、博士が秘密裏にある研究を進めていた。
「いいかね。メガネというものはもともと視力を矯正するものだった」
 博士が新米の助手に、研究の内容を説明する。
「しかし100年前の技術革新以来、この地球の医療技術は非常に発達してしまった。
 今では近視・遠視・乱視・老眼すべてを義眼の埋め込み手術によって回復することができてしまう」
「はい。博士」助手は言った。「しかし、それではメガネの出番がありませんね」
「そのとおり!」と博士。
「私も昔は使っていたが、メガネというものは手入れが大変な道具なのだ。そのうえ常に携帯していなければ不安になるし、
 身につけているときゅうくつで、下を向けばすぐにずれてしまう。こんな前時代的なものを人々が欲しがるわけがない」
「そうですね」と助手。「それじゃあ、ここでは何を研究しているのですか?」
「良い質問だ。ずばり、メガネの新しい可能性について研究している」
「新しい可能性?」
「そう。メガネが商品として売れるために、これまでにはなかった新機能を取り入れる。
 100年前の技術では実現不可能だった機能でも、今ならいくらでも実装可能だからな」
「なるほど。たとえばどんな機能を」
「私が参考にした昔のアニメでは、犯人にとりつけた発信機を追跡する機能が付いていた。
 ダイヤル式変声機も超小型麻酔銃も現在では商品化され大ヒットになったが、これはまだ誰も作っていない」
「感動しました! それなら同じシリーズですから、大ヒット間違いなしですね!」

 二人は早速研究にとりかかり、マイクロ型発信機と追跡メガネを商品化した。
 メガネには助手のアイデアで盗聴機能も加え、安価で売り出したのだが、まったく売れなかった。
「なぜだ! 私は消費者のニーズにちゃんと合わせたはずだ!」
「とくに警察関係者が欲しがらなかったのは疑問ですね。犯人を追うのに便利なのになぁ……」
 当惑する博士と助手のもとへ、一人の警察官がやってきて言った。
「あなた方をプライバシー侵害罪の幇助犯として逮捕します。
 おっと、逃げても無駄ですよ。こちらにはナノ型発信機と追跡義眼がありますからね」
215学生さんは名前がない:2009/05/02(土) 16:27:21 ID:fWuONOfXP
いきなり早くて面白いの来たなあ。
創作発表板の星新一っぽい作品を作るスレにまんま貼れそう。
216100:2009/05/02(土) 17:33:10 ID:DucOVZyHO
 「レンズの向こう側」

十年以上前に自分がよく懐いていた祖父である文昭の死後。以来、一度の祖父の家を訪ねたことのなかった高校生の明は両親に、年末の大掃除の手伝えと引っ張りだされる。
イヤイヤに掃除をする明だったが掃除の最中、書斎の鍵付きの引出しの中にあった眼鏡を見つける。
普段、眼鏡をかけなかった祖父に疑問を思いながら何気なく祖父の眼鏡をかけてみる。
すると、レンズの向こう側は六十年以上前の世界だった。


……恐ろしく微妙orz
217学生さんは名前がない
あげ