声優の植田佳奈ちゃんが今回の件で干されてしまったとしたら

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220学生さんは名前がない
仕事の都合で特急電車に乗っていた。発車まであと数十分あるみたい。
車内は僕以外誰もいない状態。こんなこともあるだなぁと思って過ごしてると、
入り口付近からキャピキャピとした黄色い声が聞こえてくる。
何かどこかで聞いたことのある声だったので、振り返ると、
なんとそこに植田佳奈さんと清水香里さんがいた。
僕は八神はやてちゃんが大好きだったので、思わず握手を求めようと席を立ち、二人に近づく。
「あ、あのぉ!魔ひょう少女りりかるなのはのはやてちゃんのファンなんです><」
僕はお辞宜をしながら握手を求める。すると「チッ」という舌打ち音。
顔を上げると植田さんはいなくなっていた。
そんな僕を見かねて、清水さんは「ごめんね〜今オフなのw 佳奈ちゃん今機嫌悪くてさ〜w」とフォローを入れてくれた。
いや、確かに僕も悪かった。オフにまでヲタに取り付かれるなんて疲れるに決まってるよね。
僕は大人しく席に戻る。二人は楽しそうに話していた。まぁいいさ、声が聞けただけでも満足だ。
「まもなく出発いたします。」
そろそろ出発するみたいだ。この列車に乗ってる間、声優さんと同じ空気を吸って過ごせるのだから感謝しなくちゃいけないよね。
「でさ〜、ぎゃはっははは」
相変わらず大きな笑い声で話してるお二人。車内には僕しかいなかったし、まぁこれくらいなら許せるよね。
ふと僕は二人のほうを見る。
「えっ…?」と、つい声を出してしまうほど、二人は大胆な行動をとっていた。
床に物を置き、ゴミを散らかし、まるで何処かのお馬鹿な女子高生のように騒いでいたのだ…。
乗客は僕しかいなかったとはいえ、流石にこれは…。そう思って僕は立ち上がり、二人のいる方へ向かう。
「ぁ?」
植田さんはクズを見るような目で僕を睨んでくる。
「あ、あの…。」
「何?」
植田さんは完全にイラっとしていた。けど、植田さんははやてちゃんの声を当てている人だし…。
やっぱりこういうマナーはちゃんとしてほしい…。だから…。僕は勇気を振り絞って注意することにした。
「ご、ゴミを散らかすのは良くないと思います!!」
植田さんも清水さんも沈黙している。やっぱり僕ごときの注意じゃダメなのか…。僕は二人と目をあわすのが怖くなって眼をつぶった。

「なぁ、いけないことなん?こういうの、いけないことなんかなぁ?」

え…。一瞬耳を疑った。だって、だって大好きなはやてちゃんの声が聞こえてくるんだもん!!僕は慌てて目を開く。
221学生さんは名前がない:2008/12/15(月) 21:05:10 ID:cawx/iYK0
「ぎゃははははははw ちょっと見た香里ちゃんw こいつのぽかーんとした顔ww マジ傑作ww」
「ダメだよ佳奈ちゃんw 自分の商品タダでばら撒いちゃww」
二人は僕を指差してゲラ笑いしている。僕はまだ現状を把握できていなかった。
「佳奈ちゃん、この人よくわかってないみたいよ?w もう1回やってあげたら?w」
「そんなことゆーたかてシグナムゥ、私できひんよぉ…」
「って言ってるそばから佳奈ちゃんww あはははははw」
そ、そんな…ま、まさか、は、はやてちゃんの声を…?あ…あぁ…。僕は腰を抜かしてしまう。
「あららぁ?さっきまでの勢いはどうしちゃったのかなぁ?」
植田さんが立ち上がって僕を見下してくる。
「そ、そんな…。こんなの酷いですよ…。はやてちゃんの声で言われたら逆らえるわけない…。」
僕は完全にひよっていた…。見上げるとそこにはニヤリ笑っている植田さん。どうやらドS心に火をつけてしまったらしい…。
「ぁぐぅ…」
植田さんは僕の股間を足で押し付けた。
「お前らこういうのが好きなんだろ?え?え?」
「ちょっとやめなよ佳奈ちゃんw それはまずいってww」
植田さんの足がギシッ、ギシッと僕の股間を追い詰める。
「やめ…てく…ださい…」
僕は精一杯の理性で答えた。
「君は…こういうの嫌いなんかぁ…?」
またはやてちゃんの声が聞こえてくる…。はやてちゃんを否定するなんて僕にはできない…。う、うぐ…。
「嫌いじゃ…ないです…」
「あははははw そうだよなぁwそうだよなぁww」
もうなるようになるしかなかった。植田さんは完全にハイになっていた…。
「おいお前、脱げよ。」
「う、うぅ…」
この人はおかしい…。早くここから逃げなきゃ…。
「佳奈ちゃんそれは流石にまずいってww」
「脱がなきゃはやての声で喘ぐぞ?」
そ、そんな…。純粋なはやてちゃんのそんな声なんて聞けるわけないじゃないか…。
「わか…りました…」