「泉こなたを自殺させる方法」を考える 19

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1学生さんは名前がない
前スレ
「泉こなたを自殺させる方法」18
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/campus/1207485953/

■保管庫等
Wiki
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VIPのらきすたSSまとめ
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らきすた呼称リスト
http://www.syu-ta.com/luckystar/luckystar-namecalled.shtml
2穴 骨 洞 ◆ALICE.5e.M :2008/04/20(日) 20:46:42 0
びっち
3学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 20:47:24 0
         / /         |    ヽ   /      , ´
 楽 楽 は 弋´  /     ___| \  〉-/_,. -‐     /
 し  し  ぁ   .> /   /――-ヽ__Y^y      /
 い い は  (_ /   /-―- ./ /   爪     /
  l !! っ  (/   /´ // /`/  /://:::|`―< ヽ
 よ    は   \ /  //_∠__/  /://::::,' |l \〉 .ハ
  l     っ /⌒ 7 /ィ≠''''ニミヽ/:://::::/ /l l:| |‖ |
!!      |   //_イ/ /  ', }}::::::〃::::/./:/ヽl:| | l| |
         弋 //::::  /  / / ::::/::::::/厶〈 ハ | | ‖
         /⌒,/:::::::  l   /.::::::::::::::::/,イΞミ〈// 人_人||人_ノ
ヽ/⌒ヽ(⌒Y  /:::::::::::ヽ _ー::::::::::::::::::::::::: / } |l<
   | .|| | |l  |       ::::::::::::::::::::: / / / jj::::::} は は あ
   ヽ|| | |l ∧   ト⌒\   ::::::::: し _〃:<  は は っ
     ヽ从ハ | ヽ   |  \ ` 、 ′ ヽ..::::::::::/  ) ぁ. は は
   _ /ヘ| \ ヽ   `ヽ、__フ   :::::::/<   l   は は
         |   \   _)/      / / ヽ !! は は
            l:::>  __,   -‐ ´ /_ノ     は は
            l:/ =ニ二三≠イ //  `ヽ
4学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 20:47:28 0
変なコテに2をとられた件について
5学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 20:48:01 0
>>1
乙である
6学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 20:50:04 0
さてさてさて、死んでもらいましょうか。
何度でも何度でも
7学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 20:50:20 0
>>1乙です。
8学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 20:56:29 0
ムスカ「泉こなたは滅びぬ、何度でも蘇るさ、こなたこそオタクの夢だからな」
9[´・ω・`] 規制中:2008/04/20(日) 21:00:01 0
>>1
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1180593.jpg

前スレでの発言ですが
100枚のうち9割がた、ここで描いたものですよ
10学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 21:03:23 0
>>9
とういうことは平和な話も書いているのですね?
このスレではどういう系の話がお気に入りですか?
11学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 21:04:05 0
>>9
毎度乙だぜ


だぜって聞くとこなきも師が思い浮かぶw
12学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 21:05:23 0
>>10
福岡は昔から結構猟奇的だろwww
13学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 21:08:41 0
>>9
乙★すた
14学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 21:09:38 0
といことは今までに書いてきた話には猟奇性が足りなかったということか
文章力の問題もあるけど
15学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 21:12:36 0
>>9
みれん
16学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 21:23:00 0
そういや、「無視」のつかさってジャイアンぽくない?
あとみゆきはスネ夫

でもつかさが人を殴ったりするかな?
17学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 21:41:48 0
つかさはゆたかをバラバラにするくらい危険な女だぞ?
18学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:14:49 0
あと、みゆきが拷問狂というのはこのスレでは公認なわけ?
19学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:16:52 0
肯定だ
20学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:21:12 0
一回ハイレグ姿でこなたをムチでひっぱたくみゆきが見てみたいものだ
21学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:25:18 0
22学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:28:30 0
ええ、そうです
23学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:31:24 0
みゆきの家で、ミルクティーを飲むのは最大の死亡フラグってのは公認?
24学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:31:53 0
みゆきの玩具フラグです
25学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:47:27 0

かがみ→好きの裏返し、愛情表現
つかさ→とにかくこなたを殺したい
みゆき→こなたの苦しむ姿をみるのが好き
ゆたか→泉家のことを嫌っている・泉家の財産を手に入れるため?

大体いじめの原因ってこんな感じ?
26学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:47:36 0
はりつけにされて両足を折られ、高良の女たち(たまにみなみも)の慰みモノになるわけか…
27学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 22:59:42 0
K-O764 16,17です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1180629.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1180630.png

顔が安定して書ける絵師さんたちが羨ましい
28学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:01:37 0
>>27
超展開すぐるwwwww
29学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:07:27 0
オーラとかw
30学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:19:33 O
何気な時事ネタw
31学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:24:21 0
32学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:25:19 0
>>31
そいつはこなたじゃない!
33学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:26:30 0
>>31
ほくろがないぞ
34学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:26:56 O
すごくイメージ違いなモノが来たな。
3530:2008/04/20(日) 23:28:47 0
ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib022294.jpg

本当にすいませんでした
36学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:30:10 0
>>35
お前は>>31だろうがw
37学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:30:33 0
絶望した、らき☆すたの絵を描く人間が(=ω=)の黒子を書き忘れることに!!
38学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:31:14 O
>>35
修正乙!

ホクロなしはすでに逝ってるので気をつけて!
とはいえ、ホクロありの方もこの世とあの世をさまよってるがなw
39学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:32:33 0
ディアボロこなたw
40学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:47:07 0
>>31
てっきりこうなっているかとhttp://uproda11.2ch-library.com/src/1180648.jpg
ごめんなさい
41学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:52:45 0
いみふw
42学生さんは名前がない:2008/04/20(日) 23:59:00 0
顔って目から書く人とか
輪郭から書く人とか色々いるけど、
基本的にどこから書く人が多いのだろうか
43学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 00:13:53 0
>>27
この後みゆきさんが念を発動するんですね、わかります
44学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 00:16:13 0

>>1
     ::|.  ./|=|    ヽ.    ≡三< ̄ ̄ ̄>
     ::|. / |=|  o  |=ヽ     .≡ ̄>/
     ::|__〈 ___  ___l   ≡三/ /
     ::|、ヽ|.|┌--、ヽ|/,-┐|    ≡/  <___/|
     ::|.|''''|.\ヽ--イ.|ヽ-イ:|  ≡三|______/
     ::|.ヾ |.::. .. ̄ ̄| ̄ /
     ::|  ';:::::┌===┐./
     ::| _〉ヾ ヾ二ソ./       こ、これは乙じゃなくてスラッガーなんだから
     ::||ロ|ロ|  `---´:|____    変な勘違いしないでよね
     ::|:|ロ|ロ|_____/ロ|ロ|ロ,|`ヽ
     ::| |ロ|旦旦旦旦旦/ロ/ロ|旦,ヽ
45学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 00:20:15 0
ぼっちスレで泉こなたが暴れています
助けてください・・・
46学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 00:25:14 0
 へ へ⌒l /⌒,
 (=ω=.)trfy  いま助けに行くよ〜
  へ   へ js/'
   ヽ ヽ ヽ
    ヽ_,ヽ、_)
         ミ
47学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 00:38:42 0

         //
       _ __       あいたぁ
      /  ′)
   へ へ⌒l /⌒,
 へ(〒ω〒.)trfy 
48学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 00:41:12 0
>>31
ほくろ忘れたやつは君だけじゃない。安心汁。
49学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 00:48:06 0
>>31
ほくろよりもωの方が皆印象が強いってことかな
50学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 00:48:42 0
こなたってあのアホ毛となきボクロとあの口さえあれば判断できるな
51学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 04:09:07 0
絵は原作に似せたほうがいいのか、
それとも自分なりの絵でいいのか
52学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 04:10:26 0
後者がいいよ
53泉こなた:2008/04/21(月) 07:38:22 0
(〓ω〓.)やっほ〜、また私が沸いたよ〜、誰かかまっておくれぇ〜、最近かがみんが冷たくてさぁ、あはははっ。
54学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 08:28:31 0
>>51
らき☆すたのキャラだと最低限わかれば、
似たり寄ったりの絵になるよりも、
その絵師さんらしさが出てるほうがいいと思う。
保管するときも分別しやすいし。
55学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 08:40:49 0
原画マンレベルで似せられるなら
似てた方がそりゃいいけどな
56学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 09:25:20 O
そもそも原画に似せている漫画自体少ないと思うが
57学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 10:34:24 O
似たりよったりなら個性があった方がイイです
58学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 13:18:57 0
 へ へ⌒l /⌒,
 (=ω=.)trfy  いま助けに行くよ〜
  へ   へ js/'
   ヽ ヽ ヽ
    ヽ_,ヽ、_)
         ミ

59学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 13:20:15 0
         //
       _ __       あいたぁ
      /  ′)
   へ へ⌒l /⌒,
 へ(〒ω〒.)trfy 

♪うぜぇAAだなこりゃ。♪こなたの顔AA持ってるやついたら貼り付けキボンヌ
60学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 13:23:17 0
(≡ω≡.)
61学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 13:25:49 0
すいません。
62学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 15:30:33 0
始まりは18歳の秋。

ある日の放課後

白石 「なあ泉。大事な話があるんだ。」
こなた「え?新しいゲームとか?」
白石 「いや、そんな話じゃない。・・・この教室
は誰もいないな。」
こなた「なんなの?その話って。」
白石 「実は・・・俺さ、前から泉のことが好きだったんだ。」
こなた「だから・・・俺と付き合ってほしい。」
こなた「えっ!!?・・・・・・いいよ。」
白石 「あろがとう。改めてよろしくな。泉。」
こなた「うん、こちらこそ。」
63学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 15:34:54 0
日曜日。

こなた「今日もひまだなぁ〜」
トゥルルル トゥルルル
こなた「はい、泉ですけど。」
白石 「もしもし、白石ですけど、こなたさんいますか?」
こなた「ふふふ、私だよ。どうしたの?」
白石 「今日暇かな?」
こなた「うん。暇だけど。どうしたの?」
白石 「じゃあさ、デー・・・ト・・・
ああ〜〜!!練習どおり行かねぇ〜〜〜!!」
こなた「???」
白石 「えっと、1時に学校前で待ち合わせでいいかな?」
こなた「うん。いいよ。また後でね。」
こなた「おぅ。」
がちゃっ
64学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 15:40:16 0
>>63
こなた(やった!!白石君とのはじめてのデートだ!!)

昼。
こなた「おと〜〜さ〜〜ん。ちょっと出かけてくるね〜〜」
そうじろう「あまり遅くなるなよ〜〜」
こなた「大丈夫だよ。6時くらいまでには帰ってくるよ。」

白石 「お〜い、泉〜〜」
こなた「あっ、白石君だ。待った?」
白石 「2分くらいな。じゃ、ここじゃなんだし、
俺のオススメする喫茶店でも行くか!!」
こなた「さんせ〜〜〜!!」

白石 「ここが俺のオススメする喫茶店さ。コーヒーとか結構上手いよ。」
こなた「へぇ〜〜。結構物知りなんだね。白石君は。」
白石 「よし!!中入ろうか。」
こなた「うん。」
65学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 16:09:49 O
白石てめえ
66学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 16:43:43 0
二人ともあきらに刺されたりして・・・
67学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 17:37:29 0
>>62
こなたが自作自演しててワロタ
68学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 18:18:37 0
>>62
訂正
白石 「だから・・・俺と付き合ってほしい。」
こなた「えっ・・・・・・いいよ。」
訂正指摘アリがトー
69学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 18:21:55 0
つか投下終わりならそう言ってくれやw
70学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 18:37:12 0
>>64続き
白石「おっと…なんかせまいなここ…」
こなた「白石くん・・・そこは違うよ…あん」
白石「あ!頼んでないのにコーヒー出てきたぞ。」
こなた「それは…はぅう。」
白石「なんだこのコーヒー?黒くないしそれに・・・ちょっと臭いぞ。」
こなた「やめて・・・あん・・・いやん・・・」
71学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 18:38:25 O
つか投下続くならそう言ってくれやw
72学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 19:20:11 0
終わりです
73泉こなた:2008/04/21(月) 19:42:25 0
(〓ω〓.)(・・・。)
74学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 20:14:29 0
>>70
あれ?自殺は?お漏らしだけ?
75学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 20:20:12 0
泉こなたって誰ですか?
76学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 20:36:35 O
64から70て続いてるの?
77学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 21:45:08 0
こなたの残虐な殺し方どれがいいと思う?

1・バラバラ死体
2・東武鉄道に轢かれてミンチ
3・顔潰し
4・死体をスライスしてファイルに挟みかがみのお気に入りの本に
78学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 21:46:57 0
グロのは嫌いです
79学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 21:49:06 0
いや、ガンガンさんが猟奇的なのが好きと聞いてつい・・・
80学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 21:54:07 0
>>79
誰もそんなこと言ってないだろうがw
81学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 22:00:15 0
残虐性で言うならゆーっくり拷問しながら殺していく方が
82学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 22:04:46 0
なんか怖い拷問があったら教えてください
83学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 22:05:56 0
光も音も無い空間で体を固定させて額に水滴をぽたぽた(ry
84学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 22:20:31 0
東武東上線に轢かれてミンチだと?!
85学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 22:21:18 0
国鉄から多額の賠償金請求ですね?
86学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 22:22:10 0
あの辺りは東上線じゃないだろw
87学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 22:39:07 0
桜藤祭のやまとのUFOがこなたに直撃
88学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 22:43:35 0
家が火事
89学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 22:50:12 0
>>77
ガンガンに漫画描いてもらう気マンマンですか。
とりあえず自信作書けばいいんじゃね。
90学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 23:13:22 0
K-O764 18,19です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1180840.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1180842.png

トレース紙結構使えるな
だが高い
91学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 23:23:57 0
>>64本当の続き。
>>70は誰かの荒らし。
店員 「いらっしゃいませ〜〜。」
白石 「えっと、2人で。」
店員 「分かりました〜〜。2人はいりま〜〜す。」
こなた「結構人いるね。」
白石 「よし。ここにしようか。」

白石 「ここはどうすんの?」
こなた「ここはこうでね〜〜〜」

店員 「ありがとうございました〜〜」

こなた「あ〜〜美味しかった。
次は本屋でも行きたいんだけど。」
白石 「よし、いくか。」
こなた「私はこれ買おっと。」
白石 「じゃあ俺はこれを買おうかな。」
こなた「あれ?白石君はこれを読んでいるのかな?」
白石 「ん?ああ、そうだけど。」
こなた「私も全巻持ってるんだ。今度貸したげるよ。」
白石 「マジか!!サンキュ〜〜」

こなた「あ!!見てみて。あそこ!!カラオケあるよ。
いってみようよ。」
白石 「俺歌うの苦手だけど・・・」
こなた「ふふふ、カラオケというのは楽しければいいんだよ。」
白石 「そうか・・・そうだよな。」
こなた「そうと決まればGO!!」
92学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 23:26:18 0
今日はここまでです。
一部へんなとこ(>>70)とかもありましたが・・・
直したらいいとことかはなんでも言って下さい。
93学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 23:37:28 0
トレス紙て何につかうの?
94学生さんは名前がない:2008/04/21(月) 23:45:41 0
『泉こなたが福岡県にやってきた・終幕』

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23668.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23669.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23670.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23671.jpg

いきなり終幕ですみません、途中がなかなか思いつかなくて
95学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 00:03:47 0
>>77
5・相模鉄道でグモッチュィーーーーーン
96学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 00:05:31 0
>>94
打ち切りってレベルじゃねぇ!
97泉こなた:2008/04/22(火) 00:05:40 0
((〓ω〓.))ブルブル (あなた達の心は病んでいる、もう何もいうまい。)
98学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 00:09:08 0
>>94
なんとなく途中の展開が想像できそうではあるけど。
気がむいたり、思いついたときに途中は描いたら?
ぜんぜん筆が進まないプロの漫画家もけっこういるぐらいだし。
99学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 00:13:34 0
まあ、あらかじめプロットは作るべきだな
100学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 00:26:05 0
やはり今回の奴は展開が見え見えだったか・・・
101学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 00:37:50 0
トレース紙は下が透けるし、清書にはもってこいだ
描きやすいし、ペンで普通に書いてもコピー用紙よりは濃くなってくれるし

ただ高い
102学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 05:06:49 0
自殺保守
103学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 07:20:32 O
そろそろ馬鹿が来る
104学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 10:07:22 0
私がいじめられて3年の月日が過ぎた。
あの3人にいじめられてはや3年。
なぜいじめられたのか理由はわからないまま。
かがみさんに「もう貴方とは付き合えない」
と言われたのが始まりだ。
高良さん、つかささんにも無視される日々。
近所に私の悪い噂を撒き散らされ、
外も歩けない。
ずっと家に篭る生活。精神が持つ筈がない。
ああ・・・私も死のうかな・・・

「おかぁさん・・・なぜ死んじゃったの・・・?」
「おばぁちゃん・・・眠ってるの・・?」
105学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 13:15:00 O
つかさ「こなちゃんも死刑なればいいのにね〜」
106学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 14:19:48 O
こなた「うるせぇよハゲ」
107学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 18:03:05 0
本格的に過疎ってきたぁぁぁぁ
108学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 18:18:47 0
私をいじめた人をきっと死刑にしてください
それだけが今の私の願いです。さようなら。

                    こなた
109学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 18:38:51 O
ぼっちスレより過疎るなんてね…
ちょっと前までの賑わいはどこ?
110学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 18:59:00 0
本格的に過疎ったら処女作登校してみようかな
111学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 19:00:56 0
もう既に本格的だから今投下していいよ
112学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 19:13:34 0
転校の漫画、大きさを統一した方がいいですか?
あと続きも
113学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 20:09:32 0
ぼっちスレより過疎ってるって 
向こうはもはやリアルぼっちが雑談するだけの場なんだが


114学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 20:11:27 0
>>112
なるべくなら統一して
115学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 21:33:45 0
116学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 21:49:20 0
ていうかこなた嘘ついてんじゃんwww東京って
117学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 22:35:53 0
東京とさいたまってそんなに違うんか?
118学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 22:53:17 0
自分リアルで福岡と埼玉に住んでたことあるけど、
県庁所在地だと
福岡市>さいたま市かな。
さいたま特に何も無い。
まあ、東京へすぐにいける点が良いが
119学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 22:54:41 0
ビッチスレは常に過疎ってます
120学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 22:56:46 0
つか×こなスレは(ry
121学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 22:58:11 0
福岡は、まあ吸収の首都みたいなもんだからなw
122学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 23:21:04 0
イジメから逃げてきたのにKY直す気0ってのがどうしようもなくて笑えるね。
あと埼玉県民だけ関東をやけに前面に出すよね。幸手駅前を見れば気持ちは分かるが。
123学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 23:24:31 0
124学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 23:28:08 0
>>121
北九州「(´・ω・`)」
筑後「(´・ω・`)」
筑豊「(´・ω・`)」
125学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 23:36:33 0
埼玉県民だけど関東を全面に出すとか
全然わからんわ

池袋が埼玉の県庁所在地だって事は分かるけど
126学生さんは名前がない:2008/04/22(火) 23:37:40 0
久しぶりに描いた

ttp://upload.jpn.ph/img/u17061.jpeg
127学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 00:03:52 0
>>115
崎玉は流石に直したほうがいいと思うんだ、うん
128学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 00:04:01 0
>>121
さだまさし「(´・ω・`)」
はしのえみ「(´・ω・`)」
エスパー伊東「(´・ω・`)」
129学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 00:16:20 0
全国各地の名産品を紹介しながら
いじめられるこなたが見たい
130学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 00:22:41 0
桃鉄で各目的地に着くたびにはねられるこなたが見たい
131学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 00:39:26 0
いじめも轢死も要らない。自殺してくれればそれでいい。
無目的に無意味に無価値に無遠慮に自殺して欲しい。
無駄で無為で無様で無垢な人生を送るくらいなら、いっその事自殺くらいはやってみせてほしい。
132学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 00:43:19 0
ところで、スケッチ見てたら音楽作ってた人居たけど
ここって音楽作ってもいいの?
133学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 00:43:46 0
無垢…?
134学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 00:55:00 0
こなたは無垢ではないだろ
悪巧みとかしたりするし
135学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 01:00:17 0
>>132
作ってくれるの?
136学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 01:12:37 0
>>135
作ってもいいなら作ってみようかなと
137学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 01:13:18 O
>>126
化けて出ても奴隷にしてやんよ
138学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 01:15:33 0
作ってくれるのなら作ってほしい
聴きたい
139学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 01:17:12 0
>>138
じゃあ、今描いてる漫画が終わったら作ってみる
時間がかかるかもしれないけど気長に待っててください
140学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 01:19:44 0
多才だなおいw
141学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 01:27:15 0
>>126
いいぜ。毎晩お相手してやっから、しっかり化けて出ろよ?
142学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 03:58:38 0
そういえば音楽作った張本人だけど
あの後ちょっと進化したmp3版とかもあるんだけど
まとめサイトにはmp3とかは重過ぎるのかな
143学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 04:02:04 0
>>139
絵と音作れるなら、アドベンチャー式のflashでも作っちゃいなよ
そういうのに向いた結構便利なソフトを見掛けた気がするし
144学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 04:04:17 0
mp3ならまとめwikiのプラグインの
mp3blestarやSeeqPodプレイヤーで聞かせることが出来るね
145学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 04:11:26 0
転校の真ん中描き始めました
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org24285.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org24286.jpg

いますよねこういう奴
146学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 04:13:59 0
いるいるw
147学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 10:08:03 0
こなた「誰でも良かった、死刑になりたかっただって?
     そんなの自殺すればいいだけじゃん。私みたいにさ。あはっ」
148学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 10:11:39 0
こなたはオタクじゃなかったらまともな人生を送れたものを・・・
149学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 11:07:18 O
そうじろうのせいだな
150学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 13:18:46 0
>>142
あれすごい好きだから出来れば聞きたいんだが…
151学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 15:53:55 O
つかさ「まんこ痒いよ〜。こなちゃん見てみてよお」
152学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 16:47:58 0
こなた「びっちでやれ(≡ω≡.)」
153学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 18:53:30 0
>>145
予定あるか聞いてカラオケ行ったのに文句言われるとわ。
まぁこなただから仕方がない。

あとこなたはアニソンで嫌われるより、マイク離さないとか他人の歌を聞かないとかで
嫌われるイメージがあるな。知らない曲だから中止!みたいな。
154学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 18:57:52 0
しまった、そうしておけばよかった・・・
155中@学@生@:2008/04/23(水) 19:12:27 0
バカ
156学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 20:37:05 0
>>129

泉こなたが広島県にやってきた

「え〜、今日から新しい中間が来た」
「東京から来ました泉こなたです、どうぞよろしく」


昼食時

近藤「のう、泉さん、東京ってどんな感じなんかのう?」
中岡「ワシも行ってみたいのう」
こな「そうだね、しいていうならアキバとか楽しいところがいっぱいあるよ」
近藤「泉さんは広島についてどう思うかのう?」
こな「特産品はもみじ饅頭とお好み焼き、確かアニメの舞台になってたよね?」
中岡「よく知っとるのう」
こな「確か、タイトルはかみちゅ!だったよね?」
近藤「(ギギギ・・・それは広島じゃなくて尾道じゃ、くやしいのう、くやしいのう・・・・」
中岡「(覚えとれ!明日シゴウしちゃる・・・)」
157学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 20:43:18 O
ギギギで広島かい!
笑いすぎてしまったw
158学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 21:24:51 0
>>156
脳内で絵が再生されてわろたw
159学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:05:33 O
つかさ「まんこ痒いよ〜。それに帰る場所無くなっちゃったよ(>_<)」
160学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:14:46 0
びっち落ちたのか
161学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:22:03 0
くやしいのう
162学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:24:37 0
ゆっくりびっちしていってね!
163学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:26:33 0
>>159
>それに帰る場所無くなっちゃったよ(>_<)
ここに来るかい?自殺するまでイかせてあげるよ。
164学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:27:19 0
びっちつかさがこなたを性的に虐める展開ですね、わかります。
165学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:28:53 0
『こなたが札幌市民全員を敵に回したようです』
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org24626.jpg

やはり性格直さない限りこなたはどこに行ってもだめですね
166学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:32:38 0
日本三大がっかりw
167学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:44:53 O
ガッカリ健康法
168学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:49:39 0
もし泉かなたが長生きしていたら

「お母さん!見て見て!私の作文が入選したって!」
「へぇ、凄いじゃない・・・」
「それでね、市の児童文集に載せてくれるって・・・

「あら?これどうしたの?」
「こ、これは・・・」
「また給食残してきた・・・」
「で、でも・・・」
「口答えするんじゃない!!!」

バァン!!!

「ひっ!!」
「ちょっと作文が良く書けたからっていい気になって・・・」
「・・・・」
「最近アンタがお父さんに似てきて嫌だわ・・・」
「お、お父さんは・・・・」
「あーあ、どうして私アンタなんか生んだのかしらねぇ・・・」
169学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:56:15 0
島本さんの声じゃ想像もつかんな
170学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 22:57:37 0
ナウシカ繋がりで
榊原さんにやったもらおうか
171学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 23:11:50 0
死んでなかったらかなたはみさえみたいな性格になってそう
172学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 23:40:05 0
K-O764 22,23です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1181300.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1181302.png

このページには色々思い入れがありますんで
じっくり見ていただけたらうれしいです
173学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 23:48:41 0
どこを目指してるんだよw
174学生さんは名前がない:2008/04/23(水) 23:58:36 0
つかさwwww
175学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 00:01:12 0
この状況下でパヤパヤできる姉妹に拍手w
いや、全く大した逸材だ。
176学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 00:02:57 0
>>150
それならとりあえずアップしたんだぜ

うつ☆すたテーマソング
二人の地獄(多分完成版)
http://www.badongo.com/file/9004820
若干めんどいろだでごめん聴いてやって下さい
177学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 00:07:16 0
ビッチスレ死んでたw
これといったネタがなかったからなぁ。
178学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 00:15:40 0
              ─-ぇ-─ 、
            ∠. ___rく.__ >
         /:.:.:.:.:.;L:.!|ヽ:.:-、.: \
       / .:/ l .:/::/l| `、|.:.|:.:、:ヽ
       .:..::|. .:.|/|;厶リ   jA.:.!::.:W
        |.:.::|::..:.|/r':ハ   r小ハ::.:!
       |.::rli::.:.| 込リ   ヒソ:{:.|V
       j:::`li\|、   ヮ  ,.イ:.:!  あれ・・・わしの育てたびっちスレはどこ?
          V\lY¬ミ、t-</lハ/   
      /´⌒´     ゙ヽ⌒ヽ
     /   ィ   ,  ヽ  , )` `ヽ
    /    ノ^  ー   '` ー 'ヽ   ゙i
   .ノ  ,,,ノ             Y´゙ )
   (   < |             !  /
    ヽ_  \           ノ_/
      ヽ、__ ヽ.ー     @  ノ  ソ、
        〈J .〉  ヾ、.::;;;;;;::.ノ |ヽ-´
        /""     ;ミシミッ  .|
        レ    .イ、_∪ノ  .リ
       .,ゝ    ,ノ   |  ' ヽ ノ
      / ` レリ  i´   リ
      i    /    `、   i'
       〉  イ      〉  |
      /  ::|      (_ヽ \、
     (。mnノ       `ヽ、_nm
179学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 00:19:24 0
>>172
またハッピーエンドに向かいそうだな。
頑張れ!
180学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 00:24:40 0
>>179
ハッピーエンドでは終わらない
むしろ俺としてこの話はハッピーエンドで終わらせる気はないな
181学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 00:45:15 0
>>178不覚にもw
182学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 00:51:55 0
>>176
めんどいからイッパツでいいところに張りなおせよ
183学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 00:57:59 0
ttp://tool-ya.ddo.jp/webfs/~enigma/futarinojigoku.mp3

>>182
おっさんのそのふてぶてしい口ぶりが好き
すみません貼り直しました><
184学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 01:13:28 0
これが初音ミクってやつ?
歌詞聞き取りにくいのはそういう処理なんだろうか
185学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 01:29:12 0
>>183
うわ、レベル高ぇw
初音ミクはあるけど耳コピしかやってなかったからなぁ
186学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 01:38:40 0
歌詞はごめんなさい弄くりすぎてなんて言ってるんだかわからなくなってます
http://tool-ya.ddo.jp/webfs/~enigma/jigoku_uls.txt
歌詞です
187学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 02:01:17 0
>>183
ふおおおお
すげえ!
188学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 02:24:47 0
これは漫画版と合うな!
しかしなるほど、まとめサイトにはうpできなそうだな……
189学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 02:30:07 0
まとめwikiは1Mまでの制限があるのがね・・・
190学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 03:55:15 0
>>183
SUGEEEEEEE
誰にもはなせない〜のところで鳥肌立った
191学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 04:32:56 0
>>183
いい曲ですね。癒されます。

http://uproda.2ch-library.com/src/lib022689.jpg
192学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 05:33:58 0
>>191
相変わらずのほのぼの絵柄と内容のギャップに吹くw
193学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 05:38:47 0
>>183
これはいい目覚め。
二人は幸せなのか、地獄なのか……
歌詞が凝り尽くしてあるなあ
>>191
やっぱりあんたの絵好きだwww
なんかもうどうにも可愛いwwwww
194学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 08:46:15 0
>>183

昔はたたかれたり、スルーされてたよな・・・埼玉県だっけ?

実は最初にうpしたやつを保存してた。
195学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 09:56:28 0
>>183
いい加減病院行って来いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
196195:2008/04/24(木) 09:57:01 0
間違えたwwwww>>191だったwwwwww
197学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 10:08:27 0
みゆき「泉さんをいじめるでガンス」
つかさ「え、え、えゆきちゃん何言ってるの?」
みゆき「もう決めたでガンス」
つかさ「・・・こなちゃんと何かあったの?ゆきちゃん
    なんか変だよ?」
みゆき「前々から嫌いだったでガンス。あいつ空気が読めて
    ないでガンス」
つかさ「そ、そんな理由で・・・」
みゆき「ガンス!」
つかさ「たしかにこなちゃん空気読めてない所もあるけど・・」
みゆき「靴を隠すでガンス」
つかさ「ゆきちゃん・・・ガンスって辞めない?」
みゆき「たしかにそれはありますね」
198学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 10:14:38 0
かがみ「まじめにいじめなさいよ!」
199学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 10:36:52 O
つかさ「ゆきちゃん…毎日真夜中になったら「ニーベルンバレスティ!」って言うの辞めない?」
200学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 12:34:57 O
ガンスにゴン
201学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 13:52:50 0
音楽は別にしても専用うpろだがあってもいいと思う
202学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 14:57:20 0
なかったっけ?
203学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 17:21:59 O
あきら様
204学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 19:48:56 0
こなたのために皆が巻き添えで殺されていくのは酷いか
例えばイニシャルが同じだったからという理由だけで
205学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 20:08:02 0
>>204
金田一少年であったな そんな感じのやつ
206学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 20:11:41 0
でもアニキャラでイニシャルK・Iっていたかな?
207学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 20:23:05 0
>>205
悲恋湖…ま た 悲 恋 湖 か
208学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 20:31:11 0
とおのえいじw

>>206
かなたさん
209ヤク中大分:2008/04/24(木) 21:26:50 0
ttp://upload.fam.cx/cgi-bin/img-box/nr480424212427.jpg
手錠姉妹に萌えたので描いてみた

210学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 21:32:26 0
ほぅ
211学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 21:36:27 0
突然攻めてきた異星人から逃れるために避難していたこなた達レギュラー陣だったが・・・
みゆき「ところでアクションストーンは今どこに?」
つかさ「それがね、今こなちゃんのおなかの中にね・・・」
かがみ「ちょっとアンタ!どうしてアンタがアクションストーンのことを知ってんのよ!?」
みゆき「え?そ、それはさっき、みなみさんから・・・・」
みなみ「私、何も知らない・・・・」
かがみ「アンタ、さっきから怪しいと思ってたのよ!!」
みゆき「うふふふ♪見破られたからには仕方ありませんね、とぉっ!!」
みゆき制服を脱ぎ捨ててハイレグ姿に・・・
こなた「おおおお♪」
みゆき「いかにも、私はハイグレ魔王様のスパイです、ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!」
こなた「ほうほう♪、みゆきさんも刺激的ぃ♪」
みゆき「さて、おしゃべりは終わりです、皆さんにもハイレグ姿になってもらいましょうか?」
するとみゆきの通報により乗り込んできた妙な宇宙人たちは銃を構え、一斉に銃を放った・・・
ななこ「あ、うわああああああああああああ!!・・・・ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!」
一同 「せ、先生・・・」
ひより「あ、ああ・・・ひいいいいいいいいいっ!!・・・・ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!!」
かがみ「しまった!つかさ!こうなったらこなただけでも助けるのよ!!」
212学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 21:37:27 0
>>211

つかさ「う、うん・・・」
ゆたか「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!」
みなみ「ゆ、ゆたか・・・・ああああああああああああああああっ!!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!!」
その後間もなく、みさおやあやの、パティも逃げる間もなく、ハイレグ姿に変えられてしまうのだった
かがみ「早く!!こっちへ!!」
つかさ「まっ、待ってよぉ、きゃああああああああああああ!!」
こなた「(つかさを盾にしてしたお陰で助かったよ)」
つかさ「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!」
とうとうつかさまでハイレグ姿に変えられたようだ
かがみ「早く、こっちへ!みんなを助けるためにはここにいちゃいけないわ!!(こ、こなたの奴・・・)」
こなた「そ、そうだね・・・」
そしてかがみがシェルターの入り口を開け先に入るが・・・・
がシャン!!!!
こなた「えっ!!ちょ、ちょっと待ってよ、かがみ置いていかないでよ・・・」
みゆき「うふふふ♪かがみさんにも見放されるとは、あなただけ逃げようたってそうはいきませんよ、覚悟はいいですか泉さん・・・」
こなた「ひいいいいい!!」
この後、ハイグレ魔王に捕まったこなたは死ぬほどの苦痛を味あわされたのは言うまでも無い

その後屈辱に耐え切れず彼女は塔から身を投げた・・・

213学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 21:58:05 0
>>209
そして俺は萌えた
214学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 22:40:50 0
>>209
あいかわらずお美しい
215学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 23:46:21 0
216学生さんは名前がない:2008/04/24(木) 23:48:30 0
たまらんな
自殺ではないけど
217学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 00:15:59 0
K-O764 24です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1181570.png

都合により今日は一枚です

>>209
もう感無量
可愛すぎるww
218学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 00:19:37 0
白石死ねよ
219学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 00:37:11 0
白石氏ねwwwwwww
220学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 00:38:30 0
白石てめえ
221学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 00:38:41 0
みのるはあきらに刺されろw
222学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 01:20:07 0
かがみんが白石の手でビッチに…
223学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 06:45:13 0
j過疎ってレベルじゃねーぞ!!!
224学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 06:55:37 O
わざわざ言うな死ねよ
225学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 07:21:37 0
この板の住民ってすぐかそかそ言うね
好きなんだねその単語
226学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 07:35:44 0
ほんとだよ、全然そんなことねーのにな
227学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 07:37:37 0
ここが過疎ならビッチスレはなんだよ
廃墟か?
228学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 08:14:36 O
つかさスレは最初から需要がないし比較するに値しない
229学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 08:38:54 0
つかさ自体最初から需要がないし比較するに値しない
230学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 08:58:11 0
つかさ「こなちゃんどうしたの?青い顔してるよ?」
こなた「・・・痛いの・・・背中が・・・」
つかさ「さすってあげるよ。こなちゃん!」
みゆき「あらあらつかささんはやさしいですね」
こなた「ううん・・・いいの。さすれないから」
つかさ「私だってさするぐらいできるよ!」
みゆき「むしろそれしかできないぐらいですからね」
こなた「違うの。つかさの気持ちは嬉しい。涙がでるほど
    嬉しい。でも・・・翼なの・・・翼が痛いの・・」
みゆき「がおですね?それではもうすぐゴールですね」
つかさ「私、車椅子借りてくるよ!」
かがみ「じゃあ恐竜のぬいぐるみ買ってくる」
白石「紫のカツラをかぶろうか」
みさお「カラス捕まえてくるぜ」
みゆき「それでは黒井先生を呼んできます。泉さん、準備万端ですよ」
こなた「が・・・がお・・・こなたちんピンチ」
231学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 10:00:09 O
こなた「もう…ゴールしてもいいよね…」
ななこ「んー? 構へん構へん、さっさとゴールしぃやー」
こなた「……」


紫のかつらだけわからん
232学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 12:46:34 0
「泉こなた 全国に散る」

神戸駅にて

駅員「ふんふんふん♪今日も1日がんばるか!」

線路に落ちているゴミを拾うのも駅員の仕事である・・・

駅員「ったく!空き缶なんか捨てるなっての!!ん?あれは?うわあああああああああ」

そこにあったのは人間の足首だった・・・

その後
西宮駅・左手
倉敷駅・右足首
広島駅・胴体
防府駅・右手首
下関駅・頭部
博多駅・アホ毛

が発見された・・・

つかさ「こなちゃんも死んでまで迷惑かけるとわね」
みゆき「このせいで山陽線沿線の方は大迷惑をこうむりましたね、でもなんで博多駅にアホ毛があったんでしょうか?」


233学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 16:32:45 0
>>232
それは全国ではない
234学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 16:41:00 0
>>232
文章力の拙さすら「味」に見えてくる程のシュールだ
235学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 16:45:47 0
ttp://upload.fam.cx/cgi-bin/img-box/ml380425164317.png
落書き、特に意味は無い
236学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 16:49:11 0
>>235
独特の雰囲気がいいw
237学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 17:07:32 O
何でそんな微妙に駅間が開いてるんだww
238学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 17:18:53 0
>>235
みゆきさんのデフォルメが酷すぎるw
239学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 19:20:56 0
>>183
150だが亀ながら聴いた
最初のから全部保存してるけどSUGEEEEE
あんたの好きだから機会があったらなんか作ってくれると喜ぶ、俺が
240学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 20:25:43 O
携帯から
241学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 20:26:10 O
GJ
242学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 21:07:38 0
>>235
3コマ目だけこなたが普通なのは何故だ
243学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 21:13:09 0
カリバネムってあのカリバネムか
だったら俺狂喜乱舞なんだが
244学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 22:42:54 0
>>235
こなたにすら相手にされてねぇwwwwww
245学生さんは名前がない:2008/04/25(金) 23:53:10 0
>>217
何時惨劇が訪れるか……不安で不安で(ry
246学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:18:35 0
247学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:32:22 0
>>183聴きながらうつすた読んでたら
こなたのトリップシーンが印象に残ったので描いた
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org26151.jpg
248学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:34:55 0
独特なタッチだね
249学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:37:37 0
>>243
何でばれたのかビビったらmp3に情報埋めてあったwwwwwwwwwwwww
すいませんそれです
250学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:39:35 0
>>248
雰囲気あるけどおとこにみえてしょうがねえwwwwww
251学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:43:16 0
>>250
めんご☆
252学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:43:50 0
>>249
あんたの詞が大好きです
253学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:46:52 0
>>252
ありがとうございますなんだぜ
GWが終わったらスレで会おうぜ
254学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:48:41 0
>>247
ひとつ聞いていいか
…出身どこ?
255学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:53:15 0
>>246
投下乙
>>247
デフォルメこなた可愛いな不覚にも
256学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:54:52 0
http://uproda.2ch-library.com/src/lib022968.jpg

スレチガイだけど今日はイライラが頂点に達していたのでやってしまった・・・
不快ならスルーしてくれ
257学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:54:59 0
カリバネム吹いた
>>254
長崎ですなんだぜ
258学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 01:55:47 0
>>256
俺的にGJ

俺はいい加減このスレに言いたいことがある
西日本自重しろwww
259学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 02:05:29 0
今更都道府県聞いても意味あるのかなあ
260学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 02:09:18 O
東日本の俺としては対抗意欲が沸く
261学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 02:37:09 0
東日本の職人はもう
神奈川と埼玉しか残ってないような気がする
262学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 02:37:47 0
千葉はどこいった
263学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 02:58:20 0
どこ行ったんだろう
264学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 04:14:36 0
>>183
前二回とも聞いたけどパワーアップしてるじゃねえか……
ごちそうさまでした
265学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 04:30:23 0
東日本の絵師は初代から一人もいない
266学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 04:45:12 0
らきすたが未だに好き+このスレ見てる+職人
全国でも数えるほどしかいなんだろうなw
267学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 05:39:33 0
東日本(笑)
268学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 06:09:13 O
>>265
そうなの?
269学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 06:19:57 0
いっそのこと
裏日本には職人も絵師も居ないと分類するとか
あ、表日本、裏日本って死語か
270学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 06:21:45 0
>>268
初代からいるけど、絵師に限っては記憶に無いなw

(アラバマ州)とか(ネブラスカ州)とかの中に東日本在住が
いた可能性はあるけどね
271学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 06:26:45 0
あーでも、福岡じゃないほうのガンガンは千葉だった気がする。
272学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 06:27:30 0
そんな人いたんだw
273学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 06:43:57 0
スケッチ の下のほうにあるな
274学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 08:08:28 O
(≡ω≡.)今日こそ面白いコントを用意してきました
275学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 08:19:20 0
>>256
俺はこういう内容の絵も好きw
276学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 09:44:23 0
>>261
神奈川が…職人?
277学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 14:28:30 0
http://uproda.2ch-library.com/src/lib023005.jpg

子供の頃は腹が破けるんじゃないかってgkbrしたもんだぜ
278学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 14:34:01 0
破裂といえばプクシード
279学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 14:41:52 0
>>277
俺はドンパッチ食べ過ぎても破裂して死ぬんじゃないかと思ってたw
280学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 15:12:04 0
>>277
ほんわか絵師きたな
281学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 15:44:24 0
もしかして奈良じゃね?丸字に見覚えあるんだけどw
間違ってたらスマソ
282学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 16:00:22 O
クソワロタw
283学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 16:01:54 O
こなたは俺が守る
284学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 16:12:25 0
>>277
ジゴロ治五郎に同じネタあったな。死ななかったけど。
こなた馬鹿だから増えるの気づかないのか。さすがゆとり。
285学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 16:34:12 0
286学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 16:39:44 0
ギギギw
287学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 17:20:27 0
>>271
あの人千葉だったのか
みゆきが携帯で動画見せてるシーンは
あの人の絵を参考にさせてもらったんだよなぁ
288学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 17:29:11 0
>>285
GJ!!
289学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 18:00:18 0
はだしのゲンとらき☆すたのコラボってwww
新しすぎて吹いたwww
290学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 18:08:45 0
はだしのゲソ
291学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 18:10:44 0
はだしのゲン吹いた
292学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 18:14:53 0
くやしいのうwwwくやしいのうwww
293学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 20:07:28 0
「ギギ☆すた」って同人誌があるらしい
294学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 20:37:56 0
さてとこなたをどうシゴウしようか?

1う〇こを食べさせる
2泉家の車に角砂糖を入れる
3手を噛む
4ハゲにする
295学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 20:53:52 0
俺はオートでハゲになりかけてるけど・・・
296学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 20:54:30 0
>>293
ググったら普通にあったw
297学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 20:58:16 0
http://pict.or.tp/img/54115.jpg
スレと関係ないかもしれないけどホムンクルスつかさ描いてみた
298学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 21:23:05 O
>>294

ガソリンに砂糖入れても何ともないらしいよ。
何かの雑誌の、メタチャレという特集で、実験が載ってたことがあるよ。
299学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 21:29:06 0
こなたはどこに転校しても、みゆきさんみたいな人がいて、
仕組まれた罠に引っかかって死にそう
300学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 22:04:00 0
ガソリンに何入れても車いかれるだろww
301学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 22:15:10 0
ガソリンの中にこなたを直接入れよう
302学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 22:16:22 0
むしろこなたの中にガソリンを入れよう
303学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 22:16:45 0
じゃあ俺はこなたに乗るわ
304学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 22:31:02 0
K-O764 27,28です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1182098.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1182099.png

次から徐々にシリアスになります
305学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 22:36:34 0
ダウンタウンワロタwww
306学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 22:36:37 0
投下乙
307学生さんは名前がない:2008/04/26(土) 23:41:57 O

毎日描き続けるなんて凄いなぁ
308学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 00:33:45 0
陰描いた次の日からもうこれ描いてるから、今日で通算35日目になるな…
おぉ、一ヶ月超えてるw
309学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 01:02:39 0
(≡ω≡.)直角カルダンはステータスだ!希少価値だ!
310学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 01:08:11 0
ワールドダウンタウンは面白い
311学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 01:22:37 0
ワールドダウンタウン懐かしいw
あの番組は良かったw
312泉こなた:2008/04/27(日) 01:58:19 0
(〓ω〓.)))))))
313学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 02:18:48 0
>>304
北大阪が描いた漫画の文章版も読んでみたい
314学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 06:58:38 0
315学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 07:03:51 0
このスレでは5回目くらいかな
316学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 08:44:02 0
ただお「こなたの癖に生意気だぞ!」
317学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 10:01:06 0
318学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 12:30:06 O
昨日高校の同級生と飲んだら「うつ☆すた」みたいな状況になってワロナイタw
319学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 15:02:21 0
>>318
あ・め だ・ま ひ・と つ・ぶ あ・げ る・よ
320学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:34:39 0
あのさ、ssとかじゃなくてもはやひとつのラノベ作れるのではないかと思うくらい長い文書になってしまったのだけど。気長に読んでくださるのでしたら乗せたいと思うのですが。
321学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:36:34 0
いいよ。俺も長編だが、ラノベクラスにはなってないわ。
まぁ、あまり長くなるようなら分割したほうがいいかもしれんね。
322学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:36:39 0
俺は読むよ
最近SS少ないし
323学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:41:10 0
分割・・・・。起承転結で四分割くらいかな。
えと文庫本にして250ページ弱くらいだと思う。
324学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:42:16 0
zipにまとめてうp

間違ってもここにそのまま載せるなんていうことはするな
325学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:48:10 0
すまない質問、zipのやりかたはわかるんだけどな
ファイルデータはワードの2003なんだがそのままつっこんでいいのか?
それとも別のファイル形式がいいのか。
326学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:49:32 0
txtに起こすだろ…常識的に考えて…
327学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:53:19 0
すまない、ありがとう。

あれだ、アプロダですぐ消えないとこないかな。
いや、むしろ無料のレンタルアプロダ作ったほうがはやいかな
328学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:56:19 0
329学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 18:56:52 0
どうやったらそんな大長編になるんだw
330学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 19:11:37 0
いろいろありがとう。
準備にとりかかるよ。

>>329
サークルでラノベクラスの作品をだしてるから・・・かな。
もともと小学生の時からそれっぽいの書いてるからかな。
なんていうか不思議とストーリーが次々おもいつくというか・・・
331学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 19:26:17 0
しかしなんだ…ラノベ級の長さってのはベッドで横になりながら読みたいもんだな
ディスプレイに向かってってのは少しつらいかも
332学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 19:27:57 0
http://pict.or.tp/img/54275.jpg
暇だから何か描いてしまった
333学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 19:29:03 0
>>331
かがみん降臨?!
334学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 19:43:31 0
>>332
こなたーほくろほくろー
335学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 21:15:38 0
ラノベクラスとかどんだけだよ
336学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 21:22:15 0
>>333
別にそういうつもりでレスしたわけじゃないけどもw
ディスプレイでそれくらい長いの読んで疲れないのか?
337学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 21:26:15 0
疲れるヨねえ
やっぱ読み物は紙媒体が良いよな
338学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 21:44:39 0
ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib023287.jpeg

いちおう>>126の数日後
ぐしゃぐしゃよ
339学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 21:56:22 0
K-O764 29,30です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1182513.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1182514.png

これをSSにしたらどれだけ短くなるのだろうか
340学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 21:56:39 0
とりあえず、ファイル全部をテキストに変えるのちょっと時間かかるため
火曜日あたりに投稿することにします。

341学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 22:51:30 0
>>339
逆に長くなると思うよ。
状況を一々文字で伝えなきゃならないから。
342学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 23:04:01 0
>>341
あぁ、確かにそうだな
343学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 23:12:20 0
うーん

自殺絵って絵にならんなぁ
工夫せな
344学生さんは名前がない:2008/04/27(日) 23:31:39 0
転校の続きです
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org27483.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org27484.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org27486.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org27490.jpg

これで完璧に犯人わかっちゃいましたね
自分的にはコナンの犯人みたいに性格が豹変するのがやりたくて
345学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 00:36:08 0
ssよりも漫画ばかりになってきたな
346学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 00:37:35 0
一度のレスで何文字かけるん
347学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 00:38:56 0
>>343
ていうか別人だろwwww
348学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 00:39:39 0
>>347
ミス
>>344の間違い
349学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 00:45:45 0
さてここでssを書いてみようか。
1純粋にいじめから自殺
2新手のネタ
3キャラ壊れしないで自殺
4もはやテラワロス
どのパターンで書くのがこの状況を崩せるか……
350学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 01:07:59 O
3
351学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 01:11:34 0
2か3だな
352学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 01:32:53 0
あえて4を
353学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 01:50:07 0
3で
354学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 02:06:29 0
じゃあ3で作成開始
355学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 02:16:32 0
かがみ「ほら〜、こなた!
    あんたのためにサンポールと入浴剤買ってきてあげたわよ!」
こなた「え?・・・あ・・・うん、ありがとう。
   (かがみん・・・私に死ねっていってるのかな?)」
356学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 02:56:15 0
ピアスの人って保管庫にある、いじめ終わるといいなを描いた人かな?
線や目が似てる
357学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 07:07:38 O
言われてみると似てるな
358学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 08:22:09 0
>>344
エロ展開?
359学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 08:56:42 0
>>320
改行もできない奴の大長編は期待できないな。
サークルでラノベクラスの作品ってどうせ助長で長いだけの作品だろ?
360学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 09:50:52 O
そもそもラノベ自体文盲が書くもんだってばっちゃが言ってた
361学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 10:36:35 O
大長編が投下されてる夢を見た
362学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 10:49:55 O
長編に期待age
俺もさっさと書き上げたいものだな
363学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 10:57:34 O
こなた「蚊に刺されてすごく痒い…自殺するか…」
364学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 12:04:00 O
俺もガンガンみたいに挿絵やってみたいな
365学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 13:08:54 O
>>363

落ち着け
366学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 19:28:57 0
殺人の容疑をかけられて困っているこなたは弁護士のかがみに相談しました

その後真犯人のみゆきがやってきて

つ金

さあかがみはどうしたでしょうか?
367学生さんは名前がない:2008/04/28(月) 20:03:51 0
まず貧乏なこなたは依頼料が払えない。
さっさと追い出し、みゆきの金を受け取り死刑判決をTVで見る。
368学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 00:40:08 0
こなた貧乏か?
369学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 01:39:22 0
K-O764 31,32です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183028.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183031.png

世にも奇妙な物語はやっぱり面白いなあ
370学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 02:21:45 0
  ヽ从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从ィ
 ミ`                                       _               彡
三  「!__[[l    /Z_[[l_「|_[[l 「}「| ┌―‐ ┐ _     /Z_[[lr┘ー[[l              「| 三
三  |r―‐'rri /7〈/¨¨7/└┐i‐┘ .// | !  ̄ ̄} |r┘ーirri./7〈/¨¨7/ 7/三ュ r――ュ r―-、 L! 三
三  |L -ュ¨〈/    //  /7!_|〈ヽ〈/  |└ク ノノ フl_「 ¨〈/   //  L|iー‐ク ´ ̄    ̄)ノ rュ  三
 フィ  ̄        `  `   ´     ̄   ̄          `     ̄         `    ヽ
 ´/从从从从从从从从从从从   从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从ヽ`
                   )ノ´
                _
             , -、〃 ̄`,.‐- 、
            /  {ト、--/    \
         /  ..-‐‐!ト、 , -―- 、 ヽ.
          / _, /  _.:.:`ヽ'′、ー- 、\_\
     ,. -/く/ .://´    ヽ:  \ \}ヽー-.、
.   /:.//_,/  :/ /       i:   ヽ. ヽハ、 ヽ:\
   / :,ィ/く/   / .:{        :}:     :l  ∨ V.トヽi
   {:/ く  i / : | :,小、 .:,イ    小ヽヽ :l.  :l  〉トヽ}
    V :/トl .i ! | :| /斗=ヽト!:. .:.|斗l=|: ト}l :l  .:lV } トV
    V:/!:| :|:| :| :|ハ{斗三ミ、!  リァ三ミ、zハ .:|  .:l:VノV
    ヽl!j .:}:! :|..:|Y トィ::. }  ヽ/  トィ::.. }Y´| .:|  !:|:く
    __ノイ.:| .:| :| 弋z.ソ  、   辷ツ'′! :l | :|!ト-`ー
        j .:| .:| :|ヽ_/l/l/____ /l/l/ ノ:/ :! .:小
      小 ! :.! :ト-zー {     }  フィ'} .:| .:| | |
       |!:|!:| :.l :.ヽ:ヽ  ヽ    ノ  /フリ: /:!:.l | |
      ノ|ハト、{ヽ、:.\≧ `二  ..イj⌒/イ}/|イハ{
      r―十弋{  ̄{┴‐ ---―┴}  }フ'ー┬―┐
      |   ! ̄|}__  {〉ー-     __j  ム! ̄´!   |
     ∧  /´--、ヽ、|_______},ィ´二.`ヽ|   ∧
     / ヘ {  二ヽ.}ノ| ヽーrっァ‐ャj{_{/, --  }  /  }
371お漏らし中尉:2008/04/29(火) 06:07:49 0
【つかさの愛】

それは突然の異変
青々と広がる空のキャンパスに流れる雲の下

いつもの下校ルートで帰宅する仲良し四人組
それぞれ思い思いの話題で他愛なく笑いあい
お互いの帰路に着く道中
柊姉妹とこなたが別れた後
その天候には薄い雲がかかり始める

ぽつぽつと地面を濡らす雨が風景を塗り替える

「通り雨かしら・・・・?」
「・・・」

今日の天気予報に雨のマークは無く
日本晴れのお散歩日和だとニュースでは言っていたはずなのに
最近では天気予報も当てにならない

「まさか埼玉だけ雨・・・?なんてことは無いわよね・・・」
「・・・」
372お漏らし中尉:2008/04/29(火) 06:08:12 0
空を仰ぎ、ぼやく姉の言葉をまるで上の空で隣を歩き妹は何なの取り憑かれたように
トボトボと歩を進めていた

「あ、ちょっと・・・・つかさ?」
「ええ?なに・・・?」

「あんた何か変よ?熱でもあるの?」
「え・・・・やっぱり変かなぁ・・・」

つかさの瞳が少し潤むと同時に雨粒は大きくなり二人の少女を濡らした
雨音が交差するその世界でかがみは確かに聞いた
妹の・・・つかさの言葉を

「私ね・・こなちゃんの事が好きなんだ・・・・」

雨はざあざあと声を立て続け、周囲の雑音を掻き消していく
桜色の制服は深紅を帯びて二人の少女を濡らして行った

「つかさ、走るわよ!!」
「あ・・待ってよ〜!おね〜ちゃ〜ん!?」

雨音の中二人の足音はその場から遠のいて
この瞬間から、四人の少女の運命は変わっっていく・・・・

雨も一押し、今日の雨は予報外のものであるにも関わらず
しとしとと振り続けていた
神社の境内はすでに水浸しで季節外れの参拝客も観光めぐりのAボーイも姿を見せない
雨の日、柊家はこうして静かな一日を過ごす

コンコンと規則正しく響く音
妹の部屋・・・そういえば久しくそこに足を踏み入れたことは無かった
373お漏らし中尉:2008/04/29(火) 06:08:43 0
「・・・つかさ・・?」

高校に入って同じ時間を共有してきた双子の妹
何度か入ったその部屋も今日のつかさの様に自分が知らない部分を秘めている

「・・・お風呂みたいね・・・」

帰ってこない返事に少し安堵を覚えながらも
かがみは部屋の前で座り込んだ

(私ね・・こなちゃんの事が好きなんだ・・・・)

雨の中の妹の声が頭の中で木霊した
あれはどういう意味なのだろうか?
知らなかった訳ではない
つかさが自分とは・・いや、普通の女の子とは少し違うこと
幼稚園、小学校、中学校・・・そして高校
同じ時間を歩んできた姉であるからこそ、それを感じる

そして、それが本当であるなら・・・・大変な事が起こる
つかさはそういう娘だ

「お姉ちゃん?どうしたの・・?」
374お漏らし中尉:2008/04/29(火) 06:09:32 0
気づけば湯上りのほのかな香りを纏ったつかさがかがみの前に立っていた
不思議そうな顔でこちらを見ているが、かがみの顔は真剣だ

「話が・・あるんだけど・・」
「うん?」

「とりあえず部屋で話そ?」
「うん、いいよ・・」

つかさはにっこりと笑うとかがみを部屋に入れて電気を付ける
少し入っていなかっただけで、妹の部屋が知らない誰かの部屋のように思える
かがみがクッションに腰を下ろすと、つかさはベットに腰を下ろし
二人は対面する形になる

つかさの肌は紅潮し、湯上りの身体を覚ます為にはだけたパジャマが妙に艶かしく映る
小振りな胸には未だ未練がましく雫が積もっていた

「お昼の話だけどさ」
「お昼?」

かがみは口が重い

「あの、こなたの・・」
「ああ、こなちゃんの事だね・・・?」
375お漏らし中尉:2008/04/29(火) 06:09:56 0
「あれって・・」
「うん、私こなちゃんの事を好きなの・・・大好きなんだ」

つかさは近くにあった枕を抱きしめると愛しそうにこなたの名前を口にした
その瞳は既に恋する少女のものである

「だけど、こなたは・・」
「そうなの、女の子なんだ」

「そ・・・」
「でもね、こなちゃんはきっと解ってくれるんだ。私がこんなにこなちゃんのを好きだから」

「・・・・・」
「きっと、こなちゃんも同じ気持ちだもんね・・」

外は既に暗く、街頭と遠くの町の明かりが夜空を照らす
雨はしとしとと降り続け、時折雷の音
かがみは軽く唇を噛むとつかさの机の上にある四人で撮った写真を見つめる

「雨・・・止まないね、お姉ちゃん」

その写真のみゆきは顔が無かった


‥‥‥
376お漏らし中尉:2008/04/29(火) 06:11:26 0
快晴の埼玉、遊びなれた公園で幼い少女がブランコで遊んでいると
後ろから声がする

「ねえ、おねちゃん〜」
「なによつかさ〜」

「見て見て〜可愛いでしょ〜私のウサチャン☆」
「わ〜、可愛いね〜この子何処から連れてきたの?」

それは小さな子ウサギでまだ子供の掌ほどの大きさしかない
小学校低学年の二人にとって小動物は友人も同然である

「んーとね、そこの公民館にいたんだよ〜♪」
「そうなんだ、でもなんかこの子寂しそうだよ?お母さんは?」

「お母さん?お母さんは私だもん」
「ダメだよ〜、つかさはお母さんじゃないの。いいから行こう?」
377お漏らし中尉:2008/04/29(火) 06:11:53 0
この頃、近所の公民館にはウサギ小屋があり
子ども達に無料解放して動物との触れ合いの場を提供していた
かがみはつかさが迷子のウサギを無断で持ち出したのだと思い
つかさを連れて飼育小屋に向かう

しかし、この日は休日で公民館の門は固く閉ざされている
それでも子供一人なら何とか通れる鉄格子の門
二人は秘密基地に侵入する気分で中に進む
渋っていたつかさもすっかり乗り気で後ろから付いて来ていた
その小さな手に握られた子ウサギは鼻をヒクヒク動かして何とも愛らしい

見慣れた花壇と公民館の入り口
そこを右に曲がった奥に飼育小屋はある
普段は子供で賑わうその小さな広場も静かに時を過ごす
378お漏らし中尉:2008/04/29(火) 06:12:12 0
しかし、その日の光景は少し違っていた
金網を抉られた飼育小屋に撒き散らされた餌
その近くには金属バットが転がっている

そして・・・・・

「いやあ!?」

地面に横たわる頭や身体から紅いゴムのようなものがはみ出したウサギの死骸
それも一匹や二匹ではない・・・・全てのウサギ
昨日まで元気に動き回っていたウサギ達

「・・・」

かがみはまさかと思って後ろを振り向くと
つかさがにっこりと微笑みながら、子ウサギにキスをしていた
379お漏らし中尉:2008/04/29(火) 06:12:31 0
「だって、皆逃げようとするんだもん・・・私はこの子だけでよかったのに♪」

つかさには・・・明らかに何かが欠如していた
かがみはその笑顔がおぞましい何かに見える

「・・・・・」
「ね〜、ウサチャンは私と暮らすんだよね〜?」

ガリ・・・・

つかさが子ウサギの顔を指で撫でようとした時
その何かを感じ取ったのであろうウサギがつかさの指を齧った

小さな傷口から滲む紅い血液
以外にもつかさの顔は泣き顔ではなく、憎悪にも悲しみにも似た不可思議なもの
かがみは妹の方を眺めたまま立ちすくむ
そして、つかさがウサギの頭を両手で覆うのを黙って見ていた

「・・悪い子め・・」

・・・ゴキ!
380お漏らし中尉:2008/04/29(火) 07:08:19 0
「ひゃあああ!?・・あれ?」
「あれ?やないやろ・・・だいぶうなされてたみたいやけど、大丈夫か?」

悪夢だった
しかし、それは現実に起こった悪夢・・・・
戦慄がかがみを支配し制服の下の柔肌はにわかに汗を滲ませている

「・・・はい、大丈夫です。ちょっと考え事を・・・」
「ほーう、うちの授業なんか二の次っちゅう事やな?ええ度胸や〜」

「へ?」
「週末までに教科書の書き写し全ページや!廊下に立っとれ!」

キーン コーン カーン コーン

「・・・・はあ・・」
381お漏らし中尉:2008/04/29(火) 07:08:37 0
足取りが重い・・・
昨日かがみはつかさと話した後自室に篭り、結局朝まで眠れなかった
夢を見たのもよく無い考えのせいだろう

とにかく昼食をとって気持ちを整理しなければ身体が持たないと
つかさ達がいるB組の教室に向かう

「オーッスこなたぁ」
「かがみんいらしゃーい」
「おねえちゃんメーッス」

いつもの様に軽やかな挨拶を交わして、固めた机に自分の席を設ける
腰を下ろして弁当の包みに手を駆けようとした瞬間、違和感を感じた

「・・今日みゆきは?」
「みゆきさん、無断欠席なんだって・・・・珍しいよね〜?」
「そだね〜」
382お漏らし中尉:2008/04/29(火) 07:09:02 0
「・・・・・」
「そう言えばみゆきさん最近体調が悪いとか言ってたような・・?」
「せっかく今日もゆきちゃんの好きなクッキー焼いてきたのにな〜」

「(体調が悪い?みゆきが?)」
「どれどれ、私が食べて進ぜよう〜♪」
「じゃあ、はい☆これがこなちゃんの分だよ☆」

「(そんな・・・)」
「もぐもぐ・・・おいっしい!!」
「えへへ〜こなちゃんの為に愛をこめて焼いたんだ〜☆」

「つかさ・・・・」
「これならいつでもお嫁に行けるね〜☆」
「ホント!?じゃあ私こなちゃんと結婚する♪」

「・・つかさ・・」
「つかさは可愛いね〜♪私が貰ってあげるよ〜♪♪」
「へへ、嬉しいな☆」
383お漏らし中尉:2008/04/29(火) 07:09:23 0
「つかさ!!」
「ちょ、かがみん?」
「おねえちゃん、痛いよ!?」

つかさはかがみに手を掴まれて廊下に引きずり出される
後に残されたのは雑談にのめり込むB組の生徒たちと状況が飲み込めないこなた
かがみは妹の「おねえちゃん?話してよ!」という声も聞かずに
非常階段の昇降口まで足を運んだ

ここなら人気は無い
かがみはつかさの手を離す
真っ白な肌は少し赤く腫れていた

「つかさ、まさかみゆきに・・・」
「お姉ちゃん?」

「あんたみゆきに何したの!?答えなさい!」
「何ってクッキー焼いて持ってきてただけだよ・・・お姉ちゃんだって知ってるでしょ?」
384お漏らし中尉:2008/04/29(火) 07:09:49 0
「馬鹿言わないで!みゆきが休む理由・・・あんた以外いないのよ・・」
「・・・・・・・」

「あんたなんでしょ?みゆきに何したの・・・・・」
「だって、ゆきちゃんが・・・」

「つかさ、あんた本当に・・」
「ゆきちゃんが私のこなちゃんと仲良くするんだもん!」

「まさか本当に毒入りのクッキーを・・・」
「大丈夫だよ、人間なら死なない量だもん・・・後遺症は少しのこるかもだけど」

「あんた自分が何してるか解ってるの!?」
「おねえちゃん、何をそんなに怒ってるの?変だよ?」

かがみは堪らずつかさの胸倉を掴むと非常階段の壁に押し付けた

「く、苦しいよ・・・おねえちゃ・・・・」
「今からみゆきの家に行くわよ!いいわね?」
385お漏らし中尉:2008/04/29(火) 07:10:15 0
「・・・い・・やだよぉ・・・私・・悪く無いもん」
「そのあと警察に行くのよ!」

「お姉ちゃん・・の・・クッキーも・・ちゃんとある・・から」
「解ったわね!?」

かがみはさらに強く襟をねじり挙げた
つかさのか細い首に制服の襟が食い込む

「かは・・・うん・・うん・・行く・・からぁ・・・」
「・・・・・」

つかさはあの時のままだった
あの何か人間的なものが欠如した者
ここで食い止めなければ確実に・・・

「けほけほ・・・じゃあ、こなちゃんに言ってく・・・」
「こなたもは私が言うから・・」
386お漏らし中尉:2008/04/29(火) 07:10:35 0
「でも・・・こなちゃんは私を待ってるんだよ・・」
「・・あんたは、こなたと会っちゃ駄目よ・・・」

「なんで?私、こなちゃんの事好きなんだよ?」
「駄目よ・・・・」

「なんで?なんで!?お姉ちゃんは私からこなちゃんを取るの!?」
「そうじゃないの、こなたはあんたの事なんか好きじゃないの!」

「お姉ちゃんもゆきちゃんと一緒なの!?」
「ちょ、ちょっと・・・!?」

つかさは癇癪を起こした子供の様にかがみに詰め寄った
かがみの足が跡ずさる

「お姉ちゃんなんか嫌い!嫌いだよぉ!!」
「ちょっと!やめて!?つかさ!」
387お漏らし中尉:2008/04/29(火) 07:11:13 0
「お姉ちゃんなんか大っ嫌い!!」
「きゃ!?」

一瞬かがみの身体が宙を舞い、階段を踏み外した少女は
後頭部をコンクリートの床に打つ付けて倒れこんだ
ツインテールが赤く染まる

「おねえちゃん・・・?」
「・・・・・・」

「邪魔しないでね・・・・・お姉ちゃん?」

かがみはそのすぐ跡でつかさが呼んだ救急車によって病院に搬送され
一命を取り留めたが、意識は不明のまま数日が過ぎる事になる

「かがみん大丈夫かなぁ・・・?」
「うん・・・・心配だね、こなちゃん・・・」

こなたの後ろでかがみを見送るつかさの顔は無いものにも形容しがたい表情だった
そう、喜怒哀楽の何者にも形容しがたいあの・・・・

388学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 08:40:31 0
朝起きたら中尉来てター

389学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 10:28:09 0
おねえちゃんメーッス
390学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 12:11:00 0
つかさの性格バリエーションは異常だなw
この後つかさがこなたを**んですね、わかります
391学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 12:28:44 0
「こなた、もう話かけないで」
「泉さん、すいません・・私にも話しかけないで下さい」
「こなちゃん、ごめんね・・・」
3人に無視され始めてから3ヶ月がたった。

「かがみん、いじめて楽しい?」
「これっていじめだよね?」
「なんとか言ってよ!」
「・・・・ねぇ、かがみん、私何かした?」
「謝るから・・・ごめんなさい・・・」
私は涙目になって訴えた。
かがみんは唇を噛み締め、消え入りそうな声で
「・・・話かけないで・・・」
と呟いた。
あの時かがみん、泣きそうな顔してたよね。

随分、昔に感じるな。
最初の頃は私も話しかけていたが、もう諦めた。
話かけても、話かけても、結果は同じ。
無視されるだけ。
まるで空気だ。
 
悲しいよ、かがみん。つかさ。みゆきさん
392学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 12:29:30 0
かがみんが死んじゃう・・・?
なにそれ?何かのゲーム・・・?
それを避けるには・・・私の命が必要?

辛かった3ヶ月間が頭を過ぎる。
それを覆い尽くす程の楽しかった思い出。
かがみんが死んじゃうなんて・・・そんなのヤダ!

3人の頭が見える。
泣きじゃくるみゆきさん。
私を何度も何度も揺さぶるつかさ。
泣きつかれ放心状態のかがみん・・・。
私の・・・お葬式?
なんだ。悲しんでくれるんだ。

頭がボーっとする。夜中の3時までネトゲやってたからね。
学校いかなきゃ・・・。
「おっはよーーーー!かがみん!つかさ!みゆきさん!」
「話かけてくんなよ、青虫」
「泉さん、臭いですよ?頭大丈夫ですか?」
「こなちゃん、私達がいじめてあげるから。あははははは」

3ヶ月後。
これで大丈夫だよね?こなた大好きだったよ。
393ヤク中大分:2008/04/29(火) 14:36:06 0
ttp://upload.jpn.ph/img/u17351.jpg
小さくなっちゃったな・・・
394学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 15:16:05 0
こなたは、叫んだ。
「許してよ!かがみが可愛かったからつい」
「バキッ!ボコッ!」
ケンはかまわず殴り続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
こなたが悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がお姉ちゃんの唇を奪うなんて!」
つかさが叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
こなたの血があたりに飛び散った。つかさのコブシも血で染まっている。
「世の中!狂ってるんだよ!狂ってるんだよ!」
つかさの形相は、もうフツウではなかった。
その様子を見ていた、かがみもみゆきも言葉を失ってしまっていた。
思わずかがみが言った。
「つかさ!それ以上やったら死んじゃうわ!」
「ガッシ!ボカ!」
つかさには、まったく聞こえていない。こなたも失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
かがみが叫んだ。
「あっ……はい」
みゆきが後ろからつかさを押さえた。
395学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 19:32:54 0
>>393
俺は大きくなったわけで・・
396学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:32:35 0
SS交錯してるなぁ…久々にSS書いてみた
規制されるまで投下する

『幸せのゴール』


今日は大学の合格発表の日

本日は日本晴れである。
外で蝶が戯れ、桜が風に煽られ、
正に春真っ盛りである。

私は朝から賑やかな食卓を囲んでいた。
私の萎れつつある容姿と裏腹に、
お父さんとゆーちゃんは精一杯の笑顔を見せている。
…それがプレッシャーとなって更に私の心は沈んでいく。

「さて、今日は久々にこなたの大好きな鶏肉の唐揚げでも作ろうか、
ゆーちゃん!」
「うん!楽しみにしておいてね!」
「ちょっ、ちょっと!まだ合格したって決まった訳じゃないんだからさ…!」
私は普段なら有り得ない程豪勢と言える
朝食の目玉焼き、サラダ、食パンを早めに食べ終わり、
大学へと向かった。
397学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:32:56 0
胸は終始高鳴り続け、自分は多分落ちているという不安が募る。
その方が落ちていた時に気が楽だというが、
実際には同じようなものだろう。
受かっていたらその反面喜びも大きいかもしれないが。

満員電車から降りて、ようやく大学に着くと、
デパートの看板程の大きさの掲示板に、
無数の豆粒のような番号が散らばっていた。

思惑通り人だかりが殺到しており、
歓喜の雄叫びを上げて抱き合う生徒達、
肩を並べて泣いてる生徒を慰める生徒達…

まさに、青春である。

「おっす!こなた」
振り返ると、かがみんが立っていた。
「あんたも見に来たのね」
「ああ、うん…全然自信ないよう…」
「まあ見て来なさい、当たって砕けろ!」

かがみんは…恐らくというか絶対受かったんだろうな…羨ましい。
「つかさとみゆきさんは?」
かがみんは親指と人差し指で輪を作った。
受かったのか…

大体、私がかがみん達と同じ大学に行くというのが既におかしい。

確かに、自分らしく無い程勉強して、
みゆきさんやかがみんに追い付き、
つかさと共にかがみん達に負けじと成績を上げたのも、
実際友達と離れたくないからである。
398学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:33:28 0
私は他の生徒に揉まれながらも強引に掲示板に近づき、合否を確かめる。

刑事が指名手配犯の人物像と容疑者の顔を照らし合わせるように、
自分の受験票に書かれた番号と掲示板の番号を照らし合わせる。

あった。

信じられなかった。
これでかがみん達と一緒の大学だ。
私は人だかりに構わず跳び跳ね過ぎて、
その拍子に周囲の男子女子生徒の顎を殴り上げたりもしてしまったが、
無事合格が決まって良かった。

「かがみん!受かってたよ!良かった!」
「そう、良かったわね!」

その時、かがみんの表情に陰りが見えたような気がした。
刹那の沈黙が宿る。
かがみんは、私から目線を逸らした。
私はそれを打ち消すように、態とのように再確認する。

「これで同じ大学だね、かがみん!」
「そ…そ…だね」
さっきのテンションが嘘のようだ。
かがみんの肩が震えている。

「あ、こなちゃん!お姉ちゃん…」
つかさが歩いて来た。
つかさは啜り泣くかがみんを抱きしめる。
私は全てを悟った。
399学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:33:56 0
「まさか…かがみん」
私なんか比べものにもならないくらい頭が聡い女の子が…
私の目標としていた女の子が…
そんなの嘘に決まってる。

私はかがみんの握っている受験票を受け取り、掲示板に走った。

しかし、その番号が見つかることは無かった。

自分は受かって嬉しいのに、何故だろう…
テンションは既に下降線を描いていた。

「こなちゃん、悪いけど今日の昼からの打ち上げは無しね。
お姉ちゃん、こんなでしょ?」
「うん…仕方ないね。みゆきさんは?」
「ゆきちゃんは残念そうに帰ったよ。ゆきちゃん自身は受かってたのに…」
「そっか…じゃあ今日は失礼するよ。あんまり気を落とさないでね、かがみん」
「…うん」
つかさの懐から篭ったかがみんの声が弱弱しく聞こえた。

私は大学の書類を貰った後、
帰路につき、ふとお父さん達に合否を伝え忘れたのを思い出し、
携帯で実家に電話を入れる。

「お、こなた…どうだった?」
電話越しに固唾を呑む音が聞こえてくる。
「受かった」
空気が一瞬滞り、歓喜の声が響く。

「良かったなあ!こなた!よし、今日は奮発してK〇Cにでも行くか!」
「お姉ちゃん、おめでとう!」
「い、いやあ…ありがとう」
400学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:35:08 0
「そういえば、お前の友達も受けたよな?その大学」
「あ…うん。そうなんだけど…一人落ちてね」
「え…そうか…残念だったな。
でも俺はお前が合格してくれればそれでいいんだ。おめでとう、こなた」
「…うん」

私は電話を切った。

私は家に帰り、お父さんとゆーちゃんからの盛大な祝福と
温かいK〇Cを頂いたあと、緊張感が解きほぐされたのか、
時計が12時になる前に、早くも布団に横になった。


小鳥の囀り、清々しい青空、今日はいい天気である。
その天気と裏腹に、私の気分は氷山に当たって船首が沈んだ客船のようだった。

私は朝ご飯を食べに食卓へと階段を降りた。
何故か一つ空席がある。

「おはよう、こなた」
「おはよう、お父さん…ゆーちゃんは?」
「ああ、ゆーちゃんなら小早川家に帰ったそうだ。急用があるからって」

「ふーん…急だねぇ。いつ帰るの?」
「…さあ」
「さあって何!?」

私はテーブルを叩く。
牛乳が少し零れてしまった。
「こなた、落ち着きなさい。多分…向こうにも色々都合があるんだ」
私は黙って座り、その後も黙々と朝食を食べ続けた。
401学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:35:40 0
やっぱりゆーちゃんがいないと暇だなあ…
いつもはゆーちゃんと一緒にゲームしたりすることで
休みの日は暇を持て余していた。

外は天気がいいし、一旦外に出る事にした。

近くの簡易公園のブランコに座って、
私は色々と物思いに耽っていた。

かがみん…どうして落ちちゃったんだろう…
あんなに一緒に勉強してたのに…

考えれば考えるほど罪悪感が芽生えてくる。
私たちだけ受かっていいのか。
もしかしたら、やっぱり試験番号を
間違えてたんじゃないだろうか。

でも、あの日はきちんと大学の書類をもらって帰ったのだ。

私はやっぱり家に帰る事にした。

久々にネトゲでもやるかな…
大学受験のため、インターネットは遮断されていたのだ。
それは親の強制ではない。
自分からそう決めたのだ。
かがみんと同じ大学に入りたくて、
誘惑に負けたくなくて。

私はパソコンのメインスイッチを入れた。
402学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:37:35 0
ネトゲで遊んでいると、時の経つのを忘れることが出来る。
今、現実に入り浸っていたくない自分にとって、
ネトゲは私に快感を与えてくれた。

現実が風邪だとして、ネトゲは風邪の特効薬だ。
いや、もしかしたら覚醒剤なのかもしれない。

私は夜になったにも関わらず、現実から逃げたいがためにネトゲをやり続けた。
現実逃避なのは解っていた。
頭で解っていても、身体が言うことを聞かない。
夕食に呼ばれた時には既に夜の8時だった。

私は、一人抜けて妙に寂しくなった食卓を眺めながら夕食を食べた。
一人抜けただけで、食卓は無言に包まれた。
いつもおいしいご飯が…今日は味が違った。

その日も私はすぐに布団に入った。


日光が差し込み、カーテンで閉ざされた部屋がセピア色に染まる。
私は鬱々真っ盛りの気分で食卓へ降りた。

ゆーちゃんは…いない。
「おはよう、こなた」
「おはよう…まだ帰らないんだね」
お父さんは黙って食事を続ける。

今日は友達と逢おうかな。
流石に一日ネトゲは身体に悪いし。

私はつかさの携帯に電話をかけた。
403学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:39:08 0
「もしもし」
「もしもし…あ、つかさ。かがみんは…大丈夫?」
「うん、結構落ち着いてるよ。替わろうか?」
「ああ、別にいいよ。あのさ、今日は皆で会おうと思ってさ。
みゆきさんとも…」
「こなちゃん…ゆきちゃんならアメリカに行ったよ?」

まただ…

「…え?」
「聞いてないの?お母さんの都合でアメリカに行く事になって、
ゆきちゃんも留学することになって…」

ゆーちゃんの時と同じだ…

「そんな…急過ぎるよ!じゃあみゆきさんがあの大学受けた後に
急遽決まったってこと!?冗談じゃないよ!」
「こなちゃん、落ち着いて…じゃあ、今日は私達3人で逢おう?
私達がこなちゃんの家に行くよ」
「あぁ、いやぁ、でもそれは悪いよ…」
「いいから、こなちゃんは家で待ってて」
「…うん」

そして、1時間程して玄関でチャイムが鳴った。
私はすぐに玄関へ向かう。

お父さんは居るのに…まるで存在感がない。

ドアを開けると、頭に黄色いカチューシャリボンをつけ、
珍しく黒色のミンクコートを着たつかさが立っていた。
404学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:39:36 0
「お邪魔します」
「あれ?…つかさ一人?」
「…うん。やっぱり顔合わせできそうにないって…」

「そっか…そんなの気にする事ないのに…」
「でも、相当ショックだったんだろうね…」

私達は2人で雑談をした。
みゆきさんがどの大学に行ったのか、
他には最近お互いどんな様子か。

…4人いないと何か物足りない。
会話の繋ぎ目に断続的な沈黙が入る。

そして、いつしか話題が無くなって、沈黙が続いた。

「あ、そろそろ帰るね。あんまり遅くなるといけないし」
「あぁ、うん…今日はありがと」

そしてつかさは私の家を後にした。

私はすっかり堕落してしまい、
もはや大学に行っても何になるんだろうと興ざめし始めた。
私の親友が2人私の前から去った。

私は底知れぬ恐怖感に見舞われた。
まさか、このままつかさまで居なくなるんじゃないかって。
不安で仕方なかった。
405学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:40:10 0
翌日

目は半開きのまま、食卓へ向かう。
いつもより目覚めが悪い。
私は、食卓に降りてかなり意表をつかれた。
そこには、誰も居なかったのだ。

人間が居ない代わりに置き手紙があった。

『こなたへ
石川のおばあちゃんの具合が悪くなったそうだから
お見舞いに行ってくる
今日の夕方には帰るから
昼ご飯は自分で何か作って食べなさい
お父さん』

今日はお父さんもいないのか…
でも、大丈夫だよね。

夕方には帰るという言葉は、
私にかつてない安堵を与えてくれた。
それまでの辛抱であることを意味する。
しかしそれまで暇である。

そういえば、ゆーちゃんはどうなったんだろう…

電話でもかけてみようかな。

「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」
「…え?」
406学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:40:53 0
支援
407学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:41:28 0
まさか引っ越したのかな…

私はかつてない不安に襲われた。
皆が私から避けてる…?

私は衝動に駆られ、慌ててつかさの携帯に電話をかけた。

「もしもし?」
「つ、つかさ…よかった…よかった…」
「どうしたの?こなちゃん」
「い、いや…何でもないよ…ただ声が聞きたかっただけ」
「あはは、変なこなちゃん」

私はつかさに自分の恐怖を伝えた。
誰かに打ち明ければ少しは落ち着くと思って…

「ふーん…そうなんだ…でもきっと偶然だと思うよ?」
「そんな…だって、4日連続で順番に居なくなるんだもん…」
「…こなちゃんは考え過ぎだよ。あまり気にするのは良くないと思うよ?」
「…うん」

つかさに完全否定されてしまった。
いや、つかさにとっては最大の慰めであったのかもしれない。

偶然

確かに、その単語でこの奇妙な現象は全て一蹴される。
偶然と奇妙は紙一重である。

でも、私は別の言葉が欲しかった。
自分でも何を求めていたのか解らない。
ただ、安心感が欲しくて…
408学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:42:02 0
私は布団に仰向けに寝転がった。

夕方になるとお父さんが帰る。
私はそれまで眠ることにした。


昨日、つかさはみゆきさんが
とあるアメリカの有名な大学に行ったと話してくれた。

電話しようと思えば番号も教えてもらったし、電話も出来る。

…でもそれはまたにしよう。

今は眠い。

ただ、私の知らないところで事が進みすぎているような気がする


あれからどれくらい眠ったか解らないが、
外では太陽が西側に半分だけ顔を出しているだけのようだった。
恐らく時計の短針の半回転分は眠っていたのだろう

ふと、一本の電話が入った。
空虚な空間に、呼び出し音が大きく不気味に鳴り響く。

「…もしもし」
「もしもし、泉さんのお宅でしょうか」
「はい、そうですが…」
「こちら金沢市民病院なんですが、
泉そうじろうさんが交通事故に遭いまして…」
「え…」
409学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:42:39 0
聞く所によると、お父さんは乗用車と激突し、
一命を取り留めたらしいが、昏睡状態にあるのだという。

私の家から石川は、今から行くには遠すぎるし、
あさってからは大学の入学式なので、
お父さんの安否を聞くだけで終わった。

また私の前から人間が居なくなった。

本当に偶然なのだろうか…


翌日、空は少し曇り空だった。
灰色の空は私の目覚めを更に悪くさせる。

当然ながら食卓に朝食の用意がないため、
買い置きしておいたチョココロネを食べることにした。

暇なので、テレビをつける。

テレビの中でレポーターが何やら叫んでいる。
レポーターの背後には、燃え盛る炎に包まれた建物があり、
消防士が必死に消火活動を続けている。
そういえば、この時間はニュース番組しか放送していないんだっけ。
私はレポーターの台詞に耳をやった。

その瞬間、チョココロネからチョコレートがフローリングの床に
ポタリと垂れ落ちた。
410学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:43:30 0
「ただいま、鷲宮神社前に居ますが、かなり燃えています!
火は本日早朝から上がっており、周りの被害も甚大とのことです。
たった今新しい情報が入りました!
柊…つかささん、柊つかささんの遺体が確認されました!
まだ、家の中にあと一人残っている
柊かがみさんの遺体は確認されていません!
今後も遺体が見つかるまで捜索は続きます。繰り返します、只今…」

ガシャン!!

私はテレビをバットで殴った。

レンズが割れ、砂嵐の音しか出さなくなった
スピーカーだけのただの箱となった

私は…とうとう一人になった。
的中して欲しくなかった予感が的中してしまった。

私はみゆきさんに電話をかける。
このことを…伝えないと…
多分みゆきさんはアメリカの大学だ。
「もしもし、あ、英語じゃなきゃだめか…えーと、Is Takara Miyuki there?」
「No…I don't know…I have never heard about her.」
私は電話を切った。

みゆきさんがまるで学校に在籍していないような言い方だった。
先生はみゆきさんの名前を聞いたことが無いという。
そんなことがあるはずがない。
じゃあ、何で私の前から姿を消したのか?
つかさがアメリカへ行ったというのが…嘘?
いや、つかさが嘘をつくはずがない…
411学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:44:07 0
もう訳が解らない…

私はすぐに石川へ行くことにした。
電車賃は何とか足りるだろう…
一刻も早くお父さんの存在を確認したい。
その一心だった。

6時間かけて、私は金沢市民病院へ向かった。
大学の合否よりも期待と不安が募った。
私は電車の中で手を合わせていた。

受付に飛び込み、お父さんの病室を訊ねる。

「あの、お父さん、泉そうじろうの病室は…」
受付の人はパソコンに向かって調べ始める。

「そのような名前の方はいらっしゃいませんね…
入院の履歴にもありませんよ」
「そ、そんな馬鹿な!昨日電話したじゃないですか家に!
交通事故に遭って、ここに入院してるって!」
「…すみませんが、何かの勘違いではないでしょうか」

ここまで言われるともう引き下がるしかない。
「…そうですか…すみません」

私の前から姿を消しただけじゃなくて、存在まで消えてる…
もう、何も解らない…
偶然かどうか何かはもうどうでもいい。
ただ、この現実は私のセンチメンタルな心に深手を負わされた。

私は病院を出た。
412学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:44:35 0
ふと、黒い車からサングラスをかけた黒服の男が私の前にやってきた。
背丈は私よりも遥かに高い。

「泉こなたさん、お待ちしていました。どうぞ」
「何故私の名前を?」
「とりあえず車にお乗りください」

私は随分車に揺られ、何処かも解らない建物の前にたどり着いた。
周りに高い建物が見えたのを見ると、関東に戻ってきたのだろうか。
しかし、この建物はその周りにある立派な鉄骨のビルとは裏腹に、
脆そうなプレハブ住宅の風情を感じさせる。

不思議とこの男に対する不信感がなかったのが逆に恐怖だった。
それほどショックが大きかったのだろう。

ビルに入り、階段を登って上の階へ行くと、会議室のような部屋に着いた。
壁も床も白く、改装間もないような室内だ。
遠近感がなくなって、若干気持ち悪い。
しかし、プレハブの予想は当たっていたらしく、歩くと地面が響く。

「お疲れ様です。どうぞ、おかけ下さい」

部屋には10以上の椅子が並んでいる円形テーブルだと言うのに、
二人だけで座るのは妙に殺風景であった。
ようやく少しずつ不信感が沸いてくる。
会議室脇の何やら白いA4の紙を取り出して私の隣に座った。

「さて、あなたをここにお呼び出ししたのは当社の人間レンタルの
契約完了のサインを頂くためなんですね。
期間は大学入学式まで、ということですので」
413学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:45:24 0
「ちょっと…訳が解らないんですが…」
「あぁ、そうですか。まず、これをご覧下さい」

男は私に一枚の写真を見せた。
その中にはかなたお母さんと、見知らぬ男が立っていた。
お父さんではない。
私のお父さんと似ず、律儀で紳士的なイメージを感じさせる。

「それが、あなたの本当の両親です」

私は固唾を呑んだ。

「え…嘘…じ、じゃあ…泉そうじろうは…?こんなのお父さんじゃないですよ!」
「落ち着いて下さい。あなたのお母さん、泉かなたさんは、
あなたが生まれたすぐ後、
自分の身体が弱いという事で当社の人間レンタルを契約しました。
実はあなたの実の父は、既に自殺していました。
授かり婚だったんですよ。
かなたさんのお腹に娘を残したままで。
彼女は将来のためにあなたのお友達もレンタルしましたので、資金が一杯一杯でした。
だから母親まではレンタル出来なかったのです。
つまり、泉そうじろうさんを含め、柊さん、小早川さん、高良さん他は
全員我が社の派遣社員です」

一気に沸騰していた頭が真っ白になった。

「全てこの会社の設定だったってことですか?」
「そうです」
「私の人生が?」
「そうです」
414学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:46:38 0
バットがあったらこの男を殴り殺したい衝動に駆られた。
しかし、そんな癇癪を起こした所でどうにもならない。

いくら足掻いても、
本当の家族でも、本当の友達でもないんだから…

でも、私にはそれが信じられなかった。
家族、友達としか思えないような思い出が
次々に脳裏を過ぎり、口から出てくる。

「冗談じゃないよ…だ、だって、
私が小さい頃川に落ちたときに助けてくれたのは、お父さんなんだよ!?」
「…」
「ゆたかちゃんも小さくて病気がちだったけど、私と沢山遊んでくれたよ!」
「…」
「つかさもかがみんも、高3の時、
私が虐められそうになった時に必死に助けてくれたんだよ!?」
「…」
「みゆきさんも私に一杯勉強教えてくれたよ!!」
「…」
「みんなで一緒に修学旅行にも行ったし、コミケにも行ったよ!!」

私は必死に男に訴えた。
お父さんは、私のお父さん
友達は、私の友達
レンタルだなんて…そんなの信じられるはずがない
そんな現実を受け入れられるはずがない

私はテーブルを叩きつけながらも、
呆れ半分怒り半分が頭の中で交錯しながら煩悶していた。
冷や汗が頬を濡らし、背中を寒気がぞわりと伝う。
415学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:47:52 0
この男は嘘をついてるんじゃないだろうか…

「嘘に決まってるよこんなの!」
「嘘じゃないですよ。現に、あなたの家族も友達も居なくなってるでしょう?」

そうである。
ここ数日、私の家族や友達が存在ごと消えているのは、
契約が切れたから…

しかし、いかんせん家族、友達ではないから、私から簡単に離れられた…?
感情もないままに。
ただのレンタルビデオのように。

「…さて、ここにサインをお願いします」
「そんな…う、うわああああああん!!」
私は机に突っ伏して泣き叫んだ。

最早この現実を受け止めるしか、手段はなかった。


そして私は、契約完了のサインをした。


もう、生きていても誰もいない。
家族も友達もいない。
今まで付き合ってきた友達は全員レンタルで、ましてや家族までもが
レンタルだったなんて…

あの男の侘びなのか慈悲なのか、私は車で埼玉まで送ってもらった。

生きる気力を完全に失った私は、風が吹くビルの屋上にいた。
私は、柵に足をかける。
416学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:48:46 0
「こなた」

誰かが私の名を呼んだ。
咄嗟に私は振り向く。

そこには、かがみんが立っていた。
いつものツインテール、そして釣り目が私を優しく見つめていた。
毛皮のコートが風に靡いている容姿は、少しだけグラマラスに見えた。

でも、私には疑問を隠せなかった。

「え…今日、契約完了のサインしたよ?」
「そう」

あっさり流された。
かがみんは笑顔で一蹴した。
疑問に思うまでも無い。
かがみんが目の前に今居るのだ。

「それより、もうこんなに暗いけど、何処か遊びに行きましょ?」
「…うん!」

私は決壊寸前の目頭ダムをせき止め、頷いた。

私達は、暫くの間あてもなく埼玉の桜の並木道を歩いた。
並木道には、所々に街灯がともっているだけで、
辺りには誰も居ない。
あまりの静けさに戦慄さえ感じる。
大して寒くもないのに、私の手は小刻みに震えていた。
417学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:50:02 0
「こなた、あんた何処行くつもりよ」
「さあ…何処に行こうかな。このままかがみんと居られたら
それでもいいかもね、私は」
「え!?それは…ちょっと恥ずかしいわよ」

「でも良かったよ。元気なかがみんが見られて」
「うん。くよくよしてても仕方ないのよね。やっぱり思い切って、
新しいスタートを切ろうと思ったの」
「そっか。かがみんは偉いねぇ」

私はかがみんの頭を撫でる。
かがみんは白い顔を真っ赤にする。
「ちょっ…やめなさいよ!照れるじゃないの」
大学になってもツンデレは変わらない。
ただ、かがみんと離れることが一番怖かった。
それだけだった。
もし独りになったら、私も新しいスタートを切ろう。
そう胸に誓った。

突然涙が込み上げる。
私は、かがみんに抱き着いた。
「離れたくない…離れたくないよう…かがみん…」
「こなた…私も…」

その時、強い風が吹き、桜の吹雪が舞い降りて来た。
所々に立っている街灯の明かりが、一つ一つの桜の舞いをキラリと光らせ、
スポットライトのように桜色を際立たせる。
その桜は時に私の頬を掠め、時にかがみんの頬を掠め、アスファルトの並木道に
模様を描いてゆく。

その桜は私達を励ましてくれているようで
二人の別れを暗示しているかのようで
418学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:51:25 0
このまま時間が止まればいいのにと何度思ったことだろう

「綺麗…」
私は思わず声を漏らした。
「本当ね」
かがみんも小さく囁いた。

「かがみん…ずっと一緒だよ…」
「…うん」

私達はいっそう強く抱きしめあった。

その時、どこからか12時を告げる鐘の音が聞こえてきた。

かがみんは、冷めた声を漏らす。
「…終わった」

かがみんは、するりと私から離れる。
さっきまでの友情関係は、夢だったのだろうか。

「バイバイ、かがみん…今までありがとう!」
かがみんは私に背中を向け、無言で歩き出した。

私は、ただただその場に佇立していた。

もう、かがみんは私のことをこなたと呼んでくれない
もう、友達として遭えない。

あれが最後だった。

だがその時、かがみんは背中を向け遠のきながらも、私に小さく手を振ってくれた
419学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:53:37 0
かがみん…
私は思わず涙を流した。

かがみんは、最後の最後まで私の友達であってくれたのだ。

かがみんは、どんどん遠ざかってゆく。
私は、かがみんには見えていないのにも構わずいつまでも手を振り続けた。

私はかがみんが完全に見えなくなって、ようやく手を振るのをやめた。

ようやく全てが終わったのだ。

私は再びビルの屋上へ上り、柵に足をかける。
念のために振り返るが、今度は誰も来なかった。

理不尽なマラソンコースのゴールは目前である。

その時強風が吹き、私の身体は宙に舞った。

私は、号音迫る新しい人生のスタートラインに立っている。

そして新しい人生への号音が鳴り響く。

私を幽閉していた鉄格子は今、解き放たれた。

私はゴールのないマラソンコースのランナーの一人として走り始めた。


(終)
420学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:55:30 0
支援どうもありがとう
おかげで最後まで投下できた
421学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:55:39 O
小説家になれ。大した才能だ、羨ましいよ
422学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 21:57:25 0
俺は読むのが遅いからじっくり読もう
とりあえず(・∀・)つ目 オチャドゾ
423学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 22:02:39 0
目⊂(´∀` )ありがとう ごくごく

しかし中尉には敵わないよw
424学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 22:03:46 0
実はその御茶には毒が入ってるんだ・・
425学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 22:06:01 0
<<396-420
GJ
思わず最後まで読んでしまった。
才能あるよ。小説家にでもなりなb
426学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 22:20:10 O
投下GJ


あと大分はうつすたの前半部は描かないのかな?
427泉こなた:2008/04/29(火) 22:32:00 0
(〓ω〓.)いやぁ、思わずないちゃったよ、本当なら自殺してるかもしれない。
428学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 22:35:52 0
>423
GJ!
間違いなく傑作だよ
中尉なんて目じゃない、本人が言うから間違いない
429学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 22:40:14 0
>>420
超絶GJっっっっ
世にも奇妙な〜で今すぐ脚本化されてもおかしくないwww
自分の周りがみんなレンタル家族だったらそりゃきついわ
発想もいいけど話の転がし方もよかった
楽しませてくれてありがとう
430学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 22:43:18 0
すごく絶賛されてるけど長くて読む気にならないので誰か漫画家してください
431学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:19:43 0
K-O764 33です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183268.png

みなさん、>>420の感想ありがとうございます

やっぱりこれ終わったら次からSSにまた再就職するよ
絵は描きたいときにまた書こうと思う
432学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:20:23 0
みゆきさんこええええええええええええええええええ
433学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:22:02 0
>>431
あんただったのかwwwwwww
434学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:28:00 0
>>433
匿名は色々便利だけどSS投下時に作者が判らないのが意外と辛い
誰か名前下さいw
435学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:33:15 0
両刀北大阪
436学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:33:41 0
七瀬留美
437学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:34:29 0
>>431
あんたかwwwww
文才もあって絵も掛けて本当に羨ましいw
438学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:36:04 0
>>431
  ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄


  ( ゚д゚ ) ガタッ      
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
439学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:45:24 O
泣けた(ノ_<)
440学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:49:51 0
>>434
レンタルマニア
441学生さんは名前がない:2008/04/29(火) 23:58:44 0
>>434
435に便乗してバイ北大阪
442学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:01:38 0
>>434
両党になんとなく便乗して

キングギドラ北大阪  語呂悪いな・・・三つ首だし・・・うーん・・・
443学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:02:07 0
>>441
アッー!
444学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:04:12 0
>>434
光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士
445学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:05:52 0
>>444
吹いたwwwww
446学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:10:49 0
エターナルフォース北大阪
447学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:14:42 0
大分可愛いよ大分
448学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:26:09 0
>>431
漫画は漫画で楽しませてもらってるが
正直SSは桁が違うわw

絵の上手い下手じゃなくて
漫画脳より小説脳が発達してるというか

いや、ほんと漫画も楽しませてもらってるけどね
449学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:26:57 0
つかさのたくらみはどうなったんだー!!!!1
450学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:48:50 0
魅力のない奴はカスである
451学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:54:02 0
そういや、ラノベ君はどうなったんだ?今日アップするとか言ってたような。
452学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 00:57:43 0
やるやる言ってやらないやつ多すぎだからな、まだ決めるのは早急だがその手合いかもしれん
昔お漏らしの作品をを漫画化するとか言ってたやついたけどそいつ全然こねーし
453学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 01:03:08 0
頑張ってるかもしれないんだからそうやって
出てきにくくなるようなこというのはどうかと思うが
454学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 01:19:03 0
ラノベ君ですが
えっとすみません。
まだ書き終わってないのです。
完結してからのせようと思いますのでもうすこしまってください。
455学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 01:25:31 0
>>454
頑張れ
456学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 01:26:34 0
ラノベ君ってなんとも言えないネーミングだなw

でも、頑張れ
457学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 01:29:33 0
>>454
頑張り乙
期待してんぜ
458学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 01:33:47 0
正直、>>420までの一連の投下を見たとき
ラノベ君が襲来したかと思った
459学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 01:33:54 0
ある日のある日常・・・。
なんら変わらない風景・・・。
それはまるで機械かなにかのようにただ平凡な世界・・・。
それが当たり前の世界・・・。
けれど、一歩・・・たった一歩道を踏み外してしまうだけで・・・。
その世界は変わってしまうのだ。
今更・・・遅い・・・か。
なにやってるんだろ・・・私。
460学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 01:48:06 0
もう一年なんだね・・・。
私は記憶を辿った。

「かがみ!」
「どうしたのこなた?」
「あのさ、パラレルワールドのラノベ貸してー」
「は?こなた頭でも打ったの?」
「ひどいな、ただ読みたいだけだよ。」
「・・・いいけど、珍しいわねアンタがラノベ読むだなんて」
「いいじゃん♪」
そのときのこなたはなんら変わりないいつものこなたにしか見えなかった。
けど、これが一番最初の発端だったのかもしれない。
しかし、私の部屋にきてからずっとラノベを読んでいるこなたはやっぱり違和感あったんだけど。
「パラレルワールドっていいよね♪」
「なんのことよ、こなた?」
「この世界の私より髪の毛がちょっと短い私が居る世界があったりするのだよ!」
「またなんかのネタか?」
「さぁねー♪」
やっぱりいつものこなたじゃない。ちょっとはラノベの良さに気づいたってことよね。
461学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:01:38 0
それからしばらくそのラノベの話をしながら盛り上がった。
こなたとそんな話ができるなんて思ってもみなかった。
気づけば外は暗くなっていて、あわててこなたに告げた。
「もうそんな時間?まだ読み終わってないよ・・・」
「その本貸してあげるから」
「ありがとかがみ。お別れのキスをー」
「Σばっ、なに言ってんのよこなた!早く帰れ!」
「照れちゃってもーかがみったら可愛いんだからー♪」
「・・・いい加減殴るわよ?」
「わ、わかったよかがみ、じゃあまた明日ね!」
「遅刻するなよー?」
バタンッ・・・。

こなたがラノベかぁ・・・。
人って変わるもんだねー。
462学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:12:56 0
こなたは死んでもこのスレはまだまだ死なん
463学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:16:07 0
翌日、私はいつものようにつかさと一緒に学校へ向かった。
やはりなんら変わらないいつもの日常だった。

昼休みにいつものようにこなた達のクラスへ行った。
「おーっす!きたわよー」
「あ、お姉ちゃん!」
「あれ、つかさだけ?ほかの二人は?」
「今日はきてないよー?」
「そう、なんだ・・・」
「どうかしたの?」
「いや、なんでもないわよ?」
「ふーん」
どうしたんだろこなたのやつ・・・。
せっかくあのときのこなたの読むペースなら読み終わってると思ったから。
別のラノベ持ってきたのに。
なにかあったのかな。
それにみゆき・・・いままで休んだことなかったのに。
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183303.jpg
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183305.jpg
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183306.jpg
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183307.jpg
こなたいじめ続きです。最後はハッピーエンドになったらいいなと思ってます。

今まで学校で描いてたんだけどなんか風邪がはやったらしくて
11日まで学校閉鎖になったみたいです
という訳でしばらくAzでいこうかなとは思ってまうs。
465学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:24:03 0
お前らのGW超大型だな
466学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:25:05 0
なんだその羨ましい学校は
467学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:25:39 0
>>464
相変わらず猫娘の多い漫画だww

い、いいなあ…
俺明日からまた学校だよ
468学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:30:15 0
放課後、気になった私はこなたの家に向かった。
・・・けれど。
「なに・・・これ」
そこにはこなたはいなかった。
いや、むしろなかったの方がただしいのかもしれない。
だってそこには・・・地面ごとざっくりとこなたの家がなくなっていたのだから。
「どういうことよ、これは・・・」
常識的に考えてありえない。
だから私は急いでこなたの電話にかけた。
けれど・・・。
『おかけになった電話番号は現在電波の届かないところにおられるか・・・』
やっぱりかからない・・・。
そうだ、黒井先生は!?
私は急いで学校へ向かった。
469学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:31:34 0
あぁ…
夏休みが短くなるぜ
470学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:44:32 0
しばらくして学校へついた私は、そのまま職員室へ向かった。
「黒井先生!」
「柊やないか、どうしたんそないに慌てて」
「こなたの家がなくなってるんです!」
「泉の家がどうしたって・・・?」
「消えてるんです、家ごときれいに」
「んなわけないやろ。冗談もほどほどに・・・」
「冗談なんかじゃないんです!」
「・・・わかった、一緒に見に行ったる。準備するからそこでまっとき」
どうにか私の必死さが伝わったのか、渋々帰宅の準備を始めた。
こなた、本当にどこにいっちゃったの!?
471学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:56:22 0
>>470
それからしばらくして黒井先生と一緒にこなたの家があった場所へ向かった。
もちろんそこには家がなくて・・・。
「なんやこれは・・・。ほんまに無くなっとる・・・」
やはり黒井先生も驚かないわけがなかった。
けれどやっぱり大人は冷静だった。
「もしもし?警察さんですか?えっとな・・・・・・」
警察に連絡し、学校に連絡。
と、対処が早かった。
それから少しして警察の人がきた。
事情を聞かれ、ありのままを話した。
けれど証拠がたりなく、ただの何等変わり無い行方不明として終わった。
その日、家に帰ってからは謂われのない涙がながれた。
とにかく泣くしかなかった。
472学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 02:59:31 0
>>471
中途半端ですみませんが身体的にきついので仮眠とります。
後日続きかきます。
すみません。
473学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:08:46 0
>>472
今後の展開の気になるところでw
乙です
楽しみにしてます
474学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:17:25 0
なんか漫画書いたんだが、スキャンできる機器がない。
どうしたものか。
あれだ、インターネットカフェいったらスキャンできるかな。
いや、あんなバイオレンスな漫画を持っていくわけには・・・
475学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:19:42 0
お前住んでるところどこだ?場所次第なら貸すぞ
めちゃくちゃ見たいw
476学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:26:12 0
めっちゃシリアスなssできた。
百合成分とかおもいっきりそういう表現あるけど。
のせてもいいかな。
百合成分いいなら早速のせる。
477学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:28:58 0
>>475
埼玉だが細かい住所のせらんないから借りるの無理でしょ。
478学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:33:56 0
>>477
場所が近かったら、どこか有名な所で待ち合わせして渡そうかなと、、、現実離れしてるかな(´・ω・`)
それに俺富山だし、無理ぽいね ごめん
まんが楽しみにしてます
479学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:35:11 0
半分ネタだったのになんか真面目に返されて
少し困った、みたいな空気を感じた
480学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:36:16 0
>>478
スキャナー安売り待機して買うかな。それまでお待ちください。
いつになるかわからないけど。
481学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:37:45 0
>>479
何言ってるんだろう、馬鹿じゃなかろうか俺死にたいな、という空気も感じた。
もちろん富山側から。俺から おやすみなさい
482学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:40:56 0
>>476に関して反応ないってことはやっぱまずいのだろうか。
漫画とともに延期かな
483学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:43:56 0
>>482
いいと思うけど。
てか以前もなかった?みゆきとこなたが付き合うやつ
484学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:44:18 0
スルーされてるという事は逆に問題ないと考えろ
SS乗せてもスルーされる可能性も否めないが
485学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 03:51:01 0
>>483
>>484
ではのせみてから判断という方向でいいのかな。
じゃあのせる。規制かからないといいけど。
486学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 04:01:37 0
「私が死んだらこの世界は終わるのかな?」
そう尋ねると彼女はいつものようにそっけなく
「さあね」
と答えた。
「アンタの世界は終わるんじゃないの?私の世界はおわらないけど・・・・・・」
そう言って触れる彼女の唇は、暖かくて少し乾いていた。
私はその唇に誘われるままに彼女の体に手をのばす。
シーツを頭からかぶってしまえば、そこは白いシェルターのようだった。
私は私の唇で、甘い吐息を漏らす彼女の唇を塞ぐ。
まるでその息をすべて止めてしまおうとでもするように。
生命を紡ぐ事をやめさせようとするように。
やかて息苦しさに彼女が喘いで、私の体を離そうとするまでそれは続く。
487学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 04:06:11 0
支援
488学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 04:11:14 0
>>486
何時の間にかまたその肌はしっとりと濡れ始めた。
私たちはそのシーツの海で溺れた子供のようにお互いの体にしがみ付く。
そして、再び私たちは深いなにかを感じ取るのだ。

 白い白い私たちの世界。
 小さな小さな私の世界。
 薄い布キレ一枚で守られた、かくも頼りなき避難所で、抱き合いながら私たちは待ち続ける。

この儚くも脆い世界が終わりを告げる瞬間を・・・・・・。

『END OF THE WORLD』
489学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 04:24:12 0
>>488
泉こなたは時間通りに目を開いた。

壁にかけられた時計が示している時間はきっときっかり六時。
ほんの数カ月前まではまだ薄暗かったこの時間。
それも最近はすっかり明るくなり、目を開く頃には部屋の中は白い光で満たされるようになっていた。
けど彼女が目を開いたのはそのせいではない。
昨夜寝ついたのがどんなに遅くても。
或いは早々に床に入ったとしても、こなたはきっちり同じ時間に目を開いた。
目覚し時計のベルの音を聞くこともなく。
階下から伝わる気配。
どこか遠くの国の開戦のニュースを、まるでスポーツ中継のように告げる興奮気味の声。
いつもと変わらない朝。
490学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 04:33:58 0
>>489
こなたはその時が来るのをじっと待った。それまではどんなことがあってもここを動いてはならない。
ベッドの中息を殺して待つことしばし、ゆっくりと階段を昇ってくる足音の後、ドアがノックされる。
「こなた、朝だぞ。起きなさい」
そして一日が始まる。
いつもと同じ一日が・・・・・・。
「おはよう、お父さん」
こなたは身を起こしながら、カーテンを開けるそうじろうに、にっこりとほほえみかけた。
今すぐにこの日常が消えてなくなればいい。
階下に降りていったそうじろうの後を見つめながら、浮かべた表情とは裏腹に心の中でつぶやいた。
491学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 04:48:32 0
>>490
「あら、かがみ、今日は早いじゃない」
かがみの母親は、すでに食卓についているかがみの姿を見て驚いたように声をあげた。
「用事があるのよ」
そうぶっきらぼうに答えながら、朝食を急いで食べた。
「かがみたら、そんなに慌てて食べて・・・・・・」
むせながら、無理矢理牛乳でパンを詰め込み流し込もうとするかがみの背中を、笑いながら母親はたたいてやった。
慌てないでと声を掛けながら、コップに入った水を差しだそうとしたときドアベルをならす音がした。
「お迎えが着たみたいね」
そういって窓越しに、外を伺った母はくすりと笑った。
「いってきます!」
そう言ったかがみを笑顔で見送った。
492学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 05:04:40 0
>>491
「こなちゃん♪」
親友の声でこなたは我に返ったかのように顔をあげた。
「つかさ?」
「次、体育だけど、どうする?」
その言葉にこなたは苦笑した。
どうしてわかってしまうんだろう。
つかさは普段は鈍いくせに、こういうところだけは何故か時々やたらと鋭い。
「今行けば昼休みまで寝られるし・・・・・・先生には言っとくから・・・・・・」
「ありがとう、つかさ」
こなたは親友に向かって礼を述べたが、申し出には首を振った。
「大丈夫。出るよ。それほどじゃないし、昼はかがみと一緒に食べる約束してるから」
かがみのクラスから校庭はよく見える。自分が体育をさぼったらかがみは心配してしまう。
「別に病気ってわけじゃないしね」
そう言ったこなたをつかさは心配そうに見つめた。
(病気じゃないから心配なんだよ)
病気なら薬や医者で治せる。
だけど、この親友の病巣はまったく別の場所にあるのだ。
493学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 05:13:01 0
男子禁制の世界観だなw
支援
494学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 05:16:51 0
>>492
「あのね、こなちゃん・・・・・・」
つかさはこなたが苦しむ理由を知っている。
けれど救うことができない。
おそらく、もし救えるとするなら・・・・・・。
つかさの脳裏に自分の双子の姉の姿が浮かぶ。
(お願いだよ、お姉ちゃん・・・・・・)
つかさは少しだけ胸に痛みを覚えながら心の中で呟いた。
「私はいつでもこなちゃんのそばにいるから・・・・・・」
胸が痛んでも。
自分の恋が叶わなくても。
「ずっとそばにいるからね」
綺麗な綺麗な、そして大切な親友。
この友情はきっと恋より大事。
私はこなちゃんが可哀相だなんて決して言わないよ。

胸の痛みをかくして、つかさは照れたように笑って見せた。
495学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 05:21:35 0
>>494
一章終わりです。
最後までできてはいるのですが
ちょっと目がつらいので、夕方くらいにまたきます。ではー。
496学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 05:23:52 0
>>495


妙にドキドキしながら読んでるw
楽しみにしてるわ
497学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 05:39:44 0
>>495


なんというか素直に期待してる俺がここにいる。
498学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 11:43:22 O
こなたは俺の蟲
499学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 13:22:49 O
それこな虫や
500お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:17:51 0
大分さんまんせー
SS書きもレベル高いし・・こりゃ、お呼びじゃない気がします

>>387続き

‥‥

かがみもみゆきもいない不思議な学校・・・
やはり二人がいないと何か違和感を感じる

「こなちゃん、どうしたの?」
「・・・なんでもないよ、そういえばさ・・」

なんとなく元気が無い私はつかさの雰囲気に和まされている
みゆきさんが休み始めて、かがみが入院したその日から
毎日の様に家に遊びに来てくれて
毎日のように電話をしてくれる

私の元気な声を聞くのが嬉しいと言ってくれる

私はそれが嬉しかった

「こなちゃん、今日も遊びに行って良い?」
「うん、もちろんだよ・・・」


501お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:18:12 0
「じゃあ、お姉ちゃんの所に行った後ですぐ行くね☆」

かがみの意識はまだ戻らないらしく
肉親以外の面会は許可されていない
本当なら親友である自分も足を運びたいのだが、それは無理と言うものだ

「そういえば、みゆきさんはどうしたのかな?」
「ゆきちゃん?さあ、風邪か何かじゃないのかなぁ?」

「・・・・・・」
「それじゃ、また後でね☆こなちゃん♪」

つかさとの会話で何か府に落ちないような
落ち着かないような、シックリこない感覚が喉の奥に引っかかるが
それが何なのか良く解らないまま時間だけが過ぎていった

数日後、そうじろうとゆたかの二人が体調不良を訴えて
すぐに救急車を呼ぶ

付き添いで医師の話を聞いていたら聞きなれない単語を耳にした

「薬物検査・・・?ですか?」

素人のこなたには解らなかったが、
二人とも顔面の神経や手足の感覚が麻痺しているのだそうだ
身体の中の機能もコントロールが効いていないらしく
いわゆる『薬物性の自律神経失調症』のようなものだそうである
二人は検査の後の即入院、検査結果は陽性
しばらくこなた一人の生活になる
502お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:18:39 0
「薬物って言ってたけど・・・・一体なんだろう?」

二人が薬品に手を出した様子など無かったし
食事はこなたが作っているので怪しい薬の混入など、まず無い

原因不明の体調不良・・・・
そういえばみゆきもそうではなかったか・・・?

自分の記憶を辿って行く
みゆきが休む前にしていた事、接触した人間、口にした物
そうじろうとゆたかへ接触した者で未だ関わりの有る者

「・・・なんて、アニメの世界だね・・・」

こなたは自分の考えを掻き消すようにして頭を振る
そんな突拍子の無い発想で友人を疑うなんて馬鹿げている
真っ赤に染まった夕焼けの空の下
小さく歩を進めていると待ち人のいない我が家が見えてきた
その門の前には大きなリボンを頭につけた見慣れた少女が立っている
503お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:18:57 0
「こなちゃん、遅かったね☆」
「つかさ・・・」

「すっと待ってたんだよ〜、皆にクッキー焼いてきたんだ♪」
「クッキー・・・」

「今日はオジサンたちはいないんだ?」
「う、うん・・・ちょっと知り合いのところに行ってるんだ」

この時、何故自分が嘘をついたのか解らなかったが
今ならその理由がはっきり解る

「・・・ふーん」

つかさの返事は冷たく、こなたは背中に刃物のような感触を感じた
暫くの沈黙が流れた後つかさはこなたに近づくと
クッキーの入った袋を差し出してきた

「今日は遅いからもう帰るね、これ渡しておいて・・・」
「・・・うん、ありがと・・」
504お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:19:22 0
ニコリと笑ったつかさの目はこなたの知っているまぶしい瞳からは程遠く感じる

みゆき、かがみ、そうじろう、ゆたか、自分とつかさ以外の人間が
何らかの形で何かの被害にあっている
こなたは身に危険を感じながらも自室で考えを整理していた

「このクッキー・・・」

そういえば・・・かがみはみゆきさんが休んだ理由を知っていた様だった・・・
その原因はひょっとしてつかさ・・?
つかさは最近みゆきさんにクッキーを焼いてきてた
そのクッキーに何か薬が入っていたとしたら?
そうじろうとゆたかの体調不良も納得できる
そして何よりかがみの事故・・・・

「まさか、本当に・・・?」

ブウウウウウウ・・・

こなたはビクッとして、手元にあった携帯電話のディスプレイを見る

『柊つかさ』
505お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:19:44 0
「誰か・・・助けて・・・」

こなたは自分の部屋でうずくまる
すでに誰も自分を助けてくれる人間はいない・・・

か弱い少女は暗闇の中で膝を抱えて自分を呪う
彼女がおびえているのは幽霊や妖怪といった類のものではない

明確につかさが犯人だと解ったわけではないが
本能が危険と言う奴を察知しているのだ

数日学校を休み始めたこなただが
つかさはそんな事お構い無しのコンタクトを取ってくる

携帯電話の不在着信は一時間で50件にのぼり
メールは延々と寝る暇もなく送られてくる
この現状が既に恐怖である

「なんで、気が付かなかったんだろう・・・」

こなたは再び顔を下に向け頭を抱えた
思い返してみれば思い当たる節は山ほどあったのに・・・
そして、その日が来た
506お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:20:08 0
ピンポーン ピンポーン
ダンダンダン! ダンダンダン!

ブウウウウウウ ブウウウウウウ

「こなちゃん!開けてよお!いるんでしょ!?」

ダンダンダン!

「なんで電話に出てくれないの!?メール見てくれてるの!!?」

「ひいいいい!?」

突然襲ってくる本物の恐怖、つかさが家の前にいる・・・
カチャカチャ・・ガキ!
問答無用でドアの鍵は壊されたようだ
つかさにそんな芸当が出来るなんて
チェーンが引っかかったドア越しにつかさの声が響く

「こなちゃん〜・・・いるんでしょお?」
507お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:20:33 0
バチン!ガキ!

どうやらチェーンも切られてしまった様だ
ドアは容赦なく音を上げて招かれざる客を受け入れる

「解った〜、カクレンボだね〜?」
つかさは泉家の一階を散策している
そうじろうの書斎、リビング、キッチンと足を運んでいる様子だ
その内、一階にいないと解ったようで階段を登る足音がした

ギシ ギシ と不快な音がこなたの部屋の前で止まる

「こなちゃん〜、入るよ〜・・・?」

ギイイと開いたドアから差し込む光を感じて
こなたは身体を小さくたたむ
508お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:20:52 0
つかさはこなたの姿を探して部屋を彷徨っている

「ベットのしたかな〜・・・・?・・・いないなあ・・・」

ベットから布団を引き摺り下ろし、こなたがいないか入念に確認する

「じゃあ、机の下・・?」

こなたは自分の心臓の音が漏れない様に胸にしっかり手を当てる

「いないね・・・」

つかさは洋服ダンスをまさぐり、こなたを探しながら
こなたの下着の匂いをかいでウットリしている

「はあ・・・こなちゃん・・・・ふう・・・こなちゃ〜ん・・・」

こなたは身動き一つせずにその光景を眺めていた
509お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:21:12 0
「はやく出てきてよ〜、こなちゃん〜」

見付かりっこない
こなたが隠れているのは本棚の裏・・・
中学時代にアニメを見ていて『敵から身を守る為の場所』が欲しくなり
なんとなく造ったヒミツの場所である
まだ一度も見付かったことなど無い

(まさか、本当に役に立つなんてね・・・・)

「うーん、ここじゃないのかな・・?」

(早く出て行って・・・・)

「こなちゃん・・・・・どこだろう・・」

部屋の外へと向かう足音は次なる場所で獲物を探す獣のように静かだ
やがてドアは閉まり、足音も聞こえなくなった
部屋の外からはと『トットット』と小走りのような軽い音がする

「・・・・ふう・・」
510お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:21:29 0
こなたは高鳴る胸を撫で下ろすと、ゆっくり音を立てないように
自分の前に詰まれたマンガの本をどかしていった

数分が数時間にも感じた恐ろしいカクレンボ
緊張しすぎて体が痛い、ゆっくり休んでいたい所だが
この家から逃げるのが先決だろう

「ふふ・・・」
「え?」

考えを巡らせていると部屋の中から笑い声がした
背中越しに感じる禍々しくも柔らかい体の感触
首筋に当たる唇からは吐息が漏れて
こなたの身体を冷たくしていく

「そんなに怖がらないでよ・・・・こなちゃん・・」
「・・・・・ひ・・」

511お漏らし中尉:2008/04/30(水) 15:22:34 0
とりあえずここまで
数時間前の良作ばっか呼んでたら意欲がなくなってきた・・・

512学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 15:53:43 0
つかさの本領発揮だなw
とりあえずお茶でも飲んで意欲を沸かせるんだ
513学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 16:01:23 O
いい所で中断するとは憎いやつめw
514学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 16:03:05 0
ここからこなた陵辱ですね、分かります
515学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 16:07:16 0


中尉の作品は他作品とベクトルが少し違うから必要だよ
俺みたいな人間の中のカスよりも数億倍
516学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 17:17:41 0
中尉は文章は糞なのに
内容が神だから反応に困る
517学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 18:03:00 0
なんという豊作…期待期待
518学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 18:21:21 0
中尉は語彙力が俺と桁違い
519学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 19:16:11 0
>>494
翌日は朝から雨だった。
雨の日は憂鬱になる。
それなのにいつもの時間に目が覚めてしまって、かがみは起き上がって窓の外を見下ろした。
「え?」
そのときの私はどんな表情だったのだろうか。
「なんで・・・・・・?」
かがみはパジャマのまま、急いで玄関の鍵を開けた。
「どうして・・・・・・」
「いつものクセで起きちゃって」
そこには傘もささずにずぶ濡れのままのこなたが立っていた。
「いつものって・・・・・・何やってんのよ!アンタ・・・・・・」
「会いたかったんだ・・・・・・」
かがみは雫の伝う頬に触れた。
それは氷のように冷たかった。
「それにしたって傘ぐらい・・・・・・んっ」
かがみの台詞を冷たい唇で塞ぎ遮る。
やがてそれを解放するとこなたは笑って言った。
「忘れてたよ」
触れた手は冷たくて、いつもは温かい唇さえ冷たくて・・・・・・。
どこかに生きている証が欲しくて・・・・・・。
「バカ・・・・・・」
自分が濡れるのも構わずにかがみはその胸に縋るように顔を埋めた。
耳を済ましてその鼓動を聞く。
520学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 19:17:07 0
そこらの萌だけのラノベよりおもしれーぞ
521学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 19:31:01 0
>>519
「濡れるよ・・・・・・」
「いい・・・・・・」
毎日会えるのに。
手を伸ばせば届くのに。
離れるのがどうしてこんなにも怖いのだろう・・・・・・。
「着替えておいで」
かがみは顔を上げた。
「ここで待っているから」
そういってこなたはにっこりと微笑んだ。
「タオル・・・・・・持ってくる」
かがみは頷いて家の中に戻った。
こなたに触れていた頬から、まるで涙のように冷たい雫が伝い落ちた。

「あれ〜、柊また遅刻・・・?」
かがみが学校に着いたのはもうホームルームが終わった後だった。
「最近調子でも悪いのか?」
クラスメイトの日下部がしたり顔で語るのを尻目に、かがみは黙ってさっさと自分の席についた。
「しっかし、柊・・・・・・どこいってたんだ?ずぶ濡れだてぜ?」
確かに日下部の言うとおり、かがみはずぶ濡れだった。
「忘れてた・・・・・・」
「え?」
かがみは濡れたセーラー服の上着を椅子の背にかけた。
「柊?」
「さすの・・・・・・忘れてた。傘」
かがみはそっと首筋に触れた。
隠れて見えない場所に残された朱印・・・・・・。
あの後、かがみは早朝の雨の河原でこなたに抱かれた。
窓の外ではまだ雨の音が響いている。
その向うに、まだ先ほどの自分たちが見えるような気がした。
かがみは降りしきる水のカーテンの奥をぼんやりと眺めていた。
522学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 19:46:00 0
>>521
午後、放課後のホームルームが終わるころになると嘘のように雨はやんだ。
「じゃ、こなちゃんの家にいこっか♪」
「え?」
「こなちゃんがラズベリーパイ焼いてくれたんだよね♪」
「なんでつかさが知ってるの?」
「それが、つかさのやつが昨日の電話盗み聞きしてたみたいで」
「・・・・・・まぁ、いいけどさ」
「ありがとうこなちゃん♪」
じゃれあいながら3人は顔を見合わせて笑った。
そのうち2人は恋人同士で。
そのうち2人は親友同士で。
そのうち2人は双子姉妹で。
そして3人の関係は、それでも変わらなくて。
ずっとずっと続いていけばいいのに。
かがみは目の前で、自分をおいてこなたと掛け合いを続けている2人を見つめて思った。
そんなかがみに気づいた恋人が、振り返って微笑む。
手を差し出され、かがみは少し躊躇いながら隣に並んでその手を繋いだ。
太陽が傾いて、世界をオレンジ色に染め上げる。
幸せな幸せな、オレンジ色の世界。
523学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 19:55:25 0
>>522
「それじゃあ、私はもう先に帰ろうかな」
帰り道、3人でこなたの家でこなたが焼いたパイでお茶を飲んで。
一しきりたわいのないお喋りで過ごしたあと、つかさは席を立った。
3人で過ごす時間は楽しい。
だがつかさもちゃんとわきまえていた。
「恋人」同士の仲に入っていってはいけない領域があると。
「また・・・・・・明日ね。こなちゃん」
帰り際、玄関先で、そう言ってつかさは礼をしていった。
また明日・・・・・・。
かがみは空を見上げた。
今朝はあんなに雨が降っていたというのに、今は嘘のように晴れている。
満天の星、星、星・・・・・・。
まるで絵に描いたような・・・・・・。
ゾクッとかがみの背中に寒気のようなものが走る。
作りものの・・・・・・ような?
心の中の、目に見えない糸に何かが引っかかっている。
「なんだろ・・・・・・」
かがみは釈然としない気持ちでもう一度空を見上げた。
524学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 19:57:46 0
>>523
えっと中断です。
友人のPCから書き込んでいたため、自宅に帰らねばならない。
というわけで、中断です。
なんというか、楽しんでいただけてますでしょうかね・・・?
なんて淡い疑問を持ちつつ・・・・・・。
ではでは。
525学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 20:00:04 0
>>524
面白い
期待してるよ
526学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 20:53:34 0
>>516
文章力も自殺スレ内だと普通かそれ以上だぞ
527学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 21:10:43 0
>>523
「かがみ」
自分を呼ぶ恋人の声に、かがみは我に返った。
玄関の扉を開けたままこなたがかがみを待っていた。
「かがみは・・・・・・もう少しいいよね」
にっこりと笑う。
いつもの少ししたたかな微笑み。
ドキッ・・・。
今朝の情事を思いだし、かがみの胸が大きく波打った。
「じゃあ、もう少しだけ・・・・・・」
こなたの腕がかがみの体をぎゅっと抱きしめる。
感じても感じても、こなたが欲しい。
満たされても満たされても、もっと足りない。
切なくて切なくて・・・。
どこか足りない・・・心も身体も。
やりきれなさで気が狂いそうだった。
呼んで。呼んで。呼んで。
名前を・・・。自分を・・・。
そして離さないで・・・例えどんなことがあっても。
例えこの世が終わっても愛しているから。
「かがみ・・・」
528学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 21:27:19 0
>>527
それに答えるようにこなたは微笑んでかがみの名を呼んだ。
その直後。
糸が切れるようにかがみの身体がこなたの胸に崩れ落ちる。
「かが・・・・・・み?」
異変に気付き、息をつきながらこなたは恋人の名を呼んだ。
崩れ落ちた身体からの反応はない。
「かがみ、かがみ、かがみ・・・・・・」
こなたは恋人の願い通り名前を呼んでその身体を再び抱きしめた。
魂がぬけ落ちたようにぐったりとした身体を・・・・・・。

先ほどまであたたかった身体が急速に冷えていく。
唇から洩れていた吐息が止まる。
「かがみ・・・かがみ・・・嫌だ。もう・・・おいていかないでよ・・・」
その瞼は閉じたまま開く様子もない。

真夜中。十二時を告げる鐘がどこか遠くで鳴っていた。

「うわあああああああっ」
冷たい恋人の骸を抱いて、こなたは絶叫した・・・・・・。
529学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 21:30:29 0
>>528
二章終わりです。
ちょっと休憩しますね。
530学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 22:55:55 0
なん・・だと・・・?
531学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:19:21 0
では、休憩中の幕間をば、勤めさせていただきますか。
昨日やっとこさ推敲終わった。需要があった長編です。長いんで、数日に分けて分割しますわ。
532そして私は無を望んだ:2008/04/30(水) 23:20:16 0
1.
 こなたは毎日巡回している掲示板のチェックを終えると、PCモニタから離れてベッドに向かった。
「そろそろ勉強しないとね〜」
 勉強とは言っても、机に向かって宿題を片付けるのではなく、寝転がりながら参考書を斜め読みするに過ぎない。
宿題などは、かがみやみゆきから写させてもらえばそれでいいとこなたは思っていた。
こなたにとって、かがみやみゆきは甘える事のできる存在であり、母親の居ないこなたはかがみやみゆきに過度に甘えてしまっていた。
彼女達に母親を投影していたのかどうかは分からないが、恋愛感情ではないにせよ友人以上の親近感をその二人には抱いていた。
 参考書の斜め読みに没頭していたこなたの耳に、不意に声が響いた。
「こなた、久しぶりね」
 ビクッとしてこなたは声のした方へと顔を向けた。その空間には、存在していてはいけないはずの人間が存在していた。
そしてその人間の顔は、いつも目にしているものだった。
鏡ではなく、写真でいつも見ている人間。写真でしかもう見ることが出来ない人間。その存在が、そこに居た。
「お、お母さん?」
「一度でいいからその台詞を聞きたかった」
 かなたは、瞳を潤ませながらこなたを見つめた。
 一方、こなたは混乱していた。無理もない、かなたは死んでいるはずだ。
死者の存在を目の前に、こなたの頭の中で今まで依存していた物理法則・数学・論理といった常識が頭の中で壊れていくのを感じる。
母親への愛情より先に、依存していたモノを守ろうとする防衛本能がこなたの頭に働いた。
「お母さん、死んだはずじゃ…。いや、本当は死んでなかったの?」
「こなた、驚かせてごめんね。神様…そうね、こなたの感覚で形容すれば神様と喩えるのが一番円滑に話が進むわね。
その神様にお願いして、こなたに会いに来たの」
「そんな話、ある訳…」
だが、こなたは既に半分は信じかけていた。あんなにも会いたかった母親が目の前に居る、
その事がこなたの常識を彼方へ追いやりつつあった。
「そうね、信じられないよね。いきなりこんな事になっても」
「それは…そうだけど」
533そして私は無を望んだ:2008/04/30(水) 23:22:21 0
でも…とこなたは頭の中で考えた。万が一かなたが死んではいなかったとして、
或いは他人の空似だったとして、こうも気配を感じさせずに部屋へ入ってこれるだろうか。
こなたは部屋のドアに目をやった。アダルトゲームをプレイする場面をゆたかに見られて以来、
部屋には鍵をかけるようにしていた。
そして、こなたは部屋に入ってきた時に間違いなく鍵をかけた記憶がある。
何より、今も鍵がかかっているのだ。
自分が鍵をかけ忘れたとしても、鍵をかける時の金属音に気付かない訳がなかった。
「信じる、べきなんだろうね」
 勿論、鍵がかかっていない時に部屋の中に予め隠れていれば部屋への侵入それ自体は可能だ。
しかし、それはこなたのスケジュールを完璧に把握している人間でなければ不可能な事。
そしてこなたのスケジュールを完璧に把握しているなら、
別に部屋に侵入せずともコンタクトは図れるのだ。
「こなた、信じてくれるのね…」
「お母さんっ」
こなたはかなたの胸に飛び込みそうになったが、すんでの所で思いとどまった。
もし、幻覚だった場合、自分は転ぶ事になるだろう。
その時に、我に返って幻覚から醒めてしまうのが怖かった。
こなたにとってはかなたが幻覚でも構わなかった。
普段架空のキャラクターに擬似恋愛感情を抱いているこなたにとっては、
今更幻覚の一つや二つに愛を抱く事など何の問題にもならない。
だが、騙されてはいたい。都合の良い幻にならいつまでも騙されていたい。
「あのね、お母さん。私、私…」
何を話していいのかこなたには分からなかった。舌が石化したように動かない。
 そんなこなたを見て、かなたは優しく微笑んだ。
「いつだって、こなたとそう君の事を見ていたよ」
「お母さん…そうだ、お父さんにも会いに行こうよ。今下に居るんだ。
きっと喜ぶよ。お父さんだってきっと信じてくれる」
「こなた、そう君には会えないよ。私、泣いちゃうから。
それにね、そう君はいつまでも私に縛られてちゃいけないと思うの。
こなただって新しいお母さん、欲しいでしょ?」
534学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:24:09 0
こなたには、かなたの言わんとしている事が分かった。ここで姿を見せる事によって
そうじろうが亡きかなたへの思慕をより深め、それが再婚への扉を閉ざしてしまう事を危惧しているのだろう。
「…私にとっては、お母さんはお母さん一人だよ。それに、お父さんだってお母さん以外の女性は
眼中にないはずだよ。少なくとも、萌えの対象ではあっても恋愛の対象にはならないはずだよ」
「ありがとう、こなた。でもね、いつまでも私に縛られてちゃダメなの。
あの人の私に対する想いは、そもそも恋ではなく呪いなの。私が、呪いをかけて惚れさせたの。
だからそう君は、私が死んだ以上その呪いから開放されなくてはいけないの。
そして…私には…罰を与えないといけない…」
「お、お母さん?」
「あっ、ごめんね、こなた。変な事話しすぎちゃったわね」
「えっと、呪いなんかじゃないよ!確かに死んだ後もこうして現れているんだから、
お母さんが魔法とか使えたとしても不思議じゃないけど…。
お父さんは間違いなく自分の意思でお母さんに惚れたんだよ」
「こなた…呪いというのは比喩。えげつない言い方をすれば、
いえ、正しい表現に直せば策略、或いは陰謀…。そういったものによって、私はそう君を」
「な〜んだ」
シリアスなかなたの声音と対照的な、こなたの明るい声が響いた。
「それって正しい表現に直せば駆け引きじゃん。恋愛じゃよくある事だよ」
恋愛経験のないこなたの発言に、どれほどの説得力があるのかは分からないが、
それでもほの暗くなりかけていた雰囲気を吹き飛ばすだけの効果はあったようだ。
「こなたは、優しい子に育ってくれたのね」
「あはは、お母さんの娘だからねぇ〜」
「こなた、そろそろ私は帰らないといけないけど、その前にプレゼントがあるの。
受け取ってもらえる?」
え?」
こなたは一瞬怯んだ。こなたの居る世界とかなたの居る世界、
物質がそもそも共通しているのだろうか。そこまで思考が及んでから、こなたは気付く。
何もプレゼントとは、有体物であるとは限らないという事を。
精神的なものであっても、それは十分に贈り物としての機能を果たす。
こなたは微笑むと、肯定の意思表示を行った。
535学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:26:11 0
「お母さんがくれるものなら、何だって受け取るよ」
こなたは期待していたのだ。かなたからの精神的なプレゼントを。
キスだろうか、握手だろうか、それとも抱擁すらも期待していいのだろうか。
 果たしてかなたはポケットから箱を取り出した。
そして、その箱にむけて願いを込めてから、こなたに手渡した。
「いいものが出ますように。はい、こなた」
「あ、ありがとう。開けてもいいの?」
精神的な物だろうと思っていたこなたは、渡された箱が物質であったことに驚いた。
「勿論」
「えいっ」
こなたは一応、かなたの許可を受けてから箱を開く。中から出てきたのは、
中央にボタンが一つ配置された円形のボックスであった。ボタンが一つしかないリモコン、
というのが分かり易い例えだろうか。ボタンは血の様に赤く、ボックスは闇のように黒い。
「こなたっ、ダメ!」
「え?ど、どうしたの?お母さんがくれるって言ったのに…」
こなたは母親の反応に対して疑問を口にした。プレゼントすると言っておきながら、
この不気味な装置を見た瞬間に顔色を変えて突然「ダメ!」と叫んだ所を見るに、
原因はこの装置にあるとこなたにも推測はついた。だが、なら何故この装置をこなたにプレゼントしたのだろうか?
「実はね、こなたへのプレゼントは私が選べるわけではないの。
ランダムに幸福を授ける物が選択される。でもね、中には代償を求めるものや、
不幸を授けるものが非常に低い確率ではあるんだけど、セレクトされる事があるの」
「その一つが…これな訳?」
「いえ、これは一応幸福を授けるものに分類されてはいるわ。でもね、
私はこれこそ不幸しか授けない物だと思うよ。これの効果はね、
『人の名前を口にした後、スイッチを押すと、その相手を自殺させる事ができる』
といういわば自殺スイッチなの」
「自殺スイッチ…」
こなたはごくりと唾を飲み込んだ。確かに恐ろしい装置だ。人に幸福を授ける物に分類されている、
それは自己にとって邪魔な人間を消す事が出来るという意味か。
恐ろしい装置にして恐ろしい思考過程。でも、恐ろしいからこそ…
536学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:27:39 0
「だからね、こなた。これは拒否しなさい。貴方には受け取らない権利があるわ。
別のプレゼントを渡す事はできないけど、これは辞めなさい」
そう、恐ろしいからこそ
「私、貰うね」
「こなた!?」
「だって、お母さんからの思い出の品、持ってたいもん。それに、こんな恐ろしい装置、使えないよ。
使わないなら問題ないでしょ」
恐ろしいからこそ使えない。だから受け取る事が出来る。
核兵器も、その威力故に使用できない。だからこそ大国同士の戦争抑止効果があるように。
「そうね…。こなたがこんな物、使う訳ないものね」
「想像するだに恐ろしいからね」
「じゃあ、こなた。また会いましょう。でもしばらくこっちに来ちゃダメよ?」
「しばらくは行かないよ。お父さん居るしね。長生きするつもり」
「ふふ。こなた、そう君をよろしくね」
かなたはその発言を最後に、姿を消した。こなたはしばらく呆然としていたが、
家の前を通った車の音で我に返った。
「夢じゃ…ないよね?」
夢や幻の類ではなかった事は、その手にある自殺スイッチが証明していた。
こなたは、自殺スイッチが入っていた箱も取り上げる。
「夢じゃ…なかったんだ」
確認するように自殺スイッチと箱を眺めていたが、ふとある事に気付く。
そう、箱の中に紙が入っていたのだ。その紙を手に取ると、無地だった紙に文字が浮き上がった。
その文字は全て、日本語で書かれていた。
「取扱説明書?一応読んでおこうか」
スイッチを押す以外の特殊発動要因でもあったらたまったものではない。こなたは念入に文字を目で追い始めた。
こなたはこの作業に没頭するあまり、そして二つの嬉しい事の故に重大な事に気付いていなかった。
 もし、死者が生者の前に現れる事ができ、なおかつ幸福を授ける物を高い確率で与える事ができるとしたら、
この世は幽霊で溢れている事だろう。だが、実際には幽霊で溢れてなどいない。もし、幽霊自身が
自己を見せる相手を選べたとしても、幽霊と会い幸福グッズを貰ったという話が巷に溢れているはずである。
しかしながら、そんな話は寡聞にして聞かない。勿論、幽霊と会った時の記憶が無くなるのであればそれでも
筋は通るが、こなたは記憶を継続させている。
 その事を、こなたは見逃してしまっていた。
537学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:28:43 0
2.
 かなたは『あの世』と形容されている世界へと帰還する最中に、
こなたとのやりとりや、そうじろうの事を思い出していた。
そうじろうと彼に惚れた女性にはすまない事をした。幼馴染の立場を利用して、
二次元キャラへと関心が向くように仕向け、そうじろうに他の女が付かないように仕組んだ。
それでもなおそうじろうに恋慕する数多の女を蹴落とす為に
多くの嘘をつき、多くの人間を傷つけ、多くの想いを陥れてきた。そして、そうじろうの周りから女性を排し、
自分だけがそうじろうの味方であるように振る舞い、そうじろうの心を縛った。
「罰を受けるのが当然ね。死後地獄にいければ良かったのだけれど」
地獄には行けなかった。確かに自分は早死にしたが、それでもなお償うには足りないと思っていた。
 それでも、かなたには思いだす事がある。そうじろうのプロポーズの言葉だ。
『お前が振り向いてくれないから、俺はこんな風になったんだ』
全て、気付いていた上での発言だったのだろうか。そうじろうは、
全て知っていながらなお、自分を選んだのだろうか。
そうじろうは自分に縛られていたのではなく、自分を許して暖めてくれていたのだろうか。
「もしそうだったとしても、私には許される資格なんて無いよ」
かなたは諦めたように微笑む。増してやもう一度会う資格なんてない、と。
 かなたはこなたの事にも想いを巡らせた。
「私の娘だとは思えないくらいいい娘だったな。そう君の子供でもあるんだから、当たり前か」
 かなたは確信していた。あのこなたなら大丈夫だろうと。
自殺スイッチなどは使わずに単なる思い出の証として所有するはずだ、と。
こなたなら真っ当に生きて幸せを掴み取ってくれる。そうかなたは信じていた。
 この点、かなたも普通の親と同様に、過度に自らの子を信じてしまっていた。
538学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:29:21 0
今日はこの辺にしておきます。それでは、よいGWを
539学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:40:18 0
ちょw久しぶりに来たらSSが沢山投下されてるw
乙w
540学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:43:09 0
次から次へと途中までのが投下されて
頭の中がごちゃごちゃしてきた
541学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:43:36 0
>>538
うわああああいいところでwww

続きが楽しみ
542学生さんは名前がない:2008/04/30(水) 23:55:35 0
>>510
かがみが狂ってこなたの家に押しかけてくるエロパロにあるSSとほとんど同じ構成だ
同じ作者なの?
543学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 00:11:51 0
>>542
なんてSS?
読んでみたい
544学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 00:32:42 0
K-O764 34です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183578.png

ひぇえ
何か凄いSSがいっぱい出てきて
つくづく自分の語彙力に落ち込むぞ

何でそんなレベル高いんだよみんな
545学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 01:16:51 0
上に逃げちゃらめぇ・・
546学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 01:23:58 0
上に逃げるのが正解だよ
嘘喰いも上に逃げてたもん
547学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 01:24:11 0
>>420>>538って典型的なラノベ文体だね。個性が無い。
妙に哲学的な主人公、助長な説明文、無茶苦茶な展開。正直文章力が高いとは思えない。
>>538に至っては推敲本当にしたのだろうか。

>>544
こりゃ転落エンドかな?楽しみにしている。
パッと見凄く見えるSSばかりだから気落ちせず頑張れ。
548学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 01:37:23 0
文章力ってSS書いてれば上がるものだろうか
549学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 01:42:08 0
是非とも>>547の文章力を見てみたいものだな
550学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 01:57:21 0
>>547はこなたなんだよ
551学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 02:01:41 O
>>547をはじめとして偉そうな奴が多いよねこのスレ
552学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 02:02:35 0
ラノベ文体も好きずきだろ。
取り敢えずかがみんなら喜んで読むだろうから問題無し。
553学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 02:05:04 0
何か違和感あると思ったら 神奈川最近見てないな
554学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 02:07:22 0
>>547
俺はラノベ自体は読んだことないのだが、
主人公が語ると読者が共感を持てるかなと思って
俺は今までほぼ全てのSSを特定された一人の視点で書いてる
確かに改めて>>420を読み直すと、
主人公が過度の情景模写や哲学的引用を使ったりするのは
変だったような気がする
まあ>>547が突っ込んでるのはそこではないかもしれないが、
もしそこなら第三者視点(読者自身の視点)としてこれから書いていくよ

あと、俺は毎回毎回書くSSがかつて無い斬新な物語に走りすぎて、
非常に超展開となってる
その点だけは俺にとっての歪んだ個性だと思うが
それが俺のSSの一番の欠点なんだろうな
まあ精一杯の努力するから

…とマジレスした
555学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 02:17:59 0
…といいつつ、いきなり文体変えろと言われても
事実上似たような文体になるのが関の山だろうな
うーむ…やはり自分の文章を貫き通すのが個性ってものかな

何言ってるんだ俺は…
556学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 02:21:22 0
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 :  :::| ::::::! !::|r''',ニニ!::::|ミ、l:::||::::::!::|:. i:: .:::::: l::::::: :::!:::. :::::: l.    l
...::  ::| ::::::レ' !:| / ,-、!:::| _l:::| |:::::::i!::. |:: ::::::: !:::i::: .:::l::::: :::::::: l::  .:i l:
::: . :::| :::::!ー!:|┴┴┴',:|´ {:| !:::::||::::|:::::::::: l::::|::: ::::l:::::::::i:::i: !:::  .:l l::
::: ::::::|::::::! "i|"" "  i!  i!  !:::| l::|i::::::::::i!::::!::::::::i!::::::::!:::l: :l::::. ::l l:::.
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::::i::::::::ハ::!              'i! i!l::::::::i! |:!|::::/ l:::::/!::/!:::!:::: ::l::: l::::::::
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::::::|::::::!                _ l/   i/  l/   l:::::::/l::l:::l:::::/:|
::::::i!:::::|、            - ' ´ __` ` ヽ        l:::::/ l::!l::!:::/:::|
::::::|i!:::|::',                           l::::/ !:l !:::/:::::|:

                楽しいかい?


557お漏らし中尉:2008/05/01(木) 03:39:58 0
うーん、色々考えさせられるコメントが・・・
>>510続き
今はまだ、夕暮れの時
外は賑わいを見せるほどに明るく
下校中の生徒が笑いあうような声が聞こえていた

声を出せば、叫べば誰かが助けてくれるかも
一枚の分厚いカーテンで仕切られた真っ暗なこの部屋ではそれも叶わない
背中から感じる寒気のするほど鋭い愛情がこなたの声帯を麻痺させていた

「どうしたの?汗びっしょりだよ・・・・」
「・・・あ・・あ・・・」

つかさは氷のような指先でこなたの頬を撫で慈しむ
反対の手はこなたの左胸にぴったりと当てられて心臓の鼓動を吟味していた
つかさの歯がこなたの肌に当たる度、首を食い破られる映像が頭を過り

「こなちゃん・・食べちゃいたい・・」
「・・や・・やめ・・」

つかさはその柔肌に一度大きく舌を這わせた後に
優しく開いた唇を近づけて歯型が付くほど牙を押し付けた

「ん・・んんん・・・・ふう・・・」
「・・・ああ・・ああああああ・・・」
558お漏らし中尉:2008/05/01(木) 03:40:37 0
喰らい付かれた獲物の肌はまるで女性が男性のそれを受け入れるように
淫らに痙攣し、痛みに振るえ、恐怖に紅潮する
やがて獣の唇は薄く滴る獲物の鮮血を味わい、妖艶な音色が闇に響いた

「・・・はああ・・・んはああ・・・」
「あ・・やめ・・やめて・・・お願い・・」

つかさは『チュピ』と液体特有の音を立てて紅く染まった唇を離す
獣の牙によって刻印を刻まれた少女の身体はだらしなく床へとへたり込む
それは逃亡を望んだ主に対する肉体の反乱
こなたの女性器からは血液中の不要物、老廃物が水分と共に流れ出していた
つまりは・・・・失禁
こなたの肉体がつかさの甘美な殺気にひれ伏した瞬間である

「こなちゃん・・・♪」
「・・・うう・・・ぐす・・」

つかさは少女の前にしゃがみ込むとその頬を優しく救い上げる
その顔は涙で濡れ、瞳は虚空を見つめていた
559お漏らし中尉:2008/05/01(木) 03:41:00 0
「私ね、こなちゃんの事が大好きなんだ・・・」
「・・・う・・」

「こなちゃんの事が好きで好きで堪らないの」
「・・・助け・・・」

二人の少女が唇を重ねた
涙は潮の味がする

「ゆきちゃんたらね、こなちゃんに近づくなって言うんだよ?」
「・・みゆきさん・・?」

「ゆきちゃんんはずっとこなちゃんの事見てたんだって・・」
「・・・え・・・」

「お姉ちゃんも私からこなちゃんを取り上げようとしたんだ、酷いよね?」
「・・そんな事・・・」

こなたの頭の中で想像が現実に結びつく
560お漏らし中尉:2008/05/01(木) 03:41:20 0
「こんなに愛し合ってる私たちを引き裂こうとするなんて・・・」

「私はゆきちゃんより、ずっとず〜っとこなちゃんの事好きなのに・・・」

「お姉ちゃんは『こなたはあんたの事なんか好きじゃない』なんて言うの・・・」

こなたは息を呑んで・・・いや、呼吸すら忘れていたかもしれない

「そんなの嘘だよね・・・?」
「・・・・・」


こなたは返事の変わりに生唾を飲んで頷いた

「でしょ☆だから、二人とも眠ってもらったんだ・・・」
「・・・・・眠る・・?」

身体は言うことを利かないが
精一杯口を動かして言葉を発する努力をする
相手はつかさ、武器も持っていないし
説得の余地も有るかも知れない、どうにかしなくては・・・
だが返って来た言葉に反応して口は勝手に動いた
561お漏らし中尉:2008/05/01(木) 03:41:41 0
「ゆきちゃんんもお姉ちゃんも魔法のお薬で生まれ変わるのを待ってるの・・・ふふ」
「・・・そんな・・・それって・・・良くないよ・・・」

「え・・・?なんで?」
「みゆきさんは親友じゃん・・かがみも・・家族なんでしょ?」

「そうだよ?それがどうかしたの・・・?」
「なのに・・そんな酷いことするなんて・・・」

「酷いこと?私が何かしたの?」
「・・・・???」

もはや常人の会話ではない
つかさの思考が理解で出来ない事がこなたの恐怖をさらに深める

「どうしたの・・・・?」
「・・そ・・・それじゃあ・・・・・」

しかし、ここで引き下がれば説得などありえない
562お漏らし中尉:2008/05/01(木) 03:42:37 0
そもそも何をしたいか解らない人間を説得するなど無理なのだが
この時のこなたはそこまで頭が回らない
湧き上がった疑問は少女の口から溢れ出た

「・・?」
「お父さんとゆーちゃんは・・・・?」

「あは♪ゆたかちゃんはね、ただ気に入らなかったの☆」
「・・・・え・・・・」

「だって私のこなちゃんといつも一緒にいるなんて許せないよね」
「・・・そんな理由で・・・・」

「おじさんは・・・・後始末かな・・・」
「・・・・後始末?」

「私ね・・・妊娠してるんだ・・・おじさんの子供・・泉家の子」
「え・・・・・」
563お漏らし中尉:2008/05/01(木) 03:44:58 0
陵辱にも拷問にもいけない流れ・・・・
構想通りな筈なのに何故だろう
残りは書き直してから載せる、猟奇すぐる
564学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 04:19:12 0
>>563
「人質の心理」でつかさに情が移ってしまい、泉家で一緒に暮らすことになるも
毒物の件がばれてつかさが逮捕され、すべてをなくしたこなた自殺っていう展開を妄想した

今は続きをwktkしている
565お漏らし中尉:2008/05/01(木) 04:58:30 0
>>564
全然おもいつかなんだ・・・

>>563
つかさは愛しそうに自分の下腹部に手を当てた

「こなちゃんは気付いてなかったみたいだけど、私とおじさんは何度も二人で会ってるんだよ?」
「・・・・そんなの嘘・・・」

「最初はこなちゃん家に泊りに来た時、おじさんから感じたこなちゃんの雰囲気に惹かれたんだ」
「・・・・・・」

つかさは頬を紅く染めて恍惚とした表情で話す

「初めてって痛いんだ・・・あの日は声を出さない様にするのに大変だったんだよ?」
「・・・・・・」

「こなちゃんがアルバイトに行ってる時とかにもこの部屋で・・・・」
「・・・嘘・・・・」

「丁度、今こなちゃんが座ってる辺りでおじさんに愛されてたんだぁ・・」

つかさの切ないため息がこなたの胸を抉る

「おじさんも私も何度も何度もこなちゃんの名前を呼ぶの・・・・」
「お父さんが・・・私の名前を・・」
566お漏らし中尉:2008/05/01(木) 04:58:50 0
「こなちゃんの下着を着た私、こなちゃんの私服を着た私、こなちゃんと同じシャンプーを使った私・・・」
「・・・・・・」

「おじさんと私はこなちゃんのアルバムを二人で見た後で沢山楽しいことするの・・・」
「・・・変だよ・・・二人とも・・」

「私の頬っぺたにこなちゃんと同じ黒子を書いたあと愛し合うのがおじさんのお気に入りなんだ♪」

つかさは嬉々として話を続けた
話が進むに連れてこなたは心が壊されていく感覚を覚える

「私のお腹にはね、こなちゃんと同じ血が流れてるの」
「・・・嫌だよ・・」

「私とこなちゃんの子供だよ、嬉しいでしょ?」

つかさはこなたを抱き寄せようとしたが、それは拒まれる
気が付けばつかさはこなたによって突き飛ばされて机に頭をぶつけていた

「嫌だ!やめてよ!!」
「・・いたいよ・・・・?こなちゃん・・」

つかさは咄嗟に頭を打った衝撃で思い通りに動けないでいた

「嫌だ嫌だ!!嫌だよ!!皆おかしいよ!!!」
567お漏らし中尉:2008/05/01(木) 04:59:24 0
こなたは大きな声で叫ぶと部屋の窓ガラスを叩き割り
比較的大きな破片を素手で掴み取った

「こなちゃん、私を殺すの?」
「うう・・・」

「お腹の子供はこなちゃんの子供、私はこなちゃんのモノ・・・」
「・・・・」

「私はこなちゃんに食べられたい、私はこなちゃんを食べたい、繋がりたい・・・」
「・・・やめて、つかさ・・・・」

「私を食べて!私を殺して!!」

いつものつかさからは想像出来ないほどの大きな声
懇願や哀願とも取れる自殺願望がこなたの心を蝕む
この女を生かしておけば自分の人生はきっと散々なものになるだろう
だからといってつかさを殺せない
父親とまぐわい、父親の子供を孕んだとしても友人であるつかさ
かがみの妹であるつかさ・・・・・完全には憎めない
568お漏らし中尉:2008/05/01(木) 04:59:48 0
それよりも今はそうじろうの娘である自分に嫌悪感を感じる

「う・・ううう・・・」

硝子の破片を握った真っ赤なその手はその切っ先を自らの喉に向けた
みゆきもつかさも、ゆたかもそうじろうも自分が巻き込んだのと同じである

「私がいなければ、こんな事にはならなかったのに・・・」

こなたはゆっくりと目を閉じる
光が消える瞬間「悪い子め」という声が聞こえた気がした

‥‥
569お漏らし中尉:2008/05/01(木) 05:00:08 0
高良みゆき、柊かがみ、小早川ゆたか
三名の少女は未だ意識が戻らず回復の見込みは無い
検査の結果、体内から大量の依存性薬物が検出された
警察側は友人の父である泉そうじろうに容疑を掛けていた

泉そうじろう
三名の少女同様に体内から依存性の極めて高い薬品に加え
大量の劇薬が検出される
娘の友人に性行為を強要したとして、被害者の家族から告訴されるが
判決を待つ事なく、まもなく死亡
上記の容疑も見送られる形となった

泉こなた
自宅で硝子の破片を使って自殺を図る
発見者は泉そうじろうのレイプ被害者である柊つかさ
ドアがこじ開けられ発見者の指紋が付いたバットなどが発見されたが
どれも泉こなたの死因には直接関係無く、謎の多い事件となった
570お漏らし中尉:2008/05/01(木) 05:00:31 0
連絡を受けて駆けつけた警察の話では、柊つかさは泉こなたの血液を摂取した・・・
つまり、飲んだ形跡があったそうだが・・・・それはあくまでも非公開であった

柊つかさはにこやかに笑っていた
それはとても清々しく、邪気の一切無い笑顔である
彼女はあの事件の数ヵ月後、両親の反対を押し切って青髪の少女を出産した
名は・・・こなた・・・柊こなたである

母親はその子供を優しく抱き上げると黒子を指で撫でながら
まるで恋人に話しかけるように口を開く

「今度は良い子に育ててあげるからね、こなちゃん・・・・」

その言葉は、娘の行く末を暗示する言葉・・・
怪物はこうして世界へと解き放たれた

END

571お漏らし中尉:2008/05/01(木) 05:03:44 0
読んでくれて有難うございます
あー・・・・不調 そもそも調子いい時なんか無いかもw
完全に駄作でした、中途半端だし
だけどお漏らししたので俺的には満足です

皆さん頑張ってください!
では
572学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 09:27:54 O
>>547
助長?
冗長じゃね?

まあそれより>>571
俺はこういう話好きだぜ
573学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 09:38:14 0
こなたさん、日本のために抗議自殺してください
574学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 09:58:06 0
中尉おつー
575学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 11:53:00 O
>>573
こなた宛に脅迫テキストと一緒に硫化水素自殺セット送った。
576学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 12:03:26 0
こなた出産・・
577学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 17:20:17 0
>>528
「こなちゃんっ!」
誰かに揺さぶられて、こなたは目を開いた。
「こなちゃん、大丈夫?」
心配そうに覗き込んでる友人の顔を、こなたは横になったまましばらくぼんやりと見つめていた。
自分は何をしているのだろう。
何をしているんだろう。

そうだ・・・・・・。彼女を呼ばなくては・・・・・・。
「かがみ・・・・・・は?」
掠れた声で、こなたはそれだけ口にした。
一瞬だけ、泣き出しそうにつかさの顔が歪んだ。
だが、そのあと無理やりつかさは笑みを浮かべた。
「大丈夫だよ。廊下で待ってる。こなちゃんがいきなり倒れたりしたからびっくりしたみたい。今は落ち着いているから呼ぼうか?」
つかさの言葉にこなたは頷いた。
「お姉ちゃん、こなちゃんが目を覚ましたよ」
ドアが開いて、入ってきた恋人にこなたは安堵したように微笑んだ。
「こなた・・・・・・」
「大丈夫だよ・・・・・・かがみ」
ベットの傍らに立ち、心配そうに自分を見下ろす恋人の頬にこなたは手を伸ばして触れた。
「こなた・・・・・・」
温かいその感触に、こなたはほっと息をついた。
「よかった・・・・・・」
そんな二人を傍らで見つめながら、つかさは意を決したように口を開いた。
「こなちゃん、まだ寝ていたほうがいいよ。いきなり倒れたんだから。お姉ちゃんのことは心配しなくてもいいから・・・・・・」
まだ、けだるさを覚えていたこなたはつかさの言葉に頷いた。
ベットに身を埋め、再び瞼を閉じる。
手だけは恋人のそれを握り締めたまま・・・・・・。
「こなた・・・・・・」
やがてその吐息が規則正しい寝息に変わった。
578学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 17:35:43 0
>>577
「もう、手を離してもいいよ。お姉ちゃん」
つかさの言葉にかがみは首を振った。
「傍にいるって、約束したもの」
かがみはそう言って、ベットの傍らにたったまま動かなかった。
「お姉ちゃん!!」
思わずつかさは声を荒げていた。
「なんでなの・・・・・・どうして・・・・・・」
「なんでって、それをアンタがいうの? つかさ」
かがみの言葉につかさは絶句した。
「なんで・・・・・・」
かがみの視線はこなたの顔を見つめたまま動かない。
薬が効いているのか、こなたが目を覚ます様子もなかった。
黙ったままかがみはこなたの寝顔を見下ろしていた。
579学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 17:36:09 0
「偽者なのに・・・・・・作り物なのに・・・・・・」
つかさは呟いてあとずさった。
かがみはそんなつかさを不思議そうに振り返った。
「どうしたの? つかさ」
かがみはいぶかしむ様に首を傾げた。
「こなたを頼むっていったじゃない?傍にいるって約束したって言ったじゃない」
「やめて・・・・・・黙れよ!」
思わずつかさは叫んでいた。
「お前なんか、本物のお姉ちゃんじゃ・・・・・・」
「本物ってなに? 私は私だよ」
かがみの瞳が蒼白になったつかさをまっすぐに映す。
「アンタが言ったんだよ。こなたを・・・・・・見捨てないでって」
酷く、悲しそうに。そして寂しそうに。
「アンタが・・・・・・私に言ったんだよ。こなたを・・・・・・愛してって」
つかさは思わず悲鳴を上げるように叫んでいた。
「ゆきちゃん!」
ハウリングのような音をたててドアが開いた。
中から出てきたのは白衣を着たみゆきだった。
580学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 17:56:32 0
>>579
「やれやれ・・・・・・。本体の調整がまだ完了していないから、これで間に合わせようって言ったのは貴方でしょう。つかささん」
そう言って溜息をつくと、みゆきはかがみの方へ向き直った。
「かがみさん、向こうで話したいことがあります。少しだけなのでいいでしょうか?」
かがみは身を竦めると、名残惜しそうに握っていた恋人の手を離した。
みゆきに肩を抱かれるようにして病室の入り口へ向かう。
すれ違いざま、かがみはつかさに向かって言った。
「私は・・・・・・私だよ。つかさ」
つかさは顔をあげた。
「こなたの中のイメージでも、つかさの中のイメージでもない・・・・・・」
かがみの瞳がつかさを見つめる。あのころと同じ、自分が、そしてこなたが愛した強気な瞳。
「まだまだね・・・・・・・つかさは」
そう言って寂しげに笑う。
「だから・・・・・・私は・・・・・・」
つかさは口を覆った。
「お姉ちゃん・・・・・・。お姉ちゃんなの?」
かがみはフッと寂しげに微笑み、みゆきの腕の中に崩れた。
「あ・・・・・・」
呆然とつかさはそれを見つめた。
「呼びバッテリーではこれが限界でしょう。所詮作り物ですからね」
みゆきの台詞を否定するようにつかさは呟いた。
「でも、お姉ちゃんだよ・・・・・・」
「つかささん?」
つかさの頬を一筋の涙が零れ落ちた。
「でもお姉ちゃんだ。あれはお姉ちゃんだよ。お姉ちゃんなんだよ・・・・・・」
つかさは半狂乱になって叫んだ。
「だって笑った。まだまだねって言った。私のこと責めてた・・・・・・。それでも偽者だなんて・・・・・・」
「そういう風にプログラムしてあるんですよ。つかささん・・・・・・」
「プロ・・・・・・グラム・・・・・・」
涙に濡れた目でつかさは友人を見上げた。
作り物の魂に、与えられた心に刻まれたシナリオ・・・・・・。
つかさは壁に崩れ落ちるようにへたり込んだ。そして再び鳴咽した。
581学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 18:10:26 0
>>580
「ですが・・・・・・本物なのかもしれませんね。少なくてもこの世界の中だけでは・・・・・・」
みゆきの声が、静かな病室に響く。
フッと自嘲的な笑みを浮かべるとみゆきはつかさの背を向け、かがみの体を抱いてドアへと向かった。
再びキーンと耳が鳴るような音がして扉が開く。
そこへと踏み出す前に、背中を向けたままみゆきは呟いた。
「私は泉さんのことは、別に可哀想だとは思いません・・・・・・」
つかさは顔を上げなかった。
「ですが・・・・・・貴方は少し可哀想だと思います・・・・・・つかささん」
そしてドアは静かに閉まった。
つかさと、眠ったままのこなたを置き去りにしたまま・・・・・・。

「可愛想・・・・・・だって・・・・・・言うの・・・・・・」
涙を流しながらつかさは喉の奥で嗤った。
「ヒドイ人・・・・・・」
その声は鳴咽と、さほど区別がつかなかった。
582学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 18:13:02 0
>>581
だんだんと真相が明らかになってきたころですねww3章終わりです。
もう終盤です。今日か明日くらいには最後まで行くと思います。
ではでは、少し休憩しますね。
583学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 18:16:07 0
イイヨイイヨー(゚∀゚)
584学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 18:28:26 0
ひゃあSSがたくさんだ
やっと追いついたぜ
585学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 18:56:48 0
いいねーいっぱいありすぎてどれがどれかわかんねw
586学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 23:01:16 0
>>582
乙。
シリアスの分類でもこういうのは初めてじゃないか?
ラストがどんなのか期待が膨らむな。

そういやラノベ君はまだ書いてるのだろうか?
俺の予想だと、ラノベクラスのを書いたと言ってみんなを釣った。
が、実際には存在せずに今必死になって書いてる・・・と。
違ったらすまん、ラノベ君よ。
587学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 23:33:36 O
>>586
随分と捻くれた考え方だな
もっと楽しくやろうぜb
588学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 23:38:10 0
ぼっちスレでかがみんの陰口大会がはじまりました
589学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 23:56:44 0
>>532-537
 次の日、こなたは眠い目をこすりながら通い慣れた通学路を歩いていた。
結局昨日はほとんど寝れなかった。説明書を読み込むのに熱中してしまったし、
嬉しい事が二つあったので興奮して寝付くことができなかったのだ。
一つは勿論かなたと出会えた事であり、もう一つは死後の世界が存在していた事である。
こなたは幼い頃から無を恐れていた。誰でも恐れるだろう、
死後思考する事も感じることもできない状態が永遠に続く事など。
そしてそれは、恐ろしいと同時に悲しい事でもあった。
自分が大切に思う人間は死と同時に消滅し、
葬式も祈りも意味をなさなくなってしまうのだから。
だからこなたは常に、幽霊や心霊写真を恐れる人間が不思議だった。
もし幽霊が存在するとすれば、それは死後無には
ならないという事。なら幽霊は本来希望であり、
決して恐怖の対象にはなりえないはずだと思っていた。
そしてその希望が昨夜降臨したのだ。全ての葬式も祈りも、意味があったのだ。
 こなたは一人ごちた。恐ろしい物を受け取ってしまったが、
その恐怖を吹き飛ばすくらいの歓喜があった。
さて、その恐ろしいものにこなたは想いを巡らせた。
昨日説明書を読んだところ、こなたが思っていたよりも面倒な機能を持っていた。
こなたは理解しやすくする為に、別紙に機能を箇条書きにしていた。それを思い起こす。

1.人の名前を発声し、ボタンを押せばその人間は1時間以上24時間以内に自殺する
2.一回に付き、効果があるのは一名まで。本人が認識しながらボタンを押した人間のみ効果を有する。
3.自殺の時間指定はできない。自殺の方法も指定できない。
4.この装置は、生者には所有者と触れたものにしか見ることができない。
5.一度押せば、効果を取り消す事はできない

590学生さんは名前がない:2008/05/01(木) 23:58:40 0
こなたは漫画で読んだデスノートや独裁者スイッチを連想した。
デスノートと違って不便だが、どうせ使わないこなたには関係がなかった。
また、独裁者スイッチの用に間違えて押してしまい、全てを消してしまうような事もなさそうだった。
「おっす、こなた」
「おはようございます、泉さん」
「こなちゃん、おはよ〜」
不意に声をかけられ、こなたは思考を中断した。
「あ、おはよ〜、かがみ、みゆきさん。それとつかさ。
今日は珍しくみゆきさん遅いんだね〜」
「そうですね。今朝はつい寝過ごしてしまいまして」
「って私達だって別に遅いわけじゃないけどね」
親友二人とのコミュニケーションは楽しかった。
他愛ない会話をしている内に、校門へと辿り着いた。
教室前でかがみと別れ、みゆき達とB組のドアを潜る。
いつもなら、ホームルーム前の空き時間はC組へ行ってかがみと会話の続きをしたり、
みゆきと談笑しているのだが、
今日は教室に着くなり机に伏せり、眠りにつく事にした。夜更かしした事が響いていたのだ。



頭に衝撃を感じ、こなたは飛び起きた。
「こら、何ホームルームの最中に寝てるんや」
こなたの頭の上から、担任の黒井の責める声が聞こえる。手には出席簿を持っており、
それて頭を叩いたらしかった。結局、あのまま惰眠を貪ってしまったのだ。
チャイムの音で起きられると思ったが、失敗したらしい。
「スイマセン、先生」
「なんや、まさか徹夜でゲームしとったちゃうやろな〜。
ゲームに興じて今日の課題忘れ取ったらしばくで」
こなたの目が見開かれる。
「なんや、そのすっかり忘れてましたって顔は?」
黒井は引きつった笑みを浮かべ、こなたの顔を覗き込む。
591学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:01:49 0
「いや、課題やってたらつい夜中までかかっちゃいまして」
こなたは掌を膝の上で握り締めながら、言葉を返した。
「ならいいんやけどな〜。世界史、楽しみやな」
黒井はそういい残すと、ホームルームの続きを始めた。その声を聞き流しながら、こなたはこの後の段取りを考えた。
取りあえず世界史が始まるまでに、かがみかみゆきから課題を写させてもらわないといけない。
いくらこなたと黒井の仲が良いといっても、いや、仲がよいからこそなるべく嘘をついている事を知られたくなかった。
昔、嘘をつき過ぎたが故に夏風邪を引いても仮病だと決め付けられ信じてもらえなかった時があったが、
あの時の悲しみはできればもう味わいたくない。

 ホームルームが終わると、こなたはみゆきの席へと向かおうとした。
課題を写させてもらうつもりでいたのだが、意外にもみゆきの方からこなたの席へとやってきていた。
「ごめんなさい、泉さん」
「え?」
「朝、黒井先生が入ってきたときに起こそうとしたのですが、私の力不足で起こす事ができず
叱られる事になってしまい…」
「いやいやいや、いいよいいよ。ほら、私って怒られるの慣れてるから」
こなたは慌てて取り繕う。みゆきのその姿勢には、本当に悪い事をしたという謝意が感じられた。
ここまで人の良いみゆきに課題を写させてくれとは、こなたにはどうしても言えなかった。
今まで別クラスのかがみの課題を写していたのも、みゆきに頼るのは罪悪感があったからに他ならない。
今日は非常時なのでみゆきに頼ろうかと思ったのだが、このタイミングでは切り出し辛かった。
「ふふ、泉さんって本当に面白い人ですね」
「いや〜、みゆきさんだって十分面白いよ〜。じゃ、ちょっと私かがみんと話があるから」
こなたはみゆきとの会話を切り上げると、C組の教室へと向かおうとした。
ホームルームが早めに終わったので、まだ一限までは少し時間があった。
課題はかがみから借りて、昼休みに写せばいいだろうとこなたは目論んでいた。幸い、世界史は午後からだ。
そう思いながら教室を出ようとしたこなたの制服の裾が、小さな手によって掴まれた。
592学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:03:24 0
「あのね、こなちゃん」
「ん?」
こなたは面倒くさそうに振り返った。平時でさえつかさと話す時間は勿体ないと感じているこなただけに、
この状況下でつかさのどうでもいいであろう話に付き合わされるのは正直迷惑だった。
「もしかして…世界史の課題やってないの?もし良かったら、私の写す?
表現とか少し変えればいいだけだろうから」
「つかさはどうして私が課題やって来てないと思ったんだろうね?」
質問に質問で返す。嘘をつかないようにはぐらかすには、この方法が最も有効であると
こなたは経験上理解していた。
「それは…」
案の定、つかさは言いよどむ。黒井との朝のやり取りと、かがみに会いに行くという事、
そしてこなたの過去の課題自力遂行率を考慮すれば、当然に導き出せる推理だろうが、
人の好いつかさに『こなたはいつも課題をやって来ていないから』という趣旨を含む発言はできないだろう。
 こなたは言いよどんでいるつかさを一瞥すると、教室を出てC組の教室へと足早に向かった。
教室を出る際に、つかさが「お姉ちゃんを頼るのは止めといたほうがいいかも」
と呟いたのを耳にしたような気がしたが、
こなたは聞き返す事はしなかった。これ以上の時間浪費をしている余裕はない。


 C組の教室に入ってすぐに、みさおとあやのと話している少女をこなたは認めた。
あのツインテールは間違いなくかがみだ。あやのも十分に個性的な髪型をしているが、
ツインテールのような思い切った髪型をしているのはかがみしかいない。
「かーがみっ」
後ろから近づいていく。
「あー、また来たのかアンタは。しかもこんな時間のない時に」
振り返りながら、かがみはこなたに応答した。
「おーすっ、ちびっこ」
「おはよう、いーちゃん」
「あーおはよー」
あやのの二人称が少しこなたの癇に障ったが、ここは笑顔でやり過ごす。
593学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:05:17 0
「で、何の用なのよ」
「C組ってさー、世界史何限にあるの?」
「あんたまさかまた…」
「2限だぞ」
かがみが何か言いかけたが、こなたの問いに対してはみさおが答えてくれた。
尤も、かがみが何を言おうとしていたのか、こなたには大方の想像はついていた。
いつものやり取りだ、ぶつくさ言いながらも結局は貸してくれる。
かがみはそういう人間だ。こなたはかがみの性格をよく理解していた。いや、性質を理解していたつもりだった。
だからこそ、今まで通りこなたはかがみに甘えようとした。
「そう?じゃあ2限終わったら課題貸してくれない?昼休みに写して返すからさ」
今回の課題は、今日の授業で提出する訳ではない。課題を黒井に見せ、
指導・添削してもらう形となっていた。その上でまた提出するというシステムだ。
だから、2限が終わった後ならかがみは貸した所で困る事はないだろう。
困る事はないはずなのだが、かがみは深くため息をついていた。
「あんたね、いつまで私に頼ってるつもり?私の写して、それで高評価貰ったとして、
私のレポートがそれほどのレベルかどうかはともかく、アンタより低い評価貰った人の気持ち考えた事無いのか?」
「え…」
明らかにいつもの対応と違う。いつも行われているやり取りは、まだ友人同士のじゃれ合いの観があった。
だが、このかがみの態度には明らかに怒りが含まれていた。
「例えばつかさはね、基本的に課題は自分でやるのよ。それなのに、
私の写したアンタの方が評価が上って不公平だと思わないか?
つかさに限らず、自分の力で頑張ったのにアンタより低い評価貰った人たちは、どうやって報われる?」
怒気を孕んだ声音にこなたは圧倒されていた。
戯れた行為や不穏当な発言によってかがみを怒らせた事は今まで何回もあったが、
基本的には怒鳴った次の瞬間には普段どおりのかがみに戻っていた。そしてそれは、怒鳴るというよりも
いわゆるツッコミに近かった。
それに比べ、今回の静かな怒りはどうだろう。その怒りはこなたの行為や発言ではなく、こなた自身に対して
向けられている。青い炎に全身を焼かれているような、青い氷で心を冷やされたような感覚が
こなたの身体と精神を駆け巡った。
594学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:06:29 0
 それでも、圧倒されながらもこなたは喉から言葉を搾り出す。穏当に済ませる為にも、
少しおどけた調子の声音を作る。
「かがみん、適当な評価が成されないのは教育システムの不備・欠陥だよ。
ほら、評価するのって教育側の仕事じゃん?私はそのシステムを上手く利用して…」
「もういい」
言い切る前にかがみは遮った。こなたは自分の策が失敗に終わったことを悟った。失敗どころか、
火に油を注いだようなものだ。怒っている相手におどけるのも責任転嫁するのも冒険だが、
友人同士ではそれで丸く収まる事がよくある。だが、それは振り上げた拳の振り下ろし先に迷った人間が
乗ってくる出来レースに過ぎない。真に怒っている相手には通用しない策だ。
「かがみ、確かに私より課題の評価が低かった人には悪い事したと思うよ。でもね、
それって逆にそういう人が多いぶんだけ、かがみが優秀って事じゃん?
だから他人の事でそんなに怒る事ないじゃん。
それにつかさは、私が自力で課題をやったとしてもどうせ私より低い評価を」
「黙れ!」
かがみが怒鳴った。いや、叫んだといった方が近い。
ツッコミのニュアンスが排除されたかがみの怒声をこなたは初めて聞いた。
それはみさおも同じだっただろう。
「あ、柊ちゃん、もうすぐ先生来る時間だから…」
あやのが宥めるように割って入った。
「そ、そうだな。ちびっこもそろそろ自分のクラスに帰ったほうがいいぞ。
ここの教師は時間に厳しい人が多いからな」
みさおも、この空気に耐えかねたのかこなたに帰るように促してきた。
 実際、引き際だろう。あやのやみさおの言うように1限目の時刻が迫ってきていたし、
何よりかがみの怒声がクラス中の注目を集めていた。
「う、うん。そうだね。戻るよ」
こなたは素直に引き下がった。クラス中の好奇の目を集めながら、ドアに近づいていくその足取りは重かった。
 こなたはC組を出ると、ためいきを一つついた。課題を写させてもらう事ができなかった事より、
かがみの態度がショックだった。信じていた者に裏切られた悲しみが、こなたの小さな身体を貫いていた。
勝手に期待して相手が期待通りに動かなかった事を、裏切りと表現するのは自分勝手ではあるが、
その事を考える心の余裕は今のこなたにはない。かがみの拒絶を、信頼に対する裏切りだと認識してしまっていた。
595学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:07:29 0
今日はここまでにしときます。では
596学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:08:20 0
続き再開しようとした同じタイミングで来るとはw
待機。
597学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:10:43 0
と、思ったら終わったぽいww
休憩終了
598学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:12:15 0
あ、長レス使って悪いね。どうぞ、後は気兼ねなく
599学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:12:37 0
・・・の前にシャワー浴びてくるわ
600学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:15:39 0
(≡ω≡.) 600げっと。さてぼっちスレでかがみんを叩いてくるか
601学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:33:18 0
こなかがスレに早速貼ってるヤツがいる
ここも人間の屑住民スレになったね
602学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:34:41 0
向こうのスレ住人だけだろ
メインスレにも画像貼ってた馬鹿いるし
603学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:36:06 0
>>581
暗い部屋。
壁一面には地図が映し出されていた。
日本の関東に位置する。埼玉。
その一部が赤く反転していた。
部屋の中には無数の気配が蠢いている。
「データが足りないな・・・・・・」
その中の一つが呟いた。その声に反応するようにいくつかのパネルが開く。
「かといって、これ以上ラボの規模を広げるわけにもいかないだろう」
そのいくつかが、別なデータによって掻き消される。
「第一あの地層からは、これ以上のデータは見つからないとされている」
その声に、溜息をつくように別の声が呟いた。
「報告ねぇ・・・・・・」
ピッと音がして、大きく一人の少女の写真が映し出された。
部屋の中が一気に静まり返る。
「まだ肝心の『柊かがみ』が見つかっていないのに?」
「無理ですよ! 地域と時代を特定されている他の人物からの復元はともかく・・・・・・」
その中の一つが荒々しく叫んだ。
「あの時代に何十億人いたと思ってるんです?」
604学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:37:26 0
みゆつかにも貼ってるなw
605学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:37:28 0
606601:2008/05/02(金) 00:43:12 0
誤爆
どこにかは分かると思うのですまソ
607学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:53:24 0
K-O764 35,36です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183837.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1183838.png

>>601
こなかがスレではスルーの方向になってるみたい
608学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:55:36 0
前がみえねぇ懐かしいな
609学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 00:59:41 0
>>603
その台詞を制するように、もう一人の声がそれを遮った。
「その何十億の人間の、たった一人の生き残りである『泉こなた』が、唯一欲してる人間なのだよ
だからこの研究を完成させるためにはどうしても必要なんだよ」
その言葉に気配達は一斉にどよめいた。
「『柊かがみ』の遺伝子は早急に見つけてくれ」
「わかった」
言い争いがあった後、みゆきがそこへきた。
「『柊かがみ』の方ですが、やはり起動時間が十八時間を越えると問題がでてきます」
「今回のように泉さんの目のまえで倒れられては、記憶を消しても精神的に影響を与えるかもしれない」
「夜の十二時前には家に帰らなくてはならないようなプログラムに書き換える必要がありますね」
それを聞いて誰かが答えた。
「まるでシンデレラだな」
そう言った気配の方を向いて告げた。
「もう泉さんは気づいているのかもしれません」
そう言ってみゆきは部屋を出ていった。
610学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 01:17:30 O
>>607
顔ww
611学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 01:19:40 0
呼んで。
呼んで。
呼んで。

この世界のどこにいても、私には聞こえるから・・・・・・。

夜中、別れる前の晩、少女はこなたにそう言った。

「かがみを手放せば、世界が終わってしまうような気がするよ」
そう言ってこなたは少女に口付けた。
「さあね」
いつもの笑みを少女は浮かべた。
「世界ってどこからどこまでのこと?」
こなたを見つめて少女は言った。
「終わらないわ・・・・・・。たとえ人類が滅びても、地球がなくなっても、私やアンタが死んでもね」
それは酷く客観的で、そして酷く主観的な意見だとこなたは思った。
「それって私やアンタが死ぬだけなんじゃない?」
それでも呼んでほしいと少女はねだった。
だからこそ呼んでほしいのだと・・・・・・。
「かがみ・・・・・・」
願い通り呼ばれて少女が嬉しそうに微笑む。
「アンタが呼んでくれれば、私は存在できるよ。たとえ世界が終わっても・・・・・・」
この世のどこにもいなくなっても。
「アンタが呼んでくれるなら、それが私だもの・・・・・・」

そして少女はこなたの前から姿を消した・・・・・・。
612学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 01:28:50 0
>>611
・・・・・・。
「夢?」
朝きっかり六時。
泉こなたは目を覚ました。
「あ・・・・・・」
枕には涙の沁みが出来ていた。
泣きながら目を覚ますのは何年ぶりだろう。
悲しい夢でも見たのだろうか?
楽しい夢でも見たのだろうか?
それは、そこから離れたくないと、流した涙なのだろうか・・・・・・。
夢の内容は覚えてはいなかった。
こなたは頬を伝った涙を手の甲で拭った。
「こなた、時間だぞ!起きなさい」
父親がいつものようにノックする。

「おはよう、お父さん・・・・・・」
613学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 01:41:20 0
>>612
いつもの朝。
けど・・・・・・。
戻ってきたくなかったんだ。
きっと・・・・・・。
この世界へは。
何故かこなたはそう思えてならなかった。
だけど・・・・・・。
ここ(現実)にはかがみがいる。
いや。
ここ(現実)にもかがみがいる。
「かがみ・・・・・・」
こなたは恋人の名を呼んだ。
どうしてこの世はかがみと自分だけで完結しないのだろう。
恐らく・・・・・・先ほどみていた夢のように。
かがみのいない終焉が、死ぬよりも恐ろしい。
そんな恐怖に苛まれながら、始まる一日。

いっそこの世界が終わればいい。
かがみのいない未来が存在するならば・・・・・・。

こなたは呪詛のように、心の中で呟いた。
614学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 02:01:27 0
>>613
「おはよう、かがみ」
「おはよう」
いつものように迎えにきた恋人に、かがみはそっけない調子で挨拶を返した。
「どうしたの?」
「なんでもないわ・・・・・・」
かがみは慌てたように目を逸らした。
「もしかして、またおはようのキスして欲しかった?」
その台詞にあきれたように、だが少し顔を赤らめてかがみは言った。
「アンタって奴は朝っぱらからなに考えてるんだか・・・・・・」
「かがみのことかな」
こなたはさらりと呟いて微笑んだ。
「・・・・・・」
今度は真っ赤になって絶句するかがみに、更に畳み掛ける様にこなたは言った。
「かがみのことしか考えてないよ。ずっと・・・・・・」
「バカ・・・・・・そんな恥ずかしいこと・・・・・・んっ」
こなたはかがみの言葉を遮る様に唇を重ねた。
ずっとそばにいてもいい。
ずっと愛し合ってもいい。
そんな証がもしもあるのなら・・・・・・。
「かがみ?」
「なんでもない。もう行きましょう?」
そう言って歩き始めたかがみの後姿を見て、こなたは少しだけ寂しげに微笑んだ。
615学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 02:07:01 0
>>614
短いっぽいですが4章終わりです。
いよいよ次で最終章です。
たぶん最後が一番長いはずです。
なので一旦休憩いれます。
616学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 02:09:55 0
乙〜ガソバレ!
617学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 02:12:18 0
>>607
顔がw
618学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 02:17:50 0
>>615
おつ〜
最後まで頑張って


>>553
神奈川氏最近見ないなー
徹底的にこなたを落とす作品も半々ぐらいで見たい
619学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 07:45:17 O
神奈川ほどこなたがイラッとくる作品をつくるのはなかなか難しいww
620学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 08:15:42 0
ぼっちと違い、こっちは平和でなにより
621学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 11:32:36 O
立場逆転ワロタ
622学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 11:44:02 0
>>1お前頭おかしいんじゃねーの死ねよ
623学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:00:43 0
↑こなた
624学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:10:15 0
>>622
こなむし
コナムシ
こな虫
こな蟲
青虫
青蛆
毛虫
625学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:37:39 0
最期が夢オチだろうと死ねよ
基地外どもが死ね
626学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:38:33 O
こなたサワー「私はぁ!貧乳でぇ!!ステータスでぇえ!!希少価値なんだよぉお!!」
627学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:43:18 0
うっぜーんだよボケ
らきすたを冒涜すると死ぬぞお前
628学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:43:29 O
>>622
こなた乙
629学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:43:51 O
>>627
荒らしは帰れ
630学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:46:45 0
こなた>>>>>>>>>他

これ以外は認められない
ヌルーシュ厨みてーな奴らだなキモイ
631学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:49:31 0
   ┃      
   ┃ 
  (≡ω≡.)
   U U 
   UU   
632学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 12:51:11 O
>>631
こなたが逝ったか
633学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 13:35:47 O
「もう、耐えられないよ…」
「毎日、毎日…」
「楽しいのかな、3人は…」
やって!やって!やって!……
あはははははは!
「もう1年だよ」
「365日だよ!?」
「1日も休まずだよ!?」
「もうたくさんだ」
おもしろいよね〜
楽しいですね♪
「私が私であるうちに…」
「…死のう」

「しんのすけ〜何故しんじゃたのよ!」
「しんちゃん…」
「野原さんは何故こうなる前に相談してくれなかったのでしょうか?」

634学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 13:43:01 O
なにこれw
635学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 14:06:01 0
しんちゃんイジメスレって1年ほど前に観た気がする
確か無職の設定だったかなw
636学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 14:07:22 0
>>615
さて、最終章に取り掛かろうかと思いますww
637学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 14:07:47 0
お前ら新参には優しく教えてあげろよ
このスレはネタだから
638学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 14:12:19 0
もしかして…メモ帳からペーストじゃなくて、執筆と投稿を同時にやってる?
639学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 14:12:54 0
どうでもいいからsageような
640学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 14:27:59 0
>>614

みゆきはこの世界をラボ(研究所)と呼ぶ。研究のために、2007年の埼玉県だけを精密に復元した世界だ。
『彼ら』にしてみれば、この考えられないような規模の箱庭も、ただの一室の研究室に過ぎないのだろう。
それどころか、モルモットを入れた小さなケージとしか思っていないのかもしれない。
『彼ら』が地球にやってきたときは、もうすでにそこは原始植物と一部の下等生物しか棲まない惑星だったらしい。
地表は殆ど海で覆われ、大地は深い氷の底に沈んでいた。
その底に知的生命体の遺跡を発見したとき、彼らは狂喜したそうだ。
それもそうだろう。何億光年という広大な宇宙を超えて、はじめて見つけた『研究対象』だったのだから・・・・・・。
その遺跡を調べていけば行くほど、『彼ら』はそこに棲んでいた人間という生物の不可解な生態に夢中になった。
文化・技術・精神・・・・・・。
たった二、三千年の歴史の中で、それらが地上に積み上げてきたものは実に興味深いものだった。
人間の独自の歴史でいう2007年という年に、その人類は何らかの理由によって一瞬にして滅亡した。
当時いくつかの国家に分かれていたその中の最大にして、最強の国が行き過ぎた兵器開発をし、その使用方法を誤ったという説が有力だ。
だが、何せ余りに予想外に一瞬で全世界をそれが消し去ってしまったために、データが残っていないのだ。
だが、それ以前については、『彼ら』は遺跡から実に正確な情報を読み取ることができた。
『彼ら』は精神エネルギー、つまり思念を遺跡から抽出する事に成功した。『彼ら』は人間を知りたがった。
そして知れば知るほどそれに愛着を覚えた。そしてついに思いついたのだ。

それらを、滅びる前の姿のままに正確に復元させることを。
641学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 14:30:53 0
>>638
えっとですね、作文用紙なんですよね、書いてあるやつ。
思いつきで作文用紙にえんぴつで書いたのでPCにデータがないんです。
だからPCのメモ帳じゃないので、いちいち入力せねばならないのですよ。
642学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 14:44:59 0
>>640
そのきっかけとなったのが一人の人間だった。その人間は奇跡的に、そのままの姿で保存されていた。
地表が現在のように深い氷に閉ざされる前から、凍てついていた世界、北極圏で、墜落したと見られる旅客機の中からそれは発見された。
数百人の乗客の中で、ただ一人、まるで何かに守られるかのように彼女一人だけが無傷で氷の下に眠っていたのだ。
『彼ら』によって、「泉こなた」は数億年の時を経て、再び息を吹き返した。『彼ら』はこのたった一人の残された人間を溺愛した。
そして、『彼ら』は、こなたの為だけに世界を与えたのだ。
研究・・・・・・という名目をつけて・・・・・・。

『彼ら』は実態をもたない生命体だった。
正確には数億年という宇宙の旅をするために、その実体と精神エネルギー、つまり思念を切り離したのだ。
『彼ら』が実際に実験に参加したり、干渉したりすることはできない。
その代役として、『彼ら』は、その地表に残された思念と遺伝子から復元されたこなたの周囲の人間に、その役目を委ねた。
その当時一番こなたと深く関わりを持った人間たち・・・・・・。
陵桜学園の生徒を自分たちの代役にしたのだ。

『彼ら』はこなたを愛した。
こなたのために全て与えた。
親友も。
家族も。
恋人さえ。
643学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 14:57:46 0
>>642
「お姉ちゃん・・・・・・」
あれは本物のかがみではない。『彼ら』はかがみだけは復元できなかった。
遺伝子も、残留思念も見つけ出すことが出来なかったからだ。
あれは、こなたのイメージの中の、こなたの望むかがみだった。
だから悲しくない。悲しくなんかない。
あれは本物のかがみではないのだ。本物であるはずがない。
つかさは自分に言い聞かせるように思った。

「お姉ちゃん・・・・・・」

世界が終わったあの瞬間に、恋も終わればよかったのだ。
「こなちゃんのとこ、行ってあげてよ」
世界が終わる前・・・・・・人間が滅びる前の晩。あの前の晩、つかさがそう言うとかがみは悲しげに、そして怒ったように頷いた。
その時は恋より大事だと思ったのだ。
儚げで、綺麗なこなたが好きだった。
可哀相なこなた。
寂しがりやのこなた。
自分のほうが恵まれてるなんて思い上がっていた。
だからかがみ自身が、何を望んでいるかさえ知ろうともしなかったのだ。
644学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 15:16:26 0
>>643
だから・・・・・・。
「消えてしまいたい」
最後にかがみは小さくつぶやいた。
「私はもう消えるわ。アンタ達は勝手に自分の望む私を呼べばいい・・・・・・」
「つかさ・・・・・・私が何が欲しかったかわかる?」
つかさは黙って首を横に振った。
今ならわかる気がする。かがみが何を欲していたのか。

もう消えるとかがみはつかさに告げた。
最後に思い出したように、つかさを振りかえって笑った。
「みんなで海外くらいは、行ってみたかったかも」
それがつかさが聞いた、かがみの最後の台詞だった。
「みんなで・・・・・・。それは親友として・・・・・・だよね・・・・・・」
もちろんこなちゃんも・・・・・・。
かがみは親友としていたかったのだ。こなたでさえ。

「海外・・・・・・か」
今となっては海外どころか、首都の東京さえないのだ。
そしていくら『彼ら』がしらみつぶしに捜しても、かがみは永遠にみつからないだろう。
『彼ら』は残った「思念」と「遺伝子」という媒体で人間を復元する。
かがみの心は消えてしまった。
私が消してしまったのだ。
こなたへの恋愛感情と、かがみ自身の願いの間で揺れることに耐え切れずにかがみは、自分の心を消してしまったのだ。
それの後押しをしてしまったのが私・・・・・・。
残されたのは、私と、こなちゃんの想いだけ。
だからもうこの世に本物のかがみを復元することは出来ない。
この世界はこなちゃんのためだけの世界だから。
こなたのためだけのかがみしか存在しないのだ。
645学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 15:25:21 0
>>644
小さな小さな偽者の世界。
脆い、想いだけで作られた世界。
その中で、偽りの幸福を与えられたこなた・・・・・・。

彼女を、可哀相だなんて思わない。
少なくても・・・・・・今の自分よりは。
だが、それでも選ぶ権利だけは与えられていなければ酷すぎると思った。
だから、話そう。全てを。本当の真実を。
今から自分がやろうとしていることは、残酷なことなのかもしれない。
それでもやらなくてはならないとつかさは決意した。
何故なら・・・・・・。
もう、世界は終わっているのだから・・・・・・。

つかさはポケットから携帯をとりだした。
発信の合図とともにディスプレイに相手の名前が表示される。
「泉こなた」。
それを目で見て確認すると、こなたが通話のボタンを押した・・・・・・。
646学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 15:36:58 0
>>645

通話が終わった時、もう携帯電話の充電は切れかかっていた。
こなたは携帯の電源を切ると、ベットの上にそれを放り出して自分も仰向けに寝転んだ。
白い、白い天井が見える。殆どなんの模様もない白い天井。
あるのは微かな塗装の斑と、薄い、ほのかな沁みのようなものだけだ。
だが、それを覚えているとかがみは言っていた。
はじめて自分に抱かれた日、かがみは耐えるようにそれをずっと見つめていたのだ。
自分の肩越しに・・・・・・。

こなたは通話中、つかさの話を聞きながらずべてを思い出していた。

自分に抱かれながら、かがみは何を思っていたのだろう。
誰を想っていたのだろう。
抱かれながら、悲しいほどにかがみは強請った。
名前を呼んで欲しいと・・・・・・。
本当は誰に呼んで欲しかったのだろう・・・・・・。

電話を切るとき、つかさは「ごめんね」と一言呟いた。
あれは自分への謝罪だったのだろうか。
それとも・・・・・・。

呼んで
呼んで
呼んで・・・・・・。

かがみの声が、こなたの中でリフレインする。
自分たちは全てを間違っていたのだ。
647学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 15:48:20 0
>>646

三人でずっと居たかった。恋よりも大事だと思っていた。それはかがみの願い。

こなたを愛していた。けれど姉のこなたへの想いを知ってしまった。
だから、こなたを向くように姉に願った。それはつかさの願い。

けれど、私は何を願っていたのだろう。かがみが欲しかった・・・・・・?
間違いではない・・・・・・。けど、違う。
つかさの願いを聞き入れてかがみの願いに気づかなかった。だから、かがみの心は消えてしまった。
本当の自分の願いはなんだったのだろう・・・・・・。わからないまま・・・・・・。

想いだけが形作る世界の中で、かがみだけが偽者だった。
つかさの話を聞いて全てを思い出して、この世界の違和感と嫌悪感の理由に、こなたは初めて思い当たった。

この世界が終わればいい。
ずっとそう願っていた。
祈っていた。
かがみを抱きながら。
かがみの声を聞きながら。
かがみと自分だけで完結する世界の終焉を望んでいる・・・・・・。
この作られた世界で、きっとかがみもそう・・・・・・。
この世界のかがみはきっと終焉を望んでいる。
648学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:01:08 0
>>647

その時、玄関のチャイムが鳴り響いた。
こなたは自嘲的な笑みを浮かべた。それを鳴らした主はわかっている。
ここはそういう世界なのだ。

こなたはゆらりとベットから立ち上がって階下へ降りていった。
父親の気配も義妹の気配もすでにない。
こなたは玄関のドアをゆっくりと開いた。
「ようこそ・・・・・・」
そこには誰よりも愛した恋人が立っていた。
こなたは少し微笑むと、部屋へと招き入れた。

全てが終わる場所に、こなたはやはり自室のベットの上を選んだ。
白い白いシーツの上に全裸のかがみを横たえる。
その身体に自分も生まれたままの姿になって覆いかぶさりながら、こなたは想いをこめて囁いた。
「愛してるよ・・・・・・かがみ」
「私も・・・・・・」
そう答える声が痛い。
苦しげに歪んだこなたの顔を、包み込むようにかがみは腕を伸ばした。
「私は、こなたを愛しているのよ」
少し、悲しげにかがみは呟いた。
そしてかがみはこなたの背中に腕をまわした。
「愛しているわ・・・・・・」
ずっと、ずっと、ずっと。
「こなたの傍にいる・・・・・・」
その腕の中でこなたは堪えきれず鳴咽した。
「だから、呼んで・・・・・・こなた」
649学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:06:02 0
>>648

呼んで。
呼んで。
呼んで・・・・・・。

求めて。
求めて。
求めて・・・・・・。

「かがみ、かがみ、かがみ・・・・・・」
こなたは涙を流しながら少女を抱いた。
それは本物だった。
この世界では本物だった。
少なくても・・・・・・このときのこなたの想いの中では・・・・・・。

もうそれだけで満足だった。

「証なんていらないよ・・・・・・かがみ・・・・・・」
こなたはかがみに口付けた。
そしてかがみの居ない未来も要らない。
欲しいのは終焉。
かがみとともに迎える最後・・・・・・。
偽りの永遠など、欲しくないのだ。
650学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:08:44 0
ざわ・・
651学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:12:33 0
>>649
真夜中を告げる鐘が鳴る。
腕の中の恋人の身体がそれが合図のように崩れ落ちた。
最後にもう一度だけ、こなたはそのもう吐息を紡がない唇に口付けた。

机の引き出しから瓶を取り出す。それはもうずっとこなたが隠し持っていたものだ。
つかさに真実を告げられるずっと前から、こなたは終焉を望んでいたのだ。
恋人の身体を横たえて、自分もその隣に横になると、こなたは一気にそれを煽った。
そして静かに瞳を閉じた。
恋人のもう冷たくなった手を握り締めて・・・・・・こなたは永遠の眠りについた。
652学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:23:20 0
>>651
モニターからは点滅が次々に消えていた。
「この分ではもうつかささんも消えているでしょうね・・・・・・」
みゆきは静かに呟いた。
『彼ら』はこなたの自殺を知ると慌てて復元を要求してきた。だが、みゆきは首を横に振った。

「無理ですよ。泉さんは自分で自分の心も消してしまった」
心と身体がなくては、人間は存在できない。
どんなに精密に身体を作り上げても。
どんなに正確な記憶を再現してインプットしても。
心がなければそれは人間とはいえないのだ。

人類自身も、その拙い研究で永遠の命を夢見た。
クローンという、新しい容れ物を遺伝子によって再現することによって。
もう一度死んだ人間を生き返らせようと試みた。
だが、ついに世界が終わるまで、それが成功したという証明は為されなかった。
恐らく、あの時世界が終わらずに存えたとしても、その試みは永遠に成功しなかっただろうとみゆきは思う。

人は「想い」で生きているのだ。
それは決して一人の想いではない。
その時代に生まれて、そして誰かと出会って、その時に過ごしてはじめて「生きている」といえるのだ。
653学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:24:12 0
>>649
>少なくても
少なくとも、だよな?
654学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:34:27 0
>>652
たとえたった一人その想いを、再び蘇らせた「容れ物」に注ぎ込まれたとしても、生きかえったといえるのだろうか。
世界は世界ごと生きているのだ。

みゆきはモニターのスイッチを切った。
「『人間』は与えられた箱庭で生きていけるほど、単純な生き物ではないのですよ」

人間の生きていた時代は終わったのだ。
作り物の世界では人は生きていけない。
欲しいものだけを与えられては満足しない。
偽りの世界では、少しずつ、少しずつ、その違和感に耐えられずに壊れてゆくのだ。
「心」が生きていけない世界なら、いっそ消えてしまうことを望むから。

「後はあなたがたの望む世界を勝手に作って遊んでください。私たちはモルモットにはなれません」
そう言って、みゆきもポケットから取出した銃で自分の頭を撃ち抜いた。

消えてしまった想いを抱いて再び水の星は、永い永い眠りについた。
誰かが死んでも世界は終わらない。
星が滅んでも世界は終わらない。ただ「その世界」が終わるだけ。
だが、終わってしまった世界は取り戻すことは出来ないのだ。その変わり新しい世界がどこかで生まれる。

別の「想い」を抱いた、新しい世界が・・・・・・。

〜fin〜
655学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:41:52 0
>>653
指摘ありがとうございます。たしかに少なくとものほうがいいですね;;;

>>654
最終章終わりです。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
なんというか、難解なストーリーになっていますが、楽しんでいただけましたでしょうか。
今回は、「作り物の世界の中のこなた」というのがテーマでした。
書き始めた時、こなたが偽者かかがみが偽者か迷ったのですが、こういう形で落ち着きました。

なにか意見や感想をいただけると、とてもうれしいです。

ではでは。
656学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:45:42 0
>たしかに少なくとものほうがいいですね;;;
いいですね、じゃなくて「少なくとも」と「少なくても」は使い方も意味も違う
657学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:46:47 0
話自体はGJだが、>>653で指摘されてたような、
微妙な表現の間違いやテンポの悪さにつまづいた

内容は俺みたいな素人がケチ付けられるレベルじゃない
658学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:47:15 O
>>655
リアルタイム読了!乙!
659学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 16:47:50 0
>>656
そうでしたか・・・。すみません。最後の最後でなんかミスってしまったようで;;;
660学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 17:01:27 0
>>655
君はセカイ系SSに向いてるのかもしれないな
何分文章が綺麗だ
661学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 17:06:22 0
これはまとめサイトにのせたい・・・・・・が。
携帯から見てる俺には不可能だ・・・・・・。
だれか頼む・・・・・・orz
662学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 21:31:48 0
忘却の泉家
ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib024058.jpg

漫画ってうまくいきませんねw
663学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 21:36:34 0
もうすぐこなたの誕生日じゃないか?
664学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 21:40:54 0
違うよ、28日は俺の誕生日だ
665学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 21:41:36 0
ということは>>664は俺の嫁か
666学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 22:00:52 0
>>664を自殺させる方法を考えるww
667655:2008/05/02(金) 22:18:21 0
表現のミスや言葉の些細な使い方に気を付けながら次の作品を書きますかねw

このssが初めて書いたものなので、完璧なものでないのは当たり前ですね。
感想ありがとうです。
次はまた変わったものに仕上げようと思います。
また、例のバイオレンス漫画も早めにup出来たらなと思います。
668泉こなた:2008/05/02(金) 22:22:18 0
(〓ω〓.)(・・・。)
669学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:08:08 0
>>589-594
4.
 こなたは1限目の授業を体調不良という名目で休むと、図書室で世界史の課題作成に取り掛かった。
みゆきに1限目担当の教師に対する言伝は頼んでいた。その際、つかさが何か言いたげにしていたが、
こなたは目も合わせようとはしなかった。
 みゆきやつかさに課題を借りようとはこなたはしなかった。
朝は深く考えずにみゆきから課題を借りようと思っていたが、
今になって思うとこなたは頼まなくて正解だったと判断していた。
こなたが黒井に対して「課題をやってきた」という趣旨の発言をした時、
クラス中の生徒は聞いているはずなのだ。
当然、みゆきもその中に含まれる。そのみゆきの前で、こなたは嘘つきになりたくなかった。
信頼を壊したくなかった。かがみと気まずくなった以上、親友と呼べる友人は最早みゆきだけだ。
それに、信頼を裏切った者がどういう風に思われるか、こなたは身をもって知った。
今のかがみに対して抱いている感情を、万が一にも万分の一でもみゆきが自分に対して持つのが怖かった。
だから、みゆきの前では誠実な人間でありたかった。
 そしてつかさに至っては、どうしても頼りたくなかった。こなたのプライドがそれを許さない。
「そこまで落ちるつもりは無いからね〜」
こなたは独り言を呟くと、資料に目を落した。



 1限目の授業が終わる間際に、こなたは課題作成を終了した。もっと時間をかけたかったが、
休み時間にみゆきが図書室に来ると言い訳が効かなくなる。
不完全であっても取りあえず終わらせれば嘘を言った事にはならないと、
こなたは自分に言い聞かせると、図書室を出て自らの教室へと向かった。
 教室につくちょうどその頃に1限目終了を告げるチャイムがなった。
こなたは教室に入ると、教室を出ようとしていた
教師に一礼し、席に向かう。だが、その途中でつかさに声をかけられた。
「あのね、こなちゃん。朝、お姉ちゃんから何か言われなかった?」
白々しい、とこなたは心の中で思った。朝のつかさの態度を思い返せば、
つかさがかがみの態度を予見していた事は明白だった。
670学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:10:06 0
「知ってたんでしょ?だから朝かがみの所へ行くのを止めたんでしょ?」
「そ、それは…」
「なんで教えてくれなかったの?かがみがあんな態度を取るってことを」
「え、お姉ちゃんに何を言われたの?そんなにきつい事をお姉ちゃん言ったの?」
「何を今更知らない振りしてるの?」
「私は、昨夜お姉ちゃんがこなちゃんから宿題見せるよう頼まれてももう見せない、
って言ったのを聞いただけだから。
あ、でもね、その原因は私にあるっていうか、悪いのは私だから。お姉ちゃんの事、嫌いにならないでね?」
つかさの様子を見る限り、かがみがこなたに対してああも敵対的な態度を取る事までは
予見していないようであった。だが、こなたはそれでも言葉尻を捕らえてつかさに噛み付く。
「悪いのは私?ってことは、つかさがかがみに対して私を嫌うように仕向けたんだ。
もう課題見せないようにするよう仕向けたんだ。ふーん、随分と陰険な事を裏でしてるんだね」
「そういう意味じゃっ、ないよ…。それにこなちゃん、嫌うよう仕向けたってどういう事?
お姉ちゃんがこなちゃんの事嫌いって言ったの?」
「もういいや、つかさの本性はよーく分かったよ」
「こなちゃっ…」
こなたはつかさの呼びかけを無視し、今度こそ自分の机に向かった。
すると、今度はみゆきから話しかけられる。
「泉さん、お体の具合はどうですか?」
「ん、大分良くなったよ」
「そうですか。あまり無理をしないで下さいね」
「ありがと、みゆきさん」
こなたは癒されていくのを感じた。たったこれだけのやり取りでも、こなたは救われた想いだった。
改めて、みゆきという友人の貴重さを再確認する。かがみと険悪になっても
みゆきが居るから大丈夫、こなたはそう自分に言い聞かせた。


 二限目の授業が終わると、こなたは教室を出た。
購買に行って今日の昼食を早めに確保する為である。この時間帯は空いてはいるが、
パンくらいしか売っていない。だが、かがみとのやり取りで食欲が減退していたこなたに
とってはそのくらいの軽食で丁度良かった。
671学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:12:17 0
 しかしその足は、C組の教室から出てきたかがみを見て止まる。
なるべくなら顔を合わせたくない。しかし、かがみはこなたには気付かない様子で、
先に教室を出ていた黒井に何やら話しかけていた。
 こなたは柱の影に反射的に姿を隠す。悪い予感がした。
「先生も薄々感づいているかもしれませんが、先生のクラスの泉こなたさんは
自分で宿題をやる事はほとんどありません。私とかの回答例を写す事が多いです」
「ちょっと待て、柊。場所変えよか」
「いえ、ここで構いません。今日も私の所へ写させてほしいと頼みに来ました」
「しかしやな、柊。こんなトコ泉に聞かれでもしたら、お前らの仲悪なるとちゃうか?」
「だから、構いませんよ。そろそろ指導しないと、公正な評価が出来なくなると思います」
「ああ、対策とか考えとくわ」
「よろしくお願いします」
 黒井が立ち去るの見届けた後、かがみはC組の教室へと足を向けた。
が、C組の教室に入る前に、こなたが隠れている柱に目を向けると、笑みを浮かべた。
かがみが今まで見せたことの無い種類の笑み、その顔に浮かんでいたのは紛れもなく嘲笑だった。
 こなたはかがみが教室の中に入った後も、柱の影で震えていた。
(気付いてたんだ…私が聞いてるって気付いてて、先生にあんな話を…)
こなたの瞳に涙が浮かんだ。かがみが憎かった。憎かった。
黒井にホームルームの時に付いた嘘が露見した事もショックだった、
かがみが教師に話した事もショックだった、
だが何よりも衝撃的だったのは、それが密告ではなかったという事だ。
かがみと黒井のやり取りの中の、最も衝撃的な台詞がこなたの脳内でフラッシュバックした。
『お前らの仲悪なるとちゃうか?』
『構いませんよ』
(あれは…あれは私に対して言った言葉だったんだね。それが、かがみの私に対する回答か)
かがみの嘲笑を思い出すと、こなたの中で怒りがこみ上げてくる。
 そしてもう一つ、こなたには懸念が生まれていた。今朝、黒井に対して嘘をついたことが
みゆきの耳に入ってしまわないか、という事である。かがみの口から、
あるいは5限の世界史で黒井の口から、
嘘を付いた事がみゆきに伝わり失望させてしまう結果になるかもしれない。こなたはそれが恐ろしかった。
(かがみん…いや、柊かがみ。私とみゆきさんの仲を引き裂こうったって、そうはさせないよ…)
672学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:13:50 0
なるほど…だんだん見えてきたな
期待
673学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:13:57 0
 それからの休み時間は、こなたはみゆきとお喋りをして過ごした。みゆきに張りついていれば、
かがみが接触してくる事はないだろう。あの態度からみて、こなたに近づく事すらしようとはしまい。
そして運命の5限が訪れた。
 授業開始の号令の後直ぐに、黒井は課題を机の上に出すよう指示を出す。そして、
黒井が各々の机を回りながら、課題に対する指導を行っていく。指導が終わった生徒と順番待ちの生徒は、
推敲や自習を行うよう言われていた。
 やがて、こなたの順番が回ってきた。
「ん、なんや、今日は自分でやったみたいやな〜」
「あ、はい…」
こなたは消え入りそうに呟く。心臓が激しく動き、こなたの手には冷や汗が浮かんでいた。
「まぁ上出来や。今日やったにしては、な」
「なっ!?」
あっさりと、こなたの恐れていた事が実現してしまった。
恐ろしくてみゆきの居る机に視線すら送る事が出来ない。
「なんや、その反応見るに図星やったんか。
じゃ、ホームルーム中に寝てたんはやっぱネトゲのやり過ぎか?」
黒井は笑いながら言ったが、目だけは笑っていない。
 ここに来て漸くこなたは理解する。先ほどの『今日やったにしては、な』という発言は
カマをかけたに過ぎないことに。かがみから聞いた事の真偽を確かめる為に、
いや真である事を確認する為にカマをかけたのだろう。
尤も、白を切った所で黒井が本気で調査をすればかがみが正しい事は分かるだろう。
C組であれだけ注目を集めていたのだから。
「ま、それでも自分の力で何かを成し遂げるってのは気持ちいいもんやろ?
宿題如きで大げさかもしれんけどな。
次からも頑張りや。それとな、泉。嘘ばかり付いてると信用なくすよ?」
黒井は最後の言葉だけ、標準語かつ標準的な発音で話した。その事実がこなたの胸に重くのしかかった。
 だが、今一番こなたを悩ませていたのはみゆきの事だった。今朝嘘を付いた事が露見してしまった。
恐ろしくてみゆきの方を見れない。授業が終わるのが怖い。
いつもはうんざりするくらい長く感じる授業の時間が、この時間に限って恐ろしいほど速く感じる。
恐ろしいほどのスピードで、休み時間が訪れてしまう。もし、みゆきからも見下されたらどうしよう、
と、こなたは一人震えていた。
674学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:15:19 0
 そして、遂に授業終了を知らせるチャイムが鳴り響いた。授業が終わっても、こなたは席を立てなかった。
震えが止まらない。小刻みに身体が震え、顔が青ざめているのが自分でも分かる。
「泉さん」
 みゆきが自分を呼ぶ声が聞こえ、こなたは一瞬痙攣したように身体を大きく震わせてから振り返った。
(終わり…か)
観念して振り向いたこなたが見たのは、心配そうなみゆきの顔であった。
「泉さん、大丈夫ですか?顔色悪いですよ?」
「え…」
「先ほどから気になってました。授業始まってから俯き気味でしたし。
まだお体の具合悪いのですか?」
「あ、いや、大丈夫だよ。少し具合悪いだけだから」
「そうですか。あまり無理なさらないで下さいね」
みゆきはこなたを気遣うようににっこりと微笑むと、急に顔を険しくした。
「それにしても酷いですね、黒井先生。泉さんが宿題をやってきていない事を前提に考えていたなんて」
「え…」
考えてみればみゆきは、こなたが今日宿題をやっていない事をかがみが黒井に話していた事を知らないのだ。
当然、その事を知らなければ黒井がこなたを平気で課題を忘れるような人間だと決め付けて、
罠にはめたようにしか見えないだろう。
「あの…みゆきさん」
「なんでしょう?」
「私、朝黒井先生に嘘付いちゃったけど、その事に関して軽蔑してたりしてないかな?」
みゆきは驚いたように目を見開くと、微笑んだ。
「まさか。誰だって嘘をつく事はありますよ。私だって、歯医者行くのが怖くて、
仮病使ったり行ったことにして歯医者さんや親を騙した事ありますよ」
そういうとみゆきは舌をだして、「仲間ですね」と笑った。
「でも私は…先生の信頼を裏切ったよ…」
「裏切ってませんよ?初めからあの人は泉さんを信じていなかった。だから先ほど罠をしかけたのですし、
ホームルームの時だって宿題の話を持ち出したんでしょう」
みゆきはそこで言葉を切ると、「それに」と付け加えた。
675学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:16:16 0
「宿題くらいで、泉さんは大げさに考えすぎです」
 こなたは自分を恥じた。こんなにも人格者であるみゆきを、
自分を軽蔑するかもしれないと疑ってしまった。
そういう思考をしてしまった事が、堪らなく恥ずかしかった。
(かがみと朝いざこざ起こしてから、少し過敏になっちゃってるなぁ。
それに、かがみが課題を写す行為を軽蔑したからといって、万人がかがみと同じ考えなわけじゃない。
むしろ、かがみの方がおかしいんじゃないかな。課題如きであんなにヒステリックになっちゃってさ)
「みゆきさん、ありがとう…」
こなたは涙が溢れそうになるのをどうにか堪えながら、お礼を言った。
「泉さん、あまり思いつめないで下さいね」
そういうとみゆきはこなたをそっと抱き寄せたが、休み時間中の教室であるという事を思い出したのか、
すぐにこなたを離した。
「ごめんなさい、泉さんを見てたらつい…」
みゆきは顔を赤らめると、申し訳なさそうに下を向いた。
「ううん、いいよ」
まだみゆきの柔らかい身体の感触が残っている自らの体をかき抱きながら、こなたは想いに耽った。
(みゆきさんの身体、柔らかかったな。髪の毛からリンスのいい匂いがしたな。
それに暖かった。もういいや、みゆきさん居れば要らない。みゆきさんが居れば…)
こなたの中で、一つの決意が崩れた。
(かがみなんて要らない)

5.
 放課後、校門を3人の少女が潜っていく。中学時代から含めれば、5年連続でクラスが一緒という強い絆で
結ばれた3人である。尤も、一人は今年その事を指摘されるまで気付いてはいなかったが。
「日下部ー、あんた今日は部活大丈夫なの?」
「んー、今日はバックレかな。気分悪かったし」
「柊ちゃんが心配で、休んできたんだよね」
カチューシャで前髪をかき上げた少女、峰岸あやのが茶化すように発言した。
「そうだったの…ごめんね、朝取り乱しちゃって」
「いやいやいや、あやの何言ってんだよ。たまたま気分悪かったんだって。
まぁ、柊の事が気にならないって言えば嘘になるけど…」
「ほんとゴメンね。カーッとしちゃってさ」
676学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:18:54 0
二度目の謝罪の言葉を口にしたかがみだが、反省はすれど後悔はしていなかった。
後悔していないからこそ、こなたに気付きながらも黒井に課題の件を話したのだ。
こなたに対する絶縁状として、精一杯のアイロニーを込めたメッセージを送ったのだ。
「そうだね。柊ちゃん、今朝のはちょっと怒り過ぎだったかな。気持ちは分かるけどね」
こういう時、あやのは物怖じせずに思った事を正直に話す。
「確かにそうかもしれない。過剰反応だったかもしれない。でも、つかさを侮辱した事だけは許せなかった。
それに、つかさが頑張ってるトコ見てるから、
泉みたいなのが要領よく評価稼いでるのは前から快く思ってなかったし」
昔はまだ、宿題を見せることを渋る理由に『こなたの為にならないから』というのがあった。
だが、つかさへの想いが日々増すにつれ、努力せずに評価を上げようとする
こなたの態度が不快になっていった。そして、こなたの評価を不正に上昇させる事に
自分が加担しているという事実が、かがみを苦しめるようになっていた。
「んあ、じゃあ私もあんま柊に宿題頼んない方がいいかもな。考えてみりゃ、柊が言うように
真面目にやってる人間がバカ見てるわけだし」
みさおが遠慮がちに発言した。かがみのこなたに対する二人称が、『こなた』から『泉』に変化したのを見て、
自分も嫌われるのではないかと恐れたのだろう。
「大丈夫よ。日下部、基本的に自分でやるじゃない。分からない所を私に聞いたりしてるけど、それって
悪い事じゃないし。頼られて悪い気はしてないわよ」
かがみはふっと顔を綻ばせると、言葉を続けた。
「それにね、あれの前では偉そうな事言ってたけど、
本音を言えばつかさを馬鹿にした事が何よりも許せなかった。頑張ってるのに、あんな言われようで…」
こなたの言葉を思い出して、かがみの顔が歪んだ。
『つかさは、私が自力で課題をやったとしてもどうせ私より低い評価を』
思い出すだけでも煮えくり返るように腹が立つ。我を忘れて絶叫し、こなたの言葉を途中で遮ったかがみだが、
その行為は間違っていなかったと確信していた。
(アイツが最後まで言い切っていたら、多分…私アイツに掴みかかってた)
「柊ちゃんは、妹想いなんだね。私の彼みたい」
「んな、アイツはそんなんじゃねえよ」
みさおが照れ隠しをするように、言葉を荒げる。そのみさおの声を聞きながら、
かがみは心中密かに同意していた。
(うん、きっと違うんだろうね。私の場合、家族愛というよりもむしろ…)
677学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:19:34 0
両親にも姉達にも、つかさに対して抱いているような感情を抱いた事はなかった。
両親や姉達に抱く愛情と、つかさに対する愛情とは違う種類のものであるとかがみは自覚していた。
「確かに妹想いかもね。つかさを守る為なら、私は弁護士にだろうと悪魔にだろうとなってみせる」
独り言に近いかがみの呟きを聞いて、みさおとあやのは困惑したように顔を見合わせた。
慌ててかがみは自らの発言のフォローに入る。
「いや、つまりそれだけつかさが心配って事よ。私が付いてないとあの子ダメなんだから」
が、フォローになっていない事にすぐに気付き、かがみは赤面した。
しかしながら、そんなかがみの滑稽な姿は、場を和ませるのには十分な効果を発揮していた。
「あはは、柊の妹はそこまで思われて幸せ者だな〜」
「柊ちゃんの彼氏、きっと妹ちゃんに嫉妬しちゃうよ?」
「なっ、私に彼氏なんて…」
「あー、その反応じゃ妹ちゃんのほうが早く彼氏作っちゃうかもね〜」
「柊〜、その時妹離れできるか〜?」
「ふ、二人とも何言ってるのよ。そ、そんな事より何か食べ行かない?ケーキとかパフェとか」
つかさに彼氏、その言葉に心底の嫌悪感を覚え早急にかがみは話題転換を図ろうとした。
「あー、照れてる柊ちゃんって可愛いね」
「てか柊ぃ、ダイエット中じゃなかったか?そんな甘いモンばっか食って大丈夫なのか?」
「あ、しまった。でも、セーブしながら食べれば…」
つかさに彼氏、という言葉には嫌悪の感情が湧いたが、この二人との会話自体は楽しかった。
こなたとのやり取りを一瞬忘れさせてくれるくらいには、楽しかった。
「ははは、柊って甘いモン見るとリミッター外れちゃうからな〜。
セーブなんて出来るかぁ?」
「何よ、人を大食いみたいに言ってくれちゃって」
笑いあいながら3人の少女達は歩く。だが、その3人の少女達は楽しさ故に気付いていなかった。
近くを通り過ぎた少女の、こなたの存在に。
678学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:19:54 0
 こなたは一人、下校路を早足で歩いていた。出来れば途中まででもみゆきと一緒に帰りたかったが、
今日は早急にやるべき事が出来たので一人で帰ることにしたのだ。
早足で歩く道すがら、見知った3人の少女の会話がこなたの耳に入った。
「なっ、私に彼氏なんて…」
「あー、その反応じゃ妹ちゃんのほうが早く彼氏作っちゃうかもね〜」
「柊〜、その時妹離れできるか〜?」
「ふ、二人とも何言ってるのよ。そ、そんな事より何か食べ行かない?ケーキとかパフェとか」
あー、照れてる柊ちゃんって可愛いね」
「てか柊ぃ、ダイエット中じゃなかったか?そんな甘いモンばっか食って大丈夫なのか?」
「あ、しまった。でも、セーブしながら食べれば…」
「ははは、柊って甘いモン見るとリミッター外れちゃうからな〜。
セーブなんて出来るかぁ?」
「何よ、人を大食いみたいに言ってくれちゃって」
3人の少女の会話を通りすがりながら耳に収めたこなたはほくそ笑む。
哄笑してやりたい気分だった。本当に、面白い会話を聞いたとばかりに笑ってやりたかった。
(あー、かがみも馬鹿だなぁ。不要な心配しちゃってさ。彼氏なんて関係ないでしょ。
ダイエットも気にせずに、甘いもの食べまくるといいよ。だって、体重なんて心配する必要なくなるんだから)
自らの部屋についたこなたは、スカートのポケットから『それ』を取り出す。
『それ』の中央にある血のように赤いボタンを凝視した後、懐かしむようにその名前を口にした。
「柊かがみ」
さようなら。こなたは自殺スイッチのボタンを押した。
679学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:20:46 0
>>669-678
と言う事で、今日はここまでにしときます。
680学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:21:51 0
デ○ノート思い出した
681学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:23:17 0
おもしろい
ひさしぶりにかがみに腹が立ったよ
682泉こなた:2008/05/02(金) 23:28:39 0
(〓ω〓.)まぁまぁ、落ち着いてよ、かがみんはそんな事しないし、わたしだってそう簡単には死なないさ。
683学生さんは名前がない:2008/05/02(金) 23:48:21 0
最近SS投下が増えていい感じだなw
684学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 00:11:21 O
それはない
685学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 00:11:56 0
>>655
アンタ絵師でもあったのか
バイオレンスって・・・どの作品だ?
686学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 00:18:48 0
いや、絵師じゃないよ
687学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 00:25:27 0
泉こなたを自殺させる方法
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2268658
688学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 00:48:17 O
>>684
わけがない
689学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 00:52:35 0
ほんっとこな虫は死ねばいいのに
690泉こなた:2008/05/03(土) 01:08:47 0
689番さん、それって私の事だよねっ?1時間無言なら「そうではない」って事で。
691学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 01:13:18 0
>>655
絵師でもあるなら挿絵付きのSS書いて欲しいな
ガンガンみたいに
692学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 01:19:30 0
このスレのこなた=こな虫
と考えているから
>>690=こな虫
693学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 01:19:59 0
どっちにしろこな虫は死んでください
694学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 01:28:19 0
こなた「生きるっ!」
695学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 01:38:55 0
>>694
芸人のネタであったような
誰だっけ?
696学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 01:43:16 0
>>687
とりあえず、精神的ブラクラ注意の表記はしておけよ……
未だにトイレに行けないじゃないか
697学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 01:43:53 0
こなた「FUJIWARA原西じゃなかったかな。まぁ私のは私のオリジナルギャグだけど」
698学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 01:54:24 0
ギャグなのかよ
699学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 02:35:10 0
K-O764 37です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1184094.png

やれやれ…ようやく終盤かな
700泉こなた:2008/05/03(土) 07:31:11 0
(〓ω〓.)699、おつかれっ、皆おはようっ。
701学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 08:11:57 0
俺は今から寝るわけだが
702学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 08:50:09 0
こなたさん、国交省に自爆テロ仕掛けてください><
お願いします
703学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 09:38:27 0
704学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 09:57:15 O
現実と妄想の区別もつかないバカはほっとけ
705学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 10:11:53 O
あと二次元との区別もw
706学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 10:18:37 0
>>685
バイオレンス漫画はまだ投稿してない。
スキャナーがないから。
安売りのスキャナー探すっきゃなーいのだ。  ぁ

>>691
655だけど、なんていうか挿絵やったことない。
挿絵ってどのくらいの定期で描いたらいいとかわからないわな。
707学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 10:19:33 0
かがみんが大学でぼっちって言ってるヤツなんなの?
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/campus/1209777466/l50
708学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 10:37:51 O
今更潰してもw

こなたこなた
709泉こなた:2008/05/03(土) 11:01:15 0
(〓ω〓.)やぁ、呼んだかぃ?
707番、うん、それね、高校でさ、違うクラスなのに、わざわざ内らのクラスにきてるじゃん?(かがみん
だから、勝手に大学生活になったら誰ともなじめずボッチになってると想像(妄想かな?
してて、ストーリー作ってるんだよっ、ここの住人はわたしの事は嫌ってるけど
かがみんの事は違う人もいるから仲良くできるんじゃないか?
と、思ってわたしは毎日様子を見てるんだよっ。
めっちゃ叩かれる予感だけど、それも愛嬌さっ♪
710学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:03:33 0
>>709
おれはこなちゃんのこと好きだよ?
711泉こなた:2008/05/03(土) 11:07:07 0
Σ(〓ω〓.;)じ、じゃああ、聞くけどさ、なんで、あたしの自殺スレにいるのっ?
嫌いな住人しかいないとおもってたよっ・・・。
712学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:14:10 0
愛するが故にって奴だよ><
ごめんよ><
713学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:18:38 0
『・・・」

714学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:21:42 0
なぜこんなに好きなのに、スレ住人はこんな仕打ちを…その時気付いたんだ。これがスレ住人の愛の形なんだって
だってそれが愛だろう?こなたを苦しめて愛の深さを伝えたかったんだ。
苦しみと悲しみの中でこそ、互いの愛を理解し合えることが出来るんだよ。
715学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:24:09 0
愛憎ってやつだよ
716学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:24:50 0
このスレ定期的にユベルが来るNE!
717泉こなた:2008/05/03(土) 11:26:53 0
(〓ω〓.)なるほど、愛するが故にあたしの苦痛にゆがむ顔や泣き顔、病むところや、嘔吐するとこ
全てがいいんだね・・・って本人からしたら、引いちゃうよっ!
まぁ、かがみんの事は好きみたいだから、仲間だと思っておくよ、一時休戦みたいな。
718泉こなた:2008/05/03(土) 11:31:15 0
Σ(〓ω〓.)ユベルって何?! あたしの事じゃないよねっ?
遊戯王デュエルモンスターズ・GXのキャラクターじゃないよね、あれってモンスターだもんね・・・。
719学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:34:39 0
こなちゃんはかわいいからちがうよ?
720学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:40:32 0
>>714のことだ
元がそのユベルのセリフだからな
721学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:40:48 0
こなたよ
メール欄にsageと入力するんだ
722学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:41:48 0
こなちゃんの嘔吐が見たいのも愛するが故
723学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:42:50 0
まあ誕生日を楽しみにしておくんだな
724(≡ω≡.)神奈川:2008/05/03(土) 11:43:59 0
結構久しぶりになるけど新作です。なんか上手い人が色々書いてて凹み気味。
あと、手紙を漫画化してくれたガンガン福岡氏にはこの場で感謝。

『コミケ』

「じゃあ、つかさはここに並んでもらって、終わったら私に連絡して。次に並んでもらうサークル教えるから。 (≡ω≡.)」
つかさ「う、うん。」
「あと、地図はちゃんと頭に入れておいてよ。迷って買えなかったら泣くに泣けないからね。 (≡ω≡.)」
つかさ「え〜 覚えるの〜 」
「当たり前じゃん! つかさコミケなめすぎ! 常識だよ? Σd(≡ω≡.)」
つかさ「知らないよ、そんな常識…… 」
みwiki「(なんの話されてるんでしょう? )」

みwiki「コミケ? 」
かがみ「そ。コミックなんちゃらってイベントで毎年二回行われるお祭りらしいよ。」
みwiki「はぁ…… で、そこで何をするんです? 」
かがみ「素人が書いたマンガを売ってて、それを買うのよ。」
みwiki「素人の方のマンガを買ってどうするんです? 」
かがみ「読んで楽しむ、のかな? 」
かがみ「それにこなたが買ったサークルは人気が出るらしいよ? 自分で言ってたけど。」
みwiki「オタクのイベントなのは分かりましたが、それになぜつかささんが? 」
かがみ「人気がある人のマンガは長時間並んで買うことになるのよ。だから大勢で分担して買った方が効率が良いの。つかさはその要員として召集された訳。」
みwiki「あらあら、寒いのに大変ですね。」
みwiki「……しかし、かがみさんもお詳しいですね。」
かがみ「こなたに一度連れて行かれたからね。私はもう御免だけど。」
725学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:47:08 0
>>724

つかさ「えっ…… っと、時間つぶしの本、雨が降ったときの合羽、飲み物、ホッカイロ、あとは…… 一応カタログ、と。」
かがみ「つかさ〜 お風呂出たから入っちゃいな〜 」
つかさ「あ、は〜い。」
かがみ「んん? なに、もう用意してるんだ。出かける前にすればいいじゃない。」
つかさ「そうしたいんだけど、明日朝早いから…… 」
かがみ「へ〜 何時起き? 」
つかさ「始発に乗るから…… 4時半かな? 」
かがみ「よ、4時半〜! 早すぎるでしょ! 」
つかさ「そうでも無いらしいよ。こなちゃんはもう会場に居るみたいだし。」
かがみ「もう…… って! まだ9時よ? 早すぎじゃない。」
つかさ「欲しい本買うには前日から並ばないといけないんだって。」
かがみ「はぁ、そのやる気を受験に回せばいいのに…… こなた、まだ決まってないんでしょ? 進学。」
つかさ「うん。『年が明けたら本気出す! 』って言ってたよ? 」
かがみ「へぇ…… まぁ、暖かい格好で行くのよ? 」
つかさ「は〜い。」

つかさ「ふぁ〜あ〜」
つかさ「(眠いな〜 まだ夜も明けてないよ。それなのに…… 」
つかさ「(どうしてこんなに電車、混んでるの! )」
つかさ「(く、苦しい…… そして臭い〜 )」
アナウンス「国際展示場〜 国際展示場〜 」
つかさ「やっと着いた…… こなちゃんに連絡しなきゃ。」
726学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:47:50 0
>>725

プルルル…… プルルル……

『つかさ? 今どこ? (≡ω≡.)?』
つかさ「いま駅に着いたところ。こなちゃんはどこ? 」
『んとね…… 待機列の中だよ。人がいっぱい居るでしょ? (≡ω≡.)?』
つかさ「人…… って! こんなに居るの? 分かんないよ〜 」
『pちょっと待ってね。ほらっ! 今! 飛びっ! 跳ねてるからっ! (≡ω≡.)』
つかさ「あっ! 居た居た。」

つかさ「こなちゃん。なにこれ? ホームレスの真似? 」
「冬の徹夜だからね。新聞とダンボールで防寒はバッチリだよ。 (≡ω≡.)」
つかさ「でも、こなちゃん臭いよ〜 お風呂入ってないでしょ? 」
「あはは、この辺の人はみんな入ってないよ。それより、あれ持ってきてくれた? (≡∀≡.)」
つかさ「あ、うん。持ってきたよ。コーヒー。……はい! 」
「…… 何これ? (≡ω≡.;)」
つかさ「コーヒーだよ? 粉の奴。コンビニで買ってきたんだ。紙コップもあって便利でしょ? 」
「あのさ、つかさ。お湯無いじゃん。どうやって飲むの? (≡ω≡.;)」
つかさ「あ…… 忘れてた。」
「ほんと、つかさはドジだね〜 こっちは寒い中一人で場所取ってたのに…… (≡ε≡.)」
つかさ「ごめんごめん。あっ! あそこに屋台あるじゃん。なんか買ってきてあげるよ。」
つかさ「(えっ! 何? ぼったくりな値段じゃん〜 ううっ…… )」

つかさ「(寒いからトイレ行きたくなっちゃった…… )」
つかさ「こなちゃん、トイレどこ? 」
「んんっ? あれ。 m9(≡ω≡.)」
つかさ「ええ〜 あの行列ってトイレなの? そんなに待てないよ〜 」
「なら、あっちの方の影でシャ〜ってしてきちゃいなよ。そろそろ列が動き出すし。 (≡ω≡.)σ」
つかさ「嫌だよ! 誰かに見られたりしたら…… 」
「大丈夫だって。私も並ぶの面倒な時はやってるし。 (≡∀≡.)」
つかさ「こなちゃん…… 」
727学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:49:11 0
>>726

「そろそろ開場だからね。気合い入れてね。 ヽ(≡ω≡.)ノ 」
つかさ「うん。」
「地図は覚えてるよね? (≡ω≡.)?」
つかさ「一応。大体の場所は分かるよ。」
「それじゃ、開場と同時に全速力で走ってね。 (≡ω≡.)」
つかさ「ええっ! でも…… 」
実行委員「走らないでくださ〜い。順番に列を乱さず…… 」
つかさ「走らないでって言ってるよ? 」
「あんなの守る奴がバカ。戦場だよ? ここ。良い? とにかくここの企業ブースに行くんだよ? (≡ω≡.)」
アナウンス「コミックフェスティバル○×。開場します。」
「行くよ! それっ!! Σ(≡ω≡.)!」
実行委員「走らないでください! 走らないでください! 」
「邪魔! どいて! ヘ(≡皿≡.)ノ≡≡3」
実行委員「痛っ! 」
「つかさ! 頼んだよ〜 ヘ(≡ω≡.)ノ≡≡3」
つかさ「(ひぃ〜 )」

つかさ「最初の目的の物は買えたけど、次は…… ここか。並んでる。どこが最後尾だろう? 」
つかさ「……建物の外にこんなに並んでる〜 これに並ぶの〜? 」
つかさ「(90分くらいかかっちゃった。こなちゃんに電話してみよ。)」

プルルル…… プルルル……

『キャハハ! ああっ、つかさ? どしたの? (≡∀≡.)?』
つかさ「今二つ目の所買って次に行くんだけど、そっちは? 」
『こっち? 順調だよ。色々挨拶に廻ってるし。 (≡∀≡.)』
『えっ? 本当? つかさ、今聞いたんだけど、次の所が限定のCD売ってるんだって、それも買っておいてね。おねが〜い。それじゃね。 (≡∀≡.)♪』
つかさ「ちょっ! こなちゃん! 」
つかさ「(こなちゃん。誰かと話してたみたいだけど…… 買い物してるのかな? )」
728学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:51:13 0

つかさ「(もうお昼過ぎちゃったよ。行列長いな…… それに寒いよ〜 )」

つかさ「(次が私の番だ。)」
つかさ「すいません。全部1個づつください。」
売り子「○○○○円になります。」
つかさ「うっ…… 」
売り子「どうしました? 」
つかさ「(お金足りないよ。こなちゃんは後で払うって言ってたけど…… )」
つかさ「あ、あの――」


「つかさお疲れ〜 はい、これミルクティー。暖まるよ。 目⊂(≡ω≡.)」
つかさ「ありがとう…… それと、これ、買った物。」
「ああっ、いいよ。そのまま持ってて。 ∩(≡ω≡.)∩」
つかさ「いや、私要らないよ。こんなの。」
「そうじゃなくて、私、この後知り合いの打ち上げに呼ばれちゃってさ。悪いんだけどつかさ、あそこの列に並んでてくれない? m9(≡ω≡.)」
つかさ「え〜 嫌だよ! 私帰るからね! 」
「なに言ってるの? 説明したじゃん。二日間行くよって。 Σ(≡Д≡.;)」
つかさ「それって一回家に帰るんじゃないの? 」
「んなわけないじゃん。もち徹夜だよ。 ┐(≡ω≡.)┌」
「あっ、待ち合わせに遅れちゃう。それじゃ、お願いね〜 ヽ(≡ω≡.)ノ」
つかさ「あっ! こなちゃ〜ん! お金〜 」
「戻ってきたら払うよ〜 ヘ(≡ω≡.)ノ≡≡3」
つかさ「ひ、酷い…… ヒックシュン! 」
729(≡ω≡.)神奈川:2008/05/03(土) 11:53:10 0
とりあえずここまで。
コミケネタは以前に誰かが書いてたので、なるべく被らないようにしたつもりです。
730学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 11:59:59 O
神奈川お帰りww
731学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 12:03:43 0
神奈川のこなたは死んで欲しいなwww
732泉こなた:2008/05/03(土) 12:11:18 0
(〓ω〓.)ひ、酷いあたしだ、こんなダークコナタならわたしのレバ剣で成敗するよっ!
733学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 12:11:18 0
でもそれって私の「愛」なの
734学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 12:27:52 0
愛なら仕方ないな
735学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 12:30:31 0
んー。ラノベ君です。やっと終わりました。
えっと長く保てるアプロダはどこでしたっけ
736学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 14:09:42 0
上の方に書いてあるから自分でみてくらはい
737学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 14:28:03 0
神奈川さんのいつも変わらぬこな虫っぷり、最高ですw
738学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 14:33:37 0
これムカつくw→m9(≡ω≡.)
739学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 14:47:05 O
あんまり俺の嫁をいじめんでください!
740学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 16:12:09 0
sageないバカなんなんだ?
741学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 16:21:17 0
ゴールデンウィーク(笑)だからさ
742泉こなた:2008/05/03(土) 16:33:46 0
(〓ω〓.)これくらい有名なスレになれば
sageてもあんまり意味がないよ
743学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:08:03 0
なんかものすごい進んでると思ったら変なのが沸いてるのか。

>>571
そして悲劇は繰り返されるんですねわかります
744学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:27:14 0
6.
 あくる日の朝、こなたは一つの疑問を胸に登校していた。
自殺スイッチの効果について、である。一昨日の夜から衝撃的な場面に幾つも直面し
感覚が麻痺していたこなたは、自殺スイッチの効果を信じきってボタンを押したが、
果たして本当に自殺するなんて事がありえるのだろうか。
既に幾分か冷静さを取り戻していたこなたは、今更のように当たり前の事に考えを巡らす。
いくら死人と会ったとはいえ、それで全ての超常現象を信じていい事にはならないだろう。
(まぁ、あれから25時間経過すれば分かるか。最長でも明日には分かる)
どうせ駄目だったとして、自分が蒙る損害なんてほとんどない。こなたは頭を切り替えると、
早歩き気味に学校へと向かった。教室に行けば、みゆきに会える。それがこなたにとって楽しみだった。
 教室のドアを潜ると、既にみゆきは到着していた。こなたはみゆきと挨拶を交わすと、
そのままホームルーム直前まで話を続けた。この時の二人の会話に割って入る者は一人として居なかった。
そう、いつもなら話に入ってくるはずの人間が、入ってこなかった。
みゆきはその事に気付いていたが、こなたは気付いていなかった。
どうでもいい存在ゆえにこなたは失念していた。つかさがまだ、登校してきていない事に。
こなたがつかさの存在を思い出したのは、ホームルームの最中である。
 その日の黒井は、神妙な面持ちでホームルームを始めた。敏感な人間なら、この時点で
只事ではない何かが起こった事を悟っただろう。
「おはようございます。今日のホームルームを始めますが、まず皆さんに言わなければならない事があります」
どんなに鈍感な人間であっても、只事ではない何かが起こった事を悟った瞬間だった。
黒井は、いつも使っている関西弁を今日は使用していなかった。元々、
関西とは縁もゆかりもない人間である黒井だが、普段は好んで関西弁を使用していた。
一種のキャラ作りというものである。
だが、そのような作ったキャラでは話せない何かが、間違いなく起こった事を生徒全員が悟った。
「C組の、柊かがみさんが亡くなられました。その関係で、今日は柊つかささんが欠席しています」
黒井は言葉に抑揚をつけずに、一気に言い切った。
ざわめきが、クラス中に広がっていく。信じられないというような表情が、そこかしこに散見していた。
「恐らく明後日か明々後日にはつかささんが登校してくると思いますが、皆さん気を使って接してあげて下さい」
かがみに対する話はそこで終わった。黒井はクラスが落ち着くのを見計らってから、今日の連絡事項について
標準語で事務的に述べていく。流石に、今日は作ったキャラである関西弁を使う気にはなれないのだろう。
745泉こなた:2008/05/03(土) 17:28:19 0
(〓ω〓.)なんだあっちでフルボッコにされて
古巣で職人気取ってるのね>>571
746学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:28:55 0
 ホームルームが終わると、こなたは俯き気味に考えていた。
(かがみが死んだ…でも自殺と決まったわけじゃない。何で死んだかは話されていない。
だからこそ自殺なんだろうか…。でも自殺の場合、自殺の動機が分からなければ学校で情報提供を
呼びかけるくらいの事はしていいはず。そして、自殺スイッチによって死んだのなら、
動機なんて分かる訳がない。実際には自殺するんじゃなくて自殺させられるんだから、
遺書なんて残さないはず。それとも、自殺したい心理状況に追い込むスイッチなんだろうか。
それなら遺書を残しておいても不思議じゃない。
いやいや、自殺だったとしても自殺スイッチとは無関係に自殺している可能性だってあるんだし…)
「泉さん…」
こなたの錯綜していた思考は、みゆきに話しかけられた事によって中断された。
声のした方向へと目を向けると、みゆきが瞳に涙を湛えながら立っていた。
「泉さん、かがみさんが…」
そういうとみゆきはこなたに抱きつき、人目も憚らずに号泣した。
「みゆきさん…」
こなたは自分に抱きついてくるみゆきが愛しくて、みゆきの眼鏡を外すと顔を覆うように自らの胸に抱き寄せた。
そして、みゆきを慈しむ言葉を幾つも何度も投げかける。
クラスの人間は、ある者は目を逸らし、ある者は切なげな視線をこの二人に送っていた。
茶化すような人間は一人として居なかった。このクラスの誰もが、みゆき・つかさ・こなた・かがみの4人の
仲が良い事を知っていたのだから。
この二人の抱擁は、1限目の担任が入ってくるまで続いた。



 かがみの訃報から二日後、つかさが登校してきた。
このつかさが居ない二日間は、こなたにとっては二つの意味で悶々とした日々だった。
一つ目の意味としては、みゆきに対する劣情である。立場が逆転したとまでは言えないにせよ、
みゆきはこなたに甘えるようになっていた。かがみが居なくなった隙間を埋めるように、
こなたに寄り添うように行動し、暇さえあればこなたに話しかけてくる。
こなたは顔がにやけそうになるを堪えながら、みゆきと接していた。
あくまでも、親友が死んで悲しいという風を装っていなければならない。
747学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:30:20 0
 装う、という言葉が表しているように、こなたはかがみが死んだ事について
全く罪悪感を抱いてはいなかった。実際、昨日のホームルームで既に黒井の口から
『どうも柊かがみは自殺したようだ』という趣旨の発言がされており、
かがみの自殺の原因について情報提供を呼びかけられていたが、
それでもこなたに罪悪感は湧いてこなかった。
むしろ、みゆきとの仲が濃密なものになって歓喜の感情すら抱いていた。
 そして二つ目の意味であるが、かがみが実際自殺スイッチの影響で自殺したのか、
そして自殺スイッチは具体的にどのような効果を及ぼすのかを知りたかった。
その為には、かがみの死んだ状況を詳しく知っているであろうつかさに話を聞くのが妥当だと判断していた。
そもそも黒井の話では『自殺したようだ』という事しか分からなかった。『自殺した』と断言すらしていない。
かがみやみゆきと出会って以来、つかさと会う事など時間の無駄としか思ってこなかったこなたであるが、
久しぶりにつかさが待ち遠しいという感情を味わっていた。


7.
 つかさは教室の扉を開けると、「おはよう」と笑顔を見せてから敷居を跨いできた。
笑顔を見せはしたが、若干頬がこけたようにも見える。
「おはよう、つかさ」
「おはようございます」
こなたとみゆきがまず挨拶を返し、クラスの中の何人かも釣られるようにつかさに挨拶を返す。
こなたは、昼休みにつかさからかがみの死んだ状況について聞くつもりでいた。
つかさと最後に会話を交わした時に、つかさに対して攻撃的な態度を取っていたので、まずは優しく振る舞い
舌を滑らかにしようと企んでいるのだ。傷心のつかさにやさしく振舞えば、いともあっさり依存してくるだろうと
こなたは踏んでいた。それに、こなただって親友が死んで悲しんでいる人間だと振舞う必要があるのだ、
あまり不躾に質問する訳にもいかなかった。
「つかさ、元気出してね。私たちが着いてるからね」
「つかささん、何と言ったらよろしいか…。本当に、私、どうしたらいいのか…」
「こなちゃん、ゆきちゃん、私は大丈夫だから、心配しないで、ね。
二人だってお姉ちゃんがあんな事になっちゃって悲しいでしょ。だから」
つかさはそこで言葉を切ると、ハンカチで目元を拭った。
748学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:30:24 0
>>745
ここ以外で書いたこと無いでチュ
749学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:32:32 0
「ごめんね、いきなり。でも、私もう立ち直ったから、私だって二人を支えないとね」
つかさは瞳を潤ませつつも、無理矢理笑顔を作った。
(何なのこの娘…意地らしい姿でも演出して同情買いたいとか?しかもつかさの分際で私を支えるだって?不愉快だなぁ)
こなたは心の中で毒づいたが、勿論態度にはおくびにも出さない。
「つかさ…」
こなたは悲痛そうな声を作ると、ハンカチを取り出してつかさの目元を拭ってやった。
「こなちゃん、ありがとう…」
つかさは照れたように笑った。
 その後は、みゆき、つかさの3人で仲良く昼休みまでの時間を過ごした。
勿論、こなたにとっては表面的に仲良くしているに過ぎない。
あくまでつかさから円滑に話を聞きやすくする為の布石だった。
 とは言っても、割り切れていたわけではない。みゆきがつかさに優しい言葉をかけて労わる度に、
こなたは胸を裂かれるような感覚に囚われた。たった二日間とはいえ、みゆきを独占できたのに、
そのみゆきはこなたよりもつかさに対して話を多く振っている。
こなたの中につかさに対する嫉妬心が芽生え始めていた。
その為、つかさと仲良くする道を選んだことを後悔しかけた。ここまで苦しい思いをしてまで、
かがみの死の状況を聞きだす必要があるのか、自殺スイッチの効果を事細かに検証する必要は
ないのではないか、そう思い始めた。が、すぐに思い直す。
(いや、これで正しかったんだ。この状況下でつかさに冷たく当たったら、
私が周囲から敵意の目で見られかねない。
いくらみゆきさんだって、私の事を配慮のない人間だとして軽蔑するだろう。
それに、私がつかさに優しい言葉をかけなかった所で、
どうせみゆきさんはつかさに優しく接していただろうし。
この選択が不可避だったのなら、リターンはきっちり得ないとね)
キリキリと痛む胃と湧き上がってくる嫉妬を抑えながら、こなたは極力つかさに優しく接した。
そして、地獄のような時間が過ぎ去り、昼休みが訪れた。
750学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:34:17 0


「みゆきさん、つかさ。お弁当は教室じゃなくて外で食べない?」
こなたは昼休みになると、一つの提案をした。つかさが話しやすくするためには、
周りに人が居ない方がいいだろうと考えたのだ。できればみゆきも居ない方がいいのだろうが、
この状況下でみゆきだけ排除するのは如何にも不自然だ。
「うん、いいよ」
「それはいい提案ですね」
二人は案の定乗ってきた。それはそうだろう、つかさだって出来れば昼休みのような長い時間は、
周囲の好奇の目から逃れたいだろうから。教室にいれば、狙い撃ちにされかねない。
「いい場所を知っているんだ」
こなたは、屋上へと二人を案内した。屋上は施錠こそされていないが、
基本的には立ち入り禁止とされており、昼休みであっても人が居る事は滅多に無い。
こなた達のように規則違反をする生徒が居たとしても、
どうせ数人だろうとこなたは踏んでいた。屋上の広さを考えれば、会話の邪魔にもならない。
「いいですね。青空の下は気分転換にもなりますし」
「うん、ちょっとお日様の光浴びてたいよね」
二人は快く賛同した。もし、かがみが居れば許さなかっただろう。
『校則違反じゃないの。ダメよ。』
真面目過ぎる人間だったからなぁ、とこなたは一瞬だけ回想した。
(尤も、それが命取りになったんだけどね)
 こなた達は他愛のない話をしながら、昼食を食べ始めた。とはいっても、
つかさはほとんど食事を食べようとはしなかった。かがみを失った痛手が大きすぎて、
食欲はまだ無いのだろう。表面上でこそ平静を装っているが、
内面はズタズタに切り裂かれているのが見て取れる。
しかし、そのようなつかさの姿を見ても、こなたに憐憫の情は全く湧く事はなかった。
あるのは、計算だけである。当初素早く昼食を平らげて、つかさから話を聞くつもりであったが、
みゆきもつかさも遅々として箸が進まないのを見て、箸のペースを落した。
751学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:35:40 0
 こなたは計画を変更する事にした。食事が終わってからかがみの話に持っていくつもりであったが、
二人の食事に付き合っていたら昼休みが終わってしまう。食べながらでもかがみの話を振る、
という方向へと転換した。
「しかしつかささ、今回は災難だったね」
「…うん。そうだね」
つかさの表情が途端に暗くなる。その顔からは、姉に対する想いの深さが見て取れた。
「私もまだ信じられないよ。かがみが自殺なんてするなんて。いや、自殺かどうかも
はっきりとは知らされてないんだけどさ。悔しいな、
親友が重大な決断をした真相さえ分からないままなんて」
みゆきの手前、こちらから質問するよりつかさが自主的に話してくれた方が都合が良かった。
「…自殺、だよ。ただ、死に方があまりにも異常だったから、自殺かどうかちょっと揉めたみたい」
「異常?」
一体かがみはどのような死に方を選ばされたのだろう、こなたは興味を持った。
「うん、聞かない方がいいと思うよ。それに、信じてもらえないだろうし」
「いや、聞きたいよ。親友の死を受け入れる為にも。それに、つかさの言う事なら信じるよ?」
(非現実的な事を幾つも体験している私なら、例えつかさが言った話でも信じるよ)
こなたは先を促した。
「死因は、窒息なんだけど…。自分の意思で呼吸を止めて死んだんだ。首を吊るす事もなく、
紐で締める事もなく。手で鼻と口を塞いで…」
つかさは身体を震わせながら、嗚咽交じりに言葉を紡ぐ。
その顔は、心なしか青ざめて見える。
「それは…確かに異常だよ。それ、周りの人が言ってたの?司法解剖とかも回されたりした?」
「私が…見たんだ。第一発見者は私だったから。司法解剖まではいかなかったけど、
病院で検査はされたみたい。首に絞めた痕跡は全くなく、毒物の類は検出されなかったって…。
だから、自らの意思で口と鼻を塞ぎ、自殺したって結論になったみたい…」
恐らく、溺死の検査もされたのだろう。それでも、他殺から自殺偽装への流れは発見されなかった。
ならばかがみは自殺スイッチの効果によって自殺した、その考えがこなたの中で一層強くなった。
「上の二人のお姉ちゃん達も、まだ受け入れる事ができないみたい。
だって、お姉ちゃんが自殺するような原因なんてそもそも考えられないんだもん。
死ななきゃならない事情があったなら、話してくれれば良かったのに」
752学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:37:37 0
つかさの目が潤み、一筋の涙が流れた。それを拭こうともせずに、つかさは続けた。
「私、そんなに頼りなかったのかなぁ」
こなたにとって、つかさの感傷などどうでもよかった。他にも知りたい事は沢山あった。
本当にかがみは遺書を残さず死んだのか、具体的に何時頃死んだのか、
また、家に帰ってからつかさに対しこなたと仲違いしたことは話したのか。
(特に死亡時刻は重要だよ。私がボタンを押してから、1時間は生きていないと自殺スイッチとは無関係に
死んだのか、若しくは自殺スイッチの説明に間違いがあった事になるからね)
既に昼休みが始まってから相当時間が経過しているはずである。こなたは焦った。
(このままおセンチになられて回想モードにでも入られると、
重要な事が聞き出せないまま昼休みが終わっちゃうよ。
みゆきさんとつかさが仲良くしてるのを我慢してたんだ、リターンがないとやってられないよ)
「つかさ、そんな事はないよ。きっとつかさに心配かけたくなかっただけじゃないのかな。
そういえば、何時頃かがみは死んだの?時間は正確に把握したいんだ。
毎年その時間は、かがみんの冥福を祈りたいし」
 かがみん、という自らの言葉に吐き気を催しつつもこなたは問いかける。
ストレート極まりない聞き方ではあるが、理由さえ付ければもっともらしく聞こえるだろうとこなたは割り切った。
こなたは焦りつつも、友人の死を悼むキャラクターを演じる事を忘れてはいなかった。
 ただ、やはり焦りはあったのだ。それ故、こなたの演技に穴が生じる結果となった。
そう、台詞にはまだ大雑把ながらも気を配る余裕があったが、自身の表情にまでは気が回っていなかった。
それが、こなたの精神を切り裂く事になる出来事の、原因の一つとなった事はまず間違いない。
「え、私が見つけたのは22時頃。19時頃にご飯食べて、そのあと20時頃まで私とテレビ見てたの。
そのあと、勉強するって言って部屋に篭っちゃって。それで、そろそろお風呂に入った方がいいよって
伝えに行ったら…見つけちゃったんだ」
「そっか。20時から22時の間か…」
ならば、自殺スイッチを押してからとうに数時間は経過している。効果を疑う要素が一つ排除された瞬間だった。
「お姉ちゃん…私と一緒に居た時は普通だったのに…。明るかったのに。
今日は胸がスッキリして気分がいいとまで言ってたのに…どうしてあんな…」
「何だって?」
こなたは熱くなって聞き返す。焦りからくる苛立ち、そ
してつかさの発言はこなたに怒りの感情を増幅させるには十分過ぎた。
(やっぱり私にキレて、先生にチクッった事を指して「胸がスッキリした」って言ったのかな?
もしかしたら別の事を指してるのかもしれないけど)
753748:2008/05/03(土) 17:38:09 0
>>750
割り込んですんません
支援
754学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:39:27 0
「うん。そうだよね、やっぱりこなちゃんも変だと思うよね。いい事があったのに自殺するなんて…」
つかさは、こなたが執拗に聞き返してくるのは『いい事があったのに自殺するなんて考えづらい』という
ごく普通の発想から来るものだと思ったのだろう。そしてその発想には、つかさも共感するところである。
「そうだよ。もしかしたら、かがみは自殺する事を悟らせないためにそんなポジティブな発言したのかもね」
「どうだろう?表情に陰は見られなかったから、本心から言ったんだと思うけど…」
つかさは、『かがみ』『自殺』といったキーワードを聞くたびに悲しそうに目を伏せていたが、
熱くなっているこなたはその事に気付かなかった。
「でも、自殺する人間って死ぬ直前に無駄に明るくなったりする事あるらしいね。躁状態っていうん」
こなたは最後まで言い切る事ができずに、強烈な衝撃を感じた頬を抑える。
衝撃によって姿勢が崩れ、頬が熱を持ったようにヒリヒリと痛む。
(何が、起こったの?)
「ゆ、ゆきちゃん」
つかさは一瞬放心した後、みゆきに目を向ける。こなたは崩れた姿勢のまま、つかさの視線の先を追った。
「みゆっきさん」
こなたの瞳に映ったのは、今まで見たことのないみゆきの表情だった。
「あなたは…つかささんの気持ちを考えているのですか?」
呟くように搾り出されたその声は、怒りを抑えているのか異様なほどに低かった。
(私、みゆきさんに叩かれたの?)
状況を認識したこなたの視界が霞む。
「泣いているんですか?貴方はつかささんが涙を見せても容赦せずに質問攻めにしていたのに?」
「みゆきさん、いきなり何を…」
「しかもその質問だって、かがみさんを偲んでのものではないのでしょう?
ただの、好奇心によるものでしょう?貴方の表情を見ていれば分かります。
悲しそうな表情をしていたのは最初だけだった」
「みゆきさん、酷いよ。いきなり叩くなんて」
みゆきは話が噛み合わないのも構わずに続けた。
「どうしてつかささんの気持ちを慮ってやれないんですか?友人の心でさえ自らの好奇心を
満たすためなら犠牲にすることを厭わないんですか?」
こなたには、自分を責めるみゆきがかがみと重なって見えた。
(三日前に宿題を見せてといった時のかがみも、こんな表情していたな)
755学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:41:06 0
「友人の私でさえかがみさんの件は胸が張り裂けそうな程悲しいのに、妹のつかささんはどれだけ」
「ゆきちゃんっ」
なおもみゆきが思いの丈を撒けようとした時、つかさが叫ぶように割って入ってきた。
「私、大丈夫だから。とっくに立ち直ってるよ。だからこなちゃんを責めないで。
誰だって、友人が不幸な事になったら真相知りたがるよ。だから、ね?」
「どうして、こんなのを庇うんですか?その目元の隈を見れば、
貴方がどれだけ悲しんだか私にだって分かります」
「確かに、悲しいけど。でもね、悲しいのは私だけじゃないから、お姉ちゃんの親友から
状況について聞かれたら答える義務はあると思うんだ。私が悲しいから答えたくない、なんて
お姉ちゃんの死を悲しむ友人に対して申し訳ないよ」
「この女に悼むような感情はありません」
(『こんなの』とか『この女』とか、随分な言い様じゃん。結局、少し私に対する心象が変わっただけで
そこまで扱いを変えるんだ。少し前まで私にベッタリだった癖にさ)
こなたは二人のやり取りをぼんやりと眺めながら心中呟く。みゆきに対して、殺意を覚えながら。
「ゆきちゃん、私の事を思いやってくれてるのは嬉しいけど、友達に対してそんな事言ったら駄目だよ」
「友達?今日限りで、泉さんとは友達でもなんでもありません」
「それでも、私の大親友だから。だから、私の友達の事あまり悪く言わないで欲しいな」
 こなたは心中穏やかではなかった。つかさが自分を対等の存在として扱っている事も、
みゆきの変わり身の早さもこなたにとっては不愉快だった。
(てゆーか、もうみゆきさん友達としてすら私を見てないんだね。
つかさが学校に来た瞬間にこれだ。結局、
私なんて数ある友人のうちの一人に過ぎず、いつだって切り捨てることが出来る存在だったってわけだ)
みゆきに対して、熱を上げていた自分が恨めしかった。
「そうですか…。つかささんは人間が出来てるようですね。生憎、私は聖人君子にはなれません」
みゆきは立ち上がると、足でこなたの頭を踏みつけた。
「ゆきっ」
つかさが非難の声を上げたが、それを無視し「失礼します」とだけ言うと屋上から立ち去っていった。
756学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:41:49 0
「こなちゃん、大丈夫?わ、足型付いちゃってるよ〜」
つかさはこなたに駆け寄ると、みゆきが踏みつけた頭を手で払う。
(私の頭を踏んだ?そんな事、かがみでさえしなかった。それを、みゆきさん…)
「こなちゃん、ゆきちゃんだってお姉ちゃんが死んで不安定なんだよ。だから、
こんな事しちゃったんだと思う。だから、ゆきちゃんの事嫌いにならないで許してあげてね?」
(無理だよ)
「あとね、ゆきちゃんは色々言っていたけど、私は本当に大丈夫だから。
私の事は気にしなくてもいいよ」
(当たり前だ)
「あ、こなちゃん、そろそろチャイムが…」
「つかさ」
「なに?」
「一人にして」
「う、うん。授業に間に合うように来てね」
つかさはそういうと、一度階段の前まで歩き、心配そうに後ろを一度振り向いてから姿を消した。
つかさの姿が見えなくなると、こなたは呟く。
「『許してあげて』だって?許さないよ…」
(ピンタした事や、頭を踏んづけた事はともかく、私の気持ちを裏切った事は許せない)
「死んで償え」
こなたはポケットに手を入れた。かがみに対して使用した後も
持ち歩いているかなたの形見が、手に触れる。
(今なら最速で6限には効果が出る、か。出来れば私の眼前で断罪されて欲しいな)
希望をこめて、その名を口にする。
「高良みゆき」
こなたは祈るようにボタンを押した。それと同時に、5限開始のチャイムがなった。
(死者を送り出す鐘の音にしては、貧相な音色だね。まぁ、それがお似合いか)
757学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:44:06 0
>>532-537 >>589-594 >>669-678 >>744-756
取りあえず、今日はここまでです。
蛇足ですが…明日特攻する方は頑張ってください。
自分も模試感覚で突っ込んで爆死してきます。んでは、御健闘を。
758学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 17:50:06 0
KO☆RO☆SE!!
759学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 18:11:06 0
gj
760学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 18:25:34 O
GJ

明日なんかあるん?
761学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 18:25:51 O
>>757
貴方のキャラ豹変はいい意味で憎らしい
762学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 18:37:15 0
>>757
国家一種だな
俺は特攻して散るぜ
763学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 18:47:01 0
>>757
踏みつけた時の
>>「ゆきっ」
っていう白つかさの呼び捨てセリフになぜか凄く萌えたw
764泉こなた:2008/05/03(土) 19:57:24 0
Σ(〓ω〓.)私は732で最後、それ以降は書いてないよ、最近、私の偽者がでて困るなぁ・・・。
昔は「泉こなた」って書いてても、(〓ω〓.)がなかったり、とかだったのに最近では全て真似してくるから手ごわい・・・。
あたしは基本、人の暴言とかはかかないのであしからず、どれも良い作品だと思うよ?
それと、1部の人はきずいてるかもしれないけど・・・。
実はいうと、あたしは・・・>>763みたいな張り付け?ができなくて、あたしと全く同じようにしていても
その、貼り付けができる=あたしの偽者という事でお願いねっ!
だから、742番さんとか745番!ってかいてあるんだよっ、この際だから、それのやり方を
教えてくれたらって思ったけど、それが勇逸の偽者と本物を区別する目印となりうる存在だから
教えないほうがあたしのためだね、よく考えたら、えへへっ。
あたしの偽者を偽る方だって、1001番さんは〜〜〜〜〜ってめんどいわけだしね。
765泉こたな(自作自演じゃないモン):2008/05/03(土) 20:31:07 0
Σ(〓ω〓.)
764番さんやっと気付いたかい

マジレスすると偽者から自分を守る方法も知らずに
こんな薄暗いスレを歩くモンじゃあねえぜお嬢ちゃん

微妙に空気読んでないレスがある
ま、こなたアンチ系スレならそれもウリになるかもしれんが
キャラクター系のスレでは気をつけなよ
そういったところではsageを覚えろよ

え、お呼びじゃないっすか?
じゃあ(セバスチャン)
766学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 21:02:38 0
>>764

>>を番号の前に付けるとおK

sageはメールフォームに入れればおK
勘違いして悪かった
767学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 21:16:43 O
>>764
ウザいのは偽物だけじゃない、本物もだ
768学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 21:17:53 0
こなちゃんはかわいいなー^^
769学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 21:23:14 0
>>654
GJ

トゥルー・マンショーっていう映画を思い出したな……
考えてみりゃ、あれもそうとう悲しい映画なんだよなぁ
770学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 21:34:56 O
偽物だか何だか知らないが、こなちゃんここにいると抹殺されるよーw
771泉こたな ◆mf2EyiJUOk :2008/05/03(土) 22:09:48 0
(≡△≡.)じゃあな、今後の偽者はオレじゃないぜ
というわけで
このスレ的にうざいコテハンが増殖する
772学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 22:11:56 0
>>757
すげー・・・鬱だ
でも面白い
773学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 22:46:02 0
最近SS増えてきて良いなぁ

落書き
ttp://uproda.2ch-library.com/src/lib024256.png
774学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 22:47:32 0
ホントに落書き
775学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 22:55:57 0
魅力のなさに定評のある俺の絵
776学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 22:57:59 0
K-O764 38,39です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1184296.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1184297.png

「んあー」のこなたに不覚にも自分でおっきしてしまった
777学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 23:06:21 0
>>776
た、確かにグッとくるものがあるな、これはww
778学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 23:10:55 0
>>776
1枚目の1コマ目のこなたがカワイイ
779学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 23:35:49 0
>>776
あなたは変態ですか!?
780学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 23:36:56 0
↑なんという最上級のほめことば
781学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 23:39:18 0
>>776
くそ…余計なコメントつけるから、んあーのこなたが愛おしくてたまらなくなってしまったじゃないか!
782学生さんは名前がない:2008/05/03(土) 23:43:07 0
はやくおちんちんを咥えさせるコラを作る作業に取り掛かるんだ
783学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 00:01:24 0
最近は北大阪くらいしかまともな奴はいないな
784学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 00:09:13 0
ラノベくんってやっぱ釣りだったの?
785学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 00:13:18 0
テキストファイルならとりあえず斧の軽いところにでも
上げとけばいい
786学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 00:15:30 0
>>783
そう?
俺はどの絵師さん、職人さんも好きだけどね
それぞれ千差万別、特徴があったほうがいいし
みんな同じような絵やSSじゃおもしろくないよ
787学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 00:27:00 0
>>786
だよね
788学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 00:59:00 0
何も出来ない奴のただの嫉妬だよ
789学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 02:54:12 O
黙れよ基地外集団
このスレを通報しるぞ
こなたちゃんを冒涜した罪は滅しない
790学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 03:07:55 0
(:;)ωT.)o彡゜自殺!自殺!
791学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 03:20:10 O
つRyuka☆Suiso
792学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 03:25:41 0
このスレはこなたアンチじゃないんだけどな
本気でこなた嫌いは少ないよ
好きだからこそいじめたいとか、涙目のこなちゃんかわいいとか
歪んでるけどこなちゃんへの愛はあるんだよ
793伊藤伊織:2008/05/04(日) 04:15:28 0
ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・                                                                                 ご
ごめんなさい・・・

                                         ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・                          ごめんなさい
                                   ごめんなさい・・・                                           ごめんなさい・・・

                                                                               ごめんなさい・・・
                                                                                  ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・
794学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 05:53:32 0
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遊戯王好きがまぎれてるみたいだネ(=ω=.)
795学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 08:06:12 0
Wii、ペルソナ、ロックマンということはゲーム好きもじゃない?
796学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 10:01:15 O
そして向こうにもこのスレが見えるオチwww
興味本位で開いて来るだろうから新参も増える。
797学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 10:33:06 0
798学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 11:09:11 O
>>794もの凄いゆとりがこのスレ見てるんだな

もっと精神異常かかってる奴とかが見るかと思ってた
799学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 11:20:38 0
>>798
sageろよゆとり
800学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 13:24:27 0
しつこいようだけどラノベ君はどうなったんだ?
801学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 13:41:14 0
釣りだったとしか思えない
火曜日とかなんとか言ってたし
802(≡ω≡.)神奈川:2008/05/04(日) 13:53:32 0
続きです。2回に分けようと思ったけど都合で3回になりそう。
書き終わってるのに糞こなたのAA張りに時間がかかるなんて……


「つかさ見〜つけた! ありがとう。これ、差し入れ。マックだよ〜 ヽ(≡ω≡.)ノ」
つかさ「おかえり。遅かったね…… 」
「いや〜 カラオケまで行ってね。ギリ終電で来たよ。ささっ! 食べて食べて。 (≡ω≡.)♪」
つかさ「うん…… (マックチキンに、シャカシャカチキンに、パイに、コーヒーSか……)」
「そうだ! つかさ、お金返すよ。幾らだっけ? (≡ω≡.)」
つかさ「モグモグ…… んんと、××××円だよ。」
「はい。ありがと。 I⊂(≡ω≡.)」
つかさ「それじゃ…… これが荷物だよ。」
「どれどれ…… あれ? つかさ、無いじゃん。 (≡皿≡.)」
つかさ「何が? 」
「限定CD。電話したじゃん。なんで買ってくれてないの! Σ(≡皿≡.)!」
つかさ「あれ…… ああ、お金足りなかったの。だから買えるのだけ…… 」
「何やってるの! 限定CDが一番のお目当てなのに! これじゃ意味ないよ! Σ(≡皿≡.)!」
つかさ「そんな事言われても…… ヒックシュン!」
「ううっ…… 風が強くなってきたね。とりあえず限定CDは今日も買えるみたいだし、あとで考え直そうか。 (≡ω≡.)」
つかさ「うん…… ごめんね。」

つかさ「ガクガクブルブル」
「やばいね。雪とか降ってきたよ。つかさ、大丈夫? (≡ω≡.)?」
つかさ「だい……じょうぶ。」
「そう。まぁ、最悪裸で抱き合えばいいしね! アハハ! (≡∀≡.)」
つかさ「……」
「ツッコんでよ〜 もう。 (≡ε≡.)」
803(≡ω≡.)神奈川:2008/05/04(日) 13:55:04 0
>>802

「それじゃ、つかさは最初に昨日買えなかった限定CD買って、その後に予定のサークル廻ってね。 ヽ(≡ω≡.)ノ」
つかさ「うん…… 」
「元気無いね。でも、今日帰りに奢っちゃうよ? 何が良い? (≡ω≡.)?」
つかさ「何でも良いよ…… 」
「そう…… 帰りまでには決めておいてね。 (≡ω≡.)♪」
アナウンス「コミックフェスティバル○×二日目。開場します。」

つかさ「(疲れた…… もう限界。こなちゃんの買い物は終わったけど、まだ17時まで3時間あるや・・・・・ )」
つかさ「(家に…… 帰ろ。)」

「アハハ! 似合ってますね、そのコス。私も来年はコスしようかな〜 って、メールだ。 (≡∀≡.)」

from:柊つかさ
To:こなちゃん
本文:なんか調子悪いから先に帰るね。バイバイ。

「ちょっ! つかさ! 帰るなら渡してからにしてよね! (≡皿≡.)」
「ま、おかげで奢るお金で同人誌買えるから良いか。ラッキ〜♪ ヽ(≡ω≡.)ノ」

かがみ「つかさ! なんで昨日帰ってこなかったの? 」
つかさ「お姉ちゃん。ごめんね。終電逃しちゃって…… ネカフェに泊まったんだ。」
かがみ「そう。なら良いけど、とりあえず荷物置いたらあんたも手伝いなさい。初詣の準備しないといけないからね。」
つかさ「は〜い…… 」
かがみ「(なんか顔色悪いわね…… )」
804学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 13:59:47 0
ktkrw
支援
805(≡ω≡.)神奈川:2008/05/04(日) 14:01:29 0
>>803


ワイワイ ガヤガヤ

そうじろう「やっぱ三が日は混んでるな〜 」
「そうだね〜 (≡ω≡.)」
そうじろう「つかさちゃん、大丈夫か? お前、散々連れ回したんだろ? 」
「大丈夫だよ。昨日はつかさ、先に帰ったし。 (≡ω≡.)」
そうじろう「そっか、なら今年も二人の巫女姿を写真に撮ろうかな。」
「かがみんに頼んで私も着て見ちゃおうかな〜 (≡ω≡.)♪」
そうじろう「お前に合うサイズあるのか? 」
かがみ「あっ! こなたにおじさん。明けましておめでとうございます。」
そうじろう「おめでとう。早速1枚良いかな? 」
かがみ「……せめてお参りしてからにしてもらえません? 」
「かがみん。つかさは? (≡ω≡.)?」
かがみ「ああっ、向こうでおみくじ売ってるわよ。」
「そっ、ありがと。 (≡ω≡.)」
そうじろう「それでかがみちゃん。やっぱその下は――」
806(≡ω≡.)神奈川:2008/05/04(日) 14:02:44 0
>>805

「つかさ〜 あけましておめでと〜 (≡ω≡.)♪」
つかさ「……」
「つかさ? (≡ω≡.)?」
つかさ「あ、ああっ、こなちゃん。来てたの…… 」
「どしたの? ボ〜っとして。 (≡ω≡.)?」
つかさ「いや、朝から働いてて疲れただけだよ。うん、なんでもない。」
「ふ〜ん。でさ、後でで良いんだけど、巫女装飾着させてくれない? お父さんが写真撮りたいんだって。 (≡∀≡.)」
つかさ「ケホケホ ごめん、今日は忙しいし無理かも。3が日過ぎたら大丈夫だと思うけど…… 」
「そこをなんとかお願い。ちょっとで良いからさ! (≡∀≡.)」
つかさ「うう〜ん…… 」
まつり「つかさ〜 ちょっとこっち手伝って〜 」
つかさ「は〜い。ごめんね。無理っぽいかも。」
「むぅ〜 じゃさ。買ってもらった同人誌、持ってきてもらえる? それくらい良いよね? (≡ω≡.)?」
つかさ「いい加減にしてよ! 忙しいんだよ? 別の日に取りに来れば良いじゃん。それじゃね。」
「あっ! つかさ…… なんだよ、ケチだな〜 (≡ε≡.)?」
そうじろう「あれ? つかさちゃんは? 」
「忙しいから向こう行っちゃったよ。 (≡ε≡.)」
そうじろう「ありゃま、写真撮りたかったのに…… とりあえずお参りしていくか? 」

まつり「つかさ〜 悪いんだけど奥から破魔矢持ってきてくれる? 」
つかさ「う〜ん。」
まつり「……つかさ〜 まだ〜? 何してるの? 」
つかさ「ハァハァ……」
まつり「ちょっ! つかさ! どうしたの? つかさ! お父さ〜ん。」
807(≡ω≡.)神奈川:2008/05/04(日) 14:03:49 0
もう少しだけど、ここまで。のこりは夜にでも。
808学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 15:04:29 0
>>769
実はトゥルー・マンショウとAIが元ネタなんです。
だから、そこに行き当たるのはたぶん間違いではないはず。
809学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 15:10:45 0
神奈川さんや中尉さんみたいにコテハンつけてもいいようなss書きになりたいなと思う
そんな世界系ss書いた655がいたりする。
とりあえず数書いて認めてもらうしかないかな・・・。
810学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 15:37:04 0
とりあえず数字コテでも名乗っておけば
811学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 16:40:55 0
>>809
神奈川はコテハンというより、名前を固定されてた時代の名残じゃないのか
812学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 16:56:01 0
>>811
コテハンなくても神奈川と中尉はすぐわかるな
813学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 16:56:24 0
糞こなたのAA張りがんばれw
AAが神奈川の持ち味のひとつだしw
814学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 17:26:15 0
>>812
神奈川はAA、中尉は文章の酷さか
815学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 17:29:31 O
ちゅういはおもらし描写だろ
816学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 17:32:57 0
中尉はおもらしだなw
もらしてなんぼだw
817学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 17:49:16 0
漏らさざる中尉は中尉に非ず
818学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 18:27:02 0
いいねえ
やっぱり神奈川のゴミ虫のようなクズこなたを見るとこのスレにいるって気がする
819学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 18:28:28 0
神奈川は「こなたが虐められて当然」的な雰囲気を自然に作るから困る
こなたへの愛ゆえに、って感じが出来なくて純粋に鬱になる
820学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 19:30:48 0
>>744-756
8.
 結局、授業中を含め、こなたが学校にいる間中にみゆきが自殺する事はなかった。
6限の時間中こなたはみゆきの席に度々目を走らせていたが、特に挙動に不審な点は見られず終いだった。
(明日の授業中に決行してくれるかもしれないし。家居る時に自殺されてたら楽しみが一つ減るけど)

 次の日の朝、こなたは一人登校するとみゆきの席に視線を走らせる。そこに、本来座っているはずの
みゆきの姿はなかった。たまたまいつもより遅い時間に家を出たのか、
或いは既に自殺してしまっているのかこなたにはまだ判断がつかない。
 そしてとうとう、ホームルームの時間を迎えてもみゆきが来る事はなかった。
そしてまた、あの日のように黒井の口からみゆきの死が語られた。
あの日のように乾いた標準語で。
「自殺、したそうです。遺書もなかった上に一人娘なので、
ご両親は受け入れる事ができない様子です。
もし、原因として心当たりがありましたら、私の方までご連絡下さい」
かがみの死を伝えた時よりも、その表情は悲痛に染まっていた。
(あんなんでも死ねば悲しいんだね。
ま、私だってみゆきさんの本性知らなければ、悲しんだんだろうけど)
こなたは心の中で、優しかったみゆきの顔と自分を踏みつけたみゆきの顔が交互にフラッシュバックする。
 その後も黒井は標準語を崩すことなく、あくまでも事務的に連絡事項を伝えた。
「こころ相談窓口というものが、今日から学校に設置されます。
今はまだ教師が交代制で生徒の悩みを聞いてアドバイスを与えるという段階ですが、
近々学外から専門のカウンセラーを招きます。
ですので、何か悩みがある生徒は一人で抱え込まずに、気軽に相談するようにしてください」
(そりゃ、立て続けに生徒が2人自殺してればそうなるか)
黒井が伝えた連絡事項のうちで、こなたが原因となったものについてさえ、
こなたの心には一般的な感想しか浮かばなかった。
こなたにとって、それほどまでに命は軽いものとなっていた。
今のこなたは、人が死んでも消滅しない事を知っている。
幽霊として存在している事を知っている。故に、死というものに対する恐怖も
生命というものに対する尊重も希薄なものとなっていた。
821学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 19:32:44 0
 ホームルームの終わり際に、黒井はこなたとつかさに世界史の成績と
課題の修正点の事で話があるから昼休みになったら生徒指導室に来るように、と伝えた。
こなたはそれに対し、
(流石は進学校。こんな時でさえ成績の話からは縁を切れないのか。自殺者二人出たのに、
休学にすらならないし)
などと呑気な事を考えていた。つかさなども、似たようなもので
「なにもこんな時に…」
と聞こえよがしに呟いていた。絶望に染まった表情ではあったが、毅然と黒井を見据えていた。
 恐らく、生徒の大半も似たような感情を抱いただろう。
だが、敏感な者はそれが口実に過ぎないことを感じ取っていた。

 指定された昼休みを迎えるまでの時間、つかさはこなたにべったりだった。
死に対する感慨が希薄で、かがみもみゆきも恨み、そして二人を死に追いやったこなたとつかさでは、
二人自殺した事に対する衝撃が違いすぎるのだろう。
つかさから見れば、姉と親友が何ら予兆を感じさせないまま自殺してしまったのである。
ショックが小さいわけがなかった。
 だが、そのショックを与えた当の本人であるこなたには、何かと寄り添ってくるつかさが鬱陶しかった。
「こなちゃん…」
「なに?」
溜息混じりに返答したいところだが、
ここでもまた親友であるみゆきの死を悼む泉こなたを演出しなければならない。
「こなちゃんは…私を置いて何処にも行かないよね?こなちゃんだけは、私の側に居てくれるよね?」
「私は自殺しないよ」
側にいるかどうかを答えない事で、鬱陶しい事を言外に伝えたかったが、
この程度の表現ではそれがつかさに伝わる事はないだろう。
この状況下で、発言に毒を含ませる訳にもいかない。
 そのような事もあり、こなたは授業間の休み時間が苦痛だった。
少し前までは、授業時間が苦痛で仕方なかったが、
ここ最近の学校における安らぎの時間は授業時間になりつつあった。
822学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 19:33:48 0
 また、今日は視線を感じる事が多かった。仲が良かった4人のうち、2人が死んだのだ。
注目されないわけがない、とこなたは初めのうちこそ思っていたが、
クラスメイトからの視線には同情心や好奇心というよりも、敵意の感情が垣間見える事に気付いた。
(なんだろう…)
 そういった視線に対しある種の恐怖心を抱きながらも、遂に昼休みを迎えた。
こなたは席を立つと、パンを持って生徒指導室へと出向こうとした。
「まって、こなちゃん。私も行く」
こなたの後を手ぶらのつかさが追いかけてきた。
「つかさ、昼食持って来いって言われなかった?長引くよ」
「やっぱり食欲なくって。でもありがとね、こなちゃん。心配してくれて」
頬を赤らめながら、つかさは照れ笑いを浮かべた。
「うん、まぁなにかしら食べといた方がいいよ。身体に悪いし」
気遣うような台詞を吐きながらも、こなたは心中毒づいた。
(心配してるわけじゃないよ。なんでこう変な勘違いしてるんだろ)
話しているうちに、こなた達は生徒指導室の前までついた。
 生徒指導室のドアをノックすると、「おう、待っとったで」という快活な声が聞こえた。
「失礼します」
「失礼します」
こなたとつかさは、順に中に入り、後ろ手でドアを閉めた。
「まぁ、座ったらどうや」
声こそ明るく、いつも通りの関西弁ではあるがその顔は暗い。
こなたとつかさが座るのを見届けた後で、黒井は早速本題へと入った。
「まぁ、成績の件なんやが、スマンな。嘘や。ホンマは高良の話や」
ああ、そういう事か、とこなたは納得する。要するに、周りに悟らせない為の方便だったわけか。
いくら仲が良かったといっても、みゆきの件でピンポイントに二人を呼び出す訳にもいくまい。
(へー、そういう気遣いくらいは出来るんだね)
「実はな、高良の親御さんから学校でも原因について調べて欲しい言われてな。自殺した事が
広まってもいいから、真実が知りたいと言ってきたんや。どうや?お前ら親友やったろ?
なんか気付いた事ないか?」
823学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 19:35:43 0
(『親友やった』か。確かに。既に過去形だね。私の場合、みゆきさんが生きていても過去形なんだけど)
こなたは心の中で笑うと、沈痛な表情を保ったまま悲しげな声音を作る。
「いえ、私は特に心当たりはありません。かがみにせよ、みゆきさんにせよ、親友だったはずなのに
私には何の相談もありませんでした」
「私も、ないです。どうしてあんな事しちゃったのか、まだ信じられないくらい…」
「そうか…。実はな、休み時間にウチに話し持ってきた生徒がいてな。
柊、お前昨日高良と喧嘩したそうやな?昼休みが終わる直前に、
教室で何か言い争いしとったみたいやけど」
こなたにとっては初耳だった。
(つかさとみゆきさんが喧嘩?昼休みが終わる直前って事は、タイミング的に、まさか私の事で?)
こなたは大きく溜息をつきたい気分だった。余計な事をしてくれた、
喧嘩の内容がこなたに関する事だったら、つかさはこなたに謝れくらいの事は言ったかもしれない。
少なくとも、こなたの名前が出た可能性は大いにある。
そうなると、こなたにまで火の粉が及びかねない。
「え。はい、確かに少し喧嘩しました。ですがそれが原因には」
「あー、分かっとる分かっとる。それが原因で自殺したんやない事くらいはな。
喧嘩ゆうても、軽い言い争いみたいな感じや聞いてるし。ただな、人の噂ってヤツは怖いもんでな?
それが原因や思うヤツもそろそろ居てるみたいでな。
もしかしたら何かキツイ事ゆうてくるヤツがおるかもしれん。
そうなったら、ウチに言えや。キツクお灸据えたる」
そういう事か、とこなたは納得する。朝方から感じていた敵意の視線は、
こなたに向けられたものではなく、つかさに対して向けられていたものだったのだ。
つかさがこなたに密着していたので、
こなたに対して向けられている視線だと錯覚を起こしかけてしまった。
(いや、或いは私にも向けられていたのかもしれない。つかさとみゆきさんの言い争いの中で、
私とみゆきさんが仲違いした事が語られていたのなら。いや、でも先生の言い方だとつかさとみゆきさんが
喧嘩した事しか報告されてないっぽい。もし、私とみゆきさんが仲違いした事が流布していれば、
当然私とみゆきさんの件についても先生に報告されて、この場で追及されてるはず…)
こなたの思考を余所に、つかさは黒井に返答していた。
「あ、ありがとうございます」
824学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 19:37:08 0
「なに、生徒守るんは教師の役目や。それと、泉。もし、柊が的にされたら力になってやってくれんか?
ウチに報告するだけでも、或いは柊と今までどおり仲良くしてもらえるだけでもかめへんから」
「はい、分かりました。つかさの力になります」
(今までどおりでよいのなら、ね)
「こなちゃん、ありがとう」
つかさの瞳から涙が溢れた。何処か冷めた面持ちでそれを眺めつつ、こなたはげんなりした。
「さて、話も長なったな。そろそろ教室帰り。あとな、もし、
なんか思い出したらどんな瑣末な事でもええから、
報告してくれへんか?高良の件に限らず、柊の姉の件でもや」
「分かりました」
つかさとこなたの声が重なった。一つは涙声、もう一つは暗い声で。
 こなたとつかさは黒井に対し一礼すると、生徒指導室を後にした。
 結局、持っていったパンに口をつける事はなかった。


 その後の休み時間は、つかさはこなたに寄って来なくなった。恐らく、こなたにまで火の粉が飛ぶのを
避けたいが為であろう。ただ、こなたが見る限り、つかさに対し敵意を持っているのは
クラスメイトの中のごく一部に過ぎないようであった。また、それも敵意と表現してしまっては
些か正鵠さを欠いているように感じた。どちらかといえば、疑いの眼差しに近い。
(それもそうか。先生の話聞く限りじゃ、それほど大きな喧嘩はしてないみたいだし。
そもそもあの時つかさが教室に戻ったのって昼休み終了間際、
授業開始まで大喧嘩できる時間はないしね。それになにより、つかさは姉が死んで傷心。
周りも辛くは当たれない、か。先生の心配は杞憂に終わりそうだ)
尤も、とこなたは続けて思考する。
(つかさが私に寄り付かなくなったのはあり難いけどね)
こなたは一人ごちた。しかし、こなたは一つ見落としていた。
こなたとみゆきの仲違いこそ知られていないとしても、
またつかさとみゆきが大規模な喧嘩をしていなかったとしても、
こなたとかがみの間の険悪なやり取りを近くで見聞きしていた存在がいたという事を。
825学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 19:38:03 0
>>820-824
キリいいところで、今日はここまでです。多分、後二日で終わる。
826学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 19:39:37 0
こなたうざくなってきた
827学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 20:55:28 0
正直一発目からこな虫ムカつくな
>>825
投下乙
こなたいじめ続きです!
http://uproda11.2ch-library.com/src/1184542.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1184543.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1184544.png

ペンタブだとこんな感じですが(すいません
休みが終わるまでにあと1〜2回は投稿したいです。

http://uproda11.2ch-library.com/src/1184546.png
↑壁紙などにどうぞ
829学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 21:39:26 O
>>828
どんな待ち受けだよwww




乙!
830学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 21:41:40 0
壁紙に全部もっていかれるぞww
831学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 21:55:03 0
832学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 21:57:02 0
おい wikiあらされてねーか? ほとんどの内容消えて死ねとかメッセージが残されてるんだが
833学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 21:57:02 O
>>831
こんなところに俺の嫁が??
834学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 21:58:49 0
wiki荒らしがウゼえ……
自分のやってる事がどれだけ低レベルか自覚してんのか?
835学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 21:58:59 O
>>832
こりゃあ、例のスレの奴の仕業かねぇ?
836学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 22:02:15 0
自分はこなたが嫌いじゃなくてホラーのつもりで書いていたんだが・・・
こんな人間がいて残念だ
837学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 22:03:27 0
>>836
ま、そういうなよ
どう感じるかは人それぞれなんだぜ
838学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 22:04:17 0
相談なんだが前に描いてた転校の奴
レーニンのような死体保存じゃ面白くなかったか・・・
839学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 22:20:42 0
>>838
別に
840学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 22:57:06 0
>>835
すでにdat落ちしたwww
841学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 23:44:52 0
842学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 23:46:58 0
>>809
文章が酷いと言われて結構深手を負っている俺が言うのもなんですが
コテハンつける切っ掛けはアボーンするから付けろって言われただけの事

あれ?すると俺はお漏らしだけの男って事か・・・・
ちょっとこなたと心中してくる(お漏らし的な意味で)
843学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 23:55:48 0
上のグロ画像貼ったバカもついでに頼む
844学生さんは名前がない:2008/05/04(日) 23:58:02 0
そいつはたぶん童貞だから許してやろうよ
845学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 00:02:44 0
新スレはナリスマシやら出来ないようにID出るようにして欲しい
そしたら少しは馬鹿が減るんじゃね?
846学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 00:10:13 0
ニコの餓鬼共か、連休だからか
847学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 00:15:08 0
このスレのおかげで煽りや荒らし耐性が付いた
いつも自殺してくれるこなちゃんに感謝
848学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 00:19:27 0
K-O764 40,41です
http://uproda11.2ch-library.com/src/1184616.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1184617.png

みゆきさんご乱心
手ですからね
手ですよ

かがみがこの場に居なかったら終わってたなこの漫画

あとペンタブ欲しいっす…
849学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 00:21:57 0
ズブリてwww
850学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 00:22:39 0
おいおいw

というか、こなたが意外と平気そうwww
851学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 00:26:46 0
>>828
みなみちゃんはぁはぁ
いつもながら興奮させてくれますな、乙
>>848
ワロタ
みゆキチいいぞww
もっとやれwww
852学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 00:30:35 0
ってよく見たらかがみもよだれがw
853学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 01:37:47 0
854世界系の655:2008/05/05(月) 01:54:41 0
スキャナーってやっぱ最新のほうがいいのかな。
画質とか
855848:2008/05/05(月) 01:56:50 0
>>854
スキャナであればそれでいい
パソコンに読み込めるものであれば何だっていい
俺は段々自信がなくなってきた
856世界系の655:2008/05/05(月) 02:01:10 0
五年くらい前のスキャナで十分ならば。
明日買ってきて速攻、描いた漫画投稿するだが。
大丈夫かな
857848:2008/05/05(月) 02:02:37 0
>>856
どうぞ、投稿してくれ
正直あんたの絵が如何ほどのものか怖くて堪らないのだが…
858学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:02:51 0
最近ネタ切れだ・・・・
859学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:03:39 0
>>854
安物でいいよ
カラーをスキャンするなら解像度高い方がいいかも

>>853
これ本人が作ってんの?
860学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:05:09 0
>>859
すまん
評判が悪かったから消しました
861学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:05:55 0
>>853
ひゃぁ…
改めてニコニコの怖さを知った
862学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:06:47 0
消すなよw
863世界系の655:2008/05/05(月) 02:07:09 0
>>857
以前一回だけデスノートの漫画の画家さんの講習イベントに参加して書き方直接教わった。
だが、なんせ一回受けただけだから上手くない。
あまり期待されるとつらい
864学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:07:56 0
>>858
誰あんた?
865学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:09:08 0
小幡はそんなこともやってたのかよw
866学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:11:05 0
>>865
字が違う
867学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:11:48 0
>>863
ほう、講習とな
一回でも受けたのなら
まず俺の万年デフォルメ漫画よりは断然マシではあるまいか
868世界系の655:2008/05/05(月) 02:15:24 0
>>867
書き方教わっただけ。構成とかコマの配置みたいの。
絵自体はそんなに上手くないさ。
ssには自信あったが、漫画には自信ない
869学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:16:04 0
漫画に期待sage
870学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:18:01 0
>>868
俺は正直SSにもあまり自信なかったが、
あんたはSSに自信があるとキッパリ言い切れるんだな
まあ実際凄いんだから貫禄としか言い様が無いがw
871学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:18:33 0
あげてやれよ・・・
872学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:20:06 0
>>866
知ってるけど
変換面倒だったから

ボタン二回余計に押すだけだったけど
873学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:20:09 0
ここのSSって結構レベル高い気がするのは俺がゆとりだからか?
874学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:21:07 0
>>868
俺と親近感の持てる絵師であって欲しい
そう願って期待age
875学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:21:59 0
いいの悪いの両方あるんじゃないの?
まあ自分が書いた奴は駄作だけど
876学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:22:53 0
画力がなくても
構成が上手い人の漫画は
web漫画みたいな媒体だと
かなり読める部類のモノだったりする

とか微妙なプレッシャー
877世界系の655:2008/05/05(月) 02:24:20 0
あれだ、今携帯で一部撮ってサンプルとしてあげてみる。
878学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:24:25 0
「転校」の問題点はそこか、自分は画力も構成の才能もないけど
879学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:26:43 0
ストーリー構成ならSSで鍛えているが、
漫画は描いてる途中で結末がコロコロ変わったりする
そして、後半gdgdになるか、逆に上手くまとまるかの瀬戸際に立たされる
そこで役立つのが伏線の応用
880学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:27:25 0
>>874
上手いとか下手とか気にしてるみたいだけど
あんたの作品にもファンがいるんだから
自分の価値を下げるマネは辞めてくれ

画力とか気にスンナ カイジみたいなもんだ
881学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:28:51 0
>>880
すまん
今回はマジで謙遜しすぎた気がする
これからは気楽に生きよう
まあ、まずは>>877の絵を拝見してみようじゃないか
882世界の655:2008/05/05(月) 02:40:48 0
知り合いのアプロダにアップ中。時間かかってるからもうちょいまって
883学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:44:42 0
>>882
了解した
884学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:45:04 0
夜中にwktk
885学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:47:28 0
絵を描いて一番辛いこと 叩かれること?貶されること? 
否 スルーされることさ・・・wハハハ、
886世界の655:2008/05/05(月) 02:48:29 0
http://pksp.jp/air-wizard/bbs.cgi?m=2800&n=224&sn=1&=&o=2
俺がらきすたを初めて友達から聞いたとき。
女の子らしくない
ボーイッシュ
アホ毛
の三つを聞いてなにも知らずに描いたもの。
こなたではないとしてみてくれ。
あくまでもサンプル。
887848:2008/05/05(月) 02:49:46 0
>>886
見事に期待を裏切りましたねw
十分過ぎます
888学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:50:04 0
上手いけど誰だよw
889世界の655:2008/05/05(月) 02:50:07 0
髪が長いとは思わなかった。
890学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:51:07 0
謙遜も過ぎると嫌味だという例がまた一つ
891学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:53:16 0
>>890
嫌味…そう聞こえるならすまない
俺はそんな気は全くないのだが…

まあ普通はこなたがあそこまでのロン毛だとは想像もつかないだろうよw
俺もこのスレ見て初めて知ったし
892学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 02:56:02 0
うwめぇwかwwんwべwんwwしwてwwwくwwれw
893世界の655:2008/05/05(月) 02:57:14 0
まぁ、明日スキャナ買いに行かなきゃ。
スキャナ50台限定安売りするからさ。
894848:2008/05/05(月) 02:59:30 0
>>893
おk
楽しみにしてるよ
いや、マジで楽しみだw
895学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:03:52 0
>>893
世界の655って
何か芸人みたいだなw
896学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:04:08 0
早寝しろよ

いまどきスキャナ50台とか即売り切れもないだろうけど
897学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:04:58 0
あんまり自己主張激しくしたら叩かれるから注意しろよ
898世界の655:2008/05/05(月) 03:09:02 0
>>897
気をつける。ありがとう

とりあえず、早めに出られるように、もう寝るわ。
おやすみだー。
899学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:12:32 0
3と3の倍数の時だけ・・・
900学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:14:16 0
>>899
こなたになるのか!
901学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:17:07 0
こなた「今から3の倍数と3がつく数字の時だけ自殺して5の倍数の時に生き返ります」
902学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:19:17 0
>>901
それなんか気に入ったww
903学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:21:14 0
903c(≡ω,`#)@;,#;;∴;,;@つ
904バルス:2008/05/05(月) 03:21:33 0
何故俺は認められない!
905学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:24:39 0
そういやバルスってなんかやってたっけ?
名前以外記憶にないんだがww
906学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:34:03 0
   ┃      
   ┃ 
  (≡ω≡.)
   U U 
   UU   
906
907学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:37:09 0
生き返れよwwwwwwwww
908学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:47:55 0
5の倍数って少ないから生き返るタイミングがシビアなのかw
909学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 03:53:30 0
|/   \|
|     |
|(≡ω≡.) |
|     |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
909 チーン
910学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 04:46:38 0
               _      ‘ー’   (⌒)
.      ,-、       //⌒   /     (こ○こ)
    てOう      〈.::.{  __, ベ.ー-<   ‘ーヘ_ノ
    ‘ー’      ,ゝ'´.::.::.::.::.::|.::.::.::.::`丶、
           / :.::.::.::.::.::.::.::j.::.::.::.:: く ̄
       {ヽ   ,'.:/.::.::⌒/|.::.::ハ⌒.::.::.:ヽ ハ
       ∨\_ {/.::.::/:./ |::/ ヽ\.::.::|.::V } 
.       / / ∨イ.::/≡≡l/  ≡= ハ.:.|ヽ「∨
        ヽ_{     |.:ハ:::::: 、_,、_, ::・{:.? ∨   <910
          \.  |ヘ.::.:l、 _(_ ノ_ イ.::|  /
       /.::.\ ヽ::|   ∨{  / |.:/ .xく
       /:/.::./\ ヾ\ 「] /| ノ'/.::.::l
     /.::./.::./.::.::.: _}   |lヽV/ l|r'´.::.::l.::.|
     l_;斗-く :.::.::. 〈 j   >ω<.| :.::.:: l.::.|
     V`ーく¨ヽ.::j≧ヘ  /  ∧ }| :.::.:: l.::.|
911学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 04:54:11 O
>>904
自己主張が激し過ぎたんだよ。

まさしく>>897の言ってる事が当て嵌まったのが君。
912学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 07:40:40 O
バルスも世界のなんとかもウザい
913学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 07:43:10 0
>>904が本人かはわからんが、
過去スレ読めば分かるだろうけど、評価してくれてる人もいたんだから
認められないとか言ったらアカン

あと、原因はどうあれ未完結なイメージが強くて何気に作品が少ない気も・・・
それだから最初の作品は良かったと思うけど、他のは印象に薄いかも

あとは自己主張とかの話だけど、聞いても無いことを話したり、
名前欄がコロコロ変わったりとかしたときは正直この世から消え去って欲しかったです
914学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 09:23:02 0
>>655
誰もツッコミ入れてないが…
655のSSってセカイ系じゃなくて、SFじゃね?
セカイ系って中二病くさい台詞回し、無機的な世界観、
記号みたいなキャラクター、ペシミズムに染まった主人公達の思考、
ニヒリズムに毒された主人公達の思想、
そんな感じの作品差すんじゃなかったっけ?
戯言とかエヴァみたいな。

それと、「セカイ系」って言葉自体は褒め言葉とは言い切れないかもしんない。

655のSSは、退廃的な世界観と悲劇を、流麗な文体によって構築したSFであって、
セカイ系のような安っぽい代物(セカイ系好きな人居たらゴメン)ではないと思うが。
915学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 09:39:31 0
自虐だと思うんだが
916学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 09:44:26 0
3001年終局への旅
魁種族
917学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 09:46:35 0
惑星ソラリス
918柊・かがみ:2008/05/05(月) 10:21:00 0
ちょ、このスレって何なのよ?! 酷くないっ?!
919学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 10:54:24 0
いいえ至高です
920学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 11:18:37 O
>>918
他人のこと心配してる暇あるのか?
お前のスレだってあるのだぞ
フヒヒ
921学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 11:28:00 0
        ∬
      , ,,., 、 ,.._.,i,        
     cξ(゚д,`#)@;,#;;∴;,;,@つ  
       "^゙≡;: "⊂∵⊃
Σ(≡Д≡.;)!かがみん!

        ∬
      , ,,., 、 ,.._.,i,        
     c(≡ω,`#)@;,#;;∴;,;,@つ <私もかよ・・・
       "^゙≡;: "⊂∵⊃
922学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 11:39:03 0
漫画期待age
923泉こなた:2008/05/05(月) 11:47:48 0
(〓ω〓.)

924学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 13:09:47 0
中尉の文章ってどこがクソなんだ?
クソって言った人教えてくれよ
925学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 13:20:41 0
批評家とかの文章読んでると「どこが○○だ」とか言ってるけど
物語にしろエッセイにしろ、そういう細かい単位で見るのは変だと思うぜ?
言ってみれば「なんでお前はらき☆すたが好きなの?」っていう質問みたいに
語りきれない要因と個人的な感性からクソだと感じたんだろうな

まあ俺は中尉のお漏らし作品大好きだから
クソって言った奴ぶちのめしてやりたいけどな!
926学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 13:25:01 O
「クソ」って…誉め言葉じゃなかったの?
927学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 13:26:48 0
お漏らしだけにか?
928学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 13:30:07 0
中尉の文章はクソ面白いって事だよ
929学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 13:48:30 0
お前等の話を総合すると、
「中尉の文章はクソをお漏らししちゃう程に面白い」
でFA?
930学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 13:51:22 0
もらさない中尉はただの中尉だ
931学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 14:09:56 0
中尉の人気に嫉妬wwwww
932924:2008/05/05(月) 14:20:24 0
そ、そういうことだったのか
大きな勘違いをしていたようだ
933学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 14:31:37 0
え!?なに?
そーいう事なんですか?
934学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 14:39:55 0
( 〒ω〒.)φ


くさいと言われた

ご飯がくさいと言われた

くさいのは私がくさいからだと言われた

くさいのはお風呂に入ってないからだと言われた

お前はくさい人間だから

毎日3回お風呂に入れと言われた

1回のお風呂もいっぱいいっぱい

入らなければならないと言われた
935学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 14:53:29 0
救おうとしてくれたかがみを吊橋から突き落とすんですね。わかります
936学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 15:34:16 0
漫画マダー?
937学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 15:47:01 0
自分の思った通りの絵が描けるって素晴らしいよな
938学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 16:03:40 O
>>935
そしてかがみは奇跡的に助かり、陵桜学園の校庭にある多数のずだ袋が
全て死体だということを自衛隊のトラックの中で知って発狂する。
939学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 16:23:06 0
>>938
だが、それは序章に過ぎなかった
940学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 16:25:26 0
かがみ「こなたのバスタオル姿は見物ね…ハァハァ」
941学生さんは名前がない:2008/05/05(月) 16:26:04 O
そろそろかがみ自重w
942学生さんは名前がない
すじこなたw