お前らの脳内ストーリー晒せ

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1学生さんは名前がない
懲りずに立てる。大型作品から一発ネタまで
なんでもおk。
2学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 11:23:24 0
2
3学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 11:28:06 O
小説っぽいのは正直面白くない
4学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 12:01:04 0
まあいいジャマイカ。基本フリーなんだし
5学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 12:06:29 O
>>3
そういうことばっかいうから新規投稿しにくくなるんだよ 馬鹿?スレタイ嫁よゆとり
6学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 14:39:57 O
7学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 15:53:32 O
二次元に生まれ変わりたい
そんな妄想しながら眠る毎日
8学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 15:56:07 O
まぁ寝る前はセックスする妄想がデフォ
9学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 16:50:43 0
前スレまで連載していた方々カマン!
10学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 18:29:45 0
「ふむ、いったいどうすればいいものか…?」
私は悩んでいた。上からの支持でアメリカの支社で
ゲーム業界に乗り込んだのはいいが、そこはすでに独占状態。
だから私はゲームについて知ることから始めた。
ゲームを研究するうちに分かったこと。それはストーリーが無いということだ。
どれも確かに面白いが、単調になりがちである。
そこで私は主人公の恋人がゴリラにさらわれて主人公が助けに行くという
ストーリーを持たせることにした…主人公がどちらを向いているかわかりやすいよう
大きな鼻にし、髪を表現できないので赤い帽子を被せた…。
11学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 19:58:26 O
なんか任天堂っぽいなw
12学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 20:23:42 O
俺が考えたエロゲ

主人公
旧家の長男
しきたりで何故か長男は成人まで家にいる間は女装してなきゃいけない。
家にいる間は何故かある女用制服着用

メイド:主人公と同い年
メイド2:主人公より5歳上でショタコン
ぬこ2匹:
主人公が拾ったらしく物心ついた頃から飼育してる雌ぬこ
白毛と灰毛の2匹で白毛は新月に灰毛は満月の夜に擬人化
13学生さんは名前がない:2007/12/17(月) 22:57:22 O
あぐ
14学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 00:39:55 O
アライド・ブルー
ジャンル:ロボットアニメ
監督:俺
作画監督:俺
アニメーション制作:俺の脳内
放送局:テレビ脳内
アライド・ブルーは俺の脳内が制作した日本のテレビアニメ作品。
テレビ脳内より2012年4月から10月まで放映された。
全26話(2クール)。

作品概要
コンセプトはタイトルが示すとおり「青一色」。
殺伐とした現実と同時空上の延長上にある近未来の地球が舞台。
テレビアニメ作品とは思えないメカニック映像の美麗さ、キャラクターの心理描写とハリウッド映画のような派手な演出が大変評価された。
米国にて同作の実写映画化が決定されている。(公開未定)

あらすじ
温暖化と関係無く地表の殆どが水没した近未来の地球。
人類は海中での生活を余儀なくされながらも生き残った国家独自にコミュニティを築き生存を続けていた。
そんな中、深大陸探査機関decoyに籍を置く傭兵隊ノーチラスは開発中の巨大海洋空母を発見する。

登場人物
チェスター大神
この記事は加筆修正中です。
15学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 04:30:39 O
あぐ
16学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 05:31:27 0
このスレの妄想を心理学の先生のところに持って行って
分析してもらったら面白いことになりそうだ
17学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 11:28:07 O
クーソーしてから寝てください
18学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 15:41:14 O
あぐ
19学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 18:34:26 O
まなみまだ?
20学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 20:42:58 0
すみません…まなみの作者です。ようやく規制解除されました。
で、今すぐ投下出来ない言い訳はバイトと課題とテストっす。
遅ればせながら>>1乙です。また近いうちに投下します
21学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 21:47:28 O
OCNか
22学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 21:48:37 0
樺太が一人で張り切りすぎてて引くわ
23学生さんは名前がない:2007/12/18(火) 22:53:47 0
課題の息抜きになるような作品を誰かくれ
24学生さんは名前がない:2007/12/19(水) 01:06:36 O
あげ
25学生さんは名前がない:2007/12/19(水) 07:46:16 O
期待あげ
26学生さんは名前がない:2007/12/19(水) 12:17:27 0
あげ
27学生さんは名前がない:2007/12/19(水) 15:40:27 O
さて
28:2007/12/19(水) 16:20:34 0
メーカー製ってどーなんてるん?
本体のDSPなら1から新しく組んだPCにはムリよねー。ってか認証通らなさそう。
29学生さんは名前がない:2007/12/19(水) 18:01:16 0
スネーク、あの男のことは知っているだろう?
30学生さんは名前がない:2007/12/19(水) 18:52:07 O
もちろんだ大佐。ぼっちだな!
31学生さんは名前がない:2007/12/19(水) 19:59:38 O
トゥルリン!
32学生さんは名前がない:2007/12/19(水) 21:50:59 O
前スレの最後の方になんか面白いネタあったよね
33学生さんは名前がない:2007/12/19(水) 22:57:10 O
ひなびた日本家屋なんたらか?
34学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 00:00:33 0
あげ
35学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 02:19:46 O
脳内ストーリーに登場するキャラの絵書いてるが下手くそ杉ワロタ
36:2007/12/20(木) 04:19:17 0
れぽ乙。
それなりに薦められてるだけあるかもね。

ファンはNidecとか山洋とかのを電圧下げて使うのがメジャーかな。

VGAはよほどの性能をもとめない限り、ファンレスのがオススメですよん…。
37学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 04:53:18 O
NG設定面倒くさいなあ
38学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 06:58:57 0
 
39学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 12:45:38 O
ほしゅ
40学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 13:21:36 O
学生寮で相部屋になった奴が実は家庭の事情で男として育てられた女の子で…

みたいな妄想してる俺きめぇwww
41学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 13:27:30 O
よく考えた設定と瓜二つのエロゲが既にあったりする
42学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 13:58:10 O
Kanon,Airはsnowのインスパイア
43学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 15:15:56 0
そこで開き直っていろいろなエロゲのストーリーの一部を取り、
チャンプルーにしてオリジナル作品として発表している俺がいる
今のところバレたことはない
44学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 15:55:24 O
さあ、うpしてもらおうか。
45学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 16:36:02 0
ほすあげ
46学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 16:41:30 0
いつかは自分達の国に帰りたいと、海の向こうを眺めていたな?
いつかは帰れるといいな・・・?

ひゅーーーーーー・・・・・・・・ん・・・・・

ちゅどーーーーーーん
47学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 18:36:22 O
あげ
48学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 22:34:30 0
クリスマスが近いよあげ
49学生さんは名前がない:2007/12/20(木) 23:26:12 O
絵の練習と平行して脳内無双の武将書いてるがなかなか上手い絵が書けない
50学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 01:54:50 O
ほす
51学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 03:27:11 O
文章途中だけど続き投下してみる。

あらすじ
普通の高校生の皐は、ひょんなことから妹の世羅に眠る天使と自らの中に眠る火の宝珠の存在に気づいた。
夜中の学校で対峙した人間の姿をした強欲の悪魔アルゴラヴは、皐の念じた憤怒の力が具現化された炎で右腕を抹消され姿をくらます。
時が過ぎる中で平穏な日常に迫る異変を感じながら活動を始める契約者達。
そんな中錬金術師の少女は世羅に眠る天使の抹殺を決意、結晶で作られた銃を用意して期を待つ。
一方・・・
52学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 03:29:14 O
暗闇。その暗闇に仄かに点在する蝋燭の灯り。
規則的な間隔の下、灯る点の回廊の奥には一際暗い闇に身を隠した何者かが直立不動で佇む。
妙に湿気めいたこの空間の天井から滴が滴り落ちる音だけが響き、不意に何かが燃焼されるような音が発せられる。

ほぼ無、暗闇だった空間の一部分に“発生”した火球。
密閉されたこの空間の空気を燃やす何者かが朱色の渦を巻きながら形を成していき―、
それは鳥の形となり宙を舞った。

甲高いさえずりを上げ円を描いて飛ぶ鳥はその身に灯る炎で回廊を照らす。
翼がはためく度に空間の明暗は揺らいでいき、発せられた炎量は頂点に達した。
露わになる黒の空間。
微弱な明るみが強まり照らす朱色の空間。
さながら古代の神殿のような彫刻が壁面中に彫られたその岩窟は、明らかに人の手の加えられた痕跡が見てとれる。
53学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 03:32:46 O
影ができ、規則的に空けられた窪み。
それら無数の横穴全てに人間の形をした物が横たわる。
精油漬けにされ長きを眠り続ける、古を生きた者たち。
何を思い眠っているのだろうか、その誰もが希望に満ち足りたような穏やかな寝顔を浮かべて眠りについている。
彼らが横たわる無数の横穴は向かい合って並び、その間には白色の石の回廊が奥へ向かい縦一線に走る。

白線が行き着く先には、祭壇のような石造りの台座が設けられている。
何を祀っているとも思えない祭壇。
人間のどの言葉にも当てはまらない文字が刻まれたその台座の更に奥には、この暗い岩窟には余りに明るい青の色彩を放つ地底湖が広がっている。
見る者に畏れさえ感じさせるであろう透き通るような限りなく鮮やかな青の湖面。
54学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 03:34:41 O
まず、その姿は一目で人間でないということが分かる。

それは、歪な蹄を持った二本の脚を持っていた。
それは、コウモリのように角張った黒紫の翼を持っていた。
それは、蛇のようにしなる尻尾を持ち、
見るもの全てに酷く嫌悪感を抱かせるであろう薄汚れた人間ではない頭を持っていた。

山羊とも雄牛とも鹿とも言えない頭を持った有翼の獣人。
恐らくはこの場でこの姿を表現するのに最も適した言葉。

開かれた二つの孔にの黄色い瞳に既に光は無く、頭からは一対の鋭い角が垂直に生えている。
鼻孔を震わせ乱雑な湿った音を立てる吐息は荒い。
何かに酷く苛立っているようだった。
55学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 03:37:01 O
見直したら改行やべえ('A`)
56学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 09:06:14 O
あげ
57学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 14:34:12 O
ほす
58学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 16:08:56 O
さて
59学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 18:11:24 0
萌える何かを考え中
60学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 22:51:45 O
燃料が無い
61学生さんは名前がない:2007/12/21(金) 23:59:09 0
気長に待つ
62学生さんは名前がない:2007/12/22(土) 03:17:33 O
ほす
63学生さんは名前がない:2007/12/22(土) 09:54:00 O
まなみは〜?
64学生さんは名前がない:2007/12/22(土) 15:00:48 O
あげ
65学生さんは名前がない:2007/12/22(土) 17:37:09 O
なかなか
66学生さんは名前がない:2007/12/22(土) 21:43:06 0
ある日、どこから来たのかそんなことは分からないが
いわゆる怪物に襲われた私、宮本里香。やられそうになったところを
助けられた…なんか黒い影みたいなのに。
一体何者なのか全然分からない。
…しかし私と彼はいつかまた会う気がするのだ。
67学生さんは名前がない:2007/12/22(土) 23:19:14 O
考え中の設定と瓜二つの設定のエロゲあってゲンナリ(´・ω・`)
68学生さんは名前がない:2007/12/23(日) 04:23:14 O
69学生さんは名前がない:2007/12/23(日) 09:54:31 O
ほす
70学生さんは名前がない:2007/12/23(日) 12:30:07 O
1999年8月11日に宇宙から未知の生物が降りそそぎ,
人類は絶滅の危機に頻していた 人類は彼らを
ノストラダムスの予言になぞらえ未知の生物群をアンゴルモア軍と呼ぶ
また同年に起きたグランドクロス(惑星直列)以降
未来を予知できる子供が産まれるようになる
彼らは予言者と呼ばれ現在まで続く戦いの主力になる

主人公 予知能力は低いが最後覚醒して過去を変える

リーダー 3日ぐらい先まで予知できる
71学生さんは名前がない:2007/12/23(日) 14:24:49 O
まだまだ
72学生さんは名前がない:2007/12/23(日) 18:27:09 O
気長に
73学生さんは名前がない:2007/12/23(日) 21:36:26 O
あぐ
74学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 00:47:33 0
ほす
75学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 08:26:59 O
あげ
76学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 08:39:18 O
雨は夜更け過ぎに雪へと変わる。俺は関係なしにバイトさ。彼女なんてもう何年もいない。
ため息をつきながらゴミ出しに向かい表に出た。
恋人達が群がっていたさ。俺はだんだん腹が立ってきた、なんで自分だけこんなめにあうんだという激しい嫉妬に襲われたのだ。
俺はゴミ袋を背中にかかげ雪降る街を一目散に走った。気分はサンタクロース
泣きながら叫んだ。

「鬼は外!!!!福は内!!!!」

袋からゴミを取りだし恋人達に投げつける。
77学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 08:48:56 0
脳内ストーリーの人物には誕生日血液型まで設定してる
78学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 13:52:42 0
脳内では大活躍するんだけど、
いざ文章にするとそうはいかないんだよなぁ…。
79学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 15:23:54 O
>>77(´・ω・`)人(´・ω・`)
80学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 15:28:48 0
女「え?・・・オリガミ?なんのこと?」
俺「オリガミじゃなくて、お・り・も・の!」
女「織物?服とかじゃなくて?」
俺「そう」
女「・・・・・・」
俺「どうした?」
女「ちょっとこんな事言うのも気が引けるけど、○○君、ちょっと下品だと思う」
俺「当たり前だろ馬鹿か、下品だからこんな事聞いてんだよ」
女「そんな・・・やめようって・・・」
俺「どうせ俺と別れたらこの後馬鹿女どもと合流して
俺のこと話題にしてキモイキモイいいまくって次の日からシカト合意条約を結ぶんだろ?
ふざけんじゃねえっての、死ねよ」
女「・・・・・・ごめ、今日、もう帰るね、また明日・・・」
俺「明日なんかねーよ、死ねこの糞ビッチが。おめーの馬鹿友達どもにもよろしく伝えておけよ」
81学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 15:28:59 0
女「じゃあ、ね」
俺「オリモノ女!!!オリモノ女!!!オリモノ女!!!
お前オリモノ臭せーんだよ!!!オリモノ女!!!」
女「・・・ちょっ!○○君・・・!!大声出さないで・・・!!」
俺「オリモノ女!!!オリモノ女!!!オリモノ女!!!」
女「・・・!!」
俺「おいちょっと待てよ、逃げんじゃねーよ、オリモノ女!!」
女「・・・きゃっ!」
俺「女の足で男から逃げられると思ってんのかよwこのオリモノが!!!」
女「やめ!!そこどいてエッ!!」
俺「ホラホラみんなこっち見てんぞ!!オリモノ女のお前見てんぞ!!!
ほら愛想良くしろよ、オリモノ女!!!」
女「・・・ッウウ、あ゛あああああああああああっ!!!」
俺「んあ?何キレてんだよww」
バシーッ!!
女「っあ゛っ!!」
俺「女が男に勝てるわけねーだろがwこのオリモノが脳みそ足りてねーのか?フイ゛イ゛ーッ!!
オリモノ!!!オリモノ!!!オリモノ!!!オリモノ!!!」
女「・・・っう、うっう、うううううっ・・・」
俺「泣いてんじゃねーよオリモノ!!!オリモノ!!!オリモノ!!!オリモノ!!!」
82学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 17:34:17 O
最近絵にハマってここで晒した脳内ストーリーの登場人物書いてる
人間の形とどめてないけど
83学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 18:49:35 O
>>82
まなみ描いて
84学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 22:21:24 0
なんの
85学生さんは名前がない:2007/12/24(月) 23:57:32 0
年末はみんな忙しいのか…?
86学生さんは名前がない:2007/12/25(火) 01:10:32 O
まあそれも少なからずありそうだな
87学生さんは名前がない:2007/12/25(火) 10:19:05 O
あげ
88学生さんは名前がない:2007/12/25(火) 13:35:49 0
まだまだ
89学生さんは名前がない:2007/12/25(火) 17:14:32 O
あぐ
90学生さんは名前がない:2007/12/25(火) 20:53:09 O
ほすあげ
91学生さんは名前がない:2007/12/26(水) 00:03:58 O
あげ!
92学生さんは名前がない:2007/12/26(水) 02:46:48 0
 
93学生さんは名前がない:2007/12/26(水) 05:44:14 O
うーむ
94学生さんは名前がない:2007/12/26(水) 09:55:42 O
あげ
95学生さんは名前がない:2007/12/26(水) 13:35:40 O
ほす
96学生さんは名前がない:2007/12/26(水) 18:02:16 O
あげ
97学生さんは名前がない:2007/12/26(水) 23:09:10 0
 
98学生さんは名前がない:2007/12/26(水) 23:13:32 O
もはやあげと保守しかないスレに存在価値はあるのか
99学生さんは名前がない:2007/12/27(木) 04:26:19 O
お題
100田中:2007/12/27(木) 04:27:46 0
st
101学生さんは名前がない:2007/12/27(木) 04:28:24 0
戦争
102学生さんは名前がない:2007/12/27(木) 09:56:18 O
大生板なんだから気にすんな
103学生さんは名前がない:2007/12/27(木) 12:47:32 O
あぐ
104学生さんは名前がない:2007/12/27(木) 17:15:37 0
第1話「伝説の始まり」

俺の名は綺羅黄家利信(きらこうけ としのぶ)。
17歳! 高校生だ! 今日は月曜日なので学校に行く!
まだ6時だけど俺は剣道部期待のホープだから朝練に行かねばならぬ。

「憎しみで人が殺せたら…」

おっとっと、独り言を言っちまった! へ…へへ。

キキーッ! ドガシャー!!!

トラックにひかれた! 俺は死んだ!

………
……


続く!
105学生さんは名前がない:2007/12/27(木) 22:43:58 O
いいじゃん、面白そう
106学生さんは名前がない:2007/12/27(木) 23:34:26 0
この何ヶ月か姉妹レズのヤンデレものを書いてみたい気分なんだよね
ただ延々と長くなりそうだから、スレに貼るのには向いてないだろうけど
107学生さんは名前がない:2007/12/27(木) 23:44:00 0
人数不足であまり使われていない園芸部の部室を、主人公と悪友が学校でゲームをやりたいがために乗っ取る。
大人しい部長と部員はこれを黙認。人数不足で来年以降の部活存続も危うかったので、もうどうでもよかった。
しかしそのうち「部室使用の黙認」⇔「力仕事を手伝う」という暗黙の協定ができあがっていき
半ば部員状態となった主人公たちと仲良くなっていく

加えて、保健室登校で暇を潰したい娘やら、部員一人で寂しい写真部/新聞部の娘やら、
植物観察が好きな美術部員、ゲーム類を撤去しようと小うるさく押しかける生徒会委員、
進学クラスで落ちこぼれた将棋好きやらが部室に寄り付くようになり、「園ゲー部」は賑やかになっていく・・・

要は学校のあぶれ者が集まってコメディやるっていうありがちな軽い話
108学生さんは名前がない:2007/12/27(木) 23:47:36 0
>>107
面白そうやね
109学生さんは名前がない:2007/12/28(金) 00:49:45 0
一度はキジバズーカに敗れ、戦意喪失したまなみ。しかし特訓の末に戦う心を蘇らせ
まなみは今度こそ勝利を掴むのだった…。

炎術剣士まなみ 第八話「食生活崩れる!野菜強奪作戦」
近頃はテレビの健康番組の影響か、巷ではベジタブルブームだ。大型スーパーから
八百屋までいろいろな野菜が売れている。特にキャベツは人気のようだ。
そしてここ、喫茶レイラでも…。
「雪絵さん、サラダを一つ」
「ごめん、まなみ。キャベツきらせちゃってね…最近はサラダが
バカ売れするもんだから…」
各家庭のみならず、飲食店でも非常に売れているようだ。しかしある日のことである…。

―――青果市場。いつもどおりトラックに大量の野菜が詰め込まれ届けられる。
そこの職員たちが野菜を降ろしていく。一通り片付き、しばらく目を離していた間に
事件は起きた。
「おい!野菜が一つもないぞ!」
「なんだって!?…本当だ、確かにここに降ろして置いといたはずなのに…」
「早く探すんだ!数えきれない程の業者さんから注文が殺到しているんだからな!」
職員たちは市場の隅から隅まで走り回り、怪しいとこをくまなく探すが…。
「駄目だ、どこにもキャベツの葉一枚落ちちゃいねぇ」
「くそぉ、困ったことになったぞ…」

野菜が何一つ手に入らない状況に各地の八百屋、スーパーにデパート、飲食店で
トラブルが立て続けに起きる。喫茶レイラでもお客に料理を振る舞うことが出来なかった。
「えぇ〜食べるものは出せない!?」
「申し訳ありません、野菜がいつまでも届かないので…」
「まあいいわ。今度はちゃんとしといてね」
客がいなくなると同時にまなみが店に入ってくる。
110学生さんは名前がない:2007/12/28(金) 00:50:24 0
「雪絵さん、どうかしたんですか?」
「ああ、それがね、今日はうちも商店街の食品扱っているところ全てに野菜が
来ないのよ。配送所に問い合わせたら野菜が消えたとか言ってたけど、
そんな瞬時に消えちゃうなんてねぇ、どこかで見落としてるんじゃないのかな」
「…ヘルスター帝国の仕業だ!!雪絵さん、私が謎を暴いてきますよ!」
すぐさま隼で飛び出す。

どこまで暗い空が広がる異空間。ヘルスター帝国の本拠地がここにある。
「デスワームは野菜をエネルギーとしてパワーアップしていきます。そして
今、日本は野菜が大量に出回っている…その野菜をデスワームが食べていく。
これにより、日本の混乱とデスワームの強化を同時に行うことが出来、
じわじわと侵略していく…こうなっております」
バルガン将軍がラデスにそう説明する。そしてデスワームも口を開く。
「ズワァァァム!ラデス様、バルガン様、このまま全国の野菜を食い尽くし
あっという間に日本を壊滅させて見せます!では」
デスワームは再び、日本に向かう。

その頃、まなみは野菜が紛失した青果市場や野菜を取り扱っている店を回っていた。
どこも野菜が無くなったのは一瞬のことで、その瞬間を見た者はいないそうだ。
「手掛かり無しね…だったら…!」
いったんまなみは捜査を止めて、その場を立ち去る。
そして次の日の朝。青果市場ではトラックに野菜が積み込まれ、箱が仕分けされていく。
職員たちが作業中の時、人知れず黒い影が通り過ぎる。そして職員達がいないのを
見計らって野菜を瞬時にまる飲みしていく。それは…というか、デスワームの仕業である。
「ふははは!野菜が毎日大量に来るここは素晴らしい。俺様のエネルギーがどんどん
蓄積されていく!さあ次はあれを食べるとしよう」
そして目先にあったダンボール箱に手を掛ける。箱を取ると同時にデスワームに
顔面に突然の衝撃が走った。まなみの鉄拳がめり込んでいた。
111学生さんは名前がない:2007/12/28(金) 00:50:59 0
「貴様!新堂まなみ!!」
「ヘルスター帝国のナイトメア怪人!やはりあんた達の仕業ね!」
「何故、俺がここに現れると分かったのだ!?」
「野菜を食い尽くすお前が、再び青果市場に来るのは分かっていたわ。
確実にお前と遭遇するにはこうして隠れる他、無かったわけよ」
野菜の葉を払うまなみ。ダンボールの中に付いていたらしい。
「くそぉ!だが、俺様は必ず更なるパワーアップをするぞ!その時が貴様の最後だ!」
言うと、煙幕を発生させて姿を消す。
「あ!?ここまで追い詰めたのに!」

まなみから逃れたデスワームは地中を移動しながら、多摩地方へと向かう。
直に野菜畑を襲って野菜を頂こうという魂胆だ。何故、最初からそうしなかったのかは
疑問に残るが。
見つけた畑には中年の男性が農作業をしていた。それをデスワームは背後から襲い掛かる。
「ズワァァァム!貴様の畑は頂いた!」
「うわっ!?何だお前は、うわあああぁぁ!!」
しばらくすると、まなみが隼に乗って畑へと到着した。畑はすっかり荒らされて
しまっている。まなみが畑に足を踏み入れると男性の呻き声が聞こえてきた。
「!…大丈夫ですか!?」
「ぐぁ…芋虫の化け物が蝶の化け物に…」
そのまま男は気を失ってしまった。ひとまず、まなみは彼を病院に連れて行った。
「蝶の化け物…まさか、デスワームが!?」
病院に送り届けるとすぐさま、街へと突っ走る。まなみが到着すると建造物は
特に破壊されてはいない。人々も特に傷ついた感じはしていない。
「確かにこっちの方に嫌な気があったはず…な、なに!?」
思考していたまなみの後ろから人々がまなみの身体を掴み抑えた。
「みなさん、やめてください!」
しかし、彼らに言葉は届かない。その時、不気味な笑い声が…。
「クカカ、いい格好だなぁまなみぃ?」
空から蝶のような姿の怪人が現れたのだ。
112学生さんは名前がない:2007/12/28(金) 00:52:42 0
「お、お前は!まさか…」
「そのまさかだ。俺はデスワームから羽化し、誕生したデスバタフライだ。
俺の鱗粉を浴びたそいつらは俺の思うがままに動くのだ!
まなみ、お前も俺の鱗粉を浴びて俺の下僕にしてくれる」
動きを制限されているまなみに鱗粉が掛かっていく。
「うっ…そうはいかないわ!炎心変幻!!」
炎術剣士へと変身し、鱗粉を吹き飛ばした。操られた人々の拘束からも脱出。
「変身しても俺の鱗粉からは逃れることは出来ないぞ!次はこれだ!」
再び、羽を羽ばたかせ、まなみに鱗粉をふりかけようとする。
「そう何度も浴びはしない…あうっ!」
避けようとするが、デスバタフライに操られた一般人がまなみに飛びつき掴みかかる。
「ははは!まなみ、これでお前は俺の軍門に下る!終わりだ!」
先ほどよりも多く、そして速く鱗粉を掛けられていく。
まなみの意識も飛びそうになってきた。
「こ、こんなことで…ううっ…ああ!」
「ヘルスター最強の敵が最強の味方になるのだ。さあて、そろそろどうだ?」
鱗粉を掛けるのをやめ、まなみに話しかける。
「新堂まなみ、俺が分かるか?」
「…はい、あなたはデスバタフライ様…私はあなたの忠実な下僕、新堂まなみです」
鱗粉を浴び、まなみは洗脳されてしまったのだろうか。
「よし、まなみよ、そこの男を斬り殺せ。お前の最大必殺技の火炎大破斬でな」
「分かりました。暁一文字…!」
デスバタフライは操っている男を殺せとまなみに命令する。まなみもそれに答え
暁一文字を抜き、炎を纏っていく。
「デスバタフライ様のために死んでください。たあぁ!!」
空高く飛び上がり、暁一文字を掲げながら一気に飛び掛った。轟音と爆風が巻き起こる。
しかし、男は無傷。代わりにデスバタフライが炎に焼かれていた。
113学生さんは名前がない:2007/12/28(金) 00:54:07 0
「うわぁぁぁ!!な、何故だ!?おのれぇ、まなみぃ!!」
焼かれながらも、まなみに憎しみの目を向けるデスバタフライ。それに息が上がっている
まなみが口を開く。
「はぁ…はぁ…危なかったわ…。デスバタフライ、実際お前の洗脳鱗粉はすごい性能よ…
だけど、私の意志の方が勝ったということよ」
爆発とともにデスバタフライは木っ端微塵に吹き飛んだ。

事件から数日後。日本全国の野菜は復活し、健康ブームがまだ消えてなかったため、
また飛ぶように売れていく。喫茶レイラでもサラダは無くなるばかり。
「雪絵さん、またカツだけサンドですかぁ?」
「しょうがないじゃない、野菜はまたきれちゃったし」
「これじゃあ、私が不健康になっちゃいますよ…」
嘆くまなみをよそにその後もレイラの野菜は足りない状態が続くのであった…。

「は〜い!解説お姉さんです!何か久しぶりな気がするけど気のせいだよね。
今日はまなみちゃんの行動拠点の喫茶店レイラについて。立川雪絵さんが
切り盛りしているお店で、雪絵さんはまなみちゃんの大学の先輩なの。時に優しく、
時に厳しくまなみちゃんを引っ張る姉御肌お姉さんです。レイラは安くておいしいけど
駅から少し離れているのが難点なのです。そして、今日のナイトメア怪人は
デスワームと、デスワームから羽化したデスバタフライ!野菜を食べつくして
デスバタフライになったわ。羽の鱗粉は強力な洗脳粉になっていて、街の人々を
操ったり、不完全ながらもまなみちゃんも洗脳した恐ろしい怪人ね。
それじゃ、また見てね!」
次回予告「銀行強盗を行うヘルスター帝国の新たなナイトメア怪人ドクロマムシ。
銀行強盗を阻止しようとするまなみだったが、ドクロマムシの猛毒に倒れてしまう。
まなみを救うのは誰か!?そしてまたも強盗が行おうとするドクロマムシ。
次回『悪夢!ドクロマムシの大猛毒』見るとよか!」

すみません、めちゃくちゃ遅くなりました。相変わらずニコニコ動画ってやばいっすね。
年内に新キャラはさすがに絶望的です。予定はあまり変えたくないので。
エロスが無い洗脳だけど、まあ18禁ではないし。
114学生さんは名前がない:2007/12/28(金) 03:21:37 0
 
115学生さんは名前がない:2007/12/28(金) 12:50:23 O
ほし
116学生さんは名前がない:2007/12/28(金) 17:47:16 O
まなみきてた
117学生さんは名前がない:2007/12/28(金) 22:53:13 O
まなみ以外になんか投下されないもんか
118学生さんは名前がない:2007/12/29(土) 00:08:03 0
とある学園の図書館。ここで図書委員を務めている
志摩朱美と双葉美紀、百瀬百合香の三人は夏休みに図書館の
蔵書点検を行っていたところ、とても学校にあるとは思えない、
大きくてどことなく豪華な感じの本を見つける。
三人がその本を開くととてつもない勢いの光が発生した。
光が止むとそこには…

@「先ほどまで図書館にいたはずなのに、そこは見知らぬ空間だった」
A「一人の若い女性と、触手群が現れた」
B「とくに何かあったわけではない。だが、身体が急に火照ってきた」
119学生さんは名前がない:2007/12/29(土) 04:49:33 O
俺はカイアン・ヴァルハザル・ド・シャトー・ブルヌ
このハイアント公国の第二王子だ
執事「カイアン様!レイズィから迫るAltec5機!」
カイアン「うっせえwww」
120学生きんは名前がない:2007/12/29(土) 04:49:59 0
121学生さんは名前がない:2007/12/29(土) 04:52:38 O
僕はハンス、パルケスパーニャの第二王子だ。
今僕はサキュバスから逃げているうわ何をするやめろ
サキュバス「つかまえたわwwwwww」
ハンス「ぐわ」
ビローン
サキュバス「ビッキビキじゃない」
ちゅぷ
1快楽に身をゆだねる
2あくまで抵抗する
3むしろサキュバスを責める
122学生さんは名前がない:2007/12/29(土) 09:55:16 O
>>118

>>121
1で
123学生さんは名前がない:2007/12/29(土) 12:27:35 O
ほす
124118の続き:2007/12/29(土) 17:48:16 0
2のパターン

現れた無数の触手群が有無を言わさず三人に飛びついて来た。
突然のことで逃げることも出来ず、三人は触手に捕まってしまった。
そして触手と一緒に現れた女はこう告げた。
「私達を解放してくれた者がいきなり可愛い女の子達だなんて最高…!
あなた達にはこれからとても楽しいことをしてあげるわ…」
すると触手が三人の体を舐めまわすように動く。
敏感なところを何度も往復され、三人の秘所は濡れ始めていた。

@「その後、処女を奪う」
A「露出プレイをさせようとする」
B「一人一人、調教しようと調教部屋に連れて行く」
125学生さんは名前がない:2007/12/29(土) 22:35:50 O
俺は小さな島で一人暮らしている。ちょっと特殊な病気のために
療養中なのだ。別に普通に過ごす分には影響は無い…しかし
放っておくと俺は現代の奇病・もののけ病に侵食され
回りのモノを破壊し喰らい尽くす化け物になってしまう。
そんな俺のことがいつ化け物になるのかと恐れをなしてか、島民は
誰も俺に接して来ない。だが、俺のお世話をしてくれている
少女だけは違った…
126学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 05:15:43 O
>>54の続き書いてみた
人ならざる者。
宝珠を扱う側の世界の住人である彼がこの世界に居座る理由。
その理由は極めて単純であった。
「契約者は見つけたのですか?」
頭上を舞う炎の鳥に問う。
「ああ、全く扱いやすい人間だぜ!」
鳥は人語を話しながら大理石の柱にとまると、
自身を燃やす炎の量を一定に留めた。
「面倒なことになったよなァ。
こちら側に詳しい輩がここまでの数でひしめいているなんて予想外だよな!な!な!」
鳥はさぞ面白そうに高笑いをしながら眼下の獣人をあざける。

「で、アルゴラヴさんよ。アルゴラヴさんよ。アンタこれからどうすんだ?」
アルゴラヴと呼ばれた獣人の悪魔。
彼の右腕は肩口から中ほどまでしか生えておらず、
その二の腕も原型を留めぬ朽ちた木片のような代物と化していた。
「その腕じゃあアンタの仕事すらままならねェわな!ままならねェわな!」
「その為に貴方を呼んだのですよ。フィアーマ。」
頭上から自らを嘲笑する騒がしい鳥に有角の魔人は抑揚の無い声でぼそりと呟いた。

数日前、いつものように現界に蔓延る者達、「人間」が持つ宝珠を回収していた彼。
悪魔アルゴラヴは、およそ負ける要素がないであろう生身の人間の少年により一瞬でその右腕を失ったのだ。
少年が持つ内なる宝珠の力が彼の意志を具現化したからだ。
その身に宿された宝珠が普通の宝珠とは違う希少種だということは明白。
それは、幾多の宝珠を集めて来たアルゴラヴにとって全く想定外のことだった。
ましてやその際に生じた希少種の発見と引き換えに自身の片腕を失う、
この応酬は彼にとっては全く吊り合わない情報交換だった。

その苦過ぎる出来事が余計に悪魔を苛立たせ、
本来現界では滅多に接触しない他の悪魔を呼び寄せる経緯に至ったのだ。
127学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 05:19:53 O
「再生!再生して欲しいんだな?」
フィアーマと呼ばれた朱色の鳥の悪魔は愉快気に笑う。

「ええ、私の神具の札との交換は如何でしょうか?」
そう言ってアルゴラヴの胸元の宙に突如カードの束、山札が現れる。
その束の中から一枚を選び取り出すと、
「戦天使殺し。」

頭上の鳥、フィアーマに見せるようにカードを提示するアルゴラヴ。
そのカードには得体の知れない文字と垂直に突き立てられた長剣で腹を貫かれ、
体を弓なりに逸らしながら手を天に向かい差し伸ばし悶える戦天使の絵柄が描かれていた。
「強化型宝珠。戦天使、戦天使を殺して手に入れたのか?」
終始隻腕の悪魔を嘲笑してきたフィアーマの声色が急に真剣な物となった。

「その通り。このカードには私自身が手を下して手に入れた戦天使の宝珠が宿ります。
そこいらの神具とは比べ物になりませんよ。」
ニヤリと笑みを浮かべ交渉を持ちかけるアルゴラヴ。
鳥の皿のように丸い大きな眼が品定めをするように細められる。

そして、岩窟に流れる静寂を経て、
「いいだろう!交渉成立、交渉成立だ。」
甲高く威勢のいい声が岩窟に響き渡った。
128学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 09:51:37 O
構想中…上手く行かんね
129学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 12:53:12 O
あげ
130学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 12:55:12 0
月を侵略して地球と全面戦争
131学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 17:54:02 O
自転車に乗って着いた街はにぎやかな下町。
駄菓子を買い食べていたところに、謎の中年男性が。
彼は俺に宝石のように光輝くビー玉をくれたのだが…
132学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 23:12:13 0
我慢のときかなぁ
133学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 23:27:24 0
今日は学校に行く日だ。
いつものように電車に乗った。
すると、前にいた若者がいきなり話しかけてきた。
若者「おい!!」
俺「なんだ!!」
若者「死ね!!!」
ナイフを突きつけてきた。
俺「お前が死ね!!」
俺は武道を嗜んでいるので、軽く交わして腹に拳を入れてやる。
ドガッ!!!
若者「ぐぉあ!!参った!!」
俺「分かればいい!!」
さて、大学の最寄り駅に降りたぞ。
駅に降りたらいきなり駅員が襲い掛かってきた!!!
駅員「死ねや!!!」日本刀を振りかざしてきた!!
俺「ぬるい!!」交わした!!
駅員「やるな!!」
俺「おうよ!!」
俺の実力に意気消沈した駅員は膝から崩れ落ちた。駅員の肩に
ポンと手を置いてやると駅員は涙ながらに語った。
駅員「実は、双子の弟が行方不明で・・・。」
俺「なら助けてやろう!」
134学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 23:32:58 0
俺は駅員の双子の弟を助けることにした。
駅員の名は斉藤だ。斉藤健太。弟は健三郎。
斉藤「弟は書置きを残したまま帰ってこない!!」
俺「何と書いてあったんだ?」
斉藤「裏山までハイキングに行きますと書いてあった。」
俺「分かった。俺が見てこよう。」
斉藤「すまん、仕事が忙しくて。」
俺「大学の単位は大丈夫なので今日は休んで裏山に行く。」
斉藤「達者で!」

さて、斉藤に教えてもらった裏山とやらへ行くことにした!
それはこの駅からバスで10分ほどのところにある。
俺「さて、停留所でしばし待つか。」
老人「いい天気ですのう。」
俺「そうだな!!」
老人「こんないい天気の日には若者の屍が見たいわい!!」
襲い掛かってきた!!
杖を振りかざしてきた!!
俺「おっと!!」避けた!
老人「なにやつ!!」
俺「すまんが、俺はちょっと出来る男だぞ!!」
老人「そうか・・・。」
俺「俺にかかわらないほうが方がいい。」
老人「どうやらそのようじゃな。」
135学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 23:38:10 0
老人「ところで、このバスは1時間に一本しか来ないぞえ。」
俺「そうなのか。」
老人「ふむ。」
俺「なら歩いていこう。」
老人「お気をつけていきなされ!!」
さて、歩いていくことにした。

テクテクテク。歩いていって山道に入った。
俺は裏山へ入った。
俺「さて、弟とやらを探さなきゃな。」
さて、どこにいるのやら。
5分歩くと、叫び声が聞こえた。
斉藤の弟「助けてくれ!!」
俺「助ける!!」
助けた!!
駅に戻って、感動の再開をさせた!!
兄「弟よ!!」
弟「兄貴!!」
俺「いい話だな!!」感動した!!

いいことをしたあとは気分がいい。
大学にいこうとしたが、道草くったせいでもう17時だ。
家に帰るか。
俺「さて帰ろっと。」
ヤクザ「そうはさせるか!!!」
136学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 23:44:10 0
ヤクザ「散弾銃を喰らえ!!」ドガドガドガ!!発砲した!!
俺「なにを!!」地面に転がった!!ゴロゴロ!!
俺「あぶねえ!!」
ヤクザ「分かった、それじゃあな!!」
俺「また会おう!!」

そして俺は家に帰った。
母親「おいこら!!」
俺「なんだ!!」
母親「今日は学校行ったのかい?」
俺「サボった。」
母親「何だと!!殺してやるわ!!」
棍棒を振りかざしてきた!!
父親「なんという親不孝者!死にさらせ!!」
父親はプロレスラーだ。俺に襲い掛かってくる。
俺は必死で自分の部屋に逃げ込んだ!!

俺「ふう、ここまで来れば平気だ。」
母親、父親「ふふふ、可愛いやつめ。」
親子のコミュニケーションは大事だ。

ちょっと弟にゲームソフト借りに行くか。
隣の部屋に向かった。
137学生さんは名前がない:2007/12/30(日) 23:55:31 0
やべぇwwまじで笑ったwwwいいな、こういうの
138学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 00:24:33 0
弟にゲームソフト借りに行くため隣の部屋に向かった。
しかし、俺の家は広い。隣の部屋まで50Mくらいある。
実は俺の家は豪邸なのだ。
父親がプロレスラーで、母親は料理研究家だ。共にテレビに出るほど有名。
しかも最近俺が宝くじで3億当てたのもあり、この大豪邸を建築したばっかりだ。

俺「さて、なんのゲーム借りに行こうかなっと。」
すると、いきなり虎が襲い掛かってきた!!
虎「食わせろ!!」
俺「おっと!!」ひらりと交わした。
虎「すばしっこい奴だ。」
俺「がはは!!」
そのまま走って隣の部屋まで。
そうそう、虎は親父が放し飼いにしてる。ワニとかもいるぞ。

隣の部屋にたどり着いた。
部屋を空けた。
老人「ふぉふぉふぉ、よくきたな!」
139学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 00:30:52 0
部屋には拳法着を来た老人がいた。
中国拳法家の弟(ダイ)さん79歳、独身。
俺「貸せ!」
老人「おうよ!」
ゲームソフトを2本借りた。

部屋を出た。
俺「やっぱイラネ!!」
ゲームソフト2本を床に投げつけた!
ドカン、ガッシャーン! ぶっ壊れた。
俺は飽きるのが早いのである。

母親「ご飯よー!」
俺「はーい!」

1階の食卓まで向かうことにした。腹減ったぜ。
階段を降りて、食卓に行こうとしたら、松村邦洋がいた。
松村「バウバウ!」
俺「死ね!!」
拳をお見舞いしてやる!!
松村「ひいい!!」顔の寸前で止めた。
父親「おい、お客さんになんてことをする。」
そういや、俺の親父は有名人で、タレントが家に来ることがある。
俺「ゆっくりしていってくれ。」
松村「はい。」
140学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 00:39:44 0
さて、飯を食うぞ。
俺「また、今日もたくさん来客がきてるんだな。」
父親「ふはは、私の顔は広いからな。」
今日のディナーには、松村邦洋、松中信彦、細木数子、みのもんた、
小倉優子、武豊、メイショウサムソン、愛子様が来てる。

俺「それでは、いただきます!」
母親「私の料理を召し上がれ。」
皆「いただきまーす。」
うまそうだ、豪華なメニューに舌鼓を打つかな。

俺「ちょっとまったー!!!」
皆「何だ??」
俺「お前むかつくんだよ。」
そうだ、今日の来客者の中には1人むかつくやつがいた。
俺「くたばれ!!」熱いスープを浴びせた!!
細木数子「ギャー!!!」
俺「骨付き肉で殴るぞ!!」ボカ!!
細木数子「ぶふぉ!!」
松中信彦「死ねや!!」バットで細木を殴る。
俺「おう、松中!」
松中信彦「なんだ??」
俺「話がわかるじゃないか。」
松中信彦「ぐへへ!」
武豊「ケンカはよしなさい。」
141学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 00:45:50 0
俺「おっと、すまん。」
みのもんた「しかし、細木は完全に気絶してるぞ。」
小倉優子「死んだんじゃないかしら?」
俺「そうだといいな!」

しかし!!
細木数子「私を誰だと思ってるんだい!!」いきなり起き上がって
食卓をひっくり返した!!
ドガーンガッシャンー!!!!
松村「ひいい!!」
メイショウサムソン「ブヒヒン!!」細木に脚蹴りをかます!
細木数子「ぬるいわ!!」避けた!!
すごい俊敏な動きだ。
俺「お前は、もしかして!!」
細木数子「ふふふ、今まで正体を隠していたがな・・・。」
松中信彦「何ヤツ!!」
細木数子「ぐふふふ、今から日本を大混乱におとしいれてやる。」
俺「何だと!!」
細木数子「私を倒したければ、日本武道館までこい。」
煙球を投げて、消え去った。
モワワーン!!!煙が辺りを包む。
俺「ちくしょう、逃した!!」
142学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 00:48:02 0
次の日。
俺「とうさん、かあさん、俺行くよ。」
父親「そうか、行くか。」
母親「達者でな。」
俺「やらなきゃいけないことが出来た!!」
両親「頑張って来い!!」
俺は日本武道館に向かった。

続く。
143学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 00:53:43 0
続き頼むぞ!
144学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 09:55:18 O
あげ
145学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 13:16:34 O
おにぎりコロコロ…コミック
146学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 18:03:05 O
ほす
147学生さんは名前がない:2007/12/31(月) 22:25:53 0
今年最後だな
148学生さんは名前がない:2008/01/01(火) 00:10:58 O
まなみ「炎術剣士まなみの主役やってます、新堂まなみです。
毎度毎度遅筆なうえに大した作品を書いているわけでもない作者ですが
今年も作者共々、炎術剣士まなみによろしくお付き合いお願い致します」
雪絵「本当にお待たせしていて…(待っていてくれてる人は
どれくらい、いるのか…?)でも見捨てないでね」
まなみ・雪絵「それでは、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!」
149学生さんは名前がない:2008/01/01(火) 12:41:14 O
あけおめ、次回作品も速くこ〜い
150学生さんは名前がない:2008/01/01(火) 19:28:47 O
盛り上げるにはどうすればいい
151学生さんは名前がない:2008/01/01(火) 23:28:17 0
20世紀前半。
欧米では軍人の慰安の為に駐屯地の近くには必ずと言って良い程バーや食堂があった。
時にはゲストとして有名女優やダンサーも慰安の為に登場したという。

ウェイトレスとして働き始めた少女はある日柄の悪い海軍士官に絡まれてしまう。
それを助けたのは給仕長の男性。
彼は兵隊達の前で見事なタップダンスを披露し士官達とうち解けてしまった。
少女は魅力的な年上の給仕長に惹かれてゆく。
彼はかつて色々な舞台に出ていた売れっ子役者だったが事情があって舞台を去り
各地の小劇場を回ってこの地にやって来たのだという。
二人は徐々につきあいを深めて行くがなかなか彼との距離は縮まらず、戦争は激しくなる一方であった。

ある時美人と名高い映画女優が店に来て慰安公演を行うことになった。
彼女は役者時代給仕長に恋していた女性であり、彼の過去を知る人物だった。
親しげな二人のやりとりに心を痛めた少女は公演の最中に店を飛び出す。
少女を慰めにいこうとした給仕長を女優は引き留める。
女優は少女のもとへ赴き、人の全てを受け入れる覚悟があるのなら
知りたがっているであろう彼の過去を教えても良いと言う。
少女は悩んだ末に女優に昔の事を聞き出す決心をする。
その過去とは…
152学生さんは名前がない:2008/01/02(水) 00:58:50 0
気になるから続きくれ
153学生さんは名前がない:2008/01/02(水) 01:30:11 0
今考え中ですスマソ
昔の映画見て考え始めたんだけど時代設定する必要無かったかな…
154学生さんは名前がない:2008/01/02(水) 04:54:41 O
バスが高台に設けられた道を下に向かい走る
10年ぶりに訪れた父が幼少期を過ごした田舎町
俺は運転手さんと二人きりで小一時間過ごしたバスから降りる
他に誰も歩いていない海沿いのバス停
右手には青い海が広がり左手は岩壁がそびえる
俺が歩き出すと、
「お待ちしておりました。御主人様」
後ろを振り返るとメイドさんが立っている
潮風に揺れる黒い髪
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
155学生さんは名前がない:2008/01/02(水) 05:35:08 O
家は土建屋・白波龍珠(16)、ツレの八百屋の息子・鏡月虎夫、大農家の御曹司・黒丸舞頼亜。昔から俺ら三人でバカばっかやってきた。けど、高校で皆別々の道を選んだ。俺は工業、虎夫は商業、舞頼亜は農業に行った。
156学生さんは名前がない:2008/01/02(水) 15:22:30 O
あげ
157学生さんは名前がない:2008/01/02(水) 15:30:22 0
語学クラスで一緒のチア部の美少女。 
時折話しかけてきたり、ノートを見せてと頼んできたり 
するものの、「どうせこの子は普段応援してるスポーツマン 
な男がいいんだろ」とはなから異性として意識しようとしない 
俺だが、その子はあくまで純粋にチアリーディングそのものに 
興味があって、恋愛の対象としてはそうしたスポーツマン達 
より漏れのような文学青年に惹かれているのであった。 
そして彼女はまた、勘違いナルシストで頭からっぽ(スポ推) 
のラガーマンに付きまとわれて困っていて・・・ 

みたいな妄想してる俺きめぇwwww 
158学生さんは名前がない:2008/01/02(水) 21:24:48 O
いいじゃん、妄想なんだし。
だったら俺なんか毎日ファイアーエムブレムの主人公に
なって大活躍してるぞw
159学生さんは名前がない:2008/01/02(水) 21:43:26 O
俺、この妄想が終わったら好きな子に告白するんだ
160学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 00:00:02 0
脳内妄想はたまらんなぁ
161学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 04:20:47 0
妄想がなきゃやってられませんぜ
162学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 12:55:48 O
あげ
163学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 18:13:41 O
今日はプレイボーイになった。
現実じゃ天地がひっくり返っても無理www
164学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 20:37:16 0
止まることのない船のコンパートメントで相席になった読書好きの若い女
時には無邪気な少女に、時には聡明な老婆に見える不思議な笑顔を持つ彼女と噛み合ないやり取りを交わしながら
ただひたすら海上を漂う

ええ、それだけっすよ
セックスもなにもない、初恋みたいな淡い恋心
165学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 23:36:54 0
ヘルスター帝国のデスワームは日本全国の野菜を食べまくり、デスバタフライへと
羽化した。デスバタフライの鱗粉は人々を操り、まなみをも洗脳し掛けたが、
まなみの強い意志が怪人に勝った。

炎術剣士まなみ 第九話「悪夢!ドクロマムシの大猛毒」
立て続けに各地の銀行が襲われる事件が発生している。これまでの警察やその他機の
調査によれば、犯人は蛇のような姿をした怪人だということが分かった。
当然、ヘルスター帝国の仕業だろう。まなみは次に襲われると思われる銀行へと
隼を駆り、向かう。
「ヘルスター帝国は何を考えているのかしら…そんなに資金が必要な作戦を
考えてるのかも…なら、絶対に止めなくちゃ!」
目的地の銀行へと到着し、銀行員と話をつけて待機することにした。
「貴様ら、この俺様の言うとおりにして金を全て差し出せ!」
しばらくしていると予想通りに蛇型の怪人が現れ、銀行から金を強奪しようとした。
「やっぱりヘルスター帝国のナイトメア怪人!炎心変幻!!」
待合所に座っていたまなみが立ち上がりすぐさま変身する。
「待ちなさい!罪無き人々を脅かし、金を取ろうとするヘルスター帝国!
炎術剣士新堂まなみが成敗します!!」
銀行にいた人々から歓声が起きる。暁一文字を抜き、怪人に斬りかかる。
その攻撃を寸で避わし、体勢を整える。
「貴様が新堂まなみか。俺はナイトメア怪人のドクロマムシだ。
しかし、お前も不運な奴だ。俺と戦おうなどと考えなければ死なずに済んだものを…」
「減らず口を叩けるのも今のうちよ!炎流波!!」
まなみは火炎光線を浴びせて攻撃する。ドクロマムシはもろにそれを受けてしまった。
「ぐわぁぁぁぁ!!」
炎流波を受け、その場で黒焦げになり倒れるドクロマムシ。
166学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 23:38:10 0
「あれ?やけにあっさり終わったわね…皆さん、お怪我はありませんか?」
とりあえず戦いは終わったと思い、まなみは周囲の人々に声を掛ける。
皆、無事なようでまなみも一件落着と思っていた…しかしその時!
「キシャァァァ…キシャアアアァァァ!!!」
なんと、先ほど倒した筈のドクロマムシが立ち上がり、まなみに飛び掛ってきた!
「…えっ!?あ、ああぁぁぁぁ!!」
突然のことでまなみは避けることが出来ず、首に噛み付かれてしまう。
「ふふふ、馬鹿な奴だな、まなみ。俺は蛇なのだ、脱皮して貴様の炎から抜け出したのだ」
「あうぅっ…くっあ!」
ドクロマムシの牙がまなみの首に深く沈んでいく。
「くうっ、ああ…」
牙が抜けるとまなみはその場に倒れこんでしまった。
「ぐははは!俺様の体内には猛毒があるのだ!それも人間の技術では毒を抜くことさえ
ままならないのだ!まなみの命は持ってあと三時間!まあ並みの人間なら
この場で息絶えるがな。さて、コザーよ金を回収して帰還するのだ」
戦闘員コザーが銀行の金という金を全て持ち出し、ドクロマムシとともに姿を消した。
毒が回り始めたまなみは変身を自然に解け、病院へと運ばれた。

ドクロマムシの言うとおり、解毒する方法は無くまなみは死へと近づいていく。
ベッドで寝ているまなみのもとに病室の扉を叩き割るかのように入ってきた
二つの人影。それは立川雪絵とまなみの母、新堂悠美である。
「まなみ!」
まなみに駆け寄り、涙を流す雪絵。それをただ入口から呆然と立ち尽くしながら
見ている悠美。
「悠美さん、まなみを助ける手段は無いんですか!?」
涙で濡れ崩れた顔で悠美から聞こうとする。
「一つだけあります。私が、まなみちゃんの力を復活させます。そのために
私の炎術の力をまなみちゃんに与え、毒を浄化するのです」
167学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 23:38:50 0
そう救う方法はある。しかし
「悠美さん、あなたに影響は無いんですか?力を移すなんて」
「まなみちゃんに残っている力によります。もし、すでにほぼ身体を毒に犯されていたら
私もこの子も…だけど、まだまなみちゃんの命に火がついていれば…とにかく、
今まなみちゃんを救うことが出来るのは母である私しかいません」
そう言うとまなみの胸に手を当てた。途端、二人の体を炎の色の象徴である紅色の
オーラが包み込んだ。助かるのかどうか…雪絵はただ見守るしかない。
しかし、その時であった。病室の外が急に騒がしくなった。
雪絵が近くにいた看護婦に尋ねる。
「いったいどうしたんですか?」
「この病院のすぐ近くにある銀行でヘルスター帝国が…それで避難を
始めているとこなんです」
襲われている銀行も、そしてこの病院も危ない。まなみはまだ目覚めない。
雪絵は思わず飛び出した。
「雪絵さん!どこへ行かれるの!?」
まなみに力を与えながら悠美は問う。
「まなみが復活するまで、私があいつらの相手をしてやりますよ!」
言うと、走り出して姿を消した。

銀行では破壊活動を行いながら、金品を強奪していくドクロマムシと戦闘員の姿が。
「まなみがいないこの世界など、簡単に我々の思うようになるな!
戦闘員コザーよ、もっともっと金品を集めろ!」
「待て!」
声に驚き、辺りを見回すヘルスターの面々。そして窓ガラスを突き破りバイクが現れた。
「うわっ!これは隼!?しかし新堂まなみは動けんはずだ」
「まなみの代わりに私がお前達の相手をするわ!」
破壊されていた入り口から雪絵の姿が。
「立川雪絵か!まなみのように特別な力も無い、ただの人間の貴様に何が出来る!?」
「あまり舐めない方がいいわよ?」
168学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 23:39:26 0
コザーが次々と襲い掛かる。雪絵はそれを捌き、カウンターで投げ飛ばす。
「何をやっている!」
「それなりに護身術は身に付けているんだから。隼!」
途端、隼の前部からミサイル、レーザーが一斉発射される。コザーは次々と消滅していく。
しかし素早く雪絵の背後から首を絞めだすドクロマムシ。
「ぐっ、あ…くぅ、今の攻撃を避けたっての…」
「くくく…避けなくても耐えることは出来たさ…しかし、それではさすがにただでは
すまないからな。さて、舐めた真似をしてくれたな、立川雪絵…ここで死ねぇ!!」
ドクロマムシの牙が光り出す。雪絵にも毒を注入するつもりだ。
「(くっ…ここまでか…まなみ、仇を取ってね…)」
牙が雪絵の首へと落ちてくる。しかし、牙は横へと流れていく。炎と共に。
「ぐわぁぁぁ!…き、貴様は!!」
「ま、まなみぃ…!!」
夕焼けとともによりいっそうに映える赤き和服型戦闘衣。それに身を包んだ少女。
新堂まなみが復活した。
「雪絵さん、遅くなってごめんなさい。ドクロマムシ!再び銀行を襲い、
私の大事な人まで傷つけた罪、許さない…成敗するわ!」
怒りに燃えながら暁一文字を抜き、斬りかかる。怒涛の攻撃に反撃を行うことすら
ままならないドクロマムシ。なんとか毒牙で噛み付こうとするが
「二度、同じ手は食わないわ!てぇや!」
「うおおぁぁ!?」
一閃。牙は一瞬にしてドクロマムシから飛ばされ、離れる。
「お、おのれぇぇぇ!!」
「ドクロマムシ、あなたの企みもここまでよ!火炎大破斬!!」
炎を纏った暁一文字でドクロマムシを真っ二つに切り裂く。直後、大爆発。
169学生さんは名前がない:2008/01/03(木) 23:41:03 0
雪絵がまなみに近寄り、話しかける。
「本当に良かった、まなみ…」
「お母さんが、私の体内の毒を全て浄化してくれました」
「そうよ、悠美さんは?あんたを助けるために…」
「大丈夫です。…私と入れ替わりにベッドで寝てますけど…。雪絵さんも私の代わりに
戦ってくれたんですね。ありがとう…だけど、あまり無茶しないでくださいね。
もしも雪絵さんの身に何かあったら、私…」
「あたしはそう簡単にくたばらないわ。あんた以外に戦える戦士っていないんだし
私がいつでもあんたを助けるから」
雪絵は笑いながら言う。まなみは苦笑しつつも、その身を案じ、早く平和を
取り戻そうとよりいっそう決意を固めるのだった…。

「は〜い、解説お姉さんです。今日は新堂家の宿命について!時は江戸時代前期。
島原の乱も終わり、太平の世となった頃に、まなみちゃんのご先祖様が、とある神社で
その炎術剣士としての力を手に入れたとされています。
詳しいことは分かるのかしらねぇ…?そして今回登場したナイトメア怪人は
ドクロマムシ!銀行で目的不明で金品を大量に奪おうとしたわ。そして
その体内で作られる猛毒は並みの人間なら即死!まなみちゃんでも三時間しか
耐えられない危険すぎるものよ!じゃあ、次回も見てね」
次回予告「幼稚園児を襲うヘルスター帝国と戦うまなみ。しかし園児を
人質に取られたまなみは思うように攻撃することが出来ない!
まなみの助っ人として現れた少女は一体!?次回「園児の危機!怒りの一撃!」
次回もきっと見てね!」

第一話以来出番が無かったまなみのママンが久々に登場です。行動拠点どころか
生活拠点になりかけてる喫茶レイラのせいです、ええ。
170学生さんは名前がない:2008/01/04(金) 02:24:47 O
TBSのローマの特番見てたら架空の国の歴史作りたくなってきた
171学生さんは名前がない:2008/01/04(金) 02:44:32 0
帝国暦元年 カクウーノ一世 カクウーノ帝国建国
帝国暦27年 ノウナーイ5世の反乱(血染めの春)
帝国暦45年 カクウーノ一世死去 内乱突入
帝国暦47年 ノウナーイ6世が帝国首都「トュシ」を包囲
        ウソッパチ将軍による解囲成功(モウソウ川の奇跡)
帝国暦56年 カクウーノ2世、ゲンジツオ派に暗殺される 
帝国暦60年 思想家ゲンジツオ・ミロ処刑される(ゲンジツオ派の粛清)
帝国暦74年 隣国のクーソウ王国がゲンジツオ派による革命で消滅する
        ゲンジツオ共和国建国される
帝国暦78年 カクウーノ帝国とゲンジツオ共和国で戦争が起こる(シュウショクハ戦争)
帝国暦80年 モウソウ川で帝国は記録的な惨敗 (ノウナーイ家の祟り)
帝国暦81年 領地の半分を共和国に謙譲し終戦
帝国暦92年 チューニ・ビョーがカクウーノ帝国宰相になる(チューニ家の専横始まる)
172学生さんは名前がない:2008/01/04(金) 09:54:30 O
盛り上げろ
173学生さんは名前がない:2008/01/04(金) 12:38:25 O
いいな、面白くなってきた
174学生さんは名前がない:2008/01/04(金) 17:33:58 O
誰か冒険活劇みたいなの書いてくれ
175学生さんは名前がない:2008/01/04(金) 21:32:18 O
ふと、日本列島を旅しようと決めた俺。札幌に行き
そこでマウンテンバイクを購入し、いざ出発。最初こそ
平和な一人旅であった。しかし徐々に地方に巣くう悪の実態に
気付いた俺は悪を倒そうと決心した
176学生さんは名前がない:2008/01/04(金) 22:34:17 0
ビョー家の一族

内容
 大富豪トーニョー・ビョーの遺児たちが織り成す日常劇
 平和だったビョー家に、「父の隠し娘」と名乗るスイーツが現れ
 三兄弟にもようやく全うな恋愛感情が生まれ始める

チューニ・ビョー(14) 
 生意気盛り、自分以外は全てバカだと思っている
 超人すぎる自分と不完全すぎる世界とのギャップに今日も胸を痛める。
 チーズバーガーが好き
コーニ・ビョー(17)
 チューニをからかうのが生き甲斐。チューニが好きなものは全て嫌い。
 兄のダイニーのこともホントは嫌いだが、それをやったら自分もチューニと
 変わらなくなると思い、そっと胸に秘めている。チーズバーガーは嫌い。
ダイニー・ビョー(20)
 なんにも考えず、ただPCと向き合っている。悟っているつもり。
 尖がっている弟たちを優しく見守りつつ、できれば、ずっと尖がっていて欲しいと願っている
 ファストフードは全部嫌い
 
スイーツ・ビョー(仮)
 父の隠し娘と名乗る女の子。ダイニーとチューニは彼女を一方的に嫌い、追い出そうとするが
 コーニだけは彼女に好意的である。殴られると死ぬ運命を背負っている
177学生さんは名前がない:2008/01/04(金) 23:59:56 0
待ち上げ
178学生さんは名前がない:2008/01/05(土) 03:19:35 O
落ちていくの早すぎだろ
179学生さんは名前がない:2008/01/05(土) 03:32:42 0
>>151の続き思いついたんだけど文章にならん
180学生さんは名前がない:2008/01/05(土) 09:09:09 O
ゆっくり書いていけばいいんだよ
181学生さんは名前がない:2008/01/05(土) 16:11:45 O
ほす
182学生さんは名前がない:2008/01/05(土) 20:58:11 O
サキュバスクイーンを追い詰めた姫騎士団
が・・・
183学生さんは名前がない:2008/01/05(土) 21:46:31 0
そのサキュバスクイーンに返り討ちに遭い
サキュバスの力でふたなりになってしまう。
184学生さんは名前がない:2008/01/05(土) 23:45:51 0
ほす
185学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 00:06:56 O
姫騎士「なにこのアッー!なんかでてくるぅ!でてくるぅ!」
サキュバスクイーン「気持ちいいだろ?ブッ飛んでしまいそうだろう!?」
186学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 01:26:13 O
過程書いていこうぜ

この世を精の虜にしてきたサキュバスクイーン。しかし彼女も
姫騎士団に所属するエネリア王国の騎士王女リネル。
リネル「遂に追い詰めたわ!覚悟なさいサキュバスクイーン!」
クイーン「ふっ、かわいいお姫さま。あなたも私の虜になるといいわ!」
リネル「そんなものになるわけないでしょ!」
戦いは一進一退の攻防が続く。しかし精を大量に取り込んでいる
サキュバスクイーンは徐々に優勢になり、最後にはリネルを押し倒してしまう
リネル「きゃあ!」
クイーン「うふふ、捕まえたわぁ」
リネル「うっ…殺すなら殺して」
クイーン「あら、命は大事にしなくちゃ。だから私はあなたを奴隷にする」
リネル「くっ!そんなにものになるわけ…」クイーン「それじゃあ手始めに、これをプレゼントするわ」
187学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 01:27:39 0
もうすでに2人は着いていた。
「よう、早瀬。名前のわりに遅かったなぁ。」
彼の名は智樹。僕の一番の親友だ。
「あ、優くん。今日はねぁ、お魚さんがいっぱいいるよ。」
彼女は智樹の妹の真美。いつも僕たちと遊んでいる。

ここはというと、本当は立ち入り禁止の水力発電所の敷地内だ。
入るなと言われたら入りたくなるだろと、智樹が勝手に侵入してしまったのが
始まりだった。
まあ初めはすごく罪悪感を感じていたのだけれども、遊んでいくにつれて、
僕もそのドキドキを楽しんでいた。
今日は晴れていたので、魚釣りをしようということになっていた。
「お、ホントにたくさんいるね。」
僕は川の浅瀬に屈みこんでいた。
「うんうん、いっぱいトロー!」
その少女は本当に元気がよかった。秘密基地なんてかっこいい所じゃ
なかったけど、ここは3人を繋ぐ大切な場所だった。

事件は2日後に起こった。どうやら僕たちの侵入がばれてしまったらしい。
「きみたちねぇ、こんなとこに勝手に入ってもらったらこまるんだよ。」
188学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 01:59:29 O
クイーンの身体から光が発生し、それがリネルに降り注ぐ。すると
リネル「な、何!?…あっ、熱い!いやぁ身体の奥から何か出て来る!」
リネルの小さかったクリトリスが盛り上がり醜悪なフォルムへ変化する
それは皮の被ったまさに男の性器であった
リネル「こ、これ…男の人の…い、いやあぁぁぁぁ!!」
牡の器官が雌の身体に生やされ嫌悪感、屈辱、恥辱が飛び交う
クイーン「あらぁ、なかなかおっきぃじゃない…このおちんちんは
生やしてあげた子の欲情の強さで変化するんだけど、あなたイヤらしい子なのね」
そうしてリネルに生えた肉棒を扱きだす
リネル「やぁ!あぁあひあぁ!だ、だめぇ!」
リネルが肉棒の感覚に合わせて身体をビクビクと跳ねらせ
腰をくねらせ疼きに耐えようとする
189学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 03:36:51 0
繋がってるのか
190学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 09:54:42 O
あげ
191学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 13:27:31 O
エロいなw
192学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 17:37:03 O
あげ
193学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 21:02:28 0
投下待ち
194学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 23:45:15 O
半角板にサキュバス中心の逆レイプモノエグいイラストサイト作ってる人いたが落ちて(´・ω・`)ショボン
195学生さんは名前がない:2008/01/06(日) 23:47:49 O
サキュバス好きだから俺も考えるわ
設定終わったら投下する

何個も投下しては続き考えるの飽きてる('A`)
196学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 00:17:40 O
サキュバス・コンクエスタ〜フォールン・トゥザ・アガシオン〜
カイル・ノーマッド
主人公。22歳男でハルシア王国の騎士。
由緒正しき家系で若干融通が聞かない

ホルガー・ビブロス
37歳男 騎士長で隊の頼れる指揮官。
小さな村の生まれで妻がいる。

テンペスト・ジャガランディ
28歳男。傭兵で軟派な男だが腕は確かな頼れる兄貴。

ユーウェイン・ペンドラゴン
21歳男でカイルの友人で志願して加わる。

ゼヴィ・ルシア・ツーロンペンタグラム
26歳女。カイルと同じ隊の女剣士。クールな姉御キャラ

マリア・ルミナスホワイツ・スティ・ラ・ディア
21歳女。王立アカデミーの出身で天才魔術師。
薬草学にも長け戦闘では救護援護を務める

ユーリ・キュビエ
20歳女で、とあることから一行に加わる

アッシュ・トータライズ
23歳男で隣国エスパルドの騎士。
とあることからカイルに協力する
197学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 00:39:58 O
大陸西部の平原を治めるハルシア王国
カイル・ノーマッドは作戦会議室に呼び出された
兵士長ホルガー「すぐに荷物を準備しろ。明日には山脈を越える」
その部屋にはカイルの指揮官、絶対防御の獅子盾の持ち手ホルガーの他に3人。
名うての傭兵、嵐槍の穿手テンペスト
ホルガーの忠実な副官、女神に愛されし細剣ゼヴィ
そして王立アカデミー首席の女魔術師、雛罌粟の継手マリア。
彼ら5人に与えられた任務、それは
「隣国エスパルドに不穏な動きあり、国境の山岳の街ヘレミナでの情報収集」
であった

テンペスト「情報収集?なんでまた俺ら5人もして
雁首並べてヘレミナまで行かなくちゃならんのですかね?」
ホルガー「さあな、将軍にでも聞いてみろ」
テンペスト「へいへい」
ゼヴィ「でも確かに、テンペストの意見に同意します。
たかが情報収集、とは思えません。」
カイル「マリアはどう思う?」
マリア「フン!行けばわかるんだからいちいち聞かないで!
新入りのあんたは剣でも研いでなさいよ」
カイル「(´・ω・`)」

カイル達5人は馬に荷物を積み込んだ
各々の食料寝具
ヘレミナまでは山脈を越え、徒歩でおおよそ6日はかかる
この世界で比較的小さなこの大陸ではあるが
かなりの距離だ
198学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 00:53:48 O
パン野菜着火道具。
それら一式が包まれた麻袋を馬に乗せたところで
カイルは見覚えのある人物とホルガー(カイルの隊長)
が会話しているのが見えた

ユーウェイン・ペンドラゴン
カイルの友人である
ユーウェイン「お願いします。私もご一緒させてくさい」

ホルガー「だが君はまだ実戦経験は無いだろう。
この任務は君が思っている以上過酷だ」
ユーウェイン「お願いします」

そこに入るカイル
カイル「俺からもお願いします」

マリア「ちょっとあんた何考えてんのよ。
あんたと同じ荷物はもういらないの!」
思ってもいなかった美少女のキツい一言にユーウェインは涙目になる
ゼヴィ「まあまあ、いいじゃないの。
今は休戦協定が結ばれてる以上実戦経験は皆あってないようなもの
加えてあげましょホルガー」

カイル&ユーウェイン「お願いします」
ホルガー「仕方ない!よしいいだろう」
こうして6人は山脈へ向かった
〜略〜
日が落ちてキャンプを張る一行
テンペストが焚き火の傍らで槍を抱えながら眠る
ホルガー、ゼヴィと交代で見張りを行い
そして夜があけた!
199学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 01:11:41 O
ホルガー「さあ飯だ」
水と焼いた肉、パンの簡単な食事を済ませた一行は山道を登り
2つの山を越える頃には4日がすぎていた
ハルシア王国とエスパルド王国
長く戦いに明け暮れた2国が休戦協定を結び10年
普段は両国を行き来するギルド商人や旅人で賑やかな界隈のはずの道は
カイルら5人を除き誰一人として歩いている者はいなかった

テンペスト「おかしいな」
小さな不安感を抱きながら最後の山を下った一行は森林地帯に踏み込んだ
鬱蒼とした高木が並び立つ森林
この森林を3日ほど歩いて越えればヘルミナはすぐそこだ
森は鹿や狼といった動物はおろか鳥の鳴き声すら聞こえない
ざわざわという木々の音と時折聞こえる虫の声だけ
ゼヴィ「おかしい」
自然と鞘に手を当てながら歩いていく一行
そこで
「きゃあああああああああ」
一行「!!!!!!!!!!!」
全員が武器を構えた
だが悲鳴が聞こえた方角からは何も聞こえない
ホルガー「マリア、ユーウェインは待機。テンペストはパーティーを守れ。」
ゼヴィ「私が見てくるわ。カイル。一緒に来なさい」
ゼヴィは細剣を片手に茂みへ分け入った
カイルも身構えながら後に続く
200学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 01:21:05 O
ガサガサと葉がこすれる音
苦い草の臭いに混じりゼヴィが付ける薔薇の香水がカイルの鼻孔をくすぐる。
茂みも終わりにさしかかるころ
それまで忍び足のようにゆっくりゆっくりと動いていた
ゼヴィの太ももが鹿のように跳ねた
急いで続くカイル、その先には

少女「ううう」

ゼヴィ「大丈夫?」
少女を抱きかかえるゼヴィ
歳はカイルと同じ位
その割に豊満な肢体が破れた衣服から見え隠れしていた
少女「気をつけ・・・」
「キエエエエ!!」
突然木々からムササビのような人型のモンスターが
スカイダイビングした3人組の輪のように降り注ぐ。
ゼヴィ「ちいっ!」
ゼヴィの腕がしなる
1体を細剣で垂直に貫き打ち倒す
「邪魔スンナア、オッパイヤロウ」
「ソノ娘ハモレタチが頂ク筈ダッタ!空気嫁やオッパイ!」
ゼヴィ「お前らアアア!!」
残りのムササビおとこ2人が後ずさりする
そこにブシャアア!
「アギャアアア」
一体には投擲されたテンペストの槍、
もう一体の頭はユーウェインの放った矢が貫く
血しぶきを上げながらたおれるモンスター
テンペスト「大丈夫か?」
テンペストとユーウェインがかけより少女を抱きかかえた
201学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 01:40:55 O
「ありがとうございます」
マリアが持っていた予備の衣服を羽織り涙声で礼を言う少女
少女の名はユーリ
ヘルミナ近郊の村に住む彼女はヘレミナに向かう為
森で迷った所をムササビモンスターに獣姦されかけたらしい
ホルガー「無事で何よりだ」
貞操は守られたものの余程怖い思いをしたのだろう
泣きじゃくるユーリをマリアが慰める

ホルガー「さて、我々もヘルミナに向かうのだがユーリさんも一緒に来るかい?」
ユーリ「はい!」
テンペスト「だがなんでまたヘレミナに・・・
あそこは最近物騒な噂があるって君の両親は知らなかったのか?」
ユーリ「ヘレミナの叔母に届けるものがあるので」
そう言ってユーリは手にした野草入れから真珠のような宝石を取り出した
カイル「これは?」
ユーリ「あ、えと、母に頼まれたんです。結婚祝いで叔母に渡すようにと」
ユーウェイン「なんでまた」
ユーリ「両親は農作業に忙しく迎えないので」
なるほど
ユーリを加えたカイル達一行7人は再び歩き出した
202学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 02:09:16 O
その夜 一行は森を流れる小川ぞいにキャンプを張った
ホルガーとテンペストは周辺を見回りにいきゼヴィは武器の手入れ
カイルはユーウェインとテントを張りながらユーリを見つめていた
カイル(かわいいなあ)
清楚な彼女の乱れた姿
昼間の惨劇を思い出し自らのテントを張る
マリア「あんた達何見てんのよ」
鍋をかき混ぜるユーリを見つめるカイルに気づいたマリアが釘を刺す
カイル「(´・ω・`)」
マリア「何見てんのよバーカ。ユーリ変わるわ」

鍋の中では肉と野菜のスープが煮込まれマリアが味見をした。
マリア「うん、いい感じ。」
ユーリ「これを入れるともっといいですよ」
野草入れから粉が入った小さな麻袋を取り出すユーリ
マリア「これは?」
ユーリ「ハーブのスパイスです。
精がつきますよ。
長旅を続けている皆さんにオススメです☆」
一握りのすりつぶされたハーブの粉を受け取るマリア
マリア「フーン。ありがと」
そう言って鍋にパラパラふりかけて夕食は完成した。

一行は戻ってきたホルガーとテンペストを加え夕食を済ませた。

夜も更けた頃
カイルは自分のテントで眠りにつこうとしたところで股間に疼きを覚えた
カイル(またか)
夕食を食べてからずっとこんな感じだ
カイル(たまってるからな)
カイルは一発済ませてから床についた。
いや、カイルだけではなく恐らくはユーリを除くパーティー全員が…
203学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 03:46:10 O
その翌朝
ホルガー「よし、皆…今日は恐らくヘレミナにつくだろう」
誰もが疲労困ぱいの顔色だった
ユーリ「皆さん大丈夫ですか?」
誰も答えない
ホルガー「さあ、行こうか…」
そして、一行は森をぬけ歩き出すがその足どりは重い


古びた城門が見える
国境の街ヘレミナである
普段の彼らならばあの森から半日で着く距離なのだが既に日は落ちかけていた
ホルガー「ようやく着いたな」
テンペスト「で、調査はどうするんだ隊長サン。」
ホルガー「ああ、明日にしよう。まずは宿を探さなくては」
ユーリ「叔母の家ではいかがでしょうか?」
ゼヴィ「いいの?」
ユーリ「皆さんに助けてもらったお礼です。
叔母も喜んで迎えてくれますよ☆」
ホルガー「そうか、じゃあお言葉に甘えて…」

舗装された街を歩くが歩いている人は極端に少ない
ユーリに案内され一行は街外れの山が見える農家に到着した
事の次第を聞いたユーリの叔母夫婦は喜んで出迎えた。
テンペスト「これはまた」
カイル「若…」
マリア「人妻よ、変態カイル!」
カイル「(´・ω・`)」
だが実際ユーリの叔母夫婦、エリスとクロードはまだ30にも満たない若夫婦であった
204学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 03:47:16 O
ユーリと同じく豊満な肉体を持ったエリスが一行を家に案内する
カイルとユーウェインは長い間使われていない馬房に馬を止め荷物を回収すると皆に続いた

エリス「2階に来客用の寝室があります。質素な部屋ですがごゆるりと。
食事ができたらお呼び致します」

夕食はまもなく出来上がりこじんまりとした居間はごった返した
さながら酒場の宴のようだ
テンペスト「クロードさんはヘレミナの常備騎士なんだって?」
クロード「はい、ささ」
葡萄酒を口に運ぶ面々
皆が酔っていた
中でもクロードとテンペストは馬が合うらしく
カイル達が寝室に上がってからも夜更けまで宴会は続いた

そして、夜が明けた!

マリア「起きなさい。バカカイル」
カイルはひっぱたかれて起こされた
マリアが枕元に立つ
カイル「なんだよ?」
マリア「ホルガー隊長が呼んでる。早く来なさい
ちなみにあんた、寝坊したから朝食は無しよ」

カイル「(´・ω・`)」
カイルとマリアは下に降りた。

やっとプロローグ\(^o^)/オワタ
205学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 03:57:50 O
おっ、良い感じのが投下された
プロローグに時間掛けるのは悪くない、
これから濃い内容になりそうだしね
206学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 12:27:41 O
あげ
207学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 16:37:36 O
ホルガー「集まったようだな」
マリア「すいません隊長。バカカイルがなかなか起きなくて」
ホルガー「まあいいさ 昨日あれだけ疲れてたんだ仕方ない」
ゼヴィ「隊長、指令を。」
ホルガー「ああ、とりあえず情報を集めよう。
最近の物騒な噂にエスパルドの動向、その他役に立ちそうな情報ならなんでもだ。
とにかく今現在街を覆っている噂の概要が知りたい」
テンペスト「リョーカイ。んじゃま俺は酒場を当たるぜ。
カイル、お前も来るか?」
カイル「はい」
ホルガー「じゃあ私はユーウェインと街の北側を調べてみようと思う。
ゼヴィはマリアを連れて街の西側を当たってくれ」
ゼヴィ「了解」
そして彼らは街を別れて調査を始めた

正午
カイル「テンペストさん。昨日あれだけ飲んだのに朝から…」
ほろ酔いのテンペスト
テンペスト「いいじゃねえか。情報はそこそこ得たんだからよ」
それは
・街の娘が数人行方不明
・背後にエスパルドもしくはギルドの影あり
とのことだった
テンペスト「ギルドの人買いか?
どっちにしろ調べてみることはありそうだな」
クロード「ええ、ですがギルド商人の姿は最近ヘレミナで見ません」
208学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 16:39:05 O
先程教会前で会った衛兵装備のクロードがテンペストとカイルに協力していた
テンペスト「しかし妙だな…
クロード「ええ」

ドン

カイル「うっ」
男「痛えなバーロー!ボケっとしてんな!」
カイルに肩がぶつかったその男
騎士のような兵装をした男は酒場に向かっていった

テンペスト「あの腕章…エスパルド兵か?」
クロード「ええ、最近よく見ますよ。
あの男はアスカリではかなりデキる騎士らしいですね」

アスカリ
エスパルドの言葉で業火を意味する
赤黒い甲冑を身につけた精鋭中の精鋭騎士団である

テンペスト「だがアスカリ連中がどうしてヘレミナで…」

その夕方、カイル達は再びエリスの家に泊めてもらった
昨日と同じく宴が続きカイルは一足先に自室で寝ていた
ユーウェイン「カイル、ねえ、カイル。」
カイル「ああ?」
同じ部屋で眠るユーウェインがカイルをゆり起こす。
カイル「どうしたんだよ?」
ユーウェイン「聞いた話じゃエスパルド兵も僕達と同じようにヘレミナを調べてるらしいんだ。
きっとこの街には何かあるんだよ。」
209学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 16:40:22 O
マリア「同感ね」
戸口にはマリアが立っていた

マリア「行くわよ」
カイル「ちょっと待てよ。行くってどこにさ」
マリア「バカカイル。
エスパルド兵と接触して真相を確かめるに決まってるでしょ」
カイル「バ、バ、バカかお前!
休戦中とはいえ敵国の兵士だぞ!
ていうか第一連中の宿とか分かる訳?」

マリア「カイルぅ〜…ハァ。
やっぱあんたバカカイルね。
昼間なぁに調べてたのよっ、こンの大バカカイル!そ れ に !!
いざとなったら戦うに決まってるじゃない」

カイル「そんなあ…ていうか何もそんなにバカバカ言わなくても」
マリア「じゃあアホカイル?
いいからさっさと支度しなさいよ。」

カイル「(´・ω・`)」

カイル、マリア、ユーウェインの三人はそっとエリスの家を後にする。
そして夜の闇に紛れながら街中心の酒場宿に向かった

マスター「これはこれはこんな夜更けにあなた方のようなお若いお客様方とは」
薄暗い酒場には数人のごろつきと酔いつぶれた客数名
そして情報通のカイルとテンペストが昼間話を聞いた人の良さそうなマスターがいるだけだった

マリア「こんばんはマスター。
エスパルド兵、いいえ。アスカリ連中に話があるの」
210学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 16:42:09 O
男「勇ましい嬢ちゃんだなコラ!」
酒を用意しようとしたマスターが背を向けた瞬間
後ろのテーブルで一人酒をちびちびのんでいた男が
ガシャンと鎧をこすらせて立ち上がった
カイル「あ!」
マリア「何よ?知り合い?」
カイル「まあ…」

男「お 前 … 昼間の野郎か!!」

紛れもない。
その男は昼間カイルの肩に派手にぶつかったエスパルド兵、アスカリの男だった。
マリア「なら話は早いわアスカリ、あんた説明しなさい。
エスパルド兵がこの街で嗅ぎ回ってるコト。洗いざらい全部ね」

男「な…んだと?」ジャキン
いきなり見ず知らずの少女に命令口調で指図されたのだ
騎士のプライドに来るものがあったのだろう
男はこれ見よがしに剣を抜いてみせた。
マリアと男の間に割って入るユーウェイン
二人をなだめながら
ユーウェイン「とりあえず、これは交渉なんだから!
お互いの情報を交換するだけ!
こっちもそれなりの情報は洗いざらいあげますから!
ね?いいでしょ?
マスター!マスター!バーボン下さい!」
マスター「はいよ」
男は剣を収め
男「そっちの坊ちゃんは物わかりいいじゃねえか」
しぶしぶ隣に座った。
211学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 16:43:11 O
アッシュ「なるほどね」
アスカリの男、アッシュはユーウェインの話を聞き頷いた。

アッシュ「もちろん、まるでおまいらと鏡あわせだな
つまりだ
俺達が調査してるのはヘレミナにハルシアが暗躍してるってどす黒い噂だよ」
ユーウェイン「やっぱり、僕達と同じだ。
でもおかしな話ですね」
アッシュ「ああ。
人さらいがハルシア、エスパルド。
どちらでもないとすると」
マリア「ギルドね。胡散臭いあいつらなら…」
カイル「待ってよ」
マリア「何よバカカイル」

三人の会話に初めてカイルが割って入った。
カイル「ギルドの仕業かは微妙だよ。
クロードさんが言うには最近ヘレミナでギルド商人は見かけないらしい」
アッシュ「じゃあやっぱりおまいらか?」
マリア「なわけないでしょバカアスカリ。ギルドに決まってるわ…。
ちょっと待ってギルドの事務所!マスター!」
マスター「はいよ」
マリア「ヘレミナのギルドの会館わかる?」
マスター「ヘレミナギルド会館ですか?それなら教会前ですよ!」
マリア「ありがと!さあ行くわよバカカイル、ユーウェイン!」
マリアはカイルとユーウェインを連れ出して酒場を後にした
アッシュ&マスター「…」
212学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 17:29:59 O
マリア「早く!歩けッ!バカカイル!」
カイル「(´・ω・`)」
バタバタ歩く足音と聞き慣れた高い少女の叫び声
神父「どうかしました?」
外への扉を見ていたエリスは神父に向き直った
ここは教会
ユーリの叔母エリス、うら若い新妻は深夜であるにも関わらず教会に出向いて
金網ごしに神父に告解をしていた
エリス「私は妻であるにもかかわらず罪を犯しました」
神父「教会はそのためにあるのです
既婚者でありながら他の夫と過ちを犯すことは罪です
ですが罪を悔いる者を教会は決して責めませんぞ」
エリス「ああ、神父様!
ごめんなさい!ごめんなさい!えぐえぐ…」
終始涙ぐんでいたエリスはそのままむせび泣きながらうつむいてしまった。
神父は優しい慈悲に満ちた表情で
神父「汝の罪を許す…父と子と…聖霊の御名において」
十字を切る
エリス「えぐっ…えぐっ…」
神父「奥さん、大切なのは罪を悔いるその意志ですぞ」
エリス「えぐ…えぐ…えぐっ…!!」ガシィッ
金網を掴むエリス
神父「…!?」
神父は異変を見逃さない
それまで泣きじゃくっていたエリスの引きが止まった
213学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 17:31:29 O
エリス「ヒッ…ヒッ…フヒヒ!!」
神父「!!」
エリス「フヒヒwwwwww
フヒヒヒヒヒwwwwwwwww」
神父「神よ!!!!!!!!!」
神父は天を仰いだ
向かい合うエリスに曲がった角としっぽと蝙蝠のような翼が生えていたからだ
エリス「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
グジャァ
金網のついた衝立ごと神父を押し倒す
神父「うわあ何をするやめヒッ!アッー!」
小一時間グジュグジュというぬめったような威勢のよい音が教会に響き渡った

エリス「やっぱりオッサンのは薄いわねッ」
パンパンとムチムチした尻を叩きしっぽをくねらせながら立ち上がるエリス
足下には生気を失った神父だったモノが横たわる
エリス「いよいよ始まるのねッ!考えただけで〇〇汁吹き出してヴッ飛んじまいそうだわwww
狩って狩って狩りまくるぞー」
エリスは一人エイエイオーのポーズをして翼を広げると
ステンドグラスをぶち破り夜の闇に消えた
214学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 17:33:37 O
同じ頃…
カイル、マリア、ユーウェインの3人は
ヘレミナギルド会館の前に立ちすくんでいた
灯りは消え入り口の鉄の扉は閉ざされたままだ

カイル「やっぱりもう街にギルド商人はいないんだよ…」
マリアはカイルを無視したまま扉まわりをウロウロし
マリア「こっち」
建物の裏手の庭園に回った

垣根を飛び越えそのまま進むと石造りの建物にたどり着き
そこには木で出来た裏口の小さな扉があった
マリアは手を当て
マリア「くあせ@ふじこaxcj…」
呪文を唱えると木の扉は腐食して中の様子が露わになった
ユーウェイン「流石だねマリアさん」
マリア「鉄には効かないけどね。さあ行くわよ」
三人はそのままギルド会館に忍び込んだ

ひんやりとした冷気がこもった建物の中は真っ暗で様子が全くわからない
マリアは呪文を唱えると指先にトーチが灯り周囲を照らした
中は整理整頓されたまま
今でも利用された施設のようだった
カイル「誰もいないのかな」
マリア「人の生気が感じられない。胡散臭いわね。進むわよ」
コツコツ

三人の足音はある部屋の前で止まった
マリア「ここは」
豪華な装飾が施された樫の扉には組合支部長室の札がかけられていた
215学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 17:34:57 O
カイル「今の時間じゃ誰もいないって」
横に立てられたハルシアでは有名な聖者の像に怯えながらカイルが言った
ハルシアのギルド商人はハルシア国教の信者であり信仰も厚い
商業会館にそのような像があることは彼らの信教の強さの現れだった
マリア「入るわよ」
カイル「また壊すの?キーピックなら時間はかかるけどできるけど」
マリア「…」
カイル「(´・ω・`)」
マリアはカイルを無視すると躊躇することなく先ほどの呪文を詠唱する
樫の扉はみるみるうちに腐食して丸い孔が空き三人はそのまま足を踏み入れた。
216学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 19:43:15 0
カイルかわいいなw
217学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 23:08:18 O
部屋に踏み入れたカイルはその光景に圧倒された
中はめちゃくちゃに荒らされ書物が散乱し
ギルドの正装をした男の死体が干からびたまま横たわり
もう一体、室長らしき死体が椅子に座したまま同じように干からびていた
ユーウェイン「これは一体…」
マリア「面白くなってきたじゃない…」
カイルは室長らしき死体の背に置かれた宝物入れを見た
蓋は開けられ中は強奪されたらしく空っぽだった

マリア「さて、調べるわよ。」
マリアは呪文を詠唱し
そこに鏡のついた某携帯ゲーム機のような木製の盤が現れた
カイル「それは?」
マリア「ウィジャボードよ。見なさい。」
カイルとユーウェインは両脇からマリアの持つウィジャボードを眺めた
据えられた鏡の中に映る三人の顔は怪しく揺らめいて消え
映写機のようにその部屋が映し出された
カイル「何これ?」
マリア「そこで干からびてる連中の魂の残りカスから記憶を再生してるのよ」

画面の中ではせわしなく動くギルド商人が映されていた
室長らしき男が茶を飲みながら書物に目を通す
室長&商人「!?」
そこに突然蝙蝠の羽と曲がった角、しっぽをくねらせた女性が現れた
商人「サキュバス…」
218学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 23:12:39 O
サキュバス「正解♪」
商人は助けを呼ぼうと両手を口元にあてるが
サキュバスに睨まれるとヘナヘナと尻餅をついた
そして、おもむろに下半身の衣服を焦りながら脱ぎすてると
あろうことか狂ったように自慰行為を始めた
その舐めるような視線はサキュバスを見たまま
サキュバスはニヤリと笑って室長の机に両肘を付いて乗り出した
室長「何をしに来た…?」
サキュバス「返してもらうのよ」
そのまま机の下に潜るサキュバス
サキュバス「何よオジサマ。
いい歳こいてバッキバキじゃん♪どれ」
ジュポッというぬめった音が発せられた
室長「おお神よ!うあああアッー!」

食事を終えたサキュバスはバッと振り向いた
画面の中からカイル達三人を見つめるサキュバス
サキュバス「見てんじゃねえよガキ共」
映像はそこで途切れた

カイル「これは…」
マリア「サキュバス…あいつのねらいは何?
まあいい、さあ戻ってホルガー隊長に報告よッ!」
三人はその部屋を後にした
219学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 23:15:13 O
朽ちた木の扉の穴をくぐり抜ける
その瞬間パリーンという音が響き渡った
マリア「何あれ?」
マリアが指を差す
音がした方向にある教会のステンドグラスから人影が飛び出していく
翼を広げた影はカイル達に気づくことなく飛び去っていった
マリア「サキュバス?」
ユーウェイン「待って…あれエリスさんだよ!」
マリア「は?あんたにもバカカイルの病気が移ったの?」
カイル「いや、ユーウェインは射手だぞ
その目は遠くを見渡せる!間違いない!」
ユーウェイン「エリスさん…」
マリア「サキュバスだったのか変異させられたのか…となると」
カイル「ユーリ達が危ない!」
マリア「急ぐわよ!」
カイル達はユーリやホルガーが眠るエリスの家に向かって走り出した。
220学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 23:17:59 O
垣根を越えて街の中心部を走る大通りを走り出すとあちこちから悲鳴が響いた
マリア「何なのよ!」
家々を走り去る度に窓からエリスと同じようにサキュバスが飛び出しては夜空に消えていく
カイル「もっと早く!」

界隈には酔いつぶれた男を貪る数体のサキュバス
その何体かがこちらに気づいた
マリア「突破するわよ!」
マリアは呪文を詠唱した(チュドンチュドンチュドン
狙いすまされた赤い光弾がサキュバスの群れに放たれて
煙が晴れると2体を残し無数の焼け焦げた死体が転がる
サキュバス「ションベンクサイクソビッチガアアア!」
その羽で身を守ったのか羽は焼けただれている
2体のサキュバスが飛びかかる
マリア「きゃっ」
マリアは目を閉じた。が、サキュバスは1体はカイルによって一太刀で斬り伏せられ、
もう一体はユーウェインの放った矢で心臓を貫かれ血を吐きながら倒れていた

カイル「危なかった…マリア大丈夫?」
マリア「な、何よ!?
別にあんたの助けなんてなくても倒してたわよ!
引きつけて光弾打ち込むはずだったんだから!!
よくも邪魔してくれたわね!!このバカカイル!アホカイル!マヌケカイル!」

カイル「(´・ω・`)」

だが強気な口調とは裏腹にマリアの目は涙目だった
ユーウェイン「急ごう!」
三人は再び走り出した
221学生さんは名前がない:2008/01/07(月) 23:58:40 0
いいねぇ
222学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 00:57:53 O
ちなみにふいんきまで考えてるw
絵最近練習中で落書きレベルだけどカイルふいんきとカイル「(´・ω・`)」ふいんき
http://imepita.jp/20080108/029230

大陸の4国のエンブレム(トランプがモデルです)
http://imepita.jp/20080108/031310
エスパルドは剣が何かを貫いてるデザインのつもりだが肺みたいできもす
物好きな人いたらリテイクしちゃってほすいwww
223学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 01:08:40 O
うめぇww一人で絵も文も書くとはな
ところでよく落ちるスレだから出来たらageた方がいいんでないか?
224学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 06:04:53 O
隣のDQN大学生が重低音うるさいから眠れない
仕方ないから設定いろいろ推敲したお

ハルシア教皇国:紋章向かい合う獅子
西の平原を支配する君主制国家
国王兼教皇(サキュバス化した后にくぐつにされてます)
により統治 国民の信仰心高
平和的な大陸統一を模索中
※モデル中世イングランド

エスパルド王国:紋章は何かを切り裂く剣 北の氷雪地域を支配する
過去幾度となく侵略戦争を起こしてきた君主独裁制軍事国家
女王が統治(サキュバス化されてます)
※モデルはスパルタ

アダイア王国:紋章鷲 南の丘陵を支配する多民族国家
豊かな鉱脈を持つ為各氏族間の抗争で荒れていたが最近統一された
その為か他国との戦いには辟易していて
同盟する為ハルシア王に第一王女を后(もちろんサキュバス化されてます)として献上した
※モデルはローマ

クロヴァキア帝国:紋章は大樹
東の熱帯を支配する海洋国家
強力な艦隊と戦象を保持し積極的に他国との軍事介入を行う
後半のキーパーソン
※モデルはサラセン帝国
225学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 06:09:41 O
更に山場(にしたい)に登場予定のモンスター
高位サキュバスに召還された魔界の淫獣もとい竜属淫妖花種
通称ラベンダードラゴン
紫の巨大な花を体に生やし常時媚薬の体液がぬめっている
淫猥な型の花弁、
花の中心にある捕食する為飲み込んで媚薬漬けにする壷型ような口
あと触手でなぶる

我ながら童貞かつ厨くさいwww
226学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 09:53:29 O
あげ
227学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 12:47:26 O
サキュバスいいな
228学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 18:50:42 O
カイル達がギルド会館に忍び込んでいた頃

エスパルド王国騎士 アッシュ・トータライズ
「灯剣」の異名を持つ騎士はいつものように酒を飲んでいた
アッシュ「ハルシア兵の熱心さには感心するわ。マスターおやすみ」
マスター「あいよ」
チップを渡すといつものように酒場二階の宿へ向かう
彼らアスカリ騎士がこの街に派遣されて3か月
数件の人さらい事件以外は全く進展がなくほぼ毎日こんな感じだ

アッシュは暗がりの自室に戻ると何か気配を感じ取り剣を抜いた
酔いがさめていく
アッシュ「エグバード…?」
先に寝ていたはずの同僚の名を呼ぶが返事はない
アッシュ「これは…!!」
部屋の奥に踏み入れたアッシュは既に事切れた仲間の干からびた亡骸を見つけた
アッシュ「大変だ!スコット!レジンボルト!」
ドアを開く…
が…
アッシュ「ちっきしょうめ!」
229学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 18:52:58 O
隣、また隣の扉をタックルして開けていく
だがどの部屋も同じ有り様
アッシュを待っていたのは穏やかな寝顔ではなく
ベッドで下半身を露出させ悶えた表情のまま事切れた干からびた死体だけだった

アッシュ「狙われたか…まさか!」
ハッとした表情で他の旅人が眠る部屋も乱暴に開けていく…が…
アッシュ「くそっ!どいつもこいつも干物になりやがって!」
昼間酒を飲み合った同郷の商人、隣町から出はってきたという気のいい蹄鉄工、旅の一座の座長や団員、
その誰もが同じように干からびた死体となり横たわっていた
アッシュ「ちょ待てよ」
そうだ!旅の一座…座長の横で酒をついでいた踊り子の娘、巡礼者の貴婦人、蹄鉄工の妻や女商人
彼女達はどこ行った?
アッシュを出迎えたのは男の亡骸だけで女の死体は一体も見かけなかった

「アアアアッー!アッー!アッー!」ドンゲラガッシャアン
アッシュ「!!」
先ほどまで飲んでいた下の酒場からこの世のものとは思えない悲鳴が相次いで聞こえた
駆け出すアッシュ
アッシュ(どうも今夜は生きて日の出を拝める気がしねェ!)
そして、アッシュが酒場で見た物は!!!!
まさに馬乗りになった4体の羽つきの女、上下に激しく揺れるほぼ全裸の女体だった!!
危うく酒場に踏み入れるところだったアッシュはひどい嘔吐感を覚えてへたり込んだ
何とか意識を持っていかれないようにしながら中の様子をうかがう
その酒場にいる女性は誰もが昼間見た他の旅人
二階の宿にいなかった女客全てだった
だが彼女達は既に人間ではなく
誰もが蝙蝠の翼山羊のような角しなる尻尾を生やし
そう、サキュバスになっていたのだ!
230学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 18:55:21 O
サキュバス4体は酒場に残っていたマスターや他の男達に馬乗りになり精を貪っていた
酒場の隅では既に吸われ尽くされカピカピになった男が放置されているのが見えた

純白のサテンのエロいコスチュームに身を包んだサキュバス
昼間まではおしとやかだった貴婦人が変わり果てた姿でヒステリックな歓声をあげる。

サキュバス「いいわ!マスターの大きい!マスターの大きい!
ねえ、マスターって奥さん亡くしたのよね?ね?ね?
やっぱこのオツ〇ポ〇でマスター
マスターのマスターマスター〇ーションをオツ〇ポコでねえ!
し て た の ?wwwwwwwwwwww
いいわ〜いいわ〜!!!!フヒヒwwwwww」
支離滅裂だ
マスター「あぐっ…ぐっ…ああっ、アッー!アッー!」
馬乗りになった貴婦人が揺れる度に苦痛に歪む酒場のマスター
許容範囲を超えた快楽で搾り取られているのだろう、みるみるうちに土気色の肌になっていく
マスターの虚ろな目が陰から様子をうかがうアッシュと偶然合い微かに頷いた
逃げろ
マスターの目はそう言っていた
アッシュ(済まないマスター)
アッシュは甘い女の匂いに満ち満ちた酒場をやっとの思いで抜け出し夜の闇に消えた
231学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 19:00:17 O
ちなみにすんごい強いアスカリの称号の騎士なのにマスター見捨てて逃げるのは
サキュバスは常時すんごい媚薬フェロモン出してて性行為中は更にすんごい量出て
ガチムチ屈強な戦士やガテン系のオッサンですらなすすべなく理性がとろけて
思い通りにうごけなくなるからです
アッシュは優れた騎士故にそれ理解してて生き残って何とかする為
不利な態勢整える為にやっとの思いで逃げた

って後付け設定す
232学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 20:49:11 O
ほぼ同じ頃 ハルシア王都ハルシオン
王宮の寝室でハルシア王エリオット7世が咳き込んでいた

父王ハルバート3世が死去しこの聡明な青年が若干17歳にして王位兼ハルシア教皇権を継いで早四年
国王急逝で乱れた秩序はすぐに平穏な物に戻り
新王は類い希な国政と統率力で民の絶大な信頼を寄せていた。

賢王エリオット

ハルシアの民衆は皆そう呼ぶ
そんな折に隣国アダイアから和睦の使者が王都を訪れた
ハルシアでの先王急逝による混乱と同じ頃、
隣国アダイアも乱れていた国内情勢が稀代の英雄と歌われる皇帝シーザリオンにより収められた。
そのアダイアが提唱する長年の戦いに辟易した両国間の同盟
その為に若きハルシア王より2つ年下のアダイア王女
アダイア王族骨肉の争いによりシーザリオンに唯一残された娘ラファエラが后として献上されたのだ
政略結婚ではあったもののエリオットとラファエラはお互い深く惹かれ合い愛し合った

仲睦まじい二人により束の間ではあるがこの戦乱の大陸で二国の平和は長く続くと思われた…
233学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 20:50:12 O
が、国王エリオットは病に伏せた。

それによりエリオット単独での国政は困難になった
幸いエリオットの配下に私利私欲に走る者は誰一人おらず
皆が国王の回復を信じ、
病床のエリオットによる助言を聞きながら共同で政治を行っていくことを決めた

王妃ラファエラの様子がおかしくなるのもこの頃である
一年中毎日、国王の伝言を伝える以外病床の王の元に籠もりきりになったのだ
愛する夫の看病だとしても異常であった
必然的に国政は家臣達に委ねられ
その家臣団もたまに姿を見せるラファエラの王の伝言、命令に従う他なかった
その折にラファエラが老練なる将軍ネクトル・ランプガードにヘレミナ異変の調査の令を発したのだ
不振に思ったネクトルは信頼の置ける配下
絶対防御の獅子盾の騎士ホルガーにその任務を命じた
234学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 20:50:50 O
エリオット「ゲホゲホ…ううっ…」
巨大なベッドの縁にもたれるように座り咳き込む王の肩を隣に連れ添う王妃が支えた
病に侵され早一年
若さに溢れた筋肉は落ちまるで少年のような華奢な体と化した賢王の姿
ラファエラ「大丈夫ですかエリオット。寝ていないとダメですよ」
エリオット「でもそろそろ今年の聖堂祭の思案を」
ラファエラ「ダメです。お身体に障ります。
さあ、飲んで」
エリオット「うん」
ラファエラは養薬入りのジャスミンティーを飲ませ膝枕を作り寝かしつけた

エリオット「あ、ああ…ラファエラ…ラファエラ」
ラファエラ「ラファエラはいつもここにおります。王を慕っております」
ラファエラの手がなまめかしく王の頬を撫でた
エリオット「ラファエラ…ラファエラぁ…」
思わず頬の手を握りしめるエリオット
ラファエラ「あら…どうしたの?」
エリオット「ラファエラぁ…ラファエラぁああああ…」
ラファエラ「あらあら、エリオット赤ちゃんみたいよ」
エリオット「赤ちゃんでいいよ赤ちゃんでいいからあ…
ラファエララファエララファエララファエラあ…」
ラファエラ「なあに?」
235学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 20:51:36 O
エリオット「またやってえ…あれやってえ」
そう言ってエリオットはラファエラの膝元でねだるように体を揺らした
ラファエラ「はいはい…エリオットたら…」
ラファエラはエリオットから手を離すと
おもむろにビスチェの留め具を外した
肩から真っ二つに分かれたシルクのビスチェがハラリとエリオットの顔を覆う
晒されたみずみずしい乳房にエリオットは頬を上気させてむしゃぶりついた
エリオット「ラファエラあ…ラファエラあラファエラあ
ラファエララファエララファエラ!!
ラファエララファエララファエララファエララファエラ!!!!」
狂ったように王妃の胸を揉みしだく賢王と呼ばれた青年

エリオット「出してえ出してえラファエラあ…
ラファエラの飲みたい…ラファエラの飲みたいよお……
ラファエラのアレ飲みたい
ゴクゴクゴクゴクってねえラファエラああ
お願いだぁよう」
涙目になりながら懇願するエリオット
ラファエラ「エリオットたら…いいわ、たくさん飲んでいいわ
ゴクゴクゴクゴクってたくさん飲んじゃいなさい!」
236学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 20:52:49 O
プシャアアア!!!!ビュクッビュクッ
ラファエラの二つの乳房から噴水のように乳白色の液体がほとばしる
顔にかかったエリオットは液体を拭き取ることも忘れ
狂ったように、まるで赤ちゃんのようにラファエラの乳房から溢れ出る液体を飲み続ける
エリオット「らふぁらあらふぁあらあふぁらあ…!!」
ゴクゴクゴクゴクゴクゴク
満足そうな笑みを浮かべたラファエラは恍惚の表情に酔いしれる

と、そこに
「ラファエラ様」
扉の向こうからする声
ラファエラ「エリオット?エリオット?いい?また今度ね」チュポン
そう言ってエリオットを優しく離すと服を羽織った
エリオットはマタタビにやられた猫のようにふにゃあと仰向けに転がる

扉を開けるラファエラ
ラファエラ「どうしたの?」
メイド「ネクトル将軍が参っております。」
ラファエラ「あらあら…いいわ、参りましょう」
237学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 20:54:34 O
空いた玉座
その下で二人の騎士がうろうろ歩き回る
一人はネクトル・ランプガード将軍
先代の王の幼少時から仕える忠義の騎士
ラファエラから王の伝言として与えられた指令を不振に思い
信用できる有能な部下ホルガーに今回の任務を与えた張本人

もう一人はカッツヴァル・ノーマッド
ネクトルの信頼するもう一人の部下
カイルの父である

ラファエラ「ネクトル将軍、カッツヴァル卿」
ネクトル「おお、ラファエラ殿」
ラファエラ「いかがしました?」
ネクトル「聖堂祭の話で是非とも王に直接…」
言いかけた老将の進言をラファエラが手をかざし静止する
ラファエラ「またですかネクトル将軍。
何度言っても同じこと。
王はお疲れです。お引き取りを」
ネクトル「いいや、今日という今日は引き下がれません。一度王とお話を…」

ラファエラ「…お引き取りを」

ネクトル「やはり…、我々を王に合わせられない理由があるとみた。」

ラファエラ「………は?」

ネクトル「このまま王に合わせられないのならその理由を教えて下さい
できないならば王妃、貴女を告発します」
ラファエラ「理由?」
カッツヴァル「はっ」
カッツヴァルも前に出で王妃の返答を待つ
238学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 20:55:09 O
病的なスレだなw
239学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 20:57:23 O
ラファエラ「理由は明白、王は病でお身体がすぐれない。
私以外の者とのお話は煩わしい、合いたくないとのことです。
其れだけの事…」
ネクトル「王がそう言ったのですか!?」
ラファエラ「ええ…」
ニヤリと笑ったラファエラの口角がつり上がる

カッツヴァル「ネクトル殿!あれを!」
カッツヴァルが指さす方向
ラファエラの後ろの影
ネクトル「!!」
それは艶やかなビスチェをまとったうら若き王妃の姿ではなかった
翼、角、尻尾…そうまさに…

ネクトル「己………いつからだ!?」
剣を抜くネクトル達
追い詰められた状況であるにも関わらずラファエラは余裕の表情を浮かべて高らかに笑った
ラファエラ「今頃気づいたのねwwwwwwww
ラファエラの身体はとっくに私の物!
エリオットももう私の虜
私がいないと生きていけないの…
ああ、可哀想なエリオット!私が何時までもとこしえにお守りいたしますわ…」
ラファエラ「それをネクトル!貴方達は邪魔すると言うのね!」

ネクトル「貴様、やはり!!」
240学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 20:59:52 O
ラファエラ「よく気づいたわねぇネクトルしょーぐん。でももう遅いわ…遅すぎたのよ…
そう!遅すぎたのだッ!!!!!!!」
バッと手がかざせられ謁見の間の入り口が開き騎士団がゾロゾロと入室する
ネクトル&カッツヴァル「これは!!」
ラファエラ「アビガル!ジュリア!」

アビガル「はっ、ラファエラ様!」
ジュリア「はっ、ラファエラ様!」
前に出る二人の騎士

一人は近衛騎士団長のアビガル・イグネシオ “王宮の守護者“
そしてもう一人の女騎士は百合十字騎士団長ジュリア・リリウス・ヴァヨネット “純潔なる黒百合“

ラファエラ「ネクトル、カッツヴァル、そなたら二人を反逆者として幽閉する!
連れて行きなさい!」
アビガル「はっ仰せのままに!」ガシッ ガシッ
ネクトル「うわあ何をするやめろ!アビガル、ジュリア!」
カッツヴァル「ネクトル将軍!やはり、既に皆…!
くっ、離せ! HA☆NA☆SE!!」
ラファエラ「くふふ…知らずに私達の仲間に堕ちていればいいものをw遅いのよ貴方達。
そう!遅すぎたのだッ!!!!!!!」
再びビシッとポーズを決めるラファエラ
ネクトルとカッツヴァルは両肩を騎士達に締め上げられ連れていかれる
ネクトル「クソッ!淫魔め!離せ!離せ!」ズルズル
ジュリア「我等ラファエラ様の僕!陛下に礼!」
騎士達「サーイエッサー!」バタン
扉は閉じられ礼をした騎士達は消え、王の間にはラファエラだけが残された
ラファエラ「フフ…
あはっ!あはははははははは!!」
こうして王国の空は黒い闇で染め上げられていった…
241学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 21:02:41 O
脳内でたまってたモヤモヤがようやく吐き出された
長文で埋めまくってしまってスマソ
242学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 21:37:13 0
天空の雲の向こうに大陸があってそこでは高度な文明が栄えてて・・・
っていう妄想ならよくした
っていうか今でもよくする
243学生さんは名前がない:2008/01/08(火) 23:38:26 0
自分の頭の中のストーリーはいろいろあれど
実際に文章にして書き込むのはまだ恥ずかしい。
だからここに書き込んでる方々、尊敬しちゃう、マジで
244学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 00:40:17 O
暇さえあれば浮かんだ妄想書いてる俺ガイル
 バタン!乱雑に開かれた木製の扉、室内は真っ暗だった
マリア「トーチ!」ポワッ
室内は酷く荒らされた痕跡
マリア「ホルガー隊長!ユーリ!」
返事はない
カイル「やっぱりもう…みんな…」
マリア「なわけないでしょう!!探すのよ!」
「うう…」
カイル達「!!」奥からうめき声が聞こえそこには
マリア「クロードさん!」
槍が床に転がり瀕死のまま横たわるクロードの姿がそこにあった
礼によって下半身の服は無理やり剥がされたようだ
カイル「クロードさんしっかり!」
クロード「精を…ほとんど抜かれた…エリスが…」
マリア「うん…わかってる。動いちゃダメよクロードさん」
クロード「行ってくれ…ホルガー達を…ユーリを…」
ユーウェイン「隊長達は無事なんですか!?」
クロード「ああ…北の森に向かった
急いで…エリスがまたくる…」
カイル「でも…クロードさんは…」
クロード「俺はいい、もう無理だ…ユーリを守ってやってくれないか?…どうか」
カイル「でも…」
マリア「…………いくわよ!」
クロード「…そうだ…さあ…行って………!」
カイル「…」
マリア「…ほら!」
無理やり連れ出すマリア
戸口で振り向いたマリアにクロードは
クロード「…」
微かに微笑みマリアもそれに対して強く頷いた
245学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 00:42:14 O
マリア「早く乗りなさい」
馬房から馬を引き茫然自失のカイルを乗せると後ろに跨るマリア
ユーウェインも隣の農家から馬を連れ出して跨る
マリア「北の森ね…」
カイル「…」
マリア「…」
ズガーン
屋根を突き破る音
エリス「私は帰ってキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」
クロード「ぎゃああああああああ」
断末魔の悲鳴
ユーウェイン「早く、いこう!」
カイル達は馬を走らせたドドドドドド
森へ向かい馬を走らせるカイル達
マリアが街を振り向くと空を淫魔の大群が西へ飛んで行くのが見えた
マリア「ハルシア…?」
と、横を何かがものすごいスピードで通り過ぎ
ユーウェイン「うわああっ」ヒヒーン
先を走るユーウェインが何かに追突され馬ごと倒され、そこには
今や完全なサキュバスとなったエリスが降り立った。

マリア「ユーウェイン!」
ユーウェイン「ううう…!」ガシッ
エリスはユーウェインの頭を掴み凄まじい力で宙に持ち上げた
エリス「逃がすと思った?」
そう言ってユーウェインを見つめる
エリス「可愛いわあ…旦那の若い頃みたい♪
私達幼なじみだったの…話したっけ?」
マリア「黙りなさいサキュバス!ユーウェインを離しなさい」
246学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 00:44:26 O
カイルも剣を抜いて身構える
エリス「あらあ、せっかく宿を貸したのにお礼も無し?」
ユーウェイン「がはあっ」
マリア「離せっ!」
マリアの指先に光弾が精製される
エリス「あら?いいの?この坊や死ぬけど」
ブンッとユーウェインを正面に向け印籠のように構えて揺らして見せるエリス
マリア「くっ…」

カイル「何が…ねらいなんですか?」
と、ここまで沈黙していたカイルが始めて口を開いた
カイル「貴女達の目的は何ですか?」
淫魔を相手に敬語で、意外に思ったのかエリスは笑うと
エリス「そこのお転婆魔術師のマリアちゃんに比べてカイルくんはいい子ね。
いいわ、教えてあげる。」
エリスはユーウェインを放り投げた
ユーウェイン「ゲホッ」
腕をくんで腰を傾げるエリス
エリス「私達の目的はね、
サキュバスによるこの世界の統治(コンクェスタ)。」

一同「………」
エリス「………」

マリア「それだけ?」
エリス「ええ…」
マリア「そ、わかった……」
エリス「で、マリアちゃんはどうする?逃げる?
ま、カイルくんとユーウェインくんを私にくれるなら貴女だけは逃がしてあげてもいいけど
私、百合の趣味はないの」
余裕の笑み
マリア「断る…と言ったら?」
247学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 00:47:00 O
エリス「なら、貴女を真っ先にやるわ…サキュバスになんかさせてやんない
アンタみたいな女の癖に口が悪い糞ビッチは肉便器臭がしてキライなの。
そのあとカイルくん達は頂くわ。
そうね、可愛いから殺しはしないように毎日交互に搾り取ってペットにしてあげる…」

エリス「さぁ…どうする?」
マリア「……」

エリス「ねえ、どうする!?wどうする!?w
どうするどうする!?早く答えなさいよキャハ!?wwww」

マリア「……それは…」

アッシュ「そりゃあオメー…
ここでブッた斬ってここからとんずらするに決まってんだろ、常考」

エリス「!!」
アッシュ「よォ、下等淫魔」ブシャアアアアアア
跳躍した騎士の持つ赤い大剣の一撃
エリスは答える間もなく真っ二つに切り落とされた
紫色の血飛沫が四方八方に景気良く飛散する
2つに切り落とされた身体がビクビク動く

カイル「貴方は…」
マリア「アッシュ…」
アッシュ「覚えといてくれて光栄だぜ。魔術師の嬢ちゃん」
それは酒場で情報を交換したエスパルドのアスカリ、
アッシュ・トータライズであった
アッシュは剣にこびりついた血を一振りで拭い去るとユーウェインに手を差し伸べ
アッシュ「大丈夫か坊主」
ユーウェイン「は、はい…ありがとうございます」
アッシュ「よっと…」
248学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 00:48:37 O
マリア「何であんたがここにいるのよ?」
マリアが両手を腰に当てていぶかしげに問う
アッシュ「おまいらと同じさ、ここは隠れるとこもない荒野。北の森に身を隠して逃げるのさ。」
マリア「そ…」
マリアはカイルとユーウェインを見渡した
カイル「クロードさんが言ってた。北の森に隊長達もきっと…」
マリア「そうね…ええ!!そうよ!!
さあ話は聞いたわねバカアスカリ、あんた私達に協力しなさい。」
アッシュ「なんだよ、さっきは名前で呼んでくれたのに…
わかった、わーったよ!」
剣を背の鞘に戻すと乗ってきたらしい馬を指笛で呼び出す

果たして馬は現れその背中から荷物を降ろして肩でかつぐ
アッシュ「じゃあ行くか…あ、馬は逃がしとけよ。
魔物がいるかもしれん森に連れて行っても可哀想なだけだからな。
南に逃がしてやれ
サキュバスも馬と獣姦しようってマニアはそういないだろ。
それから、おいお前!ユーウェインだっけ?歩けるか?」
ユーウェイン「何とか」
アッシュ「よし、じゃあさっさと森に紛れ込むぞ」
4人は連れて来た馬を南の方向へ放すと駆け足でその場を後にした
249学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 00:52:51 O
カイル達四人が踏み入れた森
ハルシアからは北の森、エスパルドからは南の森と呼ばれる森林地帯は
所々カルストのようなぬかるみと苔むした岩場
地面にはシダ植物がはびこりほぼ同じ高さの針葉樹が鬱蒼とそびえる、
なんとも薄気味の悪いジメジメした森であった。
カイル「ユーウェイン大丈夫?青紫になってるよ首」
ユーウェイン「ああ、僕なら大丈夫」

マリア「ちょっとあんた、本当にこっちであってるの?
ズケズケ進まずに説明しなさいよ」

一人先を進むアッシュは立ち止まり振り返った
アッシュ「何だよ?」
マリア「あんた道分かって歩いてんのってことよ!」
アッシュ「あんたじゃねえよマリア。大丈夫だっての」
マリア「馴れ馴れしいわねこのバカアスカリ。どこに行こうとしてるのかってことよ」

アッシュ「ああ、この先の集落だよ。」
マリア「は?…何でわかるのよ」
アッシュはチッチッと指を振ると
アッシュ「なあマリア。俺はアスカリだぜ?
エスパルド近郊の地理は頭で覚えてるし
あそこはエスパルド軍の修練過程で野営したことがあるんだ。わかんだよ」
250学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 00:54:47 O
マリア「だから…
馴れ馴れしくマリアって呼ぶなッ!!」

アッシュ「へいへい」
カイル「集落ってさ、この森に人間が住んでるの?」

アッシュ「今はいねーよ。昔はいたらしいがな。
ま、ワームならいるかもな」

ユーウェイン「ワームがいるの?」

アッシュ「ああ。こうも陰気な森にはな、自然とワームも集まるもんなんだよ。
普通のなら大したことないが、オールドワームは流石の俺でも手を焼くかもな」

カイル「オールドワームって?」
マリア「ワームの希少種よ。数百年生きたデカブツ
って、あんた士官学校でそんなことも習わなかったの?
バカカイル。」

カイル「(´・ω・`)」

ユーウェイン「ねえ、そのオールドワームってさ…」
アッシュ「何?」
ユーウェイン「大きさはどれくらいあるもんなの?」

アッシュ「ああ、あそこのうねった巨木、あれくらいは余裕であるぜ」

マリア「は?」
グオオオオオオ!!!!!!!!!!!!
一同「うわ━━━━━━━━━━━!!!!!」
オールドワームは木をなぎ倒しながらカイル達に突進した
気づけばエロ書いてない('A`)
251学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 01:11:00 O
気にするな、面白いからw
それにしてもカイル可愛いw
252学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 08:12:36 O
まなみまだかな
253学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 11:56:57 O
というよりも、携帯からよくこんな長い文章書けるよな。
今までにこつこつ書いてたのを想像すると、ニヤニヤしてしまう。
254学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 12:00:33 O
>>243
恥ずかしいと思って筆が止まったら、職人としては失格だな
255学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 16:58:01 O
あげ
256学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 18:08:51 O
暇だから急いで作ったからちょっと文章変かも

その頃…再び王都ハルシオン牢獄
カッツヴァル「おい!ここから出せ!」
ネクトル「無理じゃよ」
カッツヴァルはネクトルの正面に座ったカッツヴァル「やはり国王はもう…」
ネクトル「希望は失ってはならんぞカッツヴァル殿
まだ全てのハルシア騎士がサキュバス共にやられたわけではない」
カッツヴァル「ラファエラ殿はサキュバスだったのでしょうか…」
ネクトル「わからん…ラファエラという女性は確かに存在した。
アダイアの王女としてな。
だが、彼女が何時どのようにしてサキュバスに堕落したかは…」
カッツヴァル「他に親玉がいる…と?」
ネクトル「まず間違いないだろうな…」
カッツヴァル「魔術師達は…」
カッツヴァルは牢獄の格子窓から見える向かい側の建物
魔術アカデミーを包囲する自軍の兵士達を見下ろした
既に生気はなくくぐつの存在
ハルシアを動かしているのは最早サキュバスとなったラファエラ只一人なのだ

ネクトル「希望は持てぬが彼らを信じるしかない…」
異変を感じ取った魔術師達はアカデミーに立てこもり、
あくまでサキュバス軍に抗うようだった
257学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 18:09:53 O
牢獄にコツコツという足音が響いた。

カッツヴァル「誰だ?」
影が伸び二人の前に現れたのは
ネクトル「ジュリアか」
ネクトル達と同じようにハルシアに忠誠を誓ったかつての同僚
百合十字騎士団を率いる女将軍、黒百合のジュリアだった
ジュリアは全くの無表情で
ジュリア「下衆野郎。貴方達はラファエラ様の意向で生かされている存在であるのに。
ラファエラ様に感謝しなさい。」
淡々と答える
まるでそこに誰もいない独り言のように

ネクトル「わしの目をみろジュリア。もう忘れたか?」
ジュリア「…」
カッツヴァル「…何言っても無駄のようだ」
ジュリア「愚かな野郎ですわね。
ラファエラ様の僕となり
塔にこもる魔術師とプリースト達を排除なさい
そう誓えば牢から出してあげますわ」
258学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 18:12:07 O
ネクトル「有り難い言葉かは知らんがわしは断るよ。
お前たちのような人形にされるのは御免被る」

ジュリア「テメーもでありますかカッツヴァル」
視線は全く合わせないまま問うジュリア
カッツヴァル「ああ」

ジュリア「わかりましたわ下衆野郎共。
承認していれば貴方達を一人ずつインキュバスに変えていたのですが残念ですわ下衆野郎共」

ジュリア「もう一度だけ聞きます。我等の仲間にならないか下衆野郎共?」

ネクトル「…断る」カッツヴァル「断る」

ジュリア「下衆が…では、この牢獄で朽ち果てやがりなさい。下衆野郎共」
そして思い切り息を吸い込んで
ジュリア「アビガル!!!!!!!!!!!」
牢獄から魔術師がこもる塔の下でサキュバス軍の指揮を取るくぐつとなった将軍アビガル
彼に命令を告げる
本来インキュバスはサキュバスに隷属される存在
サキュバス、インキュバスと化した以上
階級は常にサキュバス>越えられない壁>インキュバスなのだ
ジュリア「ラファエラ様からの命です!!!!!!!
塔にこもる若い女以外!!!!!」
259学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 18:13:02 O
ジュリア「ククク…全て消しなさい」
ぼそりと呟いたジュリアの一言は遥か下の塔の根本に集結するサキュバス軍の兵士達にはっきり伝えられた
ワーワーと歓声が響いた

魔術アカデミーの塔
魔術師「きたぞー放て」ドドド
魔術師達「ナンタラカンタラ…ハッ!」チュドドド!

魔術師「やった…か?」

アビガル「効かぬわ!」
サキュバス「うちらも防御魔法くらい使えるの。ご存知なかった?」
アビガル「かかれ!」ワアアアードドド
魔術師達「あぎゃああああ」ブシャアアア

最上階アカデミー学長室
老魔術師「もう持ちこたえられそうにありません。敵はすぐそこまで迫っております」
アカデミー学長「仕方ない、かくなる上は…
時空転移を行いこの塔周辺に集結した敵もろとも時空の果てへ転移させる!道連れじゃ!」
魔術師達「はっ!」
アカデミー学長「準備急げ!」


サキュバスはアビガルの首に絡みつきキスをしながら
サキュバス「敵の抵抗が弱まったわね☆、一気に攻め落としなさい」

アビガル「一気に攻め落とせ!」ワアアア

学長室
魔術師達「ナンタラカンタラ…ハッ」

アカデミー学長「タイムパラドックス!!」カッ、シュワアアアン
260学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 18:13:53 O
アビガル達「なっ!」
アカデミーの塔周域は光に包まれ消えた
が、すぐに黒い闇が現れそこには黒い城がそびえ立っていた
王宮の寝室からその様子を見るラファエラ
ラファエラ「成功成功♪」
黒い城からたくさんのサキュバスが飛び出し、南の方角へ飛んでいく

ラファエラ「バカな魔術師達、自分達で時空に消えて魔界のお城呼んでどうするつもりだったのかしらw
おバカさんね」

エリオット「何が起こってるの?」
それまで隣で寝息を立てていたエリオットが王妃に尋ねた
ラファエラ「大丈夫よエリオット。もうすぐ平和な時代がくるわ
私とエリオットの…ね」
エリオット「ラファエラ?」

ラファエラ「さ、早くこれ飲んでエリオット
こんな病気早く治してしまいましょうね」
そう言って手に持ったティーカップを強引にエリオットに飲ませる
エリオット「うぷぷ…」ゴキュゴキュ
エリオット「ぷはあああ」
ラファエラ「♪」
異変はすぐに現れた
エリオット「ああラファエラ、ラファエララファエラあ…何か変だよぉ…」
猫のように抱きつくエリオット
ラファエラ「エリオット…私の可愛いエリオット」
そう言ってニヤリと笑った
ラファエラ(あとはエスパルドの女王様にお任せしますわ…)
261学生さんは名前がない:2008/01/09(水) 22:03:55 0
地味に良スレ
262学生さんは名前がない:2008/01/10(木) 01:24:24 O
あげ
263学生さんは名前がない:2008/01/10(木) 02:38:34 O
俺「キスキス恋したいんよ☆」

アホか、と友人は鼻で笑うが、いくら臭いと騒いでも俺の勧めるままに
使用直後のトイレに直行して悶絶する奴に言われたくはない。
大体あれはお前の料理が原因だったじゃないか、そう一人でクソに
思いを馳せていると彼は言う、
こういうのって背景にすらブスが出てこないよね、民族浄化でもし(以下略)
……民族浄化以前にマーケティングやろと冗談めいて返答すると又言う。
「腰まで緑色の髪を伸ばすスキー場まで持ってる金持ちの娘の方が
未来人だの宇宙人だのより余程あり得ないんだよ」
まぁ実際に見たことがあるかという観点から考えればどっこいであろうが、
そう断定されても返事に困る。半ば冗談で彼と語り合った、
「母校を背景設定にしたアニメ(深夜枠&U局)を実現させるには」
の議論の残りカスを持ち出してくるとは。
ブスに告白されて少し悩むも妥協して付き合い、楽々一線を越えた
ごくありきたりな容姿の青年が後悔の日々を過ごすのはどうだと持ちかけて、
気の毒な目で俺を見る友人に私は気がついた。

「キスキス恋してねーよ…」
264学生さんは名前がない:2008/01/10(木) 04:49:59 O
同じ頃森
身の丈を遥かに越すオールドワームが鎌首をもたげカイル達の前に立ちはだかる
マリア「まずい状況ね…」
カイル「…」

ワーム「シャアアアア」ビュッ
ワームの口から何かの塊が飛ぶ
カイルはとっさに背のシールドを片手で構えて受け止める
ジュウウウ
レザーシールドはみるみるうちに溶け出し
カイル「盾が溶けた!」
声を裏返しながらそれを投げ捨てるカイル

アッシュ「そいつは奴の胃酸だ!気をつけろ!
おまいらじゃ相手になんねーからとにかく回避に専念してな!
奴は俺がなんとかする」
アッシュは背負った赤い大剣を抜き片手で軽々と構える(タッ
そして木に跳躍
Japanese NINJAのようにワームの周りを飛び移っては敵を誘い
巧みに毒液を避けていく

マリア「ユーウェイン!あんたの弓であいつの目をねらいなさい!」
ユーウェイン「無理だよ!首が上がりすぎてる
それに牙が邪魔で狙えない!」
ユーウェインのいう通り、
ワームの目の下には顎から生える反り返った牙で隠れており
角度的に地面から狙うことは困難だった
アッシュ「もらったあああああ!」
アッシュはワームの首筋めがけて飛びかかる
265学生さんは名前がない:2008/01/10(木) 04:52:00 O
ズバッ
アッシュの持つ大剣はワームの首筋に切り込みを入れる
が…ミシッ
アッシュ「クソッ、何て野郎だ…切り落とせねえ!!」
オールドワームの首は余りにも太く
アッシュの大剣を持ってしても一刀両断は無理だった
カイル「アッシュ危ない!!」
アッシュ「!!」ズドン
ワームのしっぽが首筋に張り付いたアッシュを狙ったが
アッシュは跳躍、すんでのところで回避した

マリア「このバカワーム!」シュドドドド
マリアの両手からありったけの青い光弾がワームの腹めがけて打ち込まれる
ワーム「グルルルル」
もっとも柔らかい肉に包まれたはずの腹部
が、ワームの太く分厚い皮膚に覆われた体には全く効いていない様子だった
マリア「嘘…」
カイル「マリア、離れろ!」
ワームのしっぽがマリアめがけて襲いかかる
ユーウェイン(だめだ、避けきれない…!)
マリア「ルーンガード!」シュパアアン
マリアの両手が紫色の光の壁を作る。防御魔法だ

ズガアアアン…ピシッバキイイン
マリア「え…っきゃあああああ!!!!!!」ドゴーン
だが、ワームのしっぽは防御陣すら破りマリアの腹を強打する
突き飛ばされたマリアは古木に尻を打ちつけられ咳き込みながら気を失った
266学生さんは名前がない:2008/01/10(木) 04:56:37 O
カイル「マリアがやられた!」
ワームは今度はカイルに飛びかかる
カイル「!!」
ユーウェイン「カイル!」バシュン…ズビュッ
ワーム「シュアアアア!!!」
ユーウェインの放った矢は首を下げたワームの左目に正確に命中、
ワームは鎌首を再び上げて悶えながら大きく頭をそらした
アッシュ「でかしたぞ坊主!」
アッシュはワームの左、今や死角となった側の木に着地し
懐から何か護符のようなものを取り出して大剣に貼りつけた
貼りついた護符に記されたルーン文字光を発しながら刀身に沈んでいくと
大剣は赤い炎に包まれた
なんとか意識を取り戻したマリアは霞む視界に映る炎の剣を見た
マリア「あれは…」

アッシュ「 火 蜥 蜴 の 舌 ( フ レ イ ム タ ン) !!!!」ビュバアアアアアアズシュアアアアン
激しい炎の尾を引きながら切り込んだアッシュは
今度は一撃でワームの首を切り落とした

アッシュ「ふう…!!」ズビュッ
ビクビク動き続けるワームの脊髄にとどめの一撃を突き立て引き抜いた(ズボッ
アッシュ「大丈夫か…?」
カイル「なんとかね…」
マリア「ゼェゼェ…」
カイル「大丈夫…?」
マリア「え?あ、まあね…それよりバカアスカリ!
そんなもんあるなら最初から使いなさいよ!」
267学生さんは名前がない:2008/01/10(木) 04:59:37 O
アッシュ「ああ、これか?」
アッシュはルーン文字が刻まれた数枚の護符を取り出した
カイル「それは?」
アッシュ「封魔護符(スペルカード)だよ。
俺らみたいな奴には魔力がねえからな。
本来魔力が入る器は人間みんな持ってるが魔力は作れねえ。空っぽなんだ。
だから嬢ちゃんみたいに魔法が使えねえ
そ・れ・で、魔力が凝縮されてるこれを使う。
ま、一枚につき一度しか使えんがな
あ、他にも支給されてんのが何枚かあるが使うか?」
カイル「え?本当ですか!?」
数枚をうやうやしく受け取って懐にしまうカイル
マリア「バカカイル、あんた剣もろくに振れないのにそんなもんもらってどうすんのよ?」
カイル「え、でも…」
マリア「はあ…まあいいわ。早く行きましょ」
アッシュ「嬢ちゃんの言う通りだ。この調子じゃ命がいくつあっても足りねえ
早くおまいらの指揮官様達と合流しようぜ」
ユーウェイン「では行きましょう。次からは僕が魔物がいないか先導します」
アッシュ「おう、頼むぜ弓矢の名手さん!嬢ちゃん達も早くいくぞ」
カイル「はい!行こうマリア」
268学生さんは名前がない:2008/01/10(木) 05:00:53 O
マリア「痛…」
マリアの太股はさっきの打撲でお尻から大きく腫れ歩くのは辛いようだった

カイル「太もも腫れてる…俺が背負うよ」
しゃがんで背中を向けるカイルにマリアは
マリア「!!何よ何よ…こんな時にいい男ぶってるつもり?
ていうか人の太ももまじまじと見るなこのエロカイル!
…………」
憎まれ口を言いながらもカイルの背中に身を預けるマリア
マリア「うう…さっきの防御陣で魔力使いすぎたからなんだからね
常の私ならこれくらい回復魔法で…!!」
マリアは悔しそうに唇を噛み締めた
カイル「え、そうなの?」
マリア「!!あったり前じゃない!!
私がずっとあんたの背中に背負ってもらいたいとでも思ってたわけ!?」
カイル「ごめんごめん
じゃあ魔力回復したら教えてね」

マリア「!!
…このバカカイル!エロカイル!
ノロノロ歩いてないでもっと早く歩きなさいよ!」パンパンパンパン
カイル「(´・ω・`)」

4人は更に森の奥へと進んでいった…
269学生さんは名前がない:2008/01/10(木) 12:20:23 O
ほす、頑張れ
270学生さんは名前がない:2008/01/10(木) 18:06:30 O
あげ
271究極撲滅神 ◆SEISAI.F5I :2008/01/10(木) 22:10:25 0
異空間を通過したその先に見えたのは、巨大な要塞・・・いや、それは
宇宙ステーションと呼べるようなものだった。
我々は、その外壁に取り付けられた通路のような場所にいる。
周囲にはおよそ我々の理解を超えた住人が現れては消えてゆく。
「大政奉還です」とつぶやいて自爆してしまう学ランの男。
自分は世界最強の詐欺師だといって聞かない中国人らしき男。
大地から生えている形の、鋭い牙をむき出しにした怪物・・・
今までの世界とは何もかも変わっていた。
その矢先、ステーション本体の入り口らしき場所にたたずむ一人の人影。
それは我々が何度も戦った人物。氷の帝王、不々奇であった。
272学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 00:12:33 O
待ちつ待たれつ
273学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 01:11:21 O
サキュバスの話書いてる者だが
話と平行して絵の練習もしてるがキャラ設定の立ち絵すらうまくかけんorz
あとから出てくるガテン系ガチムチ騎士が死亡フラグ全開でサキュバスの群に立ち向かう
戦闘の中武器も鎧もはがされて格闘戦に移行するがだんだん劣勢に
腕をつかまれ足ひっかけられついに倒され
芋虫に群がる蟻みたいにサキュバスの大群になぶられながら吸われる様
そんな挿し絵乗せつつ話を書いていくのが夢
274学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 09:09:27 O
あぐ
275学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 12:53:30 0
悪の組織に捕まり、改造人間にされて悪の限りを尽くす。
しかし、ある時かつての恋人に出会ったときに自分の自我を取り戻し
組織に反旗を翻し今度は正義のために戦おうとする…

というまんま仮面ライダーな話を考えている
276学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 13:26:35 O
ナイジェル『今から捕まえようとしているのは、酸の体液と恐ろしい爪、牙を持つ生き物…そう、エイリアンです。』
ナイジェル『プレデターに餌を奪われてしまいました、こうなっては私自身がエサになるしかありません。』
ナイジェル『ようし…こっちに来るんだ。…そら捕まえた!こいつはオスです、うひゃあ、力が強い!』
277学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 15:17:04 O
>>276
ナイジェルキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
激しく期待w
278学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 17:10:12 O
泥のぬかるみを越え奥地に進むカイル達
幸い先程のオールドワーム以外魔物とは遭遇せずに済み
たまに鳥のさえずりや茂みの向こうでは兎等の小動物が動いているのが見えた

そして彼らが森に入って半日も過ぎた頃
昼の日差しが照りつける開けた場所が前方に見えた
石造りの古びた民家のような建物もちらほら見える
カイル「アッシュが言ってたのって、ここ?」
アッシュ「ああ、思ったより早くついたな」
マリア「よくやったわバカアスカリ!なかなか有能じゃないあんた」パンパン
カイルに背負われたマリアは珍しくご機嫌だ
横のアッシュの肩をバチバチ平手で叩いた
アッシュ「だから言ったろ?痛っ痛いって」パンパンパンパン
カイル「うう…」
困った顔で背中ではしゃぐマリアを背負いなおすカイル

ユーウェイン「じゃあちょっと様子をみてきます」
長弓を片手にユーウェインが茂みから踏み出そうと前に出た
カランカランカランカランカラン
乾いた木のぶつかる音が静かな森に木霊する
「動くな!」
と、カイル達が今立っている茂みに近い一番手前の民家の屋根から何者かが弓を構えた
カイル達はその姿に見覚えがあった

カイル「ゼヴィさん!」
ゼヴィ「…カイル?」
279学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 17:13:13 O
驚いた表情で民家の屋根から飛び降りるゼヴィ
着地の瞬間豊満な彼女の胸がぷるんと揺れた
ホルガーが率いる隊の副官の女騎士ゼヴィ
カイル達にとっては頼もしい仲間であり姉のような存在だった
ゼヴィ「生きていたのね!でもどうしてここに?」

カイル「あの人、アッシュさんがこの森に逃げるならここしかないって
あ、彼エスパルドの騎士なんですよ」
アッシュ「宜しく御姉さん、アスカリの灯剣と言えばわかるかな?」
ゼヴィ「あ、あの灯剣か!?しかし何故こんな辺境に…」
マリア「ゼヴィ、詳しい話は後よ。
ところでホルガー隊長達もここに?痛…」
カイルの腕をのけて強引に背中から降りるマリア
足がまだ腫れているらしく下にかがみかける
ゼヴィ「そう、ユーリも一緒よ。それより大丈夫?足怪我してるみたいだけど」
マリア「ああ、これ?まあ…
ユーウェイン!アッシュをホルガー隊長の所へ
説明しときなさい」
ユーウェイン「うん。
ゼヴィさん。じゃあ先に行ってますよ。行きましょうアッシュさん」
アッシュ「ああ。」
ユーウェインとアッシュは一足先に集落の中心へ向かった
280学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 17:17:05 O
ゼヴィ「マリア、ちょっと見せなさい。」
ゼヴィはマリアの足元にしゃがむ
ゼヴィ「酷く腫れてるわね」
ゼヴィはマリアの赤く腫れた太ももを探るように触る
マリア「痛っ…」
ゼヴィ「回復魔法してないの?」
マリア「あのバカワームが魔力無駄に使わせるからっ…」
ゼヴィ「え…?」
マリア「何でもない!」
ゼヴィ「まあ、いいわ。応急処置よ」
ゼヴィは腰に下げられた袋から何か液体で濡れた薬草を取り出し、
それを器用に患部に貼り付けて布の切れ端を当てがって強く結んだ
ゼヴィ「鎮痛作用のある薬草よ。魔力が戻ったらあとは自分で治しなさい。
………カイル?」
カイル「え!?」

ゼヴィ「…」
マリア「何ボケっとしてんのよカイル。あんたも早く行きなさいよ」
カイル「…え、うん」
ユーウェイン達が歩いていった方にあわてて走り出すカイル
ゼヴィ「どうしたのかしら」
マリア「色々ありすぎて混乱してんのよ…ゼヴィ、手貸して」
ゼヴィ「…あ、ああ」
マリアはゼヴィの手を支えに立ち上がると歩き出した。

キャラの絵書いてみますた
http://imepita.jp/20080111/162120マリアとユーウェインふいんき
http://imepita.jp/20080111/162660ゼヴィふいんき微妙orz
281学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 17:28:38 O
良いね。だがマリア、肩幅があるように見えるな
282学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 19:32:53 O
>>281確かにw
かなり微妙なんで手直ししてみるお
283学生さんは名前がない:2008/01/11(金) 21:55:33 0
ほす
284学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 00:31:21 0
応援あげ
285学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 04:03:57 O
あげ
286学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 11:28:20 O
ほす
287学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 12:53:04 O
サキュバス期待
288静岡子 ◆Voaio7AlR2 :2008/01/12(土) 13:59:13 0
大きなオナラ
生命保険の外交員の旅行のことだ。
各部屋に3〜4人づつ入ることになったが、いつもの部屋には35歳くらい、40歳くらい、50歳くらいの
女性が入った。 女性がお部屋に入るとガヤガヤとし、話が続きなかなか次に進まない。
誰かが声を掛けてようやくお風呂に行くといった感じだ。
しかしトイレくらいは勝手に行く。 お部屋に入って50歳くらいの女性がトイレに入ってきた。
便座に座ると「ブッ」とオナラをしてオシッコをした。
三人とも、オシッコをしたあと、お風呂に出て行った。

流れてきたものも、ペーパーだけだった。
宴会が終わり、二次会に行く誘いのあと、40歳くらいの女性が部屋に残った。
289学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 14:49:09 O
マリア、カイルが集落の中心に入るとあちこちに松明が焚かれている
カイル「これは?」
ホルガー「小さな魔物、動物避けの松明だ。今日はここで夜を越す」
屋敷と呼んで差し支えない一際大きな古びた建物
その中からホルガーがアッシュとユーウェインを従え現れた
ホルガー「ユーウェイン達から話は聞いたよ。よく無事だったな。」
マリア「隊長…クロードさんが…」
ホルガー「…ああ。彼は残念だった。
でも俺達にはこれから成すべきことがあるんだ…」
ホルガーはうなだれるマリアの肩に両手を置いて言い聞かせた。
マリア「…はい」

カイル「ホルガー隊長、これから俺達はどうするんですか?」
ホルガー「ああ。」
ホルガーは一息ついて
ホルガー「アッシュ殿と相談した。
我々はここで夜を明かし、その後北からエスパルド領に入る。
目的地はエスパルドの都ルーヴィンベルクだ。」
マリア「エスパルドへ!?」
ホルガー「うむ。今回の事件は何かおかしい。
ユーウェインから聞いた話ではサキュバスの大群がハルシアへ向かったそうじゃないか」
マリア「はい。私も見ました。」
290学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 14:49:34 O
ホルガー「このままハルシアに戻るのは危険だ。まずはエスパルドと連携を取る。
アッシュ殿が話をつけてくれるそうだ。
彼がいるなら敵国であろうと安心だ」
アッシュ「アッシュでいいっすよ。ホルガーさん」
アッシュは片目をつぶってみせる
ホルガーははにかみながら
ホルガー「それに。」
少し考えこみ
ホルガー「敵はサキュバス、魔界の輩。
人間相手の戦いとは勝手が違う。」

ゼヴィ「敵の敵は味方ってヤツ、そうでしょう?ホルガー?」
ホルガー「…ああ。」

カイル「そう言えば、テンペストさんとユーリは…?」
マリア「何よカイル?ユーリが気になるの?」
カイル「え?」
ホルガー達は顔を合わせてにやける
ホルガー「テンペストなら偵察に行った。
森のはずれからサキュバスの姿がないか、その他の異変がないか、な。
ユーリならそら、そこの民家で休んでるよ」
ゼヴィ「あ、ユーリはかなり気が滅入っているわ。
あの調子じゃ家族がいる近郊の村はおそらくはサキュバスの大群に、エリスさんやクロードさんも…」
そう言って気まずそうに目を伏せるゼヴィ
ユーウェイン「…」
291学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 14:49:56 O
ホルガー「とにかく…」
ホルガーはそこで会話の流れを切った
ホルガー「今は皆が頼りだ。今夜はゆっくり休め、いいな?」
一同「了解」

カイル達は野営の準備に入った


その夕方
ホルガー「カイル、ちょっといいか?」
武器の手入れと野営の準備が一通り終わり
カイルが村落中央の広場の松明に当たっているとホルガーに声をかけられた
カイル「どうしたんですか?」
ホルガー「大丈夫か?アッシュから聞いたよ。どうだ?実戦の感想は」
カイル「はい。まあ短時間にいろいろありすぎて」
カイルはサキュバスとなったエリス、オールドワームとの訓練と違う命をかけた実戦を経てナーバスになっていた
ホルガー「無理もないさ。相手は人間じゃない。
恐れなんて持たない魔物なんだからな。
とにかくこの件が片づけば…」
ホルガーの言葉が途切れる
ホルガー「…まあ簡単に片づけることじゃないが、とにかくそれまで死ぬんじゃないぞ
故郷に帰るまでの辛抱だ」
カイル「はい。」
ホルガー「直夕飯が出来上がる。どうだ?それまで剣の稽古でもしないか?」
カイル「はい!」
二人は立ち上がりその場をあとにした
292学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 14:59:13 O
あれ?
続き投下したけど書き込み反映されてない
(´・ω・`)
293学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 15:13:02 O
よく布団が筋斗雲になった妄想をする
布団の四隅にガシって掴まって、風圧に耐える妄想
また地上から巨大なレーザーを照射されるが、布団の下部分がスペースシャトル並みの装甲で大丈夫って妄想
でもレーザーが布団を囲ってるから、布団をはみ出したらたちまち焼かれてしまう
294静岡子 ◆bre6Bqi7xY :2008/01/12(土) 18:36:37 0
これまで、書いてきたようにトイレの外にある点検蓋を開けてそこに金網を仕掛けるという
方法で女性のウンコを回収してました。
配管の直径に合わせて金網の形を整え、水圧とウンコの重さで流れないように細いワイヤーで
引っ張って固定することが大事です。
金網の目の大きさとか全体の形などは試行錯誤を繰り替えして決めました。
オレはこの方法だけで回収していました。

何度も言ったことだけど、同じものを食べても人によって、色、におい、性状など
さまざまな形のウンコになります。
100人以上のウンコを見て来た経験ではウンコにも男女の性差があります。


295学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 19:22:36 0
何か書こうと思ったが言葉遣いに悩んで4行書くのに
辞書片手に2時間かかったから諦めた
296学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 19:28:19 O
ユーウェインの首に下げられたもの
それはハルシアの紋章
その中にある右を向いた金色の獅子をかたどった首飾りだった
ユーウェイン「これはタリズマンだよ」
ユーリ「たりずまん?」
ユーウェイン「うん。御守りのこと。
本当はね、魔力も何もないただの首飾りなんだけど…
僕にとっては子供の頃から御守りなんだ。」
ユーリ「その獅子ってハルシアの?」
ユーウェイン「うん。ハルシアの守り神、双宮の獅子。力を司るレムルと知恵を司るハルス。
その右側、知恵を司るハルス。
僕が7歳の時、家を出る時に兄さんからもらったの。」

そう言って首もとの獅子を握りしめる
ユーリ「ユーウェインって家族は…あ、ごめんなさい」
ユーリはあわてて謝る
ユーウェイン「いいよ。母さんは僕が生まれてすぐに死んじゃったって。
兄さんが騎士の家を継ぐから僕は養子に出されたんだ。
今育ててもらってる叔父さんが言ってた」
ユーリ「そうだったんだ…そう言えばお兄さんは?今元気でいらっしゃるの?」
ユーウェイン「え?あ、兄さんは…」
297学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 19:28:43 O
バタン
突然戸が開いた
アッシュ「おおユーウェインここにいたか!ってじゃましたか?」
あわてて空気を読もうとするアッシュ
ユーリ「アッシュさんでしたよね?いいんです!ユーウェイン私を励ましてくれて…
でももう大丈夫ですから☆」
アッシュ「そうだったのか…悪ぃな」
ユーウェイン「どうしたんですか?」
アッシュ「ああ、そうだ。夕飯なんだが
ヘレミナから逃げてきたから食料には限りがある。
だから森のうさぎでも取って足しにしようとしてたんだが、つまりお前の弓頼みなわけだ」
ユーウェイン「わかりました。
直日が暮れますから急ぎましょう!
じゃあユーリ…」
ユーリはにこっと笑うと
ユーリ「私はもう大丈夫!私もマリア手伝わないと
だからユーウェインはユーウェインの仕事しちゃって」
ユーウェイン「うん!わかった」
三人は揃って廃屋を後にした
298学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 19:30:35 O
>>296の前部分が書き込み反映されてなorz
まあ落ち込んでるユーリにユーウェインが守るから抜かして死亡フラグ立てる場面なんですがorz
というか名前が紛らわしくて反省('A`)
299静岡子 ◆ZBuDF4K386 :2008/01/12(土) 22:00:48 0
訂正
錠剤が二錠入っていた。 前にも書いたことだが、これでは飲んでも意味がないのではない。



錠剤が二錠入っていた。 前にも書いたことだが、これでは飲んでも意味がないのではないか。
300学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 23:20:09 0
まなみは〜?
301学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 23:50:20 O
その晩は偵察に出たテンペストを除いた一同が揃って食事をした
アッシュは早くもホルガー達と打ち解け冗談を言い合いながら酒を飲んでいる
ゼヴィ「ちょっとホルガー、アッシュ。今の自分たちの事情わかってる?」
アッシュ「ああ、すまんすまん。
あんたも飲むか!」
ゼヴィ「私は酒は飲まないのよ。男のように酔って愚かな真似はしない。」
アッシュ「つれないねえ…
そういやカイル、お前には家族はいるのか?」
カイル「家族?二人とも王都にいるけど。」
マリア「こいつ、これでもハルシア騎士の名門なのよ」
カイルを指差してマリアが割り込む
アッシュ「意外だな!」
ほろ酔いのアッシュは笑い声をあげる
ホルガー「騎士の家なら行く行くはハルシア王に仕える身、剣の鍛錬を怠るなよ」
カイル「はい」
ゼヴィ「ホルガーは叩き上げだからね。カイルみたいな生まれの騎士には妬いてるんじゃない?」
ゼヴィがホルガーをからかうと
ホルガー「まあな」
302学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 23:52:16 O
冗談めいた笑い声をあげた
ホルガー「俺は小さな村の出でね、村には妻と子供がいるんだ
辺境の辺境だからな、無事だといいんだが」
アッシュ「へえ…子供もいるのか?」
ホルガー「ああ、5歳になる娘が一人、それからもう一人が一角獣の月に生まれる。」
ゼヴィ「一角獣の月?もうすぐね」
ホルガー「ああ、だから早くこの任務を終わらせて家族の元に帰りたいもんだよ」

カランカラン 鳴り子が侵入者を知らせ響き渡る
思わず傍らに置かれたそれぞれの武器を取り身構える一行
だが鳴り子が響いたのはそれだけで、やがて
テンペスト「ホルガーッ!」
息を切らせながら偵察にでていたテンペストが駆け寄ってかた
カイル「テンペストさん!」
テンペスト「おう、お前ら無事だったか?あ?あんた誰だい?」
アッシュ「ああテンペストさんだね、俺は…」
そう言いかけたアッシュを止めるホルガー
ホルガー「どうした?大変なことって…お前らしくもない」
303学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 23:55:15 O
テンペスト「偵察してたら森で偶然こいつらと会ったんだ。
俺らと同じく逃げて来た連中だよ」
テンペストが指差した、方向には数人の人影があった

ホルガー「君達は…」
偵察中のテンペストが出くわした者達
それは北に現れたサキュバス達から逃げてきたハルシアの国境守備軍だった
女騎士「私はロゼ、ロゼ・ウィンドホープ
ジュリア将軍の命で北方守備の任に当たっていた百合十字の騎士です」
ロゼと名乗った美しい女騎士の背後には
同じように全て女性で構成されているハルシアの百合十字騎士の面々と
北の国境砦の守備任務についていた所々衣服が破れた精悍な体つきの男二人が立っていた

ホルガー「私はホルガー・ビブロス。
彼ら隊の仲間と、エスパルドのアッシュと共にヘレミナから逃げてきた」
マーカス「私はマーカス・デュノー、国境守備兵だ。ヘレミナが襲われたのか?」
ロゼの横で大斧を背負った男が驚いた表情で尋ねた
アッシュ「ああ、おまいらと同じ。サキュバスの大群にな」
304学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 23:56:45 O
ホルガー「奴らはハルシアに向かった。我らはエスパルドに援軍を求めに向かう途中だったんだが」
ロゼ「エスパルドへ…ですか?」
ホルガー「そうだ。魔族が相手だからな。我々はルーヴィンベルクに向かうつもりだ。」

ロゼ「ルーヴィンベルク…」
ロゼはそうつぶやくと隣の女騎士達と顔を見合わせた。
カイル「?」
ホルガー「どうしましたロゼ殿?」
ロゼは言いづらそうに
ロゼ「ご存知ないのですかホルガー殿、エスパルドは昨夜サキュバス軍に強襲を受け壊滅しました。
王都は既にサキュバスの根城と化しています」

アッシュ「な…んだと?」
一同は眼を丸くした
ロゼが言うには、エスパルドは昨夜ヘレミナが強襲を受けた時と同じ頃に陥落
ロゼ一行は南下したサキュバス軍と交戦しこの森へ敗走、ハルシアに向かう途中だという。

テンペスト「さてどうするよ?」
アッシュ「完全にやられたな。サキュバス軍による同時攻撃とは」
ロゼ「どうするのですか?ホルガー殿。我々は貴方達に従いますが」
ロゼ含め6人の百合十字騎士、手負いではあるが2人の屈強な熟練兵士が加わり
カイル一行は総勢14人の大所帯となった
305学生さんは名前がない:2008/01/12(土) 23:59:37 O
>>304
総勢14人じゃなく16人だわorz
これからやっとこさ本格的なサキュバスとの戦いが始まります。
さて、マリア書くお
306静岡子 ◆veLSD8KVgU :2008/01/12(土) 23:59:58 0
ところで、妻とどちらが強いかって?
当然、妻です。 体が大きいと力も強いです。
棚の上にあるものを出すときも妻がやったほうが早いし、腕相撲も妻が強い。
娘も力が強く、小柄な男なら勝ち目がないと思います。
喧嘩は息子とはときどき口げんかはしますが、妻とはしたことがないです。
多分、妻が譲ってくれているのだと思うので、風来坊も思いやりの気持ちで
接しています。

307学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 00:08:15 O
ちなみにこの世界は大陸中央部の気候を基準に
古来から地球のような4季節12月に分かれてます

春.土の季(大地が芽吹くから)
獅子の月(地球でいう3月)、雄牛の月、一角獣の月

夏.水の季
人魚の月、大樹の月、海蛇の月

秋.風の季
飛竜の月、不死鳥の月(紅葉がまるで不死鳥のようだから)、天馬の月

冬.火の季(暖炉がつく季節)
戦乙女の月(一年の終わりの月.終末に英雄を迎えにくるという伝説から)
狼の月
火竜の月(火竜により雪が溶けるという伝説から)
今は火竜の月つまりホルガーの子供が生まれる一角獣の月までは間近
ホルガーは故郷に帰り子供の顔を見たがってます
我ながらキモい妄想だなあ
308学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 00:12:32 O
テンペスト「さてどうするよ?」
ホルガー「王都の窮状を確かめる他ないだろうな。」
ロゼ「私も同感です。奴ら淫魔如きに国を侵されることは許せません」
他の騎士達も強く頷いた

ホルガー「決まりだな。」
アッシュ「俺もあんた達に協力するぜ。
だが、どうやって戻る?
またヘレミナから下るのか?あそこはもう…」

テンペスト「西の谷を抜けよう。
あそこなら奴らに見つからず進める。
少なくとも、大群の奴らにはな」
ホルガー「うむ。
明日森を西に抜けて谷を目指す」

一同「了解!」
一同は明日の為に眠りについた
309学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 09:22:06 O
やっと盛り上がってきたな、このスレ
310学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 09:33:52 O
前スレにあった記憶をなくした死刑囚の話の続きが読みたい
311学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 12:46:18 O
ああ、確かにみたいかも
312学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 17:59:23 O
ほす
313学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 20:15:40 O
ラファエラ書いてるがエロくならん(´・ω・`)
314学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 22:53:11 0
ageとく
315学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 23:26:58 0
ナイトメア怪人ドクロマムシの猛毒に倒れたまなみ。まなみに代わりヘルスターの
作戦を阻止しようとした雪絵であったが、力及ばず大ピンチ。しかし母の手により
復活したまなみによって、雪絵は救われ、ドクロマムシは倒された。

炎術剣士まなみ第十話「園児の危機!怒りの一撃!」
晴れ渡る青空。まなみは今日も隼に乗って街をブラブラしていた。もちろん
パトロールも兼ねて。飛ばしているうちに桜ヶ丘からそんなに離れてはいない
風月幼稚園に到着する。
「あー!まなみお姉ちゃんだ!」
園児がまなみを見つけると声を上げる。それに呼応して周りの園児も集まってくる。
お忘れかもしれないが、まなみは全国に炎術剣士として顔が割れている。
そのため、子ども達からするとまなみは悪を倒す正義の味方として憧れの対象であった。
「お姉ちゃん、せっかく来たんだから遊んでよ!」
「いいよ、何して遊ぶ?」
「じゃあ、かくれんぼ!」
そうして子ども達とかくれんぼを始めるまなみ。鬼役は受けたまなみは自身が
子どもだった頃のことを思い出しながら遊びに没頭していた。

子ども達との楽しい時間のなか、バイクの音がこちらに近づいてきた。
その音に子どもが気付き、振り向くと
「あ〜裕奈お姉ちゃんだぁ!」
まなみの時と同じく、子ども達が近寄っていく。裕奈と呼ばれた少女は
近寄ってきた男の子の頭を撫でながら
「は〜い、みんな元気してたぁ?」
「うん、今日はまなみお姉ちゃんが遊びにきたの!」
裕奈はまなみの方を向く。まなみは軽く会釈した。裕奈は瞬時に何者か理解すると
走って近づいてきた。
「もしかして、あなたが新堂まなみちゃん!?うわぁ〜本人だぁ!」
「え、うん、そうだよ」
やたら明るく、ノリよく話す裕奈に少し戸惑うまなみ。
316学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 23:27:51 0
「あたしは、水無瀬裕奈だよ。ヘルスター帝国と戦ってるんだよね?」
「うん、私の使命だからね」
はっきりと言い切るまなみに感心したような表情で、突然突拍子も無いことを言い出す。
「ね、まなみちゃん。あたしもあなたに協力する!」
「え?いや、それは気持ちだけでいいよ。危険すぎるわ」
止めようとするまなみに見ていた園児が口を挟む。
「裕奈お姉ちゃんは、柔道とか拳法とかいろいろやってるんだよ!」
「すっごく強いんだからぁ!」
「でもね、やっぱりすごく危険だからね。だから裕奈、あなたの気持ちは嬉しいけど
それだけ受け取っておくわ」
「あはは、まなみちゃんにそこまで言われちゃしょうがないよね。応援してるから」
話をつけると、同時に園児を呼ぶ先生の声が。どうも帰りのバスの時間のようだ。
「それじゃ、みんなまたね」
「まなみお姉ちゃん、また来てね」
「裕奈お姉ちゃんも〜!」
「オーケーオーケー!次はおいしいお菓子いっぱい持ってきちゃうから」
子ども達は笑顔で二人にさよならする。園児達はバスに乗り込み、まなみ達二人は
いつまでも手を振っていた。
しかしその夜に事件は起きた。園児達がいつまで経っても一人も自宅に帰って来ないのだ。
幼稚園からその知らせを受けたまなみは調査に乗り出した。
園長先生から渡された幼稚園バスのルート表を追いながら、行方を捜す。
一通り回っていくがこれといって手掛かりを得ることが出来ぬまま、
指定されたルートは終わろうとしていた。だが、バスが幼稚園へ戻るルートの途中で
隼が微弱な怪電波をキャッチした。
317学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 23:28:37 0
「こんな幼稚園からそう離れていない場所から…でも少しでも怪しいものは
なんでも見に行かなくちゃ…!」
まなみは電波を頼りに隼を走らせる。電波の発信地点は採石場の方からだ。
しばらく進んでいくと、そこには幼稚園バスが!バスの方から声が聞こえてくる。
「まなみお姉ちゃん助けてぇー!」
「今行くわ!みんな待ってて!」
バスに進路を向けて走り出すが、その途中に次々と隼の通る道は爆発していく。
「くっ!近づけない!」
悪戦苦闘しているまなみに笑い声が聞こえてきた。
「ふははは!新堂まなみ、どうだ?」
「バルガン将軍!みんなをどうするつもり!?」
「なに、ちょっと我々ヘルスター帝国の実験材料にするだけさ」
「ふざけないで!あなた達の実験のために幼い子ども達を利用するだなんて!」
さらりと言いのけるバルガンに怒りを表すまなみ。バルガンはさらに続ける。
「子ども達を救いたければ、このコウモリオンを倒してみろ!」
煙とともに、ナイトメア怪人コウモリオンが現れた。幼稚園バスをここまで連れたのも
こいつの仕業だ。

「フェェヤァ!新堂まなみ、来い!」
「行くわよ!炎心変幻!!」
炎がまなみの身を包み、炎術剣士の姿へと変える。
「子ども達を誘拐し、実験に使おうとするヘルスター帝国!新堂まなみが成敗します!」
勢いよく斬りかかるまなみ。それを受け止め流すコウモリオン。周りから
戦闘員コザーが現れるが、まなみは連続打撃と斬撃で返り討ちにしていく。
318学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 23:29:14 0
「そこまでだ、まなみ。お前がこれ以上抵抗すると子ども達の命は無いぞ」
再びコウモリオンに斬りかかろうとするまなみだったが、コウモリオンの一言に
動くことが出来ない。
「くっ…卑怯な!」
「フェェヤァ!勝てばいいのだ!さて、どうする?」
「仕方ない…」
悔しさを滲ませながら暁一文字を地面に突き刺す。
「まなみお姉ちゃん!戦って!」
「黙れガキども!お前達の大好きなまなみはここで死ぬことになる。
やれ!コウモリオン!」
「フェェェヤァ!地獄電波!」
「うぅぅ…うあああぁぁぁ!!」
電波攻撃に苦しみ出すまなみ。さらにバルガン将軍も何度も斬りつける。
「さあとどめを刺してやろう!」
「うぅ…ここまで、なの…」
万事休す、そう思われた時、突如として地獄電波が止み、コウモリオンが吹っ飛ばされる。
「ぐわぁ!だ、誰だ!」
「まなみちゃんになんてことしてんの!許さない!」
「ゆ、裕奈…」
コウモリオンを蹴り飛ばした者は裕奈であった。敵が怯んだ隙を逃さず暁一文字を
取り戻し、バルガンを斬りつけ、炎流波で吹き飛ばす。
「ぐぉぉ!おのれ!コウモリオン、子ども達を殺せ!」
「おっと残念!子ども達はあたしがもう助けちゃった」
言われた通り、すでにバスは脱出していた。裕奈はなかなか手回しが良いようだ。
「え〜い、何者かは知らんが我々の邪魔をする貴様のような奴も処刑対象だ!
コウモリオン!やれ!」
「お前の相手はこっちよ!」
コウモリオンが裕奈へ飛びかかろうとするもまなみが割って入る。すぐに連続で
連続で斬りつけ、地面に叩き落す。
319学生さんは名前がない:2008/01/13(日) 23:29:48 0
「火炎烈風パァァァンチ!!」
炎を纏った拳がコウモリオンにヒットし、断末魔も残さず消滅する。
「おのれ、新堂まなみ!次はこうは行かんぞ!」
捨て台詞を残し、バルガン将軍は姿を消す。
子ども達は無事家に帰宅。事件はまなみと裕奈の二人によって解決された。
朝日が顔を覗かせ、二人を照らす。
「裕奈、今回の事件はあなたがいなかったら最悪の結末になっていたわ。
ありがとう」
「いいよいいよ、あたしが偶然、まなみちゃんの姿を見たから着いていったら
あの場面に遭遇しただけだし。それにまなみちゃんが死んじゃったら
ヘルスター帝国と戦える人がいなくなっちゃうし、幼稚園のみんなも悲しむし」
「裕奈、あなたって本当に思いやりのあるのね。でも無茶はしないで…」
「大丈夫、これからはまなみちゃんの言ったとおりに自重するから。
でも心だけはあなたと一緒だよ」
二人は微笑みながら、その場を去っていく。そしてまなみは改めて戦う気持ちを
強めていくのであった。

「はぁ〜い!解説お姉さんだよ。今回は剣士の身体的なすごい特徴を。
炎術剣士として一度覚醒すると、なんと25歳以降の老化が止まります!
だからまなみちゃんのお母さんも、亡くなったおばあちゃんも若々しい姿のままなんだね。
ぶっちゃけ羨ましい…そして今回のナイトメア怪人はコウモリオン!
電波を使って幼稚園バスを連れ去ったり、まなみちゃんを倒そうとしたわ。
だけど、裕奈ちゃんの割り込みは予想外だったみたいね。それじゃまたね!」
次回予告「ヘルスター帝国を追うのはまなみだけじゃない。当然、警察も
その行方を追っている。そんな中、喫茶レイラにやってきた、若き女刑事は
まなみに邪魔をしないように言ってきた!しかしまなみも使命だからと
一歩も引かない!次回『最強コンビネーション!ミサイル基地を破壊せよ』
次回もお楽しみに!」

台詞ばっかで我ながらうざったい…今回も次回も新キャラです。
サキュバスの作者さん、文だけじゃなく絵も描けて羨ましい。自分は絵は
どうしようもないし。
320学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 01:10:02 O
>>319乙華麗
(・∀・)つ旦~

地味にナイジェルの続きが楽しみな俺ガイル(´・ω・`)
321学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 02:51:02 O
最近は続き物が気になるのが多くなったなぁ
322学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 11:31:01 O
ほす
323学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 15:00:55 O
まなみ罠に嵌まりやすいな
324学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 19:35:23 O
定期あげ
325学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 20:28:04 0
俺のシナリオでエロゲ作ったら売れる。

・近未来。21××年 1週間後に隕石が地球に衝突すると政府から発表が
あった。その隕石が衝突したら地球は滅亡する。回避する方法はない。

・どうせ死ぬんだからと考える者もおり、犯罪が多発、治安が悪くなる。
一方、諦め、死までいつも通り暮らそうとする者もいる。

・21××年、科学が発達し、気軽に、そして安価に宇宙へ行けるようになった。
政府の首脳や地位が高い者、また少しでも生存を伸ばしたい者は宇宙へ旅立って行く。
月に新たな国を建国すると言ったり、地球と似た空気がある環境の星があるに違いないと言い
旅立った無謀な科学者まで現れる始末。

・主人公は孤児院で暮らしている。幼少期より施設で年齢の近い男女4人ずつ、計8人でいつも一緒に行動していた。
地球に隕石が衝突するという事実を知り、主人公たち8人は、宇宙へ旅立つことを決意する。
その後、彼らを待ち受けている過酷な現実を知らずに・・・。
326学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 20:39:53 0
ロケット・・・登場人物の1人の知り合いに宇宙旅行業を営んでいる者がおり、
8人がかき集めたお金で、一番古い(とはいえ、21××年のロケットは100年前の
ものと比べ、性能は桁違い)ものをようやく購入することが出来た。

登場人物
主人公(名前は考え中)容姿は中の上。精神的に弱いところがある。基本静かなタイプ。
男性キャラ1 主人公より2つ年上で、みんなのまとめ役。冷静で頭がきれる。美形。ヒロイン1の兄。
男性キャラ2 主人公と同じ年齢。お調子者で明るく、ムードメーカー。武術を嗜んでいる。3枚目タイプ。
男性キャラ3 主人公より2つ年下。容姿は良くない。眼鏡着用。機械が得意。臆病。ヒロイン2のことが好き。

ヒロイン1 主人公1と同じ年齢で、男性キャラ1の妹。容姿端麗。成績優秀、スポーツ万能、ツンデレ。
ヒロイン2 主人公より2つ年下。背が低く、可愛いタイプ。大人しくて、あまり喋らない。
ヒロイン3 主人公より4つ年下。いわゆるロリキャラ。泣き虫。8人の中で可愛がられている。
ヒロイン4 主人公より2つ年上。姉タイプ。冷静なタイプで感情をあまり表に出さない。眼が悪いのでたまに眼鏡っ子に。女性達のまとめ役。
327学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 20:45:06 0
8人の金でロケットが買えるなら世界中の人間が宇宙行ってとんでもないことになるべ
328学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 20:55:10 0
シナリオ

ゲームを開始すると、8人がロケットで広い宇宙を彷徨っている。
主人公は疲れ果てていて、男性キャラ1が励ます。ヒロイン1も顔には出さないが
疲労が濃い。他5人は明るく、主人公達を励ます。ロケットにのって1ヵ月後のことだった。

→ ここで、回想シーンが出る。地球に隕石が衝突すると知り、宇宙へ旅立ったいきさつ。
ロケットに乗って、皆最初は楽観的に、地球と同じような星があったりして(笑)とか、余裕があった。
1週間後、地球に隕石が衝突したのを船内のモニターから見る8人。もう戻れないと覚悟。
以後、回想シーンが続き、各ヒロインの好感度を上げるイベントや、男性キャラとの友情の確認や
ギャグなどを交え、比較的楽しく進む。他のロケットの乗船者とのやり取りなどもある。

→ロケット乗船2週間後、地球からもう果てしなく離れた場所にいた8人。
未知のウィルスが宇宙に発生していることを他のロケットとのやり取りで
知る。ロケット内に進入するウィルス。8人はどうなるのか。

→精神的に弱い主人公はパニックを起こす。自分の死より、一緒に生きていた
家族同然の7人の仲間が危険に侵されることに具合を悪くして、救護室で寝込む。
ウィルスにより次々と体調を悪くする者が現れる。船内は騒然。諦めの声、泣き声、怒号が飛び交う。

→主人公は乗船3週間後、ウィルスの影響?から意識を失う。
329学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 21:02:06 0
>>327
宗教団体や、科学者は、隕石を回避できると言う説を唱える。
それに賛同したものは、地球にとどまる。
まぁあとはゲームってことで多少は目を瞑ってください。いい案があれば募集。

>>328
続き
→主人公が目を覚ます。
それは乗船30日後の、ゲーム開始時の光景であった。そこからまた物語が流れる。
主人公は、元気な8人を見て驚く。ウィルスに感染したが、みんな持ちこたえたんだと
男性キャラ1が説明。喜ぶ主人公。
別のロケットから、政府が月に酸素つきのシェルターを作ると発表したと知らせが届く。
(まぁこんなの不可能だけど21××年の科学力でなんとかなるということで。)
しかし、政府からは、地位の高い人しか新しい国に来させないと言う。実質、普通の人たちは切り捨てられたのだ。
残るは一つ、地球と同じ環境の星を探し出すこと。(まぁゲームってことで勘弁。)
8人はその目標に向け、宇宙を彷徨い続ける。

しかし、まだ明かされていない真実がある。それはゲームを進めたら分かる衝撃的事実。
330学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 21:15:33 0
で、話の核心に入るけど

○主人公は仲間7人と会話しているが、実は生存しているのは2名だけ。
ウィルスでヒロイン1、男性キャラ1、主人公以外は死亡。
主人公が意識を失っている間に5人は死亡。
男性キャラ1とヒロイン1は、精神的に弱い主人公のために死を隠す。その方法は・・・。
21××年、科学技術の進歩により、記録したメディアから、レーザー光線で、様々な
物体を鮮明に作り上げることが可能になった。5人は写真など記録された媒体から、作り上げられた
仮想の人物。男性キャラ1は、それらに明るく振舞うことや主人公を励ますプログラムしか入れていない。

ウィルスでなぜ3人だけが死ななかったのかは後に明らかになる。
21××年、日本に未知の病気が発生して、3人が感染した。死の窮地にある3人は完全にダメになった臓器を機械化したというもの。
臓器を機械化して助かった3人。
一般人の5人は船内でウィルスに心臓などがやられ死亡。

そのまま、5人が仮想の人物だとは知らず過ごす(触れれば分かるけどまぁゲームってことで)
それから2日後、未知の星を発見する。
男性キャラ1が宇宙服を装備し、様子を見に行ったまま帰ってこなくなった。→死亡。
生存者は主人公とヒロインのみになる。
331学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 21:22:45 0
最初のシナリオルート1は、ヒロイン1と2人だけ生き残り
ヒロイン1が、5人の死を伝え、絶望した主人公をなんとか癒し
エロシーンに入って、その後船内の酸素が尽き死亡って感じ。

2度目以降のプレイでは、乗船して最初の日から始まる。
ウィルスが発生してないエリアに飛ぶ選択肢が出たりして
他のヒロインも生存できる可能性が。他のヒロインのルートに進める。
それでも最後はやっぱりヒロインのルートのエロシーンの後全員死亡。

ヒロイン4人のノーマルEND見終わったら、ヒロイン1のトゥルーENDへ分岐する選択肢追加。
最後は攻略したヒロインと2人生き残ることになり
未知の星を発見して、そこには酸素があり果実があり、そこでアダムとイヴになるということ。そこからその星で子孫が繁栄していく。

最後は真のEND。
8人仲良く未知の星に到着。幸せに暮らしましたとさ。

書いてて恥ずかしくなった。やっぱこんな粗が多いシナリオ無理だ・・・。
332学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 23:52:19 0
いいじゃん、書いちゃえ書いちゃえ
333学生さんは名前がない:2008/01/14(月) 23:58:07 0
千秋wwwwwwwwwwwwww
334学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 00:32:01 O

目を閉じると、六畳ほどの小さな部屋がぼんやりと見えてくる。
窓やドアなんてものは一切無く、打ちっぱなしの壁が部屋を囲んでいる。
家具は簡素なシングルベッドとソファー、18インチほどのブラウン管テレビがあるだけ。
ベッドの上には枕を挟むようにクマとアニメの人気キャラのぬいぐるみが置かれていた。

そこに彼女はいる。

白いワンピースに細めの赤いベルトを巻いていた彼女。
俺が精神的に参ってしまっていたとき、落ち込んでいたときには決まって慰めてくれた。
……もうどれだけ彼女の言葉に救われたかわからない。
俺にとって彼女はなくてはならない存在だし、
ここまで俺に尽くしてくれる彼女も多分、俺を必要としてくれているのだろう。

―――彼女の名前はアリス。俺の中に宿るもう一つの人格。
335学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 00:33:55 O
作名 : Alice
主題歌 : ALICE / MY LITTLE LOVER
時期 : 現代の四月半ば。特殊な時代設定は無し
舞台 : 大学。特殊な世界観は無し

物語は大学の入学式から始まる。
この話の主人公、芦屋稔は年少時のトラウマが原因で
心の中にもう一つの人格“アリス”が形成されていた。いわゆる多重人格である。
アリスは純真で優しく、稔に向けられる愛情は彼の心の傷を埋め、
そんな稔もアリスの前限定だが少しずつ明るさを取り戻していった。
「彼女がいればなにも要らない」
そう思う日々が続いていた。
そして四月の半ば。少人数制の講義のガイダンスを受けていた稔は
年少時に作られたトラウマの原因、小海伊沙と再会する。
336学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 00:35:34 O
登場人物
・芦屋 稔(アシヤ ミノル)
都内の難関国立大学に通う大学生。
年少時ひどいイジメを受けていたのが影響してか、性格は内気で卑屈。
ある日突然形成された別人格“アリス”が現れてから家族以外の他人とは一切の関係を絶っている。
外見はアリスの忠告である程度の水準の格好をしている。顔はエロゲの王道で中の上。
・小海 伊沙(コウミ イサ)
実と同じ大学に通う女子学生。
年少時代、稔をイジメていた集団の主犯格で、現在も年少時代あれほど馬鹿だった稔が
同じ大学に入学していたことにあまり良い感情を抱いていない様子。
外見は少しお嬢様風。しかしファッション雑誌の格好とは少し違う気品さがある。
・アリス
稔が生み出したもう一つ人格。
従来の入れ替わりで一つの身体を支配する多重人格とは少し違い、
二つの人格が同時に身体を支配する事が可能になっている。しかし、互いの感情を読み取ることは出来ない。
性格は稔の理想をそのまま反映させたもので、温和で優しく純粋無垢。
常に稔の事を第一に考え、全身全霊で稔に尽くしている。
実が成績優秀なのは、じつは彼女が勉強面全てを引き受けているため。
人格が表に出ていないときは、心の中、六畳ほどの小さな部屋で、
外界を映すテレビを観ていたり眠っていたりする。
外見は髪型や服装に差はあるものの、どうゆうわけか伊沙に似ている。
・能宗高雄 (ノウソウ タカオ)
稔行きつけの病院の精神科医。
稔とは付き合いが長く、他人とは関係を持たない稔の唯一の理解者。
同時にアリスも人前に現れるのは能宗の前だけだったりする。
337学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 00:36:51 O
>>328に影響されてスレ初期に晒した脳内ストーリーに設定つけてみた。
暇と才能があればここで続きを書きたいと思っている。かなり無理っぽいけど

>>310>>311
あれはかなり背伸びして書いたから続きは厳しいorz
338学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 05:00:28 O
ハルシオン王宮、王の寝室
チュパチュパ
エリオット「んふぁらあ…んふぁらあ好きだよう…」モチュモチュゴキュゴキュ
エリオットがラファエラの乳をむさぼる
毎晩のように飲まされてきたジャスミンティーには強烈な催淫作用をもたらす媚薬が含まれており
エリオットはラファエラ無しでは何もできない媚薬漬けの王と化していた
ラファエラ「エリオット、美味しい?
たくさん飲んでいいのよ」
ラファエラはうっとりさせながらエリオットの頭を撫でると自分の胸を鷲掴みにして強く圧迫する(ブシャー
エリオット「も゛も゛、も゛〜」ゴキュゴキュ、ダラダラ
目を皿のように開き口かはらサキュバスの分泌する淫液をだらしなくこぼしながら
エリオットはとりつかれたように飲む、飲む、飲む
彼が心の底から愛する王妃ラファエラは既に人間の姿をしておらず、
背に翼を生やした淫らなサキュバスの格好をしていたが
エリオットは気にもとめない
窓から見える向かい側にはハルシオン城と瓜二つの黒い城、サキュバスの根城がそびえ立っていた。
ジュリア「ラファエラ様お呼びでありますか?」
339学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 05:01:03 O
巨大な寝台から外を眺めていたラファエラの前に
同じくサキュバスの姿をしたかつての百合十字騎士団長
女将軍、戦華の黒百合の異名を持つジュリア・リリウス・ヴァヨネットが現れた。
ラファエラ「やっと来たわねジュリア」
ラファエラは快楽の波に体をひくつかせ悦に入ったエリオットを優しく寝かせる
ジュリア「はっ、して私にはどのような御用命をばをば」
サキュバスとなり果てた今も忠誠心は変わらない
背筋をぴんと伸ばしたままラファエラの前に起立するジュリア
ラファエラは子供のように寝台からぴょんと降りると
ジュリアの腰元に指を這わせながら密着し
ラファエラ「ジュリア、貴女にお願いがあるの…」
そのまま腰を引き寄せる
ラファエラの指がなまめかしく蛇のように動きジュリアの背筋を這い回る
ジュリア「はっ、なんなりとおもうしつけくださいです…!!
はううう…!!!!」
ジュリアは悶えながらもラファエラに答える
ラファエラの指、体からは上級サキュバス特有の強烈な催淫フェロモンが常時垂れ流しにされており
同じサキュバスと言えどその波動に耐えることは至難の業だった
340学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 05:03:36 O
ラファエラ「感じるの。まだ人間のままの奴ら、騎士達がこちらに向かってくる」
ジュリア「ま、まだ人間がいるのですか?驚きでありひゃっ、しかしどのような輩がはうう!!!!!
お止めくださいラファエラ様、私壊れちゃいまひゃうぇええ」
生まれたての牛のように足をひくつかせ涙目で懇願するジュリア。
密着したラファエラと話しているだけで達してしまっているのだろう。
甲冑の隙間から見える黒色のレオタードの股間からは、薄桃色のねばついた愛液がダラリダラリと雨漏りのように滴り落ちている
ラファエラ「私淫力が強すぎて制御できないんだもん。
じゃ、手短に言うわ。ネクトルの残り滓の騎士達、
それからジュリア。貴女の昔の仲間、百合十字騎士達・・・」
ラファエラはジュリアに体を預けたまま背を伸ばし(身長の低い女の子が彼氏にキスをするような体勢)
耳元に舌先を上げながら唇を近づける
ラファエラ「そいつら全部堕としちゃってほしいの。
男は全員精奴隷かインキュバス、女はサキュバスに変えてあげて」ペロリ
ラファエラの舌なめずりがジュリアの鼓膜に響いた。
ジュリア「はうううん…仰せのままままにですう。はううう!!!!!」
ラファエラはジュリアの美しい瑠璃色の長髪をかきあげ、露わになった耳を噛む
ジュリア「ヒャッ!!!!!!!!」ビクビクゥ
ジュリアの脳髄に何か甘くてとても心地よいものがソーダ水のようにジュワァと広がった
ジュリアはそのまま淫液だらけの床にへたり込んでしまった。
長い息をつきながら小一時間が過ぎる。
341学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 05:04:35 O
小一時間後
ラファエラ「ジュリア起きなさい。
貴女に高位の魔力を授けました。
これでもう貴女は上級魔術に精通したサキュバス、いえ…マキュバスよ!」
マキュバスとなったジュリアにラファエラがピシッと指をさし命じる
ラファエラ「ジュリア・リリウス・ヴァヨネット!
マキュバスとなりし気高き女騎士!
その“妖華繚乱“の力で さあ、ネクトルの残り滓達を地獄の快楽で鳴かせておやり。」
ジュリアは言いようの無い快楽の余韻から自分を必死で戻し立ち上がり
足元を淫液で満たしビチャつかせながらも主君にしっかり答える
ジュリア「はっ!いってまいります」
ジュリアはだらしなく垂らしていた羽をしゃんと閉じると
早速覚えた高位魔法、空間転移の魔術で姿を消した

ラファエラ「フフ…」
ラファエラは笑みをこぼしてエリオットに向き直った
ラファエラ「スペードの女王も動いてるししばらくはゆっくりできるわね。
さあ、私の可愛いエリオット…もっと楽しみましょう。」
エリオット「ラファエラ、ラファエラぁラファエラ…!!
あ!あ!アッー!!」
エリオットの喜悦の悲鳴が今やサキュバスによる淫欲の宮と化した王宮に響き渡った。
342学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 12:04:49 O
ほす
343学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 18:40:22 O
あげ
344学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 22:00:46 O
マリアとカイル書き直してみた
http://imepita.jp/20080115/790940
書き直すのに消しすぎたから
消しゴムで全身マリアの顔部分が黒ずんで消えなくなったorz
345学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 22:15:38 O
気になる箇所は目がなんか猫目っぽい
346学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 22:53:16 O
猫目とは
やっぱ目でかすぎかな?
347学生さんは名前がない:2008/01/15(火) 23:33:49 O
そうだね、目が少しでかいと思う。
あと全身像だと顔が小さい気もするな
348学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 00:09:12 O
>>347
具体的なアドバイスサンクス
最近絵の練習と脳内OPばかり妄想してる
349学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 01:18:51 0
保守しかなかった時と比べるとだいぶよくなったな
350学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 03:30:49 O
その日、カイルはマリアの大声ではなく剣と剣がぶつかり合う激しい剣戟の音で目覚めた。
カイルが寝ていた廃屋から出ると、
目の前の広場ではゼヴィと百合十字騎士の少女が剣の打ち合いをしていた
ゼヴィは少女の剣を左手のダガーで受け流し、右手のレイピアでカウンターしてゆく
左の守り、右手の攻め。
ゼヴィは鮮やかに長さの違う二本の剣を華麗に操る。
ゼヴィ「んっ、ふっ、やあっ!」
何度かダガーで弾いた剣をレイピアで挟めとり懐へ引き寄せると
対戦相手の少女は上体ごと吸い込まれバランスを失い転倒してしまった
もがきながらも必死に起き上がろうとする彼女の首筋にゼヴィのレイピアが向けられた
ロゼ「そこまで!」
ロゼが試合の流れを止めた
レイピアを収めるゼヴィ
女剣士「ありがとうございました!」
敗れた少女も起き上がり剣を鞘に収めゼヴィに続く

テンペスト「サキュバスとの戦いの前にはいい肩慣らしになったんじゃないのか」
テンペストが林檎を投げてゼヴィはそれを片手でキャッチし頬張った
ゼヴィ「まあね、でも敵はサキュバス。奴らの淫香でペースを奪われてはダメ。
力は人間より劣るけどそのフェロモンこそがサキュバスの本当の怖さだから」
351学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 03:32:29 O
マリア「何見とれてんのよカイル。」
カイル「あ、マリア」
マリア「あ、マリアじゃないわよバカカイル。
早く朝ご飯食べなさいよ。」
カイル「うん」
カイルはマリアに尻を叩かれつつ炊事場に向かう
古びた石のテーブルにホルガーから受け取ったパンと焼いた肉、野菜の葉合わせを置き食事をとる
しばらくして隣に同じメニューを受け取った三人の百合十字騎士が座った
その中には先程ゼヴィとの剣の手合わせをしていた少女の姿もあった

「ねえ。」
カイルがパンを食べていると隣に座った百合騎士が声をかけてきた
カイルより何歳か年上らしい赤い髪の明朗な女騎士
騎士であることを除けばその辺の村の少女と何ら変わらない。
「君も騎士なのよね?」
カイル「え、まあ。何で知ってるんですか?」
百合騎士「そこにいるエスパルドのアスカリ、アッシュから聞いたのよ。
あ、私は百合十字騎士のセレス・メルヴェイユ。
セレスって呼んで」
歯を見せニカっと笑って見せるセレス
カイル「はあ…。俺はカイル、カイル・ノーマッドです。」
352学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 03:34:01 O
セレス「カイルくんね、よろしくね。」
カイル「セレスさん達は百合十字騎士団らしいですが、他にもいるんですか?」
セレス「呼び捨てでいいよ。北の砦にはあたしら百合十字の他にもたくさんいたわ。
エスパルド崩壊の知らせを聞いて集められた民兵から傭兵、
もちろんマーカスさん達みたいな北方方面の正規軍もね
でも逃げれたのはあたしらだけで他は皆サキュバスに…」

と、セレスは気を取り直したように
セレス「そうだ。あたしらのこと紹介しとくわ。
君達とは王都まで長い付き合いになりそうだしね」
セレスはテーブルで黙々と食事を取る女騎士を指差した
セレス「あの寡黙な奴はリオーネ、隊で一番無愛想で無口な奴だけど頭はキレるわ」
リオーネと呼ばれた女性は顔をあげ
リオーネ「しゃべりすぎよセレス。」
一言呟き食事に戻る
セレスはもう一人の、先程ゼヴィと剣の打ち合いを行っていた少女を指して
セレス「この子はサラ・リンクシアードで春から隊に入った新米騎士。
こう見えて家が代々近衛騎士の名家なのよ」
サラ「サラと言いますカイルさん、よろしくお願いします。」
カイル「よ、よろしく。」
353学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 03:35:24 O
ぎこちない二人の挨拶を暖かい笑顔で見届けたセレスは
「あの向こうでカイル君達の隊長サンと作戦会議してるのがロゼ隊長、その横が副官のミザリーさん。
そして反対側のがアイリーン、あたしの同期でかなりの腕前よ。」

サラ「ところでちょっといいですか…」
一通り紹介を終え一息ついたセレスの代わりに
先程から話に入りたそうな目で様子を伺っていたサラが口を開いた。
サラ「カイルさんは何で騎士になったんですか…
どちらかというと私みたいに戦闘は苦手そうなのに…」
カイル「へ?俺?俺は…」
マリア「だってこいつ家柄だけのなんちゃって騎士だもの」
マリアが隣にドカッと腰を下ろす。
カイル「マリア!」
マリア「何よ。あんた女に囲まれて鼻の下伸びてたわよ」
サラ「…マリアさん、ですよね?」
フンと顔を背けるマリアにサラが尋ねた
マリア「マリアでいいわよ。
こいつ、剣も弓も下手な騎士はおろか兵士自体向いてないボンクラなんだけど、家だけは立派な騎士の家系なのよ。」
サラ「そうなんですか!」
サラは目を輝かせながらテーブルに手をついて身を乗り出した
354学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 03:37:53 O
マリア「へ?へ?」
思わず手にしたパンを落とすマリア
サラ「私もなんです!
騎士の家系ってだけでお父様に7つの歳から騎士団寮に入れさせられて…」
セレス「おいおい…」
マリア「百合十字の騎士は全寮制だっけ?かなりキツかったんじゃない?」
サラ「そりゃもちろんです!思い出しただけで…うう」

セレス「ま、似たもの同士気が合いそうじゃん。良かったね、サラ
そういやマリアは魔導士アカデミーだっけ?」
まだ何か言おうとするサラをセレスが慰めた
マリア「ええ、王都の白き星光の学院(ルミナスホワイトステラアカデミー)
を首席で卒業よ」
セレス「へー、エリートじゃん!やっぱ家が魔術士の名家とかなの!?」
マリアは少し暗い表情を見せる
マリア「私はクロヴァキアの戦災孤児よ。
ハルシア隣の魔導士の中立都市で生まれたんだけど」
セレス「え?あの10年前戦争で焼かれた…?
ていうかごめん。嫌なことほじくり返しちゃって」

マリア「いいわよ。私ね、ハルシア軍に助けられて孤児として王都の大聖堂に引き取られたの。
それで今の学長に拾われたワケ、魔法の才能があるってね」
そう言ってマリアは帽子のつばを人差し指で軽く上げた
355学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 03:42:19 O
カイル「クロヴァキアって東の今は鎖国してるあのクロヴァキア?」
マリア「バカカイルは10年前の戦争も知らないのね
あのクロヴァキアが起こした侵略戦争よ
連中有能な魔術師を取り入れる為に中立都市だった私の街を攻めたのよ
結果奴らの魔術はハルシアのように戦闘に使えるとこまで発達したらしいけど」

カイル「その後どうなったのさ、マリアの故郷」
マリア「え?まあハルシアに編入されて今は復興したわ。
でもそれ以来クロヴァキアは戦後処理もシカト
あの大防壁の向こうでだんまりでそれっきり」
セレス「4国の確定的国境の決定、だね」
マリア「そ。歴史の勉強になったでしょ、カイル?」

リオーネ「さて、食事は済んだか?」
それまでカイル達の会話に耳を済ませながら黙々と食事を取っていたリオーネが立ち上がった
セレス「リオーネ!あんた食うの早すぎじゃない?」
リオーネ「セレスがしゃべりすぎなのよ。
早く行くわよ、朝食後ロゼ隊長からこれからの予定の通達があるわ」
腰から下げられた剣をガチャリと正しながらテーブルを後にするリオーネ

ホルガー「集まってくれ!」
ホルガーの号令が響きカイルは急いでパンを口に詰め込んだ。
356学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 12:14:27 O
あげ
357学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 16:47:52 O
うん
358学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 17:56:18 O
森を抜けたカイル達、総勢16人が谷へと進む
鬱蒼と木々や湿り気のある草が生い茂った森とは打って変わり、石ころと枯れ木以外何もない殺風景な谷
両脇は巨大な岩の壁がそびえ霧で視界が制限され前はよく見えず、その中を先導するテンペスト、後ろにはゼヴィ
そして北の砦の生き残り、守備兵長のマーカスとヘスターが続く
ホルガーの提案で16人の一行は4つに分け間隔を開けて進んでいた
万が一の敵の奇襲に備える為だ
テンペスト達が先導する前衛、2番目にはアッシュ、マリア、百合十字騎士のリオーネとサラ
3番目にはホルガーが、戦闘経験の浅いカインとユーウェインは無防備なユーリを守り、しんがりには戦闘経験の豊富な百合十字騎士のロゼ、ミザリー、セレス、アイリーンの4人が務める。
先を進むテンペストは分かれ道にたどり着いた。
マーカス「起伏の激しい入り組んだ谷間に深い霧、迷路と呼ばれるだけある。」
ゼヴィ「どちらが正しい道かわかるの?テンペスト」
テンペスト「ああ、昔傭兵の仕事でここを通ったからな、左側だよ。」
最後尾のヘスターが十数歩後に続くアッシュ達4人に合図をした。
その矢先、後ろのパーティの先導を務める百合十字騎士のミザリーが声を上げた。
ミザリー「上だ―ッ!!」
ヘスター「何だって?」
後ろの道を分ける岩の壁を振り向くヘスター
その上から何かが物凄い勢いで見上げるヘスターに飛びかかる…サキュバスだった。
アッシュ「敵襲だ!」
マーカス「ヘスター!」
ヘスターは慌てて剣を抜こうと手をかけるが、既にサキュバスの淫靡に満ちた笑顔はヘスターの眼前にあった
ヘスター「ひいいいいッ!あぐッ!!」
サキュバスの細くしなやかな腕が垂直にヘスターの上半身を捉え、そのまま弧を描き飛び上がる
ヘスターはまるでカワセミに捕らえられた小魚のように、今自分に何が起きているか分からないまま体をじたばたさせて上がっていく
テンペスト、ミザリー達がヘスターの元にかけつけるが、ヘスターに抱きついたサキュバスは既に遥か上を飛んでいた
テンペスト「クソッ!」
忌々しげにサキュバスを見上げる面々
359学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 17:57:50 O
試しに貯めてたのをまとめて貼ってみたらとんでもないことになったすまんorz
分けて投下します
360学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 17:59:26 O
敵襲の知らせでホルガー、ロゼ達もかけつける。

サキュバスがヘスターを抱いたまま悠々と飛び回る空にもう一人、
サキュバスが現れヘスターを抱いたサキュバスとランデブー飛行をする
ヘスター「あぎいいい助けて助けてくれェ!!!!」
涙が宙に飛ぶ
「体を任されたままの受け身のセッ〇ス、サキュバス直伝空中体位もいいものでしょ?」
赤紫の唇を近づけ卑猥な笑みを浮かべながらサキュバスが囁く
ヘスター「助けてェ!!下ろしてえええ!!うっ、アッー!」
ヘスターの叫び声が虚しく谷に木霊する
カイル達はその様子を唇を噛みしめながら見上げることしかできなかった。

サキュバス「上がっていくわよ、あなたの中を上がっていくものと一緒に。
感じてるのね。
こんな空中でも感じれる男なんてインキュバス以外にもいたのね」
361学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 18:00:23 O
腰を密着させ上に上がっていくサキュバス
悶えるヘスターはサキュバスに抱かれるがまま、
手足をダラリと垂らしながらサキュバスと一緒に上がってゆく

そんなヘスターと共に天に上がる太く充血したモノ。
サキュバスの触手のように絡みつくヒダにはやし立てられたまらず根をあげようとする。
ヘスターが性感も恐怖も絶頂に達し、快楽の証を吐き出そうとした瞬間
密着していたサキュバスとヘスターの体が空中で離れた
今度は地面に背を向けて垂直に落下してゆくヘスター
ヘスター「うわあああああ!!落ちる!落ちる!落ち」ドサッ

ヘスターの背を襲った感触は
背骨を打ち付ける石混じりの冷たい土の感触ではなく、
柔らかく大きな二つのモノを従えた暖かい肉の感触だった。
サキュバス「ナイスキャッチ〜」
上を飛ぶ先ほどまでヘスターとつながっていたサキュバスがはしゃぎ声をあげた
「今度は私〜えいっ」
背中からヘスターを抱きしめるサキュバスはいきなり尻尾の先端をヘスターの〇門にねじり込む
ヘスター「アッー!」
ヘスターの下腹部を何か熱いモノがうごめく
362学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 18:01:38 O
「気持ちい〜い?」
間延びした声でヘスターに尋ねるサキュバス
だがヘスターは恐怖で顔が引きつり何も答えることができない。
サキュバス「何も言えなくなっちゃったの?ねえ、どうして?
人間って空から落ちるのがそんなに怖い?
それともアレ?気持ち良すぎで声も出ない?」
上に上がってゆくサキュバス
サキュバス「ねぇ答えてよ!怖いの!?気持ちいいの!?」
ヘスターは顎をガチガチ震わせるだけ

サキュバス「えいっ」
サキュバスの右手がヘスターのオツ〇ポコを握りしめた
ヘスター「はうううう」
サキュバス「気持ち良いから声出せないワケでも無かった?
やっぱり怖かったんだあ!
おじさんたくましい兵士ってカンジなのにアタシがっかり〜」
ヘスター「ううう」
サキュバス「でもせっかくだからもっと良くしてあげるね☆」シュコシュコシュコシュコ
ヘスター「アアアアッー!」
前立腺と〇〇〇両方を刺激されながら天へと上げられるヘスター
ヘスター「出るッ、出るうッ〜〜〜〜!!!!」

が、何も出ない。
サキュバスとヘスターを繋げていた部分がニュポンという滑稽な音と共に離れ
彼は再び空中を舞っていたからだ

迫る地面

ヘスター「ひいいい〜落ちる、落ちる〜!!」
363学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 18:02:39 O
回転しながら落下してゆく彼を最初に捕らえたサキュバスが再び空中でキャッチする
サキュバス「怖いんだ?大丈夫、私達はそうそうミスなんてしないから」
そしてまた上がってゆく
サキュバス「タメてタメてタメてから、こってり搾り取ってあげる」

上へと上がっては落とす二人のサキュバス
まるでハヤブサのように
ヘスターという名の獲物を空中で受け渡してはその度に挿入を繰り返して欲情を煽る
ヘスター「ひいいい!!しぬううう!!助けてくれェ―ッ!!」
哀れなヘスターはサキュバスに落とされては下を飛ぶサキュバスにキャッチされ、快楽に包まれながら上昇してゆく。

吸われる恐怖、言いようの無い未知の快楽を味わされては空中に落とされ、
今度は高所から落ちる死の恐怖を彼が襲う。
性と死、二つの恐怖が彼の精神を崩壊させていった

マリア「ユーウェイン!あんたの弓でサキュバス落として!」
ユーウェイン「だめだ、ヘスターさんに当たっちゃう」
ユーウェインは長弓を構え狙いを定めようとするが引き絞るだけで矢を射ることができない
そうこうしているうちに上空のヘスターはみるみるうちに自我を失ってゆく
364学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 18:04:18 O
ヘスター「うぇらあああああアッー!」
サキュバス「限界?限界?あっそ、じゃあイッちゃええええ!!!!」
錐揉み回転で地面へ急降下するサキュバスにヘスターは耐えきれず
ヘスター「はああああああああ」ブジュルルルッ
サキュバスの〇内に〇〇を〇〇した
サキュバス「いいッいいッ〜〜〜〜!!」
サキュバスは快楽に身をよじらせながら落下する寸前ヘスターを乱雑に落とした

マーカス「ヘスター!」
ガサッと言う音をさせてヘスターを受け止めるマーカス
ロゼ「こうなってしまってはダメだ。吸われてしまっている」
ヘスターはサキュバスの錐揉みフィニッシュで体中の水分ごと吸い取られ干からび、
マーカスの腕の中では既に事切れていた

マーカス「ヘスタッー!!己サキュバス!!」
ユーウェイン「当たれっ!」
勝ち誇ったように旋回するサキュバス
その一方をユーウェインの長弓が正確に射止めた
ユーリ「ユーウェインすご〜い!」
一人歓声を上げるユーリ

サキュバス「ぎゃあああああ」ベチャッ
羽を震わせ腹を貫かれたまま地面に落ちるサキュバス
もう一人のサキュバスは怒りに震えた瞳で高台に降り立った
サキュバス「やってくれたわね」パチン
サキュバスが指を弾くと岩の上から無数の兵士達が現れた
365学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 18:04:46 O
ホルガー「あれはエスパルド兵!」
ロゼ「只の兵士ではありません!奴らはサキュバスに魂を吸われた抜け殻!
くぐつと化したアンデッドのようなもの!用心を!」
ホルガー「ああ!行くぞ!奴らを倒して道を切り開く!」
剣を抜く面々

サキュバス「やってお仕舞い!」
ピンと向けられたサキュバスの指
その令に従い人形と化したエスパルド兵の大群がカイル達目掛けて谷を駆け下りた
366学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 18:06:34 O
手遅れだこの作者
367学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 18:17:13 O
サーセン(´・ω・`)
368学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 18:37:27 O
>>366
脳内ストーリーなんだからいいじゃん。
むしろどんどんやっちゃえ
369学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 22:02:18 O
下がるの早いなぁ
370学生さんは名前がない:2008/01/16(水) 23:38:25 0
今回のまなみを書いた後、見直したら
コウモリオンの技名ねーよ…電波じゃなくて音波を使え。
まあ書いてしまったあとに訂正するのもあれなのでそのままにしときます。
371学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 02:12:04 O
俺は普通に何事もなかったようにねじ曲げてる
最初はカイルとマリア同い年設定だったが
マリアは1歳下になってる
あまり意味茄子
372学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 02:56:48 O
あげようぜ
373学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 02:58:06 0

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374学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 11:14:33 O
あげましょ陰陽師
375学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 11:41:49 O
ここレベルたけえなぁ・・・・邪気眼的な意味で
俺もいざ書こうと思ったけどここの連中の痛さには遠く及ばないわ
まともなSSしか書けない俺は創造性が乏しいんだろうなぁ
376学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 15:08:47 O
>>375
『脳内』ストーリースレで何を言ってるの?
377学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 15:21:49 0
SS(笑)
ネット上でうpされてるものの9割以上は
小学生の作文みたいなもんだから仕方がない
378学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 19:46:10 O
毎日朝から晩まで俺達は甲子園を目指すために練習を積み重ねていた
しかし、校内の不良が犯した暴力事件のせいで俺達は大会出場権を
剥奪されてしまう。三年生の先輩達の青春はこれで終わってしまうのか…。
俺たちがそんなことはさせない!高野連に掛け合いに行く!

甲子園を目指すどころか野球をほとんどやったことはない俺が考えてみた
379学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 21:59:18 0
文章力なんか気にするな。
そういうスレだ
380学生さんは名前がない:2008/01/17(木) 23:54:49 O
>>375みたいな奴はこのスレ不向きだろ
381学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 00:05:24 O
今馬鹿デカい親玉サキュバスに女騎士が全滅するシーン書いてる
今まで隠語
ま〇ことかオツ〇ポコみたいな風に被せてたけど
ピンクの板じゃないならやっぱりこれからも〇で隠した方いいのかな(´・ω・`)
382学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 07:18:43 O
そりゃ、一応そうしておいた方がいいでしょうな
383学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 07:58:04 0
赤坂の悲しい人生がここにある
384学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 15:16:08 O
あげる
385学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 17:10:11 O
谷を漂う霧を剣戟の音が切り裂く
「ギャアアアア〜!!」
吼恍をあげてもがきながら倒れるエスパルド兵
テンペスト「どんだけいるんだよ!」グシャッ
心臓にとどめを刺したテンペストの槍が音を立てて引き抜かれる
アッシュ「キリがない!仲間を斬るってのはいい気がしないぜ…」
もう何人斬り伏せただろう
斬っても斬っても沸いてくる同朋のエスパルド兵にアッシュは酷く嫌悪感を感じていた
テンペスト「まあな、俺も傭兵だから気持ちはわかるぜ。
でもよ、躊躇うと俺達がやられるんだ
さあ、とっとと終わらせよう!」
二人は迫るアンデッドの群れに突撃した

カイル「うわあっ!」キィン
錆びた剣を剣で受け止める
だが敵の力は凄まじく押され気味になり
無防備になった脇腹を違うエスパルド兵が槍を振りかざし襲いかかった
チュドンチュドンチュドン
「ギャアアアア!!」
マリアの放った火球でその身を燃やしながら倒れる二人の兵士
386学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 17:10:52 O
マリア「あんた死にたいの!?敵は本気でこっちの命取りに来てるのよ!」
マリアのヒステリックな声がカイルをまくし立てる
カイル「もう大丈夫…ありがとう」
マリア「さっさと立ちなさい!」
ホルガー「二人とも油断するな!行くぞ」
テンペストとホルガーが敵を斬り伏せながら谷を進んでいく
カイル達も戦いながらそのあとに続いた
道は徐々に狭まり、遂に行き止まりにたどりついた
アッシュ「クソッ、行き止まりだ!
奴らの邪魔さえなければ正しい道を行けたのによ!」ドスッ
拳で岩を殴るアッシュ
テンペスト「いや、そうでもないぜ。」テンペストが岩の割れ目を見つけて指差す
そこには人がやっと通れるかという隙間が向こうまで続いていた
ゼヴィ「これは?」
テンペスト「前に見つけたんだ。
ここを抜ければ奴らを捲ける
多少遠回りにはなるが南の湿地帯から王都に向かおう」
ホルガー「では行くぞ、テンペスト先導を頼む」
テンペスト「了解。」
ホルガー「他の者も続け。俺が奴らを食い止める」

「なっ…」
一行は言葉を失った
ホルガーは自ら犠牲となり足止めすることを宣言したのだ
387学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 17:12:17 O
ホルガー「ここで全員犬死にするわけにもいかないだろう
我々は必ず王都にたどり着かなくてはならない、その為なら誰かがここで足止めするしかない」

ロゼ「ならば」
血だらけの剣を手にしたロゼが前に出た
ロゼ「私達百合十字騎士が食い止めます。」
ロゼの後ろに控えた他の女騎士達も一歩踏み出た
ホルガー「ダメだ、君達には任せられない。私がやろう」

だがロゼも引かない
ロゼ「それは我々が女だからですか?
我々は女である前に騎士。
女などという感情はとうの昔に捨てました。
ここは私達に任せて貴方達は王都へ!」
しばらく硬直する両者
後方から迫りくるアンデッド兵のうめき声が聞こえてきた
ロゼ「皆にはあなたの統率力が必要だ!さあ、ここは私達に任せて…早く!!」
ホルガー「………わかった」
ロゼ達百合十字騎士の決意に押され、ホルガーは遂に首を縦に振った
ロゼ「ありがとう…ございます」
その返事を聞いて、ロゼはそれまで決して崩さなかった険しい戦士の表情を僅かに緩めた
388学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 17:13:10 O
ロゼ「それを聞いて安心しました…ホルガー殿、もう一つ頼みが」
ロゼはサラを呼ぶと彼女が持った剣を鞘に収めさせた
サラ「…えっ?」
ロゼ「サラを頼みます、彼女はまだ戦いを知らない…」
サラ「隊長!私も戦います」
サラの肩をロゼはがっちり掴んで押さえる
ロゼ「貴方はまだダメ、そこにいるカイル君と同じひよっこだから。
彼達と王都に行きなさい。これは命令よ」
サラ「…でも!」
暴れるサラを北の砦から連れ添ってきたマーカスが
マーカス「サラ、ロゼ殿の決意がわからぬか」
サラ「…」
ロゼ「マーカス殿。ホルガー殿と共にサラを頼みます。」
マーカス「わかった。さあ、サラ…」
389学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 17:14:11 O
アッシュ「おい早くしろ!」
既にアッシュ、ホルガー、カイル以外の者は岩の割れ目に入り
百合十字騎士達とマーカスしか敵の前に立つ者はいない
ロゼ「さあ、行きなさい。ここは私達に任せて」

ロゼはサラに背を向けると迫る軍勢に剣を構えた
サラ「はい…」
サラは涙ぐんだ声でそれだけ答えた

カイルに続き身をねじ込むように岩の隙間に入るサラに
セレス「サラ!」
新米騎士のサラの面倒をよく見てくれたセレスが剣を構えたまま声をかけた
セレス「ちゃんとホルガー隊長達の言うこと聞くのよ!それと、カイルくん!」
セレスはカイルの名も呼ぶ
カイル「はい!」
岩から顔を出しながら答えるカイル
セレス「さっきの剣捌きみたわよ!
サラはまだまだ剣はカイルくんより苦手だからしっかり守ってあげて!」
カイル「わかりました!」
カイルの返事にセレスは満足げな笑みで答える
サラが岩の隙間へと入る直前、
セレスはゆっくりと確かに頷いた
それはサラにとって一番の親友である彼女が見せた最後の笑顔だった。
390学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 21:13:51 O
期待あげ
391学生さんは名前がない:2008/01/18(金) 23:58:16 0
サキュバス期待しちょるよw
392学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 07:25:08 O
ほす
393学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 09:53:21 O
投下待ち
394学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 15:59:04 O
アッシュ「俺が最後だな、おまいら…!!御武運を…」
柄にもない一言を最後にアッシュが岩穴に入っていく姿を見届けたロゼは
自分と同じくこの地に留まることを決意した四人の女騎士の顔を見渡した。
ロゼ「覚悟はできてるわね?」

ミザリー「もちろん」
アイリーン「百合十字の徴にかけて」
リオーネ「愚問。」
セレス「さあ、行こう隊長!」
コクン、と頷くロゼは次の瞬間
足を蹴り出し迫る敵兵、サキュバスに操られる精の果てたエスパルド兵
アンデッド兵と化したその大群目掛けて突撃した
ミザリー達四人の騎士も続く

両者の距離はやがて縮まり、
ロゼ「はああああっ!!!!」ズバッ
交錯した。

ロゼの強烈な一打を受け倒れるアンデッド兵
ミザリー「はっ!!」ザシュッ
ミザリーのしなやかな腕から水流のような太刀筋が繰り出される
一瞬で首と胴を切り離されるアンデッド兵
うごめきながら仰向けに倒れる敵にとどめの一撃が加えられ、ジャッ
ズビュッ
すぐに抜かれた剣で次の敵の胴体を貫く。
ミザリー「二人目!」
相手が力と引き換えに敏捷性を失ったくぐつのアンデッド兵とはいえ
彼女達はその大群を鮮やかに斬り伏せていく
395学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 16:00:22 O
サキュバス「キイイ…何よ何よあの糞アマ共!」
悔しそうに唇を噛み締めるサキュバス
サキュバス「お前達、何もたついてるのよ!
たかが騎士気取りの糞アマ4人なんかさっさとやっつけちゃいなさい」
「グオオ〜」

セレス「こいつらッ」ザシュッ
「ギャアア」
アイリーン「数だけで」ザシュッ
「ギャアア」
ミザリー「歯ごたえ無いわね!」ズバッ
「グワアアア」
崩れ落ちながら倒れる複数のエスパルド兵

ロゼ「気を許すな!どんどん行くわよ!」
百合騎士達「了解!」
尚も斬り続けてゆくロゼ達の周りは
朽ち果てたエスパルド兵の死体で埋め尽くされていった

セレス「ハアハア…」
ミザリー「ハア…ハア…ハア…」
額の汗を拭いて前を見るミザリー
周りは死体、死体、死体。
だがそれらの中に彼女5人の物は一人もなく全てがエスパルド兵。
どの兵士も水分を抜かれ干からびたような死に顔
数百もあろうかという死体の山
それをこの短時間で彼女達5人が作ったことになる

ロゼ「まだ…いけるわね…!?」
リオーネ「当然。」
396学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 16:00:55 O
厳しい修練を耐えてきた彼女達にとって
これくらいは苦のないことだったのか
はたまた守るべき者の存在が彼女達をここまでのものにしたのか
只一つはっきりしていることは、数百VS5
この死地とも言える状況で彼女達は明らかに優勢に戦いを進めていた
少なくとも、この時までは…
397学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 16:06:56 O
ミザリー「さあ、来いよ!手下なんかに戦わせないでかかって来いよ!淫魔!」
声をあげサキュバスを挑発するミザリーの息は全く上がった様子がない

サキュバス「調子に…乗るなァッ―――!!」
あからさまな挑発にブチキレたサキュバスが突撃する
先程ヘスターをヤッた時のような
矢のような突進がミザリー目掛けて迫り…
ズブラバアッ!!
サキュバス「アギイイイイイ」
地に墜ちて悶え苦しむサキュバス
ミザリーは突撃の刹那僅かに体を逸らしてサキュバスの翼を切断したのだ
肩口から人間のように赤いサキュバスの血が小石混じりの灰色の地面を染めていく

サキュバス「ぎ…ぐあああっ」
血を吐いて苦しむサキュバスにミザリーは冷徹に
ミザリー「お前にとどめは刺さない…長くを苦しみながら死ね。
せめてもの償いに、自らの罪、淫欲の為だけに奪ってきた命に詫びながらね」
398学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 16:08:40 O
サキュバスは血を吐きながら笑う
サキュバス「…は?ハハハwww」
サキュバス「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
何何?アンタがここで私に勝とうがね、
そんなの関係ねーのよ!!」
リオーネ「良くしゃべる…」

サキュバスはリオーネやロゼ達の方も見渡す
サキュバス「だってアンタ達全員…w
そうですよね!?
クイ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ン!!!!!」
後ろを見るサキュバス
その先にはもう一人
先程までいなかったはずのサキュバスが大量のエスパルド兵を後ろに従え立っていた
クイーン「その通りよ。ここまでよく頑張ったわね。さあ、お逝きなさい」
サキュバス「はい!!クイーン!!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ 」ガヂィッ
ブシュアアア
サキュバスはその言葉に明らかに感じながら喜んで自らの舌を噛みきって果てた
ミザリー「こいつ!!」
セレス「自分で!!」
399学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 20:22:00 O
こういうセリフ回しが好きだ
400学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 20:38:41 O
サンクス
2ちゃん語丸出してこと?
ハイで狂気じみたふいんきが伝わりやすいかなと思って多用してみたwww
401学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 21:07:15 O
>>400
うん、狂気じみているのに笑えるとが良い。
まなみみたいに小説風味なのも好きだが、サキュバスの
2ちゃんだからこそのこんなSSが良いね
402学生さんは名前がない:2008/01/19(土) 23:59:39 0
あげ
403学生さんは名前がない:2008/01/20(日) 10:41:40 O
ほす
404学生さんは名前がない:2008/01/20(日) 17:30:42 O
あげ
405学生さんは名前がない:2008/01/20(日) 21:54:19 O
まなみまだ〜?
406学生さんは名前がない:2008/01/21(月) 02:06:02 O
ほす
407学生さんは名前がない:2008/01/21(月) 13:27:12 0
あげ
408学生さんは名前がない:2008/01/21(月) 19:26:30 0
課題が終わらず、夜の20時までパソコン室に居残る羽目になった俺。
なんとか課題を終わらせて帰路に着こうとするが、いつの間にか校内は
ものすごく暗くなっており、さすがの俺も少しびびってしまった。
だが、怪奇現象の類を信じない俺は平気でトイレで小便をしていると
背後から視線を感じた。しかし振り向いてもそこには誰もいない。
信じない、が嫌な感じもするのですぐに校内の出入り口へ向かう。
だがいつもで経っても出入り口には着かず、同じところを何回も行ったりきたり
している状態だ。馬鹿な、俺は異次元空間にでも迷い込んでしまったのか。
そんなことはない。だが念のためスタート地点であるパソコン室に戻ることにした。
だがさっきまで作業していたパソコン室は紅く染まった不気味な部屋へと変貌を
遂げており…。

今、俺が置かれてる状況を書いてみたよ
409学生さんは名前がない:2008/01/21(月) 21:32:13 O
サキュバスに出てくるカイルとマリアの仲間のアスカリ騎士のアッシュ書いてみた
http://imepita.jp/20080121/771440

模写した人間のイラストに鎧着せて大剣持たせてみた
バランスおかしいけど脳内補正('A`)

こいつら精鋭の騎士に配布されてる魔力篭もったカードを貼ると
一時的に某炎髪灼眼の討ち手風に大剣が炎まとって強くなる設定
ちなみにカイルより何歳か年上の設定なんだけど幼い感じになってしまったorz
410学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 01:14:19 O
見ようと思ったけど消えてた
411学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 12:45:35 O
落とすかよ
412学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 18:02:57 0
身長57mの超巨大ロボに乗り込み俺は戦う!
しかし、相手はどこにもいない…そりゃそうだ。
現実、地球侵略しようとする宇宙人だの地底人だの存在しないのだ。
しかも、仮に侵略に来ても温暖化が進んだこの星に住めるのは
熱いのが平気な連中ぐらいに将来的になるし。
つまり我が一家は多額の借金だけ抱えてしまった。
意味ねー
413学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 18:04:13 0
>>412
起動させるだけでお父さんの夏のボーナス分が消えたりしてな……
414学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 22:15:25 O
クイーン「フフ…こんにちは栄えあるハルシア百合十字騎士団の皆さん。
わらわはヴァイラ・シュ・プレス・ライネスヴェルン・エスパルダ。
エスパルド王国、いえ、今やサキュバスの王国、エスパルドの女王よ。」
猛きエスパルド王国の統治者
今やサキュバスと化したエスパルドの女帝は何とも艶めかしく何とも甘ったるく
それでありながら威厳に満ち足りた声でそう呟いた。

ロゼ「ご丁寧にありがとう、サキュバスッ!」
クイーン「フフフ…私を呼ぶときは…」
そう言ってクイーンの尻尾がしなるヒュオン
クイーン「女王様とお呼び!」ビュオー
ロゼの首もとめがけて尻尾がどこまでも伸びていき
ロゼ「!!」ガチーン
矢じりのような尻尾の先端は剣で受け止められた
クイーン「なかなかやるようね」シュルル
アイリーン「隊長!」
ロゼ「わかってる。あいつをやるわよ」チャキッ
クイーン「あらああああ〜。貴女達がこのわらわを?w」
ミザリー「余裕ぶっこいてんじゃないわよこの糞淫魔」
クイーン「ほほほwwwwww
口が悪いお嬢さんだこと………あー!」
気がついたように口をあんぐり開けるサキュバスの女王
415学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 22:16:29 O
クイーン「だけど貴女達、わらわを売女呼ばわりできて?」
赤紫色のグロスで艶めかしく潤う女王の唇がニンマリと歪んだ

ミザリー「な……んだと?」
クイーン「アハハハハwwwwwwww」
さぞ可笑しそうに腹を抱えて笑うサキュバスクイーンは
小一時間笑い転げてようやく持ち直した
クイーン「だってねえw
わらわわかるんだわ、貴女達…非処女だろ?」

時間が止まった

ロゼ「…貴様!よくも我ら百合十字騎士に何たる侮辱をッ!」
彼女達百合騎士達はハルシア大聖堂の騎士団であり
貞淑・慈悲といった女性の礼節、つまりは処女性を重んずる騎士団だった
幼い頃から大聖堂に入り神の教えと剣を学ぶ彼女達にとって処女はむやみに失っていいものではなかったのだ

だが…
アイリーン「何言ってるのこいつ…」
額から汗を流しながら戸惑うアイリーンに
ロゼ「アイリーン!奴の言葉に惑わされるな!」
戸惑いを見せる女騎士達を鼓舞するロゼ
だがサキュバスクイーンはその光景がなんとも滑稽だと言わんばかりに更に挑発する
416学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 22:16:59 O
クイーン「あらま!ガチレ〇騎士長様は気楽な事言えていいわよねw
あんた、他の女のま〇〇の匂いするわよ。
ほら、そこの無口な貴女、貴女の匂いよw」
そう言ってサキュバスクイーンは人差し指、赤く塗られた爪先をリオーネに向けた
リオーネ「…な!!」
セレス「…リオーネ?」
リオーネ「違う、私はッ!ちがッ!」

クイーン「貴女顔真っ赤ね。大丈夫よリオーネさん?
貴女とそこの騎士長さんが百合カプて話、嘘だから」
一同「!!!!」
クイーン「でもその慌てぶりからするとフフ…
大方女だらけの生活の果てに百合に目覚めたってとこかしら
ね、リオーネさん?」

リオーネ「………」
リオーネは顔を紅潮させ押し黙ってしまった
ロゼ「貴様、今すぐに我らの侮辱をやめろ」
ロゼが抑揚の無い声で呟く
クイーン「wwwwwwwwwwwwなんで!?
wwwwwwwwイヤだしwwwwwwww
それからあんた」
セレス「あ、あたし!?」
今度はセレスを指差すクイーン
417学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 22:18:15 O
クイーン「あんたからいろんな男の匂いするわよ
さながら男の宝石箱って感じね
爽やかキャラ演じといて影ではフフ…
街の男とっかえひっかえしながらアンアン喘いでたのね、このヤ〇マン!!」
セレス「え!?な、何言ってるの!!」
クイーン「いいのよいいのよw皆もヤッてるからwwww
ねー!百合騎士団の皆さ〜ん!貞淑聡明な淑女の皆さ〜ん!!!!
アハハハハwwwwwwwwwwww」
セレス「えっ」
辺りを見回すセレス。
だが誰も目を合わせず俯く。
それは今までの凛とした彼女達が見せなかった、
脆く弱い恥辱に打ちひしがれる女の姿だった

アイリーン「貴様!」
只一人屈辱に燃えた瞳でクイーンを凝視していたアイリーンが剣を構え直す
クイーン「あらあ、あんたセレスさんに妬いてんの?
あんたもガチ〇ズ?
おかしいわね、男の匂いするんだけど」
418学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 22:20:27 O
クイーン「あんたも他のお嬢さん方とおんなじように、
そのやけに露出度高い甲冑から見える太ももやら
フリフリついて妙にエロいミニスカートでケツ振って男漁ってたんでしょ?」

アイリーン「…」

クイーン「あらあらどうしちゃったのかしら
もしかして図星?図星?キャハw
偉そうなこと言ってあんたも男漁ってたんじゃないのこの肉便器」
思い出したようにこちらを見つめるサキュバスクイーン

クイーン「( ゚д゚ )非処女は肉便器。」

そして再びロゼ達の方を向くと嘲笑に満ちた表情で満足そうにニンマリと笑った
419学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 22:21:19 O
アイリーン「貴様…!!!!!」
ロゼ「アイリーンまて!」
アイリーン「斬るッ!!」ダッ
痺れを切らしたアイリーンが素晴らしい跳躍でクイーンめがけてとびかかった
ロゼ「アイリーン!」
アイリーンはクイーンの頭上に剣を振りかぶりズシャ
アイリーンの剣がクイーンの肩口に食い込む。が、
アイリーン「斬れない…ハッ!!」
アイリーンは気がついたように、クイーンの肩に食い込んだ剣から意図的に手を離し間合いをとると
苦しそうに身を悶えてその場に伏せた

ミザリー「アイリーン!!」

クイーン「フフ…賢いわね。アイリーンさん
貴女今もしこのまま剣に触れ続けてたら、100回はイッてたわよ」
クイーンは自らの肩に食い込んだ剣を抜いて投げ捨てた
カラァン

アイリーン「ぅぅ…」
ミザリー「貴様、アイリーンに何をした!?」
ロゼ「これは…まさか!!」
クイーン「よくわかったわね隊長サン」
嬉しそうに顔を歪ませるクイーンは、
なんともふしだらでいやらしい満面の笑みを浮かべながら
420学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 22:22:30 O
クイーン「そう!わらわくらいのサキュバスになるとね…
身体中の淫力が押さえきれずに垂れ流しになるの…フフ、ほら」
そう言って滑らかなサテン生地のドレスのスリットに手這わせると
一気にまくりあげ股間を見せつける
そこには愛〇でぐっしょり濡れ、
下着越しにくっきり割〇目が透けて見えるサキュバスクイーンの〇〇〇があった
〇〇からはまるで餌を前にした豚の涎のような〇〇が尚も滴り落ちている

その瞬間、サキュバスクイーンがドレスをまくり〇〇を露わにしたその瞬間
アイリーン「ぐっああああアアアア」
間近で秘〇を目撃したアイリーンが上気を帯びた悲鳴、いや喘ぎ声をあげた

ミザリー「アイリーン!!」
アイリーン「うっ、あああッ!あああああああああアッー!」
だがアイリーンはミザリーに答えることもなくプルプルと必死に悶えるだけ
クイーン「だらしないわねえ、
わらわのア〇コみただけでそんなに感じちゃって…カワイイわあ」
アイリーンにゆっくり近づくクイーン

ロゼ「逃げろアイリーン!」
だがアイリーンは虚空を見上げ何かブツブツ言っているだけ
時折立とうとしているのか太ももが動こうとひくつく
421学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 22:23:52 O
クイーン「フフ…気持ちよくって身体中言うこと聞かないでしょ?
逃げようなんて余計な事考えなくても大丈夫、私が相手してあげるわ。
こう見えて百合にも興味あるし、ね。」
そう言ってアイリーンを抱きしめるクイーン
ギュウウウ

アイリーン「グッ、ガアアアアアアアアッー!
アヒィアアアアアアアッー!」
抱かれているだけでイッてしまっているのだろうか
アイリーンは手足をひくつかせ涎を垂らしながら虚空を見上げる
開かれた瞳孔から流れ顔を覆う涙は
口から流れる涎と混ざり合いながら首筋を流れていく

クイーン「フフそんなに感じて喘いでるのね…素直な娘、好きよ」
変わらぬ笑みを浮かべアイリーンの反応を楽しむサキュバスクイーン
その姿に変化が起きる

クイーン「フフフフフフ、
アハハハハハハハハハハwwwwwwwwwwww」
ゴゴゴゴゴ

ロゼ「これは…!!」
ミザリー「クイーンが、クイーンが…!!」
セレス「膨張していく!!」
リオーネ「!!!!」

アイリーン「うぷぷぷぷぷぷぷぷ」
クイーン「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

つづく
422学生さんは名前がない:2008/01/22(火) 22:29:01 0
423学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 00:20:08 O
アイリーンと同じ背丈だったサキュバスクイーンはみるみるうちに巨大化、
谷の合間を埋めようかというほど膨張した

「ギャアアアアアアアッー!」
常に残りライフ1、サキュバスに与えられた最後の精力のみで稼働していた、
後ろに従えたアンデッド兵が一気に膨張した媚薬フェロモンにそのライフ1すら奪われて粉々に消えていく
ものすごい淫気が谷を包み、
ロゼ達残った百合騎士達も例外なくクイーンの強烈な魔界の媚薬に襲われた

ロゼ「ぐああああ」
クイーン「いいわいいわあ!!アイリーン!!」
だがクイーンはロゼ達には見向きもせず
巨大化した自身の胸元で悶えるアイリーンに夢中だった
クイーンの巨大な尻尾が感じているのか、のたうち回る
ビャッ

ロゼ「セレス…!!」
セレス「!!」
ランダムに振り回されるクイーンの尻尾がセレスめがけてとびかかる
424学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 00:20:54 O
セレス(逃げなきゃ、立たなくちゃ…!!)
ギュオオオ
セレス(立って!立ってあの尻尾から逃げるのよセレス!)
バシイイイ ニュルルル
セレス「アアアアアッー!!!」
リオーネ「セレス!!」
クイーンの巨大化した尻尾はセレスにぶつかってすぐ
獲物を捉えた大蛇のようにセレスを巻き上げた
セレス「うアアアアアッー!アッー!アアアアアッー!!!」

クイーン「あら、こっちにもいたのね」シュルル
クイーンは気がついたようにセレスを捉えた尻尾を戻すとセレスをつまんで自身の右の乳房の下に貼り付けた
ビジュルビジュルジュルジュルジュパアッ
クイーンの肉が触手のようにうねると、
セレスの四肢をまるで十字架のように磔にする
セレス「ああ…ああああああああ」ガグガク

クイーン「フフフ…さて次は」
見下ろすクイーン
リオーネ「!!」
ロゼ「リオーネ!」グオオ
今度はリオーネめがけてクイーンの右手が動く
リオーネ「うくッ、わああああ」ビターン
悶え苦しむリオーネは反応もできないままあっけなく捕まり
セレスの反対側の乳房の下に同じく肉の磔となった
クイーン「三人目♪」
クイーンの淫靡な目が残された二人
ロゼとミザリーに向けられた
425学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 00:25:02 O
ジャッビュオオッ
クイーンの尻尾が飛ぶ
ロゼ「ミザリー!お前だッ!」
ミザリー「くっ!!」ゴガアアアン
すんでのところで避けるミザリー
ミザリーのいた岩場は尻尾が刺さり地割れのように割れた

シュルルルル
戻っていく尻尾
クイーン「あら残念」
アイリーン「に…げて…!!アアアアアッー!」
クイーン「余計なこと言わないの」
クイーンはアイリーンを胸元に入れ挟み込む
アイリーン「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ」
アイリーンの姿はクイーンの谷間に埋もれすぐに見えなくなった
クイーン「フフフ」ビャッ
再度クイーンの尻尾がミザリーめがけてとぶ
ミザリー「はっ」ゴガアアアン
何とか回避するミザリー
サキュバスクイーンの放った尻尾は地面に突き刺さり

グボアッ

着地しようとするミザリーの足下から姿を表した
ミザリー「しま…」くぱあ
クイーンの巨大な尻尾はヒドラのように8つに割れ着地するミザリーを迎える
それぞれの内側には肉のひだが蠢いていた
ミザリー「チクショ――――――!!」ブジャアアアアン
ロゼ「ミザリー!!」
ミザリーと8本の触手の姿は土煙に紛れすぐに見えなくなった
426学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 04:59:14 O
ギアスみてたらふと浮かんだ
もし日本が本来の締めあわせどおり
ロシア アメリカ イギリス(EU) 中国
に分割されてたらどうなってんだたろうか
427学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 05:00:52 0
>>426
他はしらんが北海道はロシアで決まり
428学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 05:13:36 O
ホッカイ連邦…大雪山からピザのように8つに別れた軍事国家
ホンシュー合衆国のアオモリに侵攻する
戦闘機はベルクトとかフランカーの進化系
名前がポケモンの地方みたいだw
429学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 07:58:08 0
>>426
米ソに2分割されて朝鮮戦争ならぬ日本戦争ってネタで
ついこの間まで書こうと思ってた
430学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 16:38:48 O
あげ
431学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 18:55:08 O
サキュバスの主人公カイル
書き直してみた
http://imepita.jp/20080122/819260

量産型の軽め甲冑にしてみた
下に皮の衣服着て更に下に日常の服着てるんだけどなんというかまあ
あと首長い
432学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 19:59:09 O
前よりすごく良くなったと思う。
顔が少し女性っぽい感じもするな。それが狙いならそれでいいのだが
433学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 20:08:23 O
>>432
おおサンクス
練習してる甲斐がある
女ぽい顔は狙ってたりする
女体化とか実は女でしたみたいなキャラも出したい
434学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 22:55:38 0
園児たちをバスごと誘拐し、幼き彼らを人質に取った卑劣なヘルスター帝国の
ナイトメア怪人コウモリオンに手出しが出来ず、いいようにされるがままであった
まなみを助けた水無瀬裕奈。まなみと裕奈の間に深い絆が生まれた。

炎術剣士まなみ 第十一話「最強コンビネーション!ミサイル基地を破壊せよ」
新堂まなみがヘルスター帝国を追っているように、この世界の警察機構も同じく
ヘルスター帝国の悪事を暴こうと調査を行っている。
しかしそれもまなみが全てを解決してしまうため、警察の役割と言えば専ら
民間人の避難誘導や街の警備ぐらいなものであった。
そのため、次第に警察内での対ヘルスター帝国への士気は低いものとなり
とりあえず新堂まなみに任せておけばいい、という考えを持つ者さえ現れるようになった。
そのような警察の中にも一人、打倒ヘルスター帝国の志しを持つ者がいた。

喫茶店レイラで、久々にまなみはゆっくり食事を取っていた。激しい戦いが続く中
このところは、比較的穏やかに過ごすことが出来た。雪絵の入れたココアを飲み
サンドウィッチを食べている。
「おいしい!やっぱり雪絵さんの作る料理は最高ですね」
「そう?ま、あたしも好きでこういうことやってるし、そう言ってもらえると嬉しいね」
談笑しながら時は流れていく。その穏やかな空気の中に入り込む者が現れた。
入り口の鈴が鳴ると、一人の女性が現れた。服装は比較的ラフな格好で、髪は
まなみ程ではないが、それなりに長い。きりっとした表情をしている。
「いらっしゃいませ、どうぞ好きな席に…」
「いえ、今日は結構です。私、七瀬明日香と申します」
と、ポケットから何かを取り出す。それは警察手帳だ。
「警察が何の用ですか?うちには警察沙汰になるような人はいないですよ?」
「分かっています。用があるのはあなたよ、新堂まなみさん」
明日香はまなみに近寄っていき、口を開く。
435学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 22:56:36 0
「まなみさん、あなたの話は警察内でも大評判よ」
「え?と、突然そんな…いや嬉しいですけど」
「おかげで、今の警察は腑抜け状態。ヘルスター帝国への対抗策なんか出やしない」
嫌味をいわれたようでまなみはムッとした。
「何が言いたいんですか?」
「単刀直入に言うわ!まなみさん、あなたヘルスターと戦うのを止めなさい」
「ちょっと何言い出すんですか!?連中と戦うのは私の使命です!」
「あなたの影響力は大したものよ。少なくともお偉いさんは、この世の平和は
新堂まなみに任せておけばいいと思っているわ。そしてその考えが下の者にも移って
警察全体の士気が下がっている。今はまだ、ヘルスターに対してだけでも、そのうち、
他の警察が対応しなければならないことにも影響が出るかもしれないのよ」
「そんなの根拠も何も無いじゃないですか。ヘルスターのナイトメア怪人は強力です。
普通の武器はとても通じない」
明日香は拳銃を取り出す。一見、警官なら誰でも持っていそうなものだ。
「これまで現れた怪人を研究、分析をして生み出された特殊弾丸を詰めた拳銃よ。
これなら奴らの良いようにはさせないわ」
「それでも危険です。私は戦うのを止めるわけにはいかない」
「…いいわ、今日は諦める。でも警察でも十分にヘルスター帝国と戦えるということを
近いうちに教えてあげるわ」
どうしても引かないまなみに、何を言っても無駄と判断して店から出て行く明日香。
「まなみ、どうするの?」
「私は平和な世が来るまで戦い続けます。あの人に何を言われて考えは変わりませんよ」

―――ヘルスター本拠地ヘルキャッスル。デリック参謀の新たな作戦が説明されていた。
「幽河山に建造中のミサイル基地。全国を破壊しつくすことが出来ます。
テストとして深夜0時に山梨県の森伏村を攻撃しましょう」
「デリック、まなみに嗅ぎ付かれた場合はどうする?」
「それは心配無用だ。基地の内部には多数の罠が設置している。しかも何重にも
なっている…例え一つ二つ罠を突破しても、まだまだ無数にある」
バルガン将軍の問いに答えるデリック参謀。
436学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 22:57:18 0
「デリックよ…ミサイルネズミを連れて行け。日本を、そして世界を我が物にせよ!」
皇帝ラデスに言われ光とともに現れたミサイルネズミ。
「ドュガァ〜!全てを破壊しつくしてご覧にいれます」

人々はヘルスターの暗躍を知らずにいた。そして朝を迎える…。
いつも通りまなみは喫茶店レイラに向かうと、雪絵はテレビのニュースを見ていた。
「おはようまなみ。今、ニュースでやってたんだけど、山梨の森伏村が壊滅したそうよ」
「なんですって!?原因は?」
「大量の爆薬で壊滅。日本に侵入したテロリストか何かの仕業だって噂よ」
「テロリスト?テロリストがなんでそんなところを狙う必要があるの…私、ちょっと
森伏村に行ってみます」
あまりにも不自然な森伏村の壊滅の報せを受けて、まなみは隼を飛ばす。
現場に到着すると生存者から事情を聞こうとする。
「教えてください、村の壊滅理由は本当にテロリストの仕業なんですか?」
「だと私たちは思います。何故、こんなとこを目的にしたかは分かりませんが」
話を聞いて回るが皆、似たような意見ばかりであった。
「ヘルスター帝国の仕業じゃないのか…?」
まなみもこれは本当にテロだと思い始めていた。しかしそのときだった。
「違うよ!大人は信じてくれないけど、幽河山からミサイルが飛んできたんだ!」
「ええ!君、それは本当?」
「うん。俺、夜眠れなくて外に出てたんだ。そしたら幽河山の方からミサイルが
飛んできたんだ。だから慌てて父ちゃんと母ちゃんを起こして逃げ出したんだ」
「分かったわ。私が幽河山に行ってみる」
「頑張ってお姉ちゃん!」
少年に手を振って別れる。幽河山に到着すると、警戒しながら奥へと進んでいく。
そして人工的な建造物を発見、案の定戦闘員コザーの見張りがいる。
忍び寄り、背後からコザーを倒す。基地内部へと潜入する。
「やはりヘルスター帝国…ん?あれは!」
潜入するや人影を発見する。それは見覚えのある者だった。
437学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 22:57:59 0
「明日香さん!」
「やはりあなたも来たわね。でも、ここを潰すのは私よ」
「そんなことを言ってる場合じゃないでしょう。ここは協力して戦った方が」
「結構よ。私は一人でやる」
そう言って先へ進んでいく。すると突然、天井から鉄球が落下してきた!
さらに壁から矢が発射される。しかし明日香はそれらを全て回避する。
「この程度でっ…うっ!?」
明日香の周囲から火花が発生する。爆発する前兆だ!
「危ない!たぁ!」
危険を察知したまなみが明日香に飛び掛り救出する。直後に明日香のいた場所は爆発した。
「大丈夫ですか!」
「まなみさん…今のはお礼を言うわ。ありがとう。それでは」
なんだか顔を赤らめながら明日香は先へと進む。まなみもそれを追っていく。
まなみが角に突き当たると、煙幕と光線が発射された!それを避けて、続けて発射された
手裏剣も回避。だが次の瞬間!足元からロープが伸び、まなみの足を縛り吊るし上げる。
「きゃあ!?くっこんなもので!」
脱出しようと悪戦苦闘するも、なかなかロープは外れない。その時、バキュンと銃声が
響いたかと思うとロープが切断され、まなみは受身を取り着地する。
「明日香さん!ありがとう」
「さっきの借りを返しただけよ。それよりもあそこの部屋が怪しいわ」
明日香が指差した方向の部屋は見張りが多い。ここが司令室か。
奇襲を掛けることにした二人は一気に見張りの戦闘員コザーを倒し、部屋に突入する。
そこにはデリック参謀とナイトメア怪人ミサイルネズミの姿が。
「やはり来たな新堂まなみ。今日は雑魚も引き連れてのご登場か」
「雑魚とは失礼ね。お前たちヘルスターの相手を私は出来るわ」
デリックの発言に静かに深く怒りながら、拳銃を突きつける。
「面白い!ミサイルネズミ、この女から消せ!」
「ドュガァー!分かりました!」
ミサイルネズミが前へ出てくる。明日香はすぐに発砲!しかし、命中するも
怯みすらしない。
438学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 22:58:49 0
「人間の作った武器如きに我々がやられるものか!死ねぇ!」
「くっ!」
ミサイルネズミの口から機関砲が発射された!
「明日香さん!炎心変幻!!」
炎のオーラが明日香の目の前に降り立ち、砲撃をすべて弾く。
「罪無き人々が住む村を破壊し、さらに私の仲間まで手に掛けようとする
ヘルスター帝国!炎術剣士新堂まなみが成敗します!」
紅き和服姿、炎術剣士に変身したまなみが明日香を救った。暁一文字を抜き、
周りのコザーを斬り捨て、ミサイルネズミとデリックに斬りかかる。
「おのれ新堂まなみ!ミサイルネズミ、やれぇ!!」
小型ミサイルを飛ばして攻撃してくるもまなみはそれを回避。行き場を失ったミサイルは
基地内を破壊していく。自分で自分の首を絞める羽目になったヘルスター帝国。
戦いは激化し、まなみとミサイルネズミは外に飛び出し、山中で戦いを続ける。
デリックは既に撤退し、明日香はまなみの後を追う。

「火炎光波!!」
ミサイルネズミを吹き飛ばし、まなみは体勢を整える。しかし次の瞬間。
「まなみ!これを見よ!」
なんとミサイルネズミの背部からミサイルが出てきた。
「俺は貴様に倒されても、代わりにこのミサイルでどこかの街を吹き飛ばしてやる!」
「くっ…!やめなさい!」
「どうする?俺を倒すのか?それとも降伏するか?」
まなみにはどちらを選ぶことも出来ない。怪しく笑いながらまなみを
追い込むミサイルネズミ。その時、明日香が崖の上から現れた。二人は明日香には
気が付いていないようだ。
「まなみさん!あのミサイルを…食らえ!」
明日香はミサイルを狙って発砲。命中しミサイルネズミは大爆発する!
「ぎゃああぁぁ!!」
「っ!…明日香さん!」
439学生さんは名前がない:2008/01/23(水) 22:59:29 0
「まなみさん、今よ!」
のたうち回るミサイルネズミに向かって走るまなみ。そして暁を水平に構え高速回転する。
「火炎!!竜巻落とし!!」
目にも留まらぬ速さで連続で斬りまくり、火炎を纏った竜巻でミサイルネズミは
分解されていく。
「ドュガァァァァ!!」
そして再び大爆発。ここにヘルスター帝国の野望は潰えた。
基地跡で向かい合う二人。表情はどちらも穏やかだ。
「ありがとう明日香さん。今回、あなたがいなかったら私は…」
「いいのよ。あなたに助けられて、私分かったのよ。ヘルスターのような邪悪な連中を
倒すには協力しないとどうしようもないということが。それにまなみさん、あなたは
私のことを仲間って言ってくれた」
「だって、私を罠から救ってくれた後すぐに、一緒に突入しようとしたから
口には出さないだけで、共闘してくれるって分かったから。あと私のことは
まなみって呼び捨てでもいいですよ」
「じゃ、じゃあ、まなみ。これからもよろしく」
日も暮れていき、二人は東京へと戻る。まなみにも心強い味方がまた一人。
しかし、ヘルスター帝国はまた新しい手で攻めてくるに違いない!負けるな新堂まなみ!

「は〜い!解説お姉さんです。今回は七瀬明日香さんについて!明日香さんは
若き女刑事として頑張っているの。射撃の腕前は百発百中ですごいのよ。
厳しい感じだけど、本当はとても心優しい良い人。ナイトメア怪人の相手は
大変でも戦闘員ぐらいなら楽勝で倒します。それじゃまた次回ね!」
次回予告「ヘルスター帝国はコピーシェルを使い、まなみの能力を利用しようとした。
これまでのどんな凶悪作戦よりも恐ろしいことがまなみに降り掛かろうとしている!
誘き寄せられたまなみが目にしたものとはいったい!?
次回『まなみ危うし!悪夢の対戦』お楽しみに!」

ちょっとだけ規制されちゃってました。遅筆なのも変わらないし、すみません。
新キャラ二人目っすね、前回と合わせて。で、やっと1クール終わりが近づいて
来たので、ここらで新展開を迎える…かと。
440学生さんは名前がない:2008/01/24(木) 02:23:59 O
まなみ乙です
441学生さんは名前がない:2008/01/24(木) 12:33:02 O
新展開ってことは前言ってた追加戦士かな
442学生さんは名前がない:2008/01/24(木) 18:06:35 O
待ちあげ
443学生さんは名前がない:2008/01/24(木) 21:44:41 O
煙が晴れる…
ロゼ「ミザリーッ!ミザリーッ!ミザ…」
ゴゴゴゴゴゴ
ミザリー「う…おおおおお!!!」
ミザリーはパックリ開いた尻尾に挟まれていた
8つ又の尻尾は4本編成の2本に収束し
大蛇の口のようにミザリーを飲み込もうとする
ミザリーは体をつっかえぼうのように張り
飲み込まれまいと必死にこらえる
ミザリー「…うおおおお」
ロゼ「ミザリー!今助ける!耐えるんだ!」
が、
クイーン「だあめ♪」ビュオアッ
クイーンの翼がはためき
桃色の媚薬地味たフェロモンの波動がロゼを襲う
ロゼ「くっううう…!!」
それでもロゼは立ち上がる
一歩一歩ゆっくりと
今まさに喰われようとしているミザリーの元に近づく
だが足は震え股からは大量の○液が滝のように伝う
イキながらもロゼは歩く…ミザリーの元へ
グゴゴゴゴゴ
ミザリー「ううううううう!!!!」
大蛇の口のような尻尾はミザリーを押し込めていく
背骨は軋み四肢の力はみるみるうちに奪われていく

ロゼ「もう少し!もう少し!」
仲間を助ける為に必死に歩を進めるロゼ
だがあと一歩というところで
クイーン「だめ〜」シュルルル
444学生さんは名前がない:2008/01/24(木) 21:47:10 O
ミザリーを垂直に挟んだ尻尾は無情にもロゼの元から離れた
ヘナヘナとその場に崩れるロゼ
見上げる先にはミザリーと対面するクイーンの巨大な顔
ゴゴゴゴゴ
ミザリー「………ううう」
クイーン「あらあら意外とがんばるのね
じゃこれならどうかしら」
そして、クイーンは眼前のミザリーに直接
ハアアアア
気だるげで淫靡な自身の吐息を吹きつけた

ミザリー「ぐっ、…あああ、あああアッー!!!!わひゃあああ(バクゥン

クイーンの、どんなに高潔な人間でも一瞬で堕落させる魔界の淫力
それを高濃度で含む息吹がミザリーを直撃、
張り詰めた糸を糸ごと消滅させられミザリーは抗う瞬間すら与えられず
一瞬でクイーンの尻尾に屈し、飲み込まれた

ズルズルと尻尾に浮き出た膨らみが大蛇に飲み込まれた獲物のように蠢く
クイーン「感じるぅ〜感じるわ〜
動いてく…デュクデュクってハアン」
ミザリーの存在はサキュバスクイーンの体内に向かって吸い込まれ
股間の影に隠れて見えなくなった

ロゼ「…ミザリー?
ミザリ――――――――!!!!」
445学生さんは名前がない:2008/01/24(木) 21:50:40 O
クイーン「フフフ…大丈夫、貴女の大好きなミザリーはわらわの胎内で生きてるわ
本能のまま胎内で暴れてああッ、気持ちイイ…
でも無駄なあがき。
そうしたところで興奮したわらわの胎内はホルモンで溢れてミザリーをイカせるだけなのに…」
満足そうに下腹部をまるで妊婦が胎内の子供に語りかけるように撫でるクイーン
クイーン「大丈夫よ。あなたはわらわの中でいっぱいのエキスを吸って…」

クイーン「サキュバスになるわ!!!!
フフフ…アハハ、アハハハハハハハ」
そして高らかに笑った
ロゼはそれを聞いていることしかできなかった
〇〇〇は常にひくつき快感で途切れそうな自我
すんでのところで保っている、そんな状況だった

クイーンはようやく笑い終わり今や一人残されたロゼを見下ろす
クイーン「さあ…貴女も…」
ロゼ「やめろ…」
クイーン「楽しみなさい………」シュロゥリ
クイーンは淫靡な笑みを浮かべわざとらしく舌なめずりしてみせた
ロゼ「…やめろ!!」
446学生さんは名前がない:2008/01/24(木) 21:53:26 O
ロゼは震える手で剣を持とうとする
カラアン
が、彼女の手足はクイーンのフェロモンで使いものにならず
手にした剣は持ち上げようとした途端
音を立てて腕から落ちた
クイーン「……w」ゴゴゴゴゴゴ
クイーンの右手が迫る
遠くではクイーンの分泌する淫液で甲冑のほとんどを溶かされ
ほぼ全裸で肉の十字架に磔にされたセレスが
口と目を開きしゃにむにもがいているのが見えた
それがクイーンの強制的な発情による喘ぎか、
防衛本能からなる逃れようとするもがき
どちらかはわからない

ロゼ「やめろ…」
四つん這いで必死に逃げようとするロゼ
だが言うことを聞かない足は音を立てて崩れ灰色の大地に腹這いになる
ロゼは土まみれの顔になりながらも
それでもなお芋虫のように身をよじりながら、
迫る巨大な右手から逃げようとする
447学生さんは名前がない:2008/01/24(木) 21:56:20 O
ゴゴゴゴゴゴ
ロゼ「…やめろ、やめてくれッ!」
視界が暗くなりハッとした顔で振り返るロゼ
目と鼻の先に巨大なクイーンの右手があった
ロゼ「…や、…やあ、………やめて――――――――ッ!!」
ガシイッ
百合十字騎士の命運はそこで完全に潰えた
足を掴まれロゼは必死に逃れようと土をかくが
抵抗も虚しくクイーンの手は彼女を逆さまにつるし上げ主の元へ向かう

対面する二人の女
巨大なサキュバスの女帝
今や何も力を持たない女騎士
クイーン「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
…さあ肉と淫欲の宴を始めましょう!!」

こうして5人の百合十字を背負った女騎士達は、
為す術もなく強大な淫魔の女帝の魔手に落ちた。
448学生さんは名前がない:2008/01/24(木) 23:07:17 0
ちょw解説お姉さんに怪人の説明言わすの忘れたw
ってことで

「は〜い、出張?解説お姉さんです!作者が忘れてたから
今、今回のナイトメア怪人ミサイルネズミの説明します。
デリック参謀とともにミサイル基地から日本壊滅を狙っていたのよ。
だけど、まなみちゃんと明日香さんの共闘に倒されたわ。
ちなみにミサイルマウスでないのは、某世界的有名鼠と
微妙に似ていたからですって。ヘルスター帝国も変なとこ気を使うわね。
じゃあ、また見てね」
449学生さんは名前がない:2008/01/25(金) 09:03:10 O
あげ
450学生さんは名前がない:2008/01/25(金) 12:06:49 0
サキュバスとまなみに期待
451学生さんは名前がない:2008/01/25(金) 17:53:09 0
ちょっと話考案中だけど、良いのが出来ないなぁ
452学生さんは名前がない:2008/01/25(金) 22:34:40 O
ほす
453学生さんは名前がない:2008/01/26(土) 03:24:17 O
あげ
454学生さんは名前がない:2008/01/26(土) 05:51:08 O
サキュバス続き考える暇はあるのに
この前妄想したギアスぽい日本4分割された世界の脳内ストーリーばかり妄想してる

巨大化した携帯電話型戦闘機とか思い浮かんだ
充電形態とか
アンテナが白兵戦武器とか
操縦席の燃料モニターが携帯の3つのやつみたいなふいんきとか
コクピットが中折れ式とか
こんな朝方まで何考えてんだ俺は
455学生さんは名前がない:2008/01/26(土) 09:55:58 O
ほす
456学生さんは名前がない:2008/01/26(土) 12:57:45 O
期待あげ
457学生さんは名前がない:2008/01/26(土) 18:47:07 O
サキュバス気になる
458学生さんは名前がない:2008/01/26(土) 21:52:21 O
射手のユーウェイン書いてみた
何日か人間の絵の練習サボったせいでまたバランスおかしくなったorz
http://imepita.jp/20080126/784730
袖から肩までのは羽織物のつもり(脳内補完)
できるだけ女ぽいショタキャラにしようとしたんだけど…
459学生さんは名前がない:2008/01/26(土) 22:49:49 O
悪くないんじゃない?ちょっと足が棒っぽいかも。
足先までまっすぐっぽい。
あと、あんま関係ないけどageないか。落ちるし
460学生さんは名前がない:2008/01/26(土) 23:46:16 O
>>459
確かに棒ぽいw
最近はロボットの絵模写ばかりしてサキュバス続き停滞してるorz
461学生さんは名前がない:2008/01/27(日) 06:25:42 O
ほす
462学生さんは名前がない:2008/01/27(日) 09:52:47 O
頑張れ作者達
463学生さんは名前がない:2008/01/27(日) 12:39:12 O
あぐ
464学生さんは名前がない:2008/01/27(日) 17:59:04 0
続きが気になります
465学生さんは名前がない:2008/01/27(日) 22:15:12 0
これからスマブラが発売するので、発売後は
それの脳内ストーリー作りそう。亜空ではなく
466学生さんは名前がない:2008/01/28(月) 01:11:28 0
あげ
467学生さんは名前がない:2008/01/28(月) 09:42:52 0
投下したいけど他のが凄すぎて無理だわ
468学生さんは名前がない:2008/01/28(月) 09:46:15 O
勇気を出して書いてごらんよ
469学生さんは名前がない:2008/01/28(月) 14:15:55 0
ほす
470学生さんは名前がない:2008/01/28(月) 18:06:02 0
恵まれない環境で育ってきたが、別に不幸だなんて思っちゃいない。
ガキのころからこれが普通だと思っていたし、家族関係良好、
そのことでなんか言ってくる奴もいない。
しかし、ある日出会った女性にこんなことを言われた
「あなた自身の幸せってなに?」
そんなん考えたこともない。とりあえず食えることと答えたけど。
宗教の勧誘じゃあるまいし、何を聞くんだと思った。
だが後日、彼女に再開し、ホテルに連れられ、犯された。
そうだ、俺は真性のドMだ
471学生さんは名前がない:2008/01/28(月) 22:01:11 0
前半関係ないのかw
472学生さんは名前がない:2008/01/29(火) 02:36:40 O
あげ
473学生さんは名前がない:2008/01/29(火) 12:52:33 O
まなみサキュバス期待あげ
474学生さんは名前がない:2008/01/29(火) 16:41:21 O
カイル達が長い岩の回廊を抜けた
ホルガー「よし、このまま大湿地帯へ!!」
すでに日は落ちかけ彼方には青みがかった木立ちと草が生え並ぶ沼地が見え
カイル達はそこに足を踏み入れた。

テンペスト「ここだ。ここなら敵の目も…!!」バシイン
テンペストを巨大な触手が狙う
間一髪で逃れるテンペスト
カイル「テンペストさん!」
テンペスト「大丈夫だ!…だがこいつは」

「フフフ…」
透き通った女性の笑い声がして
ズモモモと沼地の一角から触手が蛇のようにうねり盛り上がった

そこから現れたのはホルガー「…お前は!!」
「久しぶりでやがりますねホルガー」
巨大な花に乗る女性だった
だがそれは人間の女性ではなく
翼の生えた紛れもないサキュバスだった
しかもその顔はホルガー達ハルシアの騎士にはとても馴染み深いものだった

ホルガー「ジュリアか…」
カイル「あの人は、百合十字騎士団の…」
マリア「ええ、戦華の黒百合、ジュリア
まさかサキュバスに…!!」


今やサキュバスとなったハルシアの女将軍はマリアの方を向き無表情で
ジュリア「御名答でありやがります糞アマ。
でも私は…」ポウ
その手が紫色に光る
475学生さんは名前がない:2008/01/29(火) 16:45:04 O
マリア「皆、後ろへ!!」ビュアアアアピキピキ
マリアの正面に光の壁が現れ
ジュリア「しにさらせでありやがります!!」バシュバシュウン
光の壁がジュリアが放った光弾を受け止めた(シュウウウ
マリア「まさか、サキュバスがこんな魔法を」
マリアは額の汗を拭う
ジュリア「そう、私は魔法を使えるサキュバス、マキュバスであるのです」ゴゴゴ
ジュリアの足場が沼を突き破りその全貌を現す
ホルガー「これは」
ジュリア「そう!これこそ私が召喚したラベンダードラゴンなのです!」
アッシュ「…ラベンダードラゴン?」
ジュリア「そこの男、御名答でありやがります
この子は私が魔界から召喚したこの世界にはいない魔物であるのです
貴方達では…無理でありやがります!」ビャッ
そう言って無数の触手がアッシュを襲う
アッシュ「ふざけ…んな!!」
跳躍したアッシュを触手は追尾し上へ
アッシュ「今だ!!」
マリア「はあああっ」バシュバシュウン
束になって垂直に立った触手の壁をマリアの光弾が直撃した
ガアアアアアア
触手の持ち主、魔界の花竜が悶えしゃにむに暴れる
テンペスト「やった…か?」
ゼヴィ「…いいえ、まだよ!!」
煙が晴れそこには
マリア「やっぱ一筋縄じゃ行かないわね…」
ガアアアアアア
ドラゴンの頭、首もとの花が音を立てて満開に開いた
ジュリア「やるであります!ラベンダードラゴン!」
ガアアアアアアという吠恍が沼を波立たせる
476学生さんは名前がない:2008/01/29(火) 16:46:46 O
と、そこにテンペストが出、ゼヴィも続いた
テンペスト「お前も来るのか?」
ゼヴィ「ええ」
ゼヴィはこくんと僅かに頷く
テンペスト「さあホルガー、あんた達は早く王都へ」
ホルガー「テンペスト!ゼヴィ!」
ゼヴィ「隊長、ここは私達が抑えます。」
マリア「そんな…!!自殺行為よ!!あんな怪物」
テンペスト「魔法が使えるからって俺達を甘く見るなっ!」
テンペストが槍を回し跳躍した
ゼヴィ「私はジュリアを!」
ゼヴィが続く
カイル「テンペストさん!ゼヴィさん!」
カイルは思わず剣を抜くがその手をマリアが止めた
マリア「あんたじゃ無理よ。さあ早く」
カイル(俺に力があればテンペストさん達と一緒に戦えるのに…)
唇を噛み締めカイルは剣を収めた

テンペスト「はあっ!」
迫る触手をなぎ払いドラゴンの巨体に迫るテンペスト
ゼヴィ「ジュリア―ッ!!」
ジュリア「人間の女が生意気でありやがります!!!!」シャキン
剣を抜くジュリア。
サキュバスになる以前の騎士の太刀回りは体が覚えている
バサア
サキュバスの翼が開かれ、剣を片手にゼヴィ向かって突撃する
ゼヴィ「くっ…」ガキイン
何度も打たれる剣の交錯音
ジュリア「wwwww」
ゼヴィ「流石は百合十字騎士団長…だが…!!」キイン
器用に剣をダガーで絡めとりジュリアの首もとをねらうゼヴィ
477学生さんは名前がない:2008/01/29(火) 16:47:20 O
ジュリア「チッ…!」バサア
ジュリアは自らの剣を捨て後ろに跳躍した
ゼヴィ「さあ、皆!今の内に!!」
ゼヴィは剣を両手に構えたままホルガー達を促す
ホルガー「テンペスト、ゼヴィ…必ず来いよ!」
テンペスト「もちろん!!」
ゼヴィ「すぐに!!」
ホルガー「いくぞ!!」
こうしてホルガー達はテンペスト、ゼヴィを残しその場を後にした
478学生さんは名前がない:2008/01/29(火) 21:33:41 O
サキュバス乙
479学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 00:34:40 O
まなみは〜?
480学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 03:50:12 O
何か街を破壊しまくりな話を書いてみたい
481学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 13:31:36 0
ミサイル基地を建造し、日本中にミサイルを放ち日本壊滅を目論んでいたヘルスター帝国。
しかし、まなみと女刑事七瀬明日香によってミサイル基地は破壊され、
ナイトメア怪人ミサイルネズミも撃破された。

炎術剣士まなみ 第十二話「まなみ危うし!悪夢の対決」
雲に隠された満月が浮かぶ静かな深夜。二つの走る音が街に響いている。影が入り混じり
ガキンと何かがぶつかりあう音が鳴る。雲が動き満月の姿を見せる。月明かりが二つの
影の正体を告げる。一つは紅い和服姿の凛々しい少女。そう新堂まなみ。
そしてもう一つがヘルスター帝国の新たなナイトメア怪人、コピーシェルだ。
「ナイトメア怪人コピーシェル!無差別に人々を襲うあなたを成敗します!」
「ダグァァ!まなみ、貴様はもうすぐ地獄に落ちる。俺は貴様を誘き寄せるのが
目的だったのだ!」
「私を誘き寄せためにですって!そのために何人もの人を傷つけるなんて…!
許さない!たあぁ!!…火炎閃光キィィィィック!!」
怒りの必殺キックがコピーシェルに炸裂し、火花が飛び散る。
「ぐああぁぁぁ!!…ステータスコピー!!」
「くっ!な、何!?」
苦しむコピーシェルの目から突然光が発生し、まなみを包む。しかし、特に何の影響も
無いようだ。いったい何をしたというのか。
「ダグァァ…まなみ、俺はお前に倒される。しかし、お前は近いうちに死ぬことに
なるのだ…!」
「黙れ!私はヘルスターの野望を食い止めるまでは死ぬわけにはいかないわ!
火炎大破斬!!」
とどめの一撃がコピーシェルを吹き飛ばし、大爆発を起こしながら消滅した。
「ヘルスター帝国…私を地獄に落とす…そうはなってたまるか!」
変身を解き、隼に乗りその場を去っていく。
482学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 13:32:36 0
―――異次元空間のヘルキャッスル。研究室だろうか、カイマーズ博士が何やら
モニターを眺めている。そこにバルガン将軍が現れる。
「カイマーズ博士、どうだコピーシェルが死ぬ寸前に送ってきた新堂まなみのデータは?」
「うむ…新堂まなみの能力は確かに素晴らしい。高い身体能力に加え、
高度で強力な技を揃えている。我々にとって改めて最大の脅威であることが分かったな」
「ええい!関心している場合か!しかし、確かにこれ程の能力では我がヘルスターが誇る
ナイトメア怪人達では真っ向からでは歯が立たない。対抗策はあるのか?」
「…方法はある。このデータをあるものに移し変えることだ。そうすれば新堂まなみと
同じ能力の者が生まれる。しかも属性を変えることが出来る。奴の炎術を無効化させる
ために水の属性に変えると良いだろう」
「なるほど、それをナイトメア怪人達に移せば、まなみと互角、しかも奴が対抗しにくいうえに複数で襲い掛かれば…」
しかしカイマーズはここで注意点を話し出す。
「しかし、データ移し変えは一度きりしか出来ない。しかもまなみと同じ、
人間でなくてはならない」
「なんだと!?では一体しか生み出せんうえに、地球人を使えということか…まなみに
対抗できるような人間が、果たしているのか?」
「バルガン将軍。以前、コウモリオンを使った作戦をまなみと共に妨害してきた小娘が
いたな。あの小娘がいい」
「水無瀬裕奈とか言っていたな…では奴を連れてくることにしよう」
そしてバルガン将軍は裕奈拉致のために出向くことになった。

夕方に近い夜。水無瀬裕奈はバイクに乗り帰路に着いていた。
しばらく疾走していると、黒尽くめの集団が目の前に突然現れた。
裕奈は急ブレーキをかけ、停止する。
「なんなのよ!」
集団は答えることなく裕奈に襲い掛かる。それを次々と返り討ちにしていく裕奈。
「何者かは知らないけど、あたしの相手じゃないんだから!」
そう言ってさらに襲い来る敵を投げ飛ばしていく。小柄な外見に似合わないパワーだ。
しかし、死角から迫った光球が裕奈を吹き飛ばす。
「くっ、ああぁぁ!!」
突然のことで受身も取れず、その場に倒れ伏す裕奈。直後、彼女の目の前に
バルガン将軍が現れた。
483学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 13:33:39 0
このスレ悪くないやん
484学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 13:33:56 0
「くっくっく…いつぞやは貴様に邪魔されたが、今回はそうはいかん」
「あうっ…!殺すなら、さっさと…」
「何を馬鹿な。貴様は我がヘルスター帝国に連れて帰る。ぬん!」
バルガンの掛け声とともに、周りが黒いオーラに包まれていく。次の瞬間に
オーラに包まれた者は消えた。無論、裕奈も。

裕奈が目を覚ますと、紫色の光が充満した怪しげな部屋であった。裕奈はベッドか
何かに寝かされており、身動きが取れない。そこへカイマーズ博士が現れた。
「お目覚めかね?水無瀬裕奈」
「こんなとこに連れてきて…あたしをどうするつもりよ!」
怒号を挙げる裕奈。カイマーズ博士はそんなことは気にせず、話を続ける。
「水無瀬裕奈。お前を我がヘルスター帝国の戦士にスカウトしたい」
「はっ?急に何言ってんの!?あなた達のような悪党に手を貸すような
裕奈じゃないんだから!まなみちゃんが必死に戦ってるってのに!」
「残念だが、お前の答えがはいでも、いいえでも関係ないのだがね。君はそのまなみを
倒すための戦士となる。そしてヘルスター帝国に忠誠を誓うこととなる」
「あたしがまなみちゃんを裏切るわけないじゃない!」
「まあ、どうでもいいことだ。それでは君を戦士に仕立てよう」
天井から何やら機械が下りてくる。そして間を置かずに裕奈に電撃を走らせる。
「うわぁぁぁぁぁ!!や、やめ…くああぁぁ!!」
「我々が手にした新堂まなみの能力をお前に移し変えているのだ。まなみとは
逆にお前は水の力を使う戦士になる」
裕奈の悲鳴を気にすることなく淡々と述べていく。その作業は数時間に及び
終始、裕奈の悲鳴は止むことが無かった。
「はぁはぁ…!」
常人ならば最悪の場合、発狂してもおかしくなかったが、裕奈は意思を保っていた。
素体選びは間違いなかったようだ。
485学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 13:34:51 0
「これでお前は新堂まなみと互角になった。あとは帝国への忠誠だけ…」
機械から波状のオーラが裕奈を包み込む。まなみと互角の能力を持っても
先ほどの作業での疲労が溜まっており、抵抗することが出来ない。カイマーズは
このことも見越していたということか。
「くぅああ…!」
裕奈の心を闇が黒く、邪悪に染めていく。心は必死で抵抗するが、闇のオーラはどんどん流れ込んでいく。次第に裕奈の目から光が消え、虚ろになっていく。そしてゆっくりと
目を瞑る。カイマーズは怪しく笑っていた。

数日後。まなみは裕奈が行方不明と聞き調査をしていたが、これといって手掛かりは
掴めなかった。明日香も同じだ。二人はレイラで作戦会議をしている。
「裕奈はどこに行ったのか…やっぱりヘルスター帝国が絡んでいるのかも…」
「その可能性が高いと私も思うわ。だけど、ヘルスターの動きがどこにも
見えないから警察でも調べようが無くってね…」
悶々としている二人。その時、レイラの入り口を開け、郵便局勤めと
思われる青年が入ってくる。
「こんにちは、新堂まなみさん宛てにお手紙です」
「えっ誰からだろ?…!これはヘルスター帝国!!」
すぐさま振り返るが、青年は消えていた。とにかく手紙を読んでみることにした。
『新堂まなみ、ご機嫌いかがかな?貴様の親友である水無瀬裕奈は我がヘルスター帝国に
いる。返してほしくば、新宿地下にある我らのアジトへ来い。そこで
貴様にはある者と戦ってもらう。貴様が勝利すれば裕奈は返してやろう。
必ず一人で来るように。楽しみにしているぞ。 バルガン将軍』
手紙と一緒にアジトへの地図も入っていた。
「まなみ、これは罠よ。どんなことが待ち受けているか…!」
「明日香さん、裕奈を取り返すためには、罠だと分かっていても行かなくちゃ
行けないんです。明日香さんはここで待っていてください。それじゃ行ってきます!」
言うや店を飛び出し、隼で新宿へと向かう。
明日香はそれを見ていることしか出来なかった。
486学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 13:35:44 0
新宿へ到着すると、まなみは指定された場所へと向かう。いつ何が起きてもいいように
既に変身済みである。石川第三ビルの裏側に回ると戦闘員であるコザーが
二人ほど待機していた。
「来たな新堂まなみ。アジトはこっちだ、着いて来い」
ここは指示に従い、コザーの後ろを着いて行く。ビル内のエレベーター脇の壁が
開き、そこから地下へと続く階段があった。それを降りていくと、
文字通り悪の研究所と言えるような場所へと出る。ボコボコと泡立つカプセルや
試作のナイトメア怪人と思われる者が眠っている。そこを通過すると、ただっ広い、
コロシアムのような場所へと出る。そこはバルガン将軍と裕奈の姿が。
「よく来たな新堂まなみ!」
「バルガン将軍!裕奈を返して!」
「そのためには、お前はこちらが指定する対戦相手に勝たないと駄目だ」
「じゃあ早くそいつを出しなさい!」
「もう対戦相手ならいるぞ…お前の目の前にな!」
まなみの思考に最悪のパターンが生まれた。もしや…と思いつつも聞かずにはいられない。
「まさか…!」
「そうだ、水無瀬裕奈がお前の相手だ!さあ、親友同士の悲しき戦いを
存分に楽しむとするか。裕奈、お前の力を見せ付けてやれ!」
そう言うとバルガンは場外へと飛び出す。
「分かりましたバルガン様…水心変幻!!」
裕奈の左腕に装着された腕輪から水のオーラが発生し、裕奈はそれに包み込まれていく。纏った水のエネルギーが戦闘衣へと変化していく。その形はまなみのそれと
極似していると言っても過言ではない。だが、炎のように紅色をしているまなみの
戦闘衣と違って、裕奈のそれは海のような青色である。
「新堂まなみ!以前、貴様が倒したコピーシェルが貴様に浴びせた光。お前には何も
無かった。しかしあの光はお前の能力を手に入れるためのものだ。手にした能力を
お前を倒すために使うことにしたのだ。そのために水無瀬裕奈が必要だったのだ」
487学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 13:36:58 0
「まなみちゃん、私ね、すごく嬉しいんだ。だって大好きなまなみちゃんと同じ力を
手に入れてそれでまなみちゃんを殺すことが出来るんだから…村雨長光!!」
腰に帯刀していた神刀・村雨長光を抜き、まなみに飛び掛る。
とっさに暁一文字を抜き、防御するまなみ。
「くっ…裕奈!目を覚まして!」
「まなみちゃん、本気で来ないと死んじゃうよ?」
鍔迫り合いが続く中、まなみは裕奈を正気に戻そうと必死に語りかけるが、裕奈は
聞く耳を持たず、まなみを倒そうとする。鍔迫り合いが終わると同時にまなみは
炎流波を裕奈に飛ばす。少し手荒な真似をしないとどうしようもないと感じたようだ。
「うあっ!」
炎流波が裕奈を包み、姿を見せなくする。が、その直後に炎は一瞬で止んでしまった。
「な、何!?」
「まなみちゃん、あたし達が子どもの頃、流行ってたゲームがあったじゃない。
あれの属性関係でさ、水は火に強いっていう現実でも当たり前の設定あったよね」
「水…裕奈は水術を手にしたということ…くっ、剣術だけで裕奈を抑えることが
出来るの…!?」
そうだ、裕奈はまなみの炎術とは違う、水術の使い手なのだ。まなみの炎は
全て無効化されてしまうだろう。炎術無しで、まなみに勝機はあるのか!?
次回へ続く。
488学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 13:38:00 0
「解説お姉さんだよ。ええ〜!!裕奈ちゃんが水術剣士に!?しかもヘルスター帝国の
戦士になっちゃうなんて…まなみちゃん、なんとかして裕奈ちゃんを救ってね!!
今回のナイトメア怪人はコピーシェル!秀でた能力は無いけど、相手の能力をコピーして
味方を有利に働かそうとするわ。まなみちゃんの能力がコピーされちゃったがために
今回の事件も…うう、次回はどうなっちゃうのかしら…?」
次回予告「捜し求めた裕奈はヘルスター帝国の戦士と化していた。裕奈の繰り出す
水術と強力なパワーに大苦戦のまなみ。そして襲い来る大軍団と
新ナイトメア怪人ロックラス。新堂まなみ最大最凶の危機!
次回『ヘルスター大軍団!まなみの危機と救いの光』
まなみはここで倒れるわけにはいかない…!」

毎度毎度長いね。次回で一区切りです。どういう展開になるのかバレバレですね。
まあベタ路線が好きなんで。これからもベタに行きます。
てかまた家のパソが規制された…。
489学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 18:29:52 O
まなみ乙!新展開ってそういうことか
490学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 19:05:34 O
カイル達が沼地に向かった頃、岩山の谷間
クイーン「ど〜お?」
ロゼ「がはあああアッ」
ロゼの上気を帯びた叫びが谷間を響き渡る
クイーンの体から生える無数の触手で宙に浮かされたまま陵辱を受けるロゼ
もうどれほど時間がたったのか
絶え間ない快楽で朦朧とする彼女の脳髄に一際大きな快楽の波が押し寄せた
ロゼ「ぐあああああッ、あああああッ!!!!!!……………」
消え入りそうな自我を限界の限界で押し留めるロゼ
こうすることしかできなかった

アイリーン「wwwww」
クイーンの胸元に肉の触手で磔にされたアイリーンが喜悦の叫びを上げた
〇〇〇には触手が刺さり絶えず淫液を注ぎ込まれてゆく
クイーン「さっきまでは強情だったのにかわいいわね☆
わらわがちょ〜っと液をぶちまけるだけでホラ」
アイリーン「もっとォ〜、もっとどぱああって!ごぷっ」
呂律の回らない声で淫液を乞い続けるアイリーン
口から溢れ出す飽和した淫液がアイリーンの自我を崩落させる
クイーン「フフフ…素直な子。さあ、貴女達も楽しみなさい」
そう言って自身の腹部を見下ろすクイーン
そこには、快楽に悶えながらあくまで抗う
触手に体の自由を奪われ責め続けられるセレスとリオーネの姿があった
491学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 19:07:10 O
ロゼ「セレス!リオーネ!」
セレス「隊長!あああああッ」ブパアアア
開いた口に触手が無理矢理ねじ込まれどぷどぷと淫液が注がれる
セレス「っう…っう…っう…」
飲みきれない液体が口元から溢れ、首筋からヘソを垂れて秘部に行き着く
リオーネも全身を淫液まみれになりながらむせ続けていた
リオーネ「もうやだあ
助けてよ…助けてよ…!!」
セレス「私も…やだあああああ!!」
顔をぐちゃぐちゃに涙で濡らし泣きわめくセレスとリオーネ
驚くことに、二人はこれほど責め苦を受け続けて未だに達していなかった。
極限まで上げられそこで止まる
クイーンは彼女達の波を体で感じ取ることで
達する直前で行為を止め彼女達の快楽すらコントロールしていた

セレス「うううッ…ああアッー!」
セレスをなぶる肉の動きが止まる
今度こそは絶頂に達せるというセレスの確信は絶望に変わった
セレス「もうやだ…〇〇せてよ」
クイーン「あらあら…貴女純潔を守る騎士よねえ?」
涙を流しながら寸止めの快楽に悶え続けるセレスにクイーンは囁く
セレス「そうだけど…ッ!!」
腰をくねらせながら自らの動きで頂点を求めるセレス
だがクイーンはそれを読んでおりセレスの四肢を触手できつく固定した
セレス「ウウウッ…離せ!〇〇せろッ〇〇せろお〜!」

リオーネ「アッー!アッー!アッー!」
隣のリオーネも呼応して暴れる
492学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 19:08:19 O
クイーン「フフフ…快楽に正直な娘達ね…
そんなにイキたい?」
セレス「イキたい!イキたいの!!」
リオーネ「早く早く早く早く」
二人はいとも簡単に即答し、
あろうことか敵であるクイーンに快楽を懇願した
クイーン「フフフ…」
勝ち誇った笑みを浮かべるクイーン
クイーン「いいわよ、ただし…サキュバスになってよがりなさい」
リオーネ「!!」
わめいていたリオーネが硬直した
クイーン「ど〜お?今よりもっと気持ちイイ快楽が貴女達を染め上げてくれるわよ」
女神のような慈愛に満ちた顔でリオーネ達を誘惑する淫魔の女帝
ロゼ「奴の誘いに乗っちゃだめ!セレス!リオーネ!耐えなさい!
騎士の誓いを思い出しわひゃあああ!!」
それまで一時成りをひそめていた触手がロゼを再びなぶる
リオーネはロゼには目もくれず輝きを失った瞳をクイーンに向ける
そして満面の笑顔で
リオーネ「なるなる〜サキュバスになる〜」
屈した

セレスも瞳孔を開かせたまま
セレス「うんうん!なる!サキュバスになる!なるなるなる!」
笑いながら首が折れる勢いで何度も頷いた

ロゼ「セレス…リオ……だめああああああアッー!」
アイリーン「あたしもなるううう」
胸元のアイリーンが触手に溺れながら叫び
クイーンは無表情で自らに屈した女騎士達を見下ろす
クイーン「じゃ、イッちゃいなさい」
493学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 19:08:47 O
ニュルウウン
リオーネ達を肉の触手が繭のように包み込む
アイリーン「何コレ!?何コレ!?はうううぶぶぶぶぶ」
リオーネ「ああああ!!!!アッー…ぶぶぶぶぶ」
セレス「イイ!イイイイイイイぶぶぶぶぶ!」
三人は歓喜の叫びをあげながらクイーンに飲まれていく
肉の繭で幾度もの絶頂を経てサキュバスに変異するのだ

クイーン「さて貴女はどうする?」
クイーンは只一人残ったロゼに淫靡な笑みを浮かべながら囁いた
ロゼ「…私は屈しない」
消えそうな声でしゃくりながら答えるロゼ
クイーン「じゃ、屈するまで可愛がってあげるw」
クイーンの瞳が怪しく紫色に光り
ロゼ「アアアアアアアアアアッー!」
ロゼの思考はそこで止まった
494学生さんは名前がない:2008/01/30(水) 23:48:48 O
まなみもサキュバスも良いね。頑張って
495学生さんは名前がない:2008/01/31(木) 02:14:39 O
過疎なのに良スレ
496学生さんは名前がない:2008/01/31(木) 02:32:58 O
王都ハルシオン、王宮
ラファエラ「もう少し、もう少しで私達の楽園が…フフフ
さあ、エリオット」
王の寝室では相変わらずラファエラ、今やハルシアを支配する強大なサキュバスが
若き王エリオットを赤ん坊のように膝で寝かせていた
エリオット「らふああ、ああああ」
エリオットはもう言葉すらまともに発せず
時折ラファエラの体から放出された濃密な媚薬エキスに体を奮わせる
ラファエラ「あらあら、エリオット。貴方の良く知っている人が近づいてるわ…」
ラファエラは急に何かの気配を感じ、王宮の窓から見える東の平原の空を眺めた
ラファエラ「フフフ、もう少し、もう少しよ…
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」
ラファエラの高笑いが王宮を、ハルシアの平原を木霊した

湿地帯を無数の人影が駆けて行く
カイル、ホルガー、アッシュ、マリア、
マーカス、サラ、そしてユーウェインに手を引かれたユーリ
彼ら8人は王都目指し走り続ける
王都で彼らを待ち受けるものは…
戦いは始まったばかりだった

槍使いの傭兵テンペスト何とか書いてみますた
http://imepita.jp/20080131/084440
肩ノースリにして
足を鳥みたいな甲冑にしたかったけど何か妙にずれてるorz
497学生さんは名前がない:2008/01/31(木) 17:34:09 O
あげ
498学生さんは名前がない
ほす