妹が教授だった・・・

ほしぃ

「お兄ちゃん！　お兄ちゃんでてきて！　もう帰って来てるんでしょ！？」
　玄関の方から怒声がしたかと思うと、ドンとかバンとかいう騒音と共に
段々と、妹の声が近づいてくる。
「ああ、もう、廊下に荷物を出すなっていってるのに――出てきてっていってるの！」
　バァン！
　ついに俺の部屋に辿りついた声の主は、気合一閃、部屋の戸を開く。
「ギャーーーーー！！！」
　同じ速度で戸を閉め、数秒、絶叫。
「ちょ、ふざけないでよ、なにやってんの！？　しねよ！　しね！」
『お前がしねよ！　ノックもせずに開けといてなんて言い様だアホ！』
　俺は、アイナブリッジを満喫していたというのに。


「ああもう、信じらんない…」
　呼び出されて居間へいってみると、妹が頭を抱えていた。
『信じられないのはこっちのほうだ。ノックくらい――』
「黙ればか！　あんな汚いもの出しといて、発言権あると思ってるの！」
　バァン！
　ぶちぬかんばかりに机を叩いて叫ぶと、頭の中に先の光景がうかんだのか、
また頭を抱え、ゆめにでたらどーしよぅ…と、呟いた。
『で、用件はなんなんだよ。俺のアイナブリッジ中断しておいて』
「アイ…？　アイナブリッジ？　なにそれ？」
『オナニーだよオナニー。しらんのか』
「しらないわよっ！　馬鹿じゃないの！　馬鹿！」
　バァン！
　また机を叩くと、顔をまっ赤にして激昂。
　だめだ、埒が開かない。
「はぁ…だめだ、埒が開かない」
　俺の台詞だろう、それは。

「もういい。話進める。あのねお兄ちゃん、今日、私のことお前っていったでしょ」
『？　ああ、お前だもんな、お前』
「大学で」
『ああ』
「ああじゃない！」
　バァン！
　いい加減、この机壊れるんじゃないか。
「私が、1度でも大学で、お兄ちゃんをお兄ちゃんって呼んだ？　いつも"名無し君"でしょ！？
　あのね、ただでさえ、5歳も6歳も年下の教官なんて、見下されがちなの。
　ナメられないよう、ピシっとけじめつけて振舞わないと、やってられないってのに。
　そこで身内がお前とかなんとか…そんなグダグダに慣れあって、
　やっていけるわけないじゃない！」
　実に5行。
　一気にまくしたてる。
『いや、そうはいうがな大佐』
「スネークとかいりません！　真面目に聴きなさい！」
　バァン！
『…はい』
「勿論その延長として、授業中寝るのもなし。遅刻欠席も禁止！
　私の授業では、せめて模範的な学生になっててもらわないと困るわ」
『そうはいう』
　バァン！
『……』
「判った？　大体、身内が素行不良じゃあ、単純に肩身が狭いんだから」
　いや、しかしな。
『でもお前さ、なんていうかその…肩に力入り過ぎじゃね？
　ナメられるとかなんとか…』

　はー〜〜っ。
　長い溜め息1つ。
　一旦気を落ちつけて、一転、静かに話し始める。
「それがねー、本当なんだって。大学教授なんて、変にプライド高い奴ばっか。
　学生もそう。能力がないくせ、無根拠なプライドばっかり肥大して」
　プライドの高さは、お互い様に見えるんだが気のせいか。
「年下教授が嫌だって、結構露骨な嫌がらせもあるんだから。
　お兄ちゃん寝てて気付かないだろうけど、授業中だって」
　へぇ。
「もうホントうんざり。大学ってさ、もっとこう、オトナが居るって思ってた。
　ところが中学生と変わんない。特に男子は餓鬼ばっか。
　それなら、私だって中学校に居ればよかった。…お兄ちゃんがいるからきたのに、なにこれ。
　今思えば、お兄ちゃんを見て学生のレベルを推し測るべきだったわ。そしたら教授になんか」
『俺のせいかよww』
「お兄ちゃんのせいでしょうが。
　研究だったら、別に大学教授にならなくたっていいし。中学に通ってたってできる。
　お兄ちゃんが"その誘い受けて教授になれば？　俺に単位くれよ"って言ったんでしょうが」
『ちょwwwネタにマジレスwwww』
「ネタなのは判るけど。でもやっぱり身内が居るからってのは、
　進路選ぶ分には大きかったんだよね。これでもなかなか」
　頭を抱え、ふぅ、と一息。
「…まさか、その身内まで敵に回ると思わなかった」
　で、ジロリと。
『おまw、別に俺は敵対まではww』
「授業中寝る、お前って呼ぶ、遅刻、欠席、レポート出さない。敵じゃない？
　身内が率先して授業破壊してりゃ世話ないっての。
　少しは真面目にやったらぁ？」
『いや、そうはいうがな、俺は――』
「…ふん」
　話を遮って、鼻で笑う。
　そして、にへら、と口の端が歪む。
　やな笑み。なんだなんだ。

「言い訳するの。へぇ、言い訳するのまた。言い訳ばかりの人生の癖して。
　まあいいわ。そういうことだったら。こっちにだって考えあるもの」
　そう大見得を切りながら、鞄から何かを取り出し――
「お兄ちゃん、これ、何だか判る？」
　どん。
　叩きつける。
『これは…ああ、お前の授業の出欠表…』
「そ。共通教養"科学と社会"出席表。私の授業。
　それで、ここみえる？
　実はね、お兄ちゃん、今日でめでたく4回欠席になったわ。遅刻3回で1欠席だから」
『な…っ』
「うちの大学の規則、しってるよね？　半期に欠席は3回まで。
　それを越えるようなら、就学意思がないとして、その授業は自動的に"不可"」
『……』
「私が、これを今週末、正直に教務に提出したら、その場で単位落とすわよ」
『なんと…』
　いや、しかし。
『でも、だからって、し、しょせんは共通教養。来年とりゃあいい話』
「ふふん」
　にへら。
　あ、またかよ。
「お兄ちゃん、私が理学部の教務主任やってるの、忘れた？」
『！』
「これは、お兄ちゃんの為を思って、"欠"から"出"に…？っていうんだけど、
　その逆だって簡単なの。私にとってはね」
『て、てめ、これは脅迫じゃあ…』
「なにが？　私は何も具体的なこと、いってないけれど？
　それにしたって大変よね理学部。進級単位落としたら留年だもの」
　そしてまた、ふふん、にへら。
　いや、お前、それはその。
　冗談ですまないんじゃないか。俺的に。

「ともかく。大学では私の言う通りにしてもらいたいわね。
　模範的な学生になってもらうの。私の前で自慰とかさせない」
『それは関係ないんじゃｎ』
　バァン！
「電磁気学IIとか、取り直すの難しいって、よく言うよね」
『……』
「……」
『……』
「私、お兄ちゃんの自慰なんて見たくない。あんな汚いもの」
『…そ、そうだな、自慰は控えるか、当分…』
「わあ、ありがとう。優しいお兄ちゃん大好き」
　にへらへら。
　笑みが止まらない。
　この糞餓鬼…。
「その、"この糞餓鬼"、なんて思ってそうな目も嫌い」
『まさか！　いつでも笑顔だよ俺は』
「うんうん。そんな優しいお兄ちゃん大好き」
　わざとらしいことを。
「ま、気にすることはないわ。普通の、ちゃんとした生活をするだけだから。
　お兄ちゃんの為にもなる、というかむしろ、お兄ちゃんの為にこそなるのよね」
『へへへ…』
　乾いた笑いしか出なかった。
「ふふふ」
　幸せ満面の笑顔が返ってきた。
「さて。　じゃあまずは、部屋にある汚らしい本、全部捨てよっか。
　あと、ハードディスクの中も一掃しましょう」
『はぁ？　大学と関係ないだろ！？』
「あんな部屋、勉強する環境じゃないわ。汚いし。参考書が埋もれてるし。
　…お兄ちゃん、私を落胆させないで」
『…へへへ』
「ふふふ」
　なんてこった。なんてこったこれは。

だからもう落とせよこのスレ

つまんねぇ〜・・・

最低の糞長文だな、読む価値もない。
書いた奴は生きてる価値もない。

どっからパクったんだい？^^

駄文書いてる暇あったら吊れば？

　　　　　　a　　　　　　g　　　　　e　　　　　　る　　　　　な　　　　　

保守保守保守保守保守

まちがえた、sageちった
保守保守保守保守保守

お前ら言いすぎだろｗｗｗ

つまんなすぎわろた

オチがねえじゃん

途中なんじゃないの。
途中にしたって糞すぎでつまらなさすぎで最低最悪だがな

ほしゅ

ほしゅ

ほしゅ

妹が入門した空手の師範だった・・・

てのはどう？

ほしゅ

妹極真ｗｗｗ

も う 埋めて 落とすしか方法がないようだ！

ほしゅ

ほしゅ

ほしゅ

ほしゅ

ほしゅ

兄（電話）「あの〜、見学したいのですが・・・」
電話の人「はい、結構ですよ、支部によってやっている
　　　　　　　曜日が違いますが？」
兄「あぁ・・・○○に住んでいるのですが近くにありますか？」
電話人「そこですと、○○支部が近いですね、そこは火曜日と木曜日やってますよ」
兄「あ、じゃあ、そこいきます」

兄「すみませ〜ん、見学に来たのですが」
妹「お兄ちゃん！？」
生徒達「え？師範のお兄さん！？」
兄「え！？いや・・・何してるの・・・？」
妹「言ってなかっっけ？私、師範してるんだよ」
兄（聞いてないよ・・・）

ほしゅ

ほしゅ

期待してたが糞つまらん


だから



ほしゅ

ツマンネー

ああ、悪かったな

駄文 過ぎる 文才 がない

まぁ このスレは初期だけだな

無駄に 保守されても ウザいだけになってしまった

こんなつまらないスレ早く 落ちてほしい

ほしゅ

ほしゅ

半月も保守続けるなんて 気が知れない

ほしゅ

ほしゅ

ほしゅ

えー、このスレの中に
投稿した人間ですが、
正直、他の板では
それなりに評価され
持ち上げてもらってたので、
ボッコボコに叩かれて、
勉強になりました。
井の中の蛙でした。

ありがとうございました。
1000までいって、潰れる前に、
お礼をば…

>>394-398は面白くね？
395までしか読んで無いけど好きだ

延長

>>440
最後まで読んでいえよww
噴いたw