東大「校歌」あきらめた 異論・反論続出、改めて公募へ
http://www.asahi.com/national/update/1204/014.html 校歌制定を目指していた東大は、卒業生らから異論・反論が続出したため、
「校歌」という位置づけをあきらめると発表した。時代にふさわしい新しい歌
を公募し、応援歌などとともに「東大の歌」とする。卒業生の小椋佳さんらに
よる選考委員会が来年1月までに決定する。
東大は今年6月から、検討委員会を設け、校歌制定を話し合ってきた。9月
には運動会歌の「大空と」を校歌に格上げすると公表、在校生や教職員、卒業
生から広く感想を求めた。ところが、応援歌「ただ一つ」の方が親しまれてい
る、新しく作るべきだなど、反対も含め様々な意見が寄せられた。結局、10
月の検討委員会で校歌はひとつに定めず、「大空と」と「ただ一つ」は東大の
歌として並列に位置づけることで決着した。
一方で、現代にふさわしい歌を改めて制定し、全部で3曲態勢にする。応募
は、一般からも受け付ける。1月14日に選定結果を公表、その後、楽曲も公
募した上、3月の卒業式で演奏したいという。 (12/04 17:28)