1 :
学生さんは名前がない:
さてと
2 :
学生さんは名前がない:04/11/12 06:56:47 ID:9elcSWJY
またアニメオタクスレか
3 :
学生さんは名前がない:04/11/12 06:58:25 ID:xUXWgnw4
神様は楽園をつくりました。
そしてそこに大学生たちを住ませ、みんなで会話が楽しめるようになさったのです。
4 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:00:32 ID:xUXWgnw4
大学生たちは最初いろいろな事を話し合いました。
興味のあること、趣味について、アニメ、漫画、ゲームのことについてなど。
そして楽しい日々がすぎていきました。
5 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:03:13 ID:9elcSWJY
>>3 正直大学生は4割ぐらいしかいないらしい
高校生とか受験失敗して夢破れたやつらが粘着してる
6 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:04:36 ID:xUXWgnw4
ある日、神様は大学生のうち、楽しい話のできる優れた者に、
その者だけの名前を与え、それを名乗る事を許したのです。
7 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:05:30 ID:wqanFXmu
>>5 同世代全体でみても、まあ3〜4割ぐらいいるのに、
この板にそれだけしか大学生いなかったら終わってるぞw
8 :
1:04/11/12 07:07:26 ID:xUXWgnw4
彼らはコテハンと呼ばれ、楽園の運営を神様にかわって任されました。
神様はコテハンを信頼し、コテハンたちは神様を崇拝していました。
9 :
1:04/11/12 07:10:38 ID:xUXWgnw4
ある日、大学生たちは自分たちにパートナーとなる女性がいないことに気付きました。
彼らは童貞だったので、それを嘆きました。
10 :
1:04/11/12 07:13:23 ID:xUXWgnw4
神様はそれを見て、大学生を哀れみ、彼らにパートナーを与えました。
神様はコテハンの中から女コテを作り出したのです。
11 :
1:04/11/12 07:16:50 ID:xUXWgnw4
童貞であった大学生たちは喜びました。
しかし彼らが童貞であることには変わりがありませんでした。
楽園の中では童貞は童貞でありつづけるのです。
けれども楽園は過ごしやすく、心地よいため、それでもよかったのです。
12 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:20:28 ID:xUXWgnw4
神様は楽園をつくり、そこに大学生を住まわせました。
そして大学生からコテハンと女コテをつくり、彼らのリーダーあるいはパートナーとしました。
楽園は活気に満ち、幸せがあふれていました。
13 :
1:04/11/12 07:23:17 ID:xUXWgnw4
神様はその様子をみて大変お喜びになりました。
神様は大学生たちに、なんでも自由にせよ。互いに自由に語り合うがよい、とおっしゃいました。
14 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:24:02 ID:/f243uHH
オチはちゃんとあるんだろうな
15 :
1:04/11/12 07:25:29 ID:xUXWgnw4
しかし神様はひとつだけ、大学生に言い付けをしました。
楽園に生えている樹木からなんでも果実を採ってたべてよいが、
知恵の木の実だけは絶対に食べてはならねと。
〜つづく
16 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:30:10 ID:wqanFXmu
期待age
17 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:38:54 ID:xUXWgnw4
楽園の片隅にいっぽんの大きな木が生えていました。
その木に成る果実を食べると、神様と同じように善悪を知ることができ、
そのため、その木は知恵の木と呼ばれていました。
18 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:41:57 ID:xUXWgnw4
神様は人間にこう言いました。
もし、わたしの言い付けに背き、知恵の実を手にとって食べた場合は、
わたしはそなた達を楽園においておくことはできなくなる、と
19 :
学生さんは名前がない:04/11/12 07:44:49 ID:xUXWgnw4
大学生たちは楽園が楽しかったので、その言い付けを守っていました。
その日が来るまでは…
20 :
学生さんは名前がない:04/11/12 10:10:57 ID:xUXWgnw4
あげ
21 :
学生さんは名前がない:04/11/12 10:27:57 ID:/f243uHH
続きマダー
22 :
学生さんは名前がない:04/11/12 11:19:05 ID:snDmjIC5
23 :
学生さんは名前がない:04/11/12 11:51:05 ID:dUm8W9Fx
24 :
学生さんは名前がない:04/11/12 15:01:09 ID:xUXWgnw4
さてと
夜に続き書きます。
25 :
学生さんは名前がない:04/11/12 15:06:46 ID:XPMRUDmK
神は私に力を授けてくださいました
26 :
学生さんは名前がない:04/11/12 16:11:22 ID:xUXWgnw4
ぬるぽ
27 :
学生さんは名前がない:04/11/12 16:48:19 ID:/f243uHH
ここまではただ人物とか入れ替えただけだからな。
斬新なオチに期待
28 :
学生さんは名前がない:04/11/12 16:52:18 ID:4gLJJWz2
大学生活板荒しかしまし物語‐神様と人間‐
29 :
学生さんは名前がない:04/11/12 17:09:06 ID:6A+EHDVK
〜ピーチ姫の台頭〜
30 :
弾正⊂(゚Д゚⊂⌒`つ少弼:04/11/12 17:26:36 ID:Hzv/4bRp
〜群雄割拠 乱世再び〜
31 :
学生さんは名前がない:04/11/12 18:12:58 ID:roCMn3I2
32 :
学生さんは名前がない:04/11/12 18:34:12 ID:xUXWgnw4
あげ
33 :
学生さんは名前がない:04/11/12 19:32:22 ID:RSvAUefI
34 :
1:04/11/12 19:41:52 ID:CQ0wJgpx
さてと
35 :
学生さんは名前がない:04/11/12 19:42:38 ID:dYze406P
日本が誇る2ちゃんねるは一日のアクセス数1600万。
36 :
1:04/11/12 19:42:39 ID:CQ0wJgpx
14
楽園では大学生たちはみな裸でした。
しかし楽園では誰もそれを恥ずかしがったりはしませんでした。
37 :
1:04/11/12 19:50:17 ID:CQ0wJgpx
15
楽園に住む生き物で最も狡猾な蛇が、
談笑していた固定たちに言いました。
「楽園の木の実を食べてはいけないなんて神様は言ったのかい?」と
38 :
学生さんは名前がない:04/11/12 19:51:48 ID:CQ0wJgpx
16
固定は答えました。
「どの木から果実をとってもいいけれど、
われわれは楽園の中央に生えている知恵の木の実だけは
決して食べてはいけない、と言われたのです。」と。
39 :
学生さんは名前がない:04/11/12 19:52:57 ID:CQ0wJgpx
17
「食べたらどうなるというのだ?」蛇は聞き返しました。
「死んでしまう、楽園にいられなくなる、と神様はおっしゃっていました」
と固定たちは口をそろえて言いました。
40 :
学生さんは名前がない:04/11/12 19:55:05 ID:CQ0wJgpx
18
蛇は女固定たちにいった。
「死ぬなんてことはないさ。それを食べると、
目が開け、物事が分かるようになる。
神のように善悪を知ることができるようになる。
どうだ? それはすばらしいことだぞ。」
と。
41 :
1:04/11/12 19:56:53 ID:CQ0wJgpx
19
女固定たちがその木を見ると、
とても美しく、その果実はとてもおいしそうだった。
男の固定たちはまだためらっていたが、
女の固定たちがその実を取ってきたので、
自分たちもそれを受け取った。
42 :
学生さんは名前がない:04/11/12 19:58:22 ID:CQ0wJgpx
20
果実を食べた瞬間、大学生たちの目は開け、
彼らは自分たちが裸であることを知った。
そしてそれを、とても恥ずかしいことだと思った。
43 :
1:04/11/12 19:59:26 ID:CQ0wJgpx
21
大学生たちはお互いの体を見た。
それまで見えていなかったものが見えるようになった。
44 :
1:04/11/12 20:00:51 ID:CQ0wJgpx
22
大学生たちは、顔に優劣があることを知った。
大学生たちは、童貞とそうでない者がいることを知った。
大学生たちは、立派なものを持つものと、粗末なものを持つ者がいることを知った。
45 :
1:04/11/12 20:02:03 ID:CQ0wJgpx
23
大学生たちは、処女と非処女がいることを知った。
大学生たちは、頭のいい者とそうでない者がいることを知った。
大学生たちは、互いに学歴の優劣があることを知った。
46 :
学生さんは名前がない:04/11/12 20:02:30 ID:Khb6ix6n
急に文末表現が変わったな
47 :
1:04/11/12 20:03:27 ID:CQ0wJgpx
24
低学歴の大学生はそれをとても恥ずかしく思い、
いちじくの葉をつづりあわせ、それを着て、
自分たちが低学歴であることがばれないようにした。
48 :
1:04/11/12 20:05:05 ID:CQ0wJgpx
25
その日、神様が楽園の中を歩く音が聞こえてきた。
ある大学生があわてて、神様の顔を避けるようにして、
茂みの間に隠れた。
49 :
1:04/11/12 20:06:09 ID:CQ0wJgpx
26
神様はおっしゃった。
「なぜ逃げる?なぜ隠れようとするのか?」と。
50 :
1:04/11/12 20:07:29 ID:CQ0wJgpx
27
その大学生は答えた。
「私はとても恥ずかしいのです。私は裸なのです。
ですから私が童貞でブサメンで低学歴なことが分かってしまうのです。
それがとても恥ずかしいのです。」と。
51 :
1:04/11/12 20:08:51 ID:CQ0wJgpx
28
神様はおっしゃった。
「お前が童貞で不細工で頭が悪いことを、誰が言ったのだ?
もしかして、お前は私が食べるなと言った木から取って食べたのか?」
28
「神様、空気を読むのに疲れます
空気嫁」
と仙人は言った
53 :
1:04/11/12 20:12:17 ID:CQ0wJgpx
29
神様は理由を聞き、激怒なさった。
「お前は私の命に背き、知恵の木の実を取って食べた。
お前たちが楽園で談笑することは許さん。
楽園の外に、自らの力でスレッドを立てて、そこで惨めに語り合うがよい。
常によいスレッドを建てるために、努力しなければならない。」
>がないと参照するのめんどい。
55 :
1:04/11/12 20:14:16 ID:CQ0wJgpx
30
「お前たちは善悪を、そして自分たちが優れているか
劣っているか、それが分かってしまうようになった。
お前たちはそのことで一生苦しみ続けなければならない。
童貞であること、顔が不細工であること、低学歴であることは、
とてもつらいことなのだ。」と神様はおっしゃいました。
56 :
1:04/11/12 20:16:24 ID:CQ0wJgpx
31
神様は大学生たちを楽園から追放し、
懲罰鯖とよばれる島に流した。
そこで大学生たちは自らスレッドを立て、
神に抗ってひそひそと語り合わねばならなくなった。
57 :
1:04/11/12 20:17:53 ID:CQ0wJgpx
32
もはや固定は楽園を管理する任務はなくなった。
そこで固定たちは名前を持たない普通の大学生に混じり、
自分の役目を忘れて共に談笑に加わった。
58 :
1:04/11/12 20:20:10 ID:CQ0wJgpx
33
固定と大学生の違いは、名前があるかどうかだけになった。
談話を盛り上げる役目をする者がいなくなったことで、
島に建てたスレッドと呼ばれる談話所は、悉く腐敗していった。
59 :
1:04/11/12 20:22:11 ID:CQ0wJgpx
34
ある者が言った。
「固定は踊れ」と。「それが楽園での掟であったはずだ」と。
名前は優れたものだけに与えられる特権であり、
もし、名前を持つものが、持たない者よりも劣っていたとすれば、
おかしなことになるだろう、と人々は口を揃えて言った。
60 :
1:04/11/12 20:24:20 ID:CQ0wJgpx
35
そこで名前を持つ固定たちは反論した。
「われわれは既に、あの小鳥のさえずる心地よい楽園にない。
われわれのいる大地は、神が我々に原罪を背負わせ、
命のあるかぎり罪を償うことを命じた懲罰の地である。」
61 :
1:04/11/12 20:25:25 ID:CQ0wJgpx
36
「したがって、ここに『固定は踊れ』などという決まりはない。
ここは楽園ではないのだから、もはや掟などは存在しないのだ。」
と。
62 :
1:04/11/12 20:26:15 ID:CQ0wJgpx
37
そこで名前を持たない者は
「ではどうしてお前たちだけが名前を持っているのだ。」
と言った。
63 :
1:04/11/12 20:27:48 ID:CQ0wJgpx
38
すると固定たちは言った。
「優れた者だけが名前を名乗ってよいという規則も、
もはや此処には存在しない。だから、お前たちも、
自由に名前を名乗るがよいだろう。誰もそれを止める権利はない。」
64 :
1:04/11/12 20:28:18 ID:CQ0wJgpx
〜つづく〜
65 :
学生さんは名前がない:04/11/12 22:27:21 ID:xUXWgnw4
あげ
66 :
学生さんは名前がない:04/11/13 00:12:02 ID:5fqe62KJ
ね
67 :
学生さんは名前がない:04/11/13 01:27:00 ID:9jyJ7vS/
おい、続き書け
68 :
学生さんは名前がない:04/11/13 01:28:57 ID:VJMoy2xB
神
な
ど
存在しない。
存在
するというなら
その証拠は?
69 :
学生さんは名前がない:04/11/13 01:33:30 ID:9jyJ7vS/
>>68 聖書を文学的に楽しめない、教養のない方ですか?
なかなか面白い('▽`)
72 :
学生さんは名前がない:04/11/13 01:45:42 ID:9jyJ7vS/
普通に聖書は面白いと思うけどな。神の存在とかに関わらず。
73 :
学生さんは名前がない:04/11/13 03:43:44 ID:9jyJ7vS/
期待age
74 :
学生さんは名前がない:04/11/13 03:51:50 ID:y18Yqi0f
はやくつづきを
75 :
学生さんは名前がない:04/11/13 06:25:00 ID:JXYIVpRq
76 :
学生さんは名前がない:04/11/13 06:25:04 ID:KYRWSqMy
77 :
学生さんは名前がない:04/11/13 06:46:28 ID:G7GK+lJW
78 :
学生さんは名前がない:04/11/13 07:05:36 ID:I65r5L0e
79 :
学生さんは名前がない:04/11/13 07:26:38 ID:cDDogoWs
80 :
学生さんは名前がない:04/11/13 07:48:03 ID:KYRWSqMy
81 :
学生さんは名前がない:04/11/13 10:07:22 ID:9jyJ7vS/
から揚げ
>>59みたいな主義を振りかざして
いつまでも名前欄に拘る人がまだまだ多い昨今、
>>1さんはそうした点も上手く話に組み込んでるのが興味深い
83 :
学生さんは名前がない:04/11/13 11:31:05 ID:EJ5ECV8Y
84 :
学生さんは名前がない:04/11/13 13:18:21 ID:9jyJ7vS/
あげ
85 :
学生さんは名前がない:04/11/13 14:39:04 ID:891zQphW
86 :
学生さんは名前がない:04/11/13 15:04:30 ID:EJ5ECV8Y
87 :
学生さんは名前がない:04/11/13 15:28:19 ID:Ok8kiGe4
88 :
学生さんは名前がない:04/11/13 15:49:35 ID:EJ5ECV8Y
89 :
学生さんは名前がない:04/11/13 16:01:57 ID:5fqe62KJ
はやく書いてよ
90 :
学生さんは名前がない:04/11/13 17:34:10 ID:9jyJ7vS/
To be or not to be
91 :
学生さんは名前がない:04/11/13 17:51:29 ID:9jyJ7vS/
age
92 :
学生さんは名前がない:04/11/13 18:21:28 ID:5fqe62KJ
まんか
93 :
学生さんは名前がない:04/11/13 20:57:44 ID:Ok8kiGe4
94 :
学生さんは名前がない:04/11/13 21:47:59 ID:5fqe62KJ
あ
95 :
学生さんは名前がない:04/11/13 22:42:16 ID:9jyJ7vS/
はやくしろ〜!!!
96 :
1:04/11/14 00:02:26 ID:aQtV8rXA
さてと・・・遅くなりましたね。
97 :
1:04/11/14 00:02:39 ID:aQtV8rXA
39
大学生たちの住む島に、名前の掟は無くなった。
名前を名乗りたい者は、その能力如何に関わらず自由に名を名乗った。
島はどんどん荒廃していった。
98 :
1:04/11/14 00:04:50 ID:aQtV8rXA
40
知恵の実を食べてからというもの、
人々はみな互いの違いを気にしなければいけなくなった。
学歴の無いものは恥ずかしそうに隠れて歩き、
学歴の有るものは道の中央を大手を振って歩いた。
99 :
1:04/11/14 00:07:57 ID:aQtV8rXA
41
名前を持つもの−それはもはや優れたリーダーではない−たちは、
お互いに閉塞されたスレッド(談話所)をつくり、その中で語り合った。
そこでは名前を持たないものは迫害され、
名前を持つ者は踊る必要がなくなり、我を忘れて雑談に耽った。
100 :
1:04/11/14 00:10:10 ID:aQtV8rXA
42
また、同じように、学歴を持つ者たちは、
学歴を持つ者だけのサロンを作った。
持つ者にとっては、そこは居心地はよかったが、
すべての者が楽しく談笑していた楽園の姿はそこにはなかった。
101 :
学生さんは名前がない:04/11/14 00:12:08 ID:aQtV8rXA
43
神様は、楽園を追われた人間たちの住む沢山の「島」を
精霊たちによって管理させていらっしゃった。
島の人々は精霊を敬い、彼らにとってその権威は神に等しかった。
102 :
1:04/11/14 00:13:34 ID:aQtV8rXA
44
大学生たちの集まる島、それは楽園からの流刑の地であった。
そこは精霊たちに見捨てられし、呪われた大地であった。
もういい夜中濱虚子
いい加減にやめろよ
104 :
学生さんは名前がない:04/11/14 00:16:20 ID:aQtV8rXA
45
精霊たちはお嘆きになった。
「大学生たちの集まる島は、もはや限界だ。
人々は互いに憎みあい、協調性がない。
固定たちは本来の役目を忘れ、踊らされている。
島のあちこちに糞スレが乱立し、不毛の地を形成している。」
と。
105 :
1:04/11/14 00:19:17 ID:aQtV8rXA
46
精霊たちは神様に提案なさった。
「あの島を、偉大なる主の御力によって、
大海の藻屑としてしまいましょう。」
と。
106 :
1:04/11/14 00:23:48 ID:aQtV8rXA
47
島の固定たちはほとんどが落ちぶれていた。
とはいっても、現状を憂い、踊りの得意な者もいた。
そんな中で、島一番の人気の踊り子がいた。
その名前を「味噌子」といった。
一気にウンコ臭くなってきたな
108 :
学生さんは名前がない:04/11/14 00:26:06 ID:aQtV8rXA
48
味噌子は不思議な呪術の力を持った娘であり、
それがゆえに、島の一部の人々から迫害を受けていた。
「味噌子の踏んだスレッドは枯れる」などという
迷信が島のあちこちに流れていた。
109 :
1:04/11/14 00:28:52 ID:aQtV8rXA
49
味噌子は預言者であった。
預言者というのは、神の御言葉を代弁する者である。
踊りによって霊的な力を体内に呼び、
神の世界と通じ、神の意思を広く民に流布させる者のことである。
110 :
1:04/11/14 00:30:52 ID:aQtV8rXA
50
島の住民は、神に忌み嫌われ、楽園を追われた、
原罪を背負いし呪われた者たちであった。
しかし、その中で神は一人の美しい女だけは愛でていた。
それが味噌子であった。
111 :
学生さんは名前がない:04/11/14 00:31:26 ID:VjXN21Dp
みそはただのうざコテだったがな
112 :
幹事長:04/11/14 00:32:10 ID:uw1sX0rb
113 :
1:04/11/14 00:32:44 ID:aQtV8rXA
51
ある月の美しい清らかな晩のことであった。
味噌子が踊りを舞っていると、目の前に神様が光臨なさった。
そして神様は驚くべきことをおっしゃった。
どう見ても仲濱虚子だろこいつ
メスの筋肉やつばか臭いとか言い出すぞ
115 :
1:04/11/14 00:34:46 ID:aQtV8rXA
52
神はおっしゃった。
「わたしは非常に悲しい。
島は荒廃し、住民は堕落し、スレッドは腐りかけている。
これはわたしの責任である。」
と。
116 :
1:04/11/14 00:36:59 ID:aQtV8rXA
53
神は続けてこうおっしゃった。
「そこで私はひとつの決断をした。
この島に、いままで経験のしたことのないような、
大雨を何日も降らせ、島を洗い流す。
すべてのスレッド、住民は海の底に沈むだろう」
と。
117 :
1:04/11/14 00:39:34 ID:aQtV8rXA
54
窓から差し込む月明かりに映えた、味噌子の美しい頬は、
神の御言葉を聞いて、大きく震えた。
味噌子はいった。「恐れ多いことながら、本気でしょうか」と。
118 :
1:04/11/14 00:41:01 ID:aQtV8rXA
55
神様は答えてこうおっしゃった。
「むろん本気である。
島の荒廃ぶりは目を覆うばかりのものであり、
精霊たちはもはや管理を放棄しはじめている。」
と。
119 :
1:04/11/14 00:44:16 ID:aQtV8rXA
56
「しかし、わたしも心が痛んでいるのは確かである。
そこで、私は島で最も優秀な者だけを選び、
その者だけに、この狂気の計画を事前に教え、
島から救いあげてやることにした。」
120 :
1:04/11/14 00:45:27 ID:aQtV8rXA
57
「その者とは?」 味噌子が体を震わせながら聞いた。
神は答えなさった。
「お前のことだ。味噌子よ。」と。
〜つづく〜
聖書物語を読み返したくなってきた。。
122 :
学生さんは名前がない:04/11/14 01:37:20 ID:aQtV8rXA
ぬるぽ、と
大雨とは荒らしかしまし物語スレ乱立のことか
124 :
学生さんは名前がない:04/11/14 03:43:06 ID:aQtV8rXA
125 :
1:04/11/14 04:44:45 ID:aQtV8rXA
58
神様は味噌子に、舟を作れと命じなさった。
そして嵐が止むまでの間、その中にいなさい、とおっしゃった。
全てが死に、生まれ変わった大地で、
お前は新たな母となるべきである、と。
126 :
1:04/11/14 04:47:40 ID:aQtV8rXA
59
「味噌子よ、お前は心優しい少女だ。しかし、」
と神様は付け加えておっしゃった。
「よいか、大厄災を免れて命を残すのは、お前だけでよいのだ。
心優しいお前のことだ。皆を助けてやりたいと思うかもしれん。
だが、このことを口外することは決して許さん。」
127 :
1:04/11/14 04:49:39 ID:aQtV8rXA
60
「もし、この事を事前に誰かに話した場合は、
わたしはお前もろとも海の底へ沈めてしまわねばならぬ。
それは、わたしの本意ではない。よいな。
『決して大雨の計画を、他人に漏らしてはならぬ』」
128 :
1:04/11/14 04:51:52 ID:aQtV8rXA
61
味噌子はその晩、激しく身震いしながら、一睡もすることができなかった。
自分だけが助かるべきか、それとも神の命に背き、島の全住民を助けるべきなのか。
彼女の心は激しく葛藤していたのだった。
〜つづく〜
129 :
学生さんは名前がない:04/11/14 06:19:02 ID:4+VzEvlN
130 :
学生さんは名前がない:04/11/14 06:27:08 ID:rL8BSrTk
>宅間守という神の使いが
まで読んだ
131 :
学生さんは名前がない:04/11/14 06:56:34 ID:B5ZY9daf
132 :
学生さんは名前がない:04/11/14 09:27:40 ID:J8OeAZ2X
おもしろいな
133 :
学生さんは名前がない:04/11/14 11:56:55 ID:J8OeAZ2X
期待あげ
134 :
学生さんは名前がない:04/11/14 12:08:48 ID:Mxzhkrza
結構みんな読んでるようだなw
幹事長までw
さりげにROMってますよ
136 :
学生さんは名前がない:04/11/14 12:17:11 ID:urqXG73V
誰この空気?
137 :
学生さんは名前がない:04/11/14 15:05:47 ID:uHYmd+hA
138 :
学生さんは名前がない:04/11/14 16:22:32 ID:tNqygUvZ
139 :
学生さんは名前がない:04/11/14 16:55:39 ID:J8OeAZ2X
固定は踊れよ
140 :
学生さんは名前がない:04/11/14 17:05:53 ID:urqXG73V
踊っても大して乗ってこないくせに何言ってんだ
141 :
学生さんは名前がない:04/11/14 17:46:40 ID:J8OeAZ2X
そういう怠慢は許さん。
つまらん発言するぐらいなら、コテハンやめれ
142 :
学生さんは名前がない:04/11/14 18:58:43 ID:LYGUG9sF
まあ固定の質が最悪なのは確かだが。
143 :
学生さんは名前がない:04/11/14 19:04:32 ID:LYGUG9sF
おい、またから揚げ君きたぞw
これも神の怒りか?
144 :
学生さんは名前がない:04/11/14 19:20:24 ID:J8OeAZ2X
age
145 :
学生さんは名前がない:04/11/14 22:01:29 ID:LYGUG9sF
146 :
学生さんは名前がない:04/11/14 23:19:52 ID:LYGUG9sF
147 :
1:04/11/15 00:14:35 ID:GyI9CF6Y
62
島一番の踊り子である味噌子のことを、
その才能と神からの寵愛ゆえに、妬む者もいた。
148 :
1:04/11/15 00:15:45 ID:GyI9CF6Y
63
島の踊り子として、その美貌により味噌子に勝るとも劣らない
人気を集めていた者がいた。その名を「マイ」といった。
149 :
1:04/11/15 00:18:43 ID:GyI9CF6Y
64
マイは島で一番の踊り子になるという夢を持っていた。
人気も完全に島を二分するという、不世出の才能を持っていた。
しかし彼女は神からの寵愛を受けることができずにいた。
それゆえ、味噌子に対して複雑な感情を抱いていた。
150 :
1:04/11/15 00:20:42 ID:GyI9CF6Y
65
その頃、島は名ばかりの固定達が以前にも増して我物顔でのさばり、
地は見渡す限りのクソスレで溢れかえっていた。
1つクソスレが落ちたかと思えば、また同じようなスレが立つ始末であった。
151 :
1:04/11/15 00:24:21 ID:GyI9CF6Y
66
しかし、優れた固定がいなかったというわけではない。
たとえば、プラモヂルや幹事長、3年心理などといった面々は島民からの信望も熱かった。
中でも幹事長は新進のリーダーとして、将来の島を背負うべき人材であると期待されていた。
しかし、性的趣向にやや難があり、決定打に欠けていた。
152 :
学生さんは名前がない:04/11/15 00:26:18 ID:jC+95Zbw
ここで幹事長かよw
153 :
1:04/11/15 00:26:36 ID:GyI9CF6Y
67
もう1人紹介しておこう。
行儀は悪く、島の荒くれ者として評判は悪いものの、
一部では熱狂的な信頼と人気を獲得していた「たっくん」である。
しかし、いずれの面々も味噌子の持つカリスマには敵わなかった。
そして何より、味噌子は神からの寵愛を一心に受けていた。
154 :
1:04/11/15 00:28:22 ID:GyI9CF6Y
68
その頃、味噌子は一人寝室で悩み、寝込んでいた。
島を大雨によって沈めてしまうという、恐るべき神の計画。
自分だけが方舟に乗って助かってよいものだろうか、と。
155 :
1:04/11/15 00:29:48 ID:GyI9CF6Y
69
しかし神の計画を、島の皆に打ち明けることは、
大いなる神への背徳を意味する。神に仕える身であった味噌子にとって、
それだけはできないことであった。
156 :
1:04/11/15 00:32:54 ID:GyI9CF6Y
70
神様は味噌子に幾分かの猶予を与えなさった。
神様はこうおっしゃった。
「7日だ。7日間だけ待ってやろう。
その間に、島の木を切って船を組み立てろ。
7日後に島に大雨を降らせる。それまでに船に逃げ込むのだ。
よいな。味噌子よ。」
157 :
1:04/11/15 00:35:04 ID:GyI9CF6Y
71
神様は、決してこの事を口外してはならぬ、と念をおされた。
しかし、憔悴しきっている味噌子を見かねてか、慈悲の言葉をおかけなさった。
「わたしの計画は決して他人に話してはならぬ。
ただし、わたしはお前のことを愛しておる。味噌子よ。
お前が選んだ一人にだけ、計画を教え、ともに方舟に乗らせることを許そう」
と。
158 :
1:04/11/15 00:36:13 ID:GyI9CF6Y
72
「ああ・・・神はなんという試練を私にお与えになったのだ」
味噌子は床に伏せ、ぼろりぼろりと涙をこぼした。
彼女の精神状態は既に限界を迎えていた。
159 :
1:04/11/15 00:38:29 ID:GyI9CF6Y
73
−言うべきか、言わざるべきか
彼女の頭の中はそれだけで一杯になっていた。
錯乱した味噌子は、とにかく沢山のスレッドを立てた。
言えないけれど、皆に助かってもらいたい、自分だけが生き延びるのは辛い、
という気持ちが、無言のスレ立てに彼女を駆り立てた。
160 :
1:04/11/15 00:41:46 ID:GyI9CF6Y
74
ところが、この「無意味なスレの乱射」が、
島での味噌子の評判をいっそう悪いものにした。
味噌子の心の中の葛藤、意志のせめぎ合いが分からない者たちは、
口々に「味噌子、糞スレ立てすぎ」と、彼女のことを罵った。
彼女からすれば、島のみんなを助けたい思いで立てているのだが、
心無い言葉によって、それにより彼女はいっそう傷つくこととなったのだ。
〜つづく〜
161 :
学生さんは名前がない:04/11/15 01:22:29 ID:GyI9CF6Y
162 :
学生さんは名前がない:04/11/15 02:02:32 ID:kLcH4x6N
>島での味噌子の評判をいっそう悪いものにした。
島の人気者じゃなかったのか?w
163 :
学生さんは名前がない:04/11/15 03:34:40 ID:wgKBFG/K
ワラタ
164 :
1:04/11/15 04:39:35 ID:GyI9CF6Y
75
味噌子は既に病んでいた。
そして外には一切姿を見せなくなった。
今まで欠かさなかった踊りもしなくなってしまった。
165 :
1:04/11/15 04:41:57 ID:GyI9CF6Y
76
このことで島には色々なうわさが流れた。
「味噌子はとうとう神になられた」など、味噌子を神格化する意見もあれば、
「とうとう気が狂った」などという、誹謗中傷も多かった。
とにかく、味噌子の容態にみな注目していたのは変わりなかった。
166 :
1:04/11/15 04:43:56 ID:GyI9CF6Y
77
味噌子には親しい友人がいた。名を「うるる。」と言った。
うるる。は引き篭もってしまった味噌子の容態を案じ、
お見舞いにやってきた。
167 :
1:04/11/15 04:48:42 ID:GyI9CF6Y
78
うるる。が味噌子の家に入って見たものは、
激しく身震いし、まるで地獄を見てきたかのような味噌子の形相であった。
「いったいどうしたの!?」 うるる。は慌てて尋ねた。
だが味噌子は何も答えようとしない。
168 :
1:04/11/15 04:49:58 ID:GyI9CF6Y
79
どうしようもないので、うるる。はそのまま味噌子の家に泊まり込み、
彼女の世話をすることにした。そして、うるる。は優しく語りかけた。
「島ではあなたの事を悪く言う人がいるけど、
そういうのは気にしちゃだめ」と。
169 :
1:04/11/15 04:52:48 ID:GyI9CF6Y
80
神様が味噌子に与えなさった猶予も空しく過ぎ、
なす術も無く、とうとう7日目の夜は過ぎさっていった。
明け方、大学生達の集まりし島の直上は漆黒の巨大な雲で覆われた。
異変に気づいた島民たちは次々に家を飛び出し、何事かと慌てふためいた。
170 :
1:04/11/15 04:55:22 ID:GyI9CF6Y
81
遥か天におはしまする大いなる神様は、
島の様子を見て、深くため息をついておっしゃった。
「わたしは大学生達が勉強やサークル、バイト、恋愛などのことで、
有意義な情報が交換できるよう、良かれと思って彼らを楽園に住まわせた。
しかし、今、島の様子を見るにつけてどうだろうか。」と。
171 :
学生さんは名前がない:04/11/15 04:57:05 ID:fgkcQYk9
スレ乱立は普通に迷惑だったがな
172 :
1:04/11/15 04:58:28 ID:GyI9CF6Y
82
「知恵の木の実を取って食べた大学生達は、
お互いの差異を気にするようになり、
相手の長所よりも欠点を探すだけになりさがってしまった。
島には、『童貞だ』、『彼女がいない』、『低学歴は生きる価値が無い』、
などどいった怨嗟渦巻くスレッドが乱立している。」
173 :
1:04/11/15 05:01:15 ID:GyI9CF6Y
83
「それに」と神様はいっそう語気を強めておっしゃった。
「あろうことか、楽園の管理を任せていた固定たち
名前を持ちし特権者たちは、勝手にも「固定は踊れ」という掟を無くし、
もはや名前は何の意味をも持たなくなってしまった。
これではクソスレが乱立し、馴れ合いが増徴するのは火を見るより明らかだ」
174 :
1:04/11/15 05:04:59 ID:GyI9CF6Y
84
「そこで私は、このような状態にした責任を感じ、
彼らの住まいし呪われた懲罰の地を、海の底に沈めることにした。
このようなやり方は望ましくないが、もはや致し方あるまい。」
神様は杖を振りかざし、一言呪文を唱えられた。
「荒らしかしまし!」
次の瞬間、島を覆う巨大な雲は、天の蓋が割れたような豪雨を島に降らせた。
〜つづく〜
175 :
学生さんは名前がない:04/11/15 05:06:13 ID:fgkcQYk9
しかしそのクソスレ乱立コテの味噌は神に愛されていたと
176 :
学生さんは名前がない:04/11/15 05:08:24 ID:fgkcQYk9
しかし神の呪文は精霊達に寄っていづれ封じられたと
「踊る」とかいう過去の遺物もその他の固定にも興味ないんだが
「踊る」という概念を理解してるかのように書き立てる固定君名無し君達は
>>1のレスを読んでどう考えるんだろうか
不細工な顔晒しやちゃちなプロフィールで名前に色をつける事よりも、
>>1みたいな書き込みそれ自体が「踊る」ってことじゃねえんだろうか
いやもう興味など微塵もないんだけれども。踊るなんて。
178 :
学生さんは名前がない:04/11/15 11:48:22 ID:ZZhwEq5h
何か空気がいきがってるな 黙って1を待ってろ
179 :
学生さんは名前がない:04/11/15 15:40:44 ID:wgKBFG/K
あげ
180 :
学生さんは名前がない:04/11/15 15:42:35 ID:yjgo3S6v
どこまでもいけるぜ!
181 :
学生さんは名前がない:04/11/15 17:38:41 ID:GyI9CF6Y
あふ
182 :
学生さんは名前がない:04/11/15 18:46:11 ID:m93WFo2D
misoの事件の詳細を教えてほしいんですが…
ここで良かったでしょうか?
183 :
学生さんは名前がない:04/11/15 18:46:53 ID:GyI9CF6Y
ワラタw
184 :
学生さんは名前がない:04/11/15 18:54:55 ID:m93WFo2D
misoの事件の詳細を教えてほしいんですが…
ここで良かったでしょうか?
185 :
学生さんは名前がない:04/11/15 19:07:51 ID:wgKBFG/K
うるせーよ。何度も同じカキコしてんじゃねえ
186 :
学生さんは名前がない:04/11/15 20:03:05 ID:kLcH4x6N
187 :
まーいーや(゚ε゚) ◆.R.Q9u4RPo :04/11/15 20:14:08 ID:9Ey8quBl
クソスレかと思ったら面白いじゃないかチクショー
188 :
のりたま袋:04/11/15 20:27:23 ID:sUoEHgKL
面白い・・・w
189 :
学生さんは名前がない:04/11/15 20:33:18 ID:H90wLCVi
今日初めて読んだ・・・なかなかうまくできてる・・・
続きに期待。
190 :
学生さんは名前がない:04/11/15 21:26:05 ID:wgKBFG/K
味噌子知らないやつもいるみたいだな
191 :
1:04/11/15 22:03:26 ID:GyI9CF6Y
さてと
192 :
1:04/11/15 22:03:54 ID:GyI9CF6Y
85
荒らしかしまし−大暴風雨を巻き起こす禁断の呪文
神がその言葉を唱えると、激しい雨と風が島を襲った。
雨粒は容赦なく島の大地を打ち付けた。
川という川は氾濫し、溢れた水は濁流となって村を襲った。
193 :
のりたま袋:04/11/15 22:05:15 ID:sUoEHgKL
あ、始まった
194 :
1:04/11/15 22:06:43 ID:GyI9CF6Y
86
大学生達の談義所である「スレッド」とよばれる施設にも、
土石流が容赦なく襲い掛かった。
人の沢山あつまるスレッドは住民達が結束して土嚢を積み、
なんとか第一波を免れたものの、
過疎状態のスレッドは為す術もなく水に流されていった。
195 :
1:04/11/15 22:11:10 ID:GyI9CF6Y
87
神の怒りはその日だけではなかった。
連日連夜、「荒らしかしまし」による豪雨が島を襲った。
島の人々は、それに反抗することもできず、
雨が降るたび、「またかまたか」「いつ止むのか」と慌てふためき、
残り少なくなったスレッドの防衛に全力を尽くした。
196 :
1:04/11/15 22:12:54 ID:GyI9CF6Y
88
賢き者が言った。
「古文書には、嵐(荒らし)に島が見舞われた時に、
どうすればよいかの記述がある。
今こそそれを実行に移すべきである」
と。
197 :
1:04/11/15 22:15:57 ID:GyI9CF6Y
89
古文書にはこう書かれていた。
「島を嵐が襲いし時 神のしもべたる精霊を召喚せよ」と。
「精霊の力により雨粒と暴風から島は守られるであろう」と書いてあった。
198 :
1:04/11/15 22:17:46 ID:GyI9CF6Y
90
そこで島では魔術師たちが山奥に集まって祭壇をつくり、
精霊を召喚すべく、「降霊の儀式」を開始した。
199 :
1:04/11/15 22:19:17 ID:GyI9CF6Y
91
果たして精霊が祭壇に降り立った。
人々はみな、この時を待ち望んでおり、感激の声をあげた。
「ようやく、嵐の恐怖から逃れることができる」
誰もがそう思った。
200 :
1:04/11/15 22:21:22 ID:GyI9CF6Y
92
精霊は厳格な態度と威容をもって、大学生達を威圧した。
「余を呼び出した用はなんだ。」
精霊は祭壇の上から声を発した。
201 :
1:04/11/15 22:23:34 ID:GyI9CF6Y
93
司祭はひざまずいて、畏れ多そうに言った。
「ははぁーっ・・・偉大なる天上の神に仕えられし精霊様、
どうか島を襲う雨雲を沈めたまえ。
濁流に飲まれて沈んだスレッドを蘇らせたまえ」
202 :
1:04/11/15 22:24:59 ID:GyI9CF6Y
94
儀式の場を長い沈黙が包んだ。
誰もが、これで元の平和な生活が取り戻せると思っていた。
しかし、精霊の御答えは予想外のものだった。
203 :
1:04/11/15 22:26:52 ID:GyI9CF6Y
95
沈黙の後、精霊は口を開いた。
「残念だが・・・それは聞けぬ頼みである」
儀式を取り仕切っていた司祭達だけでなく、
この様子を固唾を飲んで見守っていた大学生達は、
この精霊の御答えにみな血相を変えた。
204 :
1:04/11/15 22:28:42 ID:GyI9CF6Y
96
「な、なぜでありますか!?」
司祭は切迫して精霊に問うた。
しかし、精霊は何も答えようとしない。
「すまぬ。自分達でなんとか切り開いてくれ。
私にはどうしようもない『事情』があるのだ」
精霊はそう一言残して、再び空へ消えていった。
205 :
1:04/11/15 22:30:50 ID:GyI9CF6Y
97
人々は己の境遇を嘆いた。
「この島は、懲罰の地だから精霊様も所詮どうでもいいと思っているんだ」
「精霊様の力でさえ、この嵐は鎮めることができないんだ」
と口々に言い合った。
206 :
1:04/11/15 22:32:40 ID:GyI9CF6Y
98
しかし、よく考えてみればこれは当然のことである。
神の企てし計画に、その下僕たる精霊が口を挟めるわけがない。
島の誰一人として、この嵐を神が呼び寄せたことは知らなかった。
207 :
人間の屑 ◆6Xu6KXrwyw :04/11/15 22:34:54 ID:7KJVdoH7
おもしろいのであげる
208 :
1:04/11/15 22:36:40 ID:GyI9CF6Y
99
そんな頃、島では1つの噂が流れていた。
根も葉もない噂であったが、人々が大雨に恐れおののく中、
その噂は人から人へ急速に広がっていった。
「味噌子が、昨日のスレ乱立で批判されたことを根に持ち、
踊りによって悪魔を体内に呼び、嵐を巻き起こした」
という噂である。
〜つづく〜
ラストで>>1が荒らしかしましだったという衝撃の事実が
210 :
のりたま袋:04/11/15 22:44:08 ID:sUoEHgKL
面白い
211 :
人間の屑 ◆6Xu6KXrwyw :04/11/15 22:45:35 ID:7KJVdoH7
ヨブ記もフィーチャーしてほしい
212 :
学生さんは名前がない:04/11/15 22:47:28 ID:wgKBFG/K
味噌子、ぜんぜん人気者じゃねえじゃんw
設定忘れてないか?
213 :
学生さんは名前がない:04/11/15 23:14:24 ID:GyI9CF6Y
age
214 :
学生さんは名前がない:04/11/15 23:52:59 ID:GyI9CF6Y
215 :
学生さんは名前がない:04/11/16 00:32:09 ID:v6uUnt48
ああ、聖書は楽しいよな
216 :
学生さんは名前がない:04/11/16 01:06:04 ID:v6uUnt48
はやく続き書いてくれ
217 :
学生さんは名前がない:04/11/16 02:45:59 ID:v6uUnt48
チンシュ
218 :
学生さんは名前がない:04/11/16 09:45:56 ID:d1Vpgent
あげ
219 :
なお ◆PlaGuNao1. :04/11/16 10:40:00 ID:liRoNAWN
ここは
>>1さんの脳内設定を楽しむスレでもあるから
>>212 「固定は踊れ」というか「固定は名無しさんの為に踊りましょう」だった記憶が、、、
いやきっと気にするまでもない些細な誤りなんだろうな。こんなこと、
220 :
学生さんは名前がない:04/11/16 11:59:09 ID:FyXyui4g
だれこの空気?
マジうざくね?
221 :
学生さんは名前がない:04/11/16 14:03:35 ID:0QSGpQ0G
まだあったのかこのスレwwww
よくがんばったなw
222 :
学生さんは名前がない:04/11/16 14:09:04 ID:Ots52B8o
223 :
学生さんは名前がない:04/11/16 16:59:33 ID:d1Vpgent
名無しの質もかなり劣化してるけどな
224 :
学生さんは名前がない:04/11/16 17:22:45 ID:v6uUnt48
また味噌スレ(自殺動画スレ)が盛り上がってるよ。
馴れ合いうぜー。
>63までは面白かったけどいきなりつまんなくなったな。
ってか書いた人が違うだろこれ。
226 :
学生さんは名前がない:04/11/16 18:48:17 ID:v6uUnt48
age
227 :
あちこ:04/11/16 19:09:12 ID:uGjJ+lub
きねんあちこ
228 :
なお ◆PlaGuNao1. :04/11/16 19:24:00 ID:liRoNAWN
単なる事実関係の訂正が
「空気読めない」という書き込みにつながってしまう
>>222とか、どうしたもんだろうか(笑
229 :
学生さんは名前がない:04/11/16 22:06:20 ID:d1Vpgent
誰だおめーは
なおちゃんは昔からこういう子だったのよ
何言っても独り言しか返ってこないの
231 :
学生さんは名前がない:04/11/17 00:06:16 ID:d4byknfX
age
232 :
学生さんは名前がない:04/11/17 00:12:29 ID:ZnfIcYfy
どうしょもねえ固定だな
233 :
1:04/11/17 01:06:25 ID:d4byknfX
さてと
234 :
1:04/11/17 01:06:45 ID:d4byknfX
〜2ちゃんねる 愛の劇場〜
235 :
1:04/11/17 01:08:29 ID:d4byknfX
100
味噌子は家にひきこもり、大好きだった踊りも一切せず、
ベッドにもぐりこんで、何かを恐れるように怯えていた。
そんな味噌子の様子を見かねて、泊り込みで世話をしていたのが、
うるる。という者であった。
236 :
たっくん ◆Lp4e6dlfNU :04/11/17 01:09:19 ID:XvxTEoSe
153 名前:1 投稿日:04/11/15 00:26:36 ID:GyI9CF6Y
67
もう1人紹介しておこう。
行儀は悪く、島の荒くれ者として評判は悪いものの、
一部では熱狂的な信頼と人気を獲得していた「たっくん」である。
しかし、いずれの面々も味噌子の持つカリスマには敵わなかった。
そして何より、味噌子は神からの寵愛を一心に受けていた。
↑誉められてんだろ?ありがとな!
237 :
たっくん ◆Lp4e6dlfNU :04/11/17 01:10:01 ID:XvxTEoSe
うるるの偽善、オナニーボランティアだろ
238 :
1:04/11/17 01:10:19 ID:d4byknfX
101
「ねえ、味噌ちゃん、一体どうしたの?
何をそんなに怯えているの?」
うるる。は献身的に看病を続けていたが、
味噌子は何も答えようとしなかった。
239 :
たっくん ◆Lp4e6dlfNU :04/11/17 01:11:05 ID:XvxTEoSe
>献身的に看病を続けていたが
献身的じゃなくて「自己満足」だろ
240 :
学生さんは名前がない:04/11/17 01:11:58 ID:AAqm1jSN
たっくそキターw
241 :
1:04/11/17 01:13:24 ID:d4byknfX
102
そして神の与えられし猶予も空しく過ぎ去り、
大学生達の集まりし島は試練の時を迎えていた。
242 :
1:04/11/17 01:15:20 ID:d4byknfX
103
「ああ、今日もまた1つスレッドが沈んだ」
うるる。は窓の外を見て嘆いた。
嵐で濁流した川に飲み込まれて、島に建っていたスレッドは
あるものは土の中に、あるものは海の中に、
また1つまた1つ、消えていった。
243 :
たっくん ◆Lp4e6dlfNU :04/11/17 01:16:34 ID:XvxTEoSe
age荒らしのことか
244 :
1:04/11/17 01:17:06 ID:d4byknfX
104
降りしきる豪雨の中で、うるる。は微かな声を聞いた。
「みんな・・・私のせいなんだ・・・」
うるる。は誰の声?と思って辺りを見渡したが、
それらしき人はいない。
「まさか・・・味噌ちゃん?」
245 :
学生さんは名前がない:04/11/17 01:17:48 ID:AAqm1jSN
荒らしかしましの事だろ
246 :
1:04/11/17 01:19:19 ID:d4byknfX
105
そう、その声は確かに味噌子だった。
ベッドの中でうずくまる味噌子がむせびながら声を出していたのだ。
「味噌ちゃん!どういうことなの!?説明して・・・お願い」
うるる。は、ようやく言葉を喋った味噌子に駆け寄った。
247 :
1:04/11/17 01:20:58 ID:d4byknfX
106
「みんな、みんな私のせいなのよっ!!!うわわぁぁっ!!!」
味噌子が発狂したかのように、大きな声で叫んだ。
「一体どういうことなの・・・?お願い、私に説明して・・・。
ずっと友達だったじゃない。味噌ちゃんが辛いと、私も辛いの・・・。」
うるる。は味噌子の肩を抱きしめた。
248 :
1:04/11/17 01:22:50 ID:d4byknfX
107
「実は、実はね・・・ひっく・・・」
味噌子はこれまでの事を全て打ち明けた。
神様が計画されし大暴風雨計画、
そして優秀な者だけを次代に残す方舟計画、
それに味噌子自身が選ばれたことを。
249 :
1:04/11/17 01:25:22 ID:d4byknfX
108
いきさつを聞いて、うるる。は呆然とした。
「そんな・・・まさか、偉大な神様が・・・そんなことをするなんて。
ひどいわっ!! あんまりよ!!」
うるる。はその計画の残虐さ、そしてそれを聖なる象徴たる、
神自身が企てたことを批難した。
「ううん、悪いのは全て私なの・・・。
私が、洪水が起こる前に・・・島のみんなを批難させていれば・・・」
250 :
1:04/11/17 01:25:58 ID:d4byknfX
すまそ。批難→避難 で
251 :
たっくん ◆Lp4e6dlfNU :04/11/17 01:26:49 ID:XvxTEoSe
何気に大作だよな
>>1 サイト立ち上げたらどうだ?
252 :
1:04/11/17 01:27:40 ID:d4byknfX
109
「そうすれば・・・私だけが犠牲になるだけで済んだのに。
私は、この汚らわしい私は・・・自分が助かりたいために、
神様に逆らって、みんなを助けることを躊躇したの・・・。
最低よ・・・私は」
味噌子は自分の思い、葛藤を、うるる。に吐露した。
253 :
学生さんは名前がない:04/11/17 01:29:12 ID:+nYNml73
味噌子のブログ見たけど文体が好きだ。
254 :
1:04/11/17 01:30:29 ID:d4byknfX
>>251 サンクスこ。
たっくんが来るとは思ってもなかったですな。
まあ色々なことは、この話が終わってから考えます。
そろそろフィナーレですので。
でも終わると思ってたのに、
実際に板のほうには、味噌子の弟を名乗る人物が現れたりで・・・。
255 :
学生さんは名前がない:04/11/17 01:32:16 ID:roLvXNcC
味噌は男じゃなかったっけ
256 :
1:04/11/17 01:32:17 ID:d4byknfX
110
「まさか・・・この前のスレッド乱立は・・・!」
うるる。は真実に気づいた。
味噌子がそれを決して悪ふざけで建てたのではないこと。
それが、島のみんなを助けたいという
味噌子の純然たる思いの発露であったことを。
257 :
1:04/11/17 01:32:42 ID:d4byknfX
>>255 ああ、いいんですよ。分かっててやってますからw
258 :
学生さんは名前がない:04/11/17 01:34:12 ID:jR9WhDWu
>>257 物語に徹して欲しい。雑談はフィナーレ後にでも。
259 :
1:04/11/17 01:35:00 ID:d4byknfX
111
「ごめんなさい・・・。てっきり、私、
味噌ちゃんが発狂して無意味なスレッドを乱立させたのかとばかり・・・
私こそ最低だわっ!」
うるる。は自分の勝手な決めつけを反省した。
味噌子は真に、島のことを考え、
しかし預言者として神の意志を代弁する踊り子であり、
神には逆らえない運命と戦い続けていたのだと。
260 :
1:04/11/17 01:35:31 ID:d4byknfX
261 :
1:04/11/17 01:38:12 ID:d4byknfX
112
味噌子はか細い声を振り絞って、うるる。に話しかけた。
「ねえ・・・うるる。神様は、私の大切な人を一人だけ、
共に方舟に乗せて、大厄災から救いだしてあげていい、
とおっしゃってくださったの。私はそれを・・・うるる。、
あなたしかいない、と思ってたの。」
262 :
1:04/11/17 01:40:29 ID:d4byknfX
113
「そんな・・・私なんて・・・」 うるる。は言った。
「いいえ、もはや私は神との約束を破ってしまったわ。
今さら大それて島のみんなを助けることができるとは思わない。
でも、あなただけは、あなた一人だけは守りたいの。」
味噌子の目には涙が浮かんでいた。
263 :
たっくん ◆Lp4e6dlfNU :04/11/17 01:42:42 ID:XvxTEoSe
,: ' " `丶
, :´ . `、
. . ' . ; .丶
. ,:´ . ' ' `、
, ,:=・=:、,:=・=:、 ; `. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. . ■■■■ . ' ';゛ < おい
>>1 オレの具を言ってみろ
! . ■■■■. ' , ;: \____________________
ヽ、..._,._._,._■■.,,....__,.,,.ノ.,..
___ノ:: 人_
, --ー ̄ :: ::::::::::::::::: ̄ノ ̄ー-- ,,.__
/:::::::::::::::::::: ー-- .,, ..::::,, --ー " :::::\
/::::::::::::;;;;;;; ヾ ソ :::::::: :::ヽ
⊂二 ̄⌒\ ヽ/ /⌒ ̄ニ⊃
)\ ( | ::::::::: | ) /(
/__ ) | :::::::::::::::: ミ: | ( __\
//// / .|::::::::::: ミ:::: | \ \\\ヽ
/ / / // |:::::: ヾ:::: | \\ ヽヽヽ
/ / / (/ |:::::::::: ミ: | \) ヽヽヽ
( / (/ | ::::::: ノ ヾ | \) ヽ)
( / ヽ)
264 :
1:04/11/17 01:43:14 ID:d4byknfX
114
「洪水から逃れることのできる方舟は、
この家を出て丘を降りたところにあるわ。
嵐が静まるまで、そこでじっとしていて。」
「でもっ・・・でも、味噌子は・・・
味噌ちゃんも来てくれるわよね・・・?」
265 :
1:04/11/17 01:45:15 ID:d4byknfX
115
「・・・うん、私も後で必ず行くわ。
でも、最後に身を清めて、踊りを神様に捧げてからにしたいの。
必ず後で行くから、先に船で待ってて。」
味噌子は既に泣いていなかった。頬からは涙は消えていた。
顔には満面の笑みが浮かんでいた。
266 :
たっくん ◆Lp4e6dlfNU :04/11/17 01:45:50 ID:XvxTEoSe
∩___∩
| ノ ヽ/⌒) あばばばばばば
/⌒) (゚) (゚) | .|
/ / ( _●_) ミ/ ∩―−、
.( ヽ |∪| / / (゚) 、_ `ヽ
\ ヽノ / / ( ● (゚) |つ
/ / | /(入__ノ ミ あばばっあびゃばびゃばば
| / 、 (_/ ノ
| /\ \ \___ ノ゙ ─ー
| / ) ) \ _
∪ ( \ \ \
\_)
267 :
1:04/11/17 01:46:54 ID:d4byknfX
116
うるる。が家を出ようと、ドアに手をかけたその時だった。
「ねえ、うるる。・・・」
味噌子の声だった。うるる。は振り返った。
「どうしたの・・・?味噌ちゃん」
「・・・ううん、なんでもないわ。
ごめん、呼び止めて・・・。後で必ず行くから。」
268 :
1:04/11/17 01:49:05 ID:d4byknfX
117
味噌子は一人残された建物の中で、
身を清め、渾身の舞を踊った。
それは今までのどの舞いよりも美しかった。
だが、島の皆をはじめとし、もちろん、うるる。でさえ、
それが味噌子の最後の踊りになろうとは思ってもいなかった。
〜続く〜
269 :
学生さんは名前がない:04/11/17 01:50:49 ID:AAqm1jSN
おもしろい。いよいよ自殺か?
270 :
学生さんは名前がない:04/11/17 02:28:13 ID:d4byknfX
age
271 :
なお ◆PlaGuNao1. :04/11/17 07:47:34 ID:VUK7XZmu
272 :
学生さんは名前がない:04/11/17 11:47:17 ID:d4byknfX
273 :
学生さんは名前がない:04/11/17 12:24:10 ID:zx1vf1A4
揚げ足とか取らなくていいから ほんと空気って言うか糞コテ
なお ← 糞
なおって、ストアか?
うるるの裏切りっぷりをどう描いてくれるかに期待
277 :
学生さんは名前がない:04/11/17 19:34:45 ID:AAqm1jSN
期待あげ
>>1
思わず読んでしまった
最後まで読ませてくれ
279 :
学生さんは名前がない:04/11/17 23:09:37 ID:d4byknfX
age
280 :
なお ◆PlaGuNao1. :04/11/18 07:57:49 ID:Whnt2WUz
281 :
学生さんは名前がない:04/11/18 07:59:39 ID:4y4eIqsb
なるほどこういうキャラを目指しているらしい。
なお ◆PlaGuNao1はあぼーんと
283 :
学生さんは名前がない:04/11/18 16:12:33 ID:+zfbXMvi
なお晒しあげ
284 :
学生さんは名前がない:04/11/18 19:41:45 ID:H9KBwx9s
続きまだー?
285 :
学生さんは名前がない:04/11/19 00:14:18 ID:Dyb74ybv
age
286 :
学生さんは名前がない:04/11/19 03:34:44 ID:Dyb74ybv
age
288 :
学生さんは名前がない:04/11/19 17:24:44 ID:4F6YLTXV
まだかよ
289 :
学生さんは名前がない:04/11/19 18:00:12 ID:Qt0HR4F2
1は逃げました。
290 :
1:04/11/19 18:22:43 ID:Dyb74ybv
さてと
291 :
学生さんは名前がない:04/11/19 18:23:03 ID:Dyb74ybv
2ちゃんねる 愛の劇場
292 :
1:04/11/19 18:23:18 ID:Dyb74ybv
118
島では人々が連日の嵐に疲弊し、絶望感と憎しみが膨れ上がっていた。
そして、根も葉もない話であるが、味噌子がスレッド乱立の件で、
島の住民多数から批難されたことを逆恨みして、
踊りにより悪魔を召喚し、島に大雨を降らせたとの噂が流布していた。
293 :
1:04/11/19 18:23:36 ID:Dyb74ybv
119
嵐への憎しみは味噌子に向けられることとなった。
「味噌子を島から追放しろ!!」
島のあちこちで暴徒と化した住民達が、
隊列を組んで味噌子の家へ押し寄せようとしていた。
294 :
1:04/11/19 18:24:11 ID:Dyb74ybv
120
その中には、プラモヂル、たっくん、マイ、幹事長、3年心理
などの島を代表する優秀な固定たちもいた。
固定も名無しも皆、嵐が吹き荒れる中、味噌子の家へと向かった。
その行軍は殺気立っており、皆正気を失っていた。
295 :
1:04/11/19 18:27:01 ID:Dyb74ybv
121
暴徒の群れはとうとう味噌子の家へ到着した。
「ちくしょう、俺達の島を無茶苦茶にしやがって」
「あいつのせいで・・・俺の立てたスレが」
大学生達は、完全に嵐が味噌子のせいだと信じていた。
296 :
1:04/11/19 18:27:18 ID:Dyb74ybv
122
バン!と扉は蹴って開けられた。
さあ、味噌子はいるか、出て来い!と皆が思ったその時、
扉の向こうには信じられない光景が広がっていた。
297 :
1:04/11/19 18:27:45 ID:Dyb74ybv
123
そこにあったのは、もはや「物体」であった。
胸にナイフを突き刺し、真紅の血の上で横たわっている、
味噌子、その人であったのだ。
298 :
1:04/11/19 18:29:14 ID:Dyb74ybv
124
モヂル「ま、まさか・・・自殺?」
彼だけでなく、皆は怒りを忘れ、呆然とした。
憎まれていたとはいえ、味噌子は島一番の人気者であった。
その踊りは人々を魅了し、多くの者を酔わせた。
一同にはこの光景を見て泣き出す者も多数いた。
299 :
1:04/11/19 18:30:32 ID:Dyb74ybv
125
「けっ、お前らメソメソ泣いてんじゃねーよ。」
幹事長が気持ちを抑えきれず声を発した。
たっくん「まったくだぜ。むしろ良かったじゃねえか(ゲラ
殺す手間が省けて。これで嵐も収まるってもんだろ。」
マイ「必死だな。てめーら」
300 :
1:04/11/19 18:31:07 ID:Dyb74ybv
126
たっくん・幹事長「なんだと!?コラ、あぁ?」
マイ「てめーら、味噌子がいなくなって、
いよいよ自分が島を仕切れると思ってんだろ。
見え見えなんだよ。醜い虚栄心が。」
301 :
1:04/11/19 18:31:44 ID:Dyb74ybv
127
幹事長「それはてめーだろ(ぷ
お前、いつも味噌子のせいで一番になれなかったよな。
案外、お前がやったんじゃねえの?」
マイ「ゴラァァァッ!!死にてぇか、禿げ!」
302 :
1:04/11/19 18:32:10 ID:Dyb74ybv
128
モヂル「そういえば、味噌子とうるる。って仲良かったよな。
泊まりこみで味噌子の世話してたはずだが・・・。」
幹事長「どこへ行ったんだ?いないよな?」
たっくん「ふ、分かったぜ」
幹事長「あ?」
303 :
1:04/11/19 18:32:43 ID:Dyb74ybv
129
たっくんは幹事長だけでなく、その場の大学生全員に言った。
「味噌子が死んでて、ここに居るはずのうるる。がいない。
考えられることは1つじゃねーか、って言ってんだよ。
その、うるる。がトチ狂って味噌子を殺したんじゃないか?」
304 :
1:04/11/19 18:33:36 ID:Dyb74ybv
130
「そんな・・・」
皆は沈黙に包まれた。
まさか、自分達の仲間が殺し合いをするなんて考えたくもなかった。
叩きあいつつも、彼らはお互いに仲間だと考えていたのだ。
305 :
ポルカ:04/11/19 18:35:33 ID:Cz4qqGNf
もっと会話文入れてくれないとつまんない
306 :
1:04/11/19 18:35:48 ID:Dyb74ybv
131
皆が外に出ると、嵐は止んでいた。
空には美しい満月が浮かんでいた。
「味噌子が死んだから嵐が鎮まった」と皆はそう考えていた。
307 :
ポルカ:04/11/19 18:36:10 ID:Cz4qqGNf
あら、会話のラッシュだったわ!
308 :
1:04/11/19 18:36:30 ID:Dyb74ybv
132
そうして、その日のうちに味噌子の御葬式が開かれることになった。
大学生達は、味噌子のことを叩いていたとはいえ、
彼女が功労者であり、島で一番踊りがうまい天才であることは認めていた。
それは憎まれ口を叩いていた、たっくんや幹事長、マイといった面々も同じである。
皆、心のどこかでは、味噌子には敵わないと思っていたのだ。
309 :
学生さんは名前がない:04/11/19 18:37:26 ID:Dyb74ybv
133
だがその葬式は、しめやかには終わらなかった。
葬儀も終わりにさしかかり、味噌子を棺にいれ土に埋めようとしていた時、
一人の人物が現れた。うるる。であった。
たっくん「てめー!!」
〜つづく〜
310 :
学生さんは名前がない:04/11/19 18:52:50 ID:Qt0HR4F2
クライマックスとかいってまだひっぱるのか無能
311 :
学生さんは名前がない:04/11/19 18:57:41 ID:0XY2we/a
この話の言いたいことは争いとは無縁の空気コテこそが至高ってことかだな?
313 :
学生さんは名前がない:04/11/19 23:52:51 ID:f6N5tRPm
アージュ
316 :
学生さんは名前がない:04/11/20 01:44:07 ID:LX05IfPn
むけちん
317 :
学生さんは名前がない:04/11/20 03:04:32 ID:6HIpGmpz
何この味噌子を崇めるような展開
318 :
学生さんは名前がない:04/11/20 12:10:43 ID:LX05IfPn
age
319 :
学生さんは名前がない:04/11/20 15:45:14 ID:LX05IfPn
保守
320 :
学生さんは名前がない:04/11/20 16:24:44 ID:LX05IfPn
ohz
321 :
学生さんは名前がない:04/11/20 17:00:46 ID:zQ51dYiN
あげ荒らしうざ
322 :
学生さんは名前がない:04/11/20 18:04:02 ID:LX05IfPn
323 :
学生さんは名前がない:04/11/20 19:08:12 ID:jpPDOKgc
324 :
学生さんは名前がない:04/11/20 19:08:33 ID:LX05IfPn
325 :
学生さんは名前がない:04/11/20 19:39:40 ID:LX05IfPn
326 :
学生さんは名前がない:04/11/20 20:09:11 ID:zQ51dYiN
保守
327 :
学生さんは名前がない:04/11/21 00:05:17 ID:32ICewu3
保守
328 :
学生さんは名前がない:04/11/21 04:05:24 ID:YcnLWwx6
つぅづぅきぃまぁだぁ〜??
329 :
学生さんは名前がない:04/11/21 14:04:17 ID:j5nfANkw
330 :
学生さんは名前がない:04/11/21 14:25:26 ID:KDQKefsx
331 :
学生さんは名前がない:04/11/21 19:04:09 ID:6K8pQs1Z
あげ
332 :
学生さんは名前がない:04/11/21 20:14:18 ID:jGSpVjJG
age
333 :
学生さんは名前がない:04/11/21 22:30:46 ID:SaFPy1xX
あげ
334 :
学生さんは名前がない:04/11/21 23:19:53 ID:jGSpVjJG
チンシュスレになりました
335 :
学生さんは名前がない:04/11/22 03:17:37 ID:+7SpmG8i
じゃあチンシュ
336 :
学生さんは名前がない:04/11/22 10:27:32 ID:KFC5crJK
cat /etc/passwd | mail
337 :
学生さんは名前がない:04/11/22 13:34:41 ID:PnwIbFW/
続きまだ〜?
338 :
あちこ:04/11/22 13:45:08 ID:1IaK5zVf
老婆をみっかも待たせるのいくない
339 :
学生さんは名前がない:04/11/22 16:49:15 ID:U6M92oyJ
保守
340 :
学生さんは名前がない:04/11/22 18:18:31 ID:BLT+4zll
チンシュしなから待て
341 :
学生さんは名前がない:04/11/22 18:19:00 ID:6YUy8MFv
あげ
342 :
学生さんは名前がない:04/11/22 20:57:07 ID:qduvbf4v
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) <
>>1はupまだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 和歌山みかん |/
343 :
学生さんは名前がない:04/11/23 00:10:24 ID:uIC+IrTG
ウィルス多すぎ。この板
344 :
学生さんは名前がない:04/11/23 21:31:25 ID:B8IZELPH
まだかよ
345 :
学生さんは名前がない:04/11/24 01:30:58 ID:3hqS8fH4
おせーよ、殺すぞ
346 :
学生さんは名前がない:04/11/24 23:13:33 ID:U+EHdxZp
347 :
チェスター ◆jA.UybeKpk :
保守