女を誘いたいので助言きぼんぬ 

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769四国太郎:04/03/27 05:41 ID:2p3lSqkL
起きました。ではレポを。。
770学生さんは名前がない:04/03/27 06:01 ID:iXoK7cgC
おう
771四国太郎:04/03/27 06:03 ID:2p3lSqkL
書いたけど、小学生の日記みたいになってしまったので書き直します。。
772学生さんは名前がない:04/03/27 06:41 ID:seBP4Fmm
期待age
773四国太郎:04/03/27 06:48 ID:2p3lSqkL
>>756の後から。朝日の差し込む明るい部屋の中で鏡を見ると、俺の顔はとてもみすぼらしかった。
早くも今日のことで鬱になる。口の上の髭を抜いた後、風呂へ入り、口や眉、ビンのまわりを剃った。
髪をととのえ、磨かれたよそいきめがねに付け替えると、なんだか気持ちは落ち着いてきた。
服は前日に用意しておいたが少し気が変わり、ワークパンツはやめ、落ち着いた感じの細身のパンツにシャツをタックインして着ていくことにした。
歯を丹念に磨いた後、少し早いが九時に出発。家の近くのミスドに入り、ハムたまごパイとアイスコーヒーを店内で食べる。
地元以外のミスドは初めてだったが、ミスドはどこでもミスドだった。トイレの鏡で服装を確認した後、持ち物を確認し、外へ出る。
コンビニで口臭防止用のガムを207円で買い、それを噛みながら待ち合わせ場所に行く。途中、行く映画館の前を通り、ドキドキする。
待ち合わせ場所についたのが9:40位だった。当然相手はまだ来ていないのだが、何度も確認してしまう。
その前を通る3回目ほどに、そこにいた二人組の女にニヤニヤされたので少し離れたコンビニに入った。
7,8分前くらいにもう一度待ち合わせ場所に。やはりまだ来てないようなのでそこがよく見える、少し後ろのあたりで携帯を取り出し、いじるふりをする。
10時。さっきから後姿だけで顔の見えていなかった女があたりを見回し、こちらに歩いてくる。
顔をみても彼女かどうかあやしい。
「いたいた」
どうもそうらしい。昼間見るその顔にはそばかすが多かった。
「あっ、さっきからそこにいた?後ろしか見えてなかったから気づかなかった・・・
 じゃあ、いこっか」
メールはしていたものの、実際に話すのはほとんど初めてに近い。なにか照れるが
相手もそういう感じらしい。
「ロードオブザリング、はじめの二つみたんだよね。今日のどういう感じかな。
 俺あの剣持ったやつ、だれだったっけ・・・えっと、剣なんかみんなもってるしなあ・・・」
「アルゴルン?名前うろ覚えだけど」
「そう!そいつ好きなんだよ。かっこいい」
とりあえず今日の映画の話などをしながら映画館へいった。
774四国太郎:04/03/27 07:01 ID:2p3lSqkL
チケット売り場に行く。
「学生ひとつ」
「俺も」
「学生証の掲示を願えますか?」
学生証が相手から見えないよう、売り子の人に見せる。写真にはがり勉君が写っているので見られたくはなかった。
「千五百円お願いします」
彼女はまず千円をおいた。小銭を探している。やはり年がタメだとおごるとかそういう心配はしなくていいらしい。
俺は千五百円をとりだしてから置いた。五百円玉を置いてから彼女はこちらをみてはにかんだ。
「ではあちらからエレベーターで二回へどうぞ」
悪くないかもしれない。俺は今日はうまくいくような気がしてきた。
775学生さんは名前がない:04/03/27 07:26 ID:seBP4Fmm
つづきはまだかーーー!!??w
776四国太郎:04/03/27 07:26 ID:2p3lSqkL
チケットを渡すと情報誌と一緒に半券が返ってきた。俺は四つ折にし、かばんの中にしまう。
彼女はたてに折り、手にもったままにするようだ。
「ジュース買っていいかな」
「あ、うん、いいよ。俺もなんか買おっかな」
彼女はポカリを買い、俺はvittel(水)を買った。中はそれほど大きなところでもなかった。
ペアシートがあったが、それは無視し中ごろの席へと座る。
時計を見ると始まるまであと15分はあるらしい。なんだか早すぎたかもしれない。
とりあえず適当なことを話す。相手の学校のこと、部活、どんな曲を聴くかなど。
「え、カラオケだったらどんなの歌うの?」
「うーん、ドゥアズインフィニティーとか○×△とかかな」
「へえ、なんていうか・・・普通だね」
歌手には詳しくないが、知らないともいいたくなかったせいで変な返し方をした。
程なく、映画が始まった。
777学生さんは名前がない:04/03/27 07:28 ID:hdGqXiyu
レポなげぇよ
778学生さんは名前がない:04/03/27 07:31 ID:seBP4Fmm
いやwでも面白い
それになかなかいい感じじゃないか!
779ぐりら ◆wMg5ojtxOc :04/03/27 07:34 ID:FjdsIx30
朝から乙です。。
780ぐりら ◆wMg5ojtxOc :04/03/27 07:40 ID:FjdsIx30
気になって気になってしょうがないぞ・・・
781四国太郎:04/03/27 07:57 ID:2p3lSqkL
暗い場内、ときおり何かがにおってくる。誰かが持ち込んだお菓子だろう。邪魔だ。
彼女は縦長くおった情報誌を手に持ったまま映画を見ている。
たまにそれを顔に当てたり、足をのばしたりポカリを口に運んでいるのが横目ながらわかった。
映画が始まり、一時間程たったころだろうか。俺の手がすこし湿っているのに気がついた。
いや、それだけではない。脇や股のあたりもなんだか少し・・・
脇はAG+をしておいたので気にしなかったが、股から変なにおいがしやしないかと途中から気が気ではなかった。
自分ではわからなかったが、そういう匂いは自分ではわからないものだ。
これを最後に洗ったのは冬だったろうか。これを穿いてきたことにすこし後悔した。
におわなかった事をいのる。

映画自体は特に面白いというほどでもなかった。
戦闘シーンが長すぎ、終わりのあたりさっさとしめろというのが俺の感想か。
長いタイトルロールの後、場内が明るくなる。
「ふう、エンディング長かったね」
「うん。
 トイレいっていいかな」
「じゃ、俺も手洗ってこよ」
小便を済まし、手をよく洗ったあと、ベンチで座ってまつ。
手持ち無沙汰になりかばんから情報誌を取り出そうとしたあたりで彼女がきた。
手にはポカリの缶をもっている。
「このあと時間ある?食事行かない?」
「うん、バイトまでまだだし。いいよ」
時計を見ると二時近かった。
「もう大体二時かあ・・・この前いってたタイ料理の店、いきたかったんだけど
 昼は二時までしかやってないんだよね。ミスドでいい?」
「うん」
俺らは二人映画館を出た。
782四国太郎:04/03/27 08:06 ID:2p3lSqkL
「缶、捨てないの?」
「まだ飲みきってないから。」
「ふぅん」
缶を持って歩くのはどうかと思う。俺は適当に返事した。
「あ、けど、ミスドじゃご飯って感じじゃないんじゃない?」
彼女が言った。俺はミスドでポンデライオンの話をするつもりだった。
「そう?でもこのあたりは店知らないからなあ・・・
 何かある?」
「うん。こっちに二つくらい店があるんだ」
連れられていったところには、和食の店と軽食の店があった。
783学生さんは名前がない:04/03/27 08:15 ID:seBP4Fmm

☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < >>782の続きまだ?
            \_/⊂ ⊂_ )   \________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
       | 和歌山みかん|/

784四国太郎:04/03/27 08:27 ID:2p3lSqkL
それは大型スーパーに入っているような典型的な店だった。
ショーケースの片方にはとんかつやうどんが並び、片方にはピラフやパフェが並んでいた。
俺らはピラフやパフェの並ぶ店へ入ったが、店内は混んでいた。
「すみません、ただいま席が埋まっておりまして、外の紙へお名前を書いておまちください」
「はぁ」
外の紙をみるともう一組先に待っているらしい。ここで待つのも微妙かと考えた俺は、もう片方の店を見た。
「向こう行かない?なんだか空いてるよ」
「ん、いいけど」
そちらは混むでもなく、空きすぎでもなく、席も選べるくらいはあったのでうるさいおばちゃんたちの近くを避けて座った。
メニューを見ると、とんかつ、うどんや、それに寿司がついてくるセットのようなものしかなかった。
この店に入ったのが間違いだったと気づいた。
785四国太郎:04/03/27 08:42 ID:2p3lSqkL
「なんか、どれも微妙だね・・・」
「うん・・・」
どちらも同じことを考えているらしい。彼女はメニューを何度もめくる。
そう種類があるわけでもない。ときおりパフェの載っているプラスチックのメニューを手に取る。
俺は言ってみた。
「ねえ、ここでなんか甘いものでもちょっと食べて、別のところで食べない?」
「ん・・・でも、ここでも別にいいよ・・・」
俺は出たかったのだ。厚化粧の店員がやってきた。
「ご注文はお決まりでしょうか」
「えと・・・じゃあ、この一口かつ定食を」
「私は・・・もう少ししてから注文します」
俺だけ注文する形になってしまった。空いたおなかが気持ち悪くなってきた。
786四国太郎:04/03/27 08:50 ID:2p3lSqkL
出かけてきます。続きは後で
787学生さんは名前がない:04/03/27 09:20 ID:seBP4Fmm
な、なんだとーーーーーー!!!??
さ、先が気になるじゃねぇか!!!
788学生さんは名前がない:04/03/27 11:49 ID:6nixDnEu
これって現実?
頑張ってくれー。
789イーサン ◆fElEpEa6t. :04/03/27 11:58 ID:vLi4X4Xq
すげー、すげーよ四国!!(*´д`*)ハァハァ
790学生さんは名前がない:04/03/27 12:33 ID:U9+A4x3E
続き続きイイイイィィィ!!!!
791コメンテーター:04/03/27 13:20 ID:Jq7QBaa/
>>四国
イイ感じだ。初デートながら今のところ合格ラインは越えている。
強いてキニナルところを挙げるとすれば、
彼女の発言に「でも〜」「けど〜」と反意語で返答しているのが両者の一体感を妨げている感がある。
しかしこれは四国が初デートでお互いのことをまだ十分に知っていないからであり、さほど気にする必要はないであろう。

>>【次回予告】
この後、二人がミスチョイスした店で彼女のテンションが下がったのを四国がどれだけカバーできるかに注目が寄せられる。
初デートにハプニングはつきもの。
果たして四国はこの試練を乗り越えることができたのか!?
792四国太郎:04/03/27 14:15 ID:2p3lSqkL
相手の注文がまだなのが気にかかりつつも、二人で普通に話をしていた。
「サムっていいやつだよね。なんか主人公あいつなんじゃないかって感じ。
 最終的に幸せになってくれてよかったよ」
「わかるわかる。主人公っていえば、最後フロドどこいっちゃったんだろう」
「うーん・・・」
「ご注文はお決まりでしょうか」
店員がきた。彼女はずいぶん前にメニューを閉じていた。
「レディースセットを」
メニューを開いているときに思っていた、そのレディースセットの対象のレディースって絶対おばさんだよね、
というのは口に出さなくてよかったと思う。
話は続いた。主にバイト先のことを話していた気がする。
酔っ払いにこまらないか、バイト先までの移動手段、バイト仲間は仲がいいかなどをきき、
俺は、深夜のバイトは体育会系、生活が昼夜逆転、もう一週間ほどバイト続きで最近あまり眠れていないことなどを話した。
料理は、二人分そろって運ばれてきた。
793四国太郎:04/03/27 14:43 ID:2p3lSqkL
「一口って言う割りにはこのカツでかいなあ」
「あはは」
典型的なファミリー用の店の典型的な料理。可ではないが不可でもないのかも知れない。
「それってなんだっけ」
「これ?レモンを絞るやつだよ。焼肉屋とかで見たことない?」
「ああ、思い出した。そうそう」
相手は絞り機でレモンを絞り、串揚げにかけた。
俺はついてきたごまをすり鉢で擂り、その中にたれを流し込む。
ご飯の入った陶器碗を手にもち、カツをそれにつけて食べる。
「お茶は注ぎますか」
「あ、はい」
「俺は・・・いいです」
適当に店員に断った後湯飲みを見ると、お茶は半分ほど残っていた。
「焼肉屋っていえば、昨日は昼焼肉食べにいったよ」
「へえ、昼から?」
「うん、朝に部活で集まる事があってね。そのあと一、二年生で食べにいったんだ」
794学生さんは名前がない:04/03/27 14:45 ID:6nixDnEu
期待あげ
795四国太郎:04/03/27 14:50 ID:2p3lSqkL
はじめこそ相手の食べるスピードに合わせなきゃと思っていたが、
なんだかおかしい。相手の食べるスピードが速いわけではない。
俺が、遅い。定食を半分も食べたころにはご飯が喉を通らなくなってくる。
碗を持つ左手を見ると、心なしか震えているようだった。お茶がほしい。
なんだか話す声にも力がなくなってきていた。
796学生さんは名前がない:04/03/27 15:02 ID:g9/RY8zf
さりげなく映画のネタバレすんなよ!
797学生さんは名前がない:04/03/27 15:13 ID:SPoiNMPr


                    シーン
         =≡= ∧_∧
          /   (・∀・ ) <静かにしてます
        〆   ┌  |    | .∈≡∋
         ||  γ ⌒ヽヽコノ   ||
         || .|   |:::|∪〓  .||
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
798四国太郎:04/03/27 15:51 ID:2p3lSqkL
「今日バイト終わってから二時間くらいしか寝てないせいかな。
 なんか体疲れてるのかも・・・」
「映画の途中、寝た?」
「いや、全部見たよ」
「そうなんだ。私は途中少し眠くなっちゃったかも」
「まあ、長い映画だしね」
「うん。1、2も長かったけどね」
「トイレいってきていいかな」
「うん」
俺は体が辛かった。筋肉の緊張が声にも現れているのがわかっていた。
トイレで俺は肩を回し、十発ほど空を突いた。
戻り、トイレでちょっと体動かしてきた、映画でずっとしてたからかな、体がこわばっちゃって、あはは
などとわけのわからないだろうことを話す。
さめた味噌汁をすすりながら話を続ける。
799四国太郎:04/03/27 15:51 ID:2p3lSqkL
結局、三枚ある一口カツのうち一枚と、キャベツの千切り、ご飯が半分ずつ程のこったくらいで
体が食べ物を受け付けなくなった。
「もう食べれないかも・・・でもこんなに残しちゃ悪いなあ・・・」
「疲れてるんでしょ、仕方ないよ」
彼女はセットのコーヒーをすする。話題もつかれた話になる。
「んー、そろそろ出よっか」
「うん」
俺は伝票とかばんを持ち、彼女はポカリの缶とかばんを持ち、席を立った。
「2110円になります」
俺はとてもすまない気持ちになっていたせいか、あ、いいよ、なんていいながら
受け皿に二千円を置いたが、相手がえ、でもといって千円札を出したので
千円札を一枚引っ込め、代わりに百円玉を出した。
「十円ない?」
「ん、ある」
「代金ちょうどお預かりします。レシートはよろしいでしょうか」
「いや、いいです」
この場合は代金ちょうどいただきますだろなどと思いながら店を出た。
「あ、少し歩いたらなんか楽になったかも。
 体はうごかすほうがいいね」
俺は今日をこのまま終わらせるのが嫌だった。
800顔偏差値15:04/03/27 15:52 ID:OUkYFMOS
創作だろ
801四国太郎:04/03/27 15:53 ID:2p3lSqkL
>>800
昨日起こったことです
802四国太郎:04/03/27 15:56 ID:2p3lSqkL
>>798
ずっとしてた

じっとしてた
です
803四国太郎:04/03/27 15:59 ID:2p3lSqkL
もちろん細かいところは違います。
もう少し続きます
804学生さんは名前がない:04/03/27 16:39 ID:ZfkS3Jwz
四国太郎、あんたの話は面白い!
文章の才能あるよ。
805学生さんは名前がない:04/03/27 16:46 ID:Ohqyh9GY
>俺は体が辛かった。筋肉の緊張が声にも現れているのがわかっていた。

のわりにやけに記憶力いいな
806学生さんは名前がない:04/03/27 17:10 ID:U9+A4x3E
四国四国ウウゥゥゥゥ!!!!
807学生さんは名前がない:04/03/27 17:20 ID:jOLpjX7X
頑張れ。全然読んでないけど。
808学生さんは名前がない:04/03/27 17:23 ID:Vhz3AGK/
809学生さんは名前がない:04/03/27 17:26 ID:jOLpjX7X
>>807
サンクス。いけるんじゃないかね。向こうからメールが来てるんだし。
中学生位の頃のドキドキ感をまた味わいたくなってきた。
810べるべる ◆QpberuSlxw :04/03/27 18:11 ID:/RnyjW4d
イケメンってどんな人?
811学生さんは名前がない:04/03/27 19:40 ID:2jg63N4x
>>810
お前

四国はどこ行った?
812学生さんは名前がない:04/03/27 19:45 ID:JcO8Vkcy
きっと例の彼女とハァハァ・・・
813ハニー党 ◆toastHKDwA :04/03/27 19:46 ID:EF8ZI2ir
そんなに進展したのかああああああああああ
うらやましいぞくそぅ・・・
814 :04/03/27 19:54 ID:4WNQAZ5P
おまいは本当に対人恐怖症なのか?信じられん。
ってかいいな〜俺も恋したい、好きになるのもいいけど
好きになってもらって熱烈にアピられたい。
どうせおまいには無理とかいわれんだろうな。
815学生さんは名前がない:04/03/27 20:14 ID:8oEyC243
>>814
どうせおまいには無理
816 :04/03/27 20:20 ID:4WNQAZ5P
>>815
おまい、いい香具師だなw
817学生さんは名前がない:04/03/27 20:22 ID:bTbIOq/q
あららあららー
818四国太郎
最終章を書き始めましたが五時半くらいまでバイトです
またそのころに。。。