【経済学】Thread for Economics 7【サロン】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆FgFUCK5LO2
【経済学】Thread for Economics 7【サロン】

このスレは経済・経済学とその周辺領域(経営学・政治経済・資本主義などなど)
についての議論・雑談の場所です。

テスト対策OK。
ふとした疑問OK。
試すことが目的な質問NG。
専門用語の羅列NG。

関係の無い、すぐ終わる雑談はsageで。
本格的なスレ違いは別スレ立ててください。

スレタイトル通り、できるだけマターリ議論しましょう。
レベルの高い議論をできる人、歓迎します。
でも、小馬鹿にするような態度を取るのは謹んでください。

前スレ
【経済学】Thread for Economics 6【サロン】
http://school.2ch.net/test/read.cgi/campus/1034810797/
2 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/22 12:00
あ、HN入れちった、、、
荒らされたから新スレ立てておきますた。
3学生さんは名前がない:02/10/22 12:01
>>2
治ってますが何か?
4 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/22 12:02
ほんとだ、、
このスレにはDATしてもらうか、、
5 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/22 12:02
DATじゃない、DAT落ち、、
はげしく鬱
6stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/22 13:22
>>5
いや、俺が削除依頼出してしまいました。スマソ。
朝、新スレ立てられなかったんで。
憂国スレと天皇スレにも出したんですが、
天皇スレはネタスレと思われてしまい、そのままです。
7学生さんは名前がない:02/10/22 21:50
新すれあげ。
8the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 22:56
またやられたようだぞ。

敵の根本的壊滅をしなければならないのではないか?
参謀総長殿。
9ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 22:57
>>8
柳になるしかない、柳龍光じゃないぞ、柳だ。
何が言いたいかっていうと、好きにさせるしかないなってことだけど。

それにしても困ったもんだ。
Nステは竹中擁護臭くて、こいつも困ったもんだ。
10the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 22:59
>>9
Nステなんざ見る価値無しだ。正確なのは日付だけ。

大学生ならWBSを観るべし。
Nステ観ていいのは高校生までが限度。
11ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:01
>>10
ワールドビジネスサテライトは時間的に見るの忘れるんだよな。
拉致事件後の方針の転換は見ていて面白いですぞ。
今日なんて朝銀の実刑判決の話が出てた、以前ならありえねー

それにしても今日の青木タンは痛みに耐えてよく言った!感動した!!
12ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:07
ノーベル経済賞は予想通りピンク人に決まってますたね。
13the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 23:09
>>11
Nステでは、拉致事件で「どのメディアが悪かったのかを
見極めて欲しい」と、自爆発言をしたんでしたっけ?(微笑)
やりそうなことだが・・・

WBSではRCC(整理回収機構)についてやっていますね。
不良債権が先か、デフレが先か・・・デフレだと思うが・・・
14ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:11
>>13
WBSはシンプルな画面なのに緊張感がある。

デフレが先だと漏れも思う。
竹中じゃなくて岩田センセが大臣だったらなぁ・・・
15the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 23:14
>>14
岩田先生は、日経・朝日は不良債権処理優先で、
読売・産経はデフレ対策優先を訴えていると仰っていた。

今日の読売朝刊の一面は岩田先生ですた。渋い。
16学生さんは名前がない:02/10/22 23:23
でも温泉のこと暗いっていってたよ、
17ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:24
>>16
誰が?w
つーか暗いってのは別に短所じゃないぞ。
18the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 23:27
>>17
ケインジアン同士、波長が合いそうだね。
19 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/22 23:28
金子勝ってどーなの??
20the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 23:28
おい、今夜も攻撃があるかも知れないぞ。

死守せよ。勝利か、さもなくば死あるのみ。

            ドイツ第三帝国総統 アドルフ=ヒトラー
21stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/22 23:31
こんばんは。重複しているようですが、こっちに統一で良いですかね?

前スレの156でこんな質問がありました。
>経済学でいうところの消費、投資、資産、貨幣、そして貯蓄と(金融商品への)投資
>を厳密に定義してみてください。わけわからなくなっています。

これ、俺正直、正確な答え出せないよ・・・。
ちょっとみんなで考えない?
22ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:32
>>18
漏れは温泉に共感する事が多いよ
思考の早さには嫉妬するわ。

>>19
昔のダイヤモンドをペラペラめくってたら
日本の企業は会計の透明度は世間で言われているのとは逆に高すぎると書いてあった。
実際はどーなんかな?
23the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 23:32
>>19
経済学者はノンポリ決め込んだ方がいいと思うけどな。

「つくる会教科書」に反対してたでしょ。あれで、
サヨク=胡散臭い=経済政策も胡散臭い
ってイメージついちゃったよ。

24ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:33
>>21
恒等式の存在から考えないといけないような・・・
25学生さんは名前がない:02/10/22 23:33
竹中は?
26stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/22 23:36
例えば、クルマは消費なのか、投資なのか。
10年も使うような財を購入することは、果たして消費なのか?

これでも実際意見は分かれるのです。
27the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 23:36
>>21 スペルが間違っているような回答
Income-Consumption=Saving
Saving=Investment

28ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:36
>>25
本日袋叩きにあったらしい。
まぁなんだ・・・溜飲が下がった。
馬鹿総理は青木タンの言う事に耳を貸しません。
29the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 23:38
>>25
モナーに似ているな

>>26
冷蔵庫は確か、容積(リットル)で営業用=投資か、家庭用=消費
に分けていたような気がする。
自動車でも、そういったある基準をもって区分しているのだろう。



MTとATとか
30学生さんは名前がない:02/10/22 23:39
>>28
青きに叩かれてたな。
リアルライブで見てたw

経済学者といへども、政治には・・・なのか?
経済あっての政治、政治あっての経済だと思うが。
31the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 23:41
私の漠然とした意見では、

理想状態の検討=経済
理想状態の実行可能性の検討=政治

どうでしょう?
32the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/22 23:41
おち。
33ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:42
漏れは

現実経済の最適化の検討=経済
全般的な運用とその可能性=政治

かな?
34stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/22 23:43
俺は竹中が、「改革が上手くいかなかったら、腹を切る」と言えば支持する。
結果責任を明確に取ることを宣言して欲しい。
歴史を見ても、日本が変わったのは殆どトップダウンだろ。

普通はクルマは消費に勘定されるそうな。ちなみにウチはMT。
じゃぁ何で住宅は投資に勘定されるのか?
この違いは何?
35ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:45
>>34
車は・・・担保になるんでしたな。

改革は何をもって失敗と見ればいいんでしょうか・・・
もうどうなるのか検討もつきません・・・
漏れみたいな文系は景気変動に滅法弱いのに・・・
36学生さんは名前がない:02/10/22 23:50
車は運用可能、と。
37stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/22 23:50
>>35
竹中は括弧内をちゃんと言うべき。
「頑張った人にはちゃんと報酬を(頑張らないとダメだ)」
そうしないと、改革とは何もしないで生活が良くなると思いこむヤツが出てくる。

結構消費と投資って区別がつかないでしょ?
一つは消費が消費時点の効用を問題にしているのに対して
投資とは将来の効用を考えているのではないか?ということ。
3836:02/10/22 23:55
失礼、「住宅」でした。逝ってきます・・・
39ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:56
>>37
むぅ・・・将来の効用か・・・
何か頭に引っ掛かる感じがする。

投資の動機・・・
40stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/22 23:57
>>39
ちょっとアナロジカルにいこうよ。財の区別について。

例えば「携帯電話」って何?って聞かれたら何て答える?
41ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/22 23:58
>>40
ホットライン
42stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/23 00:02
>>41
今の携帯電話って、色々出来るでしょ。
アドレス帳、メモ帳、時計、電卓、メール。
最近は、カメラ、ウォークマン、地図。こんなのもできる。

でも「これがなくてはダメ」っていう要素があるでしょう。
それが則ち「ホットライン」。

これと同じように、消費を消費たらしめる要因、投資を投資たらしめる要因。
何かないかな?
43 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/23 00:04
>>22
それはありえない。過去の歴史で財務諸表が真に適正であったためしなんか
ないと思う。
会計時事問題に関する文章書こうか迷い中。
44外資系國學院 ◆Vs1XT16NWc :02/10/23 00:04
話の腰を折るようで申しわけないです。
皆さん嵐に負けずお元気そうでなによりです。
しばらく議論系スレからは姿を消しますが、ヒソ−リ他板でやってますので
もし見かけたら声でもおかけ下さい。
…ではっ!!
45ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/23 00:06
>>42
なるほどねぇ・・・
消費を消費たらしめているものか
やっぱり自分に返ってくる効用のレスポンスの良さかな?
46stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/23 00:06
>>43
おお、いいトコ来たよ。
会計基準だと、投資と消費をどう分けている?
47学生さんは名前がない:02/10/23 00:07
>>37
効用の持続期間と金額の大きさの問題なのでは?
つまり、ある一定期間以上効用が持続し且つある一定以上の購入金額の場合には
消費ではなく投資とするんじゃないのかな?
48stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/23 00:07
>>44
どの板いるかだけ教えてくんねぇかな?
49学生さんは名前がない:02/10/23 00:10
>>47
じゃあ、効用の持続期間と金額の大きさが問題だとして、その基準み
たいなものはあるんだろうか?
50ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/23 00:12
拳銃は使用することが効用をもたらすのだろうか
所有することが効用をもたらすのだろうか

護身用ならばそれは投資なのだろうか
51stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/23 00:13
結構難しいだろ、これ。

例えば、友達と食事に行く。普通は消費ですな。
でもこれですら、その友人と長く付き合うということまでを考えると
投資の側面もあるかも知れない。
52学生さんは名前がない:02/10/23 00:14
>>49
絶対的な基準を設けるのは無理。
最も妥当と思われる期間が設定されるだろうね。
53 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/23 00:16
>>46
会計用語にある「費消」は消費に近いかもな、、、会計基準がややこしいので
一言では説明しづらいです。。
投資は資産計上が多いでしょう。資本ストックを増加させるわけだから。
54ウェザーブレイク:02/10/23 00:21
ゲーム性の高低はどうなってるんでしょうか。
55stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/23 00:23
これって、いかに俺らが言葉を曖昧に使ってきたか再考させられるよね。
この質問をしてくれた方に感謝!

>>53
会計屋の立場から考えて欲しいんだけど、
家計においては、住宅は投資、クルマは(通常)消費。
両者を区別する要因は何?
両方とも高価で、10年は使えるシロモノだけど。
56学生さんは名前がない:02/10/23 00:24
その妥当さを決定する主体はなんだろう?会計だったら経営者ということか?
それならば、我々普通の消費者もある基準のようなものに従って、電子レンジ
や炊飯器を投資とみなすこともできるわけだろうか。
57stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/23 00:27
>>54
もうちっと問題点を整理して質問して下さい。
質問の意図がくみ取れません。

>>56
判断する主体によって変わってしまうような概念を、
一般化はできるかな?
58学生さんは名前がない:02/10/23 00:34
>>56
個人がある財の購入を消費か投資かを判断する場合、それは完全に主観的なものになるだろう。
だが、GDPや財務諸表(会計詳しくないからもしかしたら企業ごとに基準に差があるかもしれないけど)等の共通の判断基準が求められる場合には、
誰かが設ける基準が共有されるよね。
59ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/23 00:34
寝オチします。
車の教習受けた日は何故かすぐに眠くなる・・・

荒らしが来ない事を願う
60stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/23 00:38
俺もそろそろ寝落ちしまつ。

>>58
もう誰かが「こうだ!」と線引きしなくてはならない、っつーことですな。
61学生さんは名前がない:02/10/23 00:39
>>60
だね。

>>59 >>60
おやすみ。
>>58
なるほど。公に必要とされるものに関しては、ある判断基準が必要であり
個人が利用するものに関しては完全な主観が必要、と。なんかよく考える
と当たり前のような気がしてきたな・・・で、おやすみ。
63学生さんは名前がない:02/10/23 03:06
投資とは、それを元手に価値を生み出す財を表す用語です。
それには工場に導入する機械や、家計という経済主体の活動を支える住宅が
あげられます。この定義でゆくと、車はどうなんだ?車は幅広い余暇という価値を生み出す
ではないか!しかし通常、車の購入は消費と呼んでいるという反論があげられるでしょう。
こういう反論をもちだされると、さきほど述べた定義がいくらか曖昧であることに気づくはずです。
新たな価値を生むというのはほかでもない「金銭をうみだす」ものなのです。
住宅は労働者の快適な休息を創出し、生産性をあげ金銭を賃金の形でいただくことができます。
ところが、車で得られる便益は金銭では語られません。余暇はあくまで精神的な満足あります。
いっぽう、ここでタクシー運転手が、自分のタクシーを購入するとなったら、これは投資であると
みなさんは納得していただけると思います。これはそれによって実質的な金銭を受取る事を目的としている
ためにほかなりません。こう考えてゆくと消費と投資との違いがいくらかはっきりとわかるのでは
ないでしょうか。
64the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/23 08:05
>>63
同意。中間投入物=投資で、それから更にお金が生まれるっと。

>>44
武運悠久
65the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/23 08:25
住宅は”家賃”という収益を生み出すので「投資」

自分の住宅を自分で使う場合にも、「帰属家賃」として
収益が計上されることになっている。

じゃあ車は?そうはならない。なぜ「帰属タクシー代」が
無いのか。それはやはり、業務用と個人用では、車の
勝手やら必要なスキルが、違いすぎるのではないだろうか。
66 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/23 09:33
>>55
どっちも資産計上されて減価償却されるのでなんともいえません。
というか基本的には資産の本質を満たせば資産計上、そうでなければ費用計上と
考えるのが通常かな、、資産性の基準には二つあって、
@将来に発生する原価を回避する能力
A将来に収益を獲得する能力
のいずれかを満たせば大抵資産計上されると思います。
つーか会計に投資⇔消費という軸は存在しないんじゃないのかな。
ただ建物が営業目的であればその減価償却費は損益計算書の「販売費及び一般管理費」
に計上、本業ではなくテナント料を得る目的(それが本業の場合は除く)には
減価償却費は「営業外費用」に計上です。
そんなもんかな
67 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/23 09:35
ちなみに結論は、「両者とも会計上はその使用目的により分類が異なるので
一概には言えないが、投資⇔消費という基準での分類は行われない」です。
68 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/23 10:33
会計スレの方ではかなり税効果会計を批判しまくったんだけど、現実の世界でも
段々税効果会計のクソっぷりが露呈されてきたな。最近日経が税効果会計のことばっかじゃん。

税効果会計のルール改訂するだけで税効果会計適用により積み上げられた自己資本8兆円が
2兆円になる?そんな企業会計審議会か何かの胸先三寸でころころ変わってしまう値のどこに
会計実態があるというのか。これからも俺は税効果会計反対の立場でいきます。
っつーか導入されちゃってるものはしょうがないんだけどね、、、

>>hkrへ
相対的真実性自体を批判したい気持ちはわかるんだけど、こればっかりはどうしょうもない
気がしてきた。というか、仮に一つの会計事実にたいして複数の会計処理を認めない絶対的真実性の下で
企業会計が実施されたとしても、粉飾はいくらでもその発生の余地を持つ。
最近ワールドコム&エンロン破綻に関する文章を読んだんだけど、ワールドコムは経費計上すべき電線か
何かを資産計上してただけ、とのこと。これは会計基準の問題じゃなく、世間が思うほどに資産と費用の
区別は曖昧っつーことです。「財貨又は用役を費消したか否か」の判断にはある程度の主観が入ってしまう
ようだ。まー企業には常に粉飾決算しようっていう誘引があるから。
69 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/23 10:42
あと、税効果会計の見直しについて自民党が株価の下落の観点から反対してる。

そもそもさ、昨今においてディスクロージャーと短期的株価変動を同時にクリアする
会計基準なんて存在するはずがないと思うんだよね。ディスクロージャーされた後に
登場する数値はほぼ確実に現在の会計数値より悪化するわけで、株価は短期的に下落する
に決まってるわけですよ。少なくとも時価会計主義に基づく会計基準は適用後に基本的に
株価は下落するでしょう。
結局どっちを優先したいのかはっきりしてもらいたいな。

でも政府も結局株主資本主義に基づく短期利益志向なのかな、とは思う。
70the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/23 21:16
なんでモナーは銀行に公的資金注入or優先株普通株転換→国有化
したいわけ?

経済学者なら民間競争好きだろ?
71the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/23 21:17
>>ケイソズ

ニイタカヤマノボレ1024
72the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 07:26
時は今 
   雨がした滴る 
          神無月
73the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 07:53
もうすぐ戦いが始まる。ろくでもない戦いだが、
それだけに勝たなくては意味がない。
勝つための計算はしてあるから、無理をせず、
気楽にやってくれ。かかっているものは、たかだ
か就職だ。個人の自由と権利に比べれば
たいした価値のあるものじゃない……それでは、
みんな、そろそろ始めるとしようか

74the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 07:55
メルカッ津:あまり怒るな。あ○ひ銀行は病人なのだ
種内だー:病人ですって?
メルカッ津:経営面のな。・・・その病気を育てたのは、いつかもいったが、50年におよぶ護衛船団だ。
銀行は、むしろその被害者なのだ。10年前ならあれで通じたのだがな。不幸な会社だ
種内だー:(なるほど、あさ○銀行は不運な会社かもしれない。だが、その会社に未来を託さねばならない
内定者は、もっと不運ではないのか……)

75the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 07:56
いつの世にも就職活動が続いている。
いつの世にも就職活動によって残されるのは無数の履歴書だ。
そして刻まれた傷は時の流れとともに消えゆく。
その傷を目撃し記憶するのは大学の就職課の職員かもしれない。
その職員すらいつの日か異動で消え去る運命にある。
これはそんな就職課員の間でいつの日か語られたある学生たちの記録である。
今はもう忘れかけている就活の記録である。

そのころ、日本という名の小さな島国の中は大きく2つに分かれて活動していた。
公務員帝国と民間企業同盟である。
さらに両者から脱落したフリータ自治領があり、就活に参加しようとはせず、両方の就活を見守っていた。
活動はすでに150日続いていた。

76the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 07:56
目上?東大生とは、それほどえらいものかね。学生は社会の生産に何ら寄与しているわけではない。
国民が納める税金で勉強し、試験を受けレポートを提出するだけでいい、仕送りをもらって学問しているだけの存在だ。
学生はよくいっても社会機構の寄生虫でしかないのさ。それがえらそうに見えるのは、宣伝の結果としての錯覚にすぎんよ

77the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 07:58
まじめな話,私は提督のような人には研究室に残っていただきたいですな。
あなたは問題提起が的確だし、運もいい。
あなたの下にいればノーベル賞は受けれらないまでも、研究できる可能性が高そうだ。

78the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 07:59
キャゼルヌ「不満顔だな,どうした」
ヤン「傷ついてるんです。学生の間は君付けで呼ばれたい,と思っているんですがね」
キャゼルヌ「とんだ贅沢だ。30歳を過ぎて学生だなんて,許しがたい反社会的行為だと思わんか」
ヤン「生涯,学生で社会に貢献した人物はいくらかはいますよ。4,5人リストアップしてみましょうか」
キャゼルヌ「おれは,仕事を持った上に社会に貢献した人間を,もっと多く知っているよ」


79the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 08:00
ヤン「会社が細胞分裂して社員になるのではなく,主体的な意志を持った社員が集まって
 会社を構成するものである以上,どちらが主でどちらが従であるか,
 民主的な会社にとっては自明の理でしょう」
ネグロポンティ「自明の理かね。私の見解はいささか異なるがね。
 社員にとって会社は不可欠の価値を持つ」
ヤン「そうでしょうか。社員は会社がなくても生きられますが,
 社員なくして会社は存立しえません」
ネグロポンティ「こいつは驚いた。君はかなり過激な自己中らしいな。ちがうか」
ヤン「ちがいます。私は就活中です。もっとも,まったりした公務員を見ると,
 試験を受けてしまいますが」

〜人事会議〜

某委員「しかし,あの態度は目上に対して礼を欠くことはなはだしいではないか」
ホアン「目上?面接官とは,それほど偉いものかね。
 私たちは会社の生産に何ら寄与しているわけではない。
 我が社を希望した学生を,公正にかつ効率よく選定するという任務を託されて,
 給料をもらってそれに従事しているだけの存在だ。
 私たちはよく言っても会社機構の寄生虫でしかないのさ。
 それが偉そうに見えるのは,圧迫面接の結果としての錯覚にすぎんよ」

80the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 08:08

就職活動が始まりました。

あらゆる理論も情報も、役に立つような立たないような、
極めて厳しい戦場です。

しかも、日本経済に好転の兆しは見えてきません。

象牙の塔に居たくとも、時間はそれを許しません。

81ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/24 11:06
>>80
始まってしまったねぇ・・・今日からリクナビ本格始動か・・・
就職活動は自分が試される・・・
サークルもゼミもインド旅行エピソードも所詮は道具だ
1しかない自分の存在を10に見せなければならない・・・
世捨て人にはまだなりたくない、フリーターでは食っていけない。

どれほど非現実的な人間でも、本気で不老不死を信じたりはしないのに、
ことマスコミとなると、永遠にして不滅のものだと思い込んでるあほうな奴
らがけっこう多いのは不思議なことだと思わないか

とりあえず昼から学校に行くか・・・
82stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/24 11:11
>>81
もう始まったの?

俺が学部の時は、みんな2月からだったが・・・。
83学生さんは名前がない:02/10/24 11:13
●<院に逝きたい・・・
84ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/24 11:17
>>82
リクナビに10月24日より採用情報オープソと書いてたんで
漏れも実質のスタートは多分来年からです。
マスタの人達は今日から本格的にスタートみたいですよ。

就職板の口調になってしまった・・・
85stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/24 11:21
>>84
俺は結構社会人の人とか、先生に面倒見てもらっているからな・・・。
マスターは社会人と一緒に勉強できるところがいいよ。スゴイ勉強になる。
86\(*´ー`*)ノyohei ◆FgFUCK5LO2 :02/10/24 11:54
温泉のデムパな書き込みがよくわからん!ヽ(`Д´)ノ
87stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/24 12:37
>>88
何か竹中のやっていることは、一貫性がないように思われてしまうんじゃないのかな?
いわゆる「構造改革」は中長期的な経済戦略のことでしょ?
でも潰れる企業を潰すのなら、短期的には失業者が増えて悪い影響がでるな。

だから構造改革を断行するということは、短期的な利益は見ない、ってことなんだよ。
サプライサイド政策はタイムラグがあるというのが、一般的な見解。
それなのに政府が短期利益志向だと、話の整合性がつかなくなる。

温泉のデムパカキコは放置の方向で。
88stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/24 12:40
誤爆。上のは>>86です。
89hkr ◆uhBGV8I/6E :02/10/24 22:30
>>68
う〜ん・・・なるほど。
やはり、基本的には経理は自由なものであるという結論に帰結するのかな。

監査制度の改革としては、やはり独立性の強化と責任の明確化が求められているのだろう。
あと、会計士の試験制度の見直しとか。
これは、合格者数が増加傾向にあることからも分かるように、
徐々に進められているのかもしれない。
ただ、それに伴い受験者数も増加すると考え、合格率それ自体は変わらないようにしたい。

会計関連の書籍って、どの程度購入してますか?
この分野は常に新しい知識が求められるので、
古い本は役に立たないことが多い(全く役に立たないわけではない)。
それ故、頻繁に購入しようと思うと、費用がかさむ。
図書館で借りれば済むことなのかもしれないが、返却期限が設けられているので、ゆっくり読めない。
どうしたらいいものか。
90stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/24 22:52
>>89
こんばんは。

やっぱり俺が昔言ったように、罰則強化とかそういう形を取らないといけないのかな・・・。
良心のみに訴えるのはムリか。
91the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 22:55
>>84
リクナビと毎日ナビと企業HPから同時にエントリー
しちゃったら、資料は三部届いちゃうのかな?

現段階のエントリー=資料請求

92 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/24 23:06
>>89
会計系の本というか基礎知識については予備校の教材が殆ど。で、それだと時事問題との
関係が不十分になるからごくまれに本を買うよ。最近買ったのは週刊東洋経済別冊の「会計不信」。
この本(と言っても薄い)は、すげーいいですよ。エンロン事件、企業統治、米国会計監査制度、
粉飾の手口等の会計・監査分野の重要論点が簡潔に解説されております。これはかなり(・∀・)イイ!!

あと、監査に関しては、新監査基準に関する対談形式の本があったと思うんだよね、、あれは
いいと思う。

あと、会計基準そのものを読めば?新会計基準に関しては意見書は読みやすいと思いますよ。
93the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 23:10
なんでモナーは銀行に公的資金注入or優先株普通株転換→国有化
したいわけ?

経済学者なら民間競争好きだろ?

94 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/24 23:12
>>89
>>90
監査はアメリカ式をある程度見習っていいと思うよ。SEC(証券取引委員会)の
権利機能の強化は、「監査法人は企業のステイクホルダーから独立した第三者」という建前を
半ば建前と認めたうえで監査法人に対する監査みたいなものを強化し、もって監査法人による
会計監査をより適正に行わせるという効果を持つ。
日本はまだ監査法人に関する上記の建前を信じてるからアホンダラだと思うわけです。
95学生さんは名前がない:02/10/24 23:13
>>93
それはあくまでも新古典派じゃねぇのかぁ・・・?
96 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/24 23:15
>>93
あれは国有化したくて公的資金注入を優先株購入する方式にしてるの?
他人資本として注入すると自己資本比率低下で(・A・)イクナイ!!からじゃないの?
97the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 23:15
>>95
モナーはガチガチの新古典派じゃなかったっけ?
98the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 23:18
>>96
結果として国有化するなら、もともとの動機など意味の無いことだ。

99the_hot_spring ◆EwdTYBKLPc :02/10/24 23:18
クーが自画自賛始めたぞ。
100
小泉・竹中のデフレ対策はどうやってやるつもりなのさ?

102学生さんは名前がない:02/10/24 23:25
>>101
銀行国有化ウマー作戦
103学生さんは名前がない:02/10/24 23:27
不良債権増がどういう経路を経て景気悪化に結びつくんですか?
104stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/24 23:29
銀行の存在意義ってのは、
貯蓄→投資の流れを円滑にしようということでしょ。
銀行の役目は、機会費用の削減、情報コストの削減、リスクの分散など色々あるわけだ。

だから一般企業とは少し違う枠組みで考える必要があるのでは?
>>102
国有化からデフレ対策への過程が見えない。
106学生さんは名前がない:02/10/24 23:33
>>103
おかねが帰ってこない→おかねがまわらない
>>103
不良債権処理→自己資本比率低下→貸し出しリスク↑
→貸し渋り・剥がし→企業の設備投資↓→需要↓→不況

不良債権処理は不況に結びつくのは簡単。

不良債権増は・・・
1)成長分野に資金が回らない
2)資源が生産性の低い部門に留まる
3)疑心暗鬼増幅による実体経済の停滞(デット・ディス・オーガニゼーション)

こんなところか?
108 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/24 23:36
>>98
そういう批判は見たことあるなー、、結局配当優先株も議決権が復活しちゃうからなー
>>108
糖蜜以外国有化という噂を小耳に挟んだけど。
カルロス・ゴーンを日本の金融経済財政担当大臣にしたら、
リバイバルしてくれるかな?
111 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/24 23:38
>>108
一応優先株だから配当復活すりゃ国有化じゃなくなるんだよな〜。
そこらへんに気遣いは感じるけど、
112学生さんは名前がない:02/10/24 23:41
>>107
企業の設備投資が低下するのは当座の資金繰り悪化より
期待売上の減少が主要因であるように思うんですが
113 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/24 23:41
>>110
カルロスゴーンのV字回復の何割かは会計システムのおかげじゃないか?
あんまり知らないからこれ以上のコメントは避けます。
114学生さんは名前がない:02/10/24 23:41
>>110
セーフティネットの構築を無視してリストラ大量
115stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/24 23:46
ゴーンの偉いところは、とにかく始めにビジョンを見せて
「苦しい思いをしても、絶対立ち直る。ダメなら腹切る」と始めに言ったところ。

そして仕事を社員に押しつけるだけでなく、朝は7時に出社、夜11まで仕事。
自分で模範を示したところにある。
116学生さんは名前がない:02/10/24 23:47
>>115
愚民にはそれが理解出来ないのです。
と言うか、普通無理。
サッチャーも幸運だっただけだしね。
天に選ばれてる(w
117学生さんは名前がない:02/10/24 23:47
>>115
期待形成に良い効果を与えた点は評価できますね。
それに対して竹中氏は期待形成に悪い影響を与えてますね。
118stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/24 23:56
>>117
短期的にはそりゃ悪いよ。潰れる企業は整理して、なんつったら失業率は上がりますな。
ただ構造改革ってのはあくまで中長期的な戦略。
ところが近視的に目先の株価で政策評価しようとするから、おかしくなる。

でも中長期的なんて、みんなそんなに待っていられないし、
「じゃぁ短期的な痛みに耐えた後、どんな日本があるの?」ときかれたら
答えに窮するだろう。そこがゴーンと違うところかな?
>>114
1企業だから出来たことだよな〜
120stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/25 00:50
俺はこのスレでどういうキャラなのだろ?
121学生さんは名前がない:02/10/25 02:15
Drumさんはどこへ?
122hkr ◆uhBGV8I/6E :02/10/25 05:55
おはよう。

>>90
どうも、strangerさん。

>>92
ありがとう。
今度、探してみます。

>>94
確かに、そう思います。

公認会計士はその職務の特殊性ゆえに、独立性を維持しなければならない。
しかし、独立性のみを保っていれば、
社会からの要請つまり監査という業務を満足のいく形で成立させることが可能なのだろうか。
これに対しては、懐疑的にならざるを得ないですね。

>>98
現在進めているであろう政策を結果論で判断するか、過程で判断するか。
それが難しいところだ。
不良債権は所有しているだけで損を発生させるので早期処理が必要だが、手段と時期が難しい。
特に、このようなデフレ下の状況では。
発生順としては、デフレ→不良債権 だと思うので、
やはり、根源であるデフレを何とかするしかないのか。

>>113
俺も、そう聞きました。
原価計算を上手く操作したんじゃなかったっけ?
実際はよく知らんのだが。
123 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/25 09:27
>>120
F1好き(・ε・) プップクプー

>>122
んー、、そういわれてみれば会計監査に関する他の問題点が見えてないなあ。。
監査を十分に機能させるためには、監査報酬を多くする必要もあるみたいだよ。
アメリカに比べて監査報酬はかなり少ないそうです。
124ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/25 16:05
温泉、志望業界は決まったのか?
おそらく戦場は違う場所だろうが、お互いに生き残ろう
氏ぬなよ・・・温泉
俺は氏ぬかも・・・

>>120
頼りになる兄貴分。
しかし、温泉のアレは電波発言じゃねーよ、異議ありだ。

>>123
銀行員の給料が高いのと同じやね。

さて・・・教習所に行くか・・・
これも一種の就職活動みたいなもんだし・・・
125stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/25 18:03
うーデータを手動で打ち込みは辛い。目が痛い。頭が痛い。
パソコンも挙動不審だ。
無性に久保田早紀の「異邦人」が聴きたくなってきた。
俺も放浪したいなぁ(遠い目)

>>124
今はクルマの免許はあって当然のようなもんだしね。
にしても俺には温泉の
>>75-79は何を言いたいのかすらわからぬ。
いきなり提督とかいわれてもサッパリだ。
126CJD ◆VTeIWjYQaQ :02/10/25 18:20
もうだめです。
忙しいので今回正式に引退します。
公務員試験て案外やることあるのね・・・

まぁ、終わったら帰ってくるつもりですから
大して役に立たなかったけど
固定も増えたし、みんなでいい議論をしてください
127stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/25 18:22
>>126
寂しい限りでありまする。
しかし、俺には止める権限もございません。
また戻ってきて下さい。
128ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/25 19:53
>>125
アレはね、とある作家の唯一無二の名作のパロディであります。
昔就職板にあった名スレを温泉に教えてあげたら
気に入ってくれたようであります。
129学生さんは名前がない:02/10/25 19:56
>>126
T種かな?大変だと言うと。
国を動かす人になってくださいです
130stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/25 20:36
打ち込み終わったー!
131学生さんは名前がない:02/10/25 21:30
スと!質問。

y=xのx分の1乗を対数微分つかって微分してくれ。

なんか答えにはlogがでてくるんだけど、どうして?
おれがやると、-xのx分の1-1乗になんだけど。
132stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/25 21:38
>>131
質問の数式が良くわからぬ。
y=x^(1/x) を両辺に対数を取って微分しろ、ってことか?
x^1/xは合成関数なので乗数から1引いて(1/x)-1を前に出してはいけません。
ちなみに^という記号は〜乗を表す。
134133:02/10/25 21:48
すまん。上の(1/x)-1は1/xの間違いだ。人になんか言える立場じゃねーなこれは・・・。
135133:02/10/25 21:51
さらに訂正。x^1/xはx^(1/x)が正しい。もうだめぽ・・・
136stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/25 22:02
俺、計算苦手だから間違えてたら誰か訂正して。133さんおながいします。

y=x^(1/x) の両辺に自然対数取って
ln(y)=(1/x)*ln(x) (ln(y)をYと以下書きます)
これをxで微分。積の微分法より
dY/dx=(1/x)(1/x)+(1/(x^2)*ln(x))
=1/(x^2)+(1/(x^2)*ln(x)
=(1/(x^2))*(1+ln(x))

・・・合ってる?
137stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/25 22:13
いけね、ここ違う。数式の下から2行目

誤「(1/(x^2)*ln(x)」 → 正「(1/(x^2))*ln(x)」

138133:02/10/25 22:22
1/xつまりx^-1を微分すると-x^-2だから
答えは(1/(x^2))*(1-ln(x))だと思う。
同じく計算苦手だからなんか自信ない。

139stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/25 22:48
多分138が合ってる。

dY/dx=(1/x)(1/x)+(-(1/(x^2))*ln(x))
=1/(x^2)+(-(1/(x^2))*ln(x))
=(1/(x^2))*(1-ln(x))
>>124
フッ、志望業界すら定まらず、大手にリクナビから資料請求している
だけさ。だめぽの典型だな。

おまけにTOEICが鬱々。。。やはりリーディング対策は必須だな。
初心からやり直そう・・・
>>126
そうだな。生涯計画の方が2chより大事だ。

役には立たないと思うが、陰ながら応援しているよ。

WBS始まった・・・
>>128
パロディであると言っても、書いてある内容はそこそこ
分かりやすいものだと思っていたのだがなぁ。

やはりパロディ要素が分からないと電波にすぎんのかな。鬱。
143ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/26 12:21
>>142
俺もアレはカイジネタの次くらいに、なんというか実感があった。
温泉、漏れはもうエントリーシート書かないといけないみたいだ。
まだ自己分析も終わってないのに・・・
でも、ちゃんと読んでもらうなら早めに出すべきで・・・
日本経済のように八方塞だ。
「フジテレビの玄関前は、不合格者のESによって舗装されたるなり」

リクナビからのエントリーは、エントリーという名の
資料請求な罠。

業界絞れない奴は、大手だけエントリーして、行くところが無くなる
という罠に陥っている俺。

業界絞るってのだ大事だよねぇ。しかし電力やTV局だと、
リスクも大きい罠。

罠がいっぱいだぁ。
146stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/26 21:32
昨日打ち込んだデータ処理してたら、結構面白かった。

なんかネタないかな・・・。
147学生さんは名前がない:02/10/26 22:01
ジョンメイナード?
148stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/26 22:27
>>147
ケインズ・・・経済学者
スミス・・・生物学者
TOEICは文法に戦力を集中し縦深突破すれば
なんとかなるんかな?
もっとも制リスニング権無しには完全制圧は難しいだろうが・・・
150stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/26 22:47
>>149
オシエテクンになってみまつ。

TOEICとTOFUL(だっけか?)の違いって何?
>>150
TOEICは企業が求める。ビジネスネタが多い。
TOEFLは留学用。アカデミックなネタが多いと言われる。
で、ビジネスに必須といわれるTOEICだが、その団体の
お偉いさんは通産省天下りで報酬は7000万円だとか。

ああ!受験料払いたくねぇ!


153stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/26 22:50
>>151
英検はもう廃止になると聞いたが?

っつーか俺、その手の試験は全く受けたことないのよね。
154stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/27 00:42
今夜は閑かですね。

「名利に尽きて閑かなる暇なく、一生を苦しむこそ、愚かなれ」(c)吉田兼好

漏れも寝ます。
>>153
文部省公認がなくなるだけじゃなかったかな。
英検自体は民間資格として存続すると思ったが。
156学生さんは名前がない:02/10/27 19:23
保守
157学生さんは名前がない:02/10/27 19:57
アナリスト目指しませんか?
158omaru ◆omaRu/koo. :02/10/27 19:59
アナリストかFPの資格とりたい
159 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/27 20:04
>>158
両方とれ
160学生さんは名前がない:02/10/27 20:08
FP技能士のがいいね
金かからんし
161stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/27 20:08
アナリストって何か資格いるの?
FPは友達が取ってたかな?
162学生さんは名前がない:02/10/27 20:11
>>161
誰でも受けれると思う

不動産の証券化に興味がある
163omaru ◆omaRu/koo. :02/10/27 20:13
>>159
教えてクンですまんがまずどっちからとればいいかな?
経済の知識まったくないんだが
有効需要ってどういう定義なんだ?
165stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/27 20:14
>>162
いや、オレの聞き方が悪いんだけど、
「○○アナリスト」って名乗るには、何か資格が必要か?ということ。
166 ◆FgFUCK5LO2 :02/10/27 20:16
(・ε・) プップクプーノチンチロリンポンポコペンピッピッピー

すいません・・・・
167学生さんは名前がない:02/10/27 20:18
証券アナリストは民間資格で存在する
あとはわかりませぬ
168stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/27 20:51
>>164
総需要と同義語(ブランシャール『マクロ経済学』よりコピペ)

>>167
情報サンクス。
>>168
それじゃ、
有効需要=C+I
という時は、
公共支出や(輸出−輸入)もそれぞれCかIに含まれているってことかな。
170stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/27 21:59
>>169
いや、あくまで
有効需要=C+I+G+(EX-IM)
で考えるんじゃないの?
171うん粕:02/10/27 22:02
皆さん頭良さそうですね
172stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/27 22:05
>>171
俺は頭良くないから、勉強する必要があるのだが?
173うん粕:02/10/27 22:12
マンキューでも読んで精進します
教科書何て読んだことないぜ。
175stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/28 19:07
>>174
そういえば学習院でしたな?
岩田センセの講義は受けたことある?
>>175
あるよ。
177stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/28 20:28
>>175
感想キボン。
分かりやすかった?説明は上手だった?
178stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/28 20:29
誤爆。
上のレスは>>176
んー。理論が背景にあることは分かるんだが、
説明はちょっと丁寧じゃないかな。板書とか。

180stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/28 23:33
実は漏れの師匠さんが、岩田センセのお弟子さんなんです。
まだ上智の時でしたか。

最近、俺の頭がスランプなんだが、どうしたもんか。
一つ忠告しておきます。

回線切って、外に出て空気を吸いなさい。

言うことはそれだけです。では。

     ドイツ国防軍元帥 エルウィン=ロンメル

182stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/28 23:37
>>181
アドバイス、さんきゅ。
外は寒いので、もう寝ます。
おはよう
184\(*´ー`*)ノyohei ◆FgFUCK5LO2 :02/10/29 12:29
ロンメル将軍か、、
185かえで ◆XYndhCe37s :02/10/29 12:30
あれ、俺の書いたドイツ語の歌詞が消えてる・・・
186学生さんは名前がない:02/10/29 12:31
かえで・・・男か?
>>185
ふ、君は偽装戦車の陽動作戦にかかったのだよ!

つまりだな。

君が書いたドイツ語の歌詞は、別スレなのだ。

就活マジで手探り状態だ・・・

情報交換の人脈を築く必要がありそうだ。
189ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/29 23:18
>>188
そうだなー、本当に手探り。
とりあえず俺は志望業界で働いてるOBに会うことにした。
まぁ話を聞けば具体的なビジョンも見えるかな・・・と。

とはいえエントリーはすでにかなりした。
一社から返信メールがあって「説明会決まったら連絡します」って程度の内容だったんだけど、なんだか気持ちが解れた。
漏れは放置プレイされてなかった・・・とオモタ
190学生さんは名前がない:02/10/30 05:33
大きな開放経済中と仮定する。まず、国内に供給された貸付資金の質は、国内的に要求された資金の量と最初に等しい。そして、事業税の変化は投資をやめさせようとする。
この変化が貸付資金の量および世界実質金利にどのように影響するか示しなさい。
この経済は今国際的に借りるか貸しますか

(゚Д゚)ハァ?
>>189
OB訪問ってどうなの?
業界を「志望」していない段階で、見学がてらするのはNGなのかしら?
192stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/30 10:19
さて、昨日はサークル行ったり12時間寝たりして、
頭のオーバーホールをしてきますた。少し慣らし運転がてら、>>190にレスつけます。

>>190
少しヒントを出すので、考えてみて下さい。
○大きな開放経済とは何を仮定しているのか?
○「国内に供給された貸付資金の量は、国内的に要求された資金の量と最初に等しい」
 これが成り立っているには、どのような条件が必要か?
○税率の変化はマンデル=フレミングモデル(開放経済モデル)で、IS曲線にどのような変化を与え、
 それに伴い、金利がどのように変化するか?上の条件は変わるのか?
○金利平価説から、どのように資金の流れが変化するか?
・・・順を追って考えていくことが重要です。
ハードランディング頓挫で平蔵“大惨敗”
「銀行の自己資本見直し」実施時期明記せず

 平蔵、大惨敗−。政府は30日、不良債権処理加速策を盛り込んだ総合デフレ
対策を発表するが、最大の焦点だった「銀行の自己資本見直し」について、実施時期
を明記せず、結論を先送りすることになった。竹中平蔵金融・経済財政担当相が与党
・銀行業界の恫喝(どうかつ)に屈したもので、これにより竹中氏が描いていた銀行
への公的資金再注入シナリオは完全に崩壊。超ハードランディング路線は頓挫した。
しかも、銀行業界は竹中氏への不信感を強めており、自己防衛のため、「貸し渋り・
貸し剥がし」を強化する構えだ。不良債権処理は中途半端に終わり、倒産・失業だけ
が加速する可能性が大なのだ。


中小企業こそ日本の要。倒産させてどないすねん。

195学生さんは名前がない:02/10/30 19:01
日本が空母建造したらそれの伴う経済効果ってあるのか
>>195
ピラミッド作っても経済効果はあるというのがケインジアン
【日本の】岩田規久男を日銀総裁に!【希望】
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1029415189/

   岩田規久男ってどうよ   
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1010406605/


岩田きくおについて語ろう!!やっと彼の時代だ!
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1034083366/


198stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/30 19:43
天気の良い日は散歩に限る。

>>197
まぁおたくのセンセだからね・・・。
一番気になるのは、岩田センセは「期待に働きかける政策を」といいます。
具体的に何が期待に効くのか、知ってる?
ただ「インフレ率を○%にしる!」だけじゃ効かないことは、データが語ってる。
っつーか、俺は今の段階である意味インタゲやっていると思うのだが。
199テPテCテ\テY ◆4PnfqB6/cU :02/10/30 19:46
>>191
そりゃーアリだろ、なんでも試していかないと。
節度を守ればなんでもアリの心でいこうぜ、温泉。

ところでフリーターって、将来どうなるんだろうか
現在の若者の失業率は軽く10%いってると思うんだけど
こいつらは将来どうなる?
200ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/30 19:47
うあー、文字が変になってる。
>>198
さらなる量的緩和をってことらしい。
具体的には日銀の買いオペで。

岩田先生への反論は「資金需要」ってのがあるよね。


>>199
まぁ、使えるものは猫でも使うってか。
しかし、就職活動ってのはある意味自分探しであるねぇ。

フリーターは・・・スキルがつかないから、将来の保証はないよね。
求人が上向いても、やっぱりフリーターなりの労働しかできないと
思う。
203stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/30 21:20
>>201
実はね、ただ「期待物価を上げる」のなら、消費税を上げればいいんだ。
内閣府に「消費者動態指数」っていうのが出ているから、見てみるといい。
この中に「物価の上がり方に関する意識」という項目があって、
一番変化しているのは、'89年3月と'97年3月。
(ちなみにこの指数で注意するのは、「変化率がどうなるか」で聞いているのと、
指数が高い程、物価の上がり方は下がる、という2点)
204学生さんは名前がない:02/10/30 21:23
バカでもよくわかるミクロ経済学の本ってない?
205stranger ◆wBdEISpoc2 :02/10/30 21:25
>>204
俺はいつもマンキューを薦めることにしている。
大学に入れる知能があれば、多分大丈夫。
206学生さんは名前がない:02/10/31 00:57
知能ってなんだい、ストレンジャー。伸びるものかい?
207ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/10/31 01:56
>>203
ああ、それ、ウチのゼミの先生も言ってたわ。
消費税か・・・段階的に上げていけば駆け込み需要もある程度維持できる?
消費税の問題はあげるとかさげるとか以前に、
伝票方式じゃないことでしょう。
209学生さんは名前がない:02/10/31 16:12
消費税あがったあと冷えこむけどな。
深夜あげ
温泉は雑談に加わらないのか?
>>211
流れが速いんだもん。
213学生さんは名前がない:02/10/31 23:34
温泉がネカマで出没!
http://school.2ch.net/test/read.cgi/campus/1036072178/120

120 名前:桜庭葵 投稿日:02/10/31 23:29
まぁ、こんな時期に2ゲットなんて、面白い方々ですわ。

メール欄を見ろ!
ウヒャヒャヒャ
たまには加わっておくのもいいぜww
>>213
ちゃんと前もって宣言しているだろう。
216将軍 ◆Q79JYp/mn. :02/11/01 00:03
>>168あたり
かなり亀レスですが

有効需要は総需要とは概念が異なるようです。
有効需要は、総需要と総供給が一致する「均衡点」、つまり均衡概念です。
完全雇用を維持するに足るだけの需要がない状況でどうするかを
消費性向・資本の限界効率・流動性選好の3つの理論で考えています。
特に資本の限界効率と、流動性選好にもとづく利子理論から考える
投資について重要視しているようです。

あと、ピラミッドを作ればいいというのは、「ある限られた状況においては」
ということなので、ケインズが、ピラミッドを作ったり銀行券の入った壷を埋めて
掘り起こすといったことを奨励していたわけではありません。
また、ケインズは閉鎖体系のみで理論展開をしています。

亀レスなのでsage
217stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/01 00:37
>>216
おお、お久しぶりです。
ちょっと聞きたいのですが、もし有効需要が均衡概念なら、
「雇用量が増え、有効需要が増大し」という現象は
どう捉えればいいんでしょうか?

将軍さんは卒業後の進路はどうなさるおつもりで?
それだけの知識があれば、マスタでも充分通用すると思いますが?
244学生さんは名前がない:02/11/01 02:32
311学生さんは名前がない:02/11/01 04:16
414学生さんは名前がない:02/11/01 06:49
またJOJOHIHIか・・・関西在住だったよな。
物理的に破壊してやろうか。
age
547ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/11/01 20:53
まだ中途半端な荒らしやってんのか。
548stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/01 21:05
>>547
こんばんは。教習の方はどうですか?

今回の荒らしは削除依頼出さなくてもいいですかね?
>>548
かちゅーしゃで透明あぼーんすれば実害はない。
前回は容量攻撃だったからきつかった。
550学生さんは名前がない:02/11/01 21:52
ラスパイレス物価指数とパーシェ物価指数って
なんで使い分けられてルるのですか?
両者の違いはわかるのですが・・・
551stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/01 22:10
>>550
多分用途の違いだと思う。
買い物かごの中身を入れ替えるのは大変だからね。
CPIは正確性が求められるから、大根とかまで入っていて、それをいちいち取り替えるのは面倒くさい。
GDPデフレーターは速報性の方が重要だから、流行りのものとかをすぐに入れる必要があって
その分買い物かごの中身をチョコチョコ入れ替える、ってことなんだろな。
実証するときにも、CPIを使うかデフレーターを使うか、結構分かれるところではある。

#そういえば俺、デフレーターの中身見たことないな。
552学生さんは名前がない:02/11/02 03:01
age
age
555よーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 00:37
とりあえずインフレデフレに対する理解を深めるために岩田規久男「インフレとデフレ」を
読んでみることにしますた。
そーいや最近hkrこねーな、、何やってんだー?
>>555
「デフレの経済学(3刷)」もよろしく
557\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 11:54
>>556
へーい

>>552にある資本論レジュメは良いなあ。資本論は読むのめんどくさすぎで
避け続けてたから、軽く要約されてるとちょうどいい。
558\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 12:12
基本的に会計板はクズの集まりだからあんまり紹介したくないんだが、、

銀行の自己資本比率の問題と税効果会計
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/tax/1035869612/

これは日経よりは分かりやすいとおもいます。
あげ
560\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 21:57
最近全く白熱しないねー、、何かネタないのかな。
561stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 22:00
確かにないですねぇ。
562\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 22:01
本当は竹中絡みでネタはあるんだけどね、、税効果会計の話とか、、
でも税効果会計は会計初心者にはめんどくさすぎ。
563stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 22:04
>>562
今日か昨日かの日経には
竹中はうまく陽動作戦を成功させた、と書いてあった。
銀行側の目を税効果会計に向けさせて資産査定の厳密化とかは通した、だと。
確かに税効果会計はわかりづらい。簡単にご説明いただけますかね?
564\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 22:15
>>563
んー、そうだったのか、、

税効果会計は、上手に説明できるかな。ここにうまく損益計算書を書ければ
楽なんだけどな、、
まず、投資者保護目的で作成される財務諸表と、課税所得を計算する目的で作成される
計算書は同じデータを元に作成されます。
ただ、両計算書で最終的に求められる、財務諸表上の税引前当期純利益と課税所得は全く同じ
数字にはなりません。それには2つの原因があります。

@企業会計上の収益・費用と課税所得計算上の益金・損金は範囲が異なる。例えば、
交際費とかは企業会計上費用計上が認められていても、損金としては計上できないことがある。

A企業会計上の収益・費用と課税所得計算上の益金・損金で計上時点が異なる場合がある。
とある債権に対して企業会計上は200千円まで貸倒引当金繰入が認められても、税法上は100千円まで
しか認められない場合がある。この場合、企業会計上はある期に200千円が
貸倒引当金繰入額として計上されるが、課税所得計算上は、ある期に100千円を
貸倒引当金繰入額として計上した上で、貸倒が実際に発生した期にさらに100千円を
貸倒損失として計上する(貸倒見積額=実際の貸倒額=200千円と仮定)

続く
565\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 22:27
以降は>>564の@(永久差異)は存在しないものと仮定して話を進めます。
(@の永久差異は税効果会計の対象とはならない)

Aの例を用いて税効果会計を説明します。
売上総利益−営業費用(販売費及び一般管理費)=営業利益=税引前当期純利益とします。
とすると、売上総利益=1000千円、営業費用=Aの貸倒引当金繰入額200千円のみ、とすると、
法人税率50%として、

(1)税効果会計適用前の損益計算書(一部・単位:千円)

売上総利益 1,000
営業費用 − 200(貸倒引当金繰入額)
    ―――――
営業利益   800
法人税等   450((売上総利益1,000−税法上の営業利益100(>>564A参照))×税率50%=450千円)
    ―――――
税引後利益  350
    =====
566\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 22:35
>>565の損益計算書の営業利益800と法人税等450は対応してないですね。
なぜなら法人税等だけは課税所得計算に基づいて算定されているからです。
すなわち、会計上は営業費用が当期の貸倒引当金繰入額200千円なのに対し、
課税所得計算上は貸倒引当金繰入額限度額100千円までしか計上できないから
です。残額100千円は当該債権について貸倒が実際に発生しない限り税法上の
損金としては計上できない。

そこで登場するのが税効果会計。税効果会計はこの説明例で言えば、
営業利益800千円×法人税率50%=400千円を法人税等として計上したいということです。

とりあえず税効果会計適用後の損益計算書を示すと、

(2)税効果会計適用後の損益計算書

売上総利益 1,000
営業費用 − 200(貸倒引当金繰入額)
    ―――――
営業利益   800
法人税等   450((売上総利益1,000−税法上の営業利益100(>>564A参照))×税率50%=450千円)
法人税等調整額-50
    ―――――
税引後利益  400
    =====
567\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 22:43
(2)の損益計算書は営業利益800千円(税引前当期純利益)×法人税率50%=法人税(法人税等−法人税等調整額400千円
というように税引前当期純利益と法人税等が対応してますね。このような対応を目的とするのが
税効果会計です。ちなみに、この税効果会計の適用による仕訳は、

(借方) 繰延税金資産 50  (貸方) 法人税等調整額 50

となります。繰延税金資産は貸借対照表上の資産項目であり、法人税等調整額は、
損益計算書上の、費用としての(ここには学説に争いあり)法人税等の減少項目、
簡単に言っちゃえば収益としての意味を持ちます。

すなわち、最近日経によく書いてる「税効果会計の適用による自己資本の積み増し」っていうのは
この法人税等調整額の計上によって、税引後当期純利益がその分だけ増加し、
当期処分利益が増加(=資本の部(自己資本)が増加)ということを意味してます。 
568\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 22:49
税効果会計は、
@損益計算書をスッキリ見せる
A貸借対照表に、>>564のAの差異による将来の法人税の支払額による影響を示す
という二つの目的の下に現在適用されてます。

これは企業会計の目的、
@情報提供機能
A利害関係調整機能(債権者vs株主)
の@のみの要請に基づいて適用されている会計基準(新会計基準は基本的に@を重視する
傾向が強い)

569stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 22:52
>>よーへいどの
説明乙です。

要は上の例でいくと
企業:「俺っちのルールからいけば200千円が費用だ」
マルサ:「いいや、100千円しか認められぬ」
という意見対立があって
企業:「どうせどっちみち残りの100千円も後で費用として勘定されるから、年貢を先払いしたことにしとけ」
ということですかな?

俺から見れば
「なぜ企業とマルサで費用の範囲が異なるんだ?」
これが一番の疑問。
570\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 22:53
もう少し説明すべきことがあるわけですが、あとはQ&Aを受付という形で対応します。
つーかstrangerさーん、どこに消えたの??
571stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 22:55
>>よーへいどの
いや、後で読みやすくなるように、少しロムってたのです。
572\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 22:56
それは簡単。
マルサは税金をたくさん取りたいのだから課税所得が過少計上されないように、
貸倒引当金繰入額や減価償却費については上限を設けてるのです。

企業会計は企業の経済的実態を忠実に反映することが基本的な目的なので、
そういった税法上の制約とは別のルールを持って貸倒引当金などを計上します。
573\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 22:59
しかし税効果会計はめんどいな、、
めんどい癖に意味がない、、なんのためにあるんだろ、、
574stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 23:00
少し問題点が出てきましたな。

本来企業の業績とは1つの企業に1つしかない。
ところが、それを評価する当事者によって評価の仕方が異なってしまい
1つしかない業績をいくつか異なる数値で示されることになってしまう。

これ、非常に問題があるような気がする。
575\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 23:12
>>574
それが「企業会計の真実性」の問題。

普通に考えると、「本来企業の業績とは1つの企業に1つしかない。」
と思ってしまうわけだけど、現在の企業会計はそういう立場には立ってません。
同じ会計実態でも複数の会計数値が考えられます。理由はいろいろ有るわけですが、

@企業会計には見積もりが必要
貸倒引当金を設定した時点では、将来実際にいくら貸倒が発生するかは分からない。
あくまでその金額を合理的に予測して計上しているに過ぎない

A会計方針が複数認められている
例えば減価償却にしても定額法・定率法・級数法・生産高比例法とかいろいろなものがある。
これは、有形固定資産についても、その企業がどのように当該資産を使用しているかによって、
その会計実態を忠実に表す減価償却方法は異なるわけです。
例えば、大きなタクシー会社であればタクシーはひたすら走り続けているわけだから車を定額法で償却するのが
いいかも知れないし、配送先が毎回異なる小規模運送会社であれば年度毎の走行距離がかなり違うから(あくまで仮定)、
生産高比例法(これは走行距離に対して比例的に償却する場合にも用いる)の方が適当かもしれない。
こういう風に会計処理方法については一定の裁量の余地が必要です。
576\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 23:19
B企業会計の目的が時代によって異なる。
昔の財務諸表というのは、貸借対照表が現在以上に財産目録的な性格を持っていて、
会計処理も「会社が解散した場合に個別資産を売却したらどの程度の金額になるか」
ということを目的として行われてました。(静態論会計)
しかし、現在の財務諸表は損益計算書に重きが置かれています。現在は、投資者の投資意思決定情報として、
損益計算書の利益数値が重要視され、年4回も経営成績の報告をやらされています。これは、貸借対照表が
重要なのではなく、あくまで損益計算書が年4回開示されることが重要なので実施されているわけです。
そして、そのような傾向の中では、「より経営成績を忠実に示す損益計算書」が求められます。(静態論会計)

この二つは会計の宿命として相容れないものを持ってます。具体的には言及は避けますが、
時価会計の問題とも関係します。そして、このように会計の目的が変わると、
同じ経済的実態を有する企業であっても、財務諸表数値は異なってしまいます。
577stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 23:23
>>575
確かに裁量が入り込む余地があるというのは分かる。
企業は最初にそういう問題を鑑みてルールを設定するわけだ。減価償却の方法とか。

問題の一つはそのルールを簡単に変えられてしまうこと。
儲からなくなったから、というおかしな理由で減価償却の方法が簡単に変えられてしまう。

もう一つは、企業とマルサでルールが異なるということ。
マルサが年貢を取り立てたいのも分かるが、あくまで企業もマルサも同じルールの上ではじいた
数値を用いるべき。

もう少しルールに対して厳格であるべきじゃないか?
578\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 23:31
>>577
第1の問題については確かにそういう問題は指摘されます。
企業会計では一度決定した会計方針は「正当な理由」がない限りその変更は認めらない。
ところが、この「正当な理由」ってのはあくまで主観の問題なんだよね。
結局経営者が「正当な理由DAYONE!!」とわめいてしまえば、会計士はそれが
「正当でない」ということを立証することは困難で、結局経営者の屁理屈がまかり通ってしまう。
というわけで変更されまくり。
今度から監査報告書がちょっと変わるんだよね、、それで対応するのかも。

第2の問題については、
税法は税金を多く取りたい
企業会計は経済的実態を適切に表したい
というわけで目的が違うわけですね、、
579stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 23:38
>>578
俺はいつも思うんだが、「情報」というものをみんなどう解釈しているのだろう?
俺としては企業会計とは
>経済的実態を適切に表したい
というのが目的の第一義であって、決して年貢を多く取り立てるためではないと思う。

この目的を忘れて作られてしまった財務諸表(例えば儲かっているように見せかけようという意図の下)
には、厳しい言い方をすれば
「意味がない」
とすら思う。
580\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 23:48
>>579
現代の株主資本主義経済の中では偽情報を用いてでも株価を吊り上げたいっていう
インセンティヴが非常に大きいので仕方のないことと存じます、、
つーか仕方ないって言ったらダメですね、、
581stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 23:49
っつーか今夜は閑かだな
582stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 23:53
>>580
結局俺は、どれだけ嘘をつくことが経済活動においてペナルティーになるか、
もっと経営者は自覚した方がいいと思う。

本来ならばモラルに期待したいところなのだが、雪印や日本ハムの例を出すまでもなく
粉飾決算などの欺瞞行為は横行してしまっている。

やっぱり経済犯罪の罰則強化しかないのかな・・・。
トホホ。
583\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/03 23:53
名無しさん、来てくれー!
584stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/03 23:54
温泉とかどうしたのかな?
585\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:02
>>582
株主資本主義が根本的な原因だと思うな。
ストックオプションもだけど、短期利益志向を煽りすぎなんだよね、、
株価っていう指標は曖昧だと思うんだが、、
586stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:07
>>585
そうなんだよ。
人々はあまりに短期的に物事を考えてしまっている感がある。
構造改革なんて、1年くらいで効果がでるものではないし、
むしろ短期的には悪化要因。
そこを国民が見極めているかどうかは、非常に疑問。

ってか青木の言い分は矛盾だよな。
も と も と 誰 の せ い だ
587\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:09
ディスクロージャーも短期的には悪化要因ですなー、、
減損会計とかも結構ヤバイと思うだよな。
基本的にバブル崩壊を経た現在において時価会計の類は、短期利益志向の視点からは
プラスにはならない。
ただ、将来的には意味があるだろうけど。
588法学部:02/11/04 00:11
会計の存在理由は、「そうしろ」と証券取引法に書いてあるからです。

なんで証取がそう定めるかというと、Information Asymmetric
を解消しようとしているからです。ちがいますか?
589stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:12
>>587
でも「失われた10年」の間で、そういう抜本的な改革をやらないから
ここまでズルズルきたと思うんだよな。
むしろ危機感がある今が、減損とか情報開示とかやれるんじゃないのか?
590\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:14
>>588
その通りだと思うよん、、投資者の経済的意思決定に資する十分な情報を
財務諸表によって開示して、情報の非対称性から発生するリスクをある程度
抑えようとする。

まあ会計自体は計算書類等規定として商法にある程度規定されてるわけですが。
591stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:17
>>588
ところが、>>578の通り
財務諸表が「情報」として本当に有意義なものなのか、ギモン。
でもこれ以外に企業の情報を得られる数字がない、というのが現状かな・・・?
592学生さんは名前がない:02/11/04 00:18
   / ̄ ̄ ̄\     ____
  /   ∧ ∧ \  /
 |     ・ ・   | < >>590気が合うな、オメー トーダイカ?
 |     )●(  |  \____
 \     ー   ノ
   \____/
593法学部:02/11/04 00:19
>>592

まさに、ECMHの問題だねー

「市場は果たしてすべての情報を織り込んでいるのか」

ってね。
594\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:19
   / ̄ ̄ ̄\     ____
  /   ∧ ∧ \  /
 |     ・ ・   | < >>592 早稲田だよおめー
 |     )●(  |  \____
 \     ー   ノ
   \____/


595stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:22
>>594
今年は学祭あったんですか?
596592:02/11/04 00:22
   / ̄ ̄ ̄\     ____
  /   ∧ ∧ \  /
 |     ・ ・   | < >>594トーダイのヤナガワジョキョウジュんとこの人かとオモタヨ
 |     )●(  |  \____
 \     ー   ノ
   \____/

597\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:23
   / ̄ ̄ ̄\     ____
  /   ∧ ∧ \  /
 |     ・ ・   | < >>595今その最中だよおめーっつーか敬語はナシで、、
 |     )●(  |  \____
 \     ー   ノ
   \____/

598stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:25
>「市場は果たしてすべての情報を織り込んでいるのか」
について議論する?
599\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:25
>>596
ん?おまいは東大生なんすか?短期利益志向に対する批判のところで共感してくれたのか?
会計・監査をある程度知ってる人は結構短期利益志向批判に落ち着く人が多いよ。
俺も単に流されてるだけって感じカモナー
600\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:27
>>598
「市場は全ての情報を織り込んでいるのか」
といわれればNOと言う答えしか出ないのでは?
少なくとも有価証券報告書だけで投資意思決定に関する完全情報が投資者に
与えられてるとは全く考えられませんなー
601法学部:02/11/04 00:29
>>600

禿げ〃だおめー
602stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:31
>>600
やっぱりそうだよなぁ。
俺もデータを見ることは多いんだけど、
完全予見なんて、やっぱりウサンくさいよなぁ〜。

年の始めの新聞で、「今年の経済は?」ってカンジで特集組まれていて
大物が株価の予想とかしているけど、あれ一年間とっておいたら笑えるだろうな。
603\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:33
>>601
でしょー。まあ完全に情報が与えられたとして、一般投資家レベルがその中から
情報を重要性に応じて完全に分類して活用できるか、と言われればそれはすごく
微妙な話だと思うけどね。
604\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:36
そもそも完全情報が完全情報足りえるためには情報が完全に開示されていることに加え、
投資者が合理的にその情報を活用できないといけないんだよね、、でもそれは無理だべ。
605stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:37
何かモデル作れないかなぁ。

投資家を「情報を理解できる人」と「理解できない人」とに区別して
各々平等に情報を与えたら、経済全体はどうなるか。

まぁこんなことくらい、誰かやっているだろうな(w
606法学部:02/11/04 00:41
今年のノーベル経済学賞のなんとかって人の、
心理状況がなんとかかんとか・・・ってヤシ。(スマソ


>>605はそれをもっと発展させてノーベル賞をとってください。
607\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 00:45
つーかさ0、投資者が甘えすぎなんだよね、はっきり言って。

会計情報そのものの適正性に関して企業が責任を持たなきゃいけないのは当然だし、
財務諸表の適正性を保証することに関して会計士が責任を持たなきゃけないのも当然。

でもさ、企業継続の公準について会計士に判断を求めるってのは投資者の考えが甘すぎじゃないか?
結局新監査基準では企業継続の公準(ゴーイングコンサーン)については、企業が情報を開示した上で
会計士がその適正性を判断するっていう従来どおりのスタイルに落ち着いたみたいだが。

企業が潰れるかどうかなんていう予測を会計士に予想させるな、と。
自分で判断しろ、と。自己資本比率の意味とか自分で考えろヴォケと。
608stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:49
>>606
ダニエル・カーネマン。論文読んだ。手元にある。

"Which of the following would you prefer?" と聞いていて
A:50% chance to win 1000 B:450 for sure
50% chance to win nothing;

大抵の人はBを選ぶんだそうな。
プロスペクト理論については金融工学の本に載っているが、まだ読んでない(w
609stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:51
何かカキコが変だ。
Aのチョイスは、50%で1000(ドルか?)得られて、50%で無一文。
Bのチョイスは必ず450得られる、ということ。

>>609
俺は、国民全体が甘えていると思う。
610stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 00:54
誤爆。
>>607
俺は、国民全体が甘えていると思う。

611法学部:02/11/04 00:58
>>607
しかたないさ、投資家はシロートなんだから。
分業(スペシャライゼーション)とか所有と経営の分離ってゆーのはそこから
きてるんだし。
まぁ、自己責任っていうのは投資家にとってよいことだと思うナァ・・・

>>608
すげぇ。来年からモルガンスタンレーの×××?
612stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 01:04
>>611
一応ソースは
Daniel Kahneman and Amos Tversky "Prospect Theory:An Analysys Of decision Under Risk"
(Econometrica March,1979)

ちなみにTverskyはもう故人です。
613stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 01:11
寝落ち
614岡山人!元気です。:02/11/04 01:15
なにこれ???
http://www61.tok2.com/home/tripsage/
>>614
一応警告しておくけどブラクラね。
竹中平蔵って
「ITで500万人雇用創出!」とか云ってたんだっけ?
617 ◆omaRu/koo. :02/11/04 08:33
>>616
ITで雇用創出は誰でも逝ってなかった?
ここまで読んだ。深夜にお疲れ様だなおめーら。

ところでよーへい殿。
平蔵のやろうとしている”税効果会計”ってのは、
「貸倒引当金繰入額限度額」を減らしましょうという話なんでしょ?

厳密にいうと、”税効果会計の改善(悪?)”なのかな。”導入”ではなくて。

それで、自己資本が足りなくなるから、「公的資金注入」
なんでこれが「自己資本の充実」になるのかしら?

竹中三原則
1)資産査定の厳格化(ディスカウント・キャッシュ・フロー)
2)自己資本の充実(税効果会計・公的資金注入)
3)企業統治
って、「国がお金を出し、口も出す」ことが結果として予想されるのだから、
市場マンセーの経済学者らしからぬ政策だよね。
619\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 10:06
>>618
貸倒引当金繰入額限度額を減らすと、更に税効果会計適用による自己資本の積み増しは
増加する。OK?というのは、簡単に言ってしまえば会計上の当期純利益と課税所得の
ズレが大きくなるほどに繰延税金資産(若しくは繰延税金負債)の計上額は増加するから。

会計上の貸倒引当金繰入額 1,000千円とすると、(法人税率50%と仮定)
@税法上の貸倒引当金繰入限度額 800千円
A税法上の貸倒引当金繰入限度額 300千円

@の場合、繰延税金資産の計上は(1,000−800)×50%=100千円
Aの場合、繰延税金資産の計上は(1,000−300)×50%=350千円

となる。ちなみに「繰延税金資産の計上」ってのは税効果会計の仕訳を借方から見た話で、
貸方では法人税等調整額が計上されているので「自己資本の積み増し」となるわけです。
一応日経用語に対応してみた。
620\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 10:16
>>618
で、続き。
結局『「貸倒引当金繰入額限度額」を減らしましょう』ではないんじゃないかな。
日経をそこまでちゃんと読んでなかったんだけど、「税効果会計による自己資本の
積み増しの抑制」をするためには税法上の貸倒引当金繰入限度額の減少は逆効果。

確か回収可能見込の再検討をするんじゃなかったっけ?

繰延税金資産っていうのは、「税金の前払い」としての効果を持ってる。
ここは正直説明がめんどくさいので省略するんだけど、要するに「税金の前払い」としての
資産性が認められるから資産計上が認められるわけ。なんというか「将来の税金の
支払い額を減少させる」ともいえるかな。。
でも、繰延税金資産を計上した期以降に課税所得がマイナスなってしまった場合、
「負の法人税」は存在しないことを考えれば、当期以前に計上した繰延税金資産は
その「将来の法人税支払額を減少させる」という効果を失ってしまうわけです。
なぜなら、税効果会計の適用の有無に関わらず、赤字であれば法人税等はゼロで固定される
から。
621\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 10:20
>>618
ここからは事実誤認がかなり入ってる可能性があるから怖いな、、

確か竹中案はこの繰延税金資産の回収見込みの検討を厳しくするんじゃなかったっけ?
曖昧に新聞読んでたからなあ、、家にある新聞また読んでみます。
622削‎除忍:02/11/04 15:18
これマジ???
http://www61.tok2.com/home/tripsage/
623stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 17:53
なんでこんなに下がってるんだ?
624\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 19:25
不良債権処理と税効果会計に関する文章の引用。
>日本の法人税法では、繰越し欠損金の繰延期間が5年間である。
>したがって、将来5年間の課税所得で損失を相殺できなければ将来の税金を
>減少できないことになる。その場合は、繰延税金資産は計上できない。
>つまり、将来の税金を減少する効果がない繰延税金資産は実態のない架空資産ということになる。
625\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 19:27
>報道によれば、邦銀大手14行の2001年9月末中核的な自己資本(Tier1)は
>19兆4000億円。税効果に基づく自己資本は7兆4000億円で全体の38%。
>過去2回の公的資金注入で補強された資本が6兆円にとどまっているのを考えると
>税効果会計の影響は大きい。

>米国にも同様な制度があるが、自己資本として認められるのは、中核的な自己資本の
>10%または課税所得の1年分という上限のルールがある。米国基準に引き直せば、
>邦銀は7兆4000億円のうち5兆5000億円の自己資本が失われる計算だ、としている。

竹中案はこれに合わせようっていうことではなかろうか。
626stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 19:33
要は、ホントに存在するかどうか分からねぇ資産は
勘定からはずしてしまえ、ということか。

どういう意味を持つのかな?
627\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 19:43
>>626
むしろ貸方が問題になるわけですわ。
改めて書くと、繰延税金資産の計上を簿記上の仕訳で書くと、

(借方) 繰延税金資産 xxxx (貸方) 法人税等調整額 xxxx

ってなる。この借方(左側)を指して「繰延税金資産を計上する」と言ってるわけ。
じゃなくて、むしろ今問題にされているのは貸方(右側)の法人税等調整額の計上。
法人税等調整額を貸方に計上する=自己資本の積み増し。

この仕訳によって貸借対照表上資産が増加して、損益計算書上は利益=自己資本が増加する。
しかし、これはあくまで繰延税金資産の「将来の税金の支払額を減少させる」という効果を見込んでのこと。
この効果は、>>624の事象が発生すればなくなってしまう。
628\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 19:49
>>626
じゃあ繰延税金資産に資産性が認められないということはどういうことか?
資産性が認められない繰延税金資産を計上するというのはどういうことか?

答えは、「単なる粉飾決算と何ら変わりがない」。資産性のない繰延税金資産計上は、

(借方) 受取手形 xxxx (貸方) 売  上 xxxx

という仕訳によって粉飾決算を行うのと変わりがなくなる。この仕訳がどう粉飾かというと、
この仕訳自体は手形で売り上げた場合に行う仕訳だけど、粉飾を目的とした架空売上の計上に伴って、
受取手形を受け取ったことにしてしまうわけです。
もちろんこの受取手形は架空のものである以上資産性などない。でも貸方の売上計上によって
利益は増加するわけです。

税効果会計においても、繰延税金資産の回収見込みがないのに計上すればこのような粉飾決算と
何ら変わることがなくなる。
629\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:03
>>626
じゃあ税効果会計を露骨に規制することができないのはなぜか。
まず会計基準からの引用。

「繰延税金資産については、将来の回収見込みについて毎期見直しをしなければならない。」
(税効果会計に係る会計基準第二ニ1)

これがどういった意味を有するのか?

答えは、繰延税金資産の計上の妥当性・適正性判断はある程度主観等に委ねられて
しまう部分があるということ。会社及び会計士による繰延税金資産の計上の妥当性・適正性に
関するダブルチェックが入る。でも甘いわけです。

もう一つ資料を引用すると、
>マスコミは、税務上支払った税金が戻るものが繰延税金資産と説明しているが
>(正しくは、将来の納税額を減少させる効果のあるものが繰延税金資産で、現行、
>税金の還付制度は停止している)、財務省主税局は赤字決算で大半の銀行は法人税を
>払っていない、したがって、そもそも還付される税金は無いとしているのである。

このような状況下に関わらず繰延税金資産が計上されている。銀行の自己資本の何割かは
既に「実態が存在しない」、更に金融再生プログラムの言葉を借りるなら、「資本性が余りに脆弱な」
資本が多額計上されているわけです。

チェック機能が十分に果たされているとはとても考えられない。
630stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 20:07
んーちと飯食ってました。

俺は商学部出のクセに会計のことは良くしらないのだが、
そもそもなんで税効果会計なんてのが導入されたの?
631\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:11
ここでもう一つデータを引用します。

>日本経済新聞は、HSBC証券が、みずほ、三菱東京、UFJ、三井住友など大手
>の8銀行・グループの税効果資本を推計し、その結果、税効果資本は半年前のと比べ
>1兆円増加して約8兆9千億円、自己資本は半年前に比べ4兆円強減少し16兆7千億円
>となった。税効果資本が中核的な自己資本に占める割合は半年前の37%から53%に増加した、と報じている。

この中にどれだけ「資本性の余りに脆弱な」税効果資本が含まれているんだろう?
銀行だけに限らないけど、現在の税効果会計適用後における自己資本の数値というのは
疑問を持たざるを得ないわけ。特に、不良債権を抱えて大量の貸倒引当金を計上している
金融機関になるわけだけど。また引用になるけど、これは不良債権償却に関して税効果会計が
もたらす新たな問題を示してる。

>不良債権処理を促すために金融庁は特別検査をしており、この2002年3月期決算では
>不良債権の処理額が増えると同時に、対応する繰延税金資産(自己資本の41.3%とされ
>昨年9月と比べて3%増えたことになる)も増えよう。つまり、不良債権問題という問題を処理すればするほど、
>もう一方の繰延税金資産が増えるという、まるで「もぐらたたきの状況(不良債権問題の処理が終わっても、
>新たに繰延税金資産の実現性の問題が発生する)」にある。
632\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:14
633stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 20:15
>>632
いつから、が聞きたかった。
舌足らずスマソ。
634\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:20
>>633
2000年3月期より適用だそうですわ。
635学生さんは名前がない:02/11/04 20:20
ねえ、もうさ能力に応じた労働と必要に応じた配給でいいじゃん
636\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:23
>>635
??説明キボンヌ
社会主義??
637stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 20:23
>>634
そのころ、でかいニュースあったっけ?

話はちと変わるが、バブルのころ、株の含み益を資本に入れるって邦銀が提案して
今は逆にそれが足かせになっているという・・・。
638学生さんは名前がない:02/11/04 20:25
>>636
うん。ネタだけどねw市場経済を停止しようぜ。で、当分は配給制
639\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:31
>>637
でかいニュースっつーか、会計基準はここ数年で新しいのが出まくりですよ。
去年の会計法規集は使えない、みたいな。

「株の含み益を資本に入れる」ってのは、有価証券の時価評価っすね。
バブルのころは原価法か低価法(基本的にはその有価証券を取得するのに要した金額(取得原価)
で原則として評価するが、取得原価>時価の場合は時価を貸借対照表における有価証券の金額として
記載し、かつ評価損を計上する方法)だったと思うんだけどな、、多分。
今は基本的には時価評価だったりします(そうじゃないものもたくさんある)。

逆にそれが足かせになってる、ってのは何だろうか。。金子勝の本くらいしかそこらへんに
関する本は読んでないんだよなー、、
あんまり覚えてないんだけど、
@この継続的な株価下落を受けて、含み損を自己資本から差し引くことで
BIS規制にひっかかる可能性が増えて、貸し渋り貸し剥がしが増えた
A株価下落が株の更なる売却圧力となって、更に株価が下落する

こんなこと書いてた気がする。
640\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:33
>>638
俺の人生がつまらなくなるなー、それは、、働く気ナッシングですよー。
まさにエージェンシー問題だな。完全固定給になったら効用最大化するためには
労働供給をゼロにする。
641stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 20:34
>>649
足かせってのは簡単で、
含み益があるときは資本を積み増しできるけど、
含み損が出れば、当然資本を削らないとダメだから。
642\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:37
>>641
ああ、そういうことね。実に単純な話でした。。
643\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:38
つーか俺、レスしすぎたみたい、、
644 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 20:38
国家社会主義万歳
645stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 20:39
>>644
いらっしゃいまし〜。
646stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 20:41
よく日本は「最も成功した社会主義」なんて言われますけどねぇ。
647\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:42
あー税効果会計の文章で体力使い果たした感あり。
648\(*´ー`*)ノよーへい ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 20:46
名無しさん、もっとリアクションください、、、
会計スレの1とかここにきてねーのかな、、
649stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 20:48
>>644
労働(特に研究者)の問題なんだけど、
「成果に見合った報酬を!(まぁプロ野球の年俸制みたいなもんか)」というのは
日本では最近出てきた話なんですよね。

この前、センセと飯食っているときに話したんだけど、
「一昔前までの人は、どんなインセンティヴで研究していたのかな?」って。
今の人は金銭的な報酬にしか、興味を示さなくなってしまったのかなぁ?
650 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 20:53
>>649
社会学的な話なんだけど、強力な目的意識(或いは労働の美徳化等)
が無いと目に見えるものが効用の基準になっちゃうからじゃない?w

それに、単に金銭的な報酬を増やすと堕落するって例も多いんだけどねw

名誉、位階、報酬、これがバランス良くないと自分の労働に誇りをもてないものです・・
まぁ理論経済学の範疇の外の話だけどねw
651stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 20:58
>>650
「日本は最も成功した社会主義」って、
労働が美徳化されるような風潮だったから言えるような気がするんですよ。

自分の仕事の誇りは、社会のみんなが自分の作った物を使ってくれる、
それこそが研究者のインセンティヴだったようなきがします。
田中耕一氏なんか古きよき時代の研究者の代表じゃないですか。
652 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 21:02
>>651
うん、共産主義者さんたちが言うところの、
「自己のためじゃなく社会のために働く」
ってのが何故か実現してしまったっぽいですw

何でそうなったのかは知らないけど。。
653stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 21:06
>>652
なんつーか、旧約聖書だと「労働」ってのは罰じゃないですか。
アダムとイヴが林檎食べちゃったその罰。
でも日本だと、天皇も田植えとかするじゃないですか。

こういうところに、国民性とかが反映されているような気がするのですが。
654 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 21:09
>>653
それ、良く言われるんだけど、そういう風潮になったのって明治以降なんですよね。
明治以降に「二宮尊徳」を理想的日本人として教育の中心に据えてから。

逆に江戸期なんてのは、町人は食えるだけしか働かなかったし、
豪商も稼ぐに稼いだら隠居して後継ぎに任せるってのが多かったし。

江戸時代が特殊なのか明治以降が特殊なのかは知りませんw
655(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 21:10
うーん、勉強が足りないな、、俺は、、
勉強になります。
656stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 21:14
>>654
ほら、江戸期だと民草は天皇の存在すら知らなかったじゃないですか。
明治期以降になって、とにかく民草を纏める必要にかられて
政府は天皇を「唯一神」として担ぎ出した。
そうすると教育の中に天皇の話が当然出てくる。天皇が田植えすることもみんな知るようになる。

ここから上手く説明できませんか?
657 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 21:20
>>656
あー、それはあるかもですね。

と言うか、資本主義の生まれる源泉ってのは
「労働の自己目的化」
だと考えているので(ウェーバー)、それがすんなり受け入れやすい土壌が
日本には有ったって事でしょうか。

これが西欧の後追いだ・・ってするなら、報酬を最重要視する価値観に変わっていくってのも
歴史的にみて普通の事かもしれませんw
658stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 21:30
>>657
そのへんのマックス・ウェーバーの話、
もう少し詳しく教授願えませんか(本当は俺が説明する立場だろw)?
そうすると、日本型の資本主義と米国型の資本主義に違いが出てくるかも知れません。
659 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 21:40
>>658
ココから下はウェーバーの俺なりの要約です。
俺の意見でもウェーバーの言そのままでもありませんwと断った上で・・

資本の増加、集中って状態は古代から幾度も出現してきた。(古代4文明やイスラム、歴代中華王朝など)
ただ、それらは全て前期的資本に留まり、近大資本主義に発展せず、
ヨーロッパでのみそれが成し遂げられた。
それは何故か?
ウェーバーまでは「宗教と現実とを切り離しての徹底的な合理化」が進んだ
事がその理由だってのが通説でした。しかし・・・(続く)
660stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 21:50
(ゴクッ)
661 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 22:00
ウェーバーは逆に、「宗教を徹底したからこそ近大資本主義が出現し得た」と。

その理由として、カルヴァニズムを挙げています。
ルターはともかく、カルヴァンが重要視したのが、「(行動的)禁欲」です。
「○×しない」ってのではなく、「○×する」ことにより禁欲するってことです。
例えば「享楽にふけらない」のではなく、「必死になって働く事により、享楽にふけれない」ってこと。

又、カルヴァンこうも言います。
「教会に寄付しようが、修行を積もうが、救済するしないは神様が決めたままで人間にはどうしようもない」
(人間の行為により救済の可否が決まるってことは、人間が唯一神をコントロールする事だから)

そりゃ、熱心な信者さんほどは不安になります。何しても救済されるかどうかは解らないんですから。
ただ、ここで、「(神が救済するほどの人間なら、理想的人間に造られてるのではないか?)」
って想像されたんですね。

つまり、教会への寄付じゃなく、四六時中神に見張られてる感覚になっちゃったんですよw
「私こそ救済されるべき人間だ」と、働くだけ働いて一切酒色に溺れない生活w
その意識が、「労働それ自体を救済と考える“労働の自己目的化”」へと昇華していきます。

そして、カルヴァンは神聖政治&秘密警察による恐怖政治を実行したので、
その街はとても堅苦しいようになったと言われてます。
ここまでなら、効用最大化するって資本主義のテーゼとは正反対なのですが・・・(続く)
662 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 22:20
当然、働くだけ働いて、娯楽には金を使わないんだから、資本が蓄積します
ここで、まず前期資本主義の段階に達します。

そして、「理想的人間」を演じるために働くんだから、当然暴利を得るの事は出来なくなります。
救済されるべき人間がそんな卑怯な事・・・って論理です。

さらに、暴利を得るのではなく、自分の作ったもの(サービス)を適正価格で、
それを欲しがっている人に提供するってのは、善だと見なされるようになっていきます。
ここで、一物一価や市場価格って概念が出てくるわけですね。


あれ・・・・?初めは徹底的に神の御心に合致することだけを考えていたはずの
カルヴァニズムが、終わってみれば近大資本主義の源泉になってるんじゃないか?
ってのがウェーバーの言説の要約です。(プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神)

仏で、カルヴァン派たるユグノーと王朝が宥和してる時には国は隆盛したし、
英で、資本主義が発展したのも、英カルヴァン派たるピューリタンの力だったし、
米に渡ったのも急進派ピューリタンだった事を考えれば妥当なんじゃないでしょうか?

(ウェーバー自身は、これが近代資本主義の勃興する「唯一絶対」の条件とはしていませんが)
663stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 22:28
>>662
ご説明乙です。

一番目についたのは
>「理想的人間」を演じるために働くんだから、当然暴利を得るの事は出来なくなります。
>救済されるべき人間がそんな卑怯な事・・・って論理です。
これは今の流れと逆行してませんか?
「俺はこれだけやったんだからこれだけよこせ!ゴルァ!」

・・・ん?ちょっとまて、その後に「適正価格」と書いてある。
この両者を橋渡しするのは何だろう?
上に書いたとおり研究者が適正なリターンを受けることなく、真面目に働いていた・・・。
664 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 22:29
ふぅ、長かった(w

そして、アダム・スミスの「神の見えざる手」ってのはこの資本主義神学の
バックボーンにもなるわけですね。
働いて適正価格で財を売ることは神の御心に適うんですからw
上記のことを総合して、

労働それ自身が救済である(労働の自己目的化)
          ↓
財を適正価格で販売し適性な利潤を得る事は神の御心に適う(暴利を取らない、一物一価)
          ↓
市場は常に均衡するのだから、そこで利潤を追求する事は正しい事である(古典派資本主義)

って論理ですね。
665stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 22:31
あら、
>>664に答えが(w

・・・ってか、専攻は理系と聞きましたが?
666 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 22:36
>>663
>>664ってことです(w

そして、日本の場合は、見張ってくれるべき唯一神が居ないので、天皇をそれに準えたわけですね。
明治期の教育では、何とかして資本主義の精神を根付かせようとしていたのが解りますw

今の日本ってのは、>>664の1段階をクリアしたトコじゃないのかな?とふと思ったりw
労働それ自身の自己目的化(労働は善である、労働(経営)は社会のために行う)から、
利潤の追求は善であるってのに昇華したのでは?

ほら、日本企業は社訓で、「社会の利益」とか「従業員の厚生」とか言うわけですけど、
資本主義の観点から言うと信じられないことなわけで。
利潤よりもシェアを追求するってのも本来の資本主義からはちと考えにくいし
(将来の利益を見越して・・・と考えられないこともないけど)
667学生さんは名前がない:02/11/04 22:38
>>662
面白いですよね。まさに逆説。カルヴィニズムの思想の元では隣人愛の精神
も関係している、と教養の講義で聞いたような気がするけど、そこら辺は
どうなんでしょう?隣人愛の精神が、彼らから見れば具体的な個人に対する
感情よりも、全体としての社会がより合理的なものへと編成されていくことだ
、と。すなわち、個人的な事業を正当化し、資本主義的な蓄財も正当化した、
という風なことが、記憶に残っているんですが・・・
668 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 22:39
政治学スレの話を引用しますが、

>>日産は経営陣の官僚化と堕落、組合ダラ幹の労働貴族化によって敗北した
>これ、日本の政府にも当てはまらないか?
>どうして組織は肥大化してくると、官僚化してしまうのか?
>結構問題点が出てきました。

この答えとして、俺はシュンペーターとパーキンソンが好きです(w

>>665
理系のM1ですが卒業する気はとうに消えうせますた・・・ww
669 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 22:41
>>667
激しく同意ですw
つまり利潤の正当化ですね。
カルヴァンの言うところは、
「神には適わないんだから、お前等は神の御心に適うように演じろよ」
と(w
そして、利潤の正当化から資本主義が生まれた・・・と。
670stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 22:43
>>666
なーるほろ。勉強になりました(オイオマエマスタダロ)
日本型の資本主義とメリケンさんの資本主義の違いは
発達段階の違い、ってことですかね?

ちょっと今日は頭を使いすぎたので、堕ちまつ。
また来て下さいね。
671 ◆zeke/Do8Y2 :02/11/04 22:50
>>670
発展段階の違いってのは完全に俺の主観ですのでその辺は・・・(w
経済学史の先生なんかに言えば恥かくかも知れないですw
672学生さんは名前がない:02/11/04 23:04
さて翁いひけることには「世の人みなよくぶかしきものなり。唐土の民みな金銀にうつつをぬかし
くに破れけり。日のもとの民つつましくあるべし」とて往生しけり。
されどけふも人みな金銀におはれん。
673stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/04 23:06
(´-`).。oO(zekeタンオレヨリケイザイシッテルヨ)
ここまで読んだ。最近お盛んだなおめーら。

>>619
すまん。今ノート読み返したら、
「繰延税金資産」(自己資本)をどの程度にするかでもめている。
とあった。

詳しい解説サンクス。つーかマジですごいっす。
>>654
全国の学校にあった二宮尊徳の銅像を破壊したのは
マッカーサー。

勤労の美徳はここで重大な危機に瀕したのではないか。

そして、戦後の勤労精神は、敗戦アノミーを企業共同体が
吸収したもので、「労働の自己目的化」とはちと違うのでは
ないだろうか。

まぁ、私見ですが。

>>674
いや、税効果会計のテクニカルな部分に関しては、会計学の基礎だよ・・・
イスラム教では、利子をとってはならないという
ことが、教典に細かく定められているため、
金融仲介業が成り立たないと聞いたことがある。
投資信託などのようなものは、中世からあったようだが。

で、今もイスラム教圏には銀行は無いのかな?
>>676
仕分けはともかく、「税効果会計」の会計上の処理は、
簿記2級では扱わんものでな。

当方簿記2級しか持ってないので。
679(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 23:49
>>676
基礎とはおもわねーけどな、、つーか税効果会計を余裕で分かってると思われる人ハケーン
もうちょい何か書き込んでくれよ、、
確かに税効果会計適用の仕訳は機械的にできるよね、、別にむずかしいとは思わない。

税効果会計が意味が分からないのは、「税効果」という言葉自体の意味、そして
その適用で何で資産が計上され自己資本が積み増されるのか、っていう原理だよね。
仕訳だけ知ってても無意味っていうか。
ミキティと資本主義の精神

ミキティに会いたい

行動的禁欲的にバイト

引きこもりが労働市場へ

労働成長による経済成長

(゚д゚)ウマー
>>679
おーそうだよそうだ。よくぞ代弁してくだすった。
682(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/04 23:57
結論:「税効果会計はクソ。」
一理のために百害をもたらしてるようにしか思えません。

最近やっと日本経済が掴めてきた気がする。
しかし、税効果会計の検討で、主要銀行でまともなのは
糖蜜だけで、後は本当に危ない感じが伝わってきたな。
684stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/05 09:59
>>温泉
おめーもお盛んになれよ(w

当方は簿記3級すら持ってません(w
会計基準の国際化など必要?マジでリ疎なH・Dとか水穂とか潰れますよ?
SMBCとか糖蜜は知らんけど?
↑「知らんけど」ね。はてなマークは要りませんね。
687stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/05 14:13
今日の発表のレジュメ作り終了。

>>685
1つは、グローバリーな時代だから日本だけ別ルールだと
面倒くさいでしょ?
世界共通にした方が分かりやすい。
それで、本当にしてしまうとデカイ銀行すら潰れる。
だから公的資金をブチ込め!になるんだけど、
銀行の経営者が責任を問われるから、抵抗している。

そんな図式じゃないですか?
俺のホームページです(素)
http://www61.tok2.com/home/tripsage/
689外資系國學院 ◆Vs1XT16NWc :02/11/05 17:46
>>strangerさん
うーん。そうですか。銀行の経営者の責任追及はいいと思うのですが、世界共通っても
アメリカさん主導なんでしょ?気に入らん!
面倒くさいから全行的に国有化して、戦時共産主義を採択しましょう(w
ジャパネットって、安いようだけど、実はスペックが
時代遅れなんだよね。
まぁ、初心者がフルセット揃えるのにはいいと思うけどさ。

691(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/05 20:46
社長の喋りがあんま好きになれない。
692(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/05 20:47
だれか過去スレのリンク貼ってくれ〜!!
693( ´∀`)さん:02/11/05 23:29
↑死ね
694( ´∀`)さん:02/11/05 23:53
↑死ね
695( ´∀`)さん:02/11/06 00:07
↑死ね
696stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 00:42
とりあえず「かちゅーしゃ」というものを導入してみた。
上手くいくかな・・・。
697学生さんは名前がない:02/11/06 00:52
嵐は勘弁
698stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 01:08
かちゅーしゃ、ベンリですな。
少し使ってみたが。
699よーへい ◆XOVjfpWd/c :02/11/06 02:00
>>683
とりあえず今日エコノミストと東洋経済読んでみたけど、竹中案(税効果適用の厳格化)を
本当に導入してたらBIS規制(自己資本率8%)をかなりの銀行が切ってしまう状態だった
みたいね。

つーか税効果関係のもの読んでたりしてたんだけどさー、「税効果会計自体は税務会計と
企業会計とのゆがみを調整するために必要なものであって、税効果会計の自己資本積み増し
の点を以って税効果会計自体を否定するのは妥当ではない」みたいな文章があったんだけどさ、
現状を見る限りじゃ「企業会計と税務会計のゆがみを調整する」という一理の元に多くの弊害を
もたらしてると思うわけなんだけど。
700よーへい ◆XOVjfpWd/c :02/11/06 02:04
700
701よーへい ◆XOVjfpWd/c :02/11/06 02:33
企業会計の情報提供機能を重視しすぎて利害調整機能に関する配慮が欠けてるのが
現代の会計じゃないかな、、情報提供が重要なのは当然の話だけど。

ただ、情報提供というのが他のリスクを無視してまで意味のあることなのか。
というと誤解を招く訳なんだけど、そもそも企業の収益性判断なんて基本的には
損益計算書の税引き前当期純利益までを見ればほぼ十分なわけであって、それ以下の欄
には企業の収益性判断に関してあんまり重要じゃないんじゃない?

無意味とは思わないけれども、特に銀行において、無制約な税効果会計の導入に伴って却って
バランスシート上のデータの質が低下していることは事実であって、これを全米ライフル協会の様に
「銃が悪いわけではなく、銃を悪用する人間が悪い。銃自体は必要なものである。」との理屈で
全て押し切ろうとするようなスタンスには納得がいかない。

結局経済雑誌を読んでても、税効果会計そのものの可否に関する検討ってのは
あんまりないんだよね、、>>699に書いてたのだけ。エコノミスト等はまず税効果会計
そのものの可否について検討すべきなんだと思うけどな。それはもう竹中案がここまで
進んでるからもはや検討しても無意味ということなのか、それとも国際会計基準に従おうと
してる(グローバルスタンダード)だからしょうがない、ということなのか、それは分からない。

税効果会計はグローバルスタンダードだとは言っても、まずは税効果会計の有用性について
十全に説明がなされてないと、アンチに回らざるを得ないねー。

税効果会計の有用性が分からないのは俺が無知だからなんだろーか。マジで疑問。
702よーへい ◆XOVjfpWd/c :02/11/06 02:35
税効果会計を卒論にすりゃどれだけ俺は楽に卒論を終えれたんだろうか、、
2週間でかけたのにな、、、はあ。
ヽ( ・∀・)ノ ウンコー
704学生さんは名前がない:02/11/06 20:27
あげ
705学生さんは名前がない:02/11/06 20:33
もう一回あげ
706stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 21:11
昔やった会計の講義を思い出しつつ書いておるのだが

>>701
そもそも、財務会計・管理会計・税務会計など
複数の会計基準を作らないといけないのだろう?
情報で必要なことは
@正確性
A速報性
B簡潔性
だと俺は思っていて、一番良い例が
「来た、見た、勝った」だ。
財務会計は性質上@に重きが置かれ、管理会計はAに重きが置かれるのは分かる。
でも税務会計だけはわからない。
マルサが年貢を取り立てたいのも分かるが、
それなら税務会計と財務会計でルールを統一すればいいじゃないか?

イマイチ税務会計と財務会計を区別するもっともな理由が分からないんだよな。
707(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/06 21:14
>>706
税務会計は会計実態を適切に示すためじゃないからその議論は成り立たないと思うんだけど。
税務会計は税金を安定して確保するためにある。会計実態うんぬんより安定した税収。
あと、管理会計は内部報告目的だから会計基準はないと思われ。
708(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/06 21:16
>>707
ちょっと言葉足らずだった。

税務会計は財務会計の外部報告用財務諸表を調整する形で作成されます。
よってルールが不統一とは言えない。
709stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 21:20
>>708
でもさ、現実に損金勘定の基準がが違うんでしょ?
だから税効果会計なんて、不透明なものが出てきて混乱してしまう。

そもそも税金も会計実態に合わせて徴収するべきだと思うが。
710(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/06 21:25
>>709
(過剰な)交際費を例に取ると、
会計実態を表す上では、実際に使われている以上費用計上せざるを得ない。

でも税務会計上はどうだろう?交際費の無制限な損金計上によって一種の脱税(節税)が
可能になるし、もしくは交際費の無制限な計上による逆粉飾のリスクが一気に
高まる。
711stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 21:30
>>710
俺が知りたいのは、その両者を融合できないのか?ということ。
過剰か否か、それを共通の基準で線引きできないの?
712(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/06 21:34
>>711
財務会計は「過剰かどうか」なんてことはどうでもいい。
でも税務会計は範囲の不明瞭な金銭の支出に対して制限を加える必要がある。
これは融合できないと思うんだけどな、、

今から遊びに行ってくるのでおちまつ。
713stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 21:36
>>712
投資家は財務会計から情報を得る以上、
過剰かどうかは問題になると思うんだけどなぁ。

まぁイッテラッシャイマシ。
「これからは中国の時代」とか言っているエコノミストを
見ると反吐が出るわ。

奴ら、ヒトラーの経済政策が当たっている頃にいたら
「これからはドイツの時代」とか言っていたね。

ヒトラーはその裏でユダヤ人を圧迫していたし、
中国もまた、チベット人やウイグル人を民族浄化している。

これを無視して(無知も含む)目先の経済的利益を追っていたら、
日本もひどい目に遭うわよ。

ヒトラーに宥和政策を取ったイギリスみたいに。
715stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 23:09
かちゅーしゃって便利ですね。

>>714
10年ちょっと前は「Japan as NO.1!」と言っておりましたな。
経済の先を読むのは難しいのです。
716stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 23:27
何かネタないかのう。
717学生さんは名前がない:02/11/06 23:41
経済学は経営者の役に立たない
718そして都銀へ・・・:02/11/06 23:46
最近マスコミに露出しているエコノミスト、経済学者で誰が好き?

漏れは伊藤元重が落ち着いていて比較的論理派だから好きよ。
考えとかはおいといて。
719stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 23:51
2ch用のブラウザでないと読めないから閑かなのか。

>>717
全く役に立たないと言うこともないと思うけどね。
投資理論とかは、使えるんじゃないの?

でもガバナンスの問題とかは、経済学のみで切れる問題ではないとは思う。

#閑かなので堕ちまつ
720米。:02/11/06 23:52
>>717
経済学、経営学に精通していること即ち名経営者たりえるとは
思いませんので、賛成ではあります。
721stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 23:53
堕ちようと思ったけど良いネタがあった。

>>718
俺は榊原英資だな。
もともと官僚出身だから、政治的な視点からも問題を切れるし。
無論説明が分かりやすいのもあるけれど。
722stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/06 23:56
>>720
名経営者はそれに加えて、心理学も重要だと思うよ。
部下をひきつける能力とか、
消費者心理を読めたりする人。
いいか。天才と呼ばれる連中は、
みんなどこかがオカシイんだよ。
逆に言えば、オカシイところが
あるボクは天才なんだ。
724米。:02/11/07 02:00
リアリスト的要素もね。
己の無知を知り、世間の常識に付和雷同しないための。
725よーへい ◆XOVjfpWd/c :02/11/07 02:04
やっと帰宅。

>>713
そうだね、、確かに情報としては重要だね。
でも、財務会計で「過剰だから費用計上を認めない」ではまずいわけですが。
「過剰であるか否か」をもし情報として投資者に提供するならそれはあくまで注記等の
方法によるべきだと思います。
竹中の政策は社会主義的だ。
727学生さんは名前がない:02/11/07 08:36
平蔵
728stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/07 11:46
昼間はIEでも読めるのね。

>>725
そう、そこが知りたいの。
やっぱり投資家とすれば、財務会計の費用と
税務会計の費用が食い違っていたら、「なんだ、ゴルァ!」
って思うでしょ?
そうすれば投資家は経営者を監視しやすくなるとは思うね。

>>726
2〜3日前の日経に
「韓国は日本の価値基準に直せば、150兆円銀行にブチ込んだ」とあった。
俺の個人的な見解は、一般企業と金融業はやっぱり違う枠組みで考える必要があると思う。
729(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/07 12:20
>>728
ただ、税務会計上の貸倒引当金損金算入限度額とかは、個別具体的な事例において
「過剰か否か」という価値判断によって判断されるものじゃないんじゃない。
あくまで税法によって画一的に規定されているだけだからね、、
だから現在不良債権償却する(=実質簿価分まで貸倒引当金を設定する)場合において、
貸倒引当金繰入額については決して「過剰」という言い方は適当ではないにも関わらず、
税務会計上は貸倒引当金の損金算入限度額がある(=残額については有税償却)ため、
財務会計と財務会計の歪みが大きくなって税効果資本が積み増されてしまう。

とにかく、税務会計は恣意性の介入の余地の大きい損金項目については上限を設定することで、
脱税目的の「逆粉飾」を防止しようとしてるんだよね、、

俺はあえて>>725で方法を提示したけど、その情報の有用性は疑問です。
730(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/07 12:33
さっき起きたばっかりなので全く推敲せずに書いてる、、

要するに、税務会計における損金算入制限については、「過剰」を防ぐ目的では
あるだけであって、実際その損金算入限度額が「妥当な額」であるという意味じゃない。
731stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/07 12:38
>>729
逆粉飾・・・。なるほど、俺にはこの視点が抜けていましたな。
交際費なんかアレですしね。

やっぱり納得いかないのは
引当金の問題だね。引当金は必要な費用。
交際費のようにどうにでもなる費用とは異なる。
税務会計では必要な費用であるにもかかわらず
それが損金勘定できない。
問題アリかと。
732(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/07 12:42
>>731
今それが問題になってるねえ。
まあ貸倒引当金とかはかなり主観が入るからやはり損金算入制限を認める必要もある
わけなんだけどね、、
今回の不良債権問題では不良債権の償却に関して「無税償却(=貸倒引当金繰入額の
全額について損金算入を認める)すべき」っていう案が出てるけどね、、
今回はそうすべきだと思うな。有税償却ばっかしてるから税務会計との歪みが大きくなって
税効果資本がつみあがるという側面を考えると、、
733stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/07 12:50
>>732
俺は会計に関しては無知なんだけれども、
税務会計って一般企業じゃどうなっているのかな?
引当金は主に金貸し屋の問題だと思っているんだけど。
734(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/07 12:56
>>733
いや、俺も税務会計はしらねーっす。
金融機関に比べて一般企業は圧倒的に貸倒が発生してないと思うから、
税効果会計の問題も全然銀行に比べれば大してことないと思われ。
とりあえず銀行の税効果資本は中核自己資本の50%もあるからね、、
735stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/07 13:02
>>734
こういう話が出てくる度に思うのが、
政策が些末な技術論(ここでは会計)に行ってしまって
結局庶民には分からないんだよね。俺も含めて。
なんつーか、政策の目指す方向性が見えづらくなるんだよねぇ。

個人の株運用に対して減税を行う、という話が出てるけど
何か話が細かすぎて、良く分からん(w
736(´-`).。oO(よーへいです・・) ◆FgFUCK5LO2 :02/11/07 18:36
>>735
税効果会計ってそういう意味でも問題ある気がするんだよね、、会計情報が余計に
「選ばれた人のための情報」になってしまって、更に透明度が低下するでしょう。
元々現在の政策自体が全て分かりにくいと思うんだよなー。
産業再生機構だぁ?
再建見込みがあるなら市中銀行にやらせりゃいいだろ。

実際にやっている。

あんなもん、民業圧迫だ。
738ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/11/08 00:22
RCCが不健全な働きしかしないというのなら、RCCを健全化するべきであろう。

竹中の弟子がコンサルで儲けてるってマジなんだろうか。
ある意味インサイダー取引みたいなもんじゃないのか。
>>738
RCCの具体的な業務を教えてくれない??
ケイソズ以外でもいいんだけど
740999 ◆999get6Oxw :02/11/08 03:32
なんだよこれ・・・
http://akasaka.cool.ne.jp/kickback/
741学生さんは名前がない:02/11/08 08:31
年金制度の問題点と解決法ってなんざんしょ?
742stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/08 11:17
昨晩はずっと政治学スレにいたもんで。

>>741
まぁ将来子供が減っていく、に尽きるでしょうな。
働く人は減るのに、年寄りは増える。当然若者は負担を強いられる。

解決法は・・・、歌垣します?(w
743学生さんは名前がない:02/11/08 15:22
子供を育てることに対して政府からの援助はあるんですか?
744stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/08 15:24
>>743
扶養者控除があるよ。
援助というより、税金をまけてもらえる制度。
745ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/11/08 16:19
>>739
不良債権の整理回収。
ハゲタカが群がる前に国内で片付けるために今年出来た。
ってくらいしか知らんなぁ・・・

スマソ。

>>741
相続税100%(ワラ
746stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/08 21:19
>>745
昨夜、ロムってたの?
何かネタないかなぁ?
747ケイソズ ◆4PnfqB6/cU :02/11/08 21:59
>>746
漏れは最近あんまり2chやってないんだ。
一回書き込んで落ちるとかよくある。
ドキュナビチェックのついでって感じかなぁ・・・
748stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/08 22:26
>>747
就職戦線異常なしですか?
免許はどうでしか?

俺は
データいじり→PCにどうしても触る→ネットでデータ探す→ついつい2ch
という循環です(w
片っ端からエントリー。

ある会社に大きな関心を持った。ここ数日で始めて知った。
志望一位にしようと思った。

750stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/08 23:01
>>749
あんまりエントリーすると
部屋が資料であふれない?
>>750
いらない資料は捨てればよい。
それより、欲しいはずの資料を、時機を逸して入手できない
事の方が痛い。

特に、志望業界定まらぬ我が身なれば。

アナウンサーエントリー始まった。
752学生さんは名前がない:02/11/08 23:04
現在のニッチ産業って何? 例をください。
753stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/08 23:05
>>751
っつーか、早すぎない?
いっくら何でも。
754学生さんは名前がない:02/11/08 23:06
---- 常識では考えられないことをする会社、その名はS○NY ----

先日、S○NYの製品を購入した
入っているはずの部品が一部欠品していた
電話を掛けてクレームを付けた所、宅配便で送ってくれると言う
すると、その部品を料金着払いで送って来やがった
うーむ、入ってなかったから、クレーム付けて送らせたのに
それを着払いで送ってくるとは・・・
全くもって何を考えているのやら
755stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/08 23:08
>>752
もしクルマ好きなら光岡自動車だね。
漏れも大好き(w
756学生さんは名前がない:02/11/08 23:13
>>755
車産業はすでにニッチではないのでは?
ニッチ=産業の隙間 ですよ。
757stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/08 23:15
>>755
光岡の車を見てくれれば分かる。
こんなもの、大企業じゃ作れない。
758学生さんは名前がない:02/11/08 23:21
>>757
なるほど。現存産業の中にもニッチは存在するものなんですね。
759stranger ◆wBdEISpoc2 :02/11/08 23:29
>>758
そゆことです。漏れみたいなクルマニアは少数はだけどいますしね。

#温泉もよーへいも固定スレにいっちゃった。
760rw:02/11/09 00:00
rw
761学生さんは名前がない:02/11/09 01:55
じゃあかみさまはいるの?
バカのバカgんろへrばかあwふぇgrht・・・