●おまえら男ならヒカルたんハァハァだよな?Part21○

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952あぼーん:あぼーん
あぼーん
953あぼーん:あぼーん
あぼーん
955日記 ◆TfjwVpA2 :02/09/21 01:45
 花火大会中止の連絡を入れた時、ヒカルがえらくがっかりした声を出した。それを
聞いて、つい、「明日、晴れたらやるから。」と、言ってしまった。電話を切った後、
慌てて、他の友人達に連絡を入れた。

待ち合わせの場所に行くと、ヒカルがもう待っていた。まだ、陽は沈みきっていない。
「もう、来てたのか?」
和谷と一緒に来た伊角が、やれやれと首を振った。ヒカルは、恥ずかしそうに「へへ」と、
笑った。
待ちきれずに、かなり早くから来ていたらしい。
 ヒカルが持ってきた花火を見ると、ほとんどが打ち上げ花火だ。
「なんだ?打ち上げばっかじゃねえか。」
「だって、この前、塔矢とやった時、打ち上げはしなかったから…住宅街だったしさ…
 遠慮したんだ。今日は、絶対これやるって決めてたんだよ…」
和谷のあきれ顔に、ヒカルは頬を膨らませ反論した。和谷は、少しムッとしたが、顔には
出さなかった。ヒカルの口から、アキラの名前が出る度、胸がむかつく。だが、せっかく、
ヒカルが今日を楽しみにしていたのだから、それに水を差したくなかった。
 後から、来た連中にも同じことを言われ、ヒカルはすっかり拗ねてしまった。ヒカルを、伊角達が懸命に宥めている。そんな彼らに、ヒカルは、「ウソだよ」ペロッと舌を出した。
 和谷は、自分がヒカルを見て微笑んでいたことに、暫く気づいていなかった。
ヒカルの快活な笑い声が耳に心地よかった。
956日記 ◆TfjwVpA2 :02/09/21 01:46
 「花火なんて何年ぶりかな。」
冴木が、楽しそうに言った。冴木だけではなく、皆、嬉しそうだ。
「ねえねえ、早く、こっちつけようぜ!」
一番、はしゃいでいるヒカルが急かした。
「しょーがねーなー。」
記念すべき最初の花火は、三連発の打ち上げ花火だ。シュルシュルと、音を立てて空へ上がっていく。
パンと言う派手な音と共に、火花が散った。その後続けて二回。その度、ヒカルは
「おー」と、感嘆の声を上げた。むろん、大玉の花火とは比べ物にもならないが、これは
これで味わいがある。
 幾つか打ち上げ花火を上げた後、和谷は、自分の買った花火をとりだした。
「進藤、これ。」
ヒカルが受け取り、火をつけた。派手な音が聞こえて、落下傘に何かがぶら下がって、
落ちてきた。ヒカルが、走ってそれを拾いに行く。
「ぬいぐるみ?カエルだー。ハハハ…おもしれー。」
ヒカルは、それを和谷達の方に振り回して見せた。
957日記 ◆TfjwVpA2 :02/09/21 01:47
>956と続けてください。

「ねーこれ、どうすんの?」
ヒカルは、カエルのぬいぐるみを和谷に渡そうとした。ヒカルの顔が間近にある。外灯の
ぼんやりとした灯りの下で、ヒカルの唇が妙にくっきりと目に映る。
「和谷?」
ヒカルが和谷の顔を覗き込む。大きな瞳。睫毛も意外と長い。小さな鼻のてっぺんを舐めてみたい。
バカなことを考えている自分に、ハッとして、慌ててヒカルに答えた。
「あ…ああ。やるよ…お前に。」
「…って言われてもさぁ…」
ヒカルが手の中のぬいぐるみと、和谷を交互に見つめた。
「いいじゃん。もらっとけよ。」
「そうそう。似合うぜ。」
ちゃかされて、ヒカルがムッとした顔をする。困った。どんな顔をしても、可愛い。
この無邪気なヒカルが、碁を打つときは別人のようになる。時々―――いや、いつも、
その真剣な眼差しに見とれてしまう。どんな時でも、人を引きつけずにはおかない。
「…お前、碁を打っているときとは別人だな……」
つい、口に出してしまった。ヒカルは、きょとんとしている。
「……?和谷だって、そうじゃん。自分がどんな顔しているか知らないの?」
「伊角さんだって、本田さんだって、みんな別人みたいだぜ?」
ヒカルには、自分の言いたいことの本当の意味は、伝わらなかった。ホッとした安堵の
気持ちもあったが、少し残念にも感じた。
958日記 ◆TfjwVpA2 :02/09/21 01:47
 手合いの日、帰りにアキラに呼び止められた。
「あれ?塔矢、もう終わったのか?」
「進藤こそ早いじゃないか。」
二人で並んで、棋院を出た。二人でいると、会話は自然と碁の話になる。いくら話しても
話したりない。時々、互いの手がぶつかった。ヒカルは、アキラと手をつなぎたいと
思ったが、人目が気になって出来なかった。
 突然、アキラがヒカルの手を取った。「…!?」ヒカルは、赤くなって狼狽えた。
「はい。進藤。」
アキラが自分の鞄の中から、何かをとりだしてヒカルの手に持たせた。何…?筒の…??
打ち上げ花火?
「あ……これって…」
ヒカルは、ケラケラと笑いだした。和谷が、ヒカルにくれたカエルのぬいぐるみ。
「なあんだ…知ってたのか。」
アキラも、笑った。「驚かせようと思ったのに」と、少し残念そうだ。
「びっくりしたよ……塔矢がこれを買ったってことに…」
笑いすぎて、涙が出てきた。
「今度、一緒にこれを打ち上げようぜ。」
「それじゃあ、家の前じゃだめだね。」

 風が吹き抜けて、アキラの髪が目の前で、サラサラと流れた。髪の隙間から、見慣れた
はずのアキラの横顔が覗く。そこから、視線がはずせなくなった。
 いつもと同じ道。他愛のない会話。それなのに、胸がドキドキした。本当に自分は
いつになったら、このドキドキから解放されるのだろう。いつまでたっても、慣れないのが
不思議だった。
959裏椿 ◆VO.8SOBA :02/09/21 02:06
日記キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
みんなオレの事を誤解しているようだがこういう話も大好きだ。
あああヒカルが愛らしいよお…!碁を打っている時と、打ち上げ花火に
はしゃぐヒカルは確かにギャップがあって和谷が戸惑うのもわかる。
本編でそういうシーンがないからここで補足…。
多少はヒカルは自分がカエル系顔だって自覚があるのだろうか。
いや、あのゴマキだってさんざん魚類系って言われたわけだし。
日記キタ━━━━━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!!!

続きを激しくまってまつ。交際タン!オレ日々『キタ━タイミング』精進してる(w
どんどん山猫してホスィ〜!ヒカルたんの笑いすぎ涙に(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
佐為はヒカルたんと花火大会とか行ったのかな?
きっと! 絶対! 佐為は大喜びするだろうなー……

とか、「日記」を読んでたらシミジミ思ってしまったよ( ´Д⊂

なんかしんみりしてゴメンな。
はしゃいでるヒカルたん見てたらそんなことを考えて
切なくなっちまったよ。 
秋だな…

ところで、今夜はお月見だぜー。
うさぎヒカルたん(*´Д`)ハァハァハァ
962学生さんは名前がない:02/09/21 18:42
ぜんぜんむしろ嫌い
963ななす:02/09/21 19:32
削除忍さん、綺麗にしてくれて、ありがとう。
>963
最近のレス削除に対応してくれてるのは、削除屋@放浪人 さんと 削除彩虹 さんだよー。
いつもありがとうございます!
アキラは自分の上着を脱ぐとそれをコンクリートの上に敷き、その上にヒカルを寝かせた。
「あ、あの……ホントごめんな…………」
「謝らなくていいから……」
不安げに、そして心底申し訳無さそうに呟くヒカルを安心させるように、
アキラは髪を梳きながら応える。
下肢は既に散々馴らされた後のようで、アキラの指をあっさりと飲み込んだ。
苦痛に喘ぐヒカルの身体を宥めながら、一つ、二つと石を取り出す。
指が抽挿を繰り返す度に、ヒカルの身体は硬直し、石を取るのは結構な難作業だった。
ヒカルがアキラと初めて寝たのは、ほんの少し前の事。
漸く異物感にも慣れ、痛みよりも快楽を感じる事が出来るようになっていた
その矢先に、こんな目にあって。
肉体面よりも精神面でのショックが大きいはずだ。
アキラは怯えるように震えるヒカルを優しく宥めながら、暫くはなるべくの間、
ヒカルの傍を離れないようにしようと思った。
「っつ……いた、…痛いっ」
あと最後の一個という所で突然ヒカルが痛みを訴えだした。
「進藤?」
「なんか、痛い……擦らないで……取って…」
擦らないでと言われても締め付けているのは他ならぬヒカル自身なのだ。
意識すると、どんどん力は抜けなくなる。
指で摘んで取り出せるのならばいうことはないが、如何せん中はヒカルを犯した者の精液によって
ひどく滑(ぬめ)っている。
取り出した全ての石は殆ど掻き出したといっていい。
アキラは、忍ばせた指はそのままに石を取り出す事を諦めると、
もう一方の腕でヒカルを膝に抱え上げた。
「とぉ、や……?」
ヒカルが不思議そうにアキラを見つめ、瞬きする。
涙に濡れた睫が光を受けて眩く輝いている。
ヒカルが再度ゆっくりと瞬きをすると、目許を飾る滴は弾けて散った。
アキラは眦に残った露を吸い、そのまま唇で肌を辿る。
ヒカルの背筋がピンと張るのを感じたが、彼は逃げようとはしなかった。
産毛に触れるようなささやかな愛撫に震えながらも、アキラの肩に手を置いて自重を任せてくる。
背中を支える手は服の中に滑り込み、ヒカルの粟立つ肌を往き交う。
その間もヒカルの中に潜り込んだ指は、ヒカルの弱い部分を圧したり、軽く引っ掻いていた。
啜り泣くように洩れる声が吐息と共に耳にあたって、知らずアキラの身体も煽られる。
弱い部分をアキラの指が掠めて、ヒカルは短い嬌声を上げた。
身体を仰け反らせ、露になった白い首筋を甘噛すると、ヒカルは堪らずにアキラの肩に爪を立てた。
眥に溜まっていた涙が、感極まって一筋の流線を描く。
小さい呼吸を繰り返して、肩の辺りに顔を埋めるヒカルの耳許で、
アキラは出来得る限りの優しい声で囁いた。
「ヒカル」
滅多に呼ばない下の名前でアキラが呼ぶと、ヒカルはアキラを見つめて一瞬きょとんとした。
そしてやがて喜びが浸透していったのかのように。
ゆっくり花開くように、ふんわりとした幸せそうな笑顔を浮かべた。
そのまま眸を閉じたヒカルの薄く開かれた唇に、アキラは自分の唇を重ね合わせた。
そっと何度か啄んで、唇を舐めあげる。
瞬間驚いたようにさらに少しだけ開いた口腔に舌を滑り込ませて、上の齦の裏を舌先で刺激する。
渇いていた舌先は、ヒカルの中から分泌される甘い蜜を絡め取り、自分の中に戻ると、
同じように自分の分泌する液体をたっぷりと絡め、ヒカルの中にそれを送った。
唾液と唾液が絡まって、頭の芯から溶けるような感覚がした。
ぴったりと密着した身体からはせわしなく鳴る鼓動が伝わってくる。
それともこれは相手のではなく自分の鼓動だろうか。
熱に浮かされた頭でアキラは考えた。
そして、ヒカルの全身がくったりと弛緩する瞬間を狙って、ずっと動きを止めていた指を動かし、
一気に外まで抜いた。
「ん、んぅっ……!」
驚いたヒカルは紅い舌を持て余すように口から小さく覗かせたまま、身体を退いた。
二人の間を引いた銀色の糸が、ぷつんと切れて双方の口元をしどけなく彩る。
取り出したガラスのそれは、一部分が欠けていた。
967交際 ◆TfjwVpA2 :02/09/22 00:10
キタ━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ああああ・・・アキラ・・・愛だよ
オレが代わりに取り出してえよ。
アキラはそれに気付くと、血の付いている部分を指で軽く拭い、もう一度石をためつすがめつする。
少なくとも石の状態からして昨日や今日欠けた訳ではない事が解り、ひとまずほっとする。
欠けたその部分は既に磨耗していたので、それほど酷い傷を付けずに済んだだろう。
ふと気付くとヒカルはアキラにしがみついたまま、小さく震えていた。
「進藤?」
「……塔矢」
ヒカルはそのまま熱い吐息と共にアキラの耳許に囁いた。
極々短いセンテンスの言葉を。
だが、その言葉がアキラの頭脳に浸透するには、姑くの時間を要した。
「お願いだ……このままじゃ、対局に…集中出来ない……」
続けてのヒカルの言葉に、漸く先程の言葉は聞き間違えではないのだと納得する。
しかしそれならそれで、別の疑問が浮上してくる。
ヒカルを見ると潤んだ目で見つめ返してきた。
その扇情的な瞳に一瞬たじろぐ。
自分の知っている進藤ヒカルは、こんな目をする少年だったろうか。
ヒカルはのろのろとアキラから離れると、かろうじて身につけているという風情だった服を
脱ぎはじめる。
こんな 、いつ、誰が来るかも知れない場所でヒカルは一糸纏わぬ姿となった。
快晴の空とその姿が相俟って、酷く倒錯的な図に見える。
それでも恥じらいは残っているのか、両腕は身体を隠すように添えられている。
そして、アキラの顔を正面から捕らえる事も出来ずに、頬を染めたまま視線を
地面に彷徨わせていた。
理由はどうあれ、ここまで情熱的な誘いを受けてアキラも断る理由などない。
場所が場所だけに気になる事もあったが、アキラは着衣を緩めるとヒカルの肩を引き寄せた。
うおっ、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ってゆうか、二人とも、バレ祭りに参加しないのかい?
みんな待ってるよ。
970交際 ◆TfjwVpA2 :02/09/22 00:22
オレ、参加してるよ
イヤーみんなの(;´Д`)ハァハァが激しくて
971零 ◆A8qNt5N2 :02/09/22 00:24
>969
おれはこっちでコソーリコソーリ続きをうPするよ(w
バレ祭りには時々名無しで発言してる。

>交際たん
気付くのはえーよ(w
今日は祭りだから気付かれないと思ったのに……。
ところでおれの妄想待ちで日記をうpするの止めんでくれ!
うPしやがって下さい、おながいします。
待ってるんだようー・゚・(ノД`)・゚・
972969:02/09/22 00:31
んじゃオレも、あっちで今週のヒカルたんに(;´Д`)ハァハァしつつ、
こっちでゼロたんをおとなしく待つことにしよう。
ダブルでヒカルたん(;´Д`)ハァハァ ウマー
973交際 ◆TfjwVpA2 :02/09/22 00:35
オレ、ヤシロ待ってたから(w
こっそり何度も見に来ていたよ。
974日記 ◆TfjwVpA2 :02/09/22 00:46
 分かれ道にさしかかった時、別れがたくて、暫くそこで立ち話をした。どうでもいいような
話を…。ヒカルも同じ気持ちらしく、アキラの言葉が途切れると、慌てて、別の話題を
振ってくる。このまま一緒に連れて帰りたかったが、ヒカルは、祖父と約束があると
言っていたので、今日は誘っても来ないだろう。
 いつまでも、こうしていても仕方がないと思ったのか、ヒカルが名残惜しそうに別れを
告げた。
「じゃあ、塔矢。また、電話するよ。」
ヒカルが走った。明るい金茶の前髪が跳ねて、沈みかけた陽の光に透けて見えた。
 ヒカルは、振り返って、大きく手を振った。
「塔矢――――っ これサンキュウな!」
手の中には、花火の筒がしっかりと握られている。そして、また駆け出す。
 アキラは、ヒカルが見えなくなるまでその場で見送った。ヒカルの髪を輝かせていた
太陽もすっかり沈み、空は薄紫から濃紺へのグラデーションを映していた。
 ヒカルに夏はよく似合う。花火、風鈴、海…。今度は、二人で海に行ってみたい。今年の
夏には間に合わないかもしれないけれど―――――歩きながら、楽しい計画が色々と
頭に浮かんだ。お互い忙しいので、実現する可能性はかなり低いが、でも、こうして
考えるだけでも楽しかった。
975日記 ◆TfjwVpA2 :02/09/22 00:47
 アキラには同じ年頃の友人はいない。強いて上げるなら、ヒカルだが、アキラにとって、
ヒカルは友人ではなく恋人だ。親しい人たちは、自分よりずっと年上だし、アキラを
可愛がりこそすれ、対等に見てはくれない。碁のことを抜きにすれば、自分は彼らに
甘やかされていると思う。
 だから、友達同士の付き合い方や、遊び方が、よくわからない。
 どうすれば、ヒカルを喜ばせることが出来るのか――――いつも、考えてしまう。
さっきの花火にしてもそうだ。ヒカルの喜ぶ顔が見たかった。
進藤があの花火を知っていたのは、ちょっと残念だったな……
それでも、十分嬉しそうだったのだが…。そう言えば、花火大会をしたと言っていた。
その時、誰かが持ってきていたのだろう。
 アキラは、ふと和谷のことを思い出した。いつも、挑むような目をして、自分に突っかかってくる
ヒカルの一番の友達。ヒカルと同じように、夏がよく似合いそうだ。どうして、彼は
自分を敵みたいに見るのだろうか。アキラは、和谷に嫌われるようなことをした覚えはない。
和谷だけではない。いつも、自分は人に嫌われる。その理由はわからない。
 だから、誰からも好かれているヒカルが、自分を好いていてくれることがものすごく嬉しい。
碁のことだけを考えて、それ以外の世界をアキラは知らなかった。ヒカルを知ってから、
世界が開けたような気がする。ヒカルがアキラを知って変わったように、アキラもヒカルを
知って変わった。変わるのは悪いことじゃないと、ヒカルは言っていた。自分もそう思う。
子供っぽいこと言ったり、拗ねたり、嫉妬したり、強引だったり。
―――――それから、大声で笑ったり……。
およそ、今までの自分では考えられないことばかりだが、それが楽しい。
「早く大人になりたいんだけど…当分無理かな…」
今度、いつ、ヒカルに会えるのか…その時、一緒にあの花火を打ち上げよう。とても楽しみだ。
976日記 ◆TfjwVpA2 :02/09/22 00:48
できている分をうpするぜ。
でも、少ししかかけてねえんだ。
神社の祭りなんかの賑わいの裏、境内の蔭に隠れてイチャつくカプールみたいだに。
978零 ◆A8qNt5N2 :02/09/22 00:55
日記━━━━━━(゚∀゚*) ━━━━━━!!
交際たん、愛してるぜ!!
交際たんの描くのって若先生も可愛いよな。
前にもあったがほんとじゃれつく子猫2匹みたいでさぁ……(*´Д`)
んで、無知故にイケナイ遊びにまで走ってしまう子供みたいだ……(;´Д`)ハァハァ
979日記 ◆TfjwVpA2 :02/09/22 01:03
>977
おまいも、仲間にはいるか?
つーか、レス読むの追いつけねえんだよ。
そろそろマターリするころかな・・・

>零タン
S因子男の反動・・・かもしれん
頬に軽いキスを贈ると、ヒカルは恥ずかしがるように顔を逸らせる。
代わりに無防備になった首筋に舌先を這わせると、ヒカルの身体は更に逃げるように背を向けた。
項に軽く噛み付き、そのまま背筋を舌で辿る。
肉付きの薄い背中が綺麗に撓り、肩甲骨がうっすらと浮いた。
身体中に残る赤い痕跡がアキラの癪に触る。
半ば噛み付くようにして古い痕を消す。
代わりに残る鬱血の痣にほんの少し胸がすいた。
背を向けて前傾姿勢になるヒカルの腰を抱いて、引き締まった腰の括れをなぞる。
もう一方の腕を上方に滑らせると、胸の飾りの傍を指先で何度も軽く刺激した。
焦れったい愛撫にヒカルは腰にまわされた腕に軽く爪を立てて抗議した。
ヒカルの可愛い反抗にアキラはくすりと笑って耳朶を口に含む。
そして間髪入れずに既に堅くなっている胸の尖りを指で挟んだ。
「あっ、ン……ッは、あ…ぁあ…」
触れるか触れないかという程度のタッチで挟んだ指を交互に揺すると、
ヒカルは力無くアキラの腕を掴んだ。
否、手を添えたと言った方が正しいか。
軽く摘んで引っ張り、爪先を掠めながら離すと、ふるふると震えながらも、じっと快感に堪えようとする。
そんな強情さも可愛くて、アキラは丹念にそこを捏ねまわし弄んだ。
吐き出される息は情欲に甘さを多分に含んでいて、幽かに洩れる喘ぎが、
ヒカルの限界が近い事を示していた。
「進藤……欲しい?」
「……っ、欲しい……っ」
アキラの臆面もない言葉に、ヒカルは苦しげに答えた。
アキラはその返事に少し戸惑いつつも、門渡りに指を滑らせる。
「ひゃうっ……!」
ヒカルの身体が大きく傾き、前に倒れる。
這い蹲るような姿勢で、それでも懸命にがくがく震える肱で体勢を戻そうとするのが、
生まれたての子鹿が立ち上がる瞬間を見ているようで、いじらしく、そして愛おしかった。
「塔矢ぁ……」
涙で頬を濡らして、ヒカルはアキラを見つめた。
求められているのだとは解る。
そしてそれが薬の影響だと云う事も解っている。
だが、アキラは戸惑いを隠せなかった。
いつものヒカルはセックスを自分から求めてきたりはしない。
アキラがそれとなくそういう雰囲気に持っていき、乗り気でないヒカルを宥め賺しているのが常だった。
ヒカルもセックス自体が嫌いな訳ではなく、感情と身体が同じ沸点に達すると、
時々は自分からも行為をねだるような動きを見せたし、あられもない嬌声も上げた。
ただ、ほんの少しの未だに残る同性同士の行為に対する抵抗と、
多分な羞恥がヒカルにそういう態度を取らせている事も解っていたから、
アキラはそんなヒカルをも愛しいと思ったのだ。
時々涙混じりに「おれは女じゃないんだからなっ!」と怒鳴ったりしながらも、
必死で自分の中の違和感を消してアキラの思いを受け入れようとするヒカルが、
(本人に言ったら怒られるのだろうが)可愛くて仕方がなかった。
だからこそ、今自ら腰を持ち上げ、アキラを受け入れようとしているヒカルの姿が信じられなかった。
四つん這いになったヒカルは獣の体位で自分を受け入れようというのだ。
少し前に、背後から挿入しようとした時、ヒカルはその体勢での行為を激しく拒んだ。
「オマエの顔が見れないのが、不安だし、……嫌だ」
そう言いながら羞恥に涙を溜めていたヒカルはアキラの記憶に新しい。
不貞腐れたようなその表情が、ヒカルの恥ずかしがり屋な一面を垣間見せて、
言っている事もアキラには男冥利に尽きるもので。
アキラは抑制がきかなくなって、激しくヒカルを攻め立て……
結果、数日間口をきいて貰えないような事になった。
ヒカルは、信じられない程性的な知識に疎かったし、見せる反応も幼かった。
アキラは何度抱いても慣れないヒカルを壊れ物のように扱っていたし、ヒカルも
そんなアキラの愛撫にだからこそ漸く気持ちと身体を一致させようと努力してきたのだ。
ヒカルは、アキラにとって、純粋そのものの存在だった。
「っ、塔矢……苦しい、よぉ……っ」
懇願するヒカルの眦から純粋で綺麗なはずの涙が零れ、頬の曲線を辿って、やがて地に落ちる。
「進藤……」
苦しむヒカルをこれ以上放置しておく訳にはいかない。
アキラは熱く猛った己自身をヒカルにあてがうと、一気に最奥まで貫いた。
「──っ、ああっ……!」
華奢な身体が震え、既に散々焦らされ快楽の極みへと昇りかけていた欲望の徴は、
溜まりきった熱を解放した。
地面に爪を立てていた手にも、がくがくと震えていた腕からも一切の力が失われ、
堪えきれずに肱が崩れ落ちた。
躰を蝕む熱に、ヒカルは荒い呼吸を繰り返しながら震えを落ちつけようとした。
だが、挿入の際に達した衝撃が尾を引き、ジンジンと身体を苛んで、楔を感じれば感じる程
震えは止らなくなる。
「っ! ひ、……や…っ……やだ、ぁ……っ」
アキラが軽く腰を揺すると、ヒカルは泣き声とも紛うような細い悲鳴を上げる。
頚を打ち振って啼くヒカルを、アキラは複雑な思いで見つめていた。
「進藤……」
腰を強く打ち付けながら、ヒカルを呼ぶ。
「進藤、…進藤、……進藤……っ」
敏感な場所を擦りながら奥まで突いては、入口付近まで一気に引き抜き、そしてまた最奥まで貫く。
ヒカルは過ぎる快楽に己を見失ったかのように、咽び泣いていた。
死んでしまう、ヒカルはそう思った。
自分は、神経系がどこか狂ってしまったのかも知れない。
与えられる感覚全てが甘く切ない疼きにかわって全身を支配する。
体内を駆け巡る熱は上限を知らないかのようにどこまでも加熱していく。
内側を突き上げながら胸元を弄ばれて、敏感になり過ぎた肌が悲鳴を上げた。
感覚は深く鋭く、鮮やかで、一箇所から生まれるそれはすぐに全身に伝染した。
その過ぎた快楽は、もはや苦痛といっても相違なかった。
983へ ◆xCHfLF6U :02/09/22 06:31
ヤシーロ妄想キター!!!
日記キター!!!
しかも一番のりなヨカーン!!!!
昨日はバレ祭だってのに、俺、まだジャンピ手に入れられてないから
不参加…今日こそジャンピ買うぜ。
それまでゼロたんとコウサイタンでハァハァ
984へ ◆xCHfLF6U :02/09/22 06:34
久しぶりにきたらsage忘れだ…
アカン…逝ってくるよ…
いつものアキラなら、挿入した直後であっても、ヒカルが達してしまうと、
彼が落ち着くまでは動こうとはしない。
それがどれだけアキラに我慢を強いている行為かはヒカルも解っていた。
だけど、アキラは底無しにヒカルを甘やかしていたから、それが当然だと思っていたのだ。
怒っているのかも知れない、赤の他人に犯され、みっともなくもアキラを誘った自分を。
ヒカルは哀しかった。
身体は限界まで追い詰められ、意思とは無関係に出る喘ぎも掠れていた。
躰の奥深くに穿たれた熱が、ヒカルの切なさをより一層深くする。
それでも快感に素直に反応してしまう自分が酷く浅ましく思えて、いたたまれなさにただ拳を握った。
だが身体を灼かれるような感覚に、やがてそんな雑多な思考はかき消された。
特に弱い部分を手で、口で刺激され、アキラ自身を締め付けると、短い間隔で突き上げられる。
そこもまたヒカルの弱い部分であり、集中して与えられる刺激に、ヒカルはただ涙を零し、
途切れ途切れの嬌声をあげた。
弱い部分を同時に何箇所も責められて、否応無しにヒカルの身体は追い上げられる。
鼓動は限界の速度で波打ち、呼吸もままならない。
許容量を越えた快楽に、ただ身を委ねるしか出来ずに、ヒカルは浅い呼吸と微かな喘ぎを紡ぐだけだった。
躯はそのまま果てのない高みへと導かれて。
やがて、ヒカルは最奥に熱い迸りを受け止めた。
986零 ◆A8qNt5N2 :02/09/22 06:49
ヘタレたん……愛しいぜ(w
早くジャムプ買ってヒカルたんハァハァすることをお勧めする。
今回は久し振りに若先生のストーカーっぷりが出てて(・∀・)イイ!感じだよ。
987零 ◆A8qNt5N2 :02/09/22 07:17
眠いので続きは夜うPする……バタリ
ヒカルたんが夢に出てきて色々な痴態を見せてくれますよーに(*´Д`)
日記たん零たんキテタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
少しばかりささくれていたオレの心を癒してくれる作家さんたち神!!!
こっちは本来の魔境の姿があって(;´Д`)ハァハァ
989交際 ◆TfjwVpA2 :02/09/22 08:29
おやすみ零タン
オレは途中でリタイヤしちまったから
結構早起きだろ?
test
991 ◆iFrgs1mY :02/09/22 14:41
向こうでも自戒を繰り返しています。
ヤシは自分に厳しいな。いいことだ。
993さいたま ◆txtRSA1g :02/09/22 21:49
 
              。
       *    ★    +☆
  ☆ ・                _______________
.         ∧_∧     / 
           ( ´∀`)つ  < さ ー い ー た ー ま ー!!!
        / ̄ ̄ ̄ ̄.\   \ 
  ―     |) ○ ○ ○ (|      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ―   / さいたま号  \
      /________ \
 ((    ̄ ∪∪ ∪ ∪ ∪∪  ̄


98KB (100018Byte)
身を投げ出して、荒く息を吐くヒカルに手を伸ばしかけて──止めた。
ヒカルは敏感だから、今下手な刺激を与えるのはかえって身体を苛む事になる。
時々身体をぶるっと震わせては息を詰め、暫くの沈黙の後にまた浅く早く息を紡ぐ。
そうして三分程経っただろうか。
ヒカルはゆっくりと身を起こすと、アキラに問いかけた。
「今、何分?」
「え……あ、ああ……」
一瞬虚を衝かれるも、対局の事を思い出し慌てて携帯の画面を見る。
開始から既に結構な時間が経過していた。
不戦敗は免れそうだが、持ち時間は大きく減少している。
だが、ヒカルなら時間に終われてヨミ違えると云う事もないだろう。
脱ぎ散らかした衣服を集め、もそもそと着替えはじめるヒカルを、アキラはただじっと見ていた。
「……何見てンだよ」
ばつが悪そうに頬を染めながら眉を顰めるヒカルに、アキラは内心ホッとした。
────良かった、いつもの進藤だ。
和らいだ心に余裕が出てきて、アキラはヒカルの傍に寄ると耳許で囁いた。
「別に。なんでもない。……それより着替え、手伝おうか?」
ヒカルの顔がカッと朱に染まる。
「オマエなぁっ、性格悪すぎ……っ」
そりゃ、さっきのは感謝してるけどさ、と口先を尖らせて小さく愚痴るように零すヒカルが可愛くて。
「ごめん」
頬にさっと軽く口付けた。
零たんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
もうすっげー(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんかわええよー
996交際 ◆TfjwVpA2 :02/09/23 00:05
ヤシロキタ━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ここの巡回をかかさないオレ・・・!
自分を誉めてやりたい
997イブン ◆mc48HIKA :02/09/23 00:18
社妄想、(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…
山猫楽しそうでいいな……。スマン俺が貴重な残り発言を使っちゃいかんな…
アキラは先程の事を気にするのはやめようと思った。
ヒカルが変ろうが変るまいが、多分その全てをひっくるめて彼を愛しているのだから。
「塔矢、オレ先にいくな」
ヒカルがジーパンをぱたぱたと叩きながら言った。
目を見ると彼はもう臨戦態勢だった。
先程まで婀娜めいた表情を浮かべて、自分と肌を合わせていた者と同一人物とは思い難い、
その射抜くようなまっすぐな鋭い眼差し。
アキラはヒカルの勝負師としての目が好きだ。
綺麗だと思う。
勝負に挑む時のヒカルは、通常の愛らしく元気な少年の面影を潜めてしまう。
清廉で秀麗なその顏には、一種尊ささえ漂って。
それが対局に臨む故の表情だと思うと、対局相手に軽い嫉妬を覚える。
アキラが以前その事を告げた時、ヒカルは笑って「馬鹿」と言った。
でもそこに浮かんだ表情は愛しくて仕方ないといったもの。
その時、アキラの中に自分は愛されているのだという実感がじんわりと染み込んできて、
胸が熱くなったのだ。
「じゃあ」
そう言って背中を向けたヒカルはドアを開ける一歩手前で足を止めた。
「オレ、塔矢の事、好きだよ」
そして一瞬の、奇妙な間。
ヒカルの背中はドアの向こうに消えた。
瞬間。
アキラが今まで感じていた違和感が彼の中でくっきりと形を成した。
ヒカルは、自分に何かを隠している────。
好きだといったその後、アキラには『……でも、』と何かヒカルが言葉を続けようとしたように聞こえた。
紙に溢れたインクがじわじわと広がっていくような。
そんな漠然とした不安を抱えて、アキラは暫くそこに立ち尽くしていた。

                          <了>
999イブン ◆mc48HIKA :02/09/23 00:27
む、無茶苦茶思わせぶりな所で〜〜!っっ!
さては続きがあるな!?あるといってくれーーっ


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