1行に 心に浮かぶ 言の葉を【一行詩スレッド3】

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952Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:37
聳え立つ木々の緑、われ先と咲く花は赤、心の餓えに闇。
953Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:41
太陽の審級の下での苦痛、可視的な闇、永遠に取り残されて。
954Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:42
光の裏の影、影の裏の光、どちらにも没入出来ぬ悲しみ。
955Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:43
光と影の止揚、止揚された僕? 
956Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:46
変わらずそこにいた僕の為に、詩を詠おう。詩も変わらず、そこにいる。
957Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:49
風が少しづつ動き始める。平静を装う事にしよう。片翼の翼が栄えるまで。
958Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:52
僕は語り続けるだろうが、語らないものを浮かせる為でしかない。そっと、飛べるように。
959Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:53
流れる血に掻き立てられるものがあっただろうか。流れた血は戻らない。
960Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:57
変わらない景色は僕の内にしかない。全てが流れ、後戻りはしない。
961Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 18:59
自虐の詩は、書くまい。
962Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:00
勃発する決意は最終的に僕の為ではない。垂直に対決するのだ。
963Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:02
話しているのではない。僕に物語っているのでしかないのだが。
964Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:05
投げ棄てられるべき詩を詠い、残るものは何か。永遠の反復。
965Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:08
内語によって僕は生きるのだが、不羈の心がただそれ以外を求めている。
966Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:10
澄み切っていない内語が更に欲望を掻き立てる。
967Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:13
祈るとすれば、自然に祈るとすれば、ただ、生と死のような光と闇で溺れたくないという事だろう。
968Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:14
僕は浮力で生きている。抗わずにいたい。しかしそこまで水面は甘くは無い。
969Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:16
sage... 彼の国のサージュ。僕はこうでありたいから。
970Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:19
僕の戦略性は、ここに結実している。
971Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:21
夥しい石飛礫に痛む心。
972Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:23
朝焼けが見え始める。それを独占する訳にもいかないのだろう。
973Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:25
かかれるものとは別の仕方で、俺は、生きているのだが、そこまで離れている訳でもない。
974Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:28
戦略性に囚われた仕方で僕は電子の海を泳ぐのだが、石飛礫で水面は波紋し、揺らぐ。
975Stoa ◆8BMaiAQM :02/07/07 19:30
さあ、朝焼けだ。言葉、二度と返ってくるな。僕は同じ場所には留まらぬ。
976み ◆SQAolFKw :02/07/07 19:39
かくて、初めて通る道を、目隠しして歩くことは不可能である。
977み ◆SQAolFKw :02/07/07 19:42
関わりという海の中で、本能の壊れた動物たちは、生命としての責務をまっとうしていけるのだろうか。
978み ◆SQAolFKw :02/07/07 19:44
貧しさも、豊かさも、幸福も、不幸も、全てこの世を鮮やかにいろどる、覆されたイマージュの廃棄場
979み ◆SQAolFKw :02/07/07 19:47
人間存在について、極限をつつく空想。(そうかんがえているのは、あなたよ)
980み ◆SQAolFKw :02/07/07 19:49
現世を肯定する思考は、常に政治的に利用され得る。
981Jj ◆PTC6CjjE :02/07/07 19:50
七夕の 夜に輝く 星達は
 ビルに隠れて 目には映らず
 
982み ◆SQAolFKw :02/07/07 19:51
「不自由」は存在しない。例えば、「自由」はかつて奪われた事がなかった。
983み ◆SQAolFKw :02/07/07 19:53
わたしたちの命のきらめきとは、このとてつもない無限という圧力の中で、限りなく無に近い。
984み ◆SQAolFKw :02/07/07 19:54
愛とは、何らかの闘争である。壊れた機械。
985学生さんは名前がない:02/07/07 19:56
新スレは 立つのか否か 気になるが 1000の行方も 気にかかりけり
986み ◆SQAolFKw :02/07/07 19:56
そうして、駅植えのクスノキが、寂暮の赤い空気を震わすように、行く人々の心にのしかかっていった。
987ひつじめめこ ◆memeWOMY :02/07/07 20:04
日は落ち 澄み切った夜空に星が見えたとしても ひつじの心は 霞んだまま 1週間が始まる
988み ◆SQAolFKw :02/07/07 20:06
近ごろ縦遊せし、偸盗の群。頭は名を梶とよぶ。平生の所業、まことあらぶる刃物三昧。
989み ◆SQAolFKw :02/07/07 20:07
手下の数々も連れ、町外れの漢家をぐるり巻き。
990ひつじめめこ ◆memeWOMY :02/07/07 20:07
伝説の愛は 1年に1度だから続く 毎日の喧騒の中 逢瀬はただの 義務となる
991み ◆SQAolFKw :02/07/07 20:07
さだめ黙せし賊どもは、裏井戸に身を寄せるもの、
弱った荷車にかかり血息をぬぐうもの、倣い手際で辿り、幹を押しつくもの。
勝手より、要扼どもも、虎視眈々と眼を極むるに、手筈やぬかりなし。
992み ◆SQAolFKw :02/07/07 20:08
──指笛
993み ◆SQAolFKw :02/07/07 20:08
鬼火のごとき松明振りかざし、賊が押入る。中戸を蹴破り、
あげて家人の側とみるや、かくも戦に覚えなく、形(けい)ばかりの得物など手かければ、
狂い形相、眼窩に油にじませ、切るも切らるも、身ひとつなどと決めこみ刹那、一閃、ひと肩の切りやぶらる深手、
あっと背返すすべなく、忽ち一名が葉陰に折れこむ。
994み ◆SQAolFKw :02/07/07 20:09
一視、今しも狼狽せし兎のごとく、ふらと横ぎり山娘に、二の刃を切りつける。振りぬき先(せん)の
逆弧をえがき、虹色に爛れ切っ先より、なめらかな朱の通るやいなや、叫ぶなく桧皮の衣逆つ躯、
雨中の棒のようにそそり立つ。
995み ◆SQAolFKw :02/07/07 20:09
妖桜も、血を這わせ、泣くも見事なかばねを置き土産に、西へ東へ巻くように散らかる。
996み ◆SQAolFKw :02/07/07 20:10
続きはない。
997ひつじめめこ ◆memeWOMY :02/07/07 20:14
詩に終わりはなく 愛に終わりあり
998学生さんは名前がない:02/07/07 20:14
久々に 開く教科書 前にして 頭によぎる 恐怖の言葉
999山水信者 ◆fuKRTULU :02/07/07 20:14
1000
1000学生さんは名前がない:02/07/07 20:14
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このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。