●おまえら男ならヒカルたんハァハァだよな?part2●
「────!!」
男は荒い息を吐きながらヒカルの膝裏を持ち上げ、容赦なくヒカルを突き上げた。
瞬間、激しい痛みがヒカルの下肢を走り、同時に身体中の筋という筋が張った。
男は狂ったように出入りを繰り返してはヒカルを何度も何度も責めたてる。
そして額にうっすらと汗を滲ませながら、男は初めて知る、
女とは全く違う具合の良さに歓喜の咆哮を上げた。
「イ、イイ…すげぇイイぞ、コイツ」
己の限界に合わせ、男の動きがさらに激しさを増す。
越智ともアキラとも違う重みを受け止めきれず、ヒカルは大声を上げた。
「うああああッ」
白く点滅する意識の中、ヒカルは考える。
見知らぬ男に好き勝手に貫かれ、木偶のように揺さぶられ、
無遠慮に内部を掻きまわされる事が本当に自分に与えられた罰なのだろうか?
──どうせ罰を受けるのなら、アイツからがいい。…こんなのは絶対に嫌だ!
「…ちくしょう、離…せ!お…前らなんか、絶対に、嫌だ…!!」
「もう遅えよ」
暴れるヒカルの腰をしっかりと固定すると、男は低く呻いて勢い良く射精した。
中に収まりきれない液体が溢れ出て、ヒカルの秘所を濡らす。
男が動く度にぐちゅぐちゅとイヤらしい音がそこから響き、
順番待ちをしている男たちの欲望をさらに煽るのだった。
ヒカルはあまりの羞恥に涙が流れた。
「……イ、ヤだぁ…もう離して…よ」
「─おい早く交代しろ!こっちは限界だ」
別な男がヒカルの上にまたがり、暴発寸前の昂ぶりをヒカルに咥え込ませようとする。
泣きながらも顔を背け拒むヒカル。
「まぁ待てよ。あと一回くらいいいだろ」
リーダー格の男は滑りの良くなった箇所からなかなか出ようとはせず、
再びゆっくりと律動を始めたのだ。
ところが何故か突然、男がヒカルから身体を離した。
ヌルリと抜け出る感触にヒカルの肌が粟立つ。
もう1人の男も下半身を剥き出しにしたまま後ろを振り返った。
そこには股間を押さえてうずくまるリーダーと、
角材を手に不敵な笑みを浮かべる若い男の姿があった。
「こんなオスガキ相手に盛ってんじゃねぇよ、万年タンクトップ野郎!」