●おまえら男ならヒカルたんハァハァだよな?part2●
塔矢だ。
そう思うとヒカルは再び入ってきて自分の中を激しく犯す熱い竿をさっきとは違う物に感じた。
さっきよりも、その行為はもっとそこを傷付け、痛い。焼けるようだ。
だけどさっきと違うのは、出し入れするたびに何度も何度も接吻してくる男の息が、
ヒカルの嗚咽を優しい物にしていくのだ。溶けるって、こういう事だ。
血で滲んだヒカルの手の甲を優しく握る男の手。抱き起こされて、床に降ろされる。
床に座った男の竿をヒカルは何となく握って、その熱さに慌てて手を引っ込めた。
小さく闇が笑った気がした。
よつんばにされ、ゆっくり入ってきた時、ヒカルは驚くほどの高い声をあげた。
瞬間、闇がヒカルの中に射精した。ヒカルがあまりに切なげに震えたので、男はたまらずにもう一度射精した。
ヒカルも同時に白い精液を床にまいた。
男は後ろからヒカルの頭を撫でた。ヒカルはぐったりと倒れこんだ。