●おまえら男ならヒカルたんハァハァだよな?part2●

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692暗闇3
ふいに闇がヒカルの頬を撫でた。「!?」男の手だ、熱い。
男の両手がそのままゆっくりとヒカルの胸部へと滑り、
Tシャツの上から胸部の形に沿う様に指をすべらせる。
その手がヒカルの胸の二つの窪地を見つけ、両の親指で押すように潰し始めた。
「・・・?」男の行動、奇妙な感覚にヒカルは恐ろしくて身を堅くした。
Tシャツの上から男は口をつけ舐めあげ、熱い唾液で片方の乳首の部分をベトベトに濡らした。
Tシャツから透けたヒカルの立ちあがった小さな小豆色の乳首をギュッとつまむと、男はTシャツの下から腕を入れ、首までめくり上げる。
そして直に熱い舌で円を描き、丁寧に舐り出す。男の片方の手がヒカルの柔らかい腹筋に触れている。
16歳の少年の匂いと、適度な柔らかさを、確かめるように。満足気に、男の息遣いか荒く、熱くなるのがわかる。
「な・・なんだよ、あっ、い、痛!」身体を起こそうととすると身体の芯に激痛が走る。動けない。
卓上で仰向けになったまま、ヒカルは男のなすがまま、痛みで動けないままでいた。
熱い手はさっき自分を殺そうとした同じ腕とは思えないほど、奇妙に優しく自分の身体に触れる。
まるで、父親、そうだ、お父さんみたいな、いや、何をオレ考えてんだ、−ヒカルは言いなりになっていた。
でも・・じっとしていたら、コレ以上は痛くないから。だからオレはこいつにされるがままになってるんだ。
・・・・気持ち良い、からじゃない。絶対にそうじゃない。