●おまえら男ならヒカルたんハァハァだよな?part2●
「…またすぐに気持ちよくしてやるからよ」
男の掠れた声が突然耳に響き、ヒカルは現実へと引き戻された。
よりによってこんなときにアキラの顔が浮かんでくるのは何故なのだろう。
アキラの幻影は、深い悲しみを映した瞳でヒカルを見つめている。
咎めることも、蔑むこともなく。
──塔矢。お前から逃げたから、オレ、罰が当たったみたいだ。
アキラと鉢合わせした翌日の大手合。
その夜越智の罠にはまり、強要された関係をずるずると続けてきた。
今日は見知らぬ男達に突然拉致された挙句、星空の下無理やり犯されようとしている。
もう流す涙も残っていないような気がして、ヒカルは横たわったまま天を仰いだ。。
──神様。塔矢。……佐為。……軽蔑してるよな、オレのこと…。
「おい。早く変われよ」
ヒカルの両手を押さえ込んでいた男が、焦れてリーダー格の男に訴える。
「まぁ待てよ。俺が先に慣らしとけば後がスムーズにいくだろ?」
そういうと、リーダー格の男はヒカルの両腿を乱暴に開き、秘められた箇所に顔を埋めた。