●おまえら男ならヒカルたんハァハァだよな?part2●
緒方のストレートな言葉に、ヒカルは真っ赤になってもじもじと俯くだけだった。
「どうした?そのために来たんじゃないのか?」
緒方にはヒカルの目的が分かっていたが、わざとヒカルを試すような事を言う。
「それじゃあ一緒に酒でも飲むか?ウォッカでもワインでもビールでも、何でも出してやる」
「………オレ、未成年だよ…?緒方さん…」
「未成年ねえ。ふーん、そうか・・・未成年だったな、クックッ、そうだったそうだった・・・」
緒方はまた楽しそうに笑うと、ソファに腰掛けながらグラスを手に取った。
「お前の好きにすれば良い・・・俺はどっちでもいいんだがな?」
突っ立っているヒカルにかまわず、またウィスキーをなみなみとグラスに注ぐ。
ヒカルは俯いてわずかに震えていたが、意を決したようにシャツに手をかけると、
一枚、また一枚と、ゆっくりゆっくり服を脱ぎ始めた。
その様子をみて緒方は、口だけ笑いながらグラスを傾けるのだった。