●おまえら男ならヒカルの碁のヒカル好きだよな?●

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200禁断の章
「銭湯無料券」
和谷はヒカルに1枚、券を渡した。
隣のおばさんにもらったと母親がオレにくれたのだ。
ヒカルはそれに目を落とし和谷の顔を再びのぞき見た。
「これからいかねえか?今日つかれたろ一緒に汗流そうぜ」
ヒカルは一瞬考え込んだが、いいぜと了解し和谷の後に続いた。
オレと進藤は脱衣所に入り服を脱ぎ始めた。
オレ達の他に中年のおっさんが2・3人いる。
オレ銭湯なんて久しぶりだよと進藤は笑った。
進藤は塔矢との対局であった出来事に話を弾ませてた。
誘って良かったなと和谷は思った。
進藤の話にオレも一緒に笑っていたが後ろで視線を感じるので
ちょっと目を泳がせた。
40代後半の男が進藤の後ろ姿をみて、一緒にいる奴に耳打ちする光景が
目に入った。
進藤はトランクスに手をかけ下ろしている最中だった。
進藤の腰のラインに一瞬見惚れた。肩から腰にかけてなんてきれいな
カーブなんだろ。ウエスト細いな尻のかたちもいいし。
そこまで考えてはっとする。男相手になにいってんだ。
進藤は”和谷遅い、早く入ろうぜ”と促した。