>>494 よくぞ聞いてくれた。実は2台とも俺自身がアポンさせた訳じゃないんだが・・・
1号機の最期は壮絶だった
山にも海にも連れて行った。苦楽を共にした相棒だった。
ある時友人が雑誌の取材で国後島にカヌーで上陸するので貸して欲しいと頼まれた(ちゃんと当時のソ連政府の許可つき)。
で、貸した所、上陸直前に大波を食らってカヌーが沈(転覆)。
ちょうど撮影中だった友人は俺のFE2を離さなかったらしい。
後日手渡されたカメラは全ての部分が固着し、錆び付き、強引に裏蓋を開けると北方領土の海水がポタリポタリ・・・
「流石はニコン。死して御国の防波堤となったか!!」
本来カメラを壊されて怒っても良いシーンなのかも知れなかったが、兎に角友人自身が生還した事に加え、壮絶な死にっぷりに感動しちまった。
つづく