【G1】コンタックスGシリーズについて13【G2】

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220名無しさん脚
>>219
レンズのマウントやボディーの材質がはっきりわからないから、
どういう特性を持っているかわからないので議論のしようがないが、
京セラの中の人が「あまり(←ここ重要)拭くな」と言うのは、
オイルの蒸発などによる油膜切れを心配しての事だとおもう。
因みにGレンズのグリスはマウントのためのものではなく
レンズ内部のための物らしいから、内部の油ぎれにも思いを巡らそう。

境界潤滑がどうなるのかってのは多要素に渡っている物なのだよ。
固体と固体の間では凝着、移着、アブレシブ摩耗、表面疲労、摩擦の増大、
潤滑膜の生成などなどがおきているわけなんだが、グリスのような潤滑剤は
固体表面にくっつき、化学反応を起こして潤滑膜をつくり、摩擦、摩耗を
少なくするもの。しかし反応して出来た化合物が潤滑液に溶け、かえって
固体をすり減らすと言う化学摩耗を起こすこともある。また、酸素や水、
押さえつけている荷重の大きさ、固体のこすれる速さ、摩擦で発生する
摩擦熱、外気の温度なども複雑に大きく 影響する。何が言いたいかというと
いま言ったようにグリスが出てくるのは反応や使用の結果かもしれないが、
メーカーの中の人があまり拭くなというのならば、それなりの理由があると
思っても良いのでは、ということ。