【ミノルタ】「SR-2」から「X-370s」まで【MF】

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529けち
>>528 絞り開放では周辺光量が落ちるらしい。
学問的に正確なことはわからんが
感覚的にはわかる気がする。
(レンズ構成1枚ならそうでもないような気もするが
実際は数枚構成のため,絞り開放時は最前面のレンズへ
ななめ方向から入射した光束の全てが
フィルム面には達さないのではないかと思われます)

ミノルタの場合古くは測光方式がCLCという上下分割平均測光
でしたから,どちらかといえば周辺光量を測定してました。
この周辺部光量減少を補正するため
絞りのクリックの間隔が狭められていたはずです。

70年代のカメラ毎日のカメラレンズ白書に,この件について
『はからずも開放時の周辺光量低下を露呈している』と
いうような記載がありましたから,この現象はけして名誉な事
ではなさそうです(おそらく周辺光量低下の少ないレンズは
前玉後ろ玉が巨大化し重厚長大になりすぎるのでしょう)。
530けち:2005/11/03(木) 00:51:03 ID:IlZNxGuS
529追加
画面中央部では正しい光量は確保されてます。
クリック位置は補正されてますが絞り羽根自体は開放です。
あくまでもMC爪で絞り情報をボディに伝える時の補正目的です。
実物を見てみますと,58mm1.4では補正がありますが
135mm2.8では補正なしです。望遠系は周辺光量低下が少ないのでしょう。

要するに,58mm1.4の場合,絞り1.4でのボディ側では1.6位と認識して
それに対するシャッター速度を表示しているということです。
そして実際に周辺部に位置する露出計にあたる光量も 1.6位ですから
ちゃんと補正されたことになります。
この1.6という数字には特に根拠はありません。

このレンズを現在中央部重点平均測光のX700で使ってますが
厳密にはまずいですね。
実用上は全く問題ありませんが。