>>528 絞り開放では周辺光量が落ちるらしい。
学問的に正確なことはわからんが
感覚的にはわかる気がする。
(レンズ構成1枚ならそうでもないような気もするが
実際は数枚構成のため,絞り開放時は最前面のレンズへ
ななめ方向から入射した光束の全てが
フィルム面には達さないのではないかと思われます)
ミノルタの場合古くは測光方式がCLCという上下分割平均測光
でしたから,どちらかといえば周辺光量を測定してました。
この周辺部光量減少を補正するため
絞りのクリックの間隔が狭められていたはずです。
70年代のカメラ毎日のカメラレンズ白書に,この件について
『はからずも開放時の周辺光量低下を露呈している』と
いうような記載がありましたから,この現象はけして名誉な事
ではなさそうです(おそらく周辺光量低下の少ないレンズは
前玉後ろ玉が巨大化し重厚長大になりすぎるのでしょう)。