・吉本タレントの親族の生活保護受給問題をめぐり、問題追及に力を入れる自民党・片山さつき議員を
応援するデモが7月1日、東京・新宿駅前であった。片山議員本人も訪れ、「日本版ティーパーティー
運動が始まった。皆さんは本当に素晴らしい愛国者」などと参加者を激励、およそ30分にわたり対話した。
片山議員は参加者に囲まれながら、「民主党政権になってから、生活保護の不公平が
見逃すことができないところに来ている。外国人の不正受給に関しても、まずは日本人の、
真面目に義務を果たしている人が優先。今は特に、韓国なんてすごく豊かなんですから」
と持論を展開し、「私に対してもいろいろ嫌がらせがあったが、どこから来ているかは
わかるんですよね。私たちの日本を愛するマグマの方が強いことを教えよう。日本が
正直者が報われる、本当に強い国にもう1度なれるように、私たちががんばりましょう」と
呼びかけると、参加者からは大きな拍手が起こった。一部からある「売名」との批判に
対しては、「私の行動を『売名』と言うバカな人もいるが、今売名して(次の改選がある)
4年後に覚えている人はいないでしょ。衆議院選に出るならともかく、私は参議院で
じっくり憲法改正をやるんですから」と強い口調で否定。デモ隊に対しては差別的な発言を
しないよう繰り返し注意しつつ、出発する隊列を笑顔で見送った。
片山議員は取材に対し、「草の根保守が日本でも始まると思います。普通に日本人として義務を
果たしている人が『もう、こんなのおかしい』と声を上げるときが来ている。それを制度改正・
憲法改正に冷静につなげる。決して変な差別にならないよう、ガンディーのように無抵抗無服従
運動でがんばりたいと思います」と語った。
デモは昨年のフジテレビデモに参加したメンバーらが中心となり、ネットを通じて
呼びかけたもの。百数十人が集まり、「テレビ局は不正受給問題に切り込む片山さつき議員を
不当に攻撃するなー!」「片山議員と私たちはともに戦うぞー!」などとシュプレヒコールを
上げながら、新宿駅周辺をおよそ1時間に渡り行進した。