「市長は遺族との和解の方針を示しましたが、その日に行われた囲み取材であろうことか『実は、広樹くんは
父親からDVを受けていた』と記者らに話したんです。自殺の原因はいじめだけではない、ということを
言いたかったのでしょうが、あまりにも責任転嫁な感は拭えませんでした」(全国紙社会部デスク)
市長が事故から9ヵ月の間何もしない中、加害者の生徒のうち2人が京都市内の中学校へ転校している。
広樹くんの死後、「死んで清々したと言って笑っていた」というアンケート結果が残っているだけあり、
新天地では何の後悔もなく暮らしているのかもしれない。
近所の住民はこう話す。
「主犯格の子の母親は、保護者会でビラを配っていましたよ。『うちの子はいじめていない。こういった中傷が
続くなら訴える』と呼びかけていました。だから、反省なんてしていないでしょう」
そんな主犯格の母親に取材を試みるも、記者の姿に気が付くと警察署に避難。もう一人の加害者の母親も
「話すべきところで話していますから」と話すに止まった。しかも最後は笑顔を作り、人気モデル・ローラを
思わせるオッケーポーズ≠披露したのだ。
市長、加害生徒の親たちの自己保身には呆れるばかりである。この状況で、広樹くんが浮かばれることはない。