大阪府富田林市で8日未明、男性が意識不明で倒れているのが見つかった事件で、大阪府警捜査1課は同日、
この男性を集団リンチで殺害しようとしたとして、殺人未遂容疑で府立高校の男子生徒(17)を逮捕した。
男子生徒は「殺すつもりはなかったが、メンチを切られたりしたのでぼこぼこにした」などと殺意については否認しているという。
府警によると、倒れていたのは同市内の塗装工の少年(17)で、依然意識不明の状態という。
捜査1課は集団リンチに加わった複数の少年らからも事情を聴く方針。
逮捕容疑は同日午前1時50分〜2時25分ごろ、同市昭和町など数カ所で、
少年に殴る蹴るなどの暴行を加え、殺害しようとしたとしている。
捜査1課によると、逮捕された男子生徒は仲間ら15〜20人と近鉄富田林駅前(同市本町)でバイクに乗るなどしてたむろしていたが、
たまたま訪れた少年の態度が気に入らず、因縁をつけたという。