1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2011/01/05(水) 11:35:00 ID:7Uww+m4M 50代の読書/どんな本読んでるの?Part2 に精神障害者が現れ、 平和が乱されました。 そんな訳でコレを建てました。さあ、ボチボチやりましょう!
死ね
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/05(水) 11:56:21 ID:7Uww+m4M
どっこいしょと、 上段にだしてきましょうねw
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/05(水) 11:58:03 ID:7Uww+m4M
>>4 どういたしまして。いらっしゃいませぇ〜!へへへ。
>>1 スレ立て、乙かれでした。
んじゃ、早速。
青春 天山雷撃隊 肥田真幸
戦争関係は子供の頃流行ったマンガ以来。小説大好きだったけど、たまたま
1冊手にとったらハマってしまいました。数読むうちに、歴史、戦史として
でなく個々人の戦争体験の(戦争だから当然なんでしょうが)凄まじさに圧倒
されてます。また、戦前の生活の様子も描かれていたり。新鮮。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/05(水) 23:36:28 ID:sCdDL41P
『Y氏の終わり』(スカーレット・トマス 早川書房)読み始めた。 まだ35ページ。 なんか面白そう。 内容は・・・まだ良くわからん。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/06(木) 00:14:50 ID:R0+hiTCN
もう既に、「砂の王国/荻原 浩」を読んだ方いらしたら、 感想をお聞かせ下さいな。よろしく。
奥村正二著の”戦場パプアニューギニア”460円を読んだ。 砲弾に追いまくられて傷付き餓えて彷徨う日本兵に対する、土民の温情溢れる処遇....感動した。 それにしても巻末で日本国民への公開質問状があるが、我らの先祖が世話になった恩を仇で返し ているような気がしてならない...。 現役時代、仕事でPNGには何回か入ったが、このような交流が有ったとは知らなんだ まさに不覚!であり、日本人として恥じ入る。
戦場・戦記物といえば、年末に古い本を整理していて 高木俊郎『陸軍特別攻撃隊』が出てきた。 最初に特攻作戦が立案されたとき、激しく反対したのは 他ならぬ陸軍の研究パイロットたちであったという。 彼らはパイロットとしての経験もふまえて理路整然と パイロットと飛行機のの消耗でしかない特攻作戦の短絡無謀に異議を唱える。 「鉄板の上に卵を落としたらどうなりますか。卵は潰れるが、鉄板は汚れるだけです」という。 にもかかわらず、特攻作戦は陸軍上層部あげて進められる。 反対した陸軍航空研究所のパイロットたちは、次々と死地においやられていく。 若い頃に読んだが、読後のなんともいえない感情がよみがえる。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/08(土) 00:51:51 ID:ARpmFlYS
>>8 ここに粗筋を書き込んでもしかたないですが、私充分に楽しみましたよ。
読み応えのある上下巻でした。お薦めです。
どうしても、粗筋をご希望なら、アマゾンコムで観られます。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/08(土) 04:56:51 ID:YSz12SRg
>>11 粗筋を書くって難しいよね。
元スレの「荒れ様」をみるとホントそう思う。
「梗概」 を書くことの恐ろしさを堀江敏幸が
何処かで書いていたっけ。
うろ覚えだが、『回送電車』 というエッセイ集
だったと記憶するが・・・・・。
「感性のリトマス試験紙」 という言葉があったと思う。
文字だけでの判断だから、変に批評めいた事を書くと相手の気分次第では元スレの 如く荒れまくって平和な連中にまで津波が襲う。まぁ独り言の様に書けば良いのだろうが、 それでも噛み付くのもいる。スルーするのがイチバンだろうが、噛み付く輩の今迄の 生き様とか、生業等から...何でそう考えるのよ〜?が知りたい。強く知りたいw
粗筋でも感想でも批評でも好きに書けばいいんじゃないの?
あちらのスレが荒れたのはそれが原因じゃ無いことは誰でも分かってるでしょ。
頭のおかしな人以外は
ね、
>>13
生物と無生物のあいだ 福岡伸一 タイトル内容のほかに、エッセイ+分子生物学の概歴+業界裏話 みたいな感じの読み物。 ノーベル賞を受賞したワトソン、クリックのDNA2重螺旋構造解明研究に 関係しながら、表に名前が出ることなく急逝したX線解析女性研究者の存在。 生物の”形”を砂上の楼閣に譬えたり、蛋白質を形成するアミノ酸同士の結合を ジグソーパズルに譬えるなどして、わかりやすく解説している。 惹句の「科学ミステリー」というのは理解できなかったが、面白かったよ。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/11(火) 12:38:08 ID:DxJQeY7s
目立つ上段に揚げw
海道尊のシリーズ、ミステリーとしては完璧ではないが 大学病院を舞台にしたストーリーのなかで、 素人の知らない話が出てきておもしろくよめる。 『ジェネラエル・ルージュの凱旋』が一番おもしろかったな。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/12(水) 07:39:42 ID:gj4MUI7W
お教養の為の読書では無く、単純に、娯楽の為に向いた書名希望です。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/12(水) 16:10:05 ID:gj4MUI7W
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/12(水) 16:39:13 ID:IesILgA2
福岡伸一の論は面白い。無生物とはウィルスを指す。不断は結晶体をしていて、生きてるとは 思えないが、スイッチがはいると宿主にとりつき、母屋まで奪ってしまうその振る舞い。 世界の研究者は相手を出し抜こうとして、46時中研究の方向や成果、またスポンサー探しに 没頭する様。とりわけ興味をひいたのは枯れた鳥の雁行だな。トップにはいるが、彼の研究は とっくの昔にされたもの、このようなシステム、出世のありかたは捨てなければならない。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/12(水) 16:47:41 ID:IesILgA2
スポンサー探しに、時の政権に食い込んだりすると、後から文句を言われる。ヒトラーに 取り入ったフォルクスワーゲン、またポルシェ。軍部と関係の深い中島飛行機、三菱。 このあたりはその是非をハーバード白熱教室あたりで、議論してもらいたいものだ。 予算がつかんと、研究を大きく進ませることはできん。日本のノーベル賞受賞は理論関係 も多い。金が使えんので、紙と鉛筆でできるもの。それが悪いとは言わない。
誰もいないうちに、クリスティのベストを 捻れた家 終りなき夜に生まれつく 青列車の謎 ABC殺人事件 パーカーパインの事件簿 蒼ざめた馬 茶色の服を着た男 バクダッドの秘密 鳩の中の猫
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/13(木) 03:08:08 ID:zwUX0rB0
俺ってば、A・クリスティって一冊も読んだこと無いんだけど、責められるべきか? そこそこ本好きで読書好きでミステリ好き(マニアどころかファンでもないレベル) ではあるんだが・・・・・。 上に挙げられた書名でピンとくるのは 『ABC』 くらい なもんで、『蒼ざめた馬』 ってロープシンのか?ってほどのアンテナ感度だけど・・・。
>>24 えっと、クリスティの魅力は人物描写、心理描写が優れていることなんですよね。
トリックやアリバイだけじゃないんです。
>小間使いが新しいストッキングを履いていた
なにげなく前半にある記述がラストで生きてくる。
男の作家にはない細かさ。読み返すと深いんです。
オリエントやアクロイドみたいな「やられた!」というだけではないと思う。
ABCは進行形のサスペンスで、凄く面白いですよ。これは男性に合うと思う。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/13(木) 23:31:19 ID:zwUX0rB0
トリックやアリバイ崩しにはあまり興味がなく、 登場人物のキャラに惹かれてファンになる俺には ピッタリか? 四の五の言わないでまず読んでみるよ。 文庫で全集になってるみたいだし。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/14(金) 00:16:38 ID:hJT44Otn
ビートルズの"Lady Madonnna"は小人の女性を唄ったものだ。何しろ"Baby at your Feet"だからな。 欧米はこの方面も寛容でミジェットポルノもある。映画エルトポでも主人公が洞窟に済んでいる不具 者をふもとの町に、洞窟にトンネルを掘って救い出す?という最後のチャプター。町は極悪人がうようよ いかさま宣教師、奴隷を引っかけ、殺す中年ババア、いかさま保安官といった風に俗として描かれる。 日本はこの手はない。今でもみつくちを初め、小人も生まれると思うのだが、抹殺?
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/14(金) 01:03:37 ID:PdgcezA0
↑ 元スレだけにしとけ。
誰もいないうちに村上春樹のベストを(と言えるほど読んでないけど)
太陽の南国境の西
羊をめぐる冒険
ダンスダンスダンス
ノルゥエイの森
−−−年のピンボール(何年か忘れた)
春樹は好きな人と受け付けない人とはっきり別れるけれど
永遠のノスタルジーが感じられて、時々ふと読みたくなる。
>>26 さん、他にもいいのあるんだけど「象は忘れない」とか
自分的には、ゴミ箱行きのもあるの。ぴったり合うの探してね。
残念ながら村上春樹は受け付けないタイプだ 村上龍はなんとかいけるんだが どこが違うのかと聞かれると困るが
>>30 龍の「コインロッカーベイビーズ」は
後にオウムが出てきたとき吃驚したよ。
あれ一作しか読んでいないけれどハジ?登場人物が魅力的だよね。
ただ、疲れる感じなんだよ、わたしにとっては読書は娯楽&癒しだから。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/14(金) 09:11:31 ID:gMfNLbkr
>>23 アガサ=クリスティの「茶色の服を着た男」は面白かった。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/14(金) 12:01:00 ID:hLYmon7H
此の頃、本は読んでいないのですよ 目も頭も悪くなりまして アガサ・クリステイはミス・マープル、パーカー・パインの事件簿 ここいらも大変面白いのでお勧めしますね 50代になりますと疲れも出ますし、短編の方がよくないですか、 短編集もこちらは秀逸です。後、お勧めな短編集はクリステイではないのですが、 アイザック・アシモフの黒後家蜘蛛の会が面白いです ミステリーファンならはずせないって思います
もっとも、「雅子が好き」という人はいないと思う
>>32 >>33 わたしも大好きです。「茶色の〜」と「バクダッド〜」のヒロインは何処か似ているよね。
Pパインの事件簿は「裕福な夫人の話」「退屈な夫の話」←タイトルウロ♪だけどピカ一
アシモフは読んだことありません、機会があれば読みたい。
テレビを殆ど見ないので疲れませんね。
前述したように娯楽&癒しですから。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/15(土) 01:30:51 ID:NqXhu+6Q
元スレのお偉いさんは「読書とはお教養の為」と凝り固まっているいるから肩がこったがw そんなことにこだわらない娯楽の為本の情報を待ってますよ。
山田風太郎の維新物、忍者物おもしろいよ
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/15(土) 11:27:17 ID:igXSyZ5I
おんな牢秘抄、妖説忠臣蔵、妖異金瓶梅、こんなのを読んだかなあ ところどころくらいしか覚えてないですが一時期はまりました
『幻燈辻馬車』もおもしろかったす
と申しつつ、今は塩野七生の『ローマ人の物語』をしこしこと読み続けてる。 ようやく、5冊目のハンニバル戦記がラストまでやってきた。
自分の好みの書物を堂々と読めばヨロシ。 第一戦を退いた身なら尚更、誰に遠慮も気兼ねも要るものかw
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/15(土) 13:23:15 ID:vP5RBrU0
公共図書館の貸出し点数が順調に増えている。 1990年度には約2億4千万点だったが、2008年度は約6億9千万点に 増えている。 2009年度は7億点を突破するのが確実視されている。 このうち2割が雑誌、CD、DVDなどだが、それでも年間5億6千万冊もの 書籍が図書館から貸し出されている計算だ。
図書館ではハリーポッターとか賞をとったものとか、 複数置いててあってもなかなか順番がまわってこないですね
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/15(土) 20:27:54 ID:gI5BU17R
日本を欧米に紹介した小泉八雲の生涯も数奇だ。1850年ギリシャ生まれ。父親は英国人軍医、母は ギリシャ人。7歳で親に捨てられ、16歳の時に左目を失明。1869年米国に渡る。オハイオ州で 最初の結婚。当時禁止されていた黒人との結婚だった為、失敗。ニューオーリンズにいた頃、街の スペイン風、フランス風な雰囲気、人々の因縁話や迷信、ヴードウ教の教え等に関心を持つ。新聞の 文芸記者になれた彼はアフリカ系住民のクレオル諸語の諺等を出版。1890年、日本特派員として 米国を出発。やがて、契約を破棄。奥さんをもらい、日本に定住。元々怪奇なものや現地人の言い伝え が好きで、日本で彼としては破格の待遇を受けたことから、肌にあうと感じ、日本に骨を埋めた。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/15(土) 20:30:40 ID:gI5BU17R
東大でも教えたことがあったが、学生の評判はすこぶるよく、辞める時は学生から解任反対 の声があがったほど。後任には夏目漱石がなったが、学生の間では、あんなの目じゃないと いう声があがったという。授業で優秀な学生には自費で褒美をあげたりした。蓄財には 関心がなく、逝去した時の財産はわずかだったという。ハーンは日本語ができず、嫁は英語 ができず、そのため夫婦の会話は彼等だけにわかる言葉であったが、嫁は亭主の為に全国の 言い伝えなど資料をせっせと収集。ここから[怪談]くわいだん等が生まれた。
週刊 アスキー 目玉は「東京トホホ会」という投稿記事。 今回はイマイチでした。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/15(土) 20:48:54 ID:igXSyZ5I
きっとご夫婦の生き様でしょう。江戸期の怪談話等にはそら恐ろしい女の業がありましたのにくらべ 怪談話等に心温まる思いが致しました。大好きです。ひとつひとつに 日本人の心を教えられました
誰もいないうちに、有吉佐和子のベストを 華岡清州の妻 非色 連舞 乱舞 和宮様御留 不信のとき 木瓜の花 恍惚の人 強かな女、怖い女に反発もあり、憧れもあり 好きなのか嫌いなのか解らなくなるが読みやすい。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/16(日) 02:33:50 ID:Dk8uzkvb
お偉いさんが又やって来たwよほどカマッテもらいたいみたいだなw 惨めなヤツだw おいっ! 元スレに引っ込んでろっ!あのスレはオマエにくれてやったのwww
恍惚の人ですか 読んだあの時以上に身近になったみたい
誰もいないうちに、椎名誠のベストを
土星をみるひと
アド・バード
武装島田倉庫
犬の系譜
哀愁の町に霧が降るのだ
新宿烏森口青春編
岳物語
菜の花物語
椎名は太宰と違って、私小説にベタベタした生々しさが無い。
SFはSFとしての評価はどうなんだろう?よくわからない。
>>51 恍惚の人は、夜中に目覚めた夫が、妻と父親のもつれ合う姿をみて
一瞬不埒なことが頭を過るけれど、実は痴呆の父が庭に小便をするのを
妻が支えているだけだと知り、それは日常のことだと悟る。
翌朝の夫が言う「すまん」のひとことが
阿吽の呼吸というか夫婦だなぁ、と。
介護って身につまされるね。
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/17(月) 23:45:58 ID:AUbMmbaW
椎名誠は若いときよく読んだ。 アチコチに書きまくっていてもうネタもなくなってきたみたいだ。 その中では、「岳物語」が一番いいかな。 SFものは面白くないから読まないほうがいいかもですね。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/21(金) 00:58:19 ID:fhThhfdo
おぉ〜ぃ皆元気で本読んでるかい?
読んでますよ〜 初期の心臓移植をテーマにした吉村昭の 『神々の沈黙』を読み終えた。 明日から『ロゼッタストーン解読』を読むつもり 傾向はバラバラw
「るきさん」高野文子 バブル真っ盛りのころ、時代にあまり関係ない生活を、飄々とおくる女性を主人公にした漫画。寡作な人ですね。おかげで著書はみな読めました。 「許されざるもの」上下 辻原登 大逆事件の頃を背景に、架空の町「森宮」を舞台におこる、有名人続々登場の恋愛劇。ネットもない時代に、辺境の町が案外先端だったりした。富も人も地方に存在した江戸時代の名残かな。 「風が強く吹いている」 三浦しをん お正月に箱根駅伝を見ていて、つい衝動買い。箱根を目指す、弱小大学陸上部の群像劇。面白かったけど、Amazonって便利なような、財布にとってはそうでもないような。
amazonは早くて便利ですが、 文庫本一冊でも大きな箱に入れてくるからなあ あの箱の始末がけっこう面倒なのよね
子供の頃はどうということのない紙の空き箱すらありがたかったなあ。 ちらしの裏が画用紙だったし、原稿用紙だった。 あれから何年たったものか・・・。自分でわかっちゃあいるけど、答えたくないw
>>58 カレンダーの裏に大長編絵物語(と本人は思っていた)を書いていました。
当節は紙と印刷がよくなったせいかメモに使えるチラシの裏がない!かわりに、2chに書いてます。
「武士の家計簿」 磯田道史 「そろばん侍」映画の原作は、電卓を片手において。金一両が30万円、銀1匁が4000円也。
「西の魔女が死んだ」 梨木香歩 登校拒否の少女が、魔女というあだ名の英国人の祖母と暮らした1ヶ月。児童文学かな、至極真っ当なことを書いている。文庫版についてたエコロジー系の解説は余計なお世話。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/26(水) 21:28:48 ID:k2n6w0+j
お前ら、まず吉村昭の『蚤と爆弾』に対して反論してみろ
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/01/27(木) 00:11:01 ID:0qFGRemG
お前ら、まず吉村昭の『蚤と爆弾』に対して反論してみろ
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/03(木) 08:04:12 ID:uvv4FDq7
宣伝 ご苦労
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/03(木) 12:34:30 ID:vkBLrx3b
「六法全書」
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/05(土) 21:34:55 ID:f+jocaHu
「テーミス」もなかなかいいよ。
「夏への扉」 ロバート・A・ハインライン よくできた、タイムトラベルSF。ていうか、アメリカ人放射能軽く見過ぎ。今度キャラメルボックスが舞台にするらしいので、20数年ぶりに読み返した。早川SF文庫の奥付は昭和56年。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/06(日) 09:28:36 ID:FgTSv9c8
ビニ本 全般
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/06(日) 10:41:09 ID:R/iItFoT
島田裕巳著「人はひとりで死ぬ・無縁社会を生きるために」 著者は昨今問題になっている無縁社会についてわりと肯定的な意見を持っているな。
島田裕己ってオウムを擁護して大学を首になった人だよね。
69 :
67 :2011/02/06(日) 13:59:01 ID:R/iItFoT
>>68 この本の中で著者は、大学を辞めさせられた後一人暮らしをしていた時に病気になったそうなのだが、このまま孤独死するのではないかと恐怖を感じたと書いている。
著書は読んでいないけれど、テレビに出演していた氏の 軽薄な言動を思い出すと、さもありなん孤独死は自業自得だと思う。
中沢はまだ中大にいるのか?
テレビに出まくる研究者とか やめ検弁護士とか医師なんてのは あんまり信用してない マスコミに出だすと、マスコミ受けする発言を するようになっていくのは必定
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/07(月) 19:40:59 ID:NJnYJ7Bb
そのとおりだす。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/08(火) 08:28:39 ID:RDw5QQUM
そういえば勝間和代がテレビに出た時、自分は車より自転車に乗るほうが好きだと言ったら、後でディレクターからスポンサーの自動車会社の機嫌を損ねるからそういう発言はしないでほしいと言われたそうだ。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/08(火) 10:46:14 ID:iICy/2yh
車より自転車に乗るほうが好きだ発言も恰好つけてるだけよ。テレビ向け発言に惑わされてはダメポ。
勝間って、あの魚類系な顔が苦手なんよ
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/09(水) 09:37:25 ID:gxWDK+Nn
だけど池上彰のようにテレビに出れば著書は確実に売れるよな。
>>77 タレント本の購買層は読書好きとは別の生き物。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/09(水) 12:12:22 ID:J+1f6xBo
そのとおりだす。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/09(水) 13:41:12 ID:gxWDK+Nn
池上彰はジャーナリストとしての自負があるから、テレビで顔が売れたのはいいけど自分がタレント扱いされるのを嫌ったので、3月いっぱいで番組を降りるのかもしれないな。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/11(金) 12:43:41 ID:ni+Zpvtu
池上彰は判りやすくていいじゃん。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/11(金) 13:07:18 ID:bnk2/sfs
「もう一つの宇宙」 量子力学と相対論から出てきた並行宇宙の考え方 フレッドA・ウルフ 著 (ブルーバックス)
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/11(金) 23:40:32 ID:8sBxVaWR
池上彰は嫌いじゃないけど「知らないと恥をかく世界の大問題」という著書のタイトルは島国根性丸出しな感じで嫌いだ。
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/12(土) 13:28:32 ID:XKScW4yO
『定年後のリアル』(勢古浩爾 草思社)。 「お金も仕事もない毎日をいかに生きるか」という副題で、 定年後の生活指南に分類される本だけど、Know How 本じゃなくて 読んでて不安を煽られない。 『さみしいネコ』(早川良一郎 みすず書房) に似た感じ。 老後の生活資金なんて、考えてもどうにもならんもんな〜〜。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/20(日) 15:08:50.76 ID:rhN+zWRx
『特性の無い男』(ムージル 松籟社)。 第一巻第34章「熱い放射と冷却した四方の壁」で放棄。 この章、よくわからん。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/20(日) 15:11:48.64 ID:0epLxtRW
75歳が死亡適齢期ー長生きは不幸の始まり 著者 九条大介 出版社 安楽社
はじめまして。50才去年から一人暮しです。 学生時代に読んだ日本文学を 再度読み直していますと 人の心と言うのは昔も今も同じだなあと 感動します。 夏目漱石、太宰、谷崎、三島… いいですね 女性視線でしか本を選べないので こちらを参考にさせて頂いております お邪魔しました
>>88 私は少し前に、30数年ぶりに堀辰雄を読み返しました。
新潮文庫の『風立ちぬ・美しい村』です。
若き日に読んだいとおしさが思い出されました。
風立ちぬ 買いに行ってきます うっすら思いだし哀しく愛しいです 野菊の墓読みました。涙でました 娘時代は物語として読んでいたのですね 今になって恋愛も結婚も経験してから 小説に浸ると感慨深いものがありますね
>>90 堀辰雄氏の実体験に基づいて書かれた小説ですからね。
哀しさもあるけれど、清明で透明な文体。
彼の真骨頂というべきなのか、どうなのか。
正月から読みはじめた塩野七生氏の『ローマ人の物語』(新潮文庫)、
ようやく10冊目までたどりつきました。
少し読むペースが落ちてきたかも。
頑張って読破して読後感想などを こちらで語ってくださいね 読後に目薬いいですよ? 私も半世紀酷使した目を労って 趣味の読書を生涯の友としたいです
まあ、ゆるゆると読みすすんでまいります。
「大江戸神仙伝」石川英輔 70年代の中年男が江戸にタイムスリップ。案外江戸時代もいいじゃん的なノリのSF。江戸時代はエコロジカルってか。 「イマジン」清水義範 会社社長の親父に反発してた若者が、1980年にタイムスリップ、若い親父と出くわす。そうそうこんな感じだったよな80年。ただし、ジョンレノンはオレの中ではそんなに大きくない。 連休中に寝転がって本を読んでいた。ちょっとノスタルジックな気分。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/02/26(土) 21:47:48.96 ID:8xr/lCpn
「RING」百田尚樹 映画になった「ボックス!」の原作者。こんどはファイティング原田とそのライバルたちのノンフィクション。ボクシングが本当にスポーツの王者であった頃の話。 私は原田の現役生活の最晩年の頃しか覚えていない。その勇姿の片鱗はYouTubeで見ることはできるが、当時の熱気は伝えるべくもない。
てす
97 :
名無しの笛の踊り :2011/03/03(木) 19:46:46.01 ID:BQY9MoOp
基本的には,日本の古典を網羅することを目標に読んでいます。 若い時に読まなかったのを後悔しています。 また,学生時代を過ごした京都本は取りあえず目を通しています。 疲れた時には,宮本輝を読んでいます。 現在の作家で,これだけ骨太で,ストーリーテラーは彼を 置いていませんね。駄作がないのが驚きです。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/03(木) 23:02:17.91 ID:zvbENFtw
昔「挫折」してフラフラしていたころ、宮本の「錦繍」に助けられたことがありました。「蛍川」からこっち、時々嫌いになったりしながら、読み続けています。去年は「三千枚の金貨」を読みました。
誰もいないうちに、田辺聖子のベストを むかし・あけぼの 新源氏物語 姥うかれ 姥ざかりの花の旅傘 舞え舞え蝸牛 浮舟寺 聖子さんは大阪弁を毛嫌いしている人も読んで欲しいけど、無理か わさおのようにブサかわいい女は、この人と大屋まさこだけ。 宮本輝の「泥の河」は好きだ、でもそうかは大嫌い。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/06(日) 11:13:29.08 ID:0nDkwAfb
「アニメーションのギャグ世界」森卓也 はじめから終わりまで、懐かしいアメリカアニメのギャグを詳細に。マニアによるマニアのための本。 トムとジェリー、ロードランナーとコヨーテ、バックスバーニー、昔テレビで見てたな。スピード感と畳み掛けるギャグは、文章にするとちょっと残念な再現性。 1978年初版の定本版らしい。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/06(日) 16:49:47.03 ID:4J+zyr6i
田辺聖子は読んでないな。 週刊誌で「カモカのおっちゃん」を時々読んだぐらいか。
102 :
名無しの笛の踊り :2011/03/06(日) 19:45:43.59 ID:SoyGjNGa
宮本輝 そうかってなあに
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/06(日) 22:08:52.06 ID:duRmU2mq
宮本輝は「演歌」っぽいと思う。1冊読んでヤメタ。 層蚊が頭にチラついて参ったよ。好きな方には悪いが…
>>103 2行目ウワシンで見てからそういうイメージで手にはしない作家の1人w
最近はもっぱら藤沢かな
あとノンフィクションは良く読む
「佐野乾山の実像」「新聞と戦争」今読んでるところで面白い
”本当は恐ろしい「古事記」と「日本書紀」” を先日購入して呼んでいるところ。
106 :
名無しの笛の踊り :2011/03/08(火) 20:01:10.57 ID:l2ehqfp6
宮本輝を読んでいると,本当に読書の喜び, そして生きていることの幸せを感じさせてくれる こんな素晴らしい作家はいない
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/09(水) 06:55:06.81 ID:8PrJZrYM
↑ 怒演歌だよwww
>>107 怒演歌(笑)の傑作と言えば
真実一路(山本有三)ですね。ドラマ化されたそうですが見ていません。
が、実直な父親と奔放な母親に太鼓持ちの叔父と個性が光っていて
現代っ子の私が読んでも古くない。
宮本輝は映画に魅かれて「泥の河」を読んだけど、映画監督は偉大だと思った
。
>>105 面白そうですね、よければ感想を聞かせて下さい。
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/17(木) 03:41:29.18 ID:NoRwNw12
アンダーグラウンド
110 :
G :2011/04/05(火) 15:30:35.47 ID:UO+lq2Kx
「ファージング」三部作を読んだ。 イギリスとドイツが、二次大戦で戦わない、という歴史改編ものだが、 実際は、イギリスの貴族の館、ロンドンなどを舞台にした普通小説に近い。 ちょっと古いイギリスの暮らしや社会がていねいに描かれていておもしろい。 最初のマナーハウス(地方にある貴族の館)内の使用人と主人の関係は、 なるほど、身分社会とはこういうものか、とよくわかる。 2部の劇場舞台の作品は、俳優や劇団の内情が緻密に描かれていて、 ちょっと松本清張の「砂の器」を思い出した。 第3部部は、権力中枢に登った主人公の二面生活が興味深い。 これは、逆の立場なら、ジョン・ル・カレのスパイもので、 内通者を探し出す、という構図で、ダブルスパイの心情が分かって冷や冷やする。 全体にていねいな描写で、過不足ない人物造形、達者な筆致の良作。 ただ、トマス・ハリスとか、ディキンソンのようなものと比べると、 薄めの印象だが、それはこの作品の欠点ではない。
こっちのスレ上げとく…
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/16(月) 16:11:13.36 ID:tGXhiBOh
衛星で再放送の火曜サスペンスみて、 西村京太郎を読んでいる。 正直、あまりおもしろくない。、
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/19(木) 23:30:17.27 ID:jYswgVd+
今昔物語
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/19(木) 23:56:23.13 ID:5cE40+sN
坂口安吾は冴えているな。 高校の教科書「ラムネー氏のこと」を読んでから衝撃。 新戯作派は読み返しても面白い。 小林秀雄もうっとうしいが、なかなかだ。ようやく分かってきた。 「花は美しい。花の美しさというものはない」
>>114 あの辺の晦渋的なひねこびた文章は苦手でさ、ラムネ氏のことも何が言いたかったかったのかを理解できたのは、高校出てからそうとう経ってからだったよ。
小林秀雄は未だにだめだ。
「無常という事」の『一言法談抄』の美しき情景は想像できたけど、本論は知らぬ。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/20(金) 09:58:48.14 ID:zaChVMW1
小林のように評論しか書けない人の文章は美しくない。
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/21(土) 14:29:18.15 ID:1lA2Eghc
小説家で一番美しい文章を書くといえば、私にとっては堀辰雄だ。
>>112 西村京太郎なら名探偵シリーズが面白いよ
明智、ポワロ、クイーン、メグレなんかの名探偵たちが登場する
「名探偵が多すぎる」にはこの他にルパンや二十面相も出てくる
>>118 今から35,6年前、中学生の頃読んだが、
パロディーなのか、パスティーシュなのか、中途半端な感じで
子供が読んでも期待はずれだった。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/23(月) 11:18:48.33 ID:+cs9F4mU
西村京太郎は「そんなダイヤの穴をわざわざ探して殺さなくても」というような アリバイとか細部に情熱を注ぎ過ぎだよねぇ やはり心理描写が上手い人のが面白い。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/23(月) 15:59:52.80 ID:Vb/s3RMi
昨日のNHKでイシグロなんとかっていうイギリスの作家が今注目 されているらしいが、読んだ人感想ちょうだい!
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/23(月) 20:30:03.39 ID:UKfNb9qt
イシグロカズオ?
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/23(月) 22:50:20.70 ID:IPg+aLqp
「日の名残り」カズオ・イシグロ 1990 中央公論社 戦後、米国人に買い取られた館を管理する老執事が、ある用向きで短い旅に出る。 その6日間に起きた出来事と、折に触れて思い出す、栄光に満ちた過去の館の回想。 老執事の独白の形で描いているため、歴史物にありがちな、時代を見通す視点はありません。 でも、職務に愚かしいまでに忠実で、時代の波に押し流された主人や館とともに、滅び去ろうとしている老執事の述懐に、一緒になって涙しました。 大好きな作品の一つです。 映画版の「日の名残り」は、ほのかな思いを抱いていた女中頭とのやり取りを中心に、 エピソードの流れを整理してまとめられています。これはこれで名作でした。
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/24(火) 15:30:22.21 ID:g/XSNz4k
なるほど。 村上春樹のような、ライトで読みやすい小説では なさそうだな。 ありがとう
今までのレスで誰も挙げていないが、俺は開高健が好きだな。 「日本三文オペラ」は一気に読ませるぞ。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/24(火) 23:18:35.16 ID:yHmnU05K
『パニック』
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/24(火) 23:25:57.01 ID:Yzd9CZuY
>99 > 姥ざかりの花の旅傘 これ、読んだよw
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/25(水) 00:14:21.78 ID:pvX0wNbi
村上春樹も読んだよ。 「海辺のカフカ」 面白かったよw 安部公房が好きなら一読の価値があるよ。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/25(水) 12:56:16.75 ID:eKDCkWfU
安倍も埴谷もなんか、よ〜わからんな
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/25(水) 22:57:59.83 ID:uz1k9RQA
「新しい天体」開高健 光文社文庫 B級グルメからフレンチまで、食べ歩き小説の走り。 ドルショックの頃を舞台に、職務で食べ歩きをする下級公務員の話。 ドテ焼きやたこ焼き辺りの話は好きやなあ。
内田康夫と赤川次郎 短時間にサラリと読めるから
132 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/30(月) 17:41:15.83 ID:3qp+1d/C
吉村昭「三陸海岸大津波」を借りに行ったけど駄目で 「破船」を借りてきた。 貧乏と無知が哀しい暗い話なんだけど、救いを感じさせる筆力はさすが。 「羆嵐」も読みたいのにまだだ。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/05/30(月) 20:52:23.61 ID:HPXYiavx
「極東セレナーデ」上下 小林信彦 新潮文庫 1989 ロリコン雑誌の編集をクビになった利奈は、ひょんなことから「職業としてのアイドル」をすることになる。ちょっとズレたプロデューサーの「仕掛け」で、トントン拍子に成功への階段を昇るのだが。 芸能界のバックステージもの。バブルに向かう1986年当時の風俗、流行が懐かしい。 利奈の成功に暗雲をもたらす仕掛けが、小林信彦らしくて捻りが利いている。 (ヒント:2011年現在に突然現れた1986年の亡霊。みんなが忘れた振りをしていた。)
134 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/01(水) 04:31:45.22 ID:RbQ/TzO3
ヒントはいらんねん
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/01(水) 06:41:56.81 ID:Nn2uL5F0
「Xの悲劇」エラリー・クイーン
136 :
忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/01(水) 15:29:30.16 ID:RbQ/TzO3
「Yの悲劇」は読んだ。翻訳が糞なのかつまらなかった。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/01(水) 20:53:01.12 ID:i0m0nbzB
「X・Y・Zの悲劇」 「レーン最後の事件」 中学生の頃は夢中になって読んだもんだ 文章を味わって読むというより なんでも口に入れて飲み下すって感じか 「Yの悲劇」とヴァン・ダインの「僧正殺人事件」は今ならどんな味がするのか読んでみたい
俺の読んだ本も「楽器」と「鈍器」が似ているってめちゃくちゃな訳だった 似てねえだろ普通にw
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/02(木) 19:13:36.12 ID:AcVeF53N
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/03(金) 10:15:18.93 ID:F9B7MlzF
いま、流行の”失敗学”ってどんな本なんだ? 教えてケレ!
失敗を恐れるな!失敗から学べ って事を判り易く書いているだけだよ。流行っているの?知らんわ〜
ビジネス物って、何十年か周期で繰り返してる気がする。ドラッカーとか。
ビジネス本というのは、冷静に見てみると極当たり前のことを 行間を空けて何ページにも亘ってもったいぶった書き方をした 駄本ということに気がついた。 著者のビジネスに付き合わされていただけ。アホクサ
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/04(土) 21:26:37.94 ID:DKcBtVXx
>>141 大きな事故(医療・交通・原発)が起きると、びっくりして、「なぜだ?」って知りたくなるのが人情。
工学や経営学、医学畑では、そういう人間がおかす危険な要素をあぶり出す手法がいろいろある。
まあ、実際そんなのをつかって、小さな失敗を集めたりすることから、大きな事故を総合的に分析して改革案を提言することなんかもあるわけ。
失敗学っていうのは、畑村洋太郎っていう、もと東大の工学部の教授って人が提唱した「学問」。失敗から学べっていうのは142氏のおっしゃるとおり。
飛行機が落ちたり、患者を間違えて手術したり、エレベーターや回転ドアに人が挟まったりするたびに、瞬間最大風速的に脚光を浴びる。以前は柳田邦男あたりが書いてたような本。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/06(月) 15:40:35.24 ID:vJ2j62g/
山本一力「銭売り賽蔵」 江戸時代の貨幣交換を生業として生きる男の日常 かなり面白いがお茶と羊羹は作者の拘りなのかww
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/07(火) 20:32:24.29 ID:4aEr+aL5
筒井康隆 このひとノーベル賞クラスだと思うのだが、理科系と違って難しい、
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/07(火) 20:41:41.99 ID:4aEr+aL5
福田和夫 作家の値打ち 現在市場で入手可能な小説を採点している。 渡辺淳一、五木寛之、 丸谷がくそみそ、 意見が会うのでうれしくなってしまう。
福田の丸谷批判は文壇政治的な理由からだと思う。彼の才能は認めているはず。 たしかその本、金井美恵子への評価も辛かったな。 金井の小説も優れたものだけどそれも政治的な理由でかわしてると思う。 蓮実と金井との間にあった当時の文壇関係へのけん制だろうな 渡辺と五木に関しては単に馬鹿にしてる。才能も認めてない。 プロの評論家の評価ってポジショントークというか いろんな人間関係や業界の事情が絡んでるから なにか裏があるものと思って読んでる。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/08(水) 08:16:21.76 ID:8B01UBYU
好き好きってのもあるし、自分が若き日からいかなる読書経験を経てきたかってのもあると思う。 所詮、こういう批評批判って自分語りになってしまう。
152 :
G :2011/06/08(水) 11:05:58.97 ID:PJ3OOWmM
小室直樹の本を読み直している。
亡くなってから、橋爪大三郎や副島隆彦の追悼文などを読み、読みたくなった。
今は「憲法原論」「イスラム原論」に取りかかっているが、きわめて本質的な論議で
戦後の「論壇」には珍しい知識人だったと思う。
>>150 さん
なかなか鋭い指摘ですね。
おれも同書はおもしろく読んだが、
作者は、絶妙な「文壇パワーバランス」をもっていると思った。
これが党派制や、感情論、自慢だとイヤミになるが、さすがに福田はその辺はクリア。
大物にジャブを当て、新進に後々響くボディブローを打ち込み、
フットワークの軽さを「芸」にしているところが、うまい。
実際、くそみそすぎる船戸与一が読みたくなり、「山猫」と「砂のクロニクル」をよんだが、
なるほど、安手のアクション映画風で、福田はうまいことを言うなと思った。
けなし方がうまくて、帰ってダメ作家を読みたくなる、という(おれみたいな)のもいるんじゃないか。
船戸以外にも、藤原伊織を読み直して、甘ったるさに辟易して、自虐的快感を味わったw
@
/ /
./ / I
| (,,゚Д゚) <
>>135-137 |⊂i i⊃ 別のところでも書いたのだけど、
| i i 急にSFが読みたくなって「星を継ぐもの」と「竜の卵」を読んだのだが、
\_ヽ_,ゝ 訳のまずさが気になってちっとも楽しめなかった。
U"U
┌┐
./ ./.i
|. (,゚Д゚) < やはり、こういうのは、せめて高校生くらいまでに
|⊂i i⊃ 読んでおかないと駄目なんだなとあらためて思いました。
\.ヽ__ゝ
.U U
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/08(水) 20:39:22.39 ID:T3Wt3xet
>>153 そうなると原文で読むかってことになる。
で、「クローム襲撃」ウイリアム・ギブスンを"Burning Chrome"で読んでみたんだが。
最初の短編を読む。辞書を引いて読む。訳本を並べて読む。
確かに、どうしてもわからなかった基本的なアイデアが、
すっきり腑に落ちてユーレカって感じ。
でもこれじゃ、学生時代の英文解釈と同じだよね。サイバーパンクの疾走感全くなし。
自分の読解力(これも受験用語風)じゃ、このくらいの早さで頭の中に入ってほしいって、
作者の意図は踏みにじられちゃうのね。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/08(水) 20:48:40.62 ID:hjP1oJTc
原文でとなると、わたしの読解力じゃ『ドリトル先生 アフリカ行き』がせいぜい手一杯のところだった。 沼のほとりのパドルビーが Padlebie on the marsh (つづりはまちかっているかも) おしつおされつが Pusymepullya だったのがなつかしい。
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/08(水) 23:53:52.78 ID:8t6J58vy
『切りとれ、あの祈る手を』(佐々木中 河出書房新社)。 「<本>と<革命>をめぐる五つの夜話」 という副題がついているとおり、 一種の読書論ではあるのだが圧倒的な逸脱で、冒険小説を読むように一気に 読んでしまった。 あちらこちら何度も後戻りしつつ、それでも一気読みだった。 されば、『夜戦と永遠 ― フーコー・ラカン・ルジャンドル』(以文社)に 喰らいつかねば。 これもきっとスリリングな展開に違いない・・・・・。
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/09(木) 01:37:11.73 ID:DlHbvvky
島崎藤村の夜明け前 あんまり長いからちょっと飽きて、今は休憩中 しろばんばも長かったけどそれの倍位有る しろばんばは前半だけが映画になった事が有る 夜明け前も映画があったけどあれは全部なのかなぁ?
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/09(木) 10:01:04.95 ID:E6I7neMU
安くつく本 コストパフォーマンスのよい本 数学の本 ながもちします。
159 :
G :2011/06/09(木) 11:39:54.90 ID:OWrAXToz
>>153 さん
「星を継ぐもの」は、展開に夢中で、訳まで気にならなかったw
というか、おれぐらいの年齢のSFファンだと、
子供の頃にメチャクチャな翻訳が多かったので、慣れている面もあるww
ブラッドベリとかスタージョンとか、一部に名訳もあったが、
二桁台時代のSFマガジンに載っている翻訳なんて、不可解な文章がよくあった。
その頃は、自分がバカだと思っていたが(今もそうだが)、たぶんあれは訳もひどい。
>>154 さん
>>155 さん
原書だと、中学の時に「Flowers for Algernon」の長編版のペイパーバックを、
神保町の泰文社で100円でゲットしたのが最初。
表紙の「CHARY」の「R」が逆向きで新鮮だった。
トイザラスは、あのマネか?
短編版はポケット版ヒューゴー賞傑作選で愛読していたが、
原書の「けいかほうこく」は、綴りのマチガイが多くて、辞書を引いてもワカラン。
バカな時代のチャーリーも分からんし、天才時代は難しくてさらに分からない。
おれは、英語はダメだ、ご義務教育の時代に実感した。
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/09(木) 13:11:52.94 ID:Ps/XFMqz
>安くつく本 コストパフォーマンスのよい本 おフランス語やドイツ語の文法本もだなあ
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/09(木) 13:35:17.69 ID:Oj3KnqQd
数学の本で印刷ミスがあると悩む。ミスなのか、おれがまったくわかっていないのか。
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/09(木) 13:45:07.01 ID:Ps/XFMqz
東大出版会の野矢?さんの論理学の本、面白おかしく書かれているが、 数学なのか、記号論なのか、言語学なのかさっぱりわからんw
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/09(木) 15:07:28.48 ID:OWrAXToz
>158さん コストパフォーマンスのいい本。 個人的に何度も読み返して「長持ちする」ベスト3は、以下だな。 □「易経」(岩波文庫) コインで占うときに使う。 占いの結果以前に、易経の世界観は奥が深くて、何度読み直しても飽きない。 □「自省録」マルクス・アウレリウス(同) 断章が多いので、ちょっとした細切れ時間に一節を読む。 昔からストア派的な生き方にあこがれていたなあ。 □「論理哲学論考」ヴィトゲンシュタイン(同) 最初は中公の世界の名著のその部分を切り取ってw持ち歩いていたが、 文庫がでたので便利になった。 どの一節も、考え出すときりがない。 これらの本は、読了、ということはないと思う。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/09(木) 18:35:04.34 ID:X+v6nBzM
>>129 埴谷って1ページも読んだことない、詐欺師、教祖くさい、 あんなので世の中生きていく、
飯を食っていく秘訣を本にしてたら読みたいが
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/09(木) 20:05:06.00 ID:zWqxwECa
私も『星を継ぐもの』の訳は気にならなったクチです。 今、星野之宣氏が『ビッグコミック』だったかで、コミック化してますね。 J.P.ホーガンはハードSFの先駆者みたいな方なんでしょうか。
@ / / ./ / I | (,,゚Д゚) < 私、英語力がほとんどないもので、原書で読むなんて、とても無理です。アハハ- |⊂i i⊃ | i i まあ、少々あったとしても、読書のメインタイム?は通勤電車の中なので、 \_ヽ_,ゝ やっぱり無理でしょうね。 U"U ┌┐ >安くつく本 コストパフォーマンスのよい本 ./ ./.i |. (,゚Д゚) < 聖書かな。ホテルから持って帰ればタダだし、読み応え十分。 |⊂i i⊃ 少なくとも電話帳より面白そうだ。 \.ヽ__ゝ .U U
@
/ /
./ / I
| (,,゚Д゚) < だらだらレスを書いているとこういう間抜けなことになります。アハハ-
|⊂i i⊃
| i i
>>165 \_ヽ_,ゝ これで、気にならなかった方がお二人。
U"U
お二人の読んだときの年齢が知りたいです。ハハ
┌┐
./ ./.i
|. (,゚Д゚) < ハレルヤ
|⊂i i⊃
\.ヽ__ゝ
.U U
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/09(木) 22:11:19.88 ID:G34843k2
翻訳の文章は地の文よりも、会話文がきびしいよね。 たとえば、「羊たちの沈黙」トマス・ハリスなんかを見ても、緊迫感が… と手元の文庫本を見ていたら、 主人公の上司ジャック・クロフォードが自分と同い年なことに気付いた。 死の床にある妻の介護に消耗して、たった今まで読んでいた本が判らなくなり、 本の温度を触れて見分けるシーンに泣けた。十年前には気付かなかった。 翻訳は大したことないかもしれないが、 それを透かしても見えるぐらいの描写やストーリーの凄みってものがあるのかもしれない。
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/10(金) 11:28:34.64 ID:Sbr6uE6h
別に気象予報士の資格取るきはないが、「一般気象概論」って教本を 読んでいますが。これはすくなくとも三回は読み直そうと思う
最近は宮城谷昌光さんのを読み返してるな 頭が悪くてボケて来てるんで何度読んでも美味しい
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/10(金) 18:11:54.52 ID:1tDbig0H
山田風太郎の日本の国柄、国民性への冷ややかな目 筒井康隆がエッセイ、小説の中で示唆する見通しもよくあたる。
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/10(金) 20:31:25.10 ID:O/zCIEVp
ダブルフアンタジー しかし、ジイさんたちには毒かも〜
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/13(月) 09:40:36.89 ID:EvTqZ2lW
第2次筒井康隆全集発行希望、
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/13(月) 09:44:28.92 ID:EvTqZ2lW
三浦主門全集 付 曽野綾子解説
拡張子txtをzbkに変えると携帯で読めると聞いたんで 最近は青空文庫形式の本をボチボチ読み返している
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/13(月) 16:18:07.09 ID:x52V0YLO
いま、高校の数学を全部復習しているよ。案外、いい時間つぶしだよ
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/13(月) 19:39:42.22 ID:7UdOCjnB
もう目も悪くなってきたし、あんまり難しい本は読みたくない。 池波正太郎がいい。
178 :
G :2011/06/14(火) 17:31:55.26 ID:azLKcvk5
>>165 さん
ハードSFというと、おれの場合ジェイムズ・ブリッシュとか、
ハル・クレメントを思い出しますねえ。
なんかSFもニューウェーブの頃は夢があり、サイバーパンクは驚いたけど、
その後はサブカルみたいになっちゃった気がしますね。
星野之宣は大好き。
士郎正宗はさらに大好きだ。
>>168 さん 「会話がきびしい」
これは言えると思う。
会話の文体で、年齢や階級、性格が出てくるからなあ。
>>170 さん
風太郎の「戦中派不戦日記」は
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/15(水) 09:45:20.10 ID:SI0tb4Rk
山田風太郎の日記は5、6種類ある、 図書館にならんでいた。全部読んだが、覚めた目が印象的。
文庫棚で見かける復刊、新訳もの シャドー81 幼年期の終わり 都筑道夫の砂絵シリーズ 光文社の翻訳もの
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/25(土) 19:49:51.24 ID:Q1voJPOb
レンズマンシリーズ、キャプテン・フューチャー、デュマレストサーガなどなど、ああ、買い揃えたい
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/25(土) 20:06:36.18 ID:lSfx/6f5
ペリー・ローダンシリーズは、さすがにそろえたいと思わんJARO。
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/25(土) 20:09:00.34 ID:Q1voJPOb
>>182 たまに立ち読みするをもうわけわかんねっす。
100巻までは追っかけたかなあ。
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/26(日) 07:35:42.95 ID:6RkliJsI
丸谷才一は「くさまくら」が好きだったな、懲役忌避者の 暗くしかし充実した青春と現在のふやけた大学教員の生活 とのコントラストがよかった。どちらにしても悪戦といえる 生活の実相をいずれにも共通した醒めた視線がリアルを浮き 上がらせていた。作者の孤をたしかにかんじた。 が「裏声で歌え君が代」でがっかりした、がその理由が当時よく わからなかった。ただ緊張感がまるでないのはよくわかったが。 戦後に寝惚けたんだろうな、江藤淳がいささか常軌を逸する かんじで攻撃してたのが50に入った歳のいまになってわか るなんてこっちも寝惚けてたんだとしかいいようがない。
ささまくらでせう
最近は本を買わなくなったな 図書館で三文小説を借りて読んでいるが、ネットでひらったテキストのほうがメインになった 集中力も途切れ目も耳も遠くなり、梅雨に入って水虫は疼くし屁も臭い ボケた頭で一冊読み終わるのに一週間もかかるのはお笑い種だが、 それもネットのエロサイトの誘惑に負けて時間が足りないせいだと自分に言い聞かせている
187 :
G :2011/06/28(火) 11:19:27.16 ID:UGLcVEpk
>>179 さん
山田風太郎は、戦前・戦後の日本人の変節が、耐えられなかったのでしょうね。
>>181 >>182 さん
自分が最初に読み通した大人のSF長編は、「宇宙のスカイラーク」だったと思う。
レンズマンは熱中したが、ほんとにはまったのはE・R・バロウズの「火星シリーズ」。
武部本一郎先生のイラストに、どれだけ青春の膏血を搾り取られたかww
>>182 さん
ペリー・ローダンは、銀河系征服したあたりでやめました。
そういえば、グィンサガで、何か社会問題が起こったことがあったな。ハンセン氏病かなにかで。
小室直樹の本を古本屋で集めて読んでいる。
再読のもあるが、「ソ連の崩壊」「憲法」などは、実に鋭い。
若い頃は、小室先生のちょっとへんてこなところや、アカデミズム主流から無視されているなど、
やや色物っぽい感じで見ていたが、今になってみると、これが主流だ。
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/28(火) 15:49:55.01 ID:Ts4QTce5
Hennry A Kissingerの「核兵器と外交政策」古いが・・・ 国会図書館でみつけたが、原書をNew Yorkの古本屋で買ってきて 翻訳中
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/28(火) 16:13:33.43 ID:dH0k05LH
>>187 小室直樹は「ソビエト帝国の崩壊」あたりで「とんでも本」を書いている奇人という風に見ていた。
不明だったなあ。ほんとに読みなおしたい。
ソ連は俺にとっちゃ米ソ対立の一方の雄。
子供の頃から宇宙ならガガーリン、生物ならオパーリン、ルイセンコ。
物語付きで教えてくれる学校の先生たちがいた。
分かる人は、ベレンコ中尉亡命事件(1976)のミグ25の分析あたりで分かってたんだろうがね。
70年代終わり頃のある大学では、工学部の新入生にロシア語を第2外国語として勧める案内があった。
いったいどんな文献を読む必要があったのか。
「コンビナート」か何かか?文系だったから分からない。
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/28(火) 16:57:09.31 ID:55eb3ZxY
山田風太郎、筒井康隆のエッセイ→素晴らしい日本語 あと私の偏見(essay) 五木寛之 中身なし、 大江健三郎 イライラしてくる、まず言いたいこと箇条書きにしろ、 西部なんとか 大江健三郎と同じ、
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/28(火) 17:56:22.11 ID:T76laif8
語学は目的なしに勉強するのは難しいねえ、若い頃、仕事免除で給料もらって外国語を勉強したが、 よく勉強した。 促成コースでその外国語でその外国語を教えるメソッドだった。効果てきめんでしたね。
192 :
G :2011/06/29(水) 17:19:44.11 ID:laRWOx6M
>>188 さん
これはすごいな。
おれは自伝だけ翻訳で読みましたw
各国の首脳陣の論評、特に毛沢東と周恩来のが鋭かった。
>>189 さん
ソ連、共産話は、50代だとある程度は実体験があるんじゃないでしょうかね。
1970年代だと、宇宙技術とか、資源採掘なんかは進んでいたのかな?
高校時代に、日教組やってた先生(30代)が、
「おれはこれからロシア語を学んで、マルクスとレーニンを読破するんだ!}
と言っていたが、どうなったことか。
全くの余談。
去年ベトナムのホーチミンに行ったとき古本屋を除いた。
一番奥の棚にロシア語のマルエン全集、次にフランス語の何か(教科書か?)
次にアメリカの腐りかけたペーパーバック、一番表に、
ドラえもんその他の日本のマンガ(のパクリ)が並んでいた。
あまりにわかりやすい構図に、考古学の地層みたいだと思った。
>>190 さn
おれは、人には知られたくないがw、今でも五木寛之の初期の短編を
読み返すことがある(ちょっとおもしろい)
ただし、長編はだめ。
大江健三郎も、ほぼ、廃人、文化的虚栄人じゃないでしょうかね?
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/06/29(水) 20:44:45.14 ID:xHPbEP+X
阪大の理科系でロシア語やってたの知ってる。 スミルノフ高等数学教程は読んだことある、理解は していない、 明晰な文章を読んで理解できないとはーーー、
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/01(金) 21:37:38.89 ID:Q6HRrnfu
1年ほど前、行きつけの散髪屋に新入りがいて、適当に世間話をしていたら、 本を読むのが趣味でという話。月に何万も使うとか。 つい食いついてしまい、「おっちゃんにおすすめは?」。 ラノベ「化物語」と「アルジャノンに花束を」を勧められる。(溜息) (アルジャノンは名作だよ、念のため。) こっちに合わせる話題のつもりの五木寛之も、「青春の門」くらいかな。確かに読んでるの。 よくがんばったが、話しだすと手が止まるのが欠点。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/01(金) 21:40:50.09 ID:fNOk0xOg
そんなに買ってると床が抜けるよ
196 :
G :2011/07/04(月) 18:55:31.39 ID:5CvbvycQ
>>194 さん 「月に何万も使うとか」
うーむ、おれの知り合いにもそういうのがいるな。
ライトノベルはシリーズが多いとかで、マンガ並みにずらっと並んでいる。
後は軽装版の赤川次郎とか、西村京太郎とか、これも固めて揃えてあった。
月に50冊は買うといっていたからそれだけで数万円はかかる。
そのくせ、一般の文芸や人文系は、全く知らないし、興味もない。
同じ本好きでも、色々いるんだな、と思った。
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/05(火) 13:51:25.23 ID:S/v/OvyR
ラノベとか読んだことがないが
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/05(火) 20:32:06.13 ID:Dd9tZHhC
時代小説でいうとチャンバラもんみたいなノベルか。 剣客商売とか。
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/05(火) 22:03:20.69 ID:BpsCzZef
昔、ジュブナイルとかヤングアダルトとか呼ばれていたジャンル。 SF系なら「時をかける少女」は学年誌なんかに連載されていた。 もっと昔にさかのぼると秋元文庫系「少女小説」とか、 梶原一騎も書いてた月刊誌連載「少年小説」なんかもオリジンの一つじゃないか。 70年代SFブームの最中、朝日ソノラマ文庫「宇宙戦艦ヤマト」のノベライズ版あたりで表に出て来た感じ。 196氏も触れた赤川次郎とか夢枕獏なんかはメジャー版てとこか。 そうそう、少女漫画風の表紙絵はラノベの特徴だね。 40過ぎてからの「デルフィニア戦記」は買うのが辛かった。
> そうそう、少女漫画風の表紙絵はラノベの特徴だね。 ラノベって読んだことないけど、「たったひとつの冴えたやりかた」もラノベに なるのかなぁ? 20代の頃に買っておいてヨカッタw
201 :
G :2011/07/06(水) 12:03:54.42 ID:pUXFg+8M
>>199 さん
たまたま少女漫画風カバーの本をもらい、ぺらぺらめくったら、
ホモ小説じゃない?
これが、例のボーイズラブものか、と納得しましたが、
ライトノベルでの「ホモ系」の立ち位置というのは、どの辺なんでしょうか?
>>200 さん
はは、これはうまい、座布団3枚。
言えますねえ、これって。
ジェームズ・ティプトリーjrの文庫って、
どうしてこういう挿絵なんだろう?
全く作品と違うじゃないか! ゆるせん。
SFの文庫でいうと、大好きな「フューチャーメン」シリーズの挿絵もひどい。
人によっては好きな方もいるかもわかりませんが、
おれの好みだと、野田大元帥が紹介していたアメリカの雑誌の方が、
数百倍あってるな。
古い話だけど、「レンズマン」の真鍋博も違和感があったな。
最高神は、何と言っても武部本一郎先生のデジャー・ソリス。
おれの青春には、「王女様」と、ジョアンナ・シムカスしか、いない!キリッ
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/06(水) 13:35:42.51 ID:YD6nO0pK
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/06(水) 15:17:02.71 ID:YD6nO0pK
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/06(水) 18:47:17.71 ID:4x9Sws83
>>201 たしかにキャプテンフューチャーシリーズの挿絵はちょっと他とちがってたね。
でも味がある絵だった。
レンズマンは、新訳で出た方の挿画が普通のSFイラスト調で真鍋さんのに慣れてたワタシには逆に違和感があった。
たいした問題じゃないけどね。
SF文庫の挿絵というと、ジェイムスン教授シリーズの石ノ森正太郎(当時;石森正太郎)のものが懐かしい。
オレはSF文庫の挿絵ときたらR・ブラッドベリィ「10月はたそがれの国」の ジョー・マグナイニ(ジョセフ・ムニャイニィ?)かな 少々不気味ながらも不思議な魅力のあるイラストだったなー そういえばポケミスサイズ版のハヤカワSFシリーズ「火星年代記」(S38年発行)の挿絵も 真鍋博さんでした
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/06(水) 20:21:06.92 ID:J2rmHfWu
サンリオ文庫の アーシュラ・K・ル=グイン「ロカノンの世界」「幻影の都市」は竹宮恵子の表紙だった。 ハヤカワ文庫ならアンダースン「天翔ける十字軍」の深井国とか ベスター「虎よ、虎よ!」の生頼範義、ブラウン「発狂した宇宙」の加藤直之が印象深い。 「テクニカラー・タイムマシン」のモンキー・パンチなんてのもあった。
207 :
G :2011/07/07(木) 10:20:04.70 ID:B8GPPRA0
>>204 さん
なるほど、だいたい共感しますね。
真鍋博さんのは、無個性的だけど、実は強烈なインパクトがあり、
いちどあれをみると、もうそのイメージから離れられないところがあるな。
石森正太郎は、SFをよく分かっているまんが家だったな。
「009」はもちろんだけど、「リュウ」とか懐かしい。
萩尾望都のブラッドベリものも、結構早かったように思う。
おれはSFマガジンとポケットブックのSFシリーズで育った人間なのでw
SFMだと、新井苑子さんのピュアで繊細な絵が懐かしい。
とくに「あなたとならばどこまでも」とか、ヤングの作品もよかったなあ。
>>205 さん
ブラッドベリはいいイラストが着くことが多いですね。
おれが好きなのは、SFシリーズの「ダークカーニバル」は最高だと思う。
>>206 さん
おお、サンリオでウィン。
あなたも相当な手練れですな。
深井国はその後出世して?、朝日新聞日曜版のイラストを書いてましたね。
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/07(木) 11:30:24.84 ID:9PBDoWQk
失敗の本質? だったかな・・・大東亜戦争中の帝国陸海軍の負け戦を 解説してあるが、ノモンハン事件のときの関東軍と、陸軍省の参謀本部 の関係はまるでいまの東電・民主党政府・高給官僚とのあり方とまったく 同じですな〜
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/07(木) 12:57:25.62 ID:is6Up4CN
ノモンハン事件はソ連側の敗けだったらしい、 ソ連崩壊後わかったらしい、
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/07(木) 15:17:30.17 ID:9PBDoWQk
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/07(木) 20:02:23.59 ID:nYbtTSvU
>>207 深井国は、虫プロ「悲しみのベラドンナ」ではじめて見てびっくりし、
その後SF系の雑誌でちらちら見ていただけだったんだが、
知らないうちに山村美紗のお抱え絵師みたいに表紙絵を書いていて、
今は時代物が主なフィールドだな。
世間では時代に寄り添う職人絵師って位置づけなんだろうけど。
俺の中には未だに、少し退廃をにおわせた70年代風イラストていうと深井って言うイメージがある。
振り返って、60年代は真鍋博。子供だった俺に、「未来」のイメージを植え付けた。
今辺りを見回すと真鍋風「21世紀」の世界が広がっている筈だったんだけど。
ル=グインは「闇の左手」。
ハヤカワ文庫('78)のデューラー風の細密肖像画か、SFシリーズ('72)のシュールなイラストか。
どちらも捨てがたい。
サンリオSF文庫でカルペンティエールをはじめて知った。主流文学をけっこう入れていたなぁ。 SFではマイケル・コニィ(最近河出文庫で再刊)とかキース・ロバーツの「パヴァーヌ」とか好きだった。 今日、パトリシア・A・マキリップの「星を帯し者」とボルヘス「砂の本」を買った。 買う本読む本は昔読んだ再刊、復刊ばかり。
表紙絵で好きなのはキングの藤田新策。 文字を追うのに疲れて本を閉じた時に表紙絵でまた 引き込まれる。 ボルヘスの「砂の本」はもう一度読み返したい本リストの上位です。
214 :
G :2011/07/08(金) 11:57:22.25 ID:tpNOvZuJ
>>208 さん
なるほど、面白い見方ですね。
おれの印象だと、民主党と自民党は、皇道派と統制派の争いと似ていて、同じ穴のムジナ。
両党で傾向が分かれる、というより、官僚=独占業種にのっかった
「官僚統制型利権政治家」と「大衆依存型どぶ板政治家」の二つに分かれ、
両党とも党内にこの両派がいると思います。
二次大戦の歴史では、結局「官僚統制派」が、「腐敗大衆政治家」を追放したな。
>>211 さん
山村美沙は読んでないので不明ですが、
深井国は主張が無く、技術で勝負、みたいなところが好きだな。
結局それが個性になってるし。、
おれは「闇の左手」もSFシリーズで読んだな。
>>212 さん
サンリオで南米文学出してたのは、知らなかったな。
ボルヘスは、何となく「コスモポリタン作家」みたいなイメージだったし。
でもサンリオはいい選択してましたね。
おれは、SFMで何作かよんだトム・リーミィが好きで、
サンリオの文庫を探してますが、去年、神保町のワンダーで「○千円」でびっくり。
やっぱり欲しくて、翌週買いに行ったら無かったw
先週ぐらいから「許されざる者」(辻原登)をぽつぽつ読んんでいるけど、
この人は大物だと思う、面白いし、余裕があるし、大人のの作家の印象。
早く(下)をかわなくちゃ。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/08(金) 15:16:56.00 ID:LV1f4TnZ
by 208 いま、ミッドウエー海戦の部分読んでいますが、また帝国陸海軍・大本営は 同じことをやらかしとる。国民の命はオイラの手のひらの中さ。と笑って おる今日の政治屋とたいして変わらんな。永遠にこんなバカ共がベンチかと思うと あほらしくてニッポンジンやっとられんな。 どこの国にゆこう? 同じか為政者は
知合いが宮本輝を昔からずっと好んで読んでいたらしい。 俺には彼の作品に「演歌の嫌らしさ」を感じて興醒めしてしまうのだが… 好きな方、何処が気にいってるのですか?
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/09(土) 10:05:32.30 ID:Td0FtF3F
>>215 「国民は、その国民に見合った程度の政府しか持ちえない」E.H.カー
サンリオの文庫部門が出来た時は、世の中にこれほど 不思議な物語がいろいろあるのかと素直に感動した。 PKディックなども創元より早かったんじゃないかな? 翻訳小説に取りつかれる入口になった。
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/09(土) 22:28:07.51 ID:D5rAwKDf
>>218 ディックにル=グイン、ゼラズニイとかサンリオ文庫にはほんとにお世話になった。
今手元に残っているのは、ル=グインとボブ・ショウくらいなんだけど、
巻末リストを見ると、老舎の「猫城記」なんか、いったいどんな作品だったんだろうとワクワクする。
ディックはハヤカワ文庫の「電気羊」で読み始めた。
そのとき既に、映画「ブレードランナー」の原作として人気があった。
萩尾望都の1972年の作品の背景に落書き風に書き込まれていたから、
SFファンの間では知る人ぞ知る作品だったのだろう。
サンリオ文庫が廃刊後は人気作は創元やハヤカワで復刊されたんだね。知らなかった。
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/09(土) 22:36:47.40 ID:Q0EfjPfr
あえて、官能小説を読んでいます。フランス書院の倉田稼頭鬼の痴漢シリーズ を電車の中で読んでいます。内容と居場所が一致して、ムズムズします。
サンリオ文庫って他の文庫本に比べて紙(表紙含む)の劣化が 激しいような気がするのは俺だけかなぁ? 同じ環境で保管してるんだけど ・・・と今気付いたが、消滅してから人に貸し出す機会が増えたせいだなw
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/09(土) 23:36:38.63 ID:mD00Z7uC
サンリオ文庫の巻末の刊行予定リストだかに、「○○○翻訳」とすべきところを「誤訳」とやらかしてしまったものがあり、好事家の喜ぶところになっていたのを思い出した。
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/10(日) 00:12:57.29 ID:Q0vBtuzu
>>216 ここで宮本輝を「語る」のは、なんだか地雷っぽくて怖いけど。
大学の図書館で暇つぶしに読んだ別冊文芸春秋で「蛍川」を読んで以来、読み続けている。
「演歌の嫌らしさ」は、本人もデビュー当時に「新派悲劇」と呼ばれて以来自覚的かな。
読者が泣きたいなと思うところで泣かせる、酔いたいなというところで酔わせるって所か。
浅田次郎でサメザメと泣く、今の俺には問題ないね。
まあ、本人は自分の中の読者のために書くとか言ってたが。
若い頃は、作品の方々においてある死や狂気や倒錯のガジェットに惹かれてたところがある。
「蛍川」の蛍の死臭、「泥の川」の燃える蟹、釘が刺さったまま生きている蜥蜴、
マッチの火に照らされた放火魔の鼻。
メジャーな「青が散る」や「優駿」にも色濃くそれはあった。
自分の内なる変態が作品に感応したってか。(byおすぎ)
父親を描いた連作以降は、何となく肌合いが合わなくて惰性で読んでいたが、
五十を過ぎてまたじっくり読むようになった。理由はよく分からない。
結局「泥の川」「錦繍」「青が散る」が好き。
すまないね。説明になってないけど。
ディックは熱に浮かされたように読んだ記憶があり 今もすぐ手元に「ティシモーアーチャーの転生右」「ライズ民間警察機構」 「流れよわが涙と警官は言った」「あなたを合成します」などがあるが 手にとっても、内容を思い出せない。 読み返す良い機会でもあるわけと喜んでいいのか悲しむべきかw
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/10(日) 11:55:37.45 ID:RZan0TbF
むかしばなしで恐縮ですが、60年代末〜70年代はじめくらいに「中1時代」「中1コース」 (この雑誌名すらいまやあやふやなんですが)に、ときどき今で言うジュブナイルの原型のよ うな少年向けSF短編が掲載されていました。当時小学校高学年だったわたしは、それらを友人 のお兄さんが持っていたのを借りてむさぼるように読んでいました。 作者はおそらくは福島正美、眉村卓といったかたたちだったとおもいます。歳のせいでしょうか あの、掲載雑誌の雰囲気とまったく背反するかのような、どこか暗く死の匂いの充ち溢れた短編 をもう一度読んでみたいとおもっています。(後年、福島氏が当時病を患っておられたことを知り ました。それがあのただならない暗さと深さをこどもこころに感知させたのかな?などとおもった 次第です。) わかりにくい話で恐縮です、どなたかご存知のかたいらっしゃいませんか。
>>225 その年代かあまりはっきりしないんですが
私はそれらの雑誌の別冊付録(と思われる)文庫本サイズで100〜200ページ程度の冊子になった小説を
やはり近所のお兄さんから数冊ばかり貰って読んでいた記憶があります。
その年代の少年少女が好みそうなSFやミステリーが主で海外小説が多かったかな。
そんなことからホームズ、ルパン、乱歩などを読み始めるきっかけになったような気がします。
全然関係ない話かも知れませんが何かの参考になれば。
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/10(日) 18:22:54.15 ID:/f0171AH
わざわざありがとうございます。 わたしも遠い記憶を辿ってみたのですが、たしか別冊だった ようにもおもえます。40年近く前になってしまい、おそらく そうした別冊もほとんど現存していないような気もします。 余談ですが、おはなしくださいましたようにわたしもやはり あの別冊から内外SF、乱歩等の世界に導かれたようにかんじ ております。 たいへんありがたいおはなしをどうもありがとうございました。
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/11(月) 12:57:50.32 ID:e4PWxSH6
いま、東大出版の一般気象学読んでいます。ちょっと基礎学力がなさすぎて、 数学I、物理、化学の教科書と並べて読んでいますW
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/11(月) 14:23:11.75 ID:KcIl2Dnr
単調で有界な変数は極限値を持つ の証明を読んだ、 恐れ入った。
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/11(月) 14:54:43.96 ID:psq3ri1Y
「戦史叢書」(公刊戦史 防衛研修所戦史室 全102巻) 世の中には、この全102巻を読んだ人がいるらしい。ほんとかいな? おれは、市立図書館で「 ハワイ作戦」と「ミッドウェー海戦」の巻を 読んだだけ。う〜ん、運命の五分間って、やっぱりウソだったのか。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/12(火) 08:29:36.23 ID:V23IbfMz
>>230 書いた人がいるなら読んだ人もいるがな。 定年後、生活に心配なきゃ
おまいもよめばいいさ
232 :
G :2011/07/12(火) 11:52:06.09 ID:BR8E35Qf
>>218 さん
サンリオよりも創元の方が早いけど、一番早かったのは、ハヤカワSFシリーズでは?
今はもうないけど、SFシリーズと世界SF全集の功績は、大きいと思う。
「宇宙の眼」「高い城の男」とか、おれはSFシリーズで読みました。
>>219 さん
ご指摘のように、サンリオは、欧米以外の作家も取り上げていて、
そこが大きな魅力でしたね。
サンリオ話が出てるので、ちょっと余談ですが。
サンリオは、作品選びの「先進性」「グローバル性」「文学性」で有名。
その編集のメインになったのが、山野浩一さんですね。
昔のSFファンなら「X電車で行こう」とか、名作で記憶に残ってると思います。
SF界wで「ニューウェーブ」が話題になった頃、
山野さんは「ワークショップ」というのを、個人的に?開催していました。
素人、新人作家、翻訳家などが、話題作や未訳作品を紹介・合評したりする集まり。
当時おれは学生でしたが、おっかなびっくりこれに何度か参加させてもらいました。
今思うと、後でサンリオで出たタイトルのペーパーバックが取り上げられていて、
「ああ、あの時のだ!}と懐かしく思い出したなあ。
山野さんの自宅は、東京西郊のマンションの高層階にあり、
仕事部屋だったのか、一人暮らしだったのか、本がうずたかく積んであるのが印象的。
ワークショップは、その中の和室に車座にあぐらをかいて、いろんな人が
SFとその周辺の話を、あれこれ話しまくる楽しい集まり。
終わると、たいてい山野さん手作りのご飯が出て(カレーがうまかったな)、それも楽しみでした。
233 :
G :2011/07/12(火) 11:55:52.44 ID:BR8E35Qf
>>225 さん
>>226 さん 「雑誌の別冊付録」
懐かしいですねえ。
おれの場合、これに加えて「ボーイズライフ」も思い出があります。
「付録」ですが、中学入ったら教室にこれが数十冊捨てて?ありました。
試しに読むと薄くてすぐ読めるので、熱中し、他の教室から集めて読みまくりました。
薄っぺらで服のポケットに数冊はいるので、時間があると読んでたな。
後で考えるとダシール・ハメットのオプもの、ハミルトンの「部隊」ものといったミステリ、
SFだと、ストロガツキー兄弟、ウィンダム(トリフィド)、アシモフなど。
確かハインラインの「宇宙の戦士」もあったなあ。
そう、ヘンリー・スレッサーの「短編」もあったようだけど、あれは「伸ばした」のか?
全体に大胆なw抄訳で、あとあと記憶で比べると、相当改変もあったようですが、
中学生にはぴったりで、おれが「小説って面白い」と気づかせてくれた、
大きな要素ですね。
この「付録」って今でも手に入るんでしょうかね。
もしあれば、今でも読んでみたいな。
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/12(火) 19:26:53.85 ID:WlTfeSU/
>>232 そういう場所で、そういう人たちと一緒に呼吸をできただけでうらやましいね。
地方の大学生にはまねできないなあ。
俺の育ったところでは、小学校校区に1軒の本屋も無かった。(中学校区にもかな。)
そんな中で出会ったのは、創元推理文庫。ヴァン・ダインのファイロ・ヴァンスシリーズ、
クイーンのドルリー・レーンもの。ミステリーに耽溺した。(試験からの逃避にも使った。)
ハヤカワミステリーはポーターのドーヴァー警部ものでたどり着いた。
中学生の俺はその巻末リストから、SFなるものを見つけ出し、
乏しい小遣いから本屋に注文を出した。
(家に毎月中学○年コースを配達してくれていた。)
やっと手に入れたのはアシモフ「銀河帝国の興亡1」(ご存知大御所の代表作)、
KHシェール「地底のエリート」(核戦争滅亡後の世界を描いたドイツ人作家の作品)。
ついにSFの時代がやって来たわけ。ハヤカワ文庫もたぶんアシモフからだったと思う。
そのうち、新潮文庫から小松左京が「地球になった男」で、
角川文庫から筒井康隆が「幻想の未来」で合流し、テレビから「宇宙戦艦ヤマト」が発進した。
これに、自宅にあった「世界文学全集」と「宮本武蔵」を隠し味に、
中高生の俺の読書傾向は出来上がった。
早川・創元は何故かミステリーではお世話になりましたが SFは食わず嫌いで、 サンリオの登場でハマりました。 カートボネガットくらいしか読んでいませんでした。 まわりまわって、10年くらい前にJPホーガンなどでだいぶ読みました。
236 :
G :2011/07/13(水) 18:21:35.83 ID:f7njR98I
>>234 さん
懐かしい名前ばっかですね。
SF大会とか、ファンジンとか、やりましたか?
おれは高校まで地方だったので、SFのコンベンションに行くのはたいへん。
確か高校1か2のSF大会?の時、クイズかプレゼントコーナーで、
早川書房の人(たぶん、森優さん)が会場に駆け込んできて、
「みなさん、今度ハヤカワからSF文庫がでます。今刷り上がったのを持ってきました!」
って、正解者?に配りましたね。
確か5タイトルあり、ウチ1冊は>234さんご指摘の「ファウンデーション1」。
私が当たったのは、フィリップ・ホセ・ファーマーの「階層宇宙」でしたw
文学だとまずSFの臭いのするものから始まり、中公の青と赤の
世界と日本の文学全集をざっと。
同じく中公の「世界の名著」を解説メインですが、さらっと読みました。
>>235 さん
SFシリーズは高いので、おれも創元(の古本)が基本でしたね。
猫とピストルのマークのは、手当たり次第読んだな。
サンリオ登場のころは、社会人成り立ての頃で、なぜかSFに興味が無くなり、
(松本清張と大岡昇平ばっかよんでいたw)
ごく一部しか読んでいないのが残念です。
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/13(水) 22:37:48.45 ID:fHGE/Dpb
最近は流行らないけど、若いうちに「文学全集」に載っているような作品を、 読めって言う大人がよくいたよね。 俺もだまされた口で、ミステリーを読むようなつもりで「白鯨」を読み始めたら、 いきなり、クジラの博物誌と言うか定義付けというかが始まって、口をあんぐりさせたものだ。 本筋が始まるまで、舞台背景を延々と書き込んでいく、近代文学の作法に慣れるまで、 ただただ何冊も読んでいく必要があった。 「レ・ミゼラブル」の主人公が出てくるまで、最初から何十ページも「田舎の司教様」の人となりを読まなければならなかったり、 「戦争と平和」でいきなり登場人物が何十人も出てくるパーティーの場面に文庫本3分の2位つきあわされたり、 栗本薫かよっ!状態。 ラノベもいいけど、「ほとんど分からないけど、面白いかもしれない」背伸びした作品を勧める、 はた迷惑な親父でいたいね。
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/13(水) 23:03:14.64 ID:fHGE/Dpb
>>228 文系の頭をしていた俺は、一生「数III」の教科書なんて開くことは無いと固く信じていたが、
「平面に切り取られた、回転体の体積」をどうしても、調べなくてはならなくなって、
何十年ぶりかに数学IIIの入り口に立ってみたことがある。
ちょっと頭をひねったが、エクセルに関数を使えばなんとか近似的に分かる。
16歳位のときに分かれよな。
計算が遅いと、数学的なことは全く分からないと自分で決めつけていたからな。
人を出身学部で文系、理系に色分けするのは日本人特有の習慣らしいよ。
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 00:06:37.30 ID:jlNQfL/G
だってよお、高3の学年10クラスのうち、文系が7クラス。 そのうち、英語強化で理科II選択「生物II」のクラスだったんだから。 クラスほとんど、現役で私立文系受かればいいなって連中だぜ。俺も含めて。 2年のとき「物理I」を教えてくれた教師の口癖は「分からんでいい!」だったからな。 そのせいか、ときどき「新しい高校物理の教科書」なんてのを衝動買いしてしまう。
話がそれて申し訳ないが、 妹は高校時代数学は10段階で2レベルだったが、50を目前に受けた 手術の担当医が恐ろしく馬鹿で、こいつでも数3クリアしたのかと思うと 悔しくて、数学にハマり毎晩医学部レベルの数学の入試問題を 解くのが趣味になってしまいました。 センターは普通に8割クリアできるくらいになっている。 挑戦するつもりはないが、理系が駄目は思い込みかもに一票w
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/14(木) 11:49:49.12 ID:CyaQc7wr
>>238 久しぶりに数学の脳を使うと気持ちいいよな
おれはその逆で(文系の?)歴史が嫌いだった。年をとったせいか、なぜ前大戦が起きたのか? が 知りたくて勉強してる。と言っても歴史の教科書みたいなのを体系的に読むのでなはく 興味の赴くままにあっちへ行ったり、こっちに戻ったりだけど。 高校レベルの勉強というのは、必要に応じて必要な時期に、でもいいんでは?って気がするよ。スレチでスマソ
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/16(土) 08:01:13.54 ID:ND/Xr0IZ
>>236 >社会人成り立ての頃で、なぜかSFに興味が無くなり、
>(松本清張と大岡昇平ばっかよんでいたw)
あったあった、そんなころ。
ル・グインとホーガンが座ってたところに村上春樹と山本周五郎が同居してた。
おかげで、伝説のDAIKON IVにも行きそびれた。
「ナウシカ」を映画館で見て「もう青春も終わりかな」とつぶやいた。(笑)
そのうち、全く小説が読めなくなって、村上や宮本輝や高村薫も中断した。
知的体力が落ちたのか、嗜好が変わったのか。
歴史や社会科学、ノンフィクションものが多くなった。
また、何でも読めるようになったのは最近だな。
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/16(土) 18:37:07.48 ID:1hvJjUdK
>>239 ただ武田邦彦の大活躍をみていると基礎に確かな知識を持っている人は強いなあと思う、
ルポライターだと取材結果をつなぎあわせるのが目一杯というのが多い、
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/17(日) 10:10:18.99 ID:BWRojQ9x
>>225 漫画家の吾妻ひでおのインタビューを読んでいて、「SFとの出会い」ってところでこんなのがあった。
吾妻 中学の頃に『中二時代』とかの付録の本を読んだ記憶があります。
S(聞き手) SFの付録がよくありましたもんね。(以下略)
文芸別冊 総特集 吾妻ひでお 美少女・SF・不条理ギャグ、そして失踪 11/4/30
吾妻は昭和25年生まれらしいから、昭和30年代末にはもうあったんだね。
俺は昭和46年から「中○コース」をとっていたけど、記憶に無いんだよね。
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/17(日) 21:59:06.39 ID:9JWZNp7s
>246 わざわざありがとうございます。 好きな作家の吾妻さんのおはなしからてがかりが得られる とはおもいませんでした、ご案内いただいた文芸別冊さが してみようとおもいます。個人的にはあの別冊付録の担当 編集者が誰だったのか?(宇宙塵グループが関わっていた のではないか?とおもっています)また、いつからいつまで で出されたのか?、そしてその作品リストなども調べよう とおもっています。 貴重な情報をいただきましてどうもありがとうございました。
248 :
G :2011/07/19(火) 11:54:55.20 ID:BprNGDyM
>>237 さん
結果的に、そのおやじさんは、あなたに文学の素養の下地を与えてくれたわけで、
よかったんじゃないですかね?
おれの場合は中学の図書館の(美人?)司書さんw
「○○くんて貸し出し点数が多いけど、SFとかミステリ以外でも面白いのがあるよ」
とかで、中公の全集を薦めてもらい、最初は>237さん状態だったが、読了の報告するのが楽しみで。
それにしても「静かなドン」を読み通したときは、うれしかったな。
このなかで娘が犯されて?スカートに血がつく?シーンがあり、
厨房は異常に興奮しましたww
>>243 さん 「高校レベルの勉強というのは、必要に応じて必要な時期に」
賛成。
おれの場合「必要」よりも「興味本位」ですが。
例の教科書論争で興味を持ち、扶桑社の世界史を読んだが何が問題か「?」
その後、山川の日本史、世界史とか、倫社とか本屋で売ってるので読んでみたが、
どれもよくまとまっているのに感心したな。
249 :
G :2011/07/19(火) 11:58:34.28 ID:BprNGDyM
>>244 さん
あなたも「失われたSF者」ですなw
社会人になると、どうしてもSFにある種の距離感を持つんですよね。
松本清張は、高校生の時は「トリックがヘタだ」とかけなしていたけど、
社会人になって読むと、下積みの人の生活描写が心にじんわりしみてきたり。
「「ナウシカ」を映画館で見て「もう青春も終わりかな」とつぶやいた。」
うーむ、じんわり来る言葉ですねえ。
おれの場合は、ある若い子が「ねえ『夏へ0の扉』って聞いたことある?」
とか言うので「ばかものめ、聞くでなく、読むだろう」と言ったら、
そういう曲があって恥をかいたw
その夜、久しぶりにハヤカワSFシリーズを取り出し、読み返した。
大人になったリッキーが目覚めるシーンになると、もう泣けてきた。
「ここにリッキーもピートもいない。おれの青春は終わった・・・」
と、私自身の「夏への扉」を探したのでした。
昔は筑摩の三段組み文学全集を何冊読んでも飽きなかったが、30代以降はよほど面白くないとダメ。
エマニュエル・トッドはいくらでも読めるのに、西村京太郎は読了できない。
先週「ノルウェーの森」(佳作だと思う)をみて感じたが、
やはり村上春樹は。おれの心の奥に届く何かがある。
なぜかおれの周囲の40、50代の連中で、村上龍を異様に嫌う(作品と作者的なものすべてを)
のが多く、不思議に思っているのだが、近親憎悪なのかなあ。
おれは、好きだけど。
>>246 さん
吾妻ひでおは、「奇想天外」(だっけな?)で、いしかわじゅんとライバル張ってておもしろかった。
いわゆる、手塚系ロリの走りじゃないでしょうかね。
この間、ホームレスと刑務所体験記の「失踪日記」読んだけど、これもいい。
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/19(火) 22:42:13.35 ID:2JlefRF2
>>245 専門的知識を持っていること。広い関連領域の見識を持っていること。
こういうことができる人は、尊重したいな。
でも、それを今のマスコミに登場する人すべてに、求めることはできない。
結局、その人の言動、書いて来たものを、丹念に追いかけて確認するしか無い。
幸い、我々は40年以上の読書経験を持っている。
残念な連中に入れあげた、経験すら持っているかもしれない。(恥ずかしながら)
経験的に本物を見極められるか、真価を問われるのは、普通の人の見識ってヤツだろう。
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/20(水) 18:35:22.01 ID:5Clo+aVo
読んで時間を無駄にしたと思う小説ってあるよな。残念だが
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/20(水) 18:48:50.06 ID:luH5N6aU
武田先生は度胸がある、 ファンは多いが熱狂的敵も多そう、 危ないので妻子と 別居していたこともあるとのこと、
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/20(水) 20:07:08.99 ID:lRx16OKF
昔、児童文学ってヤツにハマっていたことがある。20そこそこの頃ね。 そのときのマイ・ベスト3は、 1位 「星のカンタータ」三木卓 2位 「冒険者たち」斉藤惇夫 3位 「モモ」ミヒャエル・エンデ 1位2位は、最近読んで、ちょっと気恥ずかしいけど大丈夫だった。 さて、「モモ」なんだが、30歳位に、もう一度読んだときは大丈夫だった。 50過ぎて、どうだろうね。率直なところ。
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/20(水) 22:17:24.95 ID:lRx16OKF
>>249 この春、「夏への扉」が舞台化されると聞いて、また読んでみた。(俺はハヤカワ文庫版)
なつかしかった。これぞ、子供の頃考えた21世紀。
文化女中機(ロボット)、製図機ダン(CADじゃなくて、製図する機械なところがいい)、冷凍睡眠。
50年代の匂いぷんぷんで、コンピュータじゃなくて電子頭脳。(電子計算尺はさすがに無かった)
主人公ダンは、技術系小僧の理想。
発明と富と女の子を全部失ったのに、現在と未来を駆け回って大活躍の末、
グレードアップして全部手に入れ、めでたしめでたし。(猫のピートも取り戻した。)
2つの舞台。失われた現在としての1970年、通り過ぎてしまった未来としての2000年を眺め、
今の俺はちょっと感傷的になった。
40代で子供の読んでいた「モモ」を手に取ってみたが、最初の10頁で
挫折。思わせぶりな文体が駄目だった。
ただ、これは翻訳の問題かもしれない。
ハリーポッター」は一巻目はせがまれて音読したが、その後は
手に取る気にもなれず・・・
児童文学は読む時期が確かにあります。
「夏への扉」は山下達郎の曲ですよね
>>249 あれは、もちろん物語を元に作った歌なので、読まないで聞いても
良さは半分しかわからんだろう、くらいは言えます。
256 :
G :2011/07/21(木) 13:48:16.75 ID:JssQWXxJ
>>251 さん
山岡荘八「新太平記」
学生時代、バイト先の年配の方にすすめられて読み始めたが、つまらなくて放り出した。
原本もつまらないのかとおもって、「太平記」を読んだら、すごく面白かった。
山岡荘八って、ブックオフにいくと大量にあるけど、今ではどんな評価なんでしょうね。
>>254 さん
「夏への扉」の舞台!!
これは見たいなあ。
とは言っても、以前「トーマの心臓」(萩尾もと)の舞台見たけど、
個人的な感想では、全くダメでした。
でも「夏」ならみたいな。
あの頃のSFのギミックって、今ではみな近似の形では実現されてますが、
やっぱ、V2号型ロケットみたいに、あのレトロな未来がいいんだなあ。
余談で申し訳ありませんが「夏」で「コネチカットの冬」が冒頭で出てくる。
厳しい現実のシンボルで、そこから「夏への扉」を探すという役割。
好奇心旺盛はおれとしては、いつか行ってみたいと思って、行ってきました5年前に。
冬でなくて夏でしたが、州間道走ってるとあこがれのコネチカットに。
なんてことはない、普通のきれい田舎でした。
>>255 さん
そうでした、ご教示多謝。
山下達郎とか、大貫妙子なんかは、
「これはブラッドベリだな、あ、ここはロバート・F・ヤングだな」
とか感じる曲がありますが、カーラジオなので曲名も定かでないw
257 :
G :2011/07/21(木) 13:48:44.89 ID:JssQWXxJ
>>251 さん
山岡荘八「新太平記」
学生時代、バイト先の年配の方にすすめられて読み始めたが、つまらなくて放り出した。
原本もつまらないのかとおもって、「太平記」を読んだら、すごく面白かった。
山岡荘八って、ブックオフにいくと大量にあるけど、今ではどんな評価なんでしょうね。
>>254 さん
「夏への扉」の舞台!!
これは見たいなあ。
とは言っても、以前「トーマの心臓」(萩尾もと)の舞台見たけど、
個人的な感想では、全くダメでした。
でも「夏」ならみたいな。
あの頃のSFのギミックって、今ではみな近似の形では実現されてますが、
やっぱ、V2号型ロケットみたいに、あのレトロな未来がいいんだなあ。
余談で申し訳ありませんが「夏」で「コネチカットの冬」が冒頭で出てくる。
厳しい現実のシンボルで、そこから「夏への扉」を探すという役割。
好奇心旺盛はおれとしては、いつか行ってみたいと思って、行ってきました5年前に。
冬でなくて夏でしたが、州間道走ってるとあこがれのコネチカットに。
なんてことはない、普通のきれい田舎でした。
>>255 さん
そうでした、ご教示多謝。
山下達郎とか、大貫妙子なんかは、
「これはブラッドベリだな、あ、ここはロバート・F・ヤングだな」
とか感じる曲がありますが、カーラジオなので曲名も定かでないw
258 :
G :2011/07/21(木) 13:49:26.78 ID:JssQWXxJ
2回押し、間違えです。失礼しました<m(__)m>
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/21(木) 20:48:17.68 ID:a1/p6tKg
>>256 >「夏への扉」の舞台!!
まあ、最後まで見られたよ。
ヌーディストクラブが柔道クラブになっていたのを除いては、わりと原作に忠実だったと思う。
ハイヤードガールやタイムマシンなんかのガジェットも大丈夫だった。
アンタッチャブルの山崎みたいな顔をしたピートとか、途中でいきなりみんなで踊りだしたりするのがOKならね。
(一緒に行ったのに聞くとダンスは劇団のお約束なんだって)
これ以上は演劇関係の板に感想なんかが転がってるんじゃないかと思う。
萩尾望都「11人いる」の舞台もそのころあった。恐いもの見たさでも、やっぱりご遠慮申し上げた。
スレチごめん。
>>255 >最初の10頁で
>挫折。
>思わせぶりな文体が駄目だった。
やっぱりそうかなあ。
「時間泥棒に盗まれたみんなの時間を少女が取り戻す話」っていうのをまともに受け取れない、
捻れてしまった俺に若干不安だったんだが、文体の問題もあるのか。
スレの上の方でも議論があったんだけど、翻訳の文体って大事だからね。
でも、ドイツ語の原文は絶対わからないだろうしね。
>>259 萩尾望都の「半神」を野田秀樹が公演したんだけど
案の定障害者団体からクレームはつく、ドタバタコメディになり下がる
で、原作の面影もない下らないのになったそうな(見とらんけど想像はつく)
イグアナの娘だってテレビでは全く「母子間憎悪」に触れられてなかったように思う
↑菅野美穂のヤツね
エンデの「はてしない物語」は大人になっても観賞に値するファンタジーだよ
MOMOは子供向きだけど「挫折」「思わせぶりな文体」楽しめないんだろうね〜
普通にチラシを見るみたいに読むもんじゃないの?
文学性うんぬんより楽しんだらいいよね〜子供の頃に戻って。
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/24(日) 20:12:21.82 ID:Ec0pc6gp
>>260 >文学性うんぬんより楽しんだらいいよね〜子供の頃に戻って。
そうだね。子供の頃に読んだのは、きっと楽しめると思う。
「いやいやえん」とか「北極のムーシカミーシカ」とか「ケンはへっちゃら」とか「ゲンのいた谷」とか。
50年近く前のイメージの切れ端が頭に残っているし。
ただ、「モモ」は、上でも書いたけど、「児童文学」ってヤツに入れあげて、
「『時間泥棒に盗まれたみんなの時間を少女が取り戻す話』ってのがかっこいい」って、
20歳そこそこの頃の自分の感覚に自信が無いというか。まあ、「モモ」やエンデのせいじゃないんだけどね。
ぐずぐず言わずに読んでみるか!せっかく本棚から引っ張りだして、机の上に並べてあるんだから。
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/24(日) 21:28:36.37 ID:/MJhbtsw
『名探偵カツレ君』を数十年ぶりに読みたい。 たしかNHKがドラマ化して、土曜日の夕方に『名探偵かっちん』って題名で放送してたな。
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/25(月) 08:41:36.56 ID:Ygx/0BlG
やっぱし 探偵小説だなや。
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/25(月) 09:30:34.78 ID:v/2g4+s2
探偵小説は読んだことがないです。 おいらは、大体実録物や、伝記物 実戦記ものが主です。あとは、芥川賞的な純文学けいですかな
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/25(月) 16:57:54.42 ID:OxSjVM1c
SF小説のなかでも、特にタイムトラベル小説好きになった原点ともいうべき作品は、週刊少年漫画誌の 連載小説だった。 昭和30年代、40年代の少年サンデーには、特集の読み物やSF小説(当時は空想科学小説か)が度々連載 されていた。 特に思い出深いのは、昭和40年頃に連載されていたSF小説で、主人公の少年が元海軍技術将校の伯父が 発明したタイムマシンでいろんな時代に冒険する、という話が載っていた。 原始時代、ムー大陸が存在した時代、江戸時代(由井正雪の乱の頃)、太平洋戦争(ミッドウェー海戦直前)、 などの時代にいって、そこで事件に巻き込まれるというもので、漫画よりもむしろこの小説のほうが楽しみ だった。 例えば、「ミッドウェー海戦」の話では、旗艦大和に忍び込んだ少年が連合艦隊司令長官山本五十六に作戦を 中止するように直訴するが、不信感を抱く部下に海中に放り込まれる、というような。 挿絵は、あの有名な小松崎茂だが、作者のほうは全く覚えていない。 検索で調べたら「佐々成一」という人らしいが、残念ながらそれ以上のことはわからない。
>>265 そんな古いのは知らないけど「戦国自衛隊」って漫画の前に小説で読んだ気がする
記憶違いだろうか?タイムトラベルで英雄になっちゃう自衛隊員w
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/25(月) 20:38:03.02 ID:OxSjVM1c
おーそうですか、さんくす
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/25(月) 22:22:18.96 ID:rOBgwecr
漫画はさいとうプロ作でなかったか。
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/27(水) 09:47:44.81 ID:zGGOSBn2
私は ドキュメンタリー物です。 迫力がちがうのよ。
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/29(金) 11:46:16.29 ID:ET9TBEna
文明の衝突を白人の優越性の表れだと否定する「アッラーのヨーロッパ」 たしか、東大出版会だったかな? 昨日寝転んで読んでいたら眠くなった
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 20:53:12.74 ID:bP2Bdgwx
しばらく小松左京を読む しばらく無口になる
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 22:39:17.25 ID:MV0rYS0M
そう あんまり面白くないもんね。
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/07/30(土) 22:51:31.63 ID:JnpL0Msx
あの世代の日本のSF小説で読むに耐えるものってほとんどないっしょ。
筒井さんの「にぎやかな未来」はそれなりに面白い
中学の頃、星新一をあらかた読みつくしたので筒井康隆にシフトしましたが、 エログロすぎて閉口しました。 今は好物ですがw
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/01(月) 14:13:22.24 ID:nc++sULJ
筒井さんは反応が予想できるものは書かないそうです、もったいない、
278 :
G :2011/08/01(月) 19:24:04.03 ID:jlMs29ST
>>272 さん
小松左京さんの訃報をしりました。
残念です。
SFを読み始めた中学の頃、翻訳物ばかりだったけど、
最初に衝撃を受けたのは「果てしなき流れの果てに」。
クラークやアシモフの壮大な宇宙観を思わせる傑作で、正直からだがふるえましたね。
一方で、「復活の日」の映画化や「日本沈没」などで、
小松左京は、社会SF?の方向に行ったのでは?
まあ、SFの認知度という点ではよかったかも知れないけれど、
結果的に小松左京の可能性、ある意味、日本SFの閉塞を招いたのでは?
以上は小松先生の偉業を誹謗するものではありません、念のため。
個人的には、星新一は好みに合わず、筒井康隆はやや別物で、
一番最後まで好きだった「SF」のは、光瀬龍だな。
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/02(火) 19:00:36.02 ID:U0FQrBNl
>>278 今は悲しくて、どうしても小松の長編が読めなくて、短編集から拾い読みをしている。
上方落語仕立てにされた核戦争「コップ一杯の戦争」
してやられた「新都市建設」
パラレルワールドものの名作にしてデビュー作「地には平和を」
涙が止まらない「子供の神さま」
ジュブナイルの名作「お召し」
かわいい江戸時代物「お糸」
まさかの平安時代「糸遊」
かっこいいとはこういうことだ「やせ我慢の系譜」
そのほか、ハードSFからホラーにギャグ、歴史、女性シリーズ、ジュブナイル。
はじめて読んだ小松が短編集「地球になった男」(新潮文庫)で、中3の秋頃。
中学から大学あたりの俺は、ずっと追いかけ、そこから読書傾向を拡げていった。
高橋和己や梅棹忠夫も小松がいなけりゃ読んだかどうか。
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/02(火) 21:49:49.85 ID:sORIwIC6
「沖縄武道空手の極意」新垣清 武道経験者は読むと面白い発見があると思うよ
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/03(水) 00:19:17.22 ID:IAxZP+It
SF作家の筒井康孝先生はやはりすごいと思う 「無人警察」でてんかんもちの車の運転の危険性を指摘し 「最後の喫煙者」で魔女狩りならぬたばこ狩を予見し 「銀嶺の果て」では老人バトルロワイヤルを。。。。 最近60以上の不良老人たちの殺傷事件が多いのも確かだ
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/03(水) 11:20:07.21 ID:JjqzM2ux
20代に筒井康隆のファンになり、他の作家の小説に一切興味がなくなってしまい、今日に至る、
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/03(水) 16:52:14.19 ID:e61LThPt
今夜、東海大学出版の「原子力発電の諸問題」って本を買って読もうと思うが 少々、古いほんだがどうだろう?
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/03(水) 21:17:49.72 ID:MI2evvew
福島原発は40年前のコテコテのフランス製だったとかで なかなか修理もできずひどいことになったが ほかの原発は日本独自の改良も加えられてるので あそこまで長引かないといわれている つまり古いのはダメだと思う
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/03(水) 22:10:24.04 ID:rz+NG8UP
↑ おいおい ゼネラル エレクトリックが いつから おフランスになっちゃったの?
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/04(木) 00:25:44.79 ID:qw3oVEBL
284 どこでどうして アレバからの混線?
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/04(木) 00:38:56.63 ID:w6CBseO8
すまんすまん なにぶん年だから ボケたんやなww
設計はGEらしいが、 主契約者は1号機はGE、2号機はGEと東芝、3号機は東芝、4号機は日立らしい。 事故の原因は東電と政府が補助電源の津波対策を真面目にやってなかったからで、 メーカーの責任じゃないだろ。
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/04(木) 12:36:19.14 ID:KO0x6VA9
原発に経済性をもとめちゃイカンだろう。 アメリカ軍の軍事予算で インテリジェンスと、核兵器の予算は非公開だもんな
20年ほど前かな? 原発は運転廃用にした炉を無害化するコスト、使用済み燃料の 処理コストをも勘案すると得策とは言えないと、流れがそうなりかけた所で、CO2の 問題が浮上して再度流れが変化したんではなかったかな。問題点は昔と、そう変化してないんでは?
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/05(金) 00:36:04.26 ID:Tdw2GN9P
武田、小出ともに神戸市立図書館ではずっと貸し出し中で読めない状況、 武田さんの本があれだけ読まれると今の神戸市のごみの分別基準に疑問を持つ人は増えてくると思う。 私も今は高性能の焼却炉でほとんど燃やしているような気がする、
巴里夫の漫画が復刻して嬉しい。
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/05(金) 20:04:04.25 ID:qTQMmitC
もともとGEの設計は耐震には力をいれてないのよ。 あめちゃんはあんまり地震ないから。
↑ってか、元々、潜水艦の動力炉として開発されたタイプを民使用に流用したと聞いたが… 唯一のの取柄はコンパクトなだけで、陸上設置するのにメリットはなく、むしろ、設計に無理があったとのこと。 そんな欠陥品を掴まされた東電(=政府)に責任がある。 耐用年数に近い(過ぎている?)オンボロ炉に保守整備や補助施設の追加投資をしたいと思う訳が無い。 事実上の半民間会社ならコッソリ無理してまで純益を上げて自分たちの給料賞与に廻そうとするのは防ぎにくいでしょう。 役人東電も皆人非人って訳か。
んで、その優良会社(優良株)を買い込んでいた自分も共犯者か?orz でも、株価喪失で責任を取ったが…俺も悪かった。許せ。
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/06(土) 00:14:10.41 ID:gS2lYgZO
294 潜水艦用の原子炉(加圧水型) を開発したのはWestinghouseでしょう、 加圧水型は北電、関電、四電、九電で採用されている、 GEはWestinghouseに対抗して 陸上発電用として沸騰水型を開発した。世界では加圧水型が多数派、
>>249 亀だけどファンたから言っとく
一方的にライバル視していたのはいしかわじゅんのほう
吾妻が入ったのは刑務所ではなく精神病院
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/06(土) 23:30:44.73 ID:suTLZBwM
すべての根源は 人間の驕り からじゃぁー?
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/07(日) 16:27:52.35 ID:suA8kB9+
どおってことないじゃん
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/08(月) 12:34:55.98 ID:E0htMQwy
>すべての根源は 人間の驕り からじゃぁー? ちがうだろう。金をケチった結果だろう
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/08(月) 18:17:44.28 ID:LZILFgeH
そもそも日本の女性が下着(ズロース)をはくようになったきっかけは、白木屋デパートの火事が起源で ある、と俺は数年前まで信じていた。いわゆる白木屋ズロース伝説である。 白木屋ズロース伝説 1932年(昭和7年)12月16日白木屋デパートで火災が発生。客や店員ら14人が死亡した。 火災の一週間後に、「若い女の事とて裾の乱れているのが気になって、片手でロープにすがりながら片手 で裾をおさえたりするために、手がゆるんで墜落をしてしまったというような悲惨劇があります」という 白木屋専務の談話が朝日新聞(12月23日付)に載った。 この報道以降「白木屋火災が女性の洋風下着が普及するきっかけとなった」という、まことしやかな伝説 が出来上がった。 ところが当時の女性には、裾がまくれて、たとえ陰部が見えたとしても、死んでしまいたいほど恥ずかし いという感覚はなかったそうだ。白木屋専務の談話は、責任逃れからきたいい加減な発言だったのだ。 一般に、日本の女性がズロースをはくようになったのは戦後からという。 「パンツが見える。羞恥心の現代史」(井上章一/朝日選書)
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/08(月) 19:50:50.23 ID:YdC9PzLK
「チャタレイ夫人」は読むけれど、澁澤版マルキ・ド・サドは最近あまり読みません
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/08(月) 20:53:06.31 ID:lufAX7yG
↑そげん むずかしい本 読めませぬ。
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/09(火) 00:51:16.94 ID:RMUcad0C
>白木屋専務の談話は、責任逃れからきたいい加減な発言だったのだ 組織の中で上に上り詰めていくヤツはある種のエグサを もってるな。。。。さすがだ
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/09(火) 15:50:48.36 ID:QgV8Zu5c
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/09(火) 21:57:06.63 ID:RnFBWeIh
広瀬正のSF小説「マイナス・ゼロ」に白木屋火災を題材にした部分がある。 主人公の俊夫はタイムマシンの操作を誤り昭和7年に降り立つ。 当地で出来た恋人・レイ子が白木屋で働くことになったが、火事にまきこまれ亡くなる。 そこで下宿先の大工のカシラが慰めて、 「だんな、変な話だけど、なんだってえじゃありませんか。白木屋で死んだ女の人は、 ズロースをはいてなかったんで、窓から落ちたんだってね。救命ロップかなんかを伝って、 もう少しで助かるとこだったのが、下で野次馬のやつらが騒いでるもんだから、つい 着物の裾を気にして、ロップにつかまってる手をはなして…」
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/10(水) 11:35:49.65 ID:3hIJ28UI
文庫本だけど、枕元に「飛燕」って帝国陸軍の水冷戦闘機の誕生秘話の ほがあって、地デジ拒否してるから、JWAVE聞き終わったあと、開いて つまみ食いみたいに読んでいるけど、機関銃はブローニング社のパクリ だってな。 まあ、交戦相手から買うわけにもいかんし・・
309 :
G :2011/08/10(水) 11:55:23.12 ID:jzCO8d6q
>>302 さん
井上章一のこの本は知らなかった。
面白そうなので読んでみます。
ご教示感謝。
>>307 さん
「マイナスゼロ」はいい作品だったな。
ある時代への愛を描いたのは、いろいろあるけど、これは白眉じゃないか。
>>308 さん
その本は読んだことがないけど、三式戦闘機「飛燕」の機関砲については、
ドイツから輸入したマウザー機関砲の話が有名。
ブローニング(M2のことか?)のコピーとは、別物だと思いますが。
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/10(水) 12:38:41.91 ID:3hIJ28UI
>>309 ほ〜、物知りですね・・・ かえって読み返してみます
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/10(水) 19:35:36.33 ID:B/TCkVO1
>>308 エンジンもダイムラーベンツのDB601型のライセンス生産ですえ。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/10(水) 21:33:34.76 ID:x8NQxBbD
ほんま えろうごほんどすえ
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/10(水) 21:49:41.69 ID:Bh6UZ+NL
「日本海海戦 かく勝てり」 (半藤 一利/戸高 一成 PHP研究所 ) 「海戦からみた日露戦争」 (戸高 一成/角川書店) 「日本海海戦の真実」 (野村 実/講談社現代新書) 「バルチック艦隊―日本海海戦までの航跡」 (大江 志乃夫/中公新書) 「連合艦隊 (新人物往来社文庫) 「歴史読本」編集部 「日本海海戦とメディア ( 木村 勲/講談社選書メチエ) 「創出の航跡 日露海戦の研究」 (吉田惠吾/本田技研工業共創フォーラム) 日露戦争・日本海海戦では、わが連合艦隊は丁字戦法を用いてバルチック艦隊を 撃破したという。しかし、本当に丁字戦法は採用されたのだろうか? 興味のない人は「そんなの勝ったんだから、どっちでもいいじゃない」と一笑 に付すだろう。 この秋のNHKドラマ「坂の上の雲」では、最終回が日本海海戦だそうだが、 果たして、どのような結末にするのだろうか、興味津々。
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/10(水) 21:58:16.07 ID:Bh6UZ+NL
丁字戦法(ていじせんぽう)ですから、お間違えなく。
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/11(木) 06:25:55.09 ID:sWSnYi8H
様々な「カストリ雑誌」を愛読しているゼッ!!! 当時が懐かしいのう
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/11(木) 14:13:57.05 ID:i5/MpRdN
ジジイ同士仲良くしろよ
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/11(木) 19:35:06.64 ID:E9AbGxbK
ババアかもしれん
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/13(土) 00:10:14.96 ID:AR5PkGvo
文藝春秋
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/15(月) 17:28:18.19 ID:cYkG6pVd
週刊新潮
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/16(火) 10:34:42.27 ID:1Lx3hTtS
ボーイズライフじゃ、いかんか?
322 :
G :2011/08/16(火) 10:40:59.95 ID:EXOvts79
>>321 さん
「ボーイズライフ」懐かしいですねえ。
中学生頃だったが、創刊号からずっと買っていたな。
子どもには目新しい海外事情なんかがおもしろかった。
今でも覚えているのは、湯川れいこさんの音楽紹介。
写真みて、美人だなあ、すごいなあ、と思った。
今の写真見ると、あれですが。
ベトナム戦争中だったせいか、アメリカ海軍の空母乗員の制服の話とか、
レーションの内容とかも、政治でなく、風俗的な紹介だった。
矢野徹や福島正美のSFなんかもよくのっていたなあ。
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/16(火) 16:07:24.08 ID:1Lx3hTtS
>ベトナム戦争中だったせいか、アメリカ海軍の空母乗員の制服の話とか、 >レーションの内容とかも、政治でなく、風俗的な紹介だった。 当時、佐世保在住で、空母イントレピッドやサラトガ、極めつけは、エンタープライズ なんかが、入港するたびに、たった20万ぽっちの小さな佐世保に真っ白な 米海軍の制服が街を闊歩していた。キラキラしてたな。 幾人もの文学者連中が、フェンスの向こうの芝生がまあ、貧相な日本人には たまらなく見えた。 実際、こちらは子供相手は、米兵・・・実際に歳はさして変わらなかったんだろうが、 映画館で、ピンホールやっていると、米兵の一人が手伝ってくれてキャンディー をもらったことなんか思い出す。 あのころ、コカコーラのほかにMISSON CLOAなんてあったな。近所に接収された家から 土日には、でっかい腹をした平服のアメリカ兵おだんなが、コーラのビン3本 くらいあけて飲んでいたのを。うらやましく見ていたおぼえがあるな・・・
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/18(木) 02:32:00.04 ID:bwcbmqnI
事故の原因は東電と政府が補助電源の津波対策を真面目にやってなかったからで、 メーカーの責任じゃないだろ。 ↑ って あったけど マークTは GEでも 問題視されていたんだよ。
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/18(木) 11:19:11.53 ID:lEtbqJnn
>>323 さん
懐かしいし、共通するところもありますね。
我々(50代?)の世代だと、アメリカとどう付きあうか、というのは、非常に大きな問題。
ベトナム戦争もあり、ニューシネマ、ロック、その他ポップカルチャーは洪水のようだった。
ミリオタだったので、横須賀、福生の基地の開放にはよくいったな。
どこもそうだけど、基地祭だと軍人家族がお店をやって賑やかだった。
中古のLPレコードがお目当てだったど、立ち食いステーキとか、
生まれて初めて食べたタコスとかの味も忘れられない。
気持ちは、ベトナムでアジア人をいじめる超大国に怒っていたが、
身体はw、アメリカ文化をとことん吸い込んだ感じ。
>324さん 「マークTは GEでも 問題視されていた」
余談ですが、賛成ですね。
アメリカ人技術者が東電その他に勧告したが聞き入れられない。
退職して日本のメディアに情報ながしても、ほぼ報道しない。
結局、ニューヨークタイムズが報道したが、これも日本の大新聞、テレビは無視。
だれか「核のペンタゴン」といっていたが、
利権政治家・利権官僚・利権企業・利権メディア・利権学者の5者が、
半世紀近く国民の税金をむさぼり、非効率な事業で浪費し、
危険を振りまいてきた事実は、明白だと思いますね。
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/19(金) 09:52:06.68 ID:MkitHfNq
ミカドの肖像・・・・西武がいかにして元宮家の土地をせしめたかわかる
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/19(金) 16:39:50.02 ID:HDEWZIP8
平凡 明星
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/21(日) 00:20:46.29 ID:5k85yjv+
非凡 金星
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 11:37:13.44 ID:1Tv1Rl1l
先週号の日本語版ニューズウイーク ヤバイ! そうとうヤバイ・・・ 国際的デフォルトと支那のバルブはじけが今年中にはあるらしいw
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/22(月) 19:15:57.86 ID:h+9BTU7y
支那のバルブはじけゎ時間の問題だわさ。
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/23(火) 22:11:14.77 ID:CpuxCq7c
ブンガワンソロ
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/24(水) 11:44:04.76 ID:xTd7MA6+
>>331 六本木にそんな店があったな? ロザンの6階のラブホテルフロアーから・・
バブルのころのお・は・な・し
二十歳前後から付き合いの続いている友人たちと廻し読みしているんだが、 SFとミステリは月に一冊あるかないか。ちょっと前までは月三、月四くらいだったが。 読書量が減ったんだけど。 廻し観する映画ソフトは最近のものはなく、70年代、80年代のものばかり。
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/24(水) 12:30:13.89 ID:mYmvA3kU
>>333 >読書量が減ったんだけど
老眼鏡100円ショップので済ませないで
ちゃんとしたところで購入されたほうが良いですよ
近眼用のレンズより老眼用のレンズのほうがコスト
かかるので安いのはだめです
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/24(水) 16:04:06.38 ID:xTd7MA6+
最近は小説は読まなくなったな。今本屋に頼んだ本は東海大学出版の 「原子力発電の諸問題」って題名だったかな・・・とりに行かなくっちゃ
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/26(金) 21:05:18.21 ID:JrRWMNzc
孫何四でどうするの?
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/26(金) 21:33:54.74 ID:20ply24M
>>335 もしかして。。。。管直人さんで.す.か?
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/27(土) 05:15:54.89 ID:MTcIpnhm
ガキの頃好きだった ヘンリーくんシリーズを図書館で読んだ。 がんばれヘンリーくん から始まるやつだ。 ヘンリーとアバラーのコンビも面白いのだが、ラモーナには笑う。 大人が読んでも 面白い本であることを確認した。
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/27(土) 11:50:04.97 ID:YIxaKhwg
連合艦隊ついに勝つ―ミッドウェーからレイテ海戦まで 高木彬光(光文社文庫) 数年前から戦史に興味を持ち、古書店巡りをしていた折に見つけた一冊。 あの推理作家の高木彬光が、戦史を題材にしたSF小説?を書いていたとは。 さて、主人公は太平洋戦争の各戦地へタイムトラベルをするのだが、タイムマシン は出てこない。いったいどんな方法でタイムトラベルをするのか? 戦史を多少なりとも知っていれば、けっこう楽しめる。 この本が現在の架空戦記のさきがけとなったらしい。
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/27(土) 22:45:11.80 ID:ntLIiTjc
書のこころ 榊 莫山
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/28(日) 00:09:01.07 ID:JF5x4C3u
>>339 学生時代に読みました
高木彬光の知識はなかなかのものでしたね
それに比べて日本の戦争映画はありゃほとんどが青春映画
当時の歴史も知らなければ兵器のイロハも知らないようなのが
映画とってるのがバレバレ
あのころの時代背景、若者の心情をなんら理解せず
すべて今の時代の若者の感情に当てはめて作っているので
見ててしらけるものがある
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/28(日) 00:54:36.99 ID:tvrNZtbt
ラマナ・マハリシの教え
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/08/30(火) 21:17:25.14 ID:bsfZUlW4
めし 空海?
344 :
G :2011/09/01(木) 09:47:47.26 ID:b8Y0LfQB
高木彬光は、有名な「成吉思汗の秘密」もありますね。 こうしった、歴史的IFものの先駆けなんじゃないか。 おれが本を読み始めた頃は「ちょっと古い」という感じだったけど、 読んでみるとちゃんと調べているし、主題の立て方もしっかりしている。 1950〜6060年代のエンタメ系には、それまでの横溝正史とか、源氏鶏太みたいな ちょっと泥臭いのとは違った、欧米のスタイルを身につけた作家が何人も出てきた。 ただ、生意気な青少年だったおれにとっては、翻訳物の方がかっこよくて、 余り、カッパブックスなどは手に取らなかったな。 でも、大人になってから佐野洋、生島次郎、都築道夫なんて読み返すと、 意外に面白い。
345 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/01(木) 11:54:16.79 ID:aLs6b8U0
源氏鶏太 久しぶりに懐かしい名前聞いた。 サラリーマン物よかったよ。
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/03(土) 23:32:48.18 ID:8WKm1Ej9
「マッハの恐怖」 柳田邦男
「神々の山嶺」作:夢枕獏/画:谷口ジロー
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/05(月) 02:22:33.54 ID:oUoPnx5v
続「マッハの恐怖」 柳田邦男
349 :
G :2011/09/05(月) 11:53:23.82 ID:4Iadaezi
>>345 源氏鶏太は、高校の頃行きつけの経津本屋のおやじから
「ちょっと古いけど、こういうのもあるよ」と勧められて読んだ。
春陽堂とか、本自体も古いが内容は、たるいなりにおもしろかった。
ただ、回りで読んでいる人が一人もいないので、それで中断。
>>347 谷口ジローは、「事件屋稼業」とか「ライブオデッセイ」がよかったな。
今も時々読み直します。
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/05(月) 12:29:12.78 ID:tLQB8v2m
>>335 さらっと読んだが、こんかいの日本のように地震に被災した問題までは
触れられてはいなかったが、素人にとっては、原発の定本としてもいいかもね
三橋貴明の本は必読だろう。 「国の借金がー!」とか無知もいいとこだった。
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 00:05:20.48 ID:Bh4rnO7d
↑本に書いてあることが全て正しいとゆうわけでわないな。
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 04:03:40.08 ID:iVe2U514
ゆうこちゃんの言うことも一理ある。
>>351 三橋貴明の、橋の補修に公共投資を行えという主張を読んだことがあるが
国土交通省は5年くらい前からすでに重点施策として行ってるんだよなぁ。
三橋は、そういうことも全然知らずに書いていた。
呆れてしまったよ。
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 12:35:22.16 ID:Bh4rnO7d
印刷された本とゆうと日本人?は直ぐに信用するがな。 辞書だってすべてが正しいとゆうことでもない。 たとえば「塞翁が馬」 旺文社「成語林」・・・「人間にんげん万事ばんじ塞翁さいおう が 馬うま」 とある436頁 人間が万事ではなく世の中が万事の事である 即ち人間(じんかんと読む) 世の中のことを人間(じんかん)といふ。 ためしにその次の行には 出典として淮南子えなんじ人間訓じんかんくん と書いてあるではないか。 とかねがね思っているんだけどね。
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 13:17:25.99 ID:aTKXR97/
イシグロ氏の 「私を離さないで」・・・なんか読み進んでたら、キャッチャーインザライみたいだな
357 :
G :2011/09/07(水) 17:09:18.21 ID:LGwbHnCG
>>350 さん
>>352 さん
三橋貴明は、デビュー当時何冊か読んで、目を開かれた。
「日本の国際は国民の資産で、外国への借金ではなく、デフォルトはあり得ない」
などの指摘は、漠然と感じていたマスメディアへの疑問が、解消された思いだった。
しかし、以後大量生産される著書で強調される「公共投資説」や、
国際的な経済関係、特に中国の過小評価などには、疑問を感じる。
彼は会計の専門家で、企業的経理的な分析は新鮮で意味があるが、
「政策提言」までいくと、限界があるのではないか?
一言で言うと、マクロ的な視点ですべて割り切る方法論は、偏っている。
>>354 さん
その通りだと思う。
実際、ケインズ的な公共投資スタイルは、90年代からなどもやっていて、
効果が出ていない。
私感だが、三橋貴明の「高評価」は、いわゆるネトウヨ的な、
根拠薄弱なナショナリズムと、そこからくる反「特ア」思想が、
かなり後押ししているのではないか。
その意味で、「日本軍は強い!」的な仮想戦記風爽快感があるw
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 18:21:53.70 ID:1T1mZbHt
>>356 佐藤なんとかいう女が噛みついたらしいね。
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 22:42:55.34 ID:rEln6TED
南方熊楠 「門弟への手紙」 上松 翁(草冠がつく)へ 熊楠翁の娘 南方文枝氏から直接頂いた(1991.9.12) 丁度20年前のこと。
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/07(水) 22:47:25.20 ID:h4nM1dxE
時の門 /ハヤカワ文庫 SF―ハインライン傑作集(4) ロバート・A・ハインライン もう、何が何やら、さっぱり、わけがわからん。マニアックな短編。 そんな作品を、ご丁寧に解析して、矛盾を見つけた人がいる。 「時の門」を開く/タイムマシンのつくり方(集英社文庫)に収録/広瀬 正
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/08(木) 00:53:15.82 ID:FXB325q4
>>357 >その意味で、「日本軍は強い!」的な仮想戦記風爽快感があるw
実際に強かったと思うよ
戦勝国などというけど日本が負けたのはアメリカだけ
あとはすべて撃破してるのだから
笑止なのは戦いもしなかった朝鮮が戦勝国ヅラしていたこと
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/08(木) 11:05:58.06 ID:Vd2bC1MD
>佐藤なんとかいう女が噛みついたらしいね。 kwask!
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/08(木) 22:14:59.40 ID:ia1pBBO+
「進化と人生」 丘 浅次郎
>>363 >2006年度のワースト作品としてカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』をあげ
佐藤亜紀 Wiki」でググって味噌
この女のスレは2ちゃんねるに存在していて、しかもよく伸びてるよ。尤も病人扱いだけどw
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/11(日) 03:02:36.78 ID:xnQloihX
太宰治とか三島由紀夫は定番ぢや。 マルキ・ド・サドの「悪徳の栄え」や、 ロレンスの「チャタレー夫人」なども今でも読んで居るぞよ。
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/11(日) 11:43:56.85 ID:gatJSeEk
日々是怪談 工藤美代子 川端康成の前に現れた三島由紀夫の霊は 首にグルリと血痕があった まるで胴体の上に首を乗せたかのように
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/11(日) 11:51:38.46 ID:fQtciokl
川端康成 三島由紀夫 って すごいの?
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/11(日) 13:32:54.29 ID:M3v51Vz9
すごいが、すごくない。 普通の作家だ。
何十年も前に日本記録を保持していたランナーが今もすごいのか、というぐらいのすごさ だと思う、もちろん個人的な感覚だけれど。なにか現代社会の文脈に接続して論じられるほどの価値もないと思うし
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/12(月) 00:46:03.22 ID:7an2F5z9
↑ わかりました。 そんなもんですかね。
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/12(月) 19:49:52.83 ID:aefEMRu7
工藤美代子 だれやねん?
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/12(月) 19:56:02.82 ID:unzuWiNT
拡散してね!なぜ日本のテレビはこれを報道しないのか? 韓国が情報統制を世界に向けてしているわけ。 韓国に住んでる日本人は人間扱いされてないようです。 韓国が在韓の定住日本人に対して行っている制度(ほんの一例) ◆就労権剥奪 ◆国民年金に加入させない ◆住民登録させない ◆ローンを組ませない ◆身分鉦の発行が受けさせない ◆電話回線に加入させない ◆不動産を保有させない ◆生活保護適用除外 ◆公務員にさせない ◆銀行における銀行の当座取引、預金、送金、融資 日本から、統○教会で結婚した何人もの女性(6500人以上)が現地で行方知れずなのは、上記のような理由から。 これは、北朝鮮の拉致とも並ぶ、国際的な人権問題です。 統○教会の教義では、日本はエヴァのくにであり、アダムの国である韓国に尽くさなければ ならない。日本は悪魔の国と教えています。北と南の朝鮮が統一されれば、世界の覇者になるというのが 教理なのです。今、日本にその、統一の為の資金を、李明博大統領が出させようとしているのです。
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/12(月) 20:00:05.14 ID:ztnF7WQC
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/13(火) 12:56:09.73 ID:tqlG3gEP
376 :
G :2011/09/13(火) 14:56:08.51 ID:brvJCA8i
>>362 さん
確かに近代化以降、日本軍が負けたのは、アメリカ軍だけだな。
それも、主力は大陸に置いたままで、陸軍とすれば、片手で戦った感じか?
終戦時に、「本土決戦だぁ!」と叫ぶ軍人の姿が映画などに出てくるが、
冷静に考えてみれば、「一理ある」かもしれない?
>>368 さん
私見では、川端は別としても、三島由紀夫は、日本近代文学史上のベストメンバー。
世界的に見ても、トップクラスに入る重要作家だと思う。
>>370 さん
これも個人的見解だが、三島由紀夫は時代を超えて価値がある作品を書いている。
彼自身「日本文化」特に「戦後体制」への批判が出発点なので、
冷戦後の基軸が見失われた今の日本にこそ、重要な意味があると思う。
>>366 さん
>>375 「チャタレー」は、ずいぶん年を取ってから読んだが、面白かった。
三島由紀夫はもちろんだが、太宰治も何度も読み直す作品がある。
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/13(火) 15:26:05.76 ID:tqlG3gEP
>「チャタレー」は、ずいぶん年を取ってから読んだが、面白かった。 そうっすか・・・でも、「ライ麦畑で捕まえて」と、”NEVER LET ME GO” は、おっさんには読むに耐えんと思うよ。後者は、なんだか、ドンキホーテの 2巻3巻みたく、意味分からんかたよ
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/14(水) 11:13:09.68 ID:vsfdXthx
そうか、なんだかディケンズの再来の様な気もするが
379 :
G :2011/09/14(水) 16:20:31.01 ID:RRDMALqe
>>377 さん
そうっすか。おれは「ライ麦」も「離さないで」もけっこう好き。
まあ、後者はたぶん読み返さないと思うけど、
前者は、数年に一度ぺらぺらめくります。
これは、村上春樹の初期の三部作を、「こっそり」読み返す、
みたいなのと、近い感じがする。
「ドン・キホーテ」は読んだこと無いなあ。
でも、ホールデンの印象は、読むたびに微妙に違ってくる。
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/14(水) 17:42:14.31 ID:kPQ3GHHi
「ライ麦畑でつかまえて」は二十歳のころに読んだが、途中で投げ出した。 ああいう世界はワタシには合わないとあきらめた。
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/14(水) 23:07:10.92 ID:RxGwXo6Y
どれもつまらんやねん
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 03:09:12.78 ID:dpCNjqV1
大蔵経は隈無く読んで居るぞよ。 爾等臣民も等しく読むがよい。
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 03:18:58.47 ID:dpCNjqV1
>>360 さん
南方熊楠と云へば、岩田準一との往復書簡で決まりぢやて。
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 11:33:33.03 ID:5oGoiSHd
>>379 ドンキホーテはスペインに行く前によんだが、スペイン語で読むと違うんだろうなと
思って、マドリッドの本屋でスペイン語のクラシックスペイン語とモダンスペイン語
の二種類買ってきたが・・いまだ手付かずw
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 17:26:43.65 ID:2CPeCDgS
50過ぎたら落合信彦だろ。スカッとするぜ。
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 19:10:37.28 ID:DWVr+mjJ
推理・サスペンス小説の原書と和訳本。 イメージの膨らみ方が違ってて面白い。
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 20:54:46.65 ID:AwNQ6RAU
松本清張がいいね。 清張の一篇の小説の価値は100万回のバラエティー番組のネタの総和を遥かに超えていると思う。 漫画は浦安鉄筋家族だろうな。31巻まで100回以上読み直した。 俺、半年前に破産して死神においでおいでされてる53歳の底辺なんだが。
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/15(木) 22:50:44.17 ID:hHc2O0VT
>>383 さん
往復書簡と云へば、「南方熊楠 土宜法竜 往復書簡」 これやがな!
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/16(金) 00:23:42.51 ID:GHXCnLNI
>>385 遅い!!
それは20年前
いまは狼老人と言われてもう消えてしまった老人
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/16(金) 15:39:26.44 ID:WmwFZH/l
そういえば、村上春樹っておいらたちの世代だろう?すごいな・・・奴!
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/16(金) 23:59:45.57 ID:cV36ujsr
村上春樹 そんなもんしらへんがな
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/17(土) 08:32:07.86 ID:27ubnZ+8
ノンフィクションから 鶴見良行「ナマコの眼」 ナマコは中華料理の食材として、大交易圏を形成していた。 キャプテンクックも出てくる南太平洋から、東インド会社の東南アジア、江戸時代の長崎へと、 筆者はあちこちつれ回して、人とナマコの関わりについて教えてくれる。 ナマコが江戸時代の主要輸出産品だったなんて。 コンラート・ローレンツ「ソロモンの指輪」 動物行動学入門と題された古典的名作。原著は1949年刊。 普通の家庭で野生動物とつきあうとどうなるか。悪戦苦闘の限りをユーモアたっぷりに描く。 アクアリウムもゴールデンハムスターもこの本に教えられた。
393 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/18(日) 00:43:52.58 ID:ChRAK7wb
>>387 おまいは俺か。
松本清張も浦安鉄筋家族も読みまくっている。
齢53歳、病弱なる底辺より。
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/18(日) 07:59:49.59 ID:ef9a0NLM
「実録 満鉄調査部」 草柳大蔵
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/18(日) 11:38:44.24 ID:ShKELsTS
>>387 ,393
魂は永遠だ
死んだらすべて終わりとは思わないように
霊界を信じないものほどあの世で迷うようだからな
>漫画は浦安鉄筋家族だろうな
どないな漫画だ? かなり深いのか?
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/18(日) 12:12:32.15 ID:ef9a0NLM
「人間は死んだらどうなるか」 岡部金治郎
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/18(日) 13:14:33.83 ID:ueRRLHgm
>>396 周りの誰かが葬式出して焼いて骨と灰にしてくれて、運がよければ墓に入れてくれ、お花をそなえてくれる。
ただそれだけ。
>>397 梨木香歩「西の魔女が死んだ」を読めば死もまたいいもんだと思えるかも
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/18(日) 19:18:56.45 ID:b154Ocmq
「大霊界シリーズ」隈本確 弘文出版 これが霊界の本質をついているのではないでしょうか
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/18(日) 19:29:03.33 ID:C651suft
誰も見たこともないものの本質と言われてもなあ。 検証しに行こうと思えば死ぬしかなく、でも、死んだら現世で霊界を語ることができない。 阿呆らしい話しだ。
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 12:56:50.27 ID:Cg/Jt3dI
馬鹿だな・・・死んで帰った帰ってきたやつはいない。それほど、あの世は いいところなんだよ
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/20(火) 19:06:13.94 ID:geAKRi4h
だから帰ってきた奴がいない場所、つまり今生きている限り見たことのある人間すらいない場所の本質なんてどうやって「つけ」ってんだよw
人間の感覚器官がもつ制約を前提とされてもな? 人間には検証不能なのは確かだろうが。
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/21(水) 20:52:05.11 ID:hHMt5q+q
霊界から帰った奴はいないんやからなにをいってもいいんだわ。
田んぼの様子を見に行ってくるといったきり帰ってこないこともあるし、人間の判断力なんてそんなものだ。
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/21(水) 23:26:18.68 ID:4fJ8Ux19
人間の判断力ではなくて 自然のちから
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 00:07:32.42 ID:K0IPmTK3
幸いまだ幽霊を見たことはないし(見たくもないが) 怪奇現象にも遭遇したことはない ただ霊魂はありあの世の世界もあるとは思っている
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 12:05:00.05 ID:lm9Rtrbv
もうあと10年か20年したら火葬場で焼かれて、真っ白な骨になるの・・・どうよ?
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 18:23:42.98 ID:JtPpkNiV
しゃあないんじゃない? 腐乱死体になるよりゃええわ
(´・ω・`)腐乱死体の場合は あまりにもおバカさん♪ つ¶ 腐乱死体の場合は あまりにも悲しい♪ 古事記にも出ている殯(もがり)とは、腐乱死体になったあと更に放置して骨だけになるのを待つのです。 火葬されたり、土に埋められたりするようになったのは、最近の話。 腐乱死体になるのは高貴な人にだけ与えられた特権です。
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 23:46:16.47 ID:h6coOa+4
日本で最初に火葬にされたのは、天武・持統の両天皇だったんと違うか 貧乏人は鳥辺野とかに放置プレイで腐乱し犬のえさとなりだったろ
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 23:55:40.76 ID:4aa+Vuxy
(´・ω・`)腐乱死犬の場合は あまりにもおバカさん♪
413 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/22(木) 23:56:58.41 ID:h6coOa+4
それは、3月30日の日曜日の話だ。
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/23(金) 09:37:11.00 ID:SJ3cYh69
吉田兼好の徒然草では 鳥辺野で煙が立たない日はない と書かれていたが つまり火葬は当時から普通に行われていたはず
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/23(金) 22:54:31.38 ID:rH39P3oY
土倉が多かったんでわ?
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/23(金) 23:38:27.29 ID:bjPR7bsb
京都は特別進んでたのだと思います 大都市なので埋める場所なかったのかもしれないし それ以外の地区は当然土葬だったでしょうね
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 05:13:51.83 ID:SyuUmcuX
>>411 >>414 偉そうに書いているが「鳥辺野」ではなく「鳥野辺」だ。
鳥のいる野辺、由来を考えたら書けるだろう
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 09:29:00.70 ID:m9q3kEAa
死者を弔うことを野辺送りというけれど、 徒然草にある鳥辺野とは京のはずれの清水寺あたりの地名だろう。 それはともかく、当時の庶民は穴を掘って土饅頭をこしらえたる土葬が主流だったのではないかと思われる。 火葬は仏教とともに伝わったといわれ、火葬には費用がかかるので仏教を信仰する高貴な人だけが火葬されたのだろう。 一方、吉田兼好の本家筋にあたる吉田神社のほうは、火葬は死者への冒涜として禁じられていた。 兼好は、吉田神社などの神道の衰退と仏教の繁盛する世の中の移り変わりを遠まわしに嘆いてみせたのだろう。
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 13:10:40.24 ID:/VBqA9y6
清水寺 観光地として有名だが舞台の裏はおっと〜〜というような延々墓地 観光客には見えないようにしてるのだね
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 13:47:48.52 ID:/VBqA9y6
当時最後に「○○野」がつく地名は風葬、鳥葬の地 行旅死亡人や流れ者穴掘って埋める余裕はなく 荷車で運んでそのまま捨てたかと 平安時代から鳥辺野には火葬場があり(今もあり京都市民はそこで焼かれます) 火葬にされるのはあくまでお金持っている人だったのではないかと ただそれは大都市京都の話でそれ以外の地は やはり土葬にしたと思われ
来年の大河ドラマなんで 宮尾登美子 平家物語 しかし、女人がイッパイ登場 わけわからん
大河ドラマの視聴者の半数が、というかコア層は女性だからです。 今日の「江」も女性目線の脚本で、関が原の戦いもパス。 妾腹の子は認めないなど、現代の世相を反映して脚色が施されています。 しかし、それでは本当の歴史は見えて来ないと思うけれど、視聴者が喜んでくれればいいのです。
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 18:20:04.80 ID:/VBqA9y6
>>421 いまはじまったわけじゃないがな
大河ドラマが韓流レベルのおちゃらけ番組とかしたのは
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 19:05:27.56 ID:axgOAV+K
今にして思えば、新選組が最低だった。
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 19:49:12.02 ID:mf7tk/2j
>>411 >>414 偉そうに書いているが「鳥辺野」ではなく「鳥野辺」だ。
鳥のいる野辺、由来を考えたら書けるだろう
↑ これは何だったんだい? あほだったのかい。 417のID:SyuUmcuX
さんよ
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/24(土) 22:10:09.60 ID:/VBqA9y6
平安時代、戦国時代、幕末あのころの人と 今の我々では精神年齢が10歳違うと言われてるね あのころの30歳の役を今の30歳が演じると 軽いだけの義経、秀吉、坂本竜馬、近藤勇 が出来上がってしまう みな人間50年の時代に生きてたのだから 当時の30歳は 今の我々から見ると力いっぱいおじさん、おばさんしてたと思う
>>425 50すぎると、ちょっとした勘違いで他人を批判してしまうことが誰にでもある。
それを正面から指摘されては当人もバツが悪い。
だから、それとなく言及しただけで流している。
いらぬツッコミを入れないのは野暮というものだ。
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/25(日) 00:42:27.43 ID:QIIvqBuP
いらぬツッコミを入れれば野暮じゃぁーねぇーのかい?。 わかんねぇーなぁー!
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/26(月) 11:08:11.51 ID:R/YT16MG
>>426 そりゃそうよな。あのころだと、ちょっと間違えれば、刺されたり殺されたり
で、明日の身もしれんかったもんな。そんな、坂本竜馬を「おれは平成の
坂本竜馬だ」と抜かしたあほな政治屋・・・出てこんか
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/28(水) 20:10:59.23 ID:6Ouo0bLs
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/28(水) 20:30:25.80 ID:k3wOSiqQ
432 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/29(木) 01:02:24.15 ID:tHYpDIti
あたしもイジメは良くないと思います
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/09/30(金) 00:38:51.86 ID:RcZ2v6Ss
宮尾登美子「蔵」
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/01(土) 19:35:16.54 ID:oI5eNe0d
ホームズ探偵物語
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/03(月) 17:18:53.92 ID:LeJjMc4P
昭和のナツメロ 415
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/04(火) 08:38:47.78 ID:0wBwIky8
徒然草に 「死は前からは来ない後ろから来る」 と書かれていたがわかるような気がする だんだん後方の気配を察するのにうとくなってきたwww
駅のホームでは何時も後ろを気をつけているが………
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/04(火) 11:03:08.58 ID:6V4T210E
439 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/04(火) 22:47:10.26 ID:EqXYGkK8
零戦の搭乗員の手記に(坂井三郎にあらず) 「殺気は常に背中から感じた フッと振り返った瞬間、敵機が迫ってくる 最中だったということが何回もあった 不思議と前方から殺気を感じたことは一度もなかった」
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/04(火) 23:23:23.05 ID:xJyOE8Cc
前は常に見てるからねえww
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 12:25:00.39 ID:6K9D5mei
この年になっても
10代20代のころとなんら変わらない軽い発言しかできない者がいる
その言葉のどれをとってもなんら深さを感じさせない
いたずらに馬齢を重ねてきた良い証拠だ
福沢諭吉の
「一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事 です」
この言葉を
>>440 くんには伝えたい
できれば頑張って理解してほしい
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 13:26:40.82 ID:BskaLsTx
たたかれそうだけど、えっちゃんの「二十歳の原点」。 あの頃の感受性を忘れたくないから、時々、ページを開くよ。 (まあ、それを忘れてしまったから、この歳まで生きてきたんだが・・) 村上春樹に関しては、賛否両論色々あるだろうけど、 この国の、私たちの世代(の一部分にすぎないけど)にとっては、 「腐れ縁」のような存在でもあるような気がする。 (ドラゴンの方は、文言春秋に掲載されたA賞が高校生になったばかりの私 にとっては刺激強すぎ)
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 14:39:08.27 ID:3CaLuHVV
>「二十歳の原点」。 あれって、当時興味なかったが、高野悦子とか言う人どうなったの?
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 14:53:20.55 ID:hIbGRm42
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 15:00:01.19 ID:3CaLuHVV
画像検索で知ったが・・・何に悩んでいたのか当時はさっぱり分からんかったよ。 こんなに不景気な今でもおいらたちは生きているのに・・・
今にして思えば中2病がこじれたんだと思う 映画にもなったよね
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 15:33:44.57 ID:3CaLuHVV
童貞をこじらせた黒眼鏡は元気だよね
449 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 19:02:22.00 ID:BskaLsTx
確か、散歩の地井さんが出ていたね(「二十歳の原点」の映画のこと)。 私は70年代後半から80年代前半まで京都にいたけど、 未だ、かすかに「原点」の匂いが感じられた(ジャズ喫茶、京大の立て看板等々)。 今はクールで「こじゃれた」街になっちゃったろうけどさ。
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 20:22:12.17 ID:aIkfPpUI
前見て戦闘機を操縦したらあかんのか?
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 20:37:29.87 ID:RvhVb5/4
↑ あはは。 そうだそうだ。 頑張れ!
452 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 20:40:00.98 ID:aIkfPpUI
それでたまには後ろも見んといかんわけですね。わかります。
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/05(水) 23:21:28.73 ID:UybGan9v
前後左右はしっかりみなはれ!
454 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/06(木) 00:30:10.57 ID:BTWITc4b
>>442 は 「馬齢」 の何たるかを知らない人だね。
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/06(木) 00:55:55.47 ID:/drH1dSn
,..-─‐-..、 /.: : : : : : : .ヽ R: : : :. : pq: :i} 冷静になるのよ みんな |:.i} : : : :_{: :.レ′ コ ツ , -─弋¬、 ノr┴-<」: :j| ポ ン !! / `Y /:r仁ニ= ノ:.ノ|! _ | {、 | /:/ = /: :/ }! |〕) 从\ |) | {;ハ__,イ: :f | /´ (〔| ヽ__j儿从八_ / }rヘ ├--r─y/ ☆、 `\ i⌒ヽ ̄ ̄\ / r'‐-| ├-┴〆 _, 、_⌒☆ \ | | `===ヘ 仁二ニ_‐-イ | | ∩`Д´) ゙と[l ̄| | \ | l i 厂  ̄ニニ¬ ノ £⊂ノ  ̄| | ヽ ,ゝ、 \ \ __厂`ヽ (__ ̄) ) | |\ } _/ /\_i⌒ト、_ ノrr- } し'し′ /{_〆 ̄`ーー=='^┤ └-' ̄ `| |_二二._」」__ノ {| -‐ / | | } └ー′ └─-二_/⌒Y ̄}
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/06(木) 13:49:09.32 ID:jGSXZEa3
>>454 だからキミみたいな無駄に年だけ喰った役立たずの50男をそう称するんだよ。
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/06(木) 16:42:00.87 ID:iiRG5ozx
東海大学出版会の「原子力発電の諸問題」ってもう30年位前の本読み進めていたら いま、問題・話題になっている、原子力発電所の閉鎖性とか、財界、銀行界との 癒着なんて、あのころから議論されていて、いまやっと大手メディアも扱うように なったんだな・・・なんかアホらしくなったよ
458 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/06(木) 20:43:56.37 ID:2jL3sjYj
国民の関心から外れた書物出版しても 辺本の山作るだけだからね
返本………
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/06(木) 23:57:45.70 ID:T6DHyd0p
変本………
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/07(金) 01:06:26.45 ID:fvWSiWph
小学校のとき夢中になった「ナルニア国物語」を また読もうと思ったがもう無理だと言うことを理解した 子供のときに読んでおいてよかったwww 「トムは真夜中の庭で」も懐かしい
トムは真夜中の庭で死体を埋めていた、っていうアレヾ(゜0゜*)ノ?
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/07(金) 20:15:56.96 ID:2LFlDEsM
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/07(金) 20:41:22.22 ID:ATfIFOSq
もひとつチェルシーか、お前は。
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/07(金) 21:49:09.52 ID:OGIpRFZt
「日本中枢の崩壊」 古賀茂明
466 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/07(金) 21:54:28.01 ID:ATfIFOSq
>>465 前見て進み、たまには後ろを見て殺気を察して頑張れってよ。
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/08(土) 21:06:08.07 ID:PQlUptN0
古賀も日本のために いいのか わるいのか?
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/08(土) 21:54:10.90 ID:iHzxCJ3/
民主の指示で解雇されたのだから 日本の為にはいいヤツなんだろ
469 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/09(日) 00:15:00.66 ID:JzU4usTd
だな
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/13(木) 12:17:48.11 ID:w+KG13Yv
それでは、民主って日本の政党ではありませんね
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/13(木) 17:04:04.37 ID:b4vI/Teh
半島よ
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/14(金) 14:31:31.86 ID:9c1OHbjH
なにをいまさら
473 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/14(金) 16:23:11.26 ID:lu8x8Vuw
いせやのどんぎりたま
民主がTPP反対多数になぜいきなり変更したか 気になって考えてみた。今までの日本不利な政治から 3/11以降と以前で何が違うか・・・ それは生産力云々や価格の前に放射能汚染じゃないだろうか? 以前の段階でTPP参加してたら、 事前準備無い為、農業半壊は免れないはず。(この時点では民主TPP賛成ぎみ) もちろん長期にわたった経済へのダメージも大きい しかし以降の状態を見てみると 今回賛成するより反対する事に因って、国内汚染食糧消費させた方が早く日本人が死滅するからでは・・・? あんまり考えたくは無いけど sengoku38さんの件でミズホや民主が日本が悪い!とビデオ見ながら発言してるのを考えると 恐ろしいなぁ現在の状況は・・・正に崖っぷち
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/21(金) 23:11:19.28 ID:CWYchiU6
ミズホや民主 わるいって 今頃きが付いたか 遅いよ!
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/23(日) 02:19:09.40 ID:vEkYn2AU
民主粉砕!!国会解散!!バ管、野田ぶた、マザコン討議!!
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/23(日) 20:00:43.91 ID:fqVQ3MuC
なんで日本はこんなアホ共が国会議員なんかしていられるんだよ!
最近読んだものは ハードカバーでは「世界の多様性」ほかエマニュエル-トッド これ面白いわ。 時間かけて読んでるうちにアラブの春でけっこう注目されたので余計面白い。 電子書籍で「僕は友達が少ない」を読んだ。 その勢いで、あまり読む気のなかったハルヒのシリーズ、「涼宮ハルヒの暴走」のあと の読んでなかった分を、「驚愕」の下巻まで読んだ。設定大変やなあと思ったが、 いかにおとすのが大変でもヤスミは無理やろうと思った。
岩波新書 シリーズ中国近現代史@ 「清朝と近代世界 19世紀」 読むのは2回目。 1回読んで、陳舜臣の「孫文」を読んでから、また読み返している。 日中の近現代史を本格的に理解するのは難しい。 近現代史の視点は様々だからなるべく多様なモノの見方をしたいと思うのだが 寿命を考えると俺に残されている時間が少ないのも事実なので なるべく「時間を損した」と思わないような本を選んでじっくり読むようにしている。 ゆっくり読まないと理解できないようになったのかもしれないが。
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/24(月) 09:36:46.08 ID:i5gVWlka
>日中の近現代史を本格的に理解するのは難しい。 隣国理解ほど難しいよな・・・ヨーロッパでもドイツ・おフランス・イギリス の関係ときたら、大変でんがな。 しかし、偏った岩波の出版書だけで判断するどうかと思うよな
481 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/24(月) 13:32:21.17 ID:FhYiuffD
>>479 岩波書店=アカ
これは常識
老い先短いのであれば
イデオロギーにとらわれない文献を読まれたほうが良いと思います
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/24(月) 14:06:08.43 ID:KYh9jPyU
ソクラテスの弁明 高校時代から、何度目の挑戦だか。結局 読み通せなかったが、こんな口うるせえジジイ は死刑でいいな、ってことは分かった
カントの「実践理性批判」 1ページ改行のない文章を理解しようと努めながら根気欲よく読み進めるのは、 気力の衰えた50過ぎのおっさんには、かなり困難な作業になります。
>>480-481 「岩波」に反応しているようだが、陳舜臣の「孫文」も読んでいることは無視?
こういう方は、中公文庫だから、もっと偏っていると言いそうだ。
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/25(火) 00:38:24.20 ID:qFFEXDCu
>>483 「ソフィーの世界」なら気力が衰えた方でも大丈夫ですよ
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/25(火) 00:46:57.54 ID:AbFKgMdh
リリー・フランキーの「東京タワー」 おもしろいけど、あざとい感じもしたな。
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/25(火) 15:23:57.97 ID:u82T2bbd
なんか、小説本金出して買うのはもったいないな・・・最近は図書館で 順番まちだよ。イシグロなんて12月くらいまで埋まってるそうな
イシグロ評価高いけれど、チラ見してみると私は苦手っぽい 英国人だからかなぁ
原書で読んだの?
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/25(火) 22:15:09.51 ID:FPEyO2y/
>>487 順番待ちしてるうちに「お迎え」が来たりして。
順番待ちしてるうちに興味が薄れるということもある。
順番待ちしてるうちに立読みで読了ってのもありそうだな。
>>490 それはそれでいいじゃないの
賢しらに突っ込んでみせてるんだけど、いい歳して、いったい何が問題なんだい
順番待ちしてるうちに「お漏らし」したりして。オムツ履くのを忘れるなよ!
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 10:58:48.67 ID:lQw6FzZg
ユーモアあふれる“どくとるマンボウ”シリーズや、大河小説「楡家(にれけ)の人びと」で知られる作家、芸術院会員の北杜夫(きた・もりお、本名・斎藤宗吉=さいとう・そうきち)氏が、24日死去した。 (読売新聞) 航海記、青春記がおもしろかったが
どくとるマンボウが有名だけど、大人の童話みたいなユーモア小説が好きだった。 『さびしい王様』 『さびしい乞食』 『さびしい姫君』 シリーズとか、 何も考えないで読んで楽しめた。 ああいうノーテンキな小説が書ける貴重な存在だったと思う。
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 11:55:00.63 ID:01Vi0iZw
亡くなった作家だと永井荷風の日記 断腸亭日乗だな。 なんで、こんな おもろい作家学生時代に教えてくれなかったのか、ホント教育って不思議だな
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 18:39:06.81 ID:cl6RZT59
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 18:39:46.95 ID:o5kHNTQk
怪盗ジバゴも北杜夫氏の作品だっけか。
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 22:57:13.35 ID:4wDSgpsa
>>486 あざと・い
[形][文]あざと・し[ク]1 やり方があくどい。「―・い商法」2 小利口である。思慮が浅い。あさはかだ。 「―・き方便(てだて)に討たれさせ給ひしは」〈浄・矢口渡〉
[派生] あざとさ[名]
思わず辞書で調べちまった
で、どんな感じなの?
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/26(水) 23:00:19.01 ID:u+x7W8AI
ストーリー展開がいかにも的なわざとらしさでくどいってこととちゃうん?
>>495 典型的なスタンダードだぜ
50過ぎる迄何してたの?
>>498 >>499 無垢を装った商売上手な作風というようなことだろ
>>486 > リリー・フランキーの「東京タワー」
> おもしろいけど、あざとい感じもしたな。
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/27(木) 22:33:44.93 ID:lZb3Lr9K
近頃は上田秀人のちゃんばら小説ばかり読んでいる。 佐伯なんとかの作品よりも安心して読める。
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/28(金) 00:33:37.67 ID:/6FlHZio
>>501 501さんのコメントの通り
理想的な母親を大衆的にそれらしく仕立てあげて
泣かせることを前提として書いている感じがした。
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/28(金) 02:06:26.43 ID:G2iH2d16
ほんまか ミエミエのお涙ちょうだいはいやだね 日本のうすっぺらな戦争映画に良くあるパタ〜〜ン
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/28(金) 02:18:54.98 ID:G2iH2d16
女が戦場に行く男に 「死なないで!生きて帰ってきて!」 というシーンが良くでてくるが おまえ身内が重い病で入院するときに おなじセリフ言うのか? と突っ込みたくなる
>>504 上手く書けてりゃ商売としての文筆はそれでオッケーよw
ちゃんと泣かされただけでお代は頂戴。
但し、それ以上のものがあることは
60年代生まれにはわかってるわな。
具体例を挙げればたとえば飯島和一みたいな作品さ。
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/28(金) 09:41:51.89 ID:/6FlHZio
>>504 503です。
ミエミエではなく上手く作られています。
ただ、あざとい。
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/28(金) 20:20:38.56 ID:s513exLA
夏の光 by田村優之 この作品は思わず不覚にも最後のほうで涙がでそうになったな 子供のとき読んだ新見南吉のゴンキツネいらいであった
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/10/30(日) 14:09:27.33 ID:vyy5mnht
東野圭吾「天空の蜂」 原発テロの話で東野らしくたいして面白くないんだけど 安全性に言及しているのが震災での惨状を知る今、虚しいwww
510 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/02(水) 00:12:34.76 ID:VnRl2KFt
丸谷才一っつぁん ぶんかくんしょうだって?
511 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/02(水) 00:25:03.32 ID:yrz2x+Gn
アニメ「海がきこえる」ジブリ作品に妙に感動して 今、氷室冴子の原作を読んでいます 男ですが
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/02(水) 22:36:56.36 ID:p9S3FvNN
>>511 アニメはかなり原作に忠実
冒頭シーンとラストを除けば
ただアニメのエンディングのほうが
東京での再開とその後のいろいろな展開を思わせる余韻の残し方
原作を数倍上回った感がありました
ネタバレにはなっていないですよね?
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/02(水) 23:22:04.45 ID:kp7hXI6k
>>512 爺むさい言い方すんな! かんべんしてぇーな
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/03(木) 14:16:53.28 ID:9/r3gJM9
>>513 「海がきこえる」良かったですね〜〜
理香子カワイイですよね
もう一度あの頃に戻りたいと思うのは
あのようなラストシーンを見たときです
高校卒業した夏の同窓会が居酒屋 1980年代
みんなで普通にビール飲むわタバコすうわのシーンが
今の時代では問題ありということから
めったにテレビ放映されないのが残念です
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか これ、レトロな感性が悲しいほどしみじみ刺激される名著です。 書いた人=増田俊也氏は1965年生まれとまだ若いですが 時代状況を鷲掴みにして俯瞰で語れるだけの十分な勉強をされた人のようで 団塊の世代が読んでも十分、かつての同時代性に与することができるノンフィクションです。 2段組で700頁という大著ですが、筆者の渾身の情念や執念がエネルギーとなって飛んでくるので 途中から羽が生えたように早く読めます。 誰かご覧になったら、ぜひここで語り合いましょう。
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/06(日) 20:24:48.80 ID:NDEB7ssh
>団塊の世代が読んでも十分 なに言ってんだきみは? 団塊の世代と言うのは今の63歳〜〜68歳ぐらいをさすんだが それともコピベかい?
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/06(日) 20:27:07.96 ID:NDEB7ssh
この版50以上となってるからそれでかな いまは60代版もちゃんとあるよ
>コピベ
520 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/06(日) 22:00:15.30 ID:+PnKsn1u
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか そげな本あったら読みたいがな
コミックで 「サルトフィニート 王様の仕立て屋」 「もやしもん」 はけっこう読み直す。薀蓄系でちょっとオタなので楽しい。エロもないし。
522 :
516 :2011/11/07(月) 05:18:24.22 ID:rKvRlQ5m
>>517 木村政彦だよ
団塊こそ、リアルで知ってるでしょ
団塊でも→満足
だから、我々にはちょっと背伸びしてでも読破する快楽があるってこと
523 :
516 :2011/11/07(月) 05:19:45.56 ID:rKvRlQ5m
「世界は腹黒い」(高山著)..... 面白かった。高校の歴史の棒読み先生の講義では、流れがサッパリ分からない。
木村政彦と力道山のエピソードってほとんど梶原一騎から得てるよねw
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/07(月) 23:31:58.90 ID:ruz3wTr/
えっ木村本人から来てるだろ。
527 :
520 :2011/11/08(火) 00:27:05.11 ID:R0bo6jxt
528 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/10(木) 12:13:13.90 ID:D2rcQud9
>「世界は腹黒い」(高山著)..... 小菅ヒルズ御出身の佐藤勝氏の出版物はそれに輪を掛けておもしろいいよ
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/14(月) 18:43:32.68 ID:DzUEicg9
「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」 広告出てたがな。 買おう。
>>529 荒俣宏が絶賛する書評を書いていた。
俺も読みたくなった。
532 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/18(金) 21:29:36.29 ID:25QVSEUb
>>531 (´・ω・`)その本を何で宣伝しまくってるのか、ま、ええかがな
そもそもプロレスが面白いと思う奴の気が知れんwww 八百長相撲以下だろがwww プロレスも相撲も大嫌いwww
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/18(金) 22:09:10.16 ID:oCckaWMz
↑ すごいね。
谷中村事件 田中正造伝 原発被害が叫ばれる今こそ読むべき書だ。
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/19(土) 09:53:16.05 ID:g0AG3Hh/
貞観地震は1000年前にあり 16メートル級の津波というのも 地元の歴史家の間では知られていたことなのだから そうなる前に対処しておくべきだったかと 団塊の爺さん婆さんはここぞとばかり原発廃止デモしているが 暇なんだから福島原発の危険性を早めに訴えて 20メートルの堤防作らせておけよと言いたいが
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/19(土) 10:51:48.01 ID:hBZNnF4J
確かに、団塊おやじに秦の始皇帝並の権力と資力と先見があれば、 いつ来るとも知れない津波対策に数兆円の国家予算と数百万人の労働力を投入することができたかもしれないな。
538 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/19(土) 11:35:15.33 ID:g0AG3Hh/
そもそも福島原発は20メートル以上の高台だったのを ご丁寧にもわざわざ削って建てた 国家50年、100年と言う発想が欠落していると こうなると言う良い見本
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/22(火) 18:26:59.87 ID:Ph33Z/FV
↑ すごいね。
540 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/23(水) 20:36:31.90 ID:kIVtz2xW
西日本と東日本の50ヘルツ、60ヘルツの違いも 国家100年の視点が抜けていた結果だな おかげで西日本から電力供給できずに計画停電に巻き込まれたwww
完全なシステム統合はかえってよくない。 結果的に、バリエーションのもとがひきつがれて良かったと思うよ。
だいたい、津波が来たら逃げて、町がこわれたら立て直して、の繰り返しで 日本人やってきたのに、いきなり長期展望がどうのというのは無理だろ。 これからも無理だろ。 「忘れる」から人間も民族も生きていける。
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/23(水) 23:49:26.16 ID:4ks827bU
物事は一面だけ見て決めないことだね。 長期展望は多面的に見ないとね。 風力 地熱 潮力 いろいろあるけぇーが デメリットもあるんじゃないの??
明治三陸津波と昭和の三陸津波で流されたところに、また家を建てた奴らを 税金で助けるのはおかしいんじゃないのか?
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/26(土) 22:21:59.91 ID:kbEtLnTf
>「忘れる」から人間も民族も生きていける。 俺らの税金で生きていかれても
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/26(土) 22:46:44.32 ID:F2WgGS/y
>>545 自分は税金を払うだけで、その恩恵にはひとつもあずかっていないのか?阿呆か。
547 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/27(日) 01:33:34.80 ID:zqQcpwWi
>>546 ウヨには理論で
感情的な反論は足元をすくわれるだけです!!
548 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/27(日) 23:08:05.18 ID:9B3NePh4
めくそ はなくそ のたぐいやなぁー
549 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/28(月) 23:09:45.54 ID:VMDJTXu5
司馬遼太郎の「国盗り物語」又読み始めたが やはり織田信長はすごい男だったな 「信長公記」でもわかるが
550 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/29(火) 12:52:39.03 ID:61IoJFSM
積んどいた本全部売ろうかと思ったが、死ぬまで読みと〜す。そのかわり、 新刊本はもう買わない。図書館で十分w
新刊本は鷹杉だからもっぱら尼損で入手汁
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/29(火) 17:44:06.47 ID:LS9DbEwm
積んどいた本全部売ろうかと思ったが、死ぬまで読みと〜す。そのかわり、 新刊本はもう買わない。図書館で十分w ↑ わしも賛成やで
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/29(火) 19:53:51.20 ID:2KX3m+Nq
若い頃からためこんだ未読本。 1日1冊のペースで読んでも、15年はかかる。 でも新刊を買ってしまう。
司馬遼太郎ってだけで俺は眉唾だ。 歴史を知るために読む本とはいえない。
それも一種の強迫神経症だな。医者に行け。
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/29(火) 21:46:36.99 ID:2KX3m+Nq
まずは、お前がメンタルクリニックへ診察を受けに行き、正常と判断されたら、俺が行こう。
557 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/29(火) 22:11:55.32 ID:9hcQWx22
>司馬遼太郎ってだけで俺は眉唾だ そりゃ「信長公記」とは違うさ 司馬遼太郎はライターなのだから それぐらいの「歴史」の詳しさはあるよ でもそれとは別に九州出身のヤツは司馬遼太郎嫌いなヤツ多いな 乃木大将がいかに無能だったか「坂の上の雲」で力説したからな
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/11/30(水) 00:31:02.71 ID:vkaDVaay
>それぐらいの「歴史」の詳しさはあるよ ゴメンこれは司馬遼太郎ではなく俺のことね フィクションも交えて書いているのは理解していると言う意味
司馬の「空海の風景」は面白い。 再読したいと思っている。
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/07(水) 23:20:34.57 ID:yX+6jjBJ
四馬凌太郎 ってそげにすごい人物なの?? 表側だけみとっちゃぁーだめぽ!
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/10(土) 23:38:07.71 ID:bEihhZ1E
↑しばりょうしんようしてええんかい?
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/13(火) 21:03:36.47 ID:sXhpN39h
ゆんべの 「二百三高地」 あんまり面白くなかったな。
「一般意志2.0」 未来への希望が欲しい
>>557 信長公記だって絶対的な文献じゃないだろ
司馬は長州びいきだったような気がするが
あと、海江田の扱いが酷い
年末年始は暇だが 何を読んだらいいか決めてない 誰かヒントをくれないか?
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/24(土) 13:39:48.75 ID:0ioAaqY1
ジャンルを指定してみて
星亮一 『沈黙の提督―海将 東郷平八郎伝』
>>566 啓蒙本以外は何でもの雑食ですOrzよろ
丸谷才一の徴兵忌避の話し なんつったっけ あれ必読書
寺内大吉『化城の昭和史』上・下 1988 毎日新聞社・中公文庫 歴史に繰り返し顕われる 熱烈な法華者について
石原莞爾、宮沢賢治、北一輝 が法華経でつながる
青空文庫で読める 北一輝の遺書が泣ける 法華経にすべてが書かれている それをまもって生きよ と子にいい遺す
最近読んでる作家 川上弘美、田中啓文、杉浦日向子
>>565 「さよならバースディ」萩原浩 が面白くて2日で読み切ったよ。
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/26(月) 12:41:32.73 ID:cDoQfVlK
>>565 真面目な読書家 吉村昭の戦記もの、漂流もの
時流に乗りたい
>>573 のようもの 川上は「センセイの鞄」
ホラー好き 貴志祐介 「黒い家」
正統派 藤沢修平
海外好き カポーティ
図書館は特別貸し出し期間(長期)なので購入せずお試しをしてみる
本は高いし場所をとるので、良いものだけ購入するといいね
カポーティの「クリスマス」が誰かの訳でネットで読めたな 著作権が切れたのかな 山岸凉子で読んだんだが
今検索したら「クリスマスの思い出」だった(山岸凉子の方が「クリスマス」)
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/27(火) 06:56:27.56 ID:bB/Fhm7f
覚えていますよ 独身の伯母さんと暮らす少年の話ですね、とても好きです
あれを読んだときは「個人主義のアメリカは、性格が弱かったり、ブスだったり、能力が低い人は死ぬまでひとりなんだな」とか的外れな感想を抱いたが 現在自分は一人w
それをいうなら、桐島洋子の 淋しいアメリカ人 (文春文庫) でしょ
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/28(水) 21:03:58.55 ID:fcoEWjz8
桐島洋子が我が子を戸塚ヨットスクール(死亡事件を起こす前)に入れてたちゅうのは本当だったのか?
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/28(水) 21:37:27.18 ID:sZM7g3KP
芝の人間性ってどうよ?
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/12/29(木) 15:33:10.83 ID:J8YYgwUx
芝って誰よ? 有吉佐和子の「芝桜」いいよね
昨日から不眠症が酷く 一晩中本読んでたが 7時回って眠たくなってきたから おやすみなさい
それは不眠症ではなく昼夜逆転だ
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/01(日) 17:11:21.93 ID:uXgRcEhl
芝って誰よ? おいおい 司馬遼にきまっとるら
587 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/02(月) 23:32:03.80 ID:Yd1nnVUm
墓の上の蜘蛛
588 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/04(水) 13:29:22.19 ID:JDighRqo
塩野七生『ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以降 [下] 13』(新潮文庫) やっと読了した。 パクス・ロマーナ 買ってこよう。
>>588 まだまだ先は長い 楽しめていいね
滅亡のgdgd読むと、身につまされるよ
日本の行く末まで見えてきて楽しみですね。
勃興期より衰退期のほうが 文学的だしな
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/06(金) 18:32:09.31 ID:BJWJKZUo
「アルハンゲリスクの亡霊」上下 エドワード・ハリス 新潮文庫 スターリンの書いた秘密文書を巡るミステリーっぽい作品。 ハリスは、前「ファーザーランド」を読んで印象に残ったので読んでみた。 「ファーザーランド」は「もしナチスが勝利したら」という架空世界モノだったが、 ナチス政権下のドイツの警察官の現実が細かく描かれ、テーマもよく佳作だった。 「アルハンゲリスク」は途中だけど、滑り出しは順調で面白い。 スターリン時代の粛正のすさまじさがよく分かる。 読んでいて、昔泊まったクレムリン前のホテルの暗い雰囲気を思い出した。
>>592 「チャイルド44」トム・ロブ・スミス
は読んだ?
同じくスターリン統治下ソ連を舞台にした、連続子供殺人犯を追う刑事物。
驚いたのは、3年くらい前に出た本なんだけど、ロシアで発禁になったこと。
民主化したはずの現ロシア政府もそういうことするんだね。
>>593 民主化はなんでもありとは違うでな。アメリカにだって政治的な理由での
発禁本はある。
50にもなってなんでそんなに考えが甘いの?
>>594 いやいや、 「チャイルド44」読んでないでしょう。
読んでから言って。
>>595 2巻ものの文庫本を、相当前に読んだけどな。
ソビエトの地方社会の崩壊を一方的に断罪して、今の北朝鮮以下の生活状況という描写を
したが、検証のしようのない読者にとってもちょっと説得力ないとは思ったわ。ロシア人
もっとしたたかやろうと思ったけどな。ま、そういうお話だねとしか。
国家体制の問題以前に、民族性に対する売国フィクションという解釈になったんだろ。
「発禁」の有無は、民主国家の要件でもなんでもない。
「民主」という単語でそんなふうに思考停止できるんだねえ。
もひとついうと、あんたは、帝政、ソ連から現代にかけて貫かれた「ロシア」という実体に
ついて考えたこともないんだろうな、、、、
>>597 エロで発禁もあるよ
盗作で発禁もあるから全部政治がらみとは思えないよね
続きはここでやるから見逃してよ
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/10(火) 18:13:38.27 ID:bcQbcbCJ
>>593 さん
それは、読んでませんね。
面白そうだな。
ご教示多謝。
ソ連ものだと、「ゴーリキーパーク」が面白かった。
昔は共産国の警察機構自体が謎めいていた。
主人公の属する市民警察とKGBが対立するところなど、ナチスを思わせる。
>>595 なんか面倒くさい人に話しかけちゃったね。ご愁傷さま。チャイルドは続編もおもしろかったよ。
自演(^ω^)プークスクス
603 :
G :2012/01/12(木) 09:38:16.91 ID:rLj0QecU
ブックオフで副島隆彦の経済関係の本を何冊かかってきて、ざっと読んでみた。 以前、この人の映画に関する本を読んで、鋭いところもあるが、 バランスを欠いた、キワモノ著作家だなという印象だった。 経済本も同じカラーだが、アメリカの分析など異様に当たっているところもある。 ロン・ポールへの独自の評価も日本では珍しく、共感した。 この人、だれた読んでいる人がいたら、印象を聞かせて下さい。
>>597 なんでそんな言われ方をされなければならないのか、さっぱりわからないけど
、ソ連時代の彼の国ならそういうこと(発禁)もあるが、とは訳者の田口俊樹氏が
あとがきで言ってる言葉だよ。
>>600 「ゴーリキーパーク」はおもしろかったですね。
東西冷戦時代は東側ネタでおもしろい本がたくさんありましたね。
>>604 いや、あんたが読んでないでしょうといったから読んだといって
感想を書いたまで。とっくに読んでるとわかればいい。
訳者が書いたならなおさら自分の見識みたく書いちゃいけませんぜ。
自分で考えて書こうよ。
考えてないなら単に「おもしろかったですう」でいいのでね。
「訳者の解説も考えさせられましたあ」だろ、この場合。
何が気に障ったのか知らないけど、とことんからんでくる人なんだね。 ごめんなさい、すみませんでした。許してください。
そういう人ってね 精神年齢が五歳くらいで止まってるんだよ 脳梗塞の後遺症でもあるんじゃない
608 :
G :2012/01/13(金) 10:06:24.64 ID:Iz33ziYt
>>604 さん
ソ連が健在だったとき読んだので、印象が鮮烈だった。
グリーンは別格だけど、ル・カレ、レン・デイトンなんかに熱中したなあ。
「東側ネタ」の消滅は、本当に残念ですね。
「伊豆の踊子」の天城峠みたいに、現場に行ってみるという小さな趣味があります(^_^)
10年くらい前かなあ、ロシアに観光旅行したとき、ゴーリキー広場に行ってみた。
夏だったのでもちろんスケートはやってなかったけど、何の特徴も無い、普通の広場。
コンクリがべたーと打ってあるただの平面で、作品のイメージと違いがっかりしました。
ロシアの「現場」について。
10年前の短期間の観光旅行の観察ですが、表(クレムリン、赤の広場、エカテリン宮殿など)は
とってもきれいで、まさに写真のよう。
しかし、アルバート通りの売春婦、郊外の廃墟群、裏通りのゴミがらくたなど、
描写的には「アルハンゲリスクの亡霊」は、かなり正確だなと思った。
旅行者的には、売春婦・ホームレス(アル中?)の多さ、裏道のゴミの集積、壊れた建物がそのまま、というのが印象的。
「ダーチャ」にはちょっとあこがれをもっていたのでガイドさんに頼んで見せてもらったが、
何というか、ベニヤでつくった農機具小屋みたいなものだったな。
ロシア話、失礼。
「ワイルドファイア」 ネルソン・デミル デミルの物はどれもハズレがないけど(ニューヨーク大聖堂は除く)、これも また楽しませていただきました。 コーリーの軽口がいささか鬱陶しい場面もあるけど、上下巻1000ページ 一気読みでした。 Gさん、ロシア話しありがとうございます。 小説の舞台を見に行きたい気持ちはよくわかりますが、ロシアにまで行ったとは 驚きです。 私の中では旧ソ連は恐ろしい国というイメージしかないので、なおさらです。 デミルの「チャームスクール」も旧ソ連の怖さたっぷりの作品ですので、 もしよかったらどうぞ。
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/16(月) 14:27:17.72 ID:NvtaOxlE
苟も人並みの教養のある者ならば、小説などは読む勿かれ! 京都大学学術出版会から刊行されている『西洋古典学事典』の如き傑作を 読む可きぢゃぞゑ。 分かったナッ?
人並みの教養ってなによ
612 :
G :2012/01/16(月) 18:49:36.47 ID:pBG603eZ
>>609 さん
デミルの本もネットで概要みると、面白そうですね。
探してみます。ご教示多謝。
年齢的に旧ソ連やベトナム戦争などのネタには、ちょっと敏感になりますな。
>>610 さん
「教養」って懐かしい言葉ですねえ。
中高生のころは、なんとなく岩波文庫と新書が高級な気がして無理して読んだけど、
正直面白いのは、10冊に1冊くらいだったかな。
おぼえているのは
「アフガン遊牧民」梅竿忠夫
「アメリカ感情旅行」安岡章太郎
「コモンセンス」ペイン
「戦争論」マキャベリ
かなあ。
個人的な印象だが、「教養」というのは自称インテリの幻想だったような気がする。
今はブックオフにいくと、岩波の名著復刻よりも、佐藤大輔を選ぶww
単なる老化かwww
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/16(月) 19:01:09.80 ID:T6DQzsez
残り時間がどんどん短くなってんだから、好きなもんを読んだが勝ちだわ。
資産フライト 「増税日本」から脱出する方法 (文春新書)
615 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/16(月) 23:38:54.43 ID:SJ0/yQUS
>>612 >中高生のころは、なんとなく岩波文庫と新書が高級な気がして無理して読んだけど、
>正直面白いのは、10冊に1冊くらいだったかな。
青かったね 「徒然草」「方丈記」「枕草子」「今昔物語」「平家物語」
を読むべきだった
赤かったというべきかも知れないが
>615 >を読むべきだった な に さ ま ?
50になったんだからアホにいちいち突っ込むなよ、、、、、
618 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/18(水) 00:53:16.71 ID:hixT+DaR
シャレが通じないのも50代だが、シャレのつもりで書いた投稿が、誰が見ても罵倒になってしまっているのを理解できんのも50代だ。 困ったもんだ。
どんな難点も歳のせいにできる状況になってきた うれしいというのか
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/18(水) 11:36:48.17 ID:ickXaHmd
甘い!! 間違って女子トイレ、女湯、女子更衣室、女子高に入っても許されるのは 80過ぎてからだ 俺らがやったら「ちょっとおっさん待ちな!!」となって たちまちとっつかまるだろうwww
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/18(水) 14:37:26.62 ID:ickXaHmd
>>616 これからは気をつけてください
みんなもそれで良いのでは?
622 :
G :2012/01/18(水) 18:34:09.18 ID:yAG8RPwM
>>615 さん
「徒然草」「方丈記」「枕草子」「今昔物語」「平家物語」
こういう古典は、教科書に部分的に出ていたので読んでみたが
平家物語は長くて読み切れなかったし、中高生の時は面白くなかったな。
ただ、中年になって読み返して感じたのは「方丈記」と「平家」ですね。
「岩波」=「アカ」というイメージは、懐かしい。
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/19(木) 01:01:25.68 ID:jKcxJ69y
たしかに高校生では古典の奥深さを理解するのはまだ無理だと思う おなじように夏目漱石 一時大学入試などでよく出題されたが 作者の意図は?心情は?などと問われても 「坊ちゃん」以外は高校生で理解できるはずがない よくわからないのにとりあえず読んでみて 一度読んだからもういいやとなるのは避けるべき
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/19(木) 01:07:59.79 ID:56vscOHG
そういう夏目漱石は50代にならずに死んだ。
625 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/19(木) 02:12:32.18 ID:qgCIR1S/
赤頭巾ちゃん気をつけて
626 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/19(木) 21:36:06.34 ID:7P/xbBWM
それは高校生のときに内容浅いし駄文だと思いました
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/19(木) 21:38:17.53 ID:KO/YNMBO
薫くんももう74歳になりますね。 まだ、元気で生きてるんでしょうか?
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/19(木) 22:07:17.87 ID:KO/YNMBO
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/19(木) 22:07:26.63 ID:em+G9wnW
相変わらずに猫語がしゃべれるんだろうか?
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/19(木) 22:18:57.48 ID:KO/YNMBO
私の兄の通っていた公立高校は、多分日本で最初にバリケード封鎖された高校だと思いますが、 ヘルメットかぶっていたのはほとんど他校の学生(灘高生という噂あり)だったと言っていました。
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/19(木) 22:22:22.29 ID:KO/YNMBO
>>622 方丈記は、堀田善衛さんの「方丈記私記」を読んで好きになりました。
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/20(金) 00:13:10.93 ID:CrfG0+dL
我々が高校時代は ラジオNHK基礎英語、通信添削、旺文社大学受験ラジオ講座、蛍雪時代とかあったけど あれは今と違い地方には予備校も塾もなかったからだろうな あるめん親も金かからんで助かったろうwww
FM 民放ってもともと通信教育放送のために できたんじゃなかたっけか
今から考えると 薫くんってニートひきこもりの元祖みたいな体だな 読んでる時は日比谷高校、東大法学部、丸山眞男 の意味してるところはよく知らなかったが 小説の中では高校卒業の年に東大受験がなかったわけだから 中沢新一らの世代の話だね
ABCは知ってても それだけじゃ困ります 旺文社カセットLLスーパー♪ 最近は、朗読CDが売れているらしい。耳で覚えるのに親しんだ世代が買っているのだろうと思います。
昔、睡眠学習器ってあったよねえ。 最近では、石川遼も使ってるスピードラーニングっていうのがある。
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/20(金) 23:20:26.27 ID:V0uymsUH
>昔、睡眠学習器ってあったよねえ 授業中爆睡していて結局その日の授業は何もわからなかった 睡眠学習機の胡散臭さは即理解した
638 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/20(金) 23:39:14.81 ID:UCbP/hE6
>>632 昔は、予備校へ行ったのは浪人生だけでしたね。
現役は行かなかったですね。
塾も一部を除けば補習塾でしたね。
639 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/21(土) 00:33:45.85 ID:cTDhUSQD
>旺文社大学受験ラジオ講座 ブラームス作曲の「大学祝典序曲」がテーマ曲として使用されていたのを知ったのは つい最近でした
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/21(土) 09:42:49.04 ID:KlhFhsiY
みなさんは図書館利用するんかいね?
641 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/21(土) 12:31:50.62 ID:yQgfcv49
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/21(土) 13:25:14.40 ID:Xsk2QtNZ
>旺文社大学受験ラジオ講座 地元の放送局は05:00からなんで、ラジオたんぱ23:30を聞いていた。 粗大ゴミの真空管ラジオを修理して受信していたが、混信・雑音・フェーディングで 子守唄になるほうが多かった。 ラジオたんぱからラジオNIKKEIに変わってライブストリーミングで 雑音なしで聞けるとは。 歳を食ったもんだ。
643 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/21(土) 14:55:34.56 ID:EmHMa4qa
加藤諦三や北山修の深夜放送を聴き、著書を読んだ。
北山はA6の番組に時々顔?をだすが、いかにも”医者”らしい喋り方に・・・
645 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/21(土) 22:18:34.59 ID:jFWg1ONx
「戦争を知らない子供たち」は名曲ですね。 同じタイトルの本も買って読みました。
646 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/21(土) 22:55:20.06 ID:zhvoIB6z
あの時代だと五木寛之か…
647 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/21(土) 23:07:35.41 ID:D/YjU/JQ
青春の門 大竹しのぶもあのころはまだ初々しかった
648 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/21(土) 23:11:29.89 ID:D/YjU/JQ
>>645 私にとって青春を代表する名曲は
「あの素晴らしい愛をもう一度」です
実際にはそのようなすばらしい恋をすることはついになかったけどwww
>>640 金が無いから、図書館ばっか利用してるよ。
webで新館図書の出るのしらべて、すかさず予約。
(図書館にいつ出るか、それがなかなか難しい)
1月くらい遅れることが多いけど、新刊書もけっこう読めてるよ。
ということで、 赤い鳥 「もうっこ」
五木寛之はほとんど読んでるけど、「風の王国」が一番よかったな。
ウォーカーズ・ハイ
北方謙三の「死域」に通ずる。
あまり知られていない曲かもしれないけど、今切々と思うよ。 自分らの世代の仕事だったんだなって。 ヒロシマの有る国で 【作詞】 山本さとし 【作曲】 山本さとし 1.八月の青空に 今もこだまするのは 若き詩人の叫び 遠き被爆者の声 あなたに感じますか 手のひらの温もりが 人の悔し涙が 生き続ける苦しみが わたしの国とかの国の 人の生命(いのち)は同じ このあおい大地のうえに同じ生を得たのに ※ヒロシマの有る国で しなければならないことは ともるいくさの火種を 消すことだろう 2.かの南の国では 大国がのしかかり かもくな少年らが 重い銃に身をやく やせた母の胸に 乳のみ子が泣きさけび はだしではだかのまま 逃げまどう子どもたち 故国の土をふむことも 家族と暮らすことも 許されない戦争がなぜに今も起こる ※ くりかえし 私の国とかの国の 人の生命(いのち)は同じ(平等) このあおい大地の上に同じ生を得たのに
読書スレで学生運動のような歌詞を貼られても…
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/22(日) 06:47:45.96 ID:zKS9kQeq
五木だったら「青年は荒野をめざす」が、 北山がらみのフォーク・クルセダースで歌を出したから いいんじゃない。 俺たちよりちょっと上の世代だね。
653 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/22(日) 12:32:03.18 ID:xxyLZiqC
青年は荒野を目指さない とりあえず大都会をめざす ド田舎目指すのは年取ってからだね
654 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/22(日) 12:42:14.54 ID:cDQACJkb
エッセイ「風に吹かれて」なんかもあった。 ボブ・デュランの名曲もあった。
655 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/22(日) 13:43:49.57 ID:aEm06Ufe
阿部公房に「けものたちは故郷をめざす」なんかもありました。 結構面白かった。
656 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/22(日) 15:55:45.68 ID:hNYcr0ZO
>>612 「戦争論」ってマキャべりだったけ?クラウゼビッツじゃなかった?
もっとも今じゃ何とかいう漫画家?が書いている方が書店に多く並んでいるが
657 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/22(日) 16:26:42.70 ID:xBaATOoO
戦争論は小林よしのりだろ。
富国論を書いたのは・・・え〜とえ〜と・・・野田総理
659 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/22(日) 18:34:21.43 ID:zYRBwUeV
やっぱり面白いのは動物図鑑と地図帳だな。
660 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/22(日) 22:00:34.61 ID:RTTFYxdp
新堂冬樹「殺し合う家族」 「忘れ雪」で良いイメージあったのに、 チンコの裏に通電とか痛過ぎ 読む気無く放置 これ「北九州一家猟奇殺人事件」の本かな?
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/23(月) 06:51:10.13 ID:TLy8gGX2
「このミス」を参考に、ミステリーを中心に読んでいる。 ミステリーも枠が広くなったと思う。
最近ブコフの100均本ばかり買って新刊を買わないから 「このミス」は一年遅れのものしか読めない^^;
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/24(火) 22:58:31.69 ID:D4ceKNfu
白夜行 先日ブックオフの半額セールだったので、一番厚い文庫本買ったら、 白夜行だった。
664 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/24(火) 23:07:57.44 ID:n4kqK2Qc
>>664 シリーズ続編みたいな「幻夜」も分厚いよw
東野は女が美と金で男を利用して成り上がるの書かなきゃいいのに
初期の推理物のほうが面白いよね
でも105円なら買っちゃう
665 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/24(火) 23:16:19.98 ID:dqWVx0HB
固い本は馴染まなくなってしまい「しゃばけシリーズ」とか「京極 夏彦」の分厚い文庫を愛読。 最近出た「諸星大二郎の諸界志異」の愛蔵版もイイ。「孔子暗黒伝」や「暗黒神話」も読みなおすとハマる。 「ぱらいそさいくだ!」「おらも連れて行ってくらっせ!」
666 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/24(火) 23:56:47.66 ID:n4kh3BwN
今もラノベ読んでる。 息抜きにはぴったりさ!
>>660 未読ですが作風が全く違う作品を書かれるらしく
黒新堂、白新堂と区別されているそうですよ。
白新堂の方を読まれると良いかと。
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/25(水) 04:10:17.11 ID:UH4vkK7e
>>667 「闇の貴族」「吐きたいほど愛してる」は黒新堂かw
これらもつまらなかったんだよね
ありがと白を探して見るけど…もういいかも
669 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/25(水) 21:45:31.26 ID:oikUFSfm
皆さん、もっと気合入れて、 具体的な書名をうpしてくださいな。
670 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/25(水) 21:55:39.25 ID:UH4vkK7e
↑まずお手本を見せてくれたまえ
671 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/25(水) 21:59:56.50 ID:oikUFSfm
↑自分でできないから、お願いしてるわけだが………
672 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/25(水) 22:15:08.26 ID:QJR9pHs/
50代になる直前、会社から解雇通知をもらった。不当解雇だった。 会社側は辞めたと思ってるが、本人は辞めてないと思ってるので 解雇通知後も毎日出社した。しかし、当然ながら仕事はない。 だから、それまで読めなかった本を読んだ。ドストエフスキーの 「悪霊」、芭蕉の「おくのほそ道」とかいったものを読んで、定時に なると帰宅したw 1か月続けたら会社が折れて、賠償金を支払うことで決着がついた。 俺にとってあれだけ充実した読書時間は、その後ないw 50代も半ばを過ぎて、今はたまにフロイトやブラッドベリを読むくらい かな。恐らく過渡的年代なんだと思う。
昨年 突然 時代小説に目覚め 藤沢周平を読み始めた。 長編はほとんど読んだ。さぶ、馬の骨 がよかった。 最後にとっておいた・・蝉しぐれ・・最終章に驚愕・・1ケ月くらい動揺した。。胸を見ただけなのか?? その次に山本周五郎を読んでいる。。もう少しで長編は読破する。 長い坂はよかったぞ。長編の駄作は1作だけ・・大久保彦左衛門の甥の話は途中でやめた。 それ以外はすべて読みがいがある。 虚空遍歴は最後にとっておく。
674 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/25(水) 23:32:16.71 ID:QJR9pHs/
>>673 「さぶ」は山本周五郎ではなかったかとw
ふりしきる雨の中をさぶが泣きながら走っていた
…てな書き出しだろ。はじめはいいんだが、尻切れ
トンボだったかな。
失礼。 途中 交互に読んでいたので混乱した。 まぁ さぶは 最後に女が簡単に許されたのがちょっと腑に落ちないが。 あと誤解がないように補足するが 蝉しぐれのショックは・・あの時 主人公を訪ねた ふく が 江戸へ行くのがいやで嫁にしてほしいとお願いにいったという話でショックをうけたのだった。
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/26(木) 06:38:01.68 ID:xmgIQvub
虚空の空(楡周平)→ヘッドライン(今野敏)→コラプティオ(真山仁) 先週、図書館で借り一気に読んだ。ちょっと疲れたよ。
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/26(木) 18:29:43.34 ID:8vpOVz0V
柴田哲孝「中国毒」
678 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/27(金) 18:52:29.70 ID:TmrDzQYI
紙爆弾
679 :
忍法帖【Lv=24,xxxPT】 :2012/01/27(金) 23:56:30.72 ID:1gsZrwcq
吉川英治「宮本武蔵」 しかしすでに戦国時代の武将は剣には重きをおいていなかった 「鎧着てるので切れないし時代は騎馬、槍、弓、鉄砲でしょう」 「源平の合戦ではないのだし」 であった
吉川英治 「新平家物語」 大河ドラマの影響で30年振りに再読し始めた。 久しぶりの吉川英治はすらすら読めるなぁ。
681 :
:2012/01/28(土) 11:32:02.82 ID:6PJUjRQS
やはり 筒井康孝 「家族八景」「七瀬再び」「エディプスの恋人」の七瀬三部作 これは何度読んでもすごい リアリティを感じる
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/29(日) 06:57:37.43 ID:WSijNRjN
「トロイア戦記」 クイントゥス
宮部みゆき「名もなき毒」 外立君不幸過ぎ…原田いずみ怖すぎ… バイトの面接の時は優秀なお嬢さん演じてたのだろう 元は美人なのかもと想像。あの女嫁にしたら酷いだろな 片や主人公家族の浮世離れした幸福さ。殆どメルヘン。 親子3人とも宮部みゆきの「理想の自分」な気がするな
684 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/01/30(月) 23:12:12.30 ID:kHKGKhpZ
>>683 前篇とも言える「誰か」を読まれましたか?
宮部はのほほんと生きる主人公に対比させることで
悪意を際立たせる手法ですよね
ただ裕福に見える←ここ重要
けれど身分違いや病気など苦労もあるわけで
想像力のない「いずみ」のような人間はごまんと存在するわけで
タイトルにつながるんだよね
685 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/01(水) 16:31:34.30 ID:Wvwbw6wP
「或るろくでなしの死」平山夢明
686 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/01(水) 20:35:36.41 ID:jOh2/5Rq
現代
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/02(木) 17:37:33.42 ID:QmfE6NlZ
688 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/02(木) 18:10:16.12 ID:YiNIIvcJ
>>673 お薦めの作品を10作くらい挙げていただけませんか?
宮部みゆき「火車」、うちの家計と同じ。
690 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/03(金) 23:54:33.59 ID:VkSXpRcd
鴨長明「方丈記」の草庵 リヤカー2台で移動可能、組み立て簡単なプレハブタイプ このタイプは単身者用に作られ流通していたというのには笑えたし感心した 鴨長明自身の「何か気にくわぬことがあったら即引っ越せるのでこの方が良い」 という部分には大いに共鳴できた
このところ、あまり重いものも読む気になれず 中島らも「白いメリーさん」 リリー・フランキー「ボロボロになった人へ」
692 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/04(土) 06:31:52.67 ID:aLrtFvzs
新聞で連載の「55歳のハローライフ」村上龍
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/04(土) 06:37:55.97 ID:aLrtFvzs
訂正 55歳からのハローライフ
694 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/04(土) 15:42:36.66 ID:8QGV/mxD
へんだな 村上龍は「すべての男は消耗品である」いうてたはずだが で、55歳からなんだと言うんだ?
695 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/04(土) 16:03:10.36 ID:/0xC8I2I
消耗されつくしたとて残骸くらいは残っているから、 残骸の人生にハロー!・・・ってことだろ。
696 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/04(土) 17:25:08.67 ID:3autGXev
村上龍は連載に当たり「多様化する人生の55歳からの生き方」 を描きたいと言っているみたいだな。 ハローワークの次はハローライフか
このぶんでいくと、いずれ、ハローデスとか死に方指南書も出すに違いない。
698 :
965 :2012/02/04(土) 17:44:39.60 ID:eoO0cp6G
699 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/04(土) 20:03:22.06 ID:uwzOh0va
南方熊楠全集
中島らも「今夜すべてのバーで」 著者が亡くなってるからこその名作かな
701 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/05(日) 01:57:00.32 ID:Ito+PPcj
百田尚樹『永遠の0』を読了した。涙したたるほどに。
702 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/05(日) 06:55:54.56 ID:3hRGLZMi
あれには俺も泣いた。
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/05(日) 07:37:35.38 ID:H9sMbMlR
永井荷風 「浮沈・来訪者」を読み返した 三島も谷崎もだんだん好きじゃなくなってしまったが 荷風さんはいい
>>701 『錨を上げろ』もよかったよ。
北海道沖での密漁が迫力あった。
他に密漁の出てくる小説ないかな
705 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 11:35:25.54 ID:OIT2FQs7
百田は影法師も良かったな。
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 13:43:21.84 ID:TkFAVV2I
UWF戦記1・2・3 あれはそういうことだったのかと目からウロコ 厚い本だけど好きな方にはお勧めです
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 13:52:03.03 ID:TkFAVV2I
村上春樹「雑文集」 最初のエッセイが秀逸 何気ない牡蠣フライの話を通して 村上春樹が思考の森の中で何と戦っているのか… 少し元気をもらいました
708 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 14:27:54.04 ID:k998Lfka
「元気を貰う」ってどこから流行り出した言葉なの? 老いも若きもみんな言うんだが 聞くたびにぞっとする
昔からいう言葉でしょう。 聞くたびにぞっとしてなさい。
少なくともおまいらは読書家なんだから 恥ずかしいステロタイプな言葉使いを しないでおくれよ
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 15:02:51.17 ID:k998Lfka
>>709 昔から、っていつごろから?
俺は20年ばかり日本にいなかったんだが
昔、日本にいたときはそんな変な言いまわしはなかったぜ
田舎では使ってたのか?
712 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 15:06:28.79 ID:k998Lfka
>>709 昔から言う言葉だというなら
誰のどの本に書いてあるのか言ってくれ
出来ればページ数も
図書館へ行ってみてくるから
そんな変な言葉を使う奴の本は買いたくないからな
俺も17年日本を離れてるけど、去年1年日本に戻って滞在した。 確かに人の話す言葉は変わっていたな。 いい年した大人が、 「〜〜みたいな」、「なにげに(「なにげなしに/なにげなく」の転と思われる)〜〜」とか、 その他忘れたけど、わけの分からない、というか稚拙な言葉遣いが多かった。 面白いことに、中年世代の側が積極的に若者言葉を取り入れているんだな。いや、 取り入れているというより、影響感化されてる。本来は逆、若者に質すべき立場なのに。 ゆとり世代以降に多いが、我々50代でも低学力の人は若者に阿る態度を取り、同じような 言葉使いを日常的にするようになる。 そんな人間がうじゃうじゃいて、TV見ると知ってるジジババがそんな風に痴呆化してるし、 本当に何十年ぶりの帰還をすると、頭おかしくなると思う。
小学生の口喧嘩みたいだね〜w
「誰が何時何処で言った?何時なんぷん?」
確かに「元気を貰う」という台詞にはサブイボ立つのは解るけど
>>707 村上春樹はエッセイは上手いね
「遠い太鼓」でもグルメなのはよくわかるし読むと旅にでたくなるよ
でも「元気」は貰わない
特に今日のように冬の雨の日に読みたくは無いね
ノルウェーの森がリピートする感じ
厭じゃないんだけど自分が内向きになる
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 16:39:47.50 ID:BmHEAxYK
『もう一つの昭和史@深層海流の男・力道山』牛島秀彦
716 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 16:49:31.77 ID:k998Lfka
どこでいったかというのが文学では必要なんだよ お前みたいなみーはーにはわからないだろうがw サブイボって何?w グルメなんてわかったような言葉使うなw リピートするって何w お前日本語が使えないのかw うんと内向きになって30年くらい日本語を勉強しろw 村上春樹はギリシャに住んでたそうだがギリシャのことを何にもわかってない 別にわかる必要はないんだけどね あいつはつまんない奴で 昔週刊朝日に「村上春樹は昭和の夏目漱石だ」という記事があって 日本はもう駄目だと思って俺は日本を出た 朝日はほんとにクソみたいな新聞で だがあれが日本なんだよ、つくづくそう思う
717 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 16:50:36.87 ID:k998Lfka
>>716 じゃぁ「みーはー」も使うな
サブイボは関西弁だよ=鳥肌のこと、わざと使うんだよアホ
夏目漱石なんて留学してすぐホームシックで逃げ帰ったマザコンだよ
春樹みたいに語学もできない馬鹿だからね
椎名誠なんて「上昇する太宰治」って言われてたよ
記者なんてそんなもん
言葉はどうかしらんが、20年前の日本人の方がよほどバカだったと思うんだよなぁw
720 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 17:16:29.41 ID:k998Lfka
>>718 漱石の英語力をしらないのか(爆
あの人はホームシックで逃げ帰ったんじゃないぜ、
政府から派遣された留学生だからな
マザコンって、夏目漱石は親にうとまれて、いわば無視されて育った人だよ
知らないことを偉そうに言うんじゃない
だから日本はダメなんだ
バカが偉そうなことを言うから、特にバカ女が
椎名誠とか太宰治とか汚らしいものはどうでもいい
>>719 今の日本人が賢いというのか(大爆笑
>>720 賢いとは言わないが、20年前よりはいろんなことを学習してる。
722 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 17:28:20.81 ID:k998Lfka
723 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 18:43:40.59 ID:hs5SGRVA
ま、仲良くやりたまえ。
724 :
名無しさん@お腹いっぱい :2012/02/06(月) 19:37:01.98 ID:HHGj+pRv
>夏目漱石なんて留学してすぐホームシックで逃げ帰ったマザコンだよ 春樹みたいに語学もできない馬鹿だからね 確かに無知だな。 それに「元気を貰う」も実にくだらない表現だ。 「20年前の日本人の方がよほどバカ」と言いながら、 「賢いとは言わないが、20年前よりはいろんなことを学習してる」 と逃げるのはいただけない。 蒸し返してごめんね。
>>724 確かに「元気を貰う」は気持ち悪い。
元気は自ら湧いてくるもんだよねぇ。
726 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 22:00:44.37 ID:mBPmxhpz
何か、意地になってんなあww
俺は『元気を貰う』が気持ち悪いとは思わん。 でも欧米系の個人主義的な文化圏の外人が聞いたら、 違和感を感じるだろうことは想像できる。 若い奴の言葉の使い方に還暦過ぎた年寄りが難癖つけるのも、 昔からよくあることなので十分理解できるw
728 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 22:38:09.27 ID:0T+HvSmr
>>90 野菊の墓って、「民さん、あんたは野菊の墓のようだ」っていうセリフの例の小説ですね。
729 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/06(月) 22:51:15.00 ID:0T+HvSmr
工藤美代子 『もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら』、よかった。 怪奇現象やら幽霊やらの本だが、生きていくって大変だなぁ〜としみじみ思った。 おしまい。
730 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/07(火) 00:03:28.83 ID:ZJCFMIXn
>>729 >生きていくって大変だなぁ〜としみじみ思った。
私もその本読みました
ノンフィクションライターは絶対にウソはかかない
話を面白くするために脚色はしない
というスタンス非常に感心しました
でもそのような感想とは無縁の本だと思いましたが
『日々是怪談』中央公論社 1997年
彼女の本だとこれもお勧めです 図書館で探してみてください
>>727 >でも欧米系の個人主義的な文化圏の外人が聞いたら、
違和感を感じるだろうことは想像できる。
ところがそれが逆に、欧米式の唯物論的思考方式なんだよ。
Why did you think so?
あなたはどうしてそう考えたのか?
What made you think so?
なにがあなたをそう考えさせたのか?
上の例のように、不自然な日本語の方が、欧米式、世界標準的な物の考え方、表現方法と信じたい欧米コンプレックス、はっきり言えば劣等感から来る猿真似。
ゆとり世代以降はともかく、このことを理解自覚出来ないほどお粗末な50代以上は、出来るだけ早く滅んだ方が良い。老害を及ぼす以外に、もう日本の為に何も良い事は及ぼさないだろう。
>若い奴の言葉の使い方に還暦過ぎた年寄りが難癖つけるのも、
>昔からよくあることなので十分理解できるw
だから、大した大人にならなければいけない。人生の半分をとうに越えたのだから、目下の者には教え、自分は老いさらばえない努力を。間違っても、自らレベルの低い方へ下り真似することはすべきでない。
”物分りの良い、頭の柔軟な、友達みたいな”人になりたくて、自らの教導的立場を放棄し、若者に阿(おもね)っている、その姿は醜い。
スレ違いだからこの辺にしておこう
732 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/07(火) 05:44:01.17 ID:evdcLL66
>>715 力道山、町井久之、児玉誉士夫、大物政治家、CIA、民団…
733 :
名無しさん@お腹いっぱい :2012/02/07(火) 09:35:58.65 ID:PMujzU8c
>>731 What made you so angry?
あなた(you)の言うことに同意するけれどもね。
スレ違いだから、いいかげん本にもどろうか。
734 :
G :2012/02/07(火) 15:30:17.93 ID:OYV2TYcQ
今、大英帝国時代のイギリスに興味を持っている。 それでというわけではないが、キップリングが面白い。 昔ジュブナイルで読んだ「ジャングルブック」を読み直したが、 視点を変えれば「白人による世界への文明の輸出」みたいな構図がみえる。 「少年キム」は初めて読んだが、秘境・冒険・スパイものを合わせたような名作だ。 読み出すと泊まらないストーリーテリングと、エキゾチックな雰囲気が溜まらない。 もちろんキップリングの「使命感」は自己反省もある良心的なもので、 後年のジョージ・オーウェルのビルマ体験に比較できると思う。 以前は白人場武力で途上国を支配、といった画一的なイメージだったが、 内情は複雑で、むしろ「イギリスは植民地によって作られた」という気さえする。
735 :
G :2012/02/07(火) 15:34:26.99 ID:OYV2TYcQ
横スレ
上記で「外国から見ると、日本の○○はヒドイ・乱れてる・ダメ」
といった指摘があった。
おれは外国のことはよく知れない。
狭い知見の範囲で言えば、
例えば外国がアメリカ合衆国だとして、あの国の言葉の「乱れ」は
「日本以上に」ヒドイと思う。
二十年くらい前は、社会の中心に中産階級がいて、普通の英語が話されていた。
(「普通の英語」がよく分からないがw)
ところが近年は軒並みミドルクラスが失業、家を取られるといったありさまで、
コミュニティーがばらばら、教会中心のサークルが崩壊、
ディビジョンのルール破りが横行といった惨状だ。
三大ネットはまあいいが、ケーブルテレビになると、
おれ程度でもおかしい文法の間違い、いい寡言な「英語」がいっぱいある。
そもそも社会の構成員にラティーノが増え、「英語」が日常語で無い人が多い。
黒人の「英語」は、世代間の乱れなんて次元を超えた、全くの別物。
その点、アジア系移民の言葉が一番マトモかも知れないw
アメリカの現状は、日本の「世代間の言葉の乱れ」なんて状態を超えた、
国民国家の変質といった感じ。
>>720 さん
漱石についての指摘はその通りで正しいと思う。
ただ、個人的には「日本はダメ」と言う気にはなれない。
おれは国際情勢などよく知らないが、管見した北米やEUの一部の国と比較しても、
日本は文化的な一体感が強いし、暮らしやすい国だと思う。
「国民一般の教養レベル」という意味から言えば、高い方では無いか?
>>727 さん
「欧米系の個人主義」
浅学非才のおれの「常識」でも、「欧米系の個人主義」というタームは不可思議だ。
「欧米系」でない個人主義が何パターンかあり、最上級が欧米系といった意図を感じる。
欧米視点で日本を批判するスタイルは、もう滅びたと思っていたが。
>>735 『元気を貰う』という言葉には、
自分と他人は基本的に同じで、
他人も自分と同じように感じる筈だという日本人特有の感性がある。
欧米人と生活した経験が有る人なら判ると思うが、
自分と他人は感じ方や考え方が違うのが当然で、
他人と違うことにこそ価値を認める欧米人の感性では、
他人が元気だとなぜ自分も同じように元気にならないといけないのか、
と言葉の意味に対して違和感を持つだろうな、
という意味で書きました。
737 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/07(火) 18:12:31.77 ID:vXbbEdlF
謙信の軍配者・富樫倫太郎
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/07(火) 18:47:00.99 ID:P6pGYxvU
『西原理恵子の人生画力対決@』(小学館) うーん、いまいち面白くない。A以降は買うのをやめよう。
739 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/08(水) 00:12:58.84 ID:/C8NsVg5
恩田陸の「夢違」「きのうの世界」読んだ人います? 感想聞かせて 面白そうなら読もうかなっと
740 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/08(水) 01:10:34.39 ID:xXslNNQb
>>730 >>生きていくって大変だなぁ〜としみじみ思った。
>でもそのような感想とは無縁の本だと思いましたが
そだね、言い方がはしょりすぎでした。
特に、著者の母親のレストランを手伝ってた女性の話が何話かあるけど、
自分の病気をおしてまで著者の母親に心底尽くして、さらには亡くなって
からも著者の母親の病床に見舞いに来る話やらの流れを読んでいて、
生きていくって大変だな〜としみじみしちゃいまして。
って言うか、死んでからも大変だなぁ〜、というわけなんです。
>『日々是怪談』中央公論社 1997年
>彼女の本だとこれもお勧めです 図書館で探してみてください
サンキュー。実は図書館本で読みました。
いい本でしたねえ。
>>738 マンガでも図書館においてあることは割とあるから
図書館にあるか確認して、あれば借りたほうがいいよ。
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/08(水) 16:54:26.98 ID:JIlPLJ7C
最近、邱永漢の金儲け本を見ないな。
743 :
G :2012/02/08(水) 19:46:41.18 ID:kNU3a+EI
「アルハンゲリスクの亡霊」で感心したエドワード・ハリスを読んでる。
「エニグマ」はちょっと冗長だが、暗号部分がおもしろい。
「ポンペイ」は、細かい書き込みが古代ローマの現実をよく出しているので
主題と文体がよく会っていると思う。
>>736 さん
こだわるようで悪いが、欧米人にも
「他人も自分と同じように感じる筈」というセンスはあると思う。
人格(キャラ)をもった絶対者、自然界を人間が支配、人間同士を縛るルール、
また、原罪、被造物、オリジンと終末といった考えを、
欧米人は、当然の共通感覚として共有している。
「人間なら」上記のような「常識」は当然だと思っているので、
逆にそれが無いアジア・アフリカ系などには、「人間でない」という差別がある。
こういった共通感覚は、どの文化圏でもあると思う。
欧米人の「同じ」も、日本人の「同じ」もパラダイムとしては「同じ」だ。
これと「個人主義」「自我の自立」などは、別問題。
>>739 さん
恩田陸はおれも好きです
その作品は読んだことない(参考にならずに申すわけない)けど、
「ねじの回転」「夜のピクニック」は驚いた。
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/08(水) 23:24:27.54 ID:KIniGcem
息子2人戦死、面目保てた…乃木大将の手紙発見 司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んだのでこの男はどうも好きになれない ただ突撃だけ繰り返して6万人の死傷者をだしてはな 戦国時代の武将でも城攻戦の時はあの手この手で攻略法考えたというのに
745 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/09(木) 00:30:33.77 ID:Y2OuKtqB
恩田陸さんの作品は 序盤から中盤まで期待させておいて後半失速してしまう パターンが多いように思います 期待はずれというのか 山がないまま終わってしまうと言うか まるで燃料切れ起こしたマラソンランナー見ているようです
>>745 とても上手な例えですね。
わたしは、 恩田陸さんの作品は「月の裏側」しか読んでないのですが
これはひどかった。
もう読まないと決めました。
747 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/09(木) 16:33:29.70 ID:eQMhvN0x
「ばらばら死体の夜」桜庭一樹
748 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/10(金) 00:20:15.73 ID:7byohWkz
『月の裏側』 は確かに詰まらなかった。 内容はもう覚えていない。 詰まらなかったことだけ覚えている。 カネ返せ。
桜庭一樹がテレビにでてた ずっと男だと思ってた
750 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/10(金) 12:19:26.41 ID:FaHlmYZP
でも21世紀にもなって 洋行帰りを自慢したり、白人>有色人種 と考えている人いるんだな〜〜〜と思うと あらためて驚くわ たぶんかなり年配の人なんだろうけど
751 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 00:57:54.58 ID:VvAWHGtL
図書館で村上春樹「1Q84」の予約待ち2984人というのには笑った こいつら絶対この本読む気ないだろうと思った
752 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 01:20:43.93 ID:CBLRKjNT
>>751 それが読むんだよ。だから読書界って素敵。
753 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 07:01:46.00 ID:YC/hsO80
「二流小説家」デイヴィッド・ゴードン 「ノルウェイの森」以外村上作品は読んだことがない。 俺のような凡人には彼の面白さというのがわからない。
わかりにくい本のほうが良いんだよ。 なんだか偉くなった気分になる。
755 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 11:39:40.65 ID:X4GPKaQo
>>751 買ってまで読む価値はないけど読んでみるか。だと思う
>>753 面白うてやがて哀しき突撃隊…
756 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 12:00:56.55 ID:DGjaJUle
村上春樹とは、二十歳の頃に『風の声を聴け』を読んで、「もういいや」と思ってさよならした。
757 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 12:35:14.93 ID:txqppl8q
前にTVで、新刊待ちわびた村上ファンが、手に入れた「1Q84」を ショットバーでグラス傾けながら読んで、薀蓄を語っていた。 あれはイタかったなあ。
758 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 13:29:16.48 ID:ZAM7MLH/
俺には「1Q84」の面白さがどうしてもわからない そんなにすごい小説なのかあれは?
759 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 13:58:37.41 ID:VUfDXhco
ちょっと春樹教に入信したんじゃねえかな。
風と1973 は読んだ。装丁が素敵という記憶だけが。
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 16:36:48.48 ID:AM23CMaX
村上春樹のナルシスト文が無理だ
762 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 17:19:04.45 ID:lPkQNoI/
俺も屁理屈を名言だと女がとらえてくれないかのう。
763 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 17:34:30.16 ID:iEpz6+Nj
その前に身近に女をはべらせることからはじめようぜ。
764 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 18:51:14.55 ID:lf5X94Ok
飲み屋では金をわんさか使えば誰でも村上春樹になれるぞ。 金持ち相手だと女の御愛想と忍耐力はノーベル賞だ。
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 20:31:12.09 ID:vdq7IEJP
そりゃそうだ 男にではなく札束様に愛想ふりまいてんだから ノープロブレムだ
男にも嫉妬される春樹
少し違うな 爺にも嫉妬される春樹
768 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 22:17:14.53 ID:3EJevNqY
文士というのはだいたい銀座あたりで呑んだくれているものなのだよ。
769 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/11(土) 22:53:30.61 ID:sitmyWUn
770 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/12(日) 00:47:30.26 ID:iAPBxI1Q
>>768 文士が文士面して飲み呆けていてよかった銀座あたりが存在した時代にな。
ま、いまどき、文士なんて存在しないし、そして文士が飲み呆けてよかった銀座もないんだよ。
771 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/12(日) 00:52:40.11 ID:iAPBxI1Q
追記) 夢枕獏の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(角川文庫)4巻本を読み終えた。 作者当人があとがきで「ああ、なんという傑作を書いてしまったのだろう」と評しているが、まさに納得した。 ただ彼の作品にはどうしても死体の腐った臭いがつきまとうのは何とかならんかとワシは思う。 「陰陽師」シリーズでも似たような感想を抱く項があるし。
772 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/12(日) 01:37:23.92 ID:c//J5ad3
>>769 クマガリ名人のマタギ山本兵吉
吉村昭の「熊嵐」だったかな?
そこでは熊狩の才能がある以外はしょうもない男のような書かれ方だったが
実際は普通の人だったようだね
新田次郎「八甲田山死の彷徨」も全滅した部隊の連帯長がいかに
無能であったかのような書き方だったが
あくまで未曾有(みぞう)の寒気団がと遭遇したのが
青森歩兵第5連隊の大不運
実話をもとに書かれたフィクションにはそのように怖いものがある
関係者みな亡くなっているので訴えられることもないし
773 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/13(月) 01:09:46.28 ID:MXzfWv54
最近、歴女が増えているらしい 戦国時代の武士たち、幕末維新の志士たちに漢を見るらしい × 英雄、色を好む ○ 色、英雄を好む いえていると思う
774 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/14(火) 11:14:42.04 ID:umkqpsG6
「風をつかまえて」高嶋哲夫
775 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/14(火) 11:54:23.17 ID:38MnUour
紙爆弾
776 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/14(火) 17:02:40.31 ID:AO++I1c9
「アルハンゲリスクの亡霊」を空き時間に読んでやっと読了。
最初はたるいが、クレッシェンドするストーリーで堪能した。
ロバート・ハリスに興味を持ち、「暗号機エニグマ」と「ポンペイの四日間」を、
良くないくせだが、同時に読み始める。
ポンペイは、古代ローマ好きなので細部が面白い。
エニグマを読んでこの作家の欠点が分かった。
それは「冗長」と、主人公の「キャラが立ってない」いうところ。
アルハンゲリスクやポンペイのように、舞台そのものが変わっていて、
異国情緒があればいいが、「普通の世界」だと、だるくなる。
ただし、暗号についてはよく書いてあって面白かった。
>>760 さん
おれも好きなのは「風」「ピンボール」「羊」ですね。
「ワンダーランド」や「ノルウェー」もいいが、「1Q」は途中で投げ出した。
歴史の通史だと、我々の世代ですと、中央公論の「世界の歴史」「日本の歴史」が代表?
あれもずいぶん昔だったので、今の時代の通史を読もうと手に取ったが、
感心したのは、「興亡の世界史」。
何冊か読んで、いま「空の帝国−アメリカの20世紀」を読んでいるが、
一般的な現代アメリカ史とは一線を画す問題意識と面白いエピソード満載。
このシリーズは、網羅的な通史からちょっとはみ出て、「独自な視点」というが方針か?
「ロマノフ王朝の大地」とか、「ケルトの水脈」とか、しゃれている。
「中国化する日本」與那覇潤 (よなは じゅん、1979年 - )日本近代史学者 は必読書だと思う。 ポストモダン思想の流行時に、 ポストモダン以前に日本はモダンになっていない という議論があったけど、 それがなぜなのかがよくわかる。 歴史学者の業界最新動向が 読めるという意味でもすばらしい。
778 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/14(火) 18:45:16.84 ID:o9+SDpym
占領ダンス・幻冬舎、木宮条太郎
中野孝次著 苦い夏 著者の旧制高校、大学時代の自伝だが、思ったより面白い。
780 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/15(水) 15:09:53.70 ID:vlOtRzZ/
「警官の条件」佐々木譲
781 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/15(水) 16:01:20.15 ID:SzoW9PNS
>>772 小説は確かにそうだったな
熊を倒したお祝いの席で酒乱の山本兵吉の眼がだんだん
座り始めたのに気づいた村長が危険を感じ飲み会をお開きにして
「とりあえず熊胆は熊倒した兵吉さんがもって帰ってくれ」と言ったところ
兵吉発狂
「熊胆は熊倒したものがもらえるのが当然のはずじゃ
ふざけるな!! 俺の出動代も別に出せ」
と村人からかなりの金ふんだくって帰っていった
となってるが
実際には新聞社が後日兵吉に取材したときの記事には
「売れた熊胆代50円は熊狩りに参加したみなで相談して
被害者たちに分け与えた 鈴木某という者だけがそれに不満で最後までブツブツ文句言っていた」
と語っていた
小説とぜんぜん違うじゃんと思ったよ
史実に基づいたフィクション小説はどうしても事実と混同してしまう嫌いがある
782 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/15(水) 16:15:04.04 ID:QvhuHmdf
マイブルーヘブンとかアラビアの唄って、エノケンが歌っているものとばかり思ったが 二村定一なんだってね・・・
783 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/15(水) 18:13:35.18 ID:mpUoxjyv
平吉さんが新聞記者に嘘をついている可能性はないのかい? 鈴木某を悪役にしてさ。
784 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/16(木) 01:33:40.21 ID:TgXkMI5C
当時熊猟は熊胆(くまのい)目当てで行われた 漢方薬の材料となりかなり高価な値段がついた 当然熊胆は熊をしとめた兵吉氏のものとなるはずだが 新聞では家族を殺された被害者住民に全額渡されたとのことなので ウソではなかろう
785 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/17(金) 01:20:26.91 ID:siL2IRPW
陽だまりの彼女 越谷オサム 新潮文庫
786 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/17(金) 10:14:41.50 ID:Ha2QkV0C
『藁にもすがる獣たち』講談社 曽根圭介
787 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 00:26:48.44 ID:cJIkz4+M
史実に基づいたフィクション小説はどうしても事実と混同してしまう嫌いがある ↑ 「雲の上の坂」も 案外そうかもね。
788 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 00:35:07.95 ID:vvzU8mty
↑どっちが上なんだ?www 坂か?雲か?www
「火怨 北の燿星アテルイ」高橋克彦著 坂上田村麻呂はあくまで脇役。 渡来人2世の雇われ兵です。
790 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 11:43:18.48 ID:fW2yY8dX
>>787 >「雲の上の坂」も 案外そうかもね
誰の小説?
雲の上に坂はない
791 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 12:49:25.81 ID:+BmpIETN
「雲の上の坂」ってへんだよね。 「雲の上の板」じゃねぇーの??
木板からびろーんって蜘蛛がぶらさがってる情景では?
793 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 18:22:30.76 ID:37+u3Wqb
ある日、お釈迦様は・・・ではじまる小説?
めでたしめでたし。で終わる日本風の物語と、 あまりめでたくない終わり方をするかぐや姫や桃太郎のような朝鮮系の話とがあるよな。
795 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 18:45:52.30 ID:37+u3Wqb
どっから朝鮮系って分けるんだよ。阿呆か。
エロ妄想日記と虚言癖ダダ漏れのタカシ君は 本すら読まないから話題に入れないんだろうね
797 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 19:03:03.76 ID:37+u3Wqb
ま、人それぞれだ。朝鮮玉子の例を引いているのかもしれないが。
浦島太郎は帰ってみたらこれいかに、人質として日本で暮らしている間に、祖国百済が唐と新羅によって滅ぼされてしまった百済王 余豊章の話だろう?
799 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 20:05:18.10 ID:37+u3Wqb
万葉集に、浦島子記という伝説歌が収録されているが、時代的にはどうなの? そのあたりの歴史はうとくて・・・
800 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 21:25:18.12 ID:fW2yY8dX
「浦島太郎」この教えは 東洋版「アリとキリギリス」のようなものなのだろうな
801 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/18(土) 21:26:52.87 ID:fW2yY8dX
でも現代のキリギリスは生活保護で余裕で生きている おかげでまじめに働いているアリのほうが過労で死にそうだ
803 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/19(日) 12:08:21.23 ID:mM0gZuOA
でもなぜ竜宮のお姫様は命の恩人でもある浦島太郎に「玉手箱」を持たせたのか? 絶対にあけないようにと言って そこがいまいち理解できない なら、持たせるなと言いたいのだが
そんなものを持たされたら、たまったもんじゃないよな。>玉手箱 まあ、年を取らない装置だとすれば納得がいく。 神武天皇にしろ武内宿禰にしろ、あの頃の大王家はこれを持っていたから長生きできたのだろう。
たぶん筒井さんのショートショートに浦島が苛めっこで竜宮から戻ったら
苛められ老人になったという因果応報のがあったと思う
>>798 それは初耳
日本書紀にも浦島っぽい記述があるんだけど。
剣道は韓国起源ニダ、サンタも韓国起源ニダの類では?
806 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/19(日) 16:28:14.52 ID:Ug2iSCqi
平成猿蟹合戦図 吉田修一
>>787 司馬の小説はほとんどそうなんじゃないか。
わりと好きだったが、ある時期から、こりゃ信用したらあかんと
思うようになった。
塩野のローマものについても、イエスに一切同時代の公文書が
ないことに触れていないので、どんなもんだろうと思ってる。
808 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/19(日) 21:48:50.36 ID:Upbew5jd
歴史小説と歴史は違って当たり前
歴史は常に現在からの再構成でしか ありえないからね 塩野は知らないけど 司馬はちょっと辛いものがあるなあ
810 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/19(日) 22:31:01.16 ID:MTP+VhZW
他人さまの書いたもんストレートに信用しないことですね。
811 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/19(日) 22:41:06.08 ID:BoDoG7BI
司馬は以前、明治時代までは日本人は優秀だったのに 昭和になってから魔法がかかったようにダメになったと 論評していたがたんにGHQに洗脳された連中及びブサヨマスゴミの 自虐史観を刷り込まれているだけだろうと思った 事実に基づいた歴史を膨らませて「小説」を書くのは得意だが それ以上でも以下でもないということをそのとき理解した
812 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/19(日) 23:14:36.89 ID:tjrVwApN
ここのところ買いてい(改訂)本がない・・・
813 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/19(日) 23:40:21.30 ID:KW3iJkik
ブックオフで見つけた『ラモーンズ伝説』を今読んでる
1970年代の NYC ミュージシャン人間関係図とか お願いします
司馬は若い頃日本陸軍の戦車隊に属していて この組織、この戦争の理不尽さに憤慨して ずっと戦後追いかけてきた ノモンハンの取材では 日本陸軍の上層部の人間の あまりの醜悪さに体調が悪くなるほどの ものだったと語っていた バランスをとるためにも坂本龍馬を 過剰に持ち上げなければいられなかった気持ちはよくわかる
816 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 01:18:57.71 ID:N3YYpBkA
明治の人は偉かったというが 日清、日露戦争を指揮したのはみな江戸時代の藩校出身者 「坂の上の雲」見ればわかるように 太平洋戦争を指揮したのが明治生まれ ただし太平洋戦争でも日本はアメリカ以外はみな撃破している 資源豊富なアメリカだけがやたら強かったということ
江戸時代の下級武士は300年も我慢して、やっと明治維新を迎えたわけだし、 我慢強さとすれば現代人の比ではない。 明治になっても、武士は武士の誇りを失わず、毅然として暮らしてきた。 危ないのは農業を捨てた小作人だろうな。
>>815 「日本国家の代表」って、誰だか言えるか?
天皇か? 総理大臣か?
日本て、未だに 国家の代表者を国民が直接選べていないんだよ。
幕末にフランスやアメリカの様子知って、夢想の中で坂本竜馬さんが思っていたような国に
未だになれていないんだよ。
自分がいる社会は、「それなりに近代的・民主的」って思っているかもしれないけど、
「10円以上の税金を払うものだけが選挙権を持った」明治時代の人と おなじ感覚じゃいけないよ。
後から見てみれば、人の上に人がおり、国家代表さえも直接選べない現代は、
とっても遅れている・未開って思えるんだよ。
819 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 02:01:55.14 ID:N3YYpBkA
なんでフランスやアメリカのシステムが日本より上と考えるのかが 理解できない
日教組が強い時代に教育という名の洗脳を受けたからな
821 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 06:22:52.11 ID:761zzaNP
統率の外道か
虚言癖がはげしいマッチ売りちゃんの家にはまず本棚というものがありません。
824 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 15:01:04.14 ID:H3q3nFkJ
>資源豊富なアメリカだけがやたら強かったということ たしか、戦前の日本の製油技術はきわめてレベルが低く、製油されたガソリン を日本の使用量の80%をアメリカから輸入。そんな、アメリカにケンカ吹っかけた たんだからな・・・
平坦補給は、大和魂で。
826 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 16:20:32.50 ID:qcnq7RkH
平らなところで何を補給すんのじゃ?
827 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 16:26:15.28 ID:H3q3nFkJ
兵站だろう・・w 最近、図書館で「エノケンと呼ばれた男」って〜のと、二村定一のことを 書いた「砂漠に日が落ちて」を借りて読んでいる。 おりよく、映画のM☆A☆S☆Hって朝鮮戦争の野戦病院のことを映画にした のを見ていたら”アキ・タカムラ”って〜のが、MY BLUE HEAVEN 歌っていたが、あれが二村定一だってな・・・てっきりデック峰とばかり 思っていたがな
828 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 16:28:36.84 ID:CvkNdYke
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 17:58:57.77 ID:CA6gon/h
芥川賞受賞の田中「共喰い」 何だよこれ、コレが受賞作?何かの間違いだろう。 時間を返せ!
>>814 チャック・レイニー、コーネル・デュプリー、アンソニー・ジャクソン、
スティーブ・ガッド、レニー・ホワイト、アル・ディメオラ、ミンゴ・ルイス
ジャコ・パストリアス、他
>>827 >二村定一
昭和初期に「青空」を歌った人でしょ。
>>829 本屋でパラパラめくってみた。ダメだった?
832 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 21:43:16.52 ID:yHqdfHXw
芥川賞はしょせんプロ野球でいえば ドラフトで入団できましたというルーキーレベル 読むのも期待するのも間違いだと思う
833 :
829 :2012/02/20(月) 22:01:49.99 ID:CA6gon/h
>>831 酷い内容だった。
やたらセックスシーンが出てきて。
再婚相手の嫁とパコパコやってるのを中学生の息子に見られたとか。
あまりにもくだらない。
140ページと、内容もページも薄いのが救いだった。
そうでなければ壁に投げつけてた、図書館の本だから出来ないけど。
>>832 そうなんですね。
>>833 図書館で掲載されている文藝春秋チラ見したよ
美しくない文章だから受け付けなかったけどそんな内容だったのかw
円城塔のもパスしたけど、最近の芥川賞はレベル低いね
835 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/20(月) 23:13:54.49 ID:0L6oWIyV
しょせん 引きこもりが誰とも接触せずに頭だけで書いた本だから たかが知れている 現実は小説よりも奇なり
文学一筋、というのもそれなりに覚悟を決めた孤高の人なのかなぁー という畏敬の念もあるんだけど、その反面社会生活の経験がない書物の知識だけの 人間になにが書けるのだろう、という気持ちもある とりあえず読んではみるよ
そもそも芥川賞は「新人賞」なんだから、そんなに期待しちゃだめよ。 毎回文藝春秋に全文掲載されるから、そっちを読んだ方がいいと思う。
838 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/21(火) 14:33:28.25 ID:H0mJyG1w
川上武志著「原発放浪記」次「原発とヤクザ」をキイープしていて読む予定。 図書館で、原発物もやっと待ちなくて借りれる。
キイープは新しいね〜♪ 光市の福田が死刑確定して良かったね 佐々木譲「ユニット」はこの事件をヒントにして書かれた物だろうけど 犯人の少年は刑期15年なのに7年で出てくるんだよ 妻子を殺された若い夫は酒浸りになり自暴自棄の日々をおくる が、少年が保釈されたと知った主人公は…以下はネタバレなので省略 本村さんのように強い人間は小説の上を行くんだなぁ
村上龍は狙って取ったとか言ってた。傾向と対策みたいなのがあるのか? 芥川賞。
841 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/21(火) 18:42:36.72 ID:vL9CD+SO
田中といえば康夫ちゃんはボロ儲けだったな。
842 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/21(火) 18:52:53.39 ID:vfkRNbWn
>>840 編集者が滅茶苦茶に手を入れたとか、それがフェアじゃないとか、いろいろ言われてましたっけ。
843 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/22(水) 00:43:25.50 ID:0vdF2lgI
江戸川乱歩賞は 最低二人以上殺されること 作者が本業としていることがネタになっていること というのが傾向と対策だったな
844 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/22(水) 13:43:37.02 ID:nWmFYeYB
新人賞ってのは、割ときちんとして公正な選考基準があると聞いたけど。どう?
846 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/23(木) 23:25:52.42 ID:9HFDz2EB
文学に公正な基準なんてどうやって設けるのだ? 筒井康隆の「大いなる助走」を読まれると良いかと
>>845 どんな賞も、編集部の売りたいものにとらせるのが基本だろ
商売なんだから当然 センター試験じゃねえんだし
ましてや新人賞 実績ない新人ならなんとでも
つか、試験が公正という幻想で、賞レースまでそうだと思うナイーブな
もんがそんなにこの世にいるんだねえ
つかさあ、公正というなら、出版社に得になりそうと思わせるもんが 賞をとれるというのは実に公正だろうね 岩波の採用だってもろにそうなんだし 作品だけじゃないからな、受賞基準は
849 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/24(金) 00:49:30.23 ID:G+ctJuVc
>>845 わかりやすく言うと
なるべく若手
女性なら美人、カワイイ
男ならイケメン
つまり話題づくりにつなげられる作者だととてもうれしい
新人賞なのだから作品の内容で勝負などしょせん無理なのだから
850 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/24(金) 11:50:41.82 ID:ykwYcwXT
>>845 文壇スレ、見るとわかるが、新人賞って年齢制限があるらしいぞ。
おっさんや、おばさんの、新人賞投稿ははじっめっから、ゴミ箱ゆきらしい
851 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/24(金) 15:13:01.37 ID:JtpEjpg4
編集者は激務だからね。
852 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/24(金) 17:31:27.30 ID:HdNYjmiS
しょせん銭儲けかい?
853 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/24(金) 19:38:21.86 ID:BjLY57Ei
なら自己出版と考えると 自己出版詐欺に引っかかるし いや、とかくこの世は生きにくい
854 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/24(金) 20:07:13.27 ID:ZMSxul/1
まあ、心配しないでも君が芥川賞をとることは決してありえない。
にわかと知ったどもが、尤らしい妄想を述べるスレなのか?
856 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/24(金) 22:10:23.94 ID:ZMSxul/1
悔しいか、悔しいのか? もと文学少年君。
857 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/25(土) 01:18:06.13 ID:MX9U2dtR
>>846 筒井さんなら「走る取的」これは怖い。じわじわくる怖さ
858 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/25(土) 02:18:40.15 ID:zxtr/tZr
「ミッドナイトラン」もその系統だったね 筒井氏のチェイサーものはリアルだ 文学部唯野教授にも一瞬そういうシーンがでてくる
859 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/25(土) 03:22:49.05 ID:ifR4AG4C
>>857 同意。
今でも「ちゃんこ屋」のオヤジには最上級の敬語を使ってる自分が居る。
あの、何処までも何処までも追いかけて来る恐怖。
何だったかタイトルも忘れたけど、アメリカ映画より100倍怖い。
あと、星新一の「あな」も奇妙な恐怖感がジワジワした。
860 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/25(土) 14:07:59.56 ID:MX9U2dtR
>>859 スピルバーグのトラックのヤツ?「激走」か「疾走」かな?
861 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/25(土) 14:15:00.79 ID:ZuTrw09v
862 :
859 :2012/02/25(土) 14:32:12.26 ID:ifR4AG4C
>>860 >>861 呈示された名前をGoogleで調べたら「激突」でした。
有り難う御座います。
863 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/25(土) 14:48:17.45 ID:MX9U2dtR
そうだった「激突」だねw あれは処女作だよね?台詞も無しの逃げるだけなのに怖い 映像だから限界があるけど、怖いよね でも想像力を刺激されて怖いのは筒井
864 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/25(土) 17:10:42.32 ID:EVze61Gl
井上理津子著「さいごの色街飛田」 古き良き花街情緒を残す町 飛田は内部事情に触れない、触れさせない暗黙の掟 住めば天国、出たら地獄・・・
865 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/25(土) 19:00:01.27 ID:rOkfxgYf
スピルバーグ「激突」 あれは一週間で撮影終わって、経費もたいしてかからず なおかつ大ヒット 超利益映画 「アメリカングラフィティ」は 映画会社のお偉いさんから内容も題名もわけわからんと 単館上映しかされなかったのが口コミで大ヒットし 後にあの時代の青春映画が多数作られるきっかけになった
866 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/25(土) 19:10:02.44 ID:eoPCm+3o
「激突」はテレビドラマだよね。
867 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/26(日) 00:27:52.69 ID:Sm84YqgP
サリンジャー「ナインストーリーズ」 しばらく前、新訳が出たので読んでみた。 自分がこの短編集の意味をまったく理解していなかったことに気づかされた。 訳の良し悪しではなしに、短編の読み方を知らなかったのだと思う。それと サリンジャーの韜晦が効いてる。
>韜晦 読み方も意味もわからないので教えて下さい 9ストリーズは大好きなんですけど野崎孝・井上譲二さんのものです コネチカットのひょこひょこおじさん エズミに捧ぐ ブルーメロディ 笑い男 みんな大好き
869 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/26(日) 01:04:47.92 ID:y24++fiA
韜晦(とうかい) 自分の才能・地位などを隠し、くらますこと。また、姿を隠すこと。行くへを くらますこと。 (『岩波国語辞典』) 読み方:とうかい
871 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/26(日) 01:17:56.53 ID:Sm84YqgP
知識や立場を誤魔化し、相手を煙に巻くことを「とうかい」といいます。 サリンジャーの場合、「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」の冒頭で、まだ 幼児のフラニーに道教の説話を読み聞かせたエピソードにはびっくりし ましたが、これが典型ですね。 ナインストーリーズには、「エズメに−愛と悲惨をこめて」に出てくるドスト エフスキーの箴言などが、韜晦かと。
>>871 それで>まったく理解していなかった、という部分は韜晦のことでしょうか?
私なりにサリンジャーの好きな所は大人VS子供で
子供の正義に理屈で立ち向かう大人との会話での緊張と緩和
妥協しないけれど許しを与える(子供側)場面の断片がきらきらすること
シーモア家の長女と息子の短編「湖の畔?」とか
エズミの弟のなぞなぞに見る和解の瞬間などは
自分の失われた時間を取り戻したくなるほど美しい
873 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/26(日) 21:38:42.00 ID:U1mrDlZV
>>871 どっちゃ転んだとて面白くも何ともない「話」だもの。知らんわ。
874 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/26(日) 21:50:13.42 ID:Sm84YqgP
>>872 いや、そうではなくて、例えばヘミングウエイの短編は何を言いたいか
誰にでも明白です。しかし、サリンジャーはあまりに繊細で含意を汲み
とらねばならない領域が大きい。「笑い男」を取ってみても、語り手に対
し語る野球部コーチがさらなる語り手として存在し、その語る物語と、
コーチの恋愛譚が錯綜して、最後にコーチの心象を想像すると、何やら
慄然とさせられ、初めて小説の終わり方が理解できる。
こうした複雑な仕掛けに気付かなかったのです。なにしろ、若いころは
ドストエフスキーなど「大文字」の小説にばかり気を取られてましたから
ねw いま、そうした余裕をもつことができたということかなあ。
>>874 なるほど…
自分は「笑い男」の哀しみと同化しちゃうから
作者は何を言いたいのか、本質は何か、なんて考えない只の本好きだから
ドストエフスキーの短編は向いていないかも
876 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/26(日) 22:28:26.20 ID:Sm84YqgP
>>875 「笑い男」の末尾は、こうです。
歯をがたがた、抑えようもなく震わせて僕は家にたどり着き、すぐ寝床に
入りなさいと言われた。
それまでの、一種ハッピーなお話から、なぜこんな怖い終わり方になって
しまうのか。小生の場合、結構気になってしまうのですね。分からない年代
の自分と分かった年代の自分がいる。なかなか面白い。
ちなみにお薦めといえば、ドストの「虐げられた人々」でもお読みください。
結構、泣けたりしますよw
877 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/26(日) 22:29:14.54 ID:sOHQSYyA
「七十歳死亡法案、可決」 垣谷 美雨 「銀嶺の果て」 筒井康孝
878 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/27(月) 13:37:51.21 ID:vmLqUwTH
サリンジャーは、和訳で読んでも、英文でよんでもいまいち、評価の 理由がわからんな。おいらも。やっぱ、白人てか、アメリカ人ってやつじゃないと 理解できんのかな
麻原しょーこーだろ、さりんじゃーは
880 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/27(月) 22:42:28.09 ID:eTlFcReS
881 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/27(月) 23:13:03.71 ID:eTlFcReS
>>878 恐らく問題が細分化されてるんでしょう。サリンジャーの抱える問題は
世界随一の豊かな都市生活の住民の抱える問題。日本の貧しい
学生の与かり知らぬ悩みや問題だったんでしょう。
ところが、日本でも経済的上昇とともに、類似の問題が生じてきた。
しかし、それはサリンジャー当時の米国の情勢とは、必ずしも一致
しない。なかなか悩ましいところですなw
882 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/28(火) 00:56:57.69 ID:FNnXC1l4
「信長公記」大田牛一 信長の年上の部下で自らも幾たびか合戦に参加している 信長関連の書では第一級資料 事実もしくは事実と考えられる事のみ忠実に書き記したもの 各章の終わりに余白を設け行間もあけて書かれていることから 新事実が判明した時の追加、訂正用と思われる 現代で言えば優秀なノンフィクションライターだったのでしょう
883 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/28(火) 12:12:54.08 ID:iwcSPRsj
宝島
884 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/28(火) 13:21:18.70 ID:ReTaPdwK
885 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/28(火) 15:47:48.76 ID:bZYl/XPB
数年後の海外旅行目標にして孫娘と一緒にNHKラジオ基礎英語始めました。 知り合いには中国語始めた方もいます。
続けて読んだ二冊で、同じ場所が舞台になっていた。 舞台といっても物語にはほとんど関係のない場所なんだけど。 その場所とは、地方の方にはあまり馴染みがないとは思いますが、調布です。 東野圭吾「夏のなんとか(図書館で借りて返してしまったのでタイトル失念)」と 天童荒太「孤独の歌声」 どちらも別に調布でなければならない理由はなく、作者がなんとなくそうしたとしか思えない。 新宿や渋谷、六本木とかでしたらよく出る場所ですが、調布となるとそうそう 登場する場所ではないような気がして。 まあ、偶然続けて読んだから「あれ?」と思っただけですけど。
887 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/28(火) 21:24:31.58 ID:O5LBI9pv
>>877 >「七十歳死亡法案、可決」 垣谷 美雨
年金支払い者6000万人
年金受給者4000万人
たしかにそうしないともう無理でしょう
いや、公的医療や公的扶助の上限を定めたら済む話なんだが。
889 :
881 :2012/02/28(火) 22:17:46.89 ID:xmszLEzH
>>884 おっしゃる通りw
ただ、881での視点は、サリンジャーが日本でも注目されるようになった
70年代の構図で書いてしまいました。
現在に時点修正すると、どうなのか。この辺はご存じの方にご教示いた
だきたいところです。
890 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/02/29(水) 10:13:49.78 ID:tt9q+lg9
>現在に時点修正 それは、作家の観点からしてまったくありえないだろう。芝居じゃあるまいに
>>889 サリンジャーをどう解釈するかは人それぞれだけど
自分は「許容するべき不条理と無垢の葛藤」だと思いますよ
それは時代背景や都市の豊かさとは別の
「人が人らしくあるための普遍的な価値観」が根底にあると思う
偶々70年代のNYが舞台として適していたんでしょう
890さんの>芝居じゃあるまいに に同意
それにしても「女子供の読むもの」と馬鹿にされていたのが
正面から年輩男性に論じられるようになったとは…
感慨深いものがありますね
892 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/01(木) 01:31:06.38 ID:/AYvK98n
>>888 俺もそう思う
70歳過ぎたら「福祉」の世話になるのは我慢すべきだ
子供たち孫たちのために
893 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/01(木) 17:43:02.63 ID:daOBMh50
>>891 芝居なら、露西亜の文豪、歌舞伎、ブロードウエーなんぞは、
時代が経るににつれて、多少の変質や変化はありうるな。
アーサー・ケストラーなどの 安楽死の議論は現在どうなってるんだろ
895 :
881 :2012/03/02(金) 21:02:21.56 ID:k6bl5CDV
>>890 亀レスで申し訳ない。
「時点修正」というところで、何やら混乱を招いたのかもしれません。
「芝居じゃあるまいに」というのがどういう意味か、小生にはいまひとつ
分かりかねますが、解釈の変化というのは、小説にも常に生じるところです。
しかも、日本社会は60〜80年代の間に、すさまじい変化を経ている。
ならば、受容する側の受け止め方も当然、大きく変化しているはずです。
ということで、こう言い変えましょう。
「今の青少年がこの作品をどう読むのか、その状況に詳しい方がいらっしゃ
ったらお伺いしたい」ということです。
896 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/02(金) 21:13:33.91 ID:Ily5UV3y
>>894 もはや安楽死では追いつかないレベルと考える
897 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/02(金) 21:19:39.16 ID:1E1nNgIz
>>895 板違いではないですか?
カテゴリ学問の文学板・社会学板などで尋ねてみられたらどうでしょう?
あるいは趣味の板でも。
ここは中年以降の人がどんな本を読んでいるのか、
また過去に読んで来たのか、これから読むのかなどを
好き勝手に書き散らす場で、
「若い人にどう受け取られるのか」は専門板がよろしいかと。
898 :
881 :2012/03/02(金) 21:31:47.20 ID:k6bl5CDV
>>897 レスの流れをフォローしていただけていますか?
小生のレスは、誤解に基づく反論に対する釈明なのですよ。
小生の釈明が板違いなら、その前に
>890
>それは、作家の観点からしてまったくありえないだろう。芝居じゃあるまいに
がおかしいということになりますね。
899 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/02(金) 21:39:28.37 ID:1E1nNgIz
釈明ではなく質問だと捉えました 横レスおまけに勘違い、大変失礼いたしました どーぞお続け下さい
900 :
881 :2012/03/02(金) 21:45:02.05 ID:k6bl5CDV
>>898 こちらこそ、ぶしつけで申し訳ない。
ただ、このままだと時代の相違による評価の違いという当然の事態が
無視されそうなので、お断りの意味でカキコしただけです。
これをそのまま展開したら、まさに板違いになることは承知しています。
901 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/02(金) 22:51:14.45 ID:wz6Mll0A
スペイン語講座
902 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/03(土) 00:26:20.79 ID:EwMRuCg+
「八日目の蝉」 著者角田光代 映画は日本アカデミー賞独占
>>902 角田「三面記事小説」はぬるい甘いオチ無しでB級だった
904 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/06(火) 20:52:41.72 ID:welPade7
岡田和人「すんドめ」 童貞向けのエロ漫画。しっかし、この漫画の女の子の エロいこと… おっさんの俺には回春効果があるwww
905 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/07(水) 01:03:10.21 ID:EG457yQl
「海がきこえる」 氷室冴子 ラストのホームでの再会シーンなどは ジブリのアニメのほうが秀逸
906 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/07(水) 16:21:09.85 ID:99E6Qi9a
>「海がきこえる」 風の歌を聴けのパロディーみたいな題名だな
907 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/07(水) 21:25:37.87 ID:Zv1MJvee
>>906 ふと、大森の映画を思い出した。ろくでもない映画だったなあw
なぜ映画監督になんかなったんだろう?
医学部なんだし、税金で補助も受けて医師の教育受けたんだから
医者でもやってりゃよかったのに…
映画監督以上に面白いことなんてそうそうないよ 長期間継続的に映画をとるのはものすごく大変だけどね
909 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/07(水) 22:28:13.79 ID:k57ZgdeN
すみません 私は「ヒポクラテスたち」を観て感動してました 蘭ちゃんかわいかったな〜〜〜〜
910 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/08(木) 14:23:40.42 ID:08YZuuAu
週刊新潮 本日発売!!¥
911 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/08(木) 19:37:00.77 ID:7zQH4VFD
今人気のライトノベルは 「陽だまりの彼女」越谷オサム もう15刷目
>>911 読んだけど‥ なんで人気があるのか判らん。
913 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/09(金) 13:29:54.00 ID:VNuVZ13i
>>908 まあ、映画監督も、タレントも売れなきゃサラリーマン以下
914 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/10(土) 01:23:22.91 ID:SwGNMEIM
週刊現代 ためになったよ
915 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/10(土) 13:55:46.60 ID:YyrDKaOK
>>913 わかる、わかるよ〜〜〜
俺は相場はって食ってるけどうまくいっているときは
サラリーマンが犬に見えるけど
はずし続けた時はいつも身辺整理している
いつ逝ってもいいように
相場って株ですか?それともFX?
去年4月から7月まで読んだ本(*は再読) はやぶさの大冒険 山根一真 / 三十光年の星たち上下 宮本輝 (以上2冊震災から逃避したくて) 日本沈没上下* 小松左京 / 反原発 for beginers* / 核爆発災害* 高田純 / チェルノブイリ* Fポール (以上4冊東北大震災関連で書棚の隅から発掘) 秋元きつね本 秋元きつね (以前好きだった3Dアニメ作家本) ナニワ・モンスター 海堂尊 (もう海堂は読まないかもしれない) 風の中のマリア 百田尚樹 (科学の衣をまとった「みなしごハッチ」 これは小説か?) 気になる日本語 小林信彦 (毎年4月にでる、文春連載コラムのまとめ) スキップ* 北村薫 (高校生活を懐かしむモードに入ったから) プリンセス・トヨトミ* 万城目学 (同名映画公開に合わせて再読) 紫式部日記 / 堤中納言物語 (なぜだか読みたくなった) 椿山課長の七日間* 浅田次郎 (ちょっと泣きたくなったから) ディープピープル 赤・青 (柔道をやっている甥っ子に青を買ってやったので) 日本沈没 第二部* 小松左京・谷甲州 (日本沈没がすごかったので) 地を這う魚 吾妻ひでお (文芸別冊に吾妻ひでお特集があったから) 照柿* 高村薫 (高村薫論争に刺激を受けて) 若き日と文学と* 北杜夫・辻邦生 / 世間知らず* 小林信彦 破れかぶれ青春記* 小松左京 / 赤頭巾ちゃん気をつけて* 庄司薫 (以上4冊戦中戦後の学園生活の参考「コクリコ坂から」に刺激され)
918 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/11(日) 12:54:58.09 ID:OGNh7pcE
>>916 株もやってるが主にFX
ここ一年は値動きが複雑で読めない
損切りも約定も浅めに設定しておかないとみなもってかれる
919 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/11(日) 12:56:06.75 ID:OGNh7pcE
>破れかぶれ青春記* 小松左京 これを読んで小松左京のくら〜〜〜い文体が理解できた
920 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/12(月) 19:39:23.94 ID:74Eld5K1
>>912 私も読みました
え〜〜〜〜??????
というエンディングでしたね
そこが人気で口コミで売り上げ伸ばしてるのでしょうね
921 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/13(火) 14:10:54.33 ID:Ac629CYy
922 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/13(火) 20:26:43.46 ID:AwO5gqsq
日本沈没
923 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/13(火) 22:05:43.77 ID:hxQBSpDY
『ドクター田中の 株「科学的」投資法』(田中雅哉著・日本実業出版社)
924 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/14(水) 02:21:55.54 ID:06RVVn/J
陽だまりの彼女』越谷オサム著 2012.3.10 07:53 越谷オサム『陽だまりの彼女』(新潮文庫) ■「3・11後」の心に響く感涙のラスト 愛らしい表紙イラストと切ないストーリーが、恋愛小説とは無縁だった男性読者を掘り起こしている。意外にも40代以上のファンが多く、版元には「昔を思いだした」「最後は泣いた」なんて 率直な感想が寄せられているらしい。 昨年6月に初版2万部で文庫化され、現在16刷23万6千部。出足から好調だったが、昨年11月に〈女子が男子に読んでほしい恋愛小説 No.1〉と記した大きめの帯を付けてから増刷ペースが加速した。 「『こんなふうに愛されてみたい』と話す女性が周囲に結構多かった(笑)。男性のすごくピュアな部分が描かれているし、主人公の女の子も魅力的。男女がともにキュンキュンできる点が受けているのでは」と、 新潮文庫編集部の宮川直実さんは話す。 語り手の「僕」奥田浩介(こうすけ)は、交通広告代理店に勤める25歳。ある日、得意先のランジェリー・メーカーとの商談の席で幼なじみの渡来真緒(わたらい・まお)と10年ぶりに再会する。 中学時代は「学年有数のバカ」で、いつもいじめられていた真緒は、仕事もできる、 いい女に変貌していた。2人はやがて付き合い始めるが、真緒には浩介に打ち明けられない秘密があって…。 〈完全無欠の恋愛小説〉という宣伝文句通り、2人の周囲には恋敵らしき人物も登場しない。駆け引きなしでいつも直球勝負の2人の言動は、世界を丸ごと肯定するような明るさに満ちていて、 人を好きになることのすばらしさを教えてくれる。一方、物語は真緒の秘密を牽引(けんいん)力に、 意外な方向へと進んでいき、感涙のラストに至る。
925 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/14(水) 04:44:10.95 ID:Gf/IZw7d
宣伝はスレチ
宇都宮宝石店放火殺人事件の犯人も自称産業廃棄物処理会社相談役とか言ってたな。
927 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/14(水) 19:52:19.36 ID:WxDSlizk
般若心経
和田竜著 のぼうの城 歴史物が好きな俺には、非常に面白い。
929 :
五関敏之 :2012/03/15(木) 22:20:29.15 ID:44wGSOD1
せやな
930 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/17(土) 11:20:56.89 ID:HtjPxa8C
紙の爆弾
定期購読雑誌 アックス 紙の爆弾 ネムキ メロディ アフタヌーン Gダイアリー 週間アスキー SPA ビッグコミック系 イブニング モーニング 週間漫画 グランドジャンプ ろくな大人つかおっさんになれんわけだわ、、、
932 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/17(土) 21:33:13.68 ID:gQbPG1WU
933 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/17(土) 21:41:47.21 ID:+8n+CcjL
934 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/17(土) 23:18:28.18 ID:HtjPxa8C
ほんまや
935 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/18(日) 12:54:49.32 ID:nk3ArKi/
>>932 少し前に「蝉しぐれ」を読んだ。眼がうるうるした。
秘すれば花。周平作品にどぎつい性場面がないのがいい。
それにこの人、文章がうまいなあ。
936 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/18(日) 17:30:52.97 ID:FA0QuZac
937 :
五関敏之 :2012/03/18(日) 17:37:10.24 ID:nirWBKaQ
せやな
938 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/18(日) 18:25:42.33 ID:Jnwy6DXc
ただ周平さんの作品は暗い場面が多すぎて読むのがつらくなることがある。
939 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/18(日) 20:11:31.70 ID:b4oaPTON
「日々是怪談」 工藤美代子 怪奇現象が見えてしまうノンフィクションライターの実話談 自分は幸い人生これまで金縛り以外は遭遇したことがない
940 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/19(月) 20:26:02.24 ID:ARm9IWAo
>>938 ハーレクインロマンス、ライトノベルを主に読んでいる人は
そのような感想をお持ちになるかもしれませんね
941 :
五関敏之 :2012/03/19(月) 22:00:53.23 ID:P+8WkLHd
せやな
942 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/19(月) 23:47:26.61 ID:diKTnaDr
。。。。。だな
943 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/20(火) 09:15:59.68 ID:Hr4xKzxh
>>940 さすがに50にもなってそれは読まないでしょう。子供じゃあるまいし
好きな作家だけじゃ視野が狭いかな〜と
連城三紀彦「造花の蜜」
ああああああああああああああああああ下らなかった
推理として×刑事ものとして×
終わった作家なのかなぁ
944 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 00:10:20.48 ID:qcS7Folv
清澄のものや
945 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 09:53:06.78 ID:5M+uJaao
今、本を買うのをやめて、図書館が近いから、今話話題のコーナーってのがあって それを、毎週片っ端から、10冊以上カリまくっている。いいもんだ
946 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 11:27:53.20 ID:ZKl2lAlq
たしかに 本はかさばる、部屋狭いし、何度も読もうかと言う本はそうはないし 駄作でも借りた本ならなんら損失ないし
947 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 16:22:35.45 ID:JcoTJSiE
>>945 毎週10冊以上借りれるとは、いいね
こちら返却しないと10冊までしか借りられません
人気の本は「待ち」が多くてブクオフで買います
948 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 16:42:28.10 ID:5M+uJaao
>>947 そうですか。10冊までとは・・・品川図書館は20冊まで借りれますよ・・・
最新の原発ものは人気らしくて、一度に6冊くらい購入してるらしいです。
しかしながら、いま、次の手島龍一氏の本はもう2週間も待っています。
949 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 16:45:48.14 ID:JcoTJSiE
羨ましい〜品川区に引っ越したいです…関西ですけど
950 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 23:02:59.36 ID:gar69mWz
一週間に二十冊も読めるのか、10冊でじゅぶんだろ。
うち、ド田舎なせいか無制限に借りられる。
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 23:10:18.38 ID:gar69mWz
定年退職すると1週間に20冊読めるんだろうな。別に羨ましくはないが。
953 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 23:23:17.54 ID:gar69mWz
1週間で20冊は極めて小数はだろ。そこま暇なら図書館で読むだろ。
954 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/21(水) 23:33:19.38 ID:oP48tWzk
幾ら暇でも「1週間で20冊」は無理ぽ。 「読む」んじゃなくて、「眺める」だけなら可能だが。
>>949 品川区に数年前住んでたが、品川図書館でレーザーディスクが見られる。
ただ町中はマナーの面でちょっと問題があった。
956 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/22(木) 08:10:04.02 ID:lJcd3/IS
>>955 品川図書館ってインターネット設備も6台くらいあるよね。でも、2ちゃんねる
はひらけないよw
957 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/22(木) 17:16:22.15 ID:wGlXWYsP
たんと読めばいいってもんじゃぁーないでしょ! 厳選してね。 特にエロ本
JPサルトル「存在と無」 この年になってようやく彼の言っていることがわかった気がするよ
959 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/22(木) 21:51:11.00 ID:Aa3jkgYX
「自死という死に方」須原一秀「哲学者」 人間65歳から70歳までの間に死ぬのが一番良い 本人のためにも子供たちの為にも
「死に方」を考えるなんてほんと日本人なんだねえ
961 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/22(木) 22:24:46.16 ID:iiBCTF0Z
>>958 私も20代に投げ出した、ハイデッガーの『存在と時間』でも読み返してみようかな。
少しは、理解できたらいいけど、逆に昔よりちんぷんかんぷんだったら悲しいww
962 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/22(木) 22:56:05.44 ID:FS1GWlU0
地元の図書館は2週間で、貸出冊数は無制限。 有り難い。
963 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 01:29:02.57 ID:nipDbGhd
>>960 年金支払い者6千万
年金受給者 4千万
生活保護受給者206万
死に方考えてたらこうはならんべ
年取ったらちゃんと死に方を考えろ!!
という本だと思う
964 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 08:56:29.68 ID:4ftLg73F
サ・ラストバンカー西川善文自伝。 安宅産業、イトマン事件、日本郵政。 まあ、優秀な人だな・・・ あり得ない話しだが、 ボンクラな俺が一緒に仕事していたら、 心折れまくり、心病みまくりだな・・・
965 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 10:05:38.99 ID:dhp3E/rZ
966 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 10:08:37.55 ID:TqEwa9SQ
そういうの読まずに池井戸潤の銀行もの読めば? ホロッとしてちょっとは頑張ろうと思えるよ
967 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 15:43:18.39 ID:eU+uPF+y
968 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 20:03:47.44 ID:UcGbAkzD
田村優之『夏の光』 『アナリストとして活躍する宮本は、高校時代の親友・有賀と再会する。二人の友情を決定的に引き裂き、恋人・純子を永遠に奪った “あの事件”から、すでに二十年以上の歳月が過ぎていた。必然がたぐり寄せた邂逅が、封印したはずの忌まわしい過去を甦らせ、 開かずの真実の扉をこじあける。圧倒的な完成度と衝撃の結末。 涙なしには読み終えない傑作エンターテイメント小説。 良かった〜〜〜〜 高校生物というとバカ学校というイメージだがやはりそれなりのレベルの 高校生は違うのよ
969 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 21:08:35.13 ID:rhajskv6
970 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 23:12:08.66 ID:6SFX0OCn
971 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 23:18:16.53 ID:WhuKMyQN
>>968 意味わかんねー感想を書かれた本は、読む気が起こんねーす。
もしも良作だったら、評者の馬鹿ゆえに可哀そうな気がす。
972 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/23(金) 23:24:49.26 ID:TqEwa9SQ
高校生 もの じゃないの?968は日本語不自由そうな人みたい
>>969 松田道雄 まだ生きてるの〜!育児書お世話になったよ
と言ってもつまらない本だった
ハウツー本って読んで実践したりする人いるんだろうか?
考えが変わるとか、自分はありえないよ
973 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/24(土) 00:19:17.45 ID:5vLevlBX
>松田道雄 まだ生きてるの〜 1998年6月1日に逝去されていますが 確かには1908年生まれの人間が生きていても不思議でないのが 現代だ もはや老人勢力は在日、部落と同じぐらい日本を疲弊させる 魔の通力を持っていると考える 仏敵掃討、闘争勝利
974 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/24(土) 12:26:56.31 ID:iwAPyp0F
5:1】驚異!38のミリオンセラーはなぜ生まれたか beチェック 1 名前:名無しさん@あたっかー 2012/03/24(土) 09:53:56.74 「35年間に38回のミリオンセラー《100万個販売》を達成した男」 (講談社)。ちょっとしたアイデアだけで、38回のミリオンセラー を連発した実話。通常、貿易やネット販売ではミリオンセラーは 1回出せれば上出来。なのに、ひとりで38回とは…。目からウロコの 商品学でした。恐れいりました。起業する人、すでに商売やってる 人にも役に立つと思います。
975 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/24(土) 17:29:13.99 ID:aCh59lo5
松田道雄 氏 知ってる人いてよかったよ。
松原耕二の「ここを出ろ、そして生きろ」読書中。まだ四分の一くらいしか読んでないので、何とも言えない。
去年8月から11月ころに読んだ本(*は再読) わたしを離さないで カズオ・イシグロ (んなアホなっていう運命に抗う哀しさと無力感) 脚本 コクリコ坂から 宮崎駿 / 原節子 あるがままに生きて 貴田庄 (「コクリコ」「千年女優」等アニメ関連) 午後の曳航* 三島由紀夫 (夏休みに甥っ子に勧めた) 絵の言葉* 小松左京 高階秀爾 (映像芸術における象徴について読み返した 多分「ツリーオブライフ」のせいだったかと) 身体能力を高める「和の所作」 安田登 / めづめづ和文化研究所 小栗左多里 (年とって気になる軟派な和) 下町ロケット 池井戸潤 (はやぶさの流れで つい読んでしまった) 梅棹忠夫 語る (学生以来の梅棹) 洟をたらした神* 吉野せい (福島の開拓農民の日々ということで、人生の先輩にお勧めした本) 城の日本史 内藤昌 (マコーレイのキャッスルみたいなのは書けないかなと妄想) RING 百田尚樹 / 狂気の右ストレート* 織田淳太郎 (原田・大場 昭和のボクシング関連) 「健康格差社会」を生き抜く (弱気になると健康が気になる) 「ニッポン社会」入門 コリン・ジョイス / オタク・イン・USA パトリック・マシアス(弱気になると外国が気になる) 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 増田俊也 (柔道って講道館だけじゃないんだね) 地獄の観光船* 小林信彦 (映画を見倒していた学生の頃を懐かしんで '77〜'81の映画コラム集) 幸せの尺度 大橋照枝 (失敗) ブロードウエイの魅力* 大平和登 (ミュージカルを見に行くので) ぼくの採点表 II〜IV* 双葉十三郎 (60〜80年代の双葉の映画紹介コラム集) 時空道中膝栗毛* 小松左京 (日本とアジアをめぐる歴史コメディー) 日本語音声学入門 斎藤純男 (vocaloidに興味を持って)
978 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/24(土) 22:47:39.17 ID:QuPcTqfE
柳田邦男「ゼロ戦燃ゆ」 いまいち楽しく読めないのは負け戦の描写が多いからだろう 「戦記物は勝ち戦勝ち戦でないと売れません」坂井三郎 あたっていると思う
979 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/25(日) 07:24:25.84 ID:UYvpiJuh
>>978 何冊出てたかは知らんが、途中で悲しいかな読むのを止めた。
最近、風呂にアンドロイドのタブレットを持ち込んで、 半身浴をしながら青空文庫を読むのが休日の楽しみ。 元々防水仕様のタブレットをビニールパックに入れて使う。 芥川龍之介や森鴎外などの短編を2つ3つ読んで上がる。 なかなか含蓄のある作品が多いです。
981 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/25(日) 10:51:59.43 ID:c9Agfbdp
みんなそれなりにお勉強してはりますのやなぁ
松田道雄といえば、「私は赤ちゃん」('60)。 おれが生まれた頃の、子育てハウツーを若夫婦のユーモラスな奮闘記風に。 いまでも、岩波新書に残っているんだな。 母親の本の中に三島やなんかと一緒に入っていた。
983 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/25(日) 11:41:03.03 ID:lyumSvIj
松田道雄か、なつかしい名前だ。京大出の医者だったな。 若い頃、1〜2冊読んだと思う。 今、生きていたらどんな本を書くのだろう?
「ビブリア古書堂の事件手帖」を読んでいる。いい歳してラノベを読む自分がちょっと鬱だ…orz
985 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/25(日) 16:20:02.34 ID:8c6Vj2Hc
筒井康隆「懲戒の部屋」 筒井御大の本は、だいたい何でも面白い。 このアンソロジーも多くは既読だが、それでも繰り返し 読みたいと思う。ただ、自選ホラー第1集なのだが、全 然怖くない。ま、いいがw
986 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/25(日) 19:56:59.12 ID:Y5bgVraz
>>984 たしか書店賞とかとった作品だね
どや、面白いかね?
987 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/25(日) 20:28:22.63 ID:c9Agfbdp
「アメリカにおける秋山真之」 上下 島田謹二
988 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/25(日) 22:04:28.94 ID:Nhy0WpIp
今、姫野カオルコに目覚めてます 「ツ・イ・ラ・ク」で純愛のエロを 「ドールハウス」で山岸涼子のような世界を 惜しむらくは、地元の図書館になかなか無いこと 買ってまで読みたくは無いけど、なんとなく読みたい
989 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/25(日) 22:46:03.25 ID:c9Agfbdp
本当に読みたいもんは 身銭をきって読んでちょ! お酒もごちの酒ではね。身銭をきって飲んでちょ!
990 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/25(日) 22:56:34.90 ID:Nhy0WpIp
男も自前で調達しないで今のところ他所の奥さんから借りています すぐ返せるので楽です
991 :
984 :2012/03/26(月) 08:48:14.56 ID:rbcIZZCL
>986 設定とかはいいと思うけど、ものすごく面白いっていう感じではないかな。続編を読むかどうかちょっと悩み中。
992 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/26(月) 20:22:26.85 ID:+FGp3/QA
>>991 サンクス
なるほど
購入してまで読むのはやめとくは
993 :
932 :2012/03/26(月) 21:59:47.60 ID:b6lJ0kMV
時代小説ファンには 隆慶一郎もお薦めです。 藤沢周平や山本周五郎にはまだまだ及びませんがスピード感や、セックス描写は迫力がある。 処女作 吉原御免状、続編 かくれさと苦界行、代表作 影武者徳川家康 も もちろんかなりおもしろいが 死ぬことと見つけたり が結構好きだ。
994 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2012/03/26(月) 23:47:35.05 ID:ZXYeXKMM
「宮本武蔵」 吉川英治
995 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2012/03/27(火) 08:28:14.84 ID:QHTGl4vQ 永井荷風の日記