1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
「怪物・江川卓伝説」
江川が高校2年の夏に、県大会で記録した3試合連続ノーヒットノーラン(うち1試合は完全試合)は、プロ、アマを通じて前人未到の大記録である。
しかも、その次の準決勝でも延長10回までノーヒットノーランを続けていたというから、実質4試合連続ノーヒットノーランを続けたようなもの。
結局、この大会で江川は、36回連続無安打(実質4試合分に相当)という、超人的な記録を打ち立て、その翌年の夏の県大会でも、21回連続無安打を記録。
これほどの大記録を作れる男は、江川卓しかいない。
さらに江川は、高校2年の秋の県大会と関東大会を無失点で優勝。
関東大会では、まず1回戦の東京農大二戦で6回を投げ、被安打1の13奪三振で完封。準決勝の銚子商戦では被安打1の20奪三振で、これも完封。そして決勝の横浜戦では被安打4の16奪三振で完封と、力でねじ伏せ優勝した。
秋の県大会と関東大会の記録は、53回を投げ、被安打12、奪三振94、奪三振率15・96、失点0、自責点0。
新チーム結成以来、練習試合を含む23戦全勝、負けなしという驚異的な成績を残し、翌年春の選抜大会に登場。
選抜大会の初戦では、大阪の強豪・北陽から19三振を奪い、完封。2回戦の小倉南戦では7回を投げ10奪三振の完封。そして準々決勝の今治西戦では被安打1の20奪三振で、3試合連続の完封。
続く準決勝の広島商戦でも11三振を奪い好投したが、5回に、相手投手の佃にポテンヒットを打たれ、失点を喫した。このときの失点が、2年秋の新チーム結成以来、練習試合、公式戦を含め、初の失点だったというから恐れ入る。
この大会で、江川は60奪三振を記録したが、これはいまだに破られない選抜大会記録である。
江川見たさに、日本中の高校野球ファンがテレビにかじりつき、江川の投じる剛速球に酔いしれ、相手打者がバットに当てるだけで甲子園球場がどよめき、異様なムードを醸し出していた。
初戦の北陽戦で鮮烈な甲子園デビューを果たしたときの衝撃は伝説とまでいわれ、今に語り継がれる。
こうして「怪物・江川卓」の快投は全国の高校野球ファンの脳裏に強烈な印象を残してきたが、もう二度とこのような豪腕投手は出てこないだろう。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 14:33:18 ID:JzhzVnOV
江川がラッキーだったのは高校・大学時代でかなりの記録を残したこと。
このアマチュア時代の大活躍で既に多くのファンを掴んでいた。加えて
入団時の空白の1日を使ったプロ野球協約違反、これが世間に叩かれ駄目
になると今度は一旦阪神の入団後、一定の期間を置かないと他球団にトレ
ードしてはいけないと言うプロ野球協約を無視して阪神に入団から1日後、
巨人に入団してしまった。勿論、江川だけが悪い訳で無く、巨人・阪神も
この協約に違反したのだが、巨人入団時の記者会見で奴は機先を制するか
の様に「興奮しないでいきましょう。」と記者に向かって言い放った不遜
な男ということでアウトローとして新たなるファン(又はアンチファン)
を掴んだ。この会見場、奴は自分の身代わりとなって巨人から阪神にトレ
ードされてしまった小林繁投手について「小林なんぞに悪いなんて全く思
っていない。」とコメントし人間性を疑われた。一方で小林は「私は潔く
阪神へ行きます。江川君にはどうか頑張って欲しい。」と爽やかにコメン
トし、その年20勝以上を挙げて「沢村賞」を受賞し、世間の賞賛を浴びた。
入団の年では江川はもう全盛期は過ぎていた。のらりくらりと120キロ台の
ストレートと100キロに満たないカーブで何とか打者のタイミングを狂わせ
9勝するのが精一杯だった。10敗しているので負け越していた。巨人の他の
ピッチャー達は江川を勝たせようとするチームの方針で次々にやる気を失っ
たりして再起不能となっていった。それらの人間達は江川の犠牲者と呼ばれ
た。次の年以降、15勝以上挙げたシーズンが3年間位好調時が続いたが多く
のホームランを浴びてのラッキーな勝ち方だった。その後、投手の命である
肩を壊して監督だった王貞治に苛められた。因果応報って事だろう。現役
最後の年の江川はストレートの球速が130キロいかない事が多かった。140キロ
台は1球も無かった。それでも13勝を挙げてもうこれが限界という感じで引退
した。チームメートの中には江川の引退を惜しむ者は一人として居なかった。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
高校出て直ぐにメジャーに行ってたら何勝したかな
当時のメジャーは関心を示さなかったのかな
松坂は甲子園当時から赤靴下軍団が狙ってたらしいけど
これからは良い選手は直ぐにメジャーに行くべきだ
でも大家みたいに日本で1勝、米で50勝もいるから行ってみないと
わからないからな
日本向き、外国向きの特性があるかもわからんね