生活不安?「60歳以降も仕事したい」…50代の7割
50歳代の人の70・9%が60歳以降も仕事をしたいと考えていることが19日、
厚生労働省の中高年者縦断調査でわかった。
そのうち64・4%は「可能な限り仕事を続けたい」としており、厚労省では、
「生活に不安を感じる人と、まだまだ働けると考える人の双方が多いのだろう」とみている。
昨年11月に全国の50歳代の男女約3万4000人から、健康、就業、社会活動などについて回答を得た。
60歳以降も仕事をしたいと考える人は、男性が82・1%に対し、女性は60・4%だった。
その一方で、社会活動については、「近所付き合い」をふだんから行っている人は女性が67・9%に対し、
男性は52・1%。「友達付き合い」も女性81・6%、男性70・7%と、女性の方が積極的だった。
厚労省は、「今は定年前で、社会活動に参加できる男性が少ないのだろうが、今後、
どう変わっていくか注目したい」としている。
最終更新:12月19日20時59分
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