昭和19年の時刻表持ってます

何か質問があればお答えします。

東京→大阪、何時間かに?

>>2
すいません、出先なもので手元にありません。
夜にカキコミます。

昭和19年・東京〜大阪間ダイヤ

下り　　　　上り
東京→大阪　大阪→東京
0525→1927　0430→1840
0625→2030　0535→1955
0725→2203　0715→2140
0830急1919　0815→2225
1030急2127　0915→2325
1040→0051　0930急2021
1410→0417　1030急2121
1525→0513　1600→0555
2000急0733　1720→0640
2100急0842　2000急0806
2200急0942　2100急0906
2240→1215　2230急1036
2310→1315　2330→1325
　　　　　　2355→1425

昭和19年…といえば戦争末期
鈍行・・・14時間
急行・・・11時間　　　

時刻表通りとしたら、大したもの、国鉄は見事でしたね。

ちょうどその時期に私は少年音楽家（昭和9年生まれ）として陸軍病院の慰問団にくわわって
大阪・金沢・輪島に行きました。

丹那トンネルともう一つ関西のトンネルでは煙りが凄くて
凄い恐怖があったのと、
金沢から輪島迄は鉄道がなかったのか…？（時刻表を見てお教えいただければ嬉しいです）
海岸端のでこぼこ道をバスで延々と走ったたのしいう想い出があります。

＿

>>5
（時刻表通りの表記で書きます）
金澤から輪島までは、七尾線（３等車）が走っています。
まず下り順で驛を示します。
（〒は公衆電報取扱、弁は辨當＝弁当有）
〒金澤−東金澤−〒森本−〒津幡−本津幡−宇野氣−
横山−高松−寳達−敷浪−〒羽咋−千路−
金丸−能登部−良川−徳田−弁〒七尾−〒和倉−
田鶴濱−笠師保−能登中島−西岸−能登鹿島−〒穴水−
能登三井−能登市ノ瀬−〒輪島

七尾線下り
七尾0433→輪島0743
寳達0532→七尾0632
金澤0527→輪島0945
金澤0656→輪島1128
金澤0857→七尾1058
七尾1122→輪島1432
金澤1118→輪島1538
金澤1409→輪島1845
金澤1629→輪島2042
金澤1740→穴水2130
金澤1905→輪島2335
金澤2017→和倉2252

七尾線上り
和倉0444→金澤0705
穴水0500→金澤0815
輪島0510→金澤0929
輪島0651→金澤1055
輪島0746→七尾1052
七尾1107→金澤1305
輪島1040→金澤1507
輪島1210→七尾1520
七尾1553→金澤1759
輪島1555→金澤2025
輪島1758→金澤2232
輪島1955→七尾2239

>>1　さん

＞＞5です
ありがとうございました。

金澤1905→輪島2335 ←あったのですね。
どうしてバスで行ったのかなー？
長年の疑問が解けて嬉しいです・・・(=^・^=)


その旅行での金沢の旅館が木造三階建で、印象に残りました。
20年後に行った時、尋ねたのですが
建物はあったのですが、旅館はやって居ませんでした。

私は国鉄最後の月の時刻表を大事に持っていたのですが・・・
そんなのはコレクションにはならないのでしょうね

終戦直後に名古屋の中央線沿線に住んでいましたが
貨物列車の車両数が常時60〜70両つないで
えらく遅くごっとんゴットンと優雅に走っていたのを記憶しています

今考えると中央線は多治見あたりで峠もある様ですが
よくぞ走ったものですね・・・
もっとも機関車の二両連結は当時珍しくもありませんでしたが…

国鉄最後の時刻表・・・
良い物をお持ちじゃないですか。そう謙遜なさらずに。
私の昭和19年のは復刻版ですから。

輪島ではないですが、穴水から珠洲までは、
奥能登本線小木線という省線管轄の乗合自動車が運行されてます。
区間は…
穴水→能登鵜川→能登宇出津→
小木町→能登松波→能登飯田で、65�`、所要時間は約５時間半です。

もうひとつ、私鉄の北陸鐵道能登線があります。
羽咋→三明までが鉄道で、三明→富來がバス区間です。
バスの説明が、「三明−富來間8.2粁、50銭50分ヲ要シ」となってます。

山手線は１週何分ですか？

>>11
山手線の表記は

運轉間隔
山手線循環 ４分毎
池袋−赤羽間 ８分毎
早朝夜半ハ間隔延長

となっています。

外廻り初電
品　　川 411
大　　崎 414
五 反 田 416
目　　黒 418
恵 比 壽 421
澁　　谷 423
原　　宿 425
代 々 木 427
新　　宿 430
新大久保 432
高田馬場 434
目　　白 436
池　　袋 438
──────
池　　袋 443
板　　橋 446
十　　條 449
赤　　羽 452
──────
大　　塚 441
巣　　鴨 443
駒　　込 445
田　　端 447
日 暮 里 450
鶯　　谷 451
上　　野 453
御 徒 町 455
秋 葉 原 457
神　　田 459
東　　京 501
有 樂 町 503
新　　橋 506
濱 松 町 508
田　　町 510
品　　川 514

外廻り終電
品川 2324→030

内廻り初電
品川 413→520

内廻り終電
品川 2328→030

帝都高速度交通營團地下鐵線
澁谷・新橋・淺草間

初電
澁　　谷 　　　　531
赤坂見附 　　　　539
新　　橋 　　529 543
銀　　座 　　531 546
神　　田 　　539 553
上　　野 526 544 558
淺　　草 532 550 604

終電
澁　　谷 2310
赤坂見附 2318
新　　橋 2322
銀　　座 2325
神　　田 2332
上　　野 2337
淺　　草 2343

>>1 さん　　　>>5＆9です

お教えいただいた「省線管轄の乗合自動車」
なんと懐かしい響きでしょうか…
多分（多分というよりは、それに乗ったのでしよう）

幼児・少年期の強い記憶の多くは一コマの映像として残り
何度も何度も反すうして強固なものに出来上がって行きます。

そのバス内で、同年代のアコーディオン弾きの可愛い女の子と
ぐらぐら揺れる床をふんばりながな「キャーキャー」いいながら
お手玉をした記憶の余りにも楽しいこと・・・

今、あるいは初恋だったかな・・・？　　と考えました。

同行した、今は亡き父と、この事をもう一度話してみたかった。
と、思います。


当時の切符の1・2・3等の差はどの様なものなのでしょうか…？

>>16
最低旅客運賃（１〜４�`）の説明書きのまま書きますと、

最低旅客運賃は鐵道自動車共割引の有無に拘らず
大人 ３等10錢、２等25錢、１等40錢
小人 ３等５錢、２等15錢、１等20錢

となっています。

又、『省線對粁旅客運賃表』の３等を見てみますと、
1〜4�`　10錢
20�`まで2�`毎に５錢加算
　21�`　60錢
以降200�`まで2〜3�`毎に10錢加算
200�` 5圓
以降1200�`まで27〜28�`毎に50錢加算
1200�`22圓50錢
以降2000�`まで32〜33�`毎に50錢加算
2000�`34圓50錢

２等は、
1〜4�`　25錢

5�`　35錢
8�`まで1�`毎に５錢加算
　8�`　50錢
以降16�`まで2�`毎に10錢加算
16�`　1圓

17�`　1圓10錢
以降80�`まで1〜2�`毎に10錢加算
80�`　5圓
以降152�`まで7�`毎に50錢加算
152�`　9圓50錢
以降1200�`まで10〜11�`毎に50錢加算
1200�` 54圓
以降2000�`まで15〜16�`毎に50錢加算
2000�`　78圓

尚、１等運賃表は掲載されていません。
なぜかわかりませんが、私なりに想像しますと、
１等車での旅はかなりの贅沢で、
乗車できるのが一部の限られた特権階級の人だけだったからではないでしょうか。

あと私が興味を引かれたのは、ちょっとしたスペースに書かれた標語です。
戦争当時が偲ばれます。

28頁　原文左横書き

總親和 示せ 運輸に 通信に

62頁　原文左横書き

『勝ちぬく誓』
みたみわれ　大君にすべてを捧げまつらん
みたみわれ　すめらみくにを護りぬかん
みたみわれ　力のかぎり働きぬかん
みたみわれ　正しく明るく生きぬかん
みたみわれ　大みいくさに勝ちぬかん

71頁　縦書き

五四三二一▽進
　　　　　決め
國流國家強　一
運言土庭く戰億
をに防もあ　火
賭惑衛戰れ生の
しふは陣　　玉
てな協　必活だ
の　力生勝　
戰當一活の訓
だ局致を信
　の　擧念△
沈指隣げも
着示組てつ
平をの御て
靜信力奉職
　頼で公域
最し持のを
後て場誠守
ま行固つ
頑せめく
張よよせ
れ

ちょっと間違えました。
（当時だったらちょっと間違えたでは済まないんでしょうねえ。
非国民呼ばわりされ、運が悪ければ特高に引っ張られるのかも…）


五四三二一▽進
　　　　　決め
國流國家強　一
運言土庭く戰億
をに防もあ　火
賭惑衛戰れ生の
しふは陣　　玉
てな協　必活だ
の　力生勝　
戰當一活の訓
だ局致を信
　の　擧念△
沈指隣げも
着示組てつ
平をの御て
靜信力奉職
　頼で公域
最し持のを
後て場誠守
ま行ををれ
で動固つ
頑せめく
張よよせ
れ

付いてけない
読みにくいし

裏表紙　原文縦書き改行そのまま

旅行防空心得
［取扱制限］空襲警報が發令されたときは乗車券の發賣、荷物の受付、配達、引取な
どを制限したり中止することがある。
［空襲時の運行］空襲時には汽車、電車の乗降を禁止したり、時刻表通り運行しない
場合がある。
空襲時には列車などの運轉状況を一般に發表しないから最寄の驛の掲示などで承
知されたい。この場合電話の照會には答へないことになつてゐる。

続き


［旅客の行動］列車内や驛内で空襲をうけた場合には待避やそのほか一切の行動は車
掌や驛員などの指示に絶對に從はれたい。殊に多数の人の集りだから落ちついて、
あわてず、すばやく行動されたい。

［燈火］燈火管制は嚴重に守られたい又燈火管制下では足元に特に注意されたい。
［車内の待避］列車進行中空襲の危險ある場合長緩氣笛を鳴らして徐行することがあ
る、そのときは窓側に手廻品や腰掛などを集積し通路寄で低姿勢をとられたい。
又列車が停止しても危險だから車掌の指示するまでは下車しないで車内で待避さ
れたい。

age

　　

>>16です
四日間長野県を仕事と観光でドライブ旅行していました。
東京から長野・・・以前は中央高速で塩尻・・・・・のコースでした
今は関越〜上信越と・・・便利になりました。

>>1さんレスありがとうございました。列車の一等と三等の差が四倍程度・・・とは
当時の社会格差の激しさにくらべて意外に穏当なもの…と思います。
私は10倍程度かなーと考えていました。

私が始めて経験した一等・・・？　（グリーン）は、1955年の春に東京の大先生に弟子入りのため
父と一緒に乗った列車でした。
食堂車のテーブルに敷かれたテーブル・クロスの白さに緊張し「トマトスープ」の旨さは衝撃的に記憶しています。

後に分かったのですが当時の食堂車は「帝国ホテルの賄い」と聞き、なる程・・・と思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
列車での辛い想い出。
終戦直後岐阜県の親戚に遊びに行った帰りの列車の中で、手荷物の検閲があって、親戚がプレゼントしてくれた二升のお米を没集された事。

列車のトイレまで溢れた乗客の中で小便を我慢した事。
実際はその度ごとに乗客は外に出てくれたのですが、私はそれに気が付かず「もれ」寸前でした。
停車すると「窓を開けろー」と窓を開けさせて、窓から人が入って来る。
あまりの窮屈のため子供が泣いたら、網棚（あみなだ）の上に寝かしたこともありました。

親戚が国鉄の貨物便で果物を送ってくれましたが、到着した駅から郵便を出して家に届くのが五日め
トータル８日ですっかり腐っていました。
国鉄はしゃれた庶民感覚の一面と、ガチガチの官僚制度、横暴な国労・の三つの面がありましたね。

保守

ほす

保守

保守

ほしゅ

保守

線路はつづくよ

保守

私は　国鉄からＪＲに変わった月の時刻表を持っています。

私も持ってます

(^-^)y━~~休憩中