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14150代前半

昔のペータやVHS系のビデオは、いってみればストリーミング素材。
ロードして流して終わったらハードから取り外す。
HDD/DVDレコーダーは、ストレージ素材。
とりあえず保存しておき、見たいものを中から検索するというスタイル。
しかし見たいものばかりが貯まって、新規に録画できなくなるということを
まったく想定していないから笑ってしまう。
HDDが埋まったら、DVDにシフトさせる目論見だろうが、
あんな保存性のない素材に大事な録画データを移動させるなんて恐くて恐くて。
DVDほど保存性の悪い素材はないという「重大な事実」をだれも信じないのが、
わしにはどうしても信じられない。
互換性は無く、劣化は早く、価格も高い。
標準でS-VHSに録画するのが一番。
デジタルのD-VHSはハードが高価だからおいそれと買えないが
アナログ最上級の録画機はデジタルVHSよりずっと安いし画質も負けない。
カセットの質も良くなっているので、DVDなどの劣化に比べれば20倍は持つ。
たぶん100年たっても再生に耐えられるVHSカセットがあるはず。
ハードだって2005年現在もVHSデッキが新発売されているのだから、これから
数10年は再生環境は安泰だしね。
場所は取るけど、100時間分の録画素材としてDVDとVHSを比べれば
DVDは100枚必要だけどVHSなら30本で済む。
え? DVD100枚って? 録画モードは最高画質モードに決まっているだろうが。
現行DVDは片面1時間が最高画質モード、それでもアナログVHSに負けているがな。