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名無しさん@お腹いっぱい。:
内地にいる同級生とこの間電話で話をして面白い話を聞いた。
その同級生がある会議に出て、みんなの前で自己紹介をすることになったらしい。
で、その同級生は自分の名前を言った後、「在日沖縄人です」と一言言ったら、みんな目を丸くしてびっくりしていたとか。
沖縄に行ったことがない、あるいは沖縄で生活したことがない内地の人は、沖縄も日本だと思っているらしく、だからなぜ、その同級生が「在日沖縄人」という表現を用いて自己紹介したのかまったく理解できなかったらしい。
沖縄ではこういう話を聞くと、みんな笑って、「あ〜面白いね〜〜」っていう反応を示すけど、同じことを言っても、内地では全然違う反応が返ってくると、その同級生が話していた。
たとえば両親が日本人で、その子どもが外国で生まれ、スポーツ選手として活躍してオリンピックに出ると、その選手のことを日本のメディアは「日系二世」という表現を用いて報道する。
一方、両親が沖縄人で、その子どもが内地で生まれ、スポーツ選手として活躍したりすると、沖縄タイムスや琉球新報では「沖縄二世」という表現を用いる。
このような例は沖縄だけで、北海道や鹿児島までの都道府県の場合、沖縄タイムスや琉球新報のような報道の仕方はしない。
つまり、沖縄人は地理的にも遠い日本の内地を客観視し、自らのナショナリズムやアイデンティティーに強いこだわりと誇りを持っている民族であるといえる。