こんなゴルゴ13は嫌だ!41回目

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254名無しさん@お腹いっぱい。
2001年(平成13年)6月8日、
大阪教育大学附属池田小学校に凶器を持った男が侵入し、
次々と同校の児童を襲撃した。結果、児童8名(1年生1名、2年生7名)が殺害され、
児童13名・教諭2名に傷害を負わせる惨事となった。
現場で男が取り押さえられ、その後殺人罪などで逮捕起訴された。

被疑者の甲は逮捕当初、精神障害者を装った言動を取っていたが、
これは彼が過去に15回も様々な犯罪に手を染めたが、精神科通院歴を楯に不起訴処分
(あるいは保護観察処分)という比較的軽い処分を経験したという経歴と無関係ではないと思われる。
また、この事件は精神障害者の責任能力の問題が注目される契機の1つとなった。
被疑者に対して起訴前と公判中に2度行われた、70日間におよぶ情状鑑定の結果によれば
「身体・知的」だった。裁判所も公判でこの結果を肯定し責任能力を認めた。

刑事裁判の被告人となった甲の犯行動機は
「今迄散々不愉快な思いをさせられ、何もかも嫌になった。
自殺しても死に切れない。いっその事大量殺人をして死刑になりたい」と思った事であった。
その背景にはアパートの家賃・闇金融・中古車の未払い金等の取り立て、
彼が中学生の頃から25年来患っているうつ病等が関係しており、
事件の1ヶ月前の2001年5月頃に実家の父親に
「体調が悪くてメシが食えない」と電話したが「首でもくくれ」と冷たくあしらわれた事もあった。