こんなゴルゴ13は嫌だ!41回目

このエントリーをはてなブックマークに追加
252名無しさん@お腹いっぱい。
一般に、性的暴行を伴う快楽殺人の犯罪者は、自身の性的嗜好に適った被害者を選ぶ傾向があり
(老若男女を問わず暴行を加えて殺害したアンドレイ・チカチーロのような例外もある)、
切り裂きジャックについてもメアリからキャサリンまでの被害者を考慮した場合、
中年の女性にそうした志向を抱いていたと考えられる。
しかし、メアリーは年若の女性であることから、便乗犯もしくは別人の犯行の可能性が指摘されている。
実際に「ピンチン通りの殺人」(前述)など、切り裂きジャックとされる犯行
または切り裂きジャックに類似した犯行を行った人物は、複数存在した可能性が指摘されている。
5人目の被害者メアリーは、道徳的に見た際「最も残忍な殺され方」をしているが、
医学的な見地に立てば「最も高度に外科的な殺され方」即ち最も精確な技術の臓器摘出が行われており、
医者を中心に別人の犯行の可能性が指摘されている。

また当時の英女王ヴィクトリアの孫、クラレンス公アルバート・ヴィクターも
一時期容疑者の1人とされていた。
作家のパトリシア・コーンウェルが2002年に出版した「切り裂きジャック 」
(原題:Portrait of A Killer; Jack The Ripper Case Closed)では
自身で大金を投じてDNA鑑定や筆跡鑑定を行い画家のウォルター・シッカートを犯人であるとして
名指ししたが、現存している捜査資料や物的証拠に乏しかったため反論も多かった。