モモヒキや古き軒端に 忍さんのかい?

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202名無しさん@お腹いっぱい。
白玉か何そと君の問ひしとき(上句)
203空いっぱい ◆epocheVntI :2008/07/29(火) 13:27:21
みざるきかざる
ばざーるでござ〜るぅ チャン♪
204狐うどん ◆XF.Ox1rqe2 :2008/07/29(火) 22:54:59 BE:549299636-2BP(1326)
>>200-203
源氏物語の本が発見されたんやって〜
ごめん、これだけじゃ何の話かわからんやろ。でも大発見やねんて。 (^∈^ 面白いねぇ〜

紫式部の書いた源氏物語は残されてないってはじめて知ったよ。

>>202
一回休み
205名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 23:00:04
206狐うどん ◆XF.Ox1rqe2 :2008/07/29(火) 23:08:53 BE:457749353-2BP(1326)
>>205
源氏情報かと思ったウチがアホやった!!   (^∈^ あっはっは



めっちゃおかしかったけどウチもう限界。
また明日あそんでぇ〜

脳みそねたよw おやすみ
207名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 11:48:37
>>202 
 >男は苦悩していた。
 >彼女と文を交わすようになって、もうどれくらい経っただろう。
 >当世一の風流人、などと噂される男だ。
 >付き合った女性は数知れず。
 >彼の恋の浮き名は、いつだって京中の挨拶がわりになっている。
 >それなのに・・・
 >彼女だけは、特別なのだ。
 >移り香がほんのり香る、趣味のいい薄紙にしたためられた、たおやかな文字。
 >高い教養と、それでいて世間ずれしていない感覚がにじみ出る、やわらかな和歌。
 >手の届く人でないとわかっているのに・・・いや、わかっているからこそ、
 >つのる想いは燃えさかる。
 >なんとか説き伏せた女房に手引きをさせて、辿り着いたかの女性の部屋に
 >簾越しに香る、薫衣の香の香り。
 >いつもの文に残っている香より数倍も強い、華やかで上品な香が、男を酔わせたのかもしれない。
 >決して触れないと固く誓わされた御簾を、男は狂おしく跳ね上げた。
 >・・・なんという瞳、なんという唇。
 >想像を遙かに上回る彼女の美しさに、男は言葉を失った。
 >無言で立ちすくむ男を見上げる彼女の唇が、やわらかに男の名を紡ぐ。
 >・・・なんという声、なんという響き。
 >気付いたときには、男は彼女をかき抱いていた。
 >男の腕に加わるかすかな重み。無防備に預けられた彼女の細い身体。
 >これこそが、愛のことばではないか。
 >「何もかも、任せて下さると・・・・この私に」
 >囁くような男の声。腕の中のぬくもりは、そのときかすかに震えた気がした。
 >警護の厳しいその大きな屋敷を、どのように抜け出してきたのか、男は思い出せない。
 >ただただ夢中に辿り着いた牛車に控えていた従者達の困った顔の記憶だけが、やたらに鮮明だ。
 >この畏れ多い逃走劇に関わりたくないという気持ちが明白な従者達を、牛車と共に帰すと、
 >男の愛馬と乳兄弟だけが残った。
 >「・・・まったく、貴方というお人は・・・」
 >乳兄弟はいつもの笑顔で馬を引き、彼女を乗せるのを手伝った。
 >月のない、暗い夜だった。
208名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 11:49:13
 >やっと辿り着いた芥川も、黒くうねりを上げている。
 >全てを飲み込むかのような闇を、乳兄弟の照らす松明がかき分ける。
 >わずかな光が、草に置いた露に反射した。
 >きらきらと光る秋の雫は、男の情熱のように燃えさかる松明の光を受けとめて
 >馬の背にのせた彼女のように静かにたおやかに佇んでいる。
 >「あれはなぁに?」
 >白く細い指が草むらを指す。
 >あまやかな声が問いかける。
 >「あれはなぁに?真珠かしら?」
 >この姫を放すまい、と男は思った。
 >真珠の輝きは知っていても、秋草の上で光る露の輝きを知らぬ姫。
 >庭の露さえ見せてもらえぬ程、外界と隔てられて育った姫。
 >貴女に世界をあげよう。この広い世界中の、全ての美しいものをあげよう。
 >暁の光も、春に舞う桜も、紅葉の錦も。
 >貴女の知らない美しいものはいくつもあるのだ。
 >私の身分では真珠や白銀は手に入れられぬが、それならばそれを織り込んだ歌をあげよう。
 >ものよりもことばを輝かせる力を私が持って生まれたのは、きっと貴女のためだもの。
 >男は、答えるいとまもなく先を急いだ。
 >早く、早く、一刻でも早く。
 >遠く、遠く、少しでも遠く。
 >あの屋敷から離れなければならない。
 >あまつさえ雨も降り出し、神の怒りのような雷(いかずち)までもが光る。
 >初めて見る光に怯える彼女に、男は今夜の逃亡を諦めて、がらんとした荒れ果てた蔵を今宵の宿に決めた。
 >「弓も矢も、たくさん持ってきています。貴女は何も怖がることはない。
 >私が戸口の前で、全てを防ぎますから・・・」
 >男は彼女を蔵の奥に押し入れて、戸口に向かった。
 >「大丈夫ですよ。ここは私に任せて下さい。
 >あんな闇の中で、可哀想に震えておられる。
 >貴方は側にいて、あの方を抱きしめていてあげなければなりません。」
 >乳兄弟の申し出に、男は小さく首を振った。
 >「・・・私は、あの方の顔が見られないのだ。
 >あの方に触れることが辛くてしかたないのだ。
 >あの屋敷で、あの方のあまりの美しさに我を忘れてかき抱いてしまった肩は、
 >壊れそうなほどに細かったのだ。
 >・・・私などが手を触れては、いけない方だったのかも知れない。
 >あまりに神々しく、あまり畏れ多い・・・
 >・・・それでも、私は、あの方に魅せられてしまった・・・」
 >乳兄弟は黙って、男に弓を渡した。
 >早く夜が明けて欲しい。早くこの闇を払って欲しい。
 >それだけを願って闇を見つめている。
 >東の空が白みはじめる。
 >「ほら、あれが暁の光だよ」
 >君に見せたかった、爽やかな夜明け。柔らかな光の中の君もまた美しいはずだったのに。
 >・・・彼女はどこにもいなかった。
 >まるで昨夜の逃避行が夢だったかのように、蔵の奥には、なにも無かった。
 >呆然と立ちつくしながら、男は街の噂を思い出していた。
 >都の巽の草原に、人食う鬼が住むという。
 >神鳴る日には、悲鳴もかき消され、跡形もなく消えるという。
 >どんなに泣いても、体中で蔵を叩いても、彼女は帰らない。

 >君の問いに 儚い答え 重ねれば 二人で露と なれただろうか


209狐うどん ◆XF.Ox1rqe2 :2008/07/30(水) 22:57:27 BE:366199362-2BP(1326)
>>207-208
えーと・・w

ばるたんするなら今のウチ。 (^∈^  ふぉふぉふぉ♪
210狐うどん ◆XF.Ox1rqe2 :2008/07/31(木) 20:08:59 BE:488266728-2BP(1326)

ごめんごめんごめん、めんごなさい。
手抜きばっかりごめんぬさい。     (^∈^ オホホ〜


大納言病にかかりました。    (^∈^ オホホ〜
211202:2008/08/02(土) 19:23:16
>>207-208
見事なり平伏。
訳はどなたが?


212名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 19:59:09
>>211
ご覧のとおりの引用なんですが、誰か忘れちまったゴメン。
美文ですよね。見つけたら貼ります。
213195 ◆IyApGKf56Q :2008/08/03(日) 00:12:52 BE:258468678-PLT(12700)
  ./ ̄ ̄ ̄\  
  |        ..| 伊勢物語だよ
  |(● (● ::::| 
  ○.....∀....:::::::ノ○
  (⌒)   ノ   
    (_ノ