【40代】 ビルメンテナンス PART2 【独身】
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名無しさん@お腹いっぱい。:
【設備ビルメンの沿革と今後】
(戦前〜戦後)
・ボイラーマンとして主に工場に生息。人力で石炭をくべる重労働だった。
(高度経済成長期)
・液体燃料の普及でボイラーマンの仕事は主に監視業務へ移行。
・オフィスビルや商業施設の増加でビルメンテナンス市場の拡大。
(バブル期)
・ビルオーナーは土地や建物をもってるだけで資産が値上がりする時代。大型開発。賞与300万のオーナーや
不動産会社の担当者は、おおらかで神のような存在。
・ビルメンも豊かなオーナーのおこぼれをもらってゆとり生活。ビルメン最盛期。
・無資格でも高齢でもどんどん採用された。この時代を経験した者は現在「ビルメン王」になっている率が高い。
(バブル崩壊後)
・民間オーナーの経済環境悪化。ビルメンテ契約額が下がりはじめる。
・しかし、公共施設は依然としてマターリしていた。
(規制緩和・小泉改革後)
・過当競争、質の悪い激安業者の入札参入で待遇悪化。ビルメン従業員のワーキングプア化。
・資格のいらない冷凍機、ボイラーの拡大。電気主任技術者の掛け持ち可能。
・地冷の増加により、熱源の運転が必要ない現場の増加。
・契約額のさらなる低下、人員削減、マターリ現場の急激な減少。ビルの全ての雑用を引き受けるなんでも屋に。
(2007年)
・東京の景気回復で、東京地区だけ突然人手不足に。大手までハロワで求人活動をはじめる。
・しかし、いまのところ給料を中心とした待遇改善はほとんどみられない。
(ビルメンの今後)
・小泉改革時代の傷跡で、地域によっては、外資の参入が目立っている。外資がウザくなっている
(外資エレベータの問題がビルメンにも波及)。
・徹底した自動制御化、中央監視システムの対象の拡大。
・電気主任技術者等の責任者は外部委託。常駐人員は派遣労働化または偽装請負化。