( ゜Ω゜)y-~〜oO○ オトナのエッセイ 2

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1光陰矢の如し



新世紀を迎えて、早6年になんなんとしております。
人生の中間期にさしかかった皆様、いかがお過ごしでしょうか。

あと94年と3ヶ月弱もすれば22世紀がやって参ります。
移り行く時のはざまにフト立ち止まり、
あなたの思いを気ままに綴ってみては如何でしょう。

何でも結構でございます。
名前欄にお題を入れ、マターリ と語って下さいませ。



もう半年近く前にdat落ちしてしまったのですが、一応.....

前スレ
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/cafe40/1068330561/
2行員に矢の催促:2006/10/09(月) 06:47:35



数日前、都心にある某銀行で振込みをしたのですが、
窓口業務のやり方が他の銀行とは著しく異なっており、
随分と戸惑いました。
銀行と言えば、入金や出金、振込み、預金、融資などの各窓口を、
利用客が自分で選んで用事を済ますというのが
通常の形だと思うのですが、オレオレ詐欺被害の防止のためなのか、
利用客はまず総合受付のような所へ行って用件を伝えた後、
各窓口へ案内されるというシステムになっているのでございます。

各窓口に案内されてからも受付作業のパターンが
他の銀行の場合とは異なっており、まぁ詳細は割愛いたしますが、
丁寧といえば丁寧、面倒といえば面倒なやり方でございます。
中には、このやり方になじめない利用客も居て、
行員が説明をする度に「 ハァ?」「 ハァ?」「 ハァ?」と怪訝そうな声を発し、
「 どうでもいいから早くカネを下ろさせてくれっ 」と、
イライラとした風情で催促をしておりました。

安全とスピードは反比例するもの。
そしてそれに輪をかけて反比例するものが、感情と現実でございます.....
3心痛:2006/10/10(火) 06:40:19



最近流行のファッションについてとやかく申し上げようとは思いませんが、
私のようなオジサン世代にとっては、違和感を覚えてしまう事が
多々あるのは否めません。ピアスやタトゥーといったものが
さほどエキセントリックなファッションでなくなってしまった現在でも私、
電車の中や商店街の路上でそれらを目の当たりにすると、
ドキッとしてしまいます。

そんなある日、仕事中に車を運転しておりますと、
とある交差点でスキンヘッドの女子高生が信号待ちをしているのを
目撃いたしました。これが女子高生の間で今流行のヘアスタイルなのか、
よりによって花も恥らう乙女が何故に……ああ何ともったいない
と嘆息いたしました。

しかし同時に私は、この少女が斯様な頭になっているのは、
そうではなくて何か特別な事情があるのではないかという思いに至りました。
ひょっとするとこの少女、鬼教師から理不尽な体罰を受け、
バリカンで烏の濡れ羽色のごとき黒髪をツルツルに
刈り取られてしまったのではないか、或いは何か重い病気を患い、
その症状、もしくはその治療の影響で頭髪が抜け落ちたのではないか、
何と哀れな.....と暗い気持ちになってきたのでございます。

あれから数日たちましたが、今もあの少女のことが気になってなりません。
願わくは、あのスキンヘッドの女子高生が、
セーラー服好きな僧侶の少年であったことを祈って止まない
今日この頃でございます。
4おしさでござります:2006/10/12(木) 22:31:26

 刷れた手乙枯れ葉んどすぅ おぉきにぃ 嬉しくて目頭厚ぅなりそうやわぁ
今年の夏はスパークリングワインに染まっておりました。心地良い酔いと体の中で泡が
プチプチ弾けてぷかぷか浮き上がり空を泳いでおりました。まるで天女のように...

( ゜Ω゜)y-~だんごっぱなにチョビ髭ですか?(ベレー帽をプレゼントしたい気分でございます!


5再チャレンジ:2006/10/13(金) 06:37:52

>>4

季節の移り変わりを織り込んだ風雅なレスをいただき、うれしゅうございます。
言い訳にしかなりませんが、前スレにあっては体調不良から保守を怠り、
遺憾ながらdat落ちとなった次第。皆々様には大変御迷惑をおかけいたしました。
謹んでお詫び申し上げます.....
6ベストドレッサー:2006/10/13(金) 06:57:48



時々、「 ○○が似合う著名人 」と銘打って、
その表彰式がマスコミで報道されたりいたしますが、あの手のイベント、
おそらくは業界側の景気刺激策の一環でございましょう。
売り手側の涙ぐましい努力であり、
それはそれでかまわないとは思いますが、
受賞する芸能人や知識人、政治家などを御覧になって、
一般庶民からすれば納得いかないという思いをされた方も
多々いらっしゃるのではないでしょうか。
また、センスの異なるファッション評論家からすれば、
笑止千万といった陰口も出て来ることでしょう。

それゆえこういった催しは、私の個人的な感覚としては、
何回も繰り返せば一般庶民からは飽きられ、
専門の評論家からは揶揄の対象となってしまうような気がいたします。
そして購買意欲の醸成といった景気刺激策としての役目は薄れ、
受賞する著名人の単なるプロモーションの場と化してしまいましょう。
いや、現にこういった催しの多くが、そうなってしまっていると言っても
過言ではありますまい。

まぁいずれにせよ、私には興味の無いイベントでございます。
「 鞭とハイヒールが似合う女優 」だとか
「 ポールギャグや鼻フックがぴったりフィットする有名人 」とかいった
イベントでもない限り、耳を欹てることは無いでしょう。

ttp://www.ioft.jp/jp/visitor/event2.html
7M患者にS治療法:2006/10/13(金) 22:37:41
>>5
それは、たいへんでしたね‥もう〜完治されたのでしょうか?
存じて居ましたら、この,お馬鹿なカキコの私目が保守致しましたのに,,,

どうやらハイヒールに踏みつけられて鞭に縛られて頗るお元気になられたようですね
良かった!好かった!善かった!佳かった!よかったです!

M患者(難しいのM) S治療法(素晴らしいのS) 誤解しないでくださいね。

8(poq)ダブルパンチ:2006/10/14(土) 21:29:39

>>6
url・・往って参りましたショボンワケワカメで御座います。
1001となっておりまして戸惑いながら帰宅カキコしております
カメダ兄弟にパンチされた気分で御座います。格闘技がお好きなのでしょうか?
「格闘美神ウーロン茶」は、面白く拝見しておりました。
近所に気功道場があります。身を守る心得くらい知っておくのも
必要な世の中になってまいりましたので好奇心でコッソリ観ておりましたが
女性の凄まじい目つきと気合に圧倒されて吹っ飛んで帰ってまいりました。

9燃えよドラゴン:2006/10/14(土) 23:31:07

>>8

考えるのではない。感じるのだ。……
10大人の名無しさん :2006/10/15(日) 14:56:17
予知夢という能力
泉山秋著
1999年刊  葉文館
予知夢を科学的に追求した本。
1999年ノストルダムス予言は無いこと、2000年コンピュータ問題は発生しないと予知夢データから明記。
しかし2003〜2008年頃に日本に北朝鮮の核ミサイルが飛来する不思議な夢をみた少女も紹介。
出版社の倒産にて、現在一部の書店に在庫がありますが書店から姿を消している幻の本です。

http://www.spica3.com/soulmate/last1.html

http://www.spica3.com/yochimu/
11名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/15(日) 20:45:36
大人のエッセイ。縮めてオットセイ。
ああ、、ごめんごめん ぶたないで。
12オットセイ:2006/10/15(日) 20:59:05
>>11
オットセイのチンチンは精力剤になるそうだ。
だが正確に略すると オトッセイだ。
おれはプロレスの試合で観客が叫んでいるのを聞いた。
それはがっちりスリーパーホールドが決まった時だった。
「落とっせい」「落とっせい」

ああ、、ごめんごめん ぶたないで

13オットセイの声 @:2006/10/16(月) 22:15:36



  アウッアウッ アウッアウッ
 
  アウッ アウッ アウッ

もう3年ほど前のことになりますが、宝塚歌劇で有名な
兵庫県宝塚市にある遊園地、宝塚ファミリーランドが閉園いたしました。
少年時代、親に連れられてこの遊園地で遊んだ経験のある私にとって、
宝塚ファミリーランドと聞いてまず思い出すのは
オットセイの鳴き声でございます。

宝塚ファミリーランドは、園内に動物園もある遊園地でございまして、
私のおぼろげな記憶によれば、阪急電鉄宝塚駅を出てすぐ、
この遊園地への入り口があり、その近くにオットセイを飼育・展示する
プールがございました。それゆえ遊園地の中へ入るや否や
オットセイの鳴き声が聞こえるわけで、少年時代の私にとって
この鳴き声は、遊園地という夢の国へ誘ってくれる喜びに満ちた
前奏曲でございました。
14オットセイの声 A:2006/10/16(月) 22:17:24



あれから四半世紀以上も時が流れ、その間、夢の国は
色々と様変わりしたようですが、動物園を併設するという
基本的なスタイルは変わっていなかったようでございます。
噂によればあの夢の国、取り壊された跡にマンションや商業施設が
建設されるとの事。これも諸行無常の世の倣い、
致し方無い事でございましょうが、あの遊園地の中で飼われていた
オットセイを始めとする動物たち、一体どうなってしまったのでしょう。

私としては彼らがどこか別の動物園なり遊園地なりに引き取られ、
手厚い保護を受けながら余命を全うしていることを望んでおりますが、
やはり諸行無常の世の倣い、風雪に耐える生活を
強いられているやもしれません。特にオットセイについては、
精力剤の材料と化し、倦怠期を迎えたどこかの夫婦の体内に浸透して
アウッアウッ アウッアウッ ≠ニ声を上げさせているのかもしれません。

ともあれ、私にとって夢の国は永遠に夢の国でございます。
少年時代に宝塚ファミリーランドで体験した夢のようなひと時、
そしてあのオットセイたちの鳴き声は、今も記憶の中で息づいており、
永遠に消えることはありません.....
15イムの顔:2006/10/19(木) 06:29:24



何年か前、型破りなキャラクターや天真爛漫な性格で人気のある
社長を紹介するテレビのバラエティ番組がございました。
どの社長も一代で会社を年商億単位の企業に育て上げた
「 勝ち組層 」であるにもかかわらず、
一般的な「 社長 」のイメージからは程遠い人ばかりだったのですが、
その中の一人に禿しく太っ腹な社長がおりました。

残念ながら具体的にどのように太っ腹だったかというのは、
私もよく覚えていないのですが、とにかく得意先は勿論、
仕入先や従業員、自宅近所の隣人と、どのような人に対しても
分け隔て無く気前が良かったように記憶しております。
それもそのはずで、この社長、人間というものが好きで好きでしょうがない、
だから誰にも気前よくするのだ.....確かこういう風に
おっしゃっていたようでございます。

しかし、そこはやはりテレビ番組でございます。インタビュアーがおもむろに、
その社長へちょっと意地の悪い質問を投げかけました。
「 でも、中にはどうしても嫌いな人間ていうのも居るでしょう?」
「 税務署員 」
「 それはなぜですか 」
「 人を信用してない。何でも疑ってかかるあの目付きが嫌ですね 」

見るからに好々爺という社長だったのですが、この時ばかりは
顔の表情が一点にわかに掻き曇り、まるでサスペンスドラマに出て来る
謎めいた洋館の執事のような目付きになっておりました。
人間賛歌に終始する番組内容を予想していた私にとって、
実に意表をつく展開でしたが、やはり人間というもの、
心底好人物にはなれないものだなと妙に納得した次第でございます.....
16ながら運転:2006/10/19(木) 23:55:54



一時、酒酔い運転による悲惨な事故が連続したせいか、
当局も取り締まりには事のほか力を入れているようでございます。
この酒酔い運転なるもの、それに手を染める当人の感覚的には恐らく、
免許証不携帯か違法駐車程度の認識しか無いのでございましょう。
尊い命が失われたり、車が大破して何人もの人間が負傷したり
というニュースが流れている最中、雨後の筍のように
同じく酒酔い運転による事故が頻発していたというのが、
そのことを裏付けております。

しかしここであえて疑問を呈したいのでございますが、
酒酔い運転の取り締まりだけに力を注げば、それでよいのでしょうか。
埼玉県川口市で園児が4人亡くなった痛ましい事故は、
わき見運転が原因だったとのこと。また、私が車を運転中に
よく見かけるのは、携帯電話で話をしながらの運転。
確か、運転中の携帯電話の使用に関しては、
取締りが厳しくなったはずなのですが、
依然としてこの手のドライバーは比較的よく散見いたします。

また携帯電話に限らず、ドライバーの「 ながら運転 」は
枚挙に暇がございません。缶コーヒーを飲みながら、
カップラーメンを食べながら、漫画雑誌を読みながら、
助手席の恋人と夢中になって喋りながら、
助手席の恋人のモノを夢中になってシャブリながら、
という具合に、見ているほうがハメハメする.....失礼、
ハラハラするような運転をなさっている方が多々いらっしゃいます。

ドライバーの皆様、今一度、自分が「 走る凶器 」を駆っているのだと
再認識していただき、交通事故防止に努めていただきたぅ存じます。
17冷たい国 日本:2006/10/21(土) 00:19:53



我が国は先進国ではなかったのでしょうか。
世界有数の経済力を持ち、
いつ何時どんな緊急事態に見舞われようとも、
即座に社会的な医療システムによる保護を
受けられるはずだったのではないでしょうか。

奈良県で分娩中に脳内出血を起こした妊婦が、
満足な処置を受けるまで約6時間の間放置された挙句、
8日後、死に至っております。
担当医の判断ミスもさることながら、
大阪府にある国立循環器病センターで処置を受けるまで
20ヶ所近くの病院から受け入れを拒否されたとの事。
たとえ結果が同じだったとしても御本人、そして御遺族の方々にとって
これが無念でなくて何でありましょうか。

ぶっ潰すだの骨太だの、エエカッコをほざいて
医療行政をナオザリにしてきた結果がこれでございます。
美しい国だ、再チャレンジだと御託を並べて何もしないでいると、
医療の分野以外でも同様の悲劇が頻出するでしょう。
リアルにおいてこの妊婦と似たような経験を持つ私としては、
とても他人事とは思えません。
そしてこのような悲劇を生み出したものに対して、
呪詛の言葉が止め処も無く噴き出してまいります。

助けを求めた先で見捨てられた体験は、
根深い怨念の炎を生み出す無尽蔵の薪と化すのでございます.....

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000025-san-soci
18ひとりトランプ…:2006/10/23(月) 22:06:56

17をROMり...おもい気持ちのまま なんとなくフリーセルをしていますと
右へ左へ まとめて右へ まとめて左へ ちょっと左上へ やっと出てきた右上へ
一列空いた 一先ずここにおいてと…こ、これは、たらい回しゲームではありませんか
何時の間にやら 上手な たらい回しの練習をしているような錯覚を感じてしまいました。

何気ないところで罪悪感も無くフリースルーが自然に身につく社会構造と化しているのでしょうか。
19スローなブギにしてくれ.....:2006/10/23(月) 22:20:21



「 人生はゲーム。誰も自分を愛しているだけの悲しいゲームさ 」
などと申しますが、椅子取りゲームと盥回しゲームに明け暮れる人生、
あまりにも悲しゅうございます.....
20吹っ切れる @:2006/10/26(木) 00:15:33



私が社会人になりたての頃ですが、仕事でお得意先を訪問した折に、
地元関西の人間でありながら、「 まいど!」とか「 おおきに!」
という言葉がすんなりと出て来ませんでした。
どこか学生気分が抜けきっていなかったのでございましょう。
そういった泥臭い挨拶に抵抗感があった私は、お客様の前で
「 マイド..... 」や「 オオキニ..... 」などとコソコソ呟くような声でお茶を濁し、
今思えば「 お高く留まったヤツだな 」「 やる気の無い社員だな 」と
かなり顰蹙を買っていたような気がいたします。

そんな私がある日、某テレビ▲京系列の映画番組を見ておりますと、
次回オンエアされる映画の予告編が流れて参りました。
ジョン・トラボルタ主演「 サタデー・ナイト・フィーバー 」の二番煎じみたいな映画で、
イタリア映画か、或いは米国のマイナーなプロダクションが制作した
B級ダンス映画と思しき作品でございました。
それゆえ、映画の内容自体は特に興味も無かった私なのですが、
その予告編の説明をしているナレーターの声が、
私の耳朶に禿しく響いて参りました。
21吹っ切れる A:2006/10/26(木) 00:18:06



年の頃は30代後半でございましょうか、
こういった仕事のプロかどうかも怪しいそのオジサンは、
当時からもうすでに死語と化していたような言葉や、
聞いているこちらの方が恥ずかしくなってくるようなフレーズを散りばめた
不器用な喋りで

 ナウいヤングが町に繰り出し、青春を賭けて路上で踊り出す!
 レッツゴー、フィーバー!

と、のたまっていたのでございます。
ことによると「 フィーバー! フィーバー! 」と連呼していたような
気もするのでございますが、私の脳内記憶ゆえ、
判然とはいたしません。とにかく「 必 死 だ な 」というのが
アリアリと分かるナレーションでございました。
そしてそのナレーションを聞いているうちに、
私の頭の中で様々なことが思い浮かびました。……

この人にも家庭というものがあるのだろう。家に帰ればやさしい夫、
良き父親なのだろう。それなのに、顔から火が出そうな自分のセリフが
公共の電波に乗ってしまうのも厭わず、上司や雇い主に命じられて
懸命に言葉を搾り出している。ああ、なんというヒタムキな人だろう。
そうだ、僕も頑張らなくちゃ……こうして、なぜか感動してしまった私は、
明日から大きな声でお客様に「 まいど!」と呼びかけてみよう。
「 おおきに!」と元気良く頭を下げてみよう、
と決意も新たにしたのでございます。
22吹っ切れる B:2006/10/26(木) 00:21:03



しかし…………ヤパーリ駄目でございました。お客様の前に出ると、
生まれて初めて生尺をする新妻のように口が開かず、
「.....マぃド.....」や「.....ぉぉキニ.....」という具合に、
口ごもるような喋り方になってしまうのでございます。
結局前夜の感動は何の肥やしにもならず、私が現在のように
何の照れも無く「 まいど!」や「 おおきに!」と言えるようになったのは、
それから5年後のことでございました。

「 吹っ切れる 」というのは、なかなか難しゅうございます.....
23醤油の町:2006/11/04(土) 18:44:18

秋の深まりを感じる今日この頃、お元気でお過ごしの事と案じております。


関西に殆ど縁のないワタクシですが、実は調味料を全国からお取り寄せしておりまして
それが、商売ではなく なんとなく始めるようになって彼是10年を超えてしまいました。
塩・砂糖・味噌・醤油・油・酢・ドレッシング・お茶・・・・・と、その大方は製造元でございますので
直接にしろ電話にしろ忙しいわけで皆様ぶっきら棒な対応をされてしまうことも屡、
そこから食下がり秘蔵の物、珍しいものは無いかと聞き出すのですが・・・
それはさて置き、知人から土産で関西の箱入りの醤油を戴きました。たしか、それから
1年程たってから、ふと妙に その醤油味を思い出しまして箱に入っていました栞をさがし
電話をしました。すると、無愛想な声で始まりました たしか「○○醤油やでー」
ワタクシ経緯と注文と宅配が出来るのかを丁寧にはなしますと、急に口調が変り
柔らかい易しい声で「へ〜へ〜マイド オオ〜キニ 開けたら半年、開けんかったら一年やで〜」
漫才でしか聴いた事のなかったワタクシ、思わず「もしかして漫才師されていらしたんですか?」と、
聞いてしまいました。すると、柔らかな声の男性は・・
「なにゆ〜てまんのや まいど お〜きに 開けたら半年やで〜開けんかったら一年やで〜」
「へ〜へ〜まいど お〜きに 開けたら半年 開けんかったら一年やで〜」
「へ〜へ〜まいど お〜きに 開けたら半年 開けんかったら一年やで〜」
「へ〜へ〜まいど お〜きに 開けたら半年 開けんかったら一年やで〜」
「へ〜へ〜まいど お〜きに 開けたら半年 開けんかったら一年やで〜」
「へ〜へ〜まいど お〜きに 開けたら半年 開けんかったら一年やで〜」・・・
「すみません、とにかく、送ってください」ガチャン・・・キョトン・・・あ〜っっ
住所云ってなかった―・・「すみません醤油・・・住所は・・・」
「へ〜へ〜まいど お〜きに 開けたら半年 開けんかったら一年やで〜」
「へ〜へ〜まいど お〜きに 開けたら半年 開けんかったら一年やで〜」・・・

本当に、あの醤油 届くのだろうか不安な思いをしながら...
含み笑い、思い出し笑いしながら...待ったのでした。そして、
関西弁が脳裏に焼きついてしまったのでございます。

「へ〜へ〜まいど お〜きに 開けたら半年 開けんかったら一年やで〜」










24醤油メーカーと機関銃:2006/11/08(水) 22:41:37



6年前のことになりますが、日本赤軍出身で、国際的に指名手配されていた
女テロリスト、重信房子が我が国の治安当局によって逮捕されております。
大阪府内のホテル前にて公安警察の職務質問を受け、
あっさりと自分が重信房子であることを認めて身柄を確保されたとのこと。  
中近東にアジトを構え、1974年のハーグ事件に関与し、
PFLPとの繋がりも深いと言われていた恐るべき女ゆえ、
タイーホの報を聞いた時は私、警察の特殊急襲部隊SAT、もしくは
陸上自衛隊の特殊部隊を投入した壮絶な銃撃戦が繰り広げられたのではないか
と思ったのですが、実際は粛々とした逮捕劇だったようでございます。

少年時代から私、この女傑の名前をしばしばニュースを通じて耳にしておりましたが、
実際にどのような人物なのか、ほとんど存じません。
先日、故あってネットを紐解き、その生い立ちや思想信条を
断片的ながら調べたのでございますが、その雑多な情報の中に
やや奇妙な印象を醸し出すものを見つけました。
と申しますのは、この女傑、過激な政治活動に身を窶す前は、
醤油メーカー「 キッコーマン 」に勤めながら明治大学の夜間に通う、
言わば苦学生だったというのでございます。

私の個人的なイメージとしては、大学に通う世間知らずの若い女性が、
突然革命思想に目覚め、社会や政治に対して牙を剥き始めたのだと
想像しておったのですが、もっと切実なものが有ったのでございましょう。
そして、その勤め先があの「 キッコーマン 」。社名の由来によれば、
「 キッコーマン 」の「 キッコー 」とは、「 亀甲 」でございます。
しかもその後に「 マン 」が付くのでございます。女テロリストと、
彼女がOLとして勤めていた醤油メーカーとの、この取り合わせの妙。
無論、この醤油メーカーとテロリストの間には何の繋がりも無いわけなのですが、
何やらシュールなその組み合わせに、PCのモニターを見つめながら
感じ入った次第でございます.....
25蟻地獄 @:2006/11/15(水) 22:30:53



一昔前のテレビ・映画等に出て来る乱闘シーンでは、
ビール瓶を割って凶器や武器にする場面がよく登場したものですが、
最近はあまり見かけないようでございます。
現実社会において、近頃では何か諍いが有ると
すぐナイフや銃器の類が飛び出て来るため、
ビール瓶ごときではリアリティに欠けるのでございましょう。

それに、このシーン、必ずと言って良いほど、
ビール瓶は真ん中ぐらいで割れるようになっており、
そのこと自体にリアリティが無いため、
演出家から敬遠されてしまうのかもしれません。
血走った目で相手を睨み付け、
狂気に憑かれたような脅し文句を吠え立てながら、
ビール瓶を真ん中近くで割るべく、
料理人が卵を割るがごとき慎重さを発揮するというのは、
ナンセンスというものでございましょう。

しかしこの、荒々しさの中に垣間見える慎重さですが、
言葉による応酬や口角泡を飛ばす議論においては十分ありうることであり、
同時にまた強力な武器として役に立つのでございます。
刺すような煽り言葉や落雷のような怒声を放射しながらも、
決してボロは出さず弱みは見せず、周到に論理の外堀を埋め、
確実に相手を追い詰めていく.....まさに巣に落ちた獲物を待ち受ける
アリジゴクでございます。そしてこの術中に陥ったが最後、
相手は怒りや恐怖に任せて肉体的な暴力による攻撃を
相手に仕掛けて破滅するか、敗北感を押し込んだ沈黙の中へ
逃げ込むしか無いのでございます。
26蟻地獄 A:2006/11/15(水) 22:33:40



もっとも、斯様な悪魔のごとき技術を誰もが持ち合わせているとは限りません。
これは、感情や欲望をコントロールする強靭な意志を必要とし、
卑近な例で申せば、心行くまでHを楽しみつつ膣外射精によって
避妊するという作業に似た極めて高度なテクニックなのでございます。
それゆえ、一見このような作業に場慣れした猛者のように思える人物の中にも、
このスキルを使いこなせない者が含まれている可能性が無きにしも非ず、
ということが言えましょう。

今月はじめ頃、某国の元大統領が高等法廷において死刑を宣告され、
激しく憤り、抗議する彼の姿が新聞の一面を飾っておりました。
かつては独裁者として恐怖による統治に辣腕を振るった男ゆえ、
激したその姿は恐らく演出であり、
前述したようなスキルに基づいたものなのかもしれませんが、
彼の内心を覗いてみることが可能ならば、
案外と下記のような姿を目撃することになるやもしれません。
人間の真の姿は、容易には分からないものでございます.....



.... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

ttp://www.cnn.co.jp/world/CNN200611050013.html
27一粒で二度おいしい:2006/11/19(日) 11:00:17



最近の若者の趣味趣向について全くもって疎いばかりの私なのですが、
女の子に対する男性の嗜好において、最近「 メガネっ娘萌え 」なるものが
有ることを知り、興味深いものを感じました。

要するにメガネをかけた女の子や女性にエレクトするというわけなのでございますが、
この「 メガネっ娘萌え 」、すでに20年ほど以前に、俳優の山城新伍氏が
自らが監督した映画作品のワンシーンに関連してそれらしきことを述べております。
この作品中、女性がメガネをかけたままHをするシーンが出てくるのですが、
山城氏、このシーンを一層エロチックに見せるための小道具として、
メガネを使ったというようなことを何かのテレビ番組で申しておりました。

私どもの少年時代、メガネをかけた女の子というのは、はっきり申し上げて、
あまりオシャレには見えませんでした。もっとも、メガネを外した後の顔が
ぞっとするほど色っぽくて大人びた雰囲気を立ち昇らせる女の子も中には居て、
それはそれで「 萌え〜 」だったのでございますが、
メガネをかけた顔や姿自体に萌えるというのは、考えられなかった時代でございます。

私は、こういったメガネっ娘の写真集をまだ一度も見たことが無いのですが、
もし私が出版社の編集者なら、一冊を2部構成に、もしくは
一人のメガネっ娘をモデルにして2冊出版するでしょう。
勿論、メガネをかけた姿で撮影したバージョンと、
メガネを取った姿で撮影したバージョンの両方でヌイてもらうためでございます。
もっとも、現実にそういう風な形で出版されているのかもしれませんが、
ともあれ、このメガネっ娘、そういう観点からすると、
一粒で二度おいしいと申しましょうか、実に付加価値の高いオナペットでございます.....
28.:.::○:.::. 十五夜 :2006/11/22(水) 21:32:44



先月、とある和菓子店へ買い物に行った時、
小学校低学年らしき男の子とその父親の二人連れを見かけました。
父親は、店頭に並んでいる饅頭や煎餅を見ながら、
どれを買おうかと思案中で、男の子は店内に設えた縁台に座って、
茶菓子を食べております。

この店では、買い物に来た客に、ささやかですが売り物の茶と菓子を
振舞うサービスがあり、男の子は父親が商品を選ぶ間、
店から出された昆布茶と羊羹を食していたのでした。
私もその父親と同様、どれを買おうかと店頭に並んでいる菓子を
見ておったですが、不意に背後から男の子の声がしました。
「 おとうさん。このスープ、おいしいよ 」

恐らく昆布茶というものを飲んだことが無かったのでございましょう。
初めて口にする珍しい味に対して、そんな無邪気な反応を示した
男の子が可愛かったらしく、店内にいる人すべて、
父親は勿論、他の客や売り子のオバサンまで微笑んでおりました。

生きることが生きることの目的とならなくなってから、
随分と久しくなりました。そして今度は生きることしか
生きる目的の無い時代が再び訪れようとしております。
「 なんでもないようなことがしあわせだったとおもう 」という
一昔前に流行った歌の歌詞がございますが、
当時はウザったく感じたその歌詞も、
今なら素直に頷けそうな気がいたします。

買い物を終え、和菓子店を出た私は、どんよりと曇った
黄昏時の空を見上げました。あいにく雲がかかっていたものの、
その日は十五夜でございました.....
29マネー・ゲーム:2006/11/25(土) 23:04:14



今朝、某新聞の記事を読み、
RMT ( リアル・マネー・トレード ) なるものの存在を知りました。
オンラインゲームの仮想社会において使用される通貨を、
我々が生きている現実社会において売り買いする取引行為だとのこと。
たとえば、モンスターを倒すために必要な武器を買うために
200ゴールドが必要だったといたしましょう。
その200ゴールドを、戦闘を繰り返したり宝物を探したりといった
ゲームの中での冒険によって手に入れるのではなく、
現実社会においてカネを払って手に入れるのでございます。

その新聞記事によれば、このRMT、すでに専門の業者が数多く存在し、
その市場規模は100億円を超えるといわれております。
しかもまだほとんど法的規制がかかっていない野放し状態の業界ゆえ、
違法行為や脱税といったスキャンダラスなニュースも飛び交っているようで、
オンラインゲームを営んでいる関係者にとっては頭痛の種。
特にそういった事件の発生による、オンラインゲームに対しての
イメージダウンが、もっとも頭の痛いところでございましょう。

それにしても、もともと現実社会の憂さを忘れ、
楽しく遊ぶためのオンラインゲームである筈。
仮想世界で金を稼ぐという、ゲーム上のプレイを省略するために、
現実世界で稼いだカネを注ぎ込むなどというのは、私には理解できません。
これでは、わざわざSMクラブへ行きながら追加料金を払って鞭打ちを省略し、
女王様に手コキだけしてもらうようなものでございます。

何事もカネ・カネ・カネの世の中。
大切な何かが、どんどん磨り減っていくような気がしてなりません.....
30面構え:2006/12/06(水) 23:37:28



景気が良いそうでございます。景気拡大傾向がすでに5年近くにもなり、
期間的に申せば戦後最長だった「 いざなぎ景気 」を超えたとのこと。しかし
 全 然 実 感 が ご ざ い ま せ ん 。
好況に乗る大手企業は業績の好転を社員や消費者に還元しようとはせず、
株主の顔色を伺うことに汲々としております。
また行政は行政で企業側の意向ばかり気にかけ、
税制や雇用条件について甘く大目にみようという腹積もりでございます。
そして福祉関係の予算は削り、消費税はまず増税ありきという方針。

もちろん、彼らには彼らなりの言い分が有り、国や社会を
手堅く発展させていくには仕方の無いことなのかもしれません。
しかしこの手の話は理屈が他のすべてを凌駕するため、
私どものような頭の悪い愚民にすれば、モノを言う気が失せてしまいます。
しかも、こういった理屈を主張する側は、自分たちは正しいことを
やっている・言っているというゆるぎない信念を持った
ネオコンのような連中ゆえ、駆け引きや情に訴えるということが通用しません。

しかし、彼らとて生身の人間。その精神の奥底には「 自己責任 」という
癒しがたい難病が巣食っておりまする。とどのつまりは自己責任、
何はともあれ自己責任、三度の飯より自己責任、
ジコ・ジコ・ジコ・ジコ・自己責任♪とばかりに、目をギラギラさせ、
鼻息荒く物申すという特有の症状を呈する病なのでございますが、
新聞・テレビ・ネット等に登場する経営者、株主、役人、政治家たちの顔を
写真や画像で御覧になってみれば、この病に感染した者は
ひと目でお分かりいただけることと存じます。彼らの顔には
余裕の欠片なぞ見られません。むしろ、卑屈・狭量・無能そして
愚鈍さに満ちた面構えであることが一目瞭然でございましょう.....
31白昼夢 @:2006/12/10(日) 22:13:37



電動アシスト付き自転車というものが巷ではかなり普及しているようで、
今日の昼下がり、ショッピングセンターの自転車売り場を覗いてみると、
最新式のものが所狭しと店頭に並んでおりました。
とは言え価格を見れば、なにぶん普通の自転車よりかはお高いゆえ、
人力でペダルを漕ぐ方もまだまだ多いことでしょう。

10日ほど前の昼過ぎ、お得意様のもとへ集金に伺うため、
人通りの少ない、とある住宅地を歩いておった時のことですが、
そこは坂道が多く、のんびりと散歩をするような調子で歩いていても、
自然と息が荒くなってしまうような場所でございました。
そんな勾配に富んだ道をひとりトボトボと歩いておった私、
前方の下り坂から、自転車に乗った女性が
こちらに向かって来るのを目にいたしました。

年の頃は30代後半、海外ドラマ「 24 」に登場する情報分析官の
クロエ・オブライエンによく似た、なんとなくエキゾチックな女性でした。
急勾配の坂道を自転車を漕いで登ってまいります。
その女性、最初のうちこそ余裕で漕いでおりましたが、
しばらくすると疲れてきたのか、自転車が微かに蛇行を始めました。
そのうち自転車を押して歩くだろうと思って見ておりましたが、
彼女、意地になっているのかのごとく自転車から降りようといたしません。
そして歯を食い縛りながら漕ぎ続け、やがて力尽きそうになってくると、
なんと立ち漕ぎを始めたのでございます。
32白昼夢 A:2006/12/10(日) 22:16:06



歯を食い縛り、髪を振り乱しながら上下に体を揺すって立ち漕ぎを続ける女性。
それはあたかも騎乗位で善がり狂う娼婦のようでございました。
その女性がなぜそうまでして自転車から降りるのを拒むのか
私には分かりませんでしたが、突然の白昼夢へ誘うかのようなその艶姿に、
私、呆然と立ち尽くしておりました。

やがて女性は私のそばを立ち漕ぎをしながら通り過ぎて行き、
ふと見下ろすと、私のセガレはズボンの下から遠慮がちに首をもたげております。
このままお得意様のお宅を訪問するわけにもいかず、
かといって、その場で立ちコキをするわけにも参りません。
そこで手近なコンビニを探してへ中へ入った私はトイレを拝借し、
さっきの女性が電動コケシ付き自転車を漕いでいる姿を思い浮かべながら、
股間に湧いた熱を手早く冷ますと、集金へ向かいました。

思わぬ出来事に戸惑いながらも楽しい思いをさせてもらったわけなのですが、
これから先、自転車に乗った女性、とりわけ、ウイ〜〜〜ンという
電動アシスト付き自転車のモーター音を立てている女性を見かけるたびに、
この時の妄想が蘇り、いちいち股間に湧いた熱を冷まさなければならないのか
と思うと、何やら気が重い今日この頃でございます.....
33君は1000l:2006/12/12(火) 06:56:44



最近、自らの手で若い命を絶つという悲惨な事件が頻発しております。
いわゆるいじめによる自殺なのですが、当事者や周囲の人間の認識の甘さ、
教育現場に根ざす構造的な問題などが複雑に絡み合い、
関係者を抜き差しならぬ袋小路へと追い込んでいるようでございます。
中には、教師が生徒のいじめに関わっていたという
言語道断なケースも見られ、まさに世も末かという有様。

こういった事件が報道されるたびに、子供は大人社会を映す鏡だなどと
得々と語られる方がいらっしゃいますが、何やらたいへん痛々しく、
お気の毒と言うより他、言葉がございません。
一体どこの口からそんな汚らしいキレイ事が出てくるのか
見当も付きませんが、私の汚らしい口から言わせてもらえるならば、
大人社会は子供社会の延長なのでございます。その延長線上にあるものが、
起点の方へ向かって良きにつけ悪しきにつけ影響を及ぼしているのであって、
大人だけが襟を正して済む問題ではなく、事はもっと深刻なのでございます。

そしてこの手の事件でよく言われるのが、
いじめている側も心の病を抱えているだの、
いじめなければ自分もいじめられるだの、
挙句はいじめられている側にも何らかの責任があるなどといった、
いわゆる「 盗人にも三分の理 」的な言い草。
はっきり申し上げますれば、いじめられっ子が自殺した責任は、
100lいじめた側にございます。
しかも、いじめた側に100lの責任があるからには、
その中心的な位置にいる少年や少女には、その10倍の責任、すなわち
1000lの責任があって然るべきであり、たとえどんな残酷な事であっても
彼らにその報いを受けさせるというのが大人の責任でございます。
子供は大人社会を映す鏡などというキレイ事を口にして逃げ回る者は、
大人にしろ子供にしろ、救いようが無い甘ったれた夢想家と言わざるを得ません。

また、こういった事件が及ぼす世論や政権への影響を恐れたのか、
文部科学大臣がいじめられっ子へ自殺を思いとどまるように
訴えかけておりましたが、単に自殺者を出さなければそれでいいのでしょうか。
故・石の森章太郎氏の劇画「 佐武と市捕物控 」に、
弱い立場の少年たちが更に弱い立場の少年を痛めつけ、
成人したその少年が復讐鬼と化し、彼を痛めつけた少年たちを次々と手にかける
という物語がございました。何年か後、このような「 リベンジ・クライム 」が
続発するのではないかと私、今から妙な胸騒ぎを感じている次第でございます.....
34サンタの長靴 @ :2006/12/20(水) 23:05:48



街を歩けば、華やかなイルミネーションと楽しそうなBGMとともに
12月24日が刻一刻と近づいて来る気配が感じられます。
家族や恋人同士で楽しいイブを過ごされるという方も多いことでしょう。

そんなクリスマスシーズンに水を注すようで申し訳ないのですが、
毎年この時期になると、私にとって胸を締め付けられるような記憶が
蘇ってまいります。小学校高学年の頃、クリスマスプレゼントのおもちゃを買いに、
母親に連れられてイブの喧騒に包まれた街へ出かけたことがあったのですが、
その折に私、とある菓子店の店頭でみすぼらしい男性が立っているのを
見かけたのでございます。

ホームレスというほどうらぶれた身なりではなかったのですが、
何やらリストラで職を失った妻子持ちの勤め人のようで、
そこはかとない悲哀をにじませた男性でした。
その男性、菓子店の店頭にぶら下がっていた或るものを
じっと見つめていたのでございます。
35サンタの長靴 A :2006/12/20(水) 23:07:35



それは、サンタクロースの長靴を赤いボール紙で模した物の中に
飴やチョコレートを入れた、ささやかなお菓子の詰め合わせでございました。
男性は、子供の握り拳ほどの大きさのその長靴をしばらくの間ながめていましたが、
おもむろにそれを手に取ると、店の奥の帳場の方へ歩いて行きました。

この時、不意に私の脳裏に一つの幻想が何の脈絡もなく浮かび上がりました。
その男性がみすぼらしい彼のアパートに帰る姿でございます。
狭いアパートには妻と小学生の息子が居て、男性は菓子店で買った
サンタの長靴を眠っている息子の枕元にそっと置くのでございます。

しかし翌朝、目を覚ました小学生の息子はサンタクロースのプレゼントが
おもちゃではなく、小さなお菓子の詰め合わせであることに気づき、
ガッカリしてしまいます。やがて息子の目に大粒の涙が浮かび、
彼はサンタの長靴からチョコレートを取り出して
泣きながら頬張るのでございます……
36サンタの長靴 B :2006/12/20(水) 23:09:32



私の家とてそれほど裕福な家庭とは言えませんでしたが、
突如湧いて出たこの幻想は禿しく私の心を締め付けました。
ひどくあの男性のことが気に懸かり、その家族のことが哀れでならず、
さりとて自分に何かができるわけでもなく、何やら後ろめたい思いをしながら、
おもちゃ屋へ向かったのを記憶しております。

今でも、白い網に包まれ、中にお菓子の詰め合わせが入った
サンタの赤い長靴を菓子店やコンビニで見かけることがございますが、
私にとって、あのサンタの長靴はトラウマでございます。
人々がやれイブだ、パーティーだ、ケーキだ、プレゼントは何だと
ドンチャン騒ぎをすればするほど、私は胸を締め付けられるような切なさと
忸怩たる思いを禁じ得ません。そして、私の脳裏に、
あの時の悲しい幻想が浮かび上がってまいります。

あれが白い網に包まれた赤い長靴ではなく
黒い網タイツを被った金色のピンヒールなら、
こんなにつらい思いをしなくても済みましょうに。
もっとも、そうなればまた別の幻想が
私を悩ませることになるでしょうが.....
37名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/24(日) 05:22:27
もう死にたくなりますね
38救いの御子:2006/12/25(月) 23:57:45



先日、ベトナムで生まれた結合双生児のうちの弟の方が
結婚いたしました。ベトちゃん・ドクちゃんとして知られる彼らは、
分離手術をうけて今はそれぞれ別個に暮らしているのですが、
兄のベトさんは現在、脳障害を起こして寝たきりでございます。

某ニュース番組で、結婚前のドクさんの様子や寝たきりになっている
兄のベトさんの姿とともに、彼らと同じように枯葉剤の影響を受けて生まれた
と思われるベトナムの障害児たちの姿が流れておりました。
それは実に衝撃的な光景で、はっきり申し上げて、
SF映画かホラー映画を見ているような気分でした。
目の無い子供、逆に目が飛び出している子供、皮膚が鱗状になった子供、
頭だけが異様に大きくなった子供……ベトナム戦争の際に撒かれた
枯葉剤による惨禍だと言われております。
しかし米国政府は公式的にそれを認めてはおりません。
そしてこういった子供たちは多くの場合、親から見捨てられてしまったとのこと。

もしこの世に救いというものがあるのなら、
それは、彼らが毎日、何かを楽しみにしながら目覚め、食事をし、
眠りにつくことでございましょう。
そして祈りというものに意味があるのなら、
私は、見捨てられた彼らのところへ親が戻って来ることを祈りたい。

今から2006年前に生まれた人の子が、もし今この子達の姿を見たら
何を語るのでございましょうか.....
39転身 @ :2007/01/01(月) 00:05:05



皆様、あけましておめでとうございます。
新年早々、自分語りで恐縮ではございますが、
まぁお正月ということでなにとぞ御勘弁のほどを.....<(_ _)>

私が2chをやり始めたのは、確か2002年のことでした。
気まぐれにネットサーフィンをしておりましたら、
たまたま2chの書き込みを目にしたのでございます。
その時見たのが、どの板のいかなるスレッドであったかは、
もう忘れてしまいましたが、当時、リアルにおいて色々な事が有り、
正直申し上げていわゆる「 荒んだ 」状態にあった私、
エイッとばかりに品性下劣な書き込みをしてしまいました。
そしてそれ以降、あまりお上品とは言えない書き込みを
来る日も来る日も繰り返していたのでございます。

そんなある日、某板のお遊び系のスレで私は、レスに絡めて
何の気無しにトリガイの握り寿司の画像へリンクを張りました。
するとどうでしょう。時間的に夕食時だったせいか、
リンク先の画像を見たそのスレの住人たちが、
「 美味しそうー 」「 お腹すいたよ〜 」と、レスして来たのでございます。
40転身 A :2007/01/01(月) 00:07:28



それはあたかも、餌を求めてピーチクパーチク囀るツバメの雛のようでした。
それを見た時に私、目から鱗が落ちるような気がしたのでございます。
……自分のような下劣な人間の書き込みでも、
こんなに素直で微笑ましいリアクションをする人たちがいる。
そうだ、どうせ書き込みをするのなら、人を喜ばせるようなカキコをしよう。
受け取った人が明るい気分になるようなレスを返そう。
イッテヨシだとか、オマエモナーだとか、ウンコだとかオメコだとか
アナルセックスだとか包茎だとか、( )*( ) とか 豸CこIii⊃ とか
書いている場合じゃない。光を、もっと光を……と考えたのでございます。

それからの私、できるだけ人を和ませるようなホッコリとしたレスをするべく
日夜努力してきたのですが、しかし一体どこでどう間違ってそうなったのか、
気がつくと「 イタイ 」「 イヤラシイ 」「 イカ臭い 」と三拍子揃ったカキコが
板についてしまいました。こんなはずじゃなかったのに、と思っても後の祭り。
人間、変わろうと努力して逆にダメ押しになってしまう場合もあるのだと、
嘆いている次第でございます.....
41 【大凶】 【1794円】 :2007/01/01(月) 09:04:12
あけましておめでとうございます。今年も、ヨロシクROM楽しみにしています。
42 【大凶】 【241円】 :2007/01/01(月) 09:15:35
鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴.......
43 【大吉】 【1170円】 :2007/01/01(月) 09:17:34
スミマセンもう一度
44 【中吉】 【1503円】 :2007/01/01(月) 15:43:13
今年も機体してまっせ〜!



皆様、本年もよろしゅうお願い申し上げます。
また、皆様のエッセイも拝見いたしとう存じますゆえ、
よろしければ、どうぞ奮ってお書き込み下さいませ.....
46 【吉】 【1819円】 :2007/01/01(月) 23:42:31
>>45
鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀鶴亀・・・
47 【ぴょん吉】 【148円】 :2007/01/01(月) 23:46:15
一富士二鷹三茄子
48 【大吉】 【50円】 :2007/01/01(月) 23:48:39
初鳥初雀初烏
49 【ぴょん吉】 【732円】 :2007/01/01(月) 23:49:37
伊勢海老
50 【末吉】 【1465円】 :2007/01/01(月) 23:52:09
大黒天・恵比寿・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋
51 【中吉】 【1758円】 :2007/01/01(月) 23:57:08
皆様に幸運ドンガバチョになりますように。
52老虎:2007/01/03(水) 01:14:43
おめでとさんです。

御神籤
おみくじ変換したらこんな漢字出ました。
知らなんだなあ。
気になるけど、お参り行ってもあんまり御神籤やりません。
悪いの出たら気ぃ悪いし・・。
ただ、毎朝テレビでやってる「今日の運勢(星占い)」はついつい見てしまいます。
こんなもん・・・と思いつつも、見ますねえ。
特に恋愛運なんかが気になったりする45歳既婚子供有りです。

クルマに乗ってて、信号待ちの時にタバコの吸殻を道に捨てるヤツ。
気になるやろ、ちょっとは。
この吸殻どないなんねやろ、誰かが掃除するんやろか? とか。
風で飛んで行ってしまうんやろか? とか。
気になるんやったら、やめようや。

俺も年いったな。
53老虎:2007/01/03(水) 20:12:03
正月の3日は、例年嫁の実家へ行くことになってまして、
もう・・かれこれ20年もの恒例行事ですが、
何年経っても嫁の実家というのは落ち着かないもので、
なんとなく居場所が無いというか、することも無く、
無為に1日過ごすようで、気が重いのであります。
早く帰りたいのですが、何しろ嫁の実家ですから、
こちらから言い出しにくくて、嫁に目配せして
「おまえが帰ろうと言え!」と無言のプレッシャーを
かけて見るものの、いっこうに腰を上げる気配もなく、
時間ばかりが過ぎていくわけです。
考えてみれば、結婚して20年も経つと、さすがに義父に
気を使うということもなくなってるんですが・・・
なぜか、居心地が良ろしくない。
嫁の実家の不思議ですな。
54怪盗アンデス:2007/01/04(木) 06:48:51



さすがの老虎も、奥様の実家では
借りてきた猫になってしまうようでございますなw
とは言え、それは結婚後も、妻に対して恋愛中・交際中の緊張感を
無意識のうちに保ってらっしゃるということではないかと存じます。
ある意味、理想的な夫ではございませんか。

失礼いたしました.....
55老虎:2007/01/05(金) 22:18:22
借りてきた猫といえば・・・
昔、もう35年ほども前だけれども、
当時住んでいた家(平屋)の天井裏に、
どうもネズミが住み着いたらしくて、
ゴトゴト音を立てて走り回るようになりました。
うるさいので、隣の家から飼い猫を1匹借りてきて
押入れの天井から無理やり猫を放り込んでみたんです。
しばらくすると、ドタバタと大きな音が・・
これは、いよいよ大捕り物が始まったかと期待して待っていると、
押入れから猫が大慌てで転がるように逃げ出してきました。
高度成長期の当時、飼い猫の食生活も向上しており、
普段からネズミなど獲ったことがなく・・いや、もしかしたら
ネズミなど見たこともなかったのかも知れませんなあ。
暗闇に放り出されて、見たことも無い動物に睨まれて、
かの飼い猫もさぞ怖い思いをしたことでしょう。

それにしても、あのネズミ。
いつの間にか音がしなくなっていたけど、
どこかへ行ってしまったのか。
それとも、元々ネズミなどいなかったのか。
そうすると、あの天井裏の音は・・・
56屋根裏の散歩者:2007/01/06(土) 00:57:35



私どもの少年時代、市街地でもときたま蛇を見かけることがございました。
そんな蛇のうちの一匹がごくまれに民家に迷い込み、
天井裏や物置に住みついたりする事も有ったようでございます。
その蛇を狩る役目を仰せつかったとしたら
猫としては、生きた心地がしなかったのではないでしょうか。
何を隠そう私、蛇が苦手でございます

もっとも、人間にも似たような事がございます。
簡単な仕事だ、楽な商売だ、あの人はイイ人だと勧められ、
蓋を開けたらしんどい思いや怖い体験をする事。
40年以上も生きていれば一度や二度は、誰しもあるのではないかと存じます。
57老虎:2007/01/06(土) 21:26:25
小さい頃に祭りやなんかに行くと、色んな夜店の合い間に
おばけ屋敷や見世物小屋が出されていました。
1度だけその見世物小屋というものに入ったことがあるのですが、
たしか、「ウシ女」と呼ばれる女性が出演?していたと記憶しています。
赤い色の襦袢みたいな着物1枚をはおって、年齢はよく憶えていませんが、
けっこう若かったような気がします。
何が「ウシ女」なのかというと、手が牛の蹄みたいになっているんですね。
そういうと、「嫁の足の裏も牛か馬の蹄みたいに硬いが・・」とおっしゃる方も
あるかもしれませんが、そういうことではなくて、一種の奇形とか病気とか
あるいは怪我によるものか、何らかの原因で手の指が2本しかないないんですよ。
よく聞く口上に「かわいそうなのはこの子で御座い。親の因果が子に報い・・・」
というのがありますが、それに近いような事を小屋のオヤジがダミ声でうなってました。
今なら差別問題だ人権問題だということになるのでしょうが、あの頃はまだそういう事に
緩かったんでしょうかねえ。
そのあとで出てきたのが、これまた「・・女」という(なんだったか忘れましたが)
なぜか女性ばかりでしたなあ、やっぱり女の方がどこか色っぽくて良かっんでしょうか、
しかし、その「・・女」は生きた蛇を噛んでその生血を飲むというキモチ悪い芸風で、
子供の自分には恐ろしいものに見えました。
口から蛇の生血をしたたらせる女、えーと、今ならそれも色っぽいと感じるかも・・・
いや、自分も蛇は苦手ですから、やっぱりキモチ悪い方が先立ちそうですね。
蛇が天井裏から覗き見してたらイヤですねえ。 もう少し強い猫を投入すべきだったかな?

あの見世物小屋で蛇を喰ってたんは、「ねこ女」やったんかなあ。
58老虎:2007/01/06(土) 21:28:20
ああ、アゲてもうた。 失礼
59子泣き爺:2007/01/07(日) 12:42:19



私も、そういった見世物の話については聞いたことがございます。
小学生だった頃、親戚のおばさんから聞かされたのですが、
その名も「 ヘビ女 」。
見世物小屋のような所の入り口で入場料を払って中に入ると、
舞台に手足の無い女が横たわっている。
しかし衣服を身に着けていたので、
本当に手足が無かったのかどうかは分からず、
しかも帰り際に小屋の出口で「 出場料 」を取られたとの事。

ウシ女も猫娘もヘビ女も、今や「 都市伝説 」という森の中へ追いやられ、
ノスタルジーの香りさえ漂わせているような気がいたします。
そして、続発する痛ましい事件を見聞きして息苦しくなり、
信じられないような惨たらしい犯罪の報に接して
血生臭いゲップが出そうになる今日この頃。

実に悲しいことではございますが、真の妖怪・化け物の類は、
われわれ人間の方なのかもしれません.....
60老虎:2007/01/07(日) 16:13:59
いま、今野圓輔著、「日本怪談集 幽霊篇」を読んでいます。
実は、小学6年生の時に同級生から借りて1度読んだことがあって、
大学へ通っていた頃にもたまたま書店で同じものを見つけたので、
懐かしいなあ・・と思い購入したのですが、いつの間にか行方不明となって
長い間本屋へ行くたびに探してました。
著者も出版社も判らず、なかなか見つからなかったんですが、先日何気なく
手に取った本がそれでした。 それはそれは嬉しくて、急いでレジへ走りました。
元々は、1969年に社会思想社から出版されていたらしいのですが、
手許にあるのは、それが上下2分冊になって中公文庫から出されたものです。
文庫版で200ページ足らずの薄っぺらい本なのに、1分冊933円+消費税という高い値段は、
興味のない人が絶対に買わないように設定されたんじゃないかと思うほどです。
この今野圓輔(1914年〜1982年)という人は、かの柳田國男に師事した民俗学者で、
折口信夫などの手ほどきも受けたようです。
本の構成は、各地に残る伝承や民話、随筆、回顧録などの体験談を心霊学ではなく、
あくまでも民俗学資料として紹介するという風になっています。
身の毛もよだつ恐ろしい話、というのではありませんが、悠久の昔から日本人の心に潜む
ナニモノかに対する畏敬の念のようなものが垣間見られる名著ではないかと思います。
興味のある方はご一読を。
余談ですが、この「日本怪談集」には「幽霊篇」と別に「妖怪篇」も2分冊で出ており、
自分は、これを見つけたとき嬉しさのあまり間違えて「幽霊篇」の上巻と「妖怪篇」の下巻を
レジへ持って走りました。
自宅へ帰ってから気が付いて、それぞれ下巻と上巻を買い足したのでした。
お買い求めの際はご注意を!
61老虎:2007/01/08(月) 16:46:08
ゆんべ、大河ドラマ見ました。
まだ1回目やしねえ、何とも言えませんが。
それにしても、寺島君やきたろう君はもう少し引っ張るのかと思いきや、
あっけなく死んでしまいました。
ところで今までの大河ドラマの主人公は戦国時代では大名級が相場で、
一武将で終わった人物の生涯を取り上げるケースは少なかったんやないでしょうか。
もっとも名だたる戦国大名はやり尽くして、もう斬新なネタが無かったのかも知れませんが、
戦国の立役者に深く関わった人物なら、その人の人生だけでなく自然に周辺の有名人も出てくるわけで、
どこに視点を置くかという違いだけのことなんでしょうかねえ。
そういう意味では、いずれ黒田官兵衛や直江兼続なんかも取り上げられてもいいですね。
原作は「播磨灘物語」、タイトルは官兵衛の号から「水の如く」と・・なんか翔ぶが如くのパクリみたい。
キャストが結構難しい。 見る人それぞれにイメージがあるから。 
最近はアイドルや芸人といったその時の売れっ子を多用する傾向があるけれども、
やっぱり、じんわり味のある役者を起用してもらいたい。

「信長の若い頃の役にスケートの織田信成君を!」という声は・・・出てないか。
62白石加代子:2007/01/11(木) 22:26:15



最近テレビをあまり見なくなり、
おのずと大河ドラマを見る機会も少なくなった私が
かようなことを申すのも気が引けますが、以前の大河ドラマなら
「 主役にじんわりプロ役者、回りにアイドル・寄席芸人 」
というキャスティングだったかと存じます。
今はそれが逆転しているような感がございますが、
それだけ某国営放送も必死.....いや力を入れているのでございましょう。

ただ、あまり力を入れ過ぎると肝心なところが骨抜きになる
という恐れもございましょうし、とんでもない暴走を許すことにも繋がりかねません。
もちろんそれは大河ドラマのみに限ったことではなく、
大晦日の夜に執り行われる恒例の歌番組についても同様でございます。
昨年オンエアされたあの番組中の或る奇抜なパフォーマンスを見て、
どれだけ多くのお茶の間が気まずい思いをし、
どれだけ多くの人々がハァハァしたことでございましょう。

……と、何やら説教臭いことを書いた下の根も乾かないうちに恐縮でございますが、
ちょいと暴走をさせていただきますので、御免下さいまし。
63冒涜:2007/01/11(木) 22:28:30



私の知人に、元旦恒例の駅伝を楽しみにしている男がおります。
取引先の関係者で独身なのですが、おせち料理をつまみ、
酒を飲みながら、選手の走っている様子を一人でマターリと観戦するのが
駅伝を見る醍醐味だと申し、また駅伝はもちろんマラソンも好きだとのことで、
野球観戦よりも駅伝・マラソンを肴にするほうが、酒が旨くなるそうでございます。

テレビのスポーツ観戦というものに対してあまり興味の無い私としては、
ただ人が延々と走っている様子だけを見て何が面白いのかなどと
思ってしまうのですが、これが所謂「 フリーク 」なるものなのでしょうか。
テレビに映っているのはひたすら走り続ける選手の姿だけでございます。
沿道に並ぶギャラリー、選手を保護・誘導する白バイ、
コース説明をするCG映像や実況アナウンサーの声などもございますが、
基本的に映像のメインとなるのは、走ることに精魂を傾け、汗し、戦う
選手の姿でございます。そのようなものに萌えるとはこれ如何に.....

ひょっとすると彼には、サディスティックな一面があるのではないでしょうか。
走るという行為にがんじがらめに囚われ、
それ以外に選択肢の無い状況下で勝利を求めて苦悶する選手の姿に、
彼はエロいものを感じているのではないでしょうか。
私、渋井陽子という駅伝娘の画像でヌイたことがございますが、
彼の場合は選手の顔貌より、むしろ選手の走る姿そのものが
酒の肴であると同時にセンズリのオカズになっているような気がいたします。

もっとも、それが彼の趣味趣向だとしたら悲しいことでございます。
「 それは、チンコを掻きながら続ける悲しいマラソンですよ..... 」という
モロボシ・ダンのセリフが、往年の特撮ドラマ「 ウルトラセブン 」第26話、
「 超兵器R1号 」の中に出て来たと私は記憶しておりますが、
もし彼が自分の超兵器をいじって液出んや摩羅ソンを冒涜するような趣味趣向に
走っているのだとしたら、私は彼にこのセリフのことを伝えたいと存じます.....
64老虎:2007/01/11(木) 23:02:16
主よ許したまえ、アーメン。


さて、本屋に行くと便意を催すのは自分だけかと思っていたら、
結構そういう人って多いらしいですね。
インクの匂いの作用だという話も聞きますが、真相は定かではありません。
本というものから、勉強・学力テストと連想が拡がって緊張するのが原因か
とも考えたりします。
あるいは、子供の頃に本屋でこっそりとエロ本を盗み読みした記憶からくる
緊張感でしょうか。
便秘でお悩みの女性は本屋へ行けば一気にズボバババババーっと・・・。


御仏のご加護を。
65老虎:2007/01/16(火) 21:04:34
ケーブルテレビの旅チャンネルで、太田和彦の「ニッポン居酒屋紀行」という
番組が好きでよく見ます。
地方の居酒屋でレポーターの太田氏が当地の旨いものを肴に地酒を呑みながら、
お店を紹介したり、ご主人と会話したり・・見ていて中々飽きません。
ところで、この番組の中ではBGMにジャズがよく使われておりまして、
自分はジャズなどというものは全く解りませんが、それでも番組のオープニングで
流れる曲には何となく魅かれて、何ていう曲かなあ・・と思ってみたり。
いや、よく聞く曲ではあるんですが、何しろジャズの素人ですから、題名もわからない。
そこで、ここ2ちゃんねるのある板で質問してみました。
ジャズ関連の板だったと思いますが、「ニッポン居酒屋紀行」のオープニングの
曲のタイトルを教えてください」と書き込んだら、すぐに「テイクファイブ」との
簡潔なレスが返ってきました。
まことにそっけない返事でしたが、しかし、早々にちゃんと返事をくれた名無しさんに
「ありがとうございます」とお礼のレスを返して、さっそくレンタル屋へ走りました。
居酒屋関連板でもないのに「居酒屋・・紀行」のテーマ曲と書いただけで直ぐに通じる
とは中々あの番組も視聴者が多いようです。
親切な名無しさん、改めてありがとう。
66Life Alone:2007/01/21(日) 08:32:24



ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070120-00000404-yom-soci

この上司と部下の間にどんな会話がなされ、どんないきさつがあって
このようなことになってしまったのでございましょう。
東京都渋谷区の某牛丼店で食事をしていた広告会社の社員2人が口論となり、
キレた部下が上司を殴って死に至らしめたとのこと。
一時の感情の昂ぶりが物理的な暴力に直結し、その結果、
上司は命を落とし、部下は人生を棒に振ってしまったのでございます。

私、リアルでは「 キレる 」という言葉をほとんど使いません。
この手の言葉、使えば使うほど、そういう「 キレる 」連中に市民権や
社会的ステータスを付与しているような気分になるからです。
作家・大江健三郎氏の作品「 われらの時代 」の中に、
「 嘘でもいいからというのが欺瞞だ、言葉はいったん発せられると
たちまちそれ自体で一つの価値体系を作り上げる 」という
くだりがございますが、言葉とはまさにそのようなものでございます。

以前、あるテレビドラマの主題歌がヒットを飛ばし、
テレビ・ラジオ等でその歌を頻繁に聞かされたのでございますが、
私、はっきり申し上げてこの歌が好きではございませんでした。
ヤクザの娘が教師をやっているというドラマの設定が不自然だからだとか、
歌っているアーティストが気に入らないだとか歌そのものが嫌いだとか
そういうことではございません。「 何度でもやり直せる 」という歌詞を
気持ち良さげに歌う歌手の声に、頭が痛くなってくるからでございます。

申すまでも無く、人生は一度きりしか無いのでございます.....
67折り合い:2007/01/27(土) 00:40:06



某洋菓子メーカーの衛生管理の悪さが大問題となっているようでございます。
賞味期限切れ・消費期限切れの材料を使っていたとか、チョコレート菓子に
蛾が入っていたとか、工場でネズミが485匹も捕獲されていたとか、
ミミズが千匹もいたとか、天井が数の子で出来ているだとか、
それはもう次から次へと良からぬ事が露見しているようで、
関係者の狼狽と混乱、困惑と憔悴は察するに余りあるほどでございますし、
消費者の怒りや不安も等比級数的に拡大していっておるようでございます。

まぁ確かに大変な事態だというのは理解できるのですが、
不謹慎ながら致死性の伝染病が蔓延しているような事態とは違うわけですし、
食べて危険なものなのかどうか、或いは出回っている菓子類のうち、
すべてがそういった「 問題 」のあるものなのかは、
厳密に検証すると曖昧な側面も出てくることでしょう。
安全性が「 不確か 」なものは、同時に危険性も「 不確か 」であり、
その不確かな危険性に基づいて、店頭や倉庫にある製品をすべて
廃棄処分にするというのは、ビンボー症の私には、
何やら忍びない気がいたします。

不潔さに対していたって鈍感な方もいらっしゃいますし、
喜んで糞便を食される一部好事家の方もいらっしゃいます。
また、不潔さというものは、いったん気になりだすとキリがございません。
電車のつり革、図書館の本、トイレの手洗い場、自動販売機の取り出し口、
大勢で囲む鍋……我々がそれを気にせずに日々、暮らしているのは、
清潔さ・不潔さに関して目に見えない微妙な落とし所があり、
そこで折り合いをつけているからでございましょう。
此度の騒動がきっかけとなって、その微妙な落とし所が崩壊し、
「 清潔 」とか「 美しい 」とかいった言葉が取って代わるのではないか、
ふと胸騒ぎを覚えた次第でございます.....
68不味屋:2007/01/27(土) 23:26:01

 アレは、20年程前のコトでございました。
あの日から、あのメーカーのケーキは、口にしていません。その頃、私の大切な人は
仕事が無くて、代わりに私くしが勤め始めました。昼間は会社、夕方からは、
カフェ専門店、土日はブティックの掛け持ち・・
忘れもしません。誕生日だったからアル人気のケーキ屋サンはお休みでしたので近場の
招き人形のアルお店で我慢してもらうことにしました。何と無く、気が向かない
思いはあったものの明日にするわけにもいかず「まっ気持ちだから」それに、
贅沢は禁物の日々でしたので苺ショートケーキとプリンアラモードを2づつ買って帰りました。
ほんの少し贅沢な夕食を済ませてマターリ気分で紅茶を入れて箱を明けてお皿に
移そうとした時です。ウン、何コノ色?薄く塗られた生クリームは白いはずなのに
アイボリー色で赤いはずのフルーツはセイジ色だったのです。
私が見たガラス越しのケーキは確かに白いクリームで赤い苺でした。たったの2時間たらずで
魔法が解けた粉々の南瓜の馬車のようで落胆に襲われてしまったのでした。
その翌日、職場の仲間に夕べのそのコトを話しますと文句言ったほうがいいと、
囃し立てられて勇気を出して電話をして見ますと、モチロンきちんと誤解の無いように
話したのにも関わらず嫌がらせのように受け取られたのでございます。
「当店では、その日に届いた物をお売りしておりますので 
其方の言っておられるようなことは在りえません」ガチャン...



69防風林:2007/01/27(土) 23:46:18
>>67
このような不祥事の話で、ふと、思いつきます言葉があります。
真面目に働かれていた方もいらっしゃることでしょうが
さぞかしお先真っ暗な日々でございましょう。
私の体験しました日から20年もの月日は大きなモノだったはずです
この間、誰一人として見て見ぬ振りだったのではないのでしょうか
良心的、建設的な経営であれば食い止められたはず・・
やはり、食品関係だから食い止めるなんてコトは無理なことだったのかもしれませんねorz


しかしながら「風が吹けば桶屋が儲かる」と、為ることでしょう。
70対策:2007/01/28(日) 09:55:24

とあるパン工場が衛生面で閉鎖になったことがあったと思います。
同級生がアルバイトをしていた時でした。
床に転がっていた物も平気で出荷していたそうで
「俺、あそこのパンは食わネー」といっていましたが
その、工場はリニューアルしてピカピカの美しい工場になり
美味しいパンが続々販売されていきました。
同級生は、またそこで働きだして私たちに自慢をしながら
差し入れしてくれました。

その、新しい工場を手がけたのが桶やってことでしょうか...
71オレアイダ:2007/01/28(日) 19:32:37

>>68-69

貴重な体験談をお書き頂き、恐縮に存じます。
確かに20年という月日は大きなモノであり、その間メーカー内において
見て見ぬ振りという悪弊がずっとまかり通ったままだったとしたら、
嘆かわしい限りでございましょう。
聞けば件のメーカーは同族経営だったとのこと。
筒井康隆の小説「 家族八景 」に不潔な家族のエピソードがございますが、
同族経営のデメリットが引き起こしたと思しき此度の騒動、
何やらこのエピソードに相通ずるものがあるような気がいたします。

それにしてもレスタイを含めて色々勉強させていただき、感謝いたしております。
特に >>68 の「 ウン、何コノ色? 」と記されている箇所には、
女性らしい肌理細やかな気配りが窺われ、思わず私、
持った湯飲みをバッタと落とし、小膝叩いてニッコリ笑った次第。

皆様と比べてウンチクの少ない私ではございますが、
これからも精進していく所存でございますゆえ、
なにとぞよろしくお願いいたします.....<(_ _)>
72どっこい大作:2007/01/28(日) 19:34:40

>>70

食品を扱う企業にとって、衛生管理というのは正に死活問題でございますな。
また衛生管理が徹底していたとしても、
原材料の不当表示や産地偽装といったことでミソがついても困るわけで、
食品業界でまっとうな商売をするというのは、まことに難儀なものでございます。

此度の騒動により、他の業界において思いがけない需要の創出が起きる
ということが、>>69 の「 桶屋 」ということではないかと私も思うのですが、
各種業界における不祥事や不手際が目立つ昨今、
その桶屋の方でも何か困ったことが生じ、さらにその先の桶屋でも問題が、……
というドミノ倒しのようなことになりはしないかと私、余計な心配をしております。
73産む機械:2007/02/06(火) 01:04:36
「女性は産む機械」発言が一部の政治家やマスコミの好餌となっている。
話の主旨を無視して特定の言葉を捉えてここぞとばかり、政争の具として
躍起になっている野党の議員たちには、正義というよりは浅ましさを覚える。

ほんの一寸まえなら、「おんなは子供を生んで一人前。」などと、普通に
いわれていたのに、今ではそれすら公式の場所では未婚女性や不妊症など
にサベツ的であると云われるから誰もいわない。

市中でマイクを向けられた男女は「言語道断」「ゆるされない表現」と
いうほかないのだろう。  「別に構わないだろう」などと答えたら
たぶん編集でカットされているのかもしれない。

私の祖母は白寿手前で大往生を遂げたが、生涯に10人の子を産んだ。
もっとも昔のことゆえ、生まれても育たないうちに死んだのもいたようで、
わたしが小さいころ「バーちゃん子供何人生んだの?」ときいたら
節くれだった指を折り曲げて「十・・・二?十三・・・だったか、な?」
 そういって、うふふふ、と童女のようにわらっていた。

野党の女性議員は「機械」とはなんたるいいぐさか、と鬼の首とったと
叫んでいるが、笑止である。 わたしの祖母はまさに機械のように子を
産んだ。 而して、わたしは祖母のことを蔑視していない。
現代を明治大正昭和初期と比較しても詮無いことではあるが10人もの子を
産み育てたのは当時としても苦労は並大抵ではなかったろう、と畏敬の
念をもたないではおれない。

なにはとあれ、我が国の政治家のみなさまには選良としての矜持を保って
国政にあたってほしいと思う今日この頃なのであった。
74膿む機械:2007/02/07(水) 06:56:03

>>73

この手の空騒ぎ、過去に何度も起きており、
やれやれ、またか ┐('〜`;)┌ といったところでございますが、
こんなことで重要な法案や予算案がお流れになったり、
逆にこのドサクサに紛れてとんでもない悪法やいい加減な予算案が
成立してしまったりするのは、実に由々しき事。
そんなことにならないよう、与野党ともに冷静かつ前向きな対応を
お願いしたいものでございます。

ところで、厚生労働大臣の発言でございますが、
御婦人方が気を悪くされるのも、なんとなく分かるような気がいたします。
男性にとっても、自分たちのことを例えるのに「 歩く射精機 」だとか
「 物言うザーメン袋 」あるいは「 恋するスペルマ砲 」などといった表現をされたら、
あまりいい気はいたしません。まぁ私個人としては、テレビの国会中継で
女性閣僚がそういった発言をするのを見聞きしてハァハァしてみたいのですが、
それはともかく、国会の審議に支障を来たすことも厭わず、
あの言葉それ自体を取り上げて非難・糾弾・ボイコットの類をおこない、
大臣に対する罷免や辞任を要求するというのは、
逆に心の奥底にそういったコンプレックスや差別意識があるゆえに
過剰反応しているように見え、何やら痛々しゅうございます。

野党側としては、こういった手法は、民意を政治に反映させるための
戦略的な駆け引きだという思いもあるのでしょうが、
立法府の機能が損なわれているのは事実であります。
まるで国会という立法機械が膿み、壊れかけている末期的状態のようで
気が重くなってまいります。

失礼いたしました.....
75猿琵琶の花:2007/02/07(水) 23:26:48
先般、ネットの某サイトで昔懐かしい楽曲がコードのダイヤグラムつきで
掲載されてるのを見つけ、ひさびさにギターの埃をはらって、30年くらい
前にタイムスリップしたのでございます。
 そのなかに早川文雄のあの名曲もあったのですが、当時はメロディの
きれいな悲恋のうたという記憶でしかなかったのでございました。

しかし今の感覚であらためて歌詞をくちずさんでみると、きみのベッドに
猿琵琶の花しきつめて、ぼくはきみを死ぬまでだきしめていたい、というくだりは
ネクロフィリアを連想させてしまいますし、だのにきみは他のひとのところ
に・・・ぼくの愛のほうが素敵なのに、と断定してしまうところは70年代的な
ひたすら思いいれ過剰な台詞なのでありましょうか。

そして彼は元恋人の結婚式にでかけ、花嫁はおとこに気づき、顔をそらし
この辺りは映画の「卒業」をおもわせるのですが、車で走り去る花嫁を
悲しいおとこは、こけつまろびつ後を追うところでこの曲は終わるのですが
これは今の世ではストーカーでかたづけられることでしょう。
有り体にいえば、この男はかなりあぶないヤツでしかありません。
時代が変わったといえば、それはそうなのですが純愛などという言葉は
かつての日活映画以来死語になってしまったのか、と内心忸怩たるものが
あるのでございます。

私もこのような愚痴をいうような年齢になったということなんで
ございましょう。 すこしばかり感傷的になってしまったようで
失礼いたしました。
76名無しさん@お腹いっぱい:2007/02/07(水) 23:38:47
ああ・・・間違ってしまいました。

早川文雄は黒澤映画の音楽担当でした。
早川義夫でございました。
77大塚博堂:2007/02/08(木) 00:26:07



歌は世につれ世は歌につれ.....と申します。
もはや純愛というものを純愛のままで
臆面もなく歌い込むことができる時代ではなくなってしまったようですが、
今の若い衆とて、我々と同じ年代になれば、
ダスティン・ホフマンになれなかったよ♪と呟いているかもしれません。
事ほど左様に純愛とは魅力的であり、且つ実り難いものなのでございます。

おやすみなさいまし.....
78老虎:2007/02/10(土) 23:16:09
不可解な事
プリンターのインクですが・・・
黒色のインクとカラー(3色)インクの2種類のカートリッジを
装填するようになってまして、ええ。
で、ごくごくタマにしかプリンターなど使用しませんが、
仕事で作った文章を印字することが、そう・・1ヶ月に1度有るか無いか・・
と言った程度です。
そいつが先日、「インクが少なくなっています」などとけしからんメッセージを
出しまして、しかも少なくなっているのはカラーインクだと主張しております。
黒インクが・・というならまだしも、カラー? ハァ? 使ってませんからぁ!
それともなにか? 3色を合成して黒印字しますた とでも言うのかい?
んなら何で黒インク売ってるワケ? 黒インクのカートリッジ装填させるワケ?

インク高いし。
79コストパフォーマンス:2007/02/11(日) 22:20:45

>>78

ネットで検索したところ、三色を合成して黒色を作り、
効率的にインクを消費するよう設計されたプリンタがあるようでございます。
確かに使ってもいないインクが減っているのは、腑に落ちない話ですが、
これも消費者のことを慮ったメーカー側の涙ぐましい努力と言えましょう。
もっとも、老虎殿のプリンタがそういった機種なのかどうかは存じませんが.....

ところで世界的に圧倒的なシェアを有するマイクロソフト社の基本ソフト、
Windows XPのサポート期間が大幅に延長されたようでございます。
当初は2009年4月となっていたものが2014年4月までサポートを
続けるとのこと。XP利用者にとってはありがたい限りですが、
XPの後継OS、Windows Vistaの購入者やVista搭載の
パソコンを扱うPCベンダにとっては面白くありません。
そういったリアクションを考えれば、マイクロソフトにとっては
痛し痒しといったところでございましょう。

実にツライところではございましょうが、まぁそうおっしゃらずに
これからも私のような貧乏ユーザーのために一肌脱いでいただいて
鞭笞と蝋涙を一身に浴び、痛し痛しあるいは痛し嬉しというスタンスを
取り続けてもらいたいものでございます.....
80チャリとチョコット厚情:2007/02/14(水) 20:32:14


此の頃、つくづく悼む出来事ばかりで、友情や人情や愛情が気薄に感じられて
寂しさが過ぎる日々でございます。

さて「産む機械」・・面白いコトを仰る政治化サンです。ご近所の国では二人目を
授かると罰金を支払うそうで・・ 機械ならチョッとした調節具合で生産率を
増やしたり減らしたりできますが、昔から伝えられていますように授かり者でして
縁・不縁は致し方なく如何することもできないのです。如いて申しますなら
先ずはコウノトリの数を増やして戴きたく存じ上げる次第でゴザイマス...

最近知った言葉で、ある若者から自転車のコトを「チャリ」「チャリンコ」と言うそうです。
言葉の意味はよくわかりませんが「チャリ」「チャリンコ」この言葉の響きが可愛らしく思えるのです。
若い頃、バイトの梯子に明け暮れていて、その時、重宝していたのが折りたたみ式の「チャリ」でした。
あの頃は「チャリ」ひとつの係わりで友情や人情にも出会えました。
「産む機械」ではなく安心して子育てのできる「産む機会」を一刻も早くお願い申し上げたくオモイマス...

今日は、バレンタインデー 皆様の友情や愛情が永続きしますように...
 
81哀愁のCD機:2007/02/15(木) 04:56:15
私、20前後のころ銀行のカードをつくっては暗証番号を忘却する失態を
かさねて、爾来、現金かクレジットカードを専ら利用して20年あまりを
大過なくすごしてまいりました。

ところが先日銀行振り込みをせざるを得ない事態となり、キャッシュ
デスペンサーの前にひさびさに並ぶ羽目になったのでございます。
さて自分の番になった瞬間、私は完璧にフリーズしてしまいました。

私は浦島太郎或ゐはリップ・ヴァン・ウインクルになってしまっていた
自分を発見し一分間ほどブラックアウト状態に陥ってしまったのでござい
ます。 幸い操作をおしえてくれる係りの女性がいたので彼女の言うがままに
タッチパネルを操作し、なんとか振込み作業を終え、その場を立ち去った
のです。

帰り道すがら支払い証明をみると振込金額1400円に手数料が420円でした。
私はもはや、じぶんがCD機の前でうろたえ、助けをもとめる老人になって
しまっていたことを思い知らされ悄然として帰宅したのでございます。

そして20余年まえに自動支払機や駅の券売機のまえで難渋している
お年寄りに舌打ちしていた自分が気が付けば同じ境遇になっていた
ショックはボデーブローのようにあとから効いてくるようでございます。

或ゐはこんなことは自分だけかもしれませんね。
失礼しました。


82エロT:2007/02/15(木) 22:12:32



2月だというのに、暖かい日が続いております。
今日は冷え込むという天気予報があった私どもの地元ですが、
その寒さもイマイチといったところ。
どうやら今年はまごうかたなき暖冬のようでございます。

>>80
チャリンコ……なんとも微笑ましい響きではございませんか。
私、語源については存じませんが、手軽に乗れて尚且つ
ちょっとした遠出もできるというイメージにぴったりでございます。

>>81
「 子供怒るな来た道じゃ、年寄り笑うな行く道じゃ 」と申します。
我々40代は、その両方を痛感させられる世代でございますな.....



それでは、ちょっと失礼いたしまして……
83産め産め団の陰謀:2007/02/15(木) 22:13:39



少子化問題が事あるごとに議論され、この問題が社会や経済に与える
深刻な影響について叫ばれております。
実際のところ、今現在どの程度まで少子化が進んでいるかというのは、
ただ単に統計的なアプローチからでは軽軽に判断できないところが
ございましょう。それは社会的な環境や世相、経済情勢などを
考慮して総合的に判断するべきものではないかという気がいたします。

先日、某動画投稿サイトにおいて、この少子化に関して興味深いシーンを
拝見いたしました。
1972年ごろ、テレビで流れていた特撮ドラマの1シーンなのですが、
この中に日本の一日あたりの出生児数が約5千名というセリフが出て参ります。
ということは当時、年間180万人以上の新しい命が誕生していたわけで、
数字だけを見れば今日のような事態になることは
誰しも予想できなかったのではないでしょうか。

>>80 殿も言及されておりましたが、出産というのは授かりものであり、
人為もしくは人知によるコントロールには本来なじまないものでございます。
その前提たる男女の出会いさえ、「 巡り合わせ 」とか「 縁 」とかいった
捉え方がなされ、これらの摩訶不思議な成り行きや結果をもって人は
「 赤い糸 」「 コウノトリ 」という言葉で表現するのでございましょう。
仰せのとおり、大切なのは産む「 機会 」なのでございます.....

ttp://www.youtube.com/watch?v=yXPA1GbpFJU
84ほんの二つで死んでゆく :2007/02/19(月) 18:48:05



当事者がそれを身にしみて知っているのはもちろんですが、
母子家庭の大変さというのは、まともな想像力を持つ人間ならば、
どのようなものかある程度推察することができましょう。
想像力の貧困な♂の私でございますが、
母子家庭というものが経済的・体力的・精神的に、
特に三番目においてどれだけ負担を強いられるか、
何がしかの理解はできるような気がいたします。

以前、ホテル業界で働くシングルマザーを主人公にした
テレビドラマを見たことがございました。
勤め先を業界ナンバー2からナンバー1へと押し上げ、
自分もその中でキャリアやスキルを積んで有能なホテルマンとして
成長していこうと奮闘する女性を描いたドラマだったのですが、
その中で、主人公の女性が業務に必要な知識を頭に叩き込むため、
まだ1歳かそこらのわが子を膝に乗せながら、
眠い目をこすりこすり暗記や勉強をするシーンがあったのでございます。
母子家庭の大変さを物語る実に印象的なシーンでした。

母子家庭の母親とて人間、一般の家庭の人間のように、
たまには息抜きや娯楽に興じてみたいことでしょう。
しかし、いかんせん一般の家庭とは違う環境にあることも事実であり、
そのことを踏まえた上での慎重な行動が望まれるところでございます。
それができない人間は母親としての資格の無い単なるバカ女であり、
もし現に今、そういった軽はずみな行動を取っている者は
即刻やめるべきでしょう。

さもなければ、自分の身を守るすべも持たずに、
たった一人で留守番をしていたアパートの一室において、
わずか二年の生涯を閉じてしまった子供の死は、
永遠に報われないのでございます.....

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070219-00000102-yom-soci
85異次元:2007/02/20(火) 22:07:35



閣僚の問題発言が何かと取り沙汰されておる
我が国の政局でございますが、以下のような発言もまた
問題発言の部類に入るのではないでしょうか。先日のことですが、
首相に敬意を払わず礼儀を欠いた態度をとる閣僚に対し、
与党幹事長が、苦言を呈したそうでございます。
首相入室の際に起立をしない。閣議中に私語をやめない。
無遠慮な携帯電話やメール、奇声を発して室内を歩き回る、
傍若無人な喫煙・飲酒、エロ本の回し読み、オナニーの見せ合い等、
閣僚たちが完全に首相をなめきっているようで、
そういった狼藉者を戒めたとのこと。この与党幹事長の発言、
いかに現内閣がたるみきってガタガタになっているかということを
内外に知らしめたばかりではなく、この発言自体、
首相をなめてかかって大恥をかかせているとしか思えないのですが、
とにかくこの発言によって現首相、
爺やに不忠者の家来を叱り付けてもらった若殿という
まことに情けない姿をさらすことになってしまったわけでございます。

就任後、何かと評判の芳しくない現首相なのですが、
自国民には痛みを押し付け、ホワイトハウスで尻尾を振っていた
前宰相と比べれば、まだマシかもしれません。
しかし私が当掲示板のニュー速板を覗いて受けた印象では、
現首相、所謂アホ・バカ・マヌケの類に属するとのことで、
何もそこまで言わなくてもという感がいたしますが、
ただ、敢えて申し上げますれば、例の殉職警官の名前の
言い間違いに関しては、私もちょっと背筋が寒くなるような印象を受けました。
なぜかと言いますに、あの一件、マスコミ関係者から
「 今年一年を漢字一文字で..... 」などと
突然インタビューされたわけではなく、わざわざ弔問に訪れ、
その直後のインタビューでの出来事なのでございます。
所詮、人間一人の命など、その程度にしか考えていない
ということでございましょう。

尊い人名が失われたという深刻で厳粛な出来事を凌駕するような、
まるっきり次元の違う世界があるのだなと思った瞬間でございました.....

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070218-00000038-mai-pol
86格差万歳:2007/02/22(木) 06:54:14



ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070216-00000062-mai-soci

最近、こういった類のニュースを見聞きする度に私、
生々しい胸の痛みを感じるようになってまいりました。
と申しますのも、3年ほど前、仕事先の関係の方で、
私もよく存じ上げている人が、まだ50歳前後の若さで
自らあの世へ旅立たれたということがあったからでございます。
縊死でした。

書置きがございました。「 疲れた 」と記されていたとのこと。
私、その時まで、人がそんなことで自殺するとは信じていなかったのですが、
事実は小説より鬼なりという言葉を思い知らされた次第でございます。

私も随分とお世話になったお得意様でございます。
人を雇うと人件費がかさむため、一人で何もかもこなしておられました。
現場とデスクワーク、元請と孫請け、顧客と外注先の間に立ち、
クッションの役目を務めながら、同時に自分の仕事もこなすという
毎日を過ごしておられた方でした。

働いても働いても借金の穴埋めができなかったと聞きました。
亡くなられる直前まで、そんな素振りは少しも見せていらっしゃらなかったため、
「 え..... 」という感じでございました。

格差社会、大いに結構でございます。
お役人と政治家の無能さの皺寄せや、どこかの国の「 御意向 」でなければ、
これほど素晴らしいシステムはございません。
87ブラック・チョコレート @:2007/02/22(木) 23:44:22



先週の水曜日、14日はバレンタインデーでございました。
男という生き物、義理チョコと分かっていながらも、
思いもかけない女性からチョコレートを貰うと舞い上がってしまうもの。
自分のチンコレートを膨らませながら、チョコレートをくれた女性を
ラブホに誘おうとした男性諸氏も数多くいらしたことでしょう。
女性から何かプレゼントを受け取り、それのみをもって
相手が自分のことを憎からず思っているなどとは、
イイ大人なら冗談にも思わないものでしょうが、
ついついそう感じてしまうのが男の浅ましさでございます。

その点、贈り物だとかプレゼントだとか、そういったものに対して
女性は実にクールでございます。そのことを象徴するような場面を
少年時代の私、お茶の間のテレビで流れていたドラマにおいて
目の当たりにいたしました。某ヒーローと地球防衛軍が
異次元人や宇宙人相手に戦う特撮ドラマなのですが、
この中で、地球防衛軍の男性隊員が婚約者の女性を伴い、
ある重要な施設を訪れるシーンがあったのでございます。
88ブラック・チョコレート A:2007/02/22(木) 23:46:04



警備役の防衛軍隊員が、ここは関係者以外立入禁止だとの旨を
二人に伝えますが、婚約者を連れた男性隊員は、
彼女が施設内を見学したいと言っているので中に入らせて欲しい。
彼女は自分の婚約者であり信用の置ける人間だから心配は無い、
こう申すのでございます。

実はこの婚約者の女性、地球に害を及ぼそうとする宇宙人が化けていて、
施設内に潜入して破壊活動をおこなうつもりだったのでございます。
そうとも知らない男性隊員は、婚約者を連れて中に入ることに固執し、
警備役の隊員との間で押し問答がはじまります。

ところが警備役の隊員の一人、これがまさに女性なのですが、
あっさりと中に入ることを許可してしまいます。
そしてその条件として、あなたが薬指に嵌めている指輪を私にください
と婚約者の女性に言ったのでした。
それを聞いて、結婚という地球の風俗習慣を知らない宇宙人は
「 ええ、いいわよ 」と言いながら、男性隊員から貰った婚約指輪を
いとも簡単に外し、その女性隊員に渡そうとしたのでございます。
89ブラック・チョコレート B:2007/02/22(木) 23:48:18



実はこの女性隊員は、男性隊員の婚約者が宇宙人だということに
気づいていたのでございます。しかし決定的な証拠が無く、
しかもその前に、婚約者を宇宙人だと疑われた男性隊員が
激怒したという経緯があったため、機転を利かせたのでした。
その結果、婚約者の女性に化けていた宇宙人は、ものの見事に
正体がばれてしまい、男性隊員は唖然としたわけでございます.....

この場面を見た時、あっさりと指輪を外してしまった宇宙人の女も
然ることながら、その正体を露見させるために罠をかけるべく、
上記のような取引をもちかけた警備役の女性隊員に私、
何やら化け物じみたものを感じた次第です。

女は魔物と申します。チョコレートごときで一喜一憂するのも、
よろしゅうございますが、男性諸氏、女性は我々よりも
ずっとオトナでございますゾ〜〜〜
90名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 11:13:49
age
91演出意図 @:2007/03/02(金) 00:41:04



以前、某大手企業が発注した仕事をさせていただいたことが有ったのですが、
大手企業の仕事と申しましても、間に中間業者が入っていて、
私どもの勤め先は、言うなれば下請けと言えるポジションにあり、
また売り上げ金額も社会人一年生の給料半月分にしかならないほどでした。
そして、そんな仕事に限って色々とケチがつくもので、元請の担当者からの
要求や苦情が引きも切りません。しかも元請が抱えていた仕事自体は、
全体としてかなり大きなものだったため、そのプレッシャーもあって、
その担当者は幾分ナーバスになっていたようでございます。

しかし、パワハラと訴えられるのを警戒しているのか、怒鳴ったり声を荒げたり
ということはいたしません。それゆえ、担当者がどうやってこちらに当り散らすか
と申しますと、嫌味と皮肉、そして遠まわしの恫喝を使うのでございます。
東京から出張してきたのか、それとも東京出身なのか、いかつい顔に似合わず
きれいな標準語でガミガミと小言をおっしゃるため、性格の悪いオカマに
クダを巻かれているようで私、随分と神経をすり減らしました。
92演出意図 A:2007/03/02(金) 00:43:46



そして、こちら側の経験不足や相手側との連絡の行き違い、
その他もろもろの悪条件が重なり、ある品物の納入に関して
納期が間に合わなくなってしまったのでございます。
こいつぁ大変だ、きっとあのオカマ、ケツから火を噴き出して怒り狂うゾと
青くなった私ですが、事前に連絡を入れておかなければ
また何を言われるか分かりません。
電話やメールだと怒りに火を注ぐ結果になりそうなので、
思い切って直接その担当者に会いに行き、
事情を説明することにいたしました。

まぁその時の担当者の顔といったら、ありませんでした。
さすがにケツから火を噴き出すようなことは無かったのですが、
納期遅延の旨を伝えるや否や見る見る表情が一変し、
たっぷり皮肉を利かせたスパイシーこの上ないお小言を頂いたのでございます。
昔、深夜のテレビでオンエアされていた梶芽衣子主演の映画
「 女囚さそり 」の一場面で、ガラスで額を切った女囚が激怒して
顔に隈取りを施した歌舞伎役者と化し、梶芽衣子扮する「 さそり 」に
大見得を切りながら迫って行くという訳の分からない演出がございましたが、
まさにああいった感じでございました。

ともあれ、スッタモンダがありましたがどうにか仕事は片付き、
胸を撫で下ろしました。はっきり申し上げて、あの元請の仕事は
もう二度とやりたくないのですが、「 女囚さそり 」の
あの意味不明な演出意図が分かっただけでも良かったではないかと、
自分を慰めておる次第でございます.....
93ニーチェの呪い:2007/03/05(月) 22:14:09



私が高校生だった時、倫理社会という授業科目がございました。
一言で申せば道徳の授業ということになりますが、
その内容は単に道徳に限らず、宗教や哲学、心理学にも及ぶ
幅広い分野を網羅していたように記憶しております。

ある時、その授業の担任教師が「 実存主義 」なるものについて
語っておったのですが、彼曰く、世の中というのは一見平和そうに見えるが
実は目に見えない落とし穴のようなものが無数に開いている。
自分たちが日々何気無く暮らしているのは、
たまたまその落とし穴を避けて歩いているだけに過ぎないのであり、
こういったものの見方をするのが実存主義なのだと申すのでございます。

しかしオツムの弱い私は、「 実存主義 」という言葉の持つムズカシイ響きと、
担任教師の稚拙なレトリックが災いして、彼の言わんとすることが
イマイチ把握できませんでした。現実にそのような目に見えない落とし穴など
あろうはずは無く、また仮にあったとしても穴の大きさは様々だろう、
月面のクレーターのように大きなものからモグラの巣のようなちっぽけなものまで
色々有るに違いない、深さだって千差万別、落ちたってどうってことないじゃないか
と腹の底でせせら笑っていたのでございます。

今思えば、随分と青臭い私でございました。
40代にもなると身近な人間の死に接し、葬式に参列する機会も多くなって参ります。
また、大小を問わず思いがけない事故や事件の被害者・加害者となる可能性もあり、
重病に罹ったり、勤め先が倒産したり、あるいは家庭が崩壊したりと、
今まで他人事と思っていたことが他人事ではなくなってくる場合もございます。
今になってようやく、あの倫理社会の授業の時に担任教師が言っていた
「 落とし穴 」というものが何であるか、思い知ったわけでございます。

女性の股間にチンコを入れる穴が有ることは早くから気づいておったのですが、
上述のごとき目に見えない「 落とし穴 」が身の回りにあることを、
この年になるまで気づかなかったとは不覚でございました。
これからはそういったことを念頭において生きていこうと
決意も新たにしたわけでございますが、「 目に見えない 」落とし穴でございます。
考えたくないことではございますが、私すでに、その落とし穴の中に
嵌っているのやもしれません.....
94昔の特撮に流れてます @ :2007/03/11(日) 10:53:33



大昔に聞いた曲で、タイトルも誰が作曲したかも分からないけれども、
なぜか耳に焼き付いていて離れないメロディというものがございます。
私にもそういった曲がいくつかございますが、その中の一曲を先日、
約30年ぶりに耳にいたしまして、非常に懐かしい思いをいたしました。
某サイトで昔の特撮ドラマの海外向け吹き替え版を見ていたのですが、
劇中で流れていたあるBGMが、まさにそういった曲だったのでございます。

少年時代に、そのドラマの中で流れているのを初めて聞いた時から、
妙に惹きつけられる曲でございました。
音楽的な知識もセンスも無い私がかようなことを申し上げるのは
お恥ずかしい限りなのですが、軽快なピアノをバックに
トランペットやサックスなど管楽器がうなり、終盤部において
ハーモニカとアコーデオンが甘い音色でさえずる曲でございます。
ヒーローのピンチシーンに使われているのですが、
ああいうのを何と称するのでしょうか、ジャズでしょうか、ブルース?
あるいはソウル・ミュージックというのでございましょうか。
もし音楽板の住人の方がこのレスを御覧になっていたら、
よければお教え願いたいものでございます。

ttp://www.youtube.com/watch?v=4_xg3yPXCvA&mode=related&search=
95昔の特撮に流れてます A :2007/03/11(日) 10:56:11



ところで、なぜ自分があの曲に惹きつけられるのか考えてみたのですが、
曲自体がすごくクールなので、無様に痛めつけられているヒーローが
決して無様に見えず、むしろ カコイイ!と思えてしまうのでございます。
そしてちょっと飛躍した考えになってしまうかもしれませんが、
あれはヒーローがやられているところを演出するための曲ではなく、
その「 やられている カコ良さ 」を強調するための曲ではないかと
思い至ったのでございます。

この曲が使われているドラマにおいて、ヒーローは
全人類滅亡の危機を回避するために必要な措置として、
何の罪も無い一般人を「 コロセ 」と命令され、その命令に従うことを拒否いたします。
そしてその代償として、彼はヒーローとしての任務を解任され、
敵方の尖兵に一方的な攻撃を受けることになってしまうのですが、
そんな彼の運命は、リアルにおける我々の日常生活においてもダブる場面が
有るかもしれません。件の曲は、そんなヒーローを応援するでもなく
突き放すでもなく、彼のカコイイやられ方を淡々と盛り上げるのでございます。

なにやらマゾの中年男がクドクドと妄想を綴るようなレスになりましたが、
私のあの曲に対する思い入れの数百分の一でも御理解いただければ
幸いに存じます。駄文・長文、失礼いたしました.....

ttp://www.youtube.com/watch?v=he6EgvlDcuY&mode=related&search=
96名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 15:07:48

ゴメンナサイ ワカリマセン

、、、
(++)qpqpqpqpqpo
97スベットルマン:2007/03/18(日) 00:35:52
>>96
了解!
98名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 18:32:20
エッセイも書き続ければ様になる。
99パンダの亡骸 @ :2007/03/30(金) 00:15:44



今日3月30日は五十払、しかも31日が土曜日なので
実質的には月末となり、集金のために動き回る人や車で
街のあちらこちらが朝からあわただしくなることでしょう。
最近はお支払いを銀行振込みで済ませるお得意様が多く、
現金や小切手、手形などを受け取りに行くことは減りましたが、
それでも、直接出向いて集金におうかがいしなければならない場合が
多々ございます。

世の中、景気が良い景気が良いなどと申しますが、
そんなところばかりではございません。
先日も、とある広告関係の業者さんのお店を集金のために訪問したのですが
業績がイマイチ芳しくないようで、支払いを一ヶ月先に延ばして欲しいとのこと。
これまでにも何回かそういったことがあり、
その時も訪問前に何か嫌な予感がしておったのですが、案の定でございました。

私の一存では決められないことですし、
過去においてこういった先延ばしは一回や二回ではなかったゆえ、
今日は堪忍ならぬと言うつもりで参じた私でございました。
しかし、そのお店の社長の目の周りに浮き出た隈があまりにも黒々としており、
眼光も濁って生気が無く、まるでパンダの亡骸のようなその姿に私、
何も言えなくなってしまったのでございます。
100パンダの亡骸 A :2007/03/30(金) 00:18:15



結局スゴスゴと引き下がってしまった私は、
自分自身の不甲斐無さに打ちのめされながら、
近くのコインパーキングに停めておいた営業車に戻りました。
そしてエンジンをかけようとした時、たまたまルームミラーに映った
自分の顔を見たのでございますが、
その顔は、さっきのお店の社長と同じく目の周りに
黒い隈が色濃く浮き上がっておりました。

ひょっとするとあの隈は私と同様、
オナニーのやり過ぎによるものだったのかもしれない.....
あるいは、自分が心労でやつれている風を装うために、あの社長は
徹夜でオナニーをしてわざわざ目の周りに隈を作ったのではなかろうか.....
そんなことが頭を過ぎりましたが、その時はただもう自分自身が情けなく思え、
それ以上の詮索をする気分的な余裕はございませんでした。

こんな調子ではそのうち、こちらの方がパンダの亡骸になってしまう……
私自身の弱腰と浮世の世知辛さを嘆きつつ、
勤務先へと戻った私でございます.....orz
101似顔絵 @:2007/04/14(土) 22:41:50



4月になり、小中高などの学校では新しい学年が始まりました。
学校というものにまつわるいろいろな諸問題や事件を思うに、
クラス替えがおこなわれ、担任教師も替わるこの時期、
何かと落ち着かない日々を過ごしている子供たちも
多いのではないかと存じます。
また逆に、そんな子供たちと接する親・教師たちにとっても、
胃が痛くなる季節でございましょう。

教師といえば、私が高校生だった頃、
ちょっとユニークなあだ名の先生がいらっしゃいました。
国語を担当する男性教諭なのですが、
最初のうち、その先生にコレといったあだ名は付いておりませんでした。
と申しますのも、その先生、あだ名のネタとなるような特徴が
何一つとして見つからなかったのでございます。
顔がゴリラに似ているとか、言葉にものすごい訛りがあるとか、
ロリコンだとか盗癖があるとかいうような際立ったものが見当たらず、
私たちが仲間内で件の先生のことを話す時は、
単に名字で呼び捨てにしていただけでございました。
102似顔絵 A:2007/04/14(土) 22:44:04



ところがある時、目ざとい生徒の一人が、その先生の顎の先端が
微かに2つに割れていることに気付きました。
で、さっそく付いたあだ名が「 あごチンコ 」。
割れた顎の先端が亀頭に似ているからでございます。
そして教室の後ろ側に連絡事項を記すための黒板が設えてあったのですが、
そこへ誰の仕業か「 あごチンコ 」先生の似顔絵と思しき落書が
いつのまにやら白墨で描かれておりました。
拙い絵で申し訳ございませんが、ちょうどこんな感じだったかと存じます。

ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up10470.jpg

顎に特徴があるものの、顔全体の印象としてはノッペリとした感じだったため、
国語の授業の時「 あごチンコ 」先生は、後ろの黒板に描かれているのが
自分の似顔絵とは気づいていないようでした。
そして私たちはそれをいいことに、似顔絵に様々なアレンジやデフォルメを
加えていったのでございます。

ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up10473.jpg

ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up10476.jpg
103似顔絵 B:2007/04/14(土) 22:47:15



しかしまもなく「 あごチンコ 」先生も、
似顔絵のモデルが誰なのか薄々感づき始めたようで、
私たちの教室へ来て授業をする時の表情や態度が、
次第に暗く陰鬱なものになっていきました。
しかもおおらかな校風だったせいもあり、
他の先生がたもその似顔絵に対して特段の関心を示したり、
私たちに対して「 何だ、コレは# 」「 消せ!」と命ずることも無く、
どんどんいかがわしくシュールなものへと変貌していく一方の
自分の似顔絵に対して「 あごチンコ 」先生は、
ことさら目を逸らしながら授業をおこなうようになったのでございます。

ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up10477.jpg

そのうち頭から湯気を立てながら激怒するのではなかろうか.....
期待と不安がゴチャマゼになった気分でいた私でしたが、
やがてお遊びにも飽きた頃、誰かが黒板消しを使って
似顔絵を消してしまったのでございます。
しかし「 あごチンコ 」先生の表情は硬く凍り付いたままで、
以前のようなノッペリとした顔に戻ることは決してありませんでした。

今振り返ってみれば、随分と罪なことをした私たちでしたが、
面白くてスリリングで興奮に満ちたあの日々は、
もう二度と帰っては来ないだろうと思うと、何やら切なさや寂しさが
込み上げてまいります。歪でよじれた形にしろ、あれが私たちの
青春だったのかもしれません.....

PS
「 あごチンコ 」先生、ごめんなさい.....
104パフォーマンス:2007/04/25(水) 23:51:58



今週初め、2007年の統一地方選挙が幕を閉じました。
どんなに偉い政治家も、選挙で落選すれば「 ただの人 」ゆえ、
選挙期間中は、各候補者とも自分をアピールするために
必死だったようでございます。選挙カーの拡声器から聞こえる声などは、
半分泣き声になっているものもあり、道行く人に両手で握手をしたり、
手を振ってくれた支持者に大喜びでリアクションを返したりと、
それはもう必死のパッチでございます。

選挙はパフォーマンスの勝負でございます。
コンピュータ付きブルドーザーとして名高い首相経験者の故T・K氏や、
ラスベガスで大負けをしたH・K氏、外務省を牛耳っていたS・M氏なども、
選挙カーから飛び降りて、田植えをしている農家の御婦人の所へ
スーツの裾が泥だらけになるのも厭わずにツカツカと歩み寄り、
両手で握手をしながら「 よろしくお願いします!」と頭を下げるといった
実に大袈裟なパフォーマンスを使う人だったと聞いております。
しかし選挙が感情的なものに流されたり、見世物的な要素が
強まったりという弊害を考えると、度を越した過剰なパフォーマンスは
不適切だと言えるかもしれませんし、仮に今、このようなことをしても
果たして効果があるかどうか疑問でございます。

とは言え、男性ではなく女性候補がこういったパフォーマンスを披露するのは、
一向に構いませんし、効果も抜群でございましょう。バス停のベンチで
ションボリと座っている私のようなくたびれたサラリーマンのところへ駆け寄り、
両手で握チンをして「 よろしくお願いします!」と頭を下げてくれたならば、
確実に一票は獲得できましょうし、手コキの一つでもサービスすれば
口コミならぬチンコミで燎原の火のごとく支持が広がり、
選挙カーは群がる男たちの長蛇の列で身動きが取れなくなることでしょう。

「 握チン候補 」「 手コキ市議 」「 生尺市長 」などと揶揄されても票がほしい.....
中にはそういった本音を秘めた女性候補者もいらっしゃったのではないでしょうか。
そして、マニフェストなどどうでもいいから、マニフェラチオを前面に押し出した
選挙運動を展開してほしい.....というのが、我々男性有権者の
偽らざる本音でございます。
105完全懲悪:2007/05/03(木) 07:11:22



連続婦女暴行事件を引き起こし、
殺人や死体遺棄の罪でも告訴されていた男の判決が
先月の24日、東京地裁にて言い渡されております。
それによると、被害者となった10人の女性のうち、
某イギリス人女性の婦女暴行・殺人・死体遺棄については、
証拠不十分で無罪とのこと。亡くなった被害者本人はもちろん、
その遺族にしてみれば理不尽極まりない判決でしょうし、
かくいう私もこの女性被害者の死について、無罪というのは
全く予想もしていなかったため、疑わしきは罰せずとはいえ、
腑に落ちないこと、頻りでございます。悪いやつほどよく眠ると申しますが、
勧善懲悪というのは事ほど左様に成就し難いものなのでございましょうか。

森鴎外が書いた作品に「 山椒太夫 」というものがございますが、
小学生だった頃に私、この小説が劇画化されたものを読んだことがございます。
原作にカナーリ忠実な劇画で、それゆえ、安寿と厨子王の悲惨な運命は
当時10歳前後だった私にとって禿しくショッキング。
姉弟が額に焼印を押されて苦しむ場面なども克明に描写されており、
その無惨さは、まさにトラウマ物でございました。
しかもこの劇画において、安寿を死に追いやり、厨子王を苦しめた山椒太夫は、
その所業に見合うだけの残虐な刑罰を受けることも無く、
ただ単に荘園から追放されたという生ぬるい裁きを受けるにとどまっていて、
まだ純真無垢な少年だった私には、その結末がどうしても納得いきませんでした。
どうしてこんな悪いやつが死刑にもならずに、のうのうと生きながらえるのだろう。
なぜギロチンで首を刎ねたり、馬裂きの刑にかけたりしないのだろう。
死刑にできないのであれば宮刑にするか、鼻をそぎ落としてやればいいのに。
それが無理ならせめて尿道責めを.....などと、幼心にも隔靴掻痒とした思いに
囚われたものでございます。

悪者を悪者として悪者に相応しい刑に処する.....それが一般庶民にとって
法秩序の維持ばかりでなく精神衛生面からも望ましいことなのでしょうが、
世の中なかなかそうはうまくいかないようでございます。
その結果、悪者はますます栄え、そういった現実に対する無力感から
善人さえも悪者へと堕し、ますます世情が荒れていくではないかと嘆くのは、
私の取り越し苦労でございましょうか.....
106スパイダーマン:2007/05/03(木) 12:25:52
 「スパイダーマン3」が公開されて、大人気だそうだ。
 小生はこのシリーズ、1と2はすでに見たのであるが、主役を演じているトビー・マグワ
イヤくんが、いささかえげつない名前とは裏腹の童顔の好青年であることに好感を持った。
 もっとも、マグワイヤくんが主役ならば仕方がないのかもしれないが、この映画に込めら
れている過剰な「隠喩」には辟易する。たとえば手首から出す「蜘蛛の糸」だが、純粋に生
理的なものであるらしく(しかも、心理的な原因で出なくなったりする)、こういうものを、
ピュッピュッと街中に引っ掛けまわして飛び回るというのはいかがなものか。恥さらしでは
ないかと言いたくもなる。あれは多分タンパク質であろうから、夏場などすぐに腐って異臭
を漂わせるのではなかろうか。訴訟社会のアメリカのことである。主人公はそのうち住民か
ら訴えられるに違いないのである。
 もっと憤りを覚えるのが、1と2ではどちらも悪役が「中年のおっさん」であり、1では
「衰えてきた自分の体力をヘンな薬を飲んでごまかすうちにおかしくなったおっさん」、2
では「体力が衰えてきたもんだから、もっぱらヘンなオモチャを使ってごまかしているうち
におかしくなったおっさん」だったことである。何の隠喩か見当がつこうというものだ。
 元々は二人とも苦心惨憺、今日を築いた人格者であるというのにやっつけられてしまうの
である。あんまり観客に同情もされないのである。
「おっさん、ムリすんなよ(プゲラ)」「ちゅーねんて(クスクスクス)」「なんてったって若い男の体
力が最高(ウットリ)…。それにひきかえウチの…」と、要するに世界観が女と若い男に媚びている
のである。
 というわけで3を連休中に見ようかどうしようか迷っている小生である。
107渓谷にて:2007/05/07(月) 00:41:11



ゴールデンウイークともなると、
映画館には超大作や話題作が目白押しでございます。
かつては私も、樹液に吸い寄せられるカブトムシのごとく、
4月末から5月初めにかけて映画館をハシゴしたものですが、
現在では映画館へ行くこと自体が億劫になってしまい、
映画鑑賞といえば、もっぱらレンタルDVDで間に合わせている次第。
おそらく「 スパイダーマン 3 」も拝見できるのは半年か1年先。
レンタルビデオ店のお世話になることでしょう。

此度の黄金週間の後半初日のこと、近郊の行楽地で私、
山歩きをしておりました。そして薄暗い山中をトボトボと歩き続けていくうちに
渓谷らしき場所にたどり着き、明るい陽光に照らされた河原が
視界に広がったのでございます。
川を取り囲むごつごつとした岩や砂地には、
バーベキューを楽しむ行楽客の姿がひしめき、
和やかな談笑や子供たちの歓声が聞こえてまいります。
渓谷の両側を彩る新緑が鮮やかで、その美しい風景の中に、
バーベキューの香ばしい香りが漂い、
ちょうど昼食を済ませたばかりの私でしたが、
またぞろ腹の虫が騒ぎ出しそうな気配でございました。

カップルや友人たち、家族連れが河原で楽しそうにバーベキューを焼いて
舌鼓を打つ姿は、このところ仕事に追いまくられ、ささくれていた私の神経を、
優しく撫でさすってくれました。新緑に彩られた渓谷も良うございますが、
そこで人々が幸せそうに何かに興じている姿も目の保養になるというもの。
川の中ではしゃぐ親子や、仲むつまじく酒を酌み交わす恋人たち。
そしてボディコンシャスなTシャツを着た人妻が、
串刺しにしたフランクフルトをバーベキューコンロの上で
クルクル回しながら焼く姿は、えもいわれぬ解放感を私に味合わせてくれました。

どんなに木々の緑や花々の色が清々しくても、それだけでは人の心を
癒してはくれないのだ。そういったものに接して幸福感を味わっている人の姿を
実際に目にしなければ、リアルな救いは得られないのだ.....
ひどく単純ながらそれでいて深遠な理屈に気付かされような思いを抱いた私は、
何か背負っているものが軽くなったような気がいたしました。
河原での人々の幸せそうな営みをしばらく見つめた後、網膜に残った
Tシャツ姿の人妻をオカズにするべく、再び山中に分け入った私でございます.....
108汝の敵を排せよ:2007/05/17(木) 06:52:51



感情に支配されるリスクをコントロールするべく、人間には理性がございます。
そして理性が到達し得ない未知の領域へ導くのが感情というものであり、
この両者がバランスを保ち、なおかつ両者が積極的に機能しているというのが、
「 有るべき姿 」でございましょう。

先日、勤務中に車を運転していた時のことですが、
車道をフラフラ・ノロノロと走る自転車の男に向かって、
ワゴン車が強烈なクラクションを鳴らしながら追い越して行くのを見ました。
ワゴン車の直後を走っていた私も、その自転車を追い抜いて行き、
しばらくの間、そのままワゴン車の後を走行していたのですが、
道が込んできて徐行せざるを得なくなった時、ふとバックミラーを見ると、
さっきの自転車が猛スピードでこちらに走って来るではありませんか。

さてはあの男、さっきクラクションを鳴らされたことを根に持って、
ワゴン車に因縁を付けに来たのではないか.....と一瞬思った私ですが、
自転車はワゴン車のそばを素通りしてそのまま行ってしまいました。
しかし、さっきまでカタツムリのような鈍い速度で自転車を漕いでいた男が
あんなにも死に物狂いで走って来たのは、
何か含むところが有ったのでございましょう。
無言の抗議だったのかもしれません。
だとしたら、これこそ理性と感情の「 有るべき姿 」ではないかと、
私などは思ってしまうのでございます。

「 右の頬をぶたれたら左の頬も 差し出せ =vというのは、
その手の趣味趣向を持っている方はともかく、理性による去勢以外の
何物でもありません。「 右の頬をぶたれたら左の頬を 突き出せ =v
あるいは「 マンコを突かれたらついでにケツも 突き出せ =vというのが、
「 有るべき姿 」ではないかと存じます。.....
109こうのとりのゆりかご:2007/05/27(日) 23:47:33



熊本県熊本市の慈恵病院に設けられた所謂「 赤ちゃんポスト 」に、
運用開始の初日から3歳ぐらいの男の子が入れられていたそうでございます。
その間のいきさつや事情については病院側が明らかにしない方針ゆえ、
詳しいことは分かりませんが、洩れ伝わるところによれば、
男の子は新幹線に乗って遠方より連れて来られ、
連れて来たのはその子の父親らしいとのことでございます。

それにしても3歳と言えば、そこそこ体も成長しており、
また言葉もある程度までは喋れるはず。某サイトより得た情報によれば、
この「 赤ちゃんポスト 」、入り口は45cm×60cmの大きさで、
中は摂氏36度に保たれた保育器になっているとのこと。
そんな狭い入り口から真夏のような温度の保育器の中に入れられた
この三歳児のことを思うと、まことに不憫でなりません。
いかにこの子の父親に情が無いとは申せ、
ムリヤリ保育器の中に押し込んだとは考えられませんゆえ、
恐らく「 中においしいお菓子が入っているよ 」とか
「 おもちゃがいっぱい置いてあるよ 」とか言いくるめて、
自ら入るように仕向けたのでございましょう。そうだとしたら、
何も知らずに嬉しそうに中へ入って行ったこの子の姿を想像すると、
なおさら不憫さが募ってまいりますし、とても他人事とは思えません。
かく言う私とて、「 中にエロいオバサンが居るよ 」とか
「 怖い女王様が待っているよ 」とか言われたなら、
あの狭い入り口からゴソゴソと上半身を中に潜り込ませているかもしれない
からでございます。

ちょっと話がヨコミチにそれてしまいましたが、
こういった施設、これからも増えてくるような気がいたします。
しかし同時に問題点も増えてくるような予感もするわけで、
斯くのごとき施設を設置する上での根本理念に関しては、
まぁ理解することに吝かではありませんが、ともあれ、
これから起こりうるあらゆる事態、デメリットを想定した慎重かつ
予見的な対応を関係者の方々にお願いしたいところでございます.....
110ブルーマンデイ症候群:2007/06/04(月) 00:34:43



齢40半ばを過ぎた私ですが、未だにブルーマンデイ症候群、
あるいは日曜の夜って昔から鬱だよな病に囚われることがございます。
これは物心つき始めた頃からすでにそういう状態でございまして、
どちらかと言えば、学校というものに馴染みにくい、むしろ、
学校には行きたくないといったヒッキー的少年だった私にとって、
土曜の午後からのテンションの高さと、
日曜の夕暮れ時の凹み具合との落差は禿しゅうございました。

そしてそんな私に追い討ちをかけるのが、
今もオンエアされておりますが、日本の国民的アニメ「 サザエさん 」。
オープニングの主題歌が流れてくる時はまだマシですが、
エンディングテーマが流れ、サビ部分のバックコーラスで
「 ♪ ウー〜ウー〜..... 」という声が聞こえると、もうタマリマセン。
私の胸の内を吹き荒ぶ寒風のようなその声に、何やら息苦しくなってまいります。

この「 サザエさん」ですが、その前番組として白土三平・原作の
「 忍風カムイ外伝 」というアニメ番組が流れておりました。
スポンサーは、「 サザエさん 」初期のスポンサーと同じくT芝でございます。
最近、久しぶりに某サイトで当時のOPを拝見したのですが、
ふと思い出したことがございます。何かと申しますと、
この「 忍風カムイ外伝 」が終わり、「 サザエさん 」が始まった頃から
私の、日曜の夜って昔から鬱だよな病が始まったということでございます。

思うに、アットホームで人畜無害、お年寄りから子供まで楽しめるような
ファミリー向けのアニメより、荒涼とした抜け忍の生き様を描いた
劇画調アニメの方が、むしろ逆に、弱々しくてヘタレな少年の琴線に
触れるものがあったのかもしれません。人生とは所詮こんなものだ、
人間は結局一人ぼっちなのだと自分に覚悟を促すものが
あったのでございましょう。

もちろん「 サザエさん 」がイイとか悪いとか申すわけではございませんが、
少なくとも私には、後番組が「 サザエさん 」ではなく、
「 忍風カムイ外伝 」のような路線を踏襲するもの、たとえば
「 北斗の拳 」だったなら、それも実写並みにリアルなアニメなら、
私も今日のようなオナニー大好きのイカ臭い中年男には
成長していなかったことでございましょう。
臍を噛むような思いがいたします.....

ttp://www.youtube.com/watch?v=GEa6USs5mmU
111素人演芸:2007/06/06(水) 22:58:59



以前、小さなボランティア団体が公民館で催していたマジックショーを
見に行ったことがございます。有名マジシャンがテレビで演じるような
大掛かりでゴージャスな代物ではなく、しかも段取りが悪かったり、
アラが見えたり、それをまた客席から突っ込まれたりと、
トホホな見世物でございましたが、それなりに楽しめました。

中でも、ベッドの上にシーツをかけて横たわった若い女性が
宙に浮くマジックにいたっては、そのパフォーマンス自体もさることながら、
事が終わった後になぜか女性の息が荒く、ハァハァと悩ましげに喘ぐ姿に
思わず私、チンコの先端が宙に浮いていくような思いをいたしまして、
随分得をした気分になりました。この手品、どんな仕掛けだったのかは
存じませんが、どうやらかなり体力を消耗するようでございまして、
素人マジシャンの助手として健気に演ずるその女性に魅力を感じた私、
手品のタネならぬ私の子ダネを授けてやりたいような気になりました。

今、「 宙に浮いた年金記録 」なるものが巷を騒がしております。
社会保険庁の職員が鼻糞をほじくりながら片付けたような
やっつけ仕事が原因で、国民の老後を経済的に保障するシステムへの
不信感が募っているそうですが、事態は不信感だけですむ問題でしょうか。
この手の騒動、つつけばつつくほどウジャウジャと膿汁・糞尿の類が
湧き出してきそうで、私、気が気ではありません。
最悪の場合、我々が納めた国民年金の積立金が雲隠れしてしまって、
実際には国庫のどこにもビタ一文存在していない.....
てなことになったらどうしよう、と些か過剰反応とも言えるような恐怖まで
感じる始末でございます。

社会福祉とそれを支えるシステムは、素人演芸や田舎芝居ではございません。
段取りの悪さが露呈したりやアラが見えたりというような事態は
絶対に許されないことでしょうし、またそれに突っ込みを入れる国民の側も、
並々ならぬ真剣さが要求されましょう.....
112冒険してもイイ頃 @ :2007/06/16(土) 23:07:15



社会人になってから五年ほど経った頃、上司の指示を仰がずに
初めて自分ひとりで仕事をこなしたことがございました。
小さな喫茶店の店舗改装に関する仕事でございまして、
喫茶店を営んでいるのは20代後半の若い女性。
太っているというわけではありませんが、ちょっとポチャめで、
顔が大きくて毛深くて天真爛漫な感じのする可愛い女性でした。

ちょうど私と同い年ぐらいで、しかも友達のように
気軽に話のできる女性でございました。
女性との付き合いに縁の無かった私は、またたくまに
彼女のことが気に入ってしまい、毛深い女性は情が深いなどと
上司や友人から聞かされていたため、彼女は性格がイイ。間違いない。
と、頭から信じ込んでおりました。加えて上司の指示無しに仕事をしていることで、
自分が一人前になったような自我のインフレーションに陥り、
この女性と本気で付き合おうと考えていたのでございます。

そんなある日、細かい打ち合わせをしなければならないことがあり、
彼女と連絡を取って打ち合わせの日取りを決めた私は、
閉店時刻を過ぎた頃、彼女の喫茶店へ向かいました。
そこへ行く道すがら、私の頭の中は妄想が充満し、
この仕事が片付いたら彼女に交際の申し込みをしよう。
うまくOKが取れたら、映画に誘おう、食事に誘おう、ホテルに誘おうと
いろいろ考えていたのですが、喫茶店へ行ってみると、
そこには当の彼女以外に、男性客が一人おりました。
113冒険してもイイ頃 A :2007/06/16(土) 23:10:56



時刻は夜の8時過ぎ。営業時間中はお客様がいるからと、
わざわざ閉店後の時間に打ち合わせをしようということだったのに……
彼女は、別に気にしなくていいからと申しますが、
私にしてみれば大いに気になるところ。
何の変哲も無い30代半ばと思しきスーツ姿の男性でございましたが、
閉店後の喫茶店に彼女以外の誰かが居た、それも男性だったというのが、
私にとって何やら違和感を催すようなシチュエーションでございました。
さっきまで私の頭の中に充満していた妄想の圧力が
突然、逆方向に作用し、ネガティブな想像が次々と頭の中に湧いてまいります。
彼女には男が居たのか.....その男が彼女の身を案じてやって来たのか.....
それとも彼女が私のことを信用できないやつだ、アブないやつだと警戒して、
彼女の方から呼び寄せたのか.....この男はそのためのボデイガードなのか.....

男は、それ以後も延々と喫茶店に居座り続け、
とうとう打ち合わせが終わるまでずっとそこに座ったまま
何食わぬ顔でコーヒーを飲んでおりました。
被害妄想と疑心暗鬼が渦巻き、いつものフランクな会話ができないまま、
ぎこちない話し方で打ち合わせを済ませた私でしたが、
そんな精神状態であったにもかかわらず、Tシャツの袖から伸びている
彼女の腕を覆っていた濃い産毛がひどく悩ましかったのを記憶しております。
やがて打ち合わせは終わり、仕事も万事つつがなく完了したのですが、
結局、ヘタレな私と彼女との間には何の進展もございませんでした.....

あの時のスーツ姿の男が何者だったのか、単なる喫茶店の客だったのか、
いまだに判然とはいたしません。しかし当時の私に、ほんのちょっぴり.....
ほんのちょっぴりの勇気があれば、何らかのアクションを起こし、
ひょっとすると今頃は私、彼女とともに喫茶店を営みながら、
常連客を相手に世間話を楽しんでいるかもしれません。
そして時々、閉店後の店内で彼女とともにHをしながら
剃毛プレイを楽しんでいることでしょう。
今となっては、叶わぬ夢でございますが.....
114▲ 蝙蝠傘 ▲:2007/06/26(火) 21:56:44



外出時には傘が欠かせない梅雨時になりました。
あとで畳むのが面倒なゆえ、私、出かける時はいつも
折り畳み傘ではなく、長い蝙蝠傘を携行いたしております。
しかしこの蝙蝠傘、コンパクトでないのが難点でございまして、
雨を凌ぐに十分な大きさがあってイイのですが、
雨が止んだ後や降っていない時に持ち歩く際は、
少し大きめな鞄にさえも入れることができないため、
実に邪魔っけで、何とかならないかと思ってしまいます。

で、先日の夜、コンビニへ行く用事がございまして、
雨は降っていませんでしたが雲行きが怪しかったため、
念のためにいつもの蝙蝠傘を持って出かけました。
そして仕事でクタクタになった体を引きずりながらエッチラオッチラと歩いて行き、
交差点で信号待ちをしておったのですが、ふと気づくと私、
持っていた蝙蝠傘を無意識のうちに杖代わりにし、
歩き疲れた体を支えていた次第。いつもは邪魔っけな蝙蝠傘ですが、
この時ばかりは何やら頼もしく思えました。
と同時に、あぁ、自分もとうとう杖が必要な体になってしまったのか、
まだ40代後半だというのに、何と情けない.....と
仄かな寂しさも感じたのでございます。

最近、とみに足腰が弱ってきたような気がしてなりません。
この年齢で、自らの体を支える3本目の足として杖が必要になる
というのは困りものでございます。
もちろん股間に鎮座している方の3本目の足は、まだまだ元気なのですが、
ここもいずれは、暗い洞窟の天井から逆様にぶら下がっている
蝙蝠のようになってしまうのでございましょう。

梅雨時に自らの老いを意識する。これほど鬱なことはございません.....
115ぱらっぱらっ ぱらそる:2007/07/01(日) 20:11:29

蝙蝠傘を杖代わりに歩く(;゜Ω゜;)さんに

アンブレラをステッキ代わりに歩いてみたら
なんとステーキなジェントルマンに・・・。 ( ゚Ω゚)y-~

青色の紫陽花は 晴れやかな空の色
淡いピンク色の紫陽花は 笑顔の優しいヒトの頬の色のよでございます...

雨にぬれても
http://www.youtube.com/watch?v=howEAqstkzQ



老いもまた楽し
雨もまた嬉し でございますな.....

老いてから以後、カタツムリのように遅々として這うような毎日であっても、
シルバーエイジと呼ばれるに相応しいような輝かしい足跡を
残したいものでございます.....
117転用:2007/07/08(日) 22:48:04



最近、マスコミやネット等でやたらと目に触れ、耳にするものがございます。
「 ビリーズ・ブート・キャンプ 」というダイエット運動のDVDなのですが、
この運動を考案したのは米国陸軍の元教官で、ビリー・ブランクスなる黒人。
売れ行きは別としてとにかく凄いブームのようで、往年のアイドルグループ、
フォーリーブスが「 ブルドッグ 」を歌う時に使っていた
ゴムのようなものを使用しておこなうエクササイズの様子が、
テレビCMやネットの動画投稿サイトで盛んに流れており、
私どもの自宅近所の小学生などは、このパフォーマンスを真似て
踊り狂っておりました。とにかく男も女も、老いも若きも、
♪ニッチモサッチモど〜にもブートキャンプっ!という状態。

このダイエット運動の原型となっているものは、
兵士を鍛えるための訓練法だとの事で、言わば軍事技術の一端とも言えるもの。
そんなことを申せば、戦場で殺し合いをする兵士を養成するためのノウハウが
お茶の間に入り込んできたと、テレビCMを見ながら憂えたり憤慨したりする御仁も
いらっしゃるかもしれませんが、時すでに遅し。軍事技術を転用したものは、
我々の日常生活にすでに深く遍く浸透しております。
インターネット然り。電子メール然り。車に乗れば、カーナビ然りでございます。
これらは元々、軍事技術として開発されたものが一般化・商品化された物との事。

これからも、こういった形で新商品や最先端技術が、
我々の生活に浸透していくというケースが増えていくことでしょう。
そしてかくのごとき軍事技術の転用はいずれ、地球温暖化やエネルギー資源の枯渇、
あるいは新種のウイルスによる国境を越えての伝染病の蔓延といった
グローバルな諸問題への対策という形を取って、
我々の前に現出する可能性もございます。

世界的な食糧不足に対応する人口調節のために、
「 ビリーズ・アナルセックス 」なる避妊法のDVDが飛ぶように売れる近未来.....
想像したくない悪夢のような光景でございます。

ttp://jp.youtube.com/watch?v=TrYeZAU40dM
118ピュア:2007/07/20(金) 22:22:11



得意先の若い衆と話をしていて気づいたのですが、
最近のヤングは友人のことを「 ツレ 」と呼ぶようでございます。
「 ツレ 」とは多分「 連れ 」のことなのでございましょうが、
なぜ「 友達 」と言わないのでございましょう。
「 この前、ツレといっしょに飲みに行ったんですけど..... 」
てな具合に、何やら不自然な言い回しをするのでございます。
「 友達 」という言い方に、何か照れのようなものでもあるのでしょうか。
友達の少ない私ですが、人前で「 友達 」と言うことに気後れした経験が
ございません。もっとも、最近口元に締まりが無くなってきたため、
私が「 友達 」と申すと、「 ホモダチ 」と聞こえていないかどうか
心配ではありますが。

ちなみにネット辞書で「 ともだち 」という言葉を調べてみたら
「 互いに心を許し合って、対等に交わっている人。
一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人 」となっております。
若い衆の心の内に、自分が普段つきあっている人間は、
こういった概念とは相容れない希薄な関係のものだという意識が
あるのでございましょう。それが、普段つきあっている相手をして
「 ツレ 」と呼ばしめている原因かもしれません。
人間関係というものに対して、ピュアな感覚を持つ若者ならではの
表現と言えましょう。

しかしそういった意味でのピュアが高じれば、いずれは人と付きあう、
人間とコミュニケーションを取る、ということさえ無意味に思えてきて、
行き着く先はヒッキーということになりかねません。
そして「 俺のツレ 」という言い方さえもウソ臭く思えてきて、
何か別の言い方に変わってしまうかもしれません。
「 俺の要員 」だとか「 俺の係員 」という投げやりな言い方が流行になり、
非常に仲の良い友達や無二の親友を「 太鼓持ち 」「 召使 」「 ロボット 」、
あるいは「 ダッチ・フレンド 」と呼び、挙句の果てに「 俺の肉便器 」
と呼ぶのが極めて日常的になってしまうことでしょう。

ピュアというのも良し悪しでございます.....
119背水の陣 @:2007/07/25(水) 06:45:01



来る7月29日は第21回参院選でございます。
与野党ともに寸暇を惜しんで選挙運動に勤しみ、
与党・自民党vs野党・民主党という対決色が濃くなっております。
両者とも舌鋒鋭い主張によって鍔迫り合いを展開しているようなことが
マスコミ・ネット等で報道されておりますが、私の個人的な印象からすると、
何やら手ぬるいような気がしてなりません。

与党・自民党党首、安倍晋三氏は支持率下降気味の中での逆風選挙
ということもあってか、選挙結果と自らの進退問題をリンクさせることに
消極的なようでございます。要するに負け犬とチキンの合いの子野郎で
しかもヘタレというわけなのですが、対するに野党・民主党党首、
小沢一郎氏は野党全体で過半数を超えなければ党首を辞任する旨、
公言しております。

一見すると男・小沢一郎、よくぞそこまで.....という風に感じられますが、
残念ながら私、小沢氏のこの発言から潔さとか覚悟とかいったものの片鱗を
感じ取ることができません。
と申しますのも、小沢氏ほどの政治家ならたとえ野党第一党の党首を
辞任したとしてもいくらでも食い扶持は見つかるだろうと思うからでございます。
たとえ党首を辞めたとしても、一政治家として地元に腰をすえ、
地方議員としてやっていくことは、氏の知名度や政治手腕からして十分可能でしょう。
また氏は、それが叶わずとも政治評論家やタレントとしてマスコミで活躍し、
本を書いて印税を稼ぐといった「 ツブシ 」の利く人物ではないでしょうか。
そう考えると、小沢氏の発言に私、何やら白々しさを感じてしまいます。
120背水の陣 A:2007/07/25(水) 06:47:24



もちろん私は政治の世界のことはわかりません。党首を辞めることが
どれほど屈辱的で苦痛を伴うものか、素人の私には計り知れないところでございます。
しかし国民に分かりやすい政治を執り行うのが、これからの政治家にとって
大切なことである以上、自分が背水の陣をしいているということを国民に
分かりやすくアッピールする必要がございます。

それゆえ「 参院選で敗北した場合は党首を辞める 」というような地味で
インパクトの弱い公約ではなく、もっと大衆が刮目するようなこと、
たとえば「 敵対する与党党首、安倍晋三にケツを差し出す覚悟である 」
というようなことを申すべきなのでございます。野党が過半数を取れなかった場合は、
国会の赤絨毯の上で安倍晋三に背後から掘られるのも止む無しという
背後のチンをしいて事に臨むのがよろしゅうございましょう。
然すれば、一政党の党首が選挙結果の責任を取るということについて、
どれほど屈辱的で苦痛を伴うものであるかということが
国民にも理解してもらえるのではないかと存じます。
もっとも小沢氏にそういった特殊な趣味趣向が有るのなら
屋上屋を架すということになってしまいましょうが。

もう故人ですが、作家の中上健次氏が何かの本の中で、
一昔前の韓国の政治について「 切ると血が出る 」と申しておりました。
今、日本の政治に求められているのは「 掘ると血が出る 」ような
明快さ・荒々しさではないでしょうか.....

ttp://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070705dde007010041000c.html
121hage :2007/08/08(水) 07:03:17



一週間ほど前のことですが、某ポータルサイトで提供されていた
期間限定の無料動画配信サービスで私、あるアニメを拝見しておりました。
私どもが少年時代に見ていた懐かしアニメ「 妖怪人間ベム 」でございます。
人間になる方法を探して旅をするベム・ベラ・ベロという三匹の妖怪人間が、
邪悪な妖怪や悪霊、モンスターなどを退治するというアニメなのですが、
スピード感あふれるダイナミックなバトルシーンも登場し、
おそらく現在のホラーアクション系アニメの原型となる作品ではないかと存じます。

ところでこのアニメの第16話「 山荘の妖鬼 」で、
少しばかり気になるシーンが出てまいります。
ベラとともに殺人容疑をかけられたベムが、かぶっている帽子を刑事に取られ、
その下から出てきたスキンヘッドを見て刑事が「 怪しい奴!」と叫び、
ベムをタイーホしてしまうのでございます。このシーン、一見すると
ベムが禿頭だということを理由に逮捕されてしまったようで、
ハゲに対する偏見を助長するようなシーンとなっております。

ハゲというもの、ストレスの塊だとか暗くてモテナイだとか
変質者ぽくて気持ち悪いとかいったネガティブなイメージが
常に付いて回るようですが、ハゲだということで逮捕されるという話は
聞いたことがございません。昭和40年代という古き良き時代において
オンエアされたアニメの中で、上述のごときシーンがあった
ということを知るのは、なんとも複雑な気持ちでございます。

もっとも逆に言えば昔のハゲの方々は、常にそれだけ強いストレスに
さらされていたわけで、ハゲであるということに対する精神的な耐性は
今よりもずっと強靭で大らかだったのではないでしょうか。
精巧で地毛と全く区別の付かないようなヅラが一般的になっている昨今、
逆にハゲがますます肩身の狭い思いをしているような、
いやハゲが弱々しくヘタレ化しているような気がいたします。

かくいう私も年のせいか頭髪に以前ほどの勢いが無くなっておりまして、
他人事とは申せない次第。人間、逃げ道があるとどうしてもそちらへ
身を寄せてしまうものですので、いっそのこと今からでもベムのような
スキンヘッドにしてしまい、俺の頭は御神体♪というぐらいの気概で
日々を過ごし、来るべきハゲマゲドンに備えようかと存じます.....



先日、出勤途中に車を運転しておりますと、カーラジオから
大西ユカリというミュージシャンがDJをやっている番組が流れておりました。
この大西ユカリ嬢、やがて自分の曲を流すことになってその直前に
一言コメントを述べておったのですが、曰く、「 なさけない 」女の歌だとの事。
「 赤い夏 」というタイトルの曲で、クレイジーケンバンドが歌っていそうな、
昭和テイストたっぷりの「 歌謡曲 」でございます。

歌の内容を乱暴に一言で申せば、愛する男を別の女性に譲り、
なおかつ二人を陰ながら見守っている女の心情を切々と歌ったものでした。
その女の生き様を、まぁ自分の曲だということで照れもあって
「 なさけない 」とユカリ嬢は評したのでしょう。
しかし、自分が幸せになることをあきらめて、他人が幸せになることを望むのは
ダサイことなのでしょうか。相手の気持ちを思いやって、
自分の情念を押さえ込むことが、そんなに恥ずかしいことなのでしょうか。

私たちの普段の生活が、掴み合いの喧嘩や惨たらしい刃物三昧と
とりあえずは無縁であるというのは、法治国家であるという以前に、
前述のような「 身を引く 」選択をする多くの人々がいるからでございましょう。
常に言いたいことを言い、やりたいことを存分にやる。
そういったことを良しとする国がたどり着く先は、辞書のように分厚い契約書と
自衛・虐殺兼用の銃器によってがんじがらめになった社会でございます。

今月1日、昭和を彩る数々の名曲の作詞家として名高い阿久悠氏が亡くなりました。
氏の名曲「 北の宿から 」の歌詞の一部

  着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます

が一部女性の顰蹙を買っていたことが以前にございましたが、
歌というものを男女関係という枠組みの中でしか捉えることのできないヴァカ女や
ヒット曲の揚げ足を取ることを生きがいにしている下劣なフェミニストの目から見れば
確かに不愉快極まりない歌詞でございましょう。しかし実際この世は、
「 身を引く 」人間が、血を吐くような思いをそのようにして水に流すことによって
成り立っているのでございます。また世界に目を向ければ、
中東で日夜起きている血生臭い揉め事を解決する落とし所も、
結局こういった「 身を引く 」という手法でしか見つけ出すことはできないでしょう。

CDジャケットに写っている大西ユカリ嬢の画像をネットで拾い、ムスコがお世話になった私ゆえ、
あまり彼女のことを悪く言いたくはありませんが、世間の濁流に迎合するような発言は
ミュージシャンとしての資質を疑われてしまいますゆえ、控えた方が
よろしゅうございましょう。また、この発言が彼女の本心から出た言葉であるなら、
ハイサヨナラでございます。
123真夏の昼の幻 @:2007/08/16(木) 11:53:38



夏たけなわでございます。連日のこの暑さ、不快この上もございませんが、
そういう時は冷たい水に浸かってサパーリとするのが良うございましょう。
つい最近のことですが私、プールに行って参りました。
大阪府の北摂地域にH緑地という公園がございまして、
その園内に有るプールでございます。

プールに入るのは実に10年ぶりぐらいでございました。
今時のプールは、大きな滑り台つきのプールや、川や海を模したプールなど、
利用者を楽しませるサービス精神に満ちていて、
見ているだけでも楽しいものでございます。
そしてプールで「 見て楽しいもの 」といえば何と言っても女性の水着姿。
画像データはネットでいくらでも拾えるのですが、リアルの水着、生の素肌は
そばに近寄るだけで硬化抜群の回春剤のような色気を迸らせており、
特に30代後半から40代にかけての熟した女体が水気を含んで
たおやかに蠢く姿は、もうタマリマセン。

彼女たちの霊験あらたかなお色気パワーにあやかりたい.....
そういった思いから私の視線は、上述したような熟女たちの水着姿に
まとわりついておりましたが、やがて大胆な黒水着を胸と股間に貼り付けた
ビキニ姿の熟女に焦点を合わせました。年の頃は40歳前後。
尻が垂れ下がっておりましたが、上半身はグラビアアイドル並みのラインを
保っており、エロい体をしたホッテントット族の女性といった趣。
キツそうな目元とツンとした鼻が印象的なショートカットの女性でございました。
124真夏の昼の幻 A:2007/08/16(木) 11:56:37



元々泳ぎが苦手で、あまり水の中に入ろうとしない私は、
プールサイドのベンチに腰掛けて、じっとその女性の様子を窺っておりました。
ちょっと年の離れた旦那と思しき初老の禿げ男といっしょに
プールの中で泳いだりふざけたりしている彼女の方に体を向けて、
私はトランクスの下に格納されているチンコ・レーダーを作動させ、
彼女が発するエロエロ電波を吸収していたのでございます。
レーダーは竜巻のように放射されるエロエロ電波に圧倒され、
見る見るうちに熱を帯びながら膨らんでまいりました。
しかもトランクスのその部分に、ジワ〜リジワリと黒っぽい小さな染みまで
浮かび上がってきたのでございます。

人目もありますゆえ私、慌てて足を組み、その部分を隠して座り直しました。
しかしそれが刺激となってチンコ・レーダーはますます猛り狂い、正直な話、
組んだ両足をブルブル振動させてそのまま逝ってしまいたかったのですが、
さっきから私の方を胡散臭そうにチラチラと見ているプール監視員のことが気になり、
それはできませんでした。結局トイレへ行ってヌイてしまったのですが、
元のベンチへ戻ってきた時、そこには家族連れのプール客が居座ってしまい、
私の座る場所がございません。しかも件のセクシー・ホッテントット族は、
いつの間にやら姿を消し、頭頂部の禿げた旦那一人が
背泳ぎをやっているのでございます。私は先ほどのエロエロ電波の発信源を求めて、
午後の陽射しの中で歓声飛び交うプールを一時間近くさまよい歩いたのですが、
あの刺激的な黒い水着に出会うことは二度とありませんでした。

あの御婦人の姿は幻覚だったのでございましょうか.....
人目を憚ったばかりにすべてはひと夏の幻と化して消えてしまいました。
もし、あのままベンチで逝っていれば、忘れられない思い出となったことでしょう。
実に残念でございます.....
125話せば分かる:2007/08/27(月) 22:54:18



暑さのせいもあるのでしょうが、余裕を無くしてイライラとした人の姿を
最近よく拝見いたします。こうした殺伐とした雰囲気が漂っている
時や場所において、不用意な大声やけたたましいクラクションは
禁物でございましょう。私、普段から必要以上に大きな声で喋るのは
避けておりますし、車を運転中は余程の事が無い限り
絶対にクラクションは鳴らしませんが、最近は特に気を付けております。

先日、とある商店街のアーケード筋でリーマンらしき若い男性と
原付にまたがった中年女性が話し込んでおりました。
交通事故によるトラブルではなさそうでしたが、何となくヤバイふいんき。
とは言え二人とも喧嘩腰ではなく、お互いに冷静に喋っていたのですが、
そのうちまずいことに若い男性の方が2chでは定番のリアクション、
「 ハァ?」をやってしまったのでございます。
しかもあろうことか語尾を長くし、声のトーンも高くボリュームを上げ、
「 ハ ア ーーー ?!」とやってしまったのでございます。
それから二人のトークは様相が一変し、瞬く間に刺々しい言葉の応酬に
なってしまったのですが、やがてひとしきり言い合った後、お互いに
携帯電話でどこかに連絡を取ると、反対方向へ去って行きました。

紳士的で建設的に話し合いをするというのは難しゅうございます。
ちょっとした声のトーン、ボリュームの大きさ、アクセントの強弱、
言葉の選び方、ボタンのかけちがい、チャックの閉め忘れが原因となって
思わぬ感情的なぶつかり合いが生じ、話がこじれるというケースは
よくあることでございましょう。テレンス・スタンプ主演で映画化された
ジョン・ファウルズの小説「 コレクター 」に
「 話す内容ではなく話し方に真実が隠されている 」というような一節が
出てくるそうですが、これに準じて申すなら
「 話す内容ではなく話し方で話がこじれる 」ということになりましょう。
ストレスの種が日々増えていくような気がする昨今、
相手の神経を逆撫でせずに話し合うということの困難さを
痛感しておる次第ですが「 話せば分かる 」というのは、本当は
「 話せば分かれる 」ということではないかと頓に思う
今日この頃でございます.....
126プロ意識:2007/08/29(水) 22:36:44



マスコミがマスゴミと呼ばれて久しゅうございますが、
それでもなお依然として第四の権力たる地位を確保し、
私たちの日常生活に様々な影響を与えているわけでございまして、
それゆえ、彼らが他の一般的な職業と比べて
より厳しいプロ意識を要求されるのは当然のことと言えましょう。

かなり前のことですが、豊田商事会長刺殺事件が起きた時、
現場で生中継をしていたテレビ局のスタッフのことを
某お笑いタレントが揶揄しておりました。
会長を刺殺した犯人が血まみれの刀を持って出てきた時、
思わずカメラが引いてしまって画面が遠景になったとの事。
実際にその生中継を見ていなかったため、本当かどうか確かなところは
私にはわかりませんが、普段エラソーにしているマスコミが
やり込められたような気がして溜飲が下がった思いがすると同時に、
もし本当にそうだったとしたら、何とヘタレな撮影スタッフだろう。
むしろ、刀の先端に目玉が突っ込むぐらいの意気込みで接近し、
現場の様子を撮影するのがプロというものじゃないのかと、
あきれ果てた思いをした記憶がございます。

まぁそこまで責め立てるのは酷かもしれませんし、
撮影していたのはテレビ局の人間ではなかったのかもしれませんが、
昨今、テレビ局がハプニング集と称して実際はNG特集なる番組を
制作しているのを見るにつけ、大笑いする反面、プロ意識の欠落した
アナウンサーや記者がいかに多いかを見せつけられているような気がして、
何やら不安になる次第でございます.....

ttp://www.youtube.com/watch?v=o0e8LjP94y8
127マンション”管理”人 @ :2007/09/02(日) 23:52:29



世の中には自宅警備員と称する職業があるそうでございます。
昨今、こういった職業に就く人間の数が増加し、噂によると某国の宰相も
政務の傍ら、この種の仕事に手を染めているとのこと。
世の中、めまぐるしく動いておりますが、その動きの早さには
ただただ瞠目するばかりでございます。

ところで、マンションの管理人という職業がございますが、この仕事、
一見するとのんきで気楽なように見受けられます。しかし実際は
かなり大変なようで、先日、仕事の関係でとあるマンションをお邪魔して
管理人の方とお話をしたのですが、駐車場に共用施設、
庭やごみ置き場などの点検に加えて、管理組合の事務の仕事、
防犯システムの監視に居住者からの苦情や要望を受け付ける窓口の役目と、
それはもう山のような仕事を一人でこなされているのでございます。

このようなマンションの管理人を勤めておられるのは私の知る範囲内では、
中年〜初老の男性がほとんどのようですが、
その仕事のボリュームと責任の重さを考えると、
精神的・体力的にキツイのではないかという気がいたします。
それゆえ、もう少し若い世代の人間に、こういった仕事を任せてはどうだろうか
という気がいたしました。

若い男性の管理人なら、色々とメリットも多いことでしょう。
もちろん、管理人としての教育や資格は当然必要でしょうが、
くたびれたオッサン・ジーサンよりも、若くて元気でイケメンな男性を管理人として雇えば、
上記のような激務をこなす十分な余裕もありましょうし、居住者の奥様連中にも
評判が良いというもの。駐車場でボール投げをしている子供たちに
「 君たち、そんな危ないことをしてはいけないヨ!」とバック転をしたり
トンボを切りながらたしなめる弘道オニーサンのような管理人が居たら、
悪ガキたちも素直になることでございましょう。
128マンション””管理””人 A :2007/09/02(日) 23:56:01



最近あちらこちらでマンションが立ち並び、一戸当たり数千万の価格で
売り出されておりますが、イマイチ売れ行きが伸び悩んでいると聞いております。
これからは物件自体のスペックも然ることながら、管理人のプロフィールやキャラも
付加価値としてアピールするべきではないでしょうか。また管理人は
若い男性に限る必要はなく、しっかりした管理人であるなら女性であっても
べつに何の問題もないわけでございます。管理人としての仕事を
てきぱきと片付け、時には悩める男性居住者の良き相談相手となって、
厳しい言葉で叱り付けてくれたり、顔の上に跨ってくれたり、
チンポを踏んづけてくれたりする江角マキコのような管理人が居るマンションなら私、
大借金をしてでもすぐにそこへ引っ越してしまうでしょう。

不動産業界の皆様、一度そういったことを試してみてはいかがでございましょう。
マンションの販売広告のチラシに、「 管理人 ローザ 」といった名前入りで、
黒いレザースーツ姿の女性が、鞭を振りかざしてギロリとこちらを睨み付けている写真を
載せるのでございます。マンションの売れ行きに貢献するかどうかは別として、
一つの画期的な試みではないかと存じますが.....
129破戒無慙 :2007/09/08(土) 00:14:02



聖職者の堕落にまつわる事件というのは、昨今それほど珍しいことではありませんが、
やはりこの手のニュースを耳にすると、眉をひそめずにはおられません。
岡山県の寺の住職で、妻子がありながら女性と色恋沙汰に走っていた生臭坊主が
別れ話のもつれから、交際相手の女性を脅迫していたとのこと。
人を諭す立場にある人間が、このような犯罪を犯すとは嘆かわしい限りでございますが、
それにしても一体どんな脅し文句を並べ立てたのでございましょう。
ヨリを戻さなければ、お前やお前の家族が成仏できないようにしてやるゾとか、
死んでから後、ゴキブリに生まれ変わるようにしてやるゾとか申したのでございましょうか。
同様なことを申して信者を脅していたカルト教団がございましたが、
この住職、それだけではおさまらず、お前の写真をばらまいてやるゾと脅し、
BBSに実名入りで相手女性の裸の写真を掲載したのでございます。

古来よりわが国の精神生活の拠り所となっている仏教でございますが、
歴史的に見てさまざまな文化や風習、生活環境の変化等の影響を受けながらも、
綿々と絶えることなく我々の日常生活に息づいております。
また僧侶なるもの、そういった世情というものに対して敏感であり、
機に因って法を説くと申しますか、機を見るに敏と呼ぶべきでしょうか
世の中の動きに合わせるのが極めて上手なのでございます。
寺がIT関連の技術を利用し、HPなどを開設して布教活動をおこなっているのも、
そうしたことの表れでございましょうが、此度の事件のように
IT技術を悪用し、脅迫の手段として使うというのは、もってのほかでございましょう。
先人が遺した格言に「 坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた 」という
有名な言葉がございますが、「 坊主が上手にネットの画像でマスかいた 」
というならまだしも、「 坊主が上手にネットに裸像をばらまいた 」という
とんでもない愚行に及んだのでございます。

私の個人的な印象から申せば今の世の中、
男性向け週刊誌で人生相談をおこなっていた今東光和尚のような、
破戒僧の雰囲気を漂わせながらも根っからの僧侶という人物が少なくなる反面、
仏のような顔をしながら陰では悪鬼羅刹のごとき振る舞いに興じる人間が
増えているようで、まことに由々しき事態だという気がいたします。
末法の世とは、まさにこういう状態を指すのでございましょう.....

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070905-00000301-yom-soci
130月の女神ディアナ:2007/09/11(火) 01:02:10


まだまだ暑い日が続いておりますが徐々に秋めいてきたような気配でございます。

Simon and Garfunkel - Are you going to Scarborough Fair
http://www.youtube.com/watch?v=nIoGOgqs_20&mode=related&search=

殿方はどの方もコノような若気の至りのような御経験をお持ちでいらっしゃるのでしょうか?
このyoutube曲の最後まで観る事ができますやら定かではございませぬが私くしの時は
観る事ができました。さて、コノ映画をご存知でしょうか?当時は聊かショッキングなストーリーで
御座いました。最初のような事は経験は御座いませんが最後のほうは経験が御座います。
前半のようなコトが近隣界隈で自然な如く起きて下ります昨今、家庭崩壊社会堕落のよに
なりましても致し方なく思えて為りません残念至極で御座います。
アル国の茶ルーズ玉子もコノ映画のようでなければ御月妃も今頃は金田ガーデンの先生だったの
でしょうか? 御月妃の命知らずで哀しげな瞳が忘れられないので御座います...
131美女は魔獣  :2007/09/12(水) 22:51:58



懐かしいビデオを拝見させていただき、まことにありがとうございます。
この映画ですが以前、ダスティン・ホフマン( 高岡健二 )、
キャサリン・ロス( 林寛子 )、アン・バンクロフト( 奈良岡朋子 )
という吹き替えのキャスティングで、テレビオンエアされていたのを
見たことがございます。
当時の私にはMrs.ロビンソンがとてつもなくイヤな女に見え、
イヤらしさの欠片も感じなかったのでございますが、
今あらためて見直してみると、干からびたシシャモのような饐えた色気が感じられ、
なかなか乙な熟女だという印象を受けました。

このビデオにもチラッと出てまいりますが、映画の中において
ダスティン・ホフマン扮するベンジャミンがキャサリン・ロス演ずるエレンを
いかがわしい酒場に連れて行く場面がございます。
そこで踊っていた踊り子さんが、オパーイに紐のような飾りを付けて体をゆすり、
ものの見事にその飾りをクルクルクルクル回していたシーンが私、
妙に目に焼き付いておりました。
そして「 何て器用なんだろう。どうしたらあんなにうまく回せるんだろう 」
という好奇心で居ても立っても居られなくなり、
風呂場で腰を振りながら自分のチンコを回してみたのですが、
どうしてもうまくいかず、さすがプロの踊り子さんだと感心した記憶がございます。

何やら余計なことを書いてしまいましたが、130殿にとって忘れられない
「 命知らずで哀しげな瞳 」なるもの、女性なら誰しも持ち合わせているものではないか
と存じます。そして臆病な男はその瞳の静かなる迫力に圧倒され、怯え、戸惑い、
その結果相手を傷つけ、場合によっては自分の方から逃げてしまうのでございましょう。
男は狼、女は魔物と申しますが、やはり狼と魔物では後者の方が
格が上だという気がいたします.....

ttp://jp.youtube.com/watch?v=3QsHN5VrZss
132卒業:2007/09/14(金) 07:13:39
皆様の随筆を感慨深く拝読いたしました。ワタクシは、語彙も矮小なプロライターでございます。
皆様の表現力の豊かさに感銘を受けまして、ここに何かを書き記したく思いました。

今年で45を迎えます。何の因果かこの歳にして大学3年の心理学徒でございます。
人生とは皮肉なもので、心理学徒であるワタクシの息子は明るい不登校をしております。
今年中学3年15歳。進路を本人の意思を汲み取り、ワタクシが決めねばならないのですが、
ワタクシは『不登校』なるものを経験しておりません。こんな歳になるまで逆に学生に
しがみつこうとしているみっともない中年なのでございます。

本人曰く「大学には行きたい」とのこと。この客体に随伴して出たワタクシの言葉は
「高校の勉強は、欠点より1点多くとって右から左へ受け流す」でした。
我ながら情けない言葉でございました。

親子といえど、全く別の生き物というのを思い知ったのでございます。
133虫垂炎:2007/09/15(土) 06:55:34



私どもが小学生のころ、大人になれば誰でも盲腸炎になる。
盲腸炎になったら薬で散らすようなことはせず、必ず手術しなければならない、
というようなことを親から聞かされておりました。
そして術前に為される背骨への麻酔注射がどれほど痛いものかということを聞かされ、
恐怖を覚えると同時に盲腸の手術が大人になるための
通過儀礼であるかのように感じておりました。

今では一笑に付されるような話でございます。
十人が十人、みな盲腸炎になるとは限らず、また現在では腰椎麻酔の注射は
患者に痛みを感じさせないような工夫がなされておりますし、
何よりも、手術前にアソコの毛を看護婦さんに剃ってもらうという楽しみがあるのは、
もはや常識でございましょう。いたずらに盲腸炎の手術におびえる必要は
無くなったわけでございますが、その分、大人になるための通過儀礼が
一つ無くなったような気がいたします。

もっとも、そういった子供から大人へと移行するための「 段差 」が無くなったというのなら
また作れば良いでしょうし、世の中の変化に応じて新しい「 段差 」も生まれてまいります。
評論家の切通理作氏が何かの著作の中で「 新しいタイプの大人 」というようなことを
申しておりましたが、大人かどうかということの見極めは、今までとは違った視点から
なされるべきなのかもしれません。毛にこだわるようで申し訳ございませんが、
これからの時代、毛が生えているかどうかで大人かどうかを判断するのではなく、
何色の毛が生えているか、黒かブロンドかブルネットか、硬いのか柔らかいのか、
ストレートかパンチパーマか、サラサラなのかジットリなのかという、
これまでとは次元の異なる判断基準が必要となってまいりましょう.....
134名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 18:42:40


小生の本日の話で御座います...
陽差しの厳しい中 玉のような汗をかきながら甲子園球場で野球の試合をしていたのです。
…何処と無く荒川の河川敷のようだったり...突然ユニフォームを着ている小生に本人も
うろたえて隣の見知らぬ選手に尋ねますと疑わしい目つきで 何言ってんだコイツ と
言わんばかりでしたが顎で 前を見てみな と合図をしましたので、その顎の先を見ますと
[40代全国野球大会第一回]と、あるのです。それも、関東地区代表VS関西地区代表の試合の
真っ最中なのです。なんと、小生が関東地区代表のピッチャーとなっているのです。
どうやら小生、何処かの誰かと入れ替わってしまいココに飛ばされて来たようなのでございます...
8回の表のようです。5対0...もう1点足りと関西地区代表にとられる訳にはいかないのでございます...
強烈なプレッシャーに押し潰されそうでございます。何故小生がココに居るのか…ということだけでも
内心はモン筋斗うっているような心境でありながらピッチャーが勤まる訳が無いのでございます...
コンモリ盛りあがったマウンドに立ちますと、なんとキャッチャーまでの距離が遠く自分の体力で届く筈も無く...
7回の表まで本当に小生が投げていたのだろうか? と、チョッとキャッチャーさんに聞いてみよう...と
距離を測りながら近づきますとキャッチャーが走ってきます。「アノー」と言いかけますと...そのキャッチャーは
ニコリと微笑み「そろそろ左で投げてくださいよ!」と言って肩を撫でてクルリと背を向けて戻って
行ってしまったので御座います...何故初対面のキャッチャーは小生の子どもの頃左利きであったことを
知っているのだろう...不思議に思いながらマウンドへトボトボと戻っていますと...観客席から何やら
大勢で応援する声が「ヒダリーヒダリー」と聞こえきました。え〜いもうーココは焼け野やんぱちでヤルっきゃない
と、我武者羅で投げてみますと小生の左腕はまるでバッティングセンターの機械のように剛球を投げ続け
忽ち関西地区代表の選手達を三振にしてしまったので御座います...そして小生がバッターの番と
なりました。どうせ空振りになると思いましたが左で振ってみますと...場外ホームランになったのでした。
丁度満塁でしたので4点入り5対4と、なりました。40代半ばを越え、この先は降る一方のように
思えて為らない現実で御座います。何故このような夢を見てしまったので御座いましょうか?
目が覚めますと何やら身体中が筋肉痛のように凝っているではありませんか...

なんとも不思議な夢でしょう? 何故なら小生は野球のルールも存じえ無い女で在りますゆえ...
135bon-槍:2007/09/18(火) 09:27:48

↑お題を忘れてしまいました...アレコレ考えていたのですが
例えば「熟女熟睡」私クシにはピンときません、「3PiNG」スリーピングのつもりですが...
「鳥”-夢」にします...
136任侠はどこへ?:2007/09/19(水) 01:50:29
私の父親は博徒なる仕事をしておりました。小さな暴力団の組長です。
泣くなってはや18年になります。「飲む・打つ・買う」が
父の座右の銘で、子供の私としては理解できない世界に住んでいました。

暴力団の組長という危なげな仕事をしているのですが、
父には絶対的な信念がありました。それは
「決して人は殺さない」というものです。
一般人からすれば当たり前のことなのです。しかし、
父たちの住んでいる世界では、これは珍しい感覚なのです。
父は戦争体験者で、人が人を殺めることにとても抵抗を持っている人だったのです。

ある日のこと、私の家から父親の姿が消えました。子供の私にも理由は語られておりません。
3ヶ月ほど経ってから、母親の実家にいるのがわかりました。父が
なぜにそんなところに身を隠していたかというと、父はかつての
兄弟分なる人にお酒の席でビール瓶で頭を殴られ、
外科で手術をしたとのこと。もちろん、父に忠実な子分もおりました。
その子分が
「私が行きます」という言葉を言ったそうです。これは
玉をとりにいく(相手を殺しに行く)という意味です。
その言葉を大変危惧した父は、自分が身を隠すことで
ビール瓶で殴られたことをなかったことにし、抗争を逃れたのでした。

抗争を逃れることができたのは幸いです。
私たち子供が巻き込まれることもありませんでした。
しかし、その後父親は戦争体験のPTSDが発動し
お酒の量が増していきました。博徒を引退して5年目、耳鼻科で倒れ
救急病院に搬送されました。病名は脳梗塞。入院二日目にしてこの世を去りました。

父の組は跡目に譲られていました。時代の波にのまれたのでしょう。
清水の次郎長の系譜の組でしたが、○ど○会に統合されました。
父が命を落とさず、その様を見ていたらさぞ悔しかったろうと思います。

137万死をもって:2007/09/21(金) 02:07:29
『山口母子殺人事件』がマスコミに取り立たされるたびに、
ワタクシは胸が痛くなる。ワタクシは、死刑には反対派だ。
血を血で洗う、命で命を償えるものなのだろうか? と真剣に考えていた。
ワタクシは元々犯罪者心理に興味を持っていた。そして、犯罪を行うほうにも
耳を塞ぎたくなるような生育歴などがあり、可哀想だと考えていた時期があった。

心理学の遅れも手伝って、犯罪心理のほうは早く進化を遂げてきたが、
犯罪被害者心理は昨今やっと注目されるようになった。
ベトナム戦争を期に、ホロコースト・大東亜戦争・性的虐待が現在の心理学で言われる
PTSDの3本柱になっている。

犯罪者心理と犯罪者被害者心理、どちらを考えるかと言うと
最近は被害者心理のほうに着眼するようになった。喪失というのは
簡単に埋められるものではない。ましてや、山口母子殺人事件の場合、
元村さんの心中を察するにあまりあまるものがある。21人の弁護士(現在、4人の弁護士が解雇処分)
を従え、ふてぶてしい加害者にも腹立たしさを感じている。両方の心理から考察するに、
『子宮回帰』『母体回帰』なるものは、人間誰しも無意識に持っている感覚で
あり、だからと言って犯罪をするとは限らない。加害者がよくこの言葉を使っているが、
その願望があるからと言って、あそこまで残忍なことができるものなのだろうか? 

日本に終身刑がないことが問題だと考える。しかし、これにも土地や
税金などの問題も絡み、自分では答えは出せなかった。

ところで、私は私のことをリベラル派だと思っている。この立場が
右からも左からも叩かれ、一番痛い位置だと知ったのは2ちゃんねるで
まだ最近のことであった。

138チャイナ・フリー :2007/09/24(月) 22:14:43



もう10年ほど前のことになりますが、旅先で私、とあるテレビアニメを
見ておりました。超一流の料理人になることを目指し、
修行を続ける中国人の少年が主人公のアニメでございます。
原作は日本の漫画で、清朝と思しき時代の中国が舞台となっており、
この時、私が旅先の宿で見たのは、私のおぼろげな記憶によれば、
主人公の少年が挽き肉に似せたものを大豆で作り、
それを材料にして麻婆豆腐を作るという話でございました。

旅先といういつもと違う環境で見たことと、中国人が主人公になっている
日本のアニメということから、何やら新鮮さを感じた私、思わずそのアニメに
見入ってしまいました。特にそのアニメの中での一場面、
主人公の少年が作った麻婆豆腐を食べた役人が、
少年の亡き母から同じ麻婆豆腐を食べさせてもらったことを思い出す
というシーンに私、何やらノスタルジックな感動を覚えました。
そしてその感動は、私が中国という国に対して抱いていたイメージを、
いくぶん変えてしまったように存じます。大らかでありながら
肌理細やかな優しさに満ちた無限の広がりを持つ大地.....
そんな気がいたしました。

しかし.....所詮そのイメージは、日本人が作った漫画やアニメを通して
日本人である私が勝手に作り上げたものだったようでございます。
昨今の中国製品に関するショッキングな報道、特に食品に関するニュースは、
中国に対する私のイメージを以前のものに、いや以前よりもさらに悪いものにまで
貶めてしまいました。有害物質を多く含んだ食材や加工品で金儲けをし、
それらが自国や他国の人々の胃袋に入ることに対して罪悪感が極めて
希薄だという事実を見聞きするに及び、怒りや落胆よりも恐怖を覚えてしまいます。

とりあえず有害物質を使用した食品に関しては、早急な対策が必要でございますが、
いずれは原材料の不当表示なども時間をかけてじっくりと精査する必要が
出てまいりましょう。挽き肉に似せたものを大豆で作るという程度のことなら
まだ可愛げがございましょうが、何しろ世界一の人口を擁する国でございます。
ある意味、原材料には事欠かないわけで.....

ttp://jp.youtube.com/watch?v=I3wcuaGIuLU
139名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 15:45:59
>>138さま
私もその番組を見ておりました。こちらの地方では、日曜日の午後ということもあり
家族全員で見ておりました。少年が特級○○師になるのを、楽しみにしておりました。
138さまのように心を痛めております。
140声に恋して :2007/09/29(土) 22:38:15



>>139 殿

レスをいただき、恐縮に存じます。私が信州へ旅した際に宿で見たこのアニメ、
何とも言えない不思議な魅力を感じまして、地元に戻ってからも私、
毎週日曜日の夜に欠かさず見るようにしておりました。
ただ惜しむらくは、私どもの仕事の都合で見ることができなかったり、
野球中継によって番組がオンエアされなかったりということがあり、
いつしかビデオで録画するということも等閑になって、
やがてこのアニメを見ることから遠のいてしまった次第。
果たして▼オは、見事に特級厨師の称号を獲得したのでございましょうか.....

ところで実を申しますと、私がこのアニメ番組に魅力を感じたのは、
旅先で見た際に感じた新鮮さやノスタルジックな感動もさることながら、
主題歌を歌っているミュージシャン、★黒摩季の声も大きな要因でございました。
以前から私、彼女のことがお気に入りでございまして、
特にその水晶で作ったナイフのような、切れが良くて伸びのある透明な歌声が
大好きでございました。しかも彼女の声には素朴さと淫猥さを行き来する
変幻自在の妙があり、それだけに私にとって彼女の声は極上のオカズでございました。
このアニメの主題歌は、そんな彼女の声の魅力が遺憾なく発揮されている
珠玉の一曲ではないかと存じます。

しかしそんな彼女の声も、この歌を歌っていた時がピークだったようでございます。
2、3年ほど前に何かのラジオ番組で彼女の歌声を聞いたのですが、
 ( 渡辺美里 + 葛城▲キ ) ÷ 2 というような声になっておりました。
恐らく喉が「 潰れた 」のか老化してしまったのではないかと存じます。
実に残念なことですが、そこには水晶の光のような感触は見受けられず、
単なるハスキー・ボイスに朽ち果てておりました。

とは言え、彼女のシュールな声の余韻は今も私の耳朶に木霊しておりますし、
何といっても彼女のキツイ顔立ちは私にとっては今もなお極上のオカズでございます。
それゆえ私がこれからもずっと彼女のささやかなファンであることに
変わりはございませんし、たとえ声が変わったとしても彼女ならば
ミュージシャンとしてまた新たな展開を見せることでございましょう.....

何やら不躾なレスになってしまって大変申し訳ございません。
何とぞお許しくださいまし。失礼いたしました.....
141( ´Д`)ノ~~ さらば青春 @ :2007/10/08(月) 23:51:11

 

「 ほぅ.....これは懐かしい..... 」
そのサイトを目にした時の私、思わずこう呟いておりました。
ネットサーフィンをしていると、ふとしたはずみに禿げしく懐かしいものに
行き当たる場合がございます。一週間ほど前のある夜、
私が見つけたのもそんなセピア色の記憶を掘り起こすものでございました。
SM関係の某会員制サークルのサイトなのですが、
私が大学生だった頃、深夜のバラエティ番組「 11PM 」で
そのサークルが紹介されていたのでございます。

はっきりとは覚えていませんが、その時の11PMにおいて、
サークルの主催者が会を立ち上げたきっかけや、
SMプレイの実演を始めとする活動内容などがレポートされており、
当時それを見た私の印象では、SMを真面目に勉強している研究者団体
といった感じでございました。そして番組内でこのサークルの
連絡先電話番号も紹介され、一瞬で暗記した私は、それから数日後、
わざわざ隣町まで行くと、駅前の電話ボックスに入り、その電話番号を
プッシュしたのでございます。

当時二十歳前後だった私、脳内は性欲過飽和状態でございます。
自分もこのサークルに入会し、SMを学術的に考察し勉強してみたいと、
股間を膨らませながら知識欲に目覚め、さらに今風に申しまするなら、
SMを通して「 自分探し 」をしようなどと脳天気な決心を固めたのでございます。
そして、民放の大手テレビ局が堂々と紹介しているんだから大丈夫と思い込み、
このサークルが、危険で怪しい集団ではないと確信した私は、
彼らの活動に参加しようと電話をかけたのでございます。

しかしそのような決心をしたなどと、さすがに両親には打ち明けることができず、
また携帯電話など無い時代のことですので、自宅から連絡を取るのは避け、
人知れずわざわざ隣町まで行って公衆電話で連絡を入れたのでございます。
やがて受話器の向こうで数回、呼び出し音が鳴った後、
中年女性が電話口に出てまいりました。
「 はい、●●ダ●●●ールです 」
142( ´Д`)ノ~~ さらば青春 A :2007/10/08(月) 23:54:22



ちょっと水商売風のオバサンの声でしたが、ヤバそうな雰囲気は感じられず、
私は臆する事無く言いました。
「 あのぅ、テレビで見たんですけど..... 」
私は、即座にサークルへの参加手続きや所在地など具体的なことを
教えてくれるものと思っていたのですが、そのオバサンは「 ああ、そうですか..... 」
と申して一呼吸おいた後、「 東京まで来れますか 」と尋ねてきたのでございます。

もちろん、サークルの活動拠点が東京の方にあることはテレビを見て知っておりました。
しかしその時の私の頭の中は、すでに会の一員となってM女に縄掛けをしたり
浣腸をしたりという自分の姿しか無く、そこに至るまでのプロセスはスッ飛んでおりました。
電話口のオバサンの問いかけは、そんな私に覚悟の程を確かめているかのように聞こえ、
私は自分の欲情と妄想に不意に水を浴びせかけられたような気分になりました。
同時に、本当にこのサークルは大丈夫なのか、信用できるところなのかと
突然の疑心暗鬼に囚われ始め、ついつい「 いいえ 」と答えてしまったのでございます。

「 残念ですが御案内できませんね。東京まで来てもらわないと..... 」
「 わかりました.....すいません 」
私はそう言うと電話を切りました。東京まで行くには新幹線で3時間くらいかかる所に
住んでいた私でしたが、新幹線の切符を買えないほど貧乏だというわけではなく、
また大学生という身分から比較的時間に余裕があるため、
金銭的・時間的に東京へ行くことは必ずしも不可能ではなかったのでございます。
しかし、ヘタレな私には所詮、その程度の冒険さえもできなかったのでした。

馬鹿野郎〜!と夕陽に向かって走り出したくなる衝動をかろうじて抑え、
電話ボックスを出てトボトボと家路についた私でございました。
それから約四半世紀後、ネットでこのサークルのサイトを見かけ、
自らの青春の1ページとその終焉を思い出し、
ひとしきりホロ苦い思いに浸った次第でございます.....
143夢の途中 :2007/10/13(土) 23:38:39



美内すずえ・作「 ガラスの仮面 」という少女マンガがございます。
天才的な演技力を持つ少女が女優として成長していく姿を描いた物語で、
1976年に連載が始まり途中休載を経て、未だに連載の続いている
息の長いマンガでございます。以前、テレビでも実写ドラマ化されており、
私も拝見したことがございますが、このマンガ、来年8月に蜷川幸雄氏の演出による
音楽劇として上演される事になっており、それより先、昨年の2月には
マンガの中で主人公・北島マヤとライバル・姫川亜弓が主役の座をかけて競い合う
「 紅天女 」という演劇をベースにした新作能が披露されたとのこと。
恐らく、この「 紅天女 」もいずれは実際に舞台化され、演出家の手による
現実の演劇として公演されるのではないかと存じます。

最近の邦画・テレビドラマはマンガを原作にしたものが多いそうでございますが、
恐らくこれからはそういった傾向が主流になりましょう。
また世界に誇るマンガ大国のわが国ゆえ、ショービジネスに限らず、
技術開発の面においても利便性や経済性、安全性やエコロジーとかいった、
これまで重視されていた開発目的が二の次となり、マンガというものが
一つのモチーフとなってくるかもしれません。現にマジンガーZの格納庫や
銀河鉄道999の発射台の設計をおこなっている建設会社がありますし、
ドラえもんを実際に製作しようとしている某大手企業があるとも聞いております。

夢のある話でよろしゅうございますが、あまり夢を追いかけすぎて
現実を見失うのは考え物でございましょう。
今まで人間の生活そのものに役立つようにとおこなわれてきた技術開発が、
人間の夢を実現するという目的によって進められていくというのは、
必ずしも人間を幸福にするとは思えません。もちろん科学技術の発展は
もともと人間の夢を叶えるところから出発しているのでございますが、
それは万人にとっての夢であり、一部のマニアやヲタクにとっての夢ではございません。
UMAや心霊現象、都市伝説の謎を解明するためにMATやSRIといった役所を
政府の予算で作るのは明らかに行き過ぎでございましょう。

私個人としては、実験人形ダミー・オスカーに出てくるような人形の女が
早く実用化・商品化されて廉価で市販されることを望んでいるのですが、
世の中にはそんなことよりももっと早く現実化する必要のあるものが
たくさんございましょう。ともあれ、そちらの夢を優先して社会全体にとって
プラスになるようなものを作り出すのが、先決ではないかと存じます.....

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070904-00000016-oric-ent
144トータル・リコール :2007/10/25(木) 00:16:23



東京都港区において昨年6月、スイスに本部があるS社製のエレベーターが
誤作動を起こし、高校生が死亡するという悲惨な事故が発生しております。
同社製のエレベーターの不具合はそれ以降も何件かマスコミ等で報道され、
大阪府堺市では乗客が負傷、神奈川県平塚市では、建築基準法に違反した仕様の
同社製エスカレーターで、小学生が重体となる事故が起きております。

エレベーターの無い一戸建ての家に住んでおられる方や、
健康のためにエスカレーターやエレベーターを利用せず、階段を使う人々には、
この手の事故は対岸の火事のようにお感じになられるかもしれませんが、
中古マンションに住み、不健康でもいいから楽がしたいと考えている
私のような人間にとっては、とても他人事のようには思えません。
つい先ごろも、大阪市西成区の警察署において、このS社製のエレベーターが
ひとりでに急上昇し、最上階の天井に衝突したとのこと。
これがいかに恐ろしいことか、対岸の火事のように思っておられる方々にも、
わかりやすく卑近な例で申し上げますれば、たとえば妻や恋人を可愛がるために
使用していた電動コケシが、突如として猛スピードでひとりでに膣の中に潜り込み、
子宮の内壁に激突したようなもの、と申し上げればその危険さのほどは
御理解いただけましょう。

上述した以外にも、何らかのトラブルがこのS社製のエレベーターでは
数多く生じているそうでございます。それに対するS社の対応は、
私の印象では何やらイマイチ誠実さに欠けるようでございまして、
メーカーとしては「 終わっている 」といったところでございましょう。
消費者や利用者にとって、機械というものは正常に動いていても何らかの
クレームの対象になってしまうものでございます。
PCで文章を打ち込んでいる際に、「 ふいんき 」が変換できないことや
「 薬剤師 」が「 ヤクザ医師 」と変換されたりすることに
イライラとされる御仁もいらっしゃいましょう。ましてや事故が起きて
実際に人が負傷したり死んだりした場合、そういった機械のメーカーは
被害者側への迅速できめ細やかな対応が必要でございますし、
一般のユーザーや利用者に対して重大な説明責任を負うわけでございます。
その辺のことをこのS社は、十分に理解しているのでございましょうか。

とにかく、検査の手順や内容を今一度見直し、ユーザーや利用者が
完全に安心できるよう、管理会社と連携して保守・点検をおこなうことが、
S社にメーカーとして課せられた義務ではないかと存じます.....

ttp://mfeed.asahi.com/kansai/news/OSK200710220038.html
145トップ怪談:2007/11/03(土) 20:20:37



私が厨房の頃の話でございます。学校の休み時間中、トイレへ行った私は、
大便用トイレの個室の中から聞こえてくる人声を耳にいたしました。
声は押し殺した男子生徒の声で、いかにも忌々しそうな舌打ちや、
ある特定の教師を罵る刺々しい言葉がときどき混ざっており、
声を聞いた印象では複数の人間が話をしていたようでした。
トイレには私以外、誰もおらず、何やら剣呑な雰囲気を感じた私は
早々に用を足すと、逃げるようにトイレを後にいたしました。

中にいたのは恐らくDQN生徒で、おおかたオナニーでもしながら
教師の悪口に栗の花、いや、話の花を咲かせていたのでしょうが、
少なくとも2人、あるいは3人、ことによると6〜7人が
中で話をしているように聞こえました。狭い個室ゆえ「 そんなのありぇねぇ 」と
お思いでしょうが、DQNは何でもやるのでございます。
トイレの個室だろうがコインロッカーだろうがお構いなし。
まさに「 そんなの関係ねぇ 」というところでございましょう。

それはともかく、外から中の見えない密室でヒソヒソと声がするのは、
相手がDQNでなくとも、薄気味の悪いものでございます。
昨日、野党党首と与党党首がいくつかの懸案事項について
トップ会談をおこなったものの、たいした収穫も無く物別れに終わったとのこと。
その内容に関してマスコミを通じて何がしかの報道がなされておりますが、
私、このトップ会談に前述のようなDQNがトイレで咲かせた栗の花.....ではなく
話の花と同じにおいを感じました。何となくヤバイ相談をしているようで
不安でございますし、この手の話し合い、何もかもオープンにして
おっぴろげで事を進めるというわけにいかないというのがデフォルトでございまして、
本当はいったい何を話し合ったのか禿げしく気になります。

この国が妙な流れに呑み込まれ、キナ臭いにおいが立ち込めはしないか、
ただそれだけを祈るばかりでございます.....

ttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/politics/?1194058491
146老兵は要らず:2007/11/10(土) 22:11:28



先月31日、名古屋空港において試験飛行中のF2支援戦闘機が離陸に失敗、
炎上しております。さいわい、搭乗していたテストパイロットは軽いケガですみ、
大規模な二次災害を引き起こすことも無かったのでございますが、
一つ間違えれば市街地で墜落、市民に大勢の死傷者が出たり、
空港内の一般乗客が事故の巻き添えになったりしていた可能性もあり、
冷や汗ものでございます。

それにしても意外に思ったのですが、この戦闘機のテストパイロット、
操縦士も副操縦士も年齢が50代との事。経験豊富なのは一向に構いませんが、
一般の旅客機やセスナ機ではなく、戦闘機でございます。
豊富な経験とともに、ある程度の体力や運動神経なども要求されましょう。
門外漢の私にはよくわかりませんが、50代というのは、そういった要求を満たすには
チョト微妙なお年頃という気がいたします。
もちろん、事故原因がこのテストパイロットの技能にあるとか
操縦ミスだとか申すつもりはございませんが、何やら違和感を覚えた次第。
ダッチワイフの性能を試すために雇われた50代のテストプレーヤーが、
誤って穴を開けてしぼませたというのとは全く次元の異なる事故なのでございます。

かくいう私も、あと4、5年もすれば50代に突入してまいりますが、
近頃では体力や運動神経の衰え、記憶力低下に判断力の欠如、
勃起時の角度不足やオナニー回数の減少など、
老いをヒシヒシと感じさせるような兆候が表れておりまして、
そのうち仕事の上で支障が出てきて、お払い箱になるのではないかと
ビクビクしております。とはいえ、そういった老いが原因で人命に関わるような
危険な事故を引き起こすリスクが生じた場合、
いつでもクビになる覚悟はできておるつもりでございまして、
その覚悟があるだけまだ自分は若いのではないか?
とまぁ、かようなオメデタイことを考えながら過ごしている今日この頃でございます.....

ttp://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-31X279.html?C=S
147バイオメトリクス :2007/11/18(日) 23:40:30



今月7日、東京都の某所において防衛省主催の軍事技術に関する
研究発表会が開かれました。まるでSFアニメに登場するような、
先端技術をふんだんに使ったハイテク満載の兵器や装備が紹介され、
なかでも自衛隊員が陸戦において使用する先進個人装備システムは
なんと「 ガンダム 」と呼ばれ、ハイテクの塊ともいえるような代物なのですが、
この装備、敵に奪取された際の対策として生体認証による
機密保持の機能を有しているとのこと。

しかしケチを付けるようで申し訳ございませんが、戦場で使う装備でございます。
具体的にいかなる生体情報を利用するのか、指紋なのか虹彩なのか静脈なのか、
何かそれ以外のものか存じませんが、敵は装備奪取の際に殺害した
兵士の肉体を切り刻んで生体認証に利用するでしょうし、あるいは逆に
生体認証に利用するために兵士を殺して肉体を切り刻むということも考えられます。
もちろんそういったリスクにも対応した生体認証なのでしょうが、
単細胞で素人の私としては本当に大丈夫なのかと、
その必要性と信頼性に疑念が生じてまいります。

最近、タバコの自動販売機に顔認証システムを取り入れ、
自販機に備えたカメラが捉えた顔の画像で購入者が成人か否かを判別することが
可能になったそうでございます。しかし素朴な疑問として、たとえば未成年が
付け髭やカツラなどを使って中野D児や志摩紫光のような成人に変装し、
このカメラの前に立った場合、どうなのでしょう。
実を申しますと私、このスレを立てた者なのですが、スレタイに表示されている顔
 ( ゜Ω゜)y-~〜oO○ も何を隠そう世を忍ぶ仮の姿、変装でございます。
まぁそんなことはどうでもよいのですが、変装以外にもシステムを突破する手段は
考えられましょう。親兄弟さえ平気であぼーんしてしまう最近の未成年のこと、
その辺を歩いているオッサンを適当にオヤジ狩りし、自販機のカメラにかざすために
首チョンパすることなど屁とも思わないのではないでしょうか。

先端技術を応用したセキュリティ・システムなるもの、
元来はこういった野蛮な行為から一般人を遠ざけるためのものであったはず。
それが技術革新と比例してそのリスクが逆に高まるというのは、
何とも皮肉な話でございます.....

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071107-00000023-maiall-ent
148のび太に告ぐ :2007/11/27(火) 23:29:15



「 ドラえもん 」の主役、のび太は勉強がダメな怠け者、
弱虫でおっちょこょいで他力本願な少年ですが、私が小学生の頃は、
眼鏡をかけた少年と言えば、のび太とは若干趣が異なる
ガリ勉というイメージが一般的でございました。
勉強はできるがスポーツはダメ、気が弱くて喧嘩はからっきしだが
物知りでいざという時に頼りになる友達.....小学生の頃の私にとって、
眼鏡をかけた少年のイメージは、そのようなものでございました。

ところが私が高校生の頃、ある事件が起きました。
クラスメイトの男子二人が些細なことから喧嘩となり、
その一方がちょうど眼鏡をかけた少年だったのでございます。
勉強好きなおとなしい少年だと思っていたのですが、
言い争いが始まってから数秒で禿げしい殴り合いになりました。
慌てて近くに居た同級生が割って入り、大事には至りませんでしたが、
眼鏡をかけた少年というもの、おとなしくて気弱だという先入観があった私には、
ショッキングな出来事でございました。

それから2年後、大学生となった私は、キャンパスのあちこちで
学生運動をしていると思しきセクト集団をときおり見かけたのですが、
「 どうだ! 反論してみろ! どうだ! 反論できないだろう!」
「 それを日和見主義というんだ!」と唾を飛ばしながらまくし立てて
議論している彼らの多くが、眼鏡をかけていることに気づきました。
それから大学を卒業後、就職して社会人になった私は、
仕事先で出会った人物のうちで、癇癪持ちの人間や肌の合わない者の中に、
かなりのパーセンテージで眼鏡をかけた男が含まれていることに気づきました。

申すまでも無くこれは私の個人的な印象であり、眼鏡をかけた男性が
すべてそうだと断定するつもりは毛唐ございませんが、私にとって
眼鏡をかけた男はチョトヤバイという固定観念ができあがってしまいました。
これが眼鏡ではなくバタフライマスクをつけている癇癪持ちの女王様なら
嬉々として肌を合わせるのですが、眼鏡をかけた男はどうも苦手でございます。

某国の総理がその任に就いて早二ヶ月になりますが、
眼鏡をかけたこの総理、何だかんだと言われながらも前任者とは違って
今のところ前向きに事を進めているようでございます。
このまま化けの皮もチンポの皮も剥がれずに職務を全うできればイイのですが、
元総理のバカ男が「 政治の世界には上り坂も下り坂もある。そして『 まさか 』
という坂もある 」などとほざいておりました。ふとしたことが原因で鶏冠に来て
失敗せぬよう、冷静な判断をもって職務を遂行して貰いたいものでございます.....

ttp://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071121/stt0711211251001-n1.htm



フランスのタイヤメーカー、ミシュランが発行する観光案内書が、
東京のレストランを高く評価いたしております。このガイドブック、
「 星 」と呼ばれているマークの数によってレストランの料理を格付けする
権威ある書物だということで知られ、たとえその数が一つであっても、
星が付くということは、そのレストランにとって名誉なことであり、
星が3つ付いた店の料理は極めて優秀、非常に美味だとのこと。
今回、このガイドブックの東京版が初めて発行されたのですが、
そこに掲載されたレストランすべてに星が付いており、
斯様なことは、このガイドブックの発行史上、初めてのことでございます。

ところで、格付けのためにレストランや料理の調査をおこなうのが、
ミシュランの匿名調査員。身分や正体を隠してレストランで食事をし、
料理の質を採点するそうですが、一般的に言って日本において自分の店に
ガイジンが来れば、どの店もそれなりに気合を入れて料理を作り、
接待すると思われます。また和食に関する知識が不十分な
フランス人調査員にしてみれば、まぁ最初なんだからとりあえず
高評価にしておいて、あとから下げればいいやと考え、
日本のレストランにとって甘い評価が下ったという可能性は無いでしょうか。

また、こういった調査対象となる店は事前に篩いにかけられているわけで、
JR環状線の駅近くにあって、駅の構内にまでプ〜ンとイイ匂いが漂ってくるが、
何の肉を調理しているのかよくわからない店や、顔じゅう皺くちゃの爺さんが
手鼻をかみながらカレーを作り、出来上がったカレーの皿に手づかみで
福神漬けを盛り付けている店とかには、決して調査には訪れないでょう。
断っておきますが、今挙げたのはあくまでもたとえばでございまして、
必ずしもそのような店が実在するというわけではございません。
しかしそういった店に限って異様に料理が美味しいもので、
味で星を付けるなら、美味しい店というのはそれこそ星の数ほどございましょう。

あるレストランの出す料理が優秀だとか美味しいだとかいうのは
多分に主観的なものでございましょう。その主観に基づいた評価で
一喜一憂するのも、何やら痛いという気がいたします。
そんなことよりも私は、焼き豚よろしくタコ糸でキリキリと自分の体を緊縛している
デブの自縛マニアのようなミシュランのマスコット、通称ビブことビバンダムの姿に
なぜか萌えてしまうということを申し上げて、レスを締め括りたいと存じます。
失礼いたしました.....

ttp://www.asahi.com/food/news/TKY200711190221.html
150医は忍術  :2007/12/05(水) 06:35:26



歯科の診療所は、コンビニエンスストアの数よりも多いそうでございます。
先月のことですが、テレビを見ておりましたらそのようなことが報道され、
過当競争にある歯科診療業界の現状やそんな歯科医のために働く
経営コンサルタントの仕事の様子が画面に映っておりました。
歯科医については開業さえすればあとは、ぉkというわけにはいかなくなり、
歯科診療業界は冬の時代に入ったという感がございます。

過当競争による弊害もございましょうが、医師という肩書きに胡坐をかいて
漫然と患者を治療しているというのも考え物でございましょう。
ましてやミスをする歯科医、ヘタクソな歯科医などは競争によって
淘汰されるのもイイかもしれません。以前私が勤めていた会社の上司が
酒の席でぶちまけていた話ですが、長年かかりつけだった歯科医が
ヤブだったので別の歯科医に変えたそうでございます。上司の話では
虫歯の治療をした歯を急遽、全部抜かなければならなくなったそうで、
治療が不完全だったために歯の内部で虫歯が進行していたとの事。
で、上司曰く、その歯科医を問い詰めたそうですが、

「 ということは先生、歯の奥の方が虫歯だったというわけですね 」
「 そうですなぁ 」
「 その虫歯の部分の治療はしていなかったわけですか 」
「 そうですなぁ 」
「 つまり、その部分を放置したまま、上から蓋をした.....と? 」
「 そうですなぁ 」
「 いや、『 そうですなぁ 』じゃなくて..... 」
「 そうですなぁ 」

と、ニベもない有様。仕方なく上司は、別の歯科医のところで
抜歯してもらい、以後、問題の歯科医の診療所を中心に
半径10m以内の場所には近付かないようにしたと申しておりました。

私もついこの間に、別の歯科医にかかりつけを変えたばかりでございます。
そのあたりのいきさつや新しいかかりつけ歯科医のことについては、
またの機会にお話いたしますが、ともあれ、医は仁術と呼ばれていた時代から、
市場原理にのっとった医は算術と呼ばれる時代に禿げしくシフトチェンジし、
個々の歯科医がそんな現実に耐え忍ぶことを強いられる医は忍術という時代に
突入したようでございます。それが医師側・患者側、どちらにとってメリットがあるか、
両者にとって + に作用するか、はたまた - の結果しか生み出さないか、
今後が注目されるところでございます.....
151悦王 ◆hzzwZZRBhk :2007/12/05(水) 18:29:11

 >>150
  そんなもん、どこの業界でも同じ。

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152悦王 ◆hzzwZZRBhk :2007/12/05(水) 18:33:08

 でも、歯医者は 「 医者 」 とは呼べないないなぁ・・・・・

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153野球は巨人 司会は巨泉 :2007/12/05(水) 23:53:44

歯医者を「 医者 」と呼べるかどうかは
色々と議論の余地が有るかもしれませんが、
まぁ確かに、歯医者さんごっこをやっている子供を見かけたことは
ございませんな.....
154゛〜.彡 浮世の風 〜;彡゛~:2007/12/09(日) 08:57:23



苦手なことでも、仕事とあれば遮二無二やらねばならないことがございます。
その日、私は支払いが滞っているあるお客様の御自宅へ、
停車中の営業車の中から携帯電話でお支払いの督促をしておりました。
このお客様、たちが悪いというわけではなく、
どうやらまだ若くてお人好し過ぎるために色々と無理難題を引き受け、
結果そのツケが周囲に巡り巡って来るという構図になっているらしく、
それゆえこちらとしてもあまり強く迫るのが躊躇われるのでございます。

で、なんとか支払いをお願いします、いやもう少し待ってくれと
押し問答になっていたわけなのですが、その最中、受話器の向こうから
小さな子供、恐らくは乳幼児と思われる子供のむずかる声が
暫し聞こえたのでございます。それほど大きな泣き声ではございませんで、
多分そばに奥様がいらっしゃり、その子を抱いてあやしていたのかもしれません。

仮にこれがその子のむずかる声ではなく、奥様のムズムズするような喘ぎ声なら、
片手に携帯 心に妄想 唇に生唾 センズリが人生〜♪とばかりに、
もう片方の手でゴシゴシと一発ヌイていたでしょうが、聞こえたのは小さな子供の
泣き声でございます。自分が何やら悪質な取り立て業者になったような気がして
非常に辛ぅございましたが、言うべきことは言わせてもらいました。
しかし子供の声に動揺したせいか、やや険のある話し方になってしまい、
結局あとでお金は頂けたわけですが、非常に後味の悪い思いをいたしました。

以前、あるテレビ番組の中で、俳優の吉田栄作が
自分の少年時代のエピソードとして以下のような話をしておりました。
家によく来るおじさんが自分のことを可愛がり、公園で一緒に遊んでくれた。
しかしあとでそのおじさんが自分の父親の借金を取り立てに来ていた
金融業者だったことを知り、随分と複雑な思いをした.....というのでございます。

私にはその金融業者のような器用な真似はとてもできません。
プロ意識に欠けると言われればそれまでですが、
誰の子にしろ、またどんな形にしろ、まだ何も知らない小さな子どもを
浮世の風に晒すのは、私には到底耐えられないのでございます.....
155悦王 ◆hzzwZZRBhk :2007/12/11(火) 20:31:51
  
 >>154
  晒せ 晒せ そんなもの。
  餓鬼の頃からそういうの見て来た人間は 力強く 育つ。
  温室育ちのお子ちゃまは意気地が無くなる。

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156マッチ箱の少女:2007/12/17(月) 00:52:14



美容研究家として名高いメイ・牛山さんが、
今月13日に心不全で亡くなっております。
日本の美容業界に大きな影響を与えた人物とのこと。
謹んで御冥福をお祈りいたします。

美容業界といえば私、先日とあるポータルサイトの広告スペースに、
美容関連の商品もしくはサービスを売っていると思しき企業の
お遊び系コンテンツが載っているのを拝見いたしました。
5つの質問に答えると、「 あなたの懐の深さがわかる 」という
心理テストのようなもので、女性を対象にした内容でございます。
しかし40代後半のむさくるしいオヤジがこんな心理テストを受けても
まぁ罪にはなるまい、と思い、ネカマ気分で順番に質問に答えていったのですが、
テストの診断結果は「 マッチ箱程度 」。
私の懐の深さは、検便容器なみだということでございました。

所詮はお遊びやゲームの類とは言え、女性を対象としたものである以上、
もう少し気を使った診断結果にならないかと思いました。
他にいかような診断結果が用意されているのかは存じませんが、
妙齢の女性、特に思春期を迎えた少女にとっては、
自分がマッチ箱程度の狭い心の持ち主ではないかと知らされるのは、
さぞかし辛ぅございましょう。もっとも、それは男性の側から見た場合の感想であり、
当の女性にしてみれば、たかだかネット上の販促用コンテンツに
一々目くじらを立てるなんて馬鹿げていると軽くスルーしてしまうのかもしれません。

美輪明宏氏が、男という生き物は肝っ玉( キンタマだったかもしれませんが )が
禿げしく小さい生き物だ、というようなことを申しておりました。してみれば
私が上記のような感想を抱いたのは、男性であるところの私の
男性たる所以だったのかもしれません。
そして確かに、男性を対象とした斯様な心理テストで「 マッチ棒程度 」
という診断結果が表示されれば、そのサイトが炎上するのは
火を見るよりも明らかだという気がいたします。

男性とは弱々しく、かつデリケートな生き物なのでございます.....
157悦王 ◆hzzwZZRBhk :2007/12/17(月) 14:31:11

 >>156
  フフフ 面白い。

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158お役所仕事:2007/12/20(木) 23:15:30



公務員や役人というもの、人から何を言われようが黙々と働き、
地道に自らの職責を全うするものだというイメージがございますが、
最近はどうも様子が違うようでございます。何やら自分たちの存在価値を
ネガティブな形でアピールしようという傾向が強く、社保庁職員による
年金記録の杜撰な管理体制などは、その典型例といえましょう。

先ごろ佐世保で起きた散弾銃乱射事件、犯人の37歳・男は、
精神状態の不安定さを指摘されながら、銃を4丁も手に入れ、
その所持許可の更新も難なくパスしていたとの事。
しかも事件前、近隣住民から警察に対し、犯人の異常な行動を訴え、
何とかしてほしいという声があったにもかかわらず、当局が銃の所持に関して
効果的な対応をしていなかった事が明るみになっております。

もちろん事件の本筋は、道端に転がっている犬の糞程度の下劣なキチガイが、
身勝手な妄想の果てにやらかしたオナニー型犯罪というところでございましょうが、
単純に考えて、このウンコ野郎が銃さえ手にしていなければ、
少なくとも今回のような形での犯罪は防げたはずでございましょう。
私は警察の悪口は言いたくありませんが、銃を持って街なかをウロウロと
歩いているような男から、警察の力で銃を取り上げるということが、手続き上
そんなに難しいことなのでしょうか。また、犯人の事件前の奇行から
犯罪の発生を予見した前述の住民の訴えは、理に反することだったのでしょうか。
理不尽な要求だったのでしょうか。理解できない訴えだったのでしょうか。

マスゴミやネットで、またぞろ警察叩きがおこなわれることでしょうが、
この件に関して私は警察の肩を持つことができません。たぶん当局は、
銃の所持許可について手続き上問題は無かったという線で
押し通すつもりなのでしょうが、少なくとも道義的責任は追及されましょう。
しかしそんなものは彼らにとってはカエルの面にションベン、馬のマラに念仏、
強姦魔にコンドームといったところかもしれません。今回の事件に関し、
彼らは冒頭で述べたような傾向から、社保庁の職員同様に
心の奥底ではひょっとすると以下のような思いを世間一般に対して
抱いているのではないでしょうか。

どうだ見たか。俺たちがちゃんと仕事をしないと、テメーら困るだろ?
  ああ? いいかぁ、俺たちに感謝しろよぅ〜

主よ、願わくばこの国が役人の賄賂天国にならぬよう守りたまえ。アーメン †
159名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 23:57:21



         ∧_∧
        ( ´∀`)
        /,   つ
       (_(_, )
         しし'
160年の瀬の非日常:2007/12/31(月) 19:32:44



慌しい師走の下旬だというのに私、風邪を引いてしまいました。
おまけに勤め先で棚卸しを兼ねた年末の大掃除をして
腰に負担をかけたためか、背中から臀部にかけて強張ったような痛みが
生じてまいりました。仕事納めとなって自宅で安静にしておりますと
腰の痛みは引きましたが、風邪はしつこく居座っているようで
どうも体の調子が芳しくありません。今日は昼近くまで
寝床で臥せっておりましたが、やがてゴソゴソと起き出すと
自宅の方の大掃除をシンプルに一時間ほどで済ませてしまいました。

今もまだ大掃除をされているかたもいらっしゃるかとは存じますが、
この大掃除なるもの、まことに厄介なものでございます。
体力的な負担も然ることながら、大掃除にとって欠かせないのは
てきぱきと段取り良く進めていく強固な精神力でございましょう。
押入れの中を綺麗に片付けて掃除しようと思い、
昔のアルバムや若い頃に読んだ本を引っ張り出しているうちに、
思い出に耽ってシンミリしたり、何の気なしにパラパラとめくっていた
古い文庫本を、気が付くと数十nも読んでしまっていたり.....
適当にハタキをかけるか乾拭きをして済ませるつもりだったのが、
いつの間にか半日以上も経っているのでございます。
そこまでいかずとも、卒業アルバムを見ているうちにムラムラして
昔の同級生のセーラー服姿でヌイたという経験のあるかたも
いらっしゃいましょう。そして結局、中途半端なままに掃除を終えて、
新年を迎えるというわけでございます。

もっとも、そういった諸々の寄り道やハプニングも大掃除の楽しみと
言えなくもありません。大掃除とは元々、どちらかと言えば
日常的な風景とは少しずれた時間の中にあるもの。
意識が非日常の世界に迷い込むのも至極当然でございましょう。
また、神経がささくれていくようなことの多い日常から脱し、
時間が溶けていくような非日常の中にたゆたうひと時も、
忙しい年の瀬であればこそ、逆に必要ではないでしょうか。

何やら脳天気な極楽蜻蛉めいたことを書いてしまい、失礼いたしました。
それでは皆様、良いお年を.....
161展望:2008/01/01(火) 09:58:37



皆様、あけましておめでとうございます。
平成20年、キリ番の年の元旦、いかがお過ごしでしょうか。
初詣、おせち料理にカルタ取り、羽子板・双六・姫始とお正月は
楽しいことが目白押しでございますが、書初めなどされているかたは
おられましょうか。

某オンライン百科事典によれば、書初めは通常1月2日におこなわれる
となっておりますが私、カキ初めは元旦の夜にすることと決めております。
もっとも体調不良のため今夜はできそうにないわけで、まぁそれはさておき、
新年を迎えて自らの夢や今年の目標、好きな言葉や座右の銘などを墨書し、
清々しくて厳粛な気持ちになろうという、この書き初め、
書道という文化が一般庶民に根付いている我が国に独特の
実に有意義な風習でございます。

ところでこれより先、もうすでに昨年のことになりますが、
12月12日には京都の清水寺においてその年一年の世相を反映した
漢字一文字が発表されるという「 今年の漢字 」なる行事がとりおこなわれ、
貫主がその漢字を大きく墨書いたしております。ある時は喜ばしき世相をめでて
人々になおいっそうの精進を促し、またある時は荒れ狂った人心を戒め、
世の流れを正しい方向へ導こうという、この行事ですが、
昨年の「 今年の漢字 」は、相次ぐ食品偽装や年金記録の杜撰な管理といった
不祥事を象徴して「 偽 」という漢字が選ばれたとのこと。

京都の名刹が、師走におこなうこの行事に対して、
一般庶民が睦月におこなう書初めは、まさに対極をなすものと言えましょう。
漢字一文字によって過ぎ去りし一年を振り返り、書初めによって
今年一年の行く末を展望する。過去の反省の上に未来は成り立ち、
未来へ一歩踏み出すことによって人間の英知は蓄積されていくものでございます。

書初めを漢字一文字にしてみるのもまた一興でございましょう。
もし今年がどのような年になるか、あるいはどのような年にしたいか、
漢字一文字で表すなら、皆様はどんな字をお選びになるでしょうか。
私ならさしずめ「 変化 」.....いや、漢字「 一文字 」ですので、
「 責任 」というところでございましょう。

それでは皆様、本年もよろしゅうお願い申し上げます。 <(_ _)>
162悦王 ◆hzzwZZRBhk :2008/01/06(日) 17:45:22

 悦王の今年一年の抱負を漢字一文字で表すと

 「 黙 」   ・・・・・だな。

 と、書いて笑う俺がいる。
 まぁ 毎日毎日、よく喋るわ、俺。   ハハハ
 誰か止めて!   笑

_____________________________
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163弘法も不貞を謝り:2008/01/07(月) 23:57:55

沈黙は金なり、チンポコは亀なりと申しますな.....
164( ゜Ω゜)y-~〜oO?:2008/01/20(日) 00:18:05

恐れ入りますが、テストでございます.....
165悦王 ◆hzzwZZRBhk :2008/01/24(木) 12:52:53

 >>163

  俺は自分の人生において、黙りたくないんだよね。
  思いの丈を、人に伝える努力をしてゆきたい。
  正しいと思っていることに対して、沈黙するということは、希望を失くすこと。

  良スレ
保守 age

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166名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/25(金) 10:19:18
>>165
いちいちageてレスしてくんな!AAが目障り、消えろ!ボケ!
167Good-bye My Dentist @:2008/01/27(日) 13:54:23



去年のことでございますが私、歯科医のかかりつけを新しいところに変えました。
今までの歯科医は、どちらかと言えば歯科医と言うよりかは歯科職人
といったタイプの先生でございまして、六尺豊かな上背といかつい髭面、
がっちりした体躯に大きな声音と、近寄りがたいふいんきの人なのですが、
腕はなかなかでございました。ただ、少々荒っぽいところが有って、
少しぐらいの虫歯なら、麻酔もかけずにドリルでそのまま削ってしまいます。
で、私はその荒療治の洗礼を何回も受けたわけですが、そのたびに私の体は
治療中の苦痛から、生きたエビのように弓なりに反り返り、
治療が終了すると全身汗まみれになっておりました。

ただ、腕が確かなせいなのか、私がマゾなのかはわかりませんが、
そんな荒療治でも私、決して逃げ出すような事はございませんでした。
むしろその苦痛に耐えながらギュイーン、ギュイーン、ギュイーンと虫歯を削ってもらい、
全身の筋肉を痙攣させて汗をかくと、えもいわれぬ爽快感を覚えるのでございます。
言うなれば、私にとってその医院での虫歯治療はスポーツの一種でございました。
それゆえ、治療の時はランニングシャツに短パンといういでたちで、
あるいは汗をかくんだからどうせなら服など着ずに上半身裸で、
いっそ全裸で治療台に腰掛けようかなどと目論んだこともございます。
168Good-bye My Dentist A:2008/01/27(日) 13:55:46



そういうわけで長らく私はその歯科医をかかりつけにしていたのですが、
治療がスポーツである以上、体力を消耗します。そして年齢を重ねるにつれて
体力というものは衰えてくるわけで、やがて私はその体育会系的な治療に
ついていけなくなりました。老いたのでございます。
その歯科医の治療によって苦悶し、汗をかいた疲れが翌日まで後を引き、
仕事中に眠気を催すようになったのでございます。
勤務中に車を運転することもあり、居眠り運転でもしては大変だと思い、
私はとうとうその歯科医から別の歯科医へとかかりつけを変えてしまいました。

今ではそのような体育会系治療とは縁の無い歯科医院に通い、
痒い裏筋に手が届くような、ソフトで肌理細やかな治療を受けております。
しかもちょっとした楽しい思いもさせてもらっておりますゆえ、
そのことについてはまた日を改めてお話し致したいと存じますが、
前のかかりつけの先生の医院は今でも仕事の関係で、
車に乗って前を通ることがございます。
そしてときおり以前の治療のことを思い出し、全裸で治療台に腰掛け、
虫歯を削られて苦悶しながら股間のドリルを膨らませている
自分の姿を目に浮かべ、当時を偲んでいる次第でございます.....
169名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/09(土) 09:46:06
ほす。
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                   :人;;;;;;;::::::..... ... . .. ... ..:::::;;;;;;/ ヽ
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           ,.-'"  \:      \;; :... . ...:::;;;;;-''"     |   \
         /.     \        ~>、,.-''"      |     \
    ,,..-‐'''""        ヾ    ,.-''"|    /――――、/      \
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                   \/    i ̄ ̄i
171名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/16(土) 09:32:58
ますます加齢を感じる世代ですよね。










拾壱
拾弐
拾参
拾肆
拾伍
拾陸
拾七
拾八
拾九
弐拾
弐拾壱
弐拾弐
弐拾参
弐拾肆
弐拾伍
弐拾陸
弐拾七
弐拾八
弐拾九
参拾
173名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/21(木) 13:02:03
参拾壱
174    夢の跡     :2008/03/02(日) 10:36:27



一ヶ月ほど前、仕事先へ向かうために車を運転していた時のことでございます。
何回か通ったことの有る住宅街を走っておりますと、更地になっている一角が
見えてまいりまして、私の記憶に間違いが無ければ、去年のクリスマスには
そこに瀟洒な一戸建ての家が建っていたはずでございます。ディズニーランドの
エレクトリカル・パレード並みのイルミネーションで飾られていた家でございました。

巷がジングルベルの喧騒に包まれていたその時、私が思ったのは、
この家にはどのような人が住んでいるのだろうか、きっと安定した高収入があり、
夫婦仲睦まじく子どもは2人いて両方とも塾に通い、父親は出勤前の早朝に
飼っているミニチュアダックスフンドを散歩させ、母親は家事の合間にネットショッピングや
昼ドラを楽しみ、土日祝日には家族みんなでドライブに出かけているのだろう.....
ということでした。そして父親が勤めに出ている昼下がり、母親と子どもたちが、
その家の門構えや壁面、ベランダなどに電飾の飾り付けをしている光景が
私の頭に浮かんでおったのでございます。
175    夢の跡     :2008/03/02(日) 10:37:22



赤の他人の私には、なぜあの家が無くなって更地になってしまったのか、
あの家に住んでいた家族はどうなったのか知る由も無いのですが、なにやら
物悲しい思いに囚われました。幸せそうな家族の幻影を垣間見せてくれた家が
消え失せて更地となり、クリスマスのイルミネーションで華やかに彩られたあの家を
もう二度と見ることはできないのだ.....そう思うだけで鬱になってしまいました。
あの時のイルミネーションは、あの家族があの家で過ごす最後のクリスマスの
イルミネーションだったのでございます。

アダモの「 雪が降る 」やイブ・モンタンの「 枯葉 」が聞こえてきそうな光景でしたが、
私には、重苦しい津軽三味線や琵琶の音が聞こえてきそうな、もっと陰鬱な印象が
ございました。季節が冬だということで、余計にそう感じたのかもしれません。
何やらこの国の将来を予感させるような、不吉な光景でございました.....
176名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/02(日) 20:40:20
あら、お久しぶりね。
177( ゜Ω゜)y-~〜oO○ :2008/03/02(日) 21:24:02

>>176
オヒサにございまする。

1月半ばぐらいから何やら20行を越える長文が
書き込めなくなったようで難儀しておる次第。
単語やAAは、ある程度までなら20行を越えても
書き込めるようでございます。

これはいったいどうしたことでございましょう.....
178♥ 愛しきマグロに花束を ♥ :2008/03/05(水) 23:46:57



先日、某AVレーベルのサイトでサンプル動画を見ておりましたら、
ある女優さんの逝き方があまりにも激しいのでビクーリしてしまいました。
どのように激しいかと申しますと、エクスタシーを感じた時に
自分の顔や足、身の回りのものを、平手もしくは握り拳で力任せに
叩くのでございます。またある時は自分の快感と肉体を
一つに融合させようとするかのように、ブルブルと震えるほど
思い切り拳を握り締めておりました。

迫真の演技だという可能性もございますが、少なくとも私の印象では、
これがこの女性の「 素 」の反応のように見えました。
オーバーなリアクションではございますが、それゆえにHをした相手の男性としては、
自分がいかにも優秀なテクニシャンであるかのように錯覚し、悪い気はしないでしょう。
179♥ 愛しきマグロに花束を ♥ :2008/03/05(水) 23:49:33



しかしそういった過剰なリアクションも、時として相手側の男性にとっては、
思わぬ災難をもたらす場合がございます。たとえば、まぐわっている最中に
女性の拳で顔や胸を殴られたり、あるいは逝く寸前にモノを抜いて
顔射しようとしたところに強烈なフックが命中したりという事がございましょう。
また、たまたま股間に触れた女性の手が、オーガスムスに衝き動かされ、
ブルブルと震えるほど思い切りチンポやキンタマを握り締めて、
壊死や破裂を引き起こすことだってございましょう。
こういった女性を相手にHをする場合、大げさかもしれませんが、
死の危険と隣りあわせということも有りうるのでございます。
180♥ 愛しきマグロに花束を ♥ :2008/03/05(水) 23:51:39



女性経験が乏しい ( かと言ってもちろん男性経験が豊富だということでは
ございませんが )私が申し上げるのも片腹痛きことではございますが、
こういった安全面を鑑みれば、マグロも悪くはないのではないか?
斯様に思った次第でございます.....
181名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/06(木) 08:49:57
ゲイ用語も十分ご存じなようで・・・。
182悦王 ◆hzzwZZRBhk :2008/03/06(木) 12:32:46

 >>180

  ×   笑

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183羽田 夕夏:2008/03/06(木) 22:36:42

くどいようですが、私はホモではございません。変質者でございます.....
184  象の真実   :2008/03/13(木) 23:32:02



今月1日、日本ビデオ倫理協会( ビデ倫 )の審査員が、
わいせつ図画頒布幇助の廉でタイーホされております。
アダルトビデオの自主審査団体として活動しているこのビデ倫、
その審査をパスしたビデオが猥褻だと警察当局から決め付けられたわけであり、
面目丸潰れでございます。

今回の摘発に関して、ビデ倫側は表現の自由を侵害するものだと反発していますが、
何やら昨今こういった自主審査団体が乱立しているとのことで、
そういった業界内のイニシアチブを巡る暗闘が此度の摘発の背景にあるような気がする
と申すのは、私の勘繰り過ぎでございましょうか。
185  象の真実   :2008/03/13(木) 23:33:46



猥褻物に関するニュースと言えば、先月半ばにも、或る写真集が
猥褻物にあたるかどうかについての判決が最高裁にて下されております。
米国人写真家が上梓した写真集に男性器のアップの写真が含まれていたため、
当局が輸入禁止の措置をとり、それに納得がいかない出版社サイドが争っていた
裁判の判決でございます。最高裁は件の写真集に猥褻性は無いと判断、
出版社サイドが勝訴しております。

猥褻性の有無を何をもって判断するか、私ども素人にはよく分かりません。
過去にはこんな事例もございます。30年ほど前、「 知られざる世界 」という
ドキュメンタリー番組がテレビで放映され、その中において、
局部がモザイクもカットもほとんど無い状態で、しかもアップで
映っていたことがございました。
186  象の真実   :2008/03/13(木) 23:36:47



それは或る両性具有者の性器だったのですが、番組内容は、その両性具有者が
どちらの性を選ぶかを決める過程を、主として医学的見地から取材した
ものでございました。私の脳内記憶によれば、この番組がオンエアされたことによって
当局が番組スタッフを事情聴取したというようなニュースは聞いておりませんし、
それ以降番組が突然打ち切りになったということもございません。
もっとも、スポンサーが大手自動車メーカーだったので
警察が摘発に対して二の足を踏んだという見方もありえましょうが。

猥褻性に関して、表現の自由を主張する者 vs その行き過ぎを規制するものという
図式で理解するのはたやすいことでございますが、群盲象を撫ず、というのが
実情ではないか.....門外漢ではございますが私、斯様に思う次第でございます.....


187名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/15(土) 13:41:12
ゲイやレズビアンは両性具有者ですね。
188名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/16(日) 13:17:03
ワタシは♂好き:♀好き=7:3です
189  氷の世界   :2008/03/17(月) 22:15:50



何やらすっかり春めいてまいりまして、先月の大雪が嘘のようでございます。
その先月のことですが、下旬ごろ仕事の関係で京都府亀岡市まで車で出かけました。
それはもう大変な雪でございましたが、タイヤチェーンを装着するほどではなく、
くねくねと曲がった山道をソロリソロリと車を走らせておった次第。

寒い季節にドライブをする時、タイヤチェーンは欠かせません。先月のように
市街地でも突然大雪が降ることがあるため、スリップによる事故防止のため、
タイヤチェーンは冬のドライブの必需品といえましょう。
しかしこのタイヤチェーン、慣れていないといざという時にオタオタしてしまい、
装着するのに時間がかかったり、場合によってはどうしてよいか
全く分からなくなってしまうものでございます。
190  氷の世界   :2008/03/17(月) 22:18:07



三十路を越えてまもなくのことですが、ある女性とお付き合いさせて頂いた時、
2人きりでドライブに出かけたことがございました。
大阪府から京都の舞鶴まで往復する日帰りのドライブだったのですが、帰路、
海沿いの峠のような場所で大雪に見舞われ、チェーンを装着しなければいけない
ということで車を路肩に停めて装着作業を開始いたしました。ところが当時の私、
タイヤチェーンを巻くのは初めてのことだったゆえ、さっぱり要領を得ず、
ジャッキで車体を浮かせたまでは良かったのですが、そこから先どうやってチェーンを
タイヤに巻きつけたら良いかが分からず、覚束無い手つきで試行錯誤を続け、
いたずらに時間だけが過ぎていきました。

雪がちらつく寒い場所で、交際相手の女性は私の装着作業が終わるのを
傘を差してじっと待っていたのですが、タイヤとチェーンを相手に
不毛な悪戦苦闘を繰り返している私に対して業を煮やしている様子が
アリアリと見て取れました。そして私がチェーンを縺れさせ、車軸に絡めてしまい、
ニッチモサッチモドーニモならなくなるに至っては、まるで眼球からツララが生えてきたような、
冷たく尖った彼女の視線が私に向けられて来ました。一方、私はといえば、
そんな彼女の視線に加えて、ヘタをするとここで一夜明かさなければならなくなる
という懸念から、頭の中はパニック寸前でございました。
191  氷の世界   :2008/03/17(月) 22:21:27



結局私たちの車の近くに停車して、自車のチェーンの装着を始めた
2トントラックの運転手さんに助けを求め、チェーンの装着を手伝ってもらい、
事無きを得たのですが、楽しくなるはずのドライブはにわかに重苦しくて
居心地の悪いものになり、私と彼女の間は ブリザ〜〜ド ブリザ〜〜ド♪ 
という結果となってしまいました。付き合っている相手がタイヤチェーンも巻けない男で、
しかも寒い所で長時間待たされた。そのことが彼女のプライドをどれだけ傷つけ、
不愉快な体験となったか、まだ青臭いところの抜けきらなかった当時の私には
理解できず、彼女の不機嫌な態度に対して何やらひどく理不尽な思いをし、
売り言葉に蚕屠場となってしまったのでございます。正直なところ、その日は夕食後、
言葉巧みに彼女をラブホに誘い、私のシフトレバーにチェーンではなくてスキンを装着しよう。
そして彼女がぉKしたなら生で逝こう、と目論んでいたのですが、その企みは虚しく
潰えてしまったのでございます。
192  氷の世界   



今やもうホロ苦い思い出でしかない記憶ですが、浜田省吾の『 悲しみは雪のように 』
を聞くたびに以下の一節が当時のことをまざまざと蘇らせ、
自嘲的な気分になる次第でございます.....



君は怒りの中で
子どもの頃を生きてきたね
でも時には
誰かを許すことも覚えてほしい



失礼いたしました.....