【連続リレー小説】「再会2005夏〜遠い日の花火」

【連続リレー小説】「再会2005夏〜遠い日の花火」

２

三瓶です

４０になってから夏が苦手になった。
最近は冷房も苦手だ。
地下鉄のドアが開いた。いつもの匂いだ。

ほんの２年前には、気にもしなかったことに
祐一は、「これは老いの始りなのか」
と自問自答を繰り返しながら会社へ向うのだった。

会社と言っても社員２０人ほどの零細印刷会社、
しかし、大学を出て以来、この会社一筋に生きてきた
祐一には、ひとつの理由があった。
それは、社長夫人の明子の存在であった・・・

二人は、高校時代に付き合っていたのです。
それが、入社した会社の社長夫人だったのに
祐一は、当初驚き、また明子も同じ思いで今日まできました。
お互い過去を出さず一社員として対応していました。

しかし、思いもよらない出来事が・・・

あるバーで飲んでいたときのことだ。
そこは小さなバーだった。
店の中央にはピアノがあってマスターが興が乗るとたまにだが弾いてくれるのだ。

「ねぇマスター」
「何だい？」
「あの曲を弾いてくれるかな？」
「あの曲って」

「清水健太郎だよ！」

「あぁ・・ところでアキちゃんはどうしてるんだろうね」

高校時代、ちょっとオマセな祐一は年齢を誤魔化して
よくこのバーに入り浸っていたのです。もちろん明子を連れて

「アキ？うん・・・」
祐一は言おうかい言わまいか、悩んでいた

「ほらよ」
「？」
「カクテルだ。あの時の」

「法螺よ」
「？」
「悦司だ。あのアホの」

「思いだすよ〜ねぇマスター、あの時の俺ってかっこ悪かったかな？」

「思いだすよ〜ねぇマスター、あの時の法螺ってかっこ悪かったかな？」

「飛鳥だよ！」

「あぁ・・ところでのりりんちゃんはどうしてるんだろうね」

「のりりんは田舎に帰って特定郵便局の局長と結婚したよ」
「じゃ今は大変だな」
「どうなるんだろ？郵政民営化は」
「で、アキは？」
祐一はカクテルを飲んだ。

悦司も法螺を我慢して唾を飲み込んだ。

　￣￣￣￣￣￣○￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　O 。
　　　　　　　　　　　　　　　　 , ─ヽ
＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　/,/＼ヾ＼ 　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|＿＿|＿＿|＿＿|＿　　 __（（´∀｀＼　）＜　というお話だったのサ
|＿|＿＿|＿＿|＿＿　／ノへゝ/''' 　)ヽ　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
||＿＿|　　　　　　　 | | ＼´-｀）　/　丿/
|＿|＿|　从.从从　　| ＼__￣￣⊂|丿/
|＿＿|| 从人人从.　|　/＼＿＿/::::::|||
|＿|＿|／//ヽヾ＼　 /　　　::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|／　　　　　　　　＝ 完 ＝

「そこにいるのはわかってるんだ、悦司、こっちに来いよ」
「・・・・・」
「いつもお前はそうだ。昔から」

「・・・・・」

「悦司、舌を引き抜くぞ」
「・・・・・」
「いつもお前は法螺吹きだ。昔から」

「・・・・・」

悦司は昔からそうだった。
２０年前も、アキとのりりんといたときもそうだった。
マスターもこの店も、そして俺も・・・・・・

「なーに考え込んでるのよ？祐一」
「アキ？」
「忘れたの？今日が何の日か？」
アキはそう言って悪戯っぽく笑った。

>>26
祐一も笑った。
マスターも笑った。
悦司も笑った。

これでいいのだ。

「今日は楽しみにしていたジャズセッションの日じゃない」
アキはそう悦司に問い掛ける。
「あぁ、アドリブ合戦ね！」
嬉しそうにそう答える悦司に対し
アキは冷ややかに、鼻で笑った。

>>28
「ドラムの手を潰したのよ」
アキは悦司を見ながら、そう心の中でつぶやいた。
「これであの背の高いドラムは出てこれないわ」

アキは思い出したように大声を出した。
「そうだ！！」
悦司は又嘘がばれたのかとﾋﾞｸｯと体を震わせる。
そんな悦司にアキはこう問い掛けた。

「ねぇ悦司！！あんた法螺が得意じゃない！！代わりに出なよ！！」

悦司はそりゃ違うと、心の中でつっこみを入れた。

「これからアドリブ合戦を始めます」
「では最初は・・・・」

悦司はドラムスの椅子に座っていた。
「こうなりゃヤケッパチだ！」

背の高い手を潰されたドラムは黙ってその光景を見ていた。
「チキショウ！」

･･･曲のイントロが流れる。
各パートが其々迫力のある演奏で悦司のドラムソロを待つ。


･･･悦司失禁。

そして悦司は奇声と共に、いきなりピアノの上に立ち演説を始めた。


「オレは元プロのドラマーでござんす。
　姓は佐藤、名は悦司」
「まぁ聞け。」
「朝、目を覚ますと、額にアブラ蝉の死体がくっついておりまし
た。」
「大変気分を害したので、それをミンミン蝉だと思うことにし
ました。」
「偽りは人の為なのです。いいことです。」
「では佐藤を囮に？一体何の為に!?」
「囮部隊隊長は･･･佐藤ｲﾁﾛｰ中将を推薦したい！」
「異議無し！」
「異議無し！」
「脳内一人小芝居楽しいぞ」
「義烈空挺糞悦隊！ありったけの法螺爆弾を縛着しているが史実ではハリボテであったと･･･」


･･･鳥肌的虚言妄想オンステージ。

空爆準備　ﾋﾋﾋ

アホ悦司がウィルス投下するってか！！

空爆

空爆

クラシカルなジャズの音色に妙にマッチする・・・
そんな悦司の自虐的小芝居であった。

「私はこういうものだが．．．」
悦司は差し出された名刺を見た。
名刺にはこう書かれてあった。

宇宙企画
代表取締役社長
星一徹

と

「俺は蒲鉾屋の御曹司だぞ！！由緒正しい家柄だぞ！！超大金持ちなんだぞ！！」

負けずに悦司は言い返す。

『･･･たかが蒲鉾屋で御曹司はねぇだろｺﾉﾊﾞｶ･･ｗ』
隣で聞いていたアキは、心の中でそう呟き
笑いを堪えていた。

一徹は涼しい顔で
「胡散臭い環境自慢はわかった。」
「で、君自身の価値はその首にぶら下った法螺だけかい？」
そう切り返す。

追い詰められた悦司は
「ｸｸｸ･･･ｺﾉﾊﾞｶ　ﾌﾟ　ｹﾗｹﾗ→←↑↓★」
どうやら唐突に電波を受信したようだ。

アキは堪らず吹きだした。
一徹も笑った。
和やかな空気が場を包んだ。

それを見た悦司は、我に返り赤面した。
『今更電波芸はねぇよな･･･』
そう自分に突っ込みを入れながら･･･。

「ウチに来ないか？悦司君」
一徹はそう言った。
「君のその芸風がウチには合うと思う」

その頃、のりりんの家では
「郵政選挙だって」
のりりんの夫は夕食を食べながらつぶやいた。
「どうなるんだろう？」

空爆

小泉首相は今回の郵政選挙を、空爆と表現していた。参議院に空爆を
落とされたように感じたからだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　
のりりんは言った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うちは民主党を入れるとしても、結果はふたを開けてみないとわからない
　わね。」

空爆

空爆

空爆

空爆

イタいおばちゃん乙。悦司ってあんたの理想の男性像？　イマイチ貧乏臭いんだよねw
んで、擁護キャラの佐藤もヘンだし。まぁ、２ちゃんは金のかからない時間つぶし
なんだろうけど、真剣にじぶんの将来（つーか現状？）と向き合った方がいいって。
きっとまだ間に合うよ！　頑張って！！　とりあえず「こくごどりる」からでもw

．．．
「悦司、俺にも声が聞こえる」

225 ：糞悦さん＠自虐いっぱい：2005/07/21(木) 13:29:24
　　　ｸｸｸ
　　　ﾋｷｺﾓﾘｶﾞ
　　　ｺﾉﾊﾞｶ
　　　ｵﾄﾞﾚｵﾄﾞﾚﾋｷｺﾓﾘ
　　　ｸｸｸｸｸ･････


　　　　　↓（ちょうど一年前・・・）


41 ：悦司 ◆eV8FCIi0bg ：04/07/11 18:44

　　 .∧＿∧　/_You You You
　　　（■д■）0　　　　　　　 .∧＿∧
　　 (９,　∨　 つヽ　　　　　　（■д■）0 ＜I Neeｔ Yo Yo Yo！
　　　/＿人_/´　　　　　　　 (９,　∨　 つヽ
　　,,/　/´＼＼ ､､　　　　　　/＿人_/´
　　''＼＼　/　/ "　　　　　(（　(⌒)　）)
　　 ( （__/　ヽ__） )　　　　 ( （__/　ヽ__） )

42 ：悦司 ◆eV8FCIi0bg ：04/07/11 18:45

　　 .∧＿∧　/_You You You
　　　（■д■）0　　　　　　　 .∧＿∧
　　 (９,　∨　 つヽ　　　　　　（■д■）0 ＜I Neeｔ Yo Yo Yo！
　　　/＿人_/´　　　　　　　 (９,　∨　 つヽ
　　,,/　/´＼＼ ､､　　　　　　/＿人_/´
　　''＼＼　/　/ "　　　　　(（　(⌒)　）)
　　 ( （__/　ヽ__） )　　　　 ( （__/　ヽ__） )

43 ：悦司 ◆eV8FCIi0bg ：04/07/11 18:45

　　 .∧＿∧　/_You You You
　　　（■д■）0　　　　　　　 .∧＿∧
　　 (９,　∨　 つヽ　　　　　　（■д■）0 ＜I Neeｔ Yo Yo Yo！
　　　/＿人_/´　　　　　　　 (９,　∨　 つヽ
　　,,/　/´＼＼ ､､　　　　　　/＿人_/´
　　''＼＼　/　/ "　　　　　(（　(⌒)　）)
　　 ( （__/　ヽ__） )　　　　 ( （__/　ヽ__） )

　　　　　,／　　,,,,,,,,,,,,"'ヽ、
　　 　　/　,,,／"　　　 `ヾ, .`ヽ,
　　　./ /"　　　　　　　 .ヾ,　 .ヽ
　　　i /o　　悦　　,,;:::""　ヾ、　,,i_
　　　i.i0　　　　　 ",〆,ソ,　　v, r.i
.　　 i ヽ, ,,〆,,,,　　　""`　　　ヾ6| ＜　ユぅゆぅﾕ……アい…………に、ニートよ!!
. 　　ヾ i,　, 〆,,　＼,　、　　　.ヽｊ 　　　
.　　　　ヾ,　""　　,　ο). ヽ,　　　 i
　　　　　ヽ　　 /τ",,=ニェ,, ）,、 . i 　　　　
　　　　　　i, 　 i　〆エェxノ"　　　ii,
　　　 　　　　ヽ　ヽ ヾ-==~　　　　,ヽ
.　　　　　　　 ヽ,,　　　　　　　,,ノ　 ＼
　　 　　　　　　　　　 `ヽ ,,,,,__,　　
　　　　　　　　　　　　　　ヽ,

　“踊る踊る引き篭もり＆NEETな元祖電波中年・元気印の悦司さん（43歳・独身）”

悦司死す。享年43歳

「惜しいことをしたのう」
星一徹は泣いた。
「かあさんや、俺は相変わらずだな」

10 ：悦司 ◆eV8FCIi0bg ：04/09/29 12:41:52
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,;
　　　　　　　　　　　　　　　　　 λ,,,,　　　　λ,　　ﾄﾞｻｯ !
　　　　　　　　　　　　　 ⊂;;,⌒'(。ω@　　　:;。)∵
　　　　　""゛"　゛""゛　"""　 ∪ ゛""""゛　"""゛""""゛""

･･････････。。。
さよなら悲劇の２ＣＨキャラ悦司ということで･･
宜しくお願い致すませり。




　　　　　,／　　,,,,,,,,,,,,"'ヽ、
　　 　　/　,,,／"　　　 `ヾ, .`ヽ,
　　　./ /"　　　　　　　 .ヾ,　 .ヽ
　　　i /o　　悦　　,,;:::""　ヾ、　,,i_
　　　i.i0　　　　　 ",〆,ソ,　　v, r.i
.　　 i ヽ, ,,〆,,,,　　　""`　　　ヾ6| ＜　うﾌふフﾌﾌﾌﾌﾌ……
. 　　ヾ i,　, 〆,,　＼,　、　　　.ヽｊ 　　　
.　　　　ヾ,　""　　,　ο). ヽ,　　　 i
　　　　　ヽ　　 /τ",,=ニェ,, ）,、 . i 　　　　
　　　　　　i, 　 i　〆エェxノ"　　　ii,
　　　 　　　　ヽ　ヽ ヾ-==~　　　　,ヽ
.　　　　　　　 ヽ,,　　　　　　　,,ノ　 ＼
　　 　　　　　　　　　 `ヽ ,,,,,__,　　
　　　　　　　　　　　　　　ヽ,



　“先天性アホの悲劇を致す（し）ませりの元祖電波中年・悦司さん（43歳・独身）”

「祐一、祐一」
音がしない声がする。
「祐一、フォースを使え」
フォース？
何だ、フォースって
「悦司か？」
悦司は死んだはずだ。祐一は思う。

「祐一、俺だ、悦司だ」

★フォース１ら！！
★★フォース２ら！！
★★★フォース３ら！！

ダークサイドに身を投じた悦司は
僅か数ヶ月で、２７歳から一気に４３歳へと老けてしまったのであった。

「再会2005夏〜遠い日の花火」

エピソード４
「新たなる希望」

http://www.happy-page.jp/batuneko.gif

豸＾ー＾豸Ｖ

ｷｯｽｿ ﾁｭｳ〜 ﾝﾝ〜ﾝ ﾁｭｳ〜 ☆☆☆

ﾉﾉ; -_"-)　
　(σ ＼σ 　　
　　＼　)
　　く く
ﾁｬﾁｬﾁｬ ﾁｬﾗﾗﾗ♪

ﾉﾉ; -_"-)　
　/　　 つ　 　
（　(　 ）　　　
　ヽし　 　　　
ﾗﾗﾗﾗ ﾗﾗﾗ〜♪

41 ：悦司 ◆eV8FCIi0bg ：04/07/11 18:44

　　 .∧＿∧　/_You You You
　　　（■д■）0　　　　　　　 .∧＿∧
　　 (９,　∨　 つヽ　　　　　　（■д■）0 ＜I Neeｔ Yo Yo Yo！
　　　/＿人_/´　　　　　　　 (９,　∨　 つヽ
　　,,/　/´＼＼ ､､　　　　　　/＿人_/´
　　''＼＼　/　/ "　　　　　(（　(⌒)　）)
　　 ( （__/　ヽ__） )　　　　 ( （__/　ヽ__） )

42 ：悦司 ◆eV8FCIi0bg ：04/07/11 18:45

　　 .∧＿∧　/_You You You
　　　（■д■）0　　　　　　　 .∧＿∧
　　 (９,　∨　 つヽ　　　　　　（■д■）0 ＜I Neeｔ Yo Yo Yo！
　　　/＿人_/´　　　　　　　 (９,　∨　 つヽ
　　,,/　/´＼＼ ､､　　　　　　/＿人_/´
　　''＼＼　/　/ "　　　　　(（　(⌒)　）)
　　 ( （__/　ヽ__） )　　　　 ( （__/　ヽ__） )

43 ：悦司 ◆eV8FCIi0bg ：04/07/11 18:45

　　 .∧＿∧　/_You You You
　　　（■д■）0　　　　　　　 .∧＿∧
　　 (９,　∨　 つヽ　　　　　　（■д■）0 ＜I Neeｔ Yo Yo Yo！
　　　/＿人_/´　　　　　　　 (９,　∨　 つヽ
　　,,/　/´＼＼ ､､　　　　　　/＿人_/´
　　''＼＼　/　/ "　　　　　(（　(⌒)　）)
　　 ( （__/　ヽ__） )　　　　 ( （__/　ヽ__） )

　　　　　,／　　,,,,,,,,,,,,"'ヽ、
　　 　　/　,,,／"　　　 `ヾ, .`ヽ,
　　　./ /"　　　　　　　 .ヾ,　 .ヽ
　　　i /o　　悦　　,,;:::""　ヾ、　,,i_
　　　i.i0　　　　　 ",〆,ソ,　　v, r.i
.　　 i ヽ, ,,〆,,,,　　　""`　　　ヾ6| ＜　ユぅゆぅﾕ……アい…………に、ニートよ!!
. 　　ヾ i,　, 〆,,　＼,　、　　　.ヽｊ 　　　
.　　　　ヾ,　""　　,　ο). ヽ,　　　 i
　　　　　ヽ　　 /τ",,=ニェ,, ）,、 . i 　　　　
　　　　　　i, 　 i　〆エェxノ"　　　ii,
　　　 　　　　ヽ　ヽ ヾ-==~　　　　,ヽ
.　　　　　　　 ヽ,,　　　　　　　,,ノ　 ＼
　　 　　　　　　　　　 `ヽ ,,,,,__,　　
　　　　　　　　　　　　　　ヽ,

　“踊る踊る引き篭もり＆NEETな元祖電波中年・元気印の悦司さん（43歳・独身）”

悦司死にました。

「アキ、あのこと憶えているか？」
「あのことって」
「悦司があんな風になってしまった本当の理由だ」

アキは答えた。

「多分･･･日頃抑圧された生活から生み出された逃避人格･･･」
「いつしかその逃避人格が一人歩きしてしまったのでしょうね･･･」


二回目の夏も、もう終わろうとしている

悦、拗ねた？ｗ

基地外でも人並みに拗ねるのか？

アキは悦司の亡骸に唾を吐いた。

「地獄に落ちるがいい、イゾルテの息子、森の中の羊の群れよ！」
「お前のは一体、何者だ？」
祐一は思った。こいつはカタギじゃない。

俺が昔いた世界から来た女だ。

http://www.happy-page.jp/nekoni.gif

その女の名前は麻木。
悦司をおもちゃにして弄んだ女。

強気の悦司は、結局麻木とのリアな展開に戸惑い自爆を繰り返した。
そして虚言妄想将軍の烙印を押された。

:::::::::::::::::::::::::::::::::|~￣￣＼|:::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::|＿＿＿ |:::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::|-◎-◎-|:::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::|　.(_　_)　|:::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::| 　　３　 .|:::::::::::::::::::::::::::::::::

クソ悦がこのスレを監視してます。

俺は昔、ヒマラヤの氷の下の世界にいた。
そこには地球の先住民の生き残りが人類を憎みながら暮らしていた。

共食をいしながら．．．

53 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2005/09/06(火) 22:37:39
一時、悦スレが乱立したときはマジうざかった。
今はこのスレにウザイやつらが集まってくるから平和でいいよ。
隔離という意味では良スレだぜ。ここはよ。


54 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：2005/09/06(火) 22:41:54

と、悦司が申しております　ﾌﾟ

来い

455 ：名無しさん＠そうだ選挙に行こう ：2005/09/10(土) 23:39:32
これから何十年も一人で生きるのが辛い
周りの幸せそうな夫婦や家族見てると死にたくなる
万博行きたくても同行する相手もいない
生き恥さらしながら生きるのも嫌になった
両親も年老いてきた
痰が絡んでピーピーいったりしてる
いまだに監視された生活
無能だから低収入も仕方ない
年をとるほど金が無いことが身にしみる
同世代の男はみんな20代の女と結婚する
年上の男はみんな既婚か20代狙い
年下の男からは変なオバサン扱いされる
結婚を匂わされてやられて捨てられての繰り返しに疲れた・・・
これから死ぬまで結婚に恋焦がれながら80になってもきっとなにも変わってなさそう
もう新でもいいか？自分への問いかけを繰り返してもう5年経った
何かしたいことはないかと言われたら結婚
でもいくら努力してもそれだけは叶わない（涙）