トルコ風呂くるね。
これって、ルーブル行ったときはみんなスルーしてた記憶が。
おれはデジカメで撮ったけどね。
アングルって日本ではどうなんだろうな。
345 :
風眠:2005/05/01(日) 02:15:57 ID:IGwXPfY7
>>342-3 無派さん
ミュシャ展に行かれたのですね。うらやましいです。
身辺がザワザワしていて、時間の都合をつけることができず、
とうとう見逃しました。
>「あらゆる輪郭という線に対して、かなり濃い色で縁取りしているなあ。」
オリジナルに近い現物を見られたからの感想ですよね。
ミュシャは細い線で描いているイメージがありますが、
実際には存在感のある描き方なのでしょう。
レポートありがとうございました。
>>344 SKさん
美術の教科書で見たことのある、あの有名な1枚ですね。
ttp://www.ntv.co.jp/louvre/ 肉感的な裸体の女性のモブシーン、日本画の画題には絶対になりえないですね。
横浜まで是非足を運びたい・・・
346 :
風眠:2005/05/01(日) 02:30:38 ID:IGwXPfY7
話題のゴッホ展に行ってきました。
ttp://www.momat.go.jp/Honkan/Gogh/ 雨の平日に行ってみたのですが・・・・長蛇の列に圧倒されました(w
やはり日本人はゴッホが好きなんですね(w
展示作品は、これでもか、という有名作品の列。
また、同時代の画家の参考作品も、モネ、ゴーギャン、ミレー、セザンヌなどの
印象派のいい作品が来ていました。
人ごみを掻き分け、ようやく絵の前に立ち、
その構図、色彩、マティエールの美しさを見ると、
日本人のゴッホ好きの理由がよくよく理解できた気がしました。
量、質、どちらも納得の展示会です。
東京での会期はあと数日ですが、夜8時まで開館している日を選び、
6時以降に入場すれば少しすいていると思います。
蛇足ですが、クレラー=ミュラー美術館収蔵の作品の額のセンスがいいです。
ゴッホの絵がよく引き立つシンプルな額でした(w
風眠さん
ゴッホはやはり混むみたいだね。
オルセーでもゴッホの間だけは異常に混んでたくらいだから、
本場でも人気あるみいたいです。
昔上野に着たときに、前売り買ったのに2時間待ちとかで
3回ぐらい、トライしたけど見れなかったイヤな思い出があります。
アングルは人気はどうなんだろうな。おれは大好きなんだけどね。
ドラクロワとすごく仲が悪かったみたいだね。
神戸にフェルメールが来てるんで、見てみたいです。
映画で出てた、フェルメールの奥さんの絵なのかな。
ボンカレーの会社が開設した美術館が、徳島にあるよ。
タイルに焼き付けられて、永久保存される名画コレクションたるや4,000!
床から天井に至る壁面に展開される「最後の審判」は見事で御座った!!
349 :
無派:2005/05/08(日) 22:46:45 ID:c3pfOC9E
>>345 風眠さん、
スレ主様からのレスをいただけるなんて光栄です。
>>346 >話題のゴッホ展に行ってきました。
ゴッホ展、私も今回は平日に休みを取って観てきました。
作品自体も感動したのですが、今回の展示では個人的に、
ゴッホの生き様についての解説が語られた年表を読んで、勉強になりました。
一般に「変人」「狂気」「孤独」などの評価が先走るゴッホの人間性ですが、
テオという弟とその奥さんに対する気配りや心尽くしに関する解説を読む限り、
「なあんだ、全然いい人じゃん。」って感じでした。
>蛇足ですが、クレラー=ミュラー美術館収蔵の作品の額のセンスがいいです。
>ゴッホの絵がよく引き立つシンプルな額でした(w
額のセンスなんてよく気がつきましたね。私は全く注意が及びませんでした。
確かに額縁ひとつにしても、観る者に与える全体的な印象は変わるのでしょうね。
ありがとうございました。私も次回からは額縁をチェックポイントに加えることにします。
350 :
無派:2005/05/08(日) 22:48:46 ID:c3pfOC9E
ついでにちょっと邪道かも知れませんが、このGWにて前々から気になっていた
伊豆にある「怪しい少年少女博物館」に行ってきましたのでプチレポ。
無理やりまとめると、以下の2点がポイントでしょうか。
1.年代別の風俗(ファッションと流行グッズ)をテーマ毎にノスタルジー大会
当時の流行服を身に纏ったたくさんのマネキン人形の合間に、
力道山、女性週刊誌、プレスリー、モンロー、月光仮面、ゴジラ、東京五輪、
きいちの塗り絵、ビートルズ、だっこちゃん、大阪万博、リカちゃん人形、絵本、
名探偵小説、変身ヒーロー、超合金、アニメ、60年〜80年代アイドル・・・
オモチャ箱をひっくり返した様相。w
2.おどろおどろしいオカルト系グッズをソコハカとなく散りばめ大会
コスプレ衣装に身を包んだたくさんのマネキン人形の合間に、
幽霊、お化け、妖怪、悪魔、呪い、人形、縫いぐるみ、仮面、
こちらは幾分テーマ毎に整然と陳列されているものの・・・
幾ら怖い物でも、一度にたくさん見せられると、却って恐怖感が追いつきませんでした。w
351 :
無派:2005/05/08(日) 22:50:35 ID:c3pfOC9E
ともあれ、一番「怪しさ」を感じたのは、土産物としての「呪いの藁人形」売り場。
売り場の傍らの柱に、ここを訪れた観光客がリアル感溢れる怨念を以って、
「XXXX、死ね。」「YYYY、地獄へ落ちろ。」とか書いて打ち付けた
夥しい数の藁人形を目の当たりにした時。
「やっぱ、生身の人間のやることが一番怖いっす・・・。」
入館料千円(子供半額)を高いとするか安いとするかは意見が分かれそうですが、
子供から大人までを包含するコンテンツの間口の広さは、
家族サービスにもデートスポットとしても有効かと。
静岡県伊東市富戸字街道下1029−64 9:00〜17:00(無休)
R135沿い、黄金仮面と怪人二十面相を足して2で割ったような顔のついた
人形の巨大なオブジェが目印です。尚、前身が「ペンギン博物館」だったらしく、
この怪人、下半身はペンギンのままです。w
ttp://ayashii.pandora.nu/
佐倉の歴史民族博物館いってきやした。
なんだこの広さは・・・・
しょぼい博物館ばかりいっていたので度肝を抜かれましたぜ
ベルリンの至宝展
まーどれもこれも他にあるようなもんばっかで・・
特別行って良かったとは思えない。
ラ・トゥール展行って来ました。
土曜の午後とはいえ、凄い人。
何故に、こんなに???
でしたが、希少な画家ということで人が集まったのかな。
マグダラでしたが、腹が出てた・・・これはもしや??
あんまり美術を見に行かないオレですが、
江東区の近代美術館のルオーがたまらんよかった。
静謐というんでしょうか、静謐なんて言葉、生きてて始めてつかったけど。
見終わって、なんか教会で礼拝してきたような、
キリスト教体験のような・・・また行く。
だれか女の子とイキタイヨー! イコーヨー!
見終わったら深川歩こうヨー!
357 :
風眠:2005/06/06(月) 01:21:23 ID:yTd+J45+
亀レスごめんなさい(大汗
たくさんの書き込みで感動してます。
>>347 SKさん
>昔上野に着たときに、前売り買ったのに2時間待ちとかで
>3回ぐらい、トライしたけど見れなかったイヤな思い出があります。
大昔にMOMAの展覧会で同じように長蛇の列には並んでみたけれど
諦めて帰ってしまったことがあります。
以来、なるたけわざわざ有休を取ってでも、観たいものは混まない時間に
観にいくようにしてますが、なかなか状況は許しませんね(苦笑
>神戸にフェルメールが来てるんで、見てみたいです。
これでしょうか?私も是非観たい一枚です。
間もなく東京にもやってくるくるのでしょうか???
ttp://www.nikkei-events.jp/dresden/
358 :
風眠:2005/06/06(月) 01:21:48 ID:yTd+J45+
>>348 織田ゴム長さん
おもしろい取り組みの美術館ですね。
オリジナルを収蔵することでなく、名画を陶板に焼付け、公開するというのは
興味深いコンセプトだと思います。
ttp://www.o-museum.or.jp/japanese/index.html >>349-351 無派さん
私はスレ建て人ではありますが、スレマスだとは思っていないんですよ(苦笑
アートに興味のある方が、気軽に情報を提供しあう、そんな雰囲気が好きです。
そんな訳で、落ちない程度にしか保守、書き込みしていない薄情者でゴメンナサイ。
無派さんが興味をお持ちの展覧会などの情報があれば、また是非提供してくださいね。
> 「やっぱ、生身の人間のやることが一番怖いっす・・・。」
全くおっしゃる通り(w
でも、わら人形を形代に日ごろの鬱憤を晴らすのはある意味健康的なのかもと
思うこのごろは、なにやら世間が不穏な空気に包まれている証左でせうか????
359 :
風眠:2005/06/06(月) 01:22:17 ID:yTd+J45+
360 :
風眠:2005/06/06(月) 01:22:41 ID:yTd+J45+
>>356 東京都現代美術館での展覧会でしょうか?
ttp://www.nhk-p.co.jp/tenran/rouault/ ルオーの絵画は観たことがありません。
まだ会期もありますので、行ってみようかしらと思いました。
東京都現代美術館は建物とそのたたずまいもなかなか洒落ていて好きです。
>だれか女の子とイキタイヨー! イコーヨー!
>見終わったら深川歩こうヨー!
願いは叶いましたか?(w
そういえば、かなり昔に初対面の男性達数人と、女性の友人とで
国立西洋美術館に行ったことがあります。
彼らはあまり美術には関心がない方々だったようですが、
私たちに一所懸命つきあってくださったのです。
で、「どんなのがお好きですか?」と聞いてみましたら、
とある一枚を挙げられましたが、残念ながら私とは趣味が全くあわなかったようです。
・・・・・まぁつまり、
>>356さんガンガレ!!
361 :
風眠:2005/06/06(月) 01:23:13 ID:yTd+J45+
さて、先に述べたラ・トゥール展ですが、会期終了間際になんとかすべり込むように
観にいくことができて心底ほっと致しました。
現存する作品数が非常に少なく、(現在確認されているのが40点ほど)
各所に散らばっている作品の半分が東京に集結する機会など今後もうないかもしれません。
また、少女の頃に画集で観た強烈な印象が薄れることなく、このトシになるまで
「一度は本物を観たい画家」と心に念じ続けていた画家だったので、
感激はひとしおでした。
まさに、どこかのブログで書かれていたコメントを借りれば、「たった一枚でごはん三杯はイケル」
大満足の展覧会でした。
もちろん、代表的な作品の「マグダラのマリア」や「聖ヨセフの夢」などのろうそくの明かりに
照らされた夜の光景を描いたものはもちろん、辻音楽士を描いたシリーズなども素晴らしかったです。
ベラスケスやレンブラントとほぼ同じ時代を生きた人であったとされますが、
当時の大方の画題は「キリスト教」「貴族の肖像画」であったにも関わらず、
「蚤をとるオンナ」やら「イカサマ師」やら少々風変わりなものを描いていたところに、
「偏屈」さの片鱗を伺い見るような気がしました。
362 :
風眠:2005/06/06(月) 01:23:45 ID:yTd+J45+
そして、それらの人々の生々しい表情が印象的です。
酒に酔っているような赤ら顔、手を組み、喧嘩をとめようとする老女の狼狽、
同時代の画家が決して描くことはなかったものがリアルに描かれています。
宗教画にしても、聖母マリアではなく、マグダラのマリアを描くというのは
少々変わった画題だとも思いますし、当時は自由な先進性を売りにしていたのかもしれませんね。
それにしても、今回これだけの作品数を集めて展示した国立西洋美術館のキュレーターの方々の
苦労をしのび、心からの感謝を捧げたいと思います。
ところで、「現存数の少ない」「風変わり」な画家といえば、フェルメールも双璧を成すかと思います。
今回のラ・トゥール展のように一度にフェルメールの作品を見ることができるといいですねぇ・・・
多分難しいとは思いますけど・・・・(タメイキ
363 :
356:2005/06/06(月) 07:25:28 ID:s3Css4nk
>>風眠さん
そうです。そのリンク先の東京都現代美術館での展覧会です。
でも普段も出光の美術館にあるって言うから、東京にあるんでしょうね。
願いはかけらも叶ってません!
現代美術館はたしかに建物や、隣の公園とかイイんですよ。
僕が行ったときは、ロビーにパフォーマーが居て、すごく楽しかった。
全身金色の竹馬フランス人がアメンボのように闊歩してた。
見終わったらバスで東京駅に向かう途中、深川八幡宮のあたりで降りると
なかなかいい界隈でした。美術館てあんまり行かなかったけど、
おもしろかった。
兵庫県立美術館の「ギュスターヴ・モロー展」に行って来ました。
大原所蔵の「雅歌」に惚れてるもので。
大阪と違い、神戸は空が広くて建物に入る前から実に気持ち良い。
兵県美も天井が高いから圧迫感が無くて観やすかった。ただ、吹き抜け空間が広く館内通路の細さには正直、疑問符。
高所恐怖症の人にはキツイかも。
モローは、「目に見えないものを信じる」と言ってたらしいが、彼の目に当時の世界はどう映ってたんだろう?
同行のツレは、「末弥純っぽい」と言っていた。…判らんでもないが、実に寂しい評価だった。
風眠さん
今度来るフェルメールはドレスデンのです。
この絵は、ドイツの王子がレンブラントと思って買ったそう・・・・
いくらなんでも、乱暴な買い方なことで。
結果的には大ラッキーなわけですが。
期間長いし、それほど宣伝売ってないんで混むことはないでしょう。
他にもいいのが来るんで、行ってみるつもりです。
ドレスデンはホテルが高いし、多分行くことは無いと思うので。
そばのマイセンとかは行ってみたいけどね。
366 :
風眠:2005/06/21(火) 16:14:27 ID:c5uQ4DYm
>>364さん
モローの雅歌・・・流し目がたまらないですね。ゾクゾクする色香が漂います。
ttp://www.ohara.or.jp/200505/jp/1_web/1/exh/028.html 大原美術館はいいものを所蔵してますよねぇ・・・・
>末弥純っぽい
グインサーガですよね?好きですよ、あの扉絵。幻想的で美しくてイイ!
角川の某SFシリーズの生頼サンの扉も穴のあくほど眺めたもんです。
画面が小さいのが哀しかったですねぇ(w
>>365 SKさん
>この絵は、ドイツの王子がレンブラントと思って買ったそう・・・・
レンブラントとフェルメールって似てますか・・・・????
と、手持ちの資料をいろいろ見比べてしまいました(w
本物と信じて大枚をはたいた挙句に贋作をつかまされるというのが
普通の話かと思いますので、ある意味とてもラッキーな王子サマだったのですね。
こういうラッキーな王子サマならオーロラ姫でも白雪姫でも生き返らせることができるのかも(ww
ドレスデン、マイセン・・・・いろいろ行ってみたいですねぇ・・・(ウットリ
367 :
364です:2005/06/27(月) 19:59:56 ID:S2sptHdO
京都駅ビル内京都伊勢丹の美術館「えき」に行って来ました。
『ミヒャエル・ゾーヴァ展』。
アクリル絵具を駆使して小さいキャンバスに細かく描くその筆致に驚嘆。
画集や絵本はあるものの、展覧会の図録がなくてガッカリ。
何とか絵葉書で取り繕っても、好きな絵が2点もなく、更に落胆。
自宅で楽しめないじゃないか! 絵葉書では細部が潰れて分からんぞ!
なんともはや、片手どころか両手落ちでした。
風眠サンへ
ホンマに「雅歌」は最高です。大原はドラクロアの方が有名ですが、私の記憶の片隅にもなし。
末弥純は確かに大きな画面で見たい作品ですね。オーライさんも。
天野は小さくてもいいか・・・。
いいなぁ…。日曜美術館で知ってすごい行きたかったよ、ゾーヴァ展。
関東でもやらないかなぁ。
>>366 風眠さん
フェルメールとレンブラントは全く違うと思うんだけど、当時の美術の鑑定レベル
なんてそんなもんか?という話です。
フェルメール自体未だに、枚数がはっきりしてないくらいだからね。
30数枚、数枚というファジーな言い方してるから。
ゴッホ展行って来ました。
予想通りものすごい人。久々に人大杉を体験。
前々じっくりみれんかった。
ただ今回は、初めて見るのばかりで、なかなか楽しめたけどね。
ゴッホの絵は髪が黄色いのがあったり、肌が緑のがあったりだけど不思議と
違和感が無いのはさすがというとこかな。
当時の人には過激すぎたのかもしれないけど。
晩年は色彩が豊かなだけで、初期の絵も後期に負けずに強かった。
マネ、セザンヌ、ミレー、gゴーギャンも数枚来てました。
フィリップスが来るね。
ヒルズということで夜中の10時ぐらいまでやってるのが非常に珍しい。
金券ショップでチケ売ってるんで、機会あれば行く予定。
9月までだそう。
371 :
風眠:2005/07/15(金) 23:35:54 ID:kzaJ4ABA
ここ数日は涼しかったのですが、今日は蒸し暑いですね(;´Д`)
>SKさん
フィリップスコレクションですね?なかなかの逸品揃いの様子です。
夜10時までってのがありがたいですね。
ほかの美術館ももっと遅くまで開館してくれないかなぁ・・・・
さて、先日ようやく横浜美術館まで行って参りました。
ルーブル美術館展です。会期終わり近くということで予想はしていたのですが・・・・
いや、すごい混雑ぶりに驚きました。
国立近代美術館のゴッホも混んでいたのですけど、こちらも負けてない・・・・
ようやくの思いで上半分だけ観たという感じでした(w
まずはアングルの「泉」のお出迎えを受け、その象牙のような肌の輝きの美しさにため息。
そして歩みを進めて、ダヴィッドの名作「マラーの死」の前でしばし佇みました。
歴史の教科書でもおなじみのこの絵や、ナポレオンが描かせた絵画など、
絵画の果たしたプロパガンダの役割の重要性をつくづくと感じさせます。
ところで、この展覧会に展示されている絵の、女性達の服装に目をとめられた方はいらっしゃったでしょうか?
今年、巷で女性が羽織っている、胸の下で切り替えがあるブラウスとよく似たドレスが多かったのです。
いわゆる「エンパイアスタイル」と呼ばれるこのデザインは、ちょうどナポレオンの時代、
彼の奥様であるジョゼフィーヌが流行らせたと言われています。
それゆえに、「エンパイア(帝政)スタイル」と呼ばれている訳です。
ルーブル展が開催された今年、そのエンパイアスタイルが流行していたというのも
ちょっと面白いなぁと思ったのでした。
372 :
風眠:2005/07/15(金) 23:55:33 ID:kzaJ4ABA
駆け足気味にルーブル美術館展を後にし、次に上野・国立西洋美術館の「ドレスデン国立美術館展」
を回ってきました。
展示会自体はあまり混雑していませんでしたが、やはり圧巻のローズカットの大粒ダイヤや
真珠などを用いた装身具の前には大きなひとだかりができていました。
私自身はその隣の宮廷服の刺繍の細かさや、タイツ(伝線つき)がおもしろくて張り付くようにみてしまいました。
(ちょっとカワリモノという視線を浴びた気が・・・・)
中世からヨーロッパの男性が用いていた白タイツにずっと興味があったのです(w
考えていた以上に精巧なニットでした。もちろんシームラインが入り、後ろではぎあわせるものでした。
そのほか、刀剣やらコンパス、カラス口などの文具、狩猟道具などおもしろい
展示がいっぱいあります。モノフェチの方は是非ご覧ください。
373 :
風眠:2005/07/16(土) 00:01:06 ID:kzaJ4ABA
絵画の部門では何よりもフェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」ですね。
全体の展示の流れを無視するかのようにでーん!と飾られているのも王者の風格です(w
絵画はいかにもドイツらしく、徹底的に細部を描きこんだ風景画や
残酷なまでに皺を表現した老女の肖像など、写実マンセー的なものが多いです。
あとは、柿右衛門の赤絵の大壷などもみごたえがあります。
世の中の喧騒に疲れたときには休憩代わりにいい美術展という雰囲気でした(w
フェルメールの絵を追っかけるツアーがあるのを発見しました。
9月の末にもかかわらず、75マソとわ・・・・
最近さびしいので保守レス!
375 :
大人の名無しさん:2005/08/17(水) 21:24:24 ID:A04iR9MS
<雑記帳>透明の防護盾 ニューヨーク近代美術館で展示
◇富山県高岡市の安全用品企画販売会社「ナンワ」が開発した透明の防護盾が、
米国のニューヨーク近代美術館で10月から展示される。
◇10年前に発売し、国内で約5000個を売ったヒット商品。
02年のサッカー日韓W杯でもフーリガン対策で登場し、注目された。
◇曲面の造形美が評価され、「安全―リスクと戦うデザイン」がテーマの企画展に。
テロの不安が広がる中、「見通しのよい世界を」との声も。
芸術の秋到来!
377 :
風眠:2005/09/23(金) 23:38:20 ID:y/8WyhN9
随分おひさしぶりになってしまいました。
保守してくださった方々、ありがとうございました。
暑い夏もようやく過ぎ去ってくれる気配ですが、みなさまには素敵な芸術の秋が訪れていますか?
私はとんとご無沙汰です・・・・(w
ところで、またテキサスに大きなハリケーンが近づきつつあるようです。
大きな被害にならないことを祈っています。
今日、関連するニュースの中で、1900年に同じテキサス、ガルヴェストンを襲ったハリケーンを
紹介するくだりがありました。
浜辺に、そのハリケーンを忘れないようにと置かれた銅像があるのです。
胸を打たれました。
水に浸かり、流されないように必死で何かに掴まり、
助けを求めようと虚空に向けられた掌・・・・
自然の脅威と人間の小ささとを一瞬にして伝えきるものです。
アートの果たす役割を痛感したTVでの1ショットでした。
数ヶ月も前だけど、愛・地球博でユカギル・マンモス観てきたよ。
エジプト館ではロゼッタ・ストーン、ツタンカーメン王の棺・マスクのレプリカを、
イタリア館で観た踊るサティロス像が良かったです。
アフリカ館ではイブの化石も展示されてたけど観れなくて残念。
ミラノ展というのはどんなんだろか。
展示内容としてはいささか名前負けしてるみたいだが・・・
千葉というのも微妙・・・
ルーブル展は結局行けなかった。
パリで見たのばかりだし、冬にでも再びパリには行くかもなもんで
敬遠してしまった。
浮世絵展見てきた。
江戸百景はいいなぁ。
ミラノ展行ってきた。
場所がよく分からず、右往左往。
役所の上の階とは驚いたわ。
休日なのにガラガラ。これは喜んでいいのか微妙。
メインのダヴィンチの素描だけど、予想より小さくはかなく繊細。
天才の筆の息吹はかすかですが、感じられました。
それよりも館内に入った瞬間ヨーロッパを感じてしまった。
今年もヨーロッパはムリだな、と残念です。
次は神戸のフェルメールかダビッドあたりか。
383 :
大人の名無しさん:2005/11/21(月) 00:11:32 ID:rj58hLkd
今日、埼玉県立博物館の歓喜院聖天堂の建築彫刻展はヒットだった。聖天堂の
一部だった彫刻群が修復のためはずされ、作業前の一時を博物館で
展示したわけだが、リアルな迫力に打ちのめされた・・・
日本の江戸期彫刻って凄いんだな・・・
通常展示でも
国宝の日本刀や巨大な板碑群・・・県立博物館と侮って悪かった
ただミュージアムショップにもう一工夫欲しい
384 :
保守:2005/12/08(木) 22:06:21 ID:0x1b/wYG
おまいら・・・芸術は爆発なのだワン♪
ふぇらぁりミュージアム位しか行った事有りませんが(^-^;)
385 :
大人の名無しさん:2005/12/14(水) 00:03:53 ID:g4TieXjQ
上野で開催中のガンダム展「来るべき未来のために」へ行ってきた。
http://www.gundam-exhibition.jp/ まぁ普通に現代美術展としてモチーフをガンダムに求めたもの、で見れるのだが・・・
特に絵画、写真においてはジオン側をモチーフにした作品が多いのはなぜかなぁ?
圧巻は巨大セイラさん。台座に鏡がありお腹を見ることが出来る。
お腹の中にある椅子は誰が座る椅子なのだろうか?
東京展の目玉、富野御大の作品は・・・なんか適当な感じがする。
これのみ撮影可。場所も出口を出た後、表からも見れるところにある。
一時期は会場限定ガンプラ目当てに混み合ったらしいですが、今は落ち着いているようです。
ガンプラも在庫豊富。
なお平日はニタ研体験はやってません。
386 :
385:2005/12/14(水) 00:21:16 ID:g4TieXjQ
387 :
大人の名無しさん:2006/01/15(日) 23:13:28 ID:ZwS8c+0+
最近は何かいい催しはないですかねぇ?
カメレスですが
>>386 ギエム行かれたのですね、う、羨ましい・・
バレエのために上京できないので・・
と言っても、観たいバレエをマメに行くには、東京にいてもチトきついが(w
390 :
風眠:2006/02/18(土) 10:06:27 ID:rjZNW+mg
>風眠さん
バルラッハ展始まりますよね、東京でも
http://www.asahi.com/event/TKY200601250258.html で、確かケーテコルヴィッツも・・・
こあたりの30年代に「退廃芸術」とナチスに排斥された人たちに
興味があったので
というか、
友人とのやり取りで
前世紀、近代の民主主義の行き着く先がファシズムであったのなら
民主主義を検証する手段はこの時期にあるのではないかという流れになって
ベンヤミンやフーコーまで読む(読めないが・・)羽目に
まぁ、煽られて墓穴を掘るのはたびたびですが、この性格なんとかしたい(泣笑
どちらも行けないので、日曜美術館で特集してくれないかなぁ・・
うわ〜〜
すまんことです。あげてしまったぁ、御免なさい。
393 :
風眠:
ギルーさま おひさしぶりでございます。
>すまんことです。あげてしまったぁ、御免なさい。
いやいや たまには上がったほうがよかでしょ。
いつ沈没するのかとヒヤヒヤしてますよ(笑
バルラッハ展の情報ありがとうございました。
初めて聞くお名前でしたが、貼っていただいたリンクに飛んですごーく惹かれました。
ぜひ行ってみたいです。
見たいものは本当にいろいろありますが、最近は全然機会がありません。。。。残念。